
【高砂市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て
兵庫県高砂市 専門 エリアガイド
高砂市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
990万円の物件なら 39万2,700円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている高砂市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
高砂市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ネットに掲載されている高砂市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です(売主が仲介手数料を支払わない取引など、対象外になる場合があります)。国土交通省の成約価格情報で、高砂市の直近4四半期の成約は113件。そのうち107件が戸建で、成約中央値は990万円、マンションは6件・685万円です(国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。990万円にかかる仲介手数料の上限額は39万2,700円。最寄駅別・町丁目別の中央値は480万円〜2,300万円に散らばっていて、この帯の上限額は22万4,400円〜82万5,000円です。物件価格が1,000万円前後の市では、仲介手数料が諸費用のなかで占める割合が大きくなります。家タダならどの価格帯でも買主様は0円です。
- 高砂市で実際に成約しているのは、ほとんどが戸建です。直近4四半期の成約113件のうち戸建が107件(成約中央値990万円・中央の面積149㎡・中央の築年1996年)、マンションは6件(685万円・62㎡・1990年)(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。築30年前後の戸建を1,000万円前後で買う、というのが公的データに出ている高砂市の姿です。
- 990万円の物件にかかる仲介手数料の上限額は39万2,700円。町丁目別で中央値が最も高い伊保崎(7件・2,300万円)なら82万5,000円、最寄駅別で最も高い荒井(9件・1,800万円)なら66万円、最も低い山陽曽根(13件・480万円)でも22万4,400円です。家タダを通して買えばこの金額が0円になります。
- 高砂市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均61,191円(12地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比0.0%。兵庫県内40市区町村で20位、神戸市の9区と町を除いた25市のなかでは11位です。最高は荒井町東本町の87,000円/㎡(+2.4%)、最安は阿弥陀町阿弥陀の21,200円/㎡(−0.5%)で、4.1倍の開きがあります。
- 高砂市の市街化区域2,166haのうち、587ha(27.1%)が工業専用地域です。用途地域12種類のなかで最大(高砂市統計書・令和6年度末)。工業専用地域には住宅を建てられません。海に面した市ですが、海沿いは工場の土地で、住宅地はその内側にあります。地価公示でも工業地3地点は全地点が上昇(平均+4.2%)、住宅地12地点は平均0.0%と、動き方がはっきり分かれています。
- 駅が6つあります。JR山陽本線の宝殿駅・曽根駅と、山陽電鉄の高砂駅・荒井駅・伊保駅・山陽曽根駅。「曽根」が2つある点に注意してください。JR曽根駅の所在地は阿弥陀1丁目、山陽曽根駅は曽根町入江浜で、別の場所です。成約データでも曽根(兵庫)17件・940万円、山陽曽根13件・480万円と、中央値が約2倍ちがいます。
- 市域34.38km²の全域が都市計画区域で、市街化区域2,166ha(63.0%)・市街化調整区域1,272ha(37.0%)。都市計画税は0.3%、固定資産税は1.4%。都市計画税がかかるのは市街化区域の土地・家屋だけです。令和8年度の納期限は6月1日・7月31日・12月25日・翌年3月1日の4期。
- 令和8年度、高砂市の小学校の給食費は保護者への請求がありません(0円)。中学校は1食293円(月額4,400円)。こども医療費は0歳から18歳到達後最初の3月31日まで、所得制限なし・外来も入院も一部負担金なし(入院時の食事代と保険適用外を除く)。市立小学校は10校、市立中学校は6校です。
- 災害リスクは種類が多い市です。市のハザードマップは洪水(加古川・法華山谷川・天川・西浜川)/内水/ため池/高潮/土砂災害/津波/液状化/山崎断層帯・南海トラフの震度想定をすべて掲載し、平成23年台風第12号の浸水実績図も載せています。兵庫県指定の土砂災害警戒区域は59箇所、うち特別警戒区域33箇所(令和8年6月30日現在)。
01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します
高砂市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。
疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?
結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。
不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。
| 売買価格 | 法律が定める報酬の上限(税抜) | 法律が定める下限 |
|---|---|---|
| 400万円超の部分 | 代金額 × 3% | 定めなし |
| 200万円超400万円以下の部分 | 代金額 × 4% | |
| 200万円以下の部分 | 代金額 × 5% |
※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。
つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。
疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?
不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。
※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。
家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。
だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。
疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?
ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。
国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。
下表は、高砂市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。
| 費用 | 支払先 | 目安 | 家タダの取り分 |
|---|---|---|---|
| 仲介手数料 | 不動産会社 | 通常は(価格×3%+6万円)×1.1 | 0円 |
| 印紙税 | 国(契約書に貼付) | 1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時) | 0円 |
| 登録免許税 | 国(法務局) | 所有権移転・抵当権設定にかかる | 0円 |
| 司法書士報酬 | 司法書士 | 5万〜10万円程度 | 0円 |
| 固定資産税・都市計画税の精算金 | 売主様 | 引渡日で日割り | 0円 |
| 住宅ローン事務手数料・保証料 | 金融機関 | 借入額により変動 | 0円 |
| 火災保険・地震保険料 | 保険会社 | 建物・期間により変動 | 0円 |
| 不動産取得税 | 高砂市(都道府県税) | 取得後に納税通知。軽減措置あり | 0円 |
仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。
※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。
疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?
業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。
- 現地内覧への同行(高砂市内の物件)
- 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
- 法務局調査(登記・権利関係・越境)
- 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
- 宅地建物取引士による重要事項説明
- 契約書・重要事項説明書の作成
- 引渡し・決済の立会い
むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。
02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか
「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。
| 段階 | 内容 | この時点で支払うもの |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLを送っていただく | なし |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答 | なし |
| 3. 内覧 | 担当者が現地まで同行(高砂市内) | なし |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認 | なし |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に売主様と交渉 | なし |
| 6. 購入申込 | 買付証明書の提出 | なし(申込金は原則不要) |
| 7. 売買契約 | 重要事項説明・契約書への署名押印 | 手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税 |
| 8. 住宅ローン本申込 | 金融機関の審査 | なし(事務手数料は実行時) |
| 9. 決済・引渡し | 残代金の支払いと所有権移転登記 | 残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金 |
| ― | 家タダへの仲介手数料 | 0円(全段階を通じて) |
1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。
※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。
03高砂市で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
高砂市の価格帯で、いくら得になるか
高砂市の住宅地は1㎡あたり平均61,191円(12地点の単純平均)。市内の標準地は最高87,000円/㎡(荒井町東本町7番4)から最低21,200円/㎡(阿弥陀町阿弥陀字中道55番2)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が4.1倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 600万円 | 26万4,000円 | 0円 | ▲26万4,000円 |
| 990万円 | 39万2,700円 | 0円 | ▲39万2,700円 |
| 1,600万円 | 59万4,000円 | 0円 | ▲59万4,000円 |
| 1,800万円 | 66万円 | 0円 | ▲66万円 |
| 2,300万円 | 82万5,000円 | 0円 | ▲82万5,000円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。
高砂市の成約価格帯だと、いくら変わるか
高砂市の直近4四半期の成約は113件。戸建107件の成約中央値は990万円(中央の面積149㎡・中央の築年1996年)、マンション6件は685万円(62㎡・1990年)です。990万円なら仲介手数料の上限額は39万2,700円、685万円なら29万2,050円で、これがまるごと0円になります。
最寄駅別では宝殿が45件・中央値950万円(37万9,500円)で最多。伊保18件・1,600万円(59万4,000円)、曽根(兵庫)17件・940万円(37万6,200円)、山陽曽根13件・480万円(22万4,400円)、荒井9件・1,800万円(66万円)、高砂9件・1,700万円(62万7,000円)。町丁目別では米田町26件・970万円(38万6,100円)、阿弥陀町18件・1,090万円(42万5,700円)、曽根町11件・600万円(26万4,000円)、伊保崎7件・2,300万円(82万5,000円)です。
ここで知っておいていただきたいのは、物件価格が安いほど、仲介手数料の「割合」は大きくなるということです。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1ですから、「+6万円」の部分は価格が下がっても変わりません。2,300万円の物件なら上限額82万5,000円で価格の約3.6%ですが、990万円なら39万2,700円で約4.0%、600万円なら26万4,000円で4.4%になります(割合は当方算出)。さらに400万円以下の物件は別区分で、200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円(いずれも×1.1)。400万円ちょうどなら上限額は19万8,000円です。高砂市のように1,000万円前後の成約が中心の市では、仲介手数料が0円になることの効き方が相対的に大きいということになります。
※「中央の面積」は国土交通省の成約価格情報の「面積」欄の中央値で、戸建は土地面積、マンションは専有面積です。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。マンションは6件しかありませんので、685万円という中央値は参考値としてお読みください。)
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
NEW高砂市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う
新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、高砂市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は11件。成約価格の中央値は2,300万円、真ん中の半数は2,200万円〜2,500万円に収まっています。延床面積の中央値は100㎡。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 伊保崎 | 4件 | 2,400万円 |
| 阿弥陀町 | 2件 | 2,200万円 |
| 曽根町 | 1件 | 2,200万円 |
| 梅井 | 1件 | 2,200万円 |
| 米田町 | 1件 | 2,200万円 |
最寄駅で多いのは伊保駅(4件)、曽根(兵庫)駅(2件)、宝殿駅(2件)。
中央値の2,300万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は82万5,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。
高砂市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。
USED高砂市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う
中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、高砂市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は94件。成約価格の中央値は970万円、真ん中の半数は520万円〜1,700万円に収まっています。延床面積の中央値は95㎡。建築年の中央値は1990年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 米田町 | 21件 | 1,200万円 |
| 阿弥陀町 | 16件 | 970万円 |
| 曽根町 | 10件 | 540万円 |
| 中島 | 6件 | 1,240万円 |
| 北浜町 | 4件 | 700万円 |
最寄駅で多いのは宝殿駅(39件)、曽根(兵庫)駅(14件)、伊保駅(14件)。
中央値の970万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は38万6,100円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
建築年が分かる94件のうち、1981年以前に建てられたものは29件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。
高砂市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。
MANSION高砂市の中古マンションを仲介手数料無料で買う
中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、高砂市の中古マンションは6件。成約価格の中央値は685万円、真ん中の半数は650万円〜940万円に収まっています。専有面積の中央値は67㎡。建築年の中央値は1991年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 米田町 | 3件 | 680万円 |
| 高砂町朝日町 | 2件 | 545万円 |
| 中筋 | 1件 | 940万円 |
最寄駅で多いのは宝殿駅(3件)、高砂(兵庫)駅(2件)、曽根(兵庫)駅(1件)。
中央値の685万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は29万2,050円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 高砂市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。
04数字で見る高砂市 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて高砂市・兵庫県・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 8万5千人が34km²に住む、兵庫県でも面積の小さい市
高砂市の人口は85,009人(男41,369人/女43,640人)、世帯数は40,904世帯です(令和8年8月31日現在・高砂市「町丁字別人口」)。面積は34.38km²で、東西8.00km・南北9.57km。人口密度は約2,473人/km²(当方算出)です。端から端まで10kmに満たない市域に8万5千人が住んでいる、というのが高砂市の大きさです。
まず正直に書いておきます。令和7年国勢調査の高砂市の人口は確認できていません(未取得)。市公式の国勢調査のページに掲載されているのは令和2年調査までで、このページの国勢調査の数値はすべて令和2年国勢調査のものです。
その令和2年国勢調査では、人口87,722人・世帯数36,712世帯。平成27年国勢調査が人口91,030人・世帯数36,340世帯でしたから、人口は5年間で3,308人減(−3.6%)、世帯数は372世帯増(+1.0%)です(増減数は市公表、率は当方算出)。人口密度も2,647.8人/km²から2,551.5人/km²に下がりました(市公表)。人口は減っているのに世帯は増えている=1世帯あたりの人数が小さくなっているということで、令和8年8月末の住民基本台帳で計算すると1世帯あたり約2.08人(当方算出)です。
