【綾部市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

【綾部市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

京都

京都府綾部市 専門 エリアガイド

綾部市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

2,000万円(計算例)の物件なら 72万6,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている綾部市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

綾部市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
綾部市の人口
30,328人15,686世帯/令和8年9月末日現在(綾部市「住基人口」)
住宅地 公示価格
2.77万円/㎡前年比 −0.3%/14地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
4件国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/4件とも戸建。中古マンション・新築戸建ては0件
買主様の仲介手数料
0円2,000万円(計算例)なら72万6,000円の削減

若竹町・岡町・神宮寺町・井倉新町・大島町・上延町・桜が丘・寺町・里町・田野町・高津町/駅前通・西町・川糸町・井倉町/安国寺町・東山町・物部町ほか/JR山陰本線 高津・綾部・山家/JR舞鶴線 淵垣・梅迫

綾部市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている綾部市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です(売主が仲介手数料を支払わない取引など、対象外になる場合があります)。ただし最初に正直にお伝えします。綾部市は、公的データに出ている成約がごくわずかです。国土交通省の成約価格情報で、直近4四半期の成約は4件だけ。4件とも戸建で、中古マンションと新築戸建ての成約は1件もありません(国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。4件の価格は450万円〜2,100万円で、この帯にかかる仲介手数料の上限額は21万4,500円〜75万9,000円。中央値は500万円ですが、4件の真ん中の値にすぎず、「綾部市の相場」と言い切れる数字ではありません(参考値)。そのためページ上部の「2,000万円なら72万6,000円」は相場ではなく計算例です。価格の目安は、令和8年地価公示の住宅地14地点を中心に整理します。

  • 公的データに出ている綾部市の成約は、直近4四半期で4件だけです。4件とも戸建(土地と建物)で、価格は最小450万円・中央値500万円・最大2,100万円、建築年の中央値は1990年、延床面積の中央値は127㎡、土地面積の中央値は230㎡。最寄駅は4件とも綾部で、駅から平均15分。中古マンションと、建築年が2025年以降の戸建(新築)の成約は0件です(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。4件から相場は言い切れません。
  • 仲介手数料の上限額は、450万円で21万4,500円、500万円で23万1,000円、550万円で24万7,500円、2,100万円で75万9,000円。計算例として1,000万円なら39万6,000円、2,000万円なら72万6,000円、3,000万円なら105万6,000円です。家タダを通して買えばこの金額が0円になります(対象外になる取引もあります)。
  • 綾部市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均27,731円(14地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比−0.3%。平均価格は京都府内29市区町村で27位、京都市の区と町を除いた14市のなかでは12位です。14地点のうち上昇1地点・横ばい5地点・下落7地点(残る1地点は前年と比べられない地点)。最高は若竹町の48,000円/㎡(0.0%)、最安は物部町の5,590円/㎡(−0.4%)で、8.6倍の開きがあります。
  • 綾部市には、いま「市街化調整区域」がありません。市は平成28年5月10日に区域区分(線引き)を廃止しました。都市計画区域は19,543.0ha(市域の約56.3%)で、そのうち用途地域が739.6ha、残りの18,803.4haは「特定用途制限地域」(旧市街化調整区域)です。市域の残り約44%は都市計画区域の外。「調整区域かどうか」ではなく、「用途地域の中か、特定用途制限地域か、都市計画区域の外か」を確認する市です。
  • 綾部市の固定資産税の税率は1.5%です。多くの市町村が採用している標準税率1.4%より高い税率です。都市計画税は0.1%で、市公式によると課税されるのは「用途地域内に所在する土地、家屋」。用途地域の中の物件なら合計1.6%、用途地域の外なら1.5%です。納期は5月・7月・9月・12月の各月末です。
  • 鉄道はJR山陰本線(高津駅・綾部駅・山家駅)とJR舞鶴線(淵垣駅・梅迫駅)の2路線5駅。成約4件の最寄駅はすべて綾部駅です。道路は舞鶴若狭自動車道(綾部IC)と京都縦貫自動車道(綾部安国寺IC)が市内で交わり、国道27号・173号が通ります。市民バス「あやバス」は9路線。駅から離れた物件は、車とバスの両方を前提に検討する市です。
  • 人口は減っています。令和7年国勢調査の速報で29,885人。令和2年の31,846人から1,961人(6.2%)減、世帯数は13,738で+3世帯です。市制を施行した昭和25年は54,055人でした。都市計画マスタープランによると、空き家は平成30年に3,580戸・空き家率21.0%。買う側には選択肢が多く価格が上がりにくい一方、将来の売りやすさは立地で差が出ます。
  • 買う人が使える制度があります。市が分譲するあやべ桜が丘団地は、令和9年3月31日までの新築に150万円の補助。市外から移る方の空き家改修は、あやべ定住サポート総合窓口の登録空き家で上限180万円(経費の3分の2以内)。昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅の本格耐震改修は上限115万円(多雪区域140万円)。こどもの医療費は1か月1医療機関200円です。

01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します

綾部市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。

疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?

結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。

不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。

売買価格法律が定める報酬の上限(税抜)法律が定める下限
400万円超の部分代金額 × 3%定めなし
200万円超400万円以下の部分代金額 × 4%
200万円以下の部分代金額 × 5%

※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。

つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。

疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?

不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。

一般的な不動産会社買主様売主様他社仲介手数料仲介手数料買主様・売主様の両方から仲介手数料をいただきます家タダ買主様売主様家タダ仲介手数料仲介手数料0円売主様からのみ仲介手数料をいただきます

※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。

家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。

だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。

疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?

ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。

国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。

下表は、綾部市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。

費用支払先目安家タダの取り分
仲介手数料不動産会社通常は(価格×3%+6万円)×1.10円
印紙税国(契約書に貼付)1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時)0円
登録免許税国(法務局)所有権移転・抵当権設定にかかる0円
司法書士報酬司法書士5万〜10万円程度0円
固定資産税・都市計画税の精算金売主様引渡日で日割り0円
住宅ローン事務手数料・保証料金融機関借入額により変動0円
火災保険・地震保険料保険会社建物・期間により変動0円
不動産取得税京都府(都道府県税)取得後に納税通知。軽減措置あり0円

仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。

※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。

疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?

業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。

  • 現地内覧への同行(綾部市内の物件)
  • 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
  • 法務局調査(登記・権利関係・越境)
  • 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
  • 宅地建物取引士による重要事項説明
  • 契約書・重要事項説明書の作成
  • 引渡し・決済の立会い

むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。

02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか

「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。

段階内容この時点で支払うもの
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLを送っていただくなし
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答なし
3. 内覧担当者が現地まで同行(綾部市内)なし
4. 調査役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認なし
5. 価格交渉成約事例を根拠に売主様と交渉なし
6. 購入申込買付証明書の提出なし(申込金は原則不要)
7. 売買契約重要事項説明・契約書への署名押印手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税
8. 住宅ローン本申込金融機関の審査なし(事務手数料は実行時)
9. 決済・引渡し残代金の支払いと所有権移転登記残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金
―家タダへの仲介手数料0円(全段階を通じて)

1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。

※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。

03綾部市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

綾部市の価格帯で、いくら得になるか

綾部市の住宅地は1㎡あたり平均27,731円(14地点の単純平均)。市内の標準地は最高48,000円/㎡(若竹町24番1)から最低5,590円/㎡(物部町西町筋4番)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が8.6倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
450万円21万4,500円0円▲21万4,500円
550万円24万7,500円0円▲24万7,500円
1,000万円39万6,000円0円▲39万6,000円
2,000万円72万6,000円0円▲72万6,000円
3,000万円105万6,000円0円▲105万6,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。

上の表は「綾部市の相場」ではありません。成約例と計算例です

先に前提をお断りします。綾部市の成約データは4件しかありません。国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で捕捉できた綾部市の成約は4件。4件とも戸建(土地と建物)で、中古マンションの成約は0件、建築年が2025年以降の戸建(新築)の成約も0件です。町丁目別の集計(3件以上あった町)には、1つの町も出てきません。

表の450万円・550万円は、実際にあった成約の価格です。公表されている個票では、神宮寺町の戸建が450万円(仲介手数料の上限額21万4,500円)、井倉町の戸建が550万円(24万7,500円)、川糸町の戸建が2,100万円(75万9,000円)。4件の中央値は500万円(23万1,000円)ですが、4件の真ん中の値にすぎず、相場としては使えません(参考値)。

1,000万円・2,000万円・3,000万円は、当方が置いた計算例です。1,000万円なら上限額は39万6,000円、2,000万円なら72万6,000円、3,000万円なら105万6,000円。ページ上部の「2,000万円(計算例)なら72万6,000円」も同じ計算です。検討中の物件の価格を当てはめて、ご自身の金額に読み替えてください。

物件価格が低いほど、仲介手数料の「割合」は大きくなります。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1で、「+6万円」の部分は価格が下がっても変わりません。2,100万円の物件なら上限額75万9,000円で価格の約3.6%ですが、550万円なら24万7,500円で4.5%、450万円なら21万4,500円で約4.8%になります(割合は当方算出)。400万円以下の物件は別区分で、200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円(いずれも×1.1)。400万円ちょうどなら上限額は19万8,000円です。

相場の代わりに使える公的な数字は、地価公示です。令和8年地価公示の住宅地14地点について「1㎡あたりの価格×その標準地の地積」を計算すると、若竹町が約744万円(48,000円×155㎡)、神宮寺町が約688万円(41,700円×165㎡)、井倉新町が約670万円(39,900円×168㎡)、桜が丘1丁目が約652万円(34,300円×190㎡)、上延町が約562万円(38,500円×146㎡)、岡町が約528万円(43,600円×121㎡)です(当方の掛け算であり、実際の取引価格ではありません。建物の価格は含みません)。市の中心部で住宅1区画ぶんの土地は、公示価格の水準で500万〜700万円台、というのが目安になります。

(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。)

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

NEW綾部市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う

新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)には、綾部市の新築戸建てに当たる取引は載っていませんでした。取引がないという意味ではなく、公表データに出ていないということです。実際に売り出されている物件は、URLを送っていただければ個別に確認します。

綾部市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。

USED綾部市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う

中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、綾部市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は4件。件数が少ないため参考値ですが、成約価格の中央値は500万円です。延床面積の中央値は127㎡。建築年の中央値は1990年です。

中央値の500万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は23万1,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

綾部市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。

MANSION綾部市の中古マンションを仲介手数料無料で買う

中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)には、綾部市の中古マンションに当たる取引は載っていませんでした。取引がないという意味ではなく、公表データに出ていないということです。実際に売り出されている物件は、URLを送っていただければ個別に確認します。

中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 綾部市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。

04数字で見る綾部市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて綾部市・京都府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 347km²に約3万人。令和7年国勢調査(速報)で29,885人

綾部市の人口は30,328人(男14,551人/女15,777人)、世帯数は15,686世帯です(令和8年9月末日現在・綾部市「住基人口」)。面積は347.10km²。人口密度は約87人/km²(当方算出)です。

綾部市の人口には、公表されている数字が3種類あります。住民基本台帳の人口(上の30,328人)、市が毎月公表している推計人口(令和8年9月1日現在で29,336人・13,797世帯。男14,038人/女15,298人)、そして国勢調査です。基準日も集計の方法も違うため、数字は一致しません。本ページでは、どの統計の数字かを必ず添えています。

令和7年国勢調査の速報集計(令和7年10月1日現在)では、人口29,885人・世帯数13,738世帯。男14,337人、女15,548人です。令和2年国勢調査(31,846人・13,735世帯)と比べると、人口は1,961人減(−6.2%)、世帯数は3世帯増でした(増減数は市公表、率は当方算出。速報値であり確定値ではありません)。人口は5年で6%減ったのに、世帯数は変わっていない=1世帯あたりの人数が小さくなっているということで、速報値で計算すると1世帯あたり約2.18人(当方算出)です。

長い目で見ると、減り方がはっきりします。都市計画マスタープランに載っている国勢調査の人口は、平成17年37,755人、平成22年35,836人、平成27年33,821人、令和2年31,846人。5年ごとに約2,000人ずつ減っています。市制を施行した昭和25年は54,055人で、これが綾部市の人口のピークです(市「綾部都市計画区域の概要」)。マスタープランは、計画の目標年次である令和15年の人口を約2.8万人としています。

