
【三田市】で仲介手数料無料で家を買う方法|相場・エリア・交通を公的データで解説
兵庫県三田市 専門 エリアガイド
三田市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
2,600万円の物件なら 92万4,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている三田市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
三田市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ネットに掲載されている三田市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。三田市の成約中央値は戸建が2,600万円(149件)、中古マンションが1,600万円(122件)(直近4四半期・国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。実際に成約している価格帯は1,400万円〜3,800万円(下位25%〜上位10%)で、この帯にかかる仲介手数料の上限額は52万8,000円〜132万円。価格が上がるほど手数料も上がりますが、家タダならどの価格帯でも買主様は0円です。三田市は成約271件のうち149件が戸建で、戸建の平均土地面積は220㎡。「広い戸建が、この価格帯で流通している市」です。
- 三田市で実際に成約している価格帯は1,400万円〜3,800万円(下位25%〜上位10%・直近4四半期・国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。この帯にかかる仲介手数料の上限額は52万8,000円〜132万円で、家タダを通して買えばその全額が0円になります。2,000万円なら72万6,000円、2,600万円なら92万4,000円、3,800万円なら132万円。高い物件ほど、0円にできる金額は大きくなります。
- なぜ0円にできるかというと、売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」だからです。値引き交渉でも、キャンペーンでもありません。ネットに出ている三田市の物件なら、原則どこの会社が広告しているものでもご紹介できます。ただし印紙代・登記費用・火災保険料・固定資産税(および市街化区域なら都市計画税)の精算金などの実費は別途かかります。対象外になる物件もあります(詳しくは14章のFAQに正直に書いています)。
- 三田市は市域21,032haのうち、市街化区域が1,850ha(8.8%)しかありません。残る19,182ha(91.2%)は市街化調整区域です。区域区分の当初告示は昭和45年10月31日、最終告示は平成28年3月29日。三田市は全域が都市計画区域で、都市計画区域外の土地はありません。
- 都市計画税(0.3%)がかかるのは、市域の8.8%だけです。市公式は課税対象を「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と明記しています。つまり市域の9割超では、毎年の税率が固定資産税1.4%のみ。同じ三田市内で、保有コストの税率が1.7%と1.4%に分かれます。
- 市街化区域1,850haのうち1,074ha(58%)が、昭和45年12月18日に一度に都市計画決定された3つのニュータウンです。北摂三田フラワータウン337ha(計画人口34,000人)、ウッディタウン587ha(48,000人)、カルチャータウン150ha(6,000人)。計画人口の合計は88,000人。計画発表は昭和44年、入居開始は昭和56年です。
- 三田市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均62,686円(15地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+1.6%。当方の集計では兵庫県内40市区町村で19位、神戸市の9区と町を除いた25市では10位です。
- 市内で最も高い標準地(屋敷町597番2・98,500円/㎡・+10.1%)と最も安い標準地(長坂字五月田24番・16,100円/㎡・▲1.8%)の差は6.1倍。15地点のうち下落したのは4地点(長坂・四ツ辻・大原・下井沢)で、いずれも市の北東部側の地点です。
- 用途地域(令和5年10月31日)は第1種低層住居専用地域687ha(37.1%)、第1種中高層住居専用地域437ha(23.6%)で、この2つだけで60.7%。工業専用地域が219ha(11.8%)あり、商業地域は26ha(1.4%)しかありません。
- 昭和62年から平成8年まで、10年連続で人口増加率日本一でした(市制施行の昭和33年当時は約3万2千人)。いまは減少局面です。ただし人口のピークがいつかは、市公式の資料間で記述が食い違っています(都市計画マスタープラン「平成12年に11万人・平成25年以降は減少」/住宅基本計画「平成29年度末に116,882人でピーク」)。このページでは両論を併記します。
- 三田市は内陸で、津波・高潮のハザードはありません。市のハザードマップの対象は「洪水の浸水想定区域(水防法)」と「土砂災害の警戒区域及び特別警戒区域(土砂災害防止法)」の2つだけです。一方で土砂災害警戒区域は388箇所、特別警戒区域は223箇所(令和8年6月30日現在・兵庫県)で、県内でも多い部類です(芦屋市は59/14箇所)。
01三田市で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
三田市の価格帯で、いくら得になるか
三田市の住宅地は1㎡あたり平均62,686円(15地点の単純平均)。市内の標準地は最高98,500円/㎡(屋敷町597番2)から最低16,100円/㎡(長坂字五月田24番)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が6.1倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 1,400万円 | 52万8,000円 | 0円 | ▲52万8,000円 |
| 2,000万円 | 72万6,000円 | 0円 | ▲72万6,000円 |
| 2,600万円 | 92万4,000円 | 0円 | ▲92万4,000円 |
| 3,200万円 | 112万2,000円 | 0円 | ▲112万2,000円 |
| 3,800万円 | 132万円 | 0円 | ▲132万円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。
三田市の成約価格帯だと、いくら変わるか
直近4四半期の成約中央値は、戸建が2,600万円(149件・平均土地面積220㎡・平均築1999年)、中古マンションが1,600万円(122件・平均専有82㎡・平均築1997年)。戸建2,600万円なら仲介手数料の上限額は92万4,000円、マンション1,600万円なら59万4,000円。これがまるごと0円になります。
成約データの最寄駅別(※駅の所在市は市公式で裏が取れていないため、ここでは「その駅を最寄りとして記録された三田市内の物件」の集計として扱います)では、件数が最も多いのがフラワータウンの86件・中央値1,800万円で66万円、次いで三田(兵庫)50件・1,900万円で69万3,000円、ウッディタウン中央43件・3,300万円で115万5,000円、南ウッディタウン34件・2,650万円で94万500円、新三田21件・1,200万円で46万2,000円、相野21件・1,100万円で42万9,000円です。
町丁目別ではゆりのき台3,400万円(27件・平均195㎡)=118万8,000円が最も高く、すずかけ台2,700万円(17件・平均124㎡)=95万7,000円、あかしあ台2,500万円(18件・平均198㎡)=89万1,000円、富士が丘2,200万円(17件・平均193㎡)=79万2,000円、弥生が丘2,050万円(16件・平均182㎡)=74万2,500円、武庫が丘1,700万円(20件・平均128㎡)=62万7,000円、狭間が丘1,450万円(26件・平均127㎡)=54万4,500円、学園1,200万円(17件・平均198㎡)=46万2,000円。上位8町丁目がすべてニュータウンの町名です。
三田市は271件のうち149件(約55%)が戸建で、マンションが6割を超える西宮市や芦屋市とは構成が逆です。戸建の平均土地面積220㎡というのも、芦屋市の183㎡・西宮市の150㎡と比べて広い水準になります。「広い戸建が、2,000万円台で流通している市」だとお考えください。※「平均面積」は国土交通省の成約価格情報の面積欄の平均で、マンションは専有面積、戸建(宅地=土地と建物)は土地面積です。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。)
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
02数字で見る三田市 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて三田市・兵庫県・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 10年連続で人口増加率日本一だった市の、いま
最初にお断りします。三田市の令和7年国勢調査の結果は、本ページでは取得できていません(未取得)。三田市公式・兵庫県公式とも、速報の掲載ページを特定できませんでした。このページは推測で数字を埋めない方針ですので、ここでは住民基本台帳の数字と、市公式が文章で書いていることだけを扱います。
住民基本台帳では、令和8年8月末現在で104,618人・47,849世帯(男50,500人/女54,118人)。対前月末比は総人口▲106人・世帯数▲29世帯です。いま、三田市の人口は減っています。
ここからが、三田市を理解するうえで最も重要な部分です。市公式はこう記しています。「1958(昭和33)年に兵庫県20番目の市として三田市が誕生しました」「1958年は約3万2千人」。そして「1987年(昭和62)年からの10年間は連続して人口増加率日本一を記録」。都市計画マスタープランはこれを「昭和62(1987)年から平成8(1996)年まで10年連続で人口増加率日本一」と書き直しています。市制施行時に3万2千人だった市が、10年連続で人口増加率日本一になった。この増分のほぼすべてが、1,074haのニュータウンによるものです。
では、人口のピークはいつだったのか。ここは、市公式の資料どうしで記述が食い違っています。都市計画マスタープラン(令和5年改定)は「平成12(2000)年には11万人に達した」「平成25(2013)年以降は減少に転じています」と記しています。いっぽう住宅基本計画(第2章)は「ニュータウンの着工が始まった昭和50年代後半以降、人口は急速に増加してきましたが、平成29年度末に116,882人でピークを迎え、その後緩やかに減少していくと予測されています」と記しています。
前者は「2000年に11万人・2013年以降減少」、後者は「平成29年度末に116,882人でピーク」。国勢調査ベースと住民基本台帳+推計の違いによるものと推測されますが、根拠の違いを市公式で確認できていません。したがってこのページでは、どちらか一方を採用せず、両方を出典つきで併記します。「三田市の人口のピークは◯年です」と断定している情報を見かけたら、それは市公式の2つの資料のうち片方だけを見た記述である可能性があります。
いずれにせよ、減少局面にあることは市公式が明記しています。住宅基本計画は「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」と書き、転出者数が転入者数を上回る地域として「フラワータウン、広野地区、小野地区、高平地区、藍地区の5地区」を挙げています。市内で最も件数の多い成約最寄駅(フラワータウン86件)が、同時に転出超過地区として名指しされているということです。この意味は04章でくわしく扱います。
面積は210.32km²=21,032haで、市公式の逐語は「東西19.3キロメートル、南北17.8キロメートル」。人口密度は104,618人÷210.32km²=約497人/km²(当方算出)です。芦屋市(18.47km²)の11.4倍の面積に、ほぼ同じくらいの人口が住んでいます。地形は「市域の北部と東部に標高500〜700mの主要山岳が位置し、南西部はおおむね300m以内の丘陵台地となっています」(都市計画マスタープランの逐語)。位置は「兵庫県の南東部に位置し、神戸市街地より六甲山系を越えて北へ約25キロメートル、大阪市より北西へ約35キロの圏域にあります」。
隣接する市町について、市公式は「北は篠山市、東は宝塚市、猪名川町、南は神戸市、西は加東市、三木市に接しています」と記しています。ただし「篠山市」は2019年に「丹波篠山市」へ改称しており、市公式の表記が旧称のまま残っています。このページでは、市公式の逐語を引用しつつ、現在の正式名称が丹波篠山市であることを注記します。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 住民基本台帳人口 | 104,618人(男50,500/女54,118) | 令和8年8月末現在 |
| 住民基本台帳 世帯数 | 47,849世帯 | 同上 |
| 対前月末比 | 総人口 ▲106人/世帯数 ▲29世帯 | 同上 |
| 令和7年国勢調査 | 未取得 | 市公式・県公式とも速報の掲載ページを特定できず |
| 市制施行 | 昭和33年(1958年)7月 | 兵庫県で20番目の市。当時の人口 約3万2千人 |
| 人口増加率日本一 | 昭和62年〜平成8年の10年連続 | 市公式・都市計画マスタープランの逐語 |
| 人口のピーク(説①) | 平成12年(2000年)に11万人 | 都市計画マスタープラン。「平成25年以降は減少に転じています」 |
| 人口のピーク(説②) | 平成29年度末 116,882人 | 住宅基本計画(第2章)。市公式の資料間で食い違うため両論併記 |
| 市域面積 | 210.32km²(=21,032ha) | 東西19.3km・南北17.8km |
| 人口密度(当方算出) | 約497人/km² | 104,618人÷210.32km²。市の公表値ではない |
| 市街化区域 | 1,850ha(8.8%) | 当初告示 昭和45年10月31日/最終告示 平成28年3月29日 |
| 市街化調整区域 | 19,182ha(91.2%) | 同上。市域全体が都市計画区域 |
| 地形 | 北部・東部は標高500〜700mの山岳/南西部は300m以内の丘陵台地 | 都市計画マスタープランの逐語 |
| 隣接する市町 | 丹波篠山市・宝塚市・猪名川町・神戸市・加東市・三木市 | 市公式は「北は篠山市…」と旧称で記載。現在の正式名称は丹波篠山市(2019年改称) |
市街化区域と市街化調整区域
三田市は、市域21,032haのうち市街化区域が1,850ha(8.8%)しかありません。残る19,182ha(91.2%)が市街化調整区域です。この比率が、三田市で家を買うときのすべての出発点になります。
まず前提として、三田市は全域が都市計画区域です。市街化区域1,850ha+市街化調整区域19,182ha=21,032ha=210.32km²=市域全体。「都市計画区域外」の土地は三田市にはありません。市公式は、三田市が「近畿圏整備法の近郊整備区域」に位置するため、都市計画法により区域区分(線引き)の設定が義務づけられていると説明しています。
区域区分の当初告示は昭和45年10月31日、最終告示は平成28年3月29日。都市計画マスタープランは「令和4(2022)年3月末現在、全市域約21,032haのうち約1,850haを市街化区域に、その他の約19,182haを市街化調整区域に指定しています」と逐語で記しています。
ここで、よくある誤解をひとつ正しておきます。三田市の市街化調整区域は「一律に建てられない」わけではありません。市は市街化調整区域土地利用計画を持っており、区域を保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)の5つに分類しています。このうち「区域1(条例指定区域)」は、集落区域から災害危険地を除外したうえで、居住環境の向上と地域活性化を促進する区域とされています。「調整区域=全部ダメ」と書くと誤りになります。(5区分それぞれの面積は市公式の解説ページに記載がなく、未取得です。)
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 1,850 ha | 8.8% |
| 市街化調整区域 | 19,182 ha | 91.2% |
| 合計(都市計画区域) | 21,032 ha | 100.0% |
三田市の用途地域は、第1種低層住居専用地域と第1種中高層住居専用地域だけで60.7%を占めます。687ha+437ha=1,124ha。これは市街化区域1,850haの約6割にあたります。「住宅専用の用途地域が6割」という構成は、成約271件のうち149件(約55%)が戸建であることと、そのまま整合します。
