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【摂津市】で仲介手数料無料で家を買う方法|相場・エリア・交通を公的データで解説

大阪

大阪府摂津市 専門 エリアガイド

摂津市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

2,500万円の物件なら 89万1,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている摂津市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

摂津市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
摂津市の人口
87,09142,235世帯/令和7年10月1日現在(摂津市「人口の年推移」。同ページは「人口は、大阪府統計課推計人口」と注記)
住宅地 公示価格
17.42万円/㎡前年比 +3.4%/13地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
183国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/戸建103件・マンション80件
買主様の仲介手数料
02,500万円なら89万1,000円の削減

千里丘・千里丘新町・千里丘東・南千里丘・正雀・正雀本町・東正雀・香露園・鶴野・三島/一津屋・東一津屋・東別府・新在家/鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼野々・鳥飼本町・鳥飼八町 ほか

摂津市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている摂津市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。摂津市の戸建の成約中央値は2,500万円、マンションは3,700万円(直近4四半期・国土交通省 成約価格情報)。この価格帯なら、仲介手数料の上限額との差は1件あたり89万〜129万円になります。千里丘新町のように中央値5,000万円のエリアなら、差は171万6,000円です。

  • 摂津市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均174,231円(13地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+3.4%で、大阪府内69市区町村中32位、市だけで見ると38市中8位です。
  • 標準地でいちばん高い千里丘東一丁目(231,000円/㎡)と、いちばん安い鳥飼中一丁目(123,000円/㎡)の差は1.9倍。ところが成約ベースでは千里丘新町5,000万円に対して鳥飼野々680万円=7.4倍にひらきます。
  • 市域1,487haのうち1,349ha(90.7%)が市街化区域。市街化調整区域は138ha(9.3%)で、その中身は市の公式表現どおり「鳥飼八町と淀川」です。鳥飼地区の大半は市街化区域です。
  • 用途地域1,259haのうち準工業地域492.7ha+工業地域182.7ha=675.4ha(54%)。第一種低層住居専用地域は10.5ha(0.8%)しかありません。
  • 岸辺駅は吹田市、沢良宜駅は茨木市にあります。摂津市公式が市内の駅として挙げているのは千里丘(JR)・摂津市・正雀(阪急)・摂津・南摂津(大阪モノレール)の5駅だけです。

01摂津市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

摂津市の価格帯で、いくら得になるか

摂津市の住宅地は1㎡あたり平均174,231円(13地点の単純平均)。市内の標準地は最高231,000円/㎡(千里丘東1丁目185番4)から最低123,000円/㎡(鳥飼中1丁目126番11)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が1.9倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
1,000万円39万6,000円0円▲39万6,000円
2,000万円72万6,000円0円▲72万6,000円
3,000万円105万6,000円0円▲105万6,000円
4,000万円138万6,000円0円▲138万6,000円
5,000万円171万6,000円0円▲171万6,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。

摂津市の成約価格帯だと、いくら変わるか

直近4四半期の成約中央値は、戸建が2,500万円(103件)、マンションが3,700万円(80件)。戸建2,500万円なら仲介手数料の上限額は89万1,000円、マンション3,700万円なら128万7,000円。これがまるごと0円になります。駅別では阪急摂津市駅の中央値が3,750万円で130万3,500円、岸辺駅(吹田市)を最寄りとする摂津市内の物件は中央値4,900万円で168万3,000円の差になります。逆に大阪モノレール南摂津駅の中央値2,200万円なら79万2,000円です。

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

02数字で見る摂津市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて摂津市・大阪府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 令和7年国勢調査で見る

摂津市の人口は87,091人・42,235世帯(令和7年10月1日現在)。市の統計ページ「人口の年推移」に掲載された数字で、同ページは「人口は、大阪府統計課推計人口」と注記しています。いっぽう手元の令和7年国勢調査の値は86,462人で、約630人の差があります。市の公表ページ上でこの2つの系列を判別しきれなかったため、どちらが国勢調査値でどちらが推計人口かの確定はできていません(確度中)。本ページでは、市の統計ページに掲載された87,091人を代表値として扱い、国勢調査の値と併記しています。摂津市は東西6km・南北5km、市域面積14.87km²という大阪府下でも面積の小さい市で、大阪都市部から約12kmの距離にあります。市の公式資料は接する市を「西:大阪市、吹田市/北:茨木市/東:高槻市/南:淀川をはさんで守口市、寝屋川市」と記しています。市域の東端と南端が「河川(淀川)内」である点も、この市の土地のつくりを考えるうえで重要です。

項目備考
人口87,091人令和7年10月1日現在。市統計「人口の年推移」(大阪府統計課推計人口と注記)
世帯数42,235世帯同上
令和7年国勢調査86,462人推計人口87,091人との差 約630人。市ページ上で系列を判別できず(確度中)
市域面積14.87km²国土地理院公表値・令和8年4月1日現在
人口密度約5,857人/km²87,091人÷14.87km²で当方が算出(市の公表値ではありません)
市域の大きさ東西6km・南北5km大阪都市部から約12km(摂津市「市のプロフィール」)
市域の四端東端=鳥飼上 河川(淀川)内/西端=千里丘6丁目10番/南端=一津屋 河川(淀川)内/北端=鳥飼八町2丁目10番摂津市「位置」
接する市西:大阪市・吹田市/北:茨木市/東:高槻市/南:淀川をはさんで守口市・寝屋川市摂津市「市のプロフィール」原文
三島町の誕生人口17,054人昭和31年9月・味舌町+味生村+鳥飼村の合併
市制施行昭和41年11月大阪府下28番目の市として「摂津市」が誕生

市街化区域と市街化調整区域

摂津市は「都市計画法では、一体の都市として総合的に開発し、及び保全する必要がある区域を都市計画区域として指定するものとされており、摂津市は全域が都市計画区域に指定されています。」と公式に記しています。そのうえで区域区分は、「摂津市では、鳥飼八町と淀川を市街化調整区域に、それ以外の区域を市街化区域に定めています。」という一文で説明されています。面積でいうと市街化区域1,349ha(90.7%)/市街化調整区域138ha(9.3%)です。ここは摂津市でいちばん誤解されやすいところです。「鳥飼は農地が多いから市街化調整区域だろう」と考えられがちですが、市が調整区域に指定しているのは鳥飼八町と淀川だけで、鳥飼野々・鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼本町といった鳥飼地区の大半は市街化区域(用途地域の指定あり)です。鳥飼に農地が残っているのは調整区域だからではなく、市街化区域内の農地を保全する「生産緑地制度」が働いているからです。

区分面積構成比
市街化区域1,349 ha90.7%
市街化調整区域138 ha9.3%
合計(都市計画区域)1,487 ha100.0%

摂津市の用途地域で最大なのは準工業地域の492.7ha、2番目が第二種中高層住居専用地域の241.9ha、3番目が工業地域の182.7haです。用途地域が指定されているのは合計1,259ha(13種類のうち9種類を指定)で、そのうち準工業492.7ha+工業182.7ha=675.4ha。これは用途地域の54%にあたります(市街化区域1,349haに対しては50.0%)。一方で第一種低層住居専用地域は10.5haしかなく、用途地域全体の0.8%です。つまり摂津市には「工場や倉庫が建てられない、戸建だけの閑静な住宅地」という用途規制そのものが、制度としてほとんど存在しません。準工業地域の建ぺい率・容積率は60%/200〜300%、工業地域は60%/200%。上位5種のほかは第一種中高層住居専用地域75.7ha、近隣商業地域36.6ha、第一種低層住居専用地域10.5ha(50%/100%)、商業地域8.5haです。この住工混在の土地利用が、摂津市の市内格差をつくっています。同じ市内でも、準工業・工業が広がる南部(鳥飼・一津屋)と、再開発と医療クラスターが進む北部(千里丘・千里丘新町)では、成約価格が7倍以上ちがいます。

用途地域面積市街化区域に占める割合
準工業地域492.7 ha36.5%
第二種中高層住居専用地域241.9 ha17.9%
工業地域182.7 ha13.5%
第一種住居地域115.6 ha8.6%
第二種住居地域94.8 ha7.0%

※摂津市「区域区分・地域地区」。用途地域の指定面積は合計1,259ha(13種類中9種類を指定)です。表の構成比は市街化区域1,349haに対する割合として当方が算出した自算値で、市が公表している構成比ではありません。なお高度地区は第1種11ha・第2種318ha(平成21年8月現在)、高度利用地区は千里丘駅東地区再開発1.3ha・千里丘駅西地区再開発1.5ha、防火地域は約14ha・準防火地域は約1,245ha(平成23年4月1日拡大)と公表されています

地価公示 ― 13地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、摂津市の住宅地の標準地は13地点。 単純平均は1㎡あたり174,231円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+3.4%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
摂津-4千里丘東1丁目185番4231,000+5.5%
摂津-14千里丘7丁目196番21229,000+5.0%
摂津-11香露園215番3218,000+4.3%
摂津-1正雀本町2丁目1627番22206,000+4.0%
摂津-7東正雀133番46192,000+3.8%
(中略・全13地点)
摂津-2鳥飼中1丁目126番11123,000+0.8%
摂津-13鳥飼下2丁目434番85128,000
摂津-9鳥飼西1丁目74番27外132,000
摂津-5鳥飼西2丁目521番14146,000+2.1%
摂津-6東別府5丁目282番22155,000+2.6%

※変動率は前年(令和7年)の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値です。 前年に同一番号が無い地点(新規選定等)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ摂津市内で、住宅地の地価は1.9倍ちがいます

最も高いのは千里丘東1丁目185番4の1㎡あたり231,000円(+5.5%)。最も安いのは鳥飼中1丁目126番11の123,000円(+0.8%)。その差は1.9倍です。「摂津市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

