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【阪南市】で仲介手数料無料で家を買う方法|相場・エリア・交通を公的データで解説

大阪

大阪府阪南市 専門 エリアガイド

阪南市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

700万円の物件なら 29万7,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている阪南市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

阪南市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
阪南市の人口
48,82824,118世帯/令和8年8月末日現在(阪南市 町・字別人口・世帯数/PDF読み取りのため確度は中)
住宅地 公示価格
3.66万円/㎡前年比 −0.7%/18地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
104国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/うち戸建102件
買主様の仲介手数料
0700万円なら29万7,000円の削減

尾崎町・黒田・下出・石田・自然田・貝掛・鳥取・鳥取三井/箱作・箱の浦・舞・桃の木台・緑ヶ丘・光陽台・さつき台/山中渓・桑畑 ほか

阪南市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている阪南市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。阪南市の戸建の成約中央値は690万円(直近4四半期・102件・国土交通省 成約価格情報)。この価格帯なら、仲介手数料の上限額との差は1件あたり29万〜46万円になります。物件価格が低い市ほど、手数料が価格に占める割合は大きくなります。

  • 阪南市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均36,606円(18地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比−0.7%。本シリーズで集計した大阪府下24市のなかで、平均価格がいちばん低く、下落率もいちばん大きい市です(当方算出)。
  • 市内で最も高い標準地(黒田120番5外・56,500円/㎡)と最も安い標準地(桑畑319番1・10,900円/㎡)の差は5.2倍「阪南市の相場」という一つの数字では実態をつかめません。
  • 都市計画区域 約3,617haのうち約2,423ha(約67.0%)が市街化調整区域(平成28年3月30日 大阪府告示第520号・第7回線引き見直し時点)。市街化区域は約1,194ha(約33.0%)です。
  • 用途地域の32.7%(390ha)が第一種低層住居専用地域。建ぺい40〜50%・容積80〜100%・高さ10m・外壁後退1〜1.5mという低層規制がかかり、商業地域の指定はありません

01阪南市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

阪南市の価格帯で、いくら得になるか

阪南市の住宅地は1㎡あたり平均36,606円(18地点の単純平均)。市内の標準地は最高56,500円/㎡(黒田120番5外)から最低10,900円/㎡(桑畑319番1)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が5.2倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
500万円23万1,000円0円▲23万1,000円
700万円29万7,000円0円▲29万7,000円
1,000万円39万6,000円0円▲39万6,000円
1,500万円56万1,000円0円▲56万1,000円
2,000万円72万6,000円0円▲72万6,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。

阪南市の成約価格帯だと、いくら変わるか

直近4四半期の成約は104件、うち戸建が102件で成約中央値は690万円(平均土地面積212㎡・平均築1987年)。690万円なら仲介手数料の上限額は29万3,700円です。駅別に見ると尾崎駅の中央値は1,200万円で46万2,000円、町丁目別では石田が2,000万円で72万6,000円、桃の木台が1,800万円で66万円。一方で舞の中央値385万円のような価格帯もあり、物件価格に対する仲介手数料の比率がいちばん重くなるのは、実は安い物件のほうです。400万円の物件でも手数料の上限は19万8,000円前後、価格の約5%に達します。

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

02数字で見る阪南市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて阪南市・大阪府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 令和7年国勢調査で見る

阪南市については、令和7年国勢調査の結果を市の統計ページで確認できていません(未取得)。市は大正9年から令和2年までの国勢調査人口の推移をPDFで公表していますが、各回の具体値は本ページ作成時点で取得できていないため、ここでは掲載していません。代わりに住民基本台帳の数値を掲載します。令和8年8月末日現在で48,828人・24,118世帯(男23,275人/女25,553人)。ただしこの数値は市が公開する町・字別PDFからの読み取りで、同じ月の地区別PDFとの整合が取れなかったため確度は「中」です。正確な人口は市の統計ページで最新のPDFをご確認ください。なお阪南市は、市自身が都市計画マスタープラン(令和5年3月)で「令和17(2035)年の人口を43,000人と想定」と記しています。48,828人に対して約12%少ない数字です。これは目標人口ではなく、計画の前提として置かれた想定値である点に注意してください。市が自ら人口減少を織り込んで都市計画を立てている、という事実として読むのが正確です。

項目備考
住民基本台帳人口48,828人(男23,275/女25,553)令和8年8月末日現在・PDF読み取りのため確度は中
世帯数24,118世帯同上
1世帯あたり人員約2.02人48,828人÷24,118世帯で当方が算出
市が想定する将来人口令和17(2035)年 43,000人都市計画マスタープランの想定値。目標人口ではない
令和7年国勢調査市の統計ページに掲載を確認できていません(未取得)
市域面積36.13km²東西8.5km/南北6.8km
海抜最高461.9m/最低0.0m和泉山脈と大阪湾に挟まれた地形
人口密度約1,351人/km²48,828人÷36.13km²で当方が算出(市の公表値ではない)
地区構成尾崎地区・西鳥取地区・下荘地区・東鳥取地区の4地区市の地区別人口PDFによる
市制施行平成3(1991)年10月日付は市公式に記載を確認できていません

市街化区域と市街化調整区域

阪南市は都市計画区域 約3,617haのうち、約2,423ha(約67.0%)が市街化調整区域です。市街化区域は約1,194ha(約33.0%)しかありません(平成28年3月30日 大阪府告示第520号・第7回線引き見直し時点)。大阪府下でも市街化調整区域の比率が高い市はいくつかあり、河内長野市85.7%、和泉市69.3%、箕面市58.1%といった市が並びますが、阪南市の約67.0%はそのグループに入ります。市域のおよそ3分の2は、原則として建築を目的とした開発ができない区域だということです。ただし阪南市の場合、これは「開発が止まっている市」という意味ではありません。市街化区域は昭和48年3月19日の統合時点で約748haでしたが、7回の線引き見直しを経て約1,194haまで、およそ450ha拡大しています。いま阪南市の住宅地の多くは、この拡大した市街化区域のなかにあります。

区分面積構成比
市街化区域1,194 ha33.0%
市街化調整区域2,423 ha67.0%
合計(都市計画区域)3,617 ha100.0%

阪南市の用途地域で最大なのは第一種低層住居専用地域で、市街化区域の32.7%(390ha)を占めます。住居系(第一種・第二種低層住居専用、第一種・第二種中高層住居専用、第一種・第二種住居)を合計すると1,061.3ha=市街化区域の約88.9%になります(当方算出)。いっぽう商業地域の指定はゼロ、近隣商業地域も35ha(2.9%)しかありません。つまり阪南市の市街化区域は、ほぼ全面が「住むための区域」として設計されている市です。第一種低層住居専用地域には高さ10mの制限と、1〜1.5mの外壁後退がかかります。3階建ての建売やペンシルハウスが成立しにくく、敷地にもある程度の広さが要るということです。実際、直近4四半期の戸建成約の平均土地面積は212㎡(約64坪)で、大阪市内の戸建(おおむね50〜70㎡台)とはまったく違う土地の使われ方をしています。上位5種のほかは、近隣商業地域35.0ha(2.9%)・第二種中高層住居専用地域22.0ha(1.8%)・第二種低層住居専用地域5.3ha(0.4%)。商業地域・工業地域・工業専用地域の指定はありません。

用途地域面積市街化区域に占める割合
第一種低層住居専用地域390.0 ha32.7%
第一種中高層住居専用地域255.0 ha21.4%
第一種住居地域240.0 ha20.1%
第二種住居地域149.0 ha12.5%
準工業地域98.0 ha8.2%

※阪南市「都市計画の決定・変更」。区域区分・用途地域の面積は平成28年3月30日 大阪府告示第520号(第7回線引き見直し)時点の値です。用途地域の合計1,194haは市街化区域の面積と一致しています。なお市域面積36.13km²=3,613haと都市計画区域 約3,617haには約4haの差がありますが、その理由を説明した公式資料は確認できていません。

地価公示 ― 18地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、阪南市の住宅地の標準地は18地点。 単純平均は1㎡あたり36,606円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は−0.7%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
阪南-8黒田120番5外56,500+0.9%
阪南-17黒田430番3153,900+0.4%
阪南-16尾崎町1丁目583番49,400+0.2%
阪南-18黒田621番548,000+0.2%
阪南-5尾崎町5丁目216番2344,200+0.0%
(中略・全18地点)
阪南-7桑畑319番110,900−1.8%
阪南-14舞4丁目1573番17123,500−1.7%
阪南-11山中渓229番24,500−1.6%
阪南-10箱作2874番13226,500−1.5%
阪南-1貝掛1181番527,400−0.4%

※変動率は前年(令和7年)の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値です。 前年に同一番号が無い地点(新規選定等)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ阪南市内で、住宅地の地価は5.2倍ちがいます

最も高いのは黒田120番5外の1㎡あたり56,500円(+0.9%)。最も安いのは桑畑319番1の10,900円(−1.8%)。その差は5.2倍です。「阪南市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

阪南市は大阪府内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある大阪府内の69市区町村のうち、 阪南市の住宅地の平均価格は65位大阪市24区と堺市7区を除いた「市」だけで見ると、38市のなかで第35位です。

区分阪南市の位置母数
住宅地の平均価格(府内・区を含む)65位69市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)35位38市
前年比の変動率(府内・区を含む)65位69市区町村
前年比の変動率(市のみ)35位38市

※国土交通省の鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)から当方が全地点の価格を集計して算出した自算値です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

阪南市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地18地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で5.2倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

03阪南市で、実際はいくらで成約しているか

ここまでの地価公示は、国土交通省が毎年1月1日時点で評価した「土地の価格」です。 実際に人が家を買ったときの値段ではありません。
この章では、公益社団法人 近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)が公表している「実際に成約報告された取引」の集計を掲載します。 不動産会社が売買を成立させたときにレインズへ報告した実績で、「このエリアで、実際にいくらで売れたか」を示す数字です。

中古マンションの成約(大阪府南部・2026年8月度)

項目大阪府南部前年同月比近畿圏
成約件数64件+48.8%1,374件
成約価格1,402万円+24.8%3,087万円
成約㎡単価18.99万円/㎡+15.6%45.33万円/㎡
専有面積73.82㎡+8.0%68.10㎡
築年数32年4か月29年10か月