人口が減っている市で家を買うことの意味は、正直に考えておく必要があります。買う側にとっては、価格が上がりにくく、選択肢が多いという利点があります。令和8年地価公示の住宅地14地点は平均−0.3%で、上昇は1地点だけでした。一方で、将来売るときに買い手がつきやすい立地かどうかは、いまより慎重に見る必要があります。都市計画マスタープランによると、綾部市の空き家は平成15年の1,490戸(13.5%)から平成30年の3,580戸(21.0%)へ増えています。

人は、市域のごく一部に集まって住んでいます。マスタープランの令和2年の集計では、用途地域が指定されている区域(739.6ha=市域の約2%)に17,560人、用途地域の外の都市計画区域(特定用途制限地域)に12,314人、都市計画区域の外に1,972人。市民の約55%が、市域の約2%にあたる用途地域のなかに住んでいることになります(割合は当方算出)。用途地域内の人口は綾部地区が11,005人、中筋地区が4,874人で、この2地区で9割を占めます。

市公式は綾部市を「京都府の中央北寄りに位置する田園都市」と紹介しています。市の地区は綾部・中筋・吉美・西八田・東八田・山家・口上林・中上林・奥上林・豊里・物部・志賀郷の12地区で、ハザードマップもこの12地区ごとに作られています。

項目値備考
住民基本台帳人口30,328人(男14,551/女15,777)令和8年9月末日現在・綾部市「住基人口」
世帯数(住民基本台帳)15,686世帯同上
推計人口29,336人・13,797世帯(男14,038/女15,298)令和8年9月1日現在・綾部市「推計人口」
令和7年国勢調査(速報)29,885人・13,738世帯(男14,337/女15,548)令和7年10月1日現在。速報値であり確定値ではない
令和2年国勢調査31,846人・13,735世帯令和2年10月1日現在
2020→2025の増減人口−1,961人(−6.2%)/世帯+3世帯増減数は市公表、率は当方が算出
平成27年国勢調査33,821人・13,766世帯綾部市都市計画マスタープラン
平成22年国勢調査35,836人・14,006世帯同上
平成17年国勢調査37,755人・14,286世帯同上
市制施行時(昭和25年)54,055人綾部市「綾部都市計画区域の概要」
市域面積347.10km²(34,710ha)綾部市「綾部市の概要」/都市計画マスタープラン
人口密度(住基ベース)約87人/km²30,328人÷347.10km²で当方が算出
用途地域内の人口(令和2年)17,560人(綾部11,005/中筋4,874/吉美1,293/西八田388)都市計画マスタープラン。市全体の約55%(当方算出)
用途地域外・都市計画区域内の人口(令和2年)12,314人同上
都市計画区域外の人口(令和2年)1,972人同上
空き家3,580戸・空き家率21.0%(平成30年)都市計画マスタープラン。平成15年は1,490戸・13.5%
市制施行昭和25年8月1日綾部市「綾部市の概要」
市の木/市の花/市の鳥マツ/ウメ/イカル昭和49年11月3日制定
市役所京都府綾部市若竹町8番地の1綾部市「綾部市の概要」

土地の使われ方

綾部市の土地を理解するうえで、いちばん効く数字は「用途地域739.6ha」です。市域は34,710ha。そのうち都市計画区域は19,543.0ha(約56.3%)で、用途地域が指定されているのは739.6ha=市域の約2.1%(当方算出)しかありません。都市計画区域の残り18,803.4haは特定用途制限地域(平成28年5月に線引きを廃止するまでの市街化調整区域)、市域の残り約15,167ha(約43.7%・当方算出)は都市計画区域の外です。

都市計画マスタープランによると、都市計画区域のなかでも自然的土地利用が約89.9%。用途地域の外では山林が71.8%を占めます。市街地は由良川沿いの盆地にまとまっていて、そのまわりを山林と農地が囲んでいる、というのが綾部市の姿です。

区分面積構成比
都市計画区域内・用途地域の指定あり739.6 ha2.1%
都市計画区域内・特定用途制限地域(旧市街化調整区域)18,803.4 ha54.2%
都市計画区域外15,167.0 ha43.7%
合計(市域)34,710.0 ha100.0%

※綾部市都市計画マスタープラン(令和6年3月改定)「現況」。都市計画区域外の面積と構成比は、市域34,710haから都市計画区域19,543.0haを引いて当方が算出。

都市計画区域と土地利用の区分

★最初に、いちばん大事なことを書きます。綾部市には、いま「市街化区域」「市街化調整区域」という区分がありません。市公式は「綾部都市計画区域の区域区分(線引き)が廃止されました【平成28年5月10日】」というページを公開しており、京都府の「府内の都市計画区域」でも、綾部都市計画区域(対象は綾部市)は非線引き都市計画区域とされています。

市の「綾部都市計画区域の概要」によると、区域区分を設定したのは昭和56年12月25日。それを平成28年5月10日に廃止しました。約34年半続いた線引きをやめた市、ということになります。市は廃止の理由を「綾部市が目指すまちづくりの実現」のためと説明し、「無秩序な開発行為や建築行為が行われる可能性」に対応するために新しい土地利用制度を入れた、としています。

いまの綾部市は、3つの区域に分かれます。
(1) 用途地域が指定されている区域 ― 739.6ha。10種類の用途地域があり、建てられる建物の種類・建ぺい率・容積率が決まっています。都市計画税(0.1%)がかかります。
(2) 特定用途制限地域 ― 18,803.4ha。線引きを廃止するまで市街化調整区域だった区域です。市は「環境に大きな影響を及ぼすおそれのある建築物等の建築を制限」する区域と説明しています。市の都市計画図のページでは、図郭にない区域は「特定用途制限地区(田園居住地区)」とされています。
(3) 都市計画区域の外 ― 約15,167ha(当方算出)。市域34,710haから都市計画区域19,543.0haを引いた残りで、市域の約44%にあたります。

「調整区域ではなくなった=何でも建てられる」ではありません。農地法・農業振興地域の制度、土砂災害や浸水に関する規制、建築基準法の接道の決まりは、線引きとは別に残っています。検討中の物件がどの区域にあるかは、市の都市計画図か、都市建築課 都市計画担当(0773-42-4285)で確認できます。

地価公示 ― 14地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、綾部市の住宅地の標準地は14地点。 単純平均は1㎡あたり27,731円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は−0.3%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
綾部-3若竹町24番148,000+0.0%
綾部-1岡町舘ノ内1番1443,600+0.0%
綾部-6神宮寺町東谷3番241,700−0.7%
綾部-9井倉新町土ノ上2番339,900+0.0%
綾部-7大島町沓田11番439,300+1.8%
…(中略・全14地点)
綾部-10物部町西町筋4番5,590−0.4%
綾部-12東山町山家92番6,030+0.0%
綾部-14安国寺町下背戸27番2外6,920−1.0%
綾部-13高津町荒倉18番112,000−0.8%
綾部-2田野町風久呂13番619,000−1.0%

※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ綾部市内で、住宅地の地価は8.6倍ちがいます

最も高いのは若竹町24番1の1㎡あたり48,000円(+0.0%)。最も安いのは物部町西町筋4番の5,590円(−0.4%)。その差は8.6倍です。「綾部市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

綾部市は京都府内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある京都府内の29市区町村のうち、 綾部市の住宅地の平均価格は27位。 京都市の11区と町を除いた「市」だけで見ると、14市のなかで第12位です。

区分綾部市の位置母数
住宅地の平均価格(府内・区を含む)27位29市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)12位14市
前年比の変動率(府内・区を含む)25位29市区町村
前年比の変動率(市のみ)11位14市

※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

綾部市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地14地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で8.6倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

公園・緑地

都市計画マスタープランによると、綾部市の都市公園は44箇所・約63.6haが開設されています。都市計画決定されている公園は10箇所(街区公園5、地区公園1、総合公園1、運動公園2、風致公園1)で、計画面積約58.5haのうち約44.6haが整備済みです。あやバスの路線名には「紫水ヶ丘公園線」があります。個々の公園の名称・所在地は、本ページでは確認していません(未取得)。

※綾部市都市計画マスタープラン(令和6年3月改定)「現況」。

05綾部市の特徴 ― 線引きをやめた市。成約データは4件、土地は1㎡5,590円から48,000円まで

綾部市を一言で表すと、「市街化調整区域をなくした、347km²に3万人の市」です。 平成28年5月10日に区域区分(線引き)を廃止し、いまは用途地域739.6haと、そのまわりの特定用途制限地域、都市計画区域の外、という3層になっています。 そして公的データに出てくる成約は、直近4四半期で4件だけです。 この章では、数字が少ないことを前提に、綾部市で分かること・分からないことを分けて整理します。

実際の成約は4件 ― 分かること、分からないこと

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、 綾部市の成約は4件です。 これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

種別件数価格内容
中古戸建て(建築年2024年以前)4件 最小450万円/中央値500万円(参考値)/最大2,100万円 延床面積の中央値127㎡・土地面積の中央値230㎡・建築年の中央値1990年。1981年以前の築が1件
新築戸建て(建築年2025年以降)0件—このデータには1件もありません
中古マンション0件—このデータには1件もありません

4件では、相場は言い切れません。 中央値500万円は4件の真ん中の値で、1件入れ替わるだけで大きく動く数字です。 「綾部市の中古戸建ては500万円」と受け取らないでください。 4件のうち、内容が公表されている3件は次のとおりです。

所在成約価格面積 築年構造最寄駅時期 仲介手数料の上限額
神宮寺町450万円 土地430㎡/延床130㎡1977年 木造綾部 15分2025Q221万4,500円
井倉町550万円 土地150㎡/延床125㎡1986年 鉄骨造綾部 15分2025Q224万7,500円
川糸町2,100万円 土地310㎡/延床140㎡1994年 軽量鉄骨造綾部 15分2025Q475万9,000円

この3件から言えるのは、次のことだけです。

  • 公的データに出ているのは、築30〜50年ほどの戸建である。建築年は1977年・1986年・1994年。新築やマンションの取引は、このデータには現れていません。
  • 延床面積は125〜140㎡でそろっているのに、価格は450万円から2,100万円まで4倍以上ちがう。 同じくらいの広さの家でも、築年・構造・立地・建物の状態で値段が大きく変わる、ということです。
  • 土地が広い。3件の土地面積は150㎡・310㎡・430㎡。4件の中央値は230㎡です。
  • 3件とも綾部駅から15分。駅前ではなく、駅から少し離れた住宅地の取引です。

逆に、次のことは公的データからは分かりません。 綾部市の中古マンションの価格、新築戸建ての価格、町ごとの価格の違い、綾部駅以外の駅のまわりの価格。 分からないことを、ほかの市の数字や推測で埋めることはしていません。 検討中の物件が妥当な価格かどうかは、物件ごとに、近い時期・近い場所の取引を個別に調べて判断することになります。 家タダでは、物件URLをお送りいただければ、この確認を無料で行います。

築年には、制度上の境目があります。昭和56年(1981年)5月31日です。 これ以前に着工された木造住宅は、市の耐震改修の補助の対象になりえます。上の表では1977年築の神宮寺町の戸建が該当しうる年代です。 古い戸建を買う場合は、耐震診断と補助制度の確認を、工事の契約の前に行ってください。 市は「工事着手後の申請は認められません」と明記しています。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・綾部市4件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。 仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。 成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。

地価公示17地点 ― 住宅地14地点は「3つの段」に分かれる

成約が少ない市で、価格の目安としていちばん頼りになるのが地価公示です。 令和8年地価公示で、綾部市の標準地は住宅地14地点・商業地2地点・工業地1地点の計17地点。

用途地点数平均価格(円/㎡) 平均変動率上昇・横ばい・下落
住宅地1427,731 −0.3%上昇1/横ばい5/下落7/前年比なし1
商業地256,450 0.0%上昇0/横ばい2/下落0
工業地117,500 +9.4%上昇1

住宅地14地点をすべて、価格の高い順に並べます。右端は「価格×地積」(当方算出)です。

標準地所在地番価格(円/㎡) 前年比地積価格×地積
綾部-3若竹町24番148,000 0.0%155㎡約744万円
綾部-1岡町舘ノ内1番1443,600 0.0%121㎡約528万円
綾部-6神宮寺町東谷3番241,700 −0.7%165㎡約688万円
綾部-9井倉新町土ノ上2番339,900 0.0%168㎡約670万円
綾部-7大島町沓田11番439,300 +1.8%304㎡約1,195万円
綾部-5上延町沢52番638,500 —146㎡約562万円
綾部-4桜が丘1丁目8番734,300 0.0%190㎡約652万円
― ここまでが3万円台以上(7地点)―
綾部-8寺町上石15番1127,200 −1.1%204㎡約555万円
綾部-11里町向屋敷5番2外26,200 −1.1%339㎡約888万円
綾部-2田野町風久呂13番619,000 −1.0%211㎡約401万円
綾部-13高津町荒倉18番112,000 −0.8%575㎡約690万円
― ここから下は7,000円未満(3地点)―
綾部-14安国寺町下背戸27番2外6,920 −1.0%452㎡約313万円
綾部-12東山町山家92番6,030 0.0%320㎡約193万円
綾部-10物部町西町筋4番5,590 −0.4%218㎡約122万円

