
【京都市東山区】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て
京都市東山区 専門 エリアガイド
京都市東山区で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
3,000万円の物件なら 105万6,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている京都市東山区の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
京都市東山区で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。家タダは、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てることで、買主様の仲介手数料を0円にしています。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。国土交通省の成約価格情報で、京都市東山区の直近4四半期の成約は94件(中古マンション47件・戸建47件。国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。94件は京都市の11区で最も少ない件数で、新築戸建ては2件だけです。中古マンション47件は2,000万円〜1億2,000万円(下位25%〜上位10%・中央値3,000万円)で、この帯にかかる仲介手数料の上限額は72万6,000円〜402万6,000円。中古戸建て31件は1,300万円〜6,000万円(下位25%〜上位10%・中央値2,900万円)で、上限額は49万5,000円〜204万6,000円。新築戸建ての2件は2,800万円と3,600万円で、上限額は99万円と125万4,000円です。対象になる物件なら、この金額が0円になります。気になる物件のURLをLINEで送っていただければ、対象かどうかをその場で無料でお答えします。
- 東山区の成約は94件。京都市11区で最も少なく、中古マンションと戸建がちょうど半分ずつです。直近4四半期の成約94件のうち中古マンションが47件(成約中央値3,000万円・専有面積の中央値70㎡・建築年の中央値1994年)、戸建が47件(中央値2,800万円・土地面積の中央値65㎡)(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。戸建を建築年で分けると、新築戸建て(2025年以降の建築)は2件(2,800万円と3,600万円)、中古戸建ては31件・中央値2,900万円(残る14件は建築年が公表データにありません)。件数が少ないので、中央値は目安として読んでください。
- 実際に動いている価格帯は、中古マンションが2,000万円〜1億2,000万円(下位25%〜上位10%)、中古戸建てが1,300万円〜6,000万円(同)。この帯にかかる仲介手数料の上限額は、中古マンションで72万6,000円〜402万6,000円、中古戸建てで49万5,000円〜204万6,000円。中古マンションの中央値3,000万円なら105万6,000円です。価格が上がるほど上限額も上がります(上限額に頭打ちはありません)。中古マンションの最大は4億円で、上限額は1,326万6,000円。家タダで対象になる物件なら、この金額が0円になります(対象外になる取引もあります)。
- 土地の値上がり率は、京都府内で1位です。令和8年地価公示の住宅地は1㎡あたり平均341,428円(7地点の単純平均)、前年比+7.1%で、7地点すべてが上昇。平均価格は京都府内29市区町村で3位・京都市11区でも3位、変動率はどちらで見ても1位です。最高は高台寺南門通下河原東入桝屋町の597,000円/㎡(+13.7%)、最安は清閑寺池田町の169,000円/㎡(+2.4%)で、3.5倍の開きがあります。上がり方も+2.4%から+13.7%まで、地点によって大きく違います。
- 商業地の標準地は12地点。すべて上昇し、10地点が+10%以上です。商業地の平均は1,600,750円/㎡(+14.4%)で、住宅地の平均の約4.7倍(当方算出)。最高は四条通大和大路東入祇園町北側の5,300,000円/㎡(+16.5%)、上昇率が最も大きいのは新門前通大和大路東入西之町の1,380,000円/㎡(+17.9%)。祇園・清水・五条のまわりは、住む場所としてだけでなく、商いの場所として土地に値段がついています。
- 山と川に挟まれた区です。区役所は東山区を「東西を東山連峰と鴨川に挟まれ、北は概ね三条通、南は十条通から稲荷山北麓付近」と説明しています。山の側には、古都保存法の歴史的風土特別保存地区が3地区(清水 約130ha・阿弥陀ヶ峰 約28ha・泉涌寺 約56ha)。ここでは建物の新築や宅地の造成が原則として認められません。産寧坂と祇園新橋は伝統的建造物群保存地区、祇園・新門前・古門前には地区計画が4地区。買ったあとに建て替え・外観の変更ができるかどうかが、場所で大きく変わる区です。
- 細い道と古い木造の家が多い区です。区の基本計画は、東山区の住宅について「木造住宅が多く,そのうち築後50年を経た住宅も市平均と比較して高い割合」「住宅に接する道路は,幅員4m未満の細街路が約半数を占め,特に2m未満の細街路は,市内で最も高い比率」と書いています。空き家率は19.6%(京都市12.9%・平成30年住宅・土地統計調査)。成約データでも、中古戸建て31件のうち9件、中古マンション47件のうち8件が1981年以前の建築です。安い物件ほど、前面道路の幅と再建築の可否を先に確かめる必要があります。
- 土砂災害警戒区域等は8地区・65箇所。京都府の一覧では、今熊野18・清水13・月輪10・修道8・粟田5・一橋5・弥栄4・六原2。区役所の避難所一覧では、11学区のうち有済・新道・貞教の3学区が土砂災害の「対象地区なし」、清水・今熊野の2学区が水害の「対象地区なし」とされています。学区によって、確認する災害が変わります。
- 固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%(市街化区域内の土地・家屋)。令和8年度の納期は4月30日・7月31日・12月28日・翌年3月1日の4期。京都市の公立小中学校は学校選択制を実施しておらず、住所の町と地番で学校が決まります。東山区の通学区町名一覧に出てくる学校区は、「開睛小中」と「東山泉小中」の2つだけ。学区(元学区)は11ありますが、物件広告の「◯◯学区」は通う学校の名前ではありません。
- 人口は11区で最も少なく、減っています。令和7年国勢調査の速報で東山区は35,193人・20,473世帯。令和2年から−1,409人(−3.8%)、世帯も−89世帯(−0.4%)で、世帯数が減ったのは11区で東山区だけです。その一方で地価は府内でいちばん上がっています。「住む人は減り、土地の値段は上がっている」という、ほかの区にない組み合わせを知ったうえで検討してください。
01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します
京都市東山区で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。
疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?
結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。
不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。
| 売買価格 | 法律が定める報酬の上限(税抜) | 法律が定める下限 |
|---|---|---|
| 400万円超の部分 | 代金額 × 3% | 定めなし |
| 200万円超400万円以下の部分 | 代金額 × 4% | |
| 200万円以下の部分 | 代金額 × 5% |
※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。
つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。
疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?
不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。
※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。
家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。
だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。
疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?
ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。
国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。
下表は、京都市東山区で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。
| 費用 | 支払先 | 目安 | 家タダの取り分 |
|---|---|---|---|
| 仲介手数料 | 不動産会社 | 通常は(価格×3%+6万円)×1.1 | 0円 |
| 印紙税 | 国(契約書に貼付) | 1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時) | 0円 |
| 登録免許税 | 国(法務局) | 所有権移転・抵当権設定にかかる | 0円 |
| 司法書士報酬 | 司法書士 | 5万〜10万円程度 | 0円 |
| 固定資産税・都市計画税の精算金 | 売主様 | 引渡日で日割り | 0円 |
| 住宅ローン事務手数料・保証料 | 金融機関 | 借入額により変動 | 0円 |
| 火災保険・地震保険料 | 保険会社 | 建物・期間により変動 | 0円 |
| 不動産取得税 | 京都府(都道府県税) | 取得後に納税通知。軽減措置あり | 0円 |
仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。
※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。
疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?
