【西脇市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

【西脇市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

兵庫

兵庫県西脇市 専門 エリアガイド

西脇市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

945万円の物件なら 37万7,850円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている西脇市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

西脇市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
西脇市の人口
36,675人17,351世帯/令和8年9月1日現在(西脇市・住民基本台帳に基づく人口と世帯数)
住宅地 公示価格
2.28万円/㎡前年比 −0.4%/8地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
31件国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/戸建28件・マンション3件
買主様の仲介手数料
0円945万円なら37万7,850円の削減

西脇・下戸田・上野・上戸田・津万・嶋・大垣内・寺内・西嶋・蒲江・坂本・大野/野村町・和布町・和田町・高松町・板波町・平野町・谷町・高田井町/富田町・日野町・富吉南町・富吉上町・前島町・西田町・市原町・大木町・野中町・羽安町・小坂町・郷瀬町/比延町・上比延町・鹿野町・塚口町・高嶋町・堀町・中畑町・住吉町/落方町・明楽寺町・水尾町・岡崎町・上王子町・合山町・出会町・八坂町/黒田庄町 ほか/JR加古川線 西脇市・新西脇・比延・日本へそ公園・黒田庄・本黒田・船町口

西脇市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている西脇市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。ただし最初に正直に書いておきます。西脇市で公的データとして捕捉できた直近4四半期の成約は31件しかありません(戸建28件・マンション3件)。戸建の成約中央値は945万円(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)で、945万円にかかる仲介手数料の上限額は37万7,850円です。最寄駅別では新西脇駅の12件が中央値2,050万円(上限額74万2,500円)、西脇市駅の17件が750万円(同31万3,500円)と、同じ市内で大きく分かれています。価格が上がるほど手数料も上がりますが、家タダならどの価格帯でも買主様は0円です。

  • 西脇市の戸建の成約中央値は945万円(28件・直近4四半期・国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。この価格にかかる仲介手数料の上限額は37万7,850円で、家タダを通して買えばその全額が0円になります。750万円なら31万3,500円、1,100万円なら42万9,000円、2,050万円なら74万2,500円です。
  • ただし、西脇市のデータは薄いということを先に書いておきます。直近4四半期の成約は31件で、マンションは3件だけ(中央値650万円)。令和8年地価公示の標準地も住宅地8地点・商業地1地点・工業地0地点しかありません。このページの相場の数字は、件数が少ないので参考値としてお読みください。
  • 成約は2つの山に割れています。最寄駅別では新西脇駅が12件・中央値2,050万円、西脇市駅が17件・750万円。町丁目別でも西脇が10件・2,050万円、野村町が10件・765万円。同じ市内で中央値が2.7倍ちがうので、「西脇市の相場」というひとつの数字では物件を判断できません。
  • 西脇市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均22,837円(8地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比−0.4%。兵庫県内40市区町村で38位、神戸市の9区と町を除いた25市のなかでは24位です。8地点のうち横ばいが3地点、下落が5地点、上昇は0地点でした。
  • 西脇市でいま最も重要なのは「土地のルールが変わる途中だ」ということです。市は令和7年2月21日に「区域区分を廃止し、新たな土地利用コントロールによるまちづくりを進めていく方針」を決定し、「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組」を進めています。廃止後のルールの中身はまだ検討中です。
  • 市の説明は「市域のわずか4.6%の市街化区域に市民の約半数が居住」。市の資料(令和8年4月1日現在)では市街化区域607ha・18,902人/市街化調整区域7,198ha・11,657人/それ以外5,439ha・6,284人。市街化区域の外にある物件のほうが、面積のうえでは圧倒的に多い市です。
  • 都市計画税は0.3%で、課税されるのは市街化区域内の土地と家屋です。固定資産税は1.4%。市の資料は、区域区分を廃止しても都市計画税の課税対象区域(現市街化区域)は「継続」としています。
  • こども医療費は0歳から高校3年生相当まで・所得制限なし・保険診療の自己負担額を全額助成(入院・通院)。学校給食費は令和8年4月から小学校は保護者負担0円、中学校は値上げ分を市が負担して月額4,400円に据え置きです。
  • 兵庫県指定の土砂災害警戒区域は市内255箇所、特別警戒区域は159箇所(令和8年6月30日時点)。市の年表には平成16年の台風23号で「2メートルを超える濁流が押し寄せ多数家屋被害」とあります。防災マップの対象河川は加古川・杉原川・野間川です。

01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します

西脇市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。

疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?

結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。

不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。

売買価格法律が定める報酬の上限(税抜)法律が定める下限
400万円超の部分代金額 × 3%定めなし
200万円超400万円以下の部分代金額 × 4%
200万円以下の部分代金額 × 5%

※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。

つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。

疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?

不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。

一般的な不動産会社買主様売主様他社仲介手数料仲介手数料買主様・売主様の両方から仲介手数料をいただきます家タダ買主様売主様家タダ仲介手数料仲介手数料0円売主様からのみ仲介手数料をいただきます

※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。

家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。

だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。

疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?

ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。

国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。

下表は、西脇市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。

費用支払先目安家タダの取り分
仲介手数料不動産会社通常は(価格×3%+6万円)×1.10円
印紙税国(契約書に貼付)1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時)0円
登録免許税国(法務局)所有権移転・抵当権設定にかかる0円
司法書士報酬司法書士5万〜10万円程度0円
固定資産税・都市計画税の精算金売主様引渡日で日割り0円
住宅ローン事務手数料・保証料金融機関借入額により変動0円
火災保険・地震保険料保険会社建物・期間により変動0円
不動産取得税西脇市(都道府県税)取得後に納税通知。軽減措置あり0円

仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。

※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。

疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?

業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。

  • 現地内覧への同行(西脇市内の物件)
  • 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
  • 法務局調査(登記・権利関係・越境)
  • 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
  • 宅地建物取引士による重要事項説明
  • 契約書・重要事項説明書の作成
  • 引渡し・決済の立会い

むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。

02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか

「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。

段階内容この時点で支払うもの
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLを送っていただくなし
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答なし
3. 内覧担当者が現地まで同行(西脇市内)なし
4. 調査役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認なし
5. 価格交渉成約事例を根拠に売主様と交渉なし
6. 購入申込買付証明書の提出なし(申込金は原則不要)
7. 売買契約重要事項説明・契約書への署名押印手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税
8. 住宅ローン本申込金融機関の審査なし(事務手数料は実行時)
9. 決済・引渡し残代金の支払いと所有権移転登記残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金
―家タダへの仲介手数料0円(全段階を通じて)

1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。

※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。

03西脇市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

西脇市の価格帯で、いくら得になるか

西脇市の住宅地は1㎡あたり平均22,837円(8地点の単純平均)。市内の標準地は最高34,200円/㎡(野村町字苦木1795番275)から最低11,300円/㎡(野中町字国影21番2)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が3.0倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
650万円28万500円0円▲28万500円
750万円31万3,500円0円▲31万3,500円
945万円37万7,850円0円▲37万7,850円
1,100万円42万9,000円0円▲42万9,000円
2,050万円74万2,500円0円▲74万2,500円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。

西脇市の成約価格だと、いくら変わるか

先に前提をお断りします。西脇市の成約データは31件しかありません。内訳は戸建28件・マンション3件。件数が少ないので、以下の数字は参考値としてお読みください。

戸建28件の成約中央値は945万円(平均面積209㎡・平均築年1999年)。945万円なら仲介手数料の上限額は37万7,850円で、これがまるごと0円になります。マンション3件の中央値は650万円(平均面積57㎡・平均築年1992年)で、上限額は28万500円。最寄駅別では西脇市駅が17件・中央値750万円(31万3,500円)、新西脇駅が12件・2,050万円(74万2,500円)。町丁目別では西脇10件・2,050万円(74万2,500円)、野村町10件・765万円(31万8,450円)です。

ここで注目していただきたいのは、手数料の「額」ではなく「割合」です。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1ですから、価格が低いほど「+6万円」の部分が重くなります。945万円に対する37万7,850円は物件価格の約4.0%、650万円に対する28万500円は約4.3%(いずれも当方算出)。2,050万円に対する74万2,500円は約3.6%です。西脇市のように1,000万円前後の物件が中心の市では、仲介手数料は物件価格に対して割高に効いてくるということになります。金額そのものは都市部より小さくても、自己資金に占める重さは小さくありません。

※面積・築年は国土交通省の成約価格情報をもとにした平均値で、戸建の面積は土地面積です。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。)

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

NEW西脇市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う

新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、西脇市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は6件。成約価格の中央値は2,300万円、真ん中の半数は2,200万円〜2,300万円に収まっています。延床面積の中央値は105㎡。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
西脇5件2,300万円
小坂町1件2,300万円

最寄駅で多いのは新西脇駅(6件)。

中央値の2,300万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は82万5,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。

西脇市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。

USED西脇市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う

中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、西脇市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は22件。成約価格の中央値は700万円、真ん中の半数は450万円〜1,700万円に収まっています。延床面積の中央値は112㎡。建築年の中央値は1989年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
野村町10件765万円
下戸田2件380万円
和田町2件465万円
西脇2件1,850万円
郷瀬町2件1,280万円

最寄駅で多いのは西脇市駅(15件)、新西脇駅(5件)、比延駅(1件)。

中央値の700万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は29万7,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

建築年が分かる22件のうち、1981年以前に建てられたものは9件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。

西脇市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。

MANSION西脇市の中古マンションを仲介手数料無料で買う

中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、西脇市の中古マンションは3件。件数が少ないため参考値ですが、成約価格の中央値は650万円です。専有面積の中央値は55㎡。建築年の中央値は1992年です。

中央値の650万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は28万500円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 西脇市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。

04数字で見る西脇市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて西脇市・兵庫県・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 3万6千人の市と、8つの地区

西脇市の人口は36,675人(男17,684人/女18,991人)、世帯数は17,351世帯です(令和8年9月1日現在・住民基本台帳)。面積は132.44km²で、市は「兵庫県面積の約1.6%」と説明しています。人口密度は約277人/km²、1世帯あたりは約2.11人(いずれも当方算出)です。

まず正直に書いておきます。令和7年国勢調査の西脇市の人口は確認できていません(未取得)。市公式の国勢調査のページに掲載されているのは令和2年・平成27年・平成22年の結果までで、このページの国勢調査の数値はすべて令和2年国勢調査のものです。

その令和2年国勢調査が、西脇市の現状をよく表しています。人口は38,673人、世帯数は15,167世帯。平成27年国勢調査が40,866人・15,049世帯でしたから、人口は2,193人減(5.4%減)、世帯数は118世帯増です(市公式の公表値)。人口が減っているのに世帯は増えているというのは、1世帯あたりの人数が減った、つまり世帯の小規模化が進んだということです。

市は人口の長い流れも公表しています。昭和27年の市制施行時が32,126人、ピークは昭和35年の51,173人。都市計画マスタープランは「50年間で5万人都市から4万人都市」になったとし、平成42年(2030年)の人口を約30,000人と見込んでいます。人口が減っていく前提で、市がまちの形を組み替えようとしている。このあと出てくる「区域区分の廃止」も「立地適正化計画」も、この前提の上にあります。家を買う側にとっては、「将来の買い手が今より少ない市で買う」という前提を持っておく必要があるということです。

そして、西脇市を読むうえで欠かせないのが「地区」です。市の毎月人口集計表は、人口を8つの地区に分けて集計しています。野村7,039人/黒田庄5,756人/重春5,754人/日野5,743人/津万4,244人/西脇3,295人/比延3,153人/芳田1,691人(令和8年9月1日現在)。野村地区と重春地区を合わせると12,793人で、市の約35%(当方算出)。都市計画マスタープランが「重春・野村地区」をひとまとまりで扱い、「西の都市拠点」(茜が丘複合施設Miraie)を置いているのがこのエリアです。一方、「東の都市拠点」(市庁舎・市民交流施設オリナス)がある西脇地区は3,295人。市役所のある地区より、加古川の西側の野村・重春のほうが人口が多いという構造になっています。

市の位置について、市公式は「東経135度と北緯35度が交差する」「日本列島の中心・日本のへそ」と説明しています。地形は「西光寺山(標高712.9メートル)を最高峰とする標高200〜600メートルの山地や丘陵に囲まれ」、「加古川が市域中央を流れ、南部で杉原川、野間川と合流」。3本の川が合流する場所に市街地があるという地形は、のちほど扱う水害の履歴と直結します。気候は「瀬戸内式気候に属しており、気温の年較差・日較差が大きい内陸型」。県の地域区分では北播磨県民局の所管です(西脇市・三木市・小野市・加西市・加東市・多可町)。