人口が減っている市で家を買うことの意味は、正直に考えておく必要があります。買う側にとっては、価格が上がりにくく選択肢が多いという利点があります。実際、令和8年地価公示の住宅地12地点の変動率は平均0.0%で、下落が6地点、横ばいが3地点、上昇は2地点でした(残る1地点は前年と比べられない地点)。一方で、将来売るときに買い手がつきやすい立地かどうかは、いまより慎重に見る必要があります。「安いから買う」ではなく「どの駅・どの町の物件か」で選ぶのが、高砂市では特に重要です。
市は人口統計を8つの地区で集計しています。多いのは伊保地区17,820人(21.0%)と米田地区17,465人(20.5%)で、この2地区だけで市の4割。次いで阿弥陀地区11,229人、曽根地区10,770人、荒井地区10,674人、高砂地区7,551人、中筋地区4,824人、北浜地区4,676人です(構成比は当方算出)。市名のもとになった高砂地区が、人口では8地区のうち6番目というのは、この市の成り立ちをよく表しています。高砂市は昭和29年に高砂町・荒井村・伊保村・曽根町が合併して生まれ、その後に米田町・阿弥陀村・北浜村が加わってできた市で、旧町村の単位が、住所・駅名・学校名にいまも残っているからです。
市の位置について、市公式は「兵庫県南部播磨平野の東部」と説明しています。東に加古川が流れ、南は瀬戸内海播磨灘に臨み、北は中国山脈の支脈を仰ぐという地勢で、西部に日笠山、中央部に竜山などの丘陵があります。最高地点は阿弥陀町の高御位山(304.0m)、最低地点は曽根町字新開(0.2m)。県の地域区分では東播磨県民局の管轄です(明石市・加古川市・高砂市・稲美町・播磨町)。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 住民基本台帳人口 | 85,009人(男41,369/女43,640) | 令和8年8月31日現在・高砂市「町丁字別人口」 |
| 世帯数 | 40,904世帯 | 同上 |
| 1世帯当たり人員 | 約2.08人 | 85,009÷40,904で当方が算出 |
| 令和2年国勢調査 | 87,722人・36,712世帯 | 令和2年10月1日現在 |
| 平成27年国勢調査 | 91,030人・36,340世帯 | 平成27年10月1日現在 |
| 2015→2020の増減 | 人口−3,308人(−3.6%)/世帯+372世帯(+1.0%) | 増減数は市公表、率は当方が算出 |
| 国勢調査の人口密度 | 2,551.5人/km²(平成27年は2,647.8人/km²) | 市公表 |
| 令和7年国勢調査 | 未取得 | 市公式の国勢調査ページの掲載は令和2年まで |
| 市域面積 | 34.38km²(東西8.00km・南北9.57km) | 高砂市「プロフィール」/平成27年10月1日に34.45km²から変更 |
| 人口密度(住基ベース) | 約2,473人/km² | 85,009人÷34.38km²で当方が算出 |
| 伊保地区 | 17,820人(8,585世帯) | 令和8年8月31日現在。市全体の21.0%(当方算出) |
| 米田地区 | 17,465人(8,433世帯) | 同。20.5% |
| 阿弥陀地区 | 11,229人(5,107世帯) | 同。13.2% |
| 曽根地区 | 10,770人(5,080世帯) | 同。12.7% |
| 荒井地区 | 10,674人(4,839世帯) | 同。12.6% |
| 高砂地区 | 7,551人(4,158世帯) | 同。8.9% |
| 中筋地区 | 4,824人(2,468世帯) | 同。5.7% |
| 北浜地区 | 4,676人(2,234世帯) | 同。5.5% |
| 市制施行 | 昭和29年7月1日(高砂町・荒井村・伊保村・曽根町) | 高砂市統計書「市域の変遷」 |
| 経緯度 | 東経134度44分33秒〜134度49分24秒、北緯34度43分55秒〜34度48分57秒 | 高砂市「プロフィール」 |
| 最高地点/最低地点 | 阿弥陀町 高御位山 304.0m/曽根町字新開 0.2m | 高砂市統計書 |
| 県の地域区分 | 東播磨県民局(明石市・加古川市・高砂市・稲美町・播磨町) | 兵庫県 |
| 市の花/市の木 | 菊/松 | 高砂市「市章・市民憲章・市の花・市の木・市歌」 |
土地の使われ方
高砂市の土地を理解するうえで、いちばん効く数字は「工業専用地域587ha」です。市域3,438ha(34.38km²)は全域が都市計画区域で、市街化区域が2,166ha、市街化調整区域が1,272ha。その市街化区域のうち、住居系の用途地域(7種類の合計)は1,244ha、商業系(近隣商業・商業)は80ha、工業系(準工業・工業・工業専用)は842haです(合計は当方算出)。
市域の4分の1(24.5%)が工業系の用途地域で、そのうち工業専用地域だけで587ha=市域の17.1%(当方算出)を占めます。工業専用地域は、建築基準法上、住宅を建てることができない用途地域です。「市街化区域が63%ある」と聞くと住宅を建てられる土地が広いように感じますが、住居系の用途地域に限れば市域の36.2%です。
なお、課税対象の土地(地目別・令和6年1月1日現在)は総数21,052千㎡で、宅地14,727千㎡、雑種地2,499千㎡、田1,933千㎡、山林1,144千㎡、畑749千㎡です(高砂市統計書・資料は課税課)。課税対象の土地の約7割が宅地(当方算出)で、田畑や山林の割合は小さい市です。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域のうち住居系の用途地域(7種) | 1,244 ha | 36.2% |
| 市街化区域のうち商業系(近隣商業・商業) | 80 ha | 2.3% |
| 市街化区域のうち工業系(準工業・工業・工業専用) | 842 ha | 24.5% |
| 市街化調整区域 | 1,272 ha | 37.0% |
| 合計(市域=都市計画区域) | 3,438 ha | 100.0% |
※高砂市統計書(令和7年度版)「用途地域別面積」令和6年度末。統計書の単位はkm²で、haへの換算と系統別の合計・構成比は当方の算出。
市街化区域と市街化調整区域
高砂市は市域の全部が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。高砂市統計書(令和6年度末)によると、市街化区域は21.66km²(2,166ha)、市街化調整区域は12.72km²(1,272ha)。合計は市域面積34.38km²と一致します。市域の63.0%が市街化区域、37.0%が市街化調整区域(構成比は当方算出)です。
ただし、高砂市の「市街化区域63%」は、そのまま「住宅を建てられる土地63%」ではありません。下の表のとおり、市街化区域のうち工業専用地域が587ha(27.1%)で最大です。工業専用地域には住宅を建てられません。2番目に広いのが第1種中高層住居専用地域の549ha(25.3%)、3番目が第1種住居地域の250ha(11.5%)。「海側に工場、その内側に住宅」という土地の使い方が、用途地域の面積にそのまま出ています。
区域区分の当初決定日・最終変更日、および都市計画区域の正式名称は、市公式のテキストから確認できませんでした(未取得)。市は「高砂市都市計画総括図(令和5年2月21日告示)」をPDFで公開していますが、「都市計画の内容を証明するものではなく、参考図として利用」するよう注意書きをしています。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,166 ha | 63.0% |
| 市街化調整区域 | 1,272 ha | 37.0% |
| 合計(都市計画区域) | 3,438 ha | 100.0% |
市街化区域2,166haの用途地域の内訳は次のとおりです。12種類の用途地域が指定されており、面積が最大なのは工業専用地域(587ha・27.1%)です。住居系7種類の合計は1,244ha(57.4%)、商業系2種類は80ha(3.7%)、工業系3種類は842ha(38.9%)になります(合計と割合は当方算出)。
| 用途地域 | 面積 | 市街化区域に占める割合 |
|---|---|---|
| 第1種低層住居専用地域 | 152 ha | 7.0% |
| 第2種低層住居専用地域 | 96 ha | 4.4% |
| 第1種中高層住居専用地域 | 549 ha | 25.3% |
| 第2種中高層住居専用地域 | 7 ha | 0.3% |
| 第1種住居地域 | 250 ha | 11.5% |
| 第2種住居地域 | 138 ha | 6.4% |
| 準住居地域 | 52 ha | 2.4% |
| 近隣商業地域 | 63 ha | 2.9% |
| 商業地域 | 17 ha | 0.8% |
| 準工業地域 | 105 ha | 4.8% |
| 工業地域 | 150 ha | 6.9% |
| 工業専用地域 | 587 ha | 27.1% |
※高砂市統計書(令和7年度版)「土地・気候」用途地域別面積(令和6年度末)。統計書の単位はkm²(小数第2位まで)で、haへの換算と割合は当方の算出です。端数処理のため割合の合計は100%になりません。区域区分の決定・変更の年月日、都市計画区域の名称は未取得です。
地価公示 ― 12地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、高砂市の住宅地の標準地は12地点。 単純平均は1㎡あたり61,191円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+0.0%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 高砂-2 | 荒井町東本町7番4 | 87,000 | +2.4% |
| 高砂-8 | 米田町米田字大橋307番3 | 86,800 | +0.9% |
| 高砂-7 | 米田町塩市字明田98番4外 | 81,500 | — |
| 高砂-1 | 西畑1丁目625番80 | 67,400 | −1.9% |
| 高砂-13 | 阿弥陀町北池字村前105番14 | 59,400 | +0.0% |
| … | (中略・全12地点) | ||
| 高砂-9 | 阿弥陀町阿弥陀字中道55番2 | 21,200 | −0.5% |
| 高砂-12 | 曽根町字中濱2833番14 | 50,000 | −0.2% |
| 高砂-6 | 曽根町字北山ノ下1128番2 | 53,100 | −0.2% |
| 高砂-4 | 北濱町北脇字地見ノ下32番51 | 54,000 | −0.2% |
| 高砂-10 | 伊保1丁目1790番5 | 57,800 | +0.0% |
※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ高砂市内で、住宅地の地価は4.1倍ちがいます
最も高いのは荒井町東本町7番4の1㎡あたり87,000円(+2.4%)。最も安いのは阿弥陀町阿弥陀字中道55番2の21,200円(−0.5%)。その差は4.1倍です。「高砂市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
高砂市は兵庫県内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある兵庫県内の40市区町村のうち、 高砂市の住宅地の平均価格は20位。 神戸市の9区と町を除いた「市」だけで見ると、25市のなかで第11位です。
| 区分 | 高砂市の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(県内・区を含む) | 20位 | 40市区町村 |
| 住宅地の平均価格(市のみ) | 11位 | 25市 |
| 前年比の変動率(県内・区を含む) | 30位 | 40市区町村 |
| 前年比の変動率(市のみ) | 17位 | 25市 |
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
高砂市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地12地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で4.1倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
公園・緑地
高砂市の都市公園等は177箇所・787,900㎡(令和6年度末現在)。人口1人当たりの公園面積は9.37㎡です(高砂市統計書・資料は道路公園課)。種別では総合公園1箇所(105,000㎡)、運動公園1箇所(159,000㎡)、地区公園1箇所(69,207㎡)、近隣公園5箇所(67,744㎡)などが計上されています。臨港地区の名称にも「高砂海浜公園地区」「あらい浜風公園地区」があり、臨海部にも公園の名を持つ地区があります。市は「高砂市緑の基本計画」も公開しています。個々の公園の名称・所在地は、本ページでは確認していません(未取得)。
※高砂市統計書(令和7年度版)「建設・住宅」都市公園等の状況・令和6年度末現在。
05高砂市の特徴 ― 海側は工場、住宅地は内側。1,000万円前後の戸建が動く市
高砂市を一言で表すと、「海に面しているのに、海沿いには住めない市」です。 市街化区域のうち工業専用地域が27.1%を占め、用途地域12種類のなかで最大。 住宅地はその内側、JR山陽本線と山陽電鉄の沿線に広がっています。 そして公的データに出てくる成約は、113件のうち107件が戸建、中央値は990万円です。 この章では、この2つの事実から高砂市を読んでいきます。
市街化区域の4分の1以上が「工業専用地域」
高砂市統計書(令和6年度末)による用途地域別の面積です。
| 用途地域 | 面積 | 市街化区域に占める割合 |
|---|---|---|
| 工業専用地域 | 587 ha | 27.1% |
| 第1種中高層住居専用地域 | 549 ha | 25.3% |
| 第1種住居地域 | 250 ha | 11.5% |
| 第1種低層住居専用地域 | 152 ha | 7.0% |
| 工業地域 | 150 ha | 6.9% |
| 第2種住居地域 | 138 ha | 6.4% |
| 準工業地域 | 105 ha | 4.8% |
| 第2種低層住居専用地域 | 96 ha | 4.4% |
| 近隣商業地域 | 63 ha | 2.9% |
| 準住居地域 | 52 ha | 2.4% |
| 商業地域 | 17 ha | 0.8% |
| 第2種中高層住居専用地域 | 7 ha | 0.3% |
| 市街化区域 計 | 2,166 ha | 100% |
工業専用地域が1位です。 準工業地域・工業地域を足した工業系は842haで、市街化区域の38.9%(当方算出)。 市公式のプロフィールは、高砂市の成り立ちを次のように説明しています。 大阪・神戸に近い立地、豊富な用水、遠浅の海岸が企業の立地条件となって、 機械・製紙・化学・食品・電力などの大工場が進出し、播磨臨海工業地帯の中核になった、と。 統計書の「市域の変遷」を見ても、昭和41年から昭和57年にかけて 高砂町・伊保町・荒井町で公有水面埋立が8回記録されており、 市の面積は昭和38年の31.67km²から昭和57年の34.51km²まで広がっています。 海を埋め立てて工場用地をつくってきた市だということが、面積の記録からも読み取れます。
買う側にとっての意味は、3つあります。
- 働く場所が市内にある。工業専用地域587haは、それだけの事業所が立地しているということです。 荒井駅の乗客数は年間2,538千人のうち定期が2,047千人で、定期の比率が高い駅です。
- 工場に近い住宅地は、用途地域の境界を確認する。 工業専用地域には住宅が建てられませんから、境界の向こう側は将来も住宅地になりません。 準工業地域・工業地域は住宅を建てられますが、隣に工場や倉庫が建つ可能性があります。 音・におい・大型車の通行は、平日の日中に現地で確認してください。
- 海が見える・海に歩いて行ける住宅地は多くない。 臨港地区が6地区指定されており、海岸線の多くは港湾と工場の区域です。 海浜公園などの名前のつく地区もありますが、「海沿いの暮らし」を期待して探すと、想像とちがう可能性があります。
出典:高砂市統計書(令和7年度版)「土地・気候」 https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/6/R701.pdf / 高砂市「高砂市のプロフィール」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/shiseijoho/shinogaiyo/2/4553.html / 高砂市「用途地域制度等について」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/kaihatsu_toshikeikaku/11555.html ※統計書の単位はkm²。haへの換算と割合は当方算出です。
地価公示20地点 ― 住宅地は横ばい、工業地は全地点が上昇
令和8年地価公示で、高砂市の標準地は住宅地12地点・商業地5地点・工業地3地点の計20地点です。 用途ごとの動きを並べると、高砂市の性格がはっきり出ます。
| 用途 | 地点数 | 平均価格(円/㎡) | 平均変動率 | 上昇・横ばい・下落 |
|---|---|---|---|---|
| 住宅地 | 12 | 61,191 | 0.0% | 上昇2/横ばい3/下落6/前年比なし1 |
| 商業地 | 5 | 90,640 | +2.1% | 上昇4/横ばい1/下落0 |
| 工業地 | 3 | 38,400 | +4.2% | 上昇3/横ばい0/下落0 |
住宅地は平均0.0%で、12地点のうち下落が6地点。 工業地は3地点すべてが上昇で、平均+4.2%。 同じ市のなかで、住む土地と働く土地の値動きが分かれています。 工業地・商業地が上がっているのは市の経済が動いている表れですが、 それが住宅地の値上がりにはつながっていないというのが、令和8年時点の高砂市です。
住宅地12地点をすべて、価格の高い順に並べます。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 高砂-2 | 荒井町東本町7番4 | 87,000 | +2.4% | 225㎡ |
| 高砂-8 | 米田町米田字大橋307番3 | 86,800 | +0.9% | 201㎡ |
| 高砂-7 | 米田町塩市字明田98番4外 | 81,500 | — | 196㎡ |
| 高砂-1 | 西畑1丁目625番80 | 67,400 | −1.9% | 126㎡ |
| 高砂-13 | 阿弥陀町北池字村前105番14 | 59,400 | 0.0% | 117㎡ |
| 高砂-3 | 梅井4丁目567番6 | 58,200 | −0.2% | 178㎡ |
| 高砂-5 | 春日野町2973番8 | 57,900 | 0.0% | 97㎡ |
| 高砂-10 | 伊保1丁目1790番5 | 57,800 | 0.0% | 173㎡ |
| 高砂-4 | 北濱町北脇字地見ノ下32番51 | 54,000 | −0.2% | 154㎡ |
| 高砂-6 | 曽根町字北山ノ下1128番2 | 53,100 | −0.2% | 130㎡ |
| 高砂-12 | 曽根町字中濱2833番14 | 50,000 | −0.2% | 133㎡ |
| ― ここに2倍以上の段差があります ― | ||||
| 高砂-9 | 阿弥陀町阿弥陀字中道55番2 | 21,200 | −0.5% | 295㎡ |
読み取れることが3つあります。
- 上位3地点は荒井町と米田町。87,000円・86,800円・81,500円で、4位の西畑1丁目(67,400円)とは1万4千円以上の差があります。 荒井町は市役所と山陽電鉄荒井駅、米田町はJR宝殿駅のある町です。
- 4位から11位までの8地点は、50,000〜67,400円の狭い幅に収まっている。 高砂市の住宅地の「ふつうの値段」は、1㎡あたり5万円台です。坪に直すと約17万〜20万円(当方算出)。
- 最安の阿弥陀町阿弥陀(21,200円)だけが飛び抜けて安い。 11番目の曽根町字中濱(50,000円)との差は2.4倍(当方算出)。 「市内格差4.1倍」という数字は、この1地点によるもので、ここを除いた11地点の最高と最低の差は1.7倍(当方算出)です。 同じ阿弥陀町の北池は59,400円ですから、町名だけで土地の値段を判断することはできません。
変動率で見ると、最も上がったのは荒井町東本町(+2.4%)、最も下がったのは西畑1丁目(−1.9%)。 下落した6地点のうち4地点は−0.2%で、ほぼ横ばいと言ってよい水準です。 高砂市の住宅地は「大きく上がりも下がりもしていない」というのが実態で、 価格の急な変動を心配せずに、物件そのものの条件で選びやすい市だと言えます。 一方で、値上がりを期待して買う市ではないということでもあります。
