
【川西市】で仲介手数料無料で家を買う方法|相場・エリア・交通を公的データで解説
兵庫県川西市 専門 エリアガイド
川西市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
2,500万円の物件なら 89万1,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている川西市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
川西市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ネットに掲載されている川西市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。川西市の成約中央値は戸建が2,500万円(330件)、中古マンションが1,650万円(134件)(直近4四半期・国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。実際に成約している価格帯は1,200万円〜3,900万円(下位25%〜上位10%)で、この帯にかかる仲介手数料の上限額は46万2,000円〜135万3,000円。価格が上がるほど手数料も上がりますが、家タダならどの価格帯でも買主様は0円です。町丁目別で最も中央値の高い笹部の3,150万円なら110万5,500円の差です。川西市は464件のうち330件が戸建で、戸建が約7割を占める市です。
- 川西市で実際に成約している価格帯は1,200万円〜3,900万円(下位25%〜上位10%・直近4四半期・国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。この帯にかかる仲介手数料の上限額は46万2,000円〜135万3,000円で、家タダを通して買えばその全額が0円になります。1,900万円なら69万3,000円、2,600万円なら92万4,000円、3,900万円なら135万3,000円。高い物件ほど、0円にできる金額は大きくなります。
- なぜ0円にできるかというと、売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」だからです。値引き交渉でも、キャンペーンでもありません。ネットに出ている川西市の物件なら、原則どこの会社が広告しているものでもご紹介できます。ただし印紙代・登記費用・火災保険料・固定資産税の精算金などの実費は別途かかります。対象外になる物件もあります(詳しくは14章のFAQに正直に書いています)。
- 川西市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均94,684円(32地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+1.8%。
- 市内で最も高い標準地(花屋敷二丁目・253,000円/㎡)と最も安い標準地(笹部三丁目・17,900円/㎡)の差は14.1倍。「川西市の相場」という一つの数字では、まったく話が合いません。
- 市公式の都市計画マスタープランが、市域を「北エリア・中エリア・南エリア」に分け、それぞれの町名を列挙しています。最高地価の花屋敷は南エリア、最安の笹部と前年比▲16.3%の石道は中エリア。市の区分と地価の並びが一致します。
- 北エリアは国崎・黒川・横路の3町だけ。そのうち黒川地区は人口97人・49世帯・65歳以上59%(令和2年4月1日・市公式)で、黒川小学校は休校中です(稼働しているのは小学校16校・中学校7校)。
- 市街化調整区域が市域の57.7%(3,086ha)。市街化区域は42.3%(2,258ha)です。都市計画税0.3%がかからない物件が実在する市だということです。
- 川西市は学校選択制(隣接校区校選択希望制度)を実施しています。新1年生が対象で、枠は「10月1日時点における入学予定者の5%が上限」。超過すると抽選です。
01川西市で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
川西市の価格帯で、いくら得になるか
川西市の住宅地は1㎡あたり平均94,684円(32地点の単純平均)。市内の標準地は最高253,000円/㎡(花屋敷2丁目91番13)から最低17,900円/㎡(笹部3丁目284番外)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が14.1倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 1,200万円 | 46万2,000円 | 0円 | ▲46万2,000円 |
| 1,900万円 | 69万3,000円 | 0円 | ▲69万3,000円 |
| 2,600万円 | 92万4,000円 | 0円 | ▲92万4,000円 |
| 3,200万円 | 112万2,000円 | 0円 | ▲112万2,000円 |
| 3,900万円 | 135万3,000円 | 0円 | ▲135万3,000円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。
川西市の成約価格帯だと、いくら変わるか
直近4四半期の成約中央値は、戸建が2,500万円(330件・平均延床163㎡・平均築2001年)、マンションが1,650万円(134件・平均専有77㎡・平均築1993年)。戸建2,500万円なら仲介手数料の上限額は89万1,000円、マンション1,650万円なら61万500円。これがまるごと0円になります。町丁目別で中央値が最も高い笹部(16件・3,150万円)なら110万5,500円、最も低い清和台東(22件・440万円)でも21万1,200円の差です。駅別に見ると、川西能勢口駅を最寄りとする成約が154件・中央値2,300万円で市内最多(82万5,000円の差)。川西市は464件のうち330件が戸建で、2,000万円台が中心価格帯の市です。そして市内の土地値は最高と最安で14.1倍開いています。同じ「川西市」でも、どのエリアを見ているかで話がまったく変わる市だとお考えください。
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
02数字で見る川西市 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて川西市・兵庫県・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 「151,821人」の内訳を、市域の三層構造で読む
川西市の人口は151,821人、世帯数は72,404世帯です(市公式「川西市とは」・令和8年3月末現在。男71,368人/女80,453人)。1世帯あたり約2.10人、人口密度は約2,841人/km²になります(いずれも当方算出)。
先にお断りしておくことが2つあります。1つは令和7年国勢調査の結果が、本ページ作成時点で市公式に掲載されていないことです。市の国勢調査のページは「結果は令和8年度から順次公表され、速報集計は令和8年5月、基本集計は令和8年9月の予定」という趣旨の記載にとどまり、実数の掲載を確認できませんでした。したがって本ページでは国勢調査ではなく住民基本台帳の数値を使っています。もう1つは、同じ市公式でも資料によって人口・世帯数の数字が合わないことです。『統計要覧 令和6年度版』のPDFからは別の数値が読み取れましたが、「川西市とは」のページの数値と整合しなかったため、本ページは市の紹介ページの151,821人・72,404世帯を採用しています。
さて、この15万人という数字をどう読むかです。川西市は昭和29年(1954年)8月、川西町・多田村・東谷村の1町2村が合併して市制を施行しました。そのときの人口は約33,741人。70年あまりで4.5倍になった計算です。市の総合計画には「高度経済成長期に人口急増」という記述があり、市公式は市内のニュータウンとして「日生ニュータウン、多田グリーンハイツ、清和台、けやき坂など」を挙げています。つまり川西市の15万人の大半は、高度成長期以降に丘を切り開いてつくられた住宅団地に住んでいるということです。
そしてこの市は、人口が均等に散らばっている市ではありません。市公式の都市計画マスタープランは市域を「北エリア・中エリア・南エリア」の3つに分けていますが、北エリアに含まれるのは国崎・黒川・横路の3町だけです。そのうち黒川地区について、市の「黒川を中心としたまちづくり方針」は「令和2年4月1日時点の人口は97人で、年齢3区分別に見ると65歳以上の高齢者は59%となっている」「世帯数は令和2年(4月1日時点)49世帯」と明記しています。15万人の市のなかに、97人・49世帯という集落がある。これが川西市の人口の実像で、地価が市内で14.1倍開く理由の入口でもあります。
もう1つ押さえておきたいのが地形です。市公式は川西市を「東西に狭く、南北に細長い地形」と記し、北部は山地で一部が「猪名川渓谷県立自然公園」、「南部は平たんで、市の中心市街地はここに形成されています」と説明しています。標高は最高660.1メートル・最低15.0メートル。1つの市のなかに645メートルの標高差があるということです。市の防災マップが1枚に収まらず「北部版・中部版・南部版」の3分割で作られているのも、この南北の長さの帰結です。
人口と地価の関係については04章で詳しく扱いますが、結論を先に書いておくと、川西市は「市全体の平均」でものを言ってはいけない市です。住宅地の平均は94,684円/㎡ですが、その平均に近い標準地は実はほとんどありません。南エリアの平地に15万円〜25万円台の地点があり、中エリアの丘陵団地に4万円〜9万円台の地点が固まり、最安は1万円台。平均値は「そのあいだの誰もいない場所」を指しています。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 人口 | 151,821人(男71,368人/女80,453人) | 令和8年3月末現在・市公式「川西市とは」 |
| 世帯数 | 72,404世帯 | 同上 |
| 1世帯あたり人員 | 約2.10人 | 151,821人÷72,404世帯で当方が算出 |
| 市域面積 | 53.44km² | 市公式「川西市とは」 |
| 人口密度 | 約2,841人/km² | 151,821人÷53.44km²で当方が算出(市の公表値ではない) |
| 標高 | 最高660.1メートル/最低15.0メートル | 市公式「川西市とは」。標高差645.1メートル |
| 位置 | 東経135度25分12秒/北緯34度49分37秒 | 同上 |
| 地形 | 「東西に狭く、南北に細長い地形」 | 市公式「川西市はどこにある?」 |
| 隣接する市町 | 東=大阪府池田市・箕面市/西=宝塚市・猪名川町/南=伊丹市/北=大阪府能勢町・豊能町 | 市公式の逐語。4市2町1村ではなく、大阪府側と兵庫県側の両方に接する |
| 市制施行 | 昭和29年(1954年)8月 | 川西町・多田村・東谷村の1町2村が合併 |
| 市制施行時の人口 | 約33,741人 | 市公式「川西市の歩み」。現在は約4.5倍 |
| 北エリアの黒川地区の人口 | 97人・49世帯(65歳以上59%) | 令和2年4月1日時点・市公式 |
| 令和7年国勢調査 | 未取得 | 市公式に結果の掲載を確認できず。速報集計は令和8年5月の予定と記載 |
市街化区域と市街化調整区域
川西市は、都市計画区域5,344haのうち3,086ha(57.7%)が市街化調整区域です。市街化区域は2,258ha(42.3%)で、市域の半分以上が「市街化を抑制すべき区域」になっています(川西市統計要覧 令和6年度版)。
これは門真市(市街化区域97.5%)のような市とは、まったく別の土地のつくりです。同じ阪神間でも宝塚市は市街化調整区域が74.4%とさらに高く、川西市はその中間にあたります。ただし「調整区域が広い=北部が全部調整区域」という単純な話ではありません。市公式に「北部の◯%が市街化調整区域」という文章記載はなく、区域区分は市の地図情報システム(GIS)で図面として提供されているだけです。本ページは「川西市の北部は調整区域です」とは書きません。個別の物件がどちらの区域かは、必ずGISか重要事項説明書でご確認ください。
そのうえで、市公式が区域区分について書いている方針は明快です。都市計画マスタープランは市街化調整区域について「開発・建築行為は原則禁止。周辺と調和した地域住民が一丸となった土地利用のみ可」と記しています。「原則禁止」から始まる区域だということです。
そして川西市には、この原則に対する市公式の例外が1つあります。黒川地区です。市は「市街化調整区域である黒川地区では、黒川を中心としたまちづくり方針に基づいて、地域の活性化に資する施設について、都市計画法の規制緩和を行っております」と明記しています。緩和の具体的な基準(許可基準・条例指定区域の指定基準)のPDFは公開されていますが、その内容は本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,258 ha | 42.3% |
| 市街化調整区域 | 3,086 ha | 57.7% |
| 合計(都市計画区域) | 5,344 ha | 100.0% |
地価公示 ― 32地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、川西市の住宅地の標準地は32地点。 単純平均は1㎡あたり94,684円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+1.8%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 川西-1 | 花屋敷2丁目91番13 | 253,000 | +4.5% |
| 川西-30 | 寺畑1丁目27番 | 202,000 | +4.1% |
| 川西-10 | 南花屋敷4丁目126番 | 178,000 | +3.5% |
| 川西-15 | 小戸3丁目187番3 | 159,000 | +3.2% |
| 川西-7 | 霞ケ丘1丁目10番2 | 145,000 | +5.1% |
| … | (中略・全32地点) | ||
| 川西-34 | 笹部3丁目284番外 | 17,900 | −1.6% |
| 川西-28 | 石道字芝垣内264番2 | 22,000 | −16.3% |
| 川西-31 | 一庫2丁目97番 | 41,000 | +0.0% |
| 川西-16 | 緑が丘1丁目134番6 | 47,500 | +0.0% |
| 川西-29 | 東畦野山手1丁目4番13 | 49,000 | −1.0% |
※変動率は前年(令和7年)の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値です。 前年に同一番号が無い地点(新規選定等)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ川西市内で、住宅地の地価は14.1倍ちがいます
最も高いのは花屋敷2丁目91番13の1㎡あたり253,000円(+4.5%)。最も安いのは笹部3丁目284番外の17,900円(−1.6%)。その差は14.1倍です。「川西市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
川西市は兵庫県内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある兵庫県内の40市区町村のうち、 川西市の住宅地の平均価格は14位。 神戸市の9区と町を除いた「市」だけで見ると、25市のなかで第7位です。
| 区分 | 川西市の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(県内・区を含む) | 14位 | 40市区町村 |
| 住宅地の平均価格(市のみ) | 7位 | 25市 |
| 前年比の変動率(県内・区を含む) | 20位 | 40市区町村 |
| 前年比の変動率(市のみ) | 10位 | 25市 |
※国土交通省の鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)から当方が全地点の価格を集計して算出した自算値です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
川西市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地32地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で14.1倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
03川西市の特徴 ― 市が自分で市域を「北・中・南」に分けている。地価はその通りに並ぶ
川西市の住宅地は、市内で14.1倍の価格差があります。 最も高い標準地が花屋敷二丁目91番13の253,000円/㎡、 最も安い標準地が笹部三丁目284番外の17,900円/㎡。 同じ市内で、1㎡あたり25万円の土地と1万8千円の土地が並んでいます。
ふつう、こういう格差は説明するのが難しいものです。 「北が安い」「山側が安い」といった大まかな話にしかなりません。 ところが川西市には、市自身が書いた答えがあります。 都市計画マスタープランが、市域を北エリア・中エリア・南エリアに分け、 どの町がどのエリアに属するかを、町名で列挙しているのです。 そして令和8年地価公示の標準地は、その区分どおりに並びます。
まず、市公式の3エリアをそのまま掲げる
川西市都市計画マスタープラン(計画期間 2024年4月〜2032年3月)の区分です。 定義も町名も、市の文章をそのまま引用します。
| エリア | 市公式の定義(逐語) | 町名の数 | 列挙されている町名(逐語) |
|---|---|---|---|