もうひとつ目を引くのが、工業専用地域の219ha(11.8%)です。これは北摂三田テクノパーク・第二テクノパークにあたるとみられ、令和8年地価公示の工業地の標準地もテクノパーク4番11の43,500円/㎡(+7.4%)1地点だけです。逆に商業地域はわずか26ha(1.4%)しかありません。第2種中高層住居専用地域にいたっては6.3ha(0.3%)です。三田市は「住宅と工業団地でできている市」だということが、用途地域の構成に出ています。上位5種のほかは、準工業地域88ha(4.8%)・近隣商業地域77ha(4.2%)・商業地域26ha(1.4%)・第2種中高層住居専用地域6.3ha(0.3%)。用途地域ごとの建ぺい率・容積率は未取得です(市公式が誘導する「用途地域の制限について」PDFの内容を取得できませんでした)。
| 用途地域 | 面積 | 市街化区域に占める割合 |
|---|---|---|
| 第1種低層住居専用地域 | 687.0 ha | 37.1% |
| 第1種中高層住居専用地域 | 437.0 ha | 23.6% |
| 工業専用地域 | 219.0 ha | 11.8% |
| 第1種住居地域 | 193.0 ha | 10.4% |
| 第2種住居地域 | 117.0 ha | 6.3% |
※用途地域の面積は三田市「用途地域」(基準日=最終告示 令和5年10月31日)//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13268.html 。用途地域の合計は約1,850haで市街化区域と一致します。構成比は市街化区域に対する割合です。
地価公示 ― 15地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、三田市の住宅地の標準地は15地点。 単純平均は1㎡あたり62,686円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+1.6%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 三田-1 | 屋敷町597番2 | 98,500 | +10.1% |
| 三田-4 | 駅前町529番14 | 95,400 | +2.6% |
| 三田-2 | 高次1丁目865番6 | 95,000 | +3.6% |
| 三田-6 | 相生町4205番8 | 90,500 | +2.6% |
| 三田-11 | けやき台4丁目21番16 | 82,000 | +3.8% |
| … | (中略・全15地点) | ||
| 三田-15 | 長坂字五月田24番 | 16,100 | −1.8% |
| 三田-14 | 四ツ辻字大ノ谷935番14 | 22,600 | −1.3% |
| 三田-12 | 大原字上野ケ原1323番70 | 29,800 | −1.0% |
| 三田-5 | つつじが丘南2丁目3番14 | 32,100 | +0.0% |
| 三田-8 | 下井沢字院ノ馬場87番 | 42,000 | −0.9% |
※変動率は前年(令和7年)の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値です。 前年に同一番号が無い地点(新規選定等)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ三田市内で、住宅地の地価は6.1倍ちがいます
最も高いのは屋敷町597番2の1㎡あたり98,500円(+10.1%)。最も安いのは長坂字五月田24番の16,100円(−1.8%)。その差は6.1倍です。「三田市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
三田市は兵庫県内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある兵庫県内の40市区町村のうち、 三田市の住宅地の平均価格は19位。 神戸市の9区と町を除いた「市」だけで見ると、25市のなかで第10位です。
| 区分 | 三田市の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(県内・区を含む) | 19位 | 40市区町村 |
| 住宅地の平均価格(市のみ) | 10位 | 25市 |
| 前年比の変動率(県内・区を含む) | 21位 | 40市区町村 |
| 前年比の変動率(市のみ) | 11位 | 25市 |
※国土交通省の鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)から当方が全地点の価格を集計して算出した自算値です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
三田市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地15地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で6.1倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
03三田市の特徴 ― 10年連続で人口増加率日本一だった市が、いま減っている
三田市は、昭和62年から平成8年まで10年連続で人口増加率日本一でした。 市制を施行した昭和33年の人口は約3万2千人。 それが平成12年には11万人に達したと市公式は記しています。 そして、いまは減っています。
この章では、その増加と減少がどうやって起きたのかを、 市公式の数字だけで追います。 結論を先に書くと、三田市の人口動態は「1,074haのニュータウンを昭和45年に一度に 都市計画決定した」という一点から、ほぼすべて説明がつきます。
1|まず、三田市の土地のつくり
三田市の面積は210.32km²=21,032ha。 そのうち市街化区域は1,850ha(8.8%)、市街化調整区域は19,182ha(91.2%)です。 区域区分の当初告示は昭和45年10月31日、最終告示は平成28年3月29日。 三田市は全域が都市計画区域で、都市計画区域外の土地はありません。
| 区分 | 面積 | 市域に占める割合 |
|---|---|---|
| 市域(=都市計画区域) | 21,032 ha | 100% |
| 市街化区域 | 1,850 ha | 8.8% |
| 市街化調整区域 | 19,182 ha | 91.2% |
| うちニュータウン3地区の計画面積 | 1,074 ha | 市街化区域の58.1%(当方算出) |
※出典:三田市「区域区分」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13259.html / 三田市「市街地開発事業」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/667.html 。 ニュータウン3地区の合計1,074haと市街化区域に対する比率58.1%は当方算出。
市街化区域1,850haのうち1,074ha。 つまり三田市の市街化区域の58%は、ニュータウンです。 これが三田市の都市構造の中身です。
2|1,074haを、昭和45年12月18日に一度に決めた
「北摂三田ニュータウン」は1つの団地の名前ではありません。 3つの新住宅市街地開発事業の総称です。
| 地区名 | 計画面積 | 計画人口 | 都市計画決定年月日 |
|---|---|---|---|
| 北摂三田フラワータウン | 337 ha | 34,000人 | 昭和45年12月18日 |
| 北摂三田ウッディタウン | 587 ha | 48,000人 | 昭和45年12月18日 |
| 北摂三田カルチャータウン | 150 ha | 6,000人 | 昭和45年12月18日 |
| 合計(当方算出) | 1,074 ha | 88,000人 | — |
※出典:三田市「市街地開発事業」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/667.html 。 合計は当方算出。
3地区すべてが、同じ日に都市計画決定されています。 昭和45年12月18日。 そして区域区分(線引き)の当初告示が昭和45年10月31日ですから、 線引きの約1か月半後に、1,074ha・計画人口88,000人の住宅地が一度に決まったということです。
時系列を整理しておきます。 市公式は「計画発表」「都市計画決定」「入居開始」を別の年として記しています。 混同しないでください。
| 年 | 出来事(市公式の記述) |
|---|---|
| 昭和33年(1958年)7月 | 「1958(昭和33)年に兵庫県20番目の市として三田市が誕生しました」。当時の人口は「約3万2千人」 |
| 昭和44年(1969年) | 「昭和44(1969)年に北摂三田ニュータウン計画が発表された」 |
| 昭和45年10月31日 | 区域区分(線引き)の当初告示 |
| 昭和45年12月18日 | フラワータウン・ウッディタウン・カルチャータウンの新住宅市街地開発事業が都市計画決定。 同日に北摂工業団地造成事業136haも決定 |
| 昭和56年(1981年) | 「1981(昭和56)年の北摂三田ニュータウンの入居が始ま」り、「順調な人口増加」を実現 |
| 昭和62年〜平成8年 | 「10年連続で人口増加率日本一」 |
| 平成12年(2000年) | 「平成12(2000)年には11万人に達した」(都市計画マスタープラン) |
| 平成25年(2013年) | 「平成25(2013)年以降は減少に転じています」(同上) |
| 平成29年度末 | 「平成29年度末に116,882人でピークを迎え、その後緩やかに減少していくと予測されています」 (住宅基本計画・第2章)※上の2行と食い違う |
| 令和8年8月末 | 住民基本台帳で104,618人・47,849世帯(対前月末比 ▲106人・▲29世帯) |
※出典:三田市「三田市の都市計画」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3255.html / 三田市 都市計画マスタープラン(第1章) //www.city.sanda.lg.jp/material/files/group/35/tosikeikakumasterplan2023-1shou.pdf / 三田市 住宅基本計画(第2章) //www.city.sanda.lg.jp/material/files/group/35/chapter2.pdf / 三田市「人口・世帯数」 //www.city.sanda.lg.jp/shisei_joho/gaiyo/tokei/zinko_setai/35734.html
3|人口のピークは、市公式の資料どうしで食い違っている
ここは、このページで最も慎重に書く箇所です。
都市計画マスタープラン(令和5年改定)は 「平成12(2000)年には11万人に達した」「平成25(2013)年以降は減少に転じています」。 住宅基本計画(第2章)は 「平成29年度末に116,882人でピークを迎え、その後緩やかに減少していくと予測されています」。
2000年11万人・2013年以降減少なのか、平成29年度末116,882人がピークなのか。 前者は国勢調査ベース、後者は住民基本台帳+推計と推測されますが、 根拠の違いを市公式で確認できていません(未取得)。 このページでは、どちらか一方を採用せず、両方を出典つきで併記します。
「三田市の人口のピークは◯年です」と断定している情報を見かけたら、 それは市公式の2つの資料のうち片方だけを見た記述である可能性があります。 なお、市公式の統計書PDFの「国勢調査」の章に年次推移表の目次はあるものの、 数値を機械的に抽出できなかったため、このページでピークを確定することはできませんでした。 令和7年国勢調査の結果も、市公式・県公式とも掲載ページを特定できず未取得です。
4|いま起きていること ― 世帯の減少と高齢化、そして空き家
市公式の都市計画マスタープランは、こう書いています。 「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が 見込まれます」。
そして住宅基本計画は、転出者数が転入者数を上回る地域として 「フラワータウン、広野地区、小野地区、高平地区、藍地区の5地区」を挙げています。
ここで、成約データと突き合わせてください。 国土交通省の成約価格情報で、三田市内の最寄駅別の成約件数は フラワータウン86件が最多です。 つまり、市内で最も多く売り買いされている駅圏が、 同時に市公式から転出超過の地区として名指しされているということになります。
これは、悪い話だけではありません。 売買が多いということは、流通していて、買えるということです。 ただし、買う側としては「なぜ多く売りに出ているのか」を理解したうえで判断すべきです。 市公式が示している理由は、世帯数の減少と高齢化です。
理由は、都市計画決定の日付そのものにあります。 1,074ha・計画人口88,000人の住宅地が昭和45年12月18日に一度に決定され、 昭和56年に入居が始まった。 一度に入居した世代は、一度に歳をとります。 成約データの平均築年も、戸建1999年・マンション1997年と特定の時期に集中しています。 三田市の住宅ストックは「1981年以降に一気に造られたもの」でできているということです。
5|市は手を打っている ― 地区計画の用途制限を特例許可で緩和
市が何もしていないわけではありません。 むしろ、制度に踏み込んだ手当てをしています。
市公式によれば、対象は 北摂三田フラワータウン/北摂三田ウッディタウン/北摂三田カルチャータウン/ 友が丘/つつじが丘/さくら坂の6地区の地区計画。 内容は「これまで地区計画で建築出来なかった建物用途を、『特例許可』により 建築を認めていく」という制度です。
| 特例許可で認められるようになった用途 | 具体例(市公式) |
|---|---|
| ①高齢者・若年世代向け施設 | グループホーム、老人ホーム、保育所 等 |
| ②生活支援店舗・サービス施設 | — |
| ③兼用住宅 | 事務所、飲食店、物販店 等を併設する住宅 |
※出典:三田市「ニュータウンの用途制限の緩和」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3826.html 。 制度の決定年月日は市公式に記載がなく未取得です。
この事実が何を意味しているか、はっきり書きます。 ニュータウンの地区計画は、用途を絞りすぎていました。 「戸建住宅だけの、きれいな住宅地」をつくるための制度が、 住民が高齢化した時点で「グループホームも老人ホームも保育所も建てられない」という 状態を生んでいたということです。 だから市は、特例許可という形で緩和しました。
これは、計画的につくられた街に共通する構造的な問題です。 計画のとおりに固まった街は、計画が前提としていた世代構成が変わったときに、 制度のほうが先に合わなくなります。 三田市はその実例を、市公式のページとして公開しています。
あわせて、市はフラワータウンリボーンプロジェクトを推進しており、 都市計画マスタープランは「つつじが丘についても、フラワータウン再生の取り組み状況等を 踏まえながら進める」と記しています。 市公式にはニュータウン再生の所管ページ(フラワータウン駅前社会実験/説明会・意見交換会/ 協定等/協議会/推進委員会/イベント/計画等)、 空家等対策計画(第二期)、マンション管理適正化推進計画の各ページもあります。
6|三田市を買うということは、「広くて安い」と「将来の人口減」を同時に買うこと
ここからは、買う側の話です。両面を書きます。
まず「広くて安い」のほう。 国土交通省の成約価格情報(直近4四半期・271件)では、 戸建149件の成約中央値が2,600万円、平均土地面積が220㎡。 中古マンション122件の中央値が1,600万円、平均専有82㎡です。 (これは国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。 また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、 土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。)
| 種別 | 件数 | 成約中央値 | 平均面積 | 平均築年 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 戸建(宅地=土地と建物) | 149件 | 2,600万円 | 220㎡ | 1999年 | 92万4,000円 |
| 中古マンション | 122件 | 1,600万円 | 82㎡ | 1997年 | 59万4,000円 |
| 成約価格帯(下位25%) | — | 1,400万円 | — | — | 52万8,000円 |
| 成約価格帯(上位10%) | — | 3,800万円 | — | — | 132万円 |
※仲介手数料の上限額は(価格×3%+6万円)×1.1で当方が算出した値です。 上限額に頭打ちはありません。
三田市は271件のうち149件(約55%)が戸建です。 マンションが6割を超える西宮市(765件/1,220件)や芦屋市(297件/357件)とは構成が逆になります。 そして戸建の平均土地面積220㎡は、芦屋市の183㎡・西宮市の150㎡より広い水準です。 「220㎡の戸建が、中央値2,600万円で流通している」というのが三田市の価格の実像です。
