
【生駒市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て
奈良県生駒市 専門 エリアガイド
生駒市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
2,600万円の物件なら 92万4,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている生駒市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
生駒市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。家タダは、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てることで、買主様の仲介手数料を0円にしています。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。国土交通省の成約価格情報で、生駒市の直近4四半期の成約は303件(戸建175件・中古マンション128件。国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。新築戸建て19件は3,100万円〜4,900万円(下位25%〜上位10%・中央値3,400万円)で、この帯にかかる仲介手数料の上限額は108万9,000円〜168万3,000円。中古戸建て155件は1,300万円〜3,900万円(中央値2,400万円)で49万5,000円〜135万3,000円。中古マンション128件は690万円〜3,900万円(中央値1,300万円)で29万3,700円〜135万3,000円です。対象になる物件なら、この金額が0円になります。気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、対象かどうかをその場で無料でお答えします。
- 生駒市は、戸建とマンションの両方が動いている市です。直近4四半期の成約303件のうち戸建が175件(成約中央値2,600万円)、中古マンションが128件(1,300万円・専有面積の中央値75㎡)(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。戸建を建築年で分けると、新築戸建て(2025年以降の建築)が19件・中央値3,400万円、中古戸建てが155件・2,400万円(残りの1件は建築年が分かりません)。実際に動いている価格帯は、新築が3,100万〜4,900万円、中古戸建てが1,300万〜3,900万円、中古マンションが690万〜3,900万円(いずれも下位25%〜上位10%)です。
- この価格帯にかかる仲介手数料の上限額は、新築戸建ての3,100万〜4,900万円で108万9,000円〜168万3,000円、中古戸建ての1,300万〜3,900万円で49万5,000円〜135万3,000円、中古マンションの690万〜3,900万円で29万3,700円〜135万3,000円。戸建全体の中央値2,600万円なら92万4,000円です。家タダで対象になる物件なら、この金額が0円になります(対象外になる取引もあります)。
- 生駒市は、住宅地ごとに建て方のルールがある市です。市公式によると地区計画は全32地区(白庭台・鹿ノ台・北大和・光陽台・南山手台・美鹿の台・翠光台など)。区域内では、新築・増改築だけでなく門・塀・カーポートなどの外構工事、土地の切盛や区画割りの変更も、着手の30日前までに届出が必要です。さらに生駒山風致地区が1,010ha、景観計画区域は市の全域、宅地造成等工事規制区域(盛土規制法)も市の全域。成約の半分(155件)を占める中古戸建てを買って、建て替えや外構に手を入れる方は、契約前に「その家がどのルールの中にあるか」を確かめる必要があります。
- 生駒市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均97,513円(29地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+1.2%で、29地点のうち20地点が上昇、5地点が横ばい、4地点が下落です。奈良県内28市町村で2位、町村を除いた12市のなかでも2位。最高は東生駒1丁目の168,000円/㎡(+2.4%)、最安は小平尾町の30,200円/㎡(−1.3%)で、5.6倍の開きがあります。
- 市域の約6割は市街化調整区域です。市公式の面積は、市街化区域2,140ha、市街化調整区域3,178ha(合計5,318ha・調整区域は59.8%=当方算出)。市は線引きの見直しについて「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」と明記しています。北部の学研高山地区第2工区(約288ha)は、2025年10月の建設計画の改正で、まちづくりの方向が「住宅中心」から「産業中心」に変わりました。
- 駅によって、動いている価格帯がまったく違います。最寄駅別の成約中央値は、生駒109件・1,900万円、東生駒63件・2,100万円。けいはんな線の白庭台31件・3,100万円、学研北生駒18件・3,250万円、学研奈良登美ヶ丘14件・3,000万円。南の菜畑16件・1,200万円、一分14件・455万円、南生駒25件・980万円、萩の台10件・1,600万円。同じ生駒市でも、北の3駅と南の4駅では中央値に2倍から7倍の差があります(種別が混ざった値です)。
- 地震と土砂災害は、買う前に必ず確認してください。生駒市地域防災計画は、生駒断層帯の地震で一部の地域が震度7、全壊5,345棟・死者204人という被害を想定しています。土砂災害警戒区域等は平成30年度までに市の全域で基礎調査が終わって指定され、地すべりは平成26年度に鹿畑町・門前町・軽井沢町の一部で指定。洪水の浸水想定は竜田川・富雄川に加えて令和5年5月30日に18河川が追加され、ため池ハザードマップの対象は54箇所です。
- 固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%で、市街化区域の物件は合計1.7%。令和8年度の納期限は4月30日・7月31日・11月30日・令和9年2月1日の4期です。子ども医療費助成は18歳に達した後の最初の3月31日まで・所得制限なしで、未就学児は自己負担なし、小学生以上は通院が1医療機関につき月500円。市立小学校は12校、市立中学校は8校で、小学校には隣接校選択制があります(中学校とは連動しません)。
01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します
生駒市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。
疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?
結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。
不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。
| 売買価格 | 法律が定める報酬の上限(税抜) | 法律が定める下限 |
|---|---|---|
| 400万円超の部分 | 代金額 × 3% | 定めなし |
| 200万円超400万円以下の部分 | 代金額 × 4% | |
| 200万円以下の部分 | 代金額 × 5% |
※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。
つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。
疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?
不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。
※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。
家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。
だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。
疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?
ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。
国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。
下表は、生駒市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。
| 費用 | 支払先 | 目安 | 家タダの取り分 |
|---|---|---|---|
| 仲介手数料 | 不動産会社 | 通常は(価格×3%+6万円)×1.1 | 0円 |
| 印紙税 | 国(契約書に貼付) | 1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時) | 0円 |
| 登録免許税 | 国(法務局) | 所有権移転・抵当権設定にかかる | 0円 |
| 司法書士報酬 | 司法書士 | 5万〜10万円程度 | 0円 |
| 固定資産税・都市計画税の精算金 | 売主様 | 引渡日で日割り | 0円 |
| 住宅ローン事務手数料・保証料 | 金融機関 | 借入額により変動 | 0円 |
| 火災保険・地震保険料 | 保険会社 | 建物・期間により変動 | 0円 |
| 不動産取得税 | 奈良県(都道府県税) | 取得後に納税通知。軽減措置あり | 0円 |
仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。
※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。
疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?
業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。
- 現地内覧への同行(生駒市内の物件)
- 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
- 法務局調査(登記・権利関係・越境)
- 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
- 宅地建物取引士による重要事項説明
- 契約書・重要事項説明書の作成
- 引渡し・決済の立会い
むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。
02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか
「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。
| 段階 | 内容 | この時点で支払うもの |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLを送っていただく | なし |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答 | なし |
| 3. 内覧 | 担当者が現地まで同行(生駒市内) | なし |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認 | なし |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に売主様と交渉 | なし |
| 6. 購入申込 | 買付証明書の提出 | なし(申込金は原則不要) |
| 7. 売買契約 | 重要事項説明・契約書への署名押印 | 手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税 |
| 8. 住宅ローン本申込 | 金融機関の審査 | なし(事務手数料は実行時) |
| 9. 決済・引渡し | 残代金の支払いと所有権移転登記 | 残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金 |
| ― | 家タダへの仲介手数料 | 0円(全段階を通じて) |
1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。
※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。
03生駒市で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
生駒市の価格帯で、いくら得になるか
生駒市の住宅地は1㎡あたり平均97,513円(29地点の単純平均)。市内の標準地は最高168,000円/㎡(東生駒1丁目100番)から最低30,200円/㎡(小平尾町1416番2)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が5.6倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 1,300万円 | 49万5,000円 | 0円 | ▲49万5,000円 |
| 2,400万円 | 85万8,000円 | 0円 | ▲85万8,000円 |
| 2,600万円 | 92万4,000円 | 0円 | ▲92万4,000円 |
| 3,200万円 | 112万2,000円 | 0円 | ▲112万2,000円 |
| 3,400万円 | 118万8,000円 | 0円 | ▲118万8,000円 |
| 4,100万円 | 141万9,000円 | 0円 | ▲141万9,000円 |
| 4,900万円 | 168万3,000円 | 0円 | ▲168万3,000円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。
生駒市の成約価格帯だと、いくら変わるか
生駒市の直近4四半期の成約は303件。新築戸建て19件の成約中央値は3,400万円(下位25%〜上位25%は3,100万〜4,100万円・上位10%は4,900万円)、中古戸建て155件は2,400万円(1,300万〜3,200万円・上位10%は3,900万円)、中古マンション128件は1,300万円(690万〜2,500万円・上位10%は3,900万円)です。3,400万円なら仲介手数料の上限額は118万8,000円、2,400万円なら85万8,000円、1,300万円なら49万5,000円で、対象になる物件ならこれがまるごと0円になります。
最寄駅別では生駒が109件・中央値1,900万円(69万3,000円)で最多。東生駒63件・2,100万円(75万9,000円)、白庭台31件・3,100万円(108万9,000円)、南生駒25件・980万円(38万9,400円)、学研北生駒18件・3,250万円(113万8,500円)、菜畑16件・1,200万円(46万2,000円)、学研奈良登美ヶ丘14件・3,000万円(105万6,000円)、一分14件・455万円(21万6,150円)、萩の台10件・1,600万円(59万4,000円)。町別では辻町32件・1,550万円(57万7,500円)、俵口町27件・1,100万円(42万9,000円)、壱分町17件・680万円(29万400円)、山崎新町16件・2,350万円(84万1,500円)、山崎町12件・2,750万円(97万3,500円)、小明町12件・2,500万円(89万1,000円)、白庭台10件・3,900万円(135万3,000円)です。
生駒市の中古は、価格の幅がとても広い市です。中古戸建て155件の最小は100万円、最大は5,500万円。中古マンション128件は最小200万円、最大7,900万円。100万円の上限額は5万5,000円、5,500万円なら188万1,000円、7,900万円なら267万3,000円です。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1で、400万円以下の物件は別区分(200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円、いずれも×1.1)になります。上限額に頭打ちはありませんので、価格が上がるほど手数料も上がります。
価格の低い物件について、正直に書いておきます。生駒市の中古マンションは下位25%が690万円、一分駅が最寄りの成約は中央値455万円です。価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、家タダで0円の対象になるかどうかは、物件ごとの確認が欠かせません。
どの種別が0円の対象になりやすいか。新築戸建て(建売)は対象になりやすい種別です(対象外の物件もあります)。中古戸建て・中古マンションは、対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。生駒市の成約は303件のうち283件が中古(戸建155件・マンション128件)ですので、「この物件は対象か」を1件ずつ確かめることが、生駒市では特に大事になります。
※新築戸建て・中古戸建ての区分は、国土交通省の成約価格情報の建築年で当方が分けたものです(2025年以降を新築としています。戸建175件のうち1件は建築年が分かりません)。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。駅別・町別の中央値は、新築戸建て・中古戸建て・中古マンションが混ざった値です。萩の台駅は10件、学研奈良登美ヶ丘駅・一分駅は14件ですので、これらの中央値は参考値としてお読みください。)
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
NEW生駒市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う
新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、生駒市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は19件。成約価格の中央値は3,400万円、真ん中の半数は3,100万円〜4,100万円に収まっています。延床面積の中央値は100㎡。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 萩の台 | 4件 | 3,400万円 |
| 真弓 | 3件 | 4,900万円 |
最寄駅で多いのは萩の台駅(4件)、生駒駅(4件)、学研北生駒駅(3件)。
中央値の3,400万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は118万8,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。
生駒市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。
USED生駒市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う
中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、生駒市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は155件。成約価格の中央値は2,400万円、真ん中の半数は1,300万円〜3,200万円に収まっています。延床面積の中央値は115㎡。建築年の中央値は1993年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 俵口町 | 10件 | 2,100万円 |
| 壱分町 | 10件 | 530万円 |
| 小明町 | 10件 | 2,800万円 |
| 北大和 | 8件 | 3,250万円 |
| あすか野南 | 7件 | 1,900万円 |
最寄駅で多いのは生駒駅(48件)、白庭台駅(26件)、東生駒駅(21件)。
中央値の2,400万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は85万8,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
建築年が分かる155件のうち、1981年以前に建てられたものは25件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。
生駒市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。
MANSION生駒市の中古マンションを仲介手数料無料で買う
中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、生駒市の中古マンションは128件。成約価格の中央値は1,300万円、真ん中の半数は690万円〜2,500万円に収まっています。専有面積の中央値は75㎡。建築年の中央値は1995年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 辻町 | 24件 | 835万円 |
| 俵口町 | 16件 | 790万円 |
| 山崎新町 | 16件 | 2,350万円 |
| 山崎町 | 11件 | 2,500万円 |
| 壱分町 | 7件 | 750万円 |
最寄駅で多いのは生駒駅(56件)、東生駒駅(41件)、南生駒駅(8件)。
中央値の1,300万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は49万5,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 生駒市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。
04数字で見る生駒市 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて生駒市・奈良県・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 11万5千人。南北15kmの細長い市に、駅を中心にした10の生活圏
生駒市の人口は115,384人(男54,680人/女60,704人)、世帯数は52,339世帯です(令和8年10月1日現在・生駒市「人口・世帯数」。毎月更新されるページの数値です)。1世帯当たりは約2.20人(当方算出)。面積は53.15km²で、人口密度は約2,171人/km²(当方算出)です。
まず正直に書いておきます。国勢調査の生駒市の人口(令和2年・令和7年)は、本ページでは確認できていません(未取得)。上の数字が住民基本台帳によるものか推計人口かも、市のページからは読み取れませんでした。このため、国勢調査にもとづく増減率や昼間人口は載せていません。
市の形は、南北に細長い長方形です。市公式は、市域を「東西約8.0km・南北約15.0km」と説明しています。奈良県の北西の端にあって大阪・京都の両府に接し、西に生駒山地(主峰の生駒山は標高642m)、東に矢田丘陵と西の京丘陵。山と丘陵にはさまれた谷すじと、丘陵を切り開いた住宅地が、生駒市の市街地です。