商業地5地点と工業地3地点は次のとおりです。
| 用途 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 商業地 | 米田町島字二反田72番21外 | 107,000 | +4.9% | 931㎡ |
| 商業地 | 米田町米田字西ノ野251番1 | 93,900 | +1.3% | 503㎡ |
| 商業地 | 荒井町御旅2丁目8番4 | 90,000 | +0.6% | 328㎡ |
| 商業地 | 中島1丁目191番1外 | 83,800 | +3.6% | 862㎡ |
| 商業地 | 荒井町中新町8番2 | 78,500 | 0.0% | 366㎡ |
| 工業地 | 荒井町新浜2丁目2758番83 | 51,400 | +4.7% | 6,294㎡ |
| 工業地 | 曽根町字砂川889番外 | 36,400 | +3.7% | 3,679㎡ |
| 工業地 | 荒井町新浜1丁目1677番 | 27,400 | +4.2% | 213,319㎡ |
商業地で上昇が大きいのは、地積の大きい2地点(931㎡・862㎡)です。 米田町島が+4.9%、中島1丁目が+3.6%。 一方、荒井町の2地点(328㎡・366㎡)は+0.6%と0.0%。 幹線道路沿いの大きな敷地が評価され、駅に近い小さな敷地は動いていないと読めます (標準地の周辺状況は鑑定評価書の本文を確認しておらず、地積からの推測です)。 荒井町新浜1丁目の工業地は地積213,319㎡(約21ha)で、1つの標準地としては桁ちがいの広さです。
出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。 平均・変動率・順位は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。 「—」は前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)です。
実際の成約113件 ― 107件が戸建、中央値990万円、中央の築年1996年
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、 高砂市の成約は113件です。 これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
| 種別 | 件数 | 成約中央値 | 中央の面積 | 中央の築年 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸建(土地と建物) | 107件 | 990万円 | 149㎡ | 1996年 | 39万2,700円 |
| 中古マンション等 | 6件 | 685万円 | 62㎡ | 1990年 | 29万2,050円 |
高砂市は、圧倒的に戸建の市です。113件のうち107件、95%(当方算出)が戸建。 マンションは6件しかありませんので、「高砂市のマンション相場」として685万円を使うのは無理があります。 6件の真ん中の値にすぎません。マンションを検討される方は、個別の物件ごとに判断することになります。
戸建の中央の築年は1996年。築30年前後です。 成約中央値990万円という数字は、「新築が1,000万円で買える」という意味ではありません。 築30年前後の戸建が、土地149㎡つきで1,000万円前後で取引されている、ということです。 住宅地の平均価格61,191円/㎡に149㎡を掛けると約912万円(当方算出)ですから、 中央値の物件は、価格の大半が土地の値段だと考えられます。 建物にはほとんど値段がついていない、という見方もできます。
だからこそ、買う側の判断が問われます。
- 建物の状態を必ず確認する。築30年の戸建は、屋根・外壁・水回り・シロアリ・雨漏りの履歴で、 購入後にかかる費用が数百万円単位で変わります。
- リフォーム費用を含めた総額で比べる。990万円+リフォーム500万円の物件と、 2,000万円の築浅物件のどちらが自分に合うのかは、総額と住む年数で判断してください。
- 諸費用の割合が大きくなる。物件価格が低いと、登記費用・ローンの事務手数料・火災保険料といった 金額の決まった費用の割合が相対的に大きくなります。仲介手数料の上限額39万2,700円もそのひとつで、 家タダではこれが0円です。
- 住宅ローンの条件を先に確認する。築年数の古い物件や価格の低い物件は、 金融機関によって借入期間や融資額の扱いが分かれることがあります。
最寄駅別の成約(113件中111件)
| 最寄駅 | 路線 | 件数 | 成約中央値 | 平均徒歩 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 宝殿 | JR山陽本線 | 45件 | 950万円 | 18分 | 37万9,500円 |
| 伊保 | 山陽電鉄 | 18件 | 1,600万円 | 15分 | 59万4,000円 |
| 曽根(兵庫) | JR山陽本線 | 17件 | 940万円 | 16分 | 37万6,200円 |
| 山陽曽根 | 山陽電鉄 | 13件 | 480万円 | 10分 | 22万4,400円 |
| 荒井(兵庫) | 山陽電鉄 | 9件 | 1,800万円 | 14分 | 66万円 |
| 高砂(兵庫) | 山陽電鉄 | 9件 | 1,700万円 | 9分 | 62万7,000円 |
JRの2駅(宝殿・曽根)で62件、山陽電鉄の4駅で49件。 件数はJR沿線のほうが多く、中央値はJRの2駅がどちらも900万円台、 山陽電鉄は480万円から1,800万円まで幅があるという結果です。 最も高い荒井(1,800万円)と最も低い山陽曽根(480万円)の差は約3.8倍(当方算出)。 同じ山陽電鉄の、荒井・伊保・山陽曽根と並ぶ駅どうしで、これだけ違います。
「曽根」の2駅は必ず区別してください。 「曽根(兵庫)」はJR山陽本線の曽根駅(所在地は阿弥陀1丁目)、「山陽曽根」は山陽電鉄の駅(曽根町入江浜)です。 中央値は940万円と480万円。 物件広告に「曽根駅 徒歩◯分」とだけ書かれている場合は、どちらの駅なのかを確認してください。
町丁目別の成約(3件以上あった8町丁目・計80件)
| 町丁目 | 件数 | 成約中央値 | 中央の面積 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|
| 米田町 | 26件 | 970万円 | 128㎡ | 38万6,100円 |
| 阿弥陀町 | 18件 | 1,090万円 | 149㎡ | 42万5,700円 |
| 曽根町 | 11件 | 600万円 | 179㎡ | 26万4,000円 |
| 伊保崎 | 7件 | 2,300万円 | 147㎡ | 82万5,000円 |
| 中島 | 6件 | 1,240万円 | 167㎡ | 47万5,200円 |
| 荒井町小松原 | 4件 | 2,200万円 | 142㎡ | 79万2,000円 |
| 梅井 | 4件 | 2,100万円 | 142㎡ | 75万9,000円 |
| 竜山 | 4件 | 805万円 | 169㎡ | 33万1,650円 |
最高の伊保崎2,300万円と最安の曽根町600万円で約3.8倍(当方算出)。 しかも安い曽根町のほうが土地は広い(179㎡と147㎡)。 地価公示の住宅地で見ると、伊保1丁目57,800円/㎡・梅井4丁目58,200円/㎡に対して曽根町は50,000〜53,100円/㎡で、 土地の単価の差は1〜2割ほどです。 土地の値段がほとんど変わらないのに成約価格が約3.8倍ちがうのは、建物の差だと考えるのが自然です。 伊保崎・梅井・荒井町小松原は2,000万円台で、比較的新しい建物が取引されていると考えられます (町丁目ごとの築年は公表データにないため、断定はできません。 また伊保崎7件、梅井・荒井町小松原・竜山は各4件という件数ですので、参考値です)。
高砂市には、2つの価格帯があるということです。 ひとつは1,000万円前後かそれ以下(米田町・阿弥陀町・曽根町・竜山)。築年数の経った戸建が中心の帯。 もうひとつは2,000万円台(伊保崎・梅井・荒井町小松原)。 ご自身がどちらの帯を探しているのかを最初に決めておくと、物件探しが進めやすくなります。
実際の成約は、こんな中身です
| 種別 | 所在 | 成約価格 | 面積 | 間取 | 築年 | 構造 | 最寄駅・徒歩 | 時期 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マンション | 米田町 | 680万円 | 70㎡ | 3LDK | 1991年 | RC | 宝殿 11分 | 2025Q3 | 29万400円 |
| マンション | 高砂町朝日町 | 690万円 | 70㎡ | 2LDK+S | 1992年 | RC | 高砂(兵庫) 4分 | 2026Q1 | 29万3,700円 |
| マンション | 中筋 | 940万円 | 70㎡ | 3LDK | 1994年 | RC | 曽根(兵庫) 20分 | 2025Q3 | 37万6,200円 |
| 戸建 | 米田町 | 990万円 | 土地125㎡/建物105㎡ | 3LDK+S | 1995年 | 木造 | 宝殿 15分 | 2025Q3 | 39万2,700円 |
| 戸建 | 春日野町 | 980万円 | 土地115㎡/建物85㎡ | 3DK | 2000年 | 木造 | 曽根(兵庫) 10分 | 2025Q4 | 38万9,400円 |
| 戸建 | 北浜町 | 980万円 | 土地210㎡/建物255㎡ | 5LDK | 1979年 | 鉄骨造 | 曽根(兵庫) 25分 | 2025Q2 | 38万9,400円 |
| 戸建 | 竜山 | 1,000万円 | 土地270㎡/建物150㎡ | 7DK | 1972年 | 木造 | 伊保 25分 | 2025Q3 | 39万6,000円 |
7件とも680万〜1,000万円、築年は1972〜2000年。 マンション3件はすべて70㎡のRC造で1991〜1994年築。 戸建4件は、同じ1,000万円前後でも土地115㎡・建物85㎡の2000年築から 土地270㎡・建物150㎡の1972年築まで幅があります。 同じ値段で「新しくて小さい家」と「古くて大きい家」のどちらも買えるのが、高砂市の1,000万円前後の帯です。
築年には、制度上の境目があります。昭和56年(1981年)5月31日です。 これ以前に着工された住宅は、 市の住宅耐震化促進事業(耐震改修工事費の補助など)の対象になりえます。上の表では1979年築と1972年築の2件が該当しうる年代です。 古い戸建を買う場合は、耐震診断と補助制度の確認を、契約の前に行うことをおすすめします。 補助は「交付決定後の契約でないと受けられません」と市が明記しています。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・高砂市113件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。 仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。 成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。
駅が6つ、路線が2つ ― 旧町村ごとに駅がある
高砂市は34.38km²の市域に、JR山陽本線の2駅と山陽電鉄の4駅があります。 鉄道事業者の公式情報で確認した所在地は次のとおりです。
| 駅 | 路線 | 所在地 | 年間乗客数(令和6年度) | 成約件数・中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 宝殿 | JR山陽本線 | 神爪1丁目 | 2,959千人 | 45件・950万円 |
| 曽根 | JR山陽本線 | 阿弥陀1丁目 | 1,366千人 | 17件・940万円 |
| 高砂 | 山陽電鉄 | 高砂町浜田町2丁目 | 1,172千人 | 9件・1,700万円 |
| 荒井 | 山陽電鉄 | 荒井町扇町 | 2,538千人 | 9件・1,800万円 |
| 伊保 | 山陽電鉄 | 伊保港町1丁目 | 509千人 | 18件・1,600万円 |
| 山陽曽根 | 山陽電鉄 | 曽根町入江浜 | 631千人 | 13件・480万円 |
乗客数が多いのは宝殿(2,959千人)と荒井(2,538千人)。 成約件数が多いのは宝殿(45件)と伊保(18件)。 伊保駅は乗客数が6駅で最も少ない(509千人)のに、成約件数は2番目に多く、中央値も1,600万円と高い。 「駅の利用者が多い=住宅の取引が多い」ではないということが、この表から分かります。 荒井駅は定期の乗客が2,047千人と多く、通勤・通学で使われている駅です。
※年間乗客数は高砂市統計書(令和7年度版)の普通・定期の合計(合計は当方算出)。 統計書は山陽電鉄の山陽曽根駅を「曽根駅」と表記しています。所在地はJR西日本・山陽電鉄の駅情報による。
災害リスクの種類が多い ― 海・川・ため池・山・地盤
高砂市のハザードマップは、掲載している災害の種類がとても多いのが特徴です。 冊子版の目次を、そのまま並べます。
| ページ | 内容 |
|---|---|
| 3〜6 | 洪水(計画規模降雨):法華山谷川・天川/加古川ほか |
| 7〜8 | 洪水(想定最大規模降雨) |
| 9〜10 | 浸水継続時間・内水氾濫 |
| 11〜12 | 平成23年台風第12号の浸水実績 |
| 13〜14 | ため池の浸水想定 |
| 17〜18 | 高潮の浸水想定(兵庫県が令和2年8月に公表したデータにもとづく) |
| 19〜20 | 土砂災害 |
| 21〜24 | 山崎断層帯・南海トラフの震度想定 |
| 25〜26 | 液状化危険度 |
| 27〜28 | 津波浸水想定 |
洪水・内水・ため池・高潮・土砂災害・地震・液状化・津波。 南に播磨灘、東に加古川、中央に法華山谷川、北に山、という地形の市ですから、 場所によって気にすべき災害がちがいます。 海に近い町は高潮と津波と液状化、川に近い町は洪水、山ぎわは土砂災害、というように、 物件の住所ごとに、どのページを見るべきかが変わります。
想定ではなく「実績」が載っているのも、高砂市のハザードマップの特徴です。 平成23年台風第12号の浸水実績図が掲載されており、 市の総合治水推進計画も「平成23年9月台風第12号の水害をきっかけとして」策定された(平成27年策定・令和3年1月改訂)と 説明されています。 対策の柱は、河川・下水道の整備(河川下水道対策)、ため池などでの雨水貯留(流域対策)、 ハザードマップの活用など(減災対策)の3つです。 実際に水に浸かった記録のある場所が図で公開されているわけですから、 検討中の物件の住所がその範囲に入っているかどうかは、契約前に必ず確認してください。
※浸水深・浸水継続時間の具体値、平成23年台風第12号の被害戸数、町ごとの浸水範囲は、 ハザードマップがPDF図面のため本ページでは数値として取得できていません(未取得)。 出典:高砂市「冊子版高砂市ハザードマップについて」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/anzen_anshin/6/1/3902.html / 高砂市「高砂市総合治水推進計画」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/anzen_anshin/6/5/3884.html
まとめ:高砂市は「用途地域・駅・築年・ハザード」の4つで選ぶ市
高砂市の住宅地の平均価格は、兵庫県内で住宅地の標準地が3地点以上ある 40市区町村のうち20位、神戸市の9区と町を除いた25市のなかでは11位。 変動率(0.0%)で見ると40市区町村中30位、25市のなかでは17位です。 価格は県内のちょうど真ん中、値動きは下位3分の1、という位置になります。
確認すべきことは、次の5点です。
- 市街化区域か市街化調整区域か。市街化区域なら、どの用途地域か。 工業専用地域587haには住宅を建てられません。準工業・工業地域は工場と隣り合う可能性があります。
- どの駅の物件か。JR(宝殿・曽根)か山陽電鉄(高砂・荒井・伊保・山陽曽根)か。 「曽根」が2つあることに注意してください。
- 築年と建物の状態。戸建の中央の築年は1996年。価格の大半が土地の値段という物件が多い市です。
- ハザードマップのどのページに該当するか。洪水・内水・ため池・高潮・土砂災害・液状化・津波、そして平成23年台風第12号の浸水実績。
- 校区。伊保崎・伊保崎南・松陽3丁目の一部は、加入する自治会によって指定校が決まります。
この5点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます (物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。
空から見た、この50年の高砂市
高砂市が誕生したのは昭和29年(1954年)7月1日。高砂町・荒井村・伊保村・曽根町が合併して市制を施行し、昭和31年9月30日に米田町・阿弥陀村を、昭和32年3月10日に北浜村を編入して、いまの市域になりました。
左が1974〜78年、右が現在の、市役所(荒井町千鳥1丁目)を含む同じ範囲です。高砂市統計書の「市域の変遷」によると、市の面積は昭和41年から昭和57年にかけての公有水面埋立(高砂町・伊保町・荒井町で計8回)で広がっており、荒井町では昭和44年12月27日と昭和48年12月19日に埋立が記録されています。左の写真は、その埋立が進んでいた時期にあたります。現在、高砂市の市街化区域のうち587haが工業専用地域で、そこには住宅を建てることができません。2枚を見比べるときは、海岸線の形と、工場の区域と住宅地の境目に注目してください。高砂市の住宅地が「海のそばなのに海から離れている」理由が、写真から読み取れます。(写真の範囲と市役所の位置は、国土地理院の住所検索で得た座標から算出したタイルによるものです。)












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28651〜28653・y13004〜13005)で切り出しています。
06高砂市を6に分けて考える(エリアガイド)
高砂市は、昭和29年から32年にかけて7つの町村が合わさってできた市です。高砂町・荒井村・伊保村・曽根町(昭和29年7月1日)、米田町・阿弥陀村(昭和31年9月30日)、北浜村(昭和32年3月10日)。いまも住所には「高砂町」「荒井町」「曽根町」「米田町」「阿弥陀町」「北浜町」といった旧町村の名前が残り、市の人口統計も高砂・荒井・伊保・中筋・曽根・米田・阿弥陀・北浜の8地区で集計されています。
ここでは、令和8年地価公示の全20地点(住宅地12・商業地5・工業地3)と、国土交通省の成約価格情報113件の駅別・町丁目別を、住所の町名を手がかりに6つのまとまりに整理します。
先にお断りしておきます。この6つのまとまりは、住所の町名と最寄駅をもとにした当方の整理であり、市の8地区の区分と完全に一致するものではありません(どの町丁字がどの地区に属するかの対応は、市の資料から正確に読み取れなかったため、地区別の人口は「数字で見る」の章に市の集計のまま掲載しています)。また、成約の町丁目別は3件以上あった8つの町丁目(計80件)だけの集計で、件数が4件の町丁目もあります。件数を必ずあわせてご覧ください。成約価格情報は国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
高砂町・荒井町・西畑(山陽電鉄の高砂駅・荒井駅と、市役所のあるまとまり)(最寄駅:高砂/荒井)
住宅地の最高地点がここにあります。「荒井町東本町7番4」が87,000円/㎡(+2.4%)で、住宅地12地点のなかで上昇率も最大です(地積225㎡)。市役所の所在地は荒井町千鳥1丁目1番1号。商業地の標準地も「荒井町御旅2丁目8番4」90,000円/㎡(+0.6%)、「荒井町中新町8番2」78,500円/㎡(0.0%)の2地点があります。成約は最寄駅別で荒井9件・中央値1,800万円(6駅で最高)、高砂9件・1,700万円。町丁目別では荒井町小松原が4件・2,200万円・中央の面積142㎡です。一方、同じまとまりのなかで下がっている地点もあります。「西畑1丁目625番80」は67,400円/㎡で、前年比−1.9%は住宅地12地点のなかで最大の下落です(地積126㎡)。荒井町東本町が市内で最も上がり、西畑1丁目が市内で最も下がっている。近い場所でも動きが逆になることがある、という例です。