つぎに「将来の人口減」のほう。 市公式が「世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」と書き、 転出超過の5地区を名指しし、地区計画の用途制限を特例許可で緩和している。 これらはすべて市が公表している事実です。 広くて安いことには、理由があります。
このページは、良い面だけを書きません。 三田市の住宅地の公示価格は15地点平均62,686円/㎡・前年比+1.6%で、 当方の集計では兵庫県内40市区町村で19位、25市で10位。 15地点のうち4地点(長坂・四ツ辻・大原・下井沢)は下落しています。 いっぽうで、最高地点の屋敷町597番2は+10.1%と大きく上がっています。 市内で上がっている場所と下がっている場所が、はっきり分かれているということです。
7|市内6.1倍の中身 ― 「字」が付く地点が下がっている
令和8年地価公示の住宅地15地点を、高い順に並べます。
| 順 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 敷地面積 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 屋敷町597番2 | 98,500 | +10.1% | 165㎡ |
| 2 | 駅前町529番14 | 95,400 | +2.6% | 132㎡ |
| 3 | 高次1丁目865番6 | 95,000 | +3.6% | 330㎡ |
| 4 | 相生町4205番8 | 90,500 | +2.6% | 191㎡ |
| 5 | けやき台4丁目21番16 | 82,000 | +3.8% | 222㎡ |
| 6 | 南が丘1丁目1942番4 | 76,700 | +3.0% | 150㎡ |
| … | (中略・全15地点) | |||
| 11 | 下井沢字院ノ馬場87番 | 42,000 | ▲0.9% | 307㎡ |
| 12 | つつじが丘南2丁目3番14 | 32,100 | 0.0% | 194㎡ |
| 13 | 大原字上野ケ原1323番70 | 29,800 | ▲1.0% | 191㎡ |
| 14 | 四ツ辻字大ノ谷935番14 | 22,600 | ▲1.3% | 164㎡ |
| 15 | 長坂字五月田24番 | 16,100 | ▲1.8% | 426㎡ |
※国土交通省 鑑定評価書情報(令和8年地価公示)より当方が集計。 所在地番は「所在地番」欄の表記で、市名は省略しています。
下落した4地点には、共通点があります。 いずれも地番に「字(あざ)」が付いています。 下井沢字院ノ馬場、大原字上野ケ原、四ツ辻字大ノ谷、長坂字五月田。 いっぽう上位の屋敷町・駅前町・高次・相生町は旧市街、 けやき台・南が丘・狭間が丘はニュータウンです。
市公式の全体構想の二分法と、地価公示の並びが一致しています。 市は市域を「北東部=緑豊かな里山風景と美しい農村集落が共生している」地域と、 「南西部=三田駅を中心とした商業、業務等の都市機能が集積する既成市街地や、 ニュータウンとして発展してきた計画的市街地等」を有する地域に分けています。 上がっているのは南西部、下がっているのは北東部です。 市内6.1倍(98,500円÷16,100円)という開きの正体は、この二分法そのものだと言えます。
8|都市計画税がかかるのは市域の8.8%だけ ― 三田市固有の論点
最後に、三田市で買うなら必ず確認すべき、この市だけの論点を書きます。
三田市公式は、都市計画税の課税対象を 「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と 逐語で明記しています。 市街化区域は1,850ha=市域の8.8%。
| 物件の所在 | 固定資産税 | 都市計画税 | 合計 | 市域に占める面積割合 |
|---|---|---|---|---|
| 市街化区域内(ニュータウン・三田駅周辺 など) | 1.4% | 0.3% | 1.7% | 8.8% |
| 市街化調整区域内 | 1.4% | なし | 1.4% | 91.2% |
※出典:三田市「都市計画税」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/12/gyomu/zeikin/koteishisanzei/1054.html / 三田市「区域区分」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13259.html
「三田市の固定資産税+都市計画税は1.7%です」と一律に書くと、 市域の91.2%で誤りになります。 逆に「三田市は調整区域が多いから都市計画税はかからない」と書くのも誤りです。 ニュータウンも三田駅周辺も市街化区域ですから、 実際に流通している物件の多くは1.7%の側だと考えられます。
そして、この税率の差は、建て替えの可否とセットで動きます。 市街化調整区域なら都市計画税0.3%はかかりませんが、 原則として建築を目的とした開発ができません。 「毎年0.3%安い」と「建て替えに許可が要る」は、同じコインの裏表です。 ただし三田市の市街化調整区域は5区分に分かれており、 「区域1(条例指定区域)」は地域活性化を促進する区域とされています。 「調整区域=全部ダメ」ではありません。
9|結論 ― 三田市で家を買う前に確認すること
- 市街化区域か市街化調整区域か。市域の91.2%が調整区域です。 毎年の税率(1.7%か1.4%か)と、建て替えの可否の両方が、ここで決まります。
- 調整区域なら、5区分のどれか。 保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)で扱いが違います。
- ニュータウンなら、地区計画がどうかかっているか。 6地区で用途制限の特例許可による緩和が行われています。
- 用途地域。第1種低層687ha・第1種中高層437haで6割を占めますが、 工業専用地域が219ha(11.8%)あります。
- 土砂災害警戒区域388箇所・特別警戒区域223箇所に入っていないか。 三田市は県内でも多い部類です(10章で扱います)。
- 洪水の浸水想定区域。津波・高潮は内陸のため対象外ですが、洪水は対象です。
- 造成地なら、擁壁・法面・高低差。 ニュータウンは「南西部の丘陵台地」を造成してつくられています。
- 最寄駅の所在市。JR道場駅・神鉄道場駅はいずれも神戸市北区で、三田市ではありません。
そして価格の話に戻ります。 三田市の成約価格帯は1,400万円〜3,800万円(下位25%〜上位10%)。 この帯にかかる仲介手数料の上限額は52万8,000円〜132万円です。 家タダを通してご購入いただければ、この全額が0円になります。 上に挙げたチェックリストの調査も、契約前に無料で行います。
空から見た、この50年の三田市
左が1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。同一のタイル座標で切り出しています。
左の写真が撮られた1970年代半ばは、三田市にとってどういう時期だったか。市公式の記述で確認できる時系列を並べます。昭和33年(1958年)に兵庫県20番目の市として市制施行。当時の人口は約3万2千人。昭和44年(1969年)に北摂三田ニュータウン計画が発表。昭和45年10月31日に区域区分(線引き)が当初告示され、同年12月18日に3つの新住宅市街地開発事業(計1,074ha・計画人口88,000人)が都市計画決定。そして入居が始まったのは昭和56年(1981年)です。
つまり左の写真は、「計画は決まったが、まだ入居が始まっていない時期」にあたります。都市計画決定から入居開始まで11年ありました。
右側は、それから半世紀が経った姿です。この間に三田市は昭和62年から平成8年まで10年連続で人口増加率日本一を記録し、都市計画マスタープランによれば平成12年(2000年)に11万人に達し、平成25年(2013年)以降は減少に転じました(※住宅基本計画は「平成29年度末に116,882人でピーク」と記しており、市公式の資料間で記述が食い違っています。このページでは両論を併記します)。令和8年8月末の住民基本台帳は104,618人・47,849世帯です。
いま市が取り組んでいるのは、広げることではなく、更新することです。都市計画マスタープランは「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」と書き、フラワータウンリボーンプロジェクトを推進しています。ニュータウン6地区の地区計画では、高齢者・若年世代向け施設(グループホーム、老人ホーム、保育所等)、生活支援店舗・サービス施設、兼用住宅を「特例許可」で建てられるように緩和しました。三田駅前ではCブロック地区の第一種市街地再開発事業(1.9ha)が令和2年3月3日に都市計画決定され、まだ最終告示に至っていません。この写真の左と右のあいだに、三田市は「つくる」から「つくりかえる」へ移りました。












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28691〜28693・y12990〜12991)で切り出しています。
04三田市を5に分けて考える(エリアガイド)
三田市のエリア分けは、市公式の全体構想の二分法から出発します。三田市都市計画マスタープラン(令和5年4月改定・計画期間 令和5年度〜令和14年度)は、市域を北東部と南西部の2つに大別しています。北東部は「緑豊かな里山風景と美しい農村集落が共生している」地域、南西部は「三田駅を中心とした商業、業務等の都市機能が集積する既成市街地や、ニュータウンとして発展してきた計画的市街地等」を有する地域です。
そのうえで市は拠点を設定しています。都市拠点=三田駅・新三田駅・フラワータウン駅・センチュリーパーク地区(「商業・業務・居住機能などの複合的な機能の立地を誘導」)、地域拠点=広野駅・相野駅周辺(「生活利便施設の立地を誘導」)、そして産業拠点(「広域アクセス性を活かし、地域経済の活性化に資する産業を振興」)。
ただし、地域別構想の地域名と、そこに含まれる地区名の一覧は未取得です。マスタープランの地域別構想の章のPDFを特定できませんでした。また市は「地区別年齢別人口構成表」を毎月公表していますが、Excel提供のため地区名の全リストも取得できていません。市公式に現れる地区名として確認できたのは、住宅基本計画が転出超過の地域として挙げているフラワータウン/広野地区/小野地区/高平地区/藍地区の5つだけです。
したがって以下の区分は、市公式の二分法と拠点の位置づけに、令和8年地価公示の全15地点、国土交通省の成約価格情報(駅別・町丁目別)、市公式の市街地開発事業の一覧(新住宅市街地開発事業3地区・工業団地造成事業2件・土地区画整理事業5件・市街地再開発事業4件)を重ねた、当方の整理です。市公式の地域区分そのものではありません。
三田駅周辺(旧市街・都市拠点 ― 市内で地価が最も高い)(最寄駅:三田(兵庫))
令和8年地価公示で三田市の住宅地の最高地点は、ここにあります。屋敷町597番2の98,500円/㎡(前年比+10.1%・165㎡)です。+10.1%は15地点のなかで最大の上昇率で、2位の駅前町529番14(+2.6%)と比べても突出しています。以下、駅前町529番14が95,400円/㎡、高次1丁目865番6が95,000円/㎡(+3.6%・330㎡)、相生町4205番8が90,500円/㎡(+2.6%・191㎡)と続きます。市内の上位4地点がすべてこのエリアです。
商業地も同じで、中央町63番1外が275,000円/㎡(+2.6%)で市内の商業地3地点の最高、中町577番が136,000円/㎡(+5.4%)。商業地3地点の平均は181,000円/㎡・前年比+4.0%です。
このエリアの性格は「旧市街」です。市公式の沿革は、三田が奈良時代に寺院が建立され、南北朝時代に「三田城」の記録があり、安土桃山時代に城下町化し、江戸期は三田藩の拠点だったと記しています。市立三田小学校の所在地は屋敷町2-20で、最高地価地点の屋敷町と同じ町です。
そして、いまも動いています。三田駅前では4つの市街地再開発事業が都市計画決定されてきました。Aブロック 1.5ha(第二種/平成2年7月13日決定・平成3年12月13日最終)、Dブロック 0.7ha(第一種/平成9年10月14日)、Bブロック 0.9ha(第一種/平成21年4月13日決定・平成24年8月31日最終)、そしてCブロック 1.9ha(第一種/令和2年3月3日決定・最終告示は未告示)。Cブロックはまだ動いている事業だということです。成約は50件・中央値1,900万円・平均徒歩7分で、平均徒歩分数が市内で最も短い集計になります。
フラワータウン(337ha・計画人口34,000人 ― 成約件数が市内最多)(最寄駅:フラワータウン)
北摂三田フラワータウンは、計画面積337ha・計画人口34,000人の新住宅市街地開発事業で、昭和45年12月18日に都市計画決定されました。3つのニュータウンのうち、最初に入居が始まったエリアです(ニュータウン全体の入居開始は昭和56年)。
成約データの最寄駅別で、件数が市内最多の86件。中央値は1,800万円・平均徒歩11分で、仲介手数料の上限額は66万円です。町丁目別では狭間が丘26件・中央値1,450万円(平均127㎡)、武庫が丘20件・1,700万円(平均128㎡)、弥生が丘16件・2,050万円(平均182㎡)がこの方面にあたります。地価では狭間が丘3丁目19番14が64,100円/㎡(0.0%・237㎡)。
そして、ここがこのページで最も正直に書かなければならない点です。市公式の住宅基本計画は、転出者数が転入者数を上回る地域として「フラワータウン、広野地区、小野地区、高平地区、藍地区の5地区」を挙げています。市内で最も多く売り買いされている駅圏が、同時に転出超過の地区として市公式に名指しされているということです。
いっぽうで、市は手を打っています。都市計画マスタープランは「フラワータウンでは『フラワータウンリボーンプロジェクト』を推進」と明記しており、市公式にはニュータウン再生の所管ページ(フラワータウン駅前社会実験/説明会・意見交換会/協定等/協議会/推進委員会/イベント/計画等)が置かれています。「人が減っている」と「市が再生に取り組んでいる」の両方が、同時に事実です。
ウッディタウン(587ha・計画人口48,000人 ― 成約中央値が市内最高)(最寄駅:ウッディタウン中央/南ウッディタウン)
北摂三田ウッディタウンは、計画面積587ha・計画人口48,000人で、3つのニュータウンのなかで最大です。こちらも昭和45年12月18日の都市計画決定。
成約データの最寄駅別で、中央値が市内で最も高いのがウッディタウン中央の3,300万円(43件・平均徒歩14分)。仲介手数料の上限額は115万5,000円です。南ウッディタウンは34件・中央値2,650万円(平均徒歩10分)で94万500円。
町丁目別ではゆりのき台27件・中央値3,400万円(平均195㎡)が市内最高、あかしあ台18件・2,500万円(平均198㎡)、すずかけ台17件・2,700万円(平均124㎡)、富士が丘17件・2,200万円(平均193㎡)、学園17件・1,200万円(平均198㎡)。平均土地面積が195㎡〜198㎡という町丁目が並ぶのがこのエリアの特徴です。地価ではけやき台4丁目21番16が82,000円/㎡(+3.8%・222㎡)、南が丘1丁目1942番4が76,700円/㎡(+3.0%)、南が丘1丁目2237番8が71,000円/㎡(+2.9%)。
ここが「広くて安い」の中身です。ゆりのき台の中央値3,400万円で平均土地面積195㎡。学園の中央値1,200万円で平均土地面積198㎡。同じくらいの広さで、中央値が2.8倍違います。同じウッディタウンのなかでも、町丁目によって価格帯がまったく違うということです。「三田市の相場」という一つの数字で判断しないでください。
カルチャータウン・テクノパーク(150ha+工業団地 ― 工業専用地域219ha)(最寄駅:ウッディタウン中央(所在市は未確認))
北摂三田カルチャータウンは計画面積150ha・計画人口6,000人で、3つのニュータウンのうち最も小さいもの。こちらも昭和45年12月18日の都市計画決定です。
そして三田市には、住宅地とは別の系統の市街地開発事業があります。北摂工業団地造成事業 136ha(昭和45年12月18日決定)と、北摂三田第二テクノパーク 97ha(平成9年5月27日決定)です。後者は北摂三田第二テクノパーク土地区画整理事業 97.1haとして平成24年3月30日に最終告示されています。
この工業団地が、用途地域の構成にはっきり出ています。三田市の用途地域(令和5年10月31日)で工業専用地域は219ha・11.8%。商業地域の26ha(1.4%)の8倍以上です。令和8年地価公示の工業地の標準地もテクノパーク4番11の43,500円/㎡(+7.4%・14,044㎡)の1地点で、住宅地の+1.6%を大きく上回る上昇率になっています。
買う側にとっての意味はこうです。三田市は「住宅だけの市」ではなく、住宅と工業団地でできている市です。雇用の場が市内にあるということでもありますし、物件によっては工業系の用途地域が近いということでもあります。用途地域は市の地図情報(都市計画規制情報図)で確認できますので、周辺に何が建ちうるかは必ずご確認ください。
北東部(里山と農村集落 ― 市内で地価が最も低く、下落している地点がある)(最寄駅:相野/広野(所在市は未確認))
市公式の全体構想が「緑豊かな里山風景と美しい農村集落が共生している」と記す地域です。市域21,032haのうち19,182ha(91.2%)が市街化調整区域で、その大部分がこの方面にあたると考えられます。