項目値備考
住民基本台帳人口36,675人(男17,684/女18,991)令和8年9月1日現在
世帯数17,351世帯同上
1世帯当たり人員約2.11人36,675÷17,351で当方が算出
令和2年国勢調査38,673人・15,167世帯令和2年10月1日現在
平成27年国勢調査40,866人・15,049世帯平成27年10月1日現在
2015→2020の増減人口2,193人減(5.4%減)/世帯118世帯増市公式の公表値。世帯の小規模化が進行
令和7年国勢調査未取得市公式の国勢調査ページは令和2年まで
市制施行時の人口32,126人昭和27年(1町3村の合併)
人口のピーク51,173人昭和35年
市域面積132.44km²西脇市「西脇市の概要」。東西約19km・南北約13km
人口密度約277人/km²36,675人÷132.44km²で当方が算出
野村地区7,039人(3,093世帯)令和8年9月1日・毎月人口集計表
黒田庄地区5,756人(2,617世帯)同
重春地区5,754人(2,724世帯)同
日野地区5,743人(2,734世帯)同
津万地区4,244人(2,155世帯)同
西脇地区3,295人(1,696世帯)同
比延地区3,153人(1,487世帯)同
芳田地区1,691人(845世帯)同
現在の市の成立平成17年10月1日(旧西脇市・黒田庄町の合併)西脇市「市のあゆみ」
最高峰西光寺山(標高712.9メートル)西脇市「西脇市の概要」
県の地域区分北播磨県民局(西脇市・三木市・小野市・加西市・加東市・多可町)兵庫県

土地の使われ方

西脇市の土地を理解するうえで、面積の内訳は避けて通れません。市の説明資料(令和8年4月1日現在)によると、市域13,244haのうち市街化区域は607ha、市街化調整区域は7,198ha、それ以外が5,439haです。人口はそれぞれ18,902人・11,657人・6,284人(合計36,843人)。

面積で4.6%しかない市街化区域に、人口の約51%が住んでいる(割合は当方算出)。市自身が「市域のわずか4.6%の市街化区域に市民の約半数が居住しており、非常にコンパクトなまち」と表現しています。裏返すと、市の面積の95%以上は市街化区域の外です。西脇市で物件を探すと、市街化調整区域の物件や、線引きの外にある物件に普通に出会います。

5,439haの部分について、都市計画マスタープランは「黒田庄町等の市域北東部が都市計画区域外」と記載しています。そして市街化区域と市街化調整区域を分けている線(区域区分)そのものが、令和10年度中に廃止される方向で検討されています。詳しくは「西脇市の特徴」の章で扱います。

区分面積構成比
市街化区域607 ha4.6%
市街化調整区域7,198 ha54.3%
それ以外(市の資料の区分。黒田庄町等の市域北東部)5,439 ha41.1%
合計(市域)13,244 ha100.0%

※西脇市「区域区分廃止後の新たな土地利用制度について」(西脇市の現況・令和8年4月1日現在)。構成比は当方算出。5,439haの部分の区分名は資料の図からの読み取りで、確度は中。

市街化区域と市街化調整区域

西脇市の区域区分は、数字を見ると極端です。線引きされている区域7,805ha(当方合算)のうち、市街化区域は607ha、市街化調整区域は7,198ha。線引き区域の9割以上が市街化調整区域です。市域全体13,244haで見ると、市街化区域は4.6%しかありません。

市街化区域には用途地域が指定されていますが、用途地域の種類ごとの面積は市公式で確認できませんでした(未取得)。また、令和4年2月の「第2次西脇市市街化調整区域土地利用計画」では市街化調整区域を7,190haとしており、最新の資料(7,198ha)と8haの差があります。本ページでは新しいほうの令和8年4月1日現在の数字を使っています。

区分面積構成比
市街化区域607 ha7.8%
市街化調整区域7,198 ha92.2%
合計(都市計画区域)7,805 ha100.0%

地価公示 ― 8地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、西脇市の住宅地の標準地は8地点。 単純平均は1㎡あたり22,837円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は−0.4%です。 全8地点を、価格の高い順に所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
西脇-2野村町字苦木1795番27534,200+0.0%
西脇-1野村町字大日ノ上1236番532,700+0.0%
西脇-4野村町字緑風台1815番3229,700−0.3%
西脇-5西脇字平塚55番523,700+0.0%
西脇-3郷瀬町字河原山665番22921,700−0.9%
西脇-8坂本字坂本337番314,900−0.7%
西脇-6比延町字前田19番2外14,500−0.7%
西脇-7野中町字国影21番211,300−0.9%

※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ西脇市内で、住宅地の地価は3.0倍ちがいます

最も高いのは野村町字苦木1795番275の1㎡あたり34,200円(+0.0%)。最も安いのは野中町字国影21番2の11,300円(−0.9%)。その差は3.0倍です。「西脇市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

西脇市は兵庫県内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある兵庫県内の40市区町村のうち、 西脇市の住宅地の平均価格は38位。 神戸市の9区と町を除いた「市」だけで見ると、25市のなかで第24位です。

区分西脇市の位置母数
住宅地の平均価格(県内・区を含む)38位40市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)24位25市
前年比の変動率(県内・区を含む)34位40市区町村
前年比の変動率(市のみ)21位25市

※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

西脇市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地8地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で3.0倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

05西脇市の特徴 ― 価格は安い。そして、土地のルールが変わる途中の市

西脇市で家を買う前に知っておくべきことは、2つあります。 ひとつは価格の水準。戸建の成約中央値は945万円で、兵庫県内でも土地が安い市です。 もうひとつは制度。西脇市は、市街化区域と市街化調整区域を分ける線(区域区分)を 令和10年度中に廃止する方向で取組を進めています。

「区域区分を廃止し、新たな土地利用コントロールによるまちづくりを進めていく方針を決定しました」(令和7年2月21日)
「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組を進めています」
― 西脇市公式「西脇市区域区分の見直し」

安い物件の多くは、市街化区域の外にあります。 そして、その「外」のルールがこれから変わる。 この章では、決まっていることと決まっていないことを分けて書きます。

その前に ― このページのデータは薄いです。正直に書きます

西脇市について、公的データで分かることには限界があります。 まずその限界をはっきりさせておきます。

データ西脇市備考
直近4四半期の成約件数31件 国土交通省 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)
うち戸建28件中央値945万円・平均面積209㎡・平均築年1999年
うちマンション3件中央値650万円・平均面積57㎡・平均築年1992年
町丁目別の集計が出ている町2町西脇(10件)・野村町(10件)
駅別の集計が出ている駅2駅西脇市(17件)・新西脇(12件)
住宅地の標準地8地点令和8年地価公示
商業地の標準地1地点野村町字大門1301番
工業地の標準地0地点—

結論から言うと、次のことは書けません。

  • 「西脇市のマンション相場」は書けません。マンションの成約が3件しかないからです。 3件の中央値650万円は、相場ではなく「3件の真ん中の1件」です。
  • 「黒田庄・比延・芳田・日野の相場」は書けません。 これらの地区は、町丁目別・駅別の集計に出てくるだけの件数がありません。 黒田庄地区には地価公示の標準地もありません。
  • 「西脇市の商業地・工業地の相場」も書けません。 商業地は1地点(52,600円/㎡・横ばい)、工業地は0地点です。

そして書ける数字も、件数が少ないので参考値です。 戸建28件の中央値945万円という数字は、28件を価格順に並べた真ん中の値にすぎません。 このページでは、件数を必ず併記しています。 件数を見ずに中央値だけを信じないでください。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(直近4四半期・西脇市31件)/ 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年)。 これらは公的に公表されたデータであり、家タダ自身の成約実績ではありません。 面積・築年は種別ごとの平均値です。 なお成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。

成約31件 ― 2つの山に割れている

西脇市の成約データでいちばん大事なのは、中央値そのものではなく、その割れ方です。

切り口区分件数成約価格の中央値 仲介手数料の上限額平均
最寄駅別新西脇12件 2,050万円74万2,500円徒歩18分
西脇市17件 750万円31万3,500円徒歩18分
町丁目別西脇10件 2,050万円74万2,500円面積150㎡
野村町10件 765万円31万8,450円面積278㎡
種別戸建28件 945万円37万7,850円面積209㎡・築年1999年
マンション3件 650万円28万500円面積57㎡・築年1992年

新西脇駅・西脇の2,050万円と、西脇市駅・野村町の750万円台。 同じ市内で、中央値が2.7倍ちがいます。 戸建全体の中央値945万円は、この2つの山のあいだにある数字で、 「945万円前後の物件がいちばん多い」という意味ではありません。

しかも、面積は逆です。 中央値が高い西脇は平均面積150㎡、中央値が低い野村町は平均面積278㎡。 土地が小さいほうが高く、土地が広いほうが安い。 そして地価公示では、野村町の3地点(29,700〜34,200円/㎡)のほうが 西脇字平塚(23,700円/㎡)より高い。 土地の単価が高くて面積も広い野村町のほうが、成約の中央値は低いということになります。

この逆転が示しているのは、西脇市では「土地の値段」より「建物」が価格を決めているということです。
土地の公示価格は最高地点でも34,200円/㎡。地積258㎡を掛けても約882万円(当方算出)です。 2,000万円台の物件は、土地の値段だけでは説明がつきません。

ただし、ここは断定を避けます。 町丁目別・駅別の集計には築年の情報がなく、 「西脇の10件は新しい建物が多い」と公的データから確かめることはできません。 言えるのは、西脇市には「2,000万円前後で成約する物件のまとまり」と 「700万円台で成約する物件のまとまり」の両方があるということまでです。 検討中の物件がどちらの山に属するのかで、比べるべき相場が変わります。

実際に成約した5件を見る

国土交通省の成約価格情報から、西脇市の個別の成約例を5件挙げます。 家タダ自身の成約実績ではありません。

種別所在成約価格面積間取り 築年・構造成約時期仲介手数料の上限額
マンション西脇650万円55㎡3LDK 1992年・鉄骨造2025年10〜12月28万500円
戸建野村町1,100万円土地200㎡/建物145㎡5LDK 1990年・木造2025年7〜9月42万9,000円
戸建和田町650万円土地200㎡/建物155㎡6DK 1989年・木造2025年4〜6月28万500円
戸建小坂町600万円土地175㎡/建物95㎡4LDK 1977年・木造2025年4〜6月26万4,000円
戸建郷瀬町560万円土地190㎡/建物125㎡7LDK 1989年・木造2025年4〜6月25万800円

土地175〜200㎡・建物95〜155㎡の木造戸建が、560万円〜1,100万円で成約しています。 築年は1977年〜1990年。築35年を超える戸建が中心です。 野村町と和田町の2件は、最寄りの西脇市駅から徒歩25分。 駅から歩ける距離ではない物件が、普通に取引されています。

この価格帯の戸建を買うときに、必ず考えていただきたいことが3つあります。

  • 建物の状態の確認が、価格以上に重要です。 国土交通省は、昭和56年(1981年)以前に建築された建物を、耐震基準が強化される前のいわゆる「旧耐震基準」の建物としています。 5件のうち小坂町の1977年築はこれにあたります。 西脇市には住宅耐震改修工事費補助・簡易耐震改修工事費補助・屋根軽量化工事費補助・建替工事費補助などの 耐震化補助制度と、空き家の改修費補助があります(補助額・要件は未取得)。
  • 物件価格が安いと、住宅ローンの借入額も小さくなり、リフォーム費用の比重が上がります。 600万円の物件に300万円のリフォームをすれば、総額の3分の1がリフォーム費用です。 買う前に、リフォームの見積りを取っておくことをおすすめします。
  • 仲介手数料は、価格が低いほど割高に効きます。 次の項で説明します。

価格が安い市ほど、仲介手数料は「率」で重くなる

仲介手数料の上限額の速算式は(価格×3%+6万円)×1.1です。 この「+6万円」は、価格が高くても低くても同じ額が足されます。 だから、価格が低いほど、物件価格に対する手数料の割合は高くなります。

物件価格仲介手数料の上限額(税込) 物件価格に対する割合(当方算出)西脇市のどの数字か
560万円25万800円約4.5%郷瀬町の成約個票
650万円28万500円約4.3%マンション3件の中央値
750万円31万3,500円約4.2%西脇市駅17件の中央値
945万円37万7,850円約4.0%戸建28件の中央値
2,050万円74万2,500円約3.6%新西脇駅12件・西脇10件の中央値

945万円の物件で37万7,850円。 都市部の4,000万円の物件にかかる手数料と比べれば金額は小さく見えますが、 物件価格の約4%です。 西脇市で1,000万円前後の中古戸建を買う方にとって、 37万円はリフォーム費用の一部や、引越し・家具家電の費用に回せる金額です。 家タダを通して買えば、この全額が0円になります。

※割合は仲介手数料の上限額÷物件価格で当方が算出。 成約価格は国土交通省の成約価格情報によるもので、家タダ自身の成約実績ではありません。 物件によっては仲介手数料0円の対象外になる場合があります。

住宅地8地点 ― 上昇は0地点。野村町が上位3地点を占める

令和8年地価公示で、西脇市の住宅地の標準地は8地点。 平均は1㎡あたり22,837円、前年比−0.4%です。 8地点しかありませんので、以下は参考値としてお読みください。 全8地点を価格の高い順に並べます。