読み取れることが4つあります。

  • 上の7地点は34,300〜48,000円の幅に固まっている。 最高と7番目の差は1.4倍(当方算出)。市役所・綾部駅のまわりから桜が丘までの住宅地は、1㎡あたり3万円台後半〜4万円台が目安です。 坪に直すと約11万〜16万円(当方算出)。
  • まんなかの4地点(12,000〜27,200円)は、すべて下落。寺町と里町の−1.1%が14地点で最大の下落です。
  • 下の3地点は7,000円未満。高津町(12,000円)との間にも段差があり、最高地点とは8.6倍の開きがあります。
  • 上がったのは大島町(+1.8%)の1地点だけ。横ばい5地点、下落7地点。 平均は−0.3%で、府内29市区町村のなかで変動率は25位、14市のなかでは11位です。

「価格×地積」を見ると、もうひとつ分かることがあります。 単価がいちばん安い3地点を除けば、1区画の総額は約400万〜1,200万円に収まり、多くは500万〜700万円台です。 単価が安い場所ほど地積が広く、単価の高い場所ほど地積が小さい。 綾部市では、「1㎡あたりの単価」だけでなく「その土地が何㎡あるのか」をあわせて見ないと、土地の値段を見誤ります。

商業地と工業地は次のとおりです。

用途所在地番価格(円/㎡) 前年比地積
商業地駅前通51番157,900 0.0%195㎡
商業地西町2丁目108番55,000 0.0%125㎡
工業地城山町5番17,500 +9.4%13,215㎡

住宅地は平均−0.3%、商業地は0.0%、工業地は+9.4%。 工業地は1地点だけですので市全体の傾向とは言えませんが、 都市計画マスタープランは、京都府綾部工業団地と綾部市工業団地の全区画が完売していること、 令和元年の実績で事業所数98・従業者数5,621人・製造品出荷額約1,465億円であることを記しています。 働く場所の土地は評価が上がり、住む土地は横ばいから微減、というのが令和8年時点の綾部市です。

出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。 平均・変動率・順位・「価格×地積」は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。 「—」は前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)です。「価格×地積」は建物を含まず、実際の取引価格でもありません。

平成28年5月10日、線引きを廃止 ― 「市街化調整区域」がなくなった市

綾部市の都市計画の沿革は、市の「綾部都市計画区域の概要」に次のように載っています。

年月日できごと
昭和10年1月11日都市計画区域の指定
昭和25年8月1日市制施行。市域を都市計画区域に指定
昭和30年4月/昭和31年9月合併に伴い都市計画区域を追加指定
昭和56年12月25日区域区分(線引き)を設定=市街化区域と市街化調整区域に分ける
平成28年5月10日区域区分を廃止。旧市街化調整区域は特定用途制限地域に

いまの面積は、都市計画区域19,543.0haのうち用途地域が739.6ha(約3.8%)、特定用途制限地域が18,803.4ha(約96.2%)です (都市計画マスタープラン)。 都市計画区域の96%が、かつて市街化調整区域だったということになります。

買う側にとっての意味は、3つあります。

  • 「市街化調整区域だから住宅ローンが通りにくい・建て替えに許可が要る」という、線引きのある市の話は、そのままは当てはまらない。 綾部市で確認するのは「用途地域の中か、特定用途制限地域か、都市計画区域の外か」です。
  • ただし、規制がなくなったわけではない。特定用途制限地域には市の条例による用途の制限があり、 まちづくり条例の開発協議、農地や災害に関する規制も別にあります。
  • 税の境目も「用途地域」。都市計画税0.1%がかかるのは用途地域内の土地・家屋です。

古い物件資料や、昔の感覚で書かれた説明には「市街化調整区域」という言葉が残っていることがあります。 平成28年5月より前に作られた資料の区域の記載は、いまの制度に読み替える必要があります。 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄で、現在の区分を確認してください。

出典:綾部市「綾部都市計画区域の概要」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001889.html / 綾部市「綾部都市計画区域の区域区分(線引き)が廃止されました【平成28年5月10日】」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001897.html / 綾部市都市計画マスタープラン(令和6年3月改定)「現況」 https://www.city.ayabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1902/6-41.pdf

固定資産税は1.5% ― 毎年かかる費用が、標準より少し高い市

綾部市の固定資産税の税率は1.5%です(市公式「固定資産税のあらまし」)。 標準税率の1.4%より0.1ポイント高く、課税標準額1,000万円あたり年1万円の差になります(当方算出)。 都市計画税は0.1%で、用途地域内の土地・家屋が対象。 用途地域の中なら合計1.6%、外なら1.5%です。

仲介手数料は買うときに1回だけかかる費用、固定資産税は持っているあいだ毎年かかる費用です。 綾部市は物件価格が低いぶん、買うときの費用は小さくなりやすい一方、税率は標準より高い。 土地の広い物件が多い市でもありますので、 検討中の物件の前年度の固定資産税額を、売主側に確認しておくことをおすすめします。

買う人が使える市の制度 ― 桜が丘の新築、空き家の改修、耐震、水源の里

制度対象金額
あやべ桜が丘団地 新築促進補助金市が分譲する桜が丘団地で、令和9年3月31日までに新築150万円
定住促進事業費補助金(空き家改修) あやべ定住サポート総合窓口に登録した転入者・転入予定者で、空き家を取得または賃借した方。 継続して3年以上市外に住所があったこと、60歳以下の方がいる世帯であること、改修した空き家に10年以上住む意思があることなど 経費の3分の2以内。登録空き家は上限180万円、登録外の空き家は上限90万円
木造住宅 本格耐震改修事業(令和8年度) 昭和56年5月31日以前に着工・完成した木造住宅で、耐震診断の評点が1.0未満のもの 設計費と工事費の5分の4。改修後の評点1.0以上で上限115万円(多雪区域140万円)、 0.7以上1.0未満で上限100万円(多雪区域120万円)
水源の里 定住支援水源の里20集落への転入・転居者(65歳未満の方がいる世帯など) 定住支援給付金 月5万円・上限30万円/住宅整備補助金 経費の3分の2以内・上限90万円

どの制度にも、順番と条件があります。 空き家改修の補助は、対象の工事が「入居後1年以内又は入居前に行われる工事」で、 「主要構造部、トイレ、風呂、台所等の生活するために必要な改修」。空き家の所有者と2親等内の親族でないことも要件です。 耐震改修は「工事着手後の申請は認められません」「受付枠には限りがあります」と市が明記しています。 中古戸建てを買ってすぐリフォームの契約をしてしまうと、使えたはずの補助が使えなくなることがあります。 購入を決める前に、市の担当課(定住・地域政策課 0773-42-4270/都市建築課 建築担当 0773-42-4287)で、 対象になるか・受付が続いているかを確認してください。

市にはあやべ定住サポート総合窓口、空き家バンク、空き家相談会、 「綾部市住みたくなるまち定住促進条例」のページもあります。 空き家バンクに登録された物件を家タダの仲介で買えるかどうかは、物件ごとの取引の形によります。 仲介会社が入らない取引や、売主が仲介手数料を支払わない取引は、家タダの0円仲介の対象外になる場合があります。

出典:綾部市「あやべ桜が丘団地好評分譲中」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001762.html / 綾部市「綾部市定住促進事業費補助金について」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001759.html / 綾部市「【令和8年度】綾部市木造住宅本格耐震改修事業」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001909.html / 綾部市「水源の里への定住者募集!住宅購入やリフォーム代、生活費を支援します」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000002835.html / 綾部市「定住施策」 https://www.city.ayabe.lg.jp/category/5-4-7-0-0-0-0-0-0-0.html

まとめ:綾部市は「区域・税・築年・ハザード・足」の5つで選ぶ市

綾部市の住宅地の平均価格は、京都府内で住宅地の標準地が3地点以上ある29市区町村のうち27位、 京都市の区と町を除いた14市のなかでは12位。 変動率(−0.3%)は29市区町村中25位、14市のなかでは11位です。 価格も値動きも、府内では下位。 値上がりを期待して買う市ではなく、土地の広さと価格の低さを生かして、長く住むために買う市です。

  • 用途地域の中か、特定用途制限地域か、都市計画区域の外か。建てられる建物と都市計画税(0.1%)の有無が変わります。
  • 固定資産税は1.5%。前年度の税額を確認する。
  • 築年と建物の状態。公的データの成約は1977〜1994年築の戸建。昭和56年5月31日以前の着工なら耐震改修の補助の対象になりえます。
  • ハザード。由良川などの洪水、土砂災害警戒区域(京都府公表で90地区・1,671箇所)、液状化。
  • 移動の手段。駅は5つ。あやバスは利用の少ない区間の見直しのルールが令和8年4月に始まっています。

この5点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます (物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。

空から見た、この50年の綾部市

左が1974〜78年、右が現在の、綾部駅を含む同じ範囲です。綾部駅は、成約データの4件すべての最寄駅で、都市計画マスタープランが「都市拠点」とする場所です。
市の「綾部都市計画区域の概要」によると、綾部市が区域区分(市街化区域と市街化調整区域の線引き)を設定したのは昭和56年12月25日。左の写真は、その線引きが決まる少し前の姿にあたります。その後、青野(約14.7ha・昭和60〜平成7年度)、上延(約6.6ha・平成5〜13年度)、西町(約2.8ha・平成4〜17年度)で土地区画整理事業が行われ、昭和63年9月に新綾部大橋が開通、平成2年8月に市立病院が開院、平成3年3月に舞鶴自動車道が開通しました(市の年表)。そして平成28年5月10日に線引きは廃止されています。2枚を見比べるときは、由良川と市街地の位置関係、駅のまわりの田畑がどう変わったかに注目してください。(写真の範囲は、国土地理院の地名検索で得た綾部駅の座標から算出したタイルによるものです。上に挙げた事業や施設が写真のどこにあたるかは、本ページでは特定していません。)

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28693〜28695・y12944〜12945)で切り出しています。

06綾部市を5に分けて考える(エリアガイド)

綾部市は、昭和25年から31年にかけて13の町村が合わさってできた市です。市の地区はいまも綾部・中筋・吉美・西八田・東八田・山家・口上林・中上林・奥上林・豊里・物部・志賀郷の12地区で、都市計画マスタープランはこれを中南部(綾部・中筋)、西部(豊里・物部・志賀郷)、中北部(吉美・西八田・東八田)、東部(山家・口上林・中上林・奥上林)の4地域にまとめています。

先にお断りしておきます。綾部市は成約データが4件しかなく、町丁目別の集計が1つもありません。そこでこの章では、令和8年地価公示の住宅地14地点を、価格の水準で5つのまとまりに分けて整理します。このまとまりは、公示価格の水準をもとにした当方の整理であり、市の12地区の区分とは一致しません(標準地のある町がどの地区に属するかは、市の資料から正確に読み取れなかった町があるためです)。「価格×地積」は当方の掛け算で、建物の価格は含まず、実際の取引価格でもありません。見出しの「最寄駅」欄は、公的資料で確認できた範囲だけを書いています。

市役所と綾部駅のまわり(若竹町・岡町・神宮寺町と、商業地の駅前通・西町)― 4万円台(最寄駅:綾部)