令和8年地価公示で三田市の住宅地の最安地点は、ここにあります。長坂字五月田24番の16,100円/㎡(▲1.8%・426㎡)。最高の屋敷町98,500円/㎡と比べると6.1倍の開きがあります。
そして、15地点のうち下落した4地点がすべてこの方面です。長坂字五月田24番 ▲1.8%/四ツ辻字大ノ谷935番14 22,600円/㎡ ▲1.3%/大原字上野ケ原1323番70 29,800円/㎡ ▲1.0%/下井沢字院ノ馬場87番 42,000円/㎡ ▲0.9%。地番に「字(あざ)」が付いている地点が、そのまま下落地点と重なっています。つつじが丘南2丁目3番14(32,100円/㎡・0.0%)と狭間が丘3丁目19番14(64,100円/㎡・0.0%)は横ばいでした。
市公式が転出超過として挙げる5地区のうち、広野地区・小野地区・高平地区・藍地区の4つがこの方面です(残る1つがフラワータウン)。市公式は広野駅・相野駅周辺を「地域拠点」と位置づけ、「生活利便施設の立地を誘導」という方針を掲げています。
買う側にとっての論点を、両面から書きます。良い面は、市街化調整区域なら都市計画税0.3%がかからないこと(市公式が課税対象を市街化区域内と明記しています)。そして土地が広く、単価が安いこと。悪い面は、市街化調整区域では原則として建築を目的とした開発ができないこと、住宅ローンの取扱いが金融機関によって異なること、そして地価が下落している地点があることです。ただし三田市の市街化調整区域は5区分に分かれており、「区域1(条例指定区域)」は地域活性化を促進する区域とされています。「調整区域=全部ダメ」ではありません。物件ごとに必ずご確認ください。
※エリア区分と各エリアの記述は、三田市・兵庫県・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
05三田市の交通
鉄道
三田市の鉄道について、市公式で確実に言えることから書きます。市公式の沿革のページは「1899(明治32)年に阪鶴鉄道(現JR福知山線)の開通」、「1928(昭和3)年には神有鉄道(現神戸電鉄)が開通」と記しています。市内をJR福知山線と神戸電鉄の2つが通っていることは、これで確認できます。
そして都市計画マスタープランは、都市拠点として三田駅・新三田駅・フラワータウン駅(+センチュリーパーク地区)、地域拠点として広野駅・相野駅周辺を位置づけ、都市拠点には「商業・業務・居住機能などの複合的な機能の立地を誘導」、地域拠点には「生活利便施設の立地を誘導」という方針を掲げています。土地利用の方針は「鉄道駅周辺を拠点として市街地の形成を維持しつつ」「都市機能の集約と公共交通が連携した集約型都市構造を構築」。
ただし、市内の鉄道駅を事業者別に列挙した市公式の一覧は特定できませんでした(未取得)。駅別の乗車人員も、統計書に表名は存在するものの数値を抽出できていません。
そして、三田市のページで最も注意していただきたい点を書きます。「道場駅」は神戸市北区であって、三田市ではありません。しかもJR道場駅と神鉄道場駅の2つがあり、神戸市公式の市営自転車駐車場一覧は両方を北区として掲載しています。三田市は南で神戸市と接していますから、市境付近では市外の駅が最寄りになる物件が出てきます。駅の所在市と、物件の所在市は、別々にご確認ください。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 三田 | — | — | 市公式の都市計画マスタープランが「都市拠点」として名前を挙げている駅のひとつです(三田駅・新三田駅・フラワータウン駅・センチュリーパーク地区)。市公式は都市拠点について「商業・業務・居住機能などの複合的な機能の立地を誘導」と記しています。成約データの最寄駅「三田(兵庫)」は50件・中央値1,900万円・平均徒歩7分で、平均徒歩分数が市内で最も短い集計です。この価格帯なら仲介手数料の上限額は69万3,000円。三田駅前では4つの市街地再開発事業が行われてきました(Aブロック 1.5ha 平成2年/Dブロック 0.7ha 平成9年/Bブロック 0.9ha 平成21年/Cブロック 1.9ha 令和2年3月3日決定・未告示) |
| 新三田 | — | — | 市公式が「都市拠点」として挙げている駅のひとつ。成約21件・中央値1,200万円・平均徒歩14分で、この価格帯なら仲介手数料の上限額は46万2,000円。成約データの最寄駅別では、相野に次いで中央値が低い集計になります |
| フラワータウン | — | — | 成約件数が市内で最も多い最寄駅(86件)。中央値1,800万円・平均徒歩11分で、仲介手数料の上限額は66万円。市公式が「都市拠点」として挙げている駅でもあります。北摂三田フラワータウンは計画面積337ha・計画人口34,000人で、昭和45年12月18日に新住宅市街地開発事業として都市計画決定されました。市はいま「フラワータウンリボーンプロジェクト」を推進しており、同時に住宅基本計画では転出超過の5地区のひとつとしてフラワータウンの名前が挙がっています |
| ウッディタウン中央 | — | — | 成約43件・中央値3,300万円・平均徒歩14分。成約データの最寄駅別で、中央値が市内で最も高い集計です。この価格帯なら仲介手数料の上限額は115万5,000円。北摂三田ウッディタウンは計画面積587ha・計画人口48,000人で、3つのニュータウンのなかで最大。昭和45年12月18日の都市計画決定です。成約個票では、ゆりのき台の戸建(1996年築・軽量鉄骨造・土地235㎡・徒歩15分)が2,700万円で成約しています |
| 南ウッディタウン | — | — | 成約34件・中央値2,650万円・平均徒歩10分。仲介手数料の上限額は94万500円。成約個票では、あかしあ台の戸建(1994年築・木造・土地270㎡・徒歩10分)が2,600万円、あかしあ台のマンション(1994年築・RC・90㎡・徒歩4分)が1,600万円で成約しています。同じ駅圏でも、戸建とマンションで価格帯が違うことが分かります |
| 広野 | — | — | 市公式が「地域拠点」として挙げている駅のひとつ(広野駅・相野駅周辺)。市公式は地域拠点について「生活利便施設の立地を誘導」と記しています。広野地区は、住宅基本計画で転出超過の5地区のひとつとして挙げられています |
| 相野 | — | — | 市公式が「地域拠点」として挙げている駅のひとつ。成約21件・中央値1,100万円で、成約データの最寄駅別では中央値が市内で最も低い集計です。この価格帯なら仲介手数料の上限額は42万9,000円。平均徒歩は0分と記録されており、駅のごく近くの物件が中心だったと読めます |
※この表について、3つお断りします。
①路線名が「—」になっている理由。三田市公式には、市内の鉄道駅を事業者別・路線別に列挙した一次情報のページが見当たりませんでした(未取得)。市公式の沿革のページが「1899(明治32)年に阪鶴鉄道(現JR福知山線)の開通」「1928(昭和3)年には神有鉄道(現神戸電鉄)が開通」と記しているので、市内をこの2つの鉄道が通っていること自体は市公式で確認できます。ただしどの駅がどちらの路線かを市公式で確認できていないため、このページでは路線名を記載していません。
②乗降人員が「—」になっている理由。三田市統計書の「運輸・通信」の章には「1 JR各駅の乗車人員(1日平均)」「2 神戸電鉄各駅の乗車人員(1日平均)」という表名が確かに存在します。ところが表の中身をPDFから抽出できず、駅名と数値を確実に読み取れませんでした(未取得)。このページは推測で数字を埋めない方針ですので、人員欄は「—」としています。
③駅の所在市について。これがいちばん事故りやすい点です。新三田・広野・相野・藍本・三田本町・横山・南ウッディタウン・ウッディタウン中央などの所在市を、市公式で裏取りできていません(未取得)。表に載せた駅のうち、三田・新三田・フラワータウン・広野・相野の5駅は、市公式の都市計画マスタープランが都市拠点・地域拠点として名前を挙げている駅ですので、三田市の都市計画上の拠点として扱われていることは確かです。ウッディタウン中央・南ウッディタウンは、成約データの最寄駅表記として掲載しています。
そして、はっきりしていることがひとつあります。「道場駅」は神戸市北区であって、三田市ではありません。しかもJR道場駅と神鉄道場駅の2つがあり、神戸市公式の市営自転車駐車場一覧は両方を北区として掲載しています。三田市の物件を探していて「道場駅」が最寄りと書かれていても、駅は神戸市北区にあります。ただし駅が市外にあっても、住所が三田市なら固定資産税・都市計画税・学区・ごみ収集などの行政サービスは三田市のものが適用されます。
そのうえで、成約データの最寄駅別の集計を判断材料として掲載しておきます。
| 成約データの最寄駅表記 | 件数 | 成約中央値 | 平均徒歩 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|
| フラワータウン | 86件 | 1,800万円 | 11分 | 66万円 |
| 三田(兵庫) | 50件 | 1,900万円 | 7分 | 69万3,000円 |
| ウッディタウン中央 | 43件 | 3,300万円 | 14分 | 115万5,000円 |
| 南ウッディタウン | 34件 | 2,650万円 | 10分 | 94万500円 |
| 新三田 | 21件 | 1,200万円 | 14分 | 46万2,000円 |
| 相野 | 21件 | 1,100万円 | 0分 | 42万9,000円 |
また件数の多い順(フラワータウン86件→三田50件→ウッディタウン中央43件)と、中央値の高い順(ウッディタウン中央3,300万円→南ウッディタウン2,650万円→三田1,900万円)が一致しないのも押さえておく価値があります。いちばん多く売り買いされている駅圏が、いちばん高い駅圏ではありません。
道路
三田市の位置について、市公式は「兵庫県の南東部に位置し、神戸市街地より六甲山系を越えて北へ約25キロメートル、大阪市より北西へ約35キロの圏域にあります」と記しています。神戸から六甲山系を「越えて」北へ25kmという表現が、この市の位置を端的に表しています。市域は東西19.3km・南北17.8km・面積210.32km²。芦屋市(18.47km²)の11.4倍の面積です。隣接するのは丹波篠山市・宝塚市・猪名川町・神戸市・加東市・三木市の6市町(市公式は「北は篠山市…」と旧称のまま記載。現在の正式名称は丹波篠山市です)。
地形について、都市計画マスタープランは「市域の北部と東部に標高500〜700mの主要山岳が位置し、南西部はおおむね300m以内の丘陵台地となっています」と記しています。ニュータウンがあるのは、この「南西部の丘陵台地」です。町名に「が丘」「台」が並ぶ(ゆりのき台・狭間が丘・武庫が丘・あかしあ台・すずかけ台・富士が丘・弥生が丘・けやき台・南が丘・つつじが丘南)のは、地形をそのまま反映しています。「丘陵台地を造成してつくられた住宅地」だということは、擁壁・法面・高低差の確認が必要だということでもあります。
市内の道路の個別路線名については、本ページでは確認できていません(未取得)。市公式には「都市計画道路一覧」「都市計画道路網の見直しガイドライン」「都市計画道路網の見直し方針」の各ページが存在しますが、内容を取得できていません。このページは推測で書かない方針ですので、国道や高速道路の名称を列挙することはしません。都市計画道路の区域にかかる敷地は、建築に制限がかかることがあります。検討中の物件の前面道路や周辺道路に計画があるかどうかは、市の都市計画担当にご確認ください。また市は都市計画道路網の見直しそのものを進めていますので、「いまの計画」が将来も同じとは限りません。
移動の実感として、三田市は「車が前提になりやすい市」です。面積210.32km²に対して市街化区域は1,850ha(8.8%)しかなく、人口密度は約497人/km²(当方算出)。芦屋市の約4,965人/km²の10分の1です。成約データの平均徒歩分数も、ウッディタウン中央14分・新三田14分と長めです。「駅から徒歩圏」という条件で探すと、選択肢がかなり絞られる市だとお考えください。いっぽうで、土砂災害警戒区域388箇所・特別警戒区域223箇所(令和8年6月30日・兵庫県)という指定状況もあります。通勤・通学の経路と、そこに災害リスクがないかは、必ず現地とハザードマップの両方でご確認ください(10章で扱います)。
※市内の鉄道駅名と事業者の公式一覧、駅別の乗車人員、国道・高速道路・都市計画道路の個別路線名は、本ページでは確認できていません(未取得)。JR道場駅・神鉄道場駅はいずれも神戸市北区で、三田市の駅ではありません(神戸市公式の市営自転車駐車場一覧に北区として掲載)。出典:三田市「三田市の都市計画」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3255.html /三田市「市の概要」//www.city.sanda.lg.jp/shisei_joho/gaiyo/profile/8052.html /三田市 都市計画マスタープラン(令和5年4月改定)//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/660.html /三田市「都市計画道路」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3252.html /神戸市「自転車等駐車場一覧」//www.city.kobe.lg.jp/a26843/kurashi/access/road/cycleitiran/index.html
06三田市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」
兵庫県で家を探すとき、阪神間の平地しか見ていなかった方が最初につまずくのがこれです。
同じ市の中でも、駅前の市街地と山手・北部とで市街化区域と市街化調整区域が分かれています。
三田市は、市域21,032haのうち市街化区域が1,850ha(8.8%)しかありません。残る19,182ha(91.2%)が市街化調整区域です。この比率が、三田市で家を買うときのすべての出発点になります。
まず前提として、三田市は全域が都市計画区域です。市街化区域1,850ha+市街化調整区域19,182ha=21,032ha=210.32km²=市域全体。「都市計画区域外」の土地は三田市にはありません。市公式は、三田市が「近畿圏整備法の近郊整備区域」に位置するため、都市計画法により区域区分(線引き)の設定が義務づけられていると説明しています。
区域区分の当初告示は昭和45年10月31日、最終告示は平成28年3月29日。都市計画マスタープランは「令和4(2022)年3月末現在、全市域約21,032haのうち約1,850haを市街化区域に、その他の約19,182haを市街化調整区域に指定しています」と逐語で記しています。
ここで、よくある誤解をひとつ正しておきます。三田市の市街化調整区域は「一律に建てられない」わけではありません。市は市街化調整区域土地利用計画を持っており、区域を保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)の5つに分類しています。このうち「区域1(条例指定区域)」は、集落区域から災害危険地を除外したうえで、居住環境の向上と地域活性化を促進する区域とされています。「調整区域=全部ダメ」と書くと誤りになります。(5区分それぞれの面積は市公式の解説ページに記載がなく、未取得です。)
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 1,850 ha | 8.8% |
| 市街化調整区域 | 19,182 ha | 91.2% |
| 合計(都市計画区域) | 21,032 ha | 100.0% |
※区域区分の決定・変更:当初告示 昭和45年10月31日/最終告示 平成28年3月29日
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
三田市で最も買主に直結する論点が、ここです。三田市の都市計画税の税率は0.3%ですが、市公式は課税対象を「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と逐語で明記しています。市街化区域は1,850ha=市域の8.8%。つまり都市計画税が課されるのは、三田市の土地のわずか8.8%だけです。
固定資産税1.4%と合わせると、市街化区域内では1.7%、市街化調整区域内では1.4%。課税標準額が同じなら、毎年0.3%分だけ保有コストが違います。「三田市の固定資産税+都市計画税=1.7%」と一律に書くと、市域の91.2%で誤りになります。
ただし「三田市だから都市計画税がかからない」という書き方も誤りです。ニュータウン(フラワータウン・ウッディタウン・カルチャータウン)や三田駅周辺は市街化区域ですから、これらのエリアの物件には都市計画税がかかります。判断は、納税通知書の都市計画税欄と重要事項説明書で行ってください。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
91.2%が市街化調整区域 ― それでも「全部ダメ」ではない
三田市の市街化調整区域は19,182ha。市域21,032haの91.2%です。大阪府下でいえば河内長野市が85.7%、和泉市が69.3%、箕面市が58.1%ですから、三田市の91.2%は、それらより高い水準になります。
