
【京都市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て
京都府京都市 専門 エリアガイド
京都市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
2,600万円の物件なら 92万4,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている京都市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
京都市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。家タダは、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てることで、買主様の仲介手数料を0円にしています。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。国土交通省の成約価格情報で、京都市の直近4四半期の成約は3,906件(戸建2,095件・中古マンション1,811件。国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。新築戸建て411件は3,200万円〜5,200万円(下位25%〜上位10%・中央値3,700万円)で、この帯にかかる仲介手数料の上限額は112万2,000円〜178万2,000円。中古戸建て1,523件は1,200万円〜5,000万円(中央値2,400万円)で46万2,000円〜171万6,000円、中古マンション1,811件は1,500万円〜6,700万円(中央値2,600万円)で56万1,000円〜227万7,000円です。対象になる物件なら、この金額が0円になります。ただし京都市は、区によって相場も、売り買いされている物件の種類も大きく違います。気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、対象かどうかをその場で無料でお答えします。
- 京都市で実際に成約している価格帯は、新築戸建てが3,200万〜5,200万円、中古戸建てが1,200万〜5,000万円、中古マンションが1,500万〜6,700万円です(いずれも下位25%〜上位10%・直近4四半期・国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。この帯にかかる仲介手数料の上限額は、新築戸建てで112万2,000円〜178万2,000円、中古戸建てで46万2,000円〜171万6,000円、中古マンションで56万1,000円〜227万7,000円。中古マンションの中央値2,600万円なら92万4,000円、新築戸建ての中央値3,700万円なら128万7,000円です。価格が上がるほど上限額も上がります(上限額に頭打ちはありません)。
- なぜ0円にできるかというと、売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」だからです。値引き交渉でも、キャンペーンでもありません。新築戸建て(建売)は対象になりやすく、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。印紙代・登記費用・火災保険料・固定資産税と都市計画税の精算金などの実費は別にかかります(対象外になる場合は、このページ下部のFAQに正直に書いています)。
- ここがいちばん大事なところです。京都市には「京都市の相場」というひとつの数字がありません。令和8年地価公示で、京都市の住宅地は212地点の平均が1㎡あたり247,682円(前年比+3.6%)。ところが個々の標準地は、最高800,000円/㎡(上京区 室町通下立売上る)から最安28,800円/㎡(左京区 静市静原町)まであり、差は27.8倍。区の平均どうしでも、上京区458,923円/㎡と山科区149,350円/㎡で約3.1倍ひらいています。
- 区によって、売り買いされている物件の種類そのものが違います。成約に占める中古マンションの割合は、下京区87%・中京区75%・上京区64%。いっぽう北区は13%、西京区は21%で、成約のほとんどが戸建です。新築戸建ての成約411件のうち321件(約78%)は、伏見区89件・右京区77件・北区57件・西京区50件・山科区48件の5区に集まっています(東山区は2件、下京区は8件)。「京都市で新築戸建てを探す」と「京都市の都心で中古マンションを探す」は、見る区がほぼ重なりません。
- 同じ京都市で、同じ固定資産税率1.4%、同じ都市計画税0.3%、同じ学校の制度(学校選択制なし)、同じ子ども医療費の制度(中学3年生まで・所得制限なし)。区を移っても、これらは変わりません。区によって違うのは、土地の値段、流通している物件の種類、かかる規制、災害の種類、そして駅までの距離です。このページでは、その違いを11区を横に並べた数字で示します。
- 京都市は、家を建てられる場所が意外に限られた市です。市域82,783haのうち、都市計画区域は48,051ha(58.0%)。そのなかの市街化区域は14,980haで、市域全体の約18%(当方算出)にすぎません。都市計画区域の外にあたるのは左京区・右京区の一部、西京区は区の基本計画が「区域の約75%が市街化調整区域」と書いています。山あい・山ぎわ・田畑のそばの物件は、どの区域の土地かを最初に確かめる必要があります。
- 高さとデザインにルールがあります。京都市の高度地区は14,274ha(市街化区域の95.3%)にかかり、高さの上限は10・12・15・20・25・31mの6段階(平成19年9月1日の新景観政策で、45mの区分を廃止)。景観地区は3,431ha、風致地区は17,943ha、歴史的風土特別保存地区は2,861haです。いま建っている建物と同じ高さ・同じ外観で建て替えられるとは限りません(高度地区のかかっていない区域や、地区計画で別に高さを定めた地区もあり、住所ごとの確認が必要です)。
- 細い道と古い木造の家が多い市です。幅4m未満の道(細街路)は市内に約941km・約12,960本、うち行き止まりの袋路が約4,330本(平成23年調査)。京町家は令和6年度の調査で34,580軒残っており、解体に着手する1年前までの届出が求められます(指定されたものは義務、それ以外は努力義務)。成約データでも、中古戸建て1,523件のうち457件(約30%)が1981年以前の建築でした。古い戸建・古家つきの土地は、前面道路・再建築の条件・耐震を契約前に確認してください。
- 災害の種類も区で違います。京都府の土砂災害警戒区域等は7区に計2,545箇所で、右京区1,015箇所・左京区598箇所の2区で約63%(当方算出)。いっぽう上京区・中京区・下京区・南区は「指定予定の箇所なし」です。川沿い・低地の区では洪水・内水の確認が中心になります。平成25年台風18号の市の被害報告では、市全体の床上浸水625のうち伏見区域(伏見131・深草1・醍醐189)が半分以上を占めました。
- 令和7年国勢調査の速報(京都市の独自集計)で、京都市の人口は1,431,713人。令和2年から−32,010人(−2.2%)でした。世帯数は754,432世帯で+24,908世帯(+3.4%)。人口が増えたのは中京区(+0.8%)・下京区(+2.1%)・南区(+0.8%)の3区だけで、減り方がいちばん大きいのは山科区(−5.0%)と西京区(−4.5%)です。
- 固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%(市街化区域内の土地・家屋)。令和8年度の納期は4月30日・7月31日・12月28日・翌年3月1日の4期です。京都市には、住んでいない住宅にかかる「非居住住宅利活用促進税」が令和12年度から課税開始予定です(自分が住む家は対象外)。子育て世帯向けの京都安心すまい応援金(最大200万円)は「中古住宅+市内業者のリフォーム」が条件で、新築は対象外です。
01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します
京都市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。
疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?
結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。
不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。
| 売買価格 | 法律が定める報酬の上限(税抜) | 法律が定める下限 |
|---|---|---|
| 400万円超の部分 | 代金額 × 3% | 定めなし |
| 200万円超400万円以下の部分 | 代金額 × 4% | |
| 200万円以下の部分 | 代金額 × 5% |
※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。
つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。
疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?
不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。
※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。
家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。
だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。
疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?
ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。
国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。
下表は、京都市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。
| 費用 | 支払先 | 目安 | 家タダの取り分 |
|---|---|---|---|
| 仲介手数料 | 不動産会社 | 通常は(価格×3%+6万円)×1.1 | 0円 |
| 印紙税 | 国(契約書に貼付) | 1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時) | 0円 |
| 登録免許税 | 国(法務局) | 所有権移転・抵当権設定にかかる | 0円 |
| 司法書士報酬 | 司法書士 | 5万〜10万円程度 | 0円 |
| 固定資産税・都市計画税の精算金 | 売主様 | 引渡日で日割り | 0円 |
| 住宅ローン事務手数料・保証料 | 金融機関 | 借入額により変動 | 0円 |
| 火災保険・地震保険料 | 保険会社 | 建物・期間により変動 | 0円 |
| 不動産取得税 | 京都府(都道府県税) | 取得後に納税通知。軽減措置あり | 0円 |
仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。
※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。
疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?
業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。
- 現地内覧への同行(京都市内の物件)
- 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
- 法務局調査(登記・権利関係・越境)
- 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
- 宅地建物取引士による重要事項説明
- 契約書・重要事項説明書の作成
- 引渡し・決済の立会い
むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。
02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか
「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。
| 段階 | 内容 | この時点で支払うもの |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLを送っていただく | なし |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答 | なし |
| 3. 内覧 | 担当者が現地まで同行(京都市内) | なし |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認 | なし |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に売主様と交渉 | なし |
| 6. 購入申込 | 買付証明書の提出 | なし(申込金は原則不要) |
| 7. 売買契約 | 重要事項説明・契約書への署名押印 | 手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税 |
| 8. 住宅ローン本申込 | 金融機関の審査 | なし(事務手数料は実行時) |
| 9. 決済・引渡し | 残代金の支払いと所有権移転登記 | 残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金 |
| ― | 家タダへの仲介手数料 | 0円(全段階を通じて) |
1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。
※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。
03京都市で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
京都市の価格帯で、いくら得になるか
京都市の住宅地は1㎡あたり平均247,682円(212地点の単純平均)。市内の標準地は最高800,000円/㎡(上京区 室町通下立売上る勘解由小路町156番)から最低28,800円/㎡(左京区 静市静原町291番外)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が27.8倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 1,500万円 | 56万1,000円 | 0円 | ▲56万1,000円 |
| 2,600万円 | 92万4,000円 | 0円 | ▲92万4,000円 |
| 3,700万円 | 128万7,000円 | 0円 | ▲128万7,000円 |
| 5,200万円 | 178万2,000円 | 0円 | ▲178万2,000円 |
| 6,700万円 | 227万7,000円 | 0円 | ▲227万7,000円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。
京都市の成約価格帯だと、いくら変わるか
京都市の直近4四半期の成約は3,906件。戸建2,095件の成約中央値は2,900万円(土地面積の中央値80㎡)、中古マンション1,811件は2,600万円(専有面積の中央値65㎡・建築年の中央値1996年)です。2,900万円なら仲介手数料の上限額は102万3,000円、2,600万円なら92万4,000円。対象になる物件なら、これがまるごと0円になります。
戸建を建築年で分けると、中身がはっきり分かれます。新築戸建て(2025年以降の建築)は411件・中央値3,700万円(128万7,000円)で、下位25%が3,200万円(112万2,000円)、上位25%が4,400万円(151万8,000円)、上位10%が5,200万円(178万2,000円)。延床面積の中央値は90㎡です。中古戸建て(2024年以前の建築)は1,523件・中央値2,400万円(85万8,000円)で、下位25%が1,200万円(46万2,000円)、上位25%が3,600万円(125万4,000円)、上位10%が5,000万円(171万6,000円)。延床面積の中央値は同じく90㎡、建築年の中央値は1995年で、1,523件のうち457件(約30%)が1981年以前の建築です。(戸建2,095件のうち161件は、建築年が公表データにありません。)
中古マンションは幅がとても広くなります。下位25%が1,500万円(56万1,000円)、上位25%が4,500万円(155万1,000円)、上位10%が6,700万円(227万7,000円)。建築年が分かる1,809件のうち378件(約21%)が1981年以前の建築です。区別の中央値は、中京区5,100万円(338件)から西京区1,650万円(56件)まであり、5,100万円なら上限額は174万9,000円、1,650万円なら61万500円。同じ京都市の中古マンションでも、区が変わると0円にできる金額が3倍近くちがいます。
最寄駅別では、件数が多い順に北大路163件・中央値2,900万円(102万3,000円)、桂140件・3,400万円(118万8,000円)、東野130件・1,550万円(57万7,500円)、西大路113件・3,300万円(115万5,000円)、西京極107件・2,500万円(89万1,000円)、椥辻105件・1,900万円(69万3,000円)。中央値が高い駅では烏丸御池87件・5,900万円(201万3,000円)があります。
仲介手数料の上限額には頭打ちがありません。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1で、価格が上がればそのまま上がります(400万円以下は別区分)。価格の高い物件ほど、0円になるかどうかで動く金額が大きくなり、同時に「0円の対象になるかどうか」を先に確かめる意味も大きくなります。
※戸建の「土地面積の中央値80㎡」は国土交通省の成約価格情報の「面積」欄(戸建は土地面積)の中央値、「延床面積の中央値90㎡」は同じデータの延床面積の中央値、マンションの65㎡は専有面積の中央値です。新築戸建て・中古戸建ての区分は建築年(2025年以降/2024年以前)で当方が分けたものです。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。)
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
NEW京都市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う
新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は411件。成約価格の中央値は3,700万円、真ん中の半数は3,200万円〜4,400万円に収まっています。延床面積の中央値は90㎡。
| 区 | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 伏見区 | 89件 | 3,300万円 |
| 右京区 | 77件 | 3,800万円 |
| 北区 | 57件 | 4,200万円 |
| 西京区 | 50件 | 4,500万円 |
| 山科区 | 48件 | 3,250万円 |
| 南区 | 27件 | 3,600万円 |
| 中京区 | 23件 | 4,600万円 |
| 左京区 | 20件 | 4,550万円 |
| 上京区 | 10件 | 5,750万円 |
| 下京区 | 8件 | 3,900万円 |
最寄駅で多いのは北大路駅(26件)、西大路駅(16件)、西京極駅(16件)。
中央値の3,700万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は128万7,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。
京都市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。
USED京都市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う
中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は1523件。成約価格の中央値は2,400万円、真ん中の半数は1,200万円〜3,600万円に収まっています。延床面積の中央値は90㎡。建築年の中央値は1995年です。
| 区 | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 伏見区 | 369件 | 1,800万円 |
| 山科区 | 208件 | 1,300万円 |
| 右京区 | 204件 | 2,050万円 |
| 北区 | 176件 | 2,800万円 |
| 左京区 | 170件 | 3,500万円 |
| 西京区 | 165件 | 3,100万円 |
| 南区 | 74件 | 2,850万円 |
| 中京区 | 64件 | 2,950万円 |
| 上京区 | 44件 | 3,350万円 |
| 東山区 | 31件 | 2,900万円 |
| 下京区 | 18件 | 4,500万円 |
最寄駅で多いのは北大路駅(100件)、桂駅(86件)、東野(京都)駅(57件)。
中央値の2,400万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は85万8,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
建築年が分かる1523件のうち、1981年以前に建てられたものは457件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。
京都市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。
MANSION京都市の中古マンションを仲介手数料無料で買う
中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市の中古マンションは1811件。成約価格の中央値は2,600万円、真ん中の半数は1,500万円〜4,500万円に収まっています。専有面積の中央値は65㎡。建築年の中央値は1996年です。
| 区 | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 中京区 | 338件 | 5,100万円 |
| 伏見区 | 299件 | 1,900万円 |
| 下京区 | 238件 | 3,450万円 |
| 右京区 | 231件 | 2,300万円 |
| 山科区 | 159件 | 1,700万円 |
| 上京区 | 144件 | 2,850万円 |
| 南区 | 134件 | 1,800万円 |
| 左京区 | 127件 | 3,500万円 |
| 西京区 | 56件 | 1,650万円 |
| 東山区 | 47件 | 3,000万円 |
| 北区 | 38件 | 1,900万円 |
最寄駅で多いのは烏丸御池駅(86件)、今出川駅(75件)、西京極駅(67件)。
中央値の2,600万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は92万4,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 京都市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。
04数字で見る京都市 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて京都市・京都府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 143万人。5年で3万2千人減り、世帯は2万5千増えた
令和7年国勢調査の速報(京都市の独自集計・令和7年10月1日現在)で、京都市の人口は1,431,713人、世帯数は754,432世帯です。令和2年国勢調査の1,463,723人・729,524世帯と比べると、人口は−32,010人(−2.2%)、世帯は+24,908世帯(+3.4%)。1世帯あたりの人数は約1.90人(当方算出)で、2人を下回っています。なお、この数字は京都市が公表した速報で、市は「総務省統計局が後日公表する速報値とは異なる場合があります」と注記しています。確報は本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。
人が減って、世帯が増えている。1〜2人の世帯が増えているということで、必要とされる住戸の数と広さは、人口の動きとは別の動き方をします。成約した中古マンション1,811件の専有面積の中央値は65㎡でした。
区ごとに見ると、動きはそろっていません。人口が増えたのは下京区(+2.1%)・中京区(+0.8%)・南区(+0.8%)の3区だけで、残りの8区は減っています。減り方が大きいのは山科区(−5.0%)・西京区(−4.5%)・東山区(−3.8%)。世帯数は10区で増え、減ったのは東山区(−0.4%)だけです。世帯の伸びがいちばん大きいのは南区(+8.4%)、次いで下京区(+6.7%)・中京区(+6.3%)・上京区(+5.0%)でした。
地価の動きと並べてみます。令和8年地価公示で、住宅地の前年比が高いのは東山区(+7.1%)・南区(+6.4%)・下京区(+6.2%)・上京区(+5.4%)・中京区(+4.8%)。人口が増えた3区(下京・中京・南)は、いずれも前年比の上位5区に入っています。いっぽう東山区は、人口が−3.8%・世帯も減っているのに、住宅地の前年比は11区でいちばん高い+7.1%でした。人口の増減と地価の上がり方は、同じ向きの区もあれば、そうでない区もあります。京都市がこの2つを因果として説明しているわけではなく、本ページも並べて示すところまでにとどめます。