標準地所在地番価格(円/㎡) 前年比地積小学校区(市の校区一覧による)
西脇-2野村町字苦木1795番27534,200 0.0%258㎡重春小
西脇-1野村町字大日ノ上1236番532,700 0.0%153㎡重春小
西脇-4野村町字緑風台1815番3229,700 −0.3%252㎡重春小
西脇-5西脇字平塚55番523,700 0.0%185㎡西脇小
西脇-3郷瀬町字河原山665番22921,700 −0.9%99㎡西脇小または日野小(町内で分かれる)
西脇-8坂本字坂本337番314,900 −0.7%124㎡西脇小
西脇-6比延町字前田19番2外14,500 −0.7%625㎡比延小
西脇-7野中町字国影21番211,300 −0.9%303㎡日野小

読み取れることは3つあります。

  • 上昇した地点は1つもありません。横ばいが3地点(野村町の2地点と西脇字平塚)、下落が5地点。 価格の高い地点が横ばいで踏みとどまり、安い地点が下がっているという形です。
  • 上位3地点はすべて野村町(29,700〜34,200円)。 市が「西の都市拠点」と位置づけ、茜が丘複合施設Miraieを置いているエリアです。
  • 最高34,200円と最安11,300円の差は3.0倍。 ただし最高地点でも、地積258㎡を掛けて約882万円、最安地点は303㎡で約342万円(いずれも当方算出)。 標準地の公示価格で見るかぎり、西脇市では土地だけなら1,000万円を超えない水準だということです。

兵庫県内で住宅地の標準地が3地点以上ある40市区町村のうち、 西脇市の平均価格は38位。神戸市の9区と町を除いた25市のなかでは24位です。 前年比の変動率は40市区町村中34位、25市のなかでは21位。 県内でも土地が安く、かつ緩やかに下がっている市だということになります。 買う側にとっては「安く買える」ということであり、 同時に「買ったあとに土地の値上がりを期待しにくい」ということでもあります。 西脇市の家は、資産として持つというより、住むために買うと考えるのが現実的です。

※順位は国土交通省の地価公示をもとに当方が全地点を集計した自算値で、国土交通省の公表順位ではありません。 小学校区は、標準地の町名を市の「小・中学校校区一覧」と照らしたもので、番地単位の確認はしていません。 商業地は1地点(野村町字大門1301番・52,600円/㎡・横ばい・地積1,724㎡)、工業地は0地点です。 出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)/ 西脇市「小・中学校校区一覧」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/lifescenemokutekibetsudesagasu/gakoen/syogakko/1356057818665.html

西脇市の土地は3層 ― 市街化区域は市域の4.6%

価格の次に知っておくべきなのが、土地の区分です。 市の説明資料(令和8年4月1日現在)による内訳は次のとおりです。

区分面積市域に占める割合 人口人口の割合
市街化区域607 ha4.6% 18,902人51.3%
市街化調整区域7,198 ha54.3% 11,657人31.6%
それ以外(黒田庄町等の市域北東部)5,439 ha41.1% 6,284人17.1%
合計(市域)13,244 ha100.0% 36,843人100.0%

市自身の表現は「市域のわずか4.6%の市街化区域に市民の約半数が居住しており、 非常にコンパクトなまち」。 裏返すと、市民の約半数は市街化区域の外に住んでいます。 市街化調整区域に11,657人、それ以外の区域に6,284人。 西脇市で物件を探すと、市街化区域の外の物件に普通に出会うのはこのためです。

それぞれの区分で、買う側の条件が変わります。

  • 市街化区域:用途地域があり、周囲に建つ建物の種類がある程度予測できる。 都市計画税(0.3%)がかかる。
  • 市街化調整区域:原則として建築を目的とした開発ができない。 建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある。 住宅ローンの取扱いが金融機関によって分かれる。都市計画税はかからない。
  • それ以外(黒田庄町等):市街化区域・市街化調整区域の区分がない。 都市計画税はかからない。用途地域による制限もない。

※割合は当方算出。面積・人口は西脇市「区域区分廃止後の新たな土地利用制度について」の 「西脇市の現況(令和8年4月1日現在)」による。 5,439haの部分の区分名は資料の図からの読み取りで、確度は中です (都市計画マスタープランは「黒田庄町等の市域北東部が都市計画区域外」と記載)。 出典:https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/75/03_tochiriyouseido.pdf

★その線引きが、令和10年度中に廃止される方向です

ここが、この章の中心です。

項目市公式の内容
線引きの開始昭和46年(1971年)(都市計画審議会資料)
検討の経緯 令和4年度より兵庫県が区域区分の要否を含めた検討を行うこととなり、 令和5年度から「区域区分を廃止した場合の影響を十分に調査・分析」
方針の決定 令和7年2月21日「区域区分を廃止し、新たな土地利用コントロールによるまちづくりを進めていく方針を決定」
目標時期「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組を進めています」
廃止後の枠組み 現市街化区域は用途地域を継続。現市街化調整区域は特定用途制限地域を検討。 あわせて「(仮)西脇市開発に関する条例」を検討
都市計画税「課税対象区域(現市街化区域)➡継続」
農地「農振法や農地法などの規制はそのまま ➡ 農地が転用し易くはならない」

市が廃止のメリットとして挙げているのは次の3点です。

  • 「手続きの迅速化」➡ 企業進出にスムーズな対応が可能
  • 「住み続けたいと思えるまちづくりを実現」➡ 市外への流出を防ぐ
  • 「移住者や新規居住の受入れを容易に」➡ 人口減少対策が柔軟に行える

3つめが、家を買う人に直接関係します。 いまの市街化調整区域では、「地縁者住宅」の枠は10年以上居住している人が対象で、 市外から来る人が建てられる場所は限られています。 市は、その受入れを容易にすることを廃止の目的のひとつに挙げているということです。

一方、都市計画審議会の資料は、廃止した場合の懸念もはっきり書いています。

「居住が郊外に分散する可能性、既成市街地における空き家・空き地増加の可能性、 新たな社会基盤設備が必要となる可能性」

これは、いま市街化区域の物件を買う人にとっての論点です。 線引きが無くなって郊外に家が建てやすくなれば、 既成市街地の空き家・空き地が増える可能性があると、市の審議会資料自身が指摘しています。 市はこれに対して「特定用途制限地域の検討」と「立地適正化計画の推進」を組み合わせるとしています。

そして、ここからが重要です。決まっていないことを書きます。

特定用途制限地域でどんな建物が制限されるのか、 どの場所がどの種類の地区になるのかは、本ページ作成時点で確定していません。
市の資料は「地域の実情にあった建物用途の設定を検討中」としており、 図も「現時点のイメージ」です。

「区域区分が廃止されるから、何でも建てられるようになる」というのは誤りです。 市が示している条件は「原則、区域区分と同様の土地利用コントロール」。 目指す土地利用も「現在の土地利用計画+地域特性」と説明されています。 規制の手段が変わるのであって、規制が無くなるわけではありません。

実務上の判断としては、次のようにお考えください。

場面どう考えるか
いま市街化調整区域の物件を買う 「いまのルール」で判断してください。 建築・建て替えの可否、住宅ローンの取扱いを、現行制度で確認する。 将来の廃止を織り込んだ価格には応じない。
長く持つつもりで買う 廃止の検討が進んでいることは知っておく価値があります。 ただし廃止後に建て替えや増築がどう扱われるかは、まだ決まっていません
いま市街化区域の物件を買う 都市計画税は廃止後も「継続」とされています。 郊外に建てやすくなることで、市街地の需要が変わる可能性があるという前提で価格を見てください
雑種地を含む物件を買う 市の資料は、現市街化調整区域の雑種地の固定資産税が「上がる」としています。税務課で確認を
契約前 市の都市計画課に、検討の進捗を直接確認する。 市は地区ごとに意見交換会を開き、資料を公開しています

出典:西脇市「西脇市区域区分の見直し」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/kuikikubunseido-minaoshi.html / 西脇市「区域区分廃止後の新たな土地利用制度について」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/75/03_tochiriyouseido.pdf / 西脇市「区域区分の設定について(令和6年度第3回西脇市都市計画審議会資料)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/11/kuikikubunnosettei.pdf / 西脇市「令和7年度第4回西脇市都市計画審議会資料」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/75/R07_04_shiryou_4.pdf ※廃止の具体的な時期・手続きの段取りは資料によって書き方に幅があり、本ページでは市の特設ページの 「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組」という表現にとどめています。

人口が減る前提で、市が「住んでほしい場所」を示している

西脇市の人口は、昭和35年の51,173人をピークに減り続けています。 令和2年国勢調査は38,673人、令和8年9月1日の住民基本台帳は36,675人。 都市計画マスタープラン(平成31年3月策定・目標年次は平成42年度=2030年度)は、 2030年の人口を約30,000人と見込んでいます。

市はこの前提で、「2拠点4軸」のコンパクトな都市構造をつくろうとしています。

  • 東の都市拠点:市庁舎・市民交流施設オリナスを核とした西脇地区。 健康交流・地域交流・観光交流の機能を集約。
  • 西の都市拠点:茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)を核とした重春・野村地区。 教育・文化・子育て関連の機能を集約。
  • 土地利用は「まちのゾーン」「田園居住ゾーン」「自然保全ゾーン」の3つ。
  • 立地適正化計画(平成30年12月18日策定・令和8年2月27日改定)で、 居住誘導区域と都市機能誘導区域を設定。 居住誘導区域の外で一定規模以上の住宅の建築等を行う場合は届出が必要。

コミュニティバス「めぐリン」が、市役所・市駅・みらいえ・アピカ・病院を結んで回っているのは、 この2つの拠点をつなぐためです。 車を運転しなくなったあとの暮らしまで考えるなら、 この2つの拠点とバスのルートの近くかどうかは、ひとつの判断軸になります。 逆に、拠点から離れた場所では、乗合タクシー「むすブン」(予約制・月〜土)が移動の手段になります。

出典:西脇市 第2次都市計画マスタープラン(概要版) https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/74/2nd-toshi-mas-plan-gaiyou-kaku.pdf / 西脇市「西脇市立地適正化計画」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/nishiwaki_ritteki/nishiwaki_ritteki.html ※居住誘導区域・都市機能誘導区域の面積と具体的な範囲、届出の対象規模は未取得です。

まとめ ― 西脇市で買う前に確かめる5点

  • その物件は、2,000万円前後の山と700万円台の山の、どちらに属するか。 比べる相場が変わります。
  • 市街化区域か、市街化調整区域か、それ以外か。 建て替えの可否・住宅ローン・都市計画税が変わります。
  • 市街化調整区域なら、いまのルールで建て替えができるか。 区域区分の廃止は令和10年度中が目標ですが、廃止後の中身は検討中です。
  • 建物の築年と状態。成約個票は1977年〜1992年築が中心です。リフォーム費用を含めた総額で考えてください。
  • 防災マップでの位置。加古川・杉原川・野間川の浸水想定と、土砂災害警戒区域(市内255箇所)。

この5点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。 そして最後にもう一度書きます。 西脇市の成約データは31件、マンションは3件だけです。 このページの数字は、件数を見たうえでお使いください。

空から見た、この50年の西脇市

左が1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。切り出しているのは、国土地理院の住所検索で確認した野村町茜が丘(東経134.955658度・北緯34.972012度)を含む範囲です。
左の写真の時点では、茜が丘はまだ住宅地になっていません。茜が丘は土地区画整理事業(施行者:西脇市野村グリーンヒル土地区画整理事業組合)で造成された住宅地で、市の年表によると平成12年(2000年)に「茜が丘ニュータウンまちびらき、宅地分譲開始」。換地処分時433区画、第1種低層住居専用地域、約21.9haの地区計画がかかる計画的な住宅地です。平成27年(2015年)には茜が丘複合施設Miraieがオープンし、都市計画マスタープランはここを「西の都市拠点」と位置づけました。
この50年のあいだに、西脇市ではJR鍛冶屋線の廃止(平成2年)、国道175号西脇バイパスの開通(平成3年)、台風23号の水害(平成16年)、黒田庄町との合併(平成17年)がありました。人口は昭和35年の51,173人をピークに減り続け、現在は36,675人。人口が減るなかで、新しい住宅地と拠点施設が加古川の西側につくられたというのが、この2枚の写真のあいだの50年です。そしていま、昭和46年から続いてきた線引きそのものを廃止する取組が進んでいます(令和7年2月21日方針決定・令和10年度中が目標)。

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28667〜28669・y12981〜12982)で切り出しています。

06西脇市を5に分けて考える(エリアガイド)

西脇市の都市計画マスタープランは、市を7つの地域に分けています。西脇地区(約122ha)/津万地区(約636ha)/日野地区(約1,383ha)/重春・野村地区(約1,427ha)/比延地区(約4,354ha)/芳田地区(約1,783ha)/黒田庄地区(約3,539ha)。合計すると市域13,244haになります。人口は市の毎月人口集計表で8地区に分けて集計されており、野村7,039人・黒田庄5,756人・重春5,754人・日野5,743人・津万4,244人・西脇3,295人・比延3,153人・芳田1,691人(令和8年9月1日現在)です。

ここでは、この地区の区分に、令和8年地価公示の全9地点(住宅地8・商業地1・工業地0)、国土交通省の成約価格情報31件の駅別・町丁目別、小学校の校区を重ねて、5つのまとまりに整理します。