市街化調整区域は都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」と定義され、原則として建築を目的とした開発ができません。既存の建物があっても、建て替え・増築・用途変更に許可が要る、あるいはできない場合があります。住宅ローンの審査で取扱不可になったり、融資比率を下げられたりする金融機関もあります。
ただし、三田市の場合は「一律に建てられない」わけではありません。市は市街化調整区域土地利用計画を策定しており、その目的を「農林業の振興に資する土地利用や地域活性化を目的とした土地利用を適切に調整することを目標とする」と記しています。計画は区域を次の5つに分類しています。
| 区分 | 市公式の説明 |
|---|---|
| 保全区域 | 「良好な自然環境を有する山林」で、原則として転換を認めない |
| 森林区域 | 民有林等を保全。原則として転換を認めない(一定条件で立地可能) |
| 農業区域 | 優良農地を保全。原則として転換を認めない(一定条件で立地可能) |
| 集落区域 | 「既存の一団的土地利用区域」で居住環境を形成する |
| 区域1(条例指定区域) | 集落区域から災害危険地を除外した区域。居住環境の向上と地域活性化を促進する区域として位置づけられている |
※出典:三田市「市街化調整区域土地利用計画」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3253.html 。各区分の説明は市公式からの要約的抽出で、確度は中です。5区分それぞれの面積は市公式に記載がなく未取得です。
実務上の意味はこうです。三田市の市街化調整区域の物件だからといって、即「建て替え不可」と決まるわけではありません。「区域1(条例指定区域)」に当たるのか、農業区域なのか、保全区域なのかで、扱いが変わります。市公式には「市街化調整区域での自己用住宅建築の新たな許可基準」「市街化調整区域における地区計画の運用基準の改訂」「市街化調整区域での建築行為のパンフレット」というページがそれぞれ存在します(いずれも内容は未取得)。調整区域の物件を検討される場合は、必ずこれらを市の都市計画担当窓口で確認してください。
逆に言うと、三田市では「都市計画税がかからない物件」が多数派です
多くの市では、都市計画税がかからない物件を探すほうが難しくなります。大阪府門真市は市域の97.5%が市街化区域ですから、実質的にほぼすべての物件に都市計画税がかかります。
三田市はその正反対です。市公式が都市計画税の課税対象を「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と明記しており、市街化区域は1,850ha=市域の8.8%。面積で見れば、都市計画税がかからない土地のほうが10倍以上多い市です。
ただし、面積の比率と物件の比率は別です。人が住んでいるのは市街化区域が中心で、とくにニュータウン(フラワータウン・ウッディタウン・カルチャータウン)は市街化区域1,850haのうち1,074ha(58%)を占めます。成約データの最寄駅別で上位を占めるフラワータウン(86件)・ウッディタウン中央(43件)・南ウッディタウン(34件)は、いずれもニュータウンですから、実際に流通している物件の多くは市街化区域内=都市計画税がかかると考えるのが自然です。
結論。三田市では「市街化区域か調整区域か」が、毎年の税率(1.7%か1.4%か)と、建て替えの可否の両方を同時に決めます。この確認を省略できる市ではありません。税の詳細は08章で扱います。
生産緑地・高度地区などの地域地区
三田市公式には、土地利用(地域地区)/高度地区/高度利用地区/特別用途地区/防火地域/生産緑地地区/土地利用(地区計画等)/三田市都市計画法施行条例の各ページが存在します。ただし、いずれも内容は本ページで確認できていません(未取得)。このページは推測で書かない方針ですので、制度のページが存在するという事実のみを記載します。
生産緑地地区は市街化区域内の農地を計画的に保全する制度で、指定されている土地には建築等の制限がかかります。市公式には「特定生産緑地」のページもあります。隣地が生産緑地の場合、指定が解除されたあとに土地利用が変わる可能性がありますので、購入前に周辺の指定状況を市の地図情報でご確認ください。三田市は「三田の地図情報(都市計画規制情報図・景観計画規制情報図)」を公開しています。
出典:三田市「区域区分」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13259.html /三田市「市街化調整区域土地利用計画」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3253.html /三田市「用途地域」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13268.html /三田市「三田の地図情報」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13060.html /三田市「固定資産税・都市計画税」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/12/gyomu/zeikin/koteishisanzei/1054.html
07三田市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市街化区域・市街化調整区域を問わず課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋のみ |
| 合計(市街化区域) | 1.7% | 課税標準額に対して |
三田市の固定資産税は「固定資産税額=課税標準額×1.4%」(市公式の逐語)、都市計画税の税率は0.3%です。
そして、三田市でいちばん大事なのがここです。市公式は都市計画税の課税対象を「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と逐語で明記しています。市街化区域は1,850ha=市域の8.8%。つまり三田市で都市計画税が課されるのは、市域のわずか8.8%だけです。残る91.2%(19,182ha)の市街化調整区域では、固定資産税1.4%のみになります。
「三田市の固定資産税+都市計画税は1.7%です」と一律に書くと、市域の91.2%で誤りになります。逆に「三田市は調整区域が多いから都市計画税はかからない」と書くのも誤りです。ニュータウンも三田駅周辺も市街化区域ですから、実際に流通している物件の多くは1.7%の側だと考えられます。
納税義務者は「毎年1月1日現在に固定資産を所有している人」。納期は5月(第1期)・7月(第2期)・12月(第3期)・2月(第4期)の年4期で、納税通知書は5月に一括送付されます。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。
免税点は、市公式が「土地:30万円/家屋:20万円/償却資産:150万円」と明記しています。同一人が所有する課税標準額の合計がこれに満たない場合は課税されません。
いっぽう、住宅用地の課税標準の特例(小規模住宅用地・一般住宅用地)と新築住宅の減額措置については、未取得です。市公式の「固定資産税の課税特例・軽減措置」ページの内容を取得できませんでした。このページは推測で書かない方針ですので、具体的な軽減率は記載していません。
そのうえで、三田市で押さえておくべき点を書きます。三田市は、土地が広い市です。国土交通省の成約価格情報では、戸建149件の平均土地面積が220㎡。町丁目別でも、ゆりのき台195㎡・あかしあ台198㎡・学園198㎡・富士が丘193㎡・弥生が丘182㎡と、ニュータウンの町丁目で180㎡〜200㎡前後が並びます。令和8年地価公示の住宅地15地点でも、長坂字五月田24番が426㎡、南が丘1丁目1942番4が150㎡、横山町1621番2が291㎡、下井沢字院ノ馬場87番が307㎡といった水準です。土地が広いということは、そのぶん課税標準額も大きくなるということです。いっぽうで三田市の住宅地の公示価格は平均62,686円/㎡で、当方の集計では兵庫県内40市区町村で19位、25市で10位という水準。単価が低く、面積が広い。毎年の税額がいくらになるかは、この2つの掛け算で決まりますので、正確な額は市の税務担当か納税通知書でご確認ください。
免税点
同一人が三田市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。
| 区分 | 免税点 |
|---|---|
| 土地 | 300,000円 |
| 家屋 | 200,000円 |
| 償却資産 | 1,500,000円 |
※納期:年4期。第1期 5月/第2期 7月/第3期 12月/第4期 2月(納税通知書は5月に一括送付)/賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に課税
※税率・免税点は三田市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
08三田市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
三田市が学校選択制を実施しているかどうかは、本ページ作成時点で公表資料から確認できていません。このページでは推測で書かない方針のため、断定していません。市が公表している範囲では、住所地によって通う小学校・中学校が定められています。物件選びの段階で通学区域を確認し、最終的な判断は市の教育委員会にご確認ください。三田市が学校選択制を実施しているかどうかは、市の公表資料から確認できませんでした(未取得)。このページは推測で書かない方針ですので、実施の有無は断定しません。
ただし、混同しやすい制度がひとつあります。「小規模特認校制度」です。三田市公式が説明しているのは、「自然環境に恵まれ、少人数の特徴を活かし、特色ある教育を推進している小規模校」に対して「一定の条件のもと市内全域から就学を認める制度」。対象校は三田市立母子(もうし)小学校の1校だけです。
これは「学校選択制」とは別の制度です。学校選択制は、通学区域の枠内あるいは隣接校区のなかから入学する学校を選べるようにする制度ですが、小規模特認校制度は特定の1校について、市内全域からの就学を認めるものです。「三田市には学校選択制があります」と書いてある情報を見かけたら、それは小規模特認校制度と混同している可能性があります。
なお三田市の通学区域(校区)の一覧は、本ページでは確認できていません(未取得)。市立学校一覧のページに通学区域の記載もリンクもありませんでした。学区を理由にエリアを絞る場合は、市教育委員会に直接ご確認ください。
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
| 許可される事由 | 内容 |
|---|---|
| 小規模特認校制度(三田市立母子小学校) | 三田市で市公式にはっきり確認できる、唯一の「指定校以外に通える制度」です。対象は三田市立母子(もうし)小学校の1校のみ。市は制度の趣旨を「自然環境に恵まれ、少人数の特徴を活かし、特色ある教育を推進している小規模校」に「一定の条件のもと市内全域から就学を認める制度」と説明しています。市内のどこに住んでいても申し込めるということです。 |
| 小規模特認校制度の条件(市公式の逐語) | 市公式が挙げている条件は4つです。①「三田市に居住していること」②「小規模特認校の教育活動に賛同し、協力すること」③「保護者の責任と負担において、児童が安全に通学できること」(通学費の補助はありません)④「原則として児童が卒業するまで就学すること」。③がいちばん重い条件です。三田市は東西19.3km・南北17.8kmという広い市で、母子は市の北部側にあります。通学の負担は保護者が全部引き受けるという前提だとお考えください。 |
| 中学校への進学 | 小規模特認校(母子小学校)を卒業した後は、校区外就学申立により上野台中学校への就学も可能とされています。小学校だけの制度ではなく、中学校まで見通した設計になっているということです。 |
| その他の指定校変更の事由 | 三田市の指定校変更が認められる事由の一覧は、本ページでは確認できていません(未取得)。市公式に該当ページを特定できませんでした。他市では「入学前に市内で転居予定」「建て替え中の仮住まい」「兄姉と同一校への就学」などが一般的に認められていますが、三田市がどう運用しているかは確認できていません。該当しそうな方は市教育委員会へ直接ご確認ください。 |
| 確認の方法 | 三田市で学区を理由にエリアを絞るなら、①通学区域(校区)の一覧 ②指定校変更が認められる事由 ③小規模特認校制度の最新の募集要項の3点を、市教育委員会に直接ご確認ください。本ページで確認できたのは③の制度概要のみで、①と②は未取得です。 |
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は三田市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ兵庫県内でも、市が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 未取得。三田市公式サイト内でこども医療費助成の該当ページを特定できませんでした |
三田市の学区は「ニュータウンかどうか」でほぼ決まる
三田市の市立学校一覧から読み取れる小学校は20校、中学校は8校(ページ表記と抽出で1校ずれた可能性があり、小学校の校数の確度は中です)。この28校の並びが、三田市の都市構造をそのまま映しています。
| 区分 | 学校名 |
|---|---|
| ニュータウン内とみられる小学校(10校) | 武庫(武庫が丘)/狭間(狭間が丘)/弥生(弥生が丘)/富士(富士が丘)/けやき台/すずかけ台/あかしあ台/ゆりのき台/学園/つつじが丘 |
| 旧来の地名の小学校(10校) | 三田(屋敷町)/三輪/志手原/松が丘/広野/母子/小野/高平/藍/本庄 |
| ニュータウンの町名の中学校(4校) | 狭間/富士/けやき台/ゆりのき台 |
| そのほかの中学校(4校) | 八景/上野台/長坂/藍 |
※出典:三田市「市立学校一覧」//www.city.sanda.lg.jp/kosodate_kyoiku/kyoiku_iinkai/edu/ichiran/23893.html 。どの学校がニュータウン内かの区分は、校名と所在地の町名にもとづく当方の整理であり、市公式の区分ではありません。通学区域(校区)の一覧は未取得です。
ここで、成約データと突き合わせてみてください。国土交通省の成約価格情報で件数の多い町丁目の上位8つは、ゆりのき台27件/狭間が丘26件/武庫が丘20件/あかしあ台18件/すずかけ台17件/富士が丘17件/学園17件/弥生が丘16件。8つすべてが、上の表の「ニュータウン内とみられる小学校」の町名と一致します。
つまり三田市で実際に流通している住宅の多くは、ニュータウン内の住宅であり、その学区もニュータウン内の学校だということです。三田市で学区を検討するというのは、多くの場合、「どのニュータウンのどの丘か」を選ぶこととほぼ同じになります。
学校選択制ではなく「小規模特認校制度」 ― ここを間違えないでください
三田市が学校選択制を実施しているかどうかは未取得です。このページでは実施の有無を断定しません。
市公式ではっきり確認できるのは「小規模特認校制度」のほうです。対象は三田市立母子(もうし)小学校の1校のみ。市は「自然環境に恵まれ、少人数の特徴を活かし、特色ある教育を推進している小規模校」に対して「一定の条件のもと市内全域から就学を認める制度」と説明しています。
条件は4つで、市公式の逐語では①「三田市に居住していること」②「小規模特認校の教育活動に賛同し、協力すること」③「保護者の責任と負担において、児童が安全に通学できること」(通学費の補助なし)④「原則として児童が卒業するまで就学すること」。卒業後は校区外就学申立により上野台中学校への就学も可能とされています。
③は軽くありません。三田市は東西19.3km・南北17.8kmという広い市です。市公式は地形を「市域の北部と東部に標高500〜700mの主要山岳が位置し、南西部はおおむね300m以内の丘陵台地となっています」と記しています。通学の負担をすべて保護者が引き受けるという前提で、制度の利用をご検討ください。
そして、この制度は「学校選択制」ではありません。学校選択制は、住所で指定された学校のほかに、隣接校区などから入学先を選べるようにする制度です。小規模特認校制度は、特定の1校について市内全域からの就学を認めるもの。「三田市には学校選択制がある」と書いてある情報は、この2つを混同している可能性があります。
給食費 ― 令和6年度・令和7年度は改定差額を市が全額負担してきた
三田市の給食費は、小学校が1食279円・月額4,570円・年額 約50,220円(180食×279円)、中学校が1食323円・月額5,290円・年額 約58,140円(180食×323円)。
改定は令和6年4月です。そして市公式は「令和6年度及び令和7年度は改定による差額を市が全額負担している」と記しています。つまり保護者が納める額は、改定前と同額で据え置かれてきたということです。これは「無償化」ではなく、改定差額を市が肩代わりしてきたという措置です。令和8年度以降の扱いは、市の最新の公表資料でご確認ください。このページでは、市公式で確認できた令和6年度・令和7年度についてのみ記載しています。