住宅地の最高地点がここにあります。「若竹町24番1」が48,000円/㎡(0.0%・地積155㎡)。若竹町は市役所(若竹町8番地の1)のある町です。続いて「岡町舘ノ内1番14」が43,600円/㎡(0.0%・地積121㎡)、「神宮寺町東谷3番2」が41,700円/㎡(−0.7%・地積165㎡)。「価格×地積」は若竹町が約744万円、神宮寺町が約688万円、岡町が約528万円です(当方算出)。商業地の標準地は「駅前通51番1」57,900円/㎡と「西町2丁目108番」55,000円/㎡の2地点で、どちらも前年比0.0%。商業地の最高地点と住宅地の最高地点の差が、1㎡あたり1万円もありません。都市計画マスタープランは「JR綾部駅、市役所、綾部市立病院周辺」を都市拠点、「JR綾部駅周辺から市役所周辺」を商業・業務ゾーンとしています。西町では土地区画整理事業(約2.8ha・平成4〜17年度)が行われました。
成約の個票では、神宮寺町の戸建が450万円(土地430㎡・延床130㎡・1977年築・木造・綾部駅から15分・2025年第2四半期)、川糸町の戸建が2,100万円(土地310㎡・延床140㎡・1994年築・軽量鉄骨造・綾部駅から15分・2025年第4四半期)。神宮寺町の例は、土地が430㎡あって450万円です。同じ町の標準地の公示価格(41,700円/㎡)を430㎡に掛けると約1,793万円になりますが、実際の成約はその4分の1ほどでした(当方算出)。公示価格に面積を掛けた金額と、実際の取引価格は大きくずれることがある、という例です(個票の土地の形・接道・傾斜などの条件は公表されていないため、理由は分かりません)。マスタープランは、まちなか居住エリア内でも神宮寺町・宮代町・岡町などの一部に土砂災害警戒区域が指定されていると記しています。山ぎわの物件は、警戒区域・特別警戒区域にかかっていないかを必ず確認してください。由良川に近い低地は洪水のハザードマップの確認が必要です。

井倉新町・大島町・上延町 ― 3万円台後半(最寄駅:綾部(成約個票の井倉町は綾部駅から15分))

3万円台後半の標準地が3地点あります。「井倉新町土ノ上2番3」が39,900円/㎡(0.0%・地積168㎡)、「大島町沓田11番4」が39,300円/㎡(+1.8%・地積304㎡)、「上延町沢52番6」が38,500円/㎡(前年と比べられない地点・地積146㎡)。大島町の+1.8%は、住宅地14地点のなかでただ1つの上昇です。「価格×地積」は大島町が約1,195万円(地積が304㎡と広いため)、井倉新町が約670万円、上延町が約562万円(当方算出)。大島町には中筋小学校があります。上延では土地区画整理事業(約6.6ha・平成5〜13年度)が行われました。
成約の個票では、井倉町の戸建が550万円(土地150㎡・延床125㎡・1986年築・鉄骨造・綾部駅から15分・2025年第2四半期)。標準地があるのは「井倉新町」、成約個票は「井倉町」で、町名が違います。同じ場所の数字として並べないでください。550万円にかかる仲介手数料の上限額は24万7,500円です。1986年築=築40年前後の建物ですから、買う場合は建物の状態とリフォーム費用を含めた総額で判断することになります。

桜が丘 ― 市が分譲している住宅団地(34,300円/㎡)(最寄駅:—(公的資料で最寄駅を確認できず。あやバスに「篠田桜が丘線」あり))

「桜が丘1丁目8番7」が34,300円/㎡(0.0%・地積190㎡)。「価格×地積」は約652万円です(当方算出)。あやべ桜が丘団地は、綾部市が平成12年から分譲している住宅団地で、市公式によるとこれまでに440区画を超える成約があります。市は「あやべ桜が丘団地宅地分譲価格表」で各区画の面積と価格を公開しています(本ページでは価格表の数字は確認していません)。支援制度が2つあります。令和9年3月31日までに新築した場合に交付される新築促進補助金150万円と、同じ期限までに契約した場合のハウスメーカー特典(100万円相当の家電等・内容はメーカーごとに異なる)です。土地区画整理事業の一覧には「市住宅・工業団地」(約54.2ha・平成8〜21年度)があります。
仲介手数料との関係を正直に書いておきます。市が売主になっている分譲宅地を市から直接買う場合、あいだに仲介会社が入らない取引になると考えられ、その場合は仲介手数料そのものが発生しません(分譲の条件は市の定住・地域政策課 0773-42-4270 でご確認ください)。家タダがお役に立てるのは、団地のなかで売りに出た中古戸建てや、不動産会社が売主の新築戸建て(建売)のほうです。建売は仲介手数料0円の対象になりやすい物件ですが、対象外の物件もあります。物件URLをお送りいただければ、対象かどうかをお答えします。

寺町・里町・田野町・高津町 ― 1万円台〜2万円台(最寄駅:高津(高津町)ほか。距離は未確認)

市の中心部から一段下がった価格帯です。「寺町上石15番11」が27,200円/㎡(−1.1%・地積204㎡)、「里町向屋敷5番2外」が26,200円/㎡(−1.1%・地積339㎡)、「田野町風久呂13番6」が19,000円/㎡(−1.0%・地積211㎡)、「高津町荒倉18番1」が12,000円/㎡(−0.8%・地積575㎡)。4地点とも下落で、寺町と里町の−1.1%は14地点のなかで最大の下落です。「価格×地積」は里町が約888万円、高津町が約690万円、寺町が約555万円、田野町が約401万円(当方算出)。高津町は単価が12,000円でも、地積が575㎡あるので1区画の総額は約690万円になります。単価の安さだけで「安い土地」と判断できない、という例です。
都市計画マスタープランは「JR綾部駅北側、高津駅周辺」を居住環境創出ゾーンとし、市道高津旭線を挙げています。このまとまりの物件は、用途地域の中か外か(特定用途制限地域か)で、都市計画税の有無と建てられる建物が変わります。標準地のある場所がどちらにあたるかは、本ページでは確認していません。物件ごとに都市計画図で確認してください。

安国寺町・東山町・物部町 ― 1㎡あたり7,000円未満(最寄駅:山家(東山町山家)ほか。距離は未確認)

住宅地14地点のうち、下から3地点です。「安国寺町下背戸27番2外」が6,920円/㎡(−1.0%・地積452㎡)、「東山町山家92番」が6,030円/㎡(0.0%・地積320㎡)、「物部町西町筋4番」が5,590円/㎡(−0.4%・地積218㎡)。最高地点の若竹町(48,000円)と最安の物部町(5,590円)で8.6倍の開きがあります。坪に直すと若竹町が約15.9万円、物部町が約1.8万円(当方算出)。「価格×地積」は安国寺町が約313万円、東山町が約193万円、物部町が約122万円です(当方算出)。土地だけなら100万〜300万円台、という水準です。
土地が安いことと、住むための総額が安いことは別です。古い建物の改修費、浄化槽や上下水道の状況、冬の道路、車の台数、学校や病院までの距離。こうした費用と手間を足して考える必要があります。市の本格耐震改修の補助には「多雪区域」の上限額(140万円)が別に設けられています(どの地域が多雪区域にあたるかは未取得)。物部町には物部小学校と何北中学校があり、物部小学校は小規模特認校です。京都縦貫自動車道には綾部安国寺ICがあり、マスタープランはIC周辺を「産業創出ゾーン」としています。
さらに外側、市域の約44%は都市計画区域の外です。都市計画区域の外には地価公示の住宅地の標準地がなく、このページでお示しできる価格の目安がありません。市は「水源の里」20集落(内久井、金河内、仁和、坊口、上原、橋上、広瀬、下替地、武吉、市志、市野瀬、清水、瀬尾谷、水梨、有安、老富、草壁、古屋、鳥垣、光野)への定住者に、定住支援給付金(月5万円・上限30万円)と住宅整備補助金(経費の3分の2以内・上限90万円)を用意しています。転入・転居の前に3年以上集落の外に住所があったこと、65歳未満の方がいる世帯であることなどが要件です。

※エリア区分と各エリアの記述は、綾部市・京都府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

07綾部市の交通

鉄道

綾部市には鉄道が2路線、駅が5つあります。JR山陰本線(高津駅・綾部駅・山家駅)と、JR舞鶴線(淵垣駅・梅迫駅)です。綾部駅で2つの路線が分かれ、山陰本線は京都方面と福知山・山陰方面へ、舞鶴線は舞鶴・若狭方面へ向かいます(都市計画マスタープラン)。

347km²の市域に5駅ですから、駅まで歩ける物件は限られます。公的データに出ている成約4件も、最寄駅は綾部駅で、駅から平均15分でした。綾部市で物件を探すときは、駅までの距離だけでなく、車を何台置けるか、バス停までの距離をあわせて見ることになります。

駅路線1日平均乗降人員特徴
綾部JR山陰本線/JR舞鶴線—成約データの4件すべての最寄駅です(中央値500万円・駅から平均15分)。市公式は綾部市を「JR山陰本線と舞鶴線が市域で交差」する市と紹介しており、その2路線が分かれる駅がここです。都市計画マスタープランは「JR綾部駅、市役所、綾部市立病院周辺」を都市拠点と位置づけています。商業地の標準地2地点(駅前通57,900円/㎡・西町2丁目55,000円/㎡)は、どちらも前年比0.0%。住宅地の最高地点・若竹町(48,000円/㎡)は市役所のある町です。市の歴史のページによると、明治37年(1904年)に鉄道舞鶴線が開通して綾部駅が開設され、明治43年(1910年)に京都線(山陰線)が開通しました。所在の確認は国土地理院の地名検索による(市区町村コード26203)
高津JR山陰本線—都市計画マスタープランが山陰本線の駅として挙げている駅です。国土地理院の地名検索の座標では、綾部駅の西側にあります。マスタープランは「JR綾部駅北側、高津駅周辺」を居住環境創出ゾーンとしています。住宅地の標準地には「高津町荒倉18番1」(12,000円/㎡・−0.8%・地積575㎡)がありますが、この標準地と駅との距離は確認していません。同じ名前の駅が神奈川県にもあるため、所在は国土地理院の地名検索による市区町村コード(26203=綾部市)で確認しました。成約データに最寄駅としては出てきません
山家JR山陰本線—山陰本線の駅です。国土地理院の地名検索の座標では、綾部駅の東側にあります(マスタープランは山陰本線の駅を高津・綾部・山家の順に挙げています)。市の12地区のひとつに山家地区があります。住宅地の標準地「東山町山家92番」は6,030円/㎡(0.0%・地積320㎡)。所在は国土地理院の地名検索による(市区町村コード26203)。成約データに最寄駅としては出てきません
淵垣JR舞鶴線—舞鶴線の駅です。綾部駅から舞鶴・若狭方面へ向かう路線の途中にあります。所在は国土地理院の地名検索による(市区町村コード26203)。市のマスタープランでは「渕垣駅」と表記されています。成約データに最寄駅としては出てきません
梅迫JR舞鶴線—舞鶴線の駅です。八田中学校の所在地は梅迫町です。所在は国土地理院の地名検索による(市区町村コード26203)。成約データに最寄駅としては出てきません

※表に載せているのは、綾部市都市計画マスタープラン(令和6年3月改定)が市内の駅として挙げている5駅です。山陰本線が高津駅・綾部駅・山家駅、舞鶴線が淵垣駅・梅迫駅。5駅とも、国土地理院の地名検索で市区町村コードが26203(綾部市)であることを確認しています。

「1日平均乗降人員」欄が「—」なのは、駅別の公表値を確認できていないためです(未取得)。マスタープランは、駅の利用について「平成29年度以降は減少傾向」と記していますが、駅ごとの数字は載せていません。

成約データの最寄駅は綾部駅だけです。4件すべてが綾部駅で、駅から平均15分。個票の3件も、井倉町・神宮寺町・川糸町のいずれも綾部駅から15分でした。4件しかありませんので、「ほかの駅のまわりでは取引が無い」という意味ではありません。公的データに出てきていない、というだけです。

市の年表によると、平成7年4月に綾部〜福知山間、平成8年3月に山陰線の綾部〜園部間、平成11年10月に舞鶴線が電化開業しています。所要時間・本数・停車する列車の種別は、JR西日本の時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。

道路

高速道路が2本、市内で交わります。市公式は綾部市を「舞鶴若狭自動車道と京都縦貫自動車道、JR山陰本線と舞鶴線が市域で交差」する市と紹介しています。都市計画マスタープランが挙げているインターチェンジは綾部ICと綾部安国寺ICで、どちらも「工場・物流拠点」「産業創出ゾーン」に位置づけられています。市の年表では、平成3年3月に舞鶴自動車道が開通、平成27年7月に京都縦貫自動車道が全線開通。舞鶴若狭自動車道の綾部ICは、2025年3月12日0時からETC専用料金所になっています(市公式のお知らせ)。

一般道は、国道27号と国道173号、主要地方道 福知山綾部線が骨格です。マスタープランは、国道27号・主要地方道福知山綾部線・綾部インター線の沿道を「沿道サービスゾーン」としています。都市計画道路は18路線・延長約46.1kmで、整備済みは約37km(整備率約80%)。幹線道路に近い物件は、買い物や通勤の便と引き換えに、交通量と音の確認が必要です。由良川には丹波大橋(昭和43年5月完成)、新綾部大橋(昭和63年9月開通)などの橋が架かっています。