面積の偏りも押さえておいてください。京都市の面積は827.83km²。そのうち右京区が292.07km²、左京区が246.77km²で、この2区だけで市域の約65%(当方算出)を占めます。北区(94.88km²)を足すと約77%。いっぽう上京区(7.03km²)・中京区(7.41km²)・東山区(7.48km²)・下京区(6.78km²)の4区は、合わせて28.70km²で市域の約3.5%。この4区に、市の人口の約22%(314,203人)が住んでいます(いずれも当方算出)。京都市の人口密度(約1,729人/km²)は、広い山林を含めて割った数字で、まちなかの実感とは別物です。左京区役所は「区の面積の約80%」が山林と説明し、右京区は京北地域だけで217.68km²あります。
人口が最も多いのは伏見区(270,182人・市の18.9%)、最も少ないのは東山区(35,193人・2.5%)で、約7.7倍の開きがあります(当方算出)。(区ごとの人口・世帯数・面積は、すぐ下の表の後半に並べています。)
同じ区のなかでも動きは一様ではありません。市の速報は支所の区域ごとの数字も出しており、伏見区は本所の区域が−2.6%、深草支所の区域が+1.0%、醍醐支所の区域が−7.9%、西京区は本所の区域が−2.9%、洛西支所の区域が−7.6%でした。区を決めたあとも、区のなかのどこかで事情が変わる、ということです。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 令和7年国勢調査(速報) | 1,431,713人・754,432世帯 | 令和7年10月1日現在・京都市の独自集計。確報ではない |
| 令和2年国勢調査 | 1,463,723人・729,524世帯 | 令和2年10月1日現在 |
| 2020→2025の増減 | 人口−32,010人(−2.2%)/世帯+24,908世帯(+3.4%) | 京都市の報道発表資料の値 |
| 1世帯当たり人員 | 約1.90人 | 1,431,713÷754,432で当方が算出 |
| 人口が増えた区 | 下京区+2.1%/中京区+0.8%/南区+0.8% | この3区のみ。ほかの8区は減少 |
| 人口の減り方が大きい区 | 山科区−5.0%/西京区−4.5%/東山区−3.8% | 同上 |
| 世帯数が減った区 | 東山区(−0.4%)のみ | 同上。世帯の伸びが最大なのは南区(+8.4%) |
| 65歳以上の人口 | 408,005人(高齢化率28.5%) | 令和7年10月1日現在・京都市統計ポータル「推計人口」のページ |
| 市の面積 | 827.83km² | 京都市情報館「京都市の地理」 |
| 人口密度 | 約1,729人/km² | 1,431,713人÷827.83km²で当方が算出。山林を含む数字 |
| 面積の大きい区 | 右京区292.07km²/左京区246.77km²/北区94.88km² | 同上。右京区・左京区の2区で市域の約65%(当方算出) |
| 面積の小さい区 | 下京区6.78km²/上京区7.03km²/中京区7.41km²/東山区7.48km² | 同上。4区合計28.70km²=市域の約3.5%(当方算出) |
| 市域の四端 | 東:伏見区醍醐三ノ切/西:右京区京北下宇津町/南:伏見区淀生津町/北:左京区久多上の町 | 京都市情報館「京都市の地理」 |
| 行政区 | 11区(北・上京・左京・中京・東山・山科・下京・南・右京・西京・伏見) | 並びは市の資料の順 |
| 市制施行 | 明治22年(1889年)4月1日(上京区・下京区の2区) | 京都市「京都市のあゆみ」/京都市統計書 |
| 政令指定都市 | 昭和31年(1956年)9月1日に移行 | 総務省「指定都市一覧」 |
| いまの11区になった日 | 昭和51年(1976年)10月1日(山科区・西京区を新設) | 京都市統計書「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」 |
| 区別:北区 | 114,349人(−2.4%)/58,602世帯(+2.5%) | 面積94.88km²。以下、人口・世帯は令和7年国勢調査の速報、かっこ内は令和2年からの増減率 |
| 上京区 | 83,091人(−0.9%)/50,397世帯(+5.0%) | 面積7.03km² |
| 左京区 | 162,387人(−2.2%)/88,547世帯(+3.3%) | 面積246.77km² |
| 中京区 | 111,400人(+0.8%)/64,458世帯(+6.3%) | 面積7.41km² |
| 東山区 | 35,193人(−3.8%)/20,473世帯(−0.4%) | 面積7.48km²。人口は11区で最少 |
| 山科区 | 128,356人(−5.0%)/65,139世帯(+1.1%) | 面積28.70km² |
| 下京区 | 84,519人(+2.1%)/51,527世帯(+6.7%) | 面積6.78km²(11区で最小) |
| 南区 | 102,742人(+0.8%)/54,750世帯(+8.4%) | 面積15.78km² |
| 右京区 | 196,376人(−2.8%)/99,125世帯(+1.3%) | 面積292.07km²(11区で最大) |
| 西京区 | 143,118人(−4.5%)/65,423世帯(+0.5%) | 面積59.24km² |
| 伏見区 | 270,182人(−2.8%)/135,991世帯(+3.6%) | 面積61.68km²。人口は11区で最多(市の18.9%・当方算出) |
| 11区の面積の合計 | 827.82km² | 市計827.83km²と0.01の差がある(京都市情報館「京都市の地理」の値をそのまま合算) |
| 市役所の所在地 | 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地 | 京都市情報館 |
市街化区域と市街化調整区域
京都市で家を探すとき、最初に頭に入れておきたい数字がこれです。京都市の土地は、(1)都市計画区域の外、(2)都市計画区域のなかの市街化調整区域、(3)都市計画区域のなかの市街化区域、の3つに分かれます。京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)によると、市域82,783haのうち都市計画区域は48,051ha(市域の58.0%)。そのうち市街化区域が14,980ha(31.2%)、市街化調整区域が33,071ha(68.8%)です(京都市統計書の「都市計画区域面積」の表も、令和7年6月の値として同じ数字を載せています)。
市域全体で見ると、市街化区域は約18%、市街化調整区域は約40%、都市計画区域の外が約42%(当方算出。都市計画区域の外34,732haは、市域から都市計画区域を引いた数字で、総括表に記載はありません)。人口143万人の市で、ふつうに家を建てられる市街化区域は、市域の2割に届きません。
都市計画区域の外があるのは、左京区と右京区です。京都市は都市計画区域を「京都市域のうち、左京区及び右京区の一部を除いた区域」と説明しており、市の冊子「京都市の都市計画」は、区域の外にあたる地域として「左京区花背峠以北及び右京区嵯峨樒原,嵯峨越畑,京北地域」を挙げています。ほかの9区は、全域が都市計画区域のなかにあります。
ここは正直に書きます。区ごとの市街化区域・市街化調整区域の面積は、京都市が公表していません。京都市統計書の表は市全体の値だけで、行政区別の内訳が載っておらず、都市計画の冊子にも行政区別の表がありません。区ごとに公式資料で確認できたのは、次の範囲までです。西京区は、第3期西京区基本計画(概要版)が「区域の約75%が開発行為が厳しく制限されている市街化調整区域」と明記しています。左京区は、市が大原戸寺町・大原小出石町の地区計画の行政区を「左京区(市街化調整区域)」と表記しています。上京区・中京区・下京区のような都心の区についても、「全域が市街化区域」と書いた公式資料は確認できていませんので、本ページではそう書いていません。個別の土地がどの区域にあたるかは、京都市の「京都市地図情報提供サービス」で住所から確認できます。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 14,980 ha | 31.2% |
| 市街化調整区域 | 33,071 ha | 68.8% |
| 合計(都市計画区域) | 48,051 ha | 100.0% |
市街化区域14,980haの用途地域の内訳です。いちばん広いのは第一種低層住居専用地域の3,534ha(23.6%)。住居系の7種類を合わせると9,645haで約64%、商業系(近隣商業・商業)が2,119haで約14%、工業系(準工業・工業・工業専用)が3,215haで約21%です(合計と割合は当方算出)。区ごとの用途地域の面積は公表されていませんので、どの区にどの用途地域が多いかは、この表からは分かりません。
| 用途地域 | 面積 | 市街化区域に占める割合 |
|---|---|---|
| 第一種低層住居専用地域 | 3,534 ha | 23.6% |
| 第二種低層住居専用地域 | 21 ha | 0.1% |
| 第一種中高層住居専用地域 | 2,143 ha | 14.3% |
| 第二種中高層住居専用地域 | 855 ha | 5.7% |
| 第一種住居地域 | 1,810 ha | 12.0% |
| 第二種住居地域 | 1,197 ha | 8.0% |
| 準住居地域 | 85 ha | 0.6% |
| 近隣商業地域 | 1,019 ha | 6.8% |
| 商業地域 | 1,100 ha | 7.3% |
| 準工業地域 | 1,855 ha | 12.4% |
| 工業地域 | 1,292 ha | 8.7% |
| 工業専用地域 | 68 ha | 0.5% |
※京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)。割合は総括表の値(用途地域の面積比)。12種類の面積を足すと14,979haで、端数の関係で合計の14,980haと1ha合いません。
地価公示 ― 212地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、京都市の住宅地の標準地は212地点。 単純平均は1㎡あたり247,682円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+3.6%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 京都上京-3 | 上京区 室町通下立売上る勘解由小路町156番 | 800,000 | +6.7% |
| 京都上京-13 | 上京区 小川通一条下る小川町206番1 | 773,000 | +5.7% |
| 京都上京-5 | 上京区 新烏丸通下切通シ上る新烏丸頭町191番3 | 657,000 | +6.0% |
| 京都東山-4 | 東山区 高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5 | 597,000 | +13.7% |
| 京都左京-3 | 左京区 岡崎円勝寺町91番48 | 584,000 | +9.8% |
| … | (中略・全212地点) | ||
| 京都左京-21 | 左京区 静市静原町291番外 | 28,800 | −3.0% |
| 京都左京-17 | 左京区 大原野村町130番1 | 32,100 | −0.6% |
| 京都右京-19 | 右京区 梅ケ畑檜社町15番1 | 44,400 | −1.6% |
| 京都山科-18 | 山科区 大宅岩屋殿3番36外 | 48,800 | +0.0% |
| 京都右京-9 | 右京区 北嵯峨山王町49番2 | 50,300 | −2.3% |
※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ京都市内で、住宅地の地価は27.8倍ちがいます
最も高いのは上京区 室町通下立売上る勘解由小路町156番の1㎡あたり800,000円(+6.7%)。最も安いのは左京区 静市静原町291番外の28,800円(−3.0%)。その差は27.8倍です。「京都市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
京都市は京都府内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある京都府内の19市町(京都市を1つの市として数えています)のうち、 京都市の住宅地の平均価格は1位。 町を除いた「市」だけで見ると、15市のなかで第1位です。
| 区分 | 京都市の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(府内・京都市を1市として) | 1位 | 19市町 |
| 住宅地の平均価格(市のみ) | 1位 | 15市 |
| 前年比の変動率(府内・京都市を1市として) | 1位 | 19市町 |
| 前年比の変動率(市のみ) | 1位 | 15市 |
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
京都市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地212地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で27.8倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
05京都市の特徴 ―「京都市の相場」という数字はない。区の平均で約3.1倍、売り買いされている物件の種類も区で違う
京都市の数字を区ごとに並べると、「ひとつの市」として語れないことがはっきりします。 令和8年地価公示で、京都市の住宅地212地点の単純平均は1㎡あたり247,682円、前年比+3.6%。 ところが個々の標準地は、最高が上京区 室町通下立売上るの800,000円/㎡、最安が左京区 静市静原町の28,800円/㎡で、その差は27.8倍。 区の平均どうしでも上京区458,923円/㎡ ⇔ 山科区149,350円/㎡で約3.1倍ひらいています (平均・倍率は、国土交通省の公示価格をもとに当方が全地点を集計して算出した自算値)。 同じ市、同じ固定資産税率1.4%、同じ都市計画税0.3%、同じ学校の制度、同じ子ども医療費の制度。それでも約3.1倍です。 この章では、11区を横に並べた数字を、順に見ていきます。
まず、11区の地価を全部並べる
このページでいちばん見ていただきたい表のひとつです。 住宅地の公示価格の平均、標準地の数、前年比、区のなかの最安と最高。住宅地の平均が高い順に並べています。
| 区 | 住宅地の平均 | 地点数 | 前年比 | 区内の最安〜最高(開き) | 11区での順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上京区 | 458,923円/㎡ | 13 | +5.4% | 266,000〜800,000円(3.0倍) | 1位 |
| 中京区 | 387,200円/㎡ | 5 | +4.8% | 353,000〜457,000円(1.3倍) | 2位 |
| 東山区 | 341,428円/㎡ | 7 | +7.1% | 169,000〜597,000円(3.5倍) | 3位 |
| 下京区 | 315,500円/㎡ | 6 | +6.2% | 286,000〜360,000円(1.3倍) | 4位 |
| 北区 | 312,541円/㎡ | 24 | +3.6% | 124,000〜509,000円(4.1倍) | 5位 |
| 左京区 | 284,135円/㎡ | 37 | +2.9% | 28,800〜584,000円(20.3倍) | 6位 |
| 南区 | 228,090円/㎡ | 11 | +6.4% | 141,000〜410,000円(2.9倍) | 7位 |
| 西京区 | 227,847円/㎡ | 23 | +2.9% | 84,500〜424,000円(5.0倍) | 8位 |
| 右京区 | 195,112円/㎡ | 24 | +2.2% | 44,400〜287,000円(6.5倍) | 9位 |
| 伏見区 | 166,508円/㎡ | 36 | +2.9% | 95,300〜329,000円(3.5倍) | 10位 |
| 山科区 | 149,350円/㎡ | 26 | +3.1% | 48,800〜308,000円(6.3倍) | 11位 |
| 京都市 計 | 247,682円/㎡ | 212 | +3.6% | 28,800〜800,000円(27.8倍) | — |
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格(価格時点:令和8年1月1日)をもとに、当方が全地点を集計して算出した自算値です。 前年比は、前年の同じ標準地と比べられる地点の変動率の平均。「開き」は各区の最高地点÷最安地点。 国土交通省が区ごとの平均や順位として公表しているものではありません。
この表から読み取れることを6つ挙げます。
- 上位4区は、上京・中京・東山・下京。面積の小さい都心の4区です。 この4区は合わせて28.70km²(市域の約3.5%)で、住宅地の標準地は合わせて31地点しかありません(13+5+7+6)。 このうち中京区・下京区・東山区は、住宅地より商業地の標準地のほうが多い区です(商業地22・21・12地点)。
- 30万円/㎡を超えるのは5区(上京・中京・東山・下京・北)、20万円/㎡を下回るのは3区(右京・伏見・山科)。 残る3区(左京・南・西京)が20万円台です。
- 前年比がいちばん高いのは東山区の+7.1%、次いで南区+6.4%・下京区+6.2%・上京区+5.4%・中京区+4.8%。 いちばん低いのは右京区の+2.2%で、左京区・西京区・伏見区が+2.9%、山科区が+3.1%です。 市全体が+3.6%でそろって上がっているのではなく、都心と南区が強く、周辺の区はゆるやかという形です。
- 区のなかの開きがいちばん大きいのは左京区の20.3倍(584,000円/㎡ ⇔ 28,800円/㎡)。 次いで右京区6.5倍・山科区6.3倍・西京区5.0倍・北区4.1倍。山を抱える区ほど、区のなかの開きが大きくなっています。 中京区・下京区の1.3倍は、標準地が少なく、場所もまとまっているための数字で、「区内どこでも同じ値段」という意味ではありません。
- 212地点のうち、上昇は194地点、横ばいが3地点、下落が8地点。前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)が7地点あります。 下落した8地点は、右京区5・左京区2・山科区1。横ばいの3地点も右京区・左京区・山科区に1つずつです。 上京区・中京区・東山区・下京区・南区は、すべての地点が上昇しました。
- 住宅地の標準地がいちばん多いのは左京区の37地点、次いで伏見区36地点・山科区26地点。 少ないのは中京区5地点・下京区6地点・東山区7地点です。
京都市は京都府内で何番目か ― 母数の取り方に注意してください
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある京都府内の自治体を並べると、 京都市の住宅地平均247,682円/㎡は、19市町のうち1位、市だけの15市でも1位です。前年比の変動率(+3.6%)も1位でした。
ここで、母数の取り方についてはっきり書いておきます。 上の順位は京都市を1つの市として数え直したものです(19市町/市のみ15市)。 いっぽう各区のページで使っている順位は、京都市の11区をそれぞれ独立した1件として数えたものです(29市区町村/区のみ11区)。 母数が違うので、このページの順位と区のページの順位を直接くらべることはできません。
区のページの数え方(29市区町村)で見ると、1位から8位までがすべて京都市の区です (上京区1位・中京区2位・東山区3位・下京区4位・北区5位・左京区6位・南区7位・西京区8位)。 そして右京区が11位、伏見区が12位、山科区が14位。この3区のあいだには、京都市以外の市町が入ってきます。 「京都市は府内1位」という平均値は、府内1〜8位の8区と、11〜14位の3区をひとまとめにして割った数字だということです。 京都市の周辺の市と比べて物件を探している方は、「京都市か、それ以外か」ではなく、区の単位で比べるほうが実態に合います。
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。住宅地の標準地が3地点以上ある自治体のみを母数としています。
令和8年地価公示 ― 上位10地点と下位10地点
212地点の全部は「数字で見る」の章の地価マップに並べています。ここでは上と下の10地点ずつを所在地番つきで見てください。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 京都上京-3 | 上京区 室町通下立売上る勘解由小路町156番 | 800,000 | +6.7% | 213㎡ |
| 京都上京-13 | 上京区 小川通一条下る小川町206番1 | 773,000 | +5.7% | 850㎡ |
| 京都上京-5 | 上京区 新烏丸通下切通シ上る新烏丸頭町191番3 | 657,000 | +6.0% | 180㎡ |
| 京都東山-4 | 東山区 高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5 | 597,000 | +13.7% | 213㎡ |
| 京都左京-3 | 左京区 岡崎円勝寺町91番48 | 584,000 | +9.8% | 389㎡ |
| 京都上京-4 | 上京区 上長者町通西洞院西入有春町175番2 | 554,000 | +6.5% | 271㎡ |
| 京都上京-7 | 上京区 西三本木通丸太町上る真町471番1外 | 535,000 | +5.9% | 156㎡ |
| 京都東山-1 | 東山区 粟田口三条坊町2番5外 | 534,000 | +11.5% | 337㎡ |
| 京都左京-30 | 左京区 下鴨萩ケ垣内町6番外 | 515,000 | +2.6% | 404㎡ |
| 京都北-19 | 北区 小山下花ノ木町23番 | 509,000 | +4.9% | 176㎡ |
上位10地点は、上京区5・東山区2・左京区2・北区1。 1㎡あたり50万円を超えるのは、この10地点だけです。 上位には「◯◯通◯◯上る」のように、通りの名前で場所を示す住所が並びます。 前年比は東山区の2地点(+13.7%・+11.5%)と左京区の岡崎円勝寺町(+9.8%)が目立って高くなっています。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 京都山科-20 | 山科区 小山谷田町15番14 | 81,000 | +1.2% | 111㎡ |
| 京都左京-22 | 左京区 静市市原町144番20 | 76,700 | +0.9% | 150㎡ |
| 京都山科-23 | 山科区 大塚高岩6番66 | 62,000 | +0.6% | 461㎡ |
| 京都山科-11 | 山科区 四ノ宮小金塚8番403 | 52,500 | −0.9% | 112㎡ |
| 京都左京-14 | 左京区 八瀬秋元町135番28 | 50,400 | +0.0% | 177㎡ |
| 京都右京-9 | 右京区 北嵯峨山王町49番2 | 50,300 | −2.3% | 347㎡ |
| 京都山科-18 | 山科区 大宅岩屋殿3番36外 | 48,800 | +0.0% | 367㎡ |
| 京都右京-19 | 右京区 梅ケ畑檜社町15番1 | 44,400 | −1.6% | 433㎡ |
| 京都左京-17 | 左京区 大原野村町130番1 | 32,100 | −0.6% | 297㎡ |
| 京都左京-21 | 左京区 静市静原町291番外 | 28,800 | −3.0% | 353㎡ |
下位10地点は、左京区4・山科区4・右京区2。 左京区は、上位10地点にも下位10地点にも入っています。同じ区の中に、1㎡あたり58万円の土地と3万円の土地がある、ということです。 下落・横ばいの地点が、この10地点のうち7地点を占めます。
地積も見てください。上位10地点のうち8地点は地積400㎡未満、下位10地点も8地点が400㎡未満で、極端に広い土地が安い、という関係ではありません。 212地点の地積の中央値は146㎡(当方算出)です。 下位の地点がどの区域区分(市街化区域か市街化調整区域か)にあたるかは、本ページでは確認していません。 価格の差の理由を、区域区分や特定の事情だと断定するものではありません。 周辺より明らかに安い土地を見つけたときは、価格の前に「どの区域の土地か」「前面道路はどうか」「災害の区域にかかっていないか」を確かめてください。
出典:国土交通省 令和8年地価公示(公示価格)。前年比は前年の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値で、 前年と比べられない地点は「—」としています。標準地番号は国土交通省の地域名(京都北・京都上京・京都左京・京都中京・京都東山・ 京都下京・京都南・京都右京・京都伏見・京都山科・京都西京)に対応します。
成約3,906件 ― 区によって「売り買いされている物件」が違う
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市の成約は3,906件。 内訳は戸建2,095件(54%)・中古マンション1,811件(46%)で、市全体ではほぼ半々です。 ところが区ごとに見ると、半々に近いのは東山区(50%)と南区(56%)くらいです。