人口の歩みは、鉄道と住宅地開発の歩みと重なります。市の年表によると、昭和46年(1971年)11月1日の市制施行のときが37,439人(県下9番目の市)。昭和51年(1976年)に5万人を、平成2年(1990年)に10万人を超えました。市公式は「平成2年に県下3番目の10万都市となり、平成22年末には12万人を超えました」と書いています。市制から19年で、人口が約2.7倍になった計算です(当方算出)。年表には、昭和52年(1977年)から昭和59年(1984年)にかけて、真弓小・俵口小・緑ケ丘中・鹿ノ台小・桜ケ丘小・あすか野小・鹿ノ台中・壱分小・上中・生駒南第二小・光明中・大瀬中と、8年間に12の小中学校が開校した記録が並びます。いま生駒市で流通している中古戸建ての多くは、この時期とそのあとに丘陵に造られた住宅地の家です(成約データで中古戸建て155件の建築年の中央値は1993年)。
いまの人口は、12万人を超えたころより少なくなっています。令和8年10月1日現在は115,384人。市は令和7年度の調査で、空き家を1,312件、空き家率を2.6%と公表しています(平成28年度1,444件・2.8%→令和5年度1,306件・2.6%→令和7年度1,312件・2.6%)。令和5年度から令和7年度のあいだに245件が空き家でなくなり、251件が新たに空き家になりました。空き家は増え続けているのではなく、入れ替わりながら横ばいというのが、市の調査が示す姿です。
市の都市計画マスタープラン(令和3年6月改定・目標年次は令和12年)は、市域を「北部・中部・南部」ではなく、鉄道駅などの生活拠点を中心にした10の「将来生活交通圏域」に分けています。学研奈良登美ヶ丘駅/学研北生駒駅/白庭台駅/東生駒駅(北)/東生駒駅(南)/生駒駅(北)/生駒駅(南)/菜畑駅・一分駅/南生駒駅/萩の台駅・東山駅の10圏域です。生駒市では、「どの駅の圏域か」がそのまま暮らしの単位になっています。本ページのエリアガイドも、この10圏域をもとに整理しています。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 人口 | 115,384人(男54,680/女60,704) | 令和8年10月1日現在・生駒市「人口・世帯数」 |
| 世帯数 | 52,339世帯 | 同上 |
| 1世帯当たり人員 | 約2.20人 | 115,384÷52,339で当方が算出 |
| 国勢調査(令和2年・令和7年) | 未取得 | 本ページでは確認できていません |
| 市域面積 | 53.15km²(東西約8.0km・南北約15.0km) | 生駒市「生駒市について」 |
| 人口密度 | 約2,171人/km² | 115,384人÷53.15km²で当方が算出 |
| 地勢 | 西に生駒山地(生駒山 標高642m)/東に矢田丘陵・西の京丘陵 | 生駒市「生駒市について」 |
| 市制施行 | 昭和46年(1971年)11月1日(県下9番目・37,439人) | 生駒市「市の歴史」 |
| 人口の節目 | 昭和51年に5万人超/平成2年に10万人超/平成22年末に12万人超 | 生駒市「市の歴史」「生駒市について」 |
| 空き家 | 1,312件・空き家率2.6%(令和7年度調査) | 生駒市「令和7年度空き家調査結果」 |
| 空き家の推移 | 平成28年度1,444件(2.8%)→令和5年度1,306件(2.6%)→令和7年度1,312件(2.6%) | 同上 |
| 都市計画マスタープラン | 令和3年6月改定・目標年次 令和12年。10の将来生活交通圏域 | 生駒市「都市計画マスタープラン」 |
| 市役所の位置 | 奈良県生駒市東新町8番38号 | 生駒市公式サイト |
土地の使われ方
生駒市の土地を理解するうえで効く数字は3つあります。市街化調整区域3,178ha、生駒山風致地区1,010ha、学研高山地区第2工区約288haです。市公式の「土地利用規制」のページによると、市街化区域は2,140ha、市街化調整区域は3,178ha。合計5,318haに対して、市街化区域は40.2%、市街化調整区域は59.8%です(構成比は当方算出)。市の全域が都市計画区域です。
西の生駒山地には風致地区がかかっています。市公式によると「生駒山風致地区」は1,010ha。合計5,318haに対して19.0%にあたります(当方算出)。風致地区は市街化区域・市街化調整区域の区分とは別に重ねてかかる規制ですので、下の表では参考として別の行にしています。
北部には、約288haの学研高山地区第2工区があります。市域の5.4%(当方算出)にあたる広さで、令和7年4月1日から「高山土地区画整理促進区域」として建築などに許可が必要になりました。
なお、市の概要のページの面積は53.15km²(5,315ha)で、区域区分の合計5,318haとは3haの差があります。理由は市のページからは分かりませんでしたので、本ページでは両方の数字をそのまま載せています。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,140 ha | 40.2% |
| 市街化調整区域 | 3,178 ha | 59.8% |
| 合計(都市計画区域) | 5,318 ha | 100.0% |
| (参考)生駒山風致地区 ※上の区分と重なります | 1,010 ha | 19.0% |
| (参考)学研高山地区第2工区(高山土地区画整理促進区域)※約288ha | 288 ha | 5.4% |
※生駒市「土地利用規制」(ページ更新日2024年4月1日・面積の基準日は記載なし)、「風致地区」、「学研高山地区第2工区」。構成比は合計5,318haに対する割合で、当方の算出。市の概要のページの市域面積は53.15km²(5,315ha)。
市街化区域と市街化調整区域
生駒市は市の全域が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。市公式の「土地利用規制」のページによると、市街化区域は2,140ha、市街化調整区域は3,178ha(合計5,318ha)。市域の約4割が市街化区域、約6割が市街化調整区域です。
「生駒市」という住所の6割は、市街化調整区域です。市公式が地勢として挙げる西の生駒山地と、東の矢田丘陵・西の京丘陵を抱える市です。令和8年地価公示の住宅地29地点のなかにも、高山町(31,300円/㎡・地積571㎡)と小平尾町(30,200円/㎡・地積459㎡)という、ほかの地点とは単価も広さもかけ離れた標準地があります(この2地点が市街化区域か市街化調整区域かは、鑑定評価書の本文を確認していないため断定しません)。
市は、住宅地をこれ以上広げない方針をはっきり書いています。線引きの見直しについての市のページには、「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」とあります。市街化調整区域の土地が、将来、住宅を建てられる市街化区域に変わることを期待して買うのは、生駒市では現実的ではありません。
開発行為の許可は奈良県知事で、許可申請書は生駒市を経由して提出します(窓口は市の建築課 開発指導係)。区域区分の面積の基準日と、当初決定日は、市のページからは確認できませんでした(未取得)。市は地番・住所で都市計画情報を検索できる「生駒市地理情報」を公開しています。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,140 ha | 40.2% |
| 市街化調整区域 | 3,178 ha | 59.8% |
| 合計(都市計画区域) | 5,318 ha | 100.0% |
地価公示 ― 29地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、生駒市の住宅地の標準地は29地点。 単純平均は1㎡あたり97,513円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+1.2%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 生駒-5 | 東生駒1丁目100番 | 168,000 | +2.4% |
| 生駒-18 | 北大和2丁目11番3 | 147,000 | +4.3% |
| 生駒-13 | 辻町399番24 | 146,000 | +2.8% |
| 生駒-21 | 白庭台2丁目3100番189 | 140,000 | +3.7% |
| 生駒-9 | 東松ヶ丘1175番6 | 134,000 | +2.3% |
| … | (中略・全29地点) | ||
| 生駒-22 | 小平尾町1416番2 | 30,200 | −1.3% |
| 生駒-6 | 高山町4769番1 | 31,300 | −0.9% |
| 生駒-25 | 小平尾町222番9外 | 64,500 | −0.8% |
| 生駒-7 | 壱分町552番26 | 72,500 | +1.0% |
| 生駒-26 | 小明町405番5外 | 74,400 | −0.1% |
※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ生駒市内で、住宅地の地価は5.6倍ちがいます
最も高いのは東生駒1丁目100番の1㎡あたり168,000円(+2.4%)。最も安いのは小平尾町1416番2の30,200円(−1.3%)。その差は5.6倍です。「生駒市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
生駒市は奈良県内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある奈良県内の28市町村のうち、 生駒市の住宅地の平均価格は2位。 町村を除いた「市」だけで見ると、12市のなかで第2位です。
| 区分 | 生駒市の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(県内の市町村) | 2位 | 28市町村 |
| 住宅地の平均価格(市のみ) | 2位 | 12市 |
| 前年比の変動率(県内の市町村) | 2位 | 28市町村 |
| 前年比の変動率(市のみ) | 2位 | 12市 |
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
生駒市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地29地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で5.6倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
05生駒市の特徴 ― 住宅地ごとにルールがある市。32の地区計画、風致地区、そして建築士が同行する「住まい選び相談」
生駒市を一言で表すと、「丘陵の住宅地に、地区ごとの建て方のルールがかかっている市」です。 昭和50年代に丘陵を切り開いて住宅地が次々にでき、8年間に12の小中学校が開校しました。 その住宅地の多くに地区計画がかかり、西の生駒山地には風致地区、市の全域に景観計画と盛土規制がかかっています。 そして公的データに出てくる成約は、303件のうち155件が中古戸建て、その建築年の中央値は1993年です。 この章では、「ルールの中にある築30年前後の戸建を、どう確かめて買うか」という視点で生駒市を読んでいきます。
重なっている4つのルール ― 地区計画・風致地区・景観計画・盛土規制
| ルール | 範囲 | 対象になる行為 | 手続き |
|---|---|---|---|
| 地区計画 | 全32地区(北大和・白庭台・鹿ノ台・生駒台・光陽台・南山手台・美鹿の台・翠光台ほか) | 建築物の新築・増改築/外構工事(門・塀・カーポートなど)/土地の切盛・区画割りの変更 | 着手の30日前までに届出 |
| 風致地区 | 生駒山風致地区 1,010ha(合計5,318haの19.0%=当方算出) | 建築物などの建築/宅地の造成/木竹の伐採/建築物の色彩の変更/水面の埋立て/土石の採取/土石等の堆積 | 許可(生駒市風致地区条例) |
| 景観計画 | 市の全域(自然景観区域・田園景観区域・市街地景観区域)+景観形成地区3つ | 届出の対象になる規模は未取得 | 着手の30日前までに届出 |
| 盛土規制法 | 市の全域が宅地造成等工事規制区域 | 一定の規模を超える盛土・切土・擁壁などの工事 | 許可(規模の基準と指定日は未取得) |
4つとも、窓口は市役所(0743-74-1111)です。 地区計画・風致地区・景観は都市づくり推進課(内線3311)、開発行為・宅地造成は建築課 開発指導係(内線3480)。 どのルールがかかるかは、市の「生駒市地理情報」で地番・住所から調べられます。
買う側にとっての意味を、場面ごとに書きます。
- 中古戸建てを買って、そのまま住む。手続きは要りません。ただし「そのまま」のつもりでも、 カーポートを足す、塀をやり替える、外壁を塗り替える(風致地区)といった工事には届出や許可が関係することがあります。
- 中古戸建てを買って、建て替える。地区計画の区域なら、敷地の分け方、建物の位置や高さ、垣や柵について地区ごとのルールがあることがあります (32地区それぞれの中身は未取得です)。「広い敷地を2つに分けて売る・建てる」ことができない地区があるかどうかは、 将来手放すときの値段にも関わります。計画書を必ず確認してください。
- 擁壁のある家・ひな壇の造成地の家を買う。市の全域が宅地造成等工事規制区域です。 擁壁をやり替える、駐車場を掘り込む、庭に土を盛るといった工事は、許可が要るかどうかを工事の前に確認することになります。 古い擁壁の家は、建て替えのときに擁壁のやり直しを求められて費用がかさむことがあります。
- 生駒山のふもと側の家を買う。風致地区の区域かどうかを確認してください。 建ぺい率や高さ、緑地について、ふつうの住宅地より厳しい基準がかかるのが風致地区です(生駒市の種別ごとの数値は未取得)。
これは、悪い話だけではありません。 地区計画や風致地区は、まわりに急に高い建物が建ったり、隣の敷地が細かく分けられたりすることを防ぐ仕組みでもあります。 「自分の家に制限がかかる」ことと「まわりの環境が守られる」ことは、同じルールの表と裏です。 大切なのは、買う前にルールの中身を知っておくことです。
出典:生駒市「地区計画」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000006177.html / 生駒市「風致地区」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001642.html / 生駒市「景観法に基づく届出」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001560.html / 生駒市「開発行為・宅地造成等」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000038167.html / 生駒市「土地利用規制」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001573.html ※風致地区の割合は当方算出です。
中古戸建ての見学に、市が建築士を付けてくれる ―「住まい選び相談」
生駒市には、中古戸建ての買主のための、めずらしい制度があります。 市の「住まい選び相談」は、物件の見学に建築士が同行してくれる制度です(市のページの更新日は2026年4月1日)。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 対象 | 市内の中古戸建ての購入・賃借を検討している人(転入を希望する市外の人も利用できる) |
| 内容 | 物件の見学に建築士が同行 |
| 費用 | 2,000円 |
| 件数 | 年間8件まで(申込順) |
| 申込み | 見学希望日の7日前までにフォームで申込み。建築士の指名は不可 |
仲介手数料を抑えたい方にとって、これは相性の良い制度です。 家タダで仲介手数料が0円になっても、中古戸建てには「建物の状態を確かめる費用」がかかります。 生駒市の中古戸建ての成約は155件、建築年の中央値は1993年、うち25件は1981年以前の建築です。 築30年を超える家を買うなら、契約の前に専門家の目で見てもらう価値があります。 それを2,000円でできるのが、この制度です。
ただし、正直に書いておくべき点が3つあります。
- 枠は年8件です。中古戸建ての成約が年155件ある市で、8件。使えたら幸運、くらいに考えてください。年度の早い時期に埋まる可能性があります。
- 7日前までの申込みが必要です。人気の物件は1週間待ってくれないことがあります。 気になる物件が出たら、まず見学の日を決め、同時に申し込む段取りになります。
- 市のページに書かれているのは「見学への同行」です。 床下や屋根裏まで調べる建物状況調査(インスペクション)と同じ内容かどうか、報告書が出るかどうかは、市のページからは確認していません。 詳しい調査が必要な物件は、別に費用をかけて調査を入れることを考えてください。
市が中古住宅の流通に力を入れている背景には、空き家があります。 市の令和7年度の調査で、空き家は1,312件、空き家率は2.6%。 平成30年5月28日には「いこま空き家流通促進プラットホーム」ができ、市と連携協定を結んだ7業種8団体から46の事業者が参加しています。 空き家の所有者が市役所に申し込むと、市がプラットホームに情報を提供し、専門家が売却や賃貸を支援する仕組みです(窓口は住宅課)。 これは所有者の側の制度で、買主が物件を探すための「空き家バンク」としての案内は、市のページにはありませんでした。
出典:生駒市「住まい選び相談」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000029212.html / 生駒市「令和7年度空き家調査結果」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000040994.html / 生駒市「いこま空き家流通促進プラットホーム」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000013956.html
補助金 ― 住宅を買うこと自体への市の補助は、確認できませんでした
ここも正直に書きます。 生駒市の「住まいをお探しの方へ」「住宅・土地」のページを確認した範囲で、 住宅の取得そのものへの補助金、三世代同居・近居の補助金、仲介手数料が対象になる補助金は、見当たりませんでした (「無い」と断定するものではありません。最新の制度は住宅課にご確認ください)。 市や生駒市土地開発公社が売主になっている分譲宅地も、公社のページ(更新日2026年8月12日)には記載がありませんでした。 生駒市で仲介手数料を抑える手段は、補助金ではなく、取引の組み立てそのものということになります。
| 制度 | 市公式の内容 | 買主から見た注意点 |
|---|---|---|
| 耐震改修工事補助 | 工事費(税抜)の23%・上限50万円。令和8年度の受付開始は5月20日 | 令和8年度は約10棟の予算上限に達し、募集を終了。契約・着工の前の申請が必須 |
| 住まい選び相談 | 中古戸建ての見学に建築士が同行。2,000円 | 年8件まで・7日前までに申込み |
| 空き家流通促進プラットホーム | 46事業者が空き家の売却・賃貸を支援 | 所有者の側の制度 |
耐震改修の補助は、年に約10棟です。 生駒市の中古戸建ての成約のうち、1981年以前の建築は25件。 旧耐震の家を買って補助で直す、という計画は、年度の途中からでは間に合わない可能性が高いと考えてください。 補助は「契約・着工の前」に申請する必要がありますので、年度が替わるのを待って申請するのか、補助なしで直すのかを、買う前に決めておくことになります。 市には耐震診断の補助、解体の補助、ブロック塀等の撤去の補助、空き家を地域の施設に使う場合の改修補助のページもありますが、 金額や現在の受付状況は本ページでは確認できていません(未取得)。
出典:生駒市「耐震改修工事補助」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000003270.html / 生駒市「住宅・土地」 https://www.city.ikoma.lg.jp/category/26-4-0-0-0-0-0-0-0-0.html / 生駒市「住まいをお探しの方へ」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000025621.html / 生駒市「生駒市土地開発公社」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001493.html
地価公示35地点 ― 住宅地は29地点中20地点が上昇、4地点が下落
令和8年地価公示で、生駒市の標準地は住宅地29地点・商業地5地点・工業地1地点の計35地点です。
| 用途 | 地点数 | 平均価格(円/㎡) | 平均変動率 | 上昇・横ばい・下落 |
|---|---|---|---|---|
| 住宅地 | 29 | 97,513 | +1.2% | 上昇20/横ばい5/下落4 |
| 商業地 | 5 | 220,560 | +1.6% | 上昇4/下落1 |
| 工業地 | 1 | 78,400 | +4.3% | 上昇1 |
住宅地の平均は97,513円/㎡で、奈良県内28市町村のうち2位、町村を除いた12市のなかでも2位。 変動率(+1.2%)も28市町村で2位、12市で2位です。 ただし平均で見ると見えなくなるものがあります。29地点のうち9地点は、横ばいか下落です。 住宅地29地点をすべて、価格の高い順に並べます。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 | まとまり |
|---|---|---|---|---|---|
| 生駒-5 | 東生駒1丁目100番 | 168,000 | +2.4% | 387㎡ | 東生駒駅 |
| 生駒-18 | 北大和2丁目11番3 | 147,000 | +4.3% | 176㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-13 | 辻町399番24 | 146,000 | +2.8% | 241㎡ | 東生駒駅 |
| 生駒-21 | 白庭台2丁目3100番189 | 140,000 | +3.7% | 185㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-9 | 東松ヶ丘1175番6 | 134,000 | +2.3% | 435㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-19 | 北新町1051番72 | 129,000 | +0.8% | 201㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-10 | 東生駒3丁目207番320 | 126,000 | +1.6% | 255㎡ | 東生駒駅 |
| 生駒-4 | 東旭ケ丘69番8 | 118,000 | +2.6% | 337㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-15 | あすか野北1丁目350番318 | 118,000 | +4.4% | 231㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-16 | 緑ケ丘1425番11 | 114,000 | +2.7% | 238㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-3 | 生駒台南181番 | 101,000 | +1.0% | 421㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-20 | 真弓南1丁目4800番114 | 97,400 | +0.9% | 207㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-1 | 新生駒台142番84 | 93,000 | +0.6% | 293㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-29 | 辻町220番3 | 91,400 | +1.4% | 165㎡ | 東生駒駅 |