実施方式については、市公式に「三田市学校給食センターの紹介」というページが存在することからセンター方式とみられますが、全校がセンター方式かどうかは確認できていません(未取得)。
こども医療費助成の内容は、確認できていません
三田市のこども医療費助成については、市公式サイト内で該当ページを特定できませんでした(未取得)。こども政策課・医療健康の各インデックスにも掲載がなく、一部のURLは404を返しました。
対象年齢も、所得制限の有無も、自己負担額も、このページには書けません。こども医療費助成は市町村が独自に決めている制度で、隣の市に移るだけで条件が変わります。お子様の医療費を住み替えの判断材料にされる場合は、必ず三田市の窓口に直接ご確認ください。「三田市のこども医療費は◯歳まで無料」といった記述を見かけたら、それが市公式のどのページに書かれているかをご確認いただくことをおすすめします。
同じく保育所等の待機児童数も未取得です。市公式・統計書とも記載を特定できませんでした。
出典:三田市「小規模特認校制度」//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/65/gyomu/ikuji_student/1/36103.html /三田市「市立学校一覧」//www.city.sanda.lg.jp/kosodate_kyoiku/kyoiku_iinkai/edu/ichiran/23893.html /三田市「学校給食費」//www.city.sanda.lg.jp/kosodate_kyoiku/kyoiku_iinkai/kyushoku/26787.html /三田市「三田市学校給食センターの紹介」//www.city.sanda.lg.jp/kosodate_kyoiku/kyoiku_iinkai/kyushoku/22504.html
09三田市で家を買う前に必ず確認したい点
三田市の災害リスクは、土砂に集中しています。 市域210.32km²のうち北部と東部に標高500〜700mの山岳があり、南西部が丘陵台地。 内陸ですので、津波も高潮もありません。 確認すべきことがはっきり分かれている市です。この章では、その中身を見ていきます。
1|土砂災害警戒区域388箇所・特別警戒区域223箇所
兵庫県の資料(令和8年6月30日現在)では、三田市の指定状況は次のとおりです。
| 市 | 土砂災害警戒区域(イエロー) | 土砂災害特別警戒区域(レッド) |
|---|---|---|
| 三田市 | 388箇所 | 223箇所 |
| (参考)西宮市 | 261箇所 | 132箇所 |
| (参考)芦屋市 | 59箇所 | 14箇所 |
※出典:兵庫県「土砂災害警戒区域等の指定状況」(令和8年6月30日現在) //web.pref.hyogo.lg.jp/ks15/documents/0630shiteijoukyou.pdf 。 県の市町別表からの抽出で、確度は中です。
三田市の警戒区域388箇所は、芦屋市(59箇所)の6.6倍。 特別警戒区域223箇所は、芦屋市(14箇所)の15.9倍です(当方算出)。 兵庫県内でも多い部類だとお考えください。
これは、市域が広いことの反映でもあります。 三田市の面積は210.32km²で芦屋市(18.47km²)の11.4倍。 そのうえ市公式は地形を 「市域の北部と東部に標高500〜700mの主要山岳が位置し、 南西部はおおむね300m以内の丘陵台地となっています」と記しています。 山が多い市だから、土砂災害の指定箇所も多いということです。
実務上の注意点を書きます。 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に指定されると、 居室を有する建築物には構造規制がかかり、開発には許可が必要になります。 担保評価が下がり、住宅ローンの条件が厳しくなることもあります。 三田市では特別警戒区域が223箇所ありますから、 これは「当たる可能性が現実にある」レベルの数字です。 388箇所・223箇所が市内のどこに分布しているかは、本ページでは確認できていません(未取得)。 市のWeb版ハザードマップ(//bousai.city.sanda.lg.jp/web_hazardmap/flow_01.html)で 住所ごとにご確認ください。英語版・中国語版もあります。
2|津波・高潮は対象外 ― 三田市は内陸です
三田市のハザードマップの対象は、市公式の逐語で 「土砂災害の警戒区域及び特別警戒区域(土砂災害防止法に基づく指定)」と 「洪水の浸水想定区域(水防法に基づく指定)」の2つです。
高潮浸水想定区域も、津波災害警戒区域も、対象に含まれていません。 三田市は「兵庫県の南東部に位置し、神戸市街地より六甲山系を越えて北へ約25キロメートル」の 内陸市だからです。
これは、同じ兵庫県内でも大きな違いです。 芦屋市は南で大阪湾に面しており、防災マップに津波・高潮の浸水想定区域図が掲載されています。 三田市には、その論点がありません。 そのかわり土砂災害が388箇所・223箇所。 リスクの「型」が、まったく違うということです。
3|洪水 ― 対象河川名と浸水深は未取得
三田市のハザードマップは、水防法に基づく洪水の浸水想定区域を対象としています。 市公式はハザードマップを 「市域で発生が予測される自然災害の被害の及ぶ範囲や被害の程度、避難所などを地図上に示した」 ものと定義しています。
ただし、対象となる河川名と浸水深の数値は、本ページでは取得できていません(未取得)。 ハザードマップがPDF図面で提供されており、数値を文字として読み取れませんでした。 このページでは、河川名を推測で書くことはしません。
市は紙面版PDF(表面・裏面)とWeb版ハザードマップの両方を公開しています。 また内水浸水想定区域図のページも別にあります(内容は未取得)。 ため池ハザードについては、ハザードマップの対象に記載がありませんでした(未取得)。
4|市街化調整区域 ― 市域の91.2%
三田市で家を買う前に、いちばん最初に確認すべきことです。 市域21,032haのうち19,182ha(91.2%)が市街化調整区域。 市街化区域は1,850ha(8.8%)しかありません。
市街化調整区域は都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」と定義され、 原則として建築を目的とした開発ができません。 既存の建物があっても、建て替え・増築・用途変更に許可が要る、あるいはできない場合があります。 住宅ローンの審査で取扱不可になったり、融資比率を下げられたりする金融機関もあります。
ただし、三田市の場合は「一律に建てられない」わけではありません。 市の市街化調整区域土地利用計画は、区域を 保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)の5つに分類しています。 「区域1(条例指定区域)」は、集落区域から災害危険地を除外したうえで、 居住環境の向上と地域活性化を促進する区域とされています。 「三田市の調整区域は全部ダメ」と書いたら誤りです。 (5区分それぞれの面積は市公式に記載がなく未取得です。)
市公式には 「市街化調整区域での自己用住宅建築の新たな許可基準」 「市街化調整区域における地区計画の運用基準の改訂」 「市街化調整区域での建築行為のパンフレット」というページがそれぞれ存在します (いずれも内容は未取得)。 調整区域の物件を検討される場合は、必ず市の都市計画担当窓口でご確認ください。
5|都市計画税がかかるのは市域の8.8%だけ
これは三田市に固有の、買主に直結する論点です。 市公式は都市計画税の課税対象を 「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と 逐語で明記しています。
市街化区域=1,850ha=市域の8.8%。 つまり三田市で都市計画税0.3%が課されるのは、市域の8.8%だけです。 残る91.2%では固定資産税1.4%のみになります。
「三田市の固定資産税+都市計画税は1.7%」と一律に書くと、 市域の91.2%で誤りになります。 ただし「三田市なら都市計画税はかからない」も誤りです。 ニュータウンも三田駅周辺も市街化区域ですから、 実際に流通している物件の多くは1.7%の側だと考えられます。 判断は納税通知書と重要事項説明書で行ってください。
6|ニュータウンなら、地区計画がどうかかっているか
三田市の市街化区域1,850haのうち1,074ha(58.1%・当方算出)が、 昭和45年12月18日に一度に都市計画決定された3つの新住宅市街地開発事業です。 北摂三田フラワータウン337ha(計画人口34,000人)/ウッディタウン587ha(48,000人)/ カルチャータウン150ha(6,000人)。
これらには地区計画がかかっており、 市は6地区(フラワータウン/ウッディタウン/カルチャータウン/友が丘/つつじが丘/さくら坂) について、 「これまで地区計画で建築出来なかった建物用途を、『特例許可』により建築を認めていく」 という緩和を行いました。 対象は①高齢者・若年世代向け施設(グループホーム、老人ホーム、保育所等) ②生活支援店舗・サービス施設 ③兼用住宅(事務所、飲食店、物販店等を併設)です。
買う側にとっての意味は2つあります。 ひとつは、いま自分が買おうとしている土地に、どの地区計画がかかっているかを 確認しなければならないこと。 もうひとつは、隣地に何が建ちうるかが、この緩和によって変わったことです。 これまで戸建住宅だけだった街区に、グループホームや保育所、生活支援店舗が 建てられるようになりました。 これは街の持続のために必要な措置ですが、買う側としては知っておくべき変化です。
各地区計画の決定年月日・制限内容、および特例許可制度の決定年月日は 未取得です(市公式に記載がありませんでした)。
7|用途地域 ― 工業専用地域が219ha(11.8%)ある
三田市の用途地域(基準日=最終告示 令和5年10月31日)は、次のとおりです。
| 用途地域 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 第1種低層住居専用地域 | 687 ha | 37.1% |
| 第1種中高層住居専用地域 | 437 ha | 23.6% |
| 工業専用地域 | 219 ha | 11.8% |
| 第1種住居地域 | 193 ha | 10.4% |
| 第2種住居地域 | 117 ha | 6.3% |
| 準工業地域 | 88 ha | 4.8% |
| 近隣商業地域 | 77 ha | 4.2% |
| 商業地域 | 26 ha | 1.4% |
| 第2種中高層住居専用地域 | 6.3 ha | 0.3% |
※出典:三田市「用途地域」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13268.html 。 構成比は市街化区域1,850haに対する割合です。 用途地域ごとの建ぺい率・容積率は未取得(市公式のPDFの内容を取得できず)。
第1種低層+第1種中高層で60.7%。 住宅専用の用途地域が6割を占めるという構成は、 成約271件のうち149件(約55%)が戸建であることと整合します。
いっぽうで、工業専用地域が219ha(11.8%)あります。 これは北摂三田テクノパーク・第二テクノパークにあたるとみられ、 令和8年地価公示の工業地の標準地もテクノパーク4番11の43,500円/㎡(+7.4%・14,044㎡)の 1地点だけです。 商業地域は26ha(1.4%)しかなく、工業専用地域の8分の1以下。 三田市は「住宅と工業団地でできている市」だということが、用途地域の構成に出ています。
8|造成地であること ― 擁壁・法面・高低差
三田市のニュータウンは、市公式の表現でいう 「南西部はおおむね300m以内の丘陵台地」を造成してつくられた住宅地です。 町名に「が丘」「台」が並ぶ(ゆりのき台・狭間が丘・武庫が丘・あかしあ台・すずかけ台・ 富士が丘・弥生が丘・けやき台・南が丘・つつじが丘南)のは、地形をそのまま反映しています。
造成地の物件では、擁壁・法面・高低差が実務的な論点になります。 擁壁の維持・更新には費用がかかり、再築の際に基準を満たさない擁壁の造り替えが 必要になることもあります。 入居開始が昭和56年ですから、造成から40年以上が経過している区画もあるということです。
盛土規制法(宅地造成等工事規制区域)の三田市における指定状況は、 本ページでは確認できていません(未取得)。 造成を伴う工事を予定される場合は、市の建築・開発の窓口に必ずご確認ください。
9|確認の手順(ご自身でもできます)
- 「三田の地図情報」で住所を確認する。 市は都市計画規制情報図・景観計画規制情報図を公開しています (//www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13060.html)。 市街化区域か調整区域か、用途地域は何か、地区計画はあるかが確認できます。
- Web版ハザードマップで、土砂災害と洪水を確認する。 //bousai.city.sanda.lg.jp/web_hazardmap/flow_01.html 。 土砂災害警戒区域388箇所・特別警戒区域223箇所に入っていないかを必ず見てください。
- 固定資産税の納税通知書を見る。 都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い という判断材料になります。三田市ではこの差が面積で10倍以上あります。
- 調整区域なら、5区分のどれかを市に確認する。 保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)で扱いが変わります。
- 造成地なら、擁壁・法面・高低差を現地で確認する。
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する。
※家タダでは、ご検討中の物件が市街化調整区域かどうか、 地区計画がかかるか、土砂災害の区域に入っていないか、再建築が可能か、 ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。 物件URLをお送りください。 出典:三田市「ハザードマップ」 //www.city.sanda.lg.jp/kurashi/anzen_anshin/bosai/hazard_map/hazard_map.html / 三田市「区域区分」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13259.html / 三田市「市街化調整区域土地利用計画」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3253.html / 三田市「ニュータウンの用途制限の緩和」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3826.html / 三田市「用途地域」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/13268.html / 兵庫県「土砂災害警戒区域等の指定状況」 //web.pref.hyogo.lg.jp/ks15/documents/0630shiteijoukyou.pdf
10三田市の成り立ち ― 三田藩の城下町と、昭和45年に一度に決まった1,074ha
三田市には、まったく性格の違う2つの市街地があります。 ひとつは三田駅を中心とする旧市街。 もうひとつは、昭和45年に一度に都市計画決定された1,074haのニュータウン。 この2つが同じ市域にあることが、三田市の地価が6.1倍に開いている理由です。 この章では、市公式に書かれていることだけをたどります。
旧石器時代から、三田藩の城下町へ
市公式は、三田の歴史をこう書き出しています。 「三田の地に人々が暮らし始めた歴史は、はるか数万年前の旧石器時代にまでさかのぼります。」
その後、奈良時代に寺院が建立され、 南北朝時代に「三田城」の記録が現れ、 安土桃山時代に城下町化し、江戸期は三田藩の拠点となりました。
令和8年地価公示で三田市の住宅地の最高地点が屋敷町597番2(98,500円/㎡・+10.1%) であることを思い出してください。 「屋敷町」という町名、そして市立三田小学校の所在地が屋敷町2-20であること。 旧市街がいまも市内で最も地価の高いエリアであるという事実は、 この歴史の延長線上にあります。
明治32年の鉄道、昭和3年の鉄道
市公式は鉄道の開通をこう記しています。 「1899(明治32)年に阪鶴鉄道(現JR福知山線)の開通」、 「1928(昭和3)年には神有鉄道(現神戸電鉄)が開通」。
つまり、三田市に鉄道が通ったのは明治と昭和初期です。 ニュータウンの計画発表(昭和44年)の70年前と40年前。 鉄道が先にあり、そこへ後からニュータウンが載せられたという順序になります。
昭和33年、兵庫県20番目の市
市公式は、市制施行をこう記しています。 「1958(昭和33)年に兵庫県20番目の市として三田市が誕生しました。」 概要ページでは「昭和33年7月に市制を施行」。 そして「1958年は約3万2千人」。
その前には町村合併があり、 昭和31年に相野町、昭和32年に三田町が成立しています (この2つは市公式からの抽出値で、確度は中です)。 成約データの最寄駅に「相野」が出てくるのは、この旧町の名前です。