| 区 | 成約件数 | 新築戸建て(件数・中央値) | 中古戸建て(件数・中央値) | 中古マンション(件数・中央値) | 中古マンションの割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上京区 | 225件 | 10件・5,750万円 | 44件・3,350万円 | 144件・2,850万円 | 64% |
| 中京区 | 450件 | 23件・4,600万円 | 64件・2,950万円 | 338件・5,100万円 | 75% |
| 東山区 | 94件 | 2件(少数のため中央値は省略) | 31件・2,900万円 | 47件・3,000万円 | 50% |
| 下京区 | 275件 | 8件(少数のため中央値は省略) | 18件・4,500万円 | 238件・3,450万円 | 87% |
| 北区 | 293件 | 57件・4,200万円 | 176件・2,800万円 | 38件・1,900万円 | 13% |
| 左京区 | 347件 | 20件・4,550万円 | 170件・3,500万円 | 127件・3,500万円 | 37% |
| 南区 | 240件 | 27件・3,600万円 | 74件・2,850万円 | 134件・1,800万円 | 56% |
| 西京区 | 272件 | 50件・4,500万円 | 165件・3,100万円 | 56件・1,650万円 | 21% |
| 右京区 | 521件 | 77件・3,800万円 | 204件・2,050万円 | 231件・2,300万円 | 44% |
| 伏見区 | 770件 | 89件・3,300万円 | 369件・1,800万円 | 299件・1,900万円 | 39% |
| 山科区 | 419件 | 48件・3,250万円 | 208件・1,300万円 | 159件・1,700万円 | 38% |
| 京都市 計 | 3,906件 | 411件・3,700万円 | 1,523件・2,400万円 | 1,811件・2,600万円 | 46% |
※国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。家タダ自身の成約実績ではありません。 新築戸建て(建築年2025年以降)・中古戸建て(建築年2024年以前)の区分は、建築年で当方が分けたものです。 建築年が公表データにない戸建があるため、3つの区分の件数を足しても成約件数とは一致しません。 件数が10件に満たない区分は、中央値を載せていません。並びは上の地価の表と同じ(住宅地の平均が高い順)です。 成約価格情報には「土地のみ」の区分がないため、土地単独の成約中央値は載せていません。
この表から読み取れることを6つ挙げます。
- 都心の4区は中古マンションの区です。中古マンションの割合は下京区87%・中京区75%・上京区64%・東山区50%。 この4区の成約1,044件のうち767件(約73%)が中古マンションで、京都市の中古マンションの成約1,811件の約42%がこの4区に集まっています(当方算出)。
- 北区と西京区は戸建の区です。中古マンションの割合は北区13%・西京区21%。 この2区の成約565件のうち471件(約83%)が戸建でした(当方算出)。
- 新築戸建ては、周辺の5区に集まっています。 伏見区89件・右京区77件・北区57件・西京区50件・山科区48件で、合わせて321件=市全体411件の約78%。 都心の4区(上京・中京・東山・下京)は合わせて43件(約10%)です。 「京都市で新築戸建てを、仲介手数料0円で」と考える方は、まずこの5区の物件が候補になります。
- 中古マンションの中央値は、区で約3.1倍ちがいます。中京区5,100万円に対して西京区1,650万円。 仲介手数料の上限額に直すと174万9,000円と61万500円です。
- 中古戸建ての中央値は、区で約3.5倍ちがいます。下京区4,500万円(18件)に対して山科区1,300万円(208件)。 上限額は155万1,000円と49万5,000円。件数の多い区で見ても、左京区3,500万円(170件)と山科区とで約2.7倍です。
- 新築戸建ては、区による開きが比較的小さくなっています。 10件以上ある9区の中央値は、山科区3,250万円〜上京区5,750万円で約1.8倍。 伏見区3,300万円・南区3,600万円・右京区3,800万円・北区4,200万円・西京区4,500万円と並びます。 中古は区で3倍以上ちがうのに、新築戸建ては2倍以内です。
新築戸建て・中古戸建て・中古マンションの価格帯(京都市全体)
| 種別 | 件数 | 成約中央値 | 動いている帯(下位25%〜上位10%) | その帯の仲介手数料の上限額 | 面積の中央値 | 建築年の中央値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 新築戸建て(建築年2025年以降) | 411件 | 3,700万円 | 3,200万〜5,200万円 | 112万2,000円〜178万2,000円 | 90㎡(延床面積) | 2025年 |
| 中古戸建て(建築年2024年以前) | 1,523件 | 2,400万円 | 1,200万〜5,000万円 | 46万2,000円〜171万6,000円 | 90㎡(延床面積) | 1995年 |
| 中古マンション | 1,811件 | 2,600万円 | 1,500万〜6,700万円 | 56万1,000円〜227万7,000円 | 65㎡(専有面積) | 1996年 |
※国土交通省「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。家タダ自身の成約実績ではありません。 戸建の面積は延床面積の中央値、マンションは専有面積の中央値です(戸建2,095件の土地面積の中央値は80㎡)。 仲介手数料の上限額は(価格×3%+6万円)×1.1で算出(400万円以下は別区分)。
中古の物件は、古い建物の割合に注意してください。 中古戸建て1,523件のうち457件(約30%)、中古マンションは建築年が分かる1,809件のうち378件(約21%)が、1981年以前の建築です。 京都市の耐震診断士派遣(木造住宅は無料)は、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅を対象にしており、 耐震改修の補助もあります(「買う前に確認したい点」の章を参照)。 中古戸建ての最小は120万円、最大は5億円で、同じ「京都市の中古戸建て」でも中身はまったく違います。 価格の低い戸建は、建物の状態のほかに、前面道路と再建築の条件が理由になっていることが少なくありません。
個別の成約例を挙げておきます(国土交通省の公表データ。家タダの成約実績ではありません)。 中古マンションでは、上京区 西陣学区の2,600万円・専有30㎡・1LDK・2023年築と、 左京区 高野東開町の2,600万円・専有80㎡・3LDK・1980年築が、同じ価格で成約しています。 同じ2,600万円で、築年が43年ちがい、広さが2.7倍ちがう。京都市の中古マンションの中央値2,600万円には、こういう物件が一緒に入っています。 戸建では、北区 西賀茂南今原町の2,900万円(土地180㎡・延床145㎡・1994年築)と、 北区 大将軍東鷹司町の2,900万円(土地85㎡・延床135㎡・1985年築)が同じ価格でした。
町・学区別 ― 件数の多い12区分
国土交通省の成約価格情報は、京都市の所在地を「町名」または「学区名」で公表しています。 上京区・中京区・下京区・東山区などの通り名で場所を示す地域は元学区の名前(本能学区・仁和学区など)、それ以外は町名です。 件数の多い順に12区分を並べます。
| 町・学区(国土交通省の公表区分) | 件数 | 成約中央値 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|
| 伏見区 南浜学区 | 46件 | 2,400万円 | 85万8,000円 |
| 伏見区 向島二ノ丸町 | 38件 | 1,500万円 | 56万1,000円 |
| 中京区 本能学区 | 35件 | 5,500万円 | 188万1,000円 |
| 中京区 城巽学区 | 31件 | 4,500万円 | 155万1,000円 |
| 上京区 仁和学区 | 29件 | 3,300万円 | 115万5,000円 |
| 中京区 初音学区 | 27件 | 6,200万円 | 211万2,000円 |
| 伏見区 淀下津町 | 27件 | 2,900万円 | 102万3,000円 |
| 伏見区 住吉学区 | 27件 | 2,100万円 | 75万9,000円 |
| 下京区 格致学区 | 26件 | 3,650万円 | 127万500円 |
| 伏見区 板橋学区 | 26件 | 3,250万円 | 113万8,500円 |
| 上京区 出水学区 | 24件 | 3,000万円 | 105万6,000円 |
| 上京区 桃薗学区 | 22件 | 2,300万円 | 82万5,000円 |
※国土交通省「成約価格情報」。家タダ自身の成約実績ではありません。件数が10件以上の区分のうち、件数の多い12区分です。 学区の範囲と町名の対応は、本ページでは確認していません。
12区分のうち、伏見区が5、中京区が3、上京区が3、下京区が1。 成約がまとまって出るのは、成約件数がいちばん多い伏見区と、中古マンションの多い都心の区です。 同じ区のなかでも、町・学区によって中央値は2倍前後ちがいます (伏見区の5区分は1,500万〜3,250万円、中京区の3区分は4,500万〜6,200万円)。 区を決めたあとは、区ごとのページで町・学区別の数字を確認してください。
最寄駅別 ― 件数の多い15駅
| 最寄駅(国土交通省の表記) | 件数 | 成約中央値 | 駅からの平均 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|
| 北大路 | 163件 | 2,900万円 | 18分 | 102万3,000円 |
| 桂 | 140件 | 3,400万円 | 13分 | 118万8,000円 |
| 東野(京都) | 130件 | 1,550万円 | 12分 | 57万7,500円 |
| 西大路 | 113件 | 3,300万円 | 13分 | 115万5,000円 |
| 西京極 | 107件 | 2,500万円 | 13分 | 89万1,000円 |
| 椥辻 | 105件 | 1,900万円 | 12分 | 69万3,000円 |
| 今出川 | 97件 | 2,900万円 | 13分 | 102万3,000円 |
| 烏丸御池 | 87件 | 5,900万円 | 5分 | 201万3,000円 |
| 淀 | 83件 | 1,400万円 | 12分 | 52万8,000円 |
| 二条 | 80件 | 3,300万円 | 10分 | 115万5,000円 |
| 大宮(京都) | 78件 | 3,400万円 | 6分 | 118万8,000円 |
| 西院(阪急) | 69件 | 3,000万円 | 9分 | 105万6,000円 |
| 北野白梅町 | 69件 | 2,400万円 | 15分 | 85万8,000円 |
| 桂川(京都) | 67件 | 2,500万円 | 13分 | 89万1,000円 |
| 神宮丸太町 | 64件 | 4,200万円 | 10分 | 145万2,000円 |
※国土交通省「成約価格情報」に最寄駅として記録されている駅ごとの、京都市全体の集計です。家タダ自身の成約実績ではありません。 駅名は国土交通省の表記のまま。駅の所在の区は「交通」の章で、確認できた駅だけ示しています。
件数の上位は、北大路(163件)・桂(140件)・東野(130件)・西大路(113件)・西京極(107件)・椥辻(105件)。 上位6駅に、烏丸御池のような都心の駅は入っていません。 中央値がいちばん高いのは烏丸御池の5,900万円、次いで神宮丸太町の4,200万円。 烏丸御池と淀(1,400万円)では約4.2倍の開きがあります。
この違いを作っているもの(1) ― 建てられる場所が市域の2割に満たない
京都市の市域は82,783ha。そのうち市街化区域は14,980haで、市域の約18%です(当方算出)。 市街化調整区域が33,071ha(約40%)、都市計画区域の外が34,732ha(約42%。市域から都市計画区域を引いた数字)。
| 区分 | 面積 | 市域に占める割合 | どこにあるか(公式資料で確認できた範囲) |
|---|---|---|---|
| 市街化区域 | 14,980 ha | 18.1% | 区ごとの面積は公表されていません |
| 市街化調整区域 | 33,071 ha | 39.9% | 西京区は区域の約75%(区の基本計画)。左京区の大原に、市が調整区域と表記する地区計画 |
| 都市計画区域の外 | 34,732 ha | 42.0% | 左京区の花背峠以北/右京区の嵯峨樒原・嵯峨越畑・京北地域 |
| 市域 | 82,783 ha | 100.0% |
※京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)。都市計画区域の外の面積と、市域に占める割合は当方算出。
面積の大きい右京区(292.07km²)・左京区(246.77km²)・北区(94.88km²)で市域の約77%を占めますが、 この3区の成約は合わせて1,161件で、市全体の約30%(当方算出)。 逆に、市域の約3.5%しかない都心の4区に、成約の約27%(1,044件)が集まっています。 京都市の「広さ」と「住宅の流通」は、ほとんど重なっていません。 区の平均地価や区内の開きを見るときは、その区がどれだけ山林や市街化区域の外の土地を抱えているかを、あわせて考える必要があります。 (各標準地・各成約がどの区域区分にあたるかは、本ページでは確認していません。地価の差を区域区分だけで説明するものではありません。)
この違いを作っているもの(2) ― 高さ・景観のルールが市街地の大半にかかっている
京都市は平成19年(2007年)9月1日に新景観政策を実施しました。 高度地区は14,274ha(市街化区域の95.3%)にかかり、高さの上限は10・12・15・20・25・31mの6段階。 このうち10m・12m・15mの区域が約63%を占めます(当方算出)。 景観地区は3,431ha、風致地区は17,943ha(17地区)、歴史的風土特別保存地区は2,861ha(24地区)。 土地があっても、建てられる建物の大きさ・高さ・外観に上限や基準がある区域が広いということです。
買う側にとっては、両面があります。 マイナス面は、建て替え・増築・外観の変更の自由度が下がり、手続きが増えること。 古い建物のなかには、いまの高さの上限を超えているものがありえます。 プラス面は、隣に急に高い建物が建ちにくく、町なみが保たれやすいこと。 ただし、高度地区がかかっていない区域や、地区計画で別に高さを定めた地区、条件を満たせば上限が適用されない種別もありますので、 「京都市だから高い建物は建たない」と決めつけず、物件の周辺の指定まで確認してください(くわしくは「市街化調整区域」の章の後半に整理しています)。
この違いを作っているもの(3) ― 市の成り立ち。2つの区から11の区へ
京都市は明治22年(1889年)4月1日、上京区・下京区の2区で市制を施行しました。 昭和4年に左京区・中京区・東山区、昭和6年に周辺の町村と伏見市を編入して右京区・伏見区、 昭和30年に北区・南区、昭和51年に山科区・西京区ができて、いまの11区になっています(京都市統計書)。 住宅地の平均が高い上位4区(上京・中京・東山・下京)は、市制施行のときの2区と、昭和4年にその2区の区域から分かれてできた区で、 下位3区(右京・伏見・山科)は、いずれも昭和6年に京都市に入った地域を含む区です(山科は昭和6年に東山区に編入され、昭和51年に分区)。 もともと別の市・町・村だった地域が同じ市になったことが、区による違いの出発点になっています。 くわしい年表は「成り立ち」の章にまとめています。
災害の種類も、区で違います
京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」によると、京都市内の土砂災害警戒区域等は7区に計2,545箇所。区別の内訳は次のとおりです。
| 区 | 土砂災害警戒区域等 | 防災重点農業用ため池 | 区役所・市の資料で確認できたこと |
|---|---|---|---|
| 右京区 | 14地区 1,015箇所 | 4 | 京北の6地区で810箇所。南部の14学区は「土砂災害(特別)警戒区域ではありません」(区役所) |
| 左京区 | 20地区 598箇所 | 3 | 水害の対象河川は鴨川・高野川、岩倉川・長谷川(区のハザードマップのページ) |
| 北区 | 10地区 365箇所 | 1 | 区の基本計画「まちなかでも浸水想定区域が広がっています」 |
| 伏見区 | 11地区 208箇所 | — | 桂川・宇治川などが流れ、最低標高9.2m(向島新田)。平成25年台風18号で床上浸水(区役所・市の被害報告) |
| 西京区 | 9地区 168箇所 | 9 | 水害は桂川・小畑川など |
| 山科区 | 8地区 126箇所 | — | 13学区のうち8学区に土砂災害。水害は山科川ほか6河川(区役所) |
| 東山区 | 8地区 65箇所 | — | 3学区は土砂災害の、2学区は水害の「対象地区なし」(区役所の避難所一覧) |
| 上京区・中京区・下京区・南区 | 指定予定の箇所なし | — | 南区は「桂川、鴨川、西高瀬川、天神川等で河川氾濫の危険性」(区役所) |
| 京都市 計 | 2,545箇所 | 17 |
※土砂災害警戒区域等は京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」の区別の箇所数(指定するのは京都市ではなく京都府)。 警戒区域と特別警戒区域の内訳は、このページでは示されていません(未取得)。合計は当方算出。 伏見区は、府の区別ページの地区ごとの箇所数を足すと216になり、一覧の208と一致しません。 ため池は京都市「ため池ハザードマップについて」の一覧(17か所。「—」は一覧に記載なし)。
右京区と左京区の2区で1,613箇所=市全体の約63%(当方算出)。 ただし右京区は、1,015箇所のうち810箇所が京北で、南部の14学区には土砂災害(特別)警戒区域がありません。 「右京区は土砂災害が多い」と区の単位で一括りにすると、実態とずれます。 いっぽう、土砂災害警戒区域等が無い上京区・中京区・下京区・南区も、水害と地震の確認は必要です。 地価の高い区=安全、低い区=危険、という単純な図式にはなりません。 物件ごとに、京都市防災情報マップで洪水・内水・土砂災害・地震を住所から確認してください。
商業地・工業地の数字
令和8年地価公示で、京都市の商業地は104地点・平均1,361,355円/㎡(前年比+10.1%)、 工業地は17地点・平均174,294円/㎡(+9.6%)です。 住宅地の+3.6%に対して、商業地は+10.1%、工業地は+9.6%。商業地・工業地は、住宅地の3倍近い勢いで上がっています(当方算出)。 商業地の平均は住宅地の約5.5倍。 区別では、下京区が21地点・平均2,408,238円/㎡(+10.2%)、中京区が22地点・2,034,772円/㎡(+10.3%)、 東山区が12地点・1,600,750円/㎡(+14.4%)、南区が6地点・1,594,333円/㎡(+19.6%)。 最も高い標準地は下京区 四条通寺町東入2丁目御旅町の1,150万円/㎡(+9.5%)、 前年比が最も高いのは南区 東九条上殿田町の2地点(+22.0%・+21.2%)でした(商業地の上位20地点のなかで)。
住宅を探している方に直接関係する数字ではありませんが、都心の区と南区で、住宅以外の用途の土地の値上がりが大きいことの目安になります。 中京区・下京区・東山区は、住宅地より商業地の標準地のほうが多い区です。 こうした区でマンションを探す方は、住宅地ではなく商業地の標準地が土地の値段の目安になる場合があります。
空から見た、この50年の京都市
左が1974〜78年、右が現在の、京都市役所(中京区寺町通御池上る上本能寺前町)を含む同じ範囲です。座標は、国土地理院の住所検索で得た「京都府京都市中京区上本能寺前町」の位置(経度135.767914・緯度35.011581)から算出しました。
この2枚のあいだに、京都市では次のことが起きています(京都市「京都市のあゆみ」ほか)。昭和51年(1976年)10月に山科区・西京区ができて、いまの11区に。1978年に市電の全線が廃止され、1981年に地下鉄烏丸線、1997年に地下鉄東西線が開通。1994年に市内の文化財が世界文化遺産に登録。そして平成19年(2007年)9月1日に新景観政策が実施され、高さの上限が10・15・20・31・45mの5段階から10・12・15・20・25・31mの6段階になり、45mの区分が廃止されました。市は「市街地の約3割」で最高限度を引き下げたとしています。
買う側にとっての意味は、「左の写真の時代に建った建物が、いまも数多く流通している」ということです。京都市の成約データで、中古戸建て1,523件のうち457件(約30%)、中古マンションは建築年が分かる1,809件のうち378件(約21%)が1981年以前の建築でした。古い建物は、耐震の基準、いまの高さの上限との関係、前面道路の幅を、契約の前に確かめる必要があります。写真の範囲のようなまちなかでは、京町家にあたる建物かどうか(解体の1年前までの届出)も確認の対象になります。












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28740〜28742・y12977〜12978)で切り出しています。
06京都市を11に分けて考える(エリアガイド)
京都市で物件を探すとき、いちばん最初にやることは「区を決める」ことです。京都市の行政区は11区。住宅地の公示価格の平均は、上京区の458,923円/㎡から山科区の149,350円/㎡まで約3.1倍ひらいています。成約に占める中古マンションの割合は、下京区の87%から北区の13%まで。同じ市、同じ税率、同じ学校の制度で、ここまで違います。
ですから「京都市の相場は◯◯万円」という言い方は、実際の物件選びではほとんど役に立ちません。ここでは11区を1つずつ、地価・成約の数字と、その区で買うときに柱になる論点だけを並べます。並びは、住宅地の平均価格が高い順です。区内の全標準地、町・学区別の成約、学校、駅、災害リスクなどのくわしい内容は、区ごとのページにまとめています。
なお、成約の数字は国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、家タダ自身の成約実績ではありません。新築戸建て・中古戸建ての区分は建築年で当方が分けたもので、件数が10件に満たない区分の中央値は載せていません。区ごとの市街化区域・市街化調整区域の面積は公表されていませんので、個別の物件がどの区域にかかるかは、京都市地図情報提供サービスまたは重要事項説明書でご確認ください。
上京区(住宅地平均458,923円/㎡・11区で1位)(最寄駅:今出川・鞍馬口)
住宅地の平均が京都府内でいちばん高い区です。住宅地13地点はすべて上昇(平均+5.4%)し、京都市の住宅地で最も高い標準地「室町通下立売上る勘解由小路町」(800,000円/㎡)もこの区にあります。成約225件のうち144件(64%)が中古マンション(中央値2,850万円・上限額100万6,500円)で、中古戸建ては44件・3,350万円、新築戸建ては10件・5,750万円。柱になるのは細い道と古い木造の家で、区の基本計画は「区内の7学区が木造密集市街地に指定」「空き家が約1割存在」と書き、市が「優先的に防災まちづくりを進める地区」として町名を公表している6学区のうち4学区(翔鸞・仁和・正親・出水)が上京区です(土砂災害警戒区域等は「指定予定の箇所なし」)
中京区(住宅地平均387,200円/㎡・2位)(最寄駅:烏丸御池・京都市役所前・二条城前・二条)
成約の4件に3件が中古マンション、という区です。成約450件のうち338件(75%)が中古マンションで、中央値5,100万円は11区で最も高く(上限額174万9,000円)、新築戸建ては23件・4,600万円、中古戸建ては64件・2,950万円。住宅地の標準地は5地点(平均387,200円/㎡・+4.8%)しかなく、商業地の標準地が22地点(平均2,034,772円/㎡・+10.3%)あります。柱になるのは、建て替えや外観に関わるルールの重なりで、区の基本計画によると京町家が9,183軒(平成20・21年度調査)、職住共存特別用途地区・御池通沿道特別商業地区があり、地区計画は10地区。人口は+0.8%で、増えた3区のひとつです
東山区(住宅地平均341,428円/㎡・3位)(最寄駅:三条・祇園四条・清水五条・七条・東福寺)
成約が11区でいちばん少ない区です(94件)。中古マンション47件(中央値3,000万円・上限額105万6,000円)と戸建47件が半々で、新築戸建ては2件だけでした。住宅地7地点はすべて上昇し、前年比+7.1%は11区で最も高い伸び。いっぽう人口は11区で最少(35,193人)で、世帯数が減ったのは11区でこの区だけです。柱になるのは、保存の区域と細い道で、東側の山に歴史的風土特別保存地区が3地区(清水・阿弥陀ヶ峰・泉涌寺)、産寧坂・祇園新橋は伝統的建造物群保存地区、区の基本計画は「住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満」としています(土砂災害警戒区域等は8地区65箇所)
下京区(住宅地平均315,500円/㎡・4位)(最寄駅:京都・四条・五条・丹波口)
成約の87%が中古マンション。11区で最もマンションに寄った区です。成約275件のうち238件が中古マンション(中央値3,450万円・上限額120万4,500円)で、新築戸建ては8件、中古戸建ては18件(4,500万円)しかありません。住宅地の標準地は6地点(平均315,500円/㎡・+6.2%・すべて上昇)、商業地は21地点で平均2,408,238円/㎡(+10.2%)。面積6.78km²は11区で最小、人口は+2.1%で伸び率が11区で最大。京都駅(JR西日本の駅情報で所在地が下京区)があり、地区計画は7地区、建築協定の区域はなく、土砂災害警戒区域等は「指定予定の箇所なし」です
北区(住宅地平均312,541円/㎡・5位)(最寄駅:北大路・北野白梅町)