摂津市は大阪府内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある大阪府内の69市区町村のうち、 摂津市の住宅地の平均価格は32位大阪市24区と堺市7区を除いた「市」だけで見ると、38市のなかで第8位です。

区分摂津市の位置母数
住宅地の平均価格(府内・区を含む)32位69市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)8位38市
前年比の変動率(府内・区を含む)34位69市区町村
前年比の変動率(市のみ)6位38市

※国土交通省の鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)から当方が全地点の価格を集計して算出した自算値です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

摂津市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地13地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で1.9倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

公園・緑地

摂津市の「都市施設」ページは、都市計画公園・緑地として街区公園23ヶ所・近隣公園6ヶ所・緑地2ヶ所が位置づけられていると記しています。あわせて駅前広場は4つが計画決定され、うち3つが完成都市計画駐車場としてJR千里丘駅東口が挙げられています。またごみ処理場(リサイクルプラザ)は鳥飼八町二丁目にあると明記されています(鳥飼八町は市街化調整区域です)。

※摂津市「都市施設」。計画決定ベースの箇所数で、供用済みの箇所数・面積・個別の公園名は確認できていません(未取得)。

03摂津市で、実際はいくらで成約しているか

ここまでの地価公示は、国土交通省が毎年1月1日時点で評価した「土地の価格」です。 実際に人が家を買ったときの値段ではありません。
この章では、公益社団法人 近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)が公表している「実際に成約報告された取引」の集計を掲載します。 不動産会社が売買を成立させたときにレインズへ報告した実績で、「このエリアで、実際にいくらで売れたか」を示す数字です。

中古マンションの成約(大阪府北部・2026年8月度)

項目大阪府北部前年同月比近畿圏
成約件数172件△8.5%1,374件
成約価格3,099万円△9.1%3,087万円
成約㎡単価42.73万円/㎡△7.0%45.33万円/㎡
専有面積72.53㎡△2.3%68.10㎡
築年数32年0か月29年10か月

大阪府北部の範囲:池田市・箕面市・豊中市・吹田市・摂津市・茨木市・高槻市・三島郡・豊能郡

出典:公益社団法人近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)/マンスリーレポート No.165 2026年9月号。2026年8月度の集計

中古戸建住宅の成約(大阪府北部・2026年8月度)

項目大阪府北部前年同月比
成約件数81件+5.2%
成約価格3,781万円△0.4%
土地面積125.61㎡+4.5%
建物面積110.42㎡△0.5%
築年数26年2か月

摂津市で、実際に成約した物件(町丁目まで公表されています)

国土交通省「不動産情報ライブラリ」が公表する成約価格情報。宅地建物取引業者が指定流通機構(レインズ)へ成約報告した実際の取引価格を、個人が特定されないよう町丁目までの表示・価格と面積を丸めた形で公表しているものです。
下の数字は2025年第2四半期〜2026年第1四半期(直近4四半期)に摂津市内で成約した183件を集計したものです。 レインズの地域別平均と違い、町丁目まで分かるのがこのデータの強みです。

種別件数成約価格の中央値平均面積平均築年
戸建(土地と建物)103件2,500万円78㎡2005年
中古マンション等80件3,700万円72㎡2008年

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格(取引価格・成約価格)情報取得API(2026年9月21日時点)。中央値は当社で算出。

成約事例と、そのとき本来かかっていた仲介手数料

下表は摂津市で実際に成約した物件のうち、価格が中央値に近い=そのエリアの典型例を抜き出したものです。 いちばん右の2列が要点で、同じ物件を家タダで買っていれば、仲介手数料の欄の金額がまるごと手元に残ります。

種別所在(町丁目)最寄駅成約価格面積間取り築年成約時期仲介手数料の上限家タダなら
中古マンション三島摂津市 徒歩10分3,700万円80㎡4LDK2016年2025年4〜6月128万7,000円0円
中古マンション南千里丘摂津市 徒歩2分3,700万円75㎡2LDK+S2011年2026年1〜3月128万7,000円0円
中古マンション正雀正雀 徒歩5分3,900万円70㎡3LDK2017年2025年7〜9月135万3,000円0円
中古マンション東一津屋南摂津 徒歩1分3,500万円70㎡3LDK2012年2025年4〜6月122万1,000円0円
戸建一津屋南摂津 徒歩20分2,500万円土地115/建物105㎡3LDK+S2014年2025年7〜9月89万1,000円0円
戸建鳥飼野々南摂津 徒歩25分2,500万円土地75/建物125㎡4LDK2007年2025年4〜6月89万1,000円0円
戸建鳥飼上摂津 徒歩0分2,500万円土地85/建物95㎡2LDK+S2014年2025年10〜12月89万1,000円0円
戸建新在家南摂津 徒歩20分2,600万円土地125/建物100㎡4LDK2019年2025年10〜12月92万4,000円0円

※仲介手数料は宅地建物取引業法の報酬額上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。※価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。※戸建の面積は「土地面積/建物面積」です。

摂津市の町丁目別 成約価格(中央値)

同じ摂津市内でも、町丁目が変わると成約価格は大きく変わります。件数が3件以上あった町丁目を、件数の多い順に並べました。

町丁目件数成約価格の中央値平均面積
南千里丘26件3,950万円71㎡
千里丘17件2,000万円70㎡
千里丘新町15件5,000万円75㎡
正雀14件3,650万円74㎡
千里丘東12件3,500万円78㎡
三島11件3,900万円91㎡
鳥飼野々11件680万円55㎡
鳥飼西10件2,150万円74㎡

同じ摂津市内で、町丁目が変わると成約価格は7.4倍ちがいます

上表で最も高いのは千里丘新町(15件・中央値5,000万円)、最も低いのは鳥飼野々(11件・中央値680万円)その差は7.4倍です。
「摂津市の相場」というひとつの数字で物件を判断すると、この差が見えません。検討中の物件がどの町丁目にあるのか、その町丁目の成約水準はいくらなのか——ここまで見て初めて「この価格は妥当か」が判断できます。家タダでは、物件URLをお送りいただければその物件の町丁目の成約事例と照らして妥当性を無料で診断します。

摂津市は「どの駅か」で価格が変わる

同じ摂津市内でも、最寄駅が変わると成約価格の中央値は大きく動きます。成約が3件以上あった駅を、件数の多い順に並べました。

最寄駅成約件数成約価格の中央値平均徒歩
南摂津駅54件2,200万円徒歩19分
摂津市駅42件3,750万円徒歩6分
千里丘駅23件1,900万円徒歩9分
正雀駅22件3,200万円徒歩12分
岸辺駅19件4,900万円徒歩9分
摂津駅10件3,350万円徒歩9分

※国土交通省の成約価格情報に記録された最寄駅名・徒歩分にもとづく集計です。徒歩分は各駅の平均値。件数が3件未満の駅は除いています。

最も高い駅と最も安い駅で2.6倍の差

岸辺駅が中央値4,900万円で最も高く、千里丘駅が1,900万円で最も低い。その差は2.6倍です。「摂津市の相場」とひとくくりにせず、どの駅を使う物件かで見る必要があります。

摂津市の買主が、この1年で払った仲介手数料の試算

摂津市では直近4四半期に183件が成約しています。種別ごとの成約価格の中央値に宅建業法の報酬額上限をあてはめると、買主側が支払った仲介手数料の合計は、およそ1.9億円という計算になります。
この全部が、家タダで買えば0円だった金額です。

※あくまで試算です。中央値=全件の代表値とみなし、全件が報酬額の上限で取引されたと仮定しています。実際には上限より低い手数料の取引や、売主が宅建業者で買主側に手数料が発生しない取引も含まれます。金額の大きさより「1件あたり100万円前後が動いている」という規模感の目安としてご覧ください。

※件数の少ない町丁目は、中央値が1〜2件の特殊な取引に引っ張られます。必ず件数の列と併せてご覧ください。

この成約価格なら、仲介手数料はいくらかかるか

大阪府北部の中古マンションの平均成約価格は3,099万円。 この価格で買うと、仲介手数料は上限で108万8,670円かかります。家タダならこれが0円です。
下表は、実際の成約価格帯に宅建業法の報酬額上限(税込)をあてはめたものです。

成約価格仲介手数料の上限(税込)家タダの場合差額
1,900万円69万3,000円0円69万3,000円 の削減
2,500万円89万1,000円0円89万1,000円 の削減
3,100万円108万9,000円0円108万9,000円 の削減
3,700万円128万7,000円0円128万7,000円 の削減
4,600万円158万4,000円0円158万4,000円 の削減

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。実際の手数料額は物件・媒介形態により異なります。

いまの市況(2026年8月度・近畿圏)

  • 中古マンション:成約件数は7ヶ月連続で減少。成約㎡単価は7ヶ月ぶりに下落
  • 中古戸建住宅:成約件数は2ヶ月連続で増加。在庫件数は50ヶ月連続で増加

買う側から見ると、いまは交渉余地が出てきている局面です

近畿圏の中古マンションは成約件数が7か月連続で減少し、成約㎡単価も7か月ぶりに下落しました。 件数が落ちて単価も下がるのは、売り手が強気の価格を維持できなくなってきているサインです。
一方で中古戸建は成約件数が2か月連続で増加しており、マンションと戸建で需給の向きが逆になっています。
買う人にとっての意味:売り出し価格がそのまま通る局面ではないということです。 成約データを根拠に指値を入れる余地があります。家タダでは、レインズの成約事例をお見せしたうえで、 価格交渉まで無料で代行します。仲介手数料0円と価格交渉は別の話で、両方やって初めて手取りの差が出ます。