市民バスは「あやバス」です(平成17年4月運行開始)。マスタープランによると9路線(上林線、於見市野瀬線、東西線、志賀南北線、西坂線、篠田桜が丘線、黒谷線、西八田線、紫水ヶ丘公園線)で、1路線あたり1日4〜12往復。このほか京都交通の福知山線(綾部駅〜福知山駅)、福知山市営バスの川合大原線があります。現在のダイヤは令和6年4月1日からのものです。

★バス便の物件を検討する方に、知っておいていただきたいことがあります。市は「あやべ市民バス運行区間再構築ガイドライン」を令和8年4月1日に施行しました。「あやバスを将来にわたり維持していくために」、利用状況に応じて運行区間を定期的に見直すためのものです。検討を始める基準は「月間乗降者数が20人を下回る月が、1年間に6か月以上ある場合」。対象は、路線の起終点から転回できる地点までの区間や、枝線の区間で、原則5年周期でダイヤ改正にあわせて実施するとされています。路線の端のほうにある物件は、バスの便が将来も同じとは限りません。現在の時刻表と、自家用車での代替手段をあわせて確認してください。

※駅別の1日平均乗降人員、あやバスの運賃と路線ごとの経路、国道・府道の路線名の一覧、綾部ICと綾部安国寺ICの所在地は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:綾部市都市計画マスタープラン(令和6年3月改定)「現況」https://www.city.ayabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1902/6-41.pdf /同 概要版 https://www.city.ayabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1902/gaiyou.pdf /綾部市「綾部市の概要」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000798.html /綾部市「綾部市のあゆみ」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000728.html /綾部市「まち・環境」(交通のお知らせ一覧) https://www.city.ayabe.lg.jp/category/5-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html /綾部市「あやバス 運賃・路線図」 https://www.city.ayabe.lg.jp/category/5-12-2-0-0-0-0-0-0-0.html /綾部市「あやべ市民バス運行区間再構築ガイドラインを策定」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000006241.html

08綾部市で家を買う前に必ず確認する「土地利用のルール」

★最初に、いちばん大事なことを書きます。綾部市には、いま「市街化区域」「市街化調整区域」という区分がありません。市公式は「綾部都市計画区域の区域区分(線引き)が廃止されました【平成28年5月10日】」というページを公開しており、京都府の「府内の都市計画区域」でも、綾部都市計画区域(対象は綾部市)は非線引き都市計画区域とされています。

市の「綾部都市計画区域の概要」によると、区域区分を設定したのは昭和56年12月25日。それを平成28年5月10日に廃止しました。約34年半続いた線引きをやめた市、ということになります。市は廃止の理由を「綾部市が目指すまちづくりの実現」のためと説明し、「無秩序な開発行為や建築行為が行われる可能性」に対応するために新しい土地利用制度を入れた、としています。

いまの綾部市は、3つの区域に分かれます。
(1) 用途地域が指定されている区域 ― 739.6ha。10種類の用途地域があり、建てられる建物の種類・建ぺい率・容積率が決まっています。都市計画税(0.1%)がかかります。
(2) 特定用途制限地域 ― 18,803.4ha。線引きを廃止するまで市街化調整区域だった区域です。市は「環境に大きな影響を及ぼすおそれのある建築物等の建築を制限」する区域と説明しています。市の都市計画図のページでは、図郭にない区域は「特定用途制限地区(田園居住地区)」とされています。
(3) 都市計画区域の外 ― 約15,167ha(当方算出)。市域34,710haから都市計画区域19,543.0haを引いた残りで、市域の約44%にあたります。

「調整区域ではなくなった=何でも建てられる」ではありません。農地法・農業振興地域の制度、土砂災害や浸水に関する規制、建築基準法の接道の決まりは、線引きとは別に残っています。検討中の物件がどの区域にあるかは、市の都市計画図か、都市建築課 都市計画担当(0773-42-4285)で確認できます。

※平成28年5月10日に区域区分(線引き)を廃止。区域区分を設定したのは昭和56年12月25日(綾部市「綾部都市計画区域の概要」)。京都府「府内の都市計画区域」でも綾部都市計画区域は非線引き都市計画区域・用途地域の決定あり

都市計画税について。綾部市の都市計画税は税率0.1%で、市公式によると課税されるのは「用途地域内に所在する土地、家屋」です。線引きのある市では「市街化区域なら課税、市街化調整区域なら非課税」ですが、綾部市では用途地域の中か外かが境目になります。固定資産税は1.5%ですので、用途地域の中の物件は合計1.6%、用途地域の外の物件は1.5%。納税通知書に都市計画税が載っていれば用途地域の中、載っていなければ用途地域の外、という見分け方ができます(免税点未満で課税されていない場合を除く)。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画の窓口・都市計画図で、物件の所在地が都市計画区域の内か外か、用途地域などの指定があるかを確認する
  • 建て替え・増築ができるか(接道、建築確認の要否、農地・自然公園・景観などほかの法令の制限)を確認する
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」「その他の法令にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件にどの制限がかかるか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

線引きの廃止で、何が変わったのか

項目平成28年5月9日まで平成28年5月10日から
都市計画区域綾部都市計画区域(線引きあり)綾部都市計画区域(非線引き)
市街化区域/市街化調整区域あり(昭和56年12月25日に設定)区分そのものが無い
用途地域市街化区域に指定引き続き指定(令和6年改定のマスタープランで739.6ha・10種類)
用途地域の外の土地利用ルール市街化調整区域の規制特定用途制限地域(18,803.4ha)+綾部市まちづくり条例

線引きの廃止にあわせて、市は次の制度を用意しています(綾部市「区域区分(線引き)廃止後の土地利用制度等について」)。

  • 特定用途制限地域:旧市街化調整区域が対象。「環境に大きな影響を及ぼすおそれのある建築物等の建築を制限」する区域で、「綾部市特定用途制限地域内における建築物等の用途の制限に関する条例」で内容が決められています。
  • 綾部市まちづくり条例(平成28年綾部市条例第5号):地区の住民が独自のまちづくりのルールをつくれる仕組みと、開発事業の手続きを定めています。
  • 綾部市開発事業に関する指針(平成28年綾部市告示第42号)/建築確認申請の事前届出制度。

特定用途制限地域で具体的にどの建物が建てられないのか、建ぺい率・容積率がいくつなのかは、本ページでは条例の本文を確認できていません(未取得)。線引き廃止のパンフレットはPDFが画像で、文字として読み取れませんでした。推測で「戸建住宅なら問題なく建つ」とは書きません。用途地域の外の土地を買って家を建てる・建て替える予定の方は、契約の前に、その土地で予定の建物が建てられるかを都市建築課で確認してください。家タダでも、この確認を契約前に無料で行います。

用途地域は10種類・739.6ha。工業系が4割を占めます

用途地域面積用途地域に占める割合建ぺい率/容積率
第一種低層住居専用地域90.0 ha12.2%4/10又は5/10/6/10又は8/10
第一種中高層住居専用地域101.1 ha13.7%6/10/20/10
第二種中高層住居専用地域6.7 ha0.9%6/10/20/10
第一種住居地域147.6 ha20.0%6/10/20/10
第二種住居地域31.8 ha4.3%6/10/20/10
近隣商業地域49.6 ha6.7%6/10又は8/10/20/10又は30/10
商業地域5.4 ha0.7%8/10/40/10
準工業地域113.9 ha15.4%6/10/20/10又は30/10
工業地域44.6 ha6.0%6/10/20/10
工業専用地域148.9 ha20.1%6/10/20/10
用途地域 計739.6 ha100%—

※面積は綾部市都市計画マスタープラン(令和6年3月改定)「現況」、建ぺい率・容積率は綾部市「綾部都市計画区域の概要」による。割合は当方算出。「綾部都市計画区域の概要」は面積を「約」つきの丸めた値(合計約740ha)で載せています。出典:https://www.city.ayabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1902/6-41.pdf / https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001889.html

住居系5種類の合計は377.2ha(51.0%)、商業系2種類は55.0ha(7.4%)、工業系3種類は307.4ha(41.6%)です(合計と割合は当方算出)。面積がいちばん大きいのは工業専用地域の148.9haで、第一種住居地域の147.6haとほぼ同じ。工業専用地域には住宅を建てられません。マスタープランは、京都府綾部工業団地と綾部市工業団地を「工場・物流拠点」と位置づけ、全区画が完売していると記しています。用途地域のなかで物件を探すときは、「どの用途地域か」まで確認してください。準工業地域・工業地域は住宅を建てられますが、隣に工場や倉庫が建つ可能性があります。

立地適正化計画 ― 「まちなか居住エリア」の外では届出の対象になる行為があります

綾部市は令和3年3月31日に「綾部市立地適正化計画」を公表しています。市の届出制度のページによると、区域の名前は「まちなか居住エリア」と「都市機能向上エリア」。まちなか居住エリアの外で行う一定の開発行為・建築等行為、都市機能向上エリアの内外で行う誘導施設の開発・建築などが届出の対象で、届出先は市の都市計画の担当課です。

届出の対象になる戸数・面積の基準、エリアの範囲と面積は、市のページの本文に記載がなく未取得です。検討中の物件がまちなか居住エリアの内か外かは、市がその場所に今後も人に住んでもらいたいと考えているかどうかの目安になります。長く住むつもりの方、将来の売却まで考える方は、確認しておいて損はありません。なお都市計画マスタープランは、まちなか居住エリアのなかでも神宮寺町・宮代町・岡町などの一部に土砂災害警戒区域が指定されていると記しています。「まちなかだから災害の心配が小さい」とは限りません。

まちづくり条例の開発協議 ― 自分が住む家を1軒建てるだけなら対象外

市の「綾部市まちづくり条例による開発協議の手引き」によると、協議の対象になる開発事業は、開発区域の面積が300㎡以上の開発行為や、用途地域の外で行う、予定建築物の延べ面積が500㎡を超える建築行為などです。一方、「自己の居住の用に供する住宅の建築行為を目的とする開発事業(共同住宅及び長屋の建築行為を目的とするものを除く。)」は適用除外とされています。ご自身が住む戸建を1軒建てる場合は、この協議の対象にはなりません。ただし、建築確認や、農地の転用、がけ・土砂災害に関する規制など、ほかの手続きは別に必要です。都市計画法にもとづく開発許可が必要になる面積の基準は、手引きの読み取りでは確認しきれなかったため、本ページには載せていません(未取得)。

出典:綾部市「綾部都市計画区域の区域区分(線引き)が廃止されました【平成28年5月10日】」https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001897.html /綾部市「綾部都市計画の区域区分(線引き)廃止後の土地利用制度等について」https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001892.html /綾部市「用途地域及び特定用途制限地域の区域について(都市計画図)」https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001906.html /綾部市「綾部市立地適正化計画に係る届出制度」https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001895.html /綾部市「綾部市まちづくり条例による開発協議の手引き」https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001883.html /京都府「府内の都市計画区域」https://www.pref.kyoto.jp/toshi/hunaitoshikeikakukuiki.html

09綾部市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.5%市内の土地・家屋に課税
都市計画税0.1%用途地域内の土地・家屋のみ(綾部市は線引きを廃止しているため、市街化区域ではなく用途地域が基準)
合計(用途地域内)1.6%課税標準額に対して

綾部市の固定資産税の税率は1.5%です。市公式の「固定資産税のあらまし」は、税率を「1.5パーセント」としています。地方税法の標準税率は1.4%ですから、綾部市は標準より0.1ポイント高い税率を採用していることになります。課税標準額1,000万円なら、税率1.4%で年14万円、1.5%で年15万円。年1万円の差です(当方算出)。

都市計画税は0.1%。市公式によると、課税の対象は「用途地域内に所在する土地、家屋」で、納税義務者は毎年1月1日現在の所有者、固定資産税とあわせて納めます。固定資産税が免税点未満の場合は、都市計画税も課税されません。綾部市は平成28年5月に線引きを廃止していて「市街化区域」がありませんので、都市計画税がかかるかどうかは「用途地域の中か外か」で決まります。用途地域は739.6haで市域の約2%。用途地域の中の物件は合計1.6%、用途地域の外の物件は1.5%です。

都市計画税の使いみちについて、市は「主な使途としては、下水道事業、地方債の償還に充当しております」と説明しています。

納税義務者は「毎年1月1日(賦課期日)に、土地、家屋、償却資産を所有している者」。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。

納期は5月・7月・9月・12月の各月末(休日の場合は翌営業日)の4期。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円です。納税通知書の送付時期は、市のページの本文では確認できませんでした(未取得)。