大阪府南部の範囲:高石市・河内長野市・松原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・大阪狭山市・南河内郡・岸和田市・泉大津市・貝塚市・泉佐野市・和泉市・泉南市・阪南市・泉北郡・泉南郡

出典:公益社団法人近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)/マンスリーレポート No.165 2026年9月号。2026年8月度の集計

阪南市で、実際に成約した物件(町丁目まで公表されています)

国土交通省「不動産情報ライブラリ」が公表する成約価格情報。宅地建物取引業者が指定流通機構(レインズ)へ成約報告した実際の取引価格を、個人が特定されないよう町丁目までの表示・価格と面積を丸めた形で公表しているものです。
下の数字は2025年第2四半期〜2026年第1四半期(直近4四半期)に阪南市内で成約した104件を集計したものです。 レインズの地域別平均と違い、町丁目まで分かるのがこのデータの強みです。

種別件数成約価格の中央値平均面積平均築年
戸建(土地と建物)102件690万円212㎡1987年

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格(取引価格・成約価格)情報取得API(2026年9月21日時点)。中央値は当社で算出。

成約事例と、そのとき本来かかっていた仲介手数料

下表は阪南市で実際に成約した物件のうち、価格が中央値に近い=そのエリアの典型例を抜き出したものです。 いちばん右の2列が要点で、同じ物件を家タダで買っていれば、仲介手数料の欄の金額がまるごと手元に残ります。

種別所在(町丁目)最寄駅成約価格面積間取り築年成約時期仲介手数料の上限家タダなら
戸建自然田和泉鳥取 徒歩20分680万円土地100/建物90㎡4LDK1990年2025年10〜12月29万400円0円
戸建尾崎町尾崎 徒歩10分680万円土地645/建物210㎡2025年4〜6月29万400円0円
戸建光陽台鳥取ノ荘 徒歩25分700万円土地160/建物115㎡5LDK1981年2026年1〜3月29万7,000円0円
戸建箱の浦箱作 徒歩25分640万円土地385/建物120㎡1972年2025年7〜9月27万7,200円0円

※仲介手数料は宅地建物取引業法の報酬額上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。※価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。※戸建の面積は「土地面積/建物面積」です。

阪南市の町丁目別 成約価格(中央値)

同じ阪南市内でも、町丁目が変わると成約価格は大きく変わります。件数が3件以上あった町丁目を、件数の多い順に並べました。

町丁目件数成約価格の中央値平均面積
箱作18件530万円231㎡
16件385万円165㎡
箱の浦9件500万円213㎡
自然田8件590万円298㎡
下出7件800万円134㎡
桃の木台6件1,800万円227㎡
緑ヶ丘6件700万円228㎡
石田5件2,000万円179㎡

同じ阪南市内で、町丁目が変わると成約価格は5.2倍ちがいます

上表で最も高いのは石田(5件・中央値2,000万円)、最も低いのは舞(16件・中央値385万円)その差は5.2倍です。
「阪南市の相場」というひとつの数字で物件を判断すると、この差が見えません。検討中の物件がどの町丁目にあるのか、その町丁目の成約水準はいくらなのか——ここまで見て初めて「この価格は妥当か」が判断できます。家タダでは、物件URLをお送りいただければその物件の町丁目の成約事例と照らして妥当性を無料で診断します。

阪南市は「どの駅か」で価格が変わる

同じ阪南市内でも、最寄駅が変わると成約価格の中央値は大きく動きます。成約が3件以上あった駅を、件数の多い順に並べました。

最寄駅成約件数成約価格の中央値平均徒歩
鳥取ノ荘駅29件590万円徒歩16分
箱作駅29件590万円徒歩18分
和泉鳥取駅26件780万円徒歩18分
尾崎駅16件1,200万円徒歩14分
淡輪駅4件330万円徒歩21分

※国土交通省の成約価格情報に記録された最寄駅名・徒歩分にもとづく集計です。徒歩分は各駅の平均値。件数が3件未満の駅は除いています。

最も高い駅と最も安い駅で3.6倍の差

尾崎駅が中央値1,200万円で最も高く、淡輪駅が330万円で最も低い。その差は3.6倍です。「阪南市の相場」とひとくくりにせず、どの駅を使う物件かで見る必要があります。

阪南市の買主が、この1年で払った仲介手数料の試算

阪南市では直近4四半期に104件が成約しています。種別ごとの成約価格の中央値に宅建業法の報酬額上限をあてはめると、買主側が支払った仲介手数料の合計は、およそ0.30億円という計算になります。
この全部が、家タダで買えば0円だった金額です。

※あくまで試算です。中央値=全件の代表値とみなし、全件が報酬額の上限で取引されたと仮定しています。実際には上限より低い手数料の取引や、売主が宅建業者で買主側に手数料が発生しない取引も含まれます。金額の大きさより「1件あたり100万円前後が動いている」という規模感の目安としてご覧ください。

※件数の少ない町丁目は、中央値が1〜2件の特殊な取引に引っ張られます。必ず件数の列と併せてご覧ください。

この成約価格なら、仲介手数料はいくらかかるか

大阪府南部の中古マンションの平均成約価格は1,402万円。 この価格で買うと、仲介手数料は上限で52万8,660円かかります。家タダならこれが0円です。
下表は、実際の成約価格帯に宅建業法の報酬額上限(税込)をあてはめたものです。

成約価格仲介手数料の上限(税込)家タダの場合差額
800万円33万円0円33万円 の削減
1,100万円42万9,000円0円42万9,000円 の削減
1,400万円52万8,000円0円52万8,000円 の削減
1,700万円62万7,000円0円62万7,000円 の削減
2,100万円75万9,000円0円75万9,000円 の削減

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。実際の手数料額は物件・媒介形態により異なります。

いまの市況(2026年8月度・近畿圏)

  • 中古マンション:成約件数は7ヶ月連続で減少。成約㎡単価は7ヶ月ぶりに下落
  • 中古戸建住宅:成約件数は2ヶ月連続で増加。在庫件数は50ヶ月連続で増加

買う側から見ると、いまは交渉余地が出てきている局面です

近畿圏の中古マンションは成約件数が7か月連続で減少し、成約㎡単価も7か月ぶりに下落しました。 件数が落ちて単価も下がるのは、売り手が強気の価格を維持できなくなってきているサインです。
一方で中古戸建は成約件数が2か月連続で増加しており、マンションと戸建で需給の向きが逆になっています。
買う人にとっての意味:売り出し価格がそのまま通る局面ではないということです。 成約データを根拠に指値を入れる余地があります。家タダでは、レインズの成約事例をお見せしたうえで、 価格交渉まで無料で代行します。仲介手数料0円と価格交渉は別の話で、両方やって初めて手取りの差が出ます。

この数字の読み方(必ずお読みください)

・これは近畿レインズが公表している地域全体の集計値であり、家タダ(株式会社MILLIONS)自身の成約実績ではありません。

・レインズの定義では「成約物件 = 当月に成約報告されたもの」です。成約報告があったものの集計であり、市場のすべての取引を網羅したものではありません。

・平均値なので、同じ地域でも駅距離・築年数・面積・階数によって実際の成約価格は大きく上下します。 ご検討中の物件が相場に対して妥当かどうかは、物件URLをお送りいただければ個別にお調べします(無料)。

04阪南市の特徴 ― 府下24市でいちばん地価が低い市を、構造として読む

先に、いちばん都合の悪い数字から書きます。 令和8年地価公示で、阪南市の住宅地は1㎡あたり平均36,606円、前年比−0.7%。 本シリーズで集計した大阪府下24市のなかで、平均価格がいちばん低く、下落率もいちばん大きいのが阪南市です。 国土交通省の鑑定評価書情報から当方が全地点を集計した自算値ですが、 府内の住宅地の標準地が3地点以上ある69市区町村で見ても65位、 大阪市24区と堺市7区を除いた市だけで見ても38市中35位です。

この事実を、隠すつもりも、大げさに嘆くつもりもありません。 不動産の価格は「その街が良いか悪いか」の点数ではなく、 土地の供給量・人口の見通し・法規制・災害リスクといった条件の合成です。 阪南市の場合、その条件はすべて公的資料から確認できます。 以下、4つの構造として整理します。

構造1:市域の約67%が市街化調整区域。宅地にできる土地が最初から限られている

阪南市は都市計画区域 約3,617haのうち、約2,423ha(約67.0%)が市街化調整区域です。 市街化区域は約1,194ha(約33.0%)。 これは平成28年3月30日 大阪府告示第520号(第7回線引き見直し)時点の数字です。

時点市街化区域市街化調整区域できごと
昭和45年6月20日 旧南海町・旧東鳥取村それぞれで当初指定
昭和48年3月19日約748ha約2,895ha 合併により統合
昭和51年8月4日第1回線引き見直し
平成28年3月30日約1,194ha約2,423ha 第7回線引き見直し(大阪府告示第520号)

注目したいのは、市街化区域が748haから1,194haへ、およそ450ha拡大してきたという事実です。 「調整区域ばかりで開発できない市」ではなく、 「40年以上かけて、調整区域を少しずつ市街化区域に編入しながら住宅地を増やしてきた市」というのが正確です。 いま阪南市で流通している戸建の多くは、この拡大した市街化区域のなかにあります。

ただし、買い手の側から見るとこれは同時にリスクでもあります。 市域の3分の2が調整区域である以上、 「土地は安いが、その土地が市街化調整区域かもしれない」という確認作業が、他市より高い頻度で発生します。 調整区域の物件は、原則として建築を目的とした開発ができず、 将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合があります。 住宅ローンを取り扱わない金融機関もあります。 阪南市で「相場より安い」と感じた物件があったら、まず区域区分を確認してください。

出典:阪南市「都市計画の決定・変更」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/toshikeikaku_kettei_henkou.html

構造2:市自身が「令和17年の人口を43,000人と想定」している

阪南市の都市計画マスタープラン(令和5年3月)には、次の一文があります。

「計画の目標年次は、概ね10年後の令和14(2032)年度」 「令和17(2035)年の人口を43,000人と想定

住民基本台帳の人口は令和8年8月末日現在で48,828人(PDF読み取りのため確度は中)。 約9年後に、約12%少ない43,000人になることを前提に、市は都市計画を立てているということです。