この数字の読み方(必ずお読みください)

・これは近畿レインズが公表している地域全体の集計値であり、家タダ(株式会社MILLIONS)自身の成約実績ではありません。

・レインズの定義では「成約物件 = 当月に成約報告されたもの」です。成約報告があったものの集計であり、市場のすべての取引を網羅したものではありません。

・平均値なので、同じ地域でも駅距離・築年数・面積・階数によって実際の成約価格は大きく上下します。 ご検討中の物件が相場に対して妥当かどうかは、物件URLをお送りいただければ個別にお調べします(無料)。

04摂津市の特徴 ― 同じ市内で、成約価格が7.4倍ちがう理由

摂津市のデータで最初に目を引くのは、市内格差の大きさです。 国土交通省の成約価格情報(直近4四半期・183件)を町丁目別に見ると、 千里丘新町が5,000万円(15件・平均75㎡)に対して 鳥飼野々は680万円(11件・平均55㎡)。その差は7.4倍です。 東西6km・南北5km、面積14.87km²しかない市のなかで、これだけの開きが出ています。

ところが令和8年地価公示の住宅地13地点で見ると、 最高が千里丘東一丁目の231,000円/㎡、最安が鳥飼中一丁目の123,000円/㎡で、 その差は1.9倍にしかなりません。 土地の値段は1.9倍、実際の成約は7.4倍。この差はどこから来るのか。 摂津市の公的資料を並べると、理由がはっきりします。

理由1:用途地域の54%が、準工業地域と工業地域

摂津市の用途地域は合計1,259ha(13種類のうち9種類を指定)。 その内訳の上位は次のとおりです。

用途地域面積用途地域計に占める割合 建ぺい率/容積率
準工業地域492.7 ha 39.1%60%/200〜300%
第二種中高層住居専用地域241.9 ha 19.2%60%/200%
工業地域182.7 ha 14.5%60%/200%
第一種住居地域115.6 ha 9.2%60%/200%
第二種住居地域94.8 ha 7.5%60%/200%
第一種中高層住居専用地域75.7 ha 6.0%
近隣商業地域36.6 ha 2.9%
第一種低層住居専用地域10.5 ha 0.8%50%/100%
商業地域8.5 ha 0.7%
合計1,259.0 ha 100%

準工業地域492.7ha+工業地域182.7ha=675.4ha。用途地域全体の54%です。 これに対して、いわゆる「閑静な低層住宅街」を制度として担保する 第一種低層住居専用地域は10.5ha(0.8%)しかありません。 第二種低層住居専用地域は指定されていません。

この数字が意味するのは、 摂津市では「用途地域が住居系だから安心」という読み方が通用しにくいということです。 準工業地域では、危険性や環境悪化のおそれが大きい工場を除けば、 工場・倉庫・遊技場などが広く建てられます。 そして摂津市の場合、その準工業・工業が集まっているのが 市の中部から南部(一津屋・東一津屋・鳥飼本町など)です。 工業地の標準地も鳥飼本町三丁目150,000円/㎡、一津屋三丁目115,000円/㎡、 千里丘七丁目152,000円/㎡と、市内に3地点あります(平均139,000円/㎡・前年比+5.5%)。

出典:摂津市「区域区分・地域地区」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/toshikeiaku/chiikichiku/2634.html (割合は当方が1,259haを母数として算出した自算値です)

理由2:千里丘新町は「健都イノベーションパーク」そのもの

市内でいちばん高い千里丘新町(成約中央値5,000万円)は、 単に駅が近い住宅地というわけではありません。 摂津市は次のように明記しています。

健都イノベーションパーク(摂津市千里丘新町)は、 国立循環器病研究センターを中心とし、医療及び健康関連の研究機関や企業等が集積する 国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)の形成を図るため、 健康・医療関連企業等の研究施設等の進出用地として位置付けられています。

この「健都」=北大阪健康医療都市は、 市の公式ページによると摂津市と吹田市の両市にまたがるまちで、 英名は「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」。 位置は「摂津市と吹田市の両市にまたがるJR岸辺駅周辺」と説明されています。

市公式に立地施設として書かれているのは、次の2つです。

施設移転時期(市公式の記載)
国立循環器病研究センター令和元年度(2019年度)に移転
国立健康・栄養研究所令和4年(2022年)3月に移転完了

※本ページでは、摂津市の公式ページに記載されたこの2施設以外の施設名を一切記載していません。 他の企業名・施設名を挙げている情報源があっても、市公式に書かれていない範囲は書かない方針です。

そしてこの開発は、いまも動いています。 市は「令和7年11月7日(金曜日)から健都イノベーションパークの摂津市所有の土地の売却に係る 公募を開始しました」と公表しており、 市所有の約6,000平方メートルを「正雀下水処理場跡地まちづくり基本計画」にもとづき 医療クラスター形成のため民間事業者に売却するとしています。 スケジュールは提案書の提出期限が令和8年2月13日、評価が令和8年3月9日、 最終決定は令和8年3月下旬の予定です。

つまり2026年3月に、この土地の事業者が決まります。 千里丘新町の物件を検討される方にとっては、 「すでに完成した街」ではなく「いま用途が決まりつつある街」だという点が重要です。 隣接地に何が建つかは、この公募の結果で変わります。

出典:摂津市「摂津市健都イノベーションパーク」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/hokenfukushibu/hokenfukushika/kento/22860.html / 摂津市「企業誘致の取組」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/hokenfukushibu/hokenfukushika/kento/28434.html / 摂津市「北大阪健康医療都市(健都)」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/hokenfukushibu/hokenfukushika/kento/index.html

理由3:その土地は、日本最大級だった操車場の跡地

千里丘新町の土地は、もともと吹田操車場でした。 摂津市の公式ページは、その経緯をこう記しています。

吹田操車場は大阪府北東部の摂津市、吹田市をまたぐように存在する約50haの細長い形状

大正12年(1923年)7月に操業を開始し、当時わが国最大規模を誇る物流拠点として 重要な役割を担ってきましたが、鉄道輸送から道路輸送へと移行する中、 昭和59年(1984年)2月に60年にわたる役割を終えました

摂津市域に約8haあまりの土地をまちづくり用地として生み出すことになりました

この跡地の土地区画整理事業は平成28年(2016年)3月に換地処分公告を迎えています。 換地処分公告とは、土地区画整理事業で新しい区画(換地)が法的に確定する手続きです。 約8haの、区画も道路も新しくつくられた土地が、摂津市域に生まれたということになります。

「正雀下水処理場跡地まちづくり基本計画」の土地利用方針として、 市は「循環器病の予防と制圧」「最先端医療・医療技術の開発」 「オープンイノベーションに連動した複合医療産業の拠点(医療クラスター)の形成」を挙げています。

出典:摂津市「吹田操車場跡地の位置とまちづくりの経過」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/jigyou/soushajouatochi/2735.html / 正雀下水処理場跡地まちづくり基本計画 //www.city.settsu.osaka.jp/material/files/group/60/shojaku-kihonkeikaku.pdf

理由4:鳥飼側では、学校の統合が決まっている

反対側の鳥飼地区では、別のことが起きています。 摂津市の市立小学校一覧には、次の記載があります。

鳥飼東小学校は令和8年3月31日をもって鳥飼小学校に統合

市は「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」を策定しており、 鳥飼地区の児童数の減少が行政の計画として公になっている状態です。 学校統合は、住宅の買い手にとって二重の意味を持ちます。 ひとつは通学先が変わること。もうひとつは、 その地区の人口構成の変化を、行政が公式に認めたという事実そのものです。

成約データも同じ方向を示しています。 鳥飼野々の成約中央値は680万円で、平均面積は55㎡。 市内の他エリア(千里丘新町75㎡、三島91㎡、正雀74㎡)に比べて明らかに小さく、 小規模・築古の住戸が中心の取引であることがうかがえます。 標準地の変動率も鳥飼中一丁目が+0.8%と、市内で最も伸びが小さい地点です (千里丘東一丁目は+5.5%)。

出典:摂津市「市立小・中学校一覧」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kyouikusoumubu/gakkoukyouikuka/ichiritsu/1934.html / 摂津市「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kyouikusoumubu/kyouikuseisakuka/tuugakurotuugakukuikikannkei/22843.html

誤解しやすい2点を、ここで正しておきます

(1)鳥飼地区は市街化調整区域ではありません。 摂津市の市街化調整区域は138ha(市域の9.3%)ですが、その中身は 市の公式表現どおり「鳥飼八町と淀川」だけです。 鳥飼野々・鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼本町は市街化区域で、用途地域も指定されています。 鳥飼の農地を守っているのは生産緑地制度(摂津市は一団300㎡以上に緩和・平成30年12月条例制定)です。

(2)岸辺駅は吹田市、沢良宜駅は茨木市の駅です。 摂津市の公式資料が市内の駅として挙げているのは 千里丘(JR)・摂津市・正雀(阪急)・摂津・南摂津(大阪モノレール)の5駅だけです。 成約データに出てくる「岸辺駅・中央値4,900万円・19件」は、 岸辺駅(吹田市)を最寄りとする摂津市内の物件という意味で、 実体は千里丘新町を中心とする市の北端エリアです。 住所が摂津市でも、最寄駅は他市、ということが起きます。

まとめ:摂津市は「どこを買うか」で結果が大きく変わる市

門真市のように市内格差が1.7倍程度に収まる市では、 エリア選びを外しても大きな損にはなりません。 しかし摂津市は成約ベースで7.4倍です。 同じ「摂津市」という住所でも、 北端の千里丘新町(健都イノベーションパーク・換地処分済みの新市街地)と、 南端の鳥飼野々(学校統合・準工業と工業が広がる既成市街地)では、 まったく別の市場だと考えたほうが正確です。