このまとまりの南側は工場地帯です。工業地の標準地3地点のうち2地点が荒井町新浜にあり、「荒井町新浜2丁目2758番83」が51,400円/㎡(+4.7%)、「荒井町新浜1丁目1677番」が27,400円/㎡(+4.2%・地積213,319㎡)。住宅地が横ばいのなかで、工業地は4%台の上昇です。高砂地区には景観形成地区(高砂市高砂地区)が定められており、歴史的景観形成地区、住宅街等景観形成地区・まちなか景観形成地区の基準が定められています。高砂駅の西約500mには地区計画のある高砂ユー・アイ・タウン(戸建住宅ゾーンは敷地面積の最低限度150㎡)があります。成約個票では高砂町朝日町のマンション(690万円・70㎡・2LDK+S・1992年築・RC)が高砂駅徒歩4分。海と加古川に近いまとまりですので、高潮・津波・洪水・液状化のハザードマップは必ず確認してください。
米田町(JR宝殿駅のまとまり・成約が最も多い)(最寄駅:宝殿)
高砂市で成約が最も多いのがここです。最寄駅別で宝殿が45件(113件の4割)・中央値950万円・平均徒歩18分、町丁目別で米田町が26件・中央値970万円・中央の面積128㎡。中央の面積128㎡は、集計した8つの町丁目のなかで最も小さい数字で、比較的コンパクトな敷地の戸建が多く流通していると読めます。住宅地の標準地は「米田町米田字大橋307番3」86,800円/㎡(+0.9%)と「米田町塩市字明田98番4外」81,500円/㎡(前年と比べられない地点)で、市内12地点の2番目と3番目。商業地の最高地点「米田町島字二反田72番21外」107,000円/㎡(+4.9%・商業地5地点で最大の上昇)と、「米田町米田字西ノ野251番1」93,900円/㎡(+1.3%)もこの町にあります。土地の値段は市内で上位、成約の中央値は970万円。この組み合わせは、築年数の経った戸建・マンションが多く取引されていることを示しています。成約個票では、米田町のマンション(680万円・70㎡・3LDK・1991年築・RC)が宝殿駅徒歩11分、米田町の戸建(990万円・土地125㎡/建物105㎡・3LDK+S・1995年築・木造)が徒歩15分。築30年前後の物件を買う場合は、建物の状態とリフォーム費用を含めた総額で判断してください。市の耐震化促進事業は昭和56年5月31日以前に着工された住宅が対象ですので、1990年代の物件は対象外です。人口は米田地区が17,465人で、伊保地区に次いで市内2番目。宝殿駅の所在地は神爪1丁目。米田の名のつく小学校は米田小学校・米田西小学校で、進学先はどちらも宝殿中学校です。高砂市の東端には加古川が流れています。加古川に近い物件は、洪水ハザードマップの確認が必須です。
阿弥陀町(JR曽根駅のまとまり・最安地点と山ぎわ)(最寄駅:曽根(兵庫))
市内でいちばん地価の幅が大きい町です。住宅地の標準地が2地点あり、「阿弥陀町北池字村前105番14」が59,400円/㎡(0.0%・地積117㎡)、「阿弥陀町阿弥陀字中道55番2」が21,200円/㎡(−0.5%・地積295㎡)。同じ阿弥陀町のなかで2.8倍(当方算出)の差があります。21,200円/㎡は市内12地点の最安で、2番目に安い地点(曽根町字中濱・50,000円/㎡)の半分以下。高砂市の「地価4.1倍の差」は、この1地点が飛び抜けて安いことで生じています。残りの11地点は50,000〜87,000円/㎡に収まっています。
成約は町丁目別で阿弥陀町18件・中央値1,090万円・中央の面積149㎡、最寄駅別で曽根(兵庫)17件・940万円・平均徒歩16分。JR曽根駅は、名前は「曽根」ですが所在地は阿弥陀1丁目です。市の最高地点である高御位山(304.0m)は阿弥陀町にあります。山に近い物件は、土砂災害警戒区域・特別警戒区域にかかっていないかを必ず確認してください(市全体で警戒区域59箇所・特別警戒区域33箇所。町ごとの内訳は未取得です)。通学区域は「阿弥陀町魚橋の一部(法華山谷川以東で加古川バイパス以南)」が別の扱いになっており、同じ町のなかで校区が分かれます。法華山谷川は、市のハザードマップが洪水の対象河川としている4河川のひとつです。令和8年4月1日からは「じょうとんバスミニ阿弥陀ルート」が本格運行しています。
伊保・伊保崎・梅井・竜山・中島(山陽電鉄 伊保駅のまとまり・成約中央値が高い)(最寄駅:伊保)
成約の中央値が高い町丁目が集まっているのがここです。町丁目別で伊保崎が7件・中央値2,300万円(集計した8町丁目で最高)、梅井が4件・2,100万円、中島が6件・1,240万円、竜山が4件・805万円。最寄駅別でも伊保が18件・1,600万円で、件数は宝殿に次ぐ2番目です。伊保崎2,300万円と竜山805万円では2.9倍(当方算出)。中央の面積は伊保崎147㎡・梅井142㎡・中島167㎡・竜山169㎡で大きな差はありませんから、価格の差は土地の広さではなく、建物の新しさや立地によるものと考えられます(町丁目ごとの築年は公表データにないため、断定はできません)。成約個票の竜山の戸建は1,000万円・土地270㎡/建物150㎡・7DK・1972年築・伊保駅徒歩25分でした。
住宅地の標準地は「梅井4丁目567番6」58,200円/㎡(−0.2%)、「伊保1丁目1790番5」57,800円/㎡(0.0%)。商業地は「中島1丁目191番1外」83,800円/㎡(+3.6%・地積862㎡)。住宅地は横ばい〜微減、商業地は上昇です。人口は伊保地区が17,820人で市内最多。このまとまりで必ず確認していただきたいのが校区です。伊保崎1〜4丁目・6丁目と伊保崎南の一部は、通学区域一覧表で「加入する自治会により別紙のとおり」とされており、番地だけでは指定校が決まりません。伊保小学校の校区は、進学先が荒井中学校と竜山中学校に分かれます。また伊保4丁目と伊保東2丁目は明姫幹線南地区のA地区にあたり、市街化調整区域のなかで一部が令和3年に市街化区域へ編入された区域です。伊保の名のつく物件は、市街化区域か市街化調整区域かを必ず確認してください。臨港地区にも「伊保地区」があります。
曽根町・北浜町(山陽曽根駅のまとまり・成約中央値が最も低い)(最寄駅:山陽曽根)
高砂市のなかで、最も低い価格帯の成約が集まっているのがここです。最寄駅別で山陽曽根が13件・中央値480万円(6駅で最低)・平均徒歩10分、町丁目別で曽根町が11件・中央値600万円・中央の面積179㎡。中央の面積179㎡は、集計した8つの町丁目のなかで最も広い数字です。土地は広く、価格は低い。古い戸建が土地の値段に近い価格で取引されている可能性がありますが、町丁目ごとの築年は公表データにないため、断定はできません。480万円にかかる仲介手数料の上限額は22万4,400円、600万円なら26万4,000円です。価格が低いほど、仲介手数料が総額に占める割合は大きくなります。
住宅地の標準地は「曽根町字北山ノ下1128番2」53,100円/㎡(−0.2%)、「曽根町字中濱2833番14」50,000円/㎡(−0.2%)、「北濱町北脇字地見ノ下32番51」54,000円/㎡(−0.2%)。3地点とも50,000円台前半で、3地点とも−0.2%です。工業地の標準地「曽根町字砂川889番外」は36,400円/㎡(+3.7%)で、こちらは上昇しています。成約個票では北浜町の戸建(980万円・土地210㎡/建物255㎡・5LDK・1979年築・鉄骨造)が曽根(兵庫)駅徒歩25分。1981年5月以前に着工された住宅は、市の耐震化促進事業(耐震改修工事費の補助は上限130万円など)の対象になりえますので、古い戸建を検討する方は制度を確認してください。市の最低地点(曽根町字新開・標高0.2m)はこの町にあります。標高の低い土地が含まれるまとまりですので、高潮・津波・洪水・内水のハザードマップを必ず確認してください。北浜地区の人口は4,676人で8地区のなかで最少。令和8年9月1日から「じょうとんバスミニ牛谷ルート」が試験運行されています。
中筋・春日野町・時光寺町(成約個票の最寄駅はJR曽根駅)(最寄駅:曽根(兵庫))
標準地と成約個票から読める範囲で整理します。住宅地の標準地は「春日野町2973番8」57,900円/㎡(0.0%・地積97㎡)。地積97㎡は住宅地12地点のなかで最も小さく、区画の小さい住宅地であることが分かります。成約個票では、春日野町の戸建(980万円・土地115㎡/建物85㎡・3DK・2000年築・木造)が曽根(兵庫)駅徒歩10分、中筋のマンション(940万円・70㎡・3LDK・1994年築・RC)が曽根(兵庫)駅徒歩20分。町丁目別の集計(3件以上)には、このまとまりの町名は入っていませんので、相場の数字はこの2件の個票と標準地1地点だけです。参考値としてお読みください。人口は中筋地区が4,824人。中筋小学校の進学先は竜山中学校で、通学区域一覧表では松陽3丁目に※印(加入する自治会により別紙)がついています。時光寺町・春日野町には県営住宅があり、市の町丁字別人口でも団地が独立した行で集計されています。駅から徒歩10〜20分の物件が中心になりますので、日常の移動手段(車・自転車・バス)を具体的に想定したうえで検討することをおすすめします。
※エリア区分と各エリアの記述は、高砂市・兵庫県・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
07高砂市の交通
鉄道
高砂市には鉄道が2路線、駅が6つあります。JR山陽本線(宝殿駅・曽根駅)と、山陽電鉄 本線(高砂駅・荒井駅・伊保駅・山陽曽根駅)です。東西8.00km・南北9.57kmの市域に6駅ですから、市街地のほとんどは、どちらかの路線の駅を利用できる位置にあります。
高砂市で必ず確認していただきたいのは「曽根」です。JRの曽根駅は阿弥陀1丁目、山陽電鉄の山陽曽根駅は曽根町入江浜にあります。名前は似ていますが別の駅で、路線も行き先も違います。成約データでも、曽根(兵庫)=JRが17件・中央値940万円、山陽曽根が13件・480万円と、中央値がおよそ2倍ちがいます。
JRと山陽電鉄のどちらを使う物件かで、通勤の経路が変わります。山陽電鉄の4駅のうち、直通特急・特急が停まるのは高砂駅(荒井駅は直通特急の一部が停車)で、伊保駅と山陽曽根駅は普通とS特急の停車駅です。所要時間や本数は各社の時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 宝殿 | JR山陽本線 | — | 成約データの最寄駅として市内で最も件数が多い駅(45件・中央値950万円・平均徒歩18分)。113件のうち4割がこの駅です。JR西日本の駅情報による所在地は高砂市神爪1丁目15-6。高砂市統計書の令和6年度の乗客数は年間2,959千人(普通732千人+定期2,227千人・合計は当方算出)で、市内6駅のなかで最多です。平均徒歩18分という数字は、駅前ではなく駅から離れた住宅地の成約が多いことを示しています。町丁目別で最多の米田町(26件・970万円)はこの駅の圏内にあたり、成約個票でも米田町のマンション(680万円・70㎡・3LDK・1991年築)が宝殿駅徒歩11分、米田町の戸建(990万円・土地125㎡/建物105㎡・1995年築)が徒歩15分です。商業地の最高地点「米田町島字二反田72番21外」(107,000円/㎡・+4.9%)も米田町にあります |
| 曽根 | JR山陽本線 | — | 駅名は「曽根」ですが、JR西日本の駅情報による所在地は高砂市阿弥陀1丁目6番1号です。曽根町にある山陽電鉄の山陽曽根駅とは別の駅ですので、物件広告の「曽根駅」がどちらなのかを必ず確認してください(成約データでは、JRのほうが「曽根(兵庫)」と表記されています)。成約は17件・中央値940万円・平均徒歩16分。令和6年度の乗客数は年間1,366千人(普通287千人+定期1,079千人)。成約個票では、中筋のマンション(940万円・70㎡・3LDK・1994年築)が徒歩20分、春日野町の戸建(980万円・土地115㎡/建物85㎡・2000年築)が徒歩10分、北浜町の戸建(980万円・土地210㎡/建物255㎡・1979年築・鉄骨造)が徒歩25分です |
| 高砂 | 山陽電鉄 本線 | — | 山陽電鉄の駅情報による所在地は高砂市高砂町浜田町2丁目1-1。市内の山陽電鉄4駅のうち、直通特急・特急・S特急・普通のすべてが停まるのはこの駅だけです。成約は9件・中央値1,700万円・平均徒歩9分で6駅のなかで最も駅に近い。令和6年度の乗客数は年間1,172千人(普通409千人+定期763千人)。成約個票では高砂町朝日町のマンション(690万円・70㎡・2LDK+S・1992年築)が徒歩4分。駅の西約500mには地区計画のある高砂ユー・アイ・タウンがあります |
| 荒井 | 山陽電鉄 本線 | — | 所在地は高砂市荒井町扇町20-22。停車するのは普通・S特急と、直通特急の一部です。成約中央値は6駅のなかで最も高い1,800万円(9件・平均徒歩14分)。令和6年度の乗客数は年間2,538千人(普通491千人+定期2,047千人・合計は当方算出)で、山陽電鉄4駅のなかで最多、定期の比率が高いのが特徴です。住宅地の最高地点「荒井町東本町7番4」(87,000円/㎡・+2.4%)は荒井町にあり、市役所の所在地も荒井町千鳥1丁目です。町丁目別では荒井町小松原が4件・2,200万円 |
| 伊保 | 山陽電鉄 本線 | — | 所在地は高砂市伊保港町1丁目10-1。停車するのは普通とS特急です。成約は18件・中央値1,600万円・平均徒歩15分で、件数は宝殿に次いで2番目。令和6年度の乗客数は年間509千人(普通155千人+定期354千人)と6駅で最少ですが、成約件数は多く、中央値も高いという組み合わせになっています。町丁目別で中央値が最も高い伊保崎(7件・2,300万円)、梅井(4件・2,100万円)は伊保の名を持つ地域にあります。成約個票では竜山の戸建(1,000万円・土地270㎡/建物150㎡・7DK・1972年築)が徒歩25分 |
| 山陽曽根 | 山陽電鉄 本線 | — | 所在地は高砂市曽根町入江浜2505-5。停車するのは普通とS特急です。成約中央値は6駅のなかで最も低い480万円(13件・平均徒歩10分)。480万円にかかる仲介手数料の上限額は22万4,400円です。令和6年度の乗客数は年間631千人(普通190千人+定期441千人)。町丁目別でも曽根町は11件・中央値600万円・中央の面積179㎡で、市内で土地が広く価格が低い物件が流通している地域です。高砂市統計書では駅名が「曽根駅」と表記されていますが、山陽電鉄の正式な駅名は「山陽曽根」です |
※駅の所在地と駅名は、鉄道事業者の公式情報で確認しています(JR西日本「駅情報」、山陽電鉄「駅情報」)。路線名はJRが山陽本線、山陽電鉄が本線です。
表の「1日平均乗降人員」欄が「—」なのは、1日平均の公表値を確認できていないためです(未取得)。高砂市統計書に載っているのは年間の乗客数(単位:千人)で、各駅の説明に書いた数字はその令和6年度の値です。年間乗客数は、JRが宝殿2,959千人・曽根1,366千人(計4,325千人)、山陽電鉄が高砂1,172千人・荒井2,538千人・伊保509千人・山陽曽根631千人(計4,850千人)。普通と定期の内訳は統計書の値、駅ごとの合計は当方算出です。資料元は西日本旅客鉄道株式会社近畿統括本部、山陽電気鉄道株式会社鉄道営業部と記されています。
成約データの駅名表記について。国土交通省の成約価格情報では、同名の駅と区別するために「曽根(兵庫)」「荒井(兵庫)」「高砂(兵庫)」と表記されています。「曽根(兵庫)」がJR曽根駅、「山陽曽根」が山陽電鉄の駅です。駅別の集計は成約が3件以上あった駅のもので、6駅の合計は111件(113件中)になります。
平均徒歩の読み方。宝殿18分、曽根(兵庫)16分、伊保15分、荒井14分、山陽曽根10分、高砂9分。どの駅も平均で徒歩10分前後かそれ以上で、駅前の物件より、駅から少し離れた住宅地の物件が多く成約しているということです。駐車場の有無と台数は、高砂市では物件選びの基本条件になります。
道路
市公式の資料で名称を確認できる幹線道路は、明姫幹線(国道250号)と加古川バイパスです。市は明姫幹線南地区について「北は明姫幹線(国道250号)、南は山陽新幹線、東は法華山谷川、西は国道250号」と位置を説明しており、明姫幹線の沿道を「沿道商業業務ゾーン」と位置づけています。加古川バイパスは、通学区域一覧表のなかで阿弥陀町魚橋の校区の境として名前が出てきます。市の中央部を明姫幹線と山陽新幹線が通り、阿弥陀町の側を加古川バイパスが通っているという構造です。
道路の総延長は432,703m(国道15,784m・県道41,785m・市道375,134m)、舗装率は97.7%です(高砂市統計書・令和6年度末現在)。新幹線・バイパス・幹線国道の近くの物件は、交通の便と引き換えに音と振動の確認が必要です。時間帯を変えて現地で確かめることをおすすめします。
★いま動いている計画があります。播磨臨海地域道路です。高砂市は「播磨臨海地域道路等の都市計画の案の縦覧、環境影響評価準備書の縦覧及び説明会」のページを公開しており(2026年9月11日更新)、都市計画の案の縦覧期間は10月27日(火曜日)〜11月27日(金曜日)、説明会はユーアイ帆っとセンター(11月12日)と高砂市役所南庁舎5階(11月13日・14日)で予定されています。都市計画道路の区域にかかる敷地は、建築に制限がかかります(都市計画法第53条の許可)。ルートや区域の詳細は本ページでは確認できていません(未取得)ので、臨海部や幹線道路の近くで物件を検討される方は、その土地が計画の区域にかかるかどうかを、市の都市政策課(079-443-9033)で必ずご確認ください。計画が決まれば、利便性が上がる土地と、制限がかかる土地の両方が出てきます。
市のコミュニティバスは「じょうとんバス」です。令和8年10月1日にダイヤ改正が行われ、「じょうとんバスミニ阿弥陀ルート」が令和8年4月1日から本格運行、「じょうとんバスミニ牛谷ルート」が令和8年9月1日から試験運行されています。高砂市地域公共交通計画(令和8年3月策定・計画期間は令和8年度〜令和17年度)によると、現状の年間利用者数は、JR 4,351千人、山陽電鉄 4,599千人、じょうとんバス120,012人、路線バス66,337人、タクシー230,036人。鉄道が圧倒的に多く、じょうとんバスと路線バスを足しても鉄道の約50分の1です(比は当方算出)。計画が課題として挙げているのは「人口減少・高齢化」「乗務員不足・2024年問題」などで、バスの便数が将来も維持される前提で物件を選ぶのは避けたほうが安全です。バス便の物件は、現在の時刻表と、自家用車での代替手段をあわせて確認してください。
※駅別の1日平均乗降人員、じょうとんバスの路線ごとの経路・運賃、播磨臨海地域道路のルート・区域、国道・県道の路線名の一覧は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:高砂市統計書(令和7年度版)「運輸・通信」https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/6/R709.pdf /同「建設・住宅」 https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/6/R707.pdf /JR西日本 駅情報(宝殿駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610615 /同(曽根駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610616 /山陽電鉄 駅情報 https://www.sanyo-railway.co.jp/railway/station/index.html /高砂市「播磨臨海地域道路等の都市計画の案の縦覧、環境影響評価準備書の縦覧及び説明会」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/kaihatsu_toshikeikaku/14243.html /高砂市「高砂市地域公共交通計画」https://www.city.takasago.lg.jp/soshikikarasagasu/toshiseisakuka/doro_kotsu/koutsu_seisaku/13527.html /高砂市「【じょうとんバス】時刻表」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/doro_kotsu/1/1/5506.html
08高砂市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」
兵庫県で家を探すとき、阪神間の平地しか見ていなかった方が最初につまずくのがこれです。
同じ市の中でも、駅前の市街地と山手・北部とで市街化区域と市街化調整区域が分かれています。
高砂市は市域の全部が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。高砂市統計書(令和6年度末)によると、市街化区域は21.66km²(2,166ha)、市街化調整区域は12.72km²(1,272ha)。合計は市域面積34.38km²と一致します。市域の63.0%が市街化区域、37.0%が市街化調整区域(構成比は当方算出)です。