業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。
- 現地内覧への同行(京都市東山区内の物件)
- 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
- 法務局調査(登記・権利関係・越境)
- 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
- 宅地建物取引士による重要事項説明
- 契約書・重要事項説明書の作成
- 引渡し・決済の立会い
むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。
02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか
「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。
| 段階 | 内容 | この時点で支払うもの |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLを送っていただく | なし |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答 | なし |
| 3. 内覧 | 担当者が現地まで同行(京都市東山区内) | なし |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認 | なし |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に売主様と交渉 | なし |
| 6. 購入申込 | 買付証明書の提出 | なし(申込金は原則不要) |
| 7. 売買契約 | 重要事項説明・契約書への署名押印 | 手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税 |
| 8. 住宅ローン本申込 | 金融機関の審査 | なし(事務手数料は実行時) |
| 9. 決済・引渡し | 残代金の支払いと所有権移転登記 | 残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金 |
| ― | 家タダへの仲介手数料 | 0円(全段階を通じて) |
1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。
※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。
03京都市東山区で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
京都市東山区の価格帯で、いくら得になるか
京都市東山区の住宅地は1㎡あたり平均341,428円(7地点の単純平均)。区内の標準地は最高597,000円/㎡(高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5)から最低169,000円/㎡(清閑寺池田町35番7)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が3.5倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 1,300万円 | 49万5,000円 | 0円 | ▲49万5,000円 |
| 2,000万円 | 72万6,000円 | 0円 | ▲72万6,000円 |
| 3,000万円 | 105万6,000円 | 0円 | ▲105万6,000円 |
| 4,200万円 | 145万2,000円 | 0円 | ▲145万2,000円 |
| 6,000万円 | 204万6,000円 | 0円 | ▲204万6,000円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。
東山区の成約価格帯だと、いくら変わるか
東山区の直近4四半期の成約は94件。中古マンション47件の成約中央値は3,000万円(専有面積の中央値70㎡・建築年の中央値1994年)、戸建47件は2,800万円(土地面積の中央値65㎡)です。3,000万円なら仲介手数料の上限額は105万6,000円、2,800万円なら99万円。対象になる物件なら、これがまるごと0円になります。
種別ごとに「実際に動いている帯」で見ると、次のとおりです。中古マンションは2,000万円〜1億2,000万円(下位25%〜上位10%)で、上限額は72万6,000円〜402万6,000円。上位25%は5,300万円(181万5,000円)です。中古戸建て(31件)は1,300万円〜6,000万円(下位25%〜上位10%)で49万5,000円〜204万6,000円。上位25%は4,200万円(145万2,000円)です。新築戸建ては2件だけで、2,800万円(99万円)と3,600万円(125万4,000円)。中古マンションは最小320万円(上限額16万2,800円)から最大4億円(1,326万6,000円)まであり、幅がとても広いのが東山区の特徴です。中古戸建ても最小280万円(14万5,200円)から最大1億2,000万円(402万6,000円)まであります。
最寄駅別では、10件以上の成約があるのは3駅です。清水五条が30件・中央値4,150万円(143万5,500円)で最多。東福寺が25件・1,400万円(52万8,000円)、祇園四条が14件・3,400万円(118万8,000円)。学区・町別で10件以上あるのは、清水学区18件・2,400万円(85万8,000円)、修道学区11件・4,800万円(165万円)、今熊野南日吉町10件・1,700万円(62万7,000円)の3つです。9件以下の駅・学区・町は、1件入れ替わるだけで中央値が大きく動くため、本ページでは中央値を載せていません。
仲介手数料の上限額には頭打ちがありません。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1で、価格が上がればそのまま上がります。400万円以下の物件は別区分で、200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円(いずれも×1.1)。東山区は、数百万円の成約から億を超える成約までが同じ区のなかにある区です。中古マンションの成約の4分の1が5,300万円以上ですから、0円になるかどうかで動く金額が大きくなります。一方で、価格の高い物件ほど「0円の対象になるかどうか」を先に確かめる意味も大きくなります。
※戸建の「土地面積の中央値65㎡」は国土交通省の成約価格情報の「面積」欄(戸建は土地面積)の中央値、マンションの70㎡は専有面積の中央値です。新築戸建て・中古戸建ての区分は建築年(2025年以降/2024年以前)で当方が分けたもので、戸建47件のうち建築年が分かるのは33件です。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。94件という件数は京都市の11区で最も少なく、中央値は参考値としてお読みください。)
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
NEW京都市東山区の新築戸建てを仲介手数料無料で買う
新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市東山区の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は2件。件数が少ないため参考値ですが、成約価格の中央値は3,200万円です。延床面積の中央値は92㎡。
中央値の3,200万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は112万2,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。
京都市東山区で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。
USED京都市東山区の中古戸建てを仲介手数料無料で買う
中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市東山区の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は31件。成約価格の中央値は2,900万円、真ん中の半数は1,300万円〜4,200万円に収まっています。延床面積の中央値は80㎡。建築年の中央値は1994年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 今熊野南日吉町 | 8件 | 1,500万円 |
| 本町 | 5件 | 3,300万円 |
最寄駅で多いのは東福寺駅(14件)、鳥羽街道駅(6件)、清水五条駅(5件)。
中央値の2,900万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は102万3,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
建築年が分かる31件のうち、1981年以前に建てられたものは9件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。
京都市東山区の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。
MANSION京都市東山区の中古マンションを仲介手数料無料で買う