これは買い手にとって、リスクでもありチャンスでもあります。 「摂津市の相場は◯◯万円」という一つの数字で判断すると、 高値づかみにも、見落としにも、どちらにもつながります。 家タダでは、ご検討中の物件について 用途地域・区域区分・接道・再建築の可否・生産緑地の隣接状況を 契約前に無料で調査します。

空から見た、この50年の摂津市

摂津市の北端には、かつて吹田操車場がありました。市の公式資料は「吹田操車場は大阪府北東部の摂津市、吹田市をまたぐように存在する約50haの細長い形状」「大正12年(1923年)7月に操業を開始し、当時わが国最大規模を誇る物流拠点として重要な役割を担ってきましたが、鉄道輸送から道路輸送へと移行する中、昭和59年(1984年)2月に60年にわたる役割を終えました」と記しています。左の航空写真は1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。左の写真にまだ操業中の操車場が写り、右ではその跡地に新しい街区ができているのが見てとれます。このうち摂津市域には約8haあまりの土地がまちづくり用地として生まれ平成28年3月に換地処分公告を迎えました。いまの千里丘新町、健都イノベーションパークです。(写真の範囲には吹田市域も含まれます。操車場自体が摂津市と吹田市にまたがっていたためです。)

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28721〜28723・y13000〜13001)で切り出しています。

05摂津市を6に分けて考える(エリアガイド)

摂津市の都市計画マスタープランは、摂津市立地適正化計画と一体の文書として令和6年1月に改定されました。目標年次は令和6年度から概ね20年間(令和26年=2044年まで)、基本理念は「住み続けたい元気なまち 摂津」です。同計画は市域を「北部地域」「中部地域」「南西部地域」「南東部地域」の4地域に区分し、居住誘導区域・都市機能誘導区域を設定しています(届出制度も運用されています)。ただし4地域それぞれに含まれる町名、居住誘導区域・都市機能誘導区域の具体的な範囲は、計画書のPDF内の地図でのみ示されており、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。そこでここでは、公式の4区分とは別に、町名と国土交通省の成約価格情報・地価公示のデータで独自に6つに整理します。(計画自体も「拠点は境界ではなく概ねの範囲を示すもの」と注記しています。)

千里丘新町(健都イノベーションパーク)(最寄駅:岸辺駅(吹田市))

摂津市で最も成約価格が高い町丁目です。成約中央値5,000万円(15件・平均75㎡)。最寄駅はJR岸辺駅ですが、岸辺駅は吹田市にあります。住所は摂津市、最寄駅は吹田市の駅、という形です。駅別の成約でも「岸辺駅・平均徒歩9分」として19件・中央値4,900万円が記録されています。この町の正体は健都イノベーションパークです。市は「健都イノベーションパーク(摂津市千里丘新町)は、国立循環器病研究センターを中心とし、医療及び健康関連の研究機関や企業等が集積する国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)の形成を図るため、健康・医療関連企業等の研究施設等の進出用地として位置付けられています。」と明記しています。土地そのものは吹田操車場跡地で、市は「摂津市域に約8haあまりの土地をまちづくり用地として生み出すことになりました」と記し、平成28年3月に換地処分公告(=土地区画整理事業の完了)を迎えています。換地処分済みの新しい造成地に、国際級の医療クラスターが乗っている。これが5,000万円という価格の内訳です。

千里丘・千里丘東・香露園(JR千里丘駅周辺)(最寄駅:千里丘)

摂津市の住宅地でいちばん高い標準地があるエリアです。令和8年地価公示の住宅地では、千里丘東一丁目185番4が231,000円/㎡(前年比+5.5%)で市内最高、千里丘七丁目が229,000円/㎡(+5.0%)、香露園が218,000円/㎡(+4.3%)、千里丘六丁目が189,000円/㎡(+3.3%)と、上位が集中しています。商業地でも千里丘東二丁目が418,000円/㎡・前年比+10.0%で市内最高、千里丘一丁目が304,000円/㎡(+5.6%)です。ところが成約中央値は千里丘駅で1,900万円(23件)、町丁目別の「千里丘」で2,000万円(17件・平均70㎡)土地は市内最高値なのに、成約中央値は市内でも低いほうというねじれが起きています。築年の古い物件や、敷地の小さい物件の取引が多いことがうかがえます。このエリアでは千里丘駅西地区再開発(高度利用地区1.5ha)が現在進行中で、千里丘駅東地区再開発(同1.3ha)も都市計画で位置づけられています。

南千里丘・三島(阪急摂津市駅周辺)(最寄駅:摂津市)

駅別の成約中央値が市内で最も高いエリアです。阪急摂津市駅の成約中央値は3,750万円(42件)で、平均徒歩6分と市内で最も駅に近いのが特徴です。町丁目別では南千里丘が3,950万円(26件・平均71㎡)、三島が3,900万円(11件・平均91㎡)。三島は平均面積が91㎡と市内で最も広く、成約の個票でも2016年築・80㎡・4LDKのマンションが3,700万円(摂津市駅徒歩10分)という例があります。市が連続立体交差推進課を設置し阪急京都線の連続立体交差事業に取り組んでいる点も、このエリアの将来を考えるうえでの材料です(事業の区間・時期などの詳細は本ページ作成時点で未取得です)。

正雀・正雀本町・東正雀(阪急正雀駅周辺)(最寄駅:正雀)

市の西側、吹田市と接するエリアです。成約中央値は正雀駅で3,200万円(22件・平均徒歩12分)、町丁目別の「正雀」で3,650万円(14件・平均74㎡)。成約の個票では2017年築・70㎡・3LDKのマンションが3,900万円(正雀駅徒歩5分)です。住宅地の標準地は正雀本町二丁目206,000円/㎡(+4.0%)、東正雀192,000円/㎡(+3.8%)。商業地は正雀本町一丁目に265,000円/㎡(+5.2%)と217,000円/㎡の2地点があります。健都イノベーションパークの用地取得の根拠になっているのが「正雀下水処理場跡地まちづくり基本計画」で、市はこの計画にもとづいて市所有の約6,000㎡を医療クラスター形成のため民間事業者に売却すると公表しています。

一津屋・東一津屋・新在家・別府・鶴野(市の中部〜南部)(最寄駅:南摂津・摂津)

準工業地域・工業地域が広がる、摂津市の産業の中心にあたるエリアです。成約では一津屋・東一津屋・新在家がいずれも南摂津駅を最寄りとして記録されています。個票では東一津屋のマンション(70㎡・2012年築・南摂津駅徒歩1分)が3,500万円、一津屋の戸建(115㎡・2014年築・土地105㎡・南摂津駅徒歩20分)が2,500万円、新在家の戸建(125㎡・2019年築・土地100㎡・同徒歩20分)が2,600万円です。「駅から遠いが、土地が広く新しい戸建が買える」という価格構造が読み取れます。住宅地の標準地は一津屋一丁目155,000円/㎡(+3.3%)、東別府五丁目155,000円/㎡(+2.6%)、鶴野四丁目161,000円/㎡(+2.5%)。工業地の標準地は一津屋三丁目115,000円/㎡(+4.5%)、商業地は東一津屋218,000円/㎡(+4.3%)、東別府三丁目149,000円/㎡(+3.5%)です。南摂津駅前周辺には特別業務地区が指定されています。

鳥飼地区(鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼野々・鳥飼本町・鳥飼八町)(最寄駅:南摂津・摂津)

摂津市で最も価格が低いエリアです。町丁目別の成約中央値は鳥飼野々が680万円(11件・平均55㎡)、鳥飼西が2,150万円(10件・平均74㎡)。千里丘新町の5,000万円と比べると7.4倍の差があります。住宅地の標準地も鳥飼中一丁目126番11が123,000円/㎡(+0.8%)で市内最安、鳥飼下二丁目128,000円/㎡、鳥飼西一丁目132,000円/㎡、鳥飼西二丁目146,000円/㎡と、下位を鳥飼が占めています。変動率も+0.8%と市内で最も小さい伸びです。ただし「鳥飼=市街化調整区域」は誤りです。摂津市が市街化調整区域に定めているのは鳥飼八町と淀川だけで、それ以外の鳥飼地区は市街化区域(用途地域の指定あり)です。鳥飼八町二丁目には市のごみ処理場(リサイクルプラザ)があります。鳥飼の農地を守っているのは調整区域ではなく生産緑地制度(一団300㎡以上・平成30年12月条例)です。また鳥飼東小学校が令和8年3月31日をもって鳥飼小学校に統合され、市は「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」を策定しています。価格の安さは、鉄道駅からの距離と用途地域の構成、そして人口構成の変化の複合だと読むのが正確です。

※エリア区分と各エリアの記述は、摂津市・大阪府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

06摂津市の交通

鉄道

摂津市の公式資料が市内の鉄道駅として挙げているのは5駅です。JR東海道本線(JR京都線)の千里丘、阪急京都線の摂津市・正雀、大阪モノレールの摂津・南摂津。東西6km・南北5km、面積14.87km²という小さな市に3事業者5駅が入っている形です。ここで必ず押さえておきたいのが、岸辺駅と沢良宜駅の扱いです。岸辺駅は吹田市、沢良宜駅は茨木市にあり、どちらも摂津市内の駅ではありません。摂津市の都市計画マスタープランにも「都市施設」ページにも、この2駅は市内の駅として記載されていません。ただし「住所は摂津市、最寄駅は岸辺駅」という物件は実際に存在します。市の北端にある千里丘新町がその代表で、成約価格情報でも「岸辺駅・平均徒歩9分」として19件が記録され、その中央値は4,900万円と市内最高水準です。広告の「最寄駅」と「住所」は別物として確認してください。