ただし、先に前提をお断りします。西脇市の成約データは31件しかなく、町丁目別の集計が出ているのは西脇(10件)と野村町(10件)だけです。住宅地の標準地も8地点だけ。以下の数字は、件数が少ないので参考値としてお読みください。また、それぞれの町がどの地区に属するかを一覧にした市公式の資料は確認できていません。このページでは、町名と学校の対応が市公式で確認できる小学校の校区を手がかりに整理しています。

野村町・茜が丘(重春小学校区/西の都市拠点)(最寄駅:西脇市)

西脇市の住宅地の公示価格は、上位3地点がすべて野村町です。野村町字苦木1795番275が34,200円/㎡(横ばい・地積258㎡)で市内最高、次いで野村町字大日ノ上1236番5が32,700円/㎡(横ばい・153㎡)、野村町字緑風台1815番32が29,700円/㎡(−0.3%・252㎡)。市内唯一の商業地の標準地も野村町(字大門1301番・52,600円/㎡・横ばい・地積1,724㎡)です。ただし商業地は1地点しかありませんので、「西脇市の商業地の相場」とは言えません。人口でも野村地区は7,039人で8地区の最多。都市計画マスタープランは重春・野村地区を「西の都市拠点」とし、茜が丘複合施設「Miraie(みらいえ)」(平成27年オープン)を核に、教育・文化・子育て関連の機能を集めています。ところが、成約データでは野村町の10件の中央値は765万円(平均面積278㎡)。地価は市内でいちばん高いのに、成約の中央値は西脇(2,050万円)の4割弱です。平均面積が278㎡と広いことから、土地の広い戸建が中心に取引されていることは分かりますが、築年など、価格差の理由を特定できる情報は町丁目別の集計にはありません(10件という件数ですので、断定はできません)。成約個票では、野村町の戸建(木造・1990年築・土地200㎡/建物145㎡・5LDK)が西脇市駅徒歩25分で1,100万円。茜が丘は野村町にある土地区画整理事業の住宅地で、平成12年にまちびらき。第1種低層住居専用地域(建ぺい率50%・容積率100%)で、野村グリーンヒル地区地区計画(約21.9ha)の制限がかかります。市が売主の分譲宅地は185.69㎡〜336.79㎡で、若者世帯・子育て世帯の新築には最大350万円の補助があります(当方合算)。学校は重春小学校・西脇南中学校で、どちらも野村町にあります。

西脇・下戸田と市役所周辺(西脇小学校区/東の都市拠点)(最寄駅:新西脇)

成約価格の「高いほうの山」があるのがこのエリアです。町丁目別で西脇が10件・中央値2,050万円・平均面積150㎡。最寄駅別でも新西脇駅が12件・2,050万円で、西脇市駅(750万円)の2.7倍です。平均面積150㎡は野村町(278㎡)の約半分。土地は小さいのに価格は高いという組み合わせです。一方、住宅地の標準地「西脇字平塚55番5」は23,700円/㎡(横ばい・地積185㎡)で、野村町の3地点より低い水準。土地の単価は野村町より安いのに、成約の中央値は野村町の2.7倍ということになります。その理由を、公的データから断定することはできません。建物の新しさが効いている可能性はありますが、町丁目別・駅別の集計には築年の情報がありません。なお成約個票に出てくる「西脇」の物件は、マンション(鉄骨造・1992年築・55㎡・3LDK)の650万円で、同じ「西脇」のなかにも650万円と2,000万円台が混在していることが分かります。市役所の所在地は下戸田128番地の1。都市計画マスタープランは市庁舎・市民交流施設オリナスを核とする西脇地区を「東の都市拠点」としています。西脇地区は約122haと7地域で最も小さく、人口は3,295人。国道175号西脇北バイパスの起点側のランプは下戸田です。学校は西脇小学校・西脇中学校。平成16年の台風23号で「市街地を中心に」大きな被害が出たと市の年表にありますので、このエリアでは防災マップの確認が特に重要です。

津万・坂本・郷瀬町・小坂町(西脇小学校区と日野小学校区の境目)(最寄駅:西脇市)

住宅地の標準地は郷瀬町字河原山665番229が21,700円/㎡(−0.9%・地積99㎡)、坂本字坂本337番3が14,900円/㎡(−0.7%・124㎡)。郷瀬町の−0.9%は、野中町と並んで8地点で最も大きい下落率です。成約個票には、郷瀬町の戸建(木造・1989年築・土地190㎡/建物125㎡・7LDK)が560万円(最寄駅は新西脇)、小坂町の戸建(木造・1977年築・土地175㎡/建物95㎡・4LDK)が600万円で出てきます。500万円台〜600万円の戸建が実際に成約しているということです。560万円にかかる仲介手数料の上限額は25万800円、600万円なら26万4,000円。物件価格の4.4〜4.5%(当方算出)にあたります。このエリアで注意が必要なのは校区です。市の校区一覧では、小坂町と郷瀬町は町のなかで西脇小学校と日野小学校に分かれます。坂本・津万は西脇小学校区。中学校はいずれも西脇中学校ですが、小学校は番地で変わりますので、必ず教育委員会で確認してください。西脇中学校は小坂町にあります。津万地区の人口は4,244人。市名の由来として市公式が挙げているのが、この「津万(都麻)」という古い郷の名前です。

日野・野中町と、比延・芳田(田園居住ゾーンと工場公園)(最寄駅:比延)

西脇市でいちばん土地が安いエリアです。住宅地の標準地は野中町字国影21番2が11,300円/㎡(−0.9%・地積303㎡)で市内最安、比延町字前田19番2外が14,500円/㎡(−0.7%・625㎡)。最高地点(野村町34,200円)との差は3.0倍です。比延町の標準地は地積が625㎡と、8地点のなかで飛び抜けて広い土地。公示価格に地積を掛けると約906万円(当方算出)で、単価が安くても、面積が大きいぶん総額はそれなりになります。野中町は日野小学校区、比延町は比延小学校区です。人口は日野地区5,743人、比延地区3,153人、芳田地区1,691人。比延地区は約4,354haと7地域で最も広く、芳田地区は人口が最も少ない地区です。日野・比延・芳田は、市の市街化調整区域土地利用計画が対象にしている地区です。特別指定区域の「新規居住者住宅」に指定されている羽安地区(日野小学校区)・水尾地区(芳田小学校区)、工場等誘導区域の鹿野・比延・上比延・塚口・堀・出会・市原などは、このエリアの町名です。地区計画にも上比延工場公園地区があり、市の年表には平成元年の「中畑工場公園敷地造成工事完工」が出てきます。住宅を買う立場からは、近くに工場が立地している、あるいは立地しうる区域があるということを現地で確認してください。JR加古川線には比延駅・日本へそ公園駅があり(各駅の所在町名は市公式で未確認)、「おりひめバス」が中畑・日本へそ公園東・東中学校前を経由します。成約データでは、このエリアの駅・町丁目の集計は出ていません(件数が少ないため)。

黒田庄地区(旧黒田庄町/線引きの外)(最寄駅:黒田庄)

平成17年10月1日に西脇市と合併した、旧黒田庄町のエリアです。人口は5,756人(2,617世帯)で、8地区のなかで野村に次ぐ規模。面積は約3,539ha。制度のうえで、市内の他の地区とはっきり違います。都市計画マスタープランは「黒田庄町等の市域北東部が都市計画区域外」と記載しており、この記載によれば、市街化区域・市街化調整区域という区分そのものがありません。都市計画税(0.3%)もかかりません(課税対象は市街化区域内のみ)。市街化調整区域の「原則として建てられない」という制約はありませんが、用途地域による建物用途の制限も無いので、隣地に何が建つかの予測は立てにくくなります。住宅ローンの取扱いは金融機関によって分かれる可能性がありますので、事前審査で確認してください。学校は楠丘小学校(喜多・大門・津万井・福地・岡・門柳・大伏・前坂)と桜丘小学校(西澤・石原・田高・船町・小苗・黒田)、中学校は黒田庄中学校。JR加古川線の駅としては、黒田庄駅・本黒田駅・船町口駅が都市計画マスタープランに記載されています(駅名からの整理で、各駅の所在町名は市公式で確認できていません)。市が通勤・通学定期券代を全額補助している西脇市駅〜谷川駅間の駅として、市のページには黒田庄駅の名前が出てきます。道路は国道175号西脇北バイパスが令和8年6月13日に全線開通し、終点側の大伏ランプは黒田庄地区にあります。地価公示の標準地は黒田庄地区に1地点もなく、成約データの町丁目別・駅別の集計にも出てきません。このエリアの相場を公的データで示すことはできません。物件ごとに、近隣の成約事例を個別に調べる必要があります。

※エリア区分と各エリアの記述は、西脇市・兵庫県・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

07西脇市の交通

鉄道

西脇市の鉄道はJR加古川線です。市の都市計画マスタープラン概要版には、市内の駅として西脇市・新西脇・比延・日本へそ公園・黒田庄・本黒田・船町口の7駅が記載されています。市公式は「JR加古川線で神戸から約80分」と説明しています。

買う前に知っておいていただきたいのが、西脇市駅より先の区間の事情です。市の特集ページによると、西脇市駅〜谷川駅間(17.3km)は、JR西日本が2022年4月に収支状況を公表した「一日の輸送密度が2千人未満の線区」にあたります。市はこの区間について、通勤・通学定期券代の全額補助、鉄道を使った旅行の運賃補助、定期券購入者への自転車の無償貸出し、月極駐車場の利用料金を半額補助するパークアンドライド促進事業などを行い、「守ろう!みんなの加古川線」と呼びかけています。

これは2つの読み方ができます。ひとつは、この区間の駅を使って通勤・通学する世帯には、定期券代が全額補助されるという家計上のメリット。もうひとつは、市が補助を出して利用を支えなければならない区間であるという事実です。将来の運行本数や路線のあり方について、このページで断定できることはありません。黒田庄・比延方面で「駅が近い」ことを理由に物件を選ぶ場合は、現在のダイヤと、市の補助制度の最新の条件を、必ずご自身で確認してください。

駅路線1日平均乗降人員特徴
西脇市JR加古川線—成約データの最寄駅として市内で最も件数が多い駅(17件・中央値750万円・平均徒歩18分)。市内を走る路線バスのうち加美中線・多可西脇線が西脇市駅を起点にしており、コミュニティバス「めぐリン」「おりひめバス」も「市駅」を経由します。市有地の茜が丘分譲宅地は「JR加古川線西脇市駅下車徒歩17分(茜が丘入口まで)」。市の年表によると、平成2年のJR鍛冶屋線廃止にあわせて「西脇市駅へ改称」されています
新西脇JR加古川線—成約12件・中央値2,050万円・平均徒歩18分。西脇市駅(750万円)の2.7倍で、市内の成約価格の「高いほうの山」をつくっている駅です。町丁目別の「西脇」(10件・2,050万円・平均面積150㎡)と件数・中央値がほぼ重なります。件数が12件と少ないので、参考値としてお読みください
比延JR加古川線—市の都市計画マスタープラン概要版に記載のある駅。市の「JR加古川線特集ページ」にも駅名が出てきます。成約データには最寄駅としての集計がありません(直近4四半期・3件未満の駅は集計から除外)
日本へそ公園JR加古川線—東経135度・北緯35度の交差点にちなむ「日本へそ公園」に隣接する駅(市公式)。公園内に西脇市岡之山美術館、にしわき経緯度地球科学館「テラ・ドーム」があります。成約データには最寄駅としての集計がありません
黒田庄JR加古川線—市の年表に「平成17年 JR黒田庄駅舎に地域交流拠点『あつまっ亭』開設」とある駅。市が通勤・通学定期券代の全額補助などで利用促進を図っている西脇市駅〜谷川駅間の駅として、市のページに名前が出てきます。成約データには最寄駅としての集計がありません
本黒田JR加古川線—路線バス「中黒田線」(本黒田駅前〜多可高校前・平日のみ)の起点。成約データには最寄駅としての集計がありません
船町口JR加古川線—市の都市計画マスタープラン概要版に記載のある駅。成約データには最寄駅としての集計がありません

※駅の一覧は、西脇市の第2次都市計画マスタープラン概要版に記載されている7駅です(船町口駅・本黒田駅・黒田庄駅・比延駅・新西脇駅・西脇市駅・日本へそ公園駅)。表の並び順は当方の整理で、路線上の順序を示すものではありません。

駅別の乗車人員は未取得です。市公式で駅ごとの利用者数を確認できなかったため、表の人員欄はすべて「—」にしています。数字が無いことを、推測で埋めていません。

成約データの「最寄駅」について。国土交通省の成約価格情報で3件以上の集計があるのは西脇市駅(17件)と新西脇駅(12件)の2駅だけで、合計29件。どちらも平均徒歩は18分です。「駅から歩いて18分」が平均ということは、駅前の物件が中心の市ではないということです。成約個票でも、西脇市駅から徒歩24分・25分という物件が並んでいます。西脇市の物件探しは、駅からの距離よりも、車での動きやすさと生活施設への距離で考えるのが現実的です。