中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市東山区の中古マンションは47件。成約価格の中央値は3,000万円、真ん中の半数は2,000万円〜5,300万円に収まっています。専有面積の中央値は70㎡。建築年の中央値は1994年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 清水学区 | 18件 | 2,400万円 |
| 新道学区 | 6件 | 5,650万円 |
| 修道学区 | 5件 | 4,800万円 |
| 粟田学区 | 5件 | 12,000万円 |
最寄駅で多いのは清水五条駅(18件)、祇園四条駅(13件)、東山(京都)駅(5件)。
中央値の3,000万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は105万6,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 京都市東山区で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。
04数字で見る京都市東山区 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて京都市東山区・京都府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 7.48km²に3万5千人。京都市11区で最も人口が少ない区
東山区の人口は34,749人(男15,263人/女19,486人)、世帯数は20,441世帯です(2026年9月1日現在・東山区役所「人口・世帯数」)。面積は7.48km²(京都市情報館「京都市の地理」)。人口密度は約4,646人/km²(当方算出)。1世帯あたりの人数は約1.70人(当方算出)です。
令和7年国勢調査の速報(京都市の独自集計)では、東山区は35,193人・20,473世帯。11区のなかで人口が最も少ない区です。令和2年国勢調査の36,602人・20,562世帯から、人口は−1,409人(−3.8%)、世帯は−89世帯(−0.4%)。同じ5年間に京都市全体は1,463,723人から1,431,713人へ−32,010人(−2.2%)でした。人口の減り方(−3.8%)は、山科区(−5.0%)・西京区(−4.5%)に次いで3番目に大きく、世帯数が減ったのは11区のなかで東山区だけです(京都市全体では世帯は+3.4%)。なお、この数字は京都市が公表した速報で、市は「総務省統計局が後日公表する速報値とは異なる場合があります」と注記しています。確報は本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。
長い目で見ても、人口は減り続けています。東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」(令和3年8月)は、「東山区の人口は,平成2年の約51,000人から,令和2年には約36,000人となり,30年間で約15,000人減少しています」と書いています。同じ30年間に0歳〜14歳は約2,600人減り、65歳以上は約2,000人増えました。高齢化率は令和2年で東山区32.1%、京都市28.9%(同計画)。空き家率は東山区19.6%、京都市12.9%(平成30年住宅・土地統計調査)で、計画は「近年,空き家数は減少に転じているものの,他行政区と比較すると東山区の空き家率は依然として高く」と書いています。
その一方で、土地の値段は京都府内でいちばん上がっています。令和8年地価公示の住宅地は平均+7.1%(府内29市区町村で1位)、商業地は平均+14.4%。住む人が減っているのに土地が上がっているのは、清水・祇園をはじめ、住まい以外の使い道(店舗・宿泊など)でも土地が求められている区だからだと考えられます(用途ごとの需要を示す区別の統計は、本ページでは確認できていません)。
買う側にとっての意味を、正直に書きます。第一に、成約の件数が少ないので、相場の目安になる事例が少ないということ。直近4四半期の成約は94件で、11区で最少です。気になる物件が出たとき、その価格が妥当かどうかを個別に確かめる必要が大きくなります。第二に、空き家・古い木造住宅が多い区なので、安い物件には理由があるということ。前面道路が細い、再建築に条件がつく、山ぎわの規制がかかる、といった事情を、契約の前に調べる必要があります。第三に、区は定住・移住を増やそうとしているということ。区役所は「住んでこそ!東山プロジェクト」を進めており、令和8年6月に策定した「東山区まちづくり運営方針」でも「定住・移住への意欲を喚起する方策を進め」ると書いています。
東山区は、昭和4年(1929年)に生まれた区です。京都市統計書によると、昭和4年4月1日に上京区と下京区の区域の一部を分合して、左京区・中京区・東山区が新設されました(区の基本計画の年表は「東山区を下京区から分区,『東山区』誕生」)。昭和6年には宇治郡山科町を編入し、昭和51年(1976年)10月1日に山科区を分区して、いまの区域になっています。区役所の避難所一覧は、区内を11の学区(有済・粟田・弥栄・新道・六原・清水・貞教・修道・一橋・月輪・今熊野)に分けています。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 人口 | 34,749人(男15,263/女19,486) | 2026年9月1日現在・東山区役所「人口・世帯数」 |
| 世帯数 | 20,441世帯 | 同上 |
| 1世帯当たり人員 | 約1.70人 | 34,749÷20,441で当方が算出 |
| 令和7年国勢調査(速報) | 35,193人・20,473世帯 | 令和7年10月1日現在・京都市独自集計の速報値(確報は未取得)。人口は11区で最少 |
| 令和2年国勢調査 | 36,602人・20,562世帯 | 令和2年10月1日現在 |
| 2020→2025の増減 | 人口−1,409人(−3.8%)/世帯−89世帯(−0.4%) | 京都市の報道発表資料。世帯数が減ったのは11区で東山区だけ |
| 京都市全体(同じ期間) | 1,463,723人→1,431,713人(−32,010人・−2.2%) | 同上。世帯は+3.4% |
| 30年間の人口 | 平成2年 約51,000人 → 令和2年 約36,000人(約15,000人減) | 東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」 |
| 高齢化率 | 東山区32.1%/京都市28.9%(令和2年) | 同上 |
| 空き家率 | 東山区19.6%/京都市12.9% | 同上(平成30年住宅・土地統計調査) |
| 区の面積 | 7.48km² | 京都市情報館「京都市の地理」。京都市全体は827.83km² |
| 人口密度 | 約4,646人/km² | 34,749人÷7.48km²で当方が算出 |
| 区の位置 | 東西を東山連峰と鴨川に挟まれ、北は概ね三条通、南は十条通から稲荷山北麓付近 | 東山区役所「区の概要・歴史」 |
| 区の誕生 | 昭和4年(1929年)4月1日 | 京都市統計書・東山区基本計画 |
| 編入・分区 | 昭和6年 宇治郡山科町を編入/昭和51年10月1日 山科区を分区 | 同上 |
| 学区 | 11学区(有済・粟田・弥栄・新道・六原・清水・貞教・修道・一橋・月輪・今熊野) | 東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」 |
| 通学区町名一覧の学校区 | 開睛小中/東山泉小中の2つ | 京都市通学区町名一覧(東山区) |
| 区役所の所在地 | 京都市東山区清水五丁目130番地の6 | 東山区役所。京阪「清水五条」駅から徒歩10分 |
市街化区域と市街化調整区域
京都市は、市街化区域と市街化調整区域を分けている市です(線引きあり)。京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)によると、市域82,783haのうち都市計画区域は48,051ha、そのうち市街化区域が14,980ha(31.2%)、市街化調整区域が33,071ha(68.8%)。都市計画区域の外は左京区と右京区の一部だけで、東山区は都市計画区域の中にあります。
ただし、東山区の中の内訳(区ごとの市街化区域・市街化調整区域の面積)は、公表資料で確認できませんでした。京都市統計書の都市計画区域面積の表は市全体の値だけで、行政区別の内訳が載っておらず、都市計画の冊子にも行政区別の表がありません。このページでは「東山区は全域が市街化区域」とも「どこが市街化調整区域」とも書いていません。推測で書かない方針のためです。
東山区は、東の端が東山連峰の山です。山の側には古都保存法の歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区がかかっており(区域の説明に東山区の町名が出てきます)、特別保存地区では建物の新築や宅地の造成が原則として認められません。山ぎわ・山の中腹の物件を検討するときは、区域区分(市街化区域か市街化調整区域か)と、こうした保存の区域にかかっていないかを、必ず住所ごとに確認してください。検討中の物件がどの区域にあるかは、京都市地図情報提供サービスと景観情報共有システム(下の「調べ方」)で確認できます。
地価公示 ― 7地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、京都市東山区の住宅地の標準地は7地点。 単純平均は1㎡あたり341,428円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+7.1%です。 全7地点を、価格の高い順に所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 京都東山-4 | 高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5 | 597,000 | +13.7% |