| 生駒-11 | あすか野南1丁目236番31 | 91,000 | 0.0% | 216㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-17 | 俵口町1450番37 | 88,400 | +0.3% | 231㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-8 | 萩の台3丁目7番84 | 84,000 | 0.0% | 182㎡ | 南部 |
| 生駒-23 | 松美台45番90 | 83,900 | +0.4% | 190㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-12 | 鹿ノ台西2丁目7番4 | 83,500 | 0.0% | 204㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-24 | 中菜畑2丁目1137番6 | 82,000 | +0.1% | 156㎡ | 南部 |
| 生駒-14 | 喜里が丘3丁目346番85 | 81,500 | 0.0% | 173㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-27 | 俵口町998番14 | 80,900 | 0.0% | 102㎡ | 生駒駅 |
| 生駒-2 | 小瀬町506番20 | 78,500 | +1.4% | 227㎡ | 南部 |
| 生駒-28 | 萩原町56番2 | 78,500 | +3.4% | 295㎡ | 南部 |
| 生駒-26 | 小明町405番5外 | 74,400 | −0.1% | 171㎡ | 東生駒駅 |
| 生駒-7 | 壱分町552番26 | 72,500 | +1.0% | 177㎡ | 南部 |
| 生駒-25 | 小平尾町222番9外 | 64,500 | −0.8% | 103㎡ | 南部 |
| ― ここから下の2地点は、地積が450㎡を超え、単価が3万円台です ― | |||||
| 生駒-6 | 高山町4769番1 | 31,300 | −0.9% | 571㎡ | けいはんな線 |
| 生駒-22 | 小平尾町1416番2 | 30,200 | −1.3% | 459㎡ | 南部 |
読み取れることが4つあります。
- 1㎡あたり10万円以上は11地点。東生駒(2地点)、辻町、北大和、白庭台、東松ヶ丘、北新町、東旭ケ丘、あすか野北、緑ケ丘、生駒台南。 生駒駅・東生駒駅の近くと、けいはんな線の駅の住宅地です。南部の7地点には、10万円以上の地点がありません。
- 上がり方が大きいのは北部。あすか野北(+4.4%)、北大和(+4.3%)、白庭台(+3.7%)。 +3.5%を超えた3地点は、すべてけいはんな線の圏域です。4番目は南部の萩原町(+3.4%)。
- 横ばい5地点・下落4地点。横ばいは、あすか野南・萩の台・鹿ノ台西・喜里が丘・俵口町(998番14)。 下落は小明町(−0.1%)・小平尾町(−0.8%)・高山町(−0.9%)・小平尾町(−1.3%)。 同じ「あすか野」でも、北1丁目は+4.4%、南1丁目は0.0%です。
- 下の2地点(高山町・小平尾町1416番2)だけが、地積も単価も別の世界。 「市内格差5.6倍」という数字は、この最安地点によるもので、 2地点を除いた27地点の最高と最低の差は2.6倍(168,000円÷64,500円・当方算出)です (2地点が市街化区域か市街化調整区域かは、鑑定評価書の本文を確認していないため、ここでは断定しません)。
商業地5地点と工業地1地点は次のとおりです。
| 用途 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 商業地 | 北新町2018番外 | 345,000 | +2.1% | 874㎡ |
| 商業地 | 東生駒1丁目77番2 | 283,000 | +4.0% | 596㎡ |
| 商業地 | 元町1丁目269番10 | 271,000 | +0.4% | 124㎡ |
| 商業地 | 壱分町1258番3外 | 116,000 | +1.8% | 1,237㎡ |
| 商業地 | 鹿ノ台西1丁目1番8 | 87,800 | −0.2% | 495㎡ |
| 工業地 | 北田原町1674番10 | 78,400 | +4.3% | 991㎡ |
商業地は、生駒駅と東生駒駅の3地点(271,000〜345,000円)と、それ以外の2地点(87,800円・116,000円)にはっきり分かれます。 鹿ノ台西の商業地(87,800円)は、住宅地の平均(97,513円)より安い値段です。 生駒市では、駅前の商業地と、丘陵の住宅地のなかの商業地は、まったく別のものだということです。
出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。 平均・変動率・順位は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。「まとまり」は本ページのエリアガイドの区分(当方の整理)です。
実際の成約303件 ― 新築戸建て19件、中古戸建て155件、中古マンション128件
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、 生駒市の成約は303件です。 これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
| 種別 | 件数 | 成約中央値 | 下位25%〜上位25% | 上位10% | 面積の中央値 | 建築年の中央値 | 中央値の仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新築戸建て(建築年2025年以降) | 19件 | 3,400万円 | 3,100万〜4,100万円 | 4,900万円 | 延床100㎡ | 2025年 | 118万8,000円 |
| 中古戸建て(建築年2024年以前) | 155件 | 2,400万円 | 1,300万〜3,200万円 | 3,900万円 | 延床115㎡ | 1993年 | 85万8,000円 |
| 中古マンション | 128件 | 1,300万円 | 690万〜2,500万円 | 3,900万円 | 専有75㎡ | 1995年 | 49万5,000円 |
中古戸建てが155件で、303件の半分(当方算出で51%)。 最小100万円から最大5,500万円まであり、下位25%は1,300万円、上位10%は3,900万円。 建築年の中央値は1993年で、155件のうち25件(当方算出で16%)が1981年以前の建築です。 戸建175件全体で見ると、土地面積の中央値は195㎡。 生駒市の戸建は、敷地にゆとりのある区画が多いということです。 住宅地の平均価格97,513円/㎡に195㎡を掛けると約1,900万円(当方算出)ですから、 中古戸建ての中央値(2,400万円)の物件は、価格のかなりの部分が土地の値段だと考えられます。
中古マンションは128件。戸建(175件)に近い数のマンションが動いている市です。 ただし価格の幅がとても大きく、最小200万円から最大7,900万円。下位25%が690万円、上位10%が3,900万円です。 建築年の中央値は1995年で、建築年の分かる126件のうち24件が1981年以前の建築。 「生駒市のマンション相場は1,300万円」という言い方は、ほとんど意味を持ちません。 数百万円の古いマンションと、数千万円の駅前のマンションは、別の商品です。 マンションを検討される方は、同じ駅・同じ築年帯の成約と比べてください。 管理費・修繕積立金の額と長期修繕計画、そして1981年以前の建物なら耐震診断の有無を必ず確認してください。
新築戸建ては19件。戸建175件のうち約1割(当方算出で11%)です。 中央値3,400万円、価格の幅は2,300万〜5,800万円、延床面積の中央値は100㎡。 中古戸建ての中央値(2,400万円)との差は1,000万円あります。 仲介手数料の上限額で言えば、3,400万円は118万8,000円、2,400万円は85万8,000円です。 新築戸建て(建売)は、家タダで0円の対象になりやすい種別ですが(対象外の物件もあります)、生駒市では成約の6%しかありません。 生駒市で探すなら、中古も視野に入れたうえで、1件ずつ対象かどうかを確かめるのが現実的です。
最寄駅別の成約(303件中300件)
| 最寄駅 | まとまり | 件数 | 成約中央値 | 駅からの平均 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 生駒 | 生駒駅 | 109件 | 1,900万円 | 11分 | 69万3,000円 |
| 東生駒 | 東生駒駅 | 63件 | 2,100万円 | 9分 | 75万9,000円 |
| 白庭台 | けいはんな線 | 31件 | 3,100万円 | 14分 | 108万9,000円 |
| 南生駒 | 南部 | 25件 | 980万円 | 12分 | 38万9,400円 |
| 学研北生駒 | けいはんな線 | 18件 | 3,250万円 | 14分 | 113万8,500円 |
| 菜畑 | 南部 | 16件 | 1,200万円 | 11分 | 46万2,000円 |
| 学研奈良登美ケ丘 | けいはんな線 | 14件 | 3,000万円 | 15分 | 105万6,000円 |
| 一分 | 南部 | 14件 | 455万円 | 11分 | 21万6,150円 |
| 萩の台 | 南部 | 10件 | 1,600万円 | 8分 | 59万4,000円 |
生駒・東生駒の2駅で172件。300件の57%(当方算出)です。 けいはんな線の3駅は63件、南部の4駅は65件。 中央値は、けいはんな線の3駅がそろって3,000万円台、南部の4駅がそろって1,600万円以下と、はっきり分かれています。 生駒駅の1,900万円・東生駒駅の2,100万円は、そのあいだです。 マンションの成約が多い駅は、マンションの価格に引っ張られて中央値が下がることがあります。 駅別の中央値は種別が混ざった値ですので、「生駒駅は白庭台駅より安い」と単純には言えません。 物件を見比べるときは、同じ駅の、同じ種別の成約と比べることをおすすめします。
町別の成約(件数の多い順に15町。3件以上の町は32町・計268件)
| 町 | 件数 | 成約中央値 | 仲介手数料の上限額 | 市の圏域 |
|---|---|---|---|---|
| 辻町 | 32件 | 1,550万円 | 57万7,500円 | 東生駒駅(北) |
| 俵口町 | 27件 | 1,100万円 | 42万9,000円 | 生駒駅(北) |
| 壱分町 | 17件 | 680万円 | 29万400円 | 菜畑駅・一分駅 |
| 山崎新町 | 16件 | 2,350万円 | 84万1,500円 | 生駒駅(南) |
| 山崎町 | 12件 | 2,750万円 | 97万3,500円 | 東生駒駅(南) |
| 小明町 | 12件 | 2,500万円 | 89万1,000円 | 東生駒駅(北) |
| 白庭台 | 10件 | 3,900万円 | 135万3,000円 | 白庭台駅 |
| 萩の台 | 9件 | 1,700万円 | 62万7,000円 | 萩の台駅・東山駅 |
| 北大和 | 8件 | 3,250万円 | 113万8,500円 | 学研北生駒駅 |
| 東生駒 | 8件 | 3,000万円 | 105万6,000円 | 東生駒駅(南) |
| 小瀬町 | 8件 | 1,700万円 | 62万7,000円 | 南生駒駅 |
| 真弓 | 7件 | 4,400万円 | 151万8,000円 | 学研北生駒駅 |
| あすか野南 | 7件 | 1,900万円 | 69万3,000円 | 白庭台駅 |
| 南田原町 | 7件 | 1,300万円 | 49万5,000円 | 生駒駅(北) |
| 東菜畑 | 7件 | 1,100万円 | 42万9,000円 | 菜畑駅・一分駅 |
辻町32件と俵口町27件。この2つの町で、303件の約2割(当方算出で19%)です。 どちらも中央値は1,000万円台で、市全体の戸建の中央値(2,600万円)を大きく下回ります。 件数が多く中央値が低い町は、マンションの成約が多く含まれている可能性があります (町ごとの種別は当方で集計していないため、断定はしません。辻町には1,300万円のマンションと2,600万円の戸建の個票があります)。
32町のうち、中央値が最も高いのは元町の4,600万円(4件)、最も低いのは東生駒月見町の415万円(6件)で、11倍の開きがあります(当方算出)。 件数が7件以上ある15町に限っても、真弓の4,400万円から壱分町の680万円まで6.5倍。 生駒市は、町によって動いている物件がまったく違う市です。 「生駒市の相場」ではなく、その町の、その種別の数字を見てください。
実際の成約は、こんな中身です
| 種別 | 所在 | 成約価格 | 面積 | 間取 | 建築年 | 構造 | 最寄駅・分 | 時期 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マンション | 辻町 | 1,300万円 | 専有65㎡ | 3LDK | 1988年 | RC | 東生駒 9分 | 2025Q4 | 49万5,000円 |
| マンション | 東菜畑 | 1,300万円 | 専有65㎡ | 3LDK | 1987年 | RC | 菜畑 8分 | 2025Q2 | 49万5,000円 |
| マンション | さつき台 | 1,300万円 | 専有110㎡ | 4LDK | 1982年 | RC | 一分 11分 | 2025Q3 | 49万5,000円 |
| マンション | 東山町 | 1,300万円 | 専有70㎡ | 3LDK | 1996年 | RC | 東山(奈良) | 2025Q4 | 49万5,000円 |
| 戸建 | 辻町 | 2,600万円 | 土地150㎡/延床110㎡ | — | 2007年 | 木造 | 東生駒 10分 | 2025Q3 | 92万4,000円 |
| 戸建 | 北大和 | 2,600万円 | 土地190㎡/延床115㎡ | — | 1989年 | 木造 | 学研北生駒 10分 | 2025Q4 | 92万4,000円 |
| 戸建 | 西菜畑町 | 2,600万円 | 土地195㎡/延床100㎡ | — | 2024年 | 木造 | 菜畑 20分 | 2025Q2 | 92万4,000円 |
| 戸建 | 小明町 | 2,600万円 | 土地155㎡/延床95㎡ | — | 1999年 | 木造 | 生駒 | 2025Q3 | 92万4,000円 |
戸建4件は、どれも2,600万円。戸建全体の中央値と同じ値段です。 違うのは、建築年(1989年・1999年・2007年・2024年)と、場所です。 同じ2,600万円で、「学研北生駒駅から10分の1989年築」も、「菜畑駅から20分の2024年築」も買えていることになります。 北大和の1989年築は、築36年ほどで2,600万円。西菜畑町の2024年築は、ほぼ新築で同じ2,600万円。 生駒市では、どの駅のどの町かで、同じ予算で買える家の新しさが35年ぶん変わります。
マンション4件は、どれも1,300万円で、中古マンションの中央値と同じ値段です。 築年は1982年・1987年・1988年・1996年。専有面積は65〜110㎡。 さつき台の1982年築は、専有110㎡・4LDKで1,300万円です。 戸建の半額で、戸建なみの広さ。これが生駒市の中古マンションの一面です。 築40年を超える建物ですので、管理の状態、修繕積立金、これからの大規模修繕の予定を、契約前に必ず確認してください。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・生駒市303件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。 新築戸建て・中古戸建ての「面積の中央値」は延床面積、中古マンションは専有面積です。 最寄駅からの分数が「0」と記録されている個票(東山町・小明町)は、分数を載せていません。 仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。 成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。
北部の将来像が変わった ― 学研高山地区第2工区は「住宅中心」から「産業中心」へ
生駒市の北部で家を買う方に、必ず知っておいていただきたい方針の転換があります。
| 時期 | できごと(市公式) |
|---|---|
| 平成3年(1991年) | 奈良先端科学技術大学院大学が開学 |
| 平成5年(1993年) | 高山サイエンスタウンまち開き、高山サイエンスプラザ開館 |
| 平成12年11月 | 第2工区の区域区分を都市計画決定 |
| (その後) | 2万3,000人規模の住宅開発計画は、事業化に至らず |
| 平成18年(2006年) | 近鉄けいはんな線が開業 |
| 平成28年3月 | 市がUR都市機構の所有地を取得 |
| 令和4年6月 | 学研高山地区第2工区マスタープランを策定(産業機能と住宅機能の複合) |
| 令和6年12月25日 | 南エリアの土地区画整理準備組合が設立(組合施行の土地区画整理事業) |
| 令和7年4月1日 | 高山土地区画整理促進区域の建築制限の運用を開始 |
| 2025年10月 | 建設計画の改正。まちづくりの方向性が「住宅中心」から「産業中心」に |
約288haは、生駒山風致地区(1,010ha)の3割近い広さです。 そこに2万3,000人が住む計画だったものが、産業を中心にした計画に変わりました。 生駒市の人口は約11万5千人ですから、「人口の2割にあたる規模の住宅地を新しくつくる」という前提が、北部からなくなったことになります。
- 住宅地の供給という面。市は「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」としており、 第2工区も産業中心になりました。生駒市の北部で、大きな新しい住宅地が出てくる見込みは小さくなったと読めます。 いまある住宅地(白庭台・北大和・真弓・あすか野・鹿ノ台など)の中古と建て替えが、これからの供給の中心になります。
- 環境の変化という面。産業用地ができれば、働く場所が増える一方で、通勤の車や大型車が増える可能性があります。 学研北生駒駅・白庭台駅の周辺で幹線道路沿いの物件を検討する方は、いまの静かさが続く前提で決めないでください。
- 時期の不確かさ。準備組合の設立まで進んでいますが、造成や企業の立地の時期は、本ページでは確認できていません(未取得)。 この計画は一度、事業化に至らなかった経緯があります。「できる前提」の値付けには慎重に。
出典:生駒市「学研高山地区第2工区」(最終更新 令和8年5月18日) https://www.city.ikoma.lg.jp/0000011055.html / 生駒市「高山地区の概要」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001512.html / 生駒市「高山土地区画整理促進区域の建築制限」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000035303.html / 生駒市「関西文化学術研究都市」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001482.html / 生駒市「線引き見直し」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000029078.html / 生駒市「市の歴史」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002188.html
地震と土砂災害 ― 市の名前がついた断層帯
生駒市地域防災計画(本編)は、4つの地震について被害を想定しています。
| 想定する地震 | 市内の揺れ | 全壊 | 死者 |
|---|---|---|---|
| 生駒断層帯 | 一部の地域で震度7 | 5,345棟 | 204人 |
| 矢田断層 | 大半が震度6弱、一部で震度6強 | 1,425棟 | 29人 |
| 奈良盆地東縁断層帯 | 大半が震度6弱、一部で震度6強 | 1,179棟 | 19人 |
| 南海トラフ巨大地震 | 全域で震度6弱 | 1,246棟 | 21人 |
生駒断層帯の地震では、全壊が5,345棟。ほかの3つの想定の4倍前後です。 世帯数が52,339の市で、5,000棟を超える全壊の想定ですから、軽い数字ではありません。 中古戸建ての成約155件のうち25件、中古マンションのうち24件が、1981年以前の建築です。 古い建物を買う方は、耐震診断と、必要なら耐震改修の費用を、物件価格に足して考えてください。 市の耐震改修工事補助(工事費の23%・上限50万円)は年に約10棟で、令和8年度は募集を終了しています。
土砂災害と水害について、市が公表している内容は次のとおりです。
| 災害 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 土砂災害警戒区域等 | 平成30年度までに市の全域で基礎調査が完了し、指定・告示。 市のWEB版ハザードマップは令和7年10月14日付の告示分まで反映(令和7年2月28日付で20箇所、10月14日付で41箇所を追加) |
| 地すべり | 平成26年度に鹿畑町・門前町・軽井沢町の一部で指定 |
| 特別警戒区域 | 「特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます」 |
| 洪水 | 従来から竜田川・富雄川。令和5年5月30日に18河川を追加:大和川水系14河川 (美の原川・大谷川・乙田川・神田川・有里川・別院川・文珠川・出合川・宮後川・東生駒川・モチ川・薬師堂川・尾谷川・中村川)、 淀川水系4河川(天野川・穴虫川・宮の前川・山田川) |
| ため池 | ため池ハザードマップの対象は54箇所 |
| 盛土 | 市の全域が宅地造成等工事規制区域。大規模盛土造成地の調査結果のページあり(内容は未取得) |
土砂災害警戒区域は、いまも増えています。 令和7年だけで、2月に20箇所、10月に41箇所、あわせて61箇所が追加されました。 「買ったときは区域の外だった土地が、あとから区域に入る」ことが実際に起きている市です。 生駒山のふもとや丘陵の斜面に近い物件は、いまの指定の有無だけでなく、まわりの地形も見て判断してください。 洪水の対象河川が18も追加されたことも、見落とせません。 大きな川のない市ですが、谷すじを流れる小さな川のそばには浸水の想定があります。 川の名前に東生駒川・有里川・別院川・乙田川と、市内の地名がついている点に注目してください。
※土砂災害警戒区域・特別警戒区域の総数、洪水の想定最大規模の雨量と町ごとの浸水深、大規模盛土造成地の箇所数、 地震の被害想定の半壊棟数・マグニチュード・元になった調査の年は、本ページでは確認できていません(未取得)。 出典:生駒市地域防災計画 本編 https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5554/01honnpen.pdf / 生駒市「土砂災害警戒区域」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000841.html / 生駒市「ハザードマップ」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001045.html / 生駒市「浸水想定区域」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000860.html / 生駒市「開発行為・宅地造成等」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000038167.html