ここを誤読しないでください。43,000人は「目標人口」ではありません。 都市計画マスタープランにおける将来人口は、 計画の前提として置かれる想定値であって、「そこまで減らす」という目標でも、 「そこで止める」という公約でもありません。 市が現実的な数字を前提に計画を立てている、という事実として読むべきものです。

不動産の価格は、将来その土地を必要とする人がどれだけいるかの予想で動きます。 市自身が公表している将来人口の想定が、地価の変動率に効いていないと考えるほうが不自然です。 令和8年地価公示で阪南市の住宅地18地点のうち、 値上がりしたのは4地点、横ばいが2地点、残り12地点は下落しています。

前年比地点数該当する標準地
上昇4 黒田120番5外(+0.9%)/黒田430番31(+0.4%)/ 尾崎町1丁目583番(+0.2%)/黒田621番5(+0.2%)
横ばい2 尾崎町5丁目216番23(±0.0%)/さつき台2丁目10番12(±0.0%)
下落12 桑畑(−1.8%)・舞四丁目(−1.7%)・山中渓(−1.6%)・箱作2874番(−1.5%)ほか

上がった4地点のうち3地点が「黒田」だという点が、この市を読む鍵です。 阪南市全体が一様に下がっているのではなく、 市内の一部だけが値を保ち、大半が下がっているという形をしています。 だから「阪南市の相場」という一つの数字ではなく、 丁目単位・標準地単位で見る必要があるのです。

構造3:学校の統廃合が「終わって、なお足りていない」

阪南市教育委員会は、小学校を12校から8校へ、中学校を5校から4校へ 統合済みであると記しています。統廃合は、すでに完了した実績です。

そのうえで、市はこう書いています。

想定以上の少子化の進行より、既に適正規模に満たない学校園が存在」 「支援学級数の増加、通級指導教室、少人数学級や小中一貫教育などの 小中学校に取り巻く課題が山積

市は「阪南市立学校のあり方検討委員会」を設置し、11回の会議を開いて答申を受けています。 今後の統廃合の時期は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。

住宅を買う側にとって、これは無視できない情報です。 学区は住所で決まります(阪南市は学校選択制を採っていません)。 つまり物件を選んだ時点で学校が決まるのに、 その学校が10年後に残っているかは分からない、という状態です。 学区を理由にエリアを絞るなら、 「いまの学校までの距離」ではなく「その学校が残る見込み」を 市教育委員会に確認するべき市だと言えます。

構造4:土砂災害・高潮・津波・洪水が、同じ36.13km²に重なっている

阪南市は海抜 最高461.9メートル・最低0.0メートルという市です。 和泉山脈と大阪湾に挟まれた地形で、面積は36.13km²しかありません。 この狭い市域に、性質の違う災害リスクが重なります。

ハザード阪南市の状況公表・告示
土砂災害警戒区域231箇所平成28年9月9日(最新告示・大阪府)
土砂災害特別警戒区域219箇所同上
高潮想定し得る最大規模の高潮による浸水想定区域あり(詳細図17・18)令和2年8月(大阪府)
津波総合防災マップに津波ハザードを掲載。避難所海抜一覧表あり令和4年3月(総合防災マップ)
洪水男里川水系(男里川・金熊寺川・山中川・菟砥川)/管理者は大阪府令和2年10月公表
内水阪南市内水ハザードマップを公表(想定降雨は未取得)

同じバッチで調査した3市と比べると、土砂災害の箇所数の差は明確です。 泉南市が警戒185箇所・特別警戒180箇所、大阪狭山市が警戒24箇所・特別警戒23箇所であるのに対し、 阪南市は警戒231箇所・特別警戒219箇所で最多です。

そして阪南市の場合、これが「山側だけの話」で終わりません。 海抜0.0メートルの市域には、高潮と津波の浸水想定が重なります。 つまり山を避けて海へ、海を避けて山へ、という逃げ方が成立しにくい。 市の総合防災マップ(令和4年3月)が 「洪水、高潮、土砂災害、地震、津波の各ハザードに対して、 どの地域が被害にあう可能性があるかを示す」と5つを並べて書いているのは、 そのためだと読めます。

ここが、この市で物件を選ぶときの最重要ポイントです。 阪南市では「どのハザードに、どの程度かかっているか」が物件ごとにまったく違います。 とくに土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)は、 建築に構造規制がかかり、住宅ローンの取扱いが変わる金融機関もあります。 価格が安いこと自体は、この市では珍しいことではありません。 安い理由がハザードなのか、調整区域なのか、建物の古さなのか、駅からの距離なのか。 そこを一つずつ切り分けることが、阪南市で家を買うということです。

では、買い手にとって阪南市の何が「得」なのか

ここまで書いた条件を踏まえたうえで、数字が示す事実を並べます。

  • 戸建の成約中央値が690万円(102件)。平均土地面積は212㎡=約64坪。 大阪市内の戸建がおおむね50〜70㎡台の敷地であることを考えると、 同じ予算で、土地の広さがまったく違います
  • 用途地域の32.7%(390ha)が第一種低層住居専用地域で、 高さ10m・外壁後退1〜1.5mの規制がかかります。 隣にいきなり高い建物が建つ、という事態が制度的に起きにくい用途構成です。 商業地域の指定はゼロ、近隣商業も2.9%(35ha)だけ。
  • 住居系用途地域の合計は市街化区域の約88.9%(当方算出)。 市街化区域のほぼ全面が「住むための区域」として設計されている市です。
  • 町丁目別に見ると、石田2,000万円・桃の木台1,800万円という価格帯もあれば、 舞385万円・箱作530万円という価格帯もあります。 5.2倍の地価差は、裏を返せば「予算に合わせて選べる幅」でもあります。

結論として、阪南市は「広い土地を、低い単価で買える市」です。 そのかわり、確認しなければならない項目が他市より多い。 区域区分、用途地域と外壁後退、高度地区、地区計画5地区、建築協定25地区、 土砂災害の警戒区域・特別警戒区域、高潮・津波・洪水・内水の4種のハザード、 そして学校の統廃合。 この確認を面倒がらずにやりきれるかどうかが、そのまま買い物の成否になる市だと考えてください。

空から見た、この50年の阪南市

左が1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。1970年代前半、阪南市はまだ「市」ではありませんでした。昭和47(1972)年10月に東鳥取村を除く3町村が合併して南海町が生まれ、その後、南海町と東鳥取町(昭和35年に町制施行)が合併して阪南町となり、平成3(1991)年10月に市制を施行して阪南市になりました。都市計画のうえでも、昭和48年3月19日に旧南海町・旧東鳥取村の都市計画区域が統合された時点で、市街化区域は約748haでした。それが平成28年3月30日(大阪府告示第520号・第7回線引き見直し)の時点で約1,194haまで広がっています。この2枚の写真のあいだに増えた約450haが、いま流通している阪南市の住宅地の中心です。丘陵部に等高線に沿った区画が現れ、海沿いの集落との間に新しい住宅地が挟まっていく様子が見て取れます。

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28693〜28695・y13050〜13051)で切り出しています。

05阪南市を6に分けて考える(エリアガイド)

阪南市が公式に用いている地区区分は尾崎地区・西鳥取地区・下荘地区・東鳥取地区の4地区です(市の地区別人口PDF)。ただしどの町がどの地区に属するかを示した公表資料は確認できていません(未取得)ので、ここでは地区名で割り振るのではなく、令和8年地価公示の標準地18地点と、国土交通省の成約価格情報(直近4四半期104件)の実データが並ぶ順に、6つのまとまりとして整理します。阪南市は市内の土地値が5.2倍開く市です。「阪南市の相場は690万円」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが最も大きくなる市のひとつだと考えてください。

尾崎町周辺 ― 市内でいちばん高く、唯一の商業地がある(最寄駅:尾崎)

阪南市のなかで、数字がはっきり違うエリアです。成約データでは尾崎駅を最寄りとする物件が16件、中央値1,200万円で5駅中トップ。平均徒歩14分も5駅でいちばん近い数字です。地価公示でも尾崎町一丁目583番が49,400円/㎡(前年比+0.2%)、尾崎町五丁目216番23が44,200円/㎡(±0.0%)と、18地点のうち数少ない「下がっていない地点」に入っています。さらに阪南市で唯一の商業地の標準地である尾崎町二丁目94番7(69,600円/㎡・前年比±0.0%)もこのエリアです。阪南市には商業地域の用途指定がなく、近隣商業地域も市街化区域の2.9%(35ha)しかありません。そのなかで商業地の標準地が置かれている場所、と考えると位置づけが見えてきます。成約の個票では、尾崎町の土地645㎡・木造の戸建が680万円(2025年Q2・徒歩10分)という記録もあり、同じ町名のなかでも土地の広さで価格がまったく変わります

黒田・下出・石田・自然田 ― 住宅地の標準地の上位を占める(最寄駅:和泉鳥取)

令和8年地価公示で、阪南市の住宅地の上位を独占しているのが「黒田」です。黒田120番5外が56,500円/㎡(+0.9%)で市内最高、黒田430番31が53,900円/㎡(+0.4%)、黒田621番5が48,000円/㎡(+0.2%)。18地点のうち値上がりした4地点のうち3地点が黒田です。なお黒田には黒田地区地区計画が定められています(決定年月日・制限内容は未取得)。成約データでは、町丁目別で石田が中央値2,000万円(5件・平均土地面積179㎡)と市内最高、下出が800万円(7件・134㎡)、自然田が590万円(8件・298㎡)。自然田の個票には土地100㎡・4LDK・木造・1990年築・680万円(和泉鳥取駅 徒歩20分)という記録があります。地価公示でも自然田810番8が39,100円/㎡(−0.8%)と市内では中位以上です。「市内で相対的に強い場所」を数字で探すなら、まずここを見ることになります。

鳥取ノ荘駅周辺と、緑ヶ丘・光陽台・さつき台の丘陵分譲地(最寄駅:鳥取ノ荘)