新築住宅には固定資産税の減額措置があります。市公式によると、専用住宅または居住部分が2分の1以上の併用住宅で、床面積の要件を満たすものが対象。居住部分の床面積120㎡までの固定資産税が2分の1に減額されます。期間は一般の住宅が新築後3年度分、3階建以上の中高層耐火住宅が5年度分、認定長期優良住宅はそれぞれ5年度分・7年度分。床面積の要件は、令和8年3月31日までに新築された住宅が50㎡以上280㎡以下、それ以降(令和13年3月31日まで)は40㎡以上240㎡以下と、市のページに書かれています。減額は申請にもとづいて行われ、対象の方には市から申請用紙が送られます。

住宅用地の特例(200㎡以下の小規模住宅用地は固定資産税の課税標準が6分の1になる、など)は地方税法で決まっている全国共通の制度です。綾部市公式にも「住宅用地の特例」のページがありますが、本ページでは内容を読み取っていないため、市の説明としては引用していません。綾部市の成約4件は土地面積の中央値が230㎡、個票には土地430㎡・310㎡の戸建もあります。地価公示の住宅地の標準地も、高津町575㎡、安国寺町452㎡、里町339㎡、東山町320㎡、大島町304㎡など、14地点のうち8地点で地積が200㎡を超えています。土地が広い物件では、200㎡を超える部分の税負担がどうなるかを、納税通知書の課税明細で確認してください。

このほか市公式には、耐震改修・省エネ改修・バリアフリー改修に伴う減額、セットバック部分の課税の扱い、過疎地域における課税免除のページがあります。中古住宅を買ってリフォームする方は、改修の減額措置の対象になるかを工事前に確認しておくと、申告の漏れを防げます。

免税点

同一人が綾部市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※納期:5月・7月・9月・12月の各月末(休日の場合は翌営業日)の4期/賦課期日は毎年1月1日

※税率・免税点は綾部市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

10綾部市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

綾部市が学校選択制を実施しているかどうかは、本ページ作成時点で公表資料から確認できていません。このページでは推測で書かない方針のため、断定していません。市が公表している範囲では、住所地によって通う小学校・中学校が定められています。物件選びの段階で通学区域を確認し、最終的な判断は市の教育委員会にご確認ください。市公式の「学校・園基本情報」は、小学校・中学校ごとの通学区域を町名で示しており、「やむを得ない事由がある場合には、指定学校以外の学校への就学を認めることがあります。」としています。「学校選択制」という名前の制度についての記載は、確認した市公式のページにはありませんでした。運用としては指定校制ですが、「実施していない」と市が明記した文を確認したわけではないため、本ページでは断定を避けています。ただし、選べる仕組みが1つあります。小規模特認校制度です。物部小学校・志賀小学校・東八田小学校・東綾小学校・上林小学校の5校は、市内のほかの校区に住む児童も、条件を満たせば通うことができます(下で説明します)。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

  • 市公式の説明は「やむを得ない事由がある場合には、指定学校以外の学校への就学を認めることがあります。」という一文です。認められる事由の一覧(転居予定・住宅の新築・学年途中の転居など)は、市公式のページでは確認できませんでした(未取得)。このページでは、他の市の基準を当てはめて書くことはしていません。
  • 家の購入に伴って「引渡しより先に、引越先の学校へ通わせたい」「学年末までは元の学校に通わせたい」といった希望がある場合は、売買契約を結ぶ前後の早い段階で、教育部 学校教育課 学務指導担当(0773-42-4323)にご相談ください。
  • 市外から転入する場合について、市は「まずは学校教育課学務指導担当までご連絡ください。必要書類等のご案内をさせていただきます」としています。市内で転居して学校が変わる場合は、いま通っている学校への連絡が先です。
  • 小規模特認校制度:綾部小・中筋小・豊里小・吉美小・西八田小の校区に住む児童は、物部小・志賀小・東八田小・東綾小・上林小の5校への就学を申請できます。条件は「保護者の責任と費用負担において通学させること」「原則として卒業まで就学すること」など。令和9年度入学分の申請書の提出期限は令和8年9月30日でした。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は綾部市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ京都府内でも、市町村が変われば条件が変わります。

項目内容
こども医療費助成の対象入院は18歳到達の年度末まで、通院は中学3年生まで(子育て支援医療制度)。高校生年代の通院は、令和8年12月診療分から助成の対象になります
所得制限市のページに所得制限についての記載は見当たりませんでした(「所得制限なし」と明記した文は未確認)
一部自己負担1か月1医療機関ごとに200円(入院・通院とも。月の初回の保険自己負担金が200円未満の場合はその額)

市立小学校10校・中学校6校。通学区域は町名で決まっています

綾部市「学校・園基本情報」(2026年7月14日更新)に載っている市立学校は次のとおりです。

区分学校名(所在地の町名)
小学校(10校)綾部小学校(上野町)/中筋小学校(大島町)/豊里小学校(栗町)/物部小学校(物部町)/志賀小学校(志賀郷町)/吉美小学校(有岡町)/西八田小学校(岡安町)/東八田小学校(上杉町)/東綾小学校(鷹栖町)/上林小学校(八津合町)
中学校(6校)綾部中学校(宮代町)/豊里中学校(豊里町)/何北中学校(物部町)/八田中学校(梅迫町)/東綾中学校(鷹栖町)/上林中学校(八津合町)

令和6年5月1日現在の児童数は小学校10校で1,336名、生徒数は中学校6校で714名。単純に割ると小学校は1校あたり約134名、中学校は約119名です(当方算出)。347km²の市域に10の小学校ですから、校区はどこも広く、物件から学校までの距離と通学の手段は必ず確認が必要です。

同じ町が、複数の学校の校区に分かれている例があります。市の通学区域の表では、位田町が綾部小学校と豊里小学校の校区に、小貝町が豊里小学校と中筋小学校の校区に分かれています。町名だけで校区を判断しないでください。(本ページでは、町名と学校の対応表は掲載していません。表の読み取りで行の対応を誤るおそれがあるためで、正確な校区は市の「学校・園基本情報」でご確認ください。)

小・中一貫校が2つ ― 上林と東綾

東綾小学校・東綾中学校はどちらも鷹栖町小丸山25番地、上林小学校・上林中学校はどちらも八津合町片山17番地にあります。市の年表によると、平成17年3月に奥上林小・中上林小・口上林小・山家小が閉校し、同年4月に上林小・東綾小が開校。その後、平成27年4月に上林の小・中一貫校、平成29年4月に東綾の小・中一貫校が開校しています。豊里小学校も、平成11年4月に豊里東小・豊里西小を統合して開校した学校です。綾部市では、この25年ほどのあいだに学校の統合が進んできました。市の東部や山あいの物件を検討する方は、学校までの距離が長くなる前提で、通学の方法(スクールバスの有無など)を教育委員会に確認してください。スクールバスの運行については、本ページでは確認できていません(未取得)。

小規模特認校制度 ― 校区の外から通える小学校が5校あります

項目市公式の内容(令和9年度入学の募集)
制度のねらい「自然豊かな環境の下、少人数による学習で特色ある教育活動を推進する」
通える学校(5校)物部小学校/志賀小学校/東八田小学校/東綾小学校/上林小学校
対象市内に住み、綾部小・中筋小・豊里小・吉美小・西八田小に就学している、または就学予定の児童
条件「保護者の責任と費用負担において通学させること」/学校行事等への保護者の協力/「原則として卒業まで就学すること」
申請令和8年9月30日までに申請書を提出。学校見学・相談の期間は令和8年6月1日〜9月30日

市街地(綾部・中筋など)に家を買っても、少人数の学校を選べるという仕組みです。逆に言えば、送り迎えは保護者の責任と負担になります。募集は年度ごとに行われますので、翌年度以降の日程は市の学校教育課(0773-42-4323)でご確認ください。

こどもの医療費 ― 1か月1医療機関200円。高校生年代の通院は令和8年12月から

区分対象自己負担
入院18歳到達の年度末まで1か月1医療機関ごとに200円
通院中学3年生まで
高校生年代の通院(新設)平成20年4月2日〜平成23年4月1日生まれで綾部市に住む方(在学・就業は問わない)。令和8年12月診療分から1か月1医療機関につき200円

受給者証は0歳から15歳(中学卒業)までのお子さんに交付されます。高校生年代は、これまで入院のみが対象で、受給者証は交付されず、申請による払い戻しでした。令和8年12月診療分から、高校生年代の通院も助成の対象になります。市の案内(令和8年10月5日更新)によると、申請はオンラインで、申請期間は令和8年10月13日〜10月30日。ひとり親・障害の福祉医療費受給者証をお持ちの方は申請不要とされています。こうした制度は市町村ごとに違います。ほかの市から綾部市に移る方は、転居前後の条件を見比べてください。所得制限については、市のページに記載が見当たりませんでした。

給食費と待機児童数は、市公式で確認できませんでした(未取得)。保育の入りやすさ、給食費の負担を重視される方は、市の担当課に直接お問い合わせください。

出典:綾部市「学校・園基本情報」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000002823.html /綾部市「入学・転校」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000002918.html /綾部市「令和9年度入学 綾部市立小学校小規模特認校の児童募集について」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000005389.html /綾部市「子育て支援医療制度」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000002480.html /綾部市「高校生年代の通院医療費の助成が始まります!」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000006659.html /綾部市「綾部市のあゆみ」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000728.html

11綾部市で家を買う前に必ず確認したい点

1|由良川と支流の洪水 ― 地区ごとのハザードマップで住所を確認する

綾部市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのが洪水です。 市街地は由良川沿いの盆地にあります。 都市計画マスタープランは、想定最大規模の降雨の場合、市街地にも「0.5〜3.0m未満の浸水エリア」が広がること、 由良川沿いなどに家屋倒壊等氾濫想定区域が指定されていること、 由良川・犀川沿いで液状化のリスクが高いことを記しています。

市の年表には、次の水害が並んでいます。

年月市の年表の記載
昭和28年9月台風13号襲来。上林川・由良川流域が甚大な被害
平成16年10月台風23号襲来で大きな被害
平成30年7月7月の豪雨で甚大な被害

綾部市ハザードマップは、12地区ごとの分冊で公開されています (綾部・中筋・吉美・西八田・東八田・山家・口上林・豊里・物部・志賀郷・中上林・奥上林)。 国と京都府が管理する河川の想定最大規模降雨による浸水想定区域と、土砂災害警戒区域、避難所が載っています。 市の防災のページには、京都府管理河川の洪水浸水想定区域図、由良川の洪水情報の配信、河川防災情報へのリンクもあります。 契約時の重要事項説明を待たずに、物件を見に行く前の段階で、検討中の住所が載っている分冊を確認しておくことをおすすめします。

※浸水深の具体値、過去の水害の被害戸数、町ごとの浸水範囲は、ハザードマップがPDF図面のため、 本ページでは数値として取得できていません(未取得)。 出典:綾部市「綾部市ハザードマップ」 https://www.city.ayabe.lg.jp/kikikanri/0000000026.html / 綾部市「防災情報」 https://www.city.ayabe.lg.jp/kikikanri/category/12-1-0-0-0-0-0-0-0-0.html / 綾部市「綾部市のあゆみ」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000728.html / 綾部市都市計画マスタープラン「現況」 https://www.city.ayabe.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1902/6-41.pdf

2|土砂災害警戒区域は90地区・1,671箇所

京都府が公表している「土砂災害警戒区域等の指定」で、綾部市は90地区・1,671箇所です。 同じ府北部の福知山市が28地区2,384箇所、舞鶴市が138地区2,209箇所。 山に囲まれた市ですから、山ぎわ・谷すじの物件では、土砂災害の確認が洪水と同じくらい重要です。

市街地でも油断はできません。 都市計画マスタープランは、立地適正化計画の「まちなか居住エリア」のなかでも、 神宮寺町・宮代町・岡町などの一部に土砂災害警戒区域が指定されていると記しています。 岡町と神宮寺町は、住宅地の公示価格が市内で2番目・3番目に高い標準地のある町です。 地価の高い町の物件でも、警戒区域(イエローゾーン)か特別警戒区域(レッドゾーン)かを必ず確認してください。

特別警戒区域に指定されると、居室を有する建築物には構造規制がかかり、 住宅分譲などの開発行為には許可が必要になります。 担保評価が下がり、住宅ローンの条件が厳しくなることもあります。将来の建て替えの自由度にも直接影響します。

※特別警戒区域の箇所数、現象別(急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり)の内訳、町ごとの内訳、基準日は未取得です。 出典:京都府「土砂災害警戒区域等の指定」 https://www.pref.kyoto.jp/dosyashitei/shiteitop.html