まとめ:生駒市は「駅の圏域・ルール・建築年・斜面」の4つで選ぶ市
生駒市の住宅地の平均価格は、奈良県内で住宅地の標準地が3地点以上ある 28市町村のうち2位、町村を除いた12市のなかでも2位。 変動率(+1.2%)も28市町村中2位、12市のなかで2位です。 奈良県のなかでは、価格も値動きも上位の市です。 ただし市内の差が大きく、けいはんな線の3駅と南部の4駅では、成約の中央値に2倍から7倍の開きがあります。
確認すべきことは、次の6点です。
- どの駅の圏域か。生駒・東生駒(172件)、けいはんな線の3駅(63件・3,000万円台)、南部の4駅(65件・455万〜1,600万円)。
- 地区計画・風致地区の中か。地区計画は32地区。外構工事にも届出が要ります。生駒山風致地区は1,010ha。
- 市街化区域か市街化調整区域か。市域の約6割は調整区域。高山町なら促進区域(約288ha)の中かどうかも。
- 建築年。中古戸建て155件のうち25件、中古マンションのうち24件が1981年以前。耐震改修の補助は年約10棟。
- 斜面と擁壁、川。土砂災害警戒区域は令和7年に61箇所追加。洪水の対象は竜田川・富雄川と18河川。市の全域が盛土規制の区域。
- 学校。小学校は隣接校選択制あり。中学校とは連動しません。
この6点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 対象になる物件は買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます (物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。
空から見た、この50年の生駒市
生駒町が市になったのは昭和46年(1971年)11月1日。人口は市制施行のときが37,439人、昭和51年(1976年)に5万人を超え、平成2年(1990年)に10万人を超えました。
左が1974〜78年、右が現在の、市役所(東新町)を含む同じ範囲です。左の写真は、生駒市の人口が5万人に届いたころにあたります。市の年表では、このあと昭和52年から昭和59年までの8年間に、真弓小・俵口小・鹿ノ台小・桜ケ丘小・あすか野小・壱分小など12の小中学校が開校しています。いま成約データに出てくる中古戸建て155件の建築年の中央値は1993年で、左の写真より後に建った家が、取引の中心です。2枚を見比べるときは、山や丘陵の緑だった場所がどこで住宅地に変わったか、線路や駅のまわりにどう建物が増えたかに注目してください。右の写真で住宅に埋まっている斜面のなかにも、左の写真では林や畑のままのところがあるはずです。そうした場所は、丘陵を切ったり盛ったりして造った住宅地の可能性があります。擁壁の状態と、盛土かどうかをあわせて確認してください。(写真の範囲は、国土地理院の住所検索で得た「奈良県生駒市東新町8番38号」=市役所の座標から算出したタイルによるものです。写真の中身を当方が読み取って書いたものではありません。)












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28734〜28736・y13012〜13013)で切り出しています。
06生駒市を5に分けて考える(エリアガイド)
生駒市には、市が決めた「北部・中部・南部」という区分はありません。市の都市計画マスタープラン(令和3年6月改定)は、鉄道駅などの生活拠点を中心に、市域を10の「将来生活交通圏域」に分けています。学研奈良登美ヶ丘駅/学研北生駒駅/白庭台駅/東生駒駅(北)/東生駒駅(南)/生駒駅(北)/生駒駅(南)/菜畑駅・一分駅/南生駒駅/萩の台駅・東山駅の10圏域です。
ここでは、この10圏域を4つのまとまりにくくり、令和8年地価公示の全35地点(住宅地29・商業地5・工業地1)と、国土交通省の成約価格情報303件の駅別・町別を整理します。最後に、家を探す場所ではありませんが、北部の将来に関わる学研高山地区第2工区を5つ目として取り上げます。
先にお断りしておきます。4つのまとまり(けいはんな線の3駅/生駒駅/東生駒駅/南部の4駅)は、市の10圏域をもとにした当方の整理であり、市公式の区分ではありません。町と圏域の対応は市の「圏域別都市づくり」のページによりますが、同じ町でも最寄駅は物件ごとに違います(成約個票にも、小明町の戸建で最寄駅が生駒、さつき台のマンションで最寄駅が一分という例があります)。見出しの駅名は目安としてお読みください。また、成約の町別は3件以上あった32の町(計268件)だけの集計で、件数が3〜5件の町もあります。町別の中央値は新築戸建て・中古戸建て・中古マンションが混ざった値ですので、件数を必ずあわせてご覧ください。成約価格情報は国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
白庭台・あすか野・北大和・真弓・鹿ノ台(けいはんな線の3駅の圏域)(最寄駅:白庭台/学研北生駒/学研奈良登美ヶ丘)
市の北部、平成18年(2006年)に開業した近鉄けいはんな線の3駅のまとまりです。市の10圏域では、学研奈良登美ヶ丘駅圏域(鹿ノ台・美鹿の台・鹿畑町)、学研北生駒駅圏域(高山町・上町・北大和・真弓・真弓南)、白庭台駅圏域(北田原町・ひかりが丘・西白庭台・白庭台・上町台・あすか野・あすか台)にあたります。
成約の中央値が、市内でいちばん高いまとまりです。最寄駅別で白庭台31件・3,100万円、学研北生駒18件・3,250万円、学研奈良登美ヶ丘14件・3,000万円(3駅で63件)。町別では真弓7件・4,400万円、白庭台10件・3,900万円、鹿ノ台南5件・3,300万円、北大和8件・3,250万円、あすか野北5件・3,200万円、西白庭台5件・2,900万円、鹿ノ台東5件・2,400万円、あすか野南7件・1,900万円、ひかりが丘6件・1,500万円(9町で58件)。4,400万円にかかる仲介手数料の上限額は151万8,000円、3,900万円なら135万3,000円です。成約個票では、北大和の戸建(2,600万円・土地190㎡/延床115㎡・1989年築・木造)が学研北生駒駅から10分でした。
住宅地の標準地は29地点のうち7地点がここにあります。「北大和2丁目11番3」147,000円/㎡(+4.3%)、「白庭台2丁目3100番189」140,000円/㎡(+3.7%)、「あすか野北1丁目350番318」118,000円/㎡(+4.4%・29地点で最大の上昇)、「真弓南1丁目4800番114」97,400円/㎡(+0.9%)、「あすか野南1丁目236番31」91,000円/㎡(0.0%)、「鹿ノ台西2丁目7番4」83,500円/㎡(0.0%)、そして「高山町4769番1」31,300円/㎡(−0.9%・地積571㎡)。住宅地で前年比が+3.5%を超えた3地点(あすか野北・北大和・白庭台)は、すべてこのまとまりです。一方で、同じまとまりのなかに横ばいが2地点、下落が1地点あります。「北部は上がっている」と一括りにはできません。商業地の「鹿ノ台西1丁目1番8」は87,800円/㎡(−0.2%)、工業地の「北田原町1674番10」は78,400円/㎡(+4.3%)です。
このまとまりで必ず確認していただきたいのは、地区計画です。全32地区のうち、北大和・白庭台・鹿ノ台・高山学研・西白庭台・学研奈良登美ヶ丘駅前・美鹿の台・上町台・学研北生駒駅前・あすか野北1丁目東・学研生駒テクノエリア北・学研テクノエリア北西・学研テクノエリア南・学研北生駒駅北と、名前から北部と分かる地区が多く並びます。新築・増改築だけでなく、門・塀・カーポートなどの外構工事も、着手の30日前までに届出が必要です。市の計画は白庭台駅圏域を「学研生駒テクノエリアなど市の産業集積地」、学研北生駒駅圏域を「南北に富雄川が流れ、流域に歴史文化資源が豊富」と説明しています。富雄川は洪水の浸水想定の対象河川、鹿畑町の一部は平成26年度に地すべりの区域に指定されています。駅からの平均は14〜15分。丘陵の住宅地ですので、駅までの道の坂と、車の出し入れを現地で確かめてください。コミュニティバスの鹿ノ台線は月・水・金だけの運行です。
生駒台・俵口町・北新町・元町・緑ヶ丘(生駒駅の圏域)(最寄駅:生駒)
市役所があり、成約がいちばん多いまとまりです。市の10圏域では、生駒駅(北)圏域(生駒台北・生駒台南・新生駒台・松美台・光陽台・喜里が丘・北新町・東松ヶ丘・西松ヶ丘・谷田町・桜ヶ丘・俵口町・南田原町)と、生駒駅(南)圏域(東新町・本町・元町・山崎新町・仲之町・軽井沢町・門前町・東旭ヶ丘・西旭ヶ丘・新旭ヶ丘・緑ヶ丘・菜畑町)にあたります。市の計画は北を「市を代表する商業・業務地」、南を「宝山寺の門前町として古くから商業地」と説明しています。
最寄駅別で生駒は109件・中央値1,900万円・駅からの平均11分。303件の36%(当方算出)がこの駅です。町別では俵口町27件・1,100万円、山崎新町16件・2,350万円、南田原町7件・1,300万円、東旭ケ丘6件・2,200万円、喜里が丘6件・1,650万円、元町4件・4,600万円、緑ケ丘4件・2,950万円、西松ケ丘4件・2,600万円、西旭ケ丘4件・2,300万円、門前町4件・520万円、東新町3件・1,100万円(11町で85件)。同じ生駒駅の圏域で、元町4,600万円と門前町520万円。どちらも4件ですので中央値は参考値ですが、「生駒駅の相場」という1つの数字では物件の値段は測れないことは分かります。1,900万円にかかる仲介手数料の上限額は69万3,000円、1,100万円なら42万9,000円です。
住宅地の標準地は29地点のうち10地点がここにあります。「東松ヶ丘1175番6」134,000円/㎡(+2.3%)、「北新町1051番72」129,000円/㎡(+0.8%)、「東旭ケ丘69番8」118,000円/㎡(+2.6%)、「緑ケ丘1425番11」114,000円/㎡(+2.7%)、「生駒台南181番」101,000円/㎡(+1.0%)、「新生駒台142番84」93,000円/㎡(+0.6%)、「俵口町1450番37」88,400円/㎡(+0.3%)、「松美台45番90」83,900円/㎡(+0.4%)、「喜里が丘3丁目346番85」81,500円/㎡(0.0%)、「俵口町998番14」80,900円/㎡(0.0%)。10地点とも下落はなく、8地点が上昇、2地点が横ばい。上がり方は+0.3%〜+2.7%で、北部の上位3地点ほどではありません。商業地の最高地点「北新町2018番外」は345,000円/㎡(+2.1%)、「元町1丁目269番10」は271,000円/㎡(+0.4%)です。
このまとまりで確認していただきたいのは3つです。(1)古い住宅地の建築年。市の計画は生駒駅(北)圏域について「高度成長期の住宅地も複数あることから、高齢化に伴う空き家の増加も危惧」と書いています。(2)土砂災害と風致地区。門前町・軽井沢町の一部は平成26年度に地すべりの区域に指定されています。生駒山のふもと側は生駒山風致地区(1,010ha)にかかる可能性があり、建築・造成・色彩の変更に許可が必要です(区域に入る町名は本ページでは確認できていません)。(3)地区計画と景観形成地区。地区計画には俵口南条・緑ヶ丘東・生駒台・光陽台、景観形成地区には生駒駅前北口再開発地区・宝山寺参道沿道地区があります。小学校の隣接校選択制で、桜ヶ丘小学校は在学生の新規受付を停止しています。コミュニティバスは光陽台線・門前線・北新町線のほか、桜ケ丘線が月・木だけの運行です。
東生駒・辻町・小明町・山崎町・さつき台(東生駒駅の圏域)(最寄駅:東生駒)
住宅地の地価が市内でいちばん高い地点があるまとまりです。市の10圏域では、東生駒駅(北)圏域(小明町・辻町)と、東生駒駅(南)圏域(東生駒・さつき台・南山手台・山崎町・翠光台。壱分町・小瀬町の一部を含む)にあたります。市の計画は北を「国道168号・阪奈道路辻町インターチェンジがあり交通至便」、南を「丘陵の裾野に段階的に広がる戸建て住宅地」と説明しています。
最寄駅別で東生駒は63件・中央値2,100万円・駅からの平均9分。町別では辻町32件・1,550万円(市内の町で最多)、山崎町12件・2,750万円、小明町12件・2,500万円、東生駒8件・3,000万円、さつき台5件・3,000万円(5町で69件)。辻町の32件は、市内の町別で最も多い件数です。成約個票には、辻町の中古マンション(1,300万円・専有65㎡・3LDK・1988年築・RC・東生駒駅から9分)と、辻町の戸建(2,600万円・土地150㎡/延床110㎡・2007年築・木造・東生駒駅から10分)の両方があります。同じ辻町で、マンションと戸建の両方が動いているということです。1,550万円にかかる仲介手数料の上限額は57万7,500円、3,000万円なら105万6,000円です。
住宅地の標準地は5地点。「東生駒1丁目100番」168,000円/㎡(+2.4%・29地点の最高)、「辻町399番24」146,000円/㎡(+2.8%)、「東生駒3丁目207番320」126,000円/㎡(+1.6%)、「辻町220番3」91,400円/㎡(+1.4%)、「小明町405番5外」74,400円/㎡(−0.1%)。同じ辻町のなかで146,000円と91,400円、1.6倍の差があります(当方算出)。商業地の「東生駒1丁目77番2」は283,000円/㎡で、前年比+4.0%は商業地5地点のなかで最大です。
確認していただきたいのは、丘陵の裾野という地形です。市の計画は東生駒駅(北)圏域について「地形的に丘陵の裾野に住宅地が形成されており、一部、防災面に懸念を抱える地域」と書いています。全市域が盛土規制法の宅地造成等工事規制区域ですので、擁壁や造成を伴う建て替えは許可が要るかどうかを確認してください。地区計画には東生駒1丁目・近鉄東生駒車庫・さつき台2丁目・南山手台・翠光台があります。平成27年(2015年)には東生駒駅前に生駒市立病院が開院しました。
菜畑・壱分町・小瀬町・萩の台・東山町(南部の4駅の圏域)(最寄駅:菜畑/一分/南生駒/萩の台/東山)
市の南部のまとまりです。成約の価格帯が市内でいちばん低く、幅も大きいまとまりです。市の10圏域では、菜畑駅・一分駅圏域(東生駒月見町・東菜畑・中菜畑・壱分町・西菜畑町)、南生駒駅圏域(有里町・小瀬町・萩原町・小平尾町・青山台・鬼取町・小倉寺町・大門町・藤尾町・西畑町)、萩の台駅・東山駅圏域(萩の台・東山町・小平尾町)にあたります(小平尾町は市のページで2つの圏域に出てきます)。
最寄駅別で南生駒25件・980万円、菜畑16件・1,200万円、一分14件・455万円、萩の台10件・1,600万円(4駅で65件)。町別では壱分町17件・680万円、萩の台9件・1,700万円、小瀬町8件・1,700万円、東菜畑7件・1,100万円、有里町6件・430万円、東生駒月見町6件・415万円、小平尾町3件・450万円(7町で56件)。中央値が400万円台の町が3つあります。415万円にかかる仲介手数料の上限額は20万2,950円、680万円なら29万400円、1,700万円なら62万7,000円です。なぜ低いのか(古い戸建なのか、古いマンションなのか)は、町ごとの種別・建築年を当方で集計していないため、断定できません。一方で成約個票には、西菜畑町の戸建(2,600万円・土地195㎡/延床100㎡・2024年築・木造・菜畑駅から20分)もあります。このまとまりには、数百万円の物件と、築浅で2,600万円の戸建が、同じ時期に並んで成約しています。
住宅地の標準地は7地点。「萩の台3丁目7番84」84,000円/㎡(0.0%)、「中菜畑2丁目1137番6」82,000円/㎡(+0.1%)、「小瀬町506番20」78,500円/㎡(+1.4%)、「萩原町56番2」78,500円/㎡(+3.4%)、「壱分町552番26」72,500円/㎡(+1.0%)、「小平尾町222番9外」64,500円/㎡(−0.8%)、「小平尾町1416番2」30,200円/㎡(−1.3%・29地点の最安・地積459㎡)。7地点とも1㎡あたり10万円未満で、市の平均(97,513円)を下回ります。商業地の「壱分町1258番3外」は116,000円/㎡(+1.8%)です。
このまとまりで最初に確認していただきたいこと。(1)価格の低い物件は、家タダで0円の対象になるかどうかを物件ごとに確認してください(売主側の報酬が小さくなるためです)。(2)建築年と建物の状態。安い物件ほど、買ったあとにかかる費用の割合が大きくなります。市の「住まい選び相談」(建築士の見学同行)が使えます。(3)洪水の浸水想定。竜田川は従来からの対象河川で、令和5年5月30日に追加された河川のなかに有里川の名前があります。(4)市街化調整区域かどうか。市の計画は南生駒駅圏域の課題に「耕作放棄地等も増加している」ことを挙げています。(5)交通。コミュニティバスは西畑・有里線のほか、萩の台線が火・水・金だけの運行で、土日祝は走りません。市の計画は菜畑駅・一分駅圏域について「東西方向の移動や交流が乏しい」ことを課題としています。地区計画には、名前から南部と分かるものとして、壱分・小瀬町、第2阪奈/萩の台東/東山/小瀬西/壱分北/都市計画道路菜畑乙田線沿道があります。生駒南第二小学校は令和5年から小規模特認校です。
学研高山地区第2工区(北部・約288ha)(最寄駅:最寄駅は物件ごとに確認)
ここは「家を探す場所」ではなく、「北部で家を買うなら、近くで何が起きているかを知っておく場所」です。関西文化学術研究都市の高山地区は、市公式によると、奈良先端科学技術大学院大学(平成3年=1991年開学)を中心に、情報通信・バイオサイエンス・ライフサイエンスなどの文化学術研究施設や研究開発型産業施設の整備を図る地区です。平成5年(1993年)に「高山サイエンスタウン」がまち開きしました。
学研高山地区の第2工区(約288ha)は、計画が大きく変わった場所です。市公式によると、かつては2万3,000人規模の住宅開発が計画されていましたが、事業化に至りませんでした。平成28年3月に市がUR都市機構の所有地を取得、令和4年6月にマスタープランを策定(産業機能と住宅機能の複合)、南エリアを先行して整備することとし、令和6年12月25日に南エリアの土地区画整理準備組合が設立されています(組合施行の土地区画整理事業)。そして2025年10月の建設計画の改正で、高山地区のまちづくりの方向は「住宅中心」から「産業中心」に変わりました。
住宅を買う立場からの意味は3つあります。(1)区域の中の土地は、自由に建てられません。第2工区は「高山土地区画整理促進区域」で、令和7年4月1日から、土地区画整理事業によらない土地の形質の変更と、建築物の新築・改築・増築に許可が必要です。(2)「近くに大きな住宅地ができて便利になる」という前提は、いまの計画には合いません。方向は産業中心です。学研北生駒駅・白庭台駅の周辺で家を買う方は、将来、働く場所や車の流れが増える可能性があるほうを前提にしてください。工業地の標準地(北田原町)は前年比+4.3%で、住宅地の平均(+1.2%)を上回っています。(3)時期は決まっていません。準備組合は設立されましたが、事業の認可・造成・企業の立地の時期は、本ページでは確認できていません(未取得)。「学研都市の開発で値上がりする」という説明には、時期の裏づけを求めてください。北田原地区について、市公式は「区域については整備の条件が整った時点で定めます」と書いています。
※エリア区分と各エリアの記述は、生駒市・奈良県・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
07生駒市の交通
鉄道
生駒市の鉄道は、近鉄生駒駅が中心です。市公式は「近鉄生駒駅が交通の中枢」と説明し、近鉄奈良線・近鉄けいはんな線・近鉄生駒線の名前を挙げています。成約データに最寄駅として出てくる市内の駅は10(生駒・東生駒・白庭台・学研北生駒・学研奈良登美ヶ丘・菜畑・一分・南生駒・萩の台・東山)です。
大阪に近い、というのが生駒市の交通のいちばんの特徴です。市公式によると、近鉄奈良線は「奈良から大阪難波を通って阪神電車の三宮まで直通運転」、近鉄けいはんな線は「学研奈良登美ヶ丘から大阪市営地下鉄の大阪南港コスモスクエアまで直通運転」(表記は市のページのまま)。市の年表には、大正3年(1914年)の生駒トンネル貫通、昭和39年(1964年)の新生駒トンネル開通、昭和61年(1986年)の近鉄東大阪線開通、平成18年(2006年)の近鉄けいはんな線開業、平成21年(2009年)の阪神なんば線開通と、生駒山を抜けて大阪へ出る線路が、100年かけて増えてきた歴史が並んでいます。所要時間や本数は鉄道事業者の時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。
生駒市で最初に決めていただきたいのは「どの駅の圏域か」です。成約は生駒・東生駒の2駅で172件、けいはんな線の3駅(白庭台・学研北生駒・学研奈良登美ヶ丘)で63件、南の4駅(菜畑・一分・南生駒・萩の台)で65件。中央値は、けいはんな線の3駅が3,000万〜3,250万円、生駒・東生駒が1,900万〜2,100万円、南の4駅が455万〜1,600万円。平成18年にできた新しい路線の駅のほうが、古くからの駅より高い価格帯で動いています。通勤先がどの路線の先にあるかと、予算とで、探す駅はほぼ決まります。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 生駒 | 近鉄奈良線・近鉄けいはんな線・近鉄生駒線 | 43,016人 | 成約データの最寄駅として市内で最も件数が多い駅(109件・中央値1,900万円・駅からの平均11分)。303件の3分の1強がこの駅です。市公式は「近鉄生駒駅が交通の中枢」と説明し、近鉄奈良線は「奈良から大阪難波を通って阪神電車の三宮まで直通運転」、近鉄けいはんな線は「学研奈良登美ヶ丘から大阪市営地下鉄の大阪南港コスモスクエアまで直通運転」と紹介しています(表記は市のページのまま)。市の年表には、大正7年(1918年)に日本で最初のケーブルカーが鳥居前〜宝山寺間に開通したとあります。商業地の最高地点「北新町2018番外」(345,000円/㎡・+2.1%)と「元町1丁目269番10」(271,000円/㎡・+0.4%)は生駒駅の圏域の住所。高度利用地区は生駒駅の南北の再開発事業に対応して指定され、景観形成地区にも「生駒駅前北口再開発地区」「宝山寺参道沿道地区」があります。平成26年(2014年)には、北口第二地区の再開発で「ベルテラスいこま」がオープンしました |
| 東生駒 | 近鉄奈良線 | 14,559人 | 成約は63件・中央値2,100万円・駅からの平均9分。件数は生駒駅に次いで2番目です。市の年表によると昭和43年(1968年)に開業。平成27年(2015年)には駅前に生駒市立病院が開院しました。住宅地の最高地点「東生駒1丁目100番」(168,000円/㎡・+2.4%)と、商業地の「東生駒1丁目77番2」(283,000円/㎡・+4.0%)はこの駅の名前がついた町です。成約個票では、辻町の戸建(2,600万円・土地150㎡/延床110㎡・2007年築・木造)が東生駒駅から10分、辻町の中古マンション(1,300万円・専有65㎡・3LDK・1988年築・RC)が9分。東生駒駅の圏域(市の計画の区分)の町では、辻町が32件・1,550万円で市内最多、山崎町12件・2,750万円、小明町12件・2,500万円、東生駒8件・3,000万円、さつき台5件・3,000万円。地区計画には「東生駒1丁目」「近鉄東生駒車庫」「さつき台2丁目」「南山手台」「翠光台」があります |
| 白庭台 | 近鉄けいはんな線 | 8,991人 | 成約は31件・中央値3,100万円・駅からの平均14分。平成18年(2006年)のけいはんな線の開業でできた駅です。住宅地の標準地は「白庭台2丁目3100番189」140,000円/㎡(+3.7%)、「あすか野北1丁目350番318」118,000円/㎡(+4.4%・住宅地29地点で最大の上昇)、「あすか野南1丁目236番31」91,000円/㎡(0.0%)。圏域の町の成約は白庭台10件・3,900万円、あすか野南7件・1,900万円、ひかりが丘6件・1,500万円、あすか野北5件・3,200万円、西白庭台5件・2,900万円。市の計画はこの圏域を「学研生駒テクノエリアなど市の産業集積地」と説明しており、工業地の標準地(北田原町・78,400円/㎡・+4.3%)もここにあります。駅からの平均14分は、学研北生駒と並んで市内で2番目に長く、駅から離れた住宅地の成約が多いことを示しています |