| 北エリア | 「自然共生拠点を有し、自然が息づき豊かな自然環境が広がる地域」 | 3 | 国崎・黒川・横路 |
| 中エリア | 「地域核を有し、豊かな自然を背景にした住機能を中心とする地域」 | 35 | 美山台・丸山台・見野・畦野・山原・緑が丘・山下・笹部・下財町・一庫・大和・長尾町・芋生・若宮・ けやき坂・石道・虫生・赤松・清和台・柳谷・緑台・向陽台・水明台・清流台・新田・矢問・多田・平野・ 鼓が滝・萩原台・鴬が丘・錦松台・鴬台・湯山台・南野坂 |
| 南エリア | 「都心核を有し、都市的土地利用が進展している地域」 | 21 | 美園町・絹延町・出在家町・丸の内町・滝山町・鴬の森町・萩原・火打・松が丘町・霞ヶ丘・中央町・ 日高町・栄町・花屋敷・満願寺町・小花・小戸・寺畑・栄根・加茂・久代 |
ここで気づいていただきたいのは、北エリアの町名が3つしかないことです。 中エリアは35、南エリアは21。北エリアは国崎・黒川・横路だけ。 市域53.44km²の市で、北エリアに入る町が3つというのは、それ自体が情報です。
出典:川西市都市計画マスタープラン(概要版) //www.city.kawanishi.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/292/R603-toshimas-gaiyou.pdf 。 PDFからの抽出のため、確度は中です。本編PDFでの再確認をおすすめします。
令和8年地価公示の住宅地32地点を、そのエリア区分で並べる
では、実際の地価を並べます。価格の高い順に32地点すべてです。 右端に、マスタープランの町名一覧に同じ町名があるかどうかを書きました。 「—」は、一覧に同一表記の町名が無い地点(南花屋敷・下加茂・東多田・清和台東など、 方位や丁目を伴う表記のもの)です。推測でエリアを割り当てていません。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 | MP一覧の該当 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川西-1 | 花屋敷二丁目91番13 | 253,000 | +4.5% | 101㎡ | 南 |
| 川西-30 | 寺畑一丁目27番 | 202,000 | +4.1% | 166㎡ | 南 |
| 川西-10 | 南花屋敷四丁目126番 | 178,000 | +3.5% | 185㎡ | — |
| 川西-15 | 小戸三丁目187番3 | 159,000 | +3.2% | 188㎡ | 南 |
| 川西-7 | 霞ケ丘一丁目10番2 | 145,000 | +5.1% | 120㎡ | 南(一覧の表記は「霞ヶ丘」) |
| 川西-9 | 下加茂一丁目145番1 | 144,000 | +4.3% | 170㎡ | — |
| 川西-33 | 丸の内町116番6 | 137,000 | +3.8% | 103㎡ | 南 |
| 川西-11 | 久代四丁目187番 | 122,000 | +3.4% | 97㎡ | 南 |
| 川西-13 | 加茂三丁目173番11 | 122,000 | +2.5% | 90㎡ | 南 |
| 川西-27 | 東多田一丁目202番29 | 122,000 | +2.5% | 168㎡ | — |
| 川西-17 | 萩原台東二丁目169番 | 99,000 | +1.0% | 223㎡ | — |
| 川西-23 | 東久代一丁目220番4 | 95,500 | +2.1% | 96㎡ | — |
| 川西-25 | 松が丘町187番 | 93,000 | +1.1% | 256㎡ | 南 |
| 川西-6 | 新田二丁目262番29 | 91,200 | +2.0% | 137㎡ | 中 |
| 川西-2 | 鴬台二丁目10番3 | 88,000 | +1.4% | 196㎡ | 中 |
| 川西-5 | 緑台二丁目1番45 | 80,000 | +4.6% | 198㎡ | 中 |
| 川西-3 | 清和台東四丁目2番29 | 75,000 | +2.7% | 199㎡ | — |
| 川西-18 | 西多田二丁目687番 | 75,000 | +1.4% | 125㎡ | — |
| 川西-24 | 平野一丁目120番15 | 74,000 | +2.1% | 190㎡ | 中 |
| 川西-4 | 大和東三丁目9番14 | 70,000 | +6.1% | 231㎡ | — |
| 川西-8 | 多田院二丁目352番 | 67,000 | — | 145㎡ | — |
| 川西-26 | 錦松台2番94 | 66,000 | +1.5% | 107㎡ | 中 |
| 川西-19 | 水明台二丁目2番31 | 65,300 | +6.2% | 198㎡ | 中 |
| 川西-21 | 丸山台二丁目1番31 | 61,500 | +2.5% | 180㎡ | 中 |
| 川西-22 | けやき坂一丁目7番4 | 61,000 | +3.4% | 184㎡ | 中 |
| 川西-14 | 西畦野二丁目545番 | 56,000 | +1.8% | 101㎡ | — |
| 川西-12 | 鼓が滝二丁目11番41 | 51,000 | ▲1.0% | 194㎡ | 中 |
| 川西-29 | 東畦野山手一丁目4番13 | 49,000 | ▲1.0% | 135㎡ | — |
| 川西-16 | 緑が丘一丁目134番6 | 47,500 | 0.0% | 163㎡ | 中 |
| 川西-31 | 一庫二丁目97番 | 41,000 | 0.0% | 114㎡ | 中 |
| 川西-28 | 石道字芝垣内264番2 | 22,000 | ▲16.3% | 146㎡ | 中 |
| 川西-34 | 笹部三丁目284番外 | 17,900 | ▲1.6% | 334㎡ | 中 |
出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。 前年比は前年の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値です。 多田院二丁目は前年に同一番号の標準地が無いため「—」としています。 「MP一覧の該当」欄は、川西市都市計画マスタープラン(概要版)に列挙された町名と 所在地番の町名が一致するかどうかを当方が機械的に照合したもので、 市が地点ごとにエリアを指定しているわけではありません。
数字にすると、こうなる
マスタープランの一覧と町名が完全に一致する地点だけを取り出して平均すると、 南エリアと中エリアの差がはっきり出ます。
| 区分 | 地点数 | 平均価格 | 価格の幅 |
|---|---|---|---|
| 南エリア(町名一致) | 8地点 | 154,125円/㎡ | 253,000円 〜 93,000円 |
| 中エリア(町名一致) | 13地点 | 58,954円/㎡ | 91,200円 〜 17,900円 |
| 北エリア | 0地点 | — | 住宅地の標準地が1地点もない |
| 一覧に同一表記なし | 11地点 | — | 178,000円 〜 49,000円 |
| 市全体(住宅地) | 32地点 | 94,684円/㎡ | 253,000円 〜 17,900円(14.1倍) |
南8地点の平均154,125円/㎡に対し、中13地点は58,954円/㎡。その差は2.6倍です。 (8地点・13地点の平均は当方が地価公示の公表価格から算出した自算値です。) そして北エリアの国崎・黒川・横路には、住宅地の標準地が1つも置かれていません。 公的な価格の基準そのものが存在しないということです。
さらに上昇率を見ると、層の違いがもっとはっきりします。 住宅地32地点のうち、前年比がマイナスだったのは4地点 (鼓が滝▲1.0%、東畦野山手▲1.0%、石道▲16.3%、笹部▲1.6%)。 0.0%が2地点(緑が丘、一庫)。残る25地点はプラスです (多田院は前年比を算出できないため除外)。 マイナスと0.0%の6地点は、すべて中エリアか、その周辺の町名の地点でした。 南エリアに該当する8地点は、全部プラスです。
▲16.3%の石道について、はっきり書いておきます
石道字芝垣内264番2の▲16.3%は、32地点のうち1地点だけの動きです。 市全体の住宅地は+1.8%、32地点のうち25地点が上昇しています。 「川西市の地価が下がっている」「北部が崩れている」という話ではありません。
下落の理由を説明した公表資料は確認できていないため、本ページでは推測を書きません。 確認できているのは、石道がマスタープランの中エリアに属する町名であること、 そして市の地区計画一覧に「石道地区地区計画」があることの2つだけです。 1地点の変動率を、市全体や特定エリア全体の傾向のように語るのは、 データの使い方として誤りです。
防災マップも「北部版・中部版・南部版」の3分割
この3層構造が、都市計画の部署だけの見方ではないことを示す資料があります。 川西市のハザードマップです。市は防災マップを次の3つに分けて公開しています。
| マップ | 対応するエリア |
|---|---|
| 北部版 | 北エリア(国崎・黒川・横路)側 |
| 中部版 | 中エリア側 |
| 南部版 | 南エリア側 |
| 記事面/内水ハザードマップ | 全域共通 |
都市計画の資料と、防災の資料が、別々に、同じ3層でできている。 市域が「東西に狭く、南北に細長い」(市公式)ために、 1枚の紙に収めることができないからです。標高は最高660.1メートル・最低15.0メートル。 645メートルの標高差を1枚の地図に描けない市だということです。 これは行政の都合の話に見えますが、不動産の話としてそのまま通用します。 川西市で「市の平均」を見ても、あなたが買おうとしている物件の話にはなりません。
出典:川西市「防災マップ・ハザードマップ」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/bosai_bohan_kyukyu/1017400/1019990/bosaimap/index.html
商業地5地点・工業地2地点 ― 住宅地より、こちらが動いている
住宅地の+1.8%だけを見ていると見落とすのが、商業地と工業地です。
| 区分 | 地点数 | 平均価格 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 住宅地 | 32地点 | 94,684円/㎡ | +1.8% |
| 商業地 | 5地点 | 296,200円/㎡ | +4.4% |
| 工業地 | 2地点 | 103,000円/㎡ | +5.2% |
個別に見ると、次のとおりです。
| 区分 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 商業地 | 中央町143番1外 | 675,000 | +5.5% | 1,840㎡ |
| 商業地 | 小花一丁目217番2 | 387,000 | +5.4% | 236㎡ |
| 商業地 | 下加茂一丁目155番1 | 172,000 | +4.2% | 362㎡ |
| 商業地 | 多田桜木二丁目7番5外 | 162,000 | +3.8% | 512㎡ |
| 商業地 | 水明台一丁目1番163 | 85,000 | +3.0% | 204㎡ |
| 工業地 | 久代一丁目98番1 | 117,000 | +6.4% | 628㎡ |
| 工業地 | 平野一丁目99番2外 | 89,000 | +4.1% | 3,672㎡ |
注目していただきたいのは、商業地5地点のなかに「水明台一丁目」が入っていることです。 水明台は中エリアに属する丘陵住宅団地で、 市の地区計画一覧には「多田グリーンハイツ水明台地区地区計画」があります。 その団地のなかにある商業地が85,000円/㎡。 市内商業地の最高である中央町の675,000円/㎡と比べると7.9倍の差です。 ニュータウンの近隣センターの土地が、市の中心商業地の8分の1で評価されているということになります。
いっぽう工業地の久代一丁目は+6.4%で、市内39地点のなかで最も高い上昇率でした。 住宅地の+1.8%の3.5倍です。久代は南エリアでJR川西池田駅側、 市の南端にあたる地域です。 南エリアの平地では、住宅地も商業地も工業地も、そろって上がっている。 これが令和8年地価公示の川西市の姿です。
出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。 前年比は当方が前年の同一標準地と比較して算出した自算値です。
成約データ ― 町丁目別で7.2倍、しかし読み方には注意が要る
地価公示は「その地点の土地の値段」ですが、 実際に売買された物件の価格は、建物と面積を含んだ数字です。 国土交通省の成約価格情報(直近4四半期・川西市464件)を町丁目別に見ると、次のとおりです。
| 町丁目 | 件数 | 成約中央値 | 平均面積 | MP一覧の該当 |
|---|---|---|---|---|
| 笹部 | 16件 | 3,150万円 | 120㎡ | 中 |
| けやき坂 | 20件 | 2,450万円 | 202㎡ | 中 |
| 丸山台 | 25件 | 2,200万円 | 163㎡ | 中 |
| 久代 | 17件 | 2,200万円 | 80㎡ | 南 |
| 清和台西 | 28件 | 2,100万円 | 159㎡ | — |
| 新田 | 17件 | 1,600万円 | 97㎡ | 中 |
| 鼓が滝 | 16件 | 900万円 | 167㎡ | 中 |
| 清和台東 | 22件 | 440万円 | 88㎡ | — |
最高の笹部3,150万円と最安の清和台東440万円で、7.2倍の差です。 ところが、この表はそのまま読んではいけません。理由を2つ書きます。
- 笹部は、土地の単価では市内最安です。 令和8年地価公示の笹部三丁目284番外は17,900円/㎡で、市内32地点の最安値。 その町の成約中央値が市内最高の3,150万円になっている。 これは矛盾ではなく、「標準地1地点の土地単価」と「実際に流通した物件の価格」が 別の物差しだということです。成約中央値には建物価格が含まれ、 戸建とマンションが混ざり、築年も面積も物件ごとに違います。
- 清和台東の440万円は、平均面積88㎡です。 すぐ隣の清和台西は平均159㎡で中央値2,100万円。 同じ「清和台」で、流通している物件の中身が違うと読むのが正確です。 清和台東四丁目の標準地は75,000円/㎡(+2.7%)で、 土地の単価そのものは清和台西と大きく違わないはずの水準です。
川西市でいちばんやってはいけないのが、町名で相場を決めつけることです。 「笹部は高い」でも「清和台東は安い」でもありません。 その町で、どんな物件が、どれくらいの面積で流通しているかを見ないと、 数字の意味が逆転します。
駅別の成約 ― 2,500万円から1,700万円まで
| 最寄駅 | 件数 | 成約中央値 | 平均徒歩 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 川西能勢口 | 154件 | 2,300万円 | 9分 | 都心核。市内最多・最も駅近 |
| 多田 | 58件 | 1,700万円 | 11分 | 能勢電沿線で最多 |
| 山下 | 44件 | 2,050万円 | 11分 | 中エリア北寄り |
| 日生中央 | 40件 | 2,500万円 | 11分 | 駅の所在市は確認できていません(未取得)。 物件の所在地が川西市であることを示すデータです |
| 平野 | 25件 | 2,200万円 | 17分 | 市内で最も徒歩が長い |
| 畦野 | 25件 | 2,100万円 | 11分 | 東畦野・東畦野山手に地区計画 |
ここで気づいていただきたいのは、駅別の中央値の幅が意外に狭いことです。 最高の日生中央2,500万円と最安の多田1,700万円で1.5倍。 地価公示の14.1倍、町丁目別の7.2倍と比べると、まったく違う数字です。
理由は単純で、駅別のデータは駅勢圏の広い範囲を1つにまとめてしまうからです。 川西能勢口駅を最寄りとする154件には、南エリアの平地のマンションも、 中エリアの丘陵団地の戸建(バス便を含む)も入っています。 実際、成約個票を見ると清和台西のマンション(1,700万円・RC・2002年築・80㎡)の最寄駅が川西能勢口、 清和台東の戸建(2,500万円・木造・2001年築・延床165㎡/土地100㎡)の最寄駅も川西能勢口で、 いずれも徒歩0分表記=バス等を利用する距離です。
つまり川西市では、「駅別の相場」という見方がいちばん役に立ちません。 市公式のエリア区分(北・中・南)と、町丁目と、物件の面積。 この3つで見ないと、数字が現実と合わなくなります。
実際の成約は、こんな中身です
数字が続いたので、実際の成約事例も挙げておきます。 いずれも国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報で、 家タダ自身の取引実績ではありません。
| 種別 | 所在 | 成約価格 | 専有・延床 | 間取 | 築年 | 構造 | 最寄駅・徒歩 | 時期 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 戸建 | 清和台東 | 2,500万円 | 165㎡(土地100㎡) | 4LDK | 2001年 | 木造 | 川西能勢口 0分 | 2025Q2 |
| 戸建 | 新田 | 2,500万円 | 120㎡(土地105㎡) | 3LDK+S | 2014年 | 木造 | 多田 15分 | 2025Q4 |
| 戸建 | 平野 | 2,500万円 | 105㎡(土地95㎡) | 4LDK | 2013年 | 木造 | 多田 10分 | 2025Q2 |
| 戸建 | 東久代 | 2,500万円 | 100㎡(土地100㎡) | 4LDK | 2009年 | 木造 | 北伊丹 15分 | 2025Q3 |
| マンション | 丸山台 | 1,700万円 | 85㎡ | 4LDK | 1999年 | SRC | 日生中央 14分 | 2025Q2 |