3|「市街化調整区域」ではなく、用途地域・特定用途制限地域・都市計画区域外の3つで確認する

物件の場所面積確認すべきこと
用途地域の中739.6 ha どの用途地域か(10種類)。建ぺい率・容積率。工業専用地域(148.9ha)には住宅を建てられません。 準工業・工業地域は工場と隣り合う可能性があります。都市計画税0.1%がかかります
特定用途制限地域(旧市街化調整区域)18,803.4 ha 市の条例による用途の制限の内容。予定している建物が建てられるか。農地なら転用の可否。 接道と上下水道。都市計画税はかかりません
都市計画区域の外約15,167 ha 建築確認の要否、接道、上下水道、土砂災害・浸水の区域。住宅ローンの取扱い。都市計画税はかかりません

市は用途地域と特定用途制限地域の区域を示した都市計画図をPDFで公開しています(写しの交付は有償)。 正確な確認は都市建築課 都市計画担当(0773-42-4285)で行うことになります。 特定用途制限地域で建てられない建物の種類、建ぺい率・容積率は、本ページでは条例の本文を確認できていません(未取得)。 「調整区域ではなくなったから自由に建てられる」と決めつけず、物件ごとに確認してください。 家タダでは、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いを契約前に無料で調査します。

4|築年の古い戸建を買うなら、耐震の補助を「工事の前に」申請する

公的データに出ている綾部市の成約は、1977年・1986年・1994年築の戸建です。 昭和56年(1981年)5月31日以前に着工・完成した木造住宅を買う場合は、市の耐震の制度を知っておいてください。

改修後の評点補助率上限額多雪区域の上限額
1.0以上設計費と工事費の合計の5分の4115万円140万円
0.7以上1.0未満同上100万円120万円

対象は、耐震診断の結果の評点が1.0未満で、延べ床面積の2分の1以上が住宅の用途であるもの。事前に耐震診断が必要で、市税の納付状況も要件です。 市にはこのほか、木造住宅簡易耐震改修事業と木造住宅耐震診断士派遣事業(いずれも令和8年度)のページがあります(金額は未取得)。

「工事着手後の申請は認められません」「受付枠には限りがあります」(綾部市「【令和8年度】綾部市木造住宅本格耐震改修事業」)

いちばん大事なのは順番です。 購入 → 耐震診断 → 補助の申請 → 工事、の順を守ってください。 古い戸建を買ってすぐリフォームに着手すると、補助が受けられなくなります。

出典:綾部市「【令和8年度】綾部市木造住宅本格耐震改修事業」(2026年4月20日更新) https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001909.html / 綾部市「耐震」 https://www.city.ayabe.lg.jp/category/5-4-1-0-0-0-0-0-0-0.html

5|地震 ― 市内の断層による想定があります

都市計画マスタープランは、綾部市に関係する地震として上林川断層と三峠断層による地震の被害想定を挙げ、 どちらも最大で震度7の揺れを想定しています。 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅を検討するときは、耐震診断の結果を確認するか、診断を受ける前提で予算を組んでください。 由良川・犀川沿いは液状化のリスクが高いとされています。

※被害想定の棟数・人数は、対象の範囲(市内か府全体か)を読み取りで確定できなかったため、本ページには載せていません(未取得)。

6|駅は5つ。車とバスを前提に、移動の手段を具体的に確認する

347km²の市域に、鉄道の駅は5つ(山陰本線の高津・綾部・山家、舞鶴線の淵垣・梅迫)です。 成約4件の最寄駅はすべて綾部駅で、駅から平均15分でした。

  • 駐車場は何台分あるか。前面道路の幅、冬の積雪時の出入り。
  • バス便の場合、現在の時刻表と、その区間の利用状況。 あやバスは9路線・1路線あたり1日4〜12往復。 令和8年4月1日施行のガイドラインで、月間乗降者数が20人を下回る月が1年間に6か月以上ある区間は、運行区間の見直しの検討対象になります。
  • 学校までの距離。小学校は市内に10校。小・中一貫校の上林と東綾は校区が広い学校です。
  • 高速道路のインターチェンジ。綾部ICは2025年3月12日からETC専用の料金所です。

7|人口が減り、空き家が増えている市で買う、ということ

これは正直に書いておくべき点です。 綾部市の人口は、令和7年国勢調査の速報で29,885人。5年間で1,961人(6.2%)減りました。 都市計画マスタープランによると、空き家は平成30年に3,580戸・空き家率21.0%。 平成15年(1,490戸・13.5%)から15年で2.4倍(当方算出)です。

  • 買うときの利点:価格が急に上がる心配が小さく、選択肢が多い。空き家改修の補助(登録空き家は上限180万円)もあります。
  • 持っているあいだの注意点:値上がりは期待しにくい。住宅地14地点のうち上昇は1地点だけで、7地点は下落しています。固定資産税は1.5%です。
  • 売るときの注意点:買い手がつきやすい立地かどうかの差が、いまより大きくなる可能性があります。 用途地域の内外、まちなか居住エリアの内外、災害リスク、駅やバス停からの距離は、将来の売りやすさに関わります。

「長く住むための家」として買うなら、綾部市は価格の面で現実的な選択肢です。 一方、「数年で買い替える前提」の方は、立地の条件を厳しめに見ておくことをおすすめします。

8|綾部市で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)

#確認することなぜ効くか
1用途地域の中か、特定用途制限地域か、都市計画区域の外か 綾部市は平成28年5月10日に線引きを廃止。建てられる建物、都市計画税(0.1%)の有無が変わります
2用途地域の種類 用途地域739.6haのうち工業専用地域が148.9ha。住宅は建てられません
3洪水のハザードマップ(地区ごとの分冊) 由良川沿いの市街地にも0.5〜3.0m未満の浸水エリアが広がる想定。家屋倒壊等氾濫想定区域もあります
4土砂災害警戒区域・特別警戒区域 京都府公表で90地区・1,671箇所。まちなかの神宮寺町・宮代町・岡町などの一部にも指定があります
5築年と耐震 昭和56年5月31日以前の木造住宅は本格耐震改修の補助(上限115万円・多雪区域140万円)の対象になりえます。 工事着手後の申請は不可
6前年度の固定資産税額 税率は1.5%(用途地域内は都市計画税0.1%を足して1.6%)。土地の広い物件は税額を先に確認
7指定校と通学の方法 小学校10校・中学校6校。位田町・小貝町のように町のなかで校区が分かれる例があります。小規模特認校は5校
8移動の手段 駅は5つ。あやバスは利用の少ない区間の見直しのルールが令和8年4月1日に始まっています
9使える補助と申請の順番 空き家改修(登録空き家は上限180万円)、桜が丘の新築(150万円・令和9年3月31日まで)、水源の里の定住支援。いずれも要件あり
10上下水道・浄化槽・接道 用途地域の外や山あいの物件では、設備と道路の条件が物件ごとに違います(市の整備状況は未取得)

家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、区域・用途地域・ハザードの確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。

12綾部市の成り立ち ― 13の町村が合わさり、線引きを設けて、やめた市

綾部市は、昭和25年(1950年)8月1日に市制を施行しました。 市の年表によると、合併は3回に分けて行われています。

年月できごと町村
昭和25年8月市制施行(第1次合併) 綾部町、中筋村、吉美村、山家村、西八田村、東八田村、口上林村
昭和30年4月第2次合併豊里村、物部村、志賀郷村、中上林村、奥上林村
昭和31年9月第3次合併。現在の市域が確定佐賀村

1町12村が合わさってできた市です。 合併前の町村の名前は、いまも綾部・中筋・吉美・西八田・東八田・山家・口上林・中上林・奥上林・豊里・物部・志賀郷の12地区として残り、 ハザードマップの分冊も、小学校の名前(中筋小・吉美小・西八田小・東八田小・豊里小・物部小・志賀小)も、この単位です。 綾部市で物件を探すときは、「綾部市のどこか」ではなく「どの地区か」で考えると整理がつきやすくなります。

市制を施行した昭和25年の人口は54,055人。これが綾部市の人口のピークで、 令和7年国勢調査の速報では29,885人です。75年で、人口はおよそ55%になりました(当方算出)。

古墳、城下町、製糸、鉄道

市公式の「綾部市の歴史」には、次のできごとが載っています。

時期市公式の内容
旧石器〜弥生時代以久田野遺跡・西原遺跡・旗投遺跡で石器が出土。青野遺跡に竪穴住居。館遺跡で稲作
古墳時代(5世紀)菖蒲塚古墳・聖塚古墳、私市円山古墳が築かれる
飛鳥時代(7世紀)綾中町に寺院が建立される(綾中廃寺)
慶長6年(1601年)藤懸永勝が上林に入部(六千石)
寛永10年(1633年)九鬼隆季が綾部二万石に封じられる
明治29年(1896年)郡是製糸株式会社が創立
明治37年(1904年)鉄道舞鶴線が開通、綾部駅が開設
明治43年(1910年)京都線(山陰線)が開通

市公式の「綾部市の概要」は、綾部市を「郡是」(グンゼ)の創業地であり、 「ものづくりを中心とする多様な産業集積」のある市と紹介しています。 昭和25年10月には世界連邦都市宣言を行っており、市はこれを日本で最初の宣言としています。 製糸から始まったものづくりの流れは、いまの用途地域にも表れています。 用途地域739.6haのうち工業系(準工業・工業・工業専用)が307.4haで、約4割を占めます(当方算出)。

正確を期して書いておきます。 「綾部」という地名の語源・由来を説明した記述は、確認した市公式のページ(「綾部市の歴史」「綾部市のあゆみ」)にはありませんでした(未取得)。 このページでは、推測による地名の由来は載せていません。

都市計画の歩み ― 昭和10年の指定から、平成28年の線引き廃止まで

年月日できごと
昭和10年1月11日都市計画区域の指定
昭和25年8月1日市制施行、市域を都市計画区域に指定
昭和56年12月25日区域区分(線引き)を設定
昭和60〜平成7年度青野土地区画整理事業(約14.7ha)
平成4〜17年度西町土地区画整理事業(約2.8ha)
平成5〜13年度上延土地区画整理事業(約6.6ha)
平成8〜21年度市住宅・工業団地(約54.2ha)
平成25年12月都市計画マスタープランを策定
平成28年5月10日区域区分(線引き)を廃止。特定用途制限地域、まちづくり条例を導入
令和3年3月31日立地適正化計画を公表
令和6年3月都市計画マスタープランを改定(計画期間は令和15年度まで)

改定後のマスタープランが掲げる将来都市像は「一人ひとりの幸せをみんなで紡いで実現できるまち・・・綾部」。 「JR綾部駅、市役所、綾部市立病院周辺」を都市拠点、各地区の生活圏の中心地を地域拠点とし、 市街地エリア・里山田園生活エリア・自然活用保全エリアの3つで市域をとらえています。 市街地に機能を集めつつ、周辺の集落でも暮らし続けられるようにする、という考え方です。 線引きの廃止も、空き家改修の補助も、水源の里の定住支援も、この流れのなかにあります。

年表

年できごと
寛永10年(1633年)九鬼隆季が綾部二万石に封じられる
明治29年(1896年)郡是製糸株式会社が創立
明治37年(1904年)鉄道舞鶴線が開通、綾部駅が開設
明治43年(1910年)京都線(山陰線)が開通
昭和10年(1935年)1月11日都市計画区域の指定
昭和25年(1950年)8月1日市制施行(綾部町・中筋村・吉美村・山家村・西八田村・東八田村・口上林村)。人口54,055人
昭和25年10月世界連邦都市宣言
昭和28年(1953年)9月 台風13号(上林川・由良川流域が甚大な被害)/11月 上水道の供用開始
昭和30年(1955年)4月豊里村・物部村・志賀郷村・中上林村・奥上林村を合併
昭和31年(1956年)9月佐賀村を合併。現在の市域が確定
昭和43年(1968年)5月丹波大橋が完成
昭和49年(1974年)11月3日市の木(マツ)・市の花(ウメ)・市の鳥(イカル)を制定
昭和56年(1981年)12月25日区域区分(線引き)を設定
昭和63年(1988年)9月新綾部大橋が開通
平成2年(1990年)8月市立病院が開院
平成3年(1991年)3月舞鶴自動車道が開通
平成6年(1994年)10月市営バスの運行開始
平成7〜11年JR綾部〜福知山間(平成7年4月)、山陰線 綾部〜園部間(平成8年3月)、舞鶴線(平成11年10月)が電化開業
平成11年(1999年)4月豊里小学校が開校(豊里東小・豊里西小を統合)
平成12年(2000年)あやべ桜が丘団地の分譲開始
平成16年(2004年)10月台風23号で大きな被害
平成17年(2005年)3月 奥上林小・中上林小・口上林小・山家小が閉校/4月 上林小・東綾小が開校、あやべ市民バス「あやバス」運行開始
平成27年(2015年)4月 上林小・中一貫校が開校/7月 京都縦貫自動車道が全線開通
平成28年(2016年)5月10日区域区分(線引き)を廃止
平成29年(2017年)4月東綾小・中一貫校が開校
平成30年(2018年)7月7月の豪雨で甚大な被害
令和2年(2020年)10月1日国勢調査 31,846人・13,735世帯
令和3年(2021年)立地適正化計画を公表(3月31日)/ゼロカーボンシティ宣言(9月)
令和6年(2024年)都市計画マスタープランを改定(3月)/あやバス新ダイヤ(4月1日)
令和7年(2025年)綾部ICがETC専用料金所に(3月12日)/国勢調査(10月1日)速報 29,885人・13,738世帯
令和8年(2026年)あやべ市民バス運行区間再構築ガイドライン施行(4月1日)/住民基本台帳人口30,328人(9月末日)/ 高校生年代の通院医療費の助成開始(12月診療分から)