成約のほとんどが戸建、という区です。成約293件のうち中古マンションは38件(13%)だけで、新築戸建てが57件・中央値4,200万円(上限額145万2,000円)、中古戸建てが176件・2,800万円(99万円)。住宅地24地点の平均は312,541円/㎡(+3.6%)で、509,000円/㎡(小山下花ノ木町)から124,000円/㎡(西賀茂井ノ口町)まで4.1倍の開きがあります。柱になるのは、駅からの距離と北部の山間で、成約の最寄駅は北大路に集中し(駅からの平均18分)、区役所の学区紹介は中川学区を「京都市内中心部から車で約40分」と説明しています(土砂災害警戒区域等は10地区365箇所。建築協定の区域はありません)
左京区(住宅地平均284,135円/㎡・6位)(最寄駅:出町柳・一乗寺・修学院・岩倉(叡山電車))
区のなかの開きが11区で最も大きい区です。住宅地37地点は584,000円/㎡(岡崎円勝寺町)から28,800円/㎡(静市静原町)まで20.3倍で、平均は284,135円/㎡(+2.9%)。成約347件は戸建220件・中古マンション127件で、中古戸建て170件と中古マンション127件の中央値がどちらも3,500万円(上限額122万1,000円)、新築戸建ては20件・4,550万円です。柱になるのは「どの区域の土地か」で、区役所は「区の面積の約80%」を山林と説明し、花背峠より北は都市計画区域の外、大原には市が「市街化調整区域」と表記する地区計画があります(土砂災害警戒区域等は20地区598箇所で、11区で右京区に次ぐ数)
南区(住宅地平均228,090円/㎡・7位)(最寄駅:西大路・桂川・東寺・十条・九条)
中古マンションと戸建が半々に近く、工場・事業所と住宅が隣り合う区です。成約240件は中古マンション134件(56%・中央値1,800万円・上限額66万円)、新築戸建て27件(3,600万円・125万4,000円)、中古戸建て74件(2,850万円)。住宅地11地点の平均は228,090円/㎡で前年比+6.4%は11区で2番目、人口は+0.8%、世帯は+8.4%で11区最大の伸びです。柱になるのは用途地域と水害で、らくなん進都産業集積地区(南区・伏見区にまたがる466ha)があり、区役所は「桂川、鴨川、西高瀬川、天神川等で河川氾濫の危険性があります」と説明しています(土砂災害警戒区域等は「指定予定の箇所なし」)
西京区(住宅地平均227,847円/㎡・8位)(最寄駅:桂・上桂・松尾大社・洛西口)
戸建が約8割、区域の約75%が市街化調整区域、という区です。成約272件のうち戸建が216件で、新築戸建て50件の中央値は4,500万円(上限額155万1,000円)、中古戸建て165件は3,100万円(108万9,000円)、中古マンションは56件・1,650万円。住宅地23地点の平均は227,847円/㎡(+2.9%)で、424,000円/㎡(桂南巽町)から84,500円/㎡(大原野上里南ノ町)まで5.0倍です。柱になるのは区域区分と、区の東西のちがいで、区の基本計画は「区域の約75%が開発行為が厳しく制限されている市街化調整区域」と明記し、人口は区役所(本所)の区域が−2.9%、洛西支所の区域が−7.6%(土砂災害警戒区域等は9地区168箇所。防災重点農業用ため池は市内17か所のうち9か所)
右京区(住宅地平均195,112円/㎡・9位)(最寄駅:西京極・太秦天神川・嵐電の各駅)
面積が11区で最大(292.07km²)。ただし成約が集まるのは南部の市街地です。成約521件は伏見区に次いで2番目に多く、中古マンション231件(中央値2,300万円・上限額82万5,000円)、新築戸建て77件(3,800万円・132万円)、中古戸建て204件(2,050万円)。住宅地24地点の平均は195,112円/㎡で、前年比+2.2%は11区で最も低い伸び。287,000円/㎡(西院西田町)から44,400円/㎡(梅ケ畑檜社町)まで6.5倍です。柱になるのは区の南北のちがいで、京北地域(217.68km²)と嵯峨樒原・嵯峨越畑は都市計画区域の外、土砂災害警戒区域等1,015箇所(11区最多)のうち810箇所が京北で、区役所は南部の14学区について「土砂災害(特別)警戒区域ではありません」としています
伏見区(住宅地平均166,508円/㎡・10位)(最寄駅:淀・中書島・伏見桃山・丹波橋・藤森(京阪))
成約も人口も11区で最多。京都市の成約のおよそ5件に1件が伏見区です(770件・市の約20%・当方算出)。新築戸建てが89件で11区最多(中央値3,300万円・上限額115万5,000円)、中古戸建て369件は1,800万円(66万円)、中古マンション299件は1,900万円。住宅地36地点の平均は166,508円/㎡(+2.9%)で、329,000円/㎡(桃山井伊掃部東町)から95,300円/㎡(深草谷口町)まで3.5倍です。柱になるのは「水」と、3つの区域のちがいで、区の最低標高は9.2m(向島新田)、平成25年台風18号では市全体の床上浸水625のうち伏見131・深草1・醍醐189、人口は本所の区域が−2.6%、深草支所の区域が+1.0%、醍醐支所の区域が−7.9%と動きが分かれます
山科区(住宅地平均149,350円/㎡・11位)(最寄駅:山科・京阪山科・四宮・椥辻)
住宅地の平均が11区でいちばん低く、いっぽうで山科駅から京都駅まで5分(区のページ)、という区です。住宅地26地点の平均は149,350円/㎡(+3.1%)で、308,000円/㎡(竹鼻堂ノ前町)から48,800円/㎡(大宅岩屋殿)まで6.3倍。成約419件は、新築戸建て48件(中央値3,250万円・上限額113万8,500円)、中古戸建て208件(1,300万円・49万5,000円)、中古マンション159件(1,700万円)で、同じ区の戸建でも新築と中古で中央値が2.5倍ちがいます。柱になるのは古い家の状態と、山・川の両方の災害で、人口は−5.0%(減少率が11区で最大)、土砂災害警戒区域等は8地区126箇所、水害ハザードマップの対象は山科川ほか6つの河川。令和5年の都市計画見直しで、外環状線沿道(山科駅〜椥辻駅)は商業地域・容積率最大700%になりました
※エリア区分と各エリアの記述は、京都市・京都府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
07京都市の交通
鉄道
京都市の鉄道は、事業者が多いのが特徴です。各区のページで公式情報から確認できた範囲だけでも、JR西日本、京都市営地下鉄(烏丸線・東西線)、阪急電鉄(京都線・嵐山線)、京阪電鉄(京阪本線・鴨東線、宇治線、京津線)、近鉄(京都線)、叡山電車(叡山本線・鞍馬線)、嵐電(京福電気鉄道の嵐山本線・北野線)があります。
市営地下鉄は2路線です。京都市交通局の案内によると、烏丸線は15駅(国際会館・松ヶ崎・北山・北大路・鞍馬口・今出川・丸太町・烏丸御池・四条・五条・京都・九条・十条・くいな橋・竹田)、東西線は17駅(六地蔵・石田・醍醐・小野・椥辻・東野・山科・御陵・蹴上・東山・三条京阪・京都市役所前・烏丸御池・二条城前・二条・西大路御池・太秦天神川)。2路線が交わるのは烏丸御池です。市の年表によると、烏丸線は1981年、東西線は1997年の開通。日本最初の市街電車として1895年に開業した市電は、1978年に全線が廃止されています。
どの鉄道が使えるかは、区でほぼ決まります。西京区の鉄道は阪急(桂・上桂・松尾大社・嵐山・洛西口)で、区役所が洛西支所の最寄りとして案内しているのはバス停だけです。左京区は叡山電車が全線(17駅)区内を走ります。伏見区は京阪電鉄の駅だけで11駅、東山区は京阪の6駅がすべて鴨川沿いです。山科区はJR・地下鉄東西線・京阪京津線の3路線が山科駅のまわりに集まり、区のページは京都駅まで5分と紹介しています。北区で、区内にあると確認できた駅は北大路・北野白梅町・等持院・立命館大学衣笠キャンパス前の3駅です。「京都市内ならどこでも地下鉄が使える」わけではありません。
駅から離れた住宅地では、バスが前提になります。市バスは1928年の営業開始(京都市「京都市のあゆみ」)。系統ごとの経路・本数は本ページでは取得していません(未取得)ので、検討中の物件については、京都市交通局の「地下鉄・バスなび」などで、最寄りの停留所からの系統と本数を確認してください。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 京都 | JR西日本/京都市営地下鉄 烏丸線/近鉄 京都線 | — | 下京区の駅です。JR西日本の駅情報による所在地は京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。下京区役所は「地下鉄烏丸線・JR各線・近鉄京都線『京都駅』下車徒歩5分」と案内しています。京都市の成約データで、最寄駅別の上位30駅に「京都」は入っていません。駅前は商業地で、令和8年地価公示の商業地の標準地は「烏丸通七条下る東塩小路町」が887万円/㎡(+15.2%)、「塩小路通烏丸西入東塩小路町」が770万円/㎡(+13.9%)。京都駅は「乗る駅」であって、住宅の成約が集まる駅ではないことが数字に出ています。線路の南側は南区で、南区役所は区の北の境を「おおむねJR東海道線」と説明しています |
| 北大路 | 京都市営地下鉄 烏丸線 | — | 北区の駅です(国土地理院の地名検索による)。京都市の成約データで、最寄駅として最も件数が多い駅(163件・中央値2,900万円・駅からの平均18分)。2,900万円にかかる仲介手数料の上限額は102万3,000円です。駅からの平均18分は、件数上位15駅のなかで最も長い数字で、駅からバスなどで離れた物件の最寄駅になっていることが分かります。京都市交通局の案内では、駅に隣接して地下のバスターミナルがあります。北区の成約は293件のうち戸建が255件で、この駅の数字は主に戸建の数字です |
| 今出川 | 京都市営地下鉄 烏丸線 | — | 上京区の駅です(国土地理院の地名検索による。上京区役所の学区紹介も、室町学区に「今出川駅があり」と書いています)。成約は97件・中央値2,900万円・駅からの平均13分(上限額102万3,000円)。上京区役所の最寄駅で、区役所は「地下鉄『今出川』駅下車 徒歩5分」と案内しています。上京区は住宅地の平均が458,923円/㎡で11区の1位。成約225件のうち144件が中古マンションです |
| 烏丸御池 | 京都市営地下鉄 烏丸線・東西線 | — | 地下鉄の2路線が交わる乗り換え駅です(京都市交通局の駅案内。位置は「烏丸御池交差点東南」)。成約は87件・中央値5,900万円・駅からの平均5分で、件数上位15駅のなかで中央値が最も高く、駅からの平均が最も短い駅です。5,900万円にかかる仲介手数料の上限額は201万3,000円。商業地の標準地「中京区 烏丸通六角下る七観音町」は552万円/㎡(+10.0%)。(京都市交通局の駅ページには住所の記載がなく、駅の所在の区は本ページでは確認していません。) |
| 四条/五条 | 京都市営地下鉄 烏丸線 | — | どちらも下京区の駅です(国土地理院の地名検索による)。成約は五条が53件・中央値4,000万円・駅からの平均6分(上限額138万6,000円)、四条が49件・4,200万円・6分(145万2,000円)。成約データでは「五条(京都市営)」「四条(京都市営)」と表記されています。下京区は成約275件のうち238件(87%)が中古マンションです。阪急京都線の「烏丸」駅は、地下鉄の四条駅とは別の駅名で、成約データでも別に集計されています |
| 二条 | JR西日本/京都市営地下鉄 東西線 | — | 中京区の駅です。JR西日本の駅情報による所在地は京都市中京区西ノ京東栂尾町3番地。成約は80件・中央値3,300万円・駅からの平均10分(上限額115万5,000円)。成約データは地下鉄とJRを分けていません。駅の周辺には二条駅地区地区計画(9.1ha)があります。中京区・上京区の物件の最寄駅として出てくる駅です |
| 太秦天神川 | 京都市営地下鉄 東西線 | — | 右京区の駅。東西線17駅の西の端の駅です(京都市交通局の駅一覧の並びによる)。右京区役所は、所在地を太秦下刑部町12番地、最寄りを「地下鉄東西線 太秦天神川駅 直結」「京福電車 嵐電天神川駅 直結」と案内しています。成約は56件・中央値2,800万円・駅からの平均9分(上限額99万円)。右京区の成約521件は、中古マンション231件・戸建290件に分かれます |
| 山科 | JR西日本/京都市営地下鉄 東西線 | — | 山科区の駅です。JR西日本の駅情報による所在地は京都市山科区安朱北屋敷町。山科区の基本計画は「山科駅(JR,京阪,地下鉄)の乗降客数は,京都市内では京都駅(JR,近鉄,地下鉄),烏丸駅(阪急)・四条駅(地下鉄)に次いで,3番目に多く」と書き、区のページはここから京都駅まで5分と紹介しています。成約は58件・中央値3,200万円・駅からの平均10分(上限額112万2,000円)。京阪京津線の「京阪山科」駅(京阪電鉄の駅情報で山科区安朱桟敷町)は別の駅です |
| 椥辻 | 京都市営地下鉄 東西線 | — | 山科区役所の最寄駅です。区役所のページは「地下鉄東西線『椥辻』駅1番出口すぐ」と案内しています(区役所の所在地は山科区椥辻池尻町14-2)。成約は105件・中央値1,900万円・駅からの平均12分(上限額69万3,000円)。山科区は住宅地の平均が149,350円/㎡で11区の11位。成約419件のうち中古戸建てが208件・中央値1,300万円です。令和5年の都市計画見直しで、外環状線沿道(山科駅〜椥辻駅)の用途地域・容積率・高度地区が変わりました |
| 西大路 | JR西日本 | — | 南口が南区、北口が下京区の駅です。JR西日本の駅情報による所在地は、南口が京都市南区唐橋西平垣町、北口が京都市下京区梅小路高畑町1。線路が区の境になっています。成約は113件・中央値3,300万円・駅からの平均13分(上限額115万5,000円)で、件数は市内で4番目。南区は、人口が+0.8%・世帯が+8.4%(令和2年→令和7年)と、世帯の伸びが11区で最も大きい区です |
| 桂川 | JR東海道本線(地区計画の計画書の表記) | — | 南区の駅です(国土地理院の地名検索による)。成約データでは「桂川(京都)」と表記され、67件・中央値2,500万円・駅からの平均13分(上限額89万1,000円)。久世高田・向日寺戸地区の地区計画の計画書に「阪急京都線洛西口駅及びJR東海道本線桂川駅」と書かれており、この地区計画は建物の高さの最高限度を90m・45mと定めています。西京区役所の「西京区の概要」も、区の発展を支えた整備として「阪急洛西口駅・JR桂川駅開設」を挙げています |
| 桂 | 阪急電鉄 京都線(嵐山線の乗り換え駅) | — | 西京区の駅です(国土地理院の地名検索による)。成約は140件・中央値3,400万円・駅からの平均13分で、件数は市内で2番目(上限額118万8,000円)。西京区のまちづくり運営方針は、桂駅前を「西京区の玄関口である阪急桂駅前」と書いています。西京区の成約272件は戸建が216件で、新築戸建て50件の中央値は4,500万円。西京区は区域の約75%が市街化調整区域(区の基本計画)で、住宅地は限られた範囲にまとまっています |
| 西京極 | 阪急電鉄 | — | 右京区の駅です(第3期右京区基本計画が、区のできごととして「2015:阪急西京極駅前広場整備」を挙げています)。成約は107件・中央値2,500万円・駅からの平均13分(上限額89万1,000円)で、右京区の物件の最寄駅として最も件数が多い駅です。右京区は面積292.07km²で11区最大ですが、成約が集まるのは南部の市街地です |
| 出町柳 | 叡山電車 叡山本線(京阪電車に乗り換え) | — | 叡山電車の起点で、左京区の駅です。叡山電車の駅情報による所在地は京都市左京区田中上柳町32-1。のりかえ案内には京阪電車(出町柳駅)が挙げられています。成約は54件・中央値4,250万円・駅からの平均12分(上限額146万8,500円)。叡山電車は、叡山本線(出町柳〜八瀬比叡山口5.6km)と鞍馬線(宝ケ池〜鞍馬8.8km)の17駅すべてが、同社の駅情報で左京区の所在地になっています。(国土地理院の地名検索では「出町柳駅」が2件返り、上京区と左京区が1件ずつでした。京阪の出町柳駅の所在の区は、本ページでは確認していません。) |
| 北野白梅町 | 嵐電(京福電気鉄道) | — | 北区の駅です(国土地理院の地名検索による)。成約は69件・中央値2,400万円・駅からの平均15分(上限額85万8,000円)。北区・上京区の物件の最寄駅として出てくる駅で、上京区役所は区の西の境を紙屋川(天神川)と説明しています。嵐電は嵐山本線と北野線の2路線で、右京区の成約データに最寄駅として出てくる23駅のうち13駅が嵐電の駅です |
| 淀 | 京阪本線 | — | 伏見区の駅です。京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市伏見区淀池上町14番地2。成約は83件・中央値1,400万円・駅からの平均12分(上限額52万8,000円)。伏見区は成約770件で11区最多。京阪電鉄の駅情報で所在地が伏見区と確認できる駅だけで11駅あります(本線8・宇治線3)。令和5年の都市計画見直しで、淀駅周辺の用途地域・容積率・高度地区が変わりました |
| 中書島 | 京阪本線・宇治線 | — | 伏見区の駅。京阪本線と宇治線が分かれる駅です。所在地は京都市伏見区葭島矢倉町59番地(京阪電鉄の駅情報)。成約は46件・中央値1,800万円・駅からの平均12分(上限額66万円)。町・学区別で市内最多の「伏見区 南浜学区」(46件・中央値2,400万円)は、伏見区役所が「南浜界わいの酒蔵の町並み」と紹介する地域です。宇治川に近い駅ですので、洪水・内水のハザードは必ず確認してください |
| 三条/祇園四条/清水五条 | 京阪(京阪本線・鴨東線) | — | いずれも東山区の駅です。京阪電鉄の駅情報による所在地は、三条が東山区三条大橋東詰、祇園四条が四条大橋東詰、清水五条が五条大橋東詰。東山区には、このほか七条・東福寺・鳥羽街道を合わせて京阪の駅が6つあり、すべて鴨川沿いです。東山区の成約は94件で11区最少のため、これらの駅は市全体の上位30駅には入っていません。地下鉄東西線の「三条京阪」駅は、京阪の三条駅とは事業者が別の駅です(国土地理院の地名検索による所在は東山区) |
※この表に載せているのは、所在の区を公的な情報で確認できた駅だけです。確認の方法は3つで、(1)鉄道事業者の公式の駅情報の住所(JR西日本・京阪電鉄・叡山電車)、(2)区役所・区の基本計画のページ、(3)国土地理院の地名検索(住所検索API)が返す市区町村コード、のいずれかです。京都市交通局(地下鉄)と阪急電鉄の駅ページには住所の記載がないため、地下鉄・阪急の駅の多くは(2)か(3)で確認しています((3)は駅を代表する1点の位置で、駅舎や出入口が区の境をまたぐ場合があります)。件数・中央値・駅からの平均は、国土交通省の成約価格情報に「最寄駅」として記録されている駅ごとの、京都市全体の集計です。
表に載せていない駅も、成約データにはたくさん出てきます。件数の多い順に、東野(130件・中央値1,550万円・駅からの平均12分)、大宮(78件・3,400万円・6分)、西院(阪急・69件・3,000万円・9分)、神宮丸太町(64件・4,200万円・10分)、円町(63件・3,000万円・10分)、松尾大社(62件・2,850万円・12分)、上桂(58件・2,700万円・13分)、伏見(57件・2,200万円・8分)、石田(57件・1,400万円・13分)、御陵(53件・1,800万円・12分)、向島(52件・1,500万円・10分)、醍醐(47件・2,100万円・11分)、竹田(47件・1,900万円・13分)などです。これらは「京都市の物件の最寄駅」として記録された駅名で、所在の区を本ページで示しているわけではありません(東野・御陵は、事業者の公式情報で所在地を確認できていません)。
とくに取り違えやすい駅を、先にまとめておきます。①「四条」(地下鉄)と「烏丸」(阪急)、「三条」(京阪)と「三条京阪」(地下鉄)は別の駅名で、成約データでも別に集計されています。②伏見区には「藤森」と「JR藤森」、「丹波橋」と「近鉄丹波橋」のように、似た名前の駅が別の路線にあります。③「六地蔵」は3つあります。京阪の六地蔵駅は伏見区桃山町中島町(京阪電鉄の駅情報)ですが、JR・地下鉄の六地蔵駅は、宇治市の資料が宇治市内の駅としています。④「十条」は近鉄と地下鉄にあり、どちらも国土地理院の地名検索による所在は南区です。⑤「嵐山」も複数あり、阪急の嵐山駅は桂川の西京区側、国土地理院の地名検索ではもう1つの「嵐山駅」が右京区と返ります。⑥京阪京津線の「追分」駅は滋賀県大津市の駅(京阪電鉄の駅情報)ですが、山科区の物件の最寄駅として出てきます。物件広告の「◯◯駅 徒歩◯分」を見るときは、どの事業者のどの駅かを必ず確認してください。
駅からの平均の分数に、区の性格が出ています。件数上位15駅のうち、烏丸御池は5分、大宮は6分。いっぽう北大路は18分、北野白梅町は15分、桂・西大路・西京極・今出川・桂川は13分です。都心の駅は「駅のすぐそばのマンション」、周辺の駅は「駅から10分以上離れた戸建」の最寄駅になっていると読めます(成約データの「駅からの分」は公表データの値で、徒歩かバスかの区別は本ページでは確認していません)。
中央値の開きも大きくなっています。上位15駅のなかで、烏丸御池の5,900万円と淀の1,400万円では約4.2倍(当方算出)。仲介手数料の上限額に直すと、5,900万円なら201万3,000円、1,400万円なら52万8,000円。どちらも対象の物件なら家タダでは0円ですが、0円にできる金額そのものが4倍近くちがいます。
なお、各駅の乗車人員・乗降人員は取得できていません(未取得)。京都市統計書に駅別の表がありますが、表計算ファイルのみの公開で、本ページでは読み取れていません。駅の規模を人数で比較する記述は、本ページにはありません。
道路
京都市の道路で、家を買う人にいちばん関係するのは「細い道」です。京都市の資料(歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針)によると、幅4m未満の道(細街路)は、都市計画区域内で立ち並びのあるものだけで約941km・約12,960本(平成23年調査)。そのうち行き止まりの袋路が約4,330本(2,650本+1,680本)、幅1.8m未満の道が約3,410本(1,730本+1,680本)です。市は「幅員1.8メートル未満の路地は沿道建物の再建築や大規模改修が困難」と説明しています。前面道路の幅と種別は、建て替えができるかどうか、住宅ローンが通るかどうかに直結します(「買う前に確認したい点」の章で詳しく扱います)。
都市計画で定められた道路は、市全体で437.372km・253路線です(京都市「都市計画総括表」)。国道・高速道路の路線名とインターチェンジの一覧は、京都市の公式ページで確認できていません(未取得)。本ページでは、「◯区を通る国道は◯号」「最寄りのインターは◯◯」といった書き方はしていません。車での通勤を前提に物件を探す方は、実際の経路と所要時間を、通勤の時間帯に確かめてください。
同じ京都市内でも、まちなかから1時間以上かかる地域があります。北区役所の学区紹介は、中川学区を「京都市内中心部から車で約40分」と説明しています。左京区役所は、花脊出張所へのタクシーを「出町柳駅から約1時間」、久多出張所へは「出町柳」駅から約1時間20分と案内しています。右京区の京北地域は217.68km²で、区の面積の約75%(当方算出)を占めます。「京都市◯◯区」という住所だけでは、通勤・通学の時間は分かりません。北区の中川・小野郷・雲ケ畑、左京区の花脊・別所・広河原・久多、右京区の京北・嵯峨樒原・嵯峨越畑などの物件は、交通と生活の利便を、実際に現地まで行って確かめることをおすすめします。