| 学研北生駒 | 近鉄けいはんな線 | 6,205人 | 成約は18件・中央値3,250万円・駅からの平均14分。中央値は市内の駅で最も高い駅です(18件なので幅をもって見てください)。平成18年(2006年)のけいはんな線の開業でできた駅です。住宅地の標準地は「北大和2丁目11番3」147,000円/㎡(+4.3%)、「真弓南1丁目4800番114」97,400円/㎡(+0.9%)、「高山町4769番1」31,300円/㎡(−0.9%・地積571㎡)。成約個票では、北大和の戸建(2,600万円・土地190㎡/延床115㎡・1989年築・木造)が学研北生駒駅から10分。圏域の町では北大和8件・3,250万円、真弓7件・4,400万円。地区計画には「学研北生駒駅前」「学研北生駒駅北」「北大和」「高山学研」があり、市の計画はこの圏域を「南北に富雄川が流れ、流域に歴史文化資源が豊富」と説明しています |
| 学研奈良登美ヶ丘 | 近鉄けいはんな線 | 13,512人 | 成約は14件・中央値3,000万円・駅からの平均15分(成約データの表記は「学研奈良登美ケ丘」)。件数が少ないので参考値です。けいはんな線の終点で、市公式は同線を「学研奈良登美ヶ丘から大阪南港コスモスクエアまで直通運転」と紹介しています。駅の所在の市は、市公式のページでは確認できず、国土地理院の地名検索(市区町村コード29209=生駒市)によっています。市の都市計画マスタープランは「学研奈良登美ヶ丘駅圏域」に鹿ノ台・美鹿の台・鹿畑町を挙げています。住宅地の標準地は「鹿ノ台西2丁目7番4」83,500円/㎡(0.0%)、商業地は「鹿ノ台西1丁目1番8」87,800円/㎡(−0.2%)。圏域の町の成約は鹿ノ台南5件・3,300万円、鹿ノ台東5件・2,400万円。駅からの平均15分は市内の駅で最も長く、地すべりの区域が平成26年度に鹿畑町の一部で指定されています |
| 菜畑 | 近鉄生駒線 | 3,491人 | 成約は16件・中央値1,200万円・駅からの平均11分。駅の所在は、市営の「菜畑駅前自転車駐車場」(生駒市中菜畑1丁目54-2)で確認しています。住宅地の標準地は「中菜畑2丁目1137番6」82,000円/㎡(+0.1%)。成約個票では、東菜畑の中古マンション(1,300万円・専有65㎡・3LDK・1987年築・RC)が菜畑駅から8分、西菜畑町の戸建(2,600万円・土地195㎡/延床100㎡・2024年築・木造)が20分。菜畑駅・一分駅圏域の町では東菜畑7件・1,100万円、東生駒月見町6件・415万円。市の計画は「菜畑駅・一分駅圏域」について、南北方向の交通の便は良い一方で「東西方向の移動や交流が乏しい」ことを課題に挙げています |
| 一分 | 近鉄生駒線 | 4,813人 | 成約は14件・中央値455万円・駅からの平均11分。市内の駅で最も低い中央値です(14件・種別が混ざった値なので参考値)。455万円にかかる仲介手数料の上限額は21万6,150円です。駅の所在は、市営の「一分駅前自転車駐車場」(生駒市壱分町959)で確認しています。住宅地の標準地は「壱分町552番26」72,500円/㎡(+1.0%)、商業地は「壱分町1258番3外」116,000円/㎡(+1.8%)。圏域の町では壱分町が17件・680万円。成約個票では、さつき台の中古マンション(1,300万円・専有110㎡・4LDK・1982年築・RC)が一分駅から11分でした。地区計画には「壱分・小瀬町、第2阪奈」「壱分北」があります |
| 南生駒 | 近鉄生駒線 | 4,594人 | 成約は25件・中央値980万円・駅からの平均12分。南の4駅のなかでは件数が最も多い駅です。980万円にかかる仲介手数料の上限額は38万9,400円。駅の所在は、市営の「南生駒駅前自転車駐車場」(生駒市小瀬町705-2)で確認しています。市の計画は「南部の地域拠点である南生駒駅」と位置づけ、圏域の課題に「耕作放棄地等も増加している」ことを挙げています。住宅地の標準地は「小瀬町506番20」78,500円/㎡(+1.4%)、「萩原町56番2」78,500円/㎡(+3.4%)。圏域の町では小瀬町8件・1,700万円、有里町6件・430万円。南生駒村は昭和30年(1955年)に生駒町と合併した村で、駅名にその名前が残っています |
| 萩の台 | 近鉄生駒線 | 2,236人 | 成約は10件・中央値1,600万円・駅からの平均8分。件数が少ないので参考値です。駅からの平均8分は市内の駅で最も短い値です。駅の所在は、市営の「萩の台駅前西自転車駐車場」(生駒市小瀬町184-2)・「同 東」(生駒市萩の台1丁目60-3)で確認しています。住宅地の標準地は「萩の台3丁目7番84」84,000円/㎡(0.0%)。圏域の町では萩の台が9件・1,700万円。地区計画には「萩の台東」があり、市の計画はこの圏域を「自然環境に恵まれた良好な住環境」と説明しています |
| 東山 | 近鉄生駒線 | 3,070人 | 成約データの駅別(3件以上)には出てきませんが、成約個票に東山町の中古マンション(1,300万円・専有70㎡・3LDK・1996年築・RC・最寄駅「東山(奈良)」)があります。駅の所在の市は、市公式のページでは確認できず、国土地理院の地名検索(市区町村コード29209=生駒市)によっています。市の都市計画マスタープランは「萩の台駅・東山駅圏域」に萩の台・東山町・小平尾町を挙げています。住宅地の最安地点「小平尾町1416番2」(30,200円/㎡・−1.3%・地積459㎡)と「小平尾町222番9外」(64,500円/㎡・−0.8%)は小平尾町の住所です。地区計画には「東山」があります |
※路線名は、市公式と近畿日本鉄道の公式の表で確認しています。市公式が駅と路線を結びつけて書いているのは、生駒駅(近鉄奈良線・近鉄けいはんな線・近鉄生駒線)と、けいはんな線の白庭台駅・学研北生駒駅・学研奈良登美ヶ丘駅です。ほかの駅は、近畿日本鉄道の「駅別乗降人員」の表で、どの路線の表に載っているかを確認しました。奈良線の表に生駒・東生駒、生駒線の表に生駒・菜畑・一分・南生駒・萩の台・東山が載っています(けいはんな線の表には白庭台・学研北生駒・学研奈良登美ヶ丘が載っています)。市の年表には「昭和2年(1927年)生駒〜王寺間に信貴生駒電鉄が開通」「昭和43年(1968年)東生駒駅開業」とあります。物件広告の路線名は、近鉄の路線図でご確認ください。
駅の所在について。生駒・東生駒・白庭台・学研北生駒の4駅は市の「自転車等放置禁止区域」のページで、菜畑・一分・南生駒・萩の台の4駅は市営自転車駐車場の所在地(いずれも生駒市内の住所)で確認しています。学研奈良登美ヶ丘駅と東山駅は、国土地理院の地名検索によるものです(どちらも市区町村コード29209=生駒市)。生駒ケーブルの各駅は、駅ごとの所在を確認していないため表に入れていません。
乗降人員について。近鉄の駅の乗降人員は、近畿日本鉄道の公表する令和7年11月11日(火)の1日の調査値で、年間の平均ではありません(表の見出しは「1日平均乗降人員」ですが、調査日1日の数字です)。表の10駅のなかでは生駒43,016人が最も多く、東生駒14,559人、学研奈良登美ヶ丘13,512人が続きます。南の5駅(菜畑・一分・南生駒・萩の台・東山)は2,236〜4,813人です。
成約データの駅名表記について。国土交通省の成約価格情報では「学研奈良登美ケ丘」「東山(奈良)」と表記されています。駅別の集計は成約が3件以上あった9駅のもので、合計は300件(303件中)です。
駅からの平均の読み方。萩の台8分、東生駒9分、生駒・菜畑・一分11分、南生駒12分、白庭台・学研北生駒14分、学研奈良登美ヶ丘15分。けいはんな線の3駅は、平均で14〜15分です。駅前のマンションより、駅から離れた丘陵の戸建が多く成約しているということです。生駒市は生駒山地と丘陵にはさまれた市ですから、「駅から◯分」は平らな道の◯分とは限りません。毎日歩く道の坂を、実際に歩いて確かめてください。なお、個票のなかには駅からの分数が「0」と記録されているものがあり、本ページではその分数は載せていません。
道路
市公式は、生駒市の道路を東西方向に第二阪奈有料道路・阪奈道路・国道163号・国道308号、南北方向に国道168号と説明しています。市の年表によると、阪奈有料道路の開通は昭和34年(1959年)、第二阪奈有料道路の開通は平成9年(1997年)。市の計画は「東生駒駅(北)圏域」(小明町・辻町)について、国道168号と阪奈道路の辻町インターチェンジがあって交通の便が良いと説明しています。南北に細長い市で、市公式が南北方向の国道として挙げているのは国道168号だけですので、車で通勤・買い物をする方は、朝夕の時間帯に実際に走って混み具合を確かめてください。
線路や幹線道路の沿道にも、建て方のルールがあります。地区計画32地区のなかには「都市計画道路菜畑乙田線沿道」「都市計画道路高山富雄小泉線沿道」「壱分・小瀬町、第2阪奈」という、道路の名前がついた地区があります。景観形成地区にも「広域幹線沿道地区」があります。都市計画道路の区域にかかる敷地は、建築に制限がかかります。各路線の区域・幅員・整備の時期は本ページでは確認できていません(未取得)ので、幹線道路の近くで物件を検討される方は、その土地が計画の区域にかかるかどうかを、市の都市づくり推進課(0743-74-1111 内線3311)でご確認ください。
市のコミュニティバスは「たけまる号」で、路線は7つです(光陽台線/門前線/北新町線/西畑・有里線/萩の台線/鹿ノ台線/桜ケ丘線)。平成17年(2005年)に試行運行が始まりました。運行は月曜から金曜までで、土日祝と年末年始は運休です。さらに萩の台線は火・水・金、鹿ノ台線は月・水・金、桜ケ丘線は月・木だけの運行です(市のページの更新日は2026年9月3日)。週に2日か3日しか走らない路線があるということですから、通勤・通学の足というより、通院や買い物のための便です。運賃は路線別のPDFに載っており、本ページでは取得できていません(未取得)。
丘陵の住宅地では、車を前提にした暮らしになる場面が多いと考えておくのが現実的です。成約データの駅からの平均は、けいはんな線の3駅で14〜15分。バス便の物件は、民間の路線バスの現在の時刻表と、車での代替手段をあわせて確認してください(民間の路線バスの系統・本数は本ページでは確認していません)。駐車場が何台分あるか、前面道路の幅と勾配で車の出し入れがしやすいかは、現地で確かめてください。
※所要時間、たけまる号の運賃、民間の路線バスの系統、都市計画道路の区域と整備時期、リニア中央新幹線の新駅誘致の内容は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:生駒市「生駒市について」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002139.html /生駒市「市の歴史」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002188.html /生駒市「けいはんな線」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001473.html /生駒市「自転車等放置禁止区域」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001658.html /生駒市「市営自転車駐車場(無料)」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000038704.html /生駒市「コミュニティバス」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001201.html /生駒市「圏域別都市づくり」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000027704.html /近畿日本鉄道「駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線」 https://www.kintetsu.co.jp/tetsudo/c.html /近畿日本鉄道「駅別乗降人員 生駒線 田原本線 信貴線 けいはんな線」 https://www.kintetsu.co.jp/tetsudo/d.html /国土地理院 地名検索 https://msearch.gsi.go.jp/address-search/AddressSearch?q=学研奈良登美ヶ丘駅
08生駒市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」
奈良県で家を探すとき、最初につまずきやすいのがこの区分です。
同じ市の中に市街化区域と市街化調整区域の両方があるところでは、どちらに入るかで建て替えや住宅ローンの条件が変わります。
生駒市は市の全域が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。市公式の「土地利用規制」のページによると、市街化区域は2,140ha、市街化調整区域は3,178ha(合計5,318ha)。市域の約4割が市街化区域、約6割が市街化調整区域です。
「生駒市」という住所の6割は、市街化調整区域です。市公式が地勢として挙げる西の生駒山地と、東の矢田丘陵・西の京丘陵を抱える市です。令和8年地価公示の住宅地29地点のなかにも、高山町(31,300円/㎡・地積571㎡)と小平尾町(30,200円/㎡・地積459㎡)という、ほかの地点とは単価も広さもかけ離れた標準地があります(この2地点が市街化区域か市街化調整区域かは、鑑定評価書の本文を確認していないため断定しません)。
市は、住宅地をこれ以上広げない方針をはっきり書いています。線引きの見直しについての市のページには、「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」とあります。市街化調整区域の土地が、将来、住宅を建てられる市街化区域に変わることを期待して買うのは、生駒市では現実的ではありません。
開発行為の許可は奈良県知事で、許可申請書は生駒市を経由して提出します(窓口は市の建築課 開発指導係)。区域区分の面積の基準日と、当初決定日は、市のページからは確認できませんでした(未取得)。市は地番・住所で都市計画情報を検索できる「生駒市地理情報」を公開しています。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,140 ha | 40.2% |
| 市街化調整区域 | 3,178 ha | 59.8% |
| 合計(都市計画区域) | 5,318 ha | 100.0% |
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
都市計画税について、生駒市の税率は0.3%です。市公式は、市街化区域内の土地・家屋に課税し、市街化調整区域は対象外と説明しています。市街化区域なら固定資産税1.4%と合わせて1.7%、市街化調整区域なら1.4%のみです。市域の約6割は市街化調整区域ですから、検討中の物件がどちらにあるかで、毎年の税額が変わります。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
用途地域は10種類、高度地区は7種類
市公式の「土地利用規制」のページによると、生駒市が指定している用途地域は10種類です。第一種低層住居専用/第二種低層住居専用/第一種中高層住居専用/第二種中高層住居専用/第一種住居/第二種住居/準住居/近隣商業/商業/準工業。工業地域・工業専用地域・田園住居地域は、市の一覧にありません。一方で準工業地域はあり、北部には学研生駒テクノエリアの名前がついた地区計画が3つあります。
| 地域地区 | 市公式の内容 | 住宅を買う立場から |
|---|---|---|
| 高度地区(7種類) | 15m斜線/15m/20m/20m勾配屋根緩和型(勾配屋根は23mまで)/25m/31m/40m | 建物の高さの上限が場所ごとに決まっています。マンションの建て替えや、隣に建つ建物の高さに関係します |
| 防火地域・準防火地域 | 商業地域は防火地域、近隣商業地域は準防火地域 | 駅前の商業系の区域では、建物の構造に制限がかかります |
| 高度利用地区 | 生駒駅の南北の再開発事業に対応 | 生駒駅の南北の再開発の区域にかかる指定です |
| 生産緑地地区 | 指定あり(特定生産緑地の制度あり) | 住宅地のなかの畑や田は、生産緑地の可能性があります |
| 風致地区 | 生駒山風致地区 1,010ha | 建築・造成・木竹の伐採・色彩の変更などに許可が必要 |
用途地域ごとの面積、建ぺい率・容積率は、市のページの本文に数値が無く、本ページでは取得できていません(未取得)。検討中の物件の用途地域・高度地区は、市の「生駒市地理情報」(地番・住所で検索できます)か、重要事項説明書でご確認ください。なお、地階を除く階数が4以上の建築物や一定規模以上の集合住宅は、「生駒市中高層建築物並びに集合住宅に関する指導要綱」による指導の対象です。
地区計画は全32地区。外構工事にも届出が要ります
市公式の「地区計画」のページに載っている地区は、次の32地区です。
| # | 地区計画の名称 | # | 地区計画の名称 |
|---|---|---|---|
| 1 | 北大和 | 17 | 近鉄東生駒車庫 |
| 2 | 白庭台 | 18 | 学研奈良登美ヶ丘駅前 |
| 3 | 鹿ノ台 | 19 | 美鹿の台 |
| 4 | 高山学研 | 20 | 上町台 |
| 5 | 俵口南条 | 21 | 東生駒1丁目 |
| 6 | 緑ヶ丘東 | 22 | 都市計画道路高山富雄小泉線沿道 |
| 7 | 壱分・小瀬町、第2阪奈 | 23 | 学研北生駒駅前 |
| 8 | 萩の台東 | 24 | 翠光台 |
| 9 | さつき台2丁目 | 25 | 別院台 |
| 10 | 生駒台 | 26 | あすか野北1丁目東 |
| 11 | 光陽台 | 27 | 小瀬西 |
| 12 | 東山 | 28 | 学研生駒テクノエリア北 |
| 13 | 西白庭台 | 29 | 壱分北 |
| 14 | 南山手台 | 30 | 学研テクノエリア北西 |
| 15 | 近畿大学病院 | 31 | 学研テクノエリア南 |
| 16 | 都市計画道路菜畑乙田線沿道 | 32 | 学研北生駒駅北 |
名前を見ると、丘陵の住宅地の名前がそのまま並んでいます。北大和、白庭台、鹿ノ台、生駒台、光陽台、西白庭台、南山手台、美鹿の台、上町台、翠光台、別院台。成約データに出てくる町(白庭台10件・北大和8件・西白庭台5件・鹿ノ台南5件・鹿ノ台東5件など)と重なる名前です。市が届出の対象として挙げているのは次の行為で、着手の30日前までに届け出ることになっています。
- 建築物の新築・増改築
- 外構工事(門・塀・カーポートなど)
- 土地の切盛、区画割りの変更
中古戸建てを買って「駐車場を広げたい」「塀をやり替えたい」「庭に物置やカーポートを置きたい」という方は、ここが効きます。家そのものを建て替えなくても、外構に手を入れるだけで届出が必要になり、地区ごとのルールに合わせることになります。32地区それぞれの面積・決定年月日・制限の中身(敷地面積の最低限度、壁面の位置、高さ、垣や柵の構造など)は、地区ごとの計画書を確認しておらず未取得です。窓口は市の都市づくり推進課 都市計画係(0743-74-1111 内線3311)。該当する地区の物件を検討される場合は、計画書の内容を契約前に必ず確認してください。家タダでも契約前に確認します。
生駒山風致地区1,010haと、市の全域にかかる景観計画
市公式によると、生駒市には「生駒山風致地区」1,010haがあります(根拠は生駒市風致地区条例)。区域内で次の行為をするときは、許可が必要です。
- 建築物などの建築
- 宅地の造成
- 木竹の伐採
- 建築物の色彩の変更
- 水面の埋立て又は干拓
- 土石の類の採取
- 土石・廃棄物又は再生資源の堆積
「色彩の変更」が入っている点に注意してください。風致地区のなかの家は、外壁や屋根を塗り替えるときにも許可の対象になることがあります。風致地区には種別とゾーンがあり、市は区域の参考図を公開していますが、種別ごとの建ぺい率・高さ・後退距離・緑地の基準は、市のページの本文に数値が無く、本ページでは取得できていません(未取得)。どの町が区域に入るかも、町名としては確認できていません。生駒山のふもと側(西側)で物件を検討される方は、都市づくり推進課(内線3311)または「生駒市地理情報」でご確認ください。
景観計画区域は、市の全域です。市公式は「生駒市では、全域を景観計画区域に指定しています」と説明し、区域を自然景観区域・田園景観区域・市街地景観区域の3つに分けています。さらに景観形成地区として、広域幹線沿道地区/生駒駅前北口再開発地区/宝山寺参道沿道地区の3つがあります。届出は着手の30日前まで。市の景観条例は平成23年(2011年)に制定されています。どの規模の建物から届出が必要か(戸建住宅が対象になるか)は、市のページの本文に数値が無く未取得です。
学研高山地区第2工区(約288ha)― 令和7年4月1日から建築に許可が必要
北部の高山町には、関西文化学術研究都市の学研高山地区第2工区(約288ha)があります。市公式によると、この区域は「高山土地区画整理促進区域」で、令和7年4月1日から次の行為に許可が必要になりました(根拠は大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法 第7条第1項・窓口は学研推進課)。
- 土地区画整理事業によらない土地の形質の変更
- 建築物の新築・改築・増築
高山町で土地や古家を検討する方は、その土地が促進区域の中かどうかを最初に確認してください。区域の中なら、買ったあとに自由に建てられるとは限りません。この区域の経緯と、まちづくりの方向が「住宅中心」から「産業中心」に変わったことは、「生駒市の特徴」の章で詳しく扱います。
市街化調整区域で家を建てられる基準は、確認できていません
ここは正直に書きます。市街化調整区域でも、制度や許可の基準によっては、一定の条件で住宅を建てられる場合があります。生駒市の市街化調整区域で家を建てるときの個別の基準(どんな人が、どんな土地に建てられるか)は、市公式の開発行為のページには個別の記載が無く、確認できませんでした(未取得)。確認できているのは、開発行為の許可権者が奈良県知事で、申請書が市の建築課 開発指導係(内線3480)を経由することです。価格が周辺よりかなり安い物件、敷地が広い物件は、市街化調整区域かどうかを最初に確認し、その土地で建て替えができるか、誰が建てられるのか、住宅ローンが使えるかを、契約前に必ず個別に確認してください。家タダでは、この確認を契約前に無料で行います。
出典:生駒市「土地利用規制」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001573.html /生駒市「線引き見直し」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000029078.html /生駒市「地区計画」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000006177.html /生駒市「風致地区」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001642.html /生駒市「種別及びゾーン」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001669.html /生駒市「景観法に基づく届出」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001560.html /生駒市「高山土地区画整理促進区域の建築制限」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000035303.html /生駒市「開発行為・宅地造成等」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000038167.html