ただし、高砂市の「市街化区域63%」は、そのまま「住宅を建てられる土地63%」ではありません。下の表のとおり、市街化区域のうち工業専用地域が587ha(27.1%)で最大です。工業専用地域には住宅を建てられません。2番目に広いのが第1種中高層住居専用地域の549ha(25.3%)、3番目が第1種住居地域の250ha(11.5%)。「海側に工場、その内側に住宅」という土地の使い方が、用途地域の面積にそのまま出ています。
区域区分の当初決定日・最終変更日、および都市計画区域の正式名称は、市公式のテキストから確認できませんでした(未取得)。市は「高砂市都市計画総括図(令和5年2月21日告示)」をPDFで公開していますが、「都市計画の内容を証明するものではなく、参考図として利用」するよう注意書きをしています。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,166 ha | 63.0% |
| 市街化調整区域 | 1,272 ha | 37.0% |
| 合計(都市計画区域) | 3,438 ha | 100.0% |
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
都市計画税について、高砂市の税率は0.3%です。市公式の逐語は「高砂市の固定資産税の税率は1.4%、都市計画税の税率は0.3%です。」。都市計画税は「毎年1月1日現在で市街化区域にある土地・家屋を所有している人にかかる税金」で、市街化調整区域の土地・家屋にはかかりません。市街化区域なら合計1.7%、市街化調整区域なら1.4%のみです。市域の37.0%は市街化調整区域ですから、検討中の物件がどちらにあるかで、毎年の税額が変わります。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
高砂市の市街化区域は「住める63%」ではありません
市街化区域と市街化調整区域の割合だけを見ると、高砂市は63.0%対37.0%です。ところが市街化区域の中身を用途地域で分けると、景色が変わります。
| 区分 | 面積 | 市域に占める割合 | 住宅を建てる立場から |
|---|---|---|---|
| 住居系の用途地域(7種類) | 1,244 ha | 36.2% | 住宅を建てることを主に想定した区域 |
| 商業系(近隣商業・商業) | 80 ha | 2.3% | 住宅も建てられる。駅前・幹線道路沿い |
| 準工業地域・工業地域 | 255 ha | 7.4% | 住宅は建てられるが、工場と隣り合う可能性がある |
| 工業専用地域 | 587 ha | 17.1% | 住宅は建てられない |
| 市街化調整区域 | 1,272 ha | 37.0% | 原則として建築を目的とした開発ができない |
| 合計(市域) | 3,438 ha | 100.0% | — |
※高砂市統計書(令和7年度版)の用途地域別面積(令和6年度末・km²)を当方がhaに換算し、系統別に合計したものです。構成比は当方算出。出典:https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/6/R701.pdf
住居系の用途地域は市域の36.2%、市街化調整区域は37.0%。ほぼ同じ広さです。そして工業専用地域が市域の6分の1を占めています。高砂市で物件を探すときは、「市街化区域か調整区域か」に加えて、「市街化区域のなかの、どの用途地域か」まで確認しておくことをおすすめします。
- 準工業地域・工業地域の住宅は、建てること自体はできますが、隣に工場や倉庫が建つ可能性があります。価格が周辺より安い場合、用途地域が理由のことがあります。
- 工業専用地域に隣接する住宅地は、用途地域の境界線の向こう側が将来も住宅にならない、ということです。眺望・騒音・交通量を現地で確認してください。
- 臨港地区が6地区(高砂海浜公園地区、高砂本港地区、高砂西港地区、あらい浜風公園地区、伊保地区、曽根地区)指定されています。港湾に関係する区域で、用途地域とは別の規制がかかります。
市街化調整区域のなかで進んでいるまちづくり ― 明姫幹線南地区(約100ha)
高砂市の市街化調整区域のなかで、市公式がまとまった情報を出しているのが明姫幹線南地区です。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 位置 | 高砂市の中央部。「北は明姫幹線(国道250号)、南は山陽新幹線、東は法華山谷川、西は国道250号」に囲まれた区域 |
| 面積 | 約100ヘクタール |
| 区域区分 | 市街化調整区域(ただしA地区の一部は令和3年に市街化区域に編入) |
| 基本理念 | 「緑豊かで美しく住みよいまち」 |
| 3つのゾーン | 沿道商業業務ゾーン(明姫幹線沿い)/文教ゾーン(竜山中学校周辺)/田園住宅ゾーン(その他) |
| 経緯 | 平成13年5月13日「明姫幹線南地区まちづくり協議会」設立/平成15年8月10日 まちづくり協定を締結/平成30年8月 A地区まちづくり協定が認定/令和元年9月 A地区地区計画が都市計画決定 |
| A地区の町名 | 伊保4丁目と伊保東2丁目 |
買う側にとっての意味は2つあります。第一に、「市街化調整区域だから何も建たない」とは限らないということ。明姫幹線の沿道は「沿道商業業務ゾーン」と位置づけられていて、A地区の一部はすでに市街化区域に編入されています。第二に、だからといって調整区域全体が緩和されるわけではないということ。市街化区域に編入されたのは「A地区の一部」であり、約100haの大半はいまも市街化調整区域です。「近くが市街化区域になったから、ここもそのうち」という前提の値付けには応じないでください。
市の地区計画の一覧には「明姫幹線南A地区地区計画」(最終計画決定(変更)日 2021年3月31日)が載っています。地区計画の区域内で建築などを行う場合は、行為に着手する30日前までに届出が必要です。
立地適正化計画 ― 居住誘導区域の外で3戸以上建てるなら届出
高砂市は令和2年3月31日に「高砂市立地適正化計画」を公表しています。市の説明は、定住を積極的に促進するエリアとして「居住誘導区域」を、店舗や病院といった生活サービス施設の建築を誘導するエリアとして「都市機能誘導区域」を設定する、というものです。
- 居住誘導区域の外で、3戸以上の住宅の開発・建築、または1,000㎡以上の規模の住宅開発を行う場合は届出が必要
- 都市機能誘導区域の外で、誘導施設(医療・介護福祉・子育て・商業・教育文化・地域交流の6機能)を有する建築物の開発・建築を行う場合は届出が必要
- 虚偽の届出などには30万円以下の罰金が定められています
戸建を1軒買う・建てるだけなら、この届出の対象にはなりません。ただし、検討中の物件が居住誘導区域の内か外かは、市がその場所に今後も人に住んでもらいたいと考えているかどうかの目安になります。長く住むつもりの方、将来の売却を考える方は、確認しておいて損はありません。居住誘導区域・都市機能誘導区域の具体的な範囲と面積は、計画書がPDF(画像)のため本文として取得できませんでした(未取得)。区域は市の都市政策課(079-443-9033)でご確認ください。
地区計画は4地区。戸建に効くのは「高砂ユー・アイ・タウン」
| 地区計画の名称 | 最終計画決定(変更)日 |
|---|---|
| 緑丘二丁目地区再開発等促進区地区計画 | 2020年8月4日 |
| 高砂工業公園地区計画 | 2001年2月22日 |
| 高砂ユー・アイ・タウン地区計画 | 2008年5月20日 |
| 明姫幹線南A地区地区計画 | 2021年3月31日 |
高砂ユー・アイ・タウンは、高砂町松波町・荒井町日之出町・新浜2丁目にまたがる約9.5haの地区で、計画書は「山陽電鉄高砂駅から西へ約500m」の旧国鉄宿舎跡地を活用したものと説明しています。戸建住宅ゾーン(約3.2ha)には、敷地面積の最低限度150㎡、高さの最高限度10m、容積率10/10・建ぺい率5/10、壁面の位置(敷地境界線から1m以上、計画図に示す道路・広場の境界線から2m以上)などの制限が定められています。敷地面積の最低限度が150㎡ということは、土地を2つに割って2棟建てることができない、ということです。街並みが保たれる利点と、将来の分割売却ができない制約の両方があります。
※ほかの3地区の制限内容は計画書PDFを確認しておらず、未取得です。出典:高砂市「地区計画」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/kaihatsu_toshikeikaku/11556.html /高砂ユー・アイ・タウン地区計画 計画書https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/40/20190913-152304.pdf /高砂市「明姫幹線南地区まちづくりの取り組み」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/machidukurisuisin/11557.html /高砂市「高砂市立地適正化計画」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/shiseijoho/seisaku_keikaku/1/1/4497.html /高砂市「用途地域制度等について」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/kaihatsu_toshikeikaku/11555.html
市街化調整区域で家を建てられる制度があるかは、確認できていません
ここは正直に書きます。市街化調整区域でも、制度や許可の基準によっては、一定の条件で住宅を建てられる場合があります。高砂市にそうした区域を個別に指定する制度があるかどうかは、市公式の「開発・都市計画」のページからは確認できませんでした(未取得)。市が公開しているのは、開発指導要綱(令和3年4月1日施行)・技術指導基準・申請の手引きなどの手続き資料です。市街化調整区域の物件を検討される場合は、その土地で建て替えができるか、誰が建てられるのかを、契約前に必ず個別に確認してください。家タダでは、この確認を契約前に無料で行います。
09高砂市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市街化区域・市街化調整区域を問わず課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋のみ |
| 合計(市街化区域) | 1.7% | 課税標準額に対して |
高砂市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.3%です。市公式の逐語は「高砂市の固定資産税の税率は1.4%、都市計画税の税率は0.3%です。」。市街化区域の物件なら合計1.7%、市街化調整区域の物件なら固定資産税の1.4%のみになります。
都市計画税について、市は「毎年1月1日現在で市街化区域にある土地・家屋を所有している人にかかる税金で、都市計画事業などの費用に充てる目的税」と説明しています。高砂市は市域の37.0%が市街化調整区域ですから、同じ高砂市内でも、都市計画税がかかる物件とかからない物件があります。課税標準額1,000万円なら年3万円の差です(当方算出)。
納税義務者は「毎年1月1日(賦課期日)に、土地、家屋、償却資産を所有している人」です。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。
納税通知書について、市は「5月中旬に所有者ごとに、市内に所有する物件の合計に対して、1年間の納付書を送付します」としています。令和8年度の納期限は第1期 6月1日、第2期 7月31日、第3期 12月25日、第4期 令和9年3月1日です。
免税点は、市内に同一人が所有する土地・家屋・償却資産それぞれの課税標準額が土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円に満たない場合です。
住宅用地の特例は、高砂市も地方税法どおりです。小規模住宅用地(200㎡以下の部分)は、固定資産税が評価額×1/6、都市計画税が評価額×1/3。一般住宅用地(200㎡を超える部分)は、固定資産税が評価額×1/3、都市計画税が評価額×2/3です。住宅用地として扱われる範囲は「敷地に建っている家屋の床面積の10倍まで」とされています。
高砂市の成約データでは、戸建107件の中央の面積は149㎡です。高砂市で流通している戸建の多くは、200㎡以下=土地の全部が小規模住宅用地の特例に収まる広さだということになります。町丁目別でも、米田町128㎡・阿弥陀町149㎡・曽根町179㎡・伊保崎147㎡と、いずれも200㎡を下回っています。
新築住宅には固定資産税の減額措置があります。床面積50㎡以上280㎡以下などの要件を満たす新築住宅は、居住部分の床面積120㎡までの固定資産税が2分の1に減額されます。期間は一般の住宅が新築後3年間、3階建以上の中高層耐火住宅等が5年間。市のページは令和8年3月31日までに新築された住宅を対象として説明していますので、それ以降に新築される住宅の扱いは市の課税課にご確認ください。なお市は「都市計画税には、この新築住宅の軽減措置はありません」と明記しています。
このほか、認定長期優良住宅、耐震改修、バリアフリー改修、省エネ改修の各減額措置のページがあります。中古住宅を買ってリフォームする方は、改修の減額措置の対象になるかを工事前に確認しておくと、申告の漏れを防げます。
免税点
同一人が高砂市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。
| 区分 | 免税点 |
|---|---|
| 土地 | 300,000円 |
| 家屋 | 200,000円 |
| 償却資産 | 1,500,000円 |
※納期:第1期 令和8年6月1日/第2期 令和8年7月31日/第3期 令和8年12月25日/第4期 令和9年3月1日(令和8年度)/賦課期日は毎年1月1日。納税通知書は5月中旬に送付
※税率・免税点は高砂市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
10高砂市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
高砂市が学校選択制を実施しているかどうかは、本ページ作成時点で公表資料から確認できていません。このページでは推測で書かない方針のため、断定していません。市が公表している範囲では、住所地によって通う小学校・中学校が定められています。物件選びの段階で通学区域を確認し、最終的な判断は市の教育委員会にご確認ください。市公式の「入学・転校」のページは、指定校は住所にもとづいて決まると説明しており、「特別な理由がある場合は変更することができます」として「高砂市立小・中学校指定校区外・区域外就学許可基準」を公開しています。「学校選択制」という名前の制度についての記載は、市公式にありません。運用としては指定校制ですが、「実施していない」と市が明記しているわけではないため、本ページでは断定を避けています。ただし1つ、選択に近い仕組みがあります。許可基準の16番目に「高砂小中学校への就学」という事由があり、「市内に居住・住民登録し、9年間を通しての小中一貫教育を実施する教育方針に賛同する場合」に卒業まで認められる、とされています。
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
| 許可される事由 | 内容 |
|---|---|
| 学期途中の転居・転出 | 小学5〜6年生・中学2〜3年生が4月1日以降に転居・転出する場合は卒業まで、小学1〜4年生・中学1年生は学年末まで、いま通っている学校に通い続けられます。学年によって期間が違う点は、引越しの時期を決めるときの材料になります。 |
| 転居予定(住宅の新築・購入) | 家を買う方に最も直接関係する事由です。市の基準は「住宅の新築購入等で学年途中での転居・転入が確実な場合、転居予定先の学校に学年開始時より就学」。期間は住宅完成時まで。必要書類は建築確認申請書の写し・売買契約書等です。契約が済んでいれば、引っ越す前の4月から新居の校区の学校に通わせられるということになります。 |
| 住民票のみ先に異動 | 住宅完成後に転校することが確実な場合、住宅完成時まで現籍校に通えます。建築確認申請書の写し、または居住地が確認できる書類が必要です。 |
| 住宅事情で仮に住所を異動 | 住宅の建て替え後に元の住所へ戻ることが確実な場合、仮住所に住んでいる期間は現籍校に通えます。建て替えを伴う購入を考えている方に関係します。 |
| 災害等で仮に住所を異動 | 災害復旧後に元の住所へ戻ることが確実な場合に認められます。 |
| 保護者の就労 | 保護者の就労で下校時から保護者の帰宅時まで留守家庭となる場合、児童を預かる人の住所地の学校に就学できます。毎年度の申請が必要です。 |
| 地理的(距離的)理由 | 指定された学校より就学希望校のほうが著しく通学距離が短い場合(小学生おおむね2km以上、中学生おおむね3km以上)。卒業まで。 |
| 部活動(中学校) | 指定校に希望する部活動がない場合など。小学校長の副申書等が必要です。 |
| 現籍小学校区の中学校への入学 | 友人関係を維持するため、通っていた小学校区の中学校に引き続き就学する場合。中学校卒業まで。伊保小学校の校区は進学先が荒井中学校と竜山中学校に分かれていますので、該当する住所の方は確認しておく価値があります。 |
| 兄弟姉妹への配慮 | 兄弟姉妹が校区外就学の許可を得ている場合、同じ学校に就学できます。 |
| 特別支援学級・病弱学級 | 指定校に該当する学級がない場合は、該当する学級のある学校へ。高砂市民病院に入院している期間は荒井小学校・荒井中学校への就学が認められます。 |
| 教育的配慮 | 児童生徒の健康上・生活上の配慮が必要と認められる場合。 |
| 高砂小中学校への就学 | 高砂市独自の事由です。「市内に居住・住民登録し、9年間を通しての小中一貫教育を実施する教育方針に賛同する場合」、卒業まで認められます。通学経路について証明するものが必要です。 |
| その他 | 公権力による強制立ち退き、住民票と居住地が一致しない事情がある場合、教育委員会が必要と認めた場合など。 |
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は高砂市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ兵庫県内でも、市が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 0歳から18歳に達した日以後の最初の3月31日まで(小学3年生までは「乳幼児等医療」、小学4年生から高校生世代は「こども医療」) |
| 所得制限 | 所得制限なし(平成27年7月から所得制限を撤廃・市公式) |
| 一部自己負担 | 外来・入院ともに一部負担金なし(無料)。入院時の食事代と保険適用外は対象外 |
市立小学校10校・中学校6校。小学校と中学校の対応を先に見ておく
高砂市教育委員会の「通学区域一覧表」(令和2年4月1日)に載っている市立学校は、小学校10校・中学校6校です。小学校と進学先の中学校は次のように対応しています。
| 中学校 | 小学校 |
|---|---|
| 高砂中学校 | 高砂小学校 |
| 荒井中学校 | 荒井小学校/伊保小学校(一部) |
| 竜山中学校 | 伊保小学校(一部)/中筋小学校 |
| 松陽中学校 | 伊保南小学校/曽根小学校 |
| 宝殿中学校 | 米田小学校/米田西小学校 |
| 鹿島中学校 | 阿弥陀小学校/北浜小学校 |
注意していただきたいのは伊保小学校です。一覧表では、伊保小学校の校区が荒井中学校に進む区域と竜山中学校に進む区域の2つに分かれています。同じ小学校でも、住所によって進学する中学校が違うということです。また、伊保崎1丁目〜4丁目・6丁目、伊保崎南、松陽3丁目の一部には一覧表に※印がついており、「※印の通学区域については、加入する自治会により別紙のとおり」とされています。番地だけでなく、加入する自治会によって通う学校が決まる区域があるということです。伊保崎は成約データで町丁目別の中央値が最も高い町(7件・2,300万円)ですので、この町の物件を検討される方は、契約前に必ず教育委員会 学校教育課(079-443-9054)で指定校を確認してください。