| 京都東山-1 | 粟田口三条坊町2番5外 | 534,000 | +11.5% |
| 京都東山-3 | 正面通大和大路東入茶屋町527番16 | 386,000 | +7.2% |
| 京都東山-7 | 大仏南門通大和大路東入新瓦町西組623番 | 295,000 | +8.1% |
| 京都東山-5 | 本町16丁目310番27 | 215,000 | +3.9% |
| 京都東山-2 | 泉涌寺門前町36番13 | 194,000 | +3.2% |
| 京都東山-6 | 清閑寺池田町35番7 | 169,000 | +2.4% |
※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ京都市東山区内で、住宅地の地価は3.5倍ちがいます
最も高いのは高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5の1㎡あたり597,000円(+13.7%)。最も安いのは清閑寺池田町35番7の169,000円(+2.4%)。その差は3.5倍です。「京都市東山区の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
京都市東山区は京都府内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある京都府内の29市区町村のうち、 京都市東山区の住宅地の平均価格は3位。 京都市の11区のなかで見ると第3位です。
| 区分 | 京都市東山区の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(府内・区を含む) | 3位 | 29市区町村 |
| 住宅地の平均価格(京都市の区のみ) | 3位 | 11区 |
| 前年比の変動率(府内・区を含む) | 1位 | 29市区町村 |
| 前年比の変動率(京都市の区のみ) | 1位 | 11区 |
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
京都市東山区の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地7地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ区内で3.5倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
05京都市東山区の特徴 ― 成約は11区で最少、土地の値上がりは府内1位。山と川に挟まれた7.48km²
東山区を一言で表すと、「住む人は減り、土地の値段は上がり、買える物件は少ない区」です。令和7年国勢調査の速報で人口は35,193人、11区で最少。5年間で3.8%減りました。令和8年地価公示の住宅地は平均+7.1%で、京都府内29市区町村の1位。そして国土交通省の成約価格情報に出てくる成約は94件で、11区で最少です。この章では、この3つの事実から東山区を読んでいきます。
住宅地の標準地は7地点。すべて上昇、ただし+2.4%から+13.7%まで
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 京都東山-4 | 高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5 | 597,000 | +13.7% | 213㎡ |
| 京都東山-1 | 粟田口三条坊町2番5外 | 534,000 | +11.5% | 337㎡ |
| 京都東山-3 | 正面通大和大路東入茶屋町527番16 | 386,000 | +7.2% | 204㎡ |
| 京都東山-7 | 大仏南門通大和大路東入新瓦町西組623番 | 295,000 | +8.1% | 196㎡ |
| 京都東山-5 | 本町16丁目310番27 | 215,000 | +3.9% | 113㎡ |
| 京都東山-2 | 泉涌寺門前町36番13 | 194,000 | +3.2% | 89㎡ |
| 京都東山-6 | 清閑寺池田町35番7 | 169,000 | +2.4% | 85㎡ |
読み取れることが3つあります。
- 価格の高い順と、上昇率の高い順が、ほぼ同じ並びです。上位2地点(桝屋町・粟田口三条坊町)は50万円台で+11〜14%、中ほどの2地点(茶屋町・新瓦町西組)は29万〜39万円で+7〜8%、下位3地点(本町16丁目・泉涌寺門前町・清閑寺池田町)は17万〜22万円で+2〜4%。高い場所ほど大きく上がっているということです。
- 同じ区のなかで3.5倍。1㎡あたり169,000円は坪に直すと約56万円、597,000円は約197万円です(当方算出)。平均の341,428円/㎡は、上位2地点に引き上げられた数字で、7地点のうち4地点は平均より下にあります。「東山区の住宅地は34万円」と覚えるより、「17万円から60万円まである」と理解するほうが実態に合います。
- 標準地の地積に小さいものがある。下位3地点は85㎡・89㎡・113㎡。成約した戸建47件の土地面積の中央値も65㎡です。東山区の戸建は、小さな敷地に建つのが標準だと言えます。
平均価格は京都府内で住宅地の標準地が3地点以上ある29市区町村のうち3位、京都市の11区でも3位。変動率(+7.1%)は、府内29市区町村でも、京都市11区でも1位です。
商業地は12地点。すべて上昇、10地点が+10%以上
| 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|
| 四条通大和大路東入祇園町北側277番 | 5,300,000 | +16.5% | 220㎡ |
| 新橋通大和大路東入2丁目清本町357番 | 2,010,000 | +16.2% | 241㎡ |
| 宮川筋四条下る宮川筋1丁目216番 | 1,860,000 | +14.8% | 152㎡ |
| 三条通大橋東入三町目35番7外 | 1,710,000 | +11.8% | 229㎡ |
| 新門前通大和大路東入西之町216番2 | 1,380,000 | +17.9% | 128㎡ |
| 五条橋東3丁目406番 | 1,250,000 | +14.7% | 271㎡ |
| 清水5丁目130番7 | 1,250,000 | +15.7% | 64㎡ |
| 四条通大和大路東入祇園町南側570番228 | 1,070,000 | +14.7% | 88㎡ |
| 五条橋東6丁目583番70 | 1,020,000 | +15.9% | 73㎡ |
| 三条大橋東6丁目今小路町81番1外 | 837,000 | +9.7% | 229㎡ |
| 本町6丁目3番外 | 773,000 | +7.4% | 379㎡ |
| 松原通大和大路西入弓矢町28番 | 749,000 | +17.6% | 129㎡ |
商業地の平均は1,600,750円/㎡、前年比+14.4%。12地点すべてが上昇し、10地点が+10%以上です。住宅地の平均(341,428円/㎡・+7.1%)と比べると、価格は約4.7倍、上がり方は2倍(当方算出)。最高の祇園町北側(530万円/㎡)と最安の弓矢町(74万9,000円/㎡)では約7.1倍の開きがあります。
- 1㎡あたり100万円以上の地点が9地点。祇園・新橋・宮川筋・三条・新門前・五条橋東・清水の名前がつく地点です。
- 価格が最も低い弓矢町が、上昇率では2番目(+17.6%)。上昇率の1位は新門前通の西之町(+17.9%)。大通りに面していない地点が、大きく上がっています。
- 清水5丁目の地点は地積64㎡で+15.7%。区役所と同じ清水五丁目の、小さな敷地の商業地が、1年で15%以上上がりました。
買う方にとっての意味を、正直に書きます。東山区では、住宅として使える土地・建物が、店舗や宿泊といった住まい以外の使い道とも競い合っていると考えられます(区のまちづくり運営方針が「観光事業者、観光客、区民等」の「共存や調和」を掲げているのは、そのためでしょう)。商業地が年に15%前後上がっている局面では、まわりの住宅・マンションの売り出し価格も強気になりやすいと考えられます。だからこそ、その価格が周辺の成約事例に照らして妥当かを、契約の前に確かめる意味があります。ただし東山区は成約が94件しかなく、比べる事例そのものが少ない区です。
出典:国土交通省 地価公示(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。平均・変動率・順位・倍率は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。所在地番の丁目・番地の数字は算用数字に直しています。
実際の成約94件 ― 中古マンション47件、戸建47件。新築戸建ては2件
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、京都市東山区の成約は94件です。京都市の11区のなかで最も少ない件数です。これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
| 種別 | 件数 | 成約中央値 | 動いている帯(下位25%〜上位10%) | 最小〜最大 | 面積の中央値 | 帯にかかる仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中古マンション | 47件 | 3,000万円 | 2,000万円〜1億2,000万円 | 320万円〜4億円 | 専有70㎡ | 72万6,000円〜402万6,000円 |
| 中古戸建て(建築年2024年以前) | 31件 | 2,900万円 | 1,300万円〜6,000万円 | 280万円〜1億2,000万円 | 延床80㎡ | 49万5,000円〜204万6,000円 |