※市内各駅の乗車人員・乗降人員は取得できていません(未取得)。京都市統計書 第8章に駅別の表がありますが、表計算ファイルのみの公開で本ページでは読み取れていません。出典:京都市交通局「地下鉄駅施設等のご案内」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009295.html /京都市「京都市のあゆみ」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000015599.html /JR西日本 駅情報(京都駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610116 /JR西日本 駅情報(二条駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610702 /JR西日本 駅情報(山科駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610115 /JR西日本 駅情報(西大路駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610118 /京阪電気鉄道 駅情報(淀駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/120/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(中書島駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/130/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(三条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/170/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(祇園四条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/162/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(清水五条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/161/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(六地蔵駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/314/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(京阪山科駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/501/info.html /京阪電気鉄道 駅情報(追分駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/503/info.html /叡山電車「路線図・各駅情報」 https://eizandensha.co.jp/guide/station/ /叡山電車 駅情報(出町柳駅) https://eizandensha.co.jp/guide/station/demachiyanagi.html /阪急電鉄 駅一覧 https://www.hankyu.co.jp/station/ /京福電気鉄道「路線図・時刻表」 https://www.keifuku.co.jp/randen_timetable.php /国土地理院 地名検索(住所検索API) https://msearch.gsi.go.jp/address-search/AddressSearch?q=北大路駅 /京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000185042.html /北区役所 学区紹介(中川学区) https://www.city.kyoto.lg.jp/kita/cmsfiles/contents/0000317/317032/15nakagawa.pdf /左京区役所「区庁舎・出張所へのアクセス」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sakyo/category/101-12-0-0-0-0-0-0-0-0.html /右京区役所「区役所へのアクセス」 https://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000009497.html /山科区役所「アクセス」 https://www.city.kyoto.lg.jp/yamasina/page/0000011841.html /西京区役所「区役所へのアクセス」 https://www.city.kyoto.lg.jp/nisikyo/page/0000034734.html
08京都市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」
京都府で家を探すとき、最初につまずきやすいのがこの区分です。
同じ市・同じ区の中に市街化区域と市街化調整区域の両方があるところでは、どちらに入るかで建て替えや住宅ローンの条件が変わります。
京都市で家を探すとき、最初に頭に入れておきたい数字がこれです。京都市の土地は、(1)都市計画区域の外、(2)都市計画区域のなかの市街化調整区域、(3)都市計画区域のなかの市街化区域、の3つに分かれます。京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)によると、市域82,783haのうち都市計画区域は48,051ha(市域の58.0%)。そのうち市街化区域が14,980ha(31.2%)、市街化調整区域が33,071ha(68.8%)です(京都市統計書の「都市計画区域面積」の表も、令和7年6月の値として同じ数字を載せています)。
市域全体で見ると、市街化区域は約18%、市街化調整区域は約40%、都市計画区域の外が約42%(当方算出。都市計画区域の外34,732haは、市域から都市計画区域を引いた数字で、総括表に記載はありません)。人口143万人の市で、ふつうに家を建てられる市街化区域は、市域の2割に届きません。
都市計画区域の外があるのは、左京区と右京区です。京都市は都市計画区域を「京都市域のうち、左京区及び右京区の一部を除いた区域」と説明しており、市の冊子「京都市の都市計画」は、区域の外にあたる地域として「左京区花背峠以北及び右京区嵯峨樒原,嵯峨越畑,京北地域」を挙げています。ほかの9区は、全域が都市計画区域のなかにあります。
ここは正直に書きます。区ごとの市街化区域・市街化調整区域の面積は、京都市が公表していません。京都市統計書の表は市全体の値だけで、行政区別の内訳が載っておらず、都市計画の冊子にも行政区別の表がありません。区ごとに公式資料で確認できたのは、次の範囲までです。西京区は、第3期西京区基本計画(概要版)が「区域の約75%が開発行為が厳しく制限されている市街化調整区域」と明記しています。左京区は、市が大原戸寺町・大原小出石町の地区計画の行政区を「左京区(市街化調整区域)」と表記しています。上京区・中京区・下京区のような都心の区についても、「全域が市街化区域」と書いた公式資料は確認できていませんので、本ページではそう書いていません。個別の土地がどの区域にあたるかは、京都市の「京都市地図情報提供サービス」で住所から確認できます。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 14,980 ha | 31.2% |
| 市街化調整区域 | 33,071 ha | 68.8% |
| 合計(都市計画区域) | 48,051 ha | 100.0% |
※区域区分の決定・変更:京都市の都市計画区域は昭和46年12月に決定されました(京都市「都市計画のあらまし」)。市街化区域・市街化調整区域の当初の指定も昭和46年です(冊子「京都市の都市計画」平成25年3月版)。決定・変更の年月日の一覧は確認できていません(未取得)
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
都市計画税(税率0.3%)がかかるのは、京都市の説明では「都市計画法による市街化区域内に土地や家屋をお持ちの方」です(償却資産は対象外)。市街化調整区域の物件、都市計画区域の外の物件には都市計画税がかかりません。固定資産税1.4%と合わせると、市街化区域内では1.7%、それ以外では1.4%。京都市では「毎年の税率が物件の場所によって違う」ことが実際に起こります。物件がどちらなのかは、売主の固定資産税の課税明細書に都市計画税の課税標準額が入っているかで確かめられます。なお、令和12年度から課税開始予定の「非居住住宅利活用促進税」も、対象は市街化区域内の住宅です(「固定資産税・都市計画税」の章で扱います)。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
区ごとに分かっていること・分かっていないこと
上の表は京都市全体の数字です。区ごとの面積の内訳は公表されていませんが、市と区の公式資料から、区ごとに次のところまでは確認できます。
| 区 | 都市計画区域の外 | 市街化調整区域 | 確認できた資料 |
|---|---|---|---|
| 左京区 | ある(花背峠以北) | ある(大原戸寺町・大原小出石町の地区計画を、市が「左京区(市街化調整区域)」と表記) | 冊子「京都市の都市計画」/市の地区計画のページ |
| 右京区 | ある(嵯峨樒原・嵯峨越畑・京北地域) | 区ごとの内訳は確認できていません | 冊子「京都市の都市計画」。京北地域には別の条例がある |
| 西京区 | ない | ある。区域の約75%(面積は未取得) | 第3期西京区基本計画(概要版) |
| 北区・上京区・中京区・東山区・下京区・南区・伏見区・山科区 | ない | 区ごとの内訳は確認できていません | 京都市「都市計画のあらまし」(都市計画区域は「左京区及び右京区の一部を除いた区域」) |
※「確認できていません」は、「市街化調整区域が無い」という意味ではありません。区別の面積を示した公式資料を取得できなかった、という意味です。
買う側にとって大事なのは、「京都市=古い町なみの市街地」というイメージだけで見ないことです。市域の約8割は、市街化区域ではありません。右京区は292.07km²のうち京北地域だけで217.68km²、左京区は区役所が「区の面積の約80%」を山林と説明しています。周辺より明らかに安い土地・家を見つけたときは、価格の前に「どの区域の土地か」を確かめてください。
西京区の大原野には、調整区域でも家を建てられる「指定区域」があります
京都市には「京都市市街化調整区域における開発許可等の基準に関する条例」があります(都市計画法第34条第11号にもとづく条例・令和4年4月施行)。市が指定した区域では、市街化調整区域でも一定の住宅を建てられるようになる仕組みで、市のページに載っている指定区域は6つ。すべて西京区の大原野です(大原野石見町・小塩町・上里・宇ノ山・上羽町・灰方町)。敷地120㎡以上・高さ10m以下などの条件がつきます。「調整区域=いっさい建てられない」ではなく、区域と条件しだいだということです。ほかの区に指定区域があるという記載は、市のページにはありません(令和8年9月10日更新のページ)。
右京区の京北地域は、都市計画区域の外で、別の条例があります
京北地域は、平成17年4月1日に京都市に編入された旧京北町の区域です。都市計画区域の外ですが、「何を建ててもよい」わけではありません。京都市は「京都市京北区域内における建築物の制限に関する条例」(平成20年6月20日 条例第8号)で、容積率200%・建ぺい率60%などの制限を定め、建築基準法第6条第1項第4号の区域にも指定しています(京都市「京北地域のまちづくり」。2013年3月掲載のページで、現行の内容は窓口でご確認ください)。京北で土地や古い家を買う場合は、建築の可否のほかに、農地・森林に関する法令、土砂災害警戒区域等も確認が必要です。
高さの上限(高度地区)は6段階。10m・12m・15mの区域が全体の約6割です
京都市は平成19年(2007年)9月1日に「新景観政策」を実施し、建物の高さの上限を見直しました。市の資料は「新景観政策実施以前の高度地区で定めていた高さの最高限度は、10m、15m、20m、31m、45mの5段階でしたが、見直しにより、45mの最高限度を廃止し、新たに12m、25mを加えて6段階」としたと説明しています。基本方針は、都心部から三方の山すそに向かって次第に建物が低くなる構成です。
| 高度地区 | 京都市全体の面積 | 高度地区に占める割合 | 高さの最高限度 |
|---|---|---|---|
| 10m | 3,554 ha | 24.9% | 10m |
| 12m(第1種〜第4種) | 767 ha | 5.4% | 12m |
| 15m(第1種〜第4種) | 4,694 ha | 32.9% | 15m |
| 20m(第1種〜第4種) | 3,755 ha | 26.3% | 20m |
| 25m | 61 ha | 0.4% | 25m |
| 31m(第1種〜第11種・空間創出型) | 1,443.2 ha | 10.1% | 31m(種別によっては条件を満たさない場合20mまたは25m。空間創出型は条件つき) |
| 合計 | 14,274.2 ha | 100.0% | 市街化区域14,980haの95.3% |
※京都市「高度地区計画書」の種類別面積を、高さごとに当方が合計したものです(12m=396+234+63+74、15m=1,954+1,360+923+457、20m=816+1,362+998+579、31m=549+856.2+38)。合計は14,274.2haで、都市計画総括表の高度地区14,274haと一致します。割合は当方算出。どの区のどこが何mかは、この表からは分かりません。住所ごとに京都市地図情報提供サービスで確認してください。
10m・12m・15mの区域を足すと9,015haで、高度地区の約63%(当方算出)。京都市の市街化区域の大半は、3〜5階建てくらいまでの高さに抑えられている、ということです。住む側から見れば、隣に急に高い建物が建ちにくいという利点になります。
ただし、「京都市は高い建物が建たない」と一括りにはできません。公式資料で確認できた例を3つ挙げます。
- 高度地区がかかっていない区域がある。高度地区は市街化区域の95.3%で、残りの約5%には高度地区による上限がありません。令和5年の都市計画見直しのパンフレットは、らくなん進都(鴨川以北)の高度地区を「20m第3・4種」から「無指定」に変えたと説明しています。
- 地区計画で、別に高さを定めた地区がある。南区の久世高田・向日寺戸地区(約13.4ha)の地区計画は、建物の高さの最高限度をA地区90m・B地区45m・C地区90mと定めています。
- 条件を満たせば上限が適用されない種別がある。令和5年の見直しで、山科区の外環状線沿道(山科駅〜椥辻駅)に「空間創出型」の高度地区が定められました。条件を満たす建物には高さの上限を適用せず、満たさない場合は31mです。
買う側にとっての意味は2つです。(1)こうした区域の近くでは、将来まわりに高い建物が建つ可能性があること。眺望や日当たりを重視する方は、物件の敷地だけでなく、周辺の区域の制限も確認してください。(2)高さの上限は平成19年に引き下げられた地域があり(市は「市街地の約3割」で最高限度を引き下げたとしています)、それより前に建った建物のなかには、いまの上限を超えているものがありえること。中古マンションを検討するときは、その建物が現在の上限に収まっているかを確認しておくと、将来の建て替えの話が出たときに慌てずに済みます(個別の建物が上限を超えているかどうかは、公表資料からは分かりません。管理組合の資料や重要事項説明で確認します)。
景観・風致・歴史的風土 ― 外観と山ぎわの土地にかかるルール
| 区域の種類 | 京都市全体 | 買う立場からの意味 |
|---|---|---|
| 景観地区(美観地区・美観形成地区) | 3,431ha・8地区 | 屋根・外壁・色などのデザイン基準。建て替え・外観の変更に認定などの手続きが要る場合がある |
| 風致地区 | 17,943ha・17地区 | 建物の新築・増改築、宅地の造成、木竹の伐採、色や意匠の変更に市長の許可。種別ごとに高さ8〜15m、建ぺい率2/10〜4/10などの基準 |
| 歴史的風土特別保存地区 | 2,861ha・24地区 | 市は「通常の維持管理行為以外の現状変更行為を原則として禁止」と説明。可能な行為も市長の許可が必要 |
| 伝統的建造物群保存地区 | 14.9ha・4地区 | 産寧坂・祇園新橋(東山区)、嵯峨鳥居本(右京区)、上賀茂(北区) |
| 特別用途地区 | 1,628ha・13か所 | 職住共存特別用途地区152ha、御池通沿道特別商業地区20ha、らくなん進都産業集積地区466ha(南区・伏見区にまたがる)など |
| 防火地域/準防火地域 | 183ha/7,199ha | 建物の構造・窓などの仕様に制限。建築費に関わる |
| 地区計画 | 842.1ha・72地区 | 地区ごとに用途・高さ・意匠などを上乗せで制限。届出が必要 |
※面積・地区数は京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)。風致地区の基準は京都市「風致景観の保全」、歴史的風土特別保存地区の説明は京都市「歴史的風土(古都)の保存」による。伝統的建造物群保存地区の所在区は、各区役所・市のページで確認できたものです。これらの区域が区ごとにどれだけの面積かは、公表資料で確認できていません(未取得)。
風致地区の17,943haは、市街化区域(14,980ha)より広い面積です。風致地区は市街化区域の外にもかかるため単純な比較はできませんが、山ぎわの物件は、風致地区にかかっていないかを確認する前提で見てください。17地区のうち最大は嵯峨嵐山(約3,989ha)で、以下、東山(約2,577ha)、上賀茂(約2,110ha)、西山(約1,717ha)、大原(約1,624ha)、大枝大原野(約1,596ha)、比叡山(約1,394ha)、醍醐(約1,072ha)と続きます(京都市「風致地区計画書」平成28年12月22日現在。各地区がどの区にかかるかは計画書に区名の記載がなく、本ページでは区に振り分けていません)。
歴史的風土特別保存地区は、名称から所在の区を公式資料で確認できたものだけ挙げると、北区の西賀茂・金閣寺・上賀茂、左京区の修学院・瓜生山・大文字山・上高野・寂光院・三千院・岩倉・松ヶ崎、東山区の清水(約130ha)・阿弥陀ヶ峰(約28ha)・泉涌寺(約56ha)、右京区の嵯峨野・嵐山、西京区の嵐山(西京区嵐山・松室の各一部・約180ha)があります。山ぎわ・社寺の近くの物件は、建て替えや増築の前に、この区域に入っていないかを必ず確認してください。
地区計画は、区によって数がかなり違います。市の一覧で行政区の欄に入っている数は、西京区15(確認できたもの)、中京区10、伏見区9、左京区7、下京区7、右京区7、南区5、東山区4、山科区4、上京区3、北区2(2つの区にまたがる地区はそれぞれの区で数えているため、合計は72になりません)。また、京都市の建築協定の一覧ページは「北区、下京区及び山科区には、建築協定区域はありません」と明記しています。建築協定は住民どうしの取り決めで、区域内の土地を買うと買主にも効力が及びます。
居住誘導区域と届出(京都市持続可能な都市構築プラン)
京都市で立地適正化計画に当たるのは「京都市持続可能な都市構築プラン」(2019年3月28日策定)です。居住誘導区域は、市の区域図の説明によると「市街化区域の全域から、工業地域・工業専用地域・土砂災害特別警戒区域・急傾斜地崩壊危険区域を除いた区域」。居住誘導区域の外で3戸以上の住宅を建てる場合などには、着手の30日前までの届出制度があります。戸建を1軒買う・建てるだけなら、この届出の対象にはなりません。ただし、市が「住む場所として誘導する区域」から、工業地域・工業専用地域と土砂災害特別警戒区域などを外している、という事実は、物件を選ぶときの目安になります。
京都市で「どの区域か」を確かめる方法
- 「京都市地図情報提供サービス」で住所を入力する。用途地域・高度地区などの都市計画の情報、景観の情報、建築基準法上の道路の種別(指定道路図)をまとめて確認できます(令和8年3月18日から各システムが連携)。
- 「景観情報共有システム」で、景観地区・風致地区・眺望景観などの指定を確認する。
- 売主の固定資産税の課税明細書を見る。都市計画税の課税標準額が入っていれば市街化区域の物件です。
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」「その他の法令にもとづく制限」の両方の欄を確認する。風致地区・歴史的風土・京町家の届出などは、後者に書かれる制限です。
出典:京都市「都市計画総括表」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000019433.html /京都市「都市計画のあらまし」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000020250.html /冊子「京都市の都市計画」第3章 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000142/142484/3syou.pdf /第3期西京区基本計画(概要版) https://www.city.kyoto.lg.jp/nisikyo/page/0000288010.html /京都市「大原戸寺町地区地区計画」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000159362.html /京都市「京都市市街化調整区域における開発許可等の基準に関する条例」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000295041.html /京都市「京北地域のまちづくり」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000043566.html /右京区役所「京北のあらまし -地理-」 https://www.city.kyoto.lg.jp/ukyo/page/0000178740.html /左京区役所「左京区の概要」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sakyo/page/0000243219.html /京都市 高度地区 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000023106.html /京都市「新景観政策 10年とこれから」第1章 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000281/281299/report_1.pdf /京都市 都市計画の見直し パンフレット https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000310/310821/minaoshisyousaipannhuretto.pdf /京都市「久世高田・向日寺戸地区地区計画」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000154890.html /京都市「(6)東部方面の外環状線沿道<R5都計見直しエリア別説明>」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000319636.html /京都市「風致景観の保全」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281780.html /京都市「風致地区」(風致地区計画書) https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000023109.html /京都市「歴史的風土(古都)の保存」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281785.html /京都市「伝統的建造物群保存地区」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281305.html /京都市「地区計画」の一覧 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000154220.html /京都市「京都市内の建築協定」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000021235.html /京都市「京都市持続可能な都市構築プラン」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000249400.html /京都市「立地適正化計画の区域図」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000256463.html /京都市「京都市地図情報提供サービス」の案内 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000278444.html /京都市「景観情報共有システム」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281540.html
09京都市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市街化区域・市街化調整区域を問わず課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋のみ |
| 合計(市街化区域) | 1.7% | 課税標準額に対して |
京都市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.3%です。11区どこでも同じです。都市計画税がかかるのは、市公式の説明では「都市計画法による市街化区域内に土地や家屋をお持ちの方」。市街化区域の物件なら合計1.7%になります(償却資産は都市計画税の対象外)。市街化調整区域の物件、都市計画区域の外(左京区・右京区の一部)の物件には、都市計画税はかかりません。京都市は市域の約8割が市街化区域の外ですから、「同じ京都市なのに、毎年の税率が0.3%ちがう」物件が実際にあります。
納期が4月から始まる点に注意してください。令和8年度の納期は第1期 4月30日、第2期 7月31日、第3期 12月28日、第4期 令和9年3月1日。固定資産税・都市計画税は毎年1月1日(賦課期日)の所有者に1年分がかかる税で、年の途中で売買した場合の日割りの精算は、売主・買主の合意で行う商慣習です。市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。
免税点は、同一人が市内に所有する資産の課税標準額の合計が土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円に満たない場合です。
税率は同じでも、税額は区で大きく変わります。令和8年地価公示で、住宅地の平均は上京区458,923円/㎡、山科区149,350円/㎡。約3.1倍の開きがあります。固定資産税の評価額は公示価格そのものではありませんが、土地の評価が区によって大きく違うことは変わりません。「京都市だから固定資産税が高い/安い」と一律には言えません。検討中の物件については、売主の納税通知書(課税明細書)の実額を見せてもらうのが確実です。