成約データで最寄駅として記録された件数が最多クラス(29件)、中央値590万円・平均徒歩16分のエリアです。地価公示では、さつき台二丁目10番12が37,100円/㎡(±0.0%)、光陽台三丁目14番6が37,100円/㎡(−1.3%)、緑ヶ丘二丁目1789番106が35,600円/㎡(−0.3%)と、3つの丘陵分譲地がほぼ同じ価格帯で並んでいます。成約でも緑ヶ丘が6件・中央値700万円・平均土地面積228㎡。個票には光陽台の土地160㎡・5LDK・軽量鉄骨造・1981年築・700万円(徒歩25分)という記録があります。1980年代前後に造成された分譲地が、いま一斉に流通期に入っていることが数字から読み取れます。このタイプの住宅地は建築協定がかかっていることがあるので(阪南市には25地区の建築協定があります)、購入前に協定の有無と運営委員会の連絡先を必ず確認してください。また地価公示では鳥取三井538番7が42,100円/㎡(−1.4%)、鳥取230番3外が34,000円/㎡(−0.9%)、貝掛1181番5が27,400円/㎡(−0.4%)。市立中学校の「鳥取」「貝掛」「鳥取東」という校名と重なる地名が並ぶエリアです。

箱作・箱の浦・舞 ― 成約件数は多いが、単価は市内最安層(最寄駅:箱作)

取引の「量」はいちばん多いのに、「単価」はいちばん低いエリアです。成約データでは箱作駅を最寄りとする物件が29件・中央値590万円・平均徒歩18分。町丁目別では箱作が18件(中央値530万円・平均土地面積231㎡)で市内最多、舞が16件(385万円・165㎡)、箱の浦が9件(500万円・213㎡)。地価公示では箱作306番6が37,300円/㎡(−1.3%)、箱作446番104が31,800円/㎡(−0.9%)、箱作2874番132が26,500円/㎡(−1.5%)、舞四丁目1573番171が23,500円/㎡(−1.7%)同じ「箱作」のなかで、1㎡あたり26,500円から37,300円まで1.4倍の開きがあります。町名だけで判断できないエリアの典型です。個票には箱の浦の土地385㎡・軽量鉄骨造・1972年築・640万円(箱作駅 徒歩25分)という記録があり、築50年超の物件が流通していることも数字に表れています。土地が広く価格が低いぶん、建物の状態・接道・擁壁の有無を見る目が最も要るエリアです。

桃の木台 ― 成約中央値1,800万円という例外(最寄駅:—(成約データに駅の記録なし))

町丁目別の成約で、阪南市のなかで突出した数字を出している町です。6件・中央値1,800万円・平均土地面積227㎡。市全体の戸建中央値690万円に対して約2.6倍です。阪南市には市立桃の木台小学校があり、この町名が市域に存在することは公式に確認できています。阪南市には建築協定が25地区あり、阪南スカイタウンA〜G地区ほかが平成8年3月15日から令和6年11月12日にかけて認可されています。ただし、桃の木台と各建築協定区域との対応関係は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。推測で結びつけることはしません。いずれにせよ、この価格帯の物件を検討される場合は、建築協定・地区計画・外壁後退・高度地区が重なっているかどうかを契約前に必ず確認してください。確認事項が多い市である、というのが阪南市の特徴です。

山中渓・桑畑 ― 和泉山脈側の、市内最安地点がある区域(最寄駅:—(成約データに駅の記録なし))

阪南市の地価の「下限」を作っているエリアです。地価公示では桑畑319番1が10,900円/㎡(−1.8%)で市内最安、山中渓229番が24,500円/㎡(−1.6%)。桑畑の標準地は地積254㎡と18地点のなかで最も広く、「土地は広いが単価は最も低い」という阪南市の内陸部の性格がそのまま出ています。市内最高の黒田120番5外(56,500円/㎡)との差は5.2倍。前年比でもこの2地点が−1.8%・−1.6%と18地点のなかで下落幅の1位・2位です。海抜461.9mまでの高低差がある市ですので、このエリアでは土砂災害警戒区域・特別警戒区域に該当していないかの確認が購入判断そのものになります。阪南市の土砂災害警戒区域は231箇所、特別警戒区域は219箇所(最新告示 平成28年9月9日・大阪府)。特別警戒区域(レッドゾーン)に入ると、建築に構造規制がかかり、住宅ローンの取扱いが変わる金融機関もあります。

※エリア区分と各エリアの記述は、阪南市・大阪府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

06阪南市の交通

鉄道

阪南市は東西8.5km・南北6.8km・面積36.13km²の市です。海抜は最高461.9メートル・最低0.0メートルと市が公表しており、和泉山脈と大阪湾に挟まれた、標高差の大きい市であることが一次情報で裏付けられます。この地形が、阪南市の住宅地の値段の開き(最高56,500円/㎡〜最低10,900円/㎡=5.2倍)に直結しています。鉄道については、市内の駅を列挙した公式ページを確認できていません(未取得)。下の表は、国土交通省の成約価格情報に「最寄駅」として記録された駅名を件数順に並べたもので、市公式の駅一覧ではありません。

路線1日平均乗降人員特徴
鳥取ノ荘—(未確認)国土交通省の成約データで、阪南市の物件の最寄駅として最も多く記録されている駅のひとつ(29件)。成約中央値は590万円、平均徒歩16分で、5駅のなかで駅からの距離がいちばん近い。市内の地価公示では緑ヶ丘二丁目35,600円/㎡・光陽台三丁目37,100円/㎡・さつき台二丁目37,100円/㎡といった丘陵の分譲住宅地が、この駅名を最寄りとして成約データに現れています
箱作—(未確認)鳥取ノ荘と並んで29件と記録件数が多い駅。成約中央値は590万円、平均徒歩18分。町丁目別では箱作が18件(中央値530万円・平均土地面積231㎡)で市内最多、箱の浦が9件(500万円・213㎡)。土地は広いが単価は市内で最も低い層にあたるエリアです
和泉鳥取—(未確認)記録件数26件で、成約中央値は780万円5駅のなかで2番目に高い。平均徒歩18分。成約の個票では自然田の物件(土地100㎡・4LDK・木造・1990年築・680万円)がこの駅を最寄りとして記録されています
尾崎—(未確認)記録件数16件、成約中央値は1,200万円5駅のなかで突出して高い。平均徒歩14分と距離も近い。阪南市で唯一の商業地の標準地である尾崎町二丁目94番7(69,600円/㎡・前年比±0.0%)がこのエリアにあり、住宅地でも尾崎町一丁目49,400円/㎡・尾崎町五丁目44,200円/㎡と市内上位です。阪南市の中心的な市街地と考えてよい水準の数字が並びます
淡輪—(未確認)記録件数4件、成約中央値330万円、平均徒歩21分。件数が少なく、中央値の安定性は高くありません。この駅が阪南市内にあるかどうかは市公式で確認できていません。阪南市の物件の最寄駅として成約データに記録されている、という事実のみを掲載しています

【重要】この表は、阪南市の公式資料にもとづく「市内の駅一覧」ではありません。阪南市の公式サイトの「交通」カテゴリはコミュニティバスと交通安全のみで、市内の鉄道駅を列挙した公式ページを、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。そのため上の表は、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報で、阪南市の物件の「最寄駅」として記録された駅名を、記録件数の多い順に並べたものです。路線名も、各駅が阪南市内に所在するかどうかも、市公式では裏付けられていません。また乗降人員は1駅も取得できていないため、すべて「—」としています。駅名や路線を根拠に物件を判断される場合は、鉄道事業者の公式情報など別の一次情報で必ずご確認ください。なお阪南市が公式に公表している地区名は尾崎地区・西鳥取地区・下荘地区・東鳥取地区の4地区、市立小学校名には尾崎・西鳥取・下荘・東鳥取が含まれており、これらの地名が市域に存在することは公式に確認できています。

道路

阪南市内を通る国道・府道・高速道路の一覧を記した公式ページを、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。このため本ページでは道路名を記載していません。一般論としての「◯◯インターが近い」といった記述も、一次情報で裏付けられない以上は載せない方針です。

市が公式に案内している市内交通はコミュニティバスで、運行ルート図と時刻表が公表されています(2025年9月1日改正)。海抜0mから461.9mまでの高低差がある市ですので、「駅まで徒歩○分」だけでなく、その経路に坂があるかどうかが生活のしやすさを大きく左右します。成約データの平均徒歩分数は尾崎14分・鳥取ノ荘16分・箱作18分・和泉鳥取18分・淡輪21分で、いずれも大阪市内の相場観(徒歩10分以内)とはかなり違います。現地の内覧では、晴れた日の昼だけでなく、実際に使う時間帯の徒歩ルートを歩いてみることを強くおすすめします。

※阪南市の位置・面積・海抜は市公式「面積及び市役所の位置」によります。接する市町村についても、公式ページに記載を確認できていません(未取得)ので、本ページでは隣接自治体名を記載していません。

07阪南市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

大阪市内の物件を探していた方が、府下の市に範囲を広げたときに最初につまずくのがこれです。 大阪市はほぼ全域が市街化区域ですが、府下の市には市街化調整区域が広く残っています。 阪南市は都市計画区域 約3,617haのうち、約2,423ha(約67.0%)が市街化調整区域です。市街化区域は約1,194ha(約33.0%)しかありません(平成28年3月30日 大阪府告示第520号・第7回線引き見直し時点)。大阪府下でも市街化調整区域の比率が高い市はいくつかあり、河内長野市85.7%、和泉市69.3%、箕面市58.1%といった市が並びますが、阪南市の約67.0%はそのグループに入ります。市域のおよそ3分の2は、原則として建築を目的とした開発ができない区域だということです。ただし阪南市の場合、これは「開発が止まっている市」という意味ではありません。市街化区域は昭和48年3月19日の統合時点で約748haでしたが、7回の線引き見直しを経て約1,194haまで、およそ450ha拡大しています。いま阪南市の住宅地の多くは、この拡大した市街化区域のなかにあります。