| 新築戸建て(建築年2025年以降) | 2件 | 3,200万円 | 2,800万円と3,600万円 | 2,800万円〜3,600万円 | 延床92㎡ | 99万円と125万4,000円 |
| (戸建全体) | 47件 | 2,800万円 | 1,300万円〜6,800万円 | 260万円〜1億2,000万円 | 土地65㎡ | 49万5,000円〜231万円 |
※新築戸建て・中古戸建ての面積は延床面積の中央値、戸建全体の面積は土地面積の中央値です。戸建47件のうち建築年が分かるのは33件(新築2件+中古31件)で、残る14件は建築年が公表データにありません。上位25%は、中古マンションが5,300万円、中古戸建てが4,200万円、戸建全体が4,300万円です。新築戸建ては2件しかないため、中央値3,200万円は2件の真ん中の値にすぎません。
中古マンションと戸建が、ちょうど47件ずつです。都心の下京区は成約の86.5%が中古マンションですから、東山区は都心の区のなかでは戸建の割合が高い区だと言えます。中古マンションの中央値は3,000万円ですが、下位25%が2,000万円、上位25%が5,300万円、上位10%が1億2,000万円。最小は320万円、最大は4億円です。「東山区の中古マンションは3,000万円」と覚えるより、「数百万円から億を超えるものまで、同じ区に成約がある」と理解するほうが実態に合います。専有面積の中央値は70㎡、建築年の中央値は1994年。築30年あまり・70㎡前後が、成約のまんなかです。47件のうち8件は1981年以前の建築でした。
戸建は、ほとんどが中古です。建築年が分かる33件のうち、新築(2025年以降)は2件だけ。中古戸建て31件は280万円〜1億2,000万円と幅が広く、建築年の中央値は1994年、31件のうち9件が1981年以前の建築です。成約個票には1949年築の戸建もあります。戸建全体の土地面積の中央値は65㎡。住宅地の平均価格341,428円/㎡に65㎡を掛けると約2,219万円(当方算出)で、戸建の中央値2,800万円の8割ほどにあたります。平均価格は上位2地点に引き上げられた数字ですから単純には言えませんが、東山区の戸建は、価格の大きな部分が土地の値段だと考えてよいでしょう。建物が古い物件は、買ったあとの改修費用を含めた総額で判断する必要があります。
0円仲介の対象という面から見ると、次のように整理できます。
- 新築戸建て(建売)は対象になりやすい種別です(対象外の物件もあります)。ただし東山区では、直近4四半期の成約が2件しかありません。「新築戸建てを東山区で」と決めて探すと、物件そのものがなかなか出てこない、ということを知っておいてください。
- 中古マンション・中古戸建ては、対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。古い戸建やマンションを不動産会社が買い取って改修し、売り出している物件は、東山区でも対象になる可能性があります。気になる物件が対象かどうか、まず物件ごとに確かめる価値があります。
- 売主が個人の方で、売主側から仲介会社に報酬が支払われない形の取引などは、対象外になる場合があります。
最寄駅別の成約(6駅・計88件。中央値は10件以上の3駅のみ)
| 最寄駅(成約データの表記) | 件数 | 成約中央値 | 駅からの平均 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|
| 清水五条 | 30件 | 4,150万円 | 11分 | 143万5,500円 |
| 東福寺 | 25件 | 1,400万円 | 12分 | 52万8,000円 |
| 祇園四条 | 14件 | 3,400万円 | 10分 | 118万8,000円 |
| 鳥羽街道 | 9件 | — | 5分 | — |
| 東山(京都) | 6件 | — | 5分 | — |
| 七条 | 4件 | — | 12分 | — |
清水五条と東福寺の2駅で55件。区の成約の約6割がこの2駅です。中央値は清水五条が4,150万円、東福寺が1,400万円で、約3.0倍(当方算出)の差があります。この差は、成約した住戸の種別・広さ・築年の差を含んだ数字で、駅ごとの内訳は公表データにありません。東福寺駅を最寄りにする成約個票の戸建2件は2,800万円と3,200万円でしたから、同じ駅でも幅があります。9件以下の3駅は、1件入れ替わるだけで中央値が大きく動くため、「—」としています。予算が決まっている方は、「東山区」で探すのではなく、「どの駅から歩ける範囲か」で探すと、現実的な候補が早く見つかります。
学区・町別の成約(10件以上の3つ)
| 学区・町(成約データの表記) | 件数 | 成約中央値 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|
| 清水学区 | 18件 | 2,400万円 | 85万8,000円 |
| 修道学区 | 11件 | 4,800万円 | 165万円 |
| 今熊野南日吉町 | 10件 | 1,700万円 | 62万7,000円 |
10件以上の成約があるのは、この3つだけです。このほか、本町9件、粟田学区・新道学区・一橋学区が各6件、六原学区5件、貞教学区・今熊野宝蔵町が各4件、有済学区3件。9件以下の学区・町は、件数だけを載せています。件数が少ないと、たまたま成約した1〜2件の住戸の種別・広さ・築年で中央値が大きく動き、その学区・町の水準を表す数字にならないためです。上の3つの数字も、マンションと戸建を分けていない中央値で、「場所のよしあし」ではなく、成約した住戸の広さ・築年・種別の差を含んだ数字としてお読みください。
「学区」という言葉について。ここでいう学区は、小学校の通学区域ではなく、元学区と呼ばれる地域の単位です。区役所の避難所一覧も、この単位で書かれています。物件広告に「◯◯学区」と書いてあっても、通う学校の名前ではありません(東山区の学校区は開睛小中と東山泉小中の2つです)。
実際の成約は、こんな中身です
| 種別 | 所在 | 成約価格 | 面積 | 間取 | 築年 | 構造 | 最寄駅・徒歩 | 時期 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中古マンション | 清水学区 | 3,000万円 | 専有90㎡ | 2LDK | 1971年 | SRC | 清水五条 11分 | 2025Q2 | 105万6,000円 |
| 中古マンション | 福稲高原町 | 2,900万円 | 専有75㎡ | 3LDK | 2004年 | RC | 鳥羽街道 5分 | 2026Q1 | 102万3,000円 |
| 中古マンション | 有済学区 | 2,500万円 | 専有35㎡ | 1DK | 2012年 | RC | 三条京阪 1分 | 2025Q3 | 89万1,000円 |
| 中古マンション | 修道学区 | 2,100万円 | 専有80㎡ | 3LDK | 2002年 | RC | 清水五条 17分 | 2025Q3 | 75万9,000円 |
| 戸建 | 今熊野南日吉町 | 2,800万円 | 土地100㎡/延床125㎡ | — | 1994年 | 木造 | 東福寺 15分 | 2025Q4 | 99万円 |
| 戸建 | 今熊野阿弥陀ケ峯町 | 2,900万円 | 土地95㎡/延床80㎡ | — | 2013年 | 木造 | 七条 20分 | 2025Q3 | 102万3,000円 |
| 戸建 | 修道学区 | 2,600万円 | 土地60㎡/延床70㎡ | — | 1949年 | 木造 | 清水五条 10分 | 2025Q3 | 92万4,000円 |
| 戸建 | 一橋学区 | 3,200万円 | 土地135㎡/延床90㎡ | — | 2005年 | 木造 | 東福寺 15分 | 2025Q2 | 112万2,000円 |
8件とも2,100万円〜3,200万円。区の中央値に近い帯の成約です。同じ3,000万円前後で、清水五条駅11分の90㎡・2LDK(1971年築)と、鳥羽街道駅5分の75㎡・3LDK(2004年築)のどちらも買えるということです。三条京阪駅1分の35㎡(2012年築)は2,500万円、清水五条駅17分の80㎡(2002年築)は2,100万円。駅・広さ・築年のどれを取るか、が東山区の中古マンション選びの基本になります。
戸建4件は2,600万円〜3,200万円。建築年は1949年から2013年まで。同じ2,600万〜2,900万円で、清水五条駅10分の土地60㎡・1949年築と、七条駅20分の土地95㎡・2013年築の両方があります。駅に近い古い家か、駅から離れた新しい家か。1949年築の戸建は、建築基準法の施行(昭和25年)より前の建物ですから、京町家にあたる可能性があります。その場合、解体には届出が求められ、直して住むなら耐震改修の補助(京町家は最大300万円)の対象になりえます(この物件が京町家にあたるかどうかは、公表データからは分かりません)。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・京都市東山区94件)。これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。戸建の間取りは公表データに入っていないため「—」としています。
山と川に挟まれた区 ― 山の側は「守る区域」、川の側に駅
東山区役所は、区を次のように説明しています。
「東山区は、東西を東山連峰と鴨川に挟まれ、北は概ね三条通、南は十条通から稲荷山北麓付近を区域としており」(東山区役所「区の概要・歴史」)
東が山、西が川。この地形が、東山区の物件選びのすべてに関わってきます。
| 項目 | 資料で確認できたこと |
|---|---|
| 山を守る制限 | 歴史的風土特別保存地区(清水 約130ha・阿弥陀ヶ峰 約28ha・泉涌寺 約56ha)、歴史的風土保存区域「東山」 |