昭和44年、北摂三田ニュータウン計画が発表される
ここから、三田市は別の市になります。
都市計画マスタープランは 「昭和44(1969)年に北摂三田ニュータウン計画が発表された」と記しています。 市制施行から11年後、人口が3万2千人だった市に、 計画人口88,000人の住宅地の計画が発表されたということです。
そして翌年、昭和45年10月31日に区域区分(線引き)が当初告示され、 同年12月18日に3つの新住宅市街地開発事業が都市計画決定されました。 北摂三田フラワータウン337ha・34,000人/ウッディタウン587ha・48,000人/ カルチャータウン150ha・6,000人。 同じ日に北摂工業団地造成事業136haも決定されています。
入居が始まったのは昭和56年(1981年)です。 市公式は「1981(昭和56)年の北摂三田ニュータウンの入居が始ま」り、 「順調な人口増加」を実現した、と記しています。
「計画発表(昭和44年)」「都市計画決定(昭和45年12月18日)」 「入居開始(昭和56年)」は、それぞれ別の年です。 混同している記述をときどき見かけますので、ご注意ください。
昭和62年から10年連続、人口増加率日本一
市公式は「1987年(昭和62)年からの10年間は連続して人口増加率日本一を記録」、 都市計画マスタープランは 「昭和62(1987)年から平成8(1996)年まで10年連続で人口増加率日本一」と記しています。
市制施行時に約3万2千人だった市が、42年後の平成12年(2000年)に11万人。 約3.4倍です。 そしてこの増分のほぼすべてが、1,074haのニュータウンによるものでした。
その後の経過については、市公式の資料どうしで記述が食い違います。 都市計画マスタープランは「平成25(2013)年以降は減少に転じています」、 住宅基本計画は「平成29年度末に116,882人でピークを迎え、その後緩やかに減少していくと 予測されています」。 このページでは両論を併記し、ピークの年を断定しません。 令和8年8月末の住民基本台帳は104,618人・47,849世帯です。
いま ― つくる市から、つくりかえる市へ
市公式の都市計画マスタープランは 「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が 見込まれます」と記し、 フラワータウンリボーンプロジェクトを推進しています。
そしてニュータウン6地区の地区計画について、 これまで建てられなかった用途を「特例許可」で認める緩和を行いました。 対象は高齢者・若年世代向け施設(グループホーム、老人ホーム、保育所等)、 生活支援店舗・サービス施設、兼用住宅です。
三田駅前でも動きがあります。 Aブロック(平成2年)→Dブロック(平成9年)→Bブロック(平成21年)→ Cブロック(令和2年3月3日決定・未告示)と、 4つの市街地再開発事業が順に都市計画決定されてきました。 旧市街の側には、まだ事業が動いているということです。
三田市の歴史を一言でまとめるなら、こうなります。 旧石器時代からの土地に、三田藩の城下町ができ、 明治と昭和初期に鉄道が通り、 昭和45年に1,074haの住宅地が一度に決まり、 昭和56年から入居が始まり、10年連続で人口増加率日本一になり、 いまその世代が一斉に高齢化している。 買う側にとっては、「広くて安い」と「将来の人口減」が同時にある市です。 このページは、その両方を書いています。
市名の由来と、隣接市の表記について
「三田」という地名の由来については、 市公式に明記した記述を特定できませんでした(未取得)。 このページは推測で書かない方針ですので、市名の由来については何も書きません。
もうひとつ、市公式の表記について注記しておきます。 三田市の「市の概要」ページは隣接市町を 「北は篠山市、東は宝塚市、猪名川町、南は神戸市、西は加東市、三木市に接しています」と 記しています。 ただし「篠山市」は2019年に「丹波篠山市」へ改称しており、 市公式の表記が旧称のまま残っています。 このページでは、市公式の逐語を引用しつつ、現在の正式名称が丹波篠山市であることを注記しました。
なお市公式は、市の花をさつき(昭和43年制定/「愛情と純朴を表し、 明るく住みよいまちづくりを目標としている」)、 市の木を赤松(昭和43年制定/「風土によくあい、市内の大部分の山林はこの木に覆われています」)と 定めています。 「市内の大部分の山林」という表現が、市域21,032haのうち19,182ha(91.2%)が 市街化調整区域であることと、そのまま重なります。
※出典:三田市「三田市の都市計画」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/3255.html / 三田市「市の概要」//www.city.sanda.lg.jp/shisei_joho/gaiyo/profile/8052.html / 三田市 都市計画マスタープラン(第1章) //www.city.sanda.lg.jp/material/files/group/35/tosikeikakumasterplan2023-1shou.pdf / 三田市 住宅基本計画(第2章) //www.city.sanda.lg.jp/material/files/group/35/chapter2.pdf / 三田市「市街地開発事業」 //www.city.sanda.lg.jp/soshiki/34/gyomu/seisaku_keikaku/toshi_keikaku/667.html 。 町村合併(昭和31年 相野町/昭和32年 三田町)は市公式からの抽出値で、確度は中です。
11三田市の物件を探す・相談する
ネットで見つけた三田市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。
ご相談から引渡しまでの流れ
| ステップ | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLをお送りください | 無料 |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答 | 無料 |
| 3. 内覧 | 三田市内の物件は担当者が現地までご同行します | 無料 |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認 | 無料 |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に交渉を代行します | 無料 |
| 6. 契約・決済 | 重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート | 仲介手数料0円 |
※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。
お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MILLIONS(家タダ) |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702 |
| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
| 電話 | 06-4256-4106 |
| LINE | LINEで相談する |
※掲載の数値は令和8年地価公示、令和7年国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。
12三田市の不動産購入に関する記事
- 【大阪市24区】仲介手数料無料で家を買う|地価・人口・学校選択制で選ぶエリア比較 大阪市内と比べたい場合はこちら。24区を公的データで横並びにしています。
エリア別ページ(大阪府・兵庫県)
神戸市9区のエリア別ページ
神戸市東灘区神戸市灘区神戸市兵庫区神戸市長田区神戸市須磨区神戸市垂水区神戸市北区神戸市中央区神戸市西区
兵庫県の市のエリア別ページ
姫路市尼崎市明石市西宮市芦屋市伊丹市加古川市宝塚市川西市三田市加東市
大阪市24区のエリア別ページ
北区都島区福島区此花区中央区西区港区大正区天王寺区浪速区西淀川区淀川区東淀川区東成区生野区旭区城東区阿倍野区住吉区東住吉区西成区住之江区平野区鶴見区
堺市7区のエリア別ページ
大阪府下の市のエリア別ページ
岸和田市豊中市池田市吹田市泉大津市高槻市貝塚市守口市枚方市茨木市八尾市泉佐野市富田林市寝屋川市河内長野市松原市大東市和泉市箕面市柏原市羽曳野市門真市摂津市高石市藤井寺市東大阪市泉南市四條畷市交野市大阪狭山市阪南市
区ごとの地価・人口・制度を横並びで比較したい方は【大阪市24区】エリア比較ハブ/【神戸市】9区の比較ページをご覧ください。
13三田市の不動産購入 よくある質問
三田市で本当に仲介手数料は0円になりますか?
はい。ネットに掲載されている三田市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。つまり「これ以上もらってはいけない」という天井は法律で決まっていますが、「これだけはもらわなければならない」という床は決まっていない、ということです。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。
三田市の成約中央値(国土交通省 成約価格情報・直近4四半期)で計算すると、戸建2,600万円なら仲介手数料の上限額は92万4,000円、マンション1,600万円なら59万4,000円。成約の上位10%にあたる3,800万円なら132万円です。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。
三田市の住宅の相場はいくらくらいですか?
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・271件)では、戸建の成約中央値が2,600万円(149件・平均土地面積220㎡・平均築1999年)、中古マンションが1,600万円(122件・平均専有82㎡・平均築1997年)です。271件のうち約55%が戸建で、マンションが6割を超える西宮市・芦屋市とは構成が逆になります。戸建の平均土地面積220㎡は、芦屋市の183㎡・西宮市の150㎡より広い水準です。
成約価格帯は下位25%が1,400万円、上位10%が3,800万円。最寄駅別ではウッディタウン中央3,300万円(43件)が最も高く、南ウッディタウン2,650万円(34件)、三田(兵庫)1,900万円(50件)、フラワータウン1,800万円(86件)、新三田1,200万円(21件)、相野1,100万円(21件)(※駅の所在市は市公式で裏が取れていないため、「その駅を最寄りとして記録された三田市内の物件」の集計です)。町丁目別ではゆりのき台3,400万円(27件・平均195㎡)が最高、すずかけ台2,700万円、あかしあ台2,500万円、富士が丘2,200万円、弥生が丘2,050万円、武庫が丘1,700万円、狭間が丘1,450万円、学園1,200万円。上位8町丁目がすべてニュータウンの町名です。
土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均62,686円(住宅地15地点)、前年比+1.6%。商業地は3地点平均181,000円(+4.0%)、工業地は1地点43,500円(+7.4%)です。なお成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値はお示しできません。また成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。
三田市で地価がいちばん高いエリアと安いエリアはどこですか?
令和8年地価公示の住宅地15地点で見ると、最も高い標準地は屋敷町597番2の98,500円/㎡(前年比+10.1%・165㎡)、最も安い標準地は長坂字五月田24番の16,100円/㎡(▲1.8%・426㎡)です。差は6.1倍。
上位は屋敷町98,500円、駅前町95,400円、高次1丁目95,000円、相生町90,500円と三田駅周辺の旧市街が占め、次いでけやき台4丁目82,000円、南が丘1丁目76,700円とニュータウンが続きます。+10.1%という上昇率は15地点のなかで突出しており、2位の駅前町は+2.6%です。
いっぽう、下落した地点が4つあります。長坂字五月田24番(▲1.8%)、四ツ辻字大ノ谷935番14(22,600円・▲1.3%)、大原字上野ケ原1323番70(29,800円・▲1.0%)、下井沢字院ノ馬場87番(42,000円・▲0.9%)。4地点とも地番に「字(あざ)」が付いており、市の北東部側にあたります。市公式の全体構想は市域を「北東部=緑豊かな里山風景と美しい農村集落」と「南西部=既成市街地とニュータウン」に大別しており、地価の並びがこの二分法と一致しています。
三田市の都市計画税は、本当にかからない場合があるのですか?
あります。そして、これが三田市でいちばん大事な確認事項です。
三田市公式は、都市計画税の課税対象を「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」と逐語で明記しています。そして三田市の市街化区域は1,850ha=市域21,032haの8.8%しかありません。残る19,182ha(91.2%)は市街化調整区域です。
つまり市街化区域内なら固定資産税1.4%+都市計画税0.3%=1.7%、市街化調整区域内なら固定資産税1.4%のみ。課税標準額が同じなら、毎年0.3%分だけ保有コストが違います。「三田市の固定資産税+都市計画税は1.7%です」と一律に書くと、市域の91.2%で誤りになります。
ただし、逆も誤りです。「三田市は調整区域が多いから都市計画税がかからない」とは言えません。ニュータウン(フラワータウン・ウッディタウン・カルチャータウン)も三田駅周辺も市街化区域ですから、実際に流通している物件の多くは1.7%の側だと考えられます。判断は、納税通知書の都市計画税欄と重要事項説明書で行ってください。なお免税点は市公式が「土地:30万円/家屋:20万円/償却資産:150万円」と明記しています。住宅用地の特例と新築住宅の減額措置は未取得です。
三田市の市街化調整区域の物件は、建て替えできますか?
物件によります。「一律にできない」わけでも「自由にできる」わけでもありません。
まず原則として、市街化調整区域は都市計画法で「市街化を抑制すべき区域」と定義され、建築を目的とした開発が原則としてできません。既存の建物があっても、建て替え・増築・用途変更に許可が要る、あるいはできない場合があります。住宅ローンの審査で取扱不可になったり、融資比率を下げられたりする金融機関もあります。
そのうえで、三田市には市街化調整区域土地利用計画があります。市は区域を保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)の5つに分類しています。「区域1(条例指定区域)」は、集落区域から災害危険地を除外したうえで、居住環境の向上と地域活性化を促進する区域とされています。計画の目的も「農林業の振興に資する土地利用や地域活性化を目的とした土地利用を適切に調整することを目標とする」と書かれています。「三田市の調整区域は全部ダメ」と書いてある情報は、正確ではありません。
市公式には「市街化調整区域での自己用住宅建築の新たな許可基準」「市街化調整区域における地区計画の運用基準の改訂」「市街化調整区域での建築行為のパンフレット」というページがそれぞれ存在します(いずれも内容は本ページで未取得)。5区分それぞれの面積も未取得です。検討中の物件については、必ず市の都市計画担当窓口でご確認ください。家タダでも契約前に無料で調査します。
三田市のニュータウンは、これからどうなりますか?
市公式が公表している事実を、そのままお伝えします。
まず規模。北摂三田フラワータウン337ha(計画人口34,000人)、ウッディタウン587ha(48,000人)、カルチャータウン150ha(6,000人)の合計1,074haで、三田市の市街化区域1,850haの58.1%(当方算出)を占めます。3地区とも昭和45年12月18日に都市計画決定され、入居開始は昭和56年です。
つぎにいま起きていること。市公式の都市計画マスタープランは「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」と記しています。住宅基本計画は転出超過の地域として「フラワータウン、広野地区、小野地区、高平地区、藍地区の5地区」を挙げています。成約件数が市内で最も多いフラワータウン(86件)が、同時に転出超過の地区として名指しされているということです。
そして市の対応。市はフラワータウンリボーンプロジェクトを推進し、「つつじが丘についても、フラワータウン再生の取り組み状況等を踏まえながら進める」としています。さらにニュータウン6地区(フラワータウン/ウッディタウン/カルチャータウン/友が丘/つつじが丘/さくら坂)の地区計画について、「これまで地区計画で建築出来なかった建物用途を、『特例許可』により建築を認めていく」という緩和を行いました。対象は①高齢者・若年世代向け施設(グループホーム、老人ホーム、保育所等)②生活支援店舗・サービス施設③兼用住宅(事務所、飲食店、物販店等を併設)です。
買う側としては、この両方を見たうえで判断してください。「広くて安い」と「将来の人口減」は、三田市では同時に成り立っています。
三田市の人口のピークはいつですか?