路線1日平均乗降人員特徴
千里丘JR京都線(JR東海道本線)摂津市の北端にあるJRの駅。都市計画マスタープランが「JR東海道本線千里丘駅」として市内の駅に挙げています。駅東口には都市計画駐車場が計画決定されており、千里丘駅東地区再開発(高度利用地区1.3ha)千里丘駅西地区再開発(同1.5ha)が都市計画で位置づけられています。千里丘駅西地区再開発事業は現在も進行中で、市は進捗状況と交通規制の情報を継続して公表しています。成約中央値は1,900万円(23件・平均徒歩9分)
摂津市阪急京都線市名を冠した阪急の駅で、都市計画マスタープランが市内の駅として挙げています。成約中央値は3,750万円(42件・平均徒歩6分)で、市内の駅別で最も高く、しかも最も駅に近いのが特徴です。町丁目別では南千里丘が3,950万円(26件・平均71㎡)、三島が3,900万円(11件・平均91㎡)。市は連続立体交差推進課を設置しており、阪急京都線の連続立体交差事業が市の組織として位置づけられています(事業内容の詳細は未取得)
正雀阪急京都線市の西部にある阪急の駅。都市計画マスタープランが市内の駅として挙げています。成約中央値は3,200万円(22件・平均徒歩12分)、町丁目別では正雀が3,650万円(14件・平均74㎡)です。住宅地の標準地は正雀本町二丁目が206,000円/㎡(前年比+4.0%)、東正雀が192,000円/㎡(+3.8%)。商業地では正雀本町一丁目に265,000円/㎡(+5.2%)の標準地があります。健都イノベーションパークの用地は「正雀下水処理場跡地まちづくり基本計画」にもとづくもので、この地名が市の開発計画の中核にあります
摂津大阪モノレール市の公式ページが都市高速鉄道として「大阪モノレール(摂津駅、南摂津駅)」と明記している2駅のうちの1つ。成約中央値は3,350万円(10件・平均徒歩9分)で、件数は少ないものの駅別では市内2番目の水準です。成約の個票では鳥飼上の戸建(85㎡・2014年築)が摂津駅徒歩0分の表示で2,500万円という例があります
南摂津大阪モノレール成約件数が市内で最も多い駅(54件)。成約中央値は2,200万円ですが、平均徒歩は19分と市内で最も遠く、実際には「南摂津駅が最寄りだが徒歩20〜25分」という物件が中心です。一津屋・東一津屋・新在家・鳥飼野々の成約が、この駅を最寄りとして記録されています。駅前周辺には特別業務地区が指定されており、市域南部の産業立地の中心にあたります

乗降人員は、JR西日本・阪急電鉄・大阪モノレールのいずれについても公式の数値を取得できませんでした(未取得)。推測値を載せることはしていません。なお岸辺駅は吹田市、沢良宜駅は茨木市にあり、いずれも摂津市内の駅ではありません。摂津市都市計画マスタープランが市内の駅として挙げているのは「JR東海道本線千里丘駅」「阪急京都線摂津市駅、正雀駅」「大阪モノレール南摂津駅、摂津駅」の5駅で、市の「都市施設」ページも都市高速鉄道として「大阪モノレール(摂津駅、南摂津駅)と阪急電鉄京都線」のみを記載しています。成約データに出てくる「岸辺駅 中央値4,900万円(19件・平均徒歩9分)」は、岸辺駅(吹田市)を最寄りとする摂津市内の物件(千里丘新町など市の北端エリア)という意味です。住所は摂津市、最寄駅は吹田市の岸辺駅、というケースがあることにご注意ください。

道路

摂津市の「都市施設」ページは、都市計画道路が府決定6路線・市決定18路線の計24路線駅前広場が4つ計画決定され、うち3つが完成都市計画駐車場としてJR千里丘駅東口が位置づけられていると記しています。同ページには都市計画公園・緑地として街区公園23ヶ所・近隣公園6ヶ所・緑地2ヶ所ごみ処理場(リサイクルプラザ)が鳥飼八町二丁目にあることも記載されています。

摂津市は「西:大阪市、吹田市/北:茨木市/東:高槻市/南:淀川をはさんで守口市、寝屋川市」と接し、大阪都市部から約12kmの位置にあります(摂津市「市のプロフィール」)。市域の東端と南端は「河川(淀川)内」で、南側は淀川で守口市・寝屋川市と分けられています。つまり南へは橋を渡らないと出られないのが摂津市の地形上の特徴です。

名神高速道路の摂津北インターチェンジ・摂津南インターチェンジ、近畿自動車道、大阪中央環状線といった主要道路については、摂津市の公式ページ(都市施設)に記載がなく、確認できていません(未取得)。本ページでは推測による記載をしていません。また大阪国際空港(伊丹空港)の航空機騒音・航空法の高さ制限が摂津市に及ぶかどうかも確認できていません(未取得)。摂津市の環境ページには航空機騒音の項目が一切なく、航空法の制限表面に関する記載も市サイトに見当たりませんでした。「対象外である」と断定できる資料が無いため、本ページでは触れていません。

07摂津市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

大阪市内の物件を探していた方が、府下の市に範囲を広げたときに最初につまずくのがこれです。 大阪市はほぼ全域が市街化区域ですが、府下の市には市街化調整区域が広く残っています。 摂津市は「都市計画法では、一体の都市として総合的に開発し、及び保全する必要がある区域を都市計画区域として指定するものとされており、摂津市は全域が都市計画区域に指定されています。」と公式に記しています。そのうえで区域区分は、「摂津市では、鳥飼八町と淀川を市街化調整区域に、それ以外の区域を市街化区域に定めています。」という一文で説明されています。面積でいうと市街化区域1,349ha(90.7%)/市街化調整区域138ha(9.3%)です。ここは摂津市でいちばん誤解されやすいところです。「鳥飼は農地が多いから市街化調整区域だろう」と考えられがちですが、市が調整区域に指定しているのは鳥飼八町と淀川だけで、鳥飼野々・鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼本町といった鳥飼地区の大半は市街化区域(用途地域の指定あり)です。鳥飼に農地が残っているのは調整区域だからではなく、市街化区域内の農地を保全する「生産緑地制度」が働いているからです。

区分面積構成比
市街化区域1,349 ha90.7%
市街化調整区域138 ha9.3%
合計(都市計画区域)1,487 ha100.0%

※区域区分の決定・変更:区域区分の決定年月日および直近の変更年月日は、市の公表資料で確認できていません(未取得)

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

都市計画税(税率0.3%)について、摂津市は「市街化調整区域の土地・家屋には、課税されません。」と公式に明記しています。摂津市は市域の90.7%が市街化区域で、しかも調整区域138haの中身は鳥飼八町と淀川(河川区域)です。つまり実際に売買される住宅のほぼすべてが都市計画税の課税対象になります。固定資産税1.4%と合わせて1.7%です(摂津市「固定資産税とは」「都市計画税とは」)。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

摂津市の市街化調整区域(138ha)は「鳥飼八町と淀川」だけ

摂津市の区域区分は、市の公式ページの一文で完結します。

摂津市では、鳥飼八町と淀川を市街化調整区域に、それ以外の区域を市街化区域に定めています。

つまり摂津市の市街化調整区域138haは、鳥飼八町(ごみ処理場=リサイクルプラザが立地する地区)と、淀川の河川区域で構成されています。市域の南東を流れる淀川そのものが調整区域に含まれているため、138haという数字ほどには「調整区域の住宅地」が存在しません。実際に売買される住宅で調整区域にあたるものは、きわめて限られます。

ここを誤解したまま物件を探すと、逆方向のミスが起きます。「鳥飼は調整区域だから安いのだろう」と考えて避けてしまうと、市街化区域の中で用途地域も指定されている普通の住宅地を見落とします。鳥飼野々・鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼本町は、いずれも市街化区域です。鳥飼の価格が安いのは調整区域だからではなく、用途地域の54%を準工業・工業が占める市の土地利用と、鉄道駅からの距離によるものです(後述)。

鳥飼の農地を守っているのは「生産緑地制度」

それでは、鳥飼に残る農地は何で守られているのか。答えは生産緑地です。摂津市は生産緑地制度を次のように説明しています。

市街化区域内にある農地等の農業生産活動に裏付けられた緑地機能に着目して、公害又は災害の防止、農林漁業と調和した都市環境の保全等に役立つ農地等を計画的に保全し、良好な都市環境の形成を図る都市計画の制度です。

生産緑地は市街化区域内の制度です。つまり「農地があるから調整区域」ではなく、「市街化区域の中にある農地を、都市計画で保全している」というのが摂津市の実態です。さらに摂津市は指定面積の要件を国の基準から緩和し、「一団で300平方メートル以上」としています(平成30年12月条例制定)。面積要件が小さいぶん、小さな農地でも生産緑地として残りやすい市だと言えます。

買い手として注意したいのは、生産緑地は「将来の宅地供給の予備軍」でもあるという点です。隣地が生産緑地の場合、その指定が解除されれば住宅や共同住宅が建つ可能性があります。反対に、指定が続くかぎりは農地のまま残ります。摂津市の生産緑地の地区数・面積の実数は公表資料から確認できていません(未取得)ので、個別の物件では市の都市計画課にご確認ください。

区域区分は、この3つで確認できます

  • 摂津市の都市計画図(オンライン版)で住所を確認する。用途地域・建ぺい率・容積率・防火/準防火地域・高度地区が地図上で見られます。ただし市は「表示される情報は令和6年12月時点での摂津市の都市計画の概要を示したもの…参考図としてご利用ください。(本市の都市計画に関する証明には使用できません)」と注記しているため、証明が必要な場面では使えません
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域です
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