★京都市には、これとは別の新しい税が予定されています。「非居住住宅利活用促進税」です。市の説明では「令和12年度(令和12年1月1日の利用状況によるもの)から課税開始予定」で、システム開発の影響で当初の予定から1年延期されています。本ページ作成時点で、まだ課税は始まっていません。対象は「京都市の市街化区域内に所在する非居住住宅(その所在地に住所を有する者がいない住宅)の所有者」。住民票の有無ではなく居住実態で判定され、分譲マンションは戸(専有部分)単位です。税額は、家屋価値割(家屋の固定資産評価額×0.7%)と、立地床面積割(敷地の1㎡あたり固定資産評価額×延べ床面積×税率。家屋価値割の課税標準が700万円未満0.15%、700万円以上900万円未満0.3%、900万円以上0.6%)の合計。家屋の評価額が30万円未満(導入当初5年間は100万円未満)のもの、事業の用に供しているもの、賃貸・販売の募集中で一定の条件を満たすものなどは課税が免除され、転勤・入院・介護などによる一時的な非居住には減免があります。自分が住む家は対象外です。立地床面積割は土地の評価額に連動しますから、地価の高い区で「住まない住戸」を持つほど、この税の負担は相対的に大きくなります。セカンドハウスとして買う方、将来住まなくなる可能性のある方は、制度を確認しておいてください。
住宅用地の特例は、京都市も地方税法どおりです。小規模住宅用地(1戸あたり200㎡までの部分)は、固定資産税が価格×1/6、都市計画税が価格×1/3。一般住宅用地(200㎡を超える部分)は、固定資産税が価格×1/3、都市計画税が価格×2/3です。
京都市の成約データでは、戸建2,095件の土地面積の中央値は80㎡です。京都市で流通している戸建の多くは、土地の全部が小規模住宅用地の特例に収まる広さだと言えます。土地が小さいぶん、税額では「広さ」より「1㎡あたりの評価の高さ」が効いてきます。
新築住宅には固定資産税の減額措置があります。市のページによると、減額の対象になる居住部分の床面積は、令和8年3月31日までの新築は50㎡以上280㎡以下、それ以降の新築は40㎡以上240㎡以下。床面積120㎡相当分までの固定資産税額が2分の1になり、期間は一般の住宅が3年度分、3階建以上の中高層耐火住宅が5年度分です(令和13年3月31日までの新築が対象)。成約した新築戸建て411件の延床面積の中央値は90㎡ですから、多くの新築戸建ては床面積の要件に入る広さです(個別の物件が対象になるかは、床面積と居住部分の割合でご確認ください)。中古の住戸には、この新築の減額はありません。なお、市のページではこの減額は固定資産税について説明されており、都市計画税に適用するという記載は確認できませんでした。
このほか、認定長期優良住宅(5年度分、3階建以上の中高層耐火住宅は7年度分)、耐震改修(昭和57年1月1日以前から所在する住宅・工事費50万円超・税額の2分の1・1年度分)、バリアフリー改修、省エネ改修の減額措置があります。京都市の中古戸建ての成約は約30%が1981年以前の建築です。古い戸建や京町家を買って改修する方は、工事の前に対象になるかを確認し、工事完了後3か月以内などの申告期限を逃さないようにしてください。
免税点
同一人が京都市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。
| 区分 | 免税点 |
|---|---|
| 土地 | 300,000円 |
| 家屋 | 200,000円 |
| 償却資産 | 1,500,000円 |
※納期:第1期 令和8年4月30日/第2期 令和8年7月31日/第3期 令和8年12月28日/第4期 令和9年3月1日(令和8年度)/賦課期日は毎年1月1日。納期限が土日祝・年末年始に当たる場合は翌開庁日
※税率・免税点は京都市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
10京都市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
京都市は学校選択制を実施していません(指定校制)。住所地によって通う小学校・中学校が決まります。京都市では住所そのものが学校を決めるため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。京都市教育委員会は、通学区域のページで「いわゆる『学校選択制』は実施していません」と明記しています。通学する学校は「居住地の住所地(町及び地番)による通学区域に基づいて指定」されます。11区どこでも同じ制度です。1つの町が複数の通学区域に分かれる場合があり、その場合は教育委員会の調査課に問い合わせるよう案内されています。都心の区では、同じ町名が通りの位置つきで複数あり、町名だけでは学校が決まらない住所もあります。
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
| 許可される事由 | 内容 |
|---|---|
| 先行就学(転居が確実な場合) | 家を買う方に最も直接関係する事由です。転居が確実で、転居先の学校に先に通いたい場合に、学年末まで認められます。市のページは、賃貸借契約書・建築確認通知書などを必要書類の例に挙げています。引渡しが新学期に間に合わない場合でも、学年の途中で転校させずに済む可能性があるということです。 |
| 住宅融資関係 | 融資の手続きのために住民票を先に移し、実際の転居が後になる場合。転居日まで、いまの学校に通えます。住宅ローンの手続きで住民票の異動を先に求められる方に関係します。 |
| 一時転居(新築・増改築・災害) | 新築・増改築や災害による1年以内の一時転居の場合。建て替えや大がかりな改修のあいだ仮住まいをする方は、もとの学校に通い続けられます。 |
| 学年途中の転居 | 学年の途中にほかの通学区域へ転居したが、いまの学校に通い続けたい場合。学年末まで。京都市内で区をまたいで引っ越す場合にも関係します。 |
| 小学5年・中学2年での転居 | 小学5年生または中学2年生で転居し、いまの学校に通い続けたい場合は卒業まで認められます。引越しの時期を決めるときの材料になります。 |
| 昼間留守家庭(小学生のみ) | 保護者の勤務で放課後に自宅が不在になり、親類宅などで預かる場合。事由がなくなるまで。就労証明書などが必要です。 |
| 兄弟姉妹 | 同じ住所の兄弟姉妹が通学区域外就学をしている場合、その兄弟姉妹の許可の終期まで。 |
| 難聴学級 | 難聴学級へ入級する場合。卒業まで。 |
| 事由が解消したあとの継続 | 年度の途中で事由が解消した場合、学年末まで(小学5年・中学2年は卒業まで)。 |
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は京都市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ京都府内でも、市町村が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 中学校3年生まで(15歳に達した日以後の最初の3月31日まで) |
| 所得制限 | 所得制限なし(市公式「所得制限はありません」) |
| 一部自己負担 | 0歳〜小学生:入院・通院とも1医療機関につき月200円/中学生:入院は1医療機関につき月200円、通院は月1,500円(複数の医療機関の合計で1,500円を超えた分を支給) |
区を移っても変わらないもの・変わるもの
京都市内で区を選ぶとき、まず知っておいていただきたいのがこの整理です。学校の制度、子ども医療費、保育料、給食の方式、住宅取得の支援制度は、京都市内であれば11区すべて同じです。市町村が変われば条件が変わりますが、京都市のなかで区を移っても、これらの条件は変わりません。
| 項目 | 11区共通の内容 | 区・住所で変わること |
|---|---|---|
| 通う学校 | 学校選択制なし。住所の町と地番で指定 | どの学校になるか。同じ町で分かれる住所もある |
| 通学区域外就学 | 事由は9つ(先行就学・住宅融資関係・一時転居ほか) | — |
| 子ども医療費 | 中学3年生まで・所得制限なし | — |
| 保育料 | 第2子以降は無料(令和7年度から) | 施設ごとの受入枠 |
| 中学校給食 | 現在は選択制。全員制は令和10年8月末から開始予定 | 施設一体型の小中一貫校は全員給食 |
| 住宅取得の支援 | 京都安心すまい応援金(中古+市内業者のリフォーム) | — |
| 学校の統合 | 市は「地元主導」で進める方針 | 統合・小中一貫校化が進んでいる地域 |
つまり京都市内の区選びは、「制度」ではなく「場所」で決めればよいということです。土地の値段、流通している物件の種類、かかる規制、災害の種類、駅までの距離、そして実際に通う学校までの距離。ここが区によって違うところです。
学校は住所で決まります。統合が進んでいる地域があります
京都市教育委員会は「いわゆる『学校選択制』は実施していません」「就学する学校の選択はできません」と明記しています。通学区域は、区ごとの「京都市通学区町名一覧」で、町名ごとに小学校区・中学校区が示されています。物件広告や成約データに出てくる「◯◯学区」は、元学区(地域の単位)の名前で、いま通う小学校の名前とは一致しないことがあります。国土交通省の成約価格情報も、上京区・中京区・下京区・東山区などでは「本能学区」「仁和学区」のように元学区の名前で公表されています。
京都市では学校の統合が進んでいます。市の説明では、令和8年4月時点で、小・中学校94校が26校になる統合が実現しており、児童数は昭和33年度の154,815人から令和8年度の53,642人へ、約65%減りました。市の学校統合のページには、次のような案件が掲載されています(タイトルや各区の資料で区を確認できたもの)。
| 区 | 案件(市のページのタイトル) | 時期 |
|---|---|---|
| 伏見区 | 洛水中学校区 小中一貫教育校の創設/向島東中学校区 小中一貫教育校の創設 | 市のページは2026年7月掲載 |
| 伏見区 | 栄桜小中学校の創設(小栗栖中学校区)/向島秀蓮小中学校の創設 | 向島秀蓮は平成31年4月開校 |
| 西京区 | 洛西陵明小中学校の創設(西陵中学校区) | — |
| 右京区 | 京都京北小中学校の創設/双ケ丘中・高雄中学校の統合 | 令和2年4月開校/令和3年4月統合 |
| 左京区 | 市原野小・鞍馬小学校の統合/市原野小・静原小学校の統合 | 令和7年4月/令和4年4月 |
| 北区・上京区 | 柏野小・翔鸞小学校の統合 | 令和7年4月(北区の柏野小学校が上京区の翔鸞小学校へ) |
| 北区 | 紫野小・楽只小の統合 | 平成31年4月 |
| 下京区 | 下京雅小学校の開校(醒泉小・淳風小の統合) | 平成29年4月 |
※京都市教育委員会「京都市の学校統合」と学校統合のページ一覧による。全案件の一覧ではありません。
指定校は、今後も同じとは限りません。長く住む前提の方は、いまの指定校だけでなく、統合や通学区域の見直しの予定がないかも教育委員会に確認しておくと安心です。山間の地域では、学校までの距離そのものが大きな論点になります。
家を買う人に効く3つの事由 ― 先行就学・住宅融資関係・一時転居
京都市の「通学区域外就学」の事由は9つあります。そのうち、住宅の購入に直接関係するのは次の3つです。
| 事由 | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 先行就学 | 転居が確実で、転居先の学校に先に通いたい | 学年末まで |
| 住宅融資関係 | 融資手続のため住民票を先に移し、実際の転居が後になる | 転居日まで |
| 一時転居 | 新築・増改築や災害による1年以内の一時転居 | 1年以内 |
| 小5・中2での転居 | 小学5年または中学2年で転居し、現在校に通い続けたい | 卒業まで |
契約してから引渡しまで時間が空く場合でも、先行就学で4月から転居先の学校に通わせられる可能性があります。逆に、卒業が近い学年なら、引っ越したあとも元の学校に通い続けられる場合があります。申請先は各小・中学校です。注意点として、市は「小学校で許可を受けても中学校進学時は指定学校が原則」としています。
中学校給食 ― いまは選択制、全員制は令和10年8月末から
京都市立中学校の給食は、現在は家庭からの弁当か給食かを選ぶ選択制です。市は全員制の中学校給食を令和10年8月末(夏休み明け)から開始する予定と公表しており、給食センター方式を中心に一部で民間の調理場も活用する、給食費は「食材費相当額とし、詳細は今後検討」としています(給食センターの対象は48校、民間調理場の対象は13校。給食センターは南区吉祥院観音堂町に整備予定)。お子さんの年齢によっては、入学の時点ではまだ選択制です。小学校の給食費の額、中学校の選択制給食の現在の単価は、市のページで確認できませんでした(未取得)。
子ども医療費と保育料
| 年齢 | 入院 | 通院 |
|---|---|---|
| 0歳〜小学生 | 1医療機関につき月200円 | 1医療機関につき月200円 |
| 中学生 | 1医療機関につき月200円 | 月1,500円(複数の医療機関の合計で1,500円を超えた分を支給) |
対象は中学校3年生まで、所得制限はありません。高校生世代は対象外です。京都府外で受診した場合は、あとから申請して払い戻しを受ける形になります。保育料は、令和7年度から第2子以降が無料です(認可保育施設を利用する世帯。市は「同時入所要件・所得要件はありません。無償化のための手続きも不要」としています)。こうした制度は市町村ごとに違います。京都市の外から移る方、京都市と周辺の市とで迷っている方は、それぞれの市町村の条件と見比べてください。高校生世代まで医療費を助成している市町村から移る場合は、対象が狭くなります。
子育て世帯の住宅取得支援は「中古+リフォーム」が条件。新築は対象外です
京都市には「京都安心すまい応援金」(京都市子育て世帯既存住宅取得応援金)があります。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 対象者 | 未就学の子ども(妊娠中を含む)がいる世帯 |
| 対象住宅 | 既存住宅(中古の戸建て・マンション)。築5年以上(令和8年度は令和4年3月31日までに建築)。購入価格500万円(税抜)以上。新築は対象外 |
| 必須条件 | 市内事業者が施工するリフォーム工事を実施 |
| 交付額 | 基本100万円。加算は各50万円で最大100万円まで(子ども2人以上/子ども3人以上/世帯が市外から転入/京町家または管理計画認定マンションを購入)。最大200万円 |
| 受付(令和8年度) | 事前申出(エントリー)令和8年4月1日〜令和9年3月31日/交付申請 令和8年4月1日〜令和9年12月31日 |
| 窓口 | 京(みやこ)安心すまいセンター 075-744-1670 |
正直に書いておくと、新築戸建て・新築マンションを買う方は、この制度を使えません。京都市の成約3,906件のうち、新築戸建ては411件。残りの中古戸建て・中古マンションのうち、築5年以上・500万円以上の物件を、未就学のお子さんがいる世帯が買って市内の業者でリフォームする場合に、対象になる可能性があります。事前申出(エントリー)が必要ですので、契約の前に窓口で手順を確認してください。
出典:京都市「京都市立小・中・小中学校の通学区域」https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000246308.html /京都市「『通学区域外就学』について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000189089.html /京都市「京都市の学校統合」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000260701.html /京都市 学校統合のページ一覧 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/category/179-18-1-0-0-0-0-0-0-0.html /京都市教育委員会「柏野小・翔鸞小学校の統合」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000307804.html /京都市「全員制中学校給食の実施状況の進ちょくについて」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000347372.html /京都市「子ども医療費支給制度」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000067393.html /京都市「利用者負担額(保育料)の軽減・免除について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000179571.html /京都市「京都安心すまい応援金」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000330039.html
11京都市で家を買う前に必ず確認したい点
京都市の物件を見るときに、価格表だけでは分からないことを10項目にまとめます。 11区のどこを見ているかで効いてくる項目が変わりますので、ご自分が検討している区に当てはまるところから読んでください。
1|その土地は、どの区域にありますか
京都市の土地は、(1)市街化区域、(2)市街化調整区域、(3)都市計画区域の外、の3つに分かれます。 市街化区域は14,980haで、市域82,783haの約18%(当方算出)。残りの約8割は、市街化調整区域か、都市計画区域の外です。 都市計画区域の外があるのは左京区(花背峠以北)と右京区(嵯峨樒原・嵯峨越畑・京北地域)。 西京区は、区の基本計画が「区域の約75%が開発行為が厳しく制限されている市街化調整区域」と書いています。
- 市街化調整区域:原則として建築を目的とした開発ができず、建て替えに許可が要る、またはできない場合があります。住宅ローンの取扱いが変わる金融機関もあります。 西京区の大原野には、条件つきで住宅を建てられる「指定区域」が6つあります。
- 都市計画区域の外:用途地域や高度地区はありませんが、右京区の京北地域には建物の制限を定めた市の条例があります。
- 市街化区域:都市計画税(0.3%)がかかり、令和12年度から課税開始予定の非居住住宅利活用促進税の対象区域でもあります。
区ごとの面積の内訳は公表されていません。「◯◯区だから市街化区域」とは言えませんので、 山あい・山ぎわ・田畑のそばの物件は、京都市地図情報提供サービスで住所ごとに確認してください。
2|建て替えるとき、いまと同じ高さの建物を建てられますか
京都市の高度地区は14,274ha(市街化区域の95.3%)にかかり、高さの上限は10・12・15・20・25・31mの6段階です。 平成19年(2007年)9月1日の新景観政策で、45mの区分が廃止され、市は「市街地の約3割」で最高限度を引き下げたとしています。 それより前に建った建物のなかには、いまの上限を超えているものがありえます。 そうした建物を建て替えるときは、原則として現在の上限に合わせることになります。
中古マンションを検討する方は、その建物が現在の高度地区の上限に収まっているかを確認してください (個別の建物が上限を超えているかどうかは、公表資料からは分かりません。管理組合の資料や重要事項説明で確認します)。 京都市の中古マンションの成約1,811件は、建築年の中央値が1996年。半分以上が、新景観政策より前に建った建物です。 なお、高度地区がかかっていない区域(らくなん進都の鴨川以北など)や、地区計画で別に高さを定めた地区(南区の久世高田・向日寺戸地区は90m・45m)、 条件を満たせば上限が適用されない種別(山科区の外環状線沿道の空間創出型)もあります。高さのルールは、住所ごとに確認が必要です。
3|外観・色・屋根に基準がある区域ではありませんか
京都市には、景観地区(美観地区・美観形成地区)3,431ha、風致地区17,943ha(17地区)、歴史的風土特別保存地区2,861ha(24地区)、 伝統的建造物群保存地区4地区があります。 風致地区では、建物の新築・増改築、宅地の造成、木竹の伐採、色や意匠の変更に市長の許可が必要で、 種別ごとに高さ(8〜15m)・建ぺい率(2/10〜4/10)・道路や隣地からの後退距離・緑地の規模の基準があります。 歴史的風土特別保存地区について、市は「通常の維持管理行為以外の現状変更行為を原則として禁止」と説明しています。
リフォームで外壁の色を変える、屋根を葺き替える、増築する、庭木を切る。 こうしたことにも許可や届出が要る区域がある、ということです。 とくに山ぎわ・社寺の近く・川沿いの物件は、景観情報共有システムで指定を確認してください。 屋上の屋外広告物と、点滅式・可動式の屋外広告物は、市内全域で規制されています。
4|前の道は、幅が何mで、建築基準法上のどの道路ですか
京都市で古い戸建・古家つきの土地を買うとき、いちばん大事な確認がこれです。 京都市の資料によると、幅4m未満の道(細街路)は約941km・約12,960本(平成23年調査・都市計画区域内で立ち並びのあるもの)。内訳は次のとおりです。
| 区分 | 延長 | 本数 |
|---|---|---|
| 幅1.8m以上4m未満・通り抜け | 約674km | 約6,900本 |
| 幅1.8m以上4m未満・袋路(行き止まり) | 約100km | 約2,650本 |
| 幅1.8m未満・通り抜け | 約105km | 約1,730本 |
| 幅1.8m未満・袋路(行き止まり) | 約62km | 約1,680本 |
| 合計 | 約941km | 約12,960本 |
※京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」(平成24年7月策定・令和3年3月改定)。区ごとの本数は未取得です。
- 建築基準法上の道路に接していない敷地は、原則として建築できません。 幅1.8m以上4m未満で、基準時に建物が立ち並んでいた道は「2項道路(みなし道路)」として扱われます。 京都市の基準時は、原則として昭和25年11月23日です。
- 2項道路に面する敷地は、建て替えのときに道路の中心線から2m後退(セットバック)します。 京都市の狭あい道路等整備事業では、建築確認申請の前に、狭あい道路整備の申出書または協議書を提出し、後退杭を設置します。 後退した部分には建物を建てられません。京都市の戸建の成約は土地面積の中央値が80㎡ですから、後退の影響は小さくありません。
- 幅1.8m未満の道について、市は「沿道建物の再建築や大規模改修が困難」と説明しています。
- いっぽうで市には、路地のある町並みを再生するための道路指定制度(平成26年度創設)、連担建築物設計制度、 建築基準法第43条第2項の許可といった、路地の奥でも建て替えを可能にする制度があります。 ただし「申請すれば必ず通る」制度ではありません。地域の合意や個別の審査が前提です。
京都市が「優先的に防災まちづくりを進める地区」として町名を公表しているのは6学区で、 上京区の翔鸞・仁和・正親・出水、北区の柏野、東山区の六原です。 上京区の基本計画は「区内の7学区が木造密集市街地に指定」、東山区の基本計画は「住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満」と書いています。 相場より大きく安い戸建・古家つきの土地は、前面道路が理由であることが少なくありません。 道路の種別は、京都市地図情報提供サービスの「指定道路図」で確認できます。 建て替えができない、または条件つきの物件は、住宅ローンの審査にも影響します。
5|その建物は「京町家」にあたりませんか
京都市には「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」(平成29年11月制定)があります。 京町家の定義は、建築基準法の施行(昭和25年)以前に建築された木造建築物で、 「伝統的な構造及び都市生活の中から生み出された形態又は意匠を有するもの」。 市の調査では、平成20・21年度に47,735軒、平成28年度に40,146軒、令和6年度に34,580軒。年間約800軒が滅失しています。
- 解体に着手する1年前までに、市への届出が求められます。 個別に指定された京町家と指定地区内の京町家は義務(違反は5万円以下の過料)、それ以外のすべての京町家は努力義務です。
- 古家つきの土地を買って建て替えるつもりの方は、建物が京町家にあたるか、個別指定・指定地区内かを先に確認してください。 義務の対象なら、引渡しを受けてから解体まで1年かかる可能性があります。
- 条例の改正案(解体届出制度の実効性を高める仕組みなど)について、令和8年7月24日〜8月24日に市民意見募集が行われました。 制度が変わる可能性があります(改正の中身・施行時期は未取得)。
- 逆に、京町家を買って住む方には支援があります。京都安心すまい応援金は、京町家の購入が加算の条件のひとつ。 耐震・防火の改修には「まちの匠・ぷらす」の補助があります。
6|古い建物の耐震と、補助を受ける順番
京都市の成約データでは、中古戸建て1,523件のうち457件(約30%)、中古マンションは建築年が分かる1,809件のうち378件(約21%)が1981年以前の建築です。 京都市には、次の支援があります(令和8年度)。
| 制度 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 木造住宅・京町家の耐震診断士派遣 | 木造住宅:昭和56年5月31日以前着工・3階建以下/京町家:昭和25年11月22日以前着工・2階建以下 | 木造住宅は無料。京町家は診断無料・基本計画作成2万円 |
| まちの匠・ぷらす(耐震・防火改修支援) | 同上。所有者または居住者(予定を含む) | 本格耐震改修:京町家 最大300万円/木造住宅 最大200万円。簡易耐震改修:京町家 最大60万円/木造住宅 最大40万円 |
※受付は令和8年度が2026年4月13日〜12月25日(予算がなくなり次第終了)。補助率は未取得(上限額のみ)。 出典:京都市「木造住宅・京町家の耐震診断士派遣」「まちの匠・ぷらす 京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業」
いちばん大事なのは順番です。「まちの匠・ぷらす」は、工事の着工前の申請が必須です。 買ってすぐ工事を始めてしまうと、補助を受けられません。 対象者に「居住者(予定を含む)」が入っていますので、購入を決めた段階で窓口(京安心すまいセンター)に相談してください。
7|土砂災害 ― 7つの区にあり、4つの区にはありません