区分面積構成比
市街化区域1,194 ha33.0%
市街化調整区域2,423 ha67.0%
合計(都市計画区域)3,617 ha100.0%

※区域区分の決定・変更:平成28年3月30日 大阪府告示第520号(第7回線引き見直し)時点の面積です。当初指定は昭和45年6月20日に旧南海町・旧東鳥取村それぞれで行われ、昭和48年3月19日に合併により統合(当時 市街化区域 約748ha/市街化調整区域 約2,895ha)。その後、昭和51年8月4日の第1回線引き見直しから平成28年3月30日の第7回まで見直しが重ねられています。第8回線引き見直しが行われているかどうかは確認できていません(未取得)

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

【重要】上の一覧にある「都市計画税(0.3%)」は、大阪府内の多くの市で採られている税率であって、阪南市の税率ではありません。本ページ作成時点で、阪南市の都市計画税の税率・課税範囲を記した公式本文を確認できていません(未取得)。阪南市のサイトには「固定資産税・都市計画税」という括りのページ(納期の案内など)はありますが、税率を明記した個別ページを特定できませんでした。確認できているのは固定資産税の税率「1.4/100」と、納期が第1期5月末・第2期7月末・第3期9月末・第4期11月末であることだけです。したがって本ページでは阪南市の都市計画税の税率を断定しません。毎年のランニングコストを正確に知りたい方は、阪南市の税務課、または実際の納税通知書でご確認ください。なお一般論として、都市計画税は市街化区域内の土地・家屋にのみ課されるのが原則です。阪南市は市域の約67%が市街化調整区域なので、物件がどちらの区域にあるかで、毎年の税負担が変わる可能性が高い市だと言えます。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

阪南市の用途地域ごとの規制(市公式の表)

阪南市は「阪南市では、都市計画において下記のとおり定めています。用途地域等の制限は大阪府地図情報提供システムで確認いただけます。」として、用途地域ごとの建ぺい率・容積率・高度地区・外壁後退・防火指定・高さ制限を一覧で公表しています。買う前に必ず目を通しておきたい表です。

用途地域建ぺい率容積率高度地区外壁後退防火指定高さ制限
第一種低層住居専用地域40%80%第1種1.5m10m
第一種低層住居専用地域50%100%第1種1m10m
第二種低層住居専用地域50%100%第1種1m10m
第一種中高層住居専用地域60%200%第2種
第二種中高層住居専用地域60%200%第2種
第一種住居地域60%200%第3種
第二種住居地域60%200%第3種
近隣商業地域80%200%
近隣商業地域80%300%準防火地域
準工業地域60%200%

この表から読み取れることが3つあります。

  • 容積率の上限が300%の近隣商業地域を除くと、いちばん緩いところでも200%。大阪市内のような高層マンションが建つ用途規制が、阪南市の市街化区域にはほとんどありません。
  • 第一種・第二種低層住居専用地域には高さ10mの制限と、1〜1.5mの外壁後退がかかります。外壁後退は「隣地境界線から外壁までこれだけ離す」という規制で、敷地いっぱいに建てられないことを意味します。狭い敷地ほど効いてきます。
  • 防火地域の指定は、この表の範囲では確認できません。準防火地域は容積300%の近隣商業地域だけです。防火・準防火の指定は建物のコストに直結するので、物件ごとに大阪府地図情報提供システムで確認してください。

なお市は「他の法令等による規制が重複する地域では、それぞれの規制が適用され、結果として厳しいほうの規制が適用される」と注記しています。用途地域の数字だけを見て判断しないでください、という意味です。

出典:阪南市「都市計画法による制限」//www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/toshikeikakuhou_seigen.html

高度地区は市街化区域の約89%に指定されている

阪南市の高度地区は第一種 約395ha/第二種 約277ha/第三種 約389ha/計 約1,061haです。市街化区域 約1,194haに対して約88.9%(当方算出)に高度地区がかかっている計算になります。高度地区は建物の高さの最高限度(または最低限度)を定めるもので、用途地域の高さ制限とは別に効きます。「用途地域は200%だから3階建てが建つ」とは限らないのが阪南市です。

地区計画は5地区

阪南市には阪南丘陵地区計画・鳥取中地区地区計画・阪南カレッジタウン地区地区計画・南山中地区地区計画・黒田地区地区計画の5つの地区計画があります。地区計画の区域内では、用途地域に上乗せする形で建築物の用途・高さ・敷地面積の最低限度・壁面位置などが制限されることがあります。各地区計画の決定年月日と制限の具体的な内容は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。ご検討中の物件がこの5地区のいずれかに入っていないかは、必ず重要事項説明書または市の都市計画課でご確認ください。

出典:阪南市「地区計画」//www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/chikukeikaku.html

市街化調整区域のなかにも地区計画の運用基準がある

阪南市は「市街化調整区域における地区計画の運用基準」を令和6年4月版に改定しています。市の説明は「『市街化を抑制すべき区域』という市街化調整区域の基本理念を堅持しつつ、市街化調整区域固有の資源や既存のストック」を活かす、というものです。市域の約67%が調整区域である阪南市にとって、調整区域をどう使うかは「余った土地の処理」ではなく、都市計画の本体だということが読み取れます。ただし運用基準の具体的な数値(対象区域・建てられる用途・規模など)は確認できていません(未取得)

出典:阪南市「市街化調整区域における地区計画の運用基準」//www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/1378255054860.html

08阪南市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.3%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.7%課税標準額に対して

【必ずお読みください】上の表のうち、「都市計画税 0.3%」と「合計 1.7%」は阪南市が公表した税率ではありません。本ページ作成時点で、阪南市の公表資料から都市計画税の税率・課税範囲を確認できていません(未取得)。阪南市のサイトには「固定資産税・都市計画税」という括りのページ(納期の案内など)はありますが、税率と課税範囲を明記した個別ページを特定できませんでした。表の0.3%は大阪府内の多くの市で採られている税率を便宜上置いたもので、阪南市の実際の税率とは異なる可能性があります。この数字を根拠に資金計画を立てないでください。

阪南市について確認できている税のファクトは次の2点だけです。(1) 固定資産税の税率は「1.4/100」(市公式のFAQに明記)。(2) 固定資産税・都市計画税の納期は第1期5月末/第2期7月末/第3期9月末/第4期11月末。大阪府内では第4期を12月に置く市が多いなか、阪南市は第4期が11月末で、年内最後の納付が1か月早く来ます。年末の資金繰りを考えるうえで、意外に効いてくる差です。

固定資産税の免税点も確認できていません(未取得)。正確な税額・税率・免税点は、阪南市の税務課または納税通知書で必ずご確認ください。家タダでは、ご検討中の物件について毎年のランニングコストの目安をお調べしますが、その際も推定値ではなく市の公表値・納税通知書の実額をもとにご説明します

課税標準は原則として固定資産課税台帳に登録された価格(評価額)です。住宅用地には課税標準の特例が適用されますが、阪南市の公表資料でその適用内容(小規模住宅用地の軽減割合など)を確認できていません(未取得)。なお阪南市の戸建の成約は平均土地面積212㎡(約64坪)で、小規模住宅用地の特例(一般に200㎡まで)の範囲を超える物件が少なくありません。土地が広い市では、固定資産税の計算が「200㎡まで」と「200㎡超」の二段構えになります。この点は物件ごとに市の資産税担当へご確認ください。

※このすぐ下に表示される定型の注記には「税率・免税点は阪南市の公表資料にもとづく最新値です」とありますが、阪南市については都市計画税の税率と、固定資産税の免税点を確認できていません。上の太字の注意書きが優先します。

※納期:年4期。第1期 5月末/第2期 7月末/第3期 9月末/第4期 11月末(納期限が休日の場合は翌開庁日まで)。※市・府民税は6月末・8月末・10月末・12月25日、軽自動車税は5月末で、納期が異なります/「毎年1月1日(賦課期日)現在の土地、家屋又は償却資産の所有者として、固定資産課税台帳に登録されている方」が納税義務者(市公式)

上の表の税率・免税点は、阪南市が公表している値として確認できたものではありません。このページでは推測で数字を埋めない方針のため、確認できなかった旨を明示しています。正確な税率・税額は必ず市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

09阪南市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

阪南市は学校選択制を実施していません(指定校制)。住所地によって通う小学校・中学校が決まります。大阪市24区は学校選択制があるため「同じ区の中で学校を選ぶ」ことができますが、阪南市では住所そのものが学校を決めるため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。阪南市は公式に、こう書いています。「阪南市では学校・家庭・地域が一体となって、児童・生徒を見守り育てることが大切と考え、住所登録に基づき学校区が決められています。」そのうえで「指定校就学ができない特別な事情がある場合について、就学指定校の変更が認められる場合もあります。」としています。つまり原則は住所で決まり、例外は「特別な事情」がある場合にかぎられるという運用です。大阪市24区のように「同じ区の中から学校を選ぶ」ことはできません。なお、通学区域(どの住所がどの学校か)の一覧ページのURLは確認できていません(未取得)。学区を理由に物件を選ぶ場合は、必ず阪南市教育委員会(教育総務課・市役所2階27番窓口)へ住所を伝えて確認してください。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
① 転居後の継続就学転居したあとも、それまで通っていた学校に通い続けるケースです。市内での転居・市外への転出のいずれについても学期末まで小学6年生・中学3年生は卒業まで認められるとされています。売却と購入のタイミングがずれる場合、この制度で学校を変えずに乗り切れることがあります。
② 転居予定新しい住所の校区の学校へ、転居の概ね6か月前から通えるケースです。購入と入学のタイミングが重なる方にとって、いちばん使う可能性が高い類型です。新居の引渡しが4月に間に合わない、というときに検討してください。
③ 住宅の建替え等による仮住まい中建て替えのため一時的に別の住所に住んでいる期間について認められるケースです。阪南市は第一種低層住居専用地域が市街化区域の32.7%を占め、既存の住宅を建て替える取引が一定数あります。該当する方は事前にご相談ください。
④ 留守家庭保護者の就労・入院等により、勤務先の近くの学校や親族宅から通学する必要がある場合です。
⑤ その他「特別な教育的配慮」を要する場合上の①〜④に当てはまらないが、特別な教育的配慮が必要と認められる場合です。具体的にどのようなケースが該当するかは、教育委員会の判断になります。
共通の注意事項市は次の点を明示しています。許可は裁量的で自動ではない居住実態の確認・調査への協力が必要通学の安全確保は保護者の責任学校による家庭訪問は行わない虚偽の申請は許可取消。申請窓口は市役所2階27番(教育総務課)です。※本ページの①〜⑤は、市のページの記載を要約したものです。完全な逐語は取得できていません(未取得)ので、実際の申請前に必ず市のページと窓口でご確認ください。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は阪南市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。大阪市内での区選びには無かった比較軸です。