| 町並みのルール | 産寧坂・祇園新橋は伝統的建造物群保存地区。地区計画4地区(祇園町南側・祇園四条・新門前通西之町・古門前通元町)、建築協定2地区 |
| 土砂災害 | 警戒区域等が8地区・65箇所。区役所の避難所一覧で有済・新道・貞教の3学区は「対象地区なし」 |
| 水害 | 区役所の避難所一覧で9学区に水害時の避難場所。清水・今熊野の2学区は「対象地区なし」 |
| 交通 | 京阪の6駅のうち4駅は鴨川にかかる橋のたもと(三条大橋東詰・四条大橋東詰・五条大橋東詰・七条大橋東詰)。区役所(清水五丁目)は清水五条駅から徒歩10分、最寄りの停留所は市バス「清水道」 |
清水・阿弥陀ヶ峰・泉涌寺の特別保存地区を足すと約214ha。区の面積748haの3割近く(当方算出)にあたります。特別保存地区では、通常の維持管理以外の現状変更が原則として禁止されています。東山区は、面積のかなりの部分が「建物を新しく建てることが原則できない区域」だということです。住宅が建つのは、その残りの土地です。区役所は、清水寺などの世界遺産、産寧坂・祇園新橋の伝統的建造物群保存地区、京焼・清水焼などの伝統工芸、祇園・宮川町の伝統芸能を、区の特徴として挙げています。こうした場所の近くに住めることが東山区の値打ちであり、同時に、建て替え・外観の変更に制限がかかる理由でもあります。
出典:東山区役所「区の概要・歴史」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000010808.html /京都市「歴史的風土(古都)の保存」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281785.html /京都市「地区計画一覧」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000154220.html /京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報(京都市東山区)」 https://www.pref.kyoto.jp/dosyashitei/higashiyamaku.html /東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000132690.html
人口は30年で3割減。空き家率19.6%、細い道が約半数
東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」(令和3年8月)は、区の現状を数字で書いています。
| 項目 | 区の基本計画の記述 |
|---|---|
| 人口 | 平成2年の約51,000人から令和2年には約36,000人。30年間で約15,000人減少 |
| 年齢 | 0歳〜14歳が約2,600人減少、65歳以上が約2,000人増加。高齢化率は東山区32.1%・京都市28.9%(令和2年) |
| 空き家率 | 東山区19.6%・京都市12.9%(平成30年住宅・土地統計調査)。「近年,空き家数は減少に転じているものの,他行政区と比較すると東山区の空き家率は依然として高く」 |
| 住宅 | 「木造住宅が多く,そのうち築後50年を経た住宅も市平均と比較して高い割合」 |
| 道路 | 「住宅に接する道路は,幅員4m未満の細街路が約半数を占め,特に2m未満の細街路は,市内で最も高い比率」 |
| 災害 | 「多くの学区が土砂災害(特別)警戒区域を抱えるとともに,浸水想定区域を有する学区もあり」 |
買う側にとっての意味は3つあります。
- 空き家が多いということは、古い戸建が市場に出てくる可能性がある区です。成約データでも、戸建47件のうち新築は2件だけで、中古戸建て31件のうち9件が1981年以前の建築でした。古い家を買って直して住む、という選び方が現実的になります。
- ただし、細い道に面した家は、建て替えに条件がつきます。住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満で、2m未満の比率は市内で最も高い区です。相場より大きく安い物件は、前面道路が理由であることが少なくありません(「買う前に確認したい点」の章で扱います)。
- 区は、定住・移住を増やそうとしています。区役所は「住んでこそ!東山プロジェクト」で東山区に住む魅力を発信しており、ワンルームマンションの空き室を活用するプロジェクトも進めています。令和8年6月の「東山区まちづくり運営方針」は、「古い木造住宅や空き家、細街路が多い地域特性を踏まえ」て防火・防災に取り組むこと、「定住・移住への意欲を喚起する方策」を進めることを書いています。
出典:東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000284601.html /東山区役所「東山区まちづくり運営方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000355266.html /東山区役所「住んでこそ!東山プロジェクト」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000300452.html /東山区役所「ワンルームマンションの利活用」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000332713.html
まとめ:東山区は「道・山・駅・築年・使い方」の5つで選ぶ区
東山区の住宅地の平均価格は、京都府内で住宅地の標準地が3地点以上ある29市区町村のうち3位、京都市の11区のなかでも3位。変動率(+7.1%)はどちらで見ても1位です。確認すべきことは、次の5点です。
- 前面道路。幅員4m未満か、1.8m未満の路地か、建築基準法上の道路か。建て替えができるかどうかが決まります。
- 山の側の区域。歴史的風土特別保存地区・保存区域、風致地区、土砂災害警戒区域等にかかっていないか。
- どの駅から歩ける物件か。清水五条4,150万円、祇園四条3,400万円、東福寺1,400万円。駅は鴨川沿いで、山の側は坂とバスになります。
- 建築年と建物の種類。中古戸建て31件のうち9件、中古マンション47件のうち8件が1981年以前。京町家にあたるかどうかも確認します。
- 使い方。自分で住むのか、ときどき使うのか。住まない住戸には令和12年度から新しい税がかかる予定です。祇園・新門前・古門前には地区計画、産寧坂・祇園新橋には伝統的建造物群保存地区のルールがあります。
この5点は、すべて契約前に調べられます。家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、対象になる物件については買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。
空から見た、この50年の京都市東山区
東山区が生まれたのは昭和4年(1929年)4月1日。昭和6年に宇治郡山科町を編入し、昭和51年(1976年)10月1日に山科区を分区して、いまの区域になりました(京都市統計書・東山区基本計画)。
左が1974〜78年、右が現在の、東山区役所(清水五丁目)を含む同じ範囲です。左の写真は、山科区が分かれた昭和51年の前後にあたります。区の基本計画によると、東山区の人口は平成2年の約51,000人から令和2年には約36,000人へ、30年間で約15,000人減りました。一方、京都市は平成8年5月に歴史的風土特別保存地区を拡大指定し、平成19年9月には新景観政策で建物の高さの上限を見直しています。2枚を見比べるときは、山の緑の範囲がどう変わったか(変わっていないか)と、市街地の建物の大きさ・屋根の細かさの変化に注目してください。(写真の範囲は、国土地理院の住所検索で得た「京都市東山区清水五丁目」の座標から算出したタイルによるものです。写真に写っている個々の建物・山の名前は、本ページでは確認していません。)












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28741〜28743・y12978〜12979)で切り出しています。
06京都市東山区を5に分けて考える(エリアガイド)
東山区は昭和4年に生まれた区で、区役所の避難所一覧は区内を11の学区に分けています。有済・粟田・弥栄・新道・六原・清水・貞教・修道・一橋・月輪・今熊野です。国土交通省の成約価格情報も、通り名の住所の側をこの学区の名前(清水学区・修道学区など)で、南の側を町名(今熊野南日吉町・本町など)で公表しています。
ここでは、区役所の避難所一覧に載っている「学区ごとの避難所の所在地」と、成約データ・地価公示に出てくる通り名・町名を手がかりに、東山区を5つのまとまりに整理します。
先にお断りしておきます。この5つのまとまりは、避難所の住所の通り名・町名をもとにした当方の整理であり、京都市や東山区が定めた区分ではありません。学区の境界線そのものは公表資料で確認できていないため、「この学区はこの通りからこの通りまで」という書き方はしていません。地価公示の標準地がどの学区にあるかも、避難所と同じ町名の地点を除いて確認していません(通り名・町名で並べています)。
東山区は成約が94件と少ない区です。学区別・町別の成約中央値は、10件以上あった3つ(清水学区・修道学区・今熊野南日吉町)だけを載せ、9件以下の学区・町は件数だけを書いています。1件入れ替わるだけで中央値が大きく動くためです。成約価格情報は国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
有済・粟田(避難所が三条通の側にある2学区)(最寄駅:三条/三条京阪/東山)
区の北の境にあたる三条通のまとまりです。住宅地の標準地で2番目に高い地点があります。住宅地の標準地「粟田口三条坊町2番5外」は534,000円/㎡(+11.5%・地積337㎡)。7地点のなかで価格も上昇率も2番目です。商業地は「三条通大橋東入三町目」171万円/㎡(+11.8%)、「三条大橋東6丁目今小路町」83万7,000円/㎡(+9.7%)。