京都府の土砂災害警戒区域等は、京都市内に7区・計2,545箇所(当方合計)。 右京区1,015・左京区598・北区365・伏見区208・西京区168・山科区126・東山区65で、 上京区・中京区・下京区・南区は「指定予定の箇所なし」です(伏見区は、府の区別ページの合計が216で一覧と一致しません)。 ただし、区の全体が危ないわけではありません。右京区は1,015箇所のうち810箇所が京北で、南部の14学区には土砂災害(特別)警戒区域がないと区役所が説明しています。 山科区は13学区のうち8学区、東山区は11学区のうち8学区にあります。
京都市の居住誘導区域は、土砂災害特別警戒区域と急傾斜地崩壊危険区域を除いて定められています。 山ぎわの物件、坂の上の物件、谷あいの物件は、警戒区域・特別警戒区域にかかっていないかを必ず確認してください。 区域は、京都府のページと京都市防災情報マップで確認できます。
8|洪水・内水 ― 川沿いと低地の区で確認します
京都市の水害ハザードマップが対象としている河川は、 洪水予報河川の宇治川、桂川、木津川下流、鴨川・高野川と、水位周知河川の弓削川、桂川(周山)、山科川、天神川、小畑川です。 区役所の説明では、南区が「桂川、鴨川、西高瀬川、天神川等で河川氾濫の危険性」、 左京区が鴨川・高野川と岩倉川・長谷川、山科区が山科川ほか6つの河川、伏見区が「桂川,宇治川など主要な河川が流れ」としています。
実際の被害の記録も見ておきます。 京都市の被害報告によると、平成25年台風18号では、市全体で床上浸水625・床下浸水810。 このうち伏見区域が床上321(伏見131・深草1・醍醐189)・床下361(238・5・118)、山科が床上63・床下166でした。 床上浸水の半分以上が伏見区域です(当方算出)。 市は、平成25年台風18号と平成26年8月豪雨の被害を受けて浸水対策を強化したと説明しています(京都市「雨に強いまちづくり」)。
浸水想定区域の物件は、火災保険の水災補償の保険料も家計に関わります。 京都市防災情報マップで、河川ごとの浸水深・家屋倒壊等氾濫想定区域・浸水継続時間を、住所から確認できます。 区ごとの浸水想定区域の面積・浸水深は、本ページでは取得していません(未取得)。
9|地震・ため池・造成地
京都市は、区ごとの地震ハザードマップ(地図面と情報面)を公開しています。左京区・中京区の地震ハザードマップが想定しているのは、花折断層地震です。 市は令和5年(2023年)3月に第4次地震被害想定の最終報告を公表しています。 想定される震度・被害の数字は、本ページでは取得できていません(未取得)ので、区ごとの地震ハザードマップでご確認ください。
防災重点農業用ため池は市内に17か所。西京区に9、右京区に4、左京区に3、北区に1です(京都市「ため池ハザードマップについて」)。 盛土規制法にもとづく規制区域の指定状況は、本ページでは確認できていません(未取得)。 京都市は「大規模盛土造成地マップ」を公開していますので、丘陵の造成地や山すその物件は、あわせて確認してください。
10|その家に「住まない期間」ができませんか
京都市の非居住住宅利活用促進税は、令和12年度(令和12年1月1日の利用状況によるもの)から課税開始予定です。 対象は、市街化区域内の「その所在地に住所を有する者がいない住宅」。 税額は、家屋の固定資産評価額×0.7%(家屋価値割)と、敷地の1㎡あたり固定資産評価額×延べ床面積×0.15〜0.6%(立地床面積割)の合計です。 自分が住む家は対象外ですが、セカンドハウスとして買う方、転勤・相続などで将来住まなくなる可能性のある方は、 免除・減免の条件(賃貸・売却の募集中、転勤・入院・介護による一時的な非居住など)を確認しておいてください。 本ページ作成時点で、まだ課税は始まっていません。
出典:京都市「都市計画総括表」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000019433.html / 京都市 高度地区 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000023106.html / 京都市「新景観政策」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281600.html / 京都市「風致景観の保全」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281780.html / 京都市「歴史的風土(古都)の保存」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281785.html / 京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000185042.html / 京都市「建築基準法上の道路種別と手続」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000328986.html / 京都市「狭あい道路等整備事業」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000180433.html / 京都市「前の道が狭すぎて建替えも売却もできない・・密集市街地でお困りのみなさんへ」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000337478.html / 京都市「優先的に防災まちづくりを進める地区の区域」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000201107.html / 京都市「京町家を未来へ」 https://kyomachiya.city.kyoto.lg.jp/about/ / https://kyomachiya.city.kyoto.lg.jp/kaitai/ / 京都市「京町家条例の改正案に関する市民意見募集」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000355412.html / 京都市「木造住宅・京町家の耐震診断士派遣」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000119039.html / 京都市「まちの匠・ぷらす 京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000235294.html / 京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」 https://www.pref.kyoto.jp/dosyashitei/shiteitop.html / 京都市「水害ハザードマップ」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000143.html / 京都市「台風18号に伴う京都市内の被害状況について」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/cmsfiles/library/2013/H250915saigai.pdf / 京都市「雨に強いまちづくり」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000458.html / 京都市防災ポータルサイト「地震ハザードマップ」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000196.html / 京都市「京都市第4次地震被害想定」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000668.html / 京都市「ため池ハザードマップについて」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000284639.html / 京都市「大規模盛土造成地マップ」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000134602.html / 京都市「非居住住宅利活用促進税について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/page/0000296672.html / 京都市防災情報マップ https://www.bousaimap.city.kyoto.lg.jp/
12京都市の成り立ち ― 明治22年に2つの区で始まり、昭和51年に11区になった
まず、正直にお伝えしておきます。 「京都」という市名の由来を説明した京都市の公式ページは、本ページでは確認していません(未取得)。推測で書かない方針なので、由来には触れません。 そのかわり、市域と区がどう変わってきたかは、京都市統計書に日付つきの記録があります。 そしてそれが、いまの区ごとの違いの出発点になっています。
区の変遷 ― 2区から11区へ
| 年月日 | できごと | いまの区との関係 |
|---|---|---|
| 明治22年(1889年)4月1日 | 市制施行(上京区・下京区の2区) | 上京区役所によると、上京区・下京区は明治12年に郡区町村編成法で編成された区 |
| 大正7年(1918年)4月1日 | 白川村・田中村・下鴨村・鞍馬口村・野口村などを上京区に、朱雀野村・大内村・七条村などを下京区に編入 | 市域が周囲に広がる |
| 昭和4年(1929年)4月1日 | 上京区と下京区の区域の一部を分合して左京区・中京区・東山区を新設 | 5区に |
| 昭和6年(1931年)4月1日 | 花園村・太秦村・嵯峨町・梅津村・松尾村・桂村などを編入して右京区を新設。 伏見市・深草町・竹田村・向島村・醍醐村などを編入して伏見区を新設。山科町を東山区に、上賀茂村・大宮村・鷹ヶ峰村を上京区に、修学院村・松ケ崎村を左京区に、吉祥院村・上鳥羽村を下京区に編入 | 7区に。山科町は東山区の一部になった(昭和51年に山科区として分区) |
| 昭和23年〜25年 | 中川村・小野郷村・雲ケ畑村を上京区に、岩倉村・八瀬村・大原村・静市野村・鞍馬村・花脊村・久多村を左京区に、 大枝村を右京区に、久我村・羽束師村を伏見区に編入 | 北・東・西の山間と、南西部が市域に |
| 昭和30年(1955年)9月1日 | 上京区を分区して北区、下京区を分区して南区を新設 | 9区に |
| 昭和31年(1956年)9月1日 | 政令指定都市に移行 | 総務省「指定都市一覧」 |
| 昭和32年・34年 | 淀町を伏見区に、京北町大字広河原を左京区に(昭和32年4月1日)、久世村を南区に、大原野村を右京区に(昭和34年11月1日)編入 | |
| 昭和46年(1971年)12月 | 都市計画区域を決定。市街化区域・市街化調整区域を当初指定 | 京都市「都市計画のあらまし」ほか |
| 昭和51年(1976年)10月1日 | 東山区を分区して山科区、右京区を分区して西京区を新設 | いまの11区に。令和8年度は山科区・西京区の50周年 |
| 平成17年(2005年)4月1日 | 京北町を右京区に編入 | 京北地域(217.68km²)が加わる。いまの右京区は292.07km²で11区最大 |
| 平成19年(2007年)9月1日 | 新景観政策を実施 | 高さの上限を6段階に |
| 平成26年・令和6年 | 下京区の一部を中京区へ編入(平成26年4月1日)/南区と伏見区の区域境界を変更(令和6年4月1日) | 区の境は、いまも動くことがある |
※京都市統計書「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」による(編入した町村は主なものを抜粋。郡名は省略)。 政令指定都市への移行は総務省「指定都市一覧」、都市計画区域は京都市「都市計画のあらまし」、新景観政策は京都市「新景観政策」。 ほかに小さな境界変更があります。
この年表から、いまの物件選びについて分かること
(1) 都心の4区は、もとの2区から分かれた区です。 上京区・下京区は市制施行のときからの区で、昭和4年に中京区・東山区・左京区が、この2区の区域の一部から生まれました。 令和8年地価公示で住宅地の平均が高い上位4区(上京・中京・東山・下京)は、この系譜の区です。 通りの名前で場所を示す住所(「◯◯通◯◯上る」など)や、元学区の名前が物件情報に出てくるのも、主にこの地域です。
(2) 右京区・伏見区・山科区・西京区は、昭和6年の編入がもとになっています。 伏見区は、伏見市という別の市と周辺の町村が京都市に入ってできた区。 山科区は、昭和6年に山科町が東山区に編入され、昭和51年に分区した区。西京区は、右京区から昭和51年に分かれた区です。 「京都市の区」といっても、もとは別の市・町・村だった地域が広い範囲を占めます。 町の作り、道路の幅、駅との関係が、都心の区とは違うのはこのためです。
(3) 山間の地域は、戦後に市域に入りました。 北区の中川・小野郷・雲ケ畑、左京区の岩倉・八瀬・大原・静市・鞍馬・花脊・久多は昭和23年〜24年、 右京区の京北は平成17年の編入です。 京都市の面積827.83km²のうち、右京区・左京区・北区の3区で約77%を占めるのは、こうした編入の結果です。 同じ「京都市」の住所でも、都市計画区域の外の土地があるのは、この経緯によります。
(4) 北区は上京区から、南区は下京区から分かれた区です。 どちらも昭和30年9月1日の分区です。 「上京区の物件」と「北区の物件」、「下京区の物件」と「南区の物件」は、もとは同じ区だったということで、 区の境に近い物件では、となりの区の駅や学校のほうが近いことがあります。 物件情報の「◯◯区」だけで判断せず、地図で位置を確かめてください。
京都市のあゆみ(市公式の年表から)
京都市「京都市のあゆみ」は、市の歴史として次のできごとを挙げています。 1869年(明治2年)に日本最初の小学校が開校。1889年に市制施行。 1890年に琵琶湖疏水が竣工し、翌1891年に蹴上水力発電所が送電を開始。 1895年に日本最初の市街電車が開業、平安神宮が創建。1898年10月15日に初代市長が就任し、市役所が開庁しました。 1927年に中央卸売市場、1928年に市バスが営業を開始。 1978年に市電の全線が廃止され、1981年に地下鉄烏丸線、1997年に地下鉄東西線が開通。 1994年(平成6年)は平安建都1200年にあたり、市内の文化財が世界文化遺産に登録されています。
「日本最初の小学校」が明治2年にできた、という記録は、いまの「学区」につながっています。 京都市の都心の区では、物件情報や国土交通省の成約価格情報に「本能学区」「仁和学区」「格致学区」のような元学区の名前が出てきます。 これは、いま通う小学校の名前ではなく、地域の単位としての学区です。 京都市の公立小中学校は学校選択制を実施しておらず、住所の町と地番で学校が決まりますので、 学区の名前と、実際の指定校は、別々に確認してください。
出典:京都市統計書「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」 https://www2.city.kyoto.lg.jp/sogo/toukei/Publish/YearBook/ / 京都市「京都市のあゆみ」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000015599.html / 総務省「指定都市一覧」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/bunken/shitei_toshi-ichiran.html / 京都市「都市計画のあらまし」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000020250.html / 京都市上京区役所「上京区について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000012686.html / 京都市下京区役所「下京区の歩み」 https://www.city.kyoto.lg.jp/shimogyo/page/0000011948.html / 伏見区役所「伏見区の合併・編入の変遷経過」 https://www.city.kyoto.lg.jp/fushimi/page/0000013286.html / 山科区役所「山科区誕生50周年記念事業」 https://www.city.kyoto.lg.jp/yamasina/page/0000355636.html / 西京区役所「西京区の概要」 https://www.city.kyoto.lg.jp/nisikyo/page/0000270247.html / 京都市情報館「京都市の地理」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000015581.html
13京都市の物件を探す・相談する
ネットで見つけた京都市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。
ご相談から引渡しまでの流れ
| ステップ | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLをお送りください | 無料 |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答 | 無料 |
| 3. 内覧 | 京都市内の物件は担当者が現地までご同行します | 無料 |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認 | 無料 |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に交渉を代行します | 無料 |
| 6. 契約・決済 | 重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート | 仲介手数料0円 |
※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。
お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MILLIONS(家タダ) |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702 |
| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
| 電話 | 06-4256-4106 |
| LINE | LINEで相談する |
※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。
14京都市の不動産購入に関する記事
- 【京都府】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 京都市の価格が京都府全体のどのあたりに位置するのかを、府内の市区町村の地価と成約データで比較できます。
- 【大阪市24区】仲介手数料無料で家を買う|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 大阪市内と比べたい場合はこちら。24区を公的データで横並びにしています。
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区ごとの地価・人口・制度を横並びで比較したい方は【大阪市24区】エリア比較ハブ/【神戸市】9区の比較ページをご覧ください。
15京都市の不動産購入 よくある質問
京都市で本当に仲介手数料は0円になりますか?
対象になる物件なら、0円になります。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。京都市の新築戸建ての成約中央値3,700万円で計算すると、仲介手数料の上限額は128万7,000円。中古マンションの中央値2,600万円なら92万4,000円、中古戸建ての中央値2,400万円なら85万8,000円です(成約価格は国土交通省の公表データで、家タダ自身の成約実績ではありません)。売主が仲介手数料を支払わない取引など、物件や取引条件によっては0円の対象外になります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。
京都市の住宅の相場はいくらくらいですか?
先に結論を書きます。「京都市の相場」というひとつの数字は、物件選びにはほとんど使えません。国土交通省の成約価格情報(直近4四半期・家タダの成約実績ではありません)で、京都市の成約は3,906件。中央値は新築戸建てが3,700万円(411件)、中古戸建てが2,400万円(1,523件)、中古マンションが2,600万円(1,811件)です。ただし区別に見ると、中古マンションの中央値は中京区5,100万円から西京区1,650万円まで約3.1倍、中古戸建ては下京区4,500万円から山科区1,300万円まで約3.5倍の開きがあります。土地の値段も同じで、令和8年地価公示の住宅地の平均は、上京区458,923円/㎡から山科区149,350円/㎡まで約3.1倍。市全体の平均は247,682円/㎡(212地点)ですが、標準地は最高800,000円/㎡から最安28,800円/㎡まで27.8倍ひらいています。京都市で相場を見るときは、まず区を決め、そのうえで種別(新築戸建て・中古戸建て・中古マンション)ごとの数字を見てください。
京都市で新築戸建てを探しています。どの区を見ればよいですか?
成約の件数で見ると、伏見区(89件)・右京区(77件)・北区(57件)・西京区(50件)・山科区(48件)の5区で、京都市の新築戸建ての成約411件の約78%を占めます(国土交通省の成約価格情報・直近4四半期。建築年2025年以降の戸建を新築として当方が区分)。中央値は、山科区3,250万円・伏見区3,300万円・右京区3,800万円・北区4,200万円・西京区4,500万円。このほか南区が27件・3,600万円、中京区が23件・4,600万円、左京区が20件・4,550万円、上京区が10件・5,750万円です。東山区は2件、下京区は8件で、都心の区では新築戸建てそのものがあまり出ません。京都市全体の新築戸建ては、3,200万〜5,200万円(下位25%〜上位10%)が中心で、延床面積の中央値は90㎡。この帯の仲介手数料の上限額は112万2,000円〜178万2,000円です。新築戸建て(建売)は仲介手数料0円の対象になりやすい種別ですが、対象外の物件もありますので、物件ごとにご確認ください。
京都市で中古マンションが多いのはどの区ですか?
都心の区です。成約に占める中古マンションの割合は、下京区87%(238件)・中京区75%(338件)・上京区64%(144件)・東山区50%(47件)。この4区で、京都市の中古マンションの成約1,811件の約42%を占めます。件数では、中京区338件・伏見区299件・下京区238件・右京区231件・山科区159件・上京区144件・南区134件・左京区127件の順です。中央値は区で大きく違い、中京区5,100万円、左京区3,500万円、下京区3,450万円、東山区3,000万円、上京区2,850万円、右京区2,300万円、北区・伏見区1,900万円、南区1,800万円、山科区1,700万円、西京区1,650万円。京都市全体では、建築年が分かる1,809件のうち378件(約21%)が1981年以前の建築で、建築年の中央値は1996年です。京都市は平成19年に建物の高さの上限を見直していますので、古いマンションを検討するときは、建物が現在の高度地区の上限に収まっているか、管理組合の修繕の計画とあわせて確認してください。中古マンションは、仲介手数料0円の対象になる物件とならない物件があります。
京都は建物の高さに制限があると聞きました。買うときに何を確認すればよいですか?
京都市の高度地区は14,274ha(市街化区域の95.3%)にかかっており、高さの上限は10・12・15・20・25・31mの6段階です。平成19年(2007年)9月1日の新景観政策で45mの区分が廃止され、市は「市街地の約3割」で最高限度を引き下げたとしています。確認していただきたいのは3つです。(1) 検討中の物件の敷地にかかる高度地区の種別。京都市地図情報提供サービスで住所から確認できます。(2) いま建っている建物が、現在の上限に収まっているか。平成19年より前に建った建物は、上限を超えている場合がありえます。建て替えるときは、原則として現在の上限に合わせることになります。(3) 周辺の区域の指定。高度地区がかかっていない区域や、地区計画で別に高さを定めた地区(南区の久世高田・向日寺戸地区は90m・45m)、条件を満たせば上限が適用されない種別(空間創出型)もあります。「京都市ならどこでも高い建物は建たない」とは言えませんので、眺望や日当たりを重視する方は、まわりの指定まで確認してください。高さのほかに、景観地区・風致地区などで、外観のデザインや色に基準がある区域も広くあります。
路地の奥の古い家や京町家が安く出ています。買っても大丈夫ですか?
買う前に、前面道路と建物の扱いを必ず確認してください。京都市には幅4m未満の道(細街路)が約941km・約12,960本あり、うち行き止まりの袋路が約4,330本、幅1.8m未満の道が約3,410本です(平成23年調査)。建築基準法上の道路に接していない敷地は原則として建築できず、市は幅1.8m未満の道について「沿道建物の再建築や大規模改修が困難」と説明しています。2項道路に面する敷地は、建て替えのときに道路の中心線から2m後退し、建築確認申請の前に市との協議(狭あい道路整備の申出・協議)が必要です。路地のある町並みを再生するための道路指定制度、連担建築物設計制度、建築基準法第43条第2項の許可といった制度もありますが、地域の合意や個別の審査が前提で、必ず通るものではありません。建物が京町家(昭和25年以前の木造で伝統的な構造・意匠を持つもの)にあたる場合は、解体に着手する1年前までの届出が求められます(個別指定・指定地区内は義務で、違反は5万円以下の過料。それ以外は努力義務)。建て替えができない、または条件つきの物件は、住宅ローンの審査にも影響します。家タダでは、道路の種別・再建築の可否・京町家にあたるかどうかを、契約前に無料で調査します。
京都市に市街化調整区域はありますか?どの区に多いですか?