| マンション | 平野 | 1,700万円 | 75㎡ | 3LDK | 1995年 | RC | 多田 0分 | 2025Q4 |
| マンション | 清和台西 | 1,700万円 | 80㎡ | 3LDK | 2002年 | RC | 川西能勢口 0分 | 2025Q4 |
| マンション | 新田 | 1,600万円 | 75㎡ | 3LDK | 1999年 | SRC | 多田 7分 | 2025Q2 |
戸建の土地面積に注目してください。 清和台東100㎡、新田105㎡、平野95㎡、東久代100㎡。 延床はいずれも100㎡〜165㎡です。 成約330件の戸建の平均延床は163㎡、平均築年は2001年。 川西市の戸建は、平均して延床160㎡クラス・築25年前後ということになります。
マンションは134件で中央値1,650万円、平均専有77㎡、平均築年1993年。 築30年を超える3LDK・4LDKのファミリータイプが市場の中心です。 丘陵住宅団地の開発時期を考えれば自然な構成ですが、 購入時には管理組合の運営状況・修繕積立金の水準・大規模修繕の履歴を 必ず確認してください。築年だけでは資産価値は判断できません。
そして東久代の戸建の最寄駅が「北伊丹」である点も見逃せません。 北伊丹駅は伊丹市のJR駅です。 川西市は東を大阪府池田市・箕面市、西を宝塚市・猪名川町、南を伊丹市、 北を大阪府能勢町・豊能町に囲まれており、 市外の駅が最寄りになる物件が構造的に出やすい市です。 広告の「最寄駅」と「住所」は、必ず別物として確認してください。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報 (2025年第2四半期〜2026年第1四半期・川西市464件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 延床・土地面積・築年は公表値を四捨五入した区分値です。 なお成約価格情報には「土地のみ」の区分が存在しないため、 土地単独の成約中央値は本ページには掲載していません。
まとめ:川西市は「市の平均」で判断してはいけない市
川西市の住宅地の平均価格は、令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある 兵庫県内40市区町村のうち14位、神戸市9区と町を除いた25市では7位。 変動率(+1.8%)は県内40市区町村中20位、25市中10位です。 「県内では上位、動きは平均的」というのが、数字で見た川西市の位置です。
ところが、その内側は14.1倍。 市公式が市域を北・中・南に分け、町名まで列挙し、 防災マップまで3分割でつくっている市です。 平均値の94,684円/㎡に近い標準地は、実はほとんどありません。 南エリアの平地に15万〜25万円台があり、中エリアの丘陵団地に4万〜9万円台が固まり、 最安は1万円台。平均は「そのあいだの誰もいない場所」を指しています。
川西市で物件を検討されるときに、確認すべきことは公的資料からはっきり決まります。
- その物件は市街化区域か、市街化調整区域か(市域の57.7%が調整区域です)
- 地区計画26地区のどれかにかかっていないか。かかっていれば、 建て方だけでなく外壁の色彩までマンセル値で規制されます
- 土砂災害警戒区域178箇所・特別警戒区域93箇所(令和8年6月30日・兵庫県)のどちらかに当たらないか
- 令和8年3月27日に新規指定された一庫大路次川の浸水想定区域に入っていないか
- 令和7年4月1日から市全域が宅地造成等工事規制区域です。造成・擁壁工事の手続はどうなるか
- 学区はどこか。隣接校区校選択希望制度を使う余地はあるか(枠は5%・超過時は抽選)
この6点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。
空から見た、この50年の川西市
川西市が市になったのは、昭和29年(1954年)8月です。川西町・多田村・東谷村の1町2村が合併して市制を施行し、そのときの人口は約33,741人でした。いまが151,821人(令和8年3月末・住民基本台帳)ですから、70年あまりで約4.5倍です。市の総合計画には「高度経済成長期に人口急増」という記述があり、市公式は市内のニュータウンとして「日生ニュータウン、多田グリーンハイツ、清和台、けやき坂など」を挙げています。
左が1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。左の写真は、まさにニュータウン開発が進行していた時期にあたります。いまの川西市の住宅ストックの主力は、この時期に丘を切り開いてつくられたものです。成約データでマンションの平均築年が1993年、戸建の平均築年が2001年であることとも、無関係ではありません。
右側の現在の写真では、市の南部にキセラ川西(中央北地区)の整備が進み、川西能勢口駅周辺の再開発が形になっています。いっぽうで北側は、1982年に完成した一庫ダムを含め、山地と田園がそのまま残っています。市街化調整区域が市域の57.7%を占めるという数字は、この写真の見え方そのものです。












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28708〜28710・y12997〜12998)で切り出しています。
04川西市を6に分けて考える(エリアガイド)
川西市のエリア区分は、他市のように当方が組み立てる必要がありません。市公式が、すでに答えを書いています。川西市都市計画マスタープラン(計画期間 2024年4月〜2032年3月)は、市域を「北エリア」「中エリア」「南エリア」の3つに分け、それぞれに属する町名を逐語で列挙しています。定義もそれぞれ明記されていて、北エリアは「自然共生拠点を有し、自然が息づき豊かな自然環境が広がる地域」、中エリアは「地域核を有し、豊かな自然を背景にした住機能を中心とする地域」、南エリアは「都心核を有し、都市的土地利用が進展している地域」です。将来都市像は「心地よさ 息づくまち 川西 〜ジブンイロ 叶う未来へ〜」。
そして市の防災マップも「北部版・中部版・南部版」の3分割で作られています。都市計画の資料と防災の資料が、別々の部署から、同じ3層構造で出てくる。行政資料の作り方そのものが、この市が3つの層でできていることの証拠です。
ここでは市公式の3エリアを土台に、令和8年地価公示の全39地点(住宅地32・商業地5・工業地2)と、国土交通省の成約価格情報(直近4四半期・川西市464件)の駅別・町丁目別データを重ねて、6つのまとまりに整理します。なお、標準地の所在地番は「南花屋敷」「下加茂」「東多田」「清和台東」のように方位や丁目を伴う表記が多く、マスタープランの町名一覧と完全一致しないものがあります。その場合は本ページでも機械的にエリアを断定せず、「一覧に同じ町名がある地点」だけをエリアに割り当てています。
【南エリア】川西能勢口駅周辺 ― 都心核。市内最高地価の花屋敷はここ(最寄駅:川西能勢口)
マスタープランが「都心核」と位置づけた、川西市の中心です。南エリアの定義は「都心核を有し、都市的土地利用が進展している地域」。列挙されている町名は美園町・絹延町・出在家町・丸の内町・滝山町・鴬の森町・萩原・火打・松が丘町・霞ヶ丘・中央町・日高町・栄町・花屋敷・満願寺町・小花・小戸・寺畑・栄根・加茂・久代の21です。
市内で最も高い住宅地の標準地が、この南エリアの花屋敷二丁目91番13(253,000円/㎡・+4.5%・101㎡)。次いで寺畑一丁目27番が202,000円/㎡(+4.1%)、小戸三丁目187番3が159,000円/㎡(+3.2%)、霞ケ丘一丁目10番2が145,000円/㎡(+5.1%)、丸の内町116番6が137,000円/㎡(+3.8%)。商業地では中央町143番1外が675,000円/㎡(+5.5%・地積1,840㎡)で市内の全地点を通じて最高、小花一丁目217番2が387,000円/㎡(+5.4%)です。
成約は川西能勢口駅を最寄りとするものが154件・中央値2,300万円・平均徒歩9分。件数・徒歩の近さとも市内トップです。市は「駅周辺再開発事業など」「川西能勢口駅まち空間の魅力創造について」「キセラ川西(中央北地区)」のページをそれぞれ公開し、都市再生推進法人の指定も行っています。いま動いている場所だということです。
注意点:「花屋敷」という町名は宝塚市にもあります。また川西市には「南花屋敷」(178,000円/㎡・+3.5%)という別の町名もあり、これはマスタープランの一覧には載っていません。町名だけで市やエリアを判断せず、地番まで確認してください。
【南エリア】川西池田・久代・加茂 ― JR沿線と、市内唯一の工業地帯(最寄駅:川西池田)
同じ南エリアでも、JR宝塚線(福知山線)側はやや性格が違います。川西池田駅はバリアフリー重点整備地区基本構想 第1期の対象で、市公式が川西能勢口駅と並べて挙げている駅です。
地価は下加茂一丁目145番1が144,000円/㎡(+4.3%)、久代四丁目187番が122,000円/㎡(+3.4%)、加茂三丁目173番11が122,000円/㎡(+2.5%)、東久代一丁目220番4が95,500円/㎡(+2.1%)。南エリアのなかでは、花屋敷・寺畑のラインより1段低い価格帯にまとまっています。
このエリアの特徴は工業地です。令和8年地価公示で川西市の工業地は2地点しかありませんが、そのうち久代一丁目98番1が117,000円/㎡で前年比+6.4%。これは市内39地点のなかで最も高い上昇率です(住宅地の最高上昇率は大和東三丁目の+6.1%、水明台二丁目の+6.2%)。工業地2地点の平均は103,000円/㎡で+5.2%と、住宅地の+1.8%を大きく上回りました。
成約では久代が17件・中央値2,200万円・平均80㎡。個票では東久代の戸建(最寄駅は北伊丹・徒歩15分/木造・2009年築・延床100㎡/土地100㎡)が2,500万円で成約しています。北伊丹駅は伊丹市のJR駅で、川西市の南端では市外の駅が最寄りになる物件が実際に流通していることを示す例です。
【中エリア】多田・平野・鼓が滝 ― 能勢電沿線の谷筋(最寄駅:多田)
中エリアの定義は「地域核を有し、豊かな自然を背景にした住機能を中心とする地域」で、列挙されている町名は35あります(美山台・丸山台・見野・畦野・山原・緑が丘・山下・笹部・下財町・一庫・大和・長尾町・芋生・若宮・けやき坂・石道・虫生・赤松・清和台・柳谷・緑台・向陽台・水明台・清流台・新田・矢問・多田・平野・鼓が滝・萩原台・鴬が丘・錦松台・鴬台・湯山台・南野坂)。川西市の町名の半分以上が、この中エリアに属しています。
そのうち能勢電鉄の駅に近い谷筋が、このまとまりです。多田駅は成約58件・中央値1,700万円・平均徒歩11分で、件数は市内2位。平野駅は25件・中央値2,200万円・平均徒歩17分で、徒歩17分は市内で最も長い数字です。
地価は、新田二丁目262番29が91,200円/㎡(+2.0%)、東多田一丁目202番29が122,000円/㎡(+2.5%)、西多田二丁目687番が75,000円/㎡(+1.4%)、多田院二丁目352番が67,000円/㎡、平野一丁目120番15が74,000円/㎡(+2.1%)、鼓が滝二丁目11番41が51,000円/㎡(▲1.0%)。同じ「多田」でも東多田122,000円と多田院67,000円で1.8倍の開きがあります。
成約の町丁目別では、新田が17件・中央値1,600万円(平均97㎡)、鼓が滝が16件・中央値900万円(平均167㎡)。鼓が滝は平均面積が167㎡と広いのに中央値は900万円で、土地の単価の低さがそのまま価格に出ています。地区計画は多田院北地区・多田院南地区・高芝地区などがこのあたりに該当します。
【中エリア】清和台・緑台・向陽台・水明台・けやき坂・大和 ― 丘陵ニュータウン群(最寄駅:川西能勢口)
川西市の住宅ストックの主力が、この層です。市公式は市内のニュータウンとして「日生ニュータウン、多田グリーンハイツ、清和台、けやき坂などのニュータウン」を挙げ、都市計画マスタープランも「日生ニュータウンや大和団地」「清和台から萩原台」「多田グリーンハイツ」をニュータウンゾーンとして記述しています。
地価は市平均94,684円/㎡を下回る水準に固まっています。緑台二丁目1番45が80,000円/㎡(+4.6%)、清和台東四丁目2番29が75,000円/㎡(+2.7%)、大和東三丁目9番14が70,000円/㎡(+6.1%=市内の住宅地で最も高い上昇率クラス)、錦松台2番94が66,000円/㎡(+1.5%)、水明台二丁目2番31が65,300円/㎡(+6.2%=住宅地32地点で最高の上昇率)、丸山台二丁目1番31が61,500円/㎡(+2.5%)、けやき坂一丁目7番4が61,000円/㎡(+3.4%)、緑が丘一丁目134番6が47,500円/㎡(0.0%)。鴬台二丁目10番3は88,000円/㎡(+1.4%)です。
面白いのは、この層の上昇率が市平均(+1.8%)より高い地点を多く含むことです。水明台+6.2%、大和東+6.1%、緑台+4.6%、けやき坂+3.4%。絶対水準は低いが、動きはあるというのがこのエリアの現状です。
成約では清和台西が28件・中央値2,100万円(平均159㎡)で町丁目別の最多、丸山台が25件・2,200万円(163㎡)、けやき坂が20件・2,450万円(202㎡)。一方で清和台東は22件・中央値440万円(平均88㎡)で町丁目別の最安です。同じ清和台でも、西と東で中央値が4.8倍違うということになります。平均面積が159㎡と88㎡ですから、流通している物件の種類が違うと読むのが正確でしょう。
そして、このエリアの物件には高確率で地区計画がかかります。市の地区計画26地区のうち、清和台地区・ファミールタウン清和台・多田グリーンハイツ向陽台/水明台/緑台・大和団地東/大和西1丁目/大和東1丁目/大和東2・5丁目・けやき坂・湯山台・鴬が丘・南野坂・見野2丁目・阪急日生ニュータウン(川西市)・グリーンエステート日生中央と、丘陵住宅団地の名前が並びます。外壁の色彩までマンセル表色系で規制されており、建築等の行為には届出が必要です(10章参照)。
【中エリア】畦野・山下・一庫・笹部・石道 ― 市内最安の標準地がある層(最寄駅:山下)
中エリアのなかでも北寄り、旧・東谷村域にあたるまとまりです。山下駅は成約44件・中央値2,050万円・平均徒歩11分で件数は市内3位、畦野駅は25件・中央値2,100万円・平均徒歩11分。駅の成約中央値だけ見ると2,000万円台で、市の平均的な水準です。
ところが地価は、ここで一気に落ちます。西畦野二丁目545番が56,000円/㎡(+1.8%)、東畦野山手一丁目4番13が49,000円/㎡(▲1.0%)、一庫二丁目97番が41,000円/㎡(0.0%)、石道字芝垣内264番2が22,000円/㎡(▲16.3%)、そして笹部三丁目284番外が17,900円/㎡(▲1.6%・地積334㎡)で市内最安です。南エリアの花屋敷二丁目253,000円/㎡と比べると14.1倍の差になります。
石道の▲16.3%について、正直に書いておきます。これは32地点のうち1地点だけの動きです。市全体の住宅地は+1.8%で、25地点が上昇しています。「川西市の北部の地価が16%下がった」という話ではありません。下落の理由を説明した公表資料は確認できていないため、本ページでは推測を書きません。なお市の地区計画一覧には「石道地区地区計画」があります。
そして、いちばん注意していただきたいのが「笹部」です。標準地は市内最安の17,900円/㎡。ところが成約の町丁目別では、笹部が16件・中央値3,150万円(平均120㎡)で市内最高です。土地の単価が市内最安の町で、成約中央値は市内最高。これは矛盾ではなく、標準地1地点の価格と、実際に流通している物件の中身は別物だということです。成約中央値には建物価格が含まれ、戸建とマンションが混ざり、面積も物件ごとに違います。町名で相場を決めつけず、必ず個別の物件で比較してください。
【北エリア】国崎・黒川・横路 ― 人口97人、学校は休校中、市内唯一の景観形成重点地区(最寄駅:山下)
北エリアに属する町名は、国崎・黒川・横路の3つだけです。マスタープランの定義は「自然共生拠点を有し、自然が息づき豊かな自然環境が広がる地域」。
市の「黒川を中心としたまちづくり方針」は、黒川地区について次のように記しています。「黒川地区は、市街化調整区域・自然保全区域に指定されている」「令和2年4月1日時点の人口は97人で、年齢3区分別に見ると65歳以上の高齢者は59%となっている」「世帯数は令和2年(4月1日時点)49世帯」。そして「日本一の里山」と称され、「日本の里100選」にも選ばれていると記されています。
この3町は、川西市で唯一の景観形成重点地区でもあります。市は「景観形成重点地区(黒川地区)景観形成ガイドライン」を定めています。川西市は市内全域を景観計画区域としていますが、重点地区は黒川地区だけです。
学校について。市公式の校区一覧には「黒川|国崎、黒川、横路 (注)休校中のため東谷小学校へ通学」と明記されています。黒川小学校は休校中で、この3町の児童は東谷小学校に通っています。15万人の市のなかで、小学校を維持できなくなった地域があるということです。
地価公示について。当方が確認した限り、令和8年地価公示の住宅地32地点のなかに、国崎・黒川・横路を所在地番とする標準地は1つもありません。標準地が置かれていないということは、比較の基準になる公的な価格そのものが無いということです。
買う側にとっての結論は明確です。北エリアの土地・古家を検討される場合は、①市街化調整区域での建築・建て替えの可否、②自然保全区域としての制限、③景観形成重点地区のガイドラインによる制限、④通学先が東谷小学校になることの4点を、契約の前に、市の窓口で必ず確認してください。市は黒川地区について「地域の活性化に資する施設について、都市計画法の規制緩和を行っております」と書いていますが、その許可基準の中身は本ページでは確認できていません(未取得)。
※エリア区分と各エリアの記述は、川西市・兵庫県・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