項目内容
こども医療費助成の対象0歳から18歳(到達年度末まで)の入院・通院(令和6年10月から15歳→18歳に拡充されました)
所得制限所得制限の有無は、市のページに記載を確認できていません(未取得)。市役所の担当窓口にご確認ください
一部自己負担大阪府内の医療機関で「一人、ひとつの医療機関ごとに、1日につき500円までのご負担」。同一医療機関で同じ月に複数回受診した場合は3日目から無料で、「ひとつの病院にひと月ごとご負担される最大額は1,000円」。さらに同じ月に複数の医療機関を受診して自己負担の合計が2,500円を超える場合は、その超えた額が助成の対象になります。大阪府外の医療機関では医療証を使えず、後日申請になります

阪南市の学校は、すでに「12→8校・5→4校」に統合されている

阪南市で学区を考えるとき、最初に押さえておきたい事実があります。阪南市の市立小学校8校・中学校4校という数字は、統廃合を終えたあとの数字です。阪南市教育委員会は「小学校を12校から8校、中学校は5校から4校」に統合したと記しています。小学校は12校のうち4校が、中学校は5校のうち1校が、すでに姿を消しています。

区分統合前現在現在の学校名
市立小学校12校8校尾崎/西鳥取/下荘/東鳥取/舞/朝日/上荘/桃の木台
市立中学校5校4校鳥取/貝掛/鳥取東/飯の峯

そして、統合が終わってもなお、市はこう書いています。

想定以上の少子化の進行より、既に適正規模に満たない学校園が存在」「支援学級数の増加、通級指導教室、少人数学級や小中一貫教育などの小中学校に取り巻く課題が山積

市は「阪南市立学校のあり方検討委員会」を設置し、11回の会議を開いて答申を受けています。今後どの学校をいつ統廃合するのかという時期は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。ただ、「統廃合はもう終わった」という前提で学区を選ぶのは危険だ、ということは言えます。

これは買い手にとって、はっきりリスクです。隠しても仕方がないのでそのまま書きます。いま徒歩10分の小学校が、お子様の入学時点で徒歩25分になっている可能性があります。逆に言えば、学区を理由に選ぶなら「いまの学校からの距離」ではなく「その学校が残る見込み」を市に確認するべき市だということです。通学区域の一覧ページのURLも確認できていませんので、住所を伝えて教育委員会(教育総務課・市役所2階27番)に直接お問い合わせください。

出典:阪南市「阪南市立学校のあり方検討委員会」//www.city.hannan.lg.jp/kakuka/syogai/kyoiku/hannansirituarikatakentouiinkai/index.html /阪南市「学校給食センターの紹介(学校一覧・給食費)」//www.city.hannan.lg.jp/kakuka/syogai/kyushokusenta/gaiyou/shokai.html

給食費は金額だけが公表されている

阪南市の学校給食費は、小学校が1食あたり低学年329円・中学年335円・高学年341円、中学校が1食390円です。給食食数は小学校が1日約2,300食、中学校が1日約1,300食。

無償化の有無については、市のページ内に記載を確認できていません(未取得)。記載がないことをもって「阪南市は無償化していない」と断定することはできません。給食費の負担は年間で数万円単位になりますので、購入判断に影響する方は市教育委員会へ直接ご確認ください。本ページでは、確認できた金額の事実だけを掲載します。

こども医療費は「18歳年度末まで」に拡充されている

阪南市のこども医療費助成は0歳から18歳(到達年度末まで)が対象で、令和6年10月から15歳→18歳に拡充されました。自己負担は「一人、ひとつの医療機関ごとに、1日につき500円まで」で、同一医療機関で同じ月に複数回受診した場合は3日目から無料、ひとつの医療機関につき1か月の負担は最大1,000円です。さらに同じ月に複数の医療機関を受診して自己負担の合計が2,500円を超える場合は、その超えた額が助成の対象になります。大阪府外の医療機関では医療証を使えず、後日申請になる点にご注意ください。

※所得制限の有無、待機児童数は、市の公表資料で確認できていません(未取得)。出典:阪南市「こども医療費助成」//www.city.hannan.lg.jp/kurashi/hoken/hoken_iryou/1290664916652.html

10阪南市で家を買う前に必ず確認したい点

1|土砂災害警戒区域231箇所・特別警戒区域219箇所

大阪府の公表によると、阪南市の土砂災害警戒区域は231箇所、 土砂災害特別警戒区域は219箇所です(最新告示日 平成28年9月9日)。 同じバッチで調査した3市と並べると、次のようになります。

土砂災害警戒区域土砂災害特別警戒区域
阪南市231箇所219箇所
泉南市185箇所180箇所
大阪狭山市24箇所23箇所

警戒区域231に対して特別警戒区域が219、つまり 警戒区域のうち約95%が特別警戒区域という比率です(当方算出)。 特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)は、建築物の構造に規制がかかり、 土地の利用にも制限が及びます。住宅ローンの取扱いが変わる金融機関もあります。

阪南市は、市の防災ページで土砂災害を がけ崩れ・地すべり・土石流の3類型で説明し、 「1時間20mm以上/総雨量100mm以上で発生しやすい」としています。 ただし大阪府の一覧には類型別の内訳がないため、 「急傾斜地が◯箇所」といった内訳は本ページには書けません(未取得)

出典:大阪府「土砂災害警戒区域等の指定状況」 //www.pref.osaka.lg.jp/damusabo/dosyahou/d_sitei.html / 阪南市「土砂災害について」 //www.city.hannan.lg.jp/kurashi/bousai/1286954626823.html

2|高潮と津波の浸水想定が、同じ市域に重なっている

阪南市は海抜 最高461.9メートル・最低0.0メートルの市です。 和泉山脈と大阪湾に挟まれた36.13km²の市域に、山のリスクと海のリスクが同居しています。

  • 高潮:「想定し得る最大規模の高潮による氾濫が海岸や河川から発生した場合に、 浸水が想定される『区域』」が大阪府により令和2年8月に公表されています。 阪南市域は詳細図17・18(浸水想定区域・浸水深/浸水継続時間)に該当します。
  • 津波:阪南市の総合防災マップ(令和4年3月)に津波ハザードが掲載されています。 市は避難所の海抜一覧表も公表しており、 避難先を海抜で選べるようにしていることが読み取れます。

市の総合防災マップの説明は、こうです。

「ハザードマップには洪水、高潮、土砂災害、地震、津波の各ハザードに対して、 どの地域が被害にあう可能性があるかを示す災害情報に加えて、 指定避難所、指定緊急避難場所の指定掲載と警察、消防などの防災関連施設を掲載しています。」

5つのハザードを1枚のマップに並べて説明している市は、そう多くありません。 阪南市で物件を見るときは、 「どのハザードにかかっていないか」ではなく「どのハザードに、どの程度かかっているか」 という見方をしてください。

出典:阪南市「総合防災マップ」 //www.city.hannan.lg.jp/kurashi/bousai/1315209355813.html / 阪南市「高潮浸水想定区域」 //www.city.hannan.lg.jp/kurashi/bousai/1600230524646.html / 阪南市「避難所海抜一覧表」 //www.city.hannan.lg.jp/kurashi/bousai/1338774367598.html

3|洪水は男里川水系。管理者は大阪府

阪南市の洪水浸水想定区域は男里川水系を対象としており、 対象河川は男里川・金熊寺川・山中川・菟砥川の4河川です。 河川管理者は大阪府。 平成27年の水防法改正にもとづき、 想定し得る最大規模降雨(年超過確率1/1,000以下)を前提とした区域が 令和2年10月に公表されています。

さらに阪南市は内水ハザードマップも別に公表しています。 洪水(河川があふれる外水氾濫)と内水(排水が追いつかない浸水)は別物で、 ハザードマップも別の図面です。 内水ハザードマップの想定降雨は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。 物件の住所で、洪水・高潮・津波・土砂災害・内水のすべてを確認してください。

出典:阪南市「洪水浸水想定区域(男里川水系)」 //www.city.hannan.lg.jp/kurashi/bousai/1607736871153.html / 阪南市「内水ハザードマップ」 //www.city.hannan.lg.jp/kurashi/bousai/7453.html

4|第一種低層住居専用地域32.7% ― 守られる代わりに、建てられない

阪南市の市街化区域1,194haのうち、 390ha(32.7%)が第一種低層住居専用地域です。 ここには建ぺい率40〜50%・容積率80〜100%・高さ10m・外壁後退1〜1.5mという 規制がかかります。第二種低層住居専用地域(5.3ha)も同様の高さ10m・外壁後退1mです。

  • 高さ10m:3階建てが成立しにくい高さです。ロフトや屋根形状の自由度も下がります。
  • 外壁後退1〜1.5m:隣地境界線から外壁までその距離を空ける必要があります。 敷地いっぱいに建てられません。狭い敷地では、想定より小さい建物しか建たないことがあります。
  • 高度地区:第一種 約395ha/第二種 約277ha/第三種 約389ha/計 約1,061ha。 市街化区域の約88.9%(当方算出)に高度地区が指定されており、 用途地域の高さ制限とは別に高さが規制されます。

これは「静かな住環境が制度で守られている」ということでもあり、 同時に「建て替えや増築の自由度が低い」ということでもあります。 中古を買ってリフォーム・増築・建て替えを考えている方は、 その計画が現行の規制で成立するかを契約前に必ず確認してください。 建築時点では適法でも、現行規制では同じ建物が建てられない(いわゆる既存不適格)ケースがあります。

なお阪南市には商業地域の指定がなく、近隣商業地域も35ha(2.9%)だけ。 防火地域の指定はこの表の範囲では確認できず、 準防火地域は容積率300%の近隣商業地域のみです。 市は「他の法令等による規制が重複する地域では、それぞれの規制が適用され、 結果として厳しいほうの規制が適用される」と注記しています。