09生駒市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市街化区域・市街化調整区域を問わず課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋のみ |
| 合計(市街化区域) | 1.7% | 課税標準額に対して |
生駒市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.3%です。都市計画税について、市公式は「課税標準額に対し0.3%」とし、市街化区域内の土地・家屋に課税、市街化調整区域は対象外と説明しています。市街化区域の物件なら合計1.7%、市街化調整区域の物件なら固定資産税の1.4%のみになります。
生駒市は市域の約6割が市街化調整区域です。同じ生駒市内でも、都市計画税がかかる物件とかからない物件があります。課税標準額1,000万円なら年3万円の差です(当方算出)。ただし、都市計画税がかからないことは、市街化調整区域の「建て替えや住宅ローンに制約がある」という事情と引き換えです。税額の安さだけで選ばないでください。
納税義務者は、賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者です。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。
令和8年度の納税通知書の発送日は4月8日。納期限は第1期 4月30日、第2期 7月31日、第3期 11月30日、第4期 令和9年2月1日です。
免税点は、市のページから確認できませんでした(未取得)。このため本ページには免税点の表を載せていません。
新築住宅の減額は、生駒市のページで次のように説明されています。固定資産税が2分の1に減額され、期間は3年度間(3階建て以上の中高層の耐火住宅等は5年度間)。減額されるのは床面積120㎡までの部分で、市は「別途手続きの必要はございません」としています。認定長期優良住宅は2分の1・5年度間(3階建て以上の中高層の耐火建築物は7年度間)で、新築住宅の減額と重ねては使えません。
新築の建売を買う方は、「4年目に税額が上がる」ことを最初から計算に入れてください。生駒市の新築戸建ての成約は延床面積の中央値が100㎡ですから、多くの物件は家屋の全部が120㎡の枠に収まります。3年度間は家屋の固定資産税が半分、4年度目から本来の額に戻ります。築浅の中古戸建てを買う方は、いまの税額が減額中のものかどうかを売主側に確認しておくと、買ったあとの負担を読み違えずに済みます。
市のページには、耐震改修・バリアフリー改修・省エネ改修をした住宅の減額制度も挙がっています(いずれも申告が必要)。減額の割合・対象の床面積・工事費の要件は、市のページの本文に数値が無く、本ページには載せていません(未取得)。
住宅用地の特例について。住宅が建っている土地には、固定資産税・都市計画税の課税標準を小さくする特例があります。市には「住宅建替え中の土地における住宅用地に対する課税標準の特例」というページもあります。題名からは、住宅を建て替えている最中の土地にも、要件を満たせば特例が続く扱いがあると読めます。ただし、このページは取得できず、特例の率と建替え中の要件は本ページでは確認できていません(未取得)。古家つきの土地を買って建て替える方は、取り壊しと着工の時期が1月1日をまたぐかどうかを、契約前に市の資産税の担当課(市役所代表 0743-74-1111)に確認してください。
※納期:第1期 令和8年4月30日/第2期 令和8年7月31日/第3期 令和8年11月30日/第4期 令和9年2月1日(令和8年度)/賦課期日は毎年1月1日。令和8年度の納税通知書の発送日は令和8年4月8日
※税率・免税点は生駒市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
10生駒市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
生駒市には学校選択制があります。制度の名前は「小学校の隣接校選択制」です。住所で決まる指定校のほかに、指定校に隣接し、指定校より通学距離が短く、徒歩で通学できる小学校を選べる制度です。選べるのは小学校だけで、中学校とは連動しません(中学校は原則として通学区域の指定校)。令和9年度の新1年生は、当初の申請期間が令和8年8月3日〜8月21日で、その後は令和9年1月31日まで随時受付(施設の状況によって受付を止めることがあります)。市は申請者全員が希望校に入学でき、抽選は行わないとしています。桜ヶ丘小学校は、在学生の新規の受付を停止中です(市のページの更新日は2026年8月26日)。
買う側にとっての意味は2つあります。(1)校区の境目に近い物件では、指定校より近い隣の小学校を選べる可能性があること。(2)隣の小学校を選んでも、進む中学校は住所の通学区域で決まること。小学校の友だちと中学校が分かれる場合がありますので、物件を決める前に、小学校と中学校の両方の通学区域を確認してください。
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
- 生駒市の指定校変更・区域外就学の許可事由(転居予定、建て替え中の一時転居、学年途中の転居など)は、市の就学のページを取得できず、本ページでは確認できていません(未取得)。購入と入学・進級の時期が重なる方は、契約前に教育委員会(市役所代表 0743-74-1111)へ、「引渡しが4月を過ぎる場合に学年の始めから新居の校区の学校に通えるか」「引っ越したあとも元の学校に通い続けられるか」の2点を確認してください。
- 確認できているのは「小学校の隣接校選択制」です。指定校に隣接し、指定校より通学距離が短く、徒歩で通学できる小学校を選べます。令和9年度の新1年生の当初申請は令和8年8月3日〜8月21日、その後は令和9年1月31日まで随時。申請者全員が希望校に入学でき、抽選はありません。
- 隣接校選択制は小学校だけの制度で、中学校は原則として通学区域の指定校です。桜ヶ丘小学校は在学生の新規受付を停止しています。
- 生駒南第二小学校は、令和5年(2023年)から小規模特認校制度を始めています(市の年表)。制度の対象や申込みの方法は、本ページでは確認していません。
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は生駒市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ奈良県内でも、市町村が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 出生から、18歳に達した後の最初の3月31日まで(子ども医療費助成) |
| 所得制限 | 所得制限なし |
| 一部自己負担 | 未就学児は自己負担なし(令和5年4月から)。小学生以上は、通院が1医療機関(レセプト)ごとに月500円(調剤薬局は負担なし)、入院が月1,000円(14日未満は500円) |
市立小学校12校・中学校8校
| 区分 | 校数 | 学校名(市の「通学区域」のページ) |
|---|---|---|
| 市立小学校 | 12校 | 生駒・生駒南・生駒北・生駒台・生駒東・真弓・俵口・鹿ノ台・桜ヶ丘・あすか野・壱分・生駒南第二 |
| 市立中学校 | 8校 | 生駒・生駒南・生駒北・緑ヶ丘・鹿ノ台・上・光明・大瀬 |
生駒北小学校と生駒北中学校は、平成29年(2017年)に開校した市で最初の小中一貫校「生駒北小中学校」です(上の12校・8校は、小学校と中学校を別々に数えた数です)。市の年表を見ると、12校のうち7校(真弓・俵口・鹿ノ台・桜ヶ丘・あすか野・壱分・生駒南第二)は、昭和52年から昭和59年のあいだに開校しています。中学校も、緑ヶ丘・鹿ノ台・上・光明・大瀬の5校が同じ時期の開校です。丘陵の住宅地が一気にできた時期に、学校も一緒にできたというのが、生駒市の学校の成り立ちです。
通学区域について。市は通学区域の一覧をPDFで公開していますが、町ごとの指定校(どの町がどの小学校・中学校か)は、本ページでは取得できていません(未取得)。同じ町名でも丁目や番地で学校が分かれることがありますので、契約前に、番地まで含めた住所で、教育委員会に指定校を確認してください。
小学校の隣接校選択制 ― 近いほうの小学校を選べる。ただし中学校は別
| 項目 | 市公式の内容(更新日2026年8月26日) |
|---|---|
| 選べる学校 | 指定校に隣接し、指定校より通学距離が短く、徒歩で通学できる小学校 |
| 対象 | 小学校のみ。中学校とは連動しない(中学校は原則として通学区域の指定校) |
| 令和9年度の新1年生 | 当初申請 令和8年8月3日〜8月21日。その後は令和9年1月31日まで随時(施設の状況で停止の可能性) |
| 抽選 | なし(申請者全員が希望校に入学可能) |
| 受付を止めている学校 | 桜ヶ丘小学校は在学生の新規受付を停止中 |
丘陵の住宅地では、「校区の学校より、隣の校区の学校のほうが近い」ということが起こります。生駒市の隣接校選択制は、そういう家のための制度です。物件を見るときは、指定校までの道のりだけでなく、隣の小学校までの道のりと坂も歩いて確かめておくと、選択肢が広がります。一方で、受付は施設の状況によって止まることがあります(桜ヶ丘小学校は在学生の新規受付を停止中)。「隣の学校に通わせる前提」で物件を決める場合は、その年度に受付が行われているかを、契約の前に教育委員会へ確認してください。
子ども医療費助成 ― 18歳まで、所得制限なし
| 区分 | 通院 | 入院 |
|---|---|---|
| 未就学児 | 自己負担なし(令和5年4月から) | 自己負担なし |
| 小学生〜18歳に達した後の最初の3月31日 | 1医療機関(レセプト)ごとに月500円。調剤薬局は負担なし | 月1,000円(14日未満は500円) |
対象は「出生から18歳到達後最初の3月31日まで」で、所得制限はありません。令和6年8月からは、小学生以上も窓口で助成後の金額だけを支払う現物給付方式になりました(市のページの更新日は2025年10月16日)。奈良県内でも、対象年齢や自己負担は市町村ごとに違います。隣の市町から生駒市に移る方、生駒市から出る方は、転居前後の条件を見比べてください。
保育 ― 第2子の保育料は無償。待機児童の数は市のサイトに出ていません
生駒市は令和6年4月から、第2子の保育所等の利用者負担額(保育料)を無償にしています(それまでは半額)。あわせて、きょうだいの数え方に小学生も含めるように広げました。所得制限があるかどうかは、市のページに記載が無く確認できていません(未取得)。
正直に書いておくと、保育所の入りやすさは、公表資料からは判断できません。市は月ごとの入所選考結果をPDFで公開していますが、待機児童の名簿は幼保こども園課の窓口で閲覧する方式で、電話での照会はできないとしています。市のサイトに「待機児童◯人」という数字は出ていません。共働きで、保育所に入れるかどうかが購入の前提になる方は、物件を決める前に窓口で直接確認してください。
給食 ― 学校給食センター方式。給食費は未取得
生駒市の学校給食は学校給食センター方式で、令和元年(2019年)に北学校給食センターが開所しています。給食費の金額、無償化や補助の有無は、市の学校給食のページから確認できませんでした(未取得)。家計に関わる項目ですので、教育委員会にご確認ください。
出典:生駒市「通学区域」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000859.html /生駒市「小学校の隣接校選択制」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000887.html /生駒市「子ども医療費助成」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000011639.html /生駒市「第2子保育料無償化」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000034973.html /生駒市「令和8年度入所選考結果」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000040472.html /生駒市「学校給食センター」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000899.html /生駒市「市の歴史」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002188.html
11生駒市で家を買う前に必ず確認したい点
1|地区計画・風致地区・景観計画 ― 外構や塗り替えにも手続きがある
生駒市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのが「その家にかかっているルール」です。 市の「生駒市地理情報」で、地番・住所から都市計画の情報を検索できます。
| 確認すること | 市公式の内容 | とくに確認が必要な物件 |
|---|---|---|
| 地区計画(32地区) | 新築・増改築、外構工事(門・塀・カーポートなど)、土地の切盛・区画割りの変更は、着手の30日前までに届出 | 白庭台・北大和・鹿ノ台・生駒台・光陽台・南山手台・翠光台など、丘陵の住宅地の物件 |
| 生駒山風致地区(1,010ha) | 建築、宅地の造成、木竹の伐採、建築物の色彩の変更などに許可 | 生駒山のふもと側の物件 |
| 景観計画(市の全域) | 着手の30日前までに届出。景観形成地区は広域幹線沿道地区・生駒駅前北口再開発地区・宝山寺参道沿道地区 | 幹線道路沿い、生駒駅の北口、宝山寺の参道沿いの物件 |
| 高度地区(7種類) | 15m斜線/15m/20m/20m勾配屋根緩和型/25m/31m/40m | マンション、3階建てを考えている土地 |
| 高山土地区画整理促進区域(約288ha) | 令和7年4月1日から、土地の形質の変更と建築物の新築・改築・増築に許可 | 高山町の土地・古家 |
買う側がとるべき順番は、次のとおりです。
- 契約の前に、地区計画の区域かどうかを調べる。区域なら、その地区の計画書を取り寄せて、 敷地の分割、建物の位置・高さ、垣や柵のルールを読んでください(32地区それぞれの中身は本ページでは未取得です)。
- 買ったあとにやりたい工事を、先に書き出す。駐車場を2台にしたい、塀をフェンスに替えたい、物置を置きたい、外壁の色を変えたい。 その工事がルールに合うかどうかを、買う前に都市づくり推進課(0743-74-1111 内線3311)に確認できます。
- 建て替えを考えているなら、いまと同じ大きさの家が建つかを確認する。 昔の基準で建った家は、いまの地区計画・風致地区・高度地区のもとでは、同じ大きさに建て直せないことがあります。
- 届出の30日を、工程に入れる。引渡しのあとすぐ外構工事を始めたい場合でも、届出から着手まで30日あけることになります。
※地区計画32地区それぞれの制限内容、風致地区の種別ごとの基準、景観の届出の対象規模、用途地域ごとの建ぺい率・容積率は、 本ページでは取得できていません(未取得)。 出典:生駒市「地区計画」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000006177.html / 生駒市「風致地区」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001642.html / 生駒市「景観法に基づく届出」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001560.html / 生駒市「土地利用規制」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001573.html / 生駒市「高山土地区画整理促進区域の建築制限」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000035303.html
2|擁壁と盛土 ― 市の全域が宅地造成等工事規制区域
生駒市は、市の全域が、宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)にもとづく宅地造成等工事規制区域です。 西に生駒山地、東に矢田丘陵と西の京丘陵。丘陵を造成した住宅地が多い市ですから、これは多くの物件に関係します。
- 擁壁のある物件:擁壁の高さ、材質、ひび割れや膨らみ、水抜き穴の有無を見てください。 いつ、どんな手続きで造られた擁壁かを、売主側の資料で確認できると安心です。
- 建て替え・駐車場の拡張を考えている物件:土を切る、盛る、擁壁をやり替える工事は、許可が要る場合があります。 古い擁壁は、建て替えのときにやり直しが必要になり、大きな費用になることがあります。物件価格に足して考えてください。
- ひな壇の造成地の物件:上の敷地・下の敷地との境の擁壁が、どちらの持ち物かを確認してください。
- 大規模盛土造成地:市には調査結果を報告するページがあります(内容は本ページでは取得できていません)。 谷を埋めた造成地は、見た目では切土か盛土か分かりません。市の資料で確認してください。
開発行為の許可は奈良県知事で、申請書は市の建築課 開発指導係(内線3480)を経由します。 規制区域の指定日と、許可が必要になる工事の規模は、市のページからは確認できていません(未取得)。
出典:生駒市「開発行為・宅地造成等」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000038167.html / 生駒市「大規模盛土造成地の調査結果」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000032287.html / 生駒市「生駒市について」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002139.html
3|土砂災害・洪水・ため池 ― WEB版ハザードマップで住所を確認
市は「土砂災害/洪水ハザードマップ(WEB版)」「生駒市総合防災マップ 2023保存版」「生駒市ため池ハザードマップ」を公開しています (市のページの更新日は2026年8月24日・窓口は危機管理課)。
| 確認する図 | 市公式の内容 | とくに確認が必要な物件 |
|---|---|---|
| 土砂災害警戒区域・特別警戒区域 | 平成30年度までに市の全域で基礎調査が完了。WEB版は令和7年10月14日付の告示分まで反映 (令和7年に計61箇所を追加) | 生駒山のふもと、丘陵の斜面に近い物件 |
| 地すべり | 平成26年度に鹿畑町・門前町・軽井沢町の一部で指定 | この3つの町の物件 |
| 洪水 | 竜田川・富雄川と、令和5年5月30日に追加された18河川 | 川沿い・谷すじの低い土地の物件 |
| ため池 | ため池ハザードマップの対象は54箇所 | ため池の下流側の物件 |
| 地震 | 総合防災マップに地震ハザードマップを掲載 | 1981年以前の建物 |
特別警戒区域(レッドゾーン)に入ると、買ったあとの自由度が変わります。 市公式は「特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます」と説明しています。 建て替えのときに、土砂の力に耐える構造が求められ、費用が上がることがあります。住宅ローンの条件に影響することもあります。 区域は令和7年にも追加されていますので、古い資料ではなく、いまのWEB版で確認してください。
洪水は「大きな川が無いから大丈夫」とは言えません。 令和5年5月30日に追加された18河川は、美の原川・大谷川・乙田川・神田川・有里川・別院川・文珠川・出合川・宮後川・東生駒川・モチ川・薬師堂川・尾谷川・中村川(大和川水系14河川)と、 天野川・穴虫川・宮の前川・山田川(淀川水系4河川)。 住宅地のあいだを流れる小さな川が対象になっています。 浸水の想定がある区域では、火災保険の水災補償の保険料も見込んでおく必要があります。
※土砂災害警戒区域・特別警戒区域の総数、洪水の想定最大規模の雨量と町ごとの浸水深、内水のハザードマップの有無は、 本ページでは確認できていません(未取得)。 出典:生駒市「ハザードマップ」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001045.html / 生駒市「浸水想定区域」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000860.html / 生駒市「土砂災害警戒区域」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000841.html / 生駒市「土砂災害特別警戒区域等の指定」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000005473.html
4|1981年以前の建物 ― 耐震改修の補助は年に約10棟
生駒市の成約データでは、中古戸建て155件のうち25件、中古マンション(建築年の分かる126件)のうち24件が、1981年以前の建築です。 あわせて49件。生駒市地域防災計画は、生駒断層帯の地震で一部の地域が震度7、全壊5,345棟という被害を想定しています。
市の耐震改修工事補助:工事費(税抜)の23%・上限50万円。 令和8年度は、約10棟の予算の上限に達し、募集を終了(受付開始は令和8年5月20日)。契約・着工の前の申請が必須。 (生駒市「耐震改修工事補助」のページ)
- 契約の前に、建築年(建築確認の時期)を確かめる。1981年5月以前に建築確認を受けた建物かどうかで、耐震の前提が変わります。
- 市の「住まい選び相談」を使えるか確認する。中古戸建ての見学に建築士が同行する制度で、費用は2,000円。年8件まで、7日前までの申込みです。
- 補助は「あてにしない」前提で資金計画を立てる。年に約10棟の枠で、申請は工事の契約より前。 年度の途中に買った場合、その年度の枠が残っていないことがあります。
- マンションは、建物全体の耐震診断・改修の状況を管理組合の資料で確認する。 生駒市の中古マンションは下位25%が690万円。安い物件ほど、築年と管理の状態を丁寧に見てください。
※耐震診断の補助、解体の補助、ブロック塀等の撤去の補助は市にページがありますが、金額と現在の受付状況は本ページでは確認できていません(未取得)。 出典:生駒市「耐震改修工事補助」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000003270.html / 生駒市「住まい選び相談」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000029212.html / 生駒市地域防災計画 本編 https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5554/01honnpen.pdf
5|市街化区域か調整区域か。高山町は促進区域も
生駒市は、市街化区域が2,140ha、市街化調整区域が3,178haです。
| 物件の場所 | 確認すべきこと |
|---|---|
| 市街化区域(2,140ha) | 用途地域、高度地区、地区計画・風致地区の有無。都市計画税0.3%がかかります |
| 市街化調整区域(3,178ha) | 建て替えができるか、誰が建てられるか、住宅ローンが使えるか。都市計画税はかかりません |