道路

市公式は主要幹線として国道175号と国道427号を挙げ、「中国自動車道で大阪まで約90分」と説明しています。都市計画マスタープランは、このほか主要地方道の西脇篠山線・西脇八千代市川線・多可北条線を主要道路として挙げています。

直近の大きな変化が、国道175号西脇北バイパスの全線開通です。市公式によると、西脇北バイパス(東播丹波連絡道路)は下戸田ランプ〜大伏ランプの延長5.2km。寺内ランプ〜大伏ランプが2020年3月14日に先行して開通し、2026年(令和8年)6月13日に全線が開通しました(2車線)。事業主体は国土交通省です。市は期待される効果として「市内の交通渋滞の緩和や安全性の向上はもとより、救急搬送や災害時の避難・救援活動の迅速化」を挙げています。大伏は黒田庄地区の楠丘小学校区の町名ですから、市の中心部と黒田庄地区のあいだの移動が、このバイパスでつながったということになります。

市の年表には、このほか平成3年の国道175号西脇バイパス開通、平成24年の西脇バイパス4車線化完了、令和元年の「日野北バイパス」開通(JR鍛冶屋線跡地の道路)が記録されています。廃線になった鍛冶屋線の跡地が道路になっているというのは、西脇市の交通の歴史をよく表しています。

バスは3種類あります。路線バスは6系統(加美中線・多可西脇線・大屋線・大和線・中黒田線・西脇社線)で、行き先は多可町・加西市・加東市。市は「路線バスの市内間利用が最大100円に」なる制度も設けています。コミュニティバスは、市街地を回るループバス「めぐリン」(月〜土・均一100円/市役所→市駅→高校南→みらいえ→アピカ→成田山前→病院→市役所)と、「おりひめバス」(月〜金・均一100円/札場〜中畑〜日本へそ公園東〜東中学校前〜病院〜アピカ〜高校南〜みらいえ〜市駅)。そして停留所が近くない場合のために、乗合タクシー「むすブン」があります。事前に電話で予約すると自宅付近まで迎えに来るデマンド型交通で、運賃は中学生以上64歳以下が400円、65歳以上・小学生などが200円。運行は月〜土曜(平日は午前7時30分〜午後5時30分、土曜は午前8時30分〜午後0時30分)です。

正直にお断りしておくと、いずれのバスも日曜・祝日は運行が限られます。「めぐリン」は月〜土、「おりひめバス」は月〜金、「むすブン」は月〜土で、いずれも祝日は休止。路線バスも大和線・中黒田線は平日のみです。西脇市で暮らすなら、車を持つ前提で考えるのが現実的です。検討中の物件について、駐車スペースが何台分あるか、前面道路の幅員が十分かは、価格と同じくらい重要な確認事項になります。前面道路の種別・幅員、都市計画道路の区域にかかるかどうかは、市の都市計画課と重要事項説明書で必ずご確認ください。市は都市計画道路和布郷瀬線(南北道路)などのページを公開しており、都市計画道路の区域にかかる敷地は、建築に制限がかかることがあります(都市計画法第53条)。

※駅別の乗車人員、JR加古川線の運行本数、西脇市駅〜谷川駅間の輸送密度の具体的な数値、大阪・神戸方面の高速バスの有無、都市計画道路の整備状況の一覧は、いずれも市公式で確認できませんでした(未取得)。出典:西脇市 第2次都市計画マスタープラン(概要版)https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/74/2nd-toshi-mas-plan-gaiyou-kaku.pdf /西脇市「守ろう!みんなの加古川線!!」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/koutsuuseisakuka/jrkakogawasen/28872.html /西脇市「国道175号 東播丹波連絡道路 西脇北バイパス整備状況」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/kensetsusuidoubu/kuniken/R175/1540874600527.html /西脇市「西脇市コミュニティバス」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/koutsuuseisakuka/bus/1458188613498.html /西脇市「西脇市を走る路線バス」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/koutsuuseisakuka/bus/24009.html /西脇市「西脇市乗合タクシー『むすブン』」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/koutsuuseisakuka/musubun/22493.html

08西脇市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

兵庫県で家を探すとき、阪神間の平地しか見ていなかった方が最初につまずくのがこれです。 同じ市の中でも、駅前の市街地と山手・北部とで市街化区域と市街化調整区域が分かれています。 西脇市の区域区分は、数字を見ると極端です。線引きされている区域7,805ha(当方合算)のうち、市街化区域は607ha、市街化調整区域は7,198ha。線引き区域の9割以上が市街化調整区域です。市域全体13,244haで見ると、市街化区域は4.6%しかありません。

市街化区域には用途地域が指定されていますが、用途地域の種類ごとの面積は市公式で確認できませんでした(未取得)。また、令和4年2月の「第2次西脇市市街化調整区域土地利用計画」では市街化調整区域を7,190haとしており、最新の資料(7,198ha)と8haの差があります。本ページでは新しいほうの令和8年4月1日現在の数字を使っています。

区分面積構成比
市街化区域607 ha7.8%
市街化調整区域7,198 ha92.2%
合計(都市計画区域)7,805 ha100.0%

※区域区分の決定・変更:昭和46年(1971年)に線引き(市の都市計画審議会資料)。令和7年2月21日に区域区分を廃止する方針を決定し、「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組」を進めている(西脇市公式)

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

都市計画税について、西脇市の税率は0.3%で、課税されるのは「都市計画法による市街化区域内に所在する土地と家屋」です。固定資産税1.4%と合わせると、市街化区域内は1.7%、市街化調整区域やそれ以外の区域は1.4%のみです。区域区分が廃止されたあとの都市計画税について、市の資料は「都市計画税の課税対象区域(現市街化区域)➡継続」としています。つまり市の現時点の説明では、線引きが無くなっても、いま課税されている区域は課税が続き、いま課税されていない区域に新たに広がるとはされていません。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

西脇市の土地は3層。まずここを整理します

西脇市の土地は、都市計画のうえで次の3つに分かれています。

区分面積人口家を買う人にとっての意味
市街化区域607 ha18,902人用途地域が指定されている。都市計画税(0.3%)がかかる
市街化調整区域7,198 ha11,657人原則として建築を目的とした開発ができない。特別指定区域などの例外あり。都市計画税はかからない
それ以外(黒田庄町等の市域北東部)5,439 ha6,284人市街化区域・市街化調整区域の区分がない。都市計画税はかからない
合計(市域)13,244 ha36,843人—

※面積・人口は西脇市の説明資料「区域区分廃止後の新たな土地利用制度について」の「西脇市の現況(令和8年4月1日現在)」による。5,439haの部分について、都市計画マスタープランは「黒田庄町等の市域北東部が都市計画区域外」と記載しています。資料の図からの読み取りのため、この部分の区分名の確度は中です。検討中の物件がどの区分にあるかは、市の都市計画課が発行する都市計画証明(1件300円)か、重要事項説明書でご確認ください。出典:https://www.city.nishiwaki.lg.jp/material/files/group/75/03_tochiriyouseido.pdf /西脇市「都市計画に係る証明の発行」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/toshi_shoumei.html

★その線引きが、令和10年度中に廃止される方向です

これが、西脇市で家を買う人にとって最も重要な事実です。市公式の「西脇市区域区分の見直し」のページには、次のように書かれています。

「区域区分を廃止し、新たな土地利用コントロールによるまちづくりを進めていく方針を決定しました」(令和7年2月21日)
「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組を進めています」

市が挙げている背景は、「市域のわずか4.6%の市街化区域に市民の約半数が居住しており、非常にコンパクトなまち」である一方、「企業進出や地域活力維持といった課題を抱えて」いること。都市計画審議会の資料は、もう一歩踏み込んで「市街化調整区域における厳しい建築制限・土地利用規制が地域活力の維持を困難としている」と書いています。西脇市の線引きは昭和46年(1971年)ですから、半世紀以上続いたルールを変えようとしているということになります。

廃止後に何が置かれるかについて、市が示しているのは枠組みまでです。

  • 現在の市街化区域は用途地域を継続する。
  • 現在の市街化調整区域には「特定用途制限地域」を定める方向で検討している。市の説明は「用途地域が指定されていない区域において、適切な土地利用を促すことを目的として、特定の用途の建築物を制限するもの」。
  • 特定用途制限地域は、市街化調整区域土地利用計画をもとに複数の種類の地区に分けて検討している。市の資料には「地域の実情にあった建物用途の設定を検討中」とあり、具体的な制限の中身は未確定です。
  • 都市計画税の課税対象区域(現市街化区域)は「継続」。
  • 農地については「農振法や農地法などの規制はそのまま」で、市は「農地が転用し易くはならない」と明記しています。
  • 固定資産税については、現市街化調整区域の雑種地は「上がる」(雑種地・介在田畑の補正が外れるため)、現市街化区域の農地は「下がる」と説明しています。

ここは断定を避けなければなりません。市の資料には「検討中」「イメージ」「(仮)」という言葉が繰り返し使われています。廃止後にどの場所で何が建てられるのか、建ぺい率・容積率がどうなるのかは、本ページ作成時点で決まっていません。市が区域区分廃止の条件として挙げているのは「原則、区域区分と同様の土地利用コントロール」です。「廃止されるから何でも建てられるようになる」と考えるのは誤りです。

実務上の対応としては、次のようにお考えください。

  • いま市街化調整区域の物件を買う場合は、「いまのルール」で判断する。将来の廃止を織り込んだ価格には応じない。制度が変わる時期も中身も、まだ確定していません。
  • ただし、長く持つつもりなら、廃止の検討が進んでいることは知っておく価値がある。
  • 雑種地つきの物件(駐車場や資材置場として使われてきた土地を含む物件)は、廃止後に固定資産税が上がる可能性があると市が説明していることを覚えておく。
  • 市の都市計画課(0795-22-3111)に、検討の進捗を直接確認する。市は地区ごとの意見交換会を開いており、資料は市のページで公開されています。

いまの市街化調整区域でも建てられる「特別指定区域」

区域区分の廃止を待たなくても、西脇市の市街化調整区域にはすでに建築の道が開かれている区域があります。特別指定区域という制度です。市の説明は「住民や市町が、地域の課題を解決しその将来の姿を描く土地利用計画を、地域の総意に基づいて作成した場合に、その計画に沿った開発行為等を認めていく」仕組み。市公式に掲載されている指定状況のうち、住宅に関係するものは次のとおりです。

区分建てられるもの(市公式の説明)指定されている地区
地域活力再生等区域(地縁者住宅)10年以上居住者の住宅市内40地区(平成20年度指定、平成27年度一部変更、平成29年度高松地区変更)
地域活力再生等区域(新規居住者住宅)人口減少に対処するための新規居住者の住宅羽安地区(平成22年度)/高松地区(平成27年度)/水尾地区(令和元年度)
地域活力再生等区域(小規模事業所)10年以上居住者が経営する事業所羽安地区/富田地区/西田地区
工場等誘導区域既存事業所の拡張、既存工場の用途変更、地域振興のための工場堀・羽安・西田・水尾/塚口・市原・上比延・出会/鹿野・比延・高松 ほか
地域資源活用等区域地域資源の活用に資する建築物水尾地区

買う側にとって効いてくるのは上の2行です。「地縁者住宅」は市内40地区と広く指定されていますが、対象は10年以上居住している人。市外から移ってくる方は、原則としてこの枠では建てられません。一方「新規居住者住宅」は、その名のとおり新しく住む人のための枠で、羽安・高松・水尾の3地区に指定されています。ただし、建てられる人や建物の細かい要件、区域の具体的な範囲は、市公式のこのページからは読み取れませんでした(未取得)。区域図は市が町ごとに公開していますので、該当地区の土地を検討される場合は必ず都市計画課で確認してください。

事業所については、令和3年2月12日付けで兵庫県から規制緩和が認められ、「通算して10年以上営まれている事業所」が「建築物の敷地面積が1.5倍かつ1ヘクタールを超えない範囲」で敷地を拡張できるようになっています。住宅を買う立場からは、隣接する事業所が敷地を広げる可能性があるという読み方もできます。

地区計画5地区と、立地適正化計画

地区計画は、市公式で確認できる範囲で5地区です。野村グリーンヒル地区/上比延工場公園地区/平野東工場公園地区/日野地区/高松地区。このうち住宅地として重要なのが野村グリーンヒル地区(通称「茜が丘地区計画」)で、位置は野村町茜が丘、面積は約21.9ヘクタール。「専用住宅地区」と「一般住宅地区」に分けて、建築物の用途や宅地の規模についてルールを定めています。茜が丘の物件を買う場合は、地区計画の制限(建物用途・敷地面積・壁面位置等)がかかります。

また西脇市は立地適正化計画を定めています(平成30年12月18日策定、令和8年2月27日改定)。考え方は「コンパクト・プラス・ネットワーク」で、東の拠点(市庁舎・市民交流施設オリナス)と西の拠点(茜が丘複合施設Miraie)の2つを中心に、居住誘導区域と都市機能誘導区域を設定しています。居住誘導区域の外で一定規模以上の住宅の建築等を行う場合は、市への届出が必要です。区域区分を廃止しても、市が「人に住んでほしい場所」として示しているのは居住誘導区域だということは、長く住む場所を選ぶうえでの判断材料になります。