出典:阪南市「都市計画法による制限」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/toshikeikakuhou_seigen.html

5|建築協定25地区 ― 買う前に運営委員会の承認が要る

阪南市には建築協定が25地区あります。 阪南スカイタウンA〜G地区ほかで、認可年月日は 平成8年3月15日から令和6年11月12日にわたります。 市は次のように明記しています。

建築協定区域内での建築等の計画がある場合は、 事前に各地区の運営委員会の承認が必要です。

これは、行政の許可とは別のハードルです。 建築協定は住民どうしの協定で、 建物の用途・高さ・敷地の最低面積・外壁の色・塀の形状などを定めることがあります。 協定区域内の物件を買って建て替えるには、行政手続に加えて運営委員会の承認が要る、 というのが阪南市の公式の説明です。

各地区の協定で何がどこまで制限されているかは、 本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。 協定書のPDF内に記載があるものと思われますが、地区ごとに内容が異なります。 25地区という数は、府下の市としては確認事項が多いほうです。 ご検討中の物件が協定区域に入っていないか、 入っている場合は協定の内容と運営委員会の連絡先を、契約前に必ず確認してください。

出典:阪南市「建築協定」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/kaihatsu_kenchiku/8805.html

6|地区計画5地区

阪南市の地区計画は阪南丘陵地区計画・鳥取中地区地区計画・ 阪南カレッジタウン地区地区計画・南山中地区地区計画・黒田地区地区計画の5地区です。 地区計画の区域内では、用途地域に上乗せする形で 建築物の用途・高さ・敷地面積の最低限度・壁面の位置などが制限されることがあります。

各地区計画の決定年月日と制限の内容は確認できていません(未取得)。 ただし、令和8年地価公示で阪南市の住宅地の上位3地点を占める「黒田」に 黒田地区地区計画が定められていることは、都市計画上の事実として押さえておく価値があります。

また阪南市は、市街化調整区域における地区計画の運用基準令和6年4月版に改定しています。 市域の約67%が調整区域である阪南市にとって、 調整区域の土地利用は都市計画の本体です。 調整区域の物件でも、地区計画によって建築が認められるケースがあり得るということですが、 運用基準の具体的な数値は未取得ですので、個別に市へご確認ください。

出典:阪南市「地区計画」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/chikukeikaku.html / 阪南市「市街化調整区域における地区計画の運用基準」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/1378255054860.html

7|開発指導要綱は「住宅戸数2戸以上」から対象になる

阪南市開発指導要綱の対象は、次の4つです(公式本文)。

対象となる開発事業
第1号「開発区域の面積が300平方メートル以上のもの」
第2号住宅戸数が2戸以上のもの」
第3号「中高層建築物の建築行為」
第4号「一定区域内において連たんして開発事業を行い、その累積が第1号、第2号に該当する開発事業」

「住宅戸数が2戸以上」という基準は、かなり低い閾値です。 1区画を2区画に割って2棟建てる、といった小規模な計画でも要綱の対象になり得ます。 第4号の「連たんして…累積が該当する場合」という規定もあり、 時期をずらした分割開発も拾われる建て付けです。 土地を買って分割することを考えている方は、必ず事前に市へご相談ください。

要綱に定める最低敷地面積は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。 要綱条文・施行基準はPDFで公表されていますが、該当箇所を特定できませんでした。 出典:阪南市「開発指導要綱」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/kaihatsu_kenchiku/kaihatsu_shidouyoukou.html

8|盛土規制法の規制区域(令和6年4月1日・大阪府指定)

盛土規制法にもとづく規制区域は、 大阪府が令和6年4月1日に指定しており、阪南市の区域図も公表されています。 事務は令和6年3月までは広域まちづくり課(泉南市役所内)が担当し、 令和6年4月以降は大阪府が事務を開始しています。

ただし、宅地造成等工事規制区域と特定盛土等規制区域のどちらに (または両方に)指定されているかは確認できていません(未取得)。 「市全域が規制区域」といった断定は本ページではしていません。 阪南市は海抜0mから461.9mまでの高低差がある市で、 擁壁や造成を伴う敷地が少なくありません。 造成を伴う購入を検討される場合は、手続の要否を必ず確認してください。

出典:阪南市「盛土規制法」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/kaihatsu_kenchiku/8013.html

9|立地適正化計画 ― 誘導区域の外では「30日前までの届出」が義務

阪南市は平成30年8月31日に立地適正化計画を策定しています。 区域は「居住誘導区域(居住促進区域)」「都市機能誘導区域(中心区域)」の2種類。 誘導施設として、大規模小売店舗・病院・図書館・劇場・市役所等・ 総合型施設・スポーツ施設が挙げられています。

実務上いちばん効くのは、届出義務です。 都市機能誘導区域(中心区域)外では、都市再生特別措置法にもとづき 着手30日前までの届出が義務とされ、 虚偽の届出・未届出は「30万円以下の罰金」と市は明記しています。

誘導区域の範囲・面積、拠点の具体的な地名は確認できていません(未取得)。 ご検討中の物件が誘導区域の内か外かは、市の都市計画担当へご確認ください。

出典:阪南市「立地適正化計画」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/1532909612199.html

10|空き家 ― 市は対策計画を令和6年6月に改訂している

阪南市は空家等対策計画(第2期)を令和6年6月に改訂しています。 市は空き家バンク制度を設けており、 空き家の利活用・売却・解体の支援も実施しています。

阪南市の空き家率・空き家数そのものは確認できていません(未取得)。 計画のPDF内に記載があると思われますが、本ページでは数値を掲載しません。

ただ、市が第2期の計画を改訂し、支援メニューを整えているという事実は、 買い手にとって2つの意味があります。 1つは売り出されていない空き家が市場に出てくる可能性があること。 もう1つは取得した住宅の解体・利活用に市の支援を使える可能性があることです。 阪南市の戸建の成約は平均築1987年(約39年)ですので、 取得後に手を入れる前提で買う方は、支援制度の対象になるか市に確認する価値があります。

出典:阪南市「空家等対策」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/akiyataisaku/index.html

11|生産緑地・埋蔵文化財・風致地区

  • 生産緑地:阪南市は面積要件を300㎡に引き下げ済で、 特定生産緑地制度もあり、追加指定も行われています。 生産緑地は農地としての管理義務がかかる一方、固定資産税の扱いが宅地と異なります。 隣地が生産緑地の場合、将来そこが宅地化される可能性も含めて確認してください。
  • 埋蔵文化財:市には「埋蔵文化財関係の窓口変更について」というページがありますが、 包蔵地の範囲・箇所数は確認できていません(未取得)。 包蔵地にかかると、着工前に届出が必要になり、試掘調査で工期が延びることがあります。
  • 風致地区・景観計画有無を確認できていません(未取得)。 阪南市が景観行政団体かどうかも確認できませんでした。
  • ため池ため池ハザードマップの有無を確認できていません(未取得)
  • 密集市街地整備アクションプログラム:阪南市は対象外です (対象は大阪市・堺市・豊中市・守口市・門真市・寝屋川市・東大阪市の7市)。

12|阪南市で、家タダが契約前に無料で調べること

ここまでお読みいただいて分かるとおり、 阪南市は「確認事項の数」が多い市です。 価格が低いこと自体は珍しくありません。大事なのは安い理由を切り分けることです。

  • その物件は市街化区域か、市街化調整区域か(市域の約67%が調整区域)
  • 用途地域は何か。外壁後退・高さ10m・高度地区がかかっていないか
  • 地区計画5地区・建築協定25地区のいずれかに入っていないか
  • 土砂災害警戒区域・特別警戒区域にかかっていないか(特別警戒区域はローンに影響することがあります)
  • 高潮・津波・洪水(男里川水系)・内水の浸水想定にどうかかっているか
  • 立地適正化計画の誘導区域の内か外か(外なら着手30日前までの届出義務)
  • 再建築は可能か。接道はどうか。擁壁・造成の履歴はどうか
  • 毎年の固定資産税・都市計画税がいくらになるか(都市計画税の税率は市の公表資料で要確認

これらをすべて契約前に無料で調査したうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。 気になる物件のURLをLINEでお送りください。

11阪南市の成り立ち ― 3町村が南海町に、南海町と東鳥取町が阪南町に、そして市へ

阪南市は、一度の合併で生まれた市ではありません。 ここを誤解している解説をときどき見かけますが、 「4つの町村が一度に合併して阪南市になった」わけではありません。 市の公式資料が記しているのは、2段階の合併と、そのあとの市制施行です。

第1段階:昭和47年10月、3町村が合併して「南海町」

市の公式資料は「昭和47(1972)年10月、東鳥取村を除く3町村が合併して南海町が設立」と記しています。 このとき東鳥取村は加わっていません。

第2段階:南海町と東鳥取町が合併して「阪南町」

その後、南海町と東鳥取町(昭和35年に町制施行)が合併して、 阪南町が誕生します。 東鳥取は、村から町になり、そのうえで南海町と合併した、という順序です。

第3段階:平成3年10月、市制施行

そして市は「平成3(1991)年10月に市制を施行し、 阪南市として今日に至っています」と記しています。 市になってから、まだ35年ほどしか経っていない市です。

市制施行の「日」は市公式に記載を確認できていません。 「平成3年10月1日」などと日付を補完することはしていません。

都市計画から見た阪南市の歴史

この合併の経緯は、都市計画の沿革とぴったり対応しています。 昭和45年6月20日に、旧南海町と旧東鳥取村で「それぞれ別々に」区域区分の当初指定が行われました。 そして昭和48年3月19日、合併により2つの都市計画が統合されます。 このとき市街化区域は約748ha、市街化調整区域は約2,895haでした。