| 高山土地区画整理促進区域(約288ha) | 令和7年4月1日から、土地の形質の変更と建築物の新築・改築・増築に許可が必要(窓口は学研推進課) |
市は「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」と明記しています。 市街化調整区域の土地を「いずれ市街化区域になる」と見込んで買うことは、おすすめできません。 調整区域で家を建てるときの個別の基準は、市公式のページから確認できませんでした(未取得)。 「いま家が建っているから建て替えもできる」とは限りません。 家タダでは、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いを契約前に無料で調査します。
出典:生駒市「土地利用規制」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001573.html / 生駒市「線引き見直し」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000029078.html / 生駒市「高山土地区画整理促進区域の建築制限」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000035303.html
6|駅からの道と坂、バスの曜日
物件広告の「駅から◯分」は、生駒市では必ず歩いて確かめてください。
| まとまり | 駅 | 成約件数 | 成約中央値 | 駅からの平均 |
|---|---|---|---|---|
| 生駒・東生駒(計172件) | 生駒 | 109件 | 1,900万円 | 11分 |
| 東生駒 | 63件 | 2,100万円 | 9分 | |
| けいはんな線の3駅(計63件) | 白庭台 | 31件 | 3,100万円 | 14分 |
| 学研北生駒 | 18件 | 3,250万円 | 14分 | |
| 学研奈良登美ヶ丘 | 14件 | 3,000万円 | 15分 | |
| 南部の4駅(計65件) | 菜畑 | 16件 | 1,200万円 | 11分 |
| 一分 | 14件 | 455万円 | 11分 | |
| 南生駒 | 25件 | 980万円 | 12分 | |
| 萩の台 | 10件 | 1,600万円 | 8分 |
- 坂。生駒市は生駒山地と丘陵にはさまれた市です。地図の上の距離より、高低差が効きます。 朝の通勤の向きと、買い物帰りの向きの両方を歩いてください。
- 駐車場。何台分あるか、前面道路の幅と勾配で出し入れしやすいか。 駐車場を広げる工事は、地区計画と盛土規制の両方に関係することがあります。
- コミュニティバス「たけまる号」は平日だけ。7路線のうち、萩の台線は火・水・金、鹿ノ台線は月・水・金、桜ケ丘線は月・木のみ。 土日祝と年末年始は運休です。民間の路線バスの時刻表とあわせて確認してください。
- ごみ。市の年表によると、生駒市は平成27年(2015年)に家庭ごみの有料化を始めています。小さな額ですが、毎月の暮らしのコストです。
7|北部の計画 ― 学研高山地区第2工区は「産業中心」に
けいはんな線の駅の周辺で家を買う方は、北部の計画の向きを知っておいてください。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 学研高山地区第2工区 | 約288ha。かつて2万3,000人規模の住宅開発計画があったが事業化に至らず |
| 方向の転換 | 2025年10月の建設計画の改正で、まちづくりの方向性が「住宅中心」から「産業中心」に |
| 南エリア | 先行して整備。令和6年12月25日に土地区画整理準備組合が設立(組合施行) |
| 建築制限 | 令和7年4月1日から高山土地区画整理促進区域として運用 |
| 北田原地区 | 「高山地区の機能と連携した産業施設や文化学術研究施設の整備を図ります。区域については整備の条件が整った時点で定めます。」 |
造成や企業の立地の時期は、本ページでは確認できていません(未取得)。 推測で「いつ何ができる」と書くことはしていません。 「学研都市の開発で便利になる」「値上がりする」という説明を受けたときは、その時期の根拠を確認してください。 市のサイトにはリニア中央新幹線の新駅誘致のページもありますが、内容は取得しておらず、本ページでは扱っていません。
出典:生駒市「学研高山地区第2工区」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000011055.html / 生駒市「高山地区の概要」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001512.html / 生駒市「関西文化学術研究都市」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000001482.html
8|生駒市で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)
| # | 確認すること | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 1 | 地区計画の区域か | 全32地区。新築・増改築だけでなく、門・塀・カーポートなどの外構工事にも30日前の届出 |
| 2 | 風致地区の区域か | 生駒山風致地区1,010ha。建築・造成・伐採・色彩の変更に許可 |
| 3 | 市街化区域か、市街化調整区域か | 調整区域は3,178ha(約6割)。建て替えの可否、住宅ローン、都市計画税(0.3%)の有無が変わります |
| 4 | 擁壁と盛土 | 市の全域が宅地造成等工事規制区域。古い擁壁は建て替えのときに費用がかかることがあります |
| 5 | 土砂災害警戒区域・特別警戒区域、地すべり | 令和7年に61箇所を追加。地すべりは鹿畑町・門前町・軽井沢町の一部 |
| 6 | 洪水・ため池 | 竜田川・富雄川と18河川。ため池ハザードマップの対象は54箇所 |
| 7 | 建築年と耐震 | 1981年以前の成約は戸建25件・マンション24件。耐震改修の補助は年約10棟で令和8年度は終了 |
| 8 | どの駅の圏域か、駅までの坂 | 中央値は北の3駅が3,000万円台、南の4駅が455万〜1,600万円。たけまる号は平日のみ |
| 9 | 指定校と、隣接校選択制 | 小学校は隣の学校を選べる場合があります。中学校とは連動しません |
| 10 | 高山町は促進区域か | 約288haは令和7年4月1日から建築などに許可が必要 |
家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、区域区分・地区計画・ハザードの確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。
12生駒市の成り立ち ― 3つの村と、生駒トンネルと、丘陵の住宅地
生駒市は、昭和46年(1971年)11月1日に市制を施行しました。 市の年表によると、市制施行のときの人口は37,439人で、奈良県で9番目の市でした。 その前身は、明治22年(1889年)にできた北倭村・北生駒村・南生駒村の3つの村です。
3つの村が、ひとつの町になるまで
| 年 | できごと(市の年表) |
|---|---|
| 明治22年(1889年) | 北倭村・北生駒村・南生駒村が発足 |
| 大正10年(1921年) | 北生駒村が生駒町に |
| 昭和30年(1955年) | 南生駒村が生駒町と合併 |
| 昭和32年(1957年) | 北倭村が生駒町と合併 |
| 昭和46年(1971年)11月1日 | 市制施行(37,439人・県下9番目の市) |
南生駒村の名前は、いまも南生駒駅に残っています。 市の年表は、けいはんな線の開業を「大阪都心部と市北部との直通運転開始」、 都市計画マスタープランは南生駒駅を「南部の地域拠点」と書いています。 南北に約15kmという細長い市ですから、北と南では、最寄りの駅も、通う学校も、まちができた時期も違います (3つの村の範囲といまの町名の対応は、公的資料で確認していません)。
生駒トンネル ― 山を抜けて大阪へ出る線路が、まちをつくった
生駒市の歴史は、生駒山をどう越えるかの歴史でもあります。市の年表から、鉄道と道路の行を抜き出します。
| 年 | できごと |
|---|---|
| 大正3年(1914年) | 生駒トンネル貫通。大軌電車が奈良〜上六間に開通 |
| 大正7年(1918年) | 日本で最初のケーブルカーが鳥居前〜宝山寺間に開通 |
| 昭和2年(1927年) | 生駒〜王寺間に信貴生駒電鉄が開通 |
| 昭和4年(1929年) | 生駒ケーブルが生駒山上まで延長、生駒山上遊園地が開設 |
| 昭和34年(1959年) | 阪奈有料道路が開通 |
| 昭和39年(1964年) | 新生駒トンネルが開通 |
| 昭和43年(1968年) | 東生駒駅が開業 |
| 昭和61年(1986年) | 近鉄東大阪線が開通 |
| 平成9年(1997年) | 第二阪奈有料道路が開通 |
| 平成18年(2006年) | 近鉄けいはんな線が開業 |
| 平成21年(2009年) | 阪神なんば線が開通し、奈良から阪神電車の三宮方面へ直通 |
大正3年のトンネルで、生駒は「大阪へ電車で通えるまち」になりました。 その4年後には、宝山寺へ上るケーブルカーが日本で最初に開通しています。 都市計画マスタープランは、生駒駅の南側を「宝山寺の門前町として古くから商業地」と説明しています。 門前町と、電車の駅。生駒駅のまわりは、この2つから始まったまちです。 景観形成地区のひとつも「宝山寺参道沿道地区」です。
けいはんな線の開業は、平成18年(2006年)です。 市の年表は「大阪都心部と市北部との直通運転開始」と書いています。 白庭台・学研北生駒・学研奈良登美ヶ丘の3駅は、まだ開業から20年ほどの新しい駅です。 成約の中央値が3,000万円台とそろって高いのは、この新しい路線の駅だということになります。
昭和50年代 ― 8年間に12の学校ができた
市の年表には、昭和52年(1977年)から昭和59年(1984年)にかけて、次の学校が開校したと書かれています。
真弓小学校/俵口小学校/緑ケ丘中学校/鹿ノ台小学校/桜ケ丘小学校/あすか野小学校/ 鹿ノ台中学校/壱分小学校/上中学校/生駒南第二小学校/光明中学校/大瀬中学校
8年間で、小学校7校・中学校5校。 いまの市立小学校12校のうち7校、市立中学校8校のうち5校が、この8年間にできました。 人口は昭和51年(1976年)に5万人、平成2年(1990年)に10万人を超えています。 14年で人口が2倍になった時期に、丘陵に住宅地ができ、そこに学校ができたということです。
この歴史は、いま家を買う人にそのまま関係します。 学校の名前になっている真弓・俵口・鹿ノ台・桜ヶ丘・あすか野・壱分は、いまの成約データや地価公示にも出てくる町の名前です。 昭和50年代に建った戸建は、いま築40年から50年ほど。 中古戸建て155件の建築年の中央値は1993年、1981年以前の建築は25件です。 地区計画(32地区)は、こうした住宅地の建て方のルールを決めています。 「昭和の住宅地の、敷地にゆとりのある戸建」を買って、建て替えるのか、直して住むのか。 建築年・耐震・地区計画・擁壁の4つを確かめたうえで判断してください。
学研都市と、平成・令和のまちづくり
| 年 | できごと(市の年表ほか) |
|---|---|
| 平成2年(1990年) | 人口が10万人を超える |
| 平成3年(1991年) | 奈良先端科学技術大学院大学が開学 |
| 平成5年(1993年) | 高山サイエンスタウンまち開き、高山サイエンスプラザ開館 |
| 平成17年(2005年) | コミュニティバス「たけまる号」の試行運行を開始 |
| 平成18年(2006年) | 近鉄けいはんな線が開業 |
| 平成23年(2011年) | 景観条例を制定 |
| 平成26年(2014年) | 「環境モデル都市」に選定/ベルテラスいこま(生駒駅前北口第二地区の再開発)がオープン |
| 平成27年(2015年) | 家庭ごみの有料化を開始/生駒市立病院が開院(東生駒駅前) |
| 平成29年(2017年) | 生駒北小中学校(市で最初の小中一貫校)が開校 |
| 平成30年(2018年) | いこま空き家流通促進プラットホームを設立(5月28日) |
| 令和元年(2019年) | 「SDGs未来都市」に選定/北学校給食センターが開所 |
| 令和3年(2021年) | 市制50周年/都市計画マスタープランを改定(6月) |
| 令和4年(2022年) | 学研高山地区第2工区マスタープランを策定(6月) |
| 令和5年(2023年) | 生駒南第二小学校で小規模特認校制度を開始/脱炭素先行地域に選定/洪水の浸水想定に18河川を追加(5月30日) |
| 令和6年(2024年) | 第2子の保育料を無償化(4月)/学研高山地区第2工区 南エリアの土地区画整理準備組合が設立(12月25日) |
| 令和7年(2025年) | 高山土地区画整理促進区域の建築制限の運用を開始(4月1日)/ 建設計画の改正で高山地区の方向性が「住宅中心」から「産業中心」に(10月)/土砂災害警戒区域等を61箇所追加(2月・10月) |
| 令和8年(2026年) | 令和8年度の耐震改修工事補助は約10棟で募集終了/人口115,384人(10月1日) |
平成30年の空き家流通促進プラットホーム、そして建築士が見学に同行する「住まい選び相談」。 生駒市のこの数年の住宅の施策は、新しい住宅地をつくることではなく、いまある家を次の人に渡していくことに向いています。 線引きの見直しで「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」と書き、 学研高山地区第2工区の方向を産業中心に変えたことも、同じ向きの話です。 生駒市で家を買うということは、多くの場合、誰かが住んできた家と住宅地を引き継ぐということです。 だからこそ、建物の状態と、住宅地のルールを、買う前に確かめる意味があります。
※市名の由来、市の木・花・鳥、国勢調査の人口、合併前の3村の範囲、埋蔵文化財包蔵地の範囲と届出の案内は、 本ページでは確認できていません(未取得)。古い集落や社寺の近くで土地を買って新築・建て替えをする方は、埋蔵文化財の確認が必要かどうかを市にお尋ねください。 出典:生駒市「市の歴史」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002188.html / 生駒市「生駒市について」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000002139.html / 生駒市「圏域別都市づくり」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000027704.html / 生駒市「都市計画マスタープラン」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000000713.html / 生駒市「学研高山地区第2工区」 https://www.city.ikoma.lg.jp/0000011055.html
13生駒市の物件を探す・相談する
ネットで見つけた生駒市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。
ご相談から引渡しまでの流れ
| ステップ | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLをお送りください | 無料 |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答 | 無料 |
| 3. 内覧 | 生駒市内の物件は担当者が現地までご同行します | 無料 |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認 | 無料 |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に交渉を代行します | 無料 |
| 6. 契約・決済 | 重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート | 仲介手数料0円 |
※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。
お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MILLIONS(家タダ) |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702 |
| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
| 電話 | 06-4256-4106 |
| LINE | LINEで相談する |
※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。
14生駒市の不動産購入に関する記事
- 【奈良県】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 生駒市の価格が奈良県全体のどのあたりに位置するのかを、県内の市町村の地価と成約データで比較できます。
- 【大阪市24区】仲介手数料無料で家を買う|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 大阪市内と比べたい場合はこちら。24区を公的データで横並びにしています。
エリア別ページ(奈良県・大阪府・兵庫県・京都府)
奈良県の市のエリア別ページ
奈良市生駒市橿原市香芝市大和郡山市大和高田市天理市桜井市葛城市御所市五條市宇陀市
神戸市9区のエリア別ページ
神戸市東灘区神戸市灘区神戸市兵庫区神戸市長田区神戸市須磨区神戸市垂水区神戸市北区神戸市中央区神戸市西区
兵庫県の市のエリア別ページ
姫路市尼崎市明石市西宮市芦屋市伊丹市加古川市宝塚市川西市三田市加東市高砂市三木市小野市西脇市加西市洲本市南あわじ市淡路市
大阪市24区のエリア別ページ
北区都島区福島区此花区中央区西区港区大正区天王寺区浪速区西淀川区淀川区東淀川区東成区生野区旭区城東区阿倍野区住吉区東住吉区西成区住之江区平野区鶴見区
堺市7区のエリア別ページ
大阪府下の市のエリア別ページ
岸和田市豊中市池田市吹田市泉大津市高槻市貝塚市守口市枚方市茨木市八尾市泉佐野市富田林市寝屋川市河内長野市松原市大東市和泉市箕面市柏原市羽曳野市門真市摂津市高石市藤井寺市東大阪市泉南市四條畷市交野市大阪狭山市阪南市
京都市11区のエリア別ページ
京都市北区京都市上京区京都市左京区京都市中京区京都市東山区京都市下京区京都市南区京都市右京区京都市伏見区京都市山科区京都市西京区
京都府の市のエリア別ページ
京都市宇治市城陽市八幡市京田辺市木津川市向日市長岡京市亀岡市南丹市福知山市舞鶴市綾部市宮津市京丹後市
区ごとの地価・人口・制度を横並びで比較したい方は【大阪市24区】エリア比較ハブ/【神戸市】9区の比較ページをご覧ください。
15生駒市の不動産購入 よくある質問
生駒市で本当に仲介手数料は0円になりますか?
対象になる物件なら、0円になります。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。新築戸建て(建売)は対象になりやすい種別です(対象外の物件もあります)。中古戸建て・中古マンションは、対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。生駒市の成約データで計算すると、新築戸建ての中央値3,400万円なら仲介手数料の上限額は118万8,000円、中古戸建ての中央値2,400万円なら85万8,000円、中古マンションの中央値1,300万円なら49万5,000円です。売主が仲介手数料を支払わない取引など、物件や取引条件によっては0円の対象外になります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。
生駒市の住宅の相場はいくらくらいですか?
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、生駒市の成約は303件です。新築戸建て(建築年2025年以降)が19件で成約中央値3,400万円(下位25%3,100万円・上位25%4,100万円・上位10%4,900万円、延床面積の中央値100㎡)。中古戸建てが155件で2,400万円(1,300万円・3,200万円・3,900万円、延床115㎡、建築年の中央値1993年)。中古マンションが128件で1,300万円(690万円・2,500万円・3,900万円、専有面積の中央値75㎡、建築年の中央値1995年)。最寄駅別では生駒109件(1,900万円)、東生駒63件(2,100万円)、白庭台31件(3,100万円)、南生駒25件(980万円)、学研北生駒18件(3,250万円)、菜畑16件(1,200万円)、学研奈良登美ヶ丘14件(3,000万円)、一分14件(455万円)、萩の台10件(1,600万円)。けいはんな線の3駅は3,000万円台、南部の4駅は1,600万円以下と、駅によって大きく違います。土地の値段は、令和8年地価公示の住宅地29地点の平均が1㎡あたり97,513円、前年比+1.2%。29地点のうち20地点が上昇、5地点が横ばい、4地点が下落です。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
生駒市で中古戸建てを買ってカーポートや塀を直すとき、届出は要りますか?
地区計画の区域なら、要ります。生駒市の地区計画は全32地区(北大和・白庭台・鹿ノ台・生駒台・光陽台・西白庭台・南山手台・美鹿の台・上町台・翠光台・別院台など)。市公式は、届出が必要な行為として、建築物の新築・増改築、外構工事(門・塀・カーポートなど)、土地の切盛・区画割りの変更を挙げ、着手の30日前までに届け出ることとしています。窓口は都市づくり推進課 都市計画係(0743-74-1111 内線3311)です。さらに、生駒山風致地区(1,010ha)の区域では、建築・宅地の造成・木竹の伐採・建築物の色彩の変更などに許可が必要です。景観計画区域は市の全域で、こちらも着手の30日前までの届出。市の全域が盛土規制法の宅地造成等工事規制区域ですので、駐車場を掘り込む、擁壁をやり替えるといった工事は、許可が要るかどうかの確認が必要です。32地区それぞれの制限の中身、風致地区の基準の数値、景観の届出の対象規模は、本ページでは取得できていません(未取得)。買ったあとにやりたい工事があるなら、契約の前に、その工事がルールに合うかを市に確認することをおすすめします。家タダでも、契約前に区域の確認を無料で行います。
生駒市に市街化調整区域はありますか?
あります。市域の約6割が市街化調整区域です。市公式の「土地利用規制」のページによると、市街化区域が2,140ha、市街化調整区域が3,178ha(合計5,318ha)。調整区域は59.8%にあたります(当方算出)。市の全域が都市計画区域です。市は線引きの見直しについて「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」と明記しています。市街化調整区域では、建て替えに許可が必要だったり、住宅ローンの取扱いが金融機関によって分かれたりします。一方で、都市計画税(0.3%)はかかりません。北部の高山町には、もうひとつ確認していただきたい区域があります。学研高山地区第2工区(約288ha)は「高山土地区画整理促進区域」で、令和7年4月1日から、土地区画整理事業によらない土地の形質の変更と、建築物の新築・改築・増築に許可が必要です。調整区域で家を建てるときの個別の基準は、市公式から確認できませんでした(未取得)。開発行為の許可は奈良県知事で、申請は市の建築課 開発指導係(内線3480)を経由します。検討中の物件がどの区域かは、市の「生駒市地理情報」または重要事項説明書でご確認ください。
生駒市の「住まい選び相談」とは何ですか。家タダと一緒に使えますか?