※居住誘導区域・都市機能誘導区域の面積、届出の対象となる規模、地区計画5地区それぞれの決定年月日と建築制限の具体的な内容、特別指定区域の区域ごとの範囲と要件は、いずれも未取得です。出典:西脇市「西脇市区域区分の見直し」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/kuikikubunseido-minaoshi.html /西脇市「特別指定区域制度」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/town_development/tokubetushitei.html /西脇市「市街化調整区域における規制緩和について」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/urban_control_area_deregulation.html /西脇市「地区計画」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/tikukeikaku/index.html /西脇市「西脇市立地適正化計画」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/keikaku/urban_design/nishiwaki_ritteki/nishiwaki_ritteki.html

09西脇市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.3%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.7%課税標準額に対して

西脇市の固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%です。都市計画税について、市公式は「税額=課税標準額×税率(0.3%)」とし、納税義務者を「毎年1月1日現在で、市内の市街化区域内に土地、家屋を所有している方」としています。課税されるのは市街化区域だけですから、市街化区域内は合計1.7%、市街化調整区域とそれ以外の区域は1.4%のみです。

西脇市では、この差が効いてくる物件が多くなります。市街化区域は市域の4.6%(607ha)しかなく、人口でも約半分は市街化区域の外に住んでいます。都市計画税がかからない物件が、普通に流通している市だということです。課税標準額500万円なら、都市計画税の有無による差は年1万5,000円です(当方算出)。

そして、区域区分の廃止との関係です。市は令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組を進めていますが、市の資料は「都市計画税の課税対象区域(現市街化区域)➡継続」としています。同じ資料は固定資産税について、現市街化区域の農地は「下がる」(宅地なみ評価から一般農地となるため)、現市街化調整区域の雑種地は「上がる」(雑種地・介在田畑の補正値が外れるため)と説明しています。いま市街化調整区域にある物件に雑種地が含まれている場合、廃止後に税額が変わる可能性があるということです。市の説明は現時点のもので、今後変わる可能性があります。

納税義務者は「毎年1月1日現在で、市内に固定資産を所有している方」です。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。令和8年度の納期限は第1期6月1日/第2期7月31日/第3期12月25日/第4期 令和9年3月1日。

免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円。都市計画税については、市が「固定資産税が免税点未満の場合には、都市計画税も課税されません」と明記しています。西脇市は住宅地の公示価格が1㎡あたり11,300円〜34,200円という水準ですので、土地の評価額そのものが都市部より小さく、固定資産税の額も相対的に小さくなります。価格の安さは、買うときだけでなく、持ち続けるコストにも効いてきます。

住宅用地の特例は、市公式に次のとおり掲載されています。固定資産税は、小規模住宅用地(200平方メートルまで)が6分の1、その他の住宅用地が3分の1。都市計画税は、「住宅1戸あたり200平方メートルまでの小規模住宅用地は3分の1、その他の住宅用地は3分の2」です。

西脇市では、この「200平方メートル」の境目が効いてきます。成約データの戸建28件の平均面積は209㎡、町丁目別では野村町の10件が平均278㎡。流通している戸建の多くが、200㎡の境目の前後かそれを超える広さです。200㎡を超える部分は軽減の割合が小さくなりますので、土地が広い物件ほど、固定資産税の試算を事前にしておく価値があります。

新築住宅については、市公式に「新築後一定期間(一般住宅で3年度分)、居住部分の床面積120平方メートル分までの税額が2分の1に軽減」される旨の記載があります。適用の要件(床面積の下限・上限、期限など)は年度によって変わりますので、新築を検討される方は西脇市 税務課(0795-22-3111)にご確認ください。このほか市は「わがまち特例(地域決定型地方税制特例措置)」のページも公開しています。

免税点

同一人が西脇市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※納期:第1期 6月1日/第2期 7月31日/第3期 12月25日/第4期 令和9年3月1日(令和8年度)/賦課期日 毎年1月1日

※税率・免税点は西脇市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

10西脇市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

西脇市が学校選択制を実施しているかどうかは、本ページ作成時点で公表資料から確認できていません。このページでは推測で書かない方針のため、断定していません。市が公表している範囲では、住所地によって通う小学校・中学校が定められています。物件選びの段階で通学区域を確認し、最終的な判断は市の教育委員会にご確認ください。西脇市公式の「小・中学校への就学」のページには、学校選択制についての記載がありません。市の説明は「住民登録に基づき、毎年1月中旬ごろに指定校への就学通知書を送付」するというもので、住所によって指定校が決まる運用です。「学校選択制を実施していない」と市が明記しているわけではないため、本ページでは断定していません。西脇市の市立学校は小学校8校・中学校4校で、市が町名ごとの校区一覧を公開しています。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
地理的理由市公式の基準は「住居から指定された学校への通学が地理的条件により著しく困難または危険であり、指定校の変更等によって緩和できる場合」。西脇市は市域が132.44km²と広く、加古川・杉原川・野間川という川で地区が分かれていますので、校区の端にある物件を検討される場合は通学路を実際に確認してください。
身体的理由特別支援学級が必要であるのに、指定校に設置されていない場合に認められます。
家庭事情(転居予定)家を買う方に最も直接関係する事由です。市の基準は「入学後6か月以内の転居予定で、転居先学区への就学を希望する場合」。引渡しの時期と入学の時期がずれる場合に、引っ越す前から転居先の校区の学校に通わせられる可能性があります。「6か月以内」という期間の条件がある点に注意してください。
家庭事情(住民票の異動と転居の時期が異なる)住民票を移す時期と、実際に転居する時期が異なる場合です。建築中・リフォーム中の仮住まいなどが該当しうる事由ですので、事前に教育委員会へご相談ください。
その他「国立・私立の学校へ入学する場合」など。いずれの事由も、市は事前相談を必須としています。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は西脇市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ兵庫県内でも、市が変われば条件が変わります。

項目内容
こども医療費助成の対象0歳から高校3年生相当(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)
所得制限所得制限なし(令和4年7月1日から撤廃・市公式)
一部自己負担保険診療の自己負担額を全額助成(入院・通院とも)

小学校8校・中学校4校。校区は町名で決まっています

西脇市は、町名ごとの校区一覧を公開しています。物件の所在する町名が分かれば、通う学校が分かります。

小学校校区(市公式の校区一覧より)進学する中学校
西脇小学校西脇、下戸田、上野、上戸田、津万、嶋、大垣内、寺内、西嶋、蒲江、坂本、大野、高田井町(一部)、小坂町(一部)、郷瀬町(一部)西脇中学校
日野小学校富田町、日野町、富吉南町、富吉上町、前島町、西田町、市原町、大木町、野中町、羽安町、小坂町(一部)、郷瀬町(一部)西脇中学校
重春小学校野村町、和布町、和田町、高松町、板波町、平野町、谷町、高田井町西脇南中学校(高田井町は西脇中学校)
芳田小学校落方町、明楽寺町、水尾町、岡崎町、上王子町、合山町、出会町、八坂町西脇南中学校
比延小学校比延町、上比延町、鹿野町、塚口町、高嶋町、堀町西脇東中学校
双葉小学校中畑町、住吉町西脇東中学校
楠丘小学校喜多、大門、津万井、福地、岡、門柳、大伏、前坂黒田庄中学校
桜丘小学校西澤、石原、田高、船町、小苗、黒田黒田庄中学校

この表で、物件を探すときに注意が必要な町が3つあります。

  • 小坂町と郷瀬町は、町のなかで西脇小学校と日野小学校に分かれます。成約個票にも小坂町(600万円)・郷瀬町(560万円)の戸建が出てきます。同じ町名でも番地によって小学校が変わるので、必ず教育委員会で確認してください。
  • 高田井町は、小学校は重春小学校(一部は西脇小学校)ですが、中学校は西脇中学校です。重春小学校の他の町は西脇南中学校に進みますので、小学校の友だちと中学校が分かれることになります。
  • 野村町は重春小学校・西脇南中学校。住宅地の公示価格の上位3地点がすべて野村町にあり、茜が丘も野村町です。重春小学校(野村町1795-185)と西脇南中学校(野村町1795-8)は、どちらも野村町にあります。

指定校変更 ― 「入学後6か月以内の転居予定」が使える

西脇市は住民登録にもとづいて、毎年1月中旬ごろに指定校への就学通知書を送付しています。指定校以外に通うには、教育委員会への申請と事前相談が必要です。家を買う方に関係が深いのは次の事由です。

家庭事情:「入学後6か月以内の転居予定で、転居先学区への就学を希望する場合」

引渡しが入学のあとになる場合でも、6か月以内に転居する予定であれば、最初から転居先の校区の学校に通わせられる可能性があるということです。新築の完成待ちや、中古住宅のリフォーム期間がある場合に効いてきます。「6か月以内」という期間の条件がありますので、契約と引渡しの日程が決まったら早めにご相談ください。

給食費 ― 小学校は保護者負担0円、中学校は月額4,400円に据え置き

西脇市は令和8年4月1日から学校給食費を改定しました。

区分改定前改定後保護者の負担額
小学校(低学年)1食230円(月額3,900円)1食290円(月額4,900円)0円
小学校(高学年)1食243円(月額4,100円)1食307円(月額5,200円)0円
中学校1食275円(月額4,400円)1食348円(月額5,700円)1食275円(月額4,400円)

小学校は「国の方針により保護者負担なし」、中学校は「値上げ相当分を市が負担することで従来どおり」というのが市の説明です。中学校の月額5,700円と4,400円の差額1,300円を、市が負担しているということになります(差額は当方算出)。ただし、これは令和8年度の扱いです。翌年度以降も同じかどうかは、市の発表をご確認ください。

こども医療費 ― 高校3年生相当まで、所得制限なし・自己負担なし

対象は「0歳から高校3年生相当(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)」
所得制限はなし(令和4年7月1日から撤廃)
「保険診療の自己負担額を全額助成(入院・通院)」

医療機関で受給者証を提示すれば、窓口での自己負担はありません。人口3万6千人の市ですが、こども医療費の制度は高校3年生相当まで・所得制限なし・自己負担なしと、手厚い内容になっています。子育て世帯にとっては、物件価格の安さとあわせて、毎年の家計に効いてくる材料です。

茜が丘の新築には、最大350万円の補助がある(若者世帯・子育て世帯)

西脇市には「若者向け移住定住促進事業補助金」があります。対象は夫婦の満年齢の合計が80歳未満の若者世帯、または18歳以下の子供が属する世帯で、市有地「茜が丘分譲宅地」に新築する住宅が対象です。

  • 補助額は「工事請負契約額に2分の1を乗じて得た額とし250万円を上限」。
  • 市内業者と契約した場合は50万円加算。
  • 市外から転入(3年以上連続で市外居住)の場合は50万円加算。

上限250万円に2つの加算を合わせると最大350万円です(合計は当方算出)。ただし、ここは正直に書いておきます。茜が丘分譲宅地は売主が西脇市です。市から直接買う土地には仲介が入りませんので、そもそも仲介手数料はかかりません。家タダの「仲介手数料0円」が効いてくるのは、茜が丘を含む市内で不動産会社が広告している中古戸建・新築戸建・中古マンションを買う場合です。茜が丘で土地から建てるなら市の補助、市内の既存の物件を買うなら家タダ、という使い分けになります。補助金の申請期限・予算枠・年度ごとの要件は、市公式のページで確認できませんでした(未取得)。西脇市 建築住宅課(0795-22-3111)にご確認ください。

なお待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。保育園・認定こども園の入りやすさを重視される方は、市の担当課に直接お問い合わせください。

出典:西脇市「小・中学校校区一覧」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/lifescenemokutekibetsudesagasu/gakoen/syogakko/1356057818665.html /西脇市「小学校・中学校一覧」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/lifescenemokutekibetsudesagasu/gakoen/1359271828205.html /西脇市「小・中学校への就学」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/lifescenemokutekibetsudesagasu/gakoen/1395970273957.html /西脇市「令和8年度学校給食費の改定について」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/kyouikuiinkai/kyouikukanribu/kyuusyokucenter/1553852752582.html /西脇市「乳幼児等・こども医療費助成制度」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/kurashianshinbu/hokeniryouka/iryou/hukusiiryou/1355385570109.html /西脇市「西脇市若者向け移住定住促進事業補助金」https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/machizukuribu/jutaku/iju_teiju/29201.html

11西脇市で家を買う前に必ず確認したい点

1|まず、データが薄いという前提を共有させてください

このページでいちばん誠実に書くべきなのは、ここです。 西脇市について、公的データで分かることには限界があります。

項目西脇市の状況
直近4四半期の成約31件(戸建28件・マンション3件)
町丁目別の集計西脇・野村町の2町のみ(各10件)
駅別の集計西脇市・新西脇の2駅のみ(17件・12件)
住宅地の標準地8地点。黒田庄地区には標準地がない
商業地・工業地の標準地商業地1地点・工業地0地点
令和7年国勢調査未取得(市公式は令和2年まで)
用途地域の種類ごとの面積未取得
居住誘導区域の面積・範囲未取得(区域設定図はPDF)
駅別の乗車人員未取得
待機児童数未取得
浸水深・浸水継続時間の地区別の数値未取得(防災マップは図面)
区域区分廃止後の土地利用ルールの中身市が検討中(未確定)