市公式の資料どうしで記述が食い違っているため、このページでは断定しません。
都市計画マスタープラン(令和5年改定)は「平成12(2000)年には11万人に達した」「平成25(2013)年以降は減少に転じています」と記しています。いっぽう住宅基本計画(第2章)は「ニュータウンの着工が始まった昭和50年代後半以降、人口は急速に増加してきましたが、平成29年度末に116,882人でピークを迎え、その後緩やかに減少していくと予測されています」と記しています。
前者は「2000年に11万人・2013年以降減少」、後者は「平成29年度末に116,882人でピーク」。前者が国勢調査ベース、後者が住民基本台帳+推計と推測されますが、根拠の違いを市公式で確認できていません(未取得)。このページでは両方を出典つきで併記します。
はっきりしているのは、次の3点です。①市制施行(昭和33年)当時の人口は約3万2千人だった。②昭和62年から平成8年まで10年連続で人口増加率日本一だった。③いまは減っている(令和8年8月末の住民基本台帳で104,618人・47,849世帯、対前月末比▲106人)。なお令和7年国勢調査の結果は、市公式・県公式とも掲載ページを特定できず未取得です。
三田市に学校選択制はありますか?
三田市が学校選択制を実施しているかどうかは、市の公表資料から確認できませんでした(未取得)。このページでは実施の有無を断定しません。
市公式ではっきり確認できるのは「小規模特認校制度」のほうです。市は「自然環境に恵まれ、少人数の特徴を活かし、特色ある教育を推進している小規模校」に対して「一定の条件のもと市内全域から就学を認める制度」と説明しており、対象校は三田市立母子(もうし)小学校の1校だけです。
条件は市公式の逐語で①「三田市に居住していること」②「小規模特認校の教育活動に賛同し、協力すること」③「保護者の責任と負担において、児童が安全に通学できること」(通学費の補助なし)④「原則として児童が卒業するまで就学すること」。卒業後は校区外就学申立により上野台中学校への就学も可能とされています。
これは「学校選択制」とは別の制度です。学校選択制は指定校以外から入学先を選べるようにする制度、小規模特認校制度は特定の1校について市内全域からの就学を認める制度。「三田市には学校選択制がある」と書いてある情報は、この2つを混同している可能性があります。なお通学区域(校区)の一覧と、指定校変更が認められる事由の一覧は、いずれも未取得です。学区を理由にエリアを絞る場合は、市教育委員会に直接ご確認ください。
三田市の災害リスクはどうですか?
三田市の災害リスクは、土砂に集中しています。
①土砂災害。兵庫県指定の土砂災害警戒区域が388箇所、土砂災害特別警戒区域が223箇所(令和8年6月30日現在)。県内でも多い部類です(西宮市261/132箇所、芦屋市59/14箇所)。三田市の警戒区域は芦屋市の6.6倍、特別警戒区域は15.9倍(当方算出)。市公式が地形を「市域の北部と東部に標高500〜700mの主要山岳が位置し、南西部はおおむね300m以内の丘陵台地となっています」と記しているとおり、山の多い市です。
②洪水。市のハザードマップは水防法に基づく洪水の浸水想定区域を対象としています。ただし対象河川名と浸水深の数値は、ハザードマップがPDF図面のため未取得です。
③津波・高潮は対象外です。三田市のハザードマップの対象は「土砂災害の警戒区域及び特別警戒区域」と「洪水の浸水想定区域」の2つだけで、高潮浸水想定区域も津波災害警戒区域も含まれていません。三田市は「神戸市街地より六甲山系を越えて北へ約25キロメートル」の内陸市だからです。ため池ハザードについても、ハザードマップの対象に記載がありませんでした(未取得)。
④造成地であること。ニュータウンは「南西部の丘陵台地」を造成してつくられた住宅地で、入居開始が昭和56年ですから、造成から40年以上経過している区画もあります。擁壁・法面・高低差は必ず現地でご確認ください。盛土規制法の指定状況は未取得です。
住所ごとの確認は、市のWeb版ハザードマップ(//bousai.city.sanda.lg.jp/web_hazardmap/flow_01.html)で行えます。
三田市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。
第一に、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります。売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、売主が仲介手数料を支払わない取引などでは0円にできません。すべての物件で0円になるとお約束はできません。
第二に、仲介手数料が0円でも実費はかかります。印紙代・登記費用・ローン関連費用・火災保険料、そして固定資産税(市街化区域なら都市計画税も)の精算金です。これらは賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっています。
第三に、三田市固有のコストと論点です。毎年の固定資産税は1.4%。市街化区域内なら都市計画税0.3%が加わって1.7%になります。ニュータウンも三田駅周辺も市街化区域ですから、実際に買う物件の多くは1.7%の側だとお考えください。そして三田市は土地が広い市です。戸建149件の平均土地面積は220㎡、ニュータウンの町丁目では195㎡〜198㎡前後が並びます。広いということは、そのぶん課税標準額も大きくなるということです。住宅用地の特例と新築住宅の減額措置の内容は、市公式から未取得ですので、正確な税額は市の税務担当にご確認ください。
第四に、これがいちばん大事です。三田市は人口が減っています。昭和62年から平成8年まで10年連続で人口増加率日本一だった市ですが、市公式は「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」と明記し、転出超過の5地区(フラワータウン・広野地区・小野地区・高平地区・藍地区)を挙げています。「広くて安い」ことには理由があります。市はフラワータウンリボーンプロジェクトや地区計画の緩和で手を打っていますが、将来の資産価値を考えるなら、この事実から目をそらすべきではありません。
第五に、このページ自体に未取得の項目が多くあります。令和7年国勢調査、こども医療費助成、待機児童数、通学区域の一覧、駅の所在市、駅別乗車人員、洪水の対象河川名、地区計画の決定年月日、住宅用地の特例 ― いずれも市公式で確認できませんでした。家タダはこうした調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
三田市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
三田市は、住宅地15地点で最高98,500円/㎡(屋敷町)・最安16,100円/㎡(長坂字五月田)。その差は6.1倍です。そして15地点のうち4地点(長坂・四ツ辻・大原・下井沢)は下落しており、最高地点の屋敷町は+10.1%と大きく上がっています。市内で上がっている場所と下がっている場所が、はっきり分かれている市です。その背景にあるのが、市域21,032haのうち19,182ha(91.2%)が市街化調整区域で、市街化区域1,850haの58%を、昭和45年12月18日に一度に都市計画決定された1,074haのニュータウンが占めているという都市構造です。昭和62年から平成8年まで10年連続で人口増加率日本一だった市は、いま減少局面にあります。市は「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」と明記し、フラワータウンリボーンプロジェクトと、ニュータウン6地区の地区計画の緩和(高齢者施設・保育所・生活支援店舗を特例許可で認める)で手を打っています。買う側にとっては、「広くて安い」と「将来の人口減」が同時にある市です。確認すべきことは、公的資料からはっきり決まります。その住所は市街化区域か調整区域か(都市計画税0.3%がかかるのは市域の8.8%だけで、同時に建て替えの可否も変わります)。調整区域なら5区分のどれか(区域1=条例指定区域は地域活性化を促進する区域です)。ニュータウンなら地区計画がどうかかっているか。土砂災害警戒区域388箇所・特別警戒区域223箇所に入っていないか。造成から40年以上が経った擁壁・法面はどうか。そして、その最寄駅は本当に三田市の駅か(JR道場駅・神鉄道場駅はいずれも神戸市北区です)。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。三田市の成約価格帯(1,400万円〜3,800万円)なら、1件あたり52万8,000円〜132万円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。
14本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 三田市「人口・世帯数」(令和8年8月末現在。104,618人(男50,500/女54,118)・47,849世帯/対前月末比 ▲106人・▲29世帯)
- 三田市「市の概要」(総面積210.32km²/東西19.3km・南北17.8km/東経135度13分・北緯34度53分/隣接=「北は篠山市、東は宝塚市、猪名川町、南は神戸市、西は加東市、三木市」(※篠山市は2019年に丹波篠山市へ改称)/市の花=さつき・市の木=赤松(昭和43年制定))
- 三田市「三田市の都市計画」(昭和33年に兵庫県20番目の市として市制施行(当時約3万2千人)/1899年 阪鶴鉄道(現JR福知山線)開通・1928年 神有鉄道(現神戸電鉄)開通/1981年 北摂三田ニュータウン入居開始/1987年からの10年間は連続して人口増加率日本一)
- 三田市「区域区分」(都市計画区域21,032ha=市域全体/市街化区域1,850ha(8.8%)/市街化調整区域19,182ha(91.2%)/当初告示 昭和45年10月31日/最終告示 平成28年3月29日/近畿圏整備法の近郊整備区域)
- 三田市「用途地域」(基準日=最終告示 令和5年10月31日。第1種低層687ha(37.1%)/第1種中高層437ha(23.6%)/工業専用219ha(11.8%)/第1種住居193ha(10.4%)/第2種住居117ha(6.3%)/準工業88ha/近隣商業77ha/商業26ha/第2種中高層6.3ha)
- 三田市「市街化調整区域土地利用計画」(保全区域/森林区域/農業区域/集落区域/区域1(条例指定区域)の5分類。区域1は地域活性化を促進する区域。各区分の面積は未取得)
- 三田市「市街地開発事業」(北摂三田フラワータウン337ha・34,000人/ウッディタウン587ha・48,000人/カルチャータウン150ha・6,000人(いずれも昭和45年12月18日決定)/北摂工業団地造成事業136ha(同日)/北摂三田第二テクノパーク97ha(平成9年5月27日)/三田駅前A〜Dブロックの市街地再開発事業(Cブロック1.9haは令和2年3月3日決定・未告示))
- 三田市「ニュータウンの用途制限の緩和」(フラワータウン/ウッディタウン/カルチャータウン/友が丘/つつじが丘/さくら坂の6地区。高齢者・若年世代向け施設/生活支援店舗・サービス施設/兼用住宅を特例許可で認める。決定年月日は未取得)
- 三田市 都市計画マスタープラン(令和5年4月改定)(平成17年4月策定→平成27年7月改定→令和5年4月改定。計画期間 令和5年度〜令和14年度。全体構想は市域を北東部(里山・農村集落)と南西部(既成市街地・ニュータウン)に大別)
- 三田市 都市計画マスタープラン 第1章(PDF)(「昭和44(1969)年に北摂三田ニュータウン計画が発表された」/「昭和62(1987)年から平成8(1996)年まで10年連続で人口増加率日本一」/「平成12(2000)年には11万人に達した」「平成25(2013)年以降は減少に転じています」/「令和4(2022)年3月末現在、全市域約21,032haのうち約1,850haを市街化区域に」)
- 三田市 都市計画マスタープラン 第2章(PDF)(北東部=「緑豊かな里山風景と美しい農村集落が共生している」/南西部=「三田駅を中心とした商業、業務等の都市機能が集積する既成市街地や、ニュータウンとして発展してきた計画的市街地等」)
- 三田市 都市計画マスタープラン 第3章(PDF)(都市拠点=三田駅・新三田駅・フラワータウン駅・センチュリーパーク地区/地域拠点=広野駅・相野駅周辺/「北摂三田ニュータウン等では世帯数の減少や高齢化により空き家ストック等の増加が見込まれます」/「フラワータウンでは『フラワータウンリボーンプロジェクト』を推進」)
- 三田市 住宅基本計画 第2章(PDF)(「平成29年度末に116,882人でピークを迎え、その後緩やかに減少していくと予測されています」/転出超過の5地区=フラワータウン、広野地区、小野地区、高平地区、藍地区。※人口のピークの記述は都市計画マスタープランと食い違うため、本ページでは両論併記)
- 三田市「固定資産税」(「固定資産税額=課税標準額×1.4%」/賦課期日=毎年1月1日/免税点=土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円)
- 三田市「都市計画税」(税率0.3%。課税対象=「都市計画法による都市計画区域のうち市街化区域内に所在する土地及び家屋」/納期=5月(第1期)・7月(第2期)・12月(第3期)・2月(第4期)、納税通知書は5月に一括送付)
- 三田市「小規模特認校制度」(対象=三田市立母子小学校のみ。「一定の条件のもと市内全域から就学を認める制度」/通学費の補助なし/卒業後は校区外就学申立により上野台中学校への就学も可能。※学校選択制とは別の制度)
- 三田市「市立学校一覧」(小学校20校・中学校8校(※ページ表記と抽出で小学校の校数が1校ずれた可能性あり・確度中)。通学区域の記載・リンクはなし)
- 三田市「学校給食費」(小学校1食279円・月額4,570円/中学校1食323円・月額5,290円。改定は令和6年4月。「令和6年度及び令和7年度は改定による差額を市が全額負担している」)
- 三田市「三田市学校給食センターの紹介」(ページの存在のみ確認。全校がセンター方式かどうかは未確認)
- 三田市「ハザードマップ」(対象=「洪水の浸水想定区域(水防法に基づく指定)」「土砂災害の警戒区域及び特別警戒区域(土砂災害防止法に基づく指定)」の2つ。高潮・津波は対象外(内陸))
- 三田市「Web版ハザードマップ」(英語版・中国語版あり)
- 三田市「内水浸水想定区域図」(ページの存在のみ確認。内容は未取得)
- 三田市「三田の地図情報」(都市計画規制情報図・景観計画規制情報図)
- 三田市「都市計画道路」(ページの存在のみ確認。個別路線名は未取得)
- 三田市 統計書(令和7年版)(「運輸・通信」の章に「JR各駅の乗車人員(1日平均)」「神戸電鉄各駅の乗車人員(1日平均)」の表名を確認。数値は抽出できず未取得)
- 兵庫県「土砂災害警戒区域等の指定状況」(令和8年6月30日現在。三田市=警戒区域388箇所・特別警戒区域223箇所(西宮市261/132、芦屋市59/14))
- 神戸市「自転車等駐車場一覧」(JR道場駅前・神鉄道場駅前はいずれも北区として掲載。道場駅は三田市の駅ではありません)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期。三田市271件(戸建149件・マンション122件)。国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。なお成約価格情報には「土地のみ」の区分が存在しません)
- 国土交通省「地価公示(鑑定評価書情報)」(令和8年地価公示(価格時点 令和8年1月1日)。三田市の住宅地15地点・商業地3地点・工業地1地点。県内順位は当方が全地点を集計した自算値で、国土交通省が公表している順位ではありません)
- 国土地理院「地理院タイル」(国土画像情報 第1期(1974〜78年)/全国最新写真)