05川西市の交通
鉄道
川西市公式が「市内の駅」として明記しているのは7駅です。阪急宝塚線/能勢電鉄の川西能勢口、JR宝塚線の川西池田、能勢電鉄妙見線の山下・畦野・平野・多田・鼓滝。根拠は市のバリアフリー重点整備地区基本構想(第1期・第2期)です。
この7駅の並び方に、川西市の地形がそのまま出ています。川西能勢口と川西池田は南エリアの平地にあり、阪急・JRで大阪方面へ直結します。残る5駅はすべて能勢電鉄で、猪名川に沿って北へ延びる谷筋に並びます。市公式は市域を「東西に狭く、南北に細長い地形」と記し、「南部は平たんで、市の中心市街地はここに形成されています」と説明していますが、鉄道網はまさにその通りの形をしています。
そして、市内の丘陵住宅団地の多くは、駅から離れています。成約データの平均徒歩分数を見ると、川西能勢口が9分であるのに対し、平野は17分、多田・山下・畦野・日生中央はいずれも11分。清和台・けやき坂・大和・丸山台といったニュータウンの住所を持つ成約でも、最寄駅は川西能勢口や日生中央となっており、バス便を前提とした住宅地が市内に広く分布していると読むのが実態に近いはずです。物件を検討されるときは、徒歩分数だけでなく、バスの本数と最終便を必ず現地で確認してください。
なお、能勢電鉄の絹延橋・滝山・鶯の森・笹部・一の鳥居、および日生中央については、市公式の駅一覧に含まれておらず、所在市を確認できていません(未取得)。雲雀丘花屋敷駅は、宝塚市の都市計画マスタープランに宝塚市の地域拠点として掲載されています。物件広告の「最寄駅」だけで市を判断しないでください。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 川西能勢口 | 阪急宝塚線/能勢電鉄 | — | 川西市の中心駅です。市公式のバリアフリー重点整備地区基本構想は第1期の対象地区を「川西能勢口駅及び川西池田駅周辺地区」としており、都市計画マスタープランも「阪急電鉄川西能勢口駅周辺」を都心核として記述しています。成約データではこの駅を最寄りとする成約が464件中154件(市内最多)・中央値2,300万円・平均徒歩9分。平均徒歩9分は市内6駅でいちばん短く、駅至近の物件が実際に流通しているエリアだと読めます。地価は商業地の中央町143番1外が675,000円/㎡(+5.5%)で市内の全地点を通じて最高、小花一丁目217番2が387,000円/㎡(+5.4%)。市は「駅周辺再開発事業など」「川西能勢口駅まち空間の魅力創造について」「キセラ川西(中央北地区)」というページをそれぞれ公開しており、駅前と中央北地区の再整備がいまも動いていることが分かります |
| 川西池田 | JR宝塚線(福知山線) | — | バリアフリー重点整備地区基本構想 第1期の対象で、市公式が川西能勢口駅と並べて挙げている駅です。JR大阪駅方面へ直通する川西市唯一のJR駅という位置づけになります(市公式の駅一覧で確認できるJR駅はこの1駅です)。周辺の南エリアには地価公示の標準地が多く、久代四丁目187番が122,000円/㎡(+3.4%)、加茂三丁目173番11が122,000円/㎡(+2.5%)、下加茂一丁目145番1が144,000円/㎡(+4.3%)。工業地の久代一丁目98番1は117,000円/㎡で前年比+6.4%と、市内の全用途で最も高い上昇率でした。成約では久代が17件・中央値2,200万円(平均80㎡)です |
| 多田 | 能勢電鉄妙見線 | — | バリアフリー重点整備地区基本構想 第2期の「平野駅・多田駅・鼓滝駅周辺地区」に含まれる駅。成約は58件・中央値1,700万円・平均徒歩11分で、件数は川西能勢口に次ぐ市内2位です。都市計画マスタープランの中エリアに町名「多田」があります。地価では西多田二丁目687番が75,000円/㎡(+1.4%)、東多田一丁目202番29が122,000円/㎡(+2.5%)、多田院二丁目352番が67,000円/㎡。同じ「多田」でも、東・西・多田院で地価が2倍近く開いているのがこのエリアの特徴です |
| 平野 | 能勢電鉄妙見線 | — | 同じく第2期の対象駅。成約は25件・中央値2,200万円・平均徒歩17分で、平均徒歩17分は市内6駅で最も長い数字です。駅勢圏が広いエリアだと読めます。地価は住宅地の平野一丁目120番15が74,000円/㎡(+2.1%)。そして市内に2地点しかない工業地のうち1つが、この平野一丁目99番2外(89,000円/㎡・+4.1%)で、地積は3,672㎡と市内の標準地で最大です。成約個票では平野のマンション(多田駅徒歩0分・RC・1995年築・75㎡・3LDK)が1,700万円、平野の戸建(多田駅徒歩10分・木造・2013年築・延床105㎡/土地95㎡)が2,500万円で成約しています |
| 畦野 | 能勢電鉄妙見線 | — | バリアフリー重点整備地区基本構想 第2期の「山下駅・畦野駅周辺地区」に含まれる駅。都市計画マスタープランの中エリアに町名「畦野」があります。成約は25件・中央値2,100万円・平均徒歩11分。地価は西畦野二丁目545番が56,000円/㎡(+1.8%)、東畦野山手一丁目4番13が49,000円/㎡(▲1.0%)。市の地区計画一覧には東畦野1丁目地区地区計画・東畦野山手地区地区計画の2つがあり、このエリアの住宅地は地区計画で建て方が定められていることが分かります |
| 山下 | 能勢電鉄妙見線 | — | 同じく第2期の「山下駅・畦野駅周辺地区」の駅で、中エリアに町名「山下」があります。成約は44件・中央値2,050万円・平均徒歩11分で、件数は市内3位。能勢電鉄の各駅のなかでは、多田に次いで取引の多い駅です。周辺の中エリア北寄りには一庫二丁目97番(41,000円/㎡・0.0%)、笹部三丁目284番外(17,900円/㎡・市内最安)、石道字芝垣内264番2(22,000円/㎡・▲16.3%)といった標準地があり、同じ市内とは思えない価格帯になります |
| 鼓滝 | 能勢電鉄妙見線 | — | バリアフリー重点整備地区基本構想 第2期の対象駅。駅名は「鼓滝」ですが、都市計画マスタープランの中エリアに載っている町名は「鼓が滝」です(表記が異なります)。地価は鼓が滝二丁目11番41が51,000円/㎡(▲1.0%)で、市内で下落した4地点のうちの1つ。成約では鼓が滝が16件・中央値900万円・平均167㎡で、町丁目別で2番目に中央値が低い一方、平均面積は167㎡と広めです。「広いのに安い」が成立しているのがこのエリアの特徴で、土地の単価が低いことがそのまま価格に出ています |
※本表に載せているのは、川西市公式で「市内の駅」だと裏が取れた7駅だけです。根拠は市のバリアフリー重点整備地区基本構想で、第1期が「川西能勢口駅及び川西池田駅周辺地区」、第2期が「山下駅・畦野駅周辺地区」「平野駅・多田駅・鼓滝駅周辺地区」です。
逆に、次の駅については所在市を確認できていません(未取得)。日生中央・絹延橋・滝山・鶯の森・笹部・一の鳥居など、能勢電鉄の各駅です。川西市公式の駅一覧(上記の基本構想)に含まれておらず、本ページで許可された情報源では所在市を確定できませんでした。ただし町名としては「絹延町」「滝山町」「鴬の森町」が南エリアに、「笹部」が中エリアに、市公式の都市計画マスタープランへ記載されています。駅名と町名は一致しても、駅の所在市は別途確認が必要です。
とくに注意していただきたいのが「雲雀丘花屋敷駅」です。この駅は宝塚市の都市計画マスタープラン概要版に、宝塚市の「地域拠点」として掲載されています(仁川駅・小林駅・逆瀬川駅・清荒神駅・売布神社駅・中山寺駅〜中山観音駅・山本駅と並んで)。川西市公式の駅一覧には含まれていません。そして「花屋敷」という町名は、川西市にも宝塚市にも存在します。川西市の最高地価地点である「花屋敷二丁目91番13(253,000円/㎡)」は川西市側の花屋敷です。地番なしで市を判断すると、必ず取り違えます。
駅別の乗降人員は、7駅すべて未取得です。『川西市統計要覧 令和6年度版』の「5_交通・通信」に「川西能勢口駅の1日平均乗車人員」(JR西日本)、阪急電鉄各駅の「1日の平均乗降客数」、能勢電鉄「市内各駅の1日の乗降客数」という表が存在することは確認できましたが、xlsx形式での提供のため数値本体を取得できませんでした。本ページでは推測で数字を入れない方針のため、人員欄はすべて「—」としています。
なお成約価格情報では、川西市の物件で「日生中央」を最寄駅とするものが40件(中央値2,500万円・平均徒歩11分)あります。これは「物件の所在地が川西市である」ことを示すデータであって、駅そのものの所在市を示すものではありません。市の地区計画一覧には「グリーンエステート日生中央地区計画」「阪急日生ニュータウン(川西市)地区計画」があり、日生ニュータウンが川西市域にもまたがっていることは確認できますが、駅の所在市については本ページでは断定していません。
道路
川西市は、新名神高速道路のインターチェンジ周辺の土地利用計画を持っています。市は「新名神高速道路インターチェンジ周辺土地利用計画」というページを公開しており、インターチェンジ周辺の土地利用を計画的に誘導する方針を示しています。ただし、インターチェンジの正式名称・位置・供用時期については、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)ので、計画の存在のみを記載しています。高速道路のインターチェンジ周辺は、物流施設や商業施設の立地圧力がかかりやすい場所です。近隣の物件を検討される場合は、市のまちづくり部で計画の範囲をご確認ください。
市は「舎羅林山ネットワーク道路の整備検討」というページも公開しています。舎羅林山は市の地区計画一覧にも「舎羅林山地区地区計画」として登場する地区名です。道路の整備検討と地区計画が同じ地名で並んでいるということは、このエリアで面的な土地利用の動きがあることを示唆します。整備の内容・時期・区域は確認できていません(未取得)。該当エリアの物件を検討される場合は、都市計画道路の区域にかかっていないかを必ず確認してください。都市計画道路の区域にかかる敷地は、建築に制限がかかります。
市は「都市計画道路網見直し(案)」を公表しています。これは、長期間にわたって未整備のまま残っている都市計画道路を見直す作業で、全国の自治体で進められているものです。見直しの結果、計画が廃止される路線もあれば、存続する路線もあります。存続する路線の区域内にある敷地は、都市計画法第53条にもとづく建築の許可が必要になり、階数・構造に制限がかかることがあります。市は「都市計画証明・法53条許可」のページも設けていますので、購入前に該当の有無をご確認ください。見直し案の具体的な対象路線は、本ページでは確認できていません(未取得)。
川西市の地形は、道路の使い勝手にそのまま影響します。市公式によれば標高は最高660.1メートル・最低15.0メートル。南部の平地と北部の山地では、同じ市内でも移動の条件がまったく違います。丘陵住宅団地では、坂と擁壁が生活の前提になります。冬場の凍結、大雨時の通行止め、そして擁壁の維持費は、平地の市では発生しないコストです。令和7年4月1日から兵庫県が川西市全域を宅地造成等工事規制区域に指定しており、造成や擁壁工事には手続が必要になりました(10章参照)。「駅から徒歩15分」が、平地の15分と坂道の15分では別物だという点も、内覧のときに実際に歩いて確かめてください。
※川西市の道路については、市公式に「新名神高速道路インターチェンジ周辺土地利用計画」「舎羅林山ネットワーク道路の整備検討」「都市計画道路網見直し(案)」の各ページが存在することを確認しています。各計画の区域・路線名・整備時期・インターチェンジの正式名称は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。本ページでは計画の存在のみを記載しています。出典:川西市「新名神高速道路インターチェンジ周辺土地利用計画」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020683/1004290.html /川西市「舎羅林山ネットワーク道路の整備検討」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020683/1020688.html /川西市「都市計画道路網見直し(案)」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020683/1004291.html /川西市「都市計画証明・法53条許可」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1014211/index.html /川西市「バリアフリー重点整備地区基本構想」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020683/1016538.html
06川西市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」
兵庫県で家を探すとき、阪神間の平地しか見ていなかった方が最初につまずくのがこれです。
同じ市の中でも、駅前の市街地と山手・北部とで市街化区域と市街化調整区域が分かれています。
川西市は、都市計画区域5,344haのうち3,086ha(57.7%)が市街化調整区域です。市街化区域は2,258ha(42.3%)で、市域の半分以上が「市街化を抑制すべき区域」になっています(川西市統計要覧 令和6年度版)。
これは門真市(市街化区域97.5%)のような市とは、まったく別の土地のつくりです。同じ阪神間でも宝塚市は市街化調整区域が74.4%とさらに高く、川西市はその中間にあたります。ただし「調整区域が広い=北部が全部調整区域」という単純な話ではありません。市公式に「北部の◯%が市街化調整区域」という文章記載はなく、区域区分は市の地図情報システム(GIS)で図面として提供されているだけです。本ページは「川西市の北部は調整区域です」とは書きません。個別の物件がどちらの区域かは、必ずGISか重要事項説明書でご確認ください。
そのうえで、市公式が区域区分について書いている方針は明快です。都市計画マスタープランは市街化調整区域について「開発・建築行為は原則禁止。周辺と調和した地域住民が一丸となった土地利用のみ可」と記しています。「原則禁止」から始まる区域だということです。
そして川西市には、この原則に対する市公式の例外が1つあります。黒川地区です。市は「市街化調整区域である黒川地区では、黒川を中心としたまちづくり方針に基づいて、地域の活性化に資する施設について、都市計画法の規制緩和を行っております」と明記しています。緩和の具体的な基準(許可基準・条例指定区域の指定基準)のPDFは公開されていますが、その内容は本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 2,258 ha | 42.3% |
| 市街化調整区域 | 3,086 ha | 57.7% |
| 合計(都市計画区域) | 5,344 ha | 100.0% |
※区域区分の決定・変更:区域区分(線引き)の当初決定年月日および直近の変更年月日は、市の公表資料で確認できていません(未取得)
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
都市計画税(税率0.3%)が課されるのは、市公式の表現で「市街化区域内の土地・家屋」です。都市計画事業・土地区画整理事業の費用に充てる目的税で、充当先として市は道路・駐車場、公園・緑地・広場、水道・下水道・ガス供給施設・ごみ処理施設などを挙げています。川西市は市域の57.7%が市街化調整区域なので、「都市計画税がかからない物件」が現実に存在します。固定資産税1.4%と合わせると、市街化区域内では1.7%、市街化調整区域内では1.4%。(1.4%・0.3%は市公式『令和7年度税務概要』の税率表にある値で、合計1.7%は当方の合算です。)ただし「税が安いから調整区域が得」という話ではありません。建て替えの可否・ローンの通りやすさ・売却時の買い手の数が、まったく変わります。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
川西市の市街化調整区域(3,086ha)は、どこにあるのか
いちばん知りたいのは「どの町が調整区域か」でしょう。ところが、これを町名で示した市公式の文章資料は確認できていません(未取得)。川西市の区域区分は市の地図情報システム(GIS)で図面として公開されており、「◯◯町は市街化調整区域です」という一覧表の形にはなっていません。本ページは推測で町名を書かない方針なので、ここでは断定を避けます。
そのかわり、市公式の資料から確実に言えることを並べます。
- 都市計画区域5,344haのうち市街化調整区域は3,086ha(57.7%)、市街化区域は2,258ha(42.3%)。面積では調整区域のほうが広い(統計要覧 令和6年度版)。
- 市公式は市域を北エリア・中エリア・南エリアに分け、北エリアを「自然共生拠点を有し、自然が息づき豊かな自然環境が広がる地域」と定義している。北エリアに属する町名は国崎・黒川・横路の3つだけ。
- その黒川地区について市は「黒川地区は、市街化調整区域・自然保全区域に指定されている」と明記している(黒川を中心としたまちづくり方針)。
- 市街化調整区域における開発・建築の方針は「開発・建築行為は原則禁止。周辺と調和した地域住民が一丸となった土地利用のみ可」(都市計画マスタープラン)。
つまり「北エリアの3町が市街化調整区域である」ことは市公式で確認できますが、3,086haという面積は北エリアだけでは説明がつきません。中エリアにも相当面積の調整区域があると考えるのが自然ですが、その範囲を町名で特定した公表資料は確認できていません。ここは推測で埋めず、GISで確認してくださいとお伝えするにとどめます。
黒川地区 ― 人口97人・49世帯・高齢化率59%の「日本一の里山」
川西市を語るうえで、黒川地区は外せません。市の「黒川を中心としたまちづくり方針」(令和2年10月19日更新)には、次の記述があります。