成約は、粟田学区が6件、有済学区が3件(件数が少ないため中央値は載せていません)。成約個票では、有済学区の中古マンション(2,500万円・専有35㎡・1DK・2012年築・RC)が三条京阪駅徒歩1分。駅のすぐそばの、単身・2人暮らし向けのコンパクトな住戸です。2,500万円にかかる仲介手数料の上限額は89万1,000円。
避難所は、有済学区が元有済小学校(大和大路通三条下る東入若松町)、粟田学区が地域交流施設あわた(三条通白川橋東入三丁目夷町)。京阪の三条駅(三条大橋東詰)と、地下鉄東西線の三条京阪駅・東山駅(国土地理院の地名検索による所在が東山区)を使えます。注意していただきたいのは「粟田口」です。歴史的風土特別保存地区「清水」「大文字山」と、歴史的風土保存区域「東山」の区域の説明に、東山区粟田口の一部が出てきます。京都府の土砂災害警戒区域等も粟田地区に5箇所。区役所の避難所一覧では、粟田学区は土砂災害と水害の両方に避難場所が指定され、有済学区は土砂災害の「対象地区なし」です。粟田口の名前がつく山ぎわの物件は、保存の区域と土砂災害の区域を必ず確認してください。
弥栄・新道(避難所が祇園町南側・宮川筋にある2学区)(最寄駅:祇園四条)
商業地の最高地点があるまとまりです。地区計画の4地区は、すべて祇園・新門前・古門前の名前がついています。商業地の標準地は「四条通大和大路東入祇園町北側」530万円/㎡(+16.5%・区内最高)、「新橋通大和大路東入2丁目清本町」201万円/㎡(+16.2%)、「宮川筋四条下る宮川筋1丁目」186万円/㎡(+14.8%)、「新門前通大和大路東入西之町」138万円/㎡(+17.9%・商業地12地点で上昇率最大)、「四条通大和大路東入祇園町南側」107万円/㎡(+14.7%)。5地点すべてが+14%以上です。同じ「四条通大和大路東入」でも、祇園町北側は530万円、祇園町南側は107万円で約5.0倍(当方算出)。通りに面しているか、1本入っているかで、土地の値段がまったく変わります(2地点の正確な位置関係は、本ページでは地図で確認していません)。
このまとまりには、住宅地の標準地がありません。成約は新道学区が6件(件数が少ないため中央値は載せていません)。弥栄学区は成約データの3件以上の区分に出てきません。最寄駅では祇園四条が14件・中央値3,400万円・駅からの平均10分(上限額118万8,000円)。祇園のまわりは、住宅として成約した件数そのものが少ないということです。
避難所は、弥栄学区が弥栄ふれあいサロン(祇園町南側551)、新道学区が新道自治会館(宮川筋四丁目306)。区役所は、祇園新橋を伝統的建造物群保存地区として紹介しています。地区計画は祇園町南側地区(6.1ha)・祇園四条地区(5.3ha)・新門前通西之町地区(1.3ha)・古門前通元町地区(1.1ha)。建築協定も古門前通元町地区(元町)と常盤町5・6・7組地区(常盤町の一部)にあります(地区計画・建築協定の各地区がどの学区にあたるかは、本ページでは確認していません)。特別保存地区「清水」の区域の説明には「祇園町」の一部も出てきます。京都府の土砂災害警戒区域等は弥栄地区に4箇所、区役所の避難所一覧では新道学区は土砂災害の「対象地区なし」です。店舗つきの建物や町家を買って使う計画がある方は、地区計画・建築協定・伝統的建造物群保存地区のどれにかかるかを、契約の前に確認してください。人の出入りが多い場所ですので、平日・休日・夜の様子も現地で確かめてください。
六原・清水(避難所が松原通・五条通・清水五丁目にある2学区。区役所のあるまとまり)(最寄駅:清水五条)
成約がいちばん多いまとまりです。住宅地の最高地点と、土砂災害の指定が多い地区の両方があります。成約は清水学区が18件・中央値2,400万円(学区・町別で最多。上限額85万8,000円)、六原学区が5件(中央値は載せていません)。最寄駅では清水五条が30件・中央値4,150万円・駅からの平均11分。成約個票では、清水学区の中古マンション(3,000万円・専有90㎡・2LDK・1971年築・SRC)が清水五条駅徒歩11分。築50年を超える90㎡の住戸が3,000万円で成約しています。
住宅地の標準地「高台寺南門通下河原東入桝屋町353番5」は597,000円/㎡(+13.7%・地積213㎡)で、7地点のなかで価格も上昇率も最高。同じまとまりに並べた「清閑寺池田町35番7」は169,000円/㎡(+2.4%・地積85㎡)で、価格も上昇率も7地点で最も低い地点です(この2地点がどの学区にあるかは確認しておらず、清水・清閑寺という町名からここに並べています)。住宅地の最高と最安が、どちらも「清水」特別保存地区の区域の説明に出てくる町名(桝屋町・下河原町・清閑寺)で、3.5倍の差があります。商業地は「五条橋東3丁目」125万円/㎡(+14.7%)、「清水5丁目130番7」125万円/㎡(+15.7%・地積64㎡)、「五条橋東6丁目」102万円/㎡(+15.9%)、「松原通大和大路西入弓矢町」74万9,000円/㎡(+17.6%)。東山区役所の所在地は清水五丁目130番地の6で、商業地の標準地と同じ清水五丁目です。
避難所は、六原学区がやすらぎふれあい館(五条通大和大路東入5丁目梅林町)と東山開睛小・中学校六原学舎(松原通大和大路東入二丁目轆轤町)、清水学区が東山地域体育館(東山区役所内)。区役所は、産寧坂を伝統的建造物群保存地区として紹介しています。六原学区は、京都市が「優先的に防災まちづくりを進める地区」として町名を公表している市内6学区のひとつです。地域と市が、路地の整備や古い建物の耐震・防火の改修を重点的に進めています。京都府の土砂災害警戒区域等は清水地区に13箇所、六原地区に2箇所。区役所の避難所一覧では、清水学区は水害の「対象地区なし」です。坂の上の物件は土砂災害と保存の区域、坂の下の路地の物件は前面道路と再建築の条件。同じまとまりのなかでも、確認することが場所で変わります。
貞教・修道(避難所が正面通・七条通・東大路の側にある2学区)(最寄駅:七条/清水五条)
10件以上の学区のなかで、成約の中央値が最も高い修道学区があるまとまりです。成約は修道学区が11件・中央値4,800万円(上限額165万円)、貞教学区が4件(中央値は載せていません)。成約個票では、修道学区の戸建(2,600万円・土地60㎡/延床70㎡・1949年築・木造)が清水五条駅徒歩10分、修道学区の中古マンション(2,100万円・専有80㎡・3LDK・2002年築・RC)が清水五条駅徒歩17分。個票の2件は2,100万円と2,600万円で、学区の中央値4,800万円の半分ほどです。11件のなかに、これより高い成約が多く含まれているということで、同じ学区でも価格の幅が広いことが分かります。
住宅地の標準地は「正面通大和大路東入茶屋町527番16」386,000円/㎡(+7.2%・地積204㎡)と、「大仏南門通大和大路東入新瓦町西組623番」295,000円/㎡(+8.1%・地積196㎡)。7地点のなかで3番目と4番目です。茶屋町は、貞教学区の水害時の避難場所になっている京都国立博物館 平成知新館(茶屋町527)と同じ町です。
避難所は、貞教学区が京都美術工芸大学京都東山キャンパス(鞘町通正面下る上堀詰町)、修道学区が東山総合支援学校(東大路渋谷下る妙法院前側町)。最寄駅は京阪の七条駅(七条大橋東詰)と清水五条駅です。区役所は「東山山麓を中心に京都国立博物館や京都女子大学」などの文化・教育機関が点在していると紹介しています。京都府の土砂災害警戒区域等は修道地区に8箇所。区役所の避難所一覧では、貞教学区は土砂災害の「対象地区なし」、修道学区は土砂災害と水害の両方に避難場所が指定されています。1949年築の戸建が成約個票に出てくるまとまりですから、古い木造の家を検討する方は、耐震診断・京町家にあたるかどうか・前面道路の3点を、契約の前に確認してください。
一橋・月輪・今熊野と本町・福稲(東福寺駅・鳥羽街道駅のまとまり)(最寄駅:東福寺/鳥羽街道/七条)
戸建の成約個票が集まっているまとまりです。土砂災害警戒区域等の箇所数が区内で最も多い今熊野地区があります。成約は今熊野南日吉町が10件・中央値1,700万円(上限額62万7,000円)。このほか本町が9件、一橋学区が6件、今熊野宝蔵町が4件(いずれも10件に満たないため中央値は載せていません)。最寄駅では東福寺が25件・中央値1,400万円・駅からの平均12分、鳥羽街道が9件(平均5分)。
成約個票の戸建4件のうち3件が、このまとまりです。今熊野南日吉町の戸建(2,800万円・土地100㎡/延床125㎡・1994年築・木造)が東福寺駅徒歩15分、一橋学区の戸建(3,200万円・土地135㎡/延床90㎡・2005年築・木造)が東福寺駅徒歩15分、今熊野阿弥陀ケ峯町の戸建(2,900万円・土地95㎡/延床80㎡・2013年築・木造)が七条駅徒歩20分。福稲高原町の中古マンション(2,900万円・専有75㎡・3LDK・2004年築・RC)は鳥羽街道駅徒歩5分です。土地95〜135㎡の戸建が2,800万〜3,200万円、75㎡・3LDKのマンションが2,900万円。区の戸建全体の土地面積の中央値(65㎡)より広い敷地の戸建が、このまとまりで成約しています。2,800万〜3,200万円にかかる仲介手数料の上限額は99万円〜112万2,000円です。
住宅地の標準地は「本町16丁目310番27」215,000円/㎡(+3.9%・地積113㎡)、「泉涌寺門前町36番13」194,000円/㎡(+3.2%・地積89㎡)。上昇率は+3%台で、祇園・高台寺・粟田口の側(+11〜14%)よりおだやかです。商業地の「本町6丁目3番外」は77万3,000円/㎡(+7.4%・商業地12地点で上昇率が最も小さい)。「本町」は丁目の数字が大きい町名で、東福寺駅の所在地が本町12丁目、月輪学区の避難所(元月輪小学校)が本町17丁目です(本町の各丁目がどの学区にあたるかは、本ページでは確認していません)。