あります。京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)によると、都市計画区域48,051haのうち、市街化区域が14,980ha(31.2%)、市街化調整区域が33,071ha(68.8%)です。市域82,783haで見ると、市街化区域は約18%、市街化調整区域は約40%、都市計画区域の外が約42%になります(当方算出)。区ごとの面積は公表されていません。公式資料で確認できるのは、西京区について区の基本計画が「区域の約75%が市街化調整区域」と書いていること、左京区の大原に市が「市街化調整区域」と表記する地区計画があること、都市計画区域の外にあたるのが左京区の花背峠以北と、右京区の嵯峨樒原・嵯峨越畑・京北地域であること、までです。都心の区を含め、「◯◯区は全域が市街化区域」と書いた公式資料は確認できていません。市街化調整区域では、原則として建築を目的とした開発ができず、建て替えに許可が必要な場合や、住宅ローンの取扱いが変わる場合があります。いっぽう都市計画税(0.3%)はかかりません。個別の物件がどの区域かは、京都市地図情報提供サービスで住所から確認できます。
区によって、税金や学校・子育ての制度は違いますか?
違いません。京都市内であれば、11区すべて同じ制度です。固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%(市街化区域内の土地・家屋)。令和8年度の納期は4月30日・7月31日・12月28日・翌年3月1日の4期です。公立小中学校は学校選択制を実施しておらず、住所の町と地番で通う学校が決まります。子ども医療費は中学校3年生まで・所得制限なし(0歳〜小学生は1医療機関につき月200円)、保育料は令和7年度から第2子以降が無料。中学校給食は現在は選択制で、全員制は令和10年8月末から開始予定です。区で変わるのは、制度ではなく「場所」に関わることです。土地の評価額(=固定資産税の実額)、物件が市街化区域にあるかどうか(=都市計画税がかかるかどうか)、実際に通う学校とそこまでの距離、そして学校の統合が進んでいる地域かどうか。引っ越しと入学の時期が重なる方には、通学区域外就学の事由として「先行就学」「住宅融資関係」「一時転居」があります。
京都市の「非居住住宅利活用促進税」とは何ですか?買う人に関係ありますか?
住んでいない住宅にかかる、京都市独自の新しい税です。市の説明では「令和12年度(令和12年1月1日の利用状況によるもの)から課税開始予定」で、本ページ作成時点ではまだ課税は始まっていません。対象は、京都市の市街化区域内にある「その所在地に住所を有する者がいない住宅」の所有者。住民票の有無ではなく居住実態で判定され、分譲マンションは戸(専有部分)単位です。税額は、家屋の固定資産評価額×0.7%(家屋価値割)と、敷地の1㎡あたり固定資産評価額×延べ床面積×0.15〜0.6%(立地床面積割)の合計。家屋の評価額が30万円未満(導入当初5年間は100万円未満)のもの、事業に使っているもの、賃貸・売却の募集中で一定の条件を満たすものなどは免除され、転勤・入院・介護などによる一時的な非居住には減免があります。ご自分が住むために買う家は対象外です。セカンドハウスとして買う方、将来住まなくなる可能性のある方、相続で空き家になりそうな家を持つ方は、制度を確認しておいてください。固定資産税・都市計画税とは別にかかる税です。
京都市で家を買うとき、災害リスクは区によってどう違いますか?
確認する災害の種類が、区で違います。京都府の土砂災害警戒区域等は、京都市内に7区・計2,545箇所(右京区1,015・左京区598・北区365・伏見区208・西京区168・山科区126・東山区65)。上京区・中京区・下京区・南区は「指定予定の箇所なし」です。ただし右京区は1,015箇所のうち810箇所が京北で、南部の14学区には土砂災害(特別)警戒区域がないと区役所が説明しています。水害は、京都市の水害ハザードマップが宇治川・桂川・木津川下流・鴨川・高野川・弓削川・山科川・天神川・小畑川などを対象にしており、平成25年台風18号では市全体の床上浸水625のうち、伏見区域が321、山科が63でした(京都市の被害報告)。防災重点農業用ため池は市内17か所のうち9か所が西京区です。土砂災害の区域がない区でも、洪水・内水と地震の確認は必要です。京都市防災情報マップで、洪水・内水・土砂災害・地震を住所から確認できます。家タダでは、ご検討中の物件のハザードの確認も契約前に無料で行います。
京都市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。新築戸建て(建売)は対象になりやすい一方、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。京都市の成約3,906件のうち、建築年が分かるものだけで3,334件が中古(中古戸建て1,523件・中古マンション1,811件)で、上京区・中京区・下京区では成約の6〜9割が中古マンションです。中古の物件には売主が個人の方のものもあり、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。第二に、仲介手数料が0円でも、印紙代・登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料・マンションの管理費や修繕積立金の精算などの実費はかかります。年の途中の売買では固定資産税・都市計画税の日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。第三に、京都市固有の事情を正直に書いておきます。京都市は、買ったあとの自由度に制限がある市です。高さの上限(高度地区)、景観・風致の基準、細い道に面した敷地のセットバックや再建築の条件、京町家の解体の届出(1年前まで)。中古戸建ての約30%、中古マンションの約21%は1981年以前の建築で、仲介手数料が0円になっても、古い建物には耐震改修・リフォームの費用がかかります。耐震改修の支援は工事着工前の申請が必須で、順番をまちがえると受けられません。子育て世帯向けの京都安心すまい応援金は「中古+市内業者のリフォーム」が条件で、新築は対象外です。住まない住戸には、令和12年度から非居住住宅利活用促進税がかかる予定です。市街化区域は市域の約18%で、区ごとの内訳が公表されていないため、山あい・山ぎわの物件は区域を物件ごとに調べる必要があります。土砂災害警戒区域等は7区に2,545箇所、川沿いの区では水害の確認が欠かせません。人口は5年間で2.2%減っており、山科区(−5.0%)・西京区(−4.5%)のように減り方の大きい区もあります。第四に、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることがあります。家タダは区域区分・高さ・景観・道路・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、「買わせるための会社」ではありません。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
京都市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
京都市の住宅地の公示価格は、212地点の平均で247,682円/㎡。ただし、この数字だけで判断できる物件はありません。市内の標準地は最高800,000円/㎡(上京区 室町通下立売上る)から最安28,800円/㎡(左京区 静市静原町)まで27.8倍。区の平均でも上京区458,923円/㎡と山科区149,350円/㎡で約3.1倍ひらいています。成約に占める中古マンションの割合は、下京区の87%から北区の13%まで。同じ市、同じ固定資産税率、同じ学校の制度で、です。京都市で家を買うというのは、まず11区のどこで、何を(新築戸建て・中古戸建て・中古マンション)買うかを決めることです。そのうえで、市街化区域かどうか、高さの上限は何mか、景観・風致の区域にかかっていないか、前の道は幅何mでどの種別か、建物が京町家にあたらないか、土砂災害・浸水の区域に入っていないか。物件情報の1行だけでは判断できません。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、対象になる物件は買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。京都市の成約中央値なら、新築戸建て3,700万円で128万7,000円、中古マンション2,600万円で92万4,000円、中古戸建て2,400万円で85万8,000円の差。中京区の中古マンションの中央値5,100万円なら174万9,000円です(成約価格は国土交通省の公表データで、家タダ自身の成約実績ではありません)。気になる物件のURLをLINEでお送りください。対象かどうかを、その場で無料でお答えします。
16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 京都市「令和7年国勢調査 速報」報道発表資料(令和7年10月1日現在・京都市の独自集計(速報。確報ではない)。市計1,431,713人・754,432世帯/令和2年比 −32,010人(−2.2%)・+24,908世帯(+3.4%)/11区と支所の区域の人口・世帯・増減)
- 京都市統計ポータル「令和7年国勢調査」(速報の公表ページ)
- 京都市統計ポータル「推計人口」(令和7年10月1日現在の65歳以上人口408,005人・高齢化率28.5%)
- 京都市情報館「京都市の地理」(市の面積827.83km²、11区の面積、市域の四端)
- 京都市「京都市のあゆみ」(明治22年市制施行/琵琶湖疏水/市電・市バス/地下鉄烏丸線1981年・東西線1997年/平成6年 世界文化遺産登録)
- 京都市統計書「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」(区の新設・分区・編入の年月日(明治22年〜令和6年)。「都市計画区域面積」の表は市全体の値のみ(令和7年6月))
- 総務省「指定都市一覧」(昭和31年9月1日 政令指定都市に移行)
- 京都市情報館(トップページ)(市役所の所在地)
- 京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在。市域82,783ha/都市計画区域48,051ha/市街化区域14,980ha/市街化調整区域33,071ha/用途地域12種/高度地区14,274ha/景観地区3,431ha/風致地区17,943ha/歴史的風土特別保存地区2,861ha/地区計画72地区・842.1ha/都市計画道路437.372km・253路線 ほか)
- 京都市「都市計画のあらまし」(都市計画区域は「京都市域のうち、左京区及び右京区の一部を除いた区域で、昭和46年12月に決定」)
- 冊子「京都市の都市計画」第3章(平成25年3月版。都市計画区域の外=「左京区花背峠以北及び右京区嵯峨樒原,嵯峨越畑,京北地域」/線引きの当初指定は昭和46年)
- 京都市「京都市市街化調整区域における開発許可等の基準に関する条例」(指定区域は西京区大原野の6区域(令和8年9月10日更新のページ))
- 京都市「京北地域のまちづくり」(京都市京北区域内における建築物の制限に関する条例(平成20年6月20日 条例第8号)。2013年3月掲載のページ)
- 京都市「大原戸寺町地区地区計画」(行政区の表記が「左京区(市街化調整区域)」)
- 第3期西京区基本計画(概要版)(「区域の約75%が開発行為が厳しく制限されている市街化調整区域」/洛西ニュータウンの高齢化率)
- 京都市 高度地区(高度地区計画書の種類別面積(合計14,274.2ha)。高さごとの合計と割合は当方算出)
- 京都市「新景観政策」(平成19年(2007年)9月1日実施)
- 京都市「新景観政策 10年とこれから」第1章(高さの最高限度を5段階から6段階へ(45mを廃止)/市街地の約3割で引き下げ/5つの柱/屋外広告物)
- 京都市 都市計画の見直し パンフレット(令和5年の見直し。らくなん進都(鴨川以北)の高度地区を「無指定」に)
- 京都市「(6)東部方面の外環状線沿道<R5都計見直しエリア別説明>」(山科駅〜椥辻駅の沿道。空間創出型の高度地区)
- 京都市「久世高田・向日寺戸地区地区計画」(高さの最高限度をA地区90m・B地区45m・C地区90mと定める(約13.4ha))
- 京都市「風致景観の保全」(風致地区の許可と種別ごとの基準)
- 京都市「風致地区」(風致地区計画書)(17地区の名称と面積(平成28年12月22日現在)。区名の記載なし)
- 京都市「歴史的風土(古都)の保存」(歴史的風土保存区域・特別保存地区の名称と区域の説明)
- 京都市「伝統的建造物群保存地区」(産寧坂・祇園新橋・嵯峨鳥居本・上賀茂の4地区)
- 京都市「地区計画」の一覧(72地区。行政区の欄から区ごとの数を集計(各区のページによる))
- 京都市「京都市内の建築協定」(「北区、下京区及び山科区には、建築協定区域はありません」)
- 京都市「京都市持続可能な都市構築プラン」(2019年3月28日策定。立地適正化計画に当たる計画)
- 京都市「立地適正化計画の区域図」(居住誘導区域の定め方)
- 京都市「京都市地図情報提供サービス」(都市計画・景観・指定道路の情報を住所から確認できる)
- 京都市「景観情報共有システム」
- 京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」(細街路 約941km・約12,960本(平成23年調査)/道路指定制度・連担建築物設計制度・43条2項許可)
- 京都市「優先的に防災まちづくりを進める地区の区域」(町名が公表されている6学区)
- 京都市「建築基準法上の道路種別と手続」(2項道路・基準時(昭和25年11月23日))
- 京都市「狭あい道路等整備事業」(建築確認申請の前に申出・協議、中心線から2m後退)
- 京都市「前の道が狭すぎて建替えも売却もできない・・密集市街地でお困りのみなさんへ」(「幅員1.8メートル未満の路地は沿道建物の再建築や大規模改修が困難」)
- 京都市「京町家を未来へ」(京町家条例)(条例・定義・残存軒数(令和6年度34,580軒))
- 京都市「京町家を未来へ」解体の届出(解体に着手する1年前までの届出)
- 京都市「京町家条例の改正案に関する市民意見募集」(令和8年7月24日〜8月24日)
- 京都市「木造住宅・京町家の耐震診断士派遣」
- 京都市「まちの匠・ぷらす 京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業」(工事着工前の申請が必須)
- 京都市「大規模盛土造成地マップ」((中身は未取得))
- 京都市「固定資産税・都市計画税」(税率1.4%・0.3%/免税点)
- 京都市 市税の納期(固定資産税・都市計画税)(令和8年度の納期)
- 京都市「固定資産税・都市計画税の軽減措置等について」(住宅用地の特例・新築住宅の減額ほか)
- 京都市「非居住住宅利活用促進税について」(令和12年度課税開始予定)
- 京都市「非居住住宅利活用促進税の課税対象」
- 京都市「特定災害危険情報等の確認方法」
- 京都市教育委員会「京都市立小・中・小中学校の通学区域」(「いわゆる『学校選択制』は実施していません」)
- 京都市教育委員会「通学区域外就学」について(9つの事由)
- 京都市教育委員会「京都市の学校統合」(94校が26校に/児童数の推移)
- 京都市 学校統合のページ一覧(区ごとの統合・小中一貫校の案件)
- 京都市教育委員会「柏野小・翔鸞小学校の統合」
- 京都市教育委員会「全員制中学校給食の実施状況の進ちょくについて」(令和10年8月末から開始予定)
- 京都市「子ども医療費支給制度」(中学校3年生まで・所得制限なし)
- 京都市「利用者負担額(保育料)の軽減・免除について」(第2子以降の保育料無償化(令和7年度から))
- 京都市「保育利用の状況」(待機児童数の記載なし)
- 京都市「京都安心すまい応援金」(中古住宅+市内業者のリフォームが条件。新築は対象外)
- 京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」(区別の地区数・箇所数。合計2,545箇所は当方算出)
- 京都市「ため池ハザードマップについて」(防災重点農業用ため池17か所)
- 京都市「水害ハザードマップ」(対象河川)
- 京都市「台風18号に伴う京都市内の被害状況について」(平成25年台風18号。床上浸水625・床下浸水810と区域別の内訳)
- 京都市「雨に強いまちづくり」
- 京都市防災ポータルサイト「地震ハザードマップ」(区別の地図面・情報面)
- 京都市「京都市第4次地震被害想定」(令和5年3月 最終報告(数値は未取得))
- 京都市防災情報マップ(洪水・内水・土砂災害・地震を住所から確認)
- 国土交通省 淀川河川事務所「洪水浸水想定区域図」(淀川・宇治川・木津川・桂川(平成29年6月14日公表))
- 北区役所「学区紹介(2026年時点)」(18学区)
- 北区役所 学区紹介(中川学区)(「京都市内中心部から車で約40分」)
- 北区基本計画(本冊)(浸水想定区域についての記述)
- 京都市上京区役所「上京区について」(区の範囲/明治12年の編成と分区)
- 京都市上京区役所「上京区基本計画2025」(7学区が木造密集市街地/空き家約1割)
- 上京区役所 学区紹介(室町学区)(今出川駅・鞍馬口駅)
- 京都市上京区役所「区役所へのアクセス」
- 環境省 京都御苑「京都御苑について」(面積約65ha)
- 左京区役所「左京区の概要」(区の面積の約80%が山林)
- 左京区役所「区庁舎・出張所へのアクセス」(花脊・久多の各出張所へのアクセス)
- 左京区役所「ハザードマップ」(水害の対象河川/花折断層地震)
- 第3期中京区基本計画 第1章「まちの姿」(京町家9,183軒ほか)
- 京都市交通局「烏丸御池駅」
- 東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」(空き家率19.6%/道路の幅)
- 京都市東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」(11学区と土砂災害・水害の対象地区)
- 京都市下京区役所「下京区の歩み」
- 京都市下京区役所「区役所へのアクセス」(京都駅から徒歩5分)
- 京都市南区役所「南区の紹介」(区の境/川)
- 京都市南区役所「【水害】まるごとまちごとハザードマップの設置@南区」(「桂川、鴨川、西高瀬川、天神川等で河川氾濫の危険性」)
- 京都市「らくなん進都産業集積地区建築条例」
- 右京区役所「京北のあらまし -地理-」(京北地域217.68km²)
- 右京区役所「区役所へのアクセス」(太秦天神川駅・嵐電天神川駅 直結)
- 右京区役所「右京区ハザードマップ」(南部の14学区/対象河川)
- 「みんなでつくる右京 ~京都市右京区基本計画~」(第3期・令和3年8月)(阪急西京極駅前広場整備)
- 京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報(右京区)」(京北6地区で810箇所)
- 伏見区役所「伏見区の地勢」(最低標高9.2m(向島新田))
- 伏見区役所「伏見区の沿革・特長・文化」
- 伏見区役所「伏見区の合併・編入の変遷経過」
- 京都府「京都市伏見区の指定状況」(地区ごとの箇所数の合計は216)
- 京都市「みんなが暮らしやすい魅力と活力のあるまちの実現に向けた都市計画の見直しについて」(令和5年の都市計画見直し(淀駅周辺・竹田駅周辺・外環状線沿道ほか))
- 山科区役所「第3期山科区基本計画」(山科駅の乗降客数についての記述)
- 山科区役所「山科区まちづくり運営方針」(人口の推移)
- 山科区役所「京都山科に住もう!〜ちょいなか暮らしのすすめ〜」(京都駅まで5分)
- 山科区役所「アクセス」(椥辻駅1番出口すぐ)
- 山科区役所「土砂災害ハザードマップ」(8学区)
- 山科区役所「水害ハザードマップ」(山科川ほか6河川)
- 山科区役所「山科区誕生50周年記念事業」
- 西京区役所「西京区の概要」(昭和51年10月に右京区から分区)
- 西京区役所「区役所へのアクセス」(洛西支所の最寄りはバス停)
- 西京区「西京区まちづくり運営方針の策定について」(「西京区の玄関口である阪急桂駅前」)
- 京都市交通局「地下鉄駅施設等のご案内」(烏丸線15駅・東西線17駅)
- JR西日本 駅情報(京都駅)(所在地:京都市下京区)
- JR西日本 駅情報(二条駅)(所在地:京都市中京区西ノ京東栂尾町3番地)
- JR西日本 駅情報(山科駅)(所在地:京都市山科区安朱北屋敷町)
- JR西日本 駅情報(西大路駅)(南口:南区唐橋西平垣町/北口:下京区梅小路高畑町1)
- 京阪電気鉄道 駅情報(淀駅)(所在地:伏見区淀池上町14番地2)
- 京阪電気鉄道 駅情報(中書島駅)(所在地:伏見区葭島矢倉町59番地)
- 京阪電気鉄道 駅情報(三条駅)(所在地:東山区三条大橋東詰)
- 京阪電気鉄道 駅情報(祇園四条駅)(所在地:東山区四条大橋東詰)
- 京阪電気鉄道 駅情報(清水五条駅)(所在地:東山区五条大橋東詰)
- 京阪電気鉄道 駅情報(六地蔵駅)(所在地:伏見区桃山町中島町2番地)
- 京阪電気鉄道 駅情報(京阪山科駅)(所在地:山科区安朱桟敷町)
- 京阪電気鉄道 駅情報(追分駅)(所在地:滋賀県大津市)
- 宇治市「宇治市の都市計画2026」(JR・地下鉄の六地蔵駅を宇治市内の駅としている)
- 叡山電車「路線図・各駅情報」(17駅の所在地が左京区)
- 叡山電車 駅情報(出町柳駅)(所在地:左京区田中上柳町32-1)
- 阪急電鉄 駅一覧(京都線・嵐山線の駅)
- 京福電気鉄道「路線図・時刻表」(嵐山本線・北野線)
- 国土地理院 地名検索(住所検索API)(駅の所在の市区町村コード(北大路・今出川・四条・五条・桂川・桂・北野白梅町ほか。各区のページで確認したもの))
- 国土地理院 住所検索(アドレスサーチ)(航空写真の座標(経度135.767914・緯度35.011581))
- 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)(京都市の住宅地212地点・商業地104地点・工業地17地点。平均・変動率・順位・倍率は当方算出)
- 国土交通省「令和8年地価公示 標準地の単位面積当たりの価格等」(京都府)(各標準地の公示価格・価格時点 令和8年1月1日)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ(成約価格情報・不動産取引価格情報)(成約価格情報 2025年第2四半期〜2026年第1四半期・京都市3,906件(戸建2,095件/中古マンション1,811件)。家タダ自身の成約実績ではありません)
- 国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)(1974〜78年/全国最新写真)