阿弥陀町についても、一覧表には「阿弥陀町魚橋の一部(法華山谷川以東で加古川バイパス以南)」という区切りがあり、同じ町のなかで校区が分かれています。町名だけで校区を判断しないでください。(本ページでは、町名と学校の対応表は掲載していません。一覧表PDFの読み取りで行の対応を誤るおそれがあるためで、正確な校区は市の一覧表でご確認ください。)
家を買う人に効く許可基準 ― 契約書があれば4月から新しい学校に通える
高砂市の「指定校区外・区域外就学許可基準」(令和5年1月)は16項目あります。そのうち、住宅の購入に直接関係するのは次の4つです。
| 事由 | 内容 | 期間 | 必要書類 |
|---|---|---|---|
| 転居予定 | 「住宅の新築購入等で学年途中での転居・転入が確実な場合、転居予定先の学校に学年開始時より就学」 | 住宅完成時まで | 建築確認申請書の写し・売買契約書等 |
| 住民票のみ先に異動 | 住宅完成後に転校することが確実な場合、現籍校に就学 | 住民票異動まで | 建築確認申請書の写し等 |
| 住宅事情で仮に住所を異動 | 住宅建て替え後、元の住所に戻ることが確実な場合、現籍校に就学 | 仮住所居住期間 | 建築確認申請書の写し等 |
| 学期途中の転居 | 小学5〜6年生・中学2〜3年生は卒業まで、小学1〜4年生・中学1年生は学年末まで現籍校に就学 | 卒業まで/学年末まで | 住民異動届の写し又は住民票 |
引渡しが4月を過ぎる場合でも、売買契約書があれば、学年の始めから転居先の学校に通わせることができます。逆に、卒業が近い学年(小5・小6・中2・中3)なら、引っ越したあとも元の学校に卒業まで通えます。購入のタイミングとお子さんの学年が重なる方は、この2つを知っているだけで選択肢が広がります。申請は教育委員会への事前相談が必須とされています。
「高砂小中学校への就学」― 市内どこからでも申請できる小中一貫教育
許可基準の16番目は、高砂市独自の事由です。
高砂小中学校への就学:「市内に居住・住民登録し、9年間を通しての小中一貫教育を実施する教育方針に賛同する場合」/卒業まで/通学経路について証明するものが必要
校区の外に住んでいても、教育方針に賛同する場合は高砂小学校・高砂中学校に通えるという仕組みです。通学は自己責任になりますから、山陽電鉄やじょうとんバスでの通学経路が現実的かどうかを含めて検討することになります。小中一貫教育の具体的な内容(教育課程・施設の形態)は、本ページでは市公式の説明を確認できていません(未取得)。関心のある方は学校教育課にお問い合わせください。
給食費 ― 令和8年度、小学校は保護者請求なし
| 区分 | 1食単価 | 月額(口座振替) | 給食回数 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 0円 | 口座振替なし | 184回 |
| 中学校 | 293円 | 4,400円(11期は2,880円で精算) | 160回 |
市公式の説明は「国の交付金と市の負担により、小学校の学校給食費の保護者請求はありません」、中学校については「中学校の給食費を据置き、食材費高騰分を市が負担」です。中学校は293円×160回=年46,880円(当方算出)で、令和8年6月から令和9年3月までの計11期で納めます。この内容は令和8年度のものです。翌年度以降も同じとは限りませんので、長期の家計を考えるときは「令和8年度時点では」という前提でお読みください。市には学校給食センターがあり、「高砂市中学校給食基本方針」のページも公開されています。
こども医療費 ― 18歳の年度末まで、所得制限なし・一部負担金なし
| 制度 | 対象 | 所得制限 | 自己負担 |
|---|---|---|---|
| 乳幼児等医療 | 出生の日から9歳に達する日以降最初の3月31日(小学3年生)まで | なし(平成27年7月に撤廃) | 外来・入院とも一部負担金なし(無料) |
| こども医療 | 小学4年生から18歳到達後の最初の3月31日まで | なし(平成27年7月に撤廃) | 外来・入院とも一部負担なし(無料) |
高校生世代は令和5年7月から助成対象になりました。入院時の食事代と、保険適用外の支払いは対象外です。いずれも高砂市に住所があり、健康保険に加入していることが条件です。こうした制度は市町村ごとに違います。隣の市から高砂市に移る方、高砂市から出る方は、転居前後の条件を見比べてください。
なお待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。市立の認定こども園は高砂・荒井・伊保・中筋・曽根・米田・阿弥陀・北浜の8園が市のページに載っています。保育の入りやすさを重視される方は、市の担当課に直接お問い合わせください。
出典:高砂市「入学・転校」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kosodate_kyoiku/ikuji_shochugakusei/4/6376.html /高砂市「通学区域一覧表」(令和2年4月1日)https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/23/20191024-161702.pdf /高砂市「高砂市立小・中学校指定校区外・区域外就学許可基準」https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/23/shiteikoukugai_kuikigaisyugakukyokakijixyun.pdf /高砂市「学校給食費について(令和8年度)」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kosodate_kyoiku/ikuji_shochugakusei/5/13889.html /高砂市「こども医療」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kosodate_kyoiku/ikuji_mishugakuji/2/4224.html /高砂市「乳幼児等医療」https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kosodate_kyoiku/ikuji_mishugakuji/2/4226.html
11高砂市で家を買う前に必ず確認したい点
1|海・川・ため池・山・地盤 ― 該当するハザードを住所で特定する
高砂市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのがハザードマップです。 高砂市は、南が播磨灘、東が加古川、北が山という地形で、 市のハザードマップには次の災害がすべて掲載されています。
| 災害の種類 | 市のハザードマップの内容 | とくに確認が必要な物件 |
|---|---|---|
| 洪水 | 対象河川は加古川、法華山谷川、天川、西浜川。 計画規模降雨と想定最大規模降雨の2種類 | 川に近い物件、標高の低い物件 |
| 内水氾濫 | 浸水継続時間とあわせて掲載 | 周囲より低い土地、過去に道路冠水のあった場所 |
| 浸水実績 | 平成23年台風第12号の浸水実績図 | 実績の範囲に入る物件すべて |
| ため池 | ため池が決壊した場合の浸水想定 | ため池の下流側にある物件 |
| 高潮 | 兵庫県が令和2年8月に公表したデータにもとづく浸水想定 | 海に近い物件、標高の低い物件 |
| 津波 | 津波浸水想定 | 海・河口に近い物件 |
| 土砂災害 | 土砂災害の危険度 | 山ぎわ・丘陵のふもとの物件 |
| 地震 | 山崎断層帯・南海トラフの震度想定 | 市内全域 |
| 液状化 | 液状化危険度 | 埋立地・旧河道・海に近い低地の物件 |
これだけの種類がある市では、「ハザードマップを見ました」だけでは足りません。 どの災害の、どの図を見たのかまで確認する必要があります。 契約時の重要事項説明を待たずに、物件を見に行く前の段階で、 ご自身でも市のハザードマップ(冊子版・WEB版)で、ため池・液状化・浸水実績まで含めて確認しておくことをおすすめします。
市の最低地点は曽根町字新開の標高0.2mです(高砂市統計書)。 高砂市には、海面とほとんど変わらない高さの土地があるということです。 一方、最高地点は阿弥陀町の高御位山304.0m。 34.38km²の市域のなかに、標高0.2mから304mまでの土地があるという前提で、 物件の標高を確認してください。
※浸水深・浸水継続時間・津波の到達時間などの具体値は、ハザードマップがPDF図面のため、 本ページでは数値として取得できていません(未取得)。 出典:高砂市「冊子版高砂市ハザードマップについて」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/anzen_anshin/6/1/3902.html / 高砂市「高砂市WEB版のハザードマップ」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/anzen_anshin/6/1/3901.html
2|土砂災害警戒区域59箇所・特別警戒区域33箇所
兵庫県が公表している市町別の指定状況(令和8年6月30日現在)で、 高砂市の土砂災害警戒区域は59箇所、うち特別警戒区域は33箇所です。
| 現象の種類 | 警戒区域(イエローゾーン) | うち特別警戒区域(レッドゾーン) |
|---|---|---|
| 急傾斜地の崩壊 | 47 | 30 |
| 土石流 | 12 | 3 |
| 地すべり | 0 | 0 |
| 合計 | 59 | 33 |
59箇所のうち47箇所が「急傾斜地の崩壊」です。 高砂市は平野の市という印象がありますが、 市公式のプロフィールが書いているとおり、西部に日笠山、中央部に竜山などの丘陵があり、 阿弥陀町には市の最高地点の高御位山(304.0m)があります。 丘や山のふもとの物件を検討するときは、平野の市だからと油断せずに確認してください。
特別警戒区域(レッドゾーン)33箇所は、実務上たいへん重い意味を持ちます。 レッドゾーンに指定されると、居室を有する建築物には構造規制がかかり、 住宅分譲などの開発行為には許可が必要になります。 担保評価が下がり、住宅ローンの条件が厳しくなることもあります。 将来の建て替えの自由度にも直接影響します。 警戒区域59箇所のうち33箇所、半分以上がレッドゾーン(当方算出で56%)ですから、 山ぎわ・がけ下の物件は、イエローかレッドかまで必ず確認してください。
出典:兵庫県「土砂災害警戒区域等の指定状況」 https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks15/documents/0630shiteijoukyou.pdf (令和8年6月30日現在)。 町ごとの内訳は未取得です。
3|市街化区域か調整区域か。市街化区域なら用途地域まで
高砂市は市域の63.0%(2,166ha)が市街化区域、37.0%(1,272ha)が市街化調整区域です。 そして市街化区域のうち27.1%(587ha)が工業専用地域で、住宅を建てることができません。
| 物件の場所 | 確認すべきこと |
|---|---|
| 市街化区域・住居系の用途地域(1,244ha) | 建ぺい率・容積率、高度地区、地区計画の有無。都市計画税0.3%がかかります |
| 市街化区域・商業系(80ha) | 隣に高い建物や店舗が建つ可能性。防火・準防火地域の指定 |
| 市街化区域・準工業地域/工業地域(255ha) | 住宅は建てられますが、隣に工場・倉庫が建つ可能性があります。 価格が周辺より安い理由が用途地域のことがあります |
| 市街化調整区域(1,272ha) | 建て替えができるか、誰が建てられるか、住宅ローンが使えるか。 都市計画税はかかりません |
市は高砂市都市計画総括図(令和5年2月21日告示)をPDFで公開していますが、 「都市計画の内容を証明するものではなく、参考図として利用」するよう注意書きをしており、 正確な確認は都市政策課の窓口(079-443-9033)で行うことになります。 市のページによると、用途地域は12種類が指定され、高度地区、防火・準防火地域、 臨港地区(6地区)も定められています。 高度地区の種別と高さ制限の内容は、計画図PDFのため本ページでは取得できていません(未取得)。
市街化調整区域の物件については、とくに慎重に。 高砂市に、調整区域で住宅を建てられる区域を個別に指定する制度があるかどうかは、 市公式のページから確認できませんでした(未取得)。 「いま家が建っているから建て替えもできる」とは限りません。 家タダでは、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いを契約前に無料で調査します。
4|築年の古い戸建を買うなら、耐震の補助制度を先に確認する
高砂市の戸建の成約は中央の築年が1996年で、成約個票には1972年築・1979年築の戸建も含まれています。 昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された住宅を買う場合は、市の住宅耐震化促進事業を知っておいてください。
| 補助メニュー | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 耐震改修計画策定費補助(戸建) | 2/3 | 20万円 |
| 耐震改修工事費補助(戸建) | 4/5 | 130万円 |
| 簡易耐震改修工事費補助(戸建) | 4/5 | 60万円 |
| 屋根軽量化工事費補助(戸建) | — | 60万円 |
| シェルター型工事費補助 | — | 60万円(高齢世帯115万円) |
| 地震危険住宅建替工事費補助 | 4/5 | 115万円 |
| 地震危険住宅除却工事費補助 | 23% | 50万円 |
| 防災ベッド等設置補助 | — | 10万円/台 |
共通の条件は、昭和56年5月31日以前に着工されたもの、違反建築物でないこと、 耐震診断で「危険」または「やや危険」と診断されたものであること。 令和8年度は5月7日から受付が始まっています。簡易耐震診断の案内は4月1日から受付です。
いちばん大事なのは順番です。市は次のように明記しています。
「お申し込みの前に工事等の契約・着工はしないでください。 (補助金交付決定後の契約でないと補助が受けられません。)」
古い戸建を買ってすぐリフォームの契約をしてしまうと、補助が受けられなくなります。 購入 → 耐震診断 → 補助の申請 → 交付決定 → 工事の契約、という順番を守ってください。 建て替えや除却にも補助があります(建替は上限115万円、除却は上限50万円)ので、 「古家つきの土地を買って建て替える」場合にも使える可能性があります。 予算には限りがあるため、対象になるか・受付が続いているかは、市の担当課にご確認ください。
出典:高砂市「高砂市住宅耐震化促進事業のご案内」(2026年5月7日更新) https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/anzen_anshin/6/6/3890.html
5|「曽根駅」はどちらの曽根か。駅からの距離と移動手段
物件広告の駅名は、路線とあわせて確認してください。
| 駅 | 路線 | 所在地 | 成約 |
|---|---|---|---|
| 曽根(成約データでは「曽根(兵庫)」) | JR山陽本線 | 阿弥陀1丁目6番1号 | 17件・940万円・平均徒歩16分 |
| 山陽曽根 | 山陽電鉄 本線 | 曽根町入江浜2505-5 | 13件・480万円・平均徒歩10分 |
JR曽根駅は、名前に反して曽根町にはありません。阿弥陀1丁目です。 「曽根町の物件だから曽根駅が近い」とは限らず、近いのは山陽曽根駅のほうかもしれません。 通勤先がJR沿線か山陽電鉄沿線かで、選ぶべき駅が変わります。
もうひとつ、成約データの平均徒歩は、6駅とも9〜18分です。 宝殿18分、曽根(兵庫)16分、伊保15分、荒井14分、山陽曽根10分、高砂9分。 成約個票には徒歩20分・25分の物件もあります。 駅から離れた物件が多く取引されている市ですので、次の点を確認してください。
- 駐車場は何台分あるか。前面道路の幅と、車の出し入れのしやすさ。
- バス便の場合、現在の時刻表。市のコミュニティバス「じょうとんバス」は令和8年10月1日にダイヤ改正が行われています。 地域公共交通計画は「乗務員不足・2024年問題」を課題に挙げており、便数が将来も維持されるとは限りません。
- 新幹線・バイパス・幹線国道からの距離。市内を山陽新幹線・明姫幹線(国道250号)・加古川バイパスが通っています。音と振動は時間帯を変えて現地で確認してください。
6|播磨臨海地域道路 ― いま都市計画の手続きが進んでいます
高砂市では、新しい道路の都市計画の手続きが進んでいます。 市は「播磨臨海地域道路等の都市計画の案の縦覧、環境影響評価準備書の縦覧及び説明会」のページを公開しています (2026年9月11日更新)。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 都市計画の案の縦覧 | 10月27日(火曜日)〜11月27日(金曜日)(土曜、日曜、祝日を除く)午前9時から午後5時まで |
| 説明会 | ユーアイ帆っとセンター:11月12日(木曜日)19時〜20時30分/ 高砂市役所南庁舎5階:11月13日(金曜日)19時〜20時30分、11月14日(土曜日)10時〜11時30分 |
| 環境影響評価準備書 | 「調査・予測・評価・環境保全対策の検討等、事業にかかる環境影響評価を行った結果を取りまとめたもの」 |
買う側にとって、これは2つの意味を持ちます。
- 都市計画道路の区域にかかる土地は、建築に制限がかかります。 都市計画が決定されると、区域内で建築物を建てるには都市計画法第53条の許可が必要になり、 将来の事業化の際には用地の買収の対象になります。
- 区域の近くの土地は、完成後の交通量・騒音と、利便性の向上の両方の影響を受けます。
ルート・区域・幅員・事業の時期は、本ページでは確認できていません(未取得)。 推測で「このあたりを通る」と書くことはしていません。 臨海部や幹線道路沿いの物件を検討されている方は、縦覧期間中に案を確認するか、 都市政策課(079-443-9033)に直接お問い合わせください。 家タダでも、検討中の物件が都市計画道路の区域にかかるかどうかを契約前に調査します。
出典:高砂市「播磨臨海地域道路等の都市計画の案の縦覧、環境影響評価準備書の縦覧及び説明会」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/kaihatsu_toshikeikaku/14243.html
7|景観形成地区(高砂地区)と、地区計画の届出
高砂市には、兵庫県の「景観の形成等に関する条例(景観条例)」にもとづく 景観形成地区(高砂市高砂地区)があります。 市のページには、歴史的景観形成地区と住宅街等景観形成地区・まちなか景観形成地区の基準が掲載されており、 「高砂市高砂地区景観ガイドライン」は 「景観の特性に併せて地区を3つに区分し、それぞれの地区ごとに建物の形や壁の色など一定のルールを設ける景観形成基準」を 定めていると説明しています。 この地区の物件を買って建て替え・外観の改修をする場合は、建物の形や色に制約があります。 市には「景観形成支援事業」のページもあります。
地区計画は4地区 (緑丘二丁目地区再開発等促進区/高砂工業公園/高砂ユー・アイ・タウン/明姫幹線南A地区)。 区域内で土地の区画形質の変更、建築物の建築、工作物の建設、用途の変更、形態または意匠の変更、 垣・さくの設置などを行う場合は、行為に着手する30日前までに届出が必要です。 高砂ユー・アイ・タウンの戸建住宅ゾーンには敷地面積の最低限度150㎡などの制限があります。
※景観形成地区の指定年月日・区域の面積・届出の対象となる行為の規模は、 市のページに本文としての記載がなく未取得です(基準と区域図はPDFで公開されています)。 出典:高砂市「景観の形成等に関する条例」 https://www.city.takasago.lg.jp/soshikikarasagasu/toshiseisakuka/kaihatsu_toshikeikaku/1/3/1966.html / 高砂市「高砂市高砂地区景観ガイドライン」 https://www.city.takasago.lg.jp/soshikikarasagasu/toshiseisakuka/kaihatsu_toshikeikaku/1/3/1968.html / 高砂市「地区計画」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/kurashi_tetsuzuki/kaihatsu_toshikeikaku/11556.html
8|人口が減っている市で買う、ということ