分からないことを、推測で埋めていません。 そのうえで、分かっていることから、買う前に確認すべき点を順に挙げます。

2|水害 ― 3本の川が合流する市街地

西脇市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのが水害です。 市公式は地形を「加古川が市域中央を流れ、南部で杉原川、野間川と合流」と説明しています。 3本の川が合流する場所に、市街地があります。

市の年表には、水害の記録が残っています。

昭和38年(1963年)「集中豪雨による大災害発生」
平成16年(2004年)「台風23号の集中豪雨で市街地を中心に大災害発生、 2メートルを超える濁流が押し寄せ多数家屋被害」
平成23年(2011年)「加古川河川激甚災害特別緊急事業完了」

「2メートルを超える濁流」が「市街地を中心に」押し寄せた、というのが市自身の記録です。 その後、加古川では河川激甚災害対策特別緊急事業が行われ、平成23年に完了しています。 河川の整備は進みましたが、浸水の想定が無くなったわけではありません。

市の防災マップ(令和3年5月配布)は、次の内容で作られています。

項目内容
対象河川加古川、杉原川、野間川
想定最大規模降雨「2日間で750ミリメートル」
計画規模降雨「2日間で288ミリメートル」
地図の構成計画規模降雨の地図14枚、想定最大規模降雨の地図14枚の計28枚
掲載情報浸水想定区域、浸水継続時間、御所谷断層帯地震での想定震度、 土砂災害警戒区域・山地災害危険区域、ため池情報
Web版あり

地図が2種類あることに注意してください。 「計画規模」は河川整備の目標としている雨、「想定最大規模」は想定しうる最大の雨です。 計画規模の地図で色がついていなくても、想定最大規模の地図では浸水が想定されている場所があります。 物件の住所を、必ず両方の地図で確認してください。 浸水深と浸水継続時間は、火災保険(水災補償)の要否と保険料にも関わります。

不動産の売買では、水防法にもとづく水害ハザードマップにおける物件の所在地が、 重要事項説明の対象になっています(令和2年8月28日施行・国土交通省)。 家タダでは、契約前にハザードマップ上の位置を確認してお伝えします。

出典:西脇市「防災マップ」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/kakukanogoannai/kurashianshinbu/bousaikankyouka/bousaimap/bousaimap.html / 西脇市「市のあゆみ(その1)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/shinoayumi/1356571631613.html / 「市のあゆみ(その3)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/shinoayumi/1356571707126.html / 「市のあゆみ(その4)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/shinoayumi/1356571776268.html ※地区ごとの浸水深・浸水継続時間は図面でしか公表されておらず、本ページには数値を載せていません。 平成16年台風23号の被害戸数などの数値も、市の年表には記載がありません。

3|土砂災害 ― 警戒区域255箇所・特別警戒区域159箇所

西脇市は「標高200〜600メートルの山地や丘陵に囲まれ」た市です。 兵庫県の指定状況(令和8年6月30日時点)は次のとおりです。

区分土砂災害警戒区域うち特別警戒区域
急傾斜地の崩壊144113
土石流11146
地すべり00
合計255159

警戒区域255箇所のうち、159箇所が特別警戒区域(約62%・当方算出)です。 特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)では、建築物の構造に規制がかかり、 住宅の建築や建て替えの費用が上がることがあります。 山すその物件、背後に斜面がある物件は、警戒区域か、特別警戒区域かを必ず確認してください。 土砂災害警戒区域内かどうかは、重要事項説明の対象です。

出典:兵庫県「土砂災害警戒区域等の指定状況」 https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks15/documents/0630shiteijoukyou.pdf(令和8年6月30日時点)

4|区域 ― 市街化区域か、市街化調整区域か、それ以外か

西脇市の市街化区域は市域の4.6%(607ha)。 安い物件ほど、市街化区域の外にある可能性が高くなります。 確認することは次のとおりです。

  • 市街化調整区域の場合:その建物は適法に建てられたものか。 同じ場所で建て替えができるか。 誰でも建て替えられるのか、属人的な要件(地縁者など)で建てられた建物ではないか。
  • 特別指定区域の場合:どの類型か(地縁者住宅/新規居住者住宅 ほか)。 地縁者住宅の区域は「10年以上居住者の住宅」が対象です。
  • 住宅ローン:市街化調整区域・都市計画区域外の物件は、 金融機関によって取扱いが分かれます。物件を決める前に事前審査を。
  • 区域区分の廃止:令和10年度中が目標ですが、廃止後の中身は検討中です。 「将来は建てられるようになるはず」という前提で買わないでください。

区域の確認は、市の都市計画課が発行する都市計画証明 (1件〈1区画〉につき300円・申込みから1週間程度)でできます。

5|建物 ― 築35年超の木造戸建が中心

成約個票の戸建4件は、1977年・1989年・1989年・1990年築の木造。 戸建28件全体の平均築年は1999年です。 西脇市で1,000万円以下の戸建を買う場合、築30〜40年以上の建物が中心になります。

  • 耐震:昭和56年(1981年)以前に建築された建物は、いわゆる旧耐震基準(国土交通省)。 西脇市には耐震改修計画策定費・耐震改修工事費・簡易耐震改修工事費・屋根軽量化工事費・建替工事費の 各補助があります(要件・補助額は市の建築住宅課へ)。
  • 設備:上水道・下水道の接続状況。 市の年表によると公共下水道の供用開始は平成6年です。浄化槽の物件もありますので、物件ごとに確認が必要です。
  • 広さ:成約個票は5LDK・6DK・7LDKと部屋数の多い家が並びます。 広い家は、維持費(屋根・外壁・冷暖房)も広さに比例します。
  • 空き家:市は空き家バンクと空き家の改修費補助を設けています。

6|交通 ― 車が前提。鉄道は区間によって事情が違う

成約データの平均徒歩は、西脇市駅・新西脇駅とも18分。 コミュニティバスと乗合タクシーは日曜・祝日は運行しません。 車を持つ前提で、駐車スペースと前面道路を確認してください。 JR加古川線の西脇市駅〜谷川駅間は、JR西日本が収支を公表した「輸送密度2千人未満の線区」で、 市が通勤・通学定期券代の全額補助などで利用を支えています。

7|買う前のチェックリスト

#確認すること西脇市での要点
1市街化区域/市街化調整区域/それ以外 市街化区域は市域の4.6%。都市計画証明(300円)で確認できます
2建て替えができるか 市街化調整区域は個別確認が必須。区域区分の廃止(令和10年度中が目標)を当てにしない
3住宅ローンの事前審査 区域と築年で取扱いが分かれます。物件を決める前に確認を
4防災マップ(計画規模と想定最大規模の両方) 加古川・杉原川・野間川。平成16年台風23号で市街地に2メートルを超える濁流
5土砂災害警戒区域・特別警戒区域 市内255箇所・うち特別警戒区域159箇所
6建物の築年・耐震・リフォーム費用 成約個票は1977〜1992年築。総額で比べてください
7小学校区 小坂町・郷瀬町・高田井町は町内で学校が分かれます
8都市計画税の有無と固定資産税 市街化区域のみ0.3%。土地が200㎡を超える物件が多い市です
9車と公共交通 駐車台数・前面道路。バスと乗合タクシーの運行日

家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、区域・ハザード・近隣の成約事例の確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。

12西脇市の成り立ち ― 「日本のへそ」と播州織、そして2度の合併

西脇市は、昭和27年(1952年)4月に市制を施行しました。 西脇町・日野村・重春村・比延庄村の1町3村が合併して誕生した市で、当時の人口は32,126人。 昭和29年(1954年)3月に加西郡芳田村を編入し、 平成17年(2005年)10月1日に黒田庄町と合併して、現在の西脇市になりました。

この合併の履歴が、そのままいまの地区の区分になっています。 市の人口集計の8地区(西脇・津万・日野・重春・野村・比延・芳田・黒田庄)も、 都市計画マスタープランの7地域も、旧町村の単位を引き継いでいます。 そして平成17年に合併した黒田庄地区が、いまも都市計画のうえで線引きの外にあることは、 すでに見たとおりです。

「西脇」という名前の由来

市名の由来について、市公式は次のように説明しています。

西脇区が古来の都麻(津万:つま)郷の西側、 または室町時代の城の西側に位置していたことが由来とされています。

「西の脇」という位置を表す名前だということです。 市公式は2つの説を並べており、どちらかに決めてはいません。 「津万」はいまも地区の名前・町の名前として残っています。 明治22年(1889年)の市制町村制で、現在の市域に津万村・日野村・重春村・比延庄村・黒田庄村・芳田村が成立。 このうち津万村が大正6年(1917年)に町制を施行して「西脇町」に改称しました。 「津万」が「西脇」になったという順番です。

東経135度・北緯35度 ― 「日本のへそ」

西脇市は「日本列島の中心・日本のへそ」を名乗っています。 東経135度と北緯35度が交差する地点が市内にあるからです。

  • 大正8年:東京高等師範学校付属小学校の肥後盛熊氏が「日本の中心」を指摘。
  • 大正12年:三角測量で確認され、標柱を建立。
  • 平成2年:GPS測量で新しい交差点を発見。同じ年に「へその西脇・織物まつり」が始まり、 ふるさと創生事業「日本のへそです大作戦」を展開。
  • 平成5年:経緯度地球科学館「テラ・ドーム」開設(81cmの大型反射望遠鏡)。
  • 平成6年:「もうひとつのへそ」モニュメント完成。

交差点の記念地点は2つあります。 大正時代の測量によるものと、平成のGPS測量によるものです。 周辺は日本へそ公園として整備され、JR加古川線の日本へそ公園駅が隣接。 公園内には西脇市岡之山美術館(建築家・磯崎新氏の設計)もあります。

播州織と釣針 ― 織物のまちの鉄道と人口

市公式が地場産業として挙げているのは、 播州織(「風合い鮮やかな先染綿織物」)と播州釣針(「国内シェアトップ」)です。 昭和62年には播州毛鉤が伝統的工芸品に指定され、平成20年には播州織が地域ブランドを取得しています。

織物のまちとしての歴史は、鉄道と人口の動きに表れています。

年出来事(主に西脇市「市のあゆみ」より)
明治22年(1889年)市制町村制により、津万村・日野村・重春村・比延庄村・黒田庄村・芳田村が成立
大正2年(1913年)播州鉄道の国包駅〜西脇駅間が開通
大正6年(1917年)津万村が町制施行し、西脇町に改称
大正13年(1924年)播丹鉄道が鍛冶屋駅・谷川駅まで開通
昭和9年(1934年)第1回織物まつり開催
昭和27年(1952年)西脇市 市制施行(1町3村合併・人口32,126人)
昭和29年(1954年)加西郡芳田村を編入合併
昭和35年(1960年)国勢調査で人口最多(51,173人)。黒田庄村が町制施行
昭和38年(1963年)集中豪雨による大災害発生
昭和46年(1971年)線引き(市街化区域と市街化調整区域の区分)※都市計画審議会資料
昭和62年(1987年)国鉄鍛冶屋線の廃止決定。播州毛鉤が伝統的工芸品に指定
平成2年(1990年)JR鍛冶屋線廃止、西脇市駅へ改称
平成3年(1991年)JR西脇市駅前広場整備完了。国道175号西脇バイパス開通
平成5年(1993年)経緯度地球科学館「テラ・ドーム」開設
平成6年(1994年)公共下水道の供用開始
平成8年(1996年)中央地区再開発ビル「アピカ西脇」竣工
平成12年(2000年)茜が丘ニュータウンまちびらき、宅地分譲開始
平成16年(2004年) 台風23号の集中豪雨で市街地を中心に大災害発生。JR加古川線電化開業。西脇市・黒田庄町の合併協定調印
平成17年(2005年)10月1日、西脇市・黒田庄町が合併し、新・西脇市が誕生
平成21年(2009年)新・西脇病院がグランドオープン(320床、18診療科)
平成23年(2011年)加古川河川激甚災害特別緊急事業完了
平成24年(2012年)国道175号西脇バイパスの4車線化完了
平成25年(2013年)西脇市立学校給食センター運用開始
平成27年(2015年)茜が丘複合施設「Miraie」オープン
平成29年(2017年)8つの認定こども園開園
平成30年(2018年)立地適正化計画を策定(12月18日)
令和元年(2019年)JR鍛冶屋線跡地道路「日野北バイパス」開通
令和2年(2020年)国道175号西脇北バイパス部分開通。新庁舎の愛称「オリナス」決定
令和7年(2025年)2月21日、区域区分を廃止する方針を決定
令和8年(2026年)2月27日 立地適正化計画を改定。6月13日 国道175号西脇北バイパス全線開通
令和10年度中(目標)区域区分の廃止に向けた取組(廃止後の土地利用ルールは検討中)