「黒川地区は、市街化調整区域・自然保全区域に指定されている。」
「令和2年4月1日時点の人口は97人で、年齢3区分別に見ると65歳以上の高齢者は59%となっている。」
「世帯数は令和2年(4月1日時点)49世帯で、近年、減少傾向にあったが、令和2年に微増している。」
「黒川は『日本の里100選』にも選ばれている。」
市はこの地区を「日本一の里山」と称され豊かな自然環境や景観を形成し、維持されてきた里山文化が根付いている地域だと記しています。人口151,821人の市のなかに、97人・49世帯の集落がある。しかも65歳以上が59%です。これが北エリアの実像です。
不動産の話に落とすと、黒川地区には次の3つが重なっています。
| 重なっている指定 | 意味 |
|---|---|
| 市街化調整区域 | 都市計画法により市街化を抑制すべき区域。開発・建築行為は原則禁止 |
| 自然保全区域 | 市公式が黒川地区について明記している指定 |
| 景観形成重点地区(市内で唯一) | 「景観形成重点地区(黒川地区)景観形成ガイドライン」が定められている。川西市の景観形成重点地区は黒川地区のみ |
いっぽうで市は、黒川地区について「地域の活性化に資する施設について、都市計画法の規制緩和を行っております」とも書いています。原則禁止の区域に、市が意図的に例外の窓口を開けているということです。ただしその許可基準・条例指定区域の指定基準の中身は、本ページでは確認できていません(未取得)。黒川・国崎・横路で土地や古家を検討される場合は、市の都市政策部・開発指導の窓口で、どの基準に当てはまるかを必ず先に確認してください。「買ってから建てられないことが分かった」というのが、調整区域でいちばん多い事故です。
「都市計画税がかからない物件」が実在する市
市街化区域が市域の97%を超えるような市では、「調整区域なら都市計画税0.3%がかからない」という選択肢は事実上ありません。川西市は違います。市域の57.7%が市街化調整区域です。
市街化区域内なら固定資産税1.4%+都市計画税0.3%=1.7%、市街化調整区域内なら1.4%。評価額1,000万円の土地(住宅用地特例の適用前)で単純計算すると、年3万円の差です。30年持てば90万円。仲介手数料と同じくらいの金額が、毎年の税で動きます。
ただし、これをメリットとして単純に受け取らないでください。市街化調整区域の物件には、次の負担が伴います。
- 建て替えができない、または許可が要る。市公式の方針は「開発・建築行為は原則禁止」です。いま建物が建っているからといって、同じものが建て直せるとは限りません。
- 住宅ローンが通りにくい。取扱不可とする金融機関、融資比率を下げる金融機関があります。現金比率が上がるということは、実質的に買える人が減るということです。
- 売るときに買い手が限られる。買うときに安いということは、売るときも同じ条件で評価されるということです。
年0.3%を取りにいって、出口を失う。これが市街化調整区域でいちばんありがちな失敗です。川西市は「その選択肢が本当に目の前に出てくる市」なので、他市よりもこの判断を求められる回数が多くなります。
石道地区・北部地域 ― 市が「跡地活用」を政策にしている
中エリアの北寄りには石道という地区があり、市の地区計画一覧に「石道地区地区計画」が掲載されています。令和8年地価公示では、この石道字芝垣内264番2が22,000円/㎡(前年比▲16.3%)で、市内32地点のなかで突出した下落を示しました。ただしこれは1地点だけの動きです。川西市全体の住宅地は+1.8%で、32地点のうち25地点が上昇しています。「川西市の地価が下がっている」という話ではありません。下落の理由を説明した公表資料は確認できていないため、本ページでは推測を書きません。
また市は、北部地域のまちづくり方針を持っています。「地域住民の参画のもと、域内に存在する市有施設跡地など…の活用をまちづくりの手段の一つに加えながら」という目的で、4つのゾーンが設定されています。
| ゾーン | 位置づけ |
|---|---|
| ①子ども・若者ゾーン | 北消防署周辺 |
| ②医療・福祉ゾーン | 旧市立川西病院跡地 |
| ③生涯学習・福祉ゾーン | 北消防署多田分署周辺 |
| ④防災ゾーン | 新北消防署用地 |
都市計画マスタープランも「旧川西病院跡地など地域資源として活用できる土地、建物が集中する主に北部の地域を『北部地域』として、住民生活の質の向上をめざします」と記しています。市が「跡地の活用」を正面から政策テーマにしているという事実は、中エリア・北エリアの物件を検討するうえで押さえておく価値があります。(各ゾーンの基本構想PDFは公開されていますが、内容は本ページでは確認できていません(未取得)。)
出典:川西市統計要覧 令和6年度版 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/023/155/R6.toukeiyoran.pdf /川西市都市計画マスタープラン(概要版) //www.city.kawanishi.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/292/R603-toshimas-gaiyou.pdf /川西市「黒川を中心としたまちづくり方針」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/835/machidukuri.pdf /川西市「市街化調整区域(黒川地区)における規制緩和」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/kaihatu/1004304/1012429/index.html /川西市「都市計画税とは(FAQ)」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/faq/1004603/1004638/1004643.html /川西市「地図情報システム(GIS)」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020680/index.html /川西市「北部地域のまちづくり」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/machi/1023437/index.html
07川西市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市街化区域・市街化調整区域を問わず課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋のみ |
| 合計(市街化区域) | 1.7% | 課税標準額に対して |
川西市の税率は固定資産税1.4/100(=1.4%)、都市計画税0.3/100(=0.3%)です。市の『令和7年度税務概要』の参考資料「57.税率の変遷」に記載があり、「平成元〜5」の時期から「同左」が続いて現在に至っています。つまり30年以上、税率が動いていない市だということです。
都市計画税は目的税で、市公式のFAQは、都市計画事業・土地区画整理事業の費用に充てるため市街化区域内の土地・家屋に課される税だと説明しています。充当先として挙げられているのは、道路・駐車場、公園・緑地・広場、水道・下水道・ガス供給施設・ごみ処理施設などです。
ここが川西市のポイントです。市域の57.7%が市街化調整区域なので、都市計画税がかからない物件が実在します。市街化区域内なら合計1.7%、市街化調整区域内なら1.4%。ただし調整区域は建て替え・ローン・売却の制約が重く、0.3%の差だけで判断してよい論点ではありません(07章参照)。
納税義務者は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者です。年の途中で売買した場合の日割り精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。なお市は「令和8年1月5日から、地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化…に伴い、評価証明書・公課証明書・名寄台帳の写しの様式が変わりました。また、課税標準額の計算について、一部変更になっている場合があります」と告知しています。古い証明書の様式で手続を進めようとすると齟齬が出ることがあります。
住宅用地の特例は、市公式の逐語で「小規模住宅用地(200㎡まで)は固定資産税は評価額×6分の1、都市計画税は評価額×3分の1」、「一般住宅用地(200㎡超の部分)は固定資産税は評価額×3分の1、都市計画税は評価額×3分の2」です。
川西市ではこの200㎡という線が、他市より効いてきます。令和8年地価公示の住宅地32地点の地積を見ると、200㎡を超える標準地が8地点あり、そのうち笹部三丁目は334㎡、大和東三丁目は231㎡、松が丘町は256㎡です。丘陵の住宅団地には、南部の市街地より広い区画が普通にあります。敷地が広い=200㎡を超える部分は特例が薄くなるということなので、「土地が広くて安い」物件を検討するときは、土地の値段だけでなく毎年の税額も試算しておいてください。
新築住宅の減額も押さえておきます。市公式は要件を「専用住宅や併用住宅であること(併用住宅については、居住部分の割合が2分の1以上のものに限られます。)」と記し、床面積要件は令和8年3月31日まで=50〜280㎡(貸家住宅は40〜280㎡)、令和8年4月1日〜令和13年3月31日=40㎡以上240㎡以下と変わります。減額されるのは「新築された住宅用の家屋のうち居住部分の120平方メートル相当分までの固定資産税の2分の1」で、期間は一般住宅が新築後3年度分、中高層耐火建築物が新築後5年度分。認定長期優良住宅はそれぞれ2年延長(5年度分/7年度分)です。
240㎡という新しい上限は、川西市では意識しておく価値があります。成約データの戸建330件は平均延床163㎡ですが、丘陵団地には延床200㎡を超える住宅もあります。建て替えや新築を前提に土地を買う場合、延床240㎡を超えると新築住宅の減額そのものが受けられなくなる点は、設計の初期段階で効いてきます。
評価替えについて市は「固定資産税は3年ごとの基準年度に評価替えを行う制度がとられていますが、土地の地目変更などがあった場合、基準年度以外の年度であっても新たに評価を行うことになります」と説明しています。農地や山林を宅地に変えると、基準年度でなくても評価が変わるということです。調整区域の広い川西市では、実際に起こりうる話です。このほか市は、耐震改修・バリアフリー改修・省エネ改修・長寿命化大規模修繕工事マンション・冷蔵倉庫用家屋の減額措置を設けています。
免税点
同一人が川西市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。
| 区分 | 免税点 |
|---|---|
| 土地 | 300,000円 |
| 家屋 | 200,000円 |
| 償却資産 | 1,500,000円 |
※納期:各期の納期限は、市の公表資料で確認できていません(未取得)。なお令和8年度の納税通知書は令和8年5月7日(木曜日)に発送されています/市公式の逐語で「固定資産税は毎年1月1日(賦課期日といいます)に、土地・家屋・償却資産…を所有している人が…納める税金です」
※税率・免税点は川西市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
08川西市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
川西市には学校選択制があります。制度名は「隣接校区校選択希望制度」です。市公式の逐語では「校区による学校の指定以外に一定の条件のもと、保護者やお子さんの希望により隣接する校区の学校への入学希望を認める制度」。対象は小学校・中学校とも新1年生(および転入者。川西市民に限る)です。
ただし市は同じページで「申請すれば必ず希望した学校に行けるというものではありません」とはっきり書いています。受入枠は「10月1日時点における入学予定者の5%が上限」で、学校の状況を考慮して決定され、希望者が枠を超えた場合は抽選です。兄姉の同時就学時および小・中連動時には、申請により優先扱いがあります。
令和8年度入学(令和7年10月31日確定)の申請状況は次のとおりです。小学校は申請37人で、全16校で抽選なし。「5%限度枠61人に対し、兄姉在学による優先14人」を除いた23人が対象となりました。申請が最も多かったのは川西北小学校の13人、次いで明峰小学校の6人です。中学校は申請55人で、「5%限度枠69人に対し17人が優先」。清和台中学校のみ抽選となり、「申請27人のうち兄姉在学優先1人を除いた26人が抽選対象」でした。中学校の申請55人のうち、半数の27人が清和台中学校に集中したということです。(申請状況の数値は市公表ページからの整理で、読み取りの確度は中です。最新の数値は市にご確認ください。)
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
| 許可される事由 | 内容 |
|---|---|
| ① 転居に伴う継続就学 | 転居したあとも元の学校に通い続ける場合。学年に応じて年度末まで、または卒業までの期間で認められます。 |
| ② 長期欠席等の事情 | 長期欠席など、教育的な配慮が必要と認められる場合。 |
| ③ 住民登録地と実際の居住地が異なる場合 | 住民登録上の住所と実際に住んでいる場所が違う場合。実態にあわせた就学が認められることがあります。 |
| ④ 転居前の事前転校(1年以内) | 1年以内に転居することが確実な場合に、先に転居先の校区の学校へ通う扱い。住宅の購入・新築と入学のタイミングが重なるご家庭で、いちばん使われる事由です。 |
| ⑤ 保護者の営業所所在地にもとづく変更 | 自営業などで、保護者の営業所の所在地にもとづいて就学校を変更する場合。 |
| ⑥ 祖父母等に預けられる場合 | 保護者の就労・疾病等により、祖父母宅などで過ごす時間が長い場合。 |
| ⑦ 身体的・精神的その他の事情 | 身体的・精神的な事情その他により、指定校への通学が困難と認められる場合。 |
| ⑧ 兄姉と同一校への就学 | 兄姉がすでに通っている学校へ、弟妹も通う場合。 |
| ⑨ 指定校変更中の小学生が連動して中学校へ | 小学校で指定校変更を受けている児童が、その流れで中学校へ進む場合。 |
| ⑩ 隣接校区校選択希望制度 | 新1年生・転入者(川西市民に限る)が対象の、川西市の学校選択制です。枠は入学予定者の5%が上限で、超過時は抽選。詳細は本章の本文をご覧ください。 |
| ⑪ その他教育委員会が必要と認める場合 | 上記以外で、教育委員会が必要と認めた場合。 |
| ※この一覧の読み方 | 上の11事由は、市公式「指定校変更について」の記載を当方が整理したもので、読み取りの確度は中です。必要書類・認められる期間・申請時期は事由ごとに異なり、毎年見直されます。必ず川西市教育委員会に直接ご確認ください。 |
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は川西市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ兵庫県内でも、市が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 高校3年生まで(18歳到達後最初の3月31日まで)。小学4年生〜中学3年生が「こども医療費助成」、それ以前は乳幼児医療費助成 |
| 所得制限 | 所得制限なし(令和5年7月から) |
| 一部自己負担 | 小学4年生〜中学3年生は外来・入院とも無料。高校生世代は入院は無料だが外来は対象外(市公式の記載にもとづく整理。読み取りの確度は中のため、適用範囲は市にご確認ください) |
川西市は「学校を選べる市」― これは兵庫県内でも珍しい
川西市で家を買うときに、いちばん他市と扱いが違うのがここです。川西市には「隣接校区校選択希望制度」という学校選択制があります。市公式の逐語はこうです。
「校区による学校の指定以外に一定の条件のもと、保護者やお子さんの希望により隣接する校区の学校への入学希望を認める制度」
「申請すれば必ず希望した学校に行けるというものではありません」
たとえば隣の宝塚市は学校選択制を実施していません。住所によって教育委員会が就学校を指定します。同じ阪神間・同じ能勢電/阪急沿線でも、市が変わるとこのルールが変わるということです。これは購入判断のロジックそのものを変えます。
| 項目 | 川西市の内容(市公式) |
|---|---|
| 制度名 | 隣接校区校選択希望制度 |
| 対象 | 小学校・中学校とも新1年生(および転入者。川西市民に限る) |
| 選べる範囲 | 隣接する校区の学校(市内のどこでも選べるわけではありません) |
| 受入枠 | 「10月1日時点における入学予定者の5%が上限」。受入枠は学校の状況を考慮して決定 |
| 枠を超えたとき | 抽選により対象者を決定 |
| 優先枠 | 兄姉の同時就学時および小・中連動時に、申請により優先扱い |
令和8年度の申請状況 ― 中学校の申請55人のうち27人が清和台中に集中
市は申請状況を公表しています。令和8年度入学(令和7年10月31日確定)の数字です。
| 区分 | 申請 | 5%限度枠と優先 | 抽選 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 37人 | 「5%限度枠61人に対し、兄姉在学による優先14人」。残る23人が対象 | 全16校で抽選なし |
| 中学校 | 55人 | 「5%限度枠69人に対し17人が優先」 | 清和台中学校のみ抽選(「申請27人のうち兄姉在学優先1人を除いた26人が抽選対象」) |
この表の読みどころは2つあります。
- 小学校は37人の申請で全校抽選なし。つまり小学校については、希望すればほぼ通っているということです。申請が多かったのは川西北小学校(13人)と明峰小学校(6人)で、この2校だけで申請の半分を占めますが、それでも抽選にはなっていません。