これは正直に書いておくべき点です。 高砂市の人口は、国勢調査で平成27年の91,030人から令和2年の87,722人へ、5年間で3,308人(3.6%)減りました。 住民基本台帳では令和8年8月末に85,009人です (国勢調査と住民基本台帳は調査方法が違うため、単純には比べられません)。
- 買うときの利点:価格が急に上がる心配が小さく、選択肢が多い。 令和8年地価公示の住宅地は平均0.0%です。
- 持っているあいだの注意点:値上がりは期待しにくい。 住宅地12地点のうち上昇は2地点だけで、6地点は下落しています。
- 売るときの注意点:買い手がつきやすい立地かどうかの差が、いまより大きくなる可能性があります。 駅からの距離、災害リスク、用途地域、立地適正化計画の居住誘導区域の内外は、将来の売りやすさに関わります。
「長く住むための家」として買うなら、高砂市は価格の面で現実的な選択肢です。 一方、「数年で買い替える前提」の方は、立地の条件を厳しめに見ておくことをおすすめします。
9|高砂市で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)
| # | 確認すること | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 1 | 市街化区域か、市街化調整区域か | 市域の37.0%は調整区域。建て替えの可否、住宅ローン、都市計画税(0.3%)の有無が変わります |
| 2 | 用途地域 | 工業専用地域(587ha)には住宅を建てられません。準工業・工業地域は工場と隣り合う可能性があります |
| 3 | 洪水・内水・高潮・津波・ため池のハザードマップと、平成23年台風第12号の浸水実績 | 対象河川は加古川・法華山谷川・天川・西浜川。市の最低地点は標高0.2mです |
| 4 | 土砂災害警戒区域(59箇所)・特別警戒区域(33箇所) | 59箇所のうち47箇所が急傾斜地の崩壊。レッドゾーンは構造規制・ローンに影響します |
| 5 | 液状化危険度 | 埋立地のある臨海の市です。地盤改良の要否は建築費に関わります |
| 6 | 築年と耐震 | 戸建の中央の築年は1996年。昭和56年5月31日以前の着工なら耐震化の補助(改修は上限130万円)の対象になりえます。 申請前に契約・着工しないこと |
| 7 | 最寄駅はどの路線のどの駅か | JR曽根駅(阿弥陀1丁目)と山陽曽根駅(曽根町入江浜)は別の駅です |
| 8 | 指定校 | 伊保崎・伊保崎南・松陽3丁目の一部は、加入する自治会によって指定校が決まります。 伊保小学校は進学先の中学校が2つに分かれます |
| 9 | 播磨臨海地域道路ほか都市計画道路の区域 | 都市計画の案の縦覧は10月27日〜11月27日。区域にかかると建築に制限がかかります |
| 10 | 地区計画・景観形成地区・臨港地区 | 高砂ユー・アイ・タウンは敷地面積の最低限度150㎡。高砂地区は建物の形や色にルールがあります |
家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、区域区分・用途地域・ハザードの確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。
12高砂市の成り立ち ― 7つの町村と、埋め立てで広がった市域
高砂市は、昭和29年(1954年)7月1日に市制を施行しました。 高砂町・荒井村・伊保村・曽根町の4町村が合併して生まれ、 その後、昭和31年9月30日に米田町・阿弥陀村を、昭和32年3月10日に北浜村を編入して、現在の市域になっています。 市公式のプロフィールは 「昭和29年には高砂町・荒井村・伊保村・曽根町が合併して高砂市が誕生」 「その後昭和31年には阿弥陀村・米田町を合併」 「翌年北浜村を併せ現在の高砂市になり」と記しています。
「高砂」という名前 ― 謡曲「高砂」で知られるまち
市公式のプロフィールは、市を次のように紹介しています。
「『高砂やこの浦舟に帆をあげて…』と古くからめでたい謡曲『高砂』(世阿弥作)で知られる高砂市」
結婚式で謡われることの多い、あの「高砂」です。 市は「ブライダル都市」を掲げており、市公式には「尉と姥伝説」「謡曲『高砂』」のページもあります。 市の木が松であること、市歌が「松風と相生の松」を詠んでいることも、この謡曲の世界と重なります。
ただし、正確を期して書いておきます。 市公式のプロフィールにあるのは「謡曲『高砂』で知られる」という表現であり、 「高砂」という地名そのものの語源・由来を説明した記述は、市公式のページでは確認できませんでした(未取得)。 このページでは、推測による地名の由来は載せていません。
加古川の河口に開かれた港町
市公式のプロフィールによると、近世の高砂の発展は次のように始まります。
| 時期 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 慶長6年(1601年) | 姫路城主 池田輝政公が加古川の流れを高砂に導き、加古川舟運の河口港を開いた |
| その後 | 本格的な町づくりが行われ、加古川流域の物資の集散地となった |
| 近現代 | 大阪・神戸に近い立地、豊富な用水、遠浅の海岸が企業の立地条件となり、 機械・製紙・化学・食品・電力などの大工場が進出し、播磨臨海工業地帯の中核となった |
港町として400年、工業都市として100年。 高砂地区には景観形成地区(高砂市高砂地区)が定められ、歴史的景観形成地区の基準があります。 市の人口統計に並ぶ高砂地区の町名は、 材木町・魚町・大工町・船頭町・鍛治屋町・細工町・猟師町・釣船町・藍屋町・農人町・今津町など、 職業や商いに由来すると思われる名前が数多く残っています (個々の町名の由来は市公式で確認していませんので、町名の紹介にとどめます)。 高砂町で物件を探すと、こうした古い町名の住所に出会うことになります。 古い町割りの区域では、前面道路の幅が狭い、敷地が細長い、といった条件の物件があります。 再建築のときに道路後退(セットバック)が必要になるかどうか、接道の条件を必ず確認してください。
市内には高砂神社、生石神社、鹿嶋神社、曽根天満宮、十輪寺などの社寺や、 史跡の石の宝殿があり、秋祭りなどの行事が行われていると、市公式のプロフィールは紹介しています。 JR宝殿駅・宝殿中学校の「宝殿」という名前は、この石の宝殿を連想させますが、 駅名・校名の由来を説明した公的資料は確認していませんので、関連づけの断定は避けます。
7つの町村が、いまも住所と駅に残っている
| 年月日 | できごと | 市の面積 |
|---|---|---|
| 昭和29年7月1日 | 市制施行(高砂町、荒井村、伊保村、曽根町) | 16.90km² |
| 昭和31年9月30日 | 合併編入(米田町、阿弥陀村) | 29.32km² |
| 昭和32年3月10日 | 合併編入(北浜村) | 31.70km² |
昭和29年の時点で16.90km²だった市域が、3年後には31.70km²と、ほぼ2倍になっています。 米田町と阿弥陀村が加わった昭和31年に、面積が12km²以上広がりました。 いまの成約データで最も件数が多い米田町(26件)と2番目の阿弥陀町(18件)は、 市の発足時には高砂市ではなかった地域です。
この7つの町村は、いまも生活の単位として残っています。
- 住所:「高砂町◯◯町」「荒井町◯◯」「曽根町」「米田町米田」「阿弥陀町阿弥陀」「北浜町」と、旧町村名を冠した住所が使われています。
- 駅:高砂駅・荒井駅・伊保駅・山陽曽根駅(山陽電鉄)、曽根駅(JR)。旧町村の名前がそのまま駅名になっています。
- 人口統計:市は高砂・荒井・伊保・中筋・曽根・米田・阿弥陀・北浜の8地区で集計しています。
- 学校:高砂小・荒井小・伊保小・曽根小・米田小・阿弥陀小・北浜小と、旧町村名の小学校があります。
- こども園:市立の認定こども園も高砂・荒井・伊保・中筋・曽根・米田・阿弥陀・北浜の8園です。
高砂市で物件を探すときは、「高砂市のどこか」ではなく「旧どの町村か」で考えると、整理がつきやすくなります。 駅も、学校も、地価も、成約の価格帯も、この単位でまとまっているからです。
海を埋め立てて広がった市域
高砂市統計書の「市域の変遷」には、合併のあとの面積の変化も記録されています。
| 年月日 | 内容 | 市の面積 |
|---|---|---|
| 昭和41年12月17日 | 公有水面埋立(高砂町) | 31.78km² |
| 昭和42年6月23日 | 公有水面埋立(高砂町) | 32.30km² |
| 昭和43年3月28日 | 公有水面埋立(伊保町) | 32.45km² |
| 昭和43年6月27日 | 公有水面埋立(伊保町) | 32.91km² |
| 昭和44年12月27日 | 公有水面埋立(荒井町) | 33.53km² |
| 昭和48年12月19日 | 公有水面埋立(荒井町) | 34.30km² |
| 昭和54年12月27日 | 公有水面埋立(伊保町) | 34.49km² |
| 昭和57年6月14日 | 公有水面埋立(高砂町) | 34.51km² |
| 平成26年7月3日 | 公有水面埋立 | 34.43km² |
| 平成27年10月1日 | 修正(国土地理院の計測方法の変更) | 34.38km² |
昭和41年から昭和57年までの16年間に、高砂町・伊保町・荒井町で8回の埋立が記録され、 市の面積は31.67km²(昭和38年)から34.51km²へ、2.84km²広がりました(当方算出)。 284haです。 いま市街化区域の27.1%を占める工業専用地域587haのうち、かなりの部分が海だった場所だということになります (埋立地と工業専用地域の重なりを示した資料は確認していませんので、面積の比較にとどめます)。
埋立地と、その内側の旧海岸線に近い低地は、液状化や高潮のリスクを確認すべき土地です。 市のハザードマップが液状化危険度と高潮浸水想定を載せているのは、こうした土地の成り立ちを踏まえたものです。 なお現在の面積34.38km²は、平成27年10月1日に34.45km²から変更されたもので、 市は「市域の変更によるものではなく、国土地理院の計測方法が従来の2万5千分の1の地形図に基づく計測方法から、 より高精度である電子国土基本図に変更されたことによるもの」と説明しています。
市のシンボルと、市域の地理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市制施行 | 昭和29年(1954年)7月1日 |
| 市章 | 「高砂の『高』を最大限簡略化したもので、円形であるのは平和を表し、 中央に突出しているのは、伸びゆく高砂市の推進力を表しています」 |
| 市の花/市の木 | 菊/松 |
| 市歌 | 昭和29年12月14日 高砂市告示第19号 |
| 都市宣言 | 核兵器廃絶平和都市(昭和57年6月14日宣言)/ブライダル都市 |
| 位置 | 兵庫県南部、播磨平野の東部。東に加古川が流れ、南は瀬戸内海播磨灘に臨み、北は中国山脈の支脈を仰ぐ |
| 経緯度 | 東経134度44分33秒〜134度49分24秒、北緯34度43分55秒〜34度48分57秒 |
| 広がり | 東西8.00km・南北9.57km/面積34.38km² |
| 最高地点/最低地点 | 阿弥陀町 高御位山 304.0m/曽根町字新開 0.2m |
| 丘陵 | 西部に日笠山、中央部に竜山。多くの遺跡が発見されている |
| 気象(令和6年) | 年平均気温17.0℃、年間降水量1,531.0mm |
| 市役所所在地 | 兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号 |
| 県の地域区分 | 東播磨県民局(明石市、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町) |
年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 慶長6年(1601年) | 池田輝政公が加古川の流れを高砂に導き、加古川舟運の河口港を開く |
| 昭和29年(1954年)7月1日 | 市制施行(高砂町・荒井村・伊保村・曽根町)。面積16.90km² |
| 昭和29年12月14日 | 市歌を定める(高砂市告示第19号) |
| 昭和31年(1956年)9月30日 | 米田町・阿弥陀村を編入。29.32km² |
| 昭和32年(1957年)3月10日 | 北浜村を編入。31.70km² |
| 昭和41〜57年 | 高砂町・伊保町・荒井町で公有水面埋立(8回)。34.51km²へ |
| 昭和57年(1982年)6月14日 | 「核兵器廃絶平和都市」を宣言 |
| 平成13年(2001年) | 高砂工業公園地区計画(2月22日)/明姫幹線南地区まちづくり協議会 設立(5月13日) |
| 平成20年(2008年)5月20日 | 高砂ユー・アイ・タウン地区計画(最終計画決定(変更)日) |
| 平成23年(2011年) | 都市計画マスタープランを改定(4月28日)/9月 台風第12号による水害 |
| 平成27年(2015年) | こども医療・乳幼児等医療の所得制限を撤廃(7月)/総合治水推進計画を策定/ 国勢調査 91,030人/面積を34.38km²に変更(10月1日) |
| 令和2年(2020年) | 立地適正化計画を公表(3月31日)/国勢調査 87,722人・36,712世帯(10月1日) |
| 令和3年(2021年) | 総合治水推進計画を改訂(1月)/明姫幹線南A地区地区計画(3月31日)。A地区の一部を市街化区域に編入 |
| 令和5年(2023年) | 都市計画総括図 告示(2月21日)/高校生世代の医療費を助成対象に(7月) |
| 令和7年(2025年)4月1日 | 盛土規制法の規制区域の指定・運用開始 |
| 令和8年(2026年) | 地域公共交通計画を策定(3月)/じょうとんバスミニ阿弥陀ルート本格運行(4月1日)/ 小学校の給食費の保護者請求なし(令和8年度)/住民基本台帳人口85,009人(8月末)/ じょうとんバス ダイヤ改正(10月1日)/播磨臨海地域道路等の都市計画の案の縦覧(10月27日〜11月27日) |
※地名「高砂」の語源・由来、令和7年国勢調査の人口・世帯数、都市計画マスタープランの本文 (PDFが画像のため取得できず)は確認できていません(未取得)。 出典:高砂市「高砂市のプロフィール」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/shiseijoho/shinogaiyo/2/4553.html / 高砂市「市章・市民憲章・市の花・市の木・市歌」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/shiseijoho/shinogaiyo/2/3/4574.html / 高砂市「高砂市の面積変更」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/shiseijoho/shinogaiyo/2/4561.html / 高砂市統計書(令和7年度版)「土地・気候」 https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/6/R701.pdf / 高砂市「高砂市都市計画マスタープラン」 https://www.city.takasago.lg.jp/gyoseisite/shiseijoho/seisaku_keikaku/1/1/4416.html
13高砂市の物件を探す・相談する
ネットで見つけた高砂市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。
ご相談から引渡しまでの流れ
| ステップ | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLをお送りください | 無料 |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答 | 無料 |
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※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。
お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MILLIONS(家タダ) |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702 |
| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
| 電話 | 06-4256-4106 |
| LINE | LINEで相談する |
※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。
14高砂市の不動産購入に関する記事
- 【兵庫県】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 高砂市の価格が兵庫県全体のどのあたりに位置するのかを、41市町の地価と成約データで比較できます。
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区ごとの地価・人口・制度を横並びで比較したい方は【大阪市24区】エリア比較ハブ/【神戸市】9区の比較ページをご覧ください。
15高砂市の不動産購入 よくある質問
高砂市で本当に仲介手数料は0円になりますか?
はい。ネットに掲載されている高砂市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。高砂市の戸建の成約中央値990万円で計算すると、仲介手数料の上限額は39万2,700円。町丁目別で最も高い伊保崎の2,300万円なら82万5,000円、最寄駅別で最も低い山陽曽根の480万円でも22万4,400円です。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。売主が仲介手数料を支払わない取引など、物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。
高砂市の住宅の相場はいくらくらいですか?
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、高砂市の成約は113件です。戸建が107件で成約中央値990万円(中央の面積149㎡・中央の築年1996年)、マンションは6件で685万円(62㎡・1990年)。マンションは6件しかありませんので、相場としては参考値です。最寄駅別では宝殿45件(950万円)、伊保18件(1,600万円)、曽根(兵庫)17件(940万円)、山陽曽根13件(480万円)、荒井9件(1,800万円)、高砂9件(1,700万円)。町丁目別では米田町26件(970万円)、阿弥陀町18件(1,090万円)、曽根町11件(600万円)、伊保崎7件(2,300万円)、中島6件(1,240万円)、荒井町小松原4件(2,200万円)、梅井4件(2,100万円)、竜山4件(805万円)です。1,000万円前後かそれ以下の帯と、2,000万円台の帯の2つがあると見ていただくと分かりやすいと思います。土地の値段は、令和8年地価公示の住宅地12地点の平均が1㎡あたり61,191円、前年比0.0%。商業地は5地点平均90,640円(+2.1%)、工業地は3地点平均38,400円(+4.2%)です。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
高砂市に市街化調整区域はありますか?
あります。市域の37.0%が市街化調整区域です。高砂市統計書(令和6年度末)によると、市街化区域が21.66km²(2,166ha)、市街化調整区域が12.72km²(1,272ha)で、合計は市域面積34.38km²と一致します(割合は当方算出)。市街化調整区域は、原則として建築を目的とした開発ができない区域で、建て替えに許可が必要だったり、住宅ローンの取扱いが金融機関によって分かれたりします。一方で、都市計画税(0.3%)はかかりません。高砂市の場合、もうひとつ注意点があります。市街化区域のうち587ha(27.1%)が工業専用地域で、ここには住宅を建てられません。住居系の用途地域は1,244haで、市域の36.2%(当方算出)です。市の中央部の明姫幹線南地区(約100ha)は市街化調整区域ですが、A地区の一部が令和3年に市街化区域に編入されています。市街化調整区域のなかで住宅を建てられる区域を個別に指定する制度が高砂市にあるかどうかは、市公式から確認できませんでした(未取得)。検討中の物件がどの区域かは、都市政策課(079-443-9033)または重要事項説明書でご確認ください。
高砂市は海沿いの市ですが、海の近くに住めますか?