この年表から、家を買う人が読み取れることが3つあります。

  • 人口のピークは昭和35年(51,173人)。 それから60年以上、人口は減り続けています。 いま流通している築35年を超える戸建は、いまより人口が多かった時代に建てられた家です。
  • 鉄道は、大正時代に2方向に延びたあと、平成2年に1方向(鍛冶屋線)が廃止されました。 残った加古川線は平成16年に電化されましたが、 西脇市駅より先の区間は、いま市が補助を出して利用を支えています。
  • 平成12年以降、市が力を入れてきたのは加古川の西側(茜が丘・Miraie)です。 一方で市庁舎は「東の都市拠点」に新しく建てられました。 2つの拠点のどちらに近いかが、西脇市で場所を選ぶときの軸になります。

出典:西脇市「西脇市の概要」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/gaiyou/1357637527117.html / 西脇市「日本のへそ『西脇市』」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/gaiyou/nihonnoheso.html / 西脇市「西脇市の地場産業」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/gaiyou/1356597408918.html / 西脇市「市のあゆみ(その1)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/shinoayumi/1356571631613.html / 「市のあゆみ(その3)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/shinoayumi/1356571707126.html / 「市のあゆみ(その4)」 https://www.city.nishiwaki.lg.jp/shiseijyoho/shinogaikyo/shinoayumi/1356571776268.html ※市章・市の木・市の花の内容、播州織の起源や最盛期の生産量、「日本のへそ」の2つの交差点の所在町名は、 市公式の当該ページから文字情報として取得できませんでした(未取得)。 本ページでは推測による説明を載せていません。

13西脇市の物件を探す・相談する

ネットで見つけた西脇市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。

ご相談から引渡しまでの流れ

ステップ内容費用
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLをお送りください無料
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答無料
3. 内覧西脇市内の物件は担当者が現地までご同行します無料
4. 調査役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認無料
5. 価格交渉成約事例を根拠に交渉を代行します無料
6. 契約・決済重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート仲介手数料0円

※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。

お問い合わせ

項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

14西脇市の不動産購入に関する記事

15西脇市の不動産購入 よくある質問

西脇市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている西脇市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。西脇市の戸建の成約中央値(945万円)で計算すると、仲介手数料の上限額は37万7,850円。新西脇駅の成約中央値2,050万円なら74万2,500円です。これがまるごと0円になります。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。売主様側から報酬をいただけない取引などは対象外になる場合があります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

西脇市の住宅の相場はいくらくらいですか?

先に正直に書きます。西脇市の成約データは31件しかありません。国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期)で、戸建は28件・成約中央値945万円(平均面積209㎡・平均築年1999年)、マンションは3件・中央値650万円(平均面積57㎡・平均築年1992年)です。ただし、中央値だけを見ないでください。最寄駅別では新西脇12件が2,050万円、西脇市17件が750万円。町丁目別では西脇10件が2,050万円、野村町10件が765万円。同じ市内で2.7倍の開きがあり、945万円はその2つの山のあいだの数字です。土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均22,837円(住宅地8地点)、前年比−0.4%。最高は野村町字苦木の34,200円、最安は野中町字国影の11,300円です。これらは国土交通省の公表データで、家タダ自身の成約実績ではありません。

西脇市のマンションの相場は分かりますか?

分かりません。直近4四半期のマンションの成約は3件だけです。3件の中央値は650万円(平均面積57㎡・平均築年1992年)ですが、3件の真ん中の1件の価格であって、相場と呼べる数字ではありません。成約個票では、西脇のマンション(鉄骨造・1992年築・55㎡・3LDK)が650万円で成約しています。650万円にかかる仲介手数料の上限額は28万500円です。西脇市でマンションを検討される場合は、その建物の過去の成約事例を個別に調べる必要があります。物件URLをお送りいただければ、近隣の成約事例と照らして価格の妥当性を無料で診断します。

西脇市は「区域区分を廃止する」と聞きました。市街化調整区域の家を買っても大丈夫ですか?

市は令和7年2月21日に「区域区分を廃止し、新たな土地利用コントロールによるまちづくりを進めていく方針」を決定し、「令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組」を進めています。これは市公式に掲載されている事実です。ただし、廃止後のルールの中身はまだ決まっていません。市は現在の市街化調整区域に「特定用途制限地域」を定める方向で検討していますが、資料には「検討中」「イメージ」という言葉が使われており、どの場所で何が建てられるかは確定していません。市が条件として挙げているのは「原則、区域区分と同様の土地利用コントロール」です。「廃止されるから自由に建てられるようになる」と考えるのは誤りです。いま市街化調整区域の物件を買うなら、いまのルールで建て替えができるか、住宅ローンが組めるかで判断してください。家タダでは、契約前にこれらを無料で調査します。

西脇市の市街化区域はどのくらいありますか?

市の説明資料(令和8年4月1日現在)では、市街化区域は607haで、市域13,244haの4.6%です。市街化調整区域は7,198ha、それ以外(黒田庄町等の市域北東部)が5,439ha。人口は市街化区域18,902人、市街化調整区域11,657人、それ以外6,284人。市自身が「市域のわずか4.6%の市街化区域に市民の約半数が居住」と表現しています。裏返すと、市民の約半数は市街化区域の外に住んでいます。検討中の物件がどの区分にあるかは、市の都市計画課が発行する都市計画証明(1件300円)で確認できます。なお用途地域の種類ごとの面積は、市公式で確認できませんでした(未取得)。

西脇市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?

固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%です。都市計画税がかかるのは市街化区域内の土地と家屋だけで、市街化調整区域やそれ以外の区域の物件にはかかりません。住宅用地の特例は、固定資産税が小規模住宅用地(200㎡まで)6分の1・その他の住宅用地3分の1、都市計画税が小規模住宅用地3分の1・その他の住宅用地3分の2。令和8年度の納期限は第1期6月1日/第2期7月31日/第3期12月25日/第4期 令和9年3月1日です。区域区分が廃止された場合について、市の資料は「都市計画税の課税対象区域(現市街化区域)➡継続」としています。また現市街化調整区域の雑種地は固定資産税が「上がる」と説明されています。年の途中で買う場合の日割り精算は、仲介手数料とは別にかかる実費です。

西脇市の学校区はどうやって決まりますか?

住所(町名)で決まります。市立学校は小学校8校・中学校4校で、市が町名ごとの校区一覧を公開しています。中学校区は、西脇中(西脇小・日野小)/西脇南中(重春小・芳田小)/西脇東中(比延小・双葉小)/黒田庄中(楠丘小・桜丘小)です。注意が必要なのは小坂町・郷瀬町・高田井町で、小坂町と郷瀬町は町のなかで西脇小学校と日野小学校に分かれ、高田井町は小学校が重春小学校(一部は西脇小学校)、中学校は西脇中学校です。指定校変更は、「入学後6か月以内の転居予定で、転居先学区への就学を希望する場合」などに認められます(事前相談が必須)。学校選択制については市公式に記載がなく、本ページでは断定していません。

西脇市の子育て支援はどうなっていますか?

こども医療費は0歳から高校3年生相当まで・所得制限なし・保険診療の自己負担額を全額助成(入院・通院)です。学校給食費は令和8年4月から、小学校が保護者負担0円、中学校は値上げ分を市が負担して1食275円(月額4,400円)に据え置き。住宅については、若者世帯(夫婦の満年齢の合計が80歳未満)または18歳以下の子供がいる世帯が市有地「茜が丘分譲宅地」に新築する場合、工事請負契約額の2分の1・上限250万円、市内業者との契約で50万円、市外からの転入で50万円の加算がある補助金があります。待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。

西脇市の災害リスクはどうですか?

水害と土砂災害の両方を確認してください。西脇市は加古川が市域中央を流れ、南部で杉原川・野間川と合流します。市の年表には、平成16年の台風23号で「市街地を中心に大災害発生、2メートルを超える濁流が押し寄せ多数家屋被害」と記録されています。市の防災マップは加古川・杉原川・野間川を対象に、計画規模降雨(2日間で288ミリメートル)と想定最大規模降雨(2日間で750ミリメートル)の2種類の地図(計28枚)で構成されています。必ず両方の地図で物件の住所を確認してください。土砂災害は、兵庫県の指定で警戒区域255箇所・特別警戒区域159箇所(令和8年6月30日時点)。津波・高潮について、市公式の防災マップに該当する記載は確認できていません。家タダでは、契約前にハザードマップ上の位置を確認してお伝えします。

西脇市は車がないと暮らせませんか?

車を持つ前提で考えるのが現実的です。成約データの最寄駅までの平均徒歩は、西脇市駅・新西脇駅とも18分。成約個票には徒歩24〜25分の物件が並びます。バスは、路線バス6系統、コミュニティバス「めぐリン」(月〜土・均一100円)と「おりひめバス」(月〜金・均一100円)、予約制の乗合タクシー「むすブン」(月〜土)がありますが、コミュニティバスと乗合タクシーは日曜・祝日は運行しません。鉄道はJR加古川線で、市内に7駅。西脇市駅〜谷川駅間はJR西日本が収支を公表した「輸送密度2千人未満の線区」にあたり、市が通勤・通学定期券代の全額補助などで利用を支えています。道路は国道175号・427号が主要幹線で、国道175号西脇北バイパス(5.2km)が令和8年6月13日に全線開通しました。

茜が丘の分譲宅地も、家タダで仲介手数料0円になりますか?

市が売主として直接分譲している宅地は、そもそも仲介が入りませんので、仲介手数料はかかりません。家タダを通す必要はなく、西脇市 建築住宅課へ直接お申し込みいただく形になります。茜が丘分譲宅地は野村町茜が丘にあり、第1種低層住居専用地域(建ぺい率50%・容積率100%)、面積は185.69㎡〜336.79㎡、JR加古川線西脇市駅から徒歩17分(茜が丘入口まで)。野村グリーンヒル地区地区計画の制限がかかります。若者世帯・子育て世帯の新築には補助金(上限250万円+加算)があります。分譲価格と残りの区画数は、市公式の価格表が画像で掲載されており、本ページでは確認できていません(未取得)。一方、茜が丘を含む市内で不動産会社が広告している中古戸建・新築戸建は、家タダの仲介手数料0円の対象になりえます。物件URLをお送りください。

西脇市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

あります。正直に3つ書きます。第一に、すべての物件が仲介手数料0円の対象になるわけではありません。売主様側から報酬をいただけない取引(売主が仲介手数料を支払わない取引など)は対象外になることがあります。市が売主の茜が丘分譲宅地のように、そもそも仲介が入らない取引もあります。すべての物件で0円になるとお約束はできません。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は毎年1月1日現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。築年の古い戸建では、リフォーム費用や耐震改修の費用が物件価格に対して大きくなることもあります。第三に、西脇市固有の事情を正直に書いておきます。西脇市は、公的データそのものが薄い市です。直近4四半期の成約は31件(戸建28件・マンション3件)、住宅地の標準地は8地点、商業地は1地点、工業地は0地点。黒田庄・比延・芳田・日野といった地区は、成約データの集計にも出てきません。相場の判断材料が少ないぶん、「この価格は妥当です」と言い切れる場面が都市部より少なくなります。また市域の95%以上が市街化区域の外で、市街化調整区域なら建て替えの可否と住宅ローンの取扱いが論点になります。加えて令和10年度中の区域区分廃止に向けた取組が進んでおり、廃止後のルールは検討中です。制度が動いている途中の市で買うことには、不確実性がついてきます。水害の履歴(平成16年台風23号)と、土砂災害警戒区域255箇所という地形上の条件もあります。家タダはこうした調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

西脇市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

西脇市は、価格が安く、そして土地のルールが変わる途中の市です。戸建の成約中央値は945万円。ただし新西脇駅・西脇の2,050万円と、西脇市駅・野村町の750万円台という2つの山に分かれています。市は令和7年2月21日に区域区分を廃止する方針を決定し、令和10年度中の廃止に向けた取組を進めていますが、廃止後の土地利用ルールの中身はまだ検討中です。だからこそ、いま買うなら「いまのルール」で判断する必要があります。その物件は市街化区域(市域の4.6%)か、市街化調整区域か、それ以外か。市街化調整区域なら、同じ場所で建て替えができるか。住宅ローンは組めるか。加古川・杉原川・野間川の浸水想定で、その住所がどう評価されているか。土砂災害警戒区域255箇所・特別警戒区域159箇所にかかっていないか。築35年を超える建物なら、リフォームを含めた総額はいくらか。そして最後にもう一度、正直に書きます。西脇市の成約データは31件、マンションは3件だけです。このページの相場の数字は、件数を見たうえでお使いください。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。西脇市の戸建の成約中央値(945万円)なら、1件あたり37万7,850円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年10月4日

”兵庫”おすすめ記事

  • 【淡路市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【淡路市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    兵庫

  • 【南あわじ市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【南あわじ市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    兵庫

  • 【洲本市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【洲本市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    兵庫

  • 【加西市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【加西市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    兵庫

  • 【小野市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【小野市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    兵庫

  • 【三木市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

    【三木市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

    兵庫

もっと見る