出典:摂津市「区域区分・地域地区」//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/toshikeiaku/chiikichiku/2634.html /摂津市「生産緑地制度」//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/toshikeiaku/seisanryokuti/9619.html /摂津市 都市計画図(オンライン版)//settsucity.sakura.ne.jp/#13/34.777/135.57(令和6年12月時点の概要を示す参考図)

08摂津市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.3%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.7%課税標準額に対して

摂津市は固定資産税について「本市の税率は、標準税率の1.4/100です。」、都市計画税について「本市の税率は、0.3/100です。」と公式に明記しています。都市計画税は「都市計画事業または土地区画整理事業の費用に充てるための目的税で、それら事業の対象区域内の土地および家屋に対して課税されます」と説明され、「市街化調整区域の土地・家屋には、課税されません」「課税される場合は、固定資産税とあわせて納めていただきます」と続きます。償却資産には都市計画税は課税されません。摂津市は市域の90.7%が市街化区域で、市街化調整区域の中身は鳥飼八町と淀川なので、実際に売買される住宅はほぼすべて都市計画税の対象と考えてください。市は都市計画税を「下水道事業などの整備に充てられる重要な財源」と説明しています。なお免税点について、市は「※令和9年度分から変更予定。」と注記しています。令和9年度以降に取得される方は、市の最新の公表内容をご確認ください。

課税標準は、固定資産課税台帳に登録された価格(評価額)です。住宅用地の課税標準の特例について、摂津市の公表資料からは具体的な適用内容を確認できていません(未取得)。実際の税額は物件ごとの課税標準額により異なりますので、摂津市の固定資産税課または納税通知書でご確認ください。

免税点

同一人が摂津市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※納期:第1期〜第4期の具体的な月は、市の公表資料で確認できていません(未取得)。都市計画税については市が「納期については、固定資産税と同様です」と明記しています/摂津市は「毎年1月1日(「賦課期日」といいます。)に土地、家屋、償却資産を所有している人」に課税すると明記しています

※税率・免税点は摂津市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

09摂津市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

摂津市は学校選択制を実施していません(指定校制)。住所地によって通う小学校・中学校が決まります。大阪市24区は学校選択制があるため「同じ区の中で学校を選ぶ」ことができますが、摂津市では住所そのものが学校を決めるため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。摂津市の正式な呼び方は通学区域(指定校)制です。市の「小・中学校の通学区域」のページには、次の一文が明記されています。「住所を偽って住民登録をし、区域外の学校に入学させる越境入学は認めておりません。」いっぽう「小・中学校の入学」のページには「事情により就学すべき学校の変更を希望する時には、保護者はその旨を教育委員会に申し出ることができます。」とあり、個別事情による指定校変更・区域外就学の申し出の道は用意されています。なお「学校選択制を実施している」旨の記載は、通学区域ページ・入学ページ・許可基準PDFのいずれにも存在しません。通学区域の一覧は令和8年版が公表されています。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
転居・転出(小学校4年以前/中学校1年)小学校4年以前・中学校1年の児童生徒が転居、転出した場合」。摂津市の「指定校変更及び区域外就学許可基準」に掲げられた事由です。購入と入学・進級のタイミングが重なる方は、この学年区分が判断の分かれ目になります。
転居・転出(小学校5年/中学校2年以降)小学校5年・中学校2年以降の児童生徒が転居、転出した場合」。低学年と高学年で区分が分かれている点が摂津市の特徴です。
転入予定(これから摂津市に住む場合)転入予定の場合は「6ヵ月を限度とする」と期間が明記されています。引渡しや入居が先になる購入では、この6か月という上限が効いてきます。
住居の建替えによる仮住所からの就学建て替えの期間までとする」。建替え中に仮住まいへ移る場合でも、もとの学校に通い続けられる扱いです。
身体的な理由・いじめ・不登校等身体的な理由及び「いじめ」や「不登校等」の場合」。
その他の事情その他の事情で教育長が特別に認める場合」。個別事情は教育委員会への申し出が前提になります。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は摂津市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。大阪市内での区選びには無かった比較軸です。

項目内容
こども医療費助成の対象年齢が18歳到達後最初の3月末日(高校卒業)までのかた(市の原文)
所得制限所得制限はありません(市が公式に明記)
一部自己負担医科・歯科は「入院および通院:1医療機関ごとに(入院通院別)1日につき500円(月2日限度)」。調剤薬局の自己負担はなし

摂津市で学区を見るときの注意点 ― 鳥飼地区は再編中です

摂津市の市立学校は小学校10校・中学校5校ですが、鳥飼東小学校が令和8年3月31日をもって鳥飼小学校に統合されます。市は「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」を策定しており、鳥飼地区の児童数の減少が公的に裏付けられている状態です。

これは学区の話であると同時に、不動産の話としても意味を持ちます。成約データでも鳥飼野々の中央値は680万円(11件・平均55㎡)で、千里丘新町の5,000万円(15件・平均75㎡)と7.4倍の差があります。学校統合という行政判断は、その差の背景にある人口構成の変化を行政側から確認したものだと読めます。

中学校区と小学校の対応は次のとおり公表されています。

中学校校区の小学校
第一中学校摂津小学校・味舌小学校
第二中学校鳥飼西小学校・鳥飼北小学校
第三中学校千里丘小学校・三宅柳田小学校
第四中学校別府小学校・味生小学校
第五中学校鳥飼小学校(令和8年3月31日に鳥飼東小学校を統合

子育て支援で、確認できたことと確認できなかったこと

確認できたのは、こども医療費助成です。摂津市は対象を「年齢が18歳到達後最初の3月末日(高校卒業)までのかた」とし、「所得制限はありません」と明記しています。自己負担は医科・歯科が「入院および通院:1医療機関ごとに(入院通院別)1日につき500円(月2日限度)」で、調剤薬局の自己負担はありません。助成の内容は「入院および通院にかかる医療費のうち保険診療分にかかる患者負担額(2割または3割負担)から一部自己負担金を差し引いた額を助成」と説明されています。

いっぽう、次の2つは本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。推測で数字を書くことはしていません。

  • 給食費の無償化の有無・金額(小学校・中学校とも)。小学校給食・中学校給食のページとも、費用に関する記載に到達できませんでした。給食費を判断材料にされる方は、摂津市の学校教育課へ直接ご確認ください
  • 保育所等の待機児童数と基準日。保育・教育課のページ、保育所等の申込ページのいずれにも数値の記載を見つけられませんでした。保育所の入りやすさを重視される方は、申込時期の前に市へ直接ご確認ください

通学区域の一覧(令和8年版)は市がPDFで公表しています。購入前に、検討中の住所がどの学校の区域かを必ずご確認ください。摂津市は越境入学を認めていないため、住所がそのまま学校を決めます

出典:摂津市「小・中学校の通学区域」//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kyouikusoumubu/kyouikuseisakuka/tuugakurotuugakukuikikannkei/2627.html /通学区域一覧(令和8年)//www.city.settsu.osaka.jp/material/files/group/71/R8tuugakukuikiitiran.pdf /摂津市「市立小・中学校一覧」//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kyouikusoumubu/gakkoukyouikuka/ichiritsu/1934.html /摂津市「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kyouikusoumubu/kyouikuseisakuka/tuugakurotuugakukuikikannkei/22843.html

10摂津市で家を買う前に必ず確認したい点

1|最低敷地面積は「第一種低層120㎡、それ以外75㎡」

摂津市には、戸建の敷地面積についてのはっきりした基準があります。 摂津市開発協議基準にもとづき、市は次のように明記しています。

第一種低層住居専用地域は120平方メートル、 それ以外の地域は原則75平方メートル

75㎡=約22.7坪、120㎡=約36.3坪。 摂津市の第一種低層住居専用地域は10.5haしかないので、 市内のほとんどの住宅地では75㎡が最低ラインということになります。 この数字は、買い手にとって次の2つの意味を持ちます。

  • これ以上は細分化されないという下限がある。 極端なミニ開発が制度上は抑えられています
  • 裏を返せば、75㎡前後の敷地の建売が成立しうる。 成約データでも一津屋の戸建は土地105㎡、鳥飼野々は土地125㎡、新在家は土地100㎡という例があり、 敷地の広さは物件ごとに大きく違います

あわせて、開発協議の対象は「開発行為を行う区域の面積が300平方メートル以上のもの」 および中高層建築物の開発行為です。 300㎡=約90.8坪。建売分譲の規模がこの閾値に触れるケースは珍しくありません。

出典:摂津市「摂津市開発協議・都市計画法第32条協議」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/kenchikuka/kaihatsu/2006.html / 摂津市開発協議基準 //www.city.settsu.osaka.jp/material/files/group/28/080401kaihatsukyougikijyun.pdf

2|隣に何が建つか。摂津市は用途地域だけでは読めません

繰り返しになりますが、摂津市の用途地域は 準工業地域492.7ha+工業地域182.7ha=675.4ha=全体の54%。 第一種低層住居専用地域は10.5ha(0.8%)しかありません。 準工業地域では、危険性や環境悪化のおそれが大きい工場を除けば、 工場・倉庫・遊技場などが広く建てられます。

さらに摂津市には、南摂津駅前周辺に特別業務地区が指定されています。 また地区計画も存在し、都市計画法第58条の2の届出制度が運用されています (ただし具体的な地区名・区域・決定年月日・建築制限の内容は確認できていません=未取得)。