海沿いの大部分は工場と港の区域で、住宅地はその内側にあります。高砂市の市街化区域2,166haのうち、工業専用地域が587ha(27.1%)で、用途地域12種類のなかで最大です。工業専用地域には住宅を建てることができません。臨港地区も6地区(高砂海浜公園地区、高砂本港地区、高砂西港地区、あらい浜風公園地区、伊保地区、曽根地区)指定されています。市公式のプロフィールは、遠浅の海岸などが企業の立地条件となって大工場が進出し、播磨臨海工業地帯の中核になったと説明しており、統計書には昭和41年から昭和57年にかけて8回の公有水面埋立が記録されています。住宅を買う立場からは、次の2点が実務上の確認事項になります。(1)工業専用地域・工業地域・準工業地域に近い物件は、用途地域の境界と、音・におい・大型車の通行を現地で確認する。(2)海に近い低地の物件は、高潮・津波・液状化のハザードマップを確認する。地価公示では工業地3地点がすべて上昇(平均+4.2%)しており、市内に働く場所が多いことは高砂市の強みでもあります。
JR曽根駅と山陽曽根駅は同じ駅ですか?
いいえ、別の駅です。場所も路線もちがいます。JR山陽本線の曽根駅は、JR西日本の駅情報によると所在地が高砂市阿弥陀1丁目6番1号。山陽電鉄 本線の山陽曽根駅は、山陽電鉄の駅情報によると高砂市曽根町入江浜2505-5です。JR曽根駅は、名前に反して曽根町にはありません。国土交通省の成約価格情報では、JRのほうが「曽根(兵庫)」、山陽電鉄のほうが「山陽曽根」と表記されており、成約は曽根(兵庫)が17件・中央値940万円・平均徒歩16分、山陽曽根が13件・中央値480万円・平均徒歩10分。中央値がおよそ2倍ちがいます。物件広告に「曽根駅 徒歩◯分」とだけ書かれている場合は、どちらの駅かを必ず確認してください。高砂市にはこのほかJR宝殿駅(神爪1丁目)、山陽電鉄の高砂駅・荒井駅・伊保駅があり、合計6駅です。山陽電鉄の4駅のうち、直通特急・特急・S特急・普通のすべてが停まるのは高砂駅で、荒井駅は普通・S特急と直通特急の一部、伊保駅と山陽曽根駅は普通とS特急の停車駅です。
高砂市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?
固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。市公式の逐語は「高砂市の固定資産税の税率は1.4%、都市計画税の税率は0.3%です。」。都市計画税は市街化区域にある土地・家屋にかかる税金ですので、市街化区域の物件は合計1.7%、市街化調整区域の物件は1.4%のみになります。納税義務者は毎年1月1日(賦課期日)の所有者で、納税通知書は5月中旬に送付されます。令和8年度の納期限は第1期6月1日、第2期7月31日、第3期12月25日、第4期が令和9年3月1日。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円です。住宅用地の特例は、200㎡以下の小規模住宅用地で固定資産税が評価額×1/6・都市計画税が評価額×1/3、200㎡を超える部分(一般住宅用地)で固定資産税1/3・都市計画税2/3。高砂市の戸建の成約は中央の面積が149㎡ですから、多くの物件は土地の全部が小規模住宅用地に収まります。新築住宅の減額措置は、居住部分の床面積120㎡までの固定資産税が2分の1になるもので、一般の住宅は新築後3年間、3階建以上の中高層耐火住宅等は5年間。市は「都市計画税には、この新築住宅の軽減措置はありません」と明記しています。正確な税額は物件ごとの課税標準額によりますので、市の課税課または納税通知書でご確認ください。
高砂市の給食費やこどもの医療費はどうなっていますか?
令和8年度、高砂市の小学校の給食費は保護者への請求がありません(1食単価0円)。市の説明は「国の交付金と市の負担により、小学校の学校給食費の保護者請求はありません」です。中学校は1食293円・月額4,400円(11期は2,880円で精算)で、市は「中学校の給食費を据置き、食材費高騰分を市が負担」としています。これは令和8年度の内容です。翌年度以降も同じとは限りません。こどもの医療費は、出生から小学3年生までが「乳幼児等医療」、小学4年生から18歳到達後の最初の3月31日までが「こども医療」で、どちらも所得制限なし(平成27年7月に撤廃)・外来も入院も一部負担金なし(無料)です。高校生世代は令和5年7月から助成対象になりました。入院時の食事代と保険適用外の支払いは対象外です。市立小学校は10校、市立中学校は6校(通学区域一覧表・令和2年4月1日)。なお待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。
引っ越す前から、新居の校区の学校に通わせることはできますか?
できる場合があります。高砂市の「指定校区外・区域外就学許可基準」(令和5年1月)に「転居予定」という事由があり、「住宅の新築購入等で学年途中での転居・転入が確実な場合、転居予定先の学校に学年開始時より就学」できるとされています。期間は住宅完成時まで、必要書類は建築確認申請書の写し・売買契約書等です。逆に、引っ越したあとも元の学校に通い続けたい場合は、小学5〜6年生・中学2〜3年生は卒業まで、小学1〜4年生・中学1年生は学年末まで認められます。このほか、保護者の就労、地理的(距離的)理由(小学生おおむね2km以上、中学生おおむね3km以上)、部活動、兄弟姉妹への配慮など、あわせて16項目の事由があります。高砂市独自の事由として「高砂小中学校への就学」(市内に居住し、9年間を通しての小中一貫教育を実施する教育方針に賛同する場合)もあります。注意点として、伊保崎1〜4丁目・6丁目、伊保崎南、松陽3丁目の一部は、加入する自治会によって指定校が決まります。番地だけでは判断できませんので、教育委員会 学校教育課(079-443-9054)に事前にご相談ください。「学校選択制」という名前の制度についての記載は、市公式にはありません。
高砂市で家を買うとき、災害リスクは何を確認すればよいですか?
高砂市は、確認すべき災害の種類が多い市です。市のハザードマップには、洪水(対象河川は加古川・法華山谷川・天川・西浜川。計画規模降雨と想定最大規模降雨)、内水氾濫、ため池の浸水想定、高潮(兵庫県が令和2年8月に公表したデータにもとづく)、土砂災害、津波、液状化危険度、山崎断層帯と南海トラフの震度想定が掲載されています。平成23年台風第12号の浸水実績図も載っており、市の総合治水推進計画はこの水害をきっかけに策定されました(平成27年策定・令和3年1月改訂)。土砂災害については、兵庫県の指定状況(令和8年6月30日現在)で警戒区域59箇所、うち特別警戒区域33箇所(急傾斜地の崩壊47/30、土石流12/3、地すべり0/0)。市の最低地点は曽根町字新開の標高0.2m、最高地点は阿弥陀町の高御位山304.0mです。海に近い物件は高潮・津波・液状化、川に近い物件は洪水、山ぎわの物件は土砂災害と、住所によって見るべき図が変わります。浸水深などの具体値は、ハザードマップがPDF図面のため本ページでは取得できていません(未取得)ので、市の冊子版・WEB版ハザードマップで必ずご確認ください。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。
高砂市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。高砂市は成約の中心が1,000万円前後で、中央値が480万円(山陽曽根駅)・600万円(曽根町)という地域もあります。価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。物件価格が低いほど、こうした金額の決まった実費の割合は相対的に大きくなります。第三に、高砂市固有の事情を正直に書いておきます。高砂市で流通している戸建は、中央の築年が1996年です。仲介手数料が0円になっても、築30年前後の建物にはリフォーム費用・修繕費用がかかります。昭和56年5月31日以前に着工された住宅なら市の耐震化の補助(耐震改修工事は上限130万円)がありますが、補助金の交付決定前に工事の契約をすると受けられません。また高砂市は、洪水・内水・ため池・高潮・津波・土砂災害・液状化と、確認すべき災害の種類が多い市です。市街化区域の27.1%が工業専用地域で、工場に近い住宅地もあります。市域の37.0%は市街化調整区域で、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いが論点になります。人口は国勢調査で5年間に3.6%減っており、値上がりを期待して買う市ではありません。家タダは区域区分・用途地域・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
高砂市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
高砂市は、海側が工場、その内側が住宅地という市です。市街化区域の27.1%が工業専用地域、市域の37.0%が市街化調整区域。だからまず、その物件が市街化区域か調整区域か、どの用途地域かを確かめる必要があります。次に、どの駅の物件か。JR山陽本線の宝殿・曽根か、山陽電鉄の高砂・荒井・伊保・山陽曽根か。「曽根」は2つあり、JR曽根駅は阿弥陀1丁目、山陽曽根駅は曽根町入江浜です。そしてハザード。洪水(加古川・法華山谷川・天川・西浜川)、内水、ため池、高潮、津波、液状化、土砂災害警戒区域59箇所・特別警戒区域33箇所、平成23年台風第12号の浸水実績。住所によって見るべき図が変わります。公的データに出ている高砂市の成約は113件、うち107件が戸建で、中央値は990万円、中央の築年は1996年(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。価格の大半が土地の値段という物件が多い市ですから、建物の状態とリフォーム費用まで含めた総額で判断することが大切です。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。990万円の物件なら39万2,700円、2,300万円なら82万5,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。
16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 高砂市「高砂市のプロフィール」(面積34.38km²/東西8.00km・南北9.57km/経緯度/地勢/沿革(慶長6年の河口港、昭和29年の合併ほか)/謡曲「高砂」)
- 高砂市「市章・市民憲章・市の花・市の木・市歌」(市章の説明/市の花 菊/市の木 松/市歌(昭和29年12月14日 告示第19号))
- 高砂市「高砂市の面積変更」(34.45km²→34.38km²(基準日 平成27年10月1日・国土地理院の計測方法の変更))
- 高砂市「人口統計資料」(令和8年8月末現在 85,009人・40,904世帯)
- 高砂市「町丁字別人口(令和8年8月)」(令和8年8月31日現在/男41,369・女43,640/8地区別の人口・世帯数)
- 高砂市「令和2年国勢調査結果」(87,722人・36,712世帯/平成27年 91,030人・36,340世帯/人口密度2,551.5人/km²)
- 高砂市「国勢調査」(掲載は令和2年調査まで。令和7年国勢調査の数値は未取得)
- 高砂市統計書(令和7年度版)(各表の一覧)
- 高砂市統計書(令和7年度版)「1.土地・気候」(市域の変遷(市制施行 昭和29年7月1日・編入・公有水面埋立)/用途地域別面積(令和6年度末)市街化区域21.66km²・市街化調整区域12.72km²・工業専用地域5.87km²ほか/最高地点・最低地点/地目別面積/気象)
- 高砂市統計書(令和7年度版)「9.運輸・通信」(JR宝殿駅・曽根駅、山陽電鉄 高砂駅・荒井駅・伊保駅・曽根駅の年間乗客数(千人・令和6年度))
- 高砂市統計書(令和7年度版)「7.建設・住宅」(都市公園等177箇所・787,900㎡・1人当たり9.37㎡/道路総延長432,703m・舗装率97.7%(令和6年度末))
- 高砂市「用途地域制度等について」(用途地域12種類/高度地区/臨港地区6地区/防火・準防火地域)
- 高砂市「高砂市都市計画総括図(令和5年2月21日告示)」(参考図としての利用に関する注意書き)
- 高砂市「地区計画」(4地区と最終計画決定(変更)日/行為に着手する30日前までに届出)
- 高砂ユー・アイ・タウン地区計画 計画書(約9.5ha/戸建住宅ゾーン約3.2ha・敷地面積の最低限度150㎡・高さ10mほか)
- 高砂市「明姫幹線南地区まちづくりの取り組み」(約100ha・市街化調整区域/A地区(伊保4丁目・伊保東2丁目)の一部を令和3年に市街化区域へ編入/経緯)
- 高砂市「高砂市立地適正化計画」(令和2年3月31日公表/居住誘導区域・都市機能誘導区域/届出制度)
- 高砂市立地適正化計画「届出の手引き」(居住誘導区域外で3戸以上・1,000㎡以上/誘導施設6機能。区域の範囲・面積は未取得)
- 高砂市「高砂市都市計画マスタープラン」(平成23年4月28日改定。本文PDFは画像のため未取得)
- 高砂市「開発指導」(高砂市開発指導要綱(令和3年4月1日施行)ほか)
- 高砂市「その他届出・申請等」(都市計画法第53条許可申請/地区計画の区域内における行為の届出書)
- 高砂市「開発・都市計画(一覧)」(中高層建築物の建築に関する指導要綱/景観形成/屋外広告物ほか)
- 高砂市「宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)について」(令和7年4月1日に規制区域の指定・運用開始。市域の区域区分は未取得)
- 高砂市「景観の形成等に関する条例」(景観形成地区(高砂市高砂地区)/歴史的景観形成地区、住宅街等・まちなか景観形成地区の基準)
- 高砂市「高砂市高砂地区景観ガイドライン」(地区を3つに区分し景観形成基準を定める)
- 高砂市「播磨臨海地域道路等の都市計画の案の縦覧、環境影響評価準備書の縦覧及び説明会」(縦覧 10月27日〜11月27日/説明会 11月12日〜14日。ルート・区域は未取得)
- 高砂市「固定資産税のあらまし」(固定資産税1.4%/都市計画税0.3%(市街化区域の土地・家屋)/免税点/賦課期日/納税通知書は5月中旬)
- 高砂市「税の納期限・納付方法」(令和8年度 固定資産税・都市計画税の納期限(6月1日・7月31日・12月25日・令和9年3月1日))
- 高砂市「住宅用地の課税標準の特例」(小規模住宅用地 固定1/6・都計1/3/一般住宅用地 固定1/3・都計2/3/床面積の10倍まで)
- 高砂市「新築住宅に対する固定資産税の減額措置」(120㎡まで2分の1/3年間(中高層耐火住宅等は5年間)/都市計画税には軽減措置なし)
- 高砂市「入学・転校」(指定校は住所にもとづく/指定校変更の手続き/学校教育課 079-443-9054)
- 高砂市「通学区域一覧表」(令和2年4月1日)(小学校10校・中学校6校/※印の区域は加入する自治会により別紙)
- 高砂市「高砂市立小・中学校指定校区外・区域外就学許可基準」(令和5年1月)(16項目の事由。転居予定/高砂小中学校への就学 ほか)
- 高砂市「学校給食費について(令和8年度)」(小学校 0円(保護者請求なし)/中学校 1食293円・月額4,400円)
- 高砂市「学校給食」(学校給食センター/高砂市中学校給食基本方針)
- 高砂市「こども医療」(小学4年生〜18歳年度末/所得制限なし(平成27年7月撤廃)/一部負担なし/高校生世代は令和5年7月から)
- 高砂市「乳幼児等医療」(出生〜小学3年生/所得制限なし/外来・入院とも一部負担金なし)
- 高砂市「子育て・教育」(市立の認定こども園8園ほか)
- 高砂市「保育所・こども園・幼稚園」(待機児童数は未取得)
- 高砂市「冊子版高砂市ハザードマップについて」(洪水(加古川・法華山谷川・天川・西浜川)/内水/平成23年台風第12号浸水実績/ため池/高潮/土砂災害/山崎断層帯・南海トラフ/液状化/津波)
- 高砂市「高砂市WEB版のハザードマップ」
- 高砂市「高砂市総合治水推進計画」(平成23年9月台風第12号の水害をきっかけに策定(平成27年)・令和3年1月改訂)
- 高砂市「高砂市住宅耐震化促進事業のご案内」(昭和56年5月31日以前着工/耐震改修工事費 4/5・上限130万円ほか/交付決定前の契約は不可)
- 高砂市「耐震施策」(簡易耐震診断(令和8年度は4月1日から受付)ほか)
- 高砂市「高砂市地域公共交通計画」(令和8年3月策定/計画期間 令和8年度〜令和17年度)
- 高砂市地域公共交通計画(概要版)(年間利用者数(JR 4,351千人・山陽電鉄 4,599千人・じょうとんバス120,012人ほか)/課題)
- 高砂市「【じょうとんバス】時刻表」(令和8年10月1日ダイヤ改正/ミニ阿弥陀ルート本格運行(令和8年4月1日)/ミニ牛谷ルート試験運行(令和8年9月1日))
- 高砂市「まちづくりに関する計画」(緑の基本計画/住生活基本計画/ため池保全推進方針ほか)
- JR西日本 駅情報(宝殿駅)(所在地 高砂市神爪1丁目15-6)
- JR西日本 駅情報(曽根駅)(所在地 高砂市阿弥陀1丁目6番1号)
- 山陽電鉄 駅情報(駅一覧)(本線 高砂・荒井・伊保・山陽曽根)
- 山陽電鉄 駅情報(高砂駅)(高砂市高砂町浜田町2丁目1-1/普通・S特急・特急・直通特急)
- 山陽電鉄 駅情報(荒井駅)(高砂市荒井町扇町20-22/普通・S特急・直通特急(一部))
- 山陽電鉄 駅情報(伊保駅)(高砂市伊保港町1丁目10-1/普通・S特急)
- 山陽電鉄 駅情報(山陽曽根駅)(高砂市曽根町入江浜2505-5/普通・S特急)
- 兵庫県「土砂災害警戒区域等の指定状況」(令和8年6月30日現在/高砂市 警戒59箇所・うち特別33箇所)
- 兵庫県「地域(県民局・県民センター)」(高砂市は東播磨県民局)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ(成約価格情報・不動産取引価格情報)(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・高砂市113件(戸建107件・マンション6件))
- 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)(価格時点 令和8年1月1日/住宅地12地点・商業地5地点・工業地3地点)
- 国土交通省「令和8年地価公示 標準地の単位面積当たりの価格等」(兵庫県)(各標準地の公示価格・価格時点 令和8年1月1日)
- 国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)
- 国土地理院 住所検索(アドレスサーチ)(高砂市荒井町千鳥一丁目 経度134.789963・緯度34.766277(航空写真の範囲の算出に使用))