- 中学校は55人の申請のうち27人が清和台中学校に集中し、そこだけ抽選になった。申請のちょうど半数が1校に集まったということです。清和台は市公式のエリア区分で中エリアに属する丘陵住宅団地で、市内には清和台小学校・清和台南小学校・清和台中学校があります。
住宅を買う側にとっての意味は、はっきりしています。川西市では「校区が気に入らないから買わない」という判断の前に、「隣接校区なら申請できるかもしれない」という選択肢が1つ増えるということです。ただし枠は5%で、抽選になる学校が現に存在します。「選べるから大丈夫」と考えて物件を決めるのは危険です。
実務としては、次の順番で確認してください。
- まず、その住所の指定校を確認する。市は「小学校・中学校区の一覧と各校の連絡先」に住所別五十音順一覧(PDF)を掲載しています。選択制はあくまで例外で、原則は指定校です。
- 次に、希望する学校が「隣接校区」に当たるかを確認する。市内のどの学校でも選べる制度ではありません。
- 申請時期を逆算する。枠の基準日が10月1日時点の入学予定者数で、申請状況の確定は10月31日です。入学の前年の秋には住所が決まっている必要があるということになります。4月入学に合わせて3月に引っ越す、という段取りでは間に合いません。
- 抽選になったときの代替案を先に決めておく。清和台中学校のように、年によって抽選になる学校があります。外れたら指定校に通うことになりますので、指定校でも納得できるかで物件を選んでください。
黒川小学校は休校中 ― 稼働は小16校・中7校
もう1つ、川西市の学区で必ず押さえておきたい事実があります。市公式の校区一覧の記載です。
「黒川|国崎、黒川、横路 (注)休校中のため東谷小学校へ通学」
黒川小学校は休校中で、国崎・黒川・横路の児童は東谷小学校に通っています。したがって、川西市の市立小学校は一覧に17校が並んでいても、稼働しているのは16校です。中学校は7校。
国崎・黒川・横路の3町は、都市計画マスタープランが「北エリア」として挙げている町名と完全に一致します。黒川地区の人口は97人・49世帯・65歳以上59%(令和2年4月1日・市公式)。学校の休校という事実が、このエリアの人口構成をそのまま説明しています。
北エリアで土地や古家を検討される場合、お子様の通学先は東谷小学校になる前提でご確認ください。通学距離・通学手段は、市街地の学区とはまったく条件が違います。
給食費 ― 令和8年度は「1学期だけ」無償です
ここは誤解が多いところなので、正確に書きます。市公式の逐語は「小学校、中学校、川西養護学校の給食費を無償化いたします」ですが、これは令和8年度の1学期についての措置です。2・3学期は有償に戻ります。
| 区分 | 令和8年度1学期 | 令和8年度2・3学期 |
|---|---|---|
| 小学校 | 無償 | 1食あたり23円(主食、副食及び牛乳) |
| 中学校 | 無償 | 1食あたり383円(徴収は10月〜2月の月額7,700円+3月精算) |
| 川西養護学校 小学部 | 無償 | 全額補助(請求なし) |
| 川西養護学校 中学部・高等部 | 無償 | 1食あたり335円 |
財源は「学校給食費負担軽減交付金」および地方創生臨時交付金で、保護者の手続きについて市は「手続きは不要です」と記しています。つまり恒久的な無償化制度ではなく、交付金を財源とした単年度の負担軽減措置です。来年度も同じ条件が続くという前提で家計を組まないでください。
それでも2・3学期の小学校1食23円という水準は、実質的にほぼ全額を市が補助していることを意味します。一方で中学校は1食383円と、小学校の16倍以上です。同じ市内で、小学校と中学校の負担がここまで違うという点は、小学生のお子様がいるご家庭が中学進学時に負担増を感じる可能性がある、ということでもあります。市は中学校給食センター(久代3丁目1番18号)を設置しており、中学校はセンター方式で給食を提供していると読めます(全中学校がセンター方式かどうか、および小学校の実施方式は未確認です)。
出典:川西市「小学校・中学校区の一覧と各校の連絡先」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kouku_ichiran.html /川西市「隣接校区校選択希望制度」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kouku_gai.html /川西市「隣接校区校選択希望制度の申請状況」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kouku_gai_sinsei.html /川西市「指定校変更について」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/shiteikou.html /川西市「令和8年度の学校給食費について」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kyusyoku/1020996.html /川西市「学校給食費」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kyusyoku/1014271.html /川西市「中学校給食センター」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kyusyoku/1019591.html
09川西市で家を買う前に必ず確認したい点
1|土砂災害 ― 警戒区域178箇所・特別警戒区域93箇所。地すべりはゼロ
川西市で家を買うとき、最初に確認すべきはここです。 兵庫県が公表している「土砂災害警戒区域指定状況(市町別)」(令和8年6月30日時点)で、 川西市の指定状況は次のとおりです。
| 区分 | 急傾斜地の崩壊 | 土石流 | 地すべり | 計 |
|---|---|---|---|---|
| 土砂災害警戒区域(イエロー) | 137 | 41 | 0 | 178箇所 |
| 土砂災害特別警戒区域(レッド) | 74 | 19 | 0 | 93箇所 |
「イエロー178・レッド93」という数字をどう受け止めるかです。 隣の宝塚市はイエロー289・レッド141ですから、川西市はその6割程度の規模になります (比率は当方算出)。 市域の広さ・地形を考えれば、決して少ない数ではありません。
とくに重要なのは、レッド(特別警戒区域)の93箇所です。 レッドに指定されると、次のことが起こります。
- 居室を有する建築物に構造規制がかかる。 土石等の力に対して建築物が安全であるよう、構造耐力上の基準を満たす必要があります。 建て替えや増改築の自由度が下がるということです。
- 開発行為に許可が必要になる。 住宅の分譲を目的とする開発は、原則として許可の対象です。
- 担保評価が下がることがある。 住宅ローンの条件が厳しくなったり、融資額が伸びなかったりするケースがあります。
- 売却時に買い手が限られる。 重要事項説明で必ず説明される事項ですから、次の買い手も同じ情報を受け取ります。
川西市は、丘陵地に住宅団地が広がる市です。 市公式は標高を「最高660.1メートル・最低15.0メートル」と記しています。 清和台・緑台・向陽台・水明台・湯山台・けやき坂・大和・丸山台といった住宅団地は、 いずれも丘を造成してつくられた土地です。 「団地のなかだから安全」という思い込みは危険です。 団地の縁辺部や、団地に至る斜面が区域に指定されていることは珍しくありません。
なお市は「土砂災害(特別)警戒区域については次の地域に一部変更区域があります」として、 加茂2丁目・久代2丁目を含む計8地域を挙げています (8地域の全名称は本ページでは確認できていません=未取得)。 区域の指定は、一度決まったら動かないものではありません。 古い資料で確認して終わりにせず、必ず最新の指定状況をご確認ください。
出典:兵庫県「土砂災害警戒区域指定状況(市町別)」(令和8年6月30日時点) //web.pref.hyogo.lg.jp/ks15/documents/0630shiteijoukyou.pdf / 川西市「防災マップ・ハザードマップ」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/bosai_bohan_kyukyu/1017400/1019990/bosaimap/index.html
2|洪水 ― 令和8年3月27日、一庫大路次川の浸水想定区域が新規指定された
これは比較的最近の動きなので、必ず押さえておいてください。 市公式の逐語です。
「浸水想定区域について、令和8年3月27日付で淀川水系一庫大路次川(一庫ダム下流)に係る 浸水想定区域の新規指定がありました。」
令和8年3月27日です。 それ以前に作られた資料・重要事項説明のひな形・不動産会社の物件概要には、 この指定が反映されていない可能性があります。 「以前調べたときは何も無かった」が通用しないということです。
川西市の洪水の対象河川は、市公式の記載では 淀川水系一庫大路次川(一庫ダム下流)と猪名川・藻川です。 一庫大路次川は一庫ダムの下流にあたり、 一庫ダムは市公式の沿革で1982年完成と記録されています。 ダムの下流域の浸水想定が、令和8年になって新たに指定されたという経緯になります。
市が公開しているハザードマップは、次のとおりです。
| マップ | 内容 |
|---|---|
| 防災マップ 北部版 | 市の北側。国崎・黒川・横路を含むエリア(令和5年度版) |
| 防災マップ 中部版 | 市の中央部。丘陵住宅団地を含むエリア(令和5年度版) |
| 防災マップ 南部版 | 市の南側。川西能勢口・川西池田周辺(令和5年度版) |
| 記事面 | 避難の考え方など、地図以外の解説 |
| 内水ハザードマップ | 下水道等の排水能力を超える雨による浸水(令和4年度版) |
物件の住所で、この5枚すべてを確認してください。 とくに内水ハザードマップは洪水ハザードマップとは別物です。 川の水があふれる「外水」と、雨水が排水できずにたまる「内水」は、原因も範囲も違います。 低地や谷筋の物件では、内水のほうが現実的なリスクになることもあります。
なお、ハザードマップの浸水深や区域の具体値は、本ページでは確認できていません(未取得)。 図面PDFのため、文字情報として抽出できませんでした。 本ページでは「どの河川が対象か」「いつ指定されたか」までを記載しています。 浸水深は、必ず市のマップで住所を特定してご確認ください。
出典:川西市「防災マップ・ハザードマップ」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/bosai_bohan_kyukyu/1017400/1019990/bosaimap/index.html / 川西市「淀川水系一庫大路次川に係る浸水想定区域について」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/bosai_bohan_kyukyu/1017400/1019990/1024131.html
3|令和7年4月1日から、市全域が宅地造成等工事規制区域
市公式の逐語です。
「兵庫県が令和7年4月1日に川西市全域を『宅地造成等工事規制区域』に指定しました」
「『特定盛土等規制区域』及び『造成宅地防災区域』は指定されていません」
一部ではなく「全域」です。 そして指定したのは兵庫県です。 これは盛土規制法(宅地造成及び特定盛土等規制法)にもとづく指定で、 令和3年7月の静岡県熱海市の土石流災害を受けて全国で進められた制度改正の一環です。
川西市でこれが効いてくる場面は、はっきりしています。
- 丘陵住宅団地で、古家を解体して建て替える場合。 地盤を触る工事の規模によっては手続の対象になります。
- 擁壁を作り直す、または補修する場合。 築40年〜50年の造成地では、擁壁の更新が現実的な課題になります。
- 駐車場を作るために、敷地の高さを変える場合。 隣地との段差処理を含め、外構工事でも規模によっては対象になり得ます。
- 傾斜地の土地を買って新築する場合。 造成計画そのものが手続の対象です。
中古の戸建を買ってリフォームするつもりの方こそ、この点は事前に確認してください。 「内装だけのつもりが、外構と擁壁で予算が跳ねた」というのは、 丘陵地の中古住宅でいちばん起きやすい誤算です。 擁壁の築造年・構造・水抜き穴の状態は、内覧のときに必ず見てください。 古い擁壁(とくに間知石積み・大谷石積み)は、 建て替え時に作り直しが必要になることがあり、数百万円単位の費用が発生します。
出典:川西市「宅地造成等工事規制区域の指定について」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/kaihatu/1004304/1004314.html / 川西市「宅地造成及び特定盛土等規制法(盛土規制法)について」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/kaihatu/1004304/1019852.html
4|地区計画26地区 ― 外壁の色彩まで、マンセル値で決まっている
川西市を検討するうえで、いちばん見落とされやすいのがここです。 市の「地区計画の概要一覧・色彩の制限について」には、26の地区計画が掲載されています。
| 頭文字 | 地区計画名 |
|---|---|
| あ | 石道地区/鴬が丘地区 |
| か | グリーンエステート日生中央/けやき坂地区 |
| さ | 舎羅林山地区/清和台地区/摂代地区 |
| た | 大和団地東地区/大和西1丁目地区/大和東1丁目地区/大和東2・5丁目地区/ 高芝地区/多田院北地区/多田院南地区/多田グリーンハイツ向陽台地区/ 多田グリーンハイツ水明台地区/多田グリーンハイツ緑台地区/多田高見台地区/中央地区 |
| は | 阪急日生ニュータウン(川西市)/東畦野1丁目地区/東畦野山手地区/ ファミールタウン清和台 |
| ま | 満願寺町地区/南野坂地区/見野2丁目地区 |
| や | 湯山台地区 |
この一覧を見て気づくことがあります。26地区のうち、大半が丘陵住宅団地の名前です。 清和台が2つ(清和台地区・ファミールタウン清和台)、 多田グリーンハイツが3つ(向陽台・水明台・緑台)、 大和が4つ(大和団地東・大和西1丁目・大和東1丁目・大和東2・5丁目)、 そしてけやき坂・湯山台・鴬が丘・東畦野2つ・南野坂・阪急日生ニュータウン・ グリーンエステート日生中央。
川西市の丘陵住宅団地は、その多くが地区計画で建て方を縛られているということです。 そして市は、この一覧のページで建築物の外壁について「マンセル表色系」による色彩の制限を 規定していると記しています。
マンセル値による外壁色彩の規制とは、具体的にどういうことか。 「明るい色にしてください」といった抽象的なお願いではなく、 色相・明度・彩度の数値で範囲が決められているということです。 たとえば外壁の塗り替えをするとき、好きな色を選べるとは限りません。 新築はもちろん、外壁塗装のリフォームでも制限の対象になり得ます。
さらに、地区計画区域内で建築等の行為をする場合は届出が必要です。 市は「地区計画区域内における行為の届出書・変更届出書」の様式を公開しています。
実務上の注意は3つです。
- 物件が26地区のどれかに入っていないか、契約前に確認する。 重要事項説明では説明されるはずの事項ですが、 制限の中身まで理解したうえで契約するかどうかは別の話です。
- 建て替え・増築を前提に買うなら、制限内容を先に読む。 地区計画では、建ぺい率・容積率とは別に、 最低敷地面積・壁面の位置・高さ・用途・垣や柵の構造などが定められることがあります。 川西市の各地区計画の具体的な制限内容は、本ページでは確認できていません(未取得)。 市のまちづくり部で必ずご確認ください。
- 外壁の色を変えるリフォームも、届出の対象か確認する。 色彩の制限がある以上、塗り替えの色選びは自由ではありません。
なお、26地区の決定年月日・区域面積は、市の概要一覧ページに記載がありません(未取得)。 本ページでは地区計画名と、色彩の制限があることまでを記載しています。
出典:川西市「地区計画の概要一覧・色彩の制限について」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/tikukeikaku/1015253.html / 川西市「地区計画区域内における行為の届出書」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/1000106/1005968/shinseisyo3.html
5|景観 ― 市内全域が景観計画区域。重点地区は黒川だけ
川西市の景観規制は、2段構えになっています。市公式の逐語です。
「川西市では、川西市景観計画により市内全域を『景観計画区域』に定めています」
「都市計画法第8条第1項第6号の『景観地区』は定めていません」
「景観計画区域において、一定の行為をしようとする場合は、届出や事前協議が必要となります」
つまり、川西市ではどこに住んでも景観計画区域です。 一定の行為には届出や事前協議が必要になります。 いっぽうで、より強い規制である都市計画法上の「景観地区」は定めていません。 景観計画は令和6年3月に改定されています。
そのうえで、市内で唯一の「景観形成重点地区」が黒川地区です。 市は「景観形成重点地区(黒川地区)景観形成ガイドライン」を定めています。 黒川地区は人口97人・49世帯(令和2年4月1日)の集落で、 市は「日本一の里山」と称され、「日本の里100選」にも選ばれていると記しています。 市内で最も人口の少ない地域が、市内で最も景観規制の強い地域でもあるということです。
このほか市は、景観アドバイザー派遣制度、 景観上重要な建造物・樹木指定制度、景観ビューポイントマップ、 かわにしまちなみギャラリー、公共施設等景観形成ガイドライン、屋外広告物の制度を それぞれ設けています。 景観上重要な建造物・樹木に指定されている場合、その取り扱いには制限がかかります。 古い建物や、敷地内に大きな樹木がある物件を検討される場合は、 指定の有無を確認しておくと安心です。