年月日できごと
昭和35年(1960年)東鳥取村が町制施行して東鳥取町に
昭和45年6月20日 旧南海町・旧東鳥取村それぞれで区域区分を当初指定(都市計画)
昭和47年(1972年)10月 東鳥取村を除く3町村が合併して「南海町」が設立
昭和48年3月19日 合併により都市計画区域を統合(市街化区域 約748ha/市街化調整区域 約2,895ha)
昭和51年8月4日第1回線引き見直し
(この間)南海町と東鳥取町が合併して「阪南町」が誕生
平成3年(1991年)10月市制施行。阪南市に
平成8年3月15日建築協定の認可が始まる(以後、令和6年11月12日まで25地区)
平成28年3月30日 第7回線引き見直し(大阪府告示第520号)。市街化区域 約1,194ha/市街化調整区域 約2,423ha
平成28年9月9日土砂災害警戒区域231箇所・特別警戒区域219箇所の最新告示(大阪府)
平成30年8月31日立地適正化計画を策定
令和2年8月高潮浸水想定区域を公表(大阪府)
令和2年10月洪水浸水想定区域を公表(男里川水系・大阪府管理)
令和4年3月総合防災マップを公表(洪水・高潮・土砂災害・地震・津波)
令和5年3月都市計画マスタープランを策定(目標年次 令和14年度/令和17年の人口を43,000人と想定)
令和6年4月1日盛土規制法の規制区域を大阪府が指定
令和6年4月市街化調整区域における地区計画の運用基準を改定(令和6年4月版)
令和6年6月空家等対策計画(第2期)を改訂
令和6年10月こども医療費助成を15歳から18歳(到達年度末まで)に拡充

市名「阪南」の由来は、公式には書かれていない

市名「阪南」の由来について、市の公式ページに記載を確認できませんでした(未取得)。 合併時の町名「阪南町」を市制施行にあたって引き継いだものと読めますが、 その町名がどういう意図で付けられたのかは、市公式の資料では確認できていません。 本ページでは推測による説明を載せていません。

出典:阪南市「阪南市のおいたち」 //www.city.hannan.lg.jp/shisei/shisei/oitachi_sc.html / 阪南市「都市計画の決定・変更」 //www.city.hannan.lg.jp/kakuka/toshi/toshi/toshikeikaku_kankei/toshikeikaku_kettei_henkou.html

12阪南市の物件を探す・相談する

ネットで見つけた阪南市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。

ご相談から引渡しまでの流れ

ステップ内容費用
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLをお送りください無料
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答無料
3. 内覧阪南市内の物件は担当者が現地までご同行します無料
4. 調査役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認無料
5. 価格交渉成約事例を根拠に交渉を代行します無料
6. 契約・決済重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート仲介手数料0円

※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。

お問い合わせ

項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、令和7年国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

13阪南市の不動産購入に関する記事

14阪南市の不動産購入 よくある質問

阪南市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている阪南市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てています。阪南市の戸建の成約中央値690万円なら仲介手数料の上限額は29万3,700円。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

阪南市の住宅の相場はいくらくらいですか?

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・104件)では、戸建の成約中央値が690万円(102件・平均土地面積212㎡・平均築1987年)です。成約データに最寄駅として記録された駅別では、尾崎1,200万円(16件)、和泉鳥取780万円(26件)、鳥取ノ荘590万円(29件)、箱作590万円(29件)、淡輪330万円(4件)。町丁目別では石田2,000万円(5件)・桃の木台1,800万円(6件)が高く、舞385万円(16件)・箱の浦500万円(9件)・箱作530万円(18件)が低い水準です。土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均36,606円(18地点)になります。

阪南市の地価は大阪府内でどのくらいの位置ですか?

正直にお答えします。令和8年地価公示の住宅地で、阪南市の平均は1㎡あたり36,606円、前年比−0.7%です。住宅地の標準地が3地点以上ある府内69市区町村のなかで65位、大阪市24区と堺市7区を除いた市だけで見ると38市中35位。本シリーズで集計した大阪府下24市のなかでは、平均価格がいちばん低く、下落率もいちばん大きいのが阪南市です(いずれも国土交通省の鑑定評価書情報から当方が集計した自算値で、国が順位として公表しているものではありません)。ただしこれは「街の評価」ではなく、市域の約67%が市街化調整区域であること、市自身が令和17年の人口を43,000人と想定していること、土砂災害・高潮・津波・洪水が同じ市域に重なっていることなど、公的資料で確認できる条件の合成です。

なぜ阪南市の地価は下がっているのですか?

断定はできませんが、市の公表資料から確認できる事実を並べます。(1) 都市計画区域 約3,617haのうち約2,423ha(約67.0%)が市街化調整区域で、宅地にできる土地が限られています(平成28年3月30日 大阪府告示第520号時点)。(2) 市自身が都市計画マスタープランで令和17(2035)年の人口を43,000人と想定しています(住民基本台帳は令和8年8月末で48,828人。目標ではなく想定値です)。(3) 学校の統廃合が小12→8校・中5→4校と完了済みであるにもかかわらず、市は「想定以上の少子化の進行より、既に適正規模に満たない学校園が存在」と明記しています。(4) 土砂災害警戒区域231箇所・特別警戒区域219箇所に加え、高潮・津波・洪水の浸水想定が重なります。なお18地点すべてが下がっているわけではなく、4地点は上昇、2地点は横ばいで、上昇4地点のうち3地点は「黒田」です。

阪南市で地価がいちばん高いエリアと安いエリアはどこですか?

令和8年地価公示の住宅地18地点で見ると、最も高い標準地は黒田120番5外の56,500円/㎡(前年比+0.9%)、最も安い標準地は桑畑319番1の10,900円/㎡(−1.8%)で、その差は5.2倍です。上位は黒田430番31(53,900円/㎡)、尾崎町一丁目(49,400円/㎡)、黒田621番5(48,000円/㎡)と続きます。下位は桑畑に次いで舞四丁目(23,500円/㎡)、山中渓(24,500円/㎡)、箱作2874番132(26,500円/㎡)。成約ベースの町丁目別では石田2,000万円・桃の木台1,800万円が高く、舞385万円が最も安い水準です。同じ「箱作」のなかでも1㎡あたり26,500円〜37,300円と1.4倍の開きがあるので、町名だけでは判断できません。

阪南市に市街化調整区域の物件はありますか?

あります。しかも相当な割合です。阪南市は都市計画区域 約3,617haのうち約2,423ha(約67.0%)が市街化調整区域(平成28年3月30日 大阪府告示第520号・第7回線引き見直し時点)。市街化区域は約1,194ha(約33.0%)しかありません。市街化調整区域の物件は、原則として建築を目的とした開発ができず、将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合があります。住宅ローンを取り扱わない金融機関、融資比率を下げる金融機関もあります。阪南市で「相場より安い」と感じた物件があったら、まず区域区分を確認してください。家タダでは契約前に無料で調査します。

阪南市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?

都市計画税については、正直に「分からない」とお答えします。確認できているのは固定資産税の税率が「1.4/100」であること、納期が第1期5月末・第2期7月末・第3期9月末・第4期11月末であること(大阪府内では第4期を12月に置く市が多いなか、阪南市は11月末です)、納税義務者が「毎年1月1日(賦課期日)現在の…所有者として固定資産課税台帳に登録されている方」であることの3点だけです。阪南市の都市計画税の税率・課税範囲を記した公式本文は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。大阪府内でも税率は市によって違い(泉南市0.3%、大阪狭山市0.2%など)、「府内はどこも0.3%」というのは誤りです。本ページの税率表に表示されている0.3%は阪南市の税率ではありませんので、この数字を根拠に資金計画を立てないでください。固定資産税の免税点も未取得です。正確な額は市の税務課または納税通知書でご確認ください。

阪南市の災害リスクはどうですか?

確認すべき項目が多い市です。土砂災害警戒区域が231箇所、特別警戒区域が219箇所(最新告示 平成28年9月9日・大阪府)。同バッチで調査した泉南市185/180、大阪狭山市24/23と比べて最多です。さらに高潮(令和2年8月・大阪府公表/阪南市域は詳細図17・18)、津波(総合防災マップに掲載・避難所海抜一覧表あり)、洪水(男里川水系=男里川・金熊寺川・山中川・菟砥川/管理者は大阪府/令和2年10月公表)、内水(内水ハザードマップあり)が重なります。阪南市は海抜 最高461.9m〜最低0.0mの市で、山のリスクと海のリスクが同じ36.13km²に同居しています。物件の住所で5種類すべてを確認してください。とくに土砂災害特別警戒区域は建築に構造規制がかかり、住宅ローンの取扱いが変わる金融機関もあります。

阪南市に学校選択制はありますか?学校の統廃合はどうなっていますか?

学校選択制はありません。阪南市は公式に「阪南市では学校・家庭・地域が一体となって、児童・生徒を見守り育てることが大切と考え、住所登録に基づき学校区が決められています」と明記しています。例外として、①転居後の継続就学 ②転居予定 ③住宅の建替え等による仮住まい ④留守家庭 ⑤その他「特別な教育的配慮」を要する場合、の5類型で指定校変更・区域外就学が認められる場合があります(裁量的な許可で、居住実態の確認や調査への協力が必要です)。統廃合については、小学校12→8校、中学校5→4校の統合がすでに完了しています。そのうえで市は「想定以上の少子化の進行より、既に適正規模に満たない学校園が存在」と記し、「阪南市立学校のあり方検討委員会」を11回開いて答申を受けています。今後の統廃合の時期は確認できていません(未取得)。学区を理由に選ぶなら、市教育委員会に最新の検討状況をご確認ください。

阪南市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。また、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。阪南市固有の注意点も正直に書きます。毎年の都市計画税がいくらになるかを、本ページではお答えできません。阪南市の公表資料から都市計画税の税率・課税範囲を確認できていないためです(固定資産税は1.4%と確認済み)。また阪南市は市域の約67%が市街化調整区域、地区計画5地区、建築協定25地区、土砂災害警戒231箇所・特別警戒219箇所と、確認事項が府下でも多い市です。調査には相応の時間をいただきます。そのうえで、対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

阪南市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

阪南市は、令和8年地価公示の住宅地が1㎡あたり平均36,606円・前年比−0.7%。本シリーズで集計した大阪府下24市のなかで、平均価格がいちばん低く、下落率もいちばん大きい市です。それでも、市内の標準地は最高56,500円/㎡から最低10,900円/㎡まで5.2倍開いています。「阪南市だから安い」のではなく、安い理由が物件ごとに違うのです。市街化調整区域なのか、土砂災害特別警戒区域なのか、建築協定や地区計画がかかっているのか、外壁後退と高さ10mで建て替えの計画が成立しないのか。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

15本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年9月18日

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