摂津市の都市計画図はオンラインで公開されています。 用途地域・建ぺい率・容積率・防火/準防火地域・高度地区を地図上で確認できます。 ただし市は「表示される情報は令和6年12月時点での摂津市の都市計画の概要を示したもの… 参考図としてご利用ください。(本市の都市計画に関する証明には使用できません)」と 注記していますので、証明が必要な場面では市の窓口が必要です。

出典:摂津市 都市計画図(オンライン版)//settsucity.sakura.ne.jp/#13/34.777/135.57 / 摂津市「地区計画」//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/kenchikuka/chikukeikaku/1342.html / 摂津市「用途地域」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/toshikeiaku/chiikichiku/2643.html

3|水害 ― 淀川と安威川等。ハザードマップは全戸配布済み

摂津市は令和7年1月下旬から順次、 「水害対応ガイドブック(洪水・内水ハザードマップ)」を全世帯・全事業所に配布しています。 市の説明は次のとおりです。

令和7年1月下旬から順次、『水害対応ガイドブック(洪水・内水ハザードマップ)』を 全世帯・全事業所に配布しました。本ガイドブックには、淀川や安威川等が氾濫したときの水害リスクや、 水害時にとるべき避難行動、防災情報の収集方法などを掲載

ガイドブックは次の図で構成されています。 物件の住所で、この4枚すべてを確認してください。

  • 洪水浸水想定区域図(淀川)
  • 洪水浸水想定区域図(安威川等)
  • 浸水継続時間
  • 内水氾濫(+チェックリスト)

「内水ハザードマップ」は洪水ハザードマップとは別物です。 川があふれる外水氾濫だけでなく、排水が追いつかずに水があふれる内水氾濫も、 摂津市では図面として公表されています。摂津市の市域は東端と南端が「河川(淀川)内」で、 南側は淀川で守口市・寝屋川市と分かれる低平な土地です。水害の確認は必須だとお考えください。

河川管理者については、市の宅建事業者向けページおよびガイドブックのページから 淀川は国土交通省 淀川河川事務所、安威川等は大阪府と読み取れますが、 市の公表資料で断定できる一文までは確認できていません(確度中〜高)。 また正雀川が「安威川等」に含まれるかどうかの明示的な確認も取れていません(未取得)

なお洪水浸水想定区域の想定規模(想定最大規模降雨)・指定年月日は、 ハザードマップPDFが画像形式のため読み取れず、確認できていません(未取得)。 本ページでは推測の数値を書いていません。

出典:摂津市「水害対応ガイドブック(洪水・内水ハザードマップ)」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/soumubu/bousaikikikannrika/bousai/suigaitaisaku/25412.html

4|土砂災害・高潮は「指定なし」と断定できません(未取得)

ここは正直に書きます。 摂津市の土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定の有無、 および高潮浸水想定区域の該否は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)

摂津市の防災ページは洪水・内水で体系が組まれており、土砂災害の項目は立てられていません。 しかし門真市のように「土砂災害警戒区域に指定された区域はありません」と 公式に明記している市と違い、摂津市には「指定なし」と書いた公式本文が見つかりませんでした。 「項目が無い=指定が無い」とは言い切れないため、本ページでは断定していません。 大阪府の土砂災害警戒区域の公式指定状況でご確認ください。

同様に、大阪国際空港(伊丹空港)の航空機騒音や航空法の高さ制限が 摂津市に及ぶかどうかも確認できていません(未取得)。 摂津市の環境ページには航空機騒音の項目がなく、航空法の制限表面に関する記載も見当たりません。 「対象である」とも「対象外である」とも書ける資料が無いため、本ページでは触れていません。

5|宅建事業者向けに、市が浸水情報の提供を要請しています

摂津市は宅地建物取引業者向けのページで、 「浸水範囲、浸水深等の情報提供をお願いします」と明記し、 外水氾濫・内水氾濫の周知を事業者に要請しています。

これは買い手にとって、売主側・仲介側に説明を求める根拠になります。 重要事項説明で水害ハザードマップの説明は義務づけられていますが、 摂津市はそれに加えて市独自に情報提供を要請している、ということです。 説明が不十分だと感じたら、遠慮なく確認してください。

出典:摂津市「開発事業に関すること(宅地建物取引業者の皆さまへ)」 //www.city.settsu.osaka.jp/shisei/kaihatsu/17961.html

6|生産緑地 ― 隣地が農地のときに確認すること

摂津市は生産緑地の指定面積要件を緩和し、「一団で300平方メートル以上」としています (平成30年12月条例制定)。国の原則より小さい面積でも生産緑地になれる、ということです。

隣地が生産緑地の場合、2つの方向の可能性があります。 指定が続くかぎり農地のまま残り、日当たりや眺望が保たれます。 一方で指定が解除されれば、住宅や共同住宅が建つ可能性があります。 摂津市の生産緑地の地区数・面積の実数は確認できていません(未取得)ので、 隣地が農地の物件では市の都市計画課にご確認ください。

出典:摂津市「生産緑地制度」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/toshikeiaku/seisanryokuti/9619.html

7|盛土規制法は未取得。造成を伴う購入では要確認

摂津市における盛土規制法(宅地造成等工事規制区域)の指定状況は、 確認できていません(未取得)。 摂津市の建築課・開発関係のページに盛土規制法の項目が見当たらず、 大阪府の公表ページにも到達できませんでした。 造成を伴う購入をご検討の場合は、市の建築課および大阪府にご確認ください。

8|そのほか、摂津市で確認しておきたい制度

  • 狭あい道路の拡幅整備事業。接道が4m未満の物件では、セットバックと拡幅整備の扱いを確認してください (//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/kenchikuka/kyouai/index.html)
  • 摂津市多世代定住促進事業。住宅取得にかかわる可能性のある市の事業です。 内容・要件・金額は本ページ作成時点で未確認のため、詳細は市の建築課にご確認ください (//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/kenchikuka/tasedai_doukyo/index.html)
  • マンション管理適正化推進計画。中古マンションを検討される方は、 管理組合の状況を確認する際の背景として押さえておくと役立ちます (//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/kenchikuka/manshon_kanri/index.html)
  • 住宅マスタープラン (//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/kenchikuka/jyuumasu/index.html)
  • 地下水の採取規制があります。井戸などをお考えの場合は事前に確認してください (//www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/seikatukannkyou/kannkyouseisakuka/hozentaisaku/637.html)
  • 景観の届出制度(大規模建築物等の届出、都市景観形成地区内の届出、都市景観アドバイザー制度)。 景観計画の策定年月日・区域・届出対象規模は未取得です

9|家タダが、契約前に無料で調べること

摂津市の物件では、次の項目を契約前に無料で調査します。

  • 用途地域(準工業・工業かどうか)と、隣地・向かい・裏の用途地域
  • 区域区分(市街化区域か、鳥飼八町・淀川にかかる市街化調整区域か)
  • 敷地面積が最低敷地面積(第一種低層120㎡/それ以外75㎡)を満たすか
  • 接道条件・再建築の可否・狭あい道路の拡幅整備の要否
  • 地区計画・特別業務地区・高度地区・防火/準防火地域の有無
  • 隣地の生産緑地の有無
  • 洪水(淀川・安威川等)・内水・浸水継続時間の4枚のハザードマップ

気になる物件のURLをLINEでお送りいただければ、その場で無料診断します。

11摂津市の成り立ち ― 3つの町村の合併から、府下28番目の市へ

摂津市は、大阪府下では比較的新しい市です。 市の公式資料「市のおいたち」は、その経緯を次のように記しています。

昭和31年9月には、味舌町、味生村、鳥飼村が合併して、人口17,054人の三島町が誕生しました。 その後、同35年までに三宅村の一部が編入され、ほぼ現在の市域が形成されました

昭和41年11月に府下28番目の市として「摂津市」が誕生しました

4つの旧町村の名前が、いまも学校名に残っている

摂津市のもとになったのは、味舌(ました)・味生(あじふ)・鳥飼(とりかい)の 3町村、そこに三宅(みやけ)村の一部が加わった形です。 この4つの名前は、いまも市立小学校の名前として残っています。

旧町村現在の学校名など
味舌町(ました)味舌小学校(第一中学校区)
味生村(あじふ)味生小学校(第四中学校区)
鳥飼村(とりかい)鳥飼小学校・鳥飼西小学校・鳥飼北小学校・鳥飼東小学校、および鳥飼各町
三宅村(みやけ)の一部三宅柳田小学校(第三中学校区)

合併から70年、市制施行から60年が経っても、旧町村の輪郭が学校区に残っている市です。 摂津市で学区を見るときは、この由来を知っておくと地理が頭に入りやすくなります。

慶長以来の「鳥飼の渡し」

摂津市の南側は淀川で、守口市・寝屋川市と分かれています。 橋が架かる前、対岸へ渡る手段は渡し船でした。 市の公式資料は「慶長以来人々に親しまれた「鳥飼の渡し」がエンジン船になったのもこの頃からです」 (昭和10年代の文脈)と記しています。

慶長は1596〜1615年です。 400年以上にわたって、鳥飼は「淀川を渡る場所」でした。 いまも摂津市の市域の東端と南端は「河川(淀川)内」であり、 南へ出るには橋を渡るという地形は変わっていません。