出典:川西市「景観計画・景観条例」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020665/index.html / 川西市「景観形成重点地区(黒川地区)」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020665/1012643/index.html / 川西市「景観のまちづくり」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/machi/keikan/index.html
6|市街化調整区域かどうか ― 川西市では「実際に当たる」論点です
07章でも扱いましたが、ここでも繰り返します。 川西市は、都市計画区域5,344haのうち3,086ha(57.7%)が市街化調整区域です。 市街化区域は2,258ha(42.3%)。面積では調整区域のほうが広い市です。
市街化区域が市域のほとんどを占める市では、 「調整区域かどうか」を確認する場面はまず訪れません。 川西市では訪れます。 都市計画マスタープランの方針は「開発・建築行為は原則禁止。 周辺と調和した地域住民が一丸となった土地利用のみ可」です。
確認の方法は3つあります。
- 川西市の地図情報システム(GIS)で住所を入力する。 市は用途地域・区域区分等をGISで公開しています。
- 固定資産税の納税通知書を見る。 都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い、 という判断ができます。
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する。 宅建業者には説明義務があります。
なお市は地番参考図もインターネットで公開しています。 所在地番から土地を特定するときに役立ちます。
出典:川西市「地図情報システム(GIS)」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020680/index.html / 川西市「地番参考図」 http://www2.city.kawanishi.hyogo.jp/chiban/main.html / 川西市統計要覧 令和6年度版 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/023/155/R6.toukeiyoran.pdf
7|そのほか、市公式にページはあるが内容を確認できていないもの
正直に書いておきます。 川西市には次の制度のページが存在しますが、 本ページ作成時点で内容を確認できていません(未取得)。 該当しそうな物件を検討される場合は、市の窓口でご確認ください。
| 制度 | 状況 |
|---|---|
| 高度地区・高度利用地区 | 市公式にページは存在。指定内容は未取得 |
| 特別用途地区 | 同上 |
| 生産緑地地区・特定生産緑地 | ページは存在。面積・指定箇所は未取得。 隣地が生産緑地の場合、指定解除後に土地利用が変わる可能性があります |
| 用途地域別の面積・建ぺい率・容積率 | 市公式に一覧表のページが無く、 GISでの図面確認のみ(未取得) |
| 近畿圏整備法にもとづく区域 | 市公式にページは存在。内容は未取得 |
| 黒川地区の規制緩和の許可基準 | PDFは公開されているが内容は未取得 |
| 各地区計画(26地区)の制限内容 | 概要一覧に決定年月日・面積の記載なし(未取得) |
「このページに書いていないこと」があるという前提で、物件をご検討ください。 家タダでは、ご検討中の物件について 用途地域・接道・再建築の可否・区域区分・地区計画の有無・ハザードマップ上の位置を 契約前に無料で調査します。 川西市は、市街化調整区域57.7%・地区計画26地区・土砂災害警戒区域178箇所・ 市内全域が景観計画区域かつ宅地造成等工事規制区域という、 区域指定が幾重にも重なる市です。 物件情報の「用途地域:第一種低層住居専用地域」という1行だけでは、判断材料として足りません。
出典:川西市「高度地区・高度利用地区」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020677/index.html / 川西市「特別用途地区」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1020681/index.html / 川西市「生産緑地地区」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1004297/index.html / 川西市「近畿圏整備法」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/business/toshikeikaku/1023009/index.html
10川西市の成り立ち ― 1町2村から、丘陵ニュータウンの市へ
川西市は、昭和29年(1954年)8月に市になりました。 市公式「川西市の歩み」の逐語は、次のとおりです。
「昭和29年 川西町、多田村、東谷村の1町2村が合併し、市制施行(8月)」
当初の人口は約33,741人。いまが151,821人ですから、70年あまりで約4.5倍です。 ここで押さえておきたいのは「1町2村」という構成です。 川西町・多田村・東谷村の3つが1つになって、いまの川西市ができました。 そして市公式の資料を見る限り、その後の編入合併の記録はありません。 つまりいまの市域の骨格は、昭和29年の時点で決まっているということです。
この事実は、市内格差14.1倍の話と直結します。 市公式の都市計画マスタープランが「北エリア」として挙げる国崎・黒川・横路、 そして「中エリア」に含まれる笹部は、いずれも旧・東谷村域にあたる地名です。 市立東谷小学校・東谷中学校という校名がいまも残っており、 休校中の黒川小学校の児童は、東谷小学校に通っています。 もともと別の自治体だった地域が、1つの市になった。 それが70年後の地価に、14.1倍という形で残っています。
市章の「川」は、猪名川のこと
市公式は、市章の由来をこう記しています。
「中央の『川』は川西の『川』と市内を流れる猪名川を兼ねて表しています」
猪名川は、川西市を南北に貫く川です。 市域は「東西に狭く、南北に細長い地形」(市公式)で、 能勢電鉄の路線も、この川に沿って北へ延びています。 市の名前そのものが川を指しているということは、 この市の骨格が川によってつくられているということでもあります。
洪水の対象河川として市が挙げているのも、 猪名川・藻川と淀川水系一庫大路次川(一庫ダム下流)です。 市の名前になった川が、そのままハザードマップの主役でもある。 北部には1982年に完成した一庫ダムがあり、 その下流の浸水想定区域が令和8年3月27日に新規指定されました。
市花はりんどう、市木はさくら。 市域の一部は猪名川渓谷県立自然公園に含まれています。 なお、市名「川西」そのものの由来については、 市公式に記載を確認できませんでした(未取得)。 市章の由来は取得できていますが、市名の由来とは別の話ですので、 本ページでは推測による説明を載せていません。
高度成長期 ― 丘を切り開いて、ニュータウンがつくられた
市の総合計画には「高度経済成長期に人口急増」という記述があります。 そして市公式は、市内のニュータウンを次のように列挙しています。
「日生ニュータウン、多田グリーンハイツ、清和台、けやき坂などのニュータウン」
都市計画マスタープランも、「日生ニュータウンや大和団地」「清和台から萩原台」 「多田グリーンハイツ」をニュータウンゾーンとして記述し、 「ニュータウン開発以前からの既成市街地」と対比する土地利用区分を設けています。
この「ニュータウンゾーン」と「既成市街地」という対比が、 川西市のいまの地価の分かれ目です。 既成市街地=南エリアの平地(花屋敷253,000円/㎡、寺畑202,000円/㎡、小戸159,000円/㎡)。 ニュータウンゾーン=中エリアの丘陵団地 (緑台80,000円/㎡、清和台東75,000円/㎡、水明台65,300円/㎡、丸山台61,500円/㎡、けやき坂61,000円/㎡)。 同じ市内で、2〜4倍の差がついています。
そして市の地区計画26地区の大半が、このニュータウンの名前を冠しています。 清和台地区・ファミールタウン清和台・多田グリーンハイツ向陽台/水明台/緑台・ 大和団地東/大和西1丁目/大和東1丁目/大和東2・5丁目・けやき坂地区・湯山台地区・ 鴬が丘地区・東畦野1丁目地区/東畦野山手地区・南野坂地区・ 阪急日生ニュータウン(川西市)・グリーンエステート日生中央。 開発された団地が、そのまま地区計画という制度で管理されているという構図です。
そして市は、団地の世代交代を政策課題にしている
第6次川西市総合計画(令和6年度〜令和13年度)には、 「ニュータウンにおけるファミリー層の社会増減数」という指標が設定されています。
これは、市自身が丘陵住宅団地の世代交代を課題として認識していることの 公的な証拠です。 高度成長期に一斉に入居した世代が高齢化し、次の世代が入ってくるかどうか。 それを市が指標として追いかけている、ということになります。
市は「まちづくり支援事業」のページで、 住民主体のまちづくり活動の事例として市内のニュータウンを紹介し、 多田グリーンハイツ地区の協議会が兵庫県の表彰を受けたことも記しています。
住宅を買う側にとって、これは両面の情報です。 「世代交代が課題である」ということは、裏を返せば 価格が抑えられた広い住宅が流通しているということでもあります。 成約データを見ると、けやき坂は20件・中央値2,450万円で平均面積202㎡、 丸山台は25件・2,200万円で163㎡、清和台西は28件・2,100万円で159㎡。 2,000万円台で延床160㎡〜200㎡クラスが買えるのは、 南エリアの平地では成立しにくい条件です。
いっぽうで、丘陵団地には固有のコストと制約があります。 坂と擁壁、バス便、地区計画による建て方と外壁色彩の規制、 そして土砂災害警戒区域の指定。 「広くて安い」の理由を、資料で確認したうえで選んでください。
いま動いているもの ― キセラ川西と駅前再生
市は「キセラ川西(中央北地区)」のページを設け、 中央北地区の整備を進めています。 また「駅周辺再開発事業など」「川西能勢口駅まち空間の魅力創造について」という ページも公開し、都市再生推進法人の指定も行っています。
市公式の沿革によれば、駅前再開発は1990年代〜2000年代に進められたもので、 そこからさらに次の段階が動いているということになります。 令和8年地価公示で、川西能勢口駅前の商業地・中央町143番1外が675,000円/㎡(+5.5%)と 市内最高値をつけ、南エリアの住宅地も花屋敷+4.5%、霞ケ丘+5.1%、下加茂+4.3%と 市平均(+1.8%)を上回って上昇しているのは、この動きと無関係ではないはずです。
ただし、各事業の区域面積・事業期間・具体的な内容については、 本ページでは確認できていません(未取得)。 本ページでは「市がこれらのページを公開している」という事実までを記載しています。
年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 昭和29年(1954年)8月 | 川西町・多田村・東谷村の1町2村が合併し、市制施行。人口 約33,741人 |
| 昭和31年(1956年)10月 | 市庁舎完成 |
| 昭和32年(1957年)1月 | 市民憲章制定 |
| 高度経済成長期 | 人口急増。日生ニュータウン・多田グリーンハイツ・清和台・けやき坂・大和団地などが開発される |
| 1982年(昭和57年) | 一庫ダム完成 |
| 1990年代〜2000年代 | 駅前再開発(市公式「川西市の歩み」) |
| 令和2年(2020年)4月1日 | 黒川地区の人口97人・49世帯・65歳以上59%(「黒川を中心としたまちづくり方針」の基準日) |
| 令和2年(2020年)10月19日 | 「黒川を中心としたまちづくり方針」を公開(更新日) |
| 令和6年(2024年) | 市制70周年。第6次川西市総合計画を令和6年4月に策定 (計画期間 令和6年度〜令和13年度) |
| 令和6年(2024年)3月 | 川西市景観計画を改定 |
| 令和6年(2024年)4月 | 都市計画マスタープランの計画期間が開始(2024年4月〜2032年3月)。 市域を北エリア・中エリア・南エリアに区分 |
| 令和7年(2025年)4月1日 | 兵庫県が川西市全域を「宅地造成等工事規制区域」に指定(盛土規制法) |
| 令和7年(2025年)10月1日 | 隣接校区校選択希望制度の受入枠の基準日(入学予定者の5%) |
| 令和7年(2025年)10月31日 | 令和8年度入学の申請状況が確定(小37人・抽選なし/中55人・清和台中のみ抽選) |
| 令和8年(2026年)1月5日 | 基幹業務システムの統一・標準化に伴い、評価証明書・公課証明書・名寄台帳の写しの様式が変更 |
| 令和8年(2026年)3月27日 | 淀川水系一庫大路次川(一庫ダム下流)に係る浸水想定区域が新規指定 |
| 令和8年(2026年)3月末 | 人口151,821人・72,404世帯(市公式「川西市とは」) |
| 令和8年(2026年)4月 | 1学期の給食費を無償化(小・中・川西養護学校。単年度の負担軽減措置) |
| 令和8年(2026年)4月1日 | 新築住宅の減額の床面積要件が40㎡以上240㎡以下に(令和13年3月31日まで) |
| 令和8年(2026年)5月7日 | 令和8年度の固定資産税・都市計画税の納税通知書を発送 |
| 令和8年(2026年)6月30日 | 兵庫県の土砂災害警戒区域指定状況の基準日(川西市 イエロー178・レッド93) |
| 令和8年(2026年)9月(予定) | 令和7年国勢調査の基本集計が公表される予定(市公式の記載) |
| 令和13年度(2031年度) | 第6次川西市総合計画の計画期間の終期 |
| 2032年3月 | 都市計画マスタープランの計画期間の終期 |
※市名「川西」の由来は、市公式に記載を確認できませんでした(未取得)。 本ページでは推測による説明を載せていません(市章の由来は取得済みです)。 同様に各ニュータウンの開発時期・計画戸数・入居開始年、 令和2年・令和7年の国勢調査の人口についても、 市公式で確認できなかったため記載していません。 出典:川西市「川西市の歩み」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/shokai/kawanishiayumi.html / 川西市「川西市とは」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/shokai/kawanishigaiyou.html / 川西市「川西市はどこにある?」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/shokai/kawanishidoko.html / 川西市「第6次川西市総合計画」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/1007418/sogokeikaku/1014405.html / 川西市「まちづくり支援事業」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/machi/machizukurishien/index.html / 川西市「キセラ川西(中央北地区)」 //www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/machi/1008397/index.html
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| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
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12川西市の不動産購入に関する記事
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13川西市の不動産購入 よくある質問
川西市で本当に仲介手数料は0円になりますか?
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川西市の住宅の相場はいくらくらいですか?
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・464件)では、戸建の成約中央値が2,500万円(330件・平均延床163㎡・平均築2001年)、マンションが1,650万円(134件・平均専有77㎡・平均築1993年)です。成約の約7割が戸建で、2,000万円台が中心価格帯の市だと言えます。駅別では川西能勢口駅が154件・中央値2,300万円(平均徒歩9分)で最多、多田駅58件・1,700万円、山下駅44件・2,050万円、平野駅25件・2,200万円、畦野駅25件・2,100万円。町丁目別では笹部3,150万円(16件)が最も高く、清和台東440万円(22件)が最も安い水準です。ただし笹部の平均面積は120㎡、清和台東は88㎡と物件の中身が違うため、この差をそのまま「町の格」として読むのは誤りです。土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均94,684円(住宅地32地点)、前年比+1.8%。商業地は5地点平均296,200円(+4.4%)、工業地は2地点平均103,000円(+5.2%)です。なお成約価格情報には「土地のみ」の区分が存在しないため、土地単独の中央値はお出しできません。
川西市で地価がいちばん高いエリアと安いエリアはどこですか?