※地名「綾部」の語源・由来、合併した各町村の位置と現在の町名との対応は確認できていません(未取得)。 出典:綾部市「綾部市の概要」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000798.html / 綾部市「綾部市のあゆみ」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000728.html / 綾部市「綾部市の歴史」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000000784.html / 綾部市「綾部都市計画区域の概要」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001889.html / 綾部市「綾部市都市計画マスタープラン」 https://www.city.ayabe.lg.jp/0000001902.html

13綾部市の物件を探す・相談する

ネットで見つけた綾部市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。

ご相談から引渡しまでの流れ

ステップ内容費用
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLをお送りください無料
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答無料
3. 内覧綾部市内の物件は担当者が現地までご同行します無料
4. 調査役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認無料
5. 価格交渉成約事例を根拠に交渉を代行します無料
6. 契約・決済重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート仲介手数料0円

※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。

お問い合わせ

項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

14綾部市の不動産購入に関する記事

15綾部市の不動産購入 よくある質問

綾部市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている綾部市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。仲介手数料の上限額は、公的データにある綾部市の成約例で言えば450万円で21万4,500円、550万円で24万7,500円、2,100万円で75万9,000円。計算例として2,000万円なら72万6,000円です。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。売主が仲介手数料を支払わない取引など、物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

綾部市の住宅の相場はいくらくらいですか?

正直にお答えすると、公的データからは「相場」と言い切れる数字が出せません。国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、綾部市の成約は4件だけです。4件とも戸建で、最小450万円・中央値500万円・最大2,100万円。延床面積の中央値は127㎡、土地面積の中央値は230㎡、建築年の中央値は1990年。中古マンションと新築戸建ての成約は0件です。中央値の500万円は4件の真ん中の値にすぎませんので、参考値としてお読みください。目安として使えるのは地価公示です。令和8年地価公示の住宅地14地点の平均は1㎡あたり27,731円、前年比−0.3%。市役所・綾部駅のまわりから桜が丘までの7地点は34,300〜48,000円/㎡で、標準地の地積を掛けると1区画あたり約530万〜740万円(大島町は地積が304㎡あり約1,195万円)です(当方算出・建物は含みません)。市の外側では、安国寺町6,920円、東山町6,030円、物部町5,590円と、1㎡あたり7,000円未満の地点もあります。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

綾部市に市街化調整区域はありますか?

ありません。綾部市は平成28年5月10日に区域区分(線引き)を廃止しました。市の「綾部都市計画区域の概要」によると、昭和56年12月25日に設定した区域区分を、平成28年5月10日に廃止しています。京都府の「府内の都市計画区域」でも、綾部都市計画区域は非線引き都市計画区域です。いまの綾部市は、用途地域が指定されている区域(739.6ha)、特定用途制限地域(18,803.4ha・旧市街化調整区域)、都市計画区域の外(市域の約44%)の3つに分かれます。ただし「調整区域がない=どこでも自由に建てられる」ではありません。特定用途制限地域には、市の条例で「環境に大きな影響を及ぼすおそれのある建築物等」の建築の制限があり、綾部市まちづくり条例による開発協議の制度もあります。農地や災害に関する規制も別に残っています。特定用途制限地域で建てられない建物の種類や建ぺい率・容積率は、本ページでは条例の本文を確認できていません(未取得)。検討中の物件がどの区域にあるかは、都市建築課 都市計画担当(0773-42-4285)または重要事項説明書でご確認ください。

綾部市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?

固定資産税が1.5%、都市計画税が0.1%です。固定資産税の1.5%は、多くの市町村が採用している標準税率1.4%より高い税率です(市公式「固定資産税のあらまし」)。都市計画税は、市公式によると「用途地域内に所在する土地、家屋」が対象。綾部市には市街化区域がありませんので、用途地域の中の物件は合計1.6%、用途地域の外の物件は1.5%になります。納税義務者は毎年1月1日(賦課期日)の所有者。納期は5月・7月・9月・12月の各月末(休日の場合は翌営業日)の4期です。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円。新築住宅の減額措置は、居住部分の床面積120㎡までの固定資産税が2分の1になるもので、一般の住宅は新築後3年度分、3階建以上の中高層耐火住宅は5年度分です(認定長期優良住宅はそれぞれ5年度分・7年度分)。正確な税額は物件ごとの課税標準額によりますので、納税通知書または市の税務の担当課でご確認ください。

綾部市で新築戸建てや中古マンションは買えますか?

買えないわけではありませんが、公的な成約データには1件も出てきていません。国土交通省の成約価格情報(直近4四半期)にある綾部市の4件は、すべて建築年が1994年以前の戸建です。建築年が2025年以降の戸建(新築)と中古マンションは0件でした。ですから、綾部市の新築戸建て・中古マンションの価格を、このページで数字としてお示しすることはできません。新築を考える方には、市が分譲している「あやべ桜が丘団地」があります。平成12年から分譲が始まり、市公式によるとこれまでに440区画を超える成約があります。令和9年3月31日までに新築した場合、新築促進補助金150万円が交付されます。桜が丘1丁目の標準地の公示価格は34,300円/㎡(地積190㎡)です。なお、市から宅地を直接買う取引は仲介会社が入らない形になると考えられ、その場合は仲介手数料そのものが発生しません。家タダの仲介手数料0円が効くのは、不動産会社などが売主・広告主になっている建売の新築戸建てや、中古の物件です。建売は対象になりやすい物件ですが、対象外の物件もあります。

綾部市に移住して空き家を買う場合、補助はありますか?

あります。綾部市の「定住促進事業費補助金」は、空き家の改修に対する補助です。対象は、あやべ定住サポート総合窓口に登録し、定住の意思を持つ転入者・転入予定者で、空き家を取得または賃借した方。継続して3年以上市外に住所があったこと、60歳以下の方または同じ世帯に60歳以下の方がいること、空き家の所有者と2親等内の親族でないこと、改修した空き家に10年以上住む意思があることなどが要件です。補助額は対象経費の3分の2以内で、登録空き家は上限180万円、登録外の空き家は上限90万円。対象の工事は、主要構造部・トイレ・風呂・台所など生活に必要な改修で、入居後1年以内または入居前に行われるものです。このほか、水源の里の20集落に移る方には、定住支援給付金(月5万円・上限30万円)と住宅整備補助金(経費の3分の2以内・上限90万円)があります。申請のタイミングや受付の状況は市のページに明記されていませんでしたので、購入や工事の契約の前に、定住・地域政策課(0773-42-4270)に確認してください。なお、空き家バンクの物件が家タダの仲介手数料0円の対象になるかどうかは、取引の形によります。

綾部市の学校と、こどもの医療費はどうなっていますか?

市立小学校は10校、市立中学校は6校です(綾部市「学校・園基本情報」)。小学校は綾部・中筋・豊里・物部・志賀・吉美・西八田・東八田・東綾・上林、中学校は綾部・豊里・何北・八田・東綾・上林。上林と東綾は小・中一貫校です。通学区域は町名で決まっていて、位田町や小貝町のように、町のなかで校区が分かれる例があります。小規模特認校制度があり、物部小・志賀小・東八田小・東綾小・上林小の5校は、市内のほかの校区に住む児童も、保護者の責任と費用負担で通学させること、原則として卒業まで就学することなどを条件に通えます。指定校の変更について、市は「やむを得ない事由がある場合には、指定学校以外の学校への就学を認めることがあります」としていますが、事由の一覧は市公式で確認できませんでした(未取得)。こどもの医療費は、1か月1医療機関ごとに200円。入院は18歳到達の年度末まで、通院は中学3年生までが対象で、高校生年代の通院は令和8年12月診療分から助成が始まります。給食費と待機児童数は、市公式で確認できませんでした(未取得)。

綾部市で家を買うとき、災害リスクは何を確認すればよいですか?

洪水と土砂災害の2つを、物件の住所で確認してください。綾部市の市街地は由良川沿いにあり、都市計画マスタープランは、想定最大規模の降雨の場合に市街地にも0.5〜3.0m未満の浸水エリアが広がること、由良川沿いなどに家屋倒壊等氾濫想定区域が指定されていること、由良川・犀川沿いで液状化のリスクが高いことを記しています。市の年表には、昭和28年9月の台風13号、平成16年10月の台風23号、平成30年7月の豪雨による被害が載っています。土砂災害については、京都府の公表で綾部市は90地区・1,671箇所が警戒区域等に指定されています。まちなかの神宮寺町・宮代町・岡町などの一部にも指定があります。地震では、上林川断層・三峠断層による地震の想定があります。綾部市ハザードマップは12地区ごとの分冊で、市の防災のページからPDFで見ることができます。浸水深の具体値や、特別警戒区域の箇所数は、本ページでは取得できていません(未取得)ので、市のハザードマップと京都府の公表資料で必ずご確認ください。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。

綾部市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。綾部市は、公的データに出ている成約が450万円・550万円といった価格帯を含む市です。価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。市が分譲する桜が丘団地の宅地を市から直接買う場合や、空き家バンクを通じて所有者と直接やりとりする場合など、そもそも仲介会社が入らない取引では、家タダの出番はありません。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。綾部市の固定資産税は1.5%で、標準税率の1.4%より高い点も、持ち続ける費用として知っておいてください。第三に、綾部市固有の事情を正直に書いておきます。公的な成約データが4件しかなく、家タダとしても「この価格は相場より高い・安い」を数字で言い切れる材料が少ない市です。価格の妥当性は、物件ごとに個別の取引事例を調べて判断することになり、結論に幅が出ることがあります。公的データにある成約は1977〜1994年築の戸建で、仲介手数料が0円になってもリフォーム費用・耐震改修の費用は別にかかります。耐震改修や空き家改修の補助は、工事に着手したあとでは申請できないものがあります。綾部市は由良川などの洪水と、90地区・1,671箇所の土砂災害警戒区域等がある市で、平成28年に線引きを廃止したため、区域の確認の仕方もほかの市と違います。人口は5年間で6.2%減っており、値上がりを期待して買う市ではありません。また、家タダの事務所は綾部市から離れた場所にあります。内覧の同行は行いますが、日程の調整にお時間をいただくことがあります。家タダは区域・用途地域・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

綾部市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

綾部市は、平成28年5月に線引きを廃止した、347km²に約3万人の市です。「市街化調整区域」はもうありません。だからまず、その物件が用途地域の中か、特定用途制限地域か、都市計画区域の外かを確かめる必要があります。次に、税。固定資産税は1.5%、都市計画税0.1%は用途地域内だけ。そしてハザード。由良川などの洪水、京都府公表で90地区・1,671箇所の土砂災害警戒区域等。公的データに出ている綾部市の成約は直近4四半期で4件だけ、すべて1994年以前に建った戸建です(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。相場を数字で言い切れない市ですから、価格の妥当性は物件ごとに調べるしかありません。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。550万円の物件なら24万7,500円、2,000万円なら72万6,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年10月7日

”京都”おすすめ記事

  • 【亀岡市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【亀岡市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    京都

  • 【長岡京市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【長岡京市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    京都

  • 【向日市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【向日市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    京都

  • 【木津川市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【木津川市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    京都

  • 【京田辺市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【京田辺市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    京都

  • 【八幡市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【八幡市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    京都

もっと見る