年表

できごと
慶長年間(1596〜1615年)以来「鳥飼の渡し」が人々に親しまれる
大正12年(1923年)7月 吹田操車場が操業を開始。当時わが国最大規模を誇る物流拠点
昭和10年代「鳥飼の渡し」がエンジン船になる
昭和31年(1956年)9月 味舌町・味生村・鳥飼村が合併し、人口17,054人の三島町が誕生
昭和35年(1960年)まで三宅村の一部が編入され、ほぼ現在の市域が形成される
昭和41年(1966年)11月 府下28番目の市として「摂津市」が誕生
昭和59年(1984年)2月吹田操車場が60年にわたる役割を終える
平成21年(2009年)8月高度地区の指定状況(第1種11ha・第2種318ha)の基準時点
平成23年(2011年)4月1日準防火地域を拡大(約1,245haに)
平成28年(2016年)3月 吹田操車場跡地の換地処分公告(摂津市域に約8haのまちづくり用地)
平成30年(2018年)12月生産緑地の面積要件を「一団300㎡以上」に緩和する条例を制定
令和元年度(2019年度)国立循環器病研究センターが健都へ移転
令和4年(2022年)3月19日健都の地域実証事業の制度が始動
令和4年(2022年)3月国立健康・栄養研究所が移転完了
令和6年(2024年)1月 都市計画マスタープラン(立地適正化計画と一体)を改定。目標年次は概ね20年間
令和6年(2024年)12月都市計画図(オンライン版)の情報基準時点
令和7年(2025年)11月7日 健都イノベーションパークの市所有地(約6,000㎡)の売却公募を開始
令和8年(2026年)2月13日同公募の提案書提出期限
令和8年(2026年)3月9日同公募の評価
令和8年(2026年)3月下旬同公募の事業者を最終決定する予定
令和8年(2026年)3月31日 鳥飼東小学校が鳥飼小学校に統合
令和26年度(2044年度)都市計画マスタープラン・立地適正化計画の目標年次

市名「摂津」の由来(旧国名の摂津国との関係)については、 摂津市の公式ページに記載を確認できませんでした(未取得)。 本ページでは推測による説明を載せていません。 出典:摂津市「市のおいたち」//www.city.settsu.osaka.jp/shisei/shoukai/profile/3953.html / 摂津市「吹田操車場跡地の位置とまちづくりの経過」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/jigyou/soushajouatochi/2735.html / 摂津市「区域区分・地域地区」 //www.city.settsu.osaka.jp/soshiki/kensetsubu/toshikeikakuka/toshikeiaku/chiikichiku/2634.html

12摂津市の物件を探す・相談する

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項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、令和7年国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

13摂津市の不動産購入に関する記事

14摂津市の不動産購入 よくある質問

摂津市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている摂津市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てています。摂津市の戸建の成約中央値2,500万円なら上限額は89万1,000円、マンションの3,700万円なら128万7,000円。これがまるごと0円になります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

摂津市の住宅の相場はいくらくらいですか?

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・183件)では、戸建の成約中央値が2,500万円(103件・平均78㎡・平均築2005年)、マンションが3,700万円(80件・平均72㎡・平均築2008年)です。駅別では阪急摂津市駅3,750万円(42件・平均徒歩6分)、大阪モノレール摂津駅3,350万円(10件)、阪急正雀駅3,200万円(22件)、大阪モノレール南摂津駅2,200万円(54件・平均徒歩19分)、JR千里丘駅1,900万円(23件)。このほか岸辺駅(吹田市)を最寄りとする摂津市内の物件が19件・中央値4,900万円あります。土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均174,231円(住宅地13地点・前年比+3.4%)です。

摂津市で地価がいちばん高いエリアと安いエリアはどこですか?

令和8年地価公示の住宅地13地点で見ると、最も高い標準地は千里丘東一丁目185番4の231,000円/㎡(前年比+5.5%)、最も安い標準地は鳥飼中一丁目126番11の123,000円/㎡(+0.8%)で、差は1.9倍です。ただし成約ベースの町丁目別では差がもっと大きく、千里丘新町5,000万円(15件)に対して鳥飼野々680万円(11件)で7.4倍。南千里丘3,950万円、三島3,900万円、正雀3,650万円、千里丘東3,500万円、鳥飼西2,150万円、千里丘2,000万円と続きます。商業地は千里丘東二丁目が418,000円/㎡(+10.0%)で市内最高です。出典はいずれも国土交通省です。

岸辺駅や沢良宜駅は摂津市の駅ですか?

いいえ。岸辺駅は吹田市、沢良宜駅は茨木市にあります。摂津市の都市計画マスタープランが市内の駅として挙げているのは、「JR東海道本線千里丘駅」「阪急京都線摂津市駅、正雀駅」「大阪モノレール南摂津駅、摂津駅」の5駅です。市の「都市施設」ページも、都市高速鉄道として「大阪モノレール(摂津駅、南摂津駅)と阪急電鉄京都線」のみを記載しています。ただし「住所は摂津市、最寄駅は岸辺駅」という物件は実際にあります。市の北端にある千里丘新町がその代表で、成約価格情報でも「岸辺駅・平均徒歩9分」として19件・中央値4,900万円が記録されています。広告の「最寄駅」と「住所」は別物としてご確認ください。

千里丘新町と鳥飼野々で、なぜ7倍以上も価格が違うのですか?

主に4つの理由が、公的資料から説明できます。1つめは用途地域の構成。摂津市の用途地域1,259haのうち準工業492.7ha+工業182.7ha=675.4ha(54%)で、第一種低層住居専用地域は10.5ha(0.8%)しかありません。2つめは千里丘新町が健都イノベーションパークそのものだということ。市は「国立循環器病研究センターを中心とし…国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)の形成を図る」用地だと明記しています。3つめはその土地が吹田操車場跡地で、摂津市域に約8haが生まれ、平成28年3月に換地処分公告を迎えた新しい市街地だということ。4つめは鳥飼側で鳥飼東小学校が令和8年3月31日に鳥飼小学校へ統合され、市が「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」を策定していることです。

鳥飼は市街化調整区域なので安いのですか?

いいえ、それは誤解です。摂津市の市街化調整区域は138ha(市域の9.3%)ですが、市は「摂津市では、鳥飼八町と淀川を市街化調整区域に、それ以外の区域を市街化区域に定めています。」と明記しています。つまり調整区域は鳥飼八町と淀川だけで、鳥飼野々・鳥飼西・鳥飼中・鳥飼下・鳥飼上・鳥飼本町は市街化区域(用途地域の指定あり)です。鳥飼に農地が残っているのは調整区域だからではなく、生産緑地制度(摂津市は一団300㎡以上に緩和・平成30年12月条例制定)によるものです。価格の安さは、鉄道駅からの距離、準工業・工業が広い用途地域の構成、そして学校統合に表れている人口構成の変化の複合だと考えるのが正確です。

摂津市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?

摂津市は固定資産税について「本市の税率は、標準税率の1.4/100です」、都市計画税について「本市の税率は、0.3/100です」と明記しています。合計1.7%です。都市計画税は「市街化調整区域の土地・家屋には、課税されません」が、摂津市は市域の90.7%が市街化区域で、調整区域の中身は鳥飼八町と淀川なので、売買される住宅はほぼすべて都市計画税の対象です。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円ですが、市は「※令和9年度分から変更予定。」と注記していますのでご注意ください。賦課期日は毎年1月1日です(納期の具体的な月は市の公表資料から確認できていません)。

摂津市に学校選択制はありますか? 学校の統廃合はありますか?

摂津市に学校選択制はありません。通学区域(指定校)制です。市の通学区域のページには「住所を偽って住民登録をし、区域外の学校に入学させる越境入学は認めておりません。」と明記されています。ただし「事情により就学すべき学校の変更を希望する時には、保護者はその旨を教育委員会に申し出ることができます」ともあり、転居・転入予定(6ヵ月を限度)・建替えの仮住まい・身体的な理由・いじめ・不登校等の事由による指定校変更の許可基準が公表されています。統廃合については、鳥飼東小学校が令和8年3月31日をもって鳥飼小学校に統合されます。市は「鳥飼地域における学校の適正規模・適正配置計画」を策定していますので、鳥飼地区で学区を理由に物件を選ぶ場合は、必ず市教育委員会で最新の状況をご確認ください。

摂津市の災害リスクはどうですか?

摂津市は令和7年1月下旬から「水害対応ガイドブック(洪水・内水ハザードマップ)」を全世帯・全事業所に配布しています。市の説明では「淀川や安威川等が氾濫したときの水害リスク」を掲載したもので、洪水浸水想定区域図(淀川)/同(安威川等)/浸水継続時間/内水氾濫の図が公表されています。内水ハザードマップは洪水ハザードマップとは別物ですので、物件の住所で4枚すべてご確認ください。いっぽう、土砂災害警戒区域の指定の有無と高潮浸水想定区域の該否は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。市の防災ページに土砂災害の項目は立てられていませんが、「指定なし」と明記した公式本文が見つからないため、断定はしていません。大阪府の公式資料でご確認ください。

摂津市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。また、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。摂津市の場合、毎年の固定資産税・都市計画税は合計1.7%で、市域の90.7%が市街化区域(調整区域は鳥飼八町と淀川のみ)ですから、ほぼ全物件が都市計画税の対象です。免税点は「令和9年度分から変更予定」と市が注記しています。さらに摂津市は市内の成約価格が7.4倍ひらく市なので、エリアの見極めに時間がかかることもあります。土砂災害・高潮・伊丹空港の騒音や高さ制限など、本ページで「未取得」としている項目は市や大阪府への確認が必要で、その分の手間はどうしても残ります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

摂津市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

摂津市は、市域の90.7%が市街化区域、用途地域の54%が準工業と工業。成約ベースでは千里丘新町5,000万円に対して鳥飼野々680万円=7.4倍と、面積14.87km²の市のなかで大きな開きがあります。「摂津市の相場」という一つの数字では判断できない市です。用途地域は何か、隣地に何が建てられるか、市街化調整区域(鳥飼八町・淀川)にかかっていないか、最低敷地面積(第一種低層120㎡/それ以外75㎡)を満たしているか、洪水・内水のハザードマップはどうか。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

15本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年9月18日

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