令和8年地価公示の住宅地32地点で見ると、最も高い標準地は花屋敷二丁目91番13の253,000円/㎡(前年比+4.5%)、最も安い標準地は笹部三丁目284番外の17,900円/㎡(▲1.6%)です。差は14.1倍。この差は、市公式の地域区分とぴったり対応しています。川西市都市計画マスタープランは市域を北エリア・中エリア・南エリアに分け、町名を列挙しており、花屋敷は南エリア、笹部は中エリアです。一覧と町名が完全一致する地点だけで平均すると、南エリア8地点が154,125円/㎡、中エリア13地点が58,954円/㎡で2.6倍の差(当方が地価公示の公表価格から算出)。そして北エリア(国崎・黒川・横路)には住宅地の標準地が1地点もありません。なお石道字芝垣内264番2が前年比▲16.3%と大きく下げていますが、これは32地点のうち1地点だけの動きで、市全体は+1.8%・25地点が上昇しています。市全体や北部全体の傾向として読まないでください。
「花屋敷」は川西市ですか、宝塚市ですか?
どちらにもあります。これは川西市の物件を探すときに、最も取り違えやすい点です。川西市都市計画マスタープランは南エリアの町名として「花屋敷」を挙げており、令和8年地価公示で川西市の最高地価地点である「花屋敷二丁目91番13」(253,000円/㎡)は川西市側の花屋敷です。一方で宝塚市の小中学校校区表には「花屋敷全域」という宝塚市の町名が載っています。地番なしで市を判断すると、必ず間違えます。さらに雲雀丘花屋敷駅は、宝塚市の都市計画マスタープランに宝塚市の「地域拠点」として掲載されており、川西市公式の駅一覧には含まれていません。なお川西市には「南花屋敷」(標準地178,000円/㎡)という別の町名もあり、こちらはマスタープランの町名一覧には載っていません。物件を検討されるときは、広告の町名だけでなく、必ず地番と住所表示でご確認ください。
川西市の駅はどこですか?日生中央駅は川西市ですか?
川西市公式が「市内の駅」として明記しているのは7駅です。阪急宝塚線/能勢電鉄の川西能勢口、JR宝塚線の川西池田、能勢電鉄妙見線の山下・畦野・平野・多田・鼓滝。根拠は市のバリアフリー重点整備地区基本構想(第1期「川西能勢口駅及び川西池田駅周辺地区」、第2期「山下駅・畦野駅周辺地区」「平野駅・多田駅・鼓滝駅周辺地区」)です。日生中央駅については、川西市公式の駅一覧に含まれておらず、本ページで参照した資料では所在市を確認できませんでした(未取得)。同様に絹延橋・滝山・鶯の森・笹部・一の鳥居も所在市を確定できていません。ただし市の地区計画一覧には「グリーンエステート日生中央地区計画」「阪急日生ニュータウン(川西市)地区計画」があり、日生ニュータウンが川西市域にもまたがっていることは確認できます。また成約価格情報では、川西市の物件で日生中央駅を最寄りとするものが40件(中央値2,500万円・平均徒歩11分)あります。これは物件の所在地が川西市であることを示すデータであって、駅の所在市を示すものではありません。なお駅別乗降人員は7駅とも未取得です(統計要覧がxlsx提供のため)。
川西市に市街化調整区域の物件はありますか?
あります。しかも珍しくありません。川西市は都市計画区域5,344haのうち3,086ha(57.7%)が市街化調整区域で、市街化区域は2,258ha(42.3%)です(川西市統計要覧 令和6年度版)。面積では調整区域のほうが広い市だということです。都市計画マスタープランの方針は「開発・建築行為は原則禁止。周辺と調和した地域住民が一丸となった土地利用のみ可」。とくに北エリアの黒川地区について、市は「黒川地区は、市街化調整区域・自然保全区域に指定されている」と明記しています。市街化調整区域の物件は、建て替えに許可が要る(またはできない)、住宅ローンが通りにくい、売るときに買い手が限られるというデメリットがあります。一方で都市計画税(0.3%)がかからないため、毎年の保有コストは市街化区域より低くなります。ただし年0.3%を取りにいって出口を失うのが、調整区域でいちばん多い失敗です。個別の物件がどちらの区域かは、市の地図情報システム(GIS)か重要事項説明書でご確認ください。なおどの町名が調整区域かを示した市公式の文章資料は確認できていません(未取得)。区域区分はGISで図面として提供されています。
川西市の土砂災害・洪水のリスクはどうですか?
兵庫県「土砂災害警戒区域指定状況(市町別)」(令和8年6月30日時点)によると、川西市は土砂災害警戒区域(イエロー)178箇所(急傾斜地の崩壊137/土石流41/地すべり0)、土砂災害特別警戒区域(レッド)93箇所(急傾斜地の崩壊74/土石流19/地すべり0)です。地すべりはゼロで、急傾斜地の崩壊が大半を占めます。レッドに指定されると居室のある建築物に構造規制がかかり、開発に許可が必要になり、担保評価や将来の建て替えにも影響します。川西市は丘陵地に住宅団地が広がる市(標高は最高660.1m・最低15.0m)ですので、この確認は必須です。洪水については、対象河川が淀川水系一庫大路次川(一庫ダム下流)と猪名川・藻川。令和8年3月27日付で一庫大路次川の浸水想定区域が新規指定されました。比較的最近の指定なので、古い資料には反映されていない可能性があります。市の防災マップは北部版・中部版・南部版の3分割で、別に内水ハザードマップも公開されています。物件の住所で、この5枚すべてを確認してください。なお浸水深や区域の具体値は図面PDFのため本ページでは未取得です。
川西市に学校選択制はありますか?
あります。「隣接校区校選択希望制度」という名前の制度です。市公式の逐語は「校区による学校の指定以外に一定の条件のもと、保護者やお子さんの希望により隣接する校区の学校への入学希望を認める制度」。対象は小学校・中学校とも新1年生(および転入者。川西市民に限る)です。ただし市は「申請すれば必ず希望した学校に行けるというものではありません」と明記しており、受入枠は「10月1日時点における入学予定者の5%が上限」、超過すると抽選になります。兄姉の同時就学時などには優先枠があります。令和8年度入学の実績は、小学校が申請37人で全16校抽選なし(5%限度枠61人に対し兄姉優先14人)、中学校が申請55人で清和台中学校のみ抽選(申請27人のうち兄姉優先1人を除く26人が抽選対象)でした。中学校の申請の半数が1校に集中したということです。なお隣接する宝塚市は学校選択制を実施していません(住所により教育委員会が就学校を指定)。同じ阪神間でも市が変わるとルールが変わりますので、混同しないでください。枠の基準日が入学前年の10月1日ですから、その秋までに住所が決まっている必要がある点にご注意ください。
川西市の給食費は無償ですか?
「令和8年度の1学期だけ」無償です。年度を通した無償化ではありません。市公式の逐語は「小学校、中学校、川西養護学校の給食費を無償化いたします」ですが、これは令和8年度1学期についての措置で、財源は「学校給食費負担軽減交付金」および地方創生臨時交付金です。2・3学期は有償に戻り、小学校は1食あたり23円、中学校は1食あたり383円(中学校の徴収は10月〜2月の月額7,700円+3月精算)。川西養護学校は小学部が全額補助(請求なし)、中学部・高等部が1食335円です。保護者の手続きについて市は「手続きは不要です」と記しています。小学校の1食23円は全国的にも極めて低い水準で、実質的にほぼ全額が補助されている状態ですが、恒久制度ではなく単年度の負担軽減措置です。来年度も同じ条件が続くという前提で家計を組まないでください。なお中学校は1食383円と小学校の16倍以上ですので、小学生のお子様が中学に進学するタイミングで負担が増えます。市は中学校給食センター(久代3丁目1番18号)を設置しています(全中学校がセンター方式か、および小学校の実施方式は未確認です)。
川西市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。第三に、川西市固有のコストがあります。市街化区域内なら毎年の固定資産税・都市計画税は合計1.7%(固定資産税1.4%+都市計画税0.3%)。さらに丘陵住宅団地では擁壁の維持・更新費用が長期のコストになります。令和7年4月1日から市全域が宅地造成等工事規制区域ですので、造成や擁壁工事には手続が必要です。地区計画26地区の区域内なら、外壁の色彩までマンセル値で規制され、塗り替えの色も自由には選べません。土砂災害特別警戒区域(レッド)は市内に93箇所あり、当たれば建築の構造規制と担保評価の問題が生じます。市街化調整区域は市域の57.7%を占め、調整区域なら都市計画税はかかりませんが、建て替えとローンと出口で不利になります。家タダはこうした調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
川西市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
川西市は、市が自分で市域を「北エリア・中エリア・南エリア」に分け、町名まで列挙している市です。そして住宅地の地価は、その区分どおりに並びます。最高は南エリアの花屋敷二丁目253,000円/㎡、最安は中エリアの笹部三丁目17,900円/㎡。その差は14.1倍。北エリア(国崎・黒川・横路)には、住宅地の標準地が1地点もありません。「川西市の相場」という一つの数字では、話がまったく合わない市です。その物件は市街化区域か調整区域か(市域の57.7%が調整区域です)、地区計画26地区のどれかにかかっていないか(外壁の色彩までマンセル値で規制されます)、土砂災害警戒区域178箇所・特別警戒区域93箇所のどちらかに当たらないか、令和8年3月27日に新規指定された一庫大路次川の浸水想定区域に入っていないか、擁壁の状態はどうか(令和7年4月1日から市全域が宅地造成等工事規制区域です)。物件情報の1行だけでは判断できません。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。川西市の成約中央値(戸建2,500万円・マンション1,650万円)なら、1件あたり61万500円〜89万1,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。
14本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 川西市「川西市とは(人口・世帯数・面積・標高・市章)」(令和8年3月末現在 151,821人/72,404世帯/面積53.44km²)
- 川西市「川西市はどこにある?(位置・地形・隣接市町)」(「東西に狭く、南北に細長い地形」)
- 川西市「川西市の歩み」(昭和29年8月 1町2村が合併して市制施行・当初人口約33,741人)
- 川西市都市計画マスタープラン(概要版)(北エリア・中エリア・南エリアの区分と町名の列挙(計画期間 2024年4月〜2032年3月))
- 川西市都市計画マスタープラン(本編)(PDF抽出の再確認用)
- 川西市統計要覧 令和6年度版(都市計画区域5,344ha/市街化区域2,258ha(42.3%)/市街化調整区域3,086ha(57.7%))
- 川西市「第6次川西市総合計画」(令和6年4月策定・計画期間 令和6年度〜令和13年度)
- 川西市「黒川を中心としたまちづくり方針」(PDF)(黒川地区 人口97人・49世帯・65歳以上59%(令和2年4月1日))
- 川西市「市街化調整区域(黒川地区)における規制緩和」(許可基準・条例指定区域の指定基準の内容は未取得)
- 川西市「北部地域のまちづくり」(4ゾーン(子ども・若者/医療・福祉=旧市立川西病院跡地/生涯学習・福祉/防災))
- 川西市「バリアフリー重点整備地区基本構想」(市内の駅として川西能勢口・川西池田・山下・畦野・平野・多田・鼓滝の7駅を掲載)
- 川西市「地区計画の概要一覧・色彩の制限について」(26地区。外壁の色彩をマンセル表色系で規制。決定年月日・面積は未取得)
- 川西市「地区計画区域内における行為の届出書」
- 川西市「景観計画・景観条例」(市内全域が景観計画区域/景観地区は定めていない/景観計画は令和6年3月改定)
- 川西市「景観形成重点地区(黒川地区)景観形成ガイドライン」(市内で唯一の景観形成重点地区)
- 川西市「景観のまちづくり」(景観アドバイザー派遣制度・景観上重要な建造物/樹木指定制度ほか)
- 川西市「宅地造成等工事規制区域の指定について」(令和7年4月1日・兵庫県が市全域を指定。特定盛土等規制区域・造成宅地防災区域は指定なし)
- 川西市「盛土規制法について」
- 川西市「都市計画法に基づく開発許可申請について」(対象規模の閾値は未取得)
- 川西市「地図情報システム(GIS)」(用途地域・区域区分を図面で公開)
- 川西市「地番参考図」
- 川西市「防災マップ・ハザードマップ」(北部版・中部版・南部版の3分割+内水ハザードマップ)
- 川西市 防災マップ 北部版(PDF)(令和5年度版)
- 川西市 防災マップ 中部版(PDF)(令和5年度版)
- 川西市 防災マップ 南部版(PDF)(令和5年度版)
- 川西市 内水ハザードマップ(PDF)(令和4年度版)
- 川西市「淀川水系一庫大路次川に係る浸水想定区域について」(令和8年3月27日付で新規指定)
- 兵庫県「土砂災害警戒区域指定状況(市町別)」(PDF)(令和8年6月30日時点/川西市 警戒178・特別警戒93・地すべり0)
- 川西市「固定資産税・都市計画税」(令和8年度の納税通知書は令和8年5月7日発送)
- 川西市『令和7年度税務概要』参考資料「57.税率の変遷」(PDF)(固定資産税1.4/100・都市計画税0.3/100)
- 川西市『令和7年度税務概要』(免税点・調定額)(PDF)(免税点 土地30万円/家屋20万円/償却資産150万円)
- 川西市「都市計画税とは(FAQ)」(市街化区域内の土地・家屋に課される目的税)
- 川西市「住宅用地の特例(FAQ)」(小規模住宅用地は固定1/6・都計1/3/一般住宅用地は固定1/3・都計2/3)
- 川西市「新築住宅に対する固定資産税の減額」(令和8年4月1日〜令和13年3月31日の床面積要件は40㎡以上240㎡以下)
- 川西市「固定資産の評価替え」(3年ごとの基準年度)
- 川西市「小学校・中学校区の一覧と各校の連絡先」(「黒川|国崎、黒川、横路 (注)休校中のため東谷小学校へ通学」)
- 川西市「隣接校区校選択希望制度」(新1年生対象・枠は入学予定者の5%が上限・超過時は抽選)
- 川西市「隣接校区校選択希望制度の申請状況」(令和8年度入学:小37人(抽選なし)/中55人(清和台中のみ抽選))
- 川西市「隣接校区校選択希望制度の受入状況」(内容は未取得)
- 川西市「指定校変更について」(事由の一覧は当方の整理・確度中)
- 川西市「令和8年度の学校給食費について」(1学期は小・中・養護学校とも無償(単年度の負担軽減措置))
- 川西市「学校給食費」(2・3学期は小1食23円/中1食383円)
- 川西市「中学校給食センター」(久代3丁目1番18号)
- 川西市「福祉医療費助成制度(こども医療費助成)」(令和5年7月から高校3年生まで・所得制限なし(当方の読み取りは確度中))
- 川西市「保育所等の案内」(施設数は一覧からの計数。待機児童数は未取得)
- 川西市「まちづくり支援事業」(「日生ニュータウン、多田グリーンハイツ、清和台、けやき坂などのニュータウン」)
- 川西市「キセラ川西(中央北地区)」
- 川西市「川西能勢口駅まち空間の魅力創造について」
- 川西市「駅周辺再開発事業など」
- 川西市「都市再生推進法人の指定」
- 川西市「新名神高速道路インターチェンジ周辺土地利用計画」(インターチェンジの正式名称・位置・供用時期は未取得)
- 川西市「舎羅林山ネットワーク道路の整備検討」(内容は未取得)
- 川西市「都市計画道路網見直し(案)」(対象路線は未取得)
- 川西市「都市計画証明・法53条許可」
- 川西市「高度地区・高度利用地区」(指定内容は未取得)
- 川西市「特別用途地区」(指定内容は未取得)
- 川西市「生産緑地地区・特定生産緑地」(面積・箇所は未取得)
- 川西市「国勢調査」(令和7年調査の結果は「令和8年5月に速報集計、9月に基本集計の予定」との記載のみ)
- 宝塚市都市計画マスタープラン(概要版)(PDF)(雲雀丘花屋敷駅を宝塚市の地域拠点として掲載(駅の所在市の裏取りに使用))
- 宝塚市「(地区別)小中学校校区表」(PDF)(宝塚市にも「花屋敷」という町名があることの確認に使用)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ(成約価格情報)(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・川西市464件(戸建330・マンション134))
- 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)(価格時点 令和8年1月1日/住宅地32地点・商業地5地点・工業地2地点)
- 国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)