市内の中古戸建ての見学に、建築士が同行してくれる市の制度です。市公式によると、対象は市内の中古戸建ての購入・賃借を検討している人(転入を希望する市外の人も利用できます)。費用は2,000円、年間8件まで(申込順)、見学希望日の7日前までにフォームで申し込みます。建築士の指名はできません(市のページの更新日は2026年4月1日)。利用の条件は市のページでご確認ください。家タダを通して買う場合も、見学の日程の調整をお手伝いします。家タダで仲介手数料が0円になっても、中古戸建てには建物の状態を確かめる費用がかかります。生駒市の中古戸建ての成約は155件、建築年の中央値は1993年、うち25件は1981年以前の建築ですから、相性の良い制度です。ただし枠は年8件で、7日前までの申込みが必要です。使えない場合に備えて、別に建物の調査を入れる費用も見込んでおいてください。市のページに書かれているのは見学への同行で、報告書が出るかどうかなど、詳しい内容は本ページでは確認していません。なお、住宅の取得そのものへの市の補助金や、仲介手数料が対象になる補助金は、市のページを確認した範囲では見当たりませんでした(「無い」と断定するものではありません)。
生駒市で家を買うとき、災害のリスクは何を確認すればよいですか?
地震、土砂災害、洪水、ため池、そして擁壁と盛土の5つを、物件の住所で確認してください。生駒市地域防災計画は、生駒断層帯の地震で一部の地域が震度7、全壊5,345棟・死者204人という被害を想定しています(矢田断層は全壊1,425棟、奈良盆地東縁断層帯は1,179棟、南海トラフ巨大地震は1,246棟)。土砂災害警戒区域等は、平成30年度までに市の全域で基礎調査が終わって指定されており、令和7年にも2月に20箇所、10月に41箇所が追加されました。地すべりは平成26年度に鹿畑町・門前町・軽井沢町の一部で指定されています。洪水の浸水想定は、従来からの竜田川・富雄川に加えて、令和5年5月30日に18河川(大和川水系14河川・淀川水系4河川)が追加されました。ため池ハザードマップの対象は54箇所。市の全域が盛土規制法の宅地造成等工事規制区域です。市は「土砂災害/洪水ハザードマップ(WEB版)」を公開しており、令和7年10月14日付の告示分まで反映されています。土砂災害警戒区域の総数、町ごとの浸水深、大規模盛土造成地の箇所数は、本ページでは取得できていません(未取得)ので、WEB版のハザードマップで必ずご確認ください。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。
生駒市では、どの駅のまわりで探すのがよいですか?
通勤先の路線と予算で決まりますので、本ページでは優劣をつけていません。成約データで見た違いをお伝えします。生駒駅(109件・中央値1,900万円)と東生駒駅(63件・2,100万円)は件数が多く、戸建もマンションも動いています。けいはんな線の白庭台(31件・3,100万円)、学研北生駒(18件・3,250万円)、学研奈良登美ヶ丘(14件・3,000万円)は、中央値がそろって3,000万円台。平成18年(2006年)に開業した路線の駅で、駅からの平均は14〜15分です。南部の菜畑(16件・1,200万円)、一分(14件・455万円)、南生駒(25件・980万円)、萩の台(10件・1,600万円)は、中央値が1,600万円以下です。住宅地の地価も、北大和147,000円/㎡(+4.3%)・白庭台140,000円/㎡(+3.7%)に対して、南部の7地点は30,200〜84,000円/㎡で、すべて10万円未満。予算を抑えたい方は南部、新しめの住宅地を望む方はけいはんな線、件数の多さで選ぶなら生駒・東生駒、というのが数字から見える姿です。路線は、生駒駅が近鉄奈良線・けいはんな線・生駒線、東生駒駅が奈良線、白庭台・学研北生駒・学研奈良登美ヶ丘がけいはんな線、菜畑・一分・南生駒・萩の台・東山が生駒線です(市公式と、近畿日本鉄道の駅別乗降人員の表による)。近鉄の公表する乗降人員(令和7年11月11日の1日の調査値。年間の平均ではありません)は、生駒43,016人、東生駒14,559人、学研奈良登美ヶ丘13,512人、白庭台8,991人、学研北生駒6,205人、南の5駅は2,236〜4,813人です。大阪方面への所要時間は、本ページでは確認できていません(未取得)。市のコミュニティバス「たけまる号」は7路線で、平日だけの運行です(萩の台線・鹿ノ台線・桜ケ丘線は週2〜3日)。
生駒市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?
固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。都市計画税は市街化区域内の土地・家屋にかかる税金で、市街化調整区域は対象外。市街化区域の物件は合計1.7%、市街化調整区域の物件は1.4%のみになります。賦課期日は毎年1月1日。令和8年度の納税通知書の発送日は4月8日で、納期限は第1期4月30日、第2期7月31日、第3期11月30日、第4期が令和9年2月1日です。新築住宅の減額は、固定資産税が2分の1・3年度間(3階建て以上の中高層の耐火住宅等は5年度間)・床面積120㎡まで。認定長期優良住宅は2分の1・5年度間(同7年度間)で、新築の減額と重ねては使えません。免税点、住宅用地の特例の率、耐震・バリアフリー・省エネ改修の減額の割合は、本ページでは確認できていません(未取得)。正確な税額は物件ごとの課税標準額によりますので、市の資産税の担当課(市役所代表 0743-74-1111)または納税通知書でご確認ください。
生駒市は学校を選べますか?
小学校は、条件に合えば隣の学校を選べます(小学校の隣接校選択制)。中学校は原則として通学区域の指定校です。市公式によると、選べるのは、指定校に隣接し、指定校より通学距離が短く、徒歩で通学できる小学校。令和9年度の新1年生は、当初申請が令和8年8月3日〜8月21日、その後は令和9年1月31日まで随時(施設の状況で受付を止めることがあります)。申請者全員が希望校に入学でき、抽選はありません。桜ヶ丘小学校は、在学生の新規の受付を停止しています(市のページの更新日は2026年8月26日)。この制度は中学校と連動しません。隣の小学校を選んでも、中学校は住所の通学区域で決まります。市立小学校は12校、市立中学校は8校。生駒北小中学校は平成29年開校の小中一貫校、生駒南第二小学校は令和5年から小規模特認校です。町ごとの指定校と、指定校変更・区域外就学の許可事由(引渡し前から新居の校区の学校に通えるか等)は、本ページでは取得できていません(未取得)。購入と入学の時期が重なる方は、番地まで含めた住所で、契約前に教育委員会へご確認ください。
学研高山地区第2工区の開発で、生駒市北部の住宅地はどう変わりますか?
「大きな住宅地ができる」という前提は、いまの計画には合いません。確認できている事実は次のとおりです。学研高山地区第2工区は約288ha。市公式によると、かつて2万3,000人規模の住宅開発が計画されていましたが、事業化に至りませんでした。平成28年3月に市がUR都市機構の所有地を取得、令和4年6月にマスタープランを策定、令和6年12月25日に南エリアの土地区画整理準備組合が設立されています。そして2025年10月の建設計画の改正で、高山地区のまちづくりの方向性は「住宅中心」から「産業中心」に変わりました。区域は令和7年4月1日から「高山土地区画整理促進区域」として、土地の形質の変更と建築物の新築・改築・増築に許可が必要です。住宅を買う立場からは、次の3点が実務上の確認事項です。(1)高山町の土地・古家は、促進区域の中かどうか。(2)学研北生駒駅・白庭台駅の周辺の幹線道路沿いの物件は、将来の交通量の変化を想定できているか。(3)「開発で便利になる」「値上がりする」という説明に、時期の根拠があるか。造成や企業の立地の時期は未取得です。令和8年地価公示では、けいはんな線の圏域の住宅地(あすか野北+4.4%・北大和+4.3%・白庭台+3.7%)と、工業地の標準地(北田原町+4.3%)が、住宅地の平均(+1.2%)を上回りました。
生駒市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。生駒市の成約は303件のうち283件が中古(戸建155件・マンション128件)です。中古戸建て・中古マンションは、対象になる物件とならない物件があります。新築戸建て(建売)は対象になりやすい種別ですが、生駒市の成約では19件だけで、対象外の物件もあります。中古マンションの下位25%は690万円、一分駅が最寄りの成約は中央値455万円で、価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。第三に、生駒市固有の事情を正直に書いておきます。生駒市は、買ったあとの工事に手続きと費用がかかりやすい市です。地区計画は32地区で、外構工事にも30日前の届出。生駒山風致地区は1,010haで、建築や色彩の変更に許可。市の全域が盛土規制法の宅地造成等工事規制区域で、古い擁壁は建て替えのときにやり直しの費用がかかることがあります。仲介手数料が0円になっても、擁壁・外構・耐震改修・リフォームの費用は別です。1981年以前の建築は、成約のなかに戸建25件・マンション24件。市の耐震改修工事補助は年約10棟で、令和8年度は募集を終了しています。生駒断層帯の地震の想定(全壊5,345棟)、令和7年にも追加された土砂災害警戒区域、18河川の洪水の想定と、確認すべき災害もあります。市街化区域の物件には都市計画税0.3%がかかり、丘陵の住宅地では車の維持費も暮らしのコストに入ってきます。また、住宅の取得そのものへの市の補助金は確認できませんでしたので、補助金で諸費用を埋める計画は立てにくい市です。家タダは区域区分・地区計画・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
生駒市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
生駒市は、住宅地ごとに建て方のルールがある市です。地区計画は32地区、生駒山風致地区は1,010ha、景観計画と盛土規制は市の全域。だからまず、その物件がどのルールの中にあるか、市街化区域か調整区域かを確かめる必要があります。次に、どの駅の圏域か。成約の中央値は、けいはんな線の3駅が3,000万円台、生駒・東生駒が1,900万〜2,100万円、南部の4駅が455万〜1,600万円。そして建築年と斜面。生駒市地域防災計画は生駒断層帯の地震で全壊5,345棟を想定し、土砂災害警戒区域は令和7年にも61箇所が追加されています。公的データに出ている生駒市の成約は303件、うち155件が中古戸建てで、中央値は2,400万円、建築年の中央値は1993年(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。中古戸建ての見学に建築士が同行する市の「住まい選び相談」(2,000円・年8件)もあります。建物の状態と、買ったあとにかかる費用まで含めた総額で判断することが大切です。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、対象になる物件は買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。2,400万円の物件なら85万8,000円、3,400万円なら118万8,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。
16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 生駒市公式サイト(トップ)(市役所所在地 〒630-0288 奈良県生駒市東新町8番38号/代表電話 0743-74-1111)
- 生駒市「人口・世帯数」(令和8年10月1日現在 115,384人(男54,680・女60,704)・52,339世帯)
- 生駒市「生駒市について」(面積53.15km²/東西約8.0km・南北約15.0km/生駒山地(生駒山642m)・矢田丘陵・西の京丘陵/近鉄奈良線・けいはんな線・生駒線/道路(第二阪奈有料道路・阪奈道路・国道163号・308号・168号)/平成2年に10万都市・平成22年末に12万人超)
- 生駒市「市の歴史」(明治22年 3村発足/大正10年 生駒町/昭和30年・32年の合併/昭和46年11月1日 市制施行(37,439人)/鉄道・道路・学校の開校・学研都市・再開発などの年表)
- 生駒市「土地利用規制」(市街化区域2,140ha・市街化調整区域3,178ha/用途地域10種類/高度地区7種類/防火・準防火地域/高度利用地区/生産緑地地区(更新日2024年4月1日))
- 生駒市「線引き見直し」(「住宅用地を目的とした市街化区域編入は、原則として行いません」)
- 生駒市「開発行為・宅地造成等」(全市域が都市計画区域/開発行為は奈良県知事の許可・市の建築課開発指導係を経由/全市域が宅地造成等工事規制区域/中高層建築物等の指導要綱)
- 生駒市「地区計画」(全32地区の名称/新築・増改築、外構工事、土地の切盛・区画割りの変更は着手30日前までに届出/都市づくり推進課 都市計画係)
- 生駒市「風致地区」(生駒山風致地区1,010ha/生駒市風致地区条例/許可が必要な行為/都市づくり推進課 内線3311(更新日2025年6月5日))
- 生駒市「種別及びゾーン」(風致地区の参考図)(参考図PDFへのリンクのみ。種別ごとの基準の数値は未取得)
- 生駒市「景観法に基づく届出」(全域が景観計画区域/自然景観区域・田園景観区域・市街地景観区域/景観形成地区3つ/着手30日前まで(更新日2026年4月1日))
- 生駒市「都市計画マスタープラン」(令和3年6月改定・目標年次 令和12年)
- 生駒市「圏域別都市づくり」(10の将来生活交通圏域の名称・町名・特徴と課題)
- 生駒市 都市計画マスタープラン「菜畑駅・一分駅圏域 土地利用の方針」(「南北方向の交通利便性は高い一方、東西方向の移動や交流が乏しい」)
- 生駒市「立地適正化計画」(ページの存在のみ確認(取得できず内容は未取得))
- 生駒市「関西文化学術研究都市」(北田原地区「区域については整備の条件が整った時点で定めます」)
- 生駒市「高山地区の概要」(奈良先端科学技術大学院大学を中心とした地区/2025年10月の建設計画改正で「住宅中心」から「産業中心」へ)
- 生駒市「学研高山地区第2工区」(約288ha/2万3,000人規模の住宅開発計画は事業化に至らず/平成28年3月 UR所有地を取得/令和4年6月 マスタープラン/令和6年12月25日 南エリア土地区画整理準備組合設立(最終更新 令和8年5月18日))
- 生駒市「高山土地区画整理促進区域の建築制限」(令和7年4月1日運用開始/土地の形質の変更、建築物の新築・改築・増築に許可/大都市法第7条第1項/学研推進課)
- 生駒市「けいはんな線」(平成18年開業/白庭台・学研北生駒・学研奈良登美ヶ丘の3駅)
- 近畿日本鉄道「駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線」(令和7年11月11日(火)調査の1日の乗降人員/奈良線:生駒43,016人・東生駒14,559人)
- 近畿日本鉄道「駅別乗降人員 生駒線 田原本線 信貴線 けいはんな線」(令和7年11月11日(火)調査の1日の乗降人員/生駒線:生駒・菜畑3,491人・一分4,813人・南生駒4,594人・萩の台2,236人・東山3,070人/けいはんな線:白庭台8,991人・学研北生駒6,205人・学研奈良登美ヶ丘13,512人)
- 生駒市「自転車等放置禁止区域」(生駒駅・東生駒駅・白庭台駅・学研北生駒駅)
- 生駒市「市営自転車駐車場」(生駒駅前ほか)
- 生駒市「市営自転車駐車場(無料)」(菜畑駅前(中菜畑1丁目54-2)/一分駅前(壱分町959)/南生駒駅前(小瀬町705-2)/萩の台駅前西(小瀬町184-2)・東(萩の台1丁目60-3))
- 生駒市「コミュニティバス(たけまる号)」(7路線/月〜金運行(萩の台線は火・水・金、鹿ノ台線は月・水・金、桜ケ丘線は月・木)/土日祝・年末年始は運休(更新日2026年9月3日))
- 生駒市「都市計画税」(税率0.3%/市街化区域内の土地・家屋に課税)
- 生駒市「納税義務者」(固定資産税)(固定資産税1.4%/賦課期日 毎年1月1日)
- 生駒市「令和8年度固定資産税・都市計画税納税通知書の発送について」(発送 令和8年4月8日/納期限 4月30日・7月31日・11月30日・令和9年2月1日)
- 生駒市「固定資産税(都市計画税)の減額・減免等について」(新築住宅 2分の1・3年度間(5年度間)・120㎡まで/認定長期優良住宅 5年度間(7年度間)/耐震・バリアフリー・省エネ改修(数値は未取得))
- 生駒市「固定資産税」(一覧)(「住宅建替え中の土地における住宅用地に対する課税標準の特例」ほかの記事一覧)
- 生駒市「通学区域」(市立小学校12校・市立中学校8校)
- 生駒市「小学校の隣接校選択制」(対象校の条件/小学校のみ・中学校と連動しない/令和9年度新1年生の申請期間/抽選なし/桜ヶ丘小学校は在学生の新規受付停止(更新日2026年8月26日))
- 生駒市「子ども医療費助成」(18歳到達後最初の3月31日まで・所得制限なし/未就学児は自己負担なし/小学生以上は通院月500円・入院月1,000円/現物給付(更新日2025年10月16日))
- 生駒市「第2子保育料の無償化」(令和6年4月から)
- 生駒市「令和8年度入所選考結果」(月ごとの選考結果はPDF/待機児童名簿は窓口閲覧のみ)
- 生駒市「学校給食センター」(学校給食センター方式。給食費は未取得)
- 生駒市「ハザードマップ」(土砂災害/洪水ハザードマップ(WEB版)・総合防災マップ2023保存版・ため池ハザードマップ(54箇所)/令和7年10月14日付告示分まで反映(2月28日付20箇所・10月14日付41箇所)(更新日2026年8月24日))
- 生駒市「浸水想定区域」(竜田川・富雄川/令和5年5月30日 大和川水系14河川・淀川水系4河川を追加)
- 生駒市「土砂災害警戒区域」(平成30年度までに全域で基礎調査完了/地すべりは平成26年度に鹿畑町・門前町・軽井沢町の一部で指定(更新日2021年2月24日))
- 生駒市「土砂災害特別警戒区域等の指定」(奈良県による平成30年12月7日付の追加指定)
- 生駒市「地域防災計画」
- 生駒市地域防災計画 本編(地震被害想定(生駒断層帯 全壊5,345棟・死者204人/矢田断層 1,425棟・29人/奈良盆地東縁断層帯 1,179棟・19人/南海トラフ巨大地震 1,246棟・21人))
- 生駒市「大規模盛土造成地の調査結果」(ページの存在のみ確認(取得できず内容は未取得))
- 生駒市「住宅・土地」(一覧)(住宅取得への補助金の記載は見当たらず)
- 生駒市「住まいをお探しの方へ」(住まい選び相談・オンライン移住相談ほか(更新日2025年12月2日))
- 生駒市「住まい選び相談」(市内の中古戸建ての購入・賃借の検討者/建築士が見学に同行/2,000円/年8件/7日前までに申込み(更新日2026年4月1日))
- 生駒市「令和7年度空き家調査結果」(空き家1,312件・空き家率2.6%/平成28年度1,444件・令和5年度1,306件/245件が解消・251件が新規)
- 生駒市「いこま空き家流通促進プラットホーム」(平成30年5月28日設立/7業種8団体・46事業者/住宅課)
- 生駒市「耐震改修工事補助」(工事費(税抜)の23%・上限50万円/令和8年度は約10棟の予算上限に達し募集終了/契約・着工前の申請)
- 生駒市「生駒市土地開発公社」(昭和48年11月17日設立/分譲地の記載なし(更新日2026年8月12日))
- 生駒市地理情報(都市計画情報・ハザードマップの検索)(地番・住所で検索)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ(成約価格情報・不動産取引価格情報)(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・生駒市303件(戸建175件・中古マンション128件))
- 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)(価格時点 令和8年1月1日/住宅地29地点・商業地5地点・工業地1地点)
- 国土交通省「令和8年地価公示 標準地の単位面積当たりの価格等」(奈良県)(各標準地の公示価格・価格時点 令和8年1月1日)
- 国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)
- 国土地理院 住所検索(アドレスサーチ)(奈良県生駒市東新町8番38号 経度135.700317・緯度34.691654(航空写真の範囲の算出に使用))
- 国土地理院 地名検索(学研奈良登美ヶ丘駅)(「学研奈良登美ケ丘駅」市区町村コード29209(生駒市))
- 国土地理院 地名検索(東山駅)(「東山駅」市区町村コード29209(生駒市))