避難所は、一橋学区が東山泉小・中学校 西学舎(大和大路通七条下る5丁目下池田町)、月輪学区が元月輪小学校(本町通三ノ橋上る本町17丁目)、今熊野学区が元今熊野小学校(今熊野南日吉町27-3)。京都府の土砂災害警戒区域等は今熊野地区18箇所・月輪地区10箇所・一橋地区5箇所で、3地区あわせて33箇所。区全体65箇所の半分です。歴史的風土特別保存地区「阿弥陀ヶ峰」(今熊野の一部・約28ha)と「泉涌寺」(今熊野及び泉涌寺の各一部・約56ha)もこのまとまりの町名です。区役所の避難所一覧では、今熊野学区は水害の「対象地区なし」、一橋学区・月輪学区は土砂災害と水害の両方に避難場所が指定されています。今熊野・泉涌寺の名前がつく山ぎわの物件は、土砂災害の区域(警戒区域か特別警戒区域か)と、保存の区域を必ず確認してください。鳥羽街道駅の所在地は福稲下高松町4番地(京阪の駅情報)。区役所は区の南の範囲を「十条通から稲荷山北麓付近」としています。
※エリア区分と各エリアの記述は、京都市東山区・京都府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
07京都市東山区の交通
鉄道
東山区には、京阪電鉄の駅が6つあります(三条・祇園四条・清水五条・七条・東福寺・鳥羽街道。いずれも京阪の駅情報で所在地が東山区)。このほか京都市営地下鉄東西線の東山駅・三条京阪駅(国土地理院の地名検索による所在が東山区)、東福寺駅ではJR奈良線に乗り換えられます(京阪の駅情報)。区の基本計画の地図には、地下鉄東西線・京阪電鉄・JR奈良線・JR東海道本線・東海道新幹線が描かれています。
東山区の鉄道は、京阪が軸です。京阪の駅の所在地は「三条大橋東詰」「四条大橋東詰」「五条大橋東詰」「七条大橋東詰」。つまり三条から七条までの4駅は、鴨川にかかる橋のたもとにあります。区役所の案内では、区役所(清水五丁目)へは京阪「清水五条」駅から徒歩10分、地下鉄「東山」駅からは市バスに乗り換え、となっています。区役所のある場所でも、駅から歩いて10分かかるということです。
駅によって、成約の価格帯が分かれます。10件以上の3駅で見ると、清水五条が30件・中央値4,150万円、祇園四条が14件・3,400万円、東福寺が25件・1,400万円。清水五条と東福寺で約3.0倍(当方算出)ちがいます。この差には住戸の種別・広さ・築年の差が含まれていますが、「東山区の相場」ではなく「どの駅の物件か」で考える必要があることは確かです。所要時間や本数は各事業者の時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 清水五条 | 京阪(京阪本線・鴨東線) | — | 成約データの最寄駅として区内で最も件数が多い駅(30件・中央値4,150万円・駅からの平均11分)。94件のうち約3割がこの駅です。4,150万円にかかる仲介手数料の上限額は143万5,500円。京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市東山区五条大橋東詰。東山区役所(清水五丁目)へは、この駅から徒歩10分と区役所が案内しています。成約個票では、清水学区の中古マンション(3,000万円・専有90㎡・2LDK・1971年築・SRC)が徒歩11分、修道学区の戸建(2,600万円・土地60㎡/延床70㎡・1949年築・木造)が徒歩10分、修道学区の中古マンション(2,100万円・専有80㎡・3LDK・2002年築・RC)が徒歩17分。商業地の標準地「五条橋東3丁目」は125万円/㎡(+14.7%)、「五条橋東6丁目」は102万円/㎡(+15.9%)、区役所と同じ清水五丁目の「清水5丁目130番7」は125万円/㎡(+15.7%) |
| 東福寺 | 京阪(京阪本線・鴨東線)/JR奈良線 | — | 成約は25件・中央値1,400万円・駅からの平均12分で、件数は清水五条に次いで2番目(上限額52万8,000円)。京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市東山区本町12丁目224番地。同じページに、乗換路線としてJR奈良線が載っています(国土地理院の地名検索でも「東福寺駅」の所在は東山区です)。中央値は清水五条の約3分の1ですが、これは場所のよしあしではなく、成約した住戸の種別・広さ・築年の差を含んだ数字です(駅ごとの種別・築年の内訳は公表データにありません)。成約個票では、今熊野南日吉町の戸建(2,800万円・土地100㎡/延床125㎡・1994年築・木造)と、一橋学区の戸建(3,200万円・土地135㎡/延床90㎡・2005年築・木造)が、どちらも徒歩15分。個票の2件は中央値の倍の価格で、同じ駅でも幅があることが分かります。住宅地の標準地「本町16丁目」は215,000円/㎡(+3.9%) |
| 祇園四条 | 京阪(京阪本線・鴨東線) | — | 成約は14件・中央値3,400万円・駅からの平均10分(上限額118万8,000円)。京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市東山区四条大橋東詰。同じページに、乗換路線として阪急京都線が載っています。商業地の最高地点「四条通大和大路東入祇園町北側」(530万円/㎡・+16.5%)は四条通の地点で、「宮川筋四条下る宮川筋1丁目」は186万円/㎡(+14.8%)、「四条通大和大路東入祇園町南側」は107万円/㎡(+14.7%)。祇園町南側地区(6.1ha)・祇園四条地区(5.3ha)の地区計画があります。駅のまわりは、住宅地の標準地が無く、土地の値段の目安になる公的な地点は商業地の標準地です |
| 三条 | 京阪(京阪本線・鴨東線) | — | 京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市東山区三条大橋東詰。地下鉄東西線の三条京阪駅(国土地理院の地名検索による所在は東山区)と名前が似ていますが、事業者が別の駅です。成約データの3件以上の駅の集計には「三条」は出てきませんが、成約個票に、有済学区の中古マンション(2,500万円・専有35㎡・1DK・2012年築・RC)が「三条京阪」駅徒歩1分で載っています(上限額89万1,000円)。商業地の標準地「三条通大橋東入三町目」は171万円/㎡(+11.8%) |
| 七条 | 京阪(京阪本線・鴨東線) | — | 京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市東山区七条大橋東詰。成約は4件(駅からの平均12分)。件数が少ないため、中央値は載せていません。成約個票では、今熊野阿弥陀ケ峯町の戸建(2,900万円・土地95㎡/延床80㎡・2013年築・木造)が徒歩20分。貞教学区の水害時の避難場所になっている京都国立博物館 平成知新館(茶屋町527)と同じ茶屋町に、住宅地の標準地「正面通大和大路東入茶屋町」(386,000円/㎡・+7.2%)があります |
| 鳥羽街道 | 京阪(京阪本線・鴨東線) | — | 京阪電鉄の駅情報による所在地は京都市東山区福稲下高松町4番地。成約は9件(駅からの平均5分)。10件に満たないため、中央値は載せていません。成約個票では、福稲高原町の中古マンション(2,900万円・専有75㎡・3LDK・2004年築・RC)が徒歩5分(上限額102万3,000円)。駅からの平均5分は、区内の成約に出てくる駅のなかで最も短い数字のひとつで、駅の近くの物件が成約していると読めます |
| 東山 | 京都市営地下鉄 東西線 | — | 国土地理院の地名検索による所在は東山区です(京都市交通局の駅ページには住所の記載がありません)。成約データでは「東山(京都)」と表記され、成約は6件(駅からの平均5分)。件数が少ないため、中央値は載せていません。区役所は、地下鉄東西線「東山」駅からは市バス202・206系統に乗り換えるよう案内しています。住宅地の標準地「粟田口三条坊町」は534,000円/㎡(+11.5%)で、7地点のなかで2番目に高い地点です |
| 三条京阪 | 京都市営地下鉄 東西線 | — | 国土地理院の地名検索による所在は東山区です。京都市交通局の東西線17駅の一覧にある駅名で、京阪の三条駅とは事業者が別です。成約個票に、有済学区の中古マンション(2,500万円・専有35㎡・1DK・2012年築・RC)が徒歩1分で載っています。有済学区の水害時の避難場所は、三条通東入2丁目下る巽町の東山いきいき市民活動センターです |
※この表に載せているのは、公式の情報で東山区の駅であることを確認できた駅だけです。京阪の6駅(三条・祇園四条・清水五条・七条・東福寺・鳥羽街道)は、京阪電鉄の駅情報に所在地が「京都市東山区」と書かれています。地下鉄東西線の東山駅・三条京阪駅は、京都市交通局の駅ページに住所の記載がないため、国土地理院の地名検索(住所検索)が返す市区町村コード(26105=東山区)によるものです。JR東福寺駅は、京阪の駅情報の乗換路線(JR奈良線)と、国土地理院の地名検索(東福寺駅=東山区)で確認しました(JR西日本の駅情報ページは本ページでは取得していません)。路線の欄の「京阪本線・鴨東線」は、京阪電鉄の駅情報ページの表記です。
表の「1日平均乗降人員」欄が「—」なのは、公表値を確認できていないためです(未取得)。京都市統計書に駅別の表がありますが、表計算ファイルのみの公開で、本ページでは読み取れていません。
駅別の集計は6駅・計88件(94件中)です。清水五条30件、東福寺25件、祇園四条14件、鳥羽街道9件、東山6件、七条4件。中央値を載せたのは10件以上の3駅だけです(清水五条4,150万円・東福寺1,400万円・祇園四条3,400万円)。9件以下の駅は、1件入れ替わるだけで中央値が大きく動くため、件数だけを載せています。駅からの平均は5〜12分。清水五条11分・東福寺12分・祇園四条10分・七条12分と、件数の多い駅は10分を超えています。成約個票にも徒歩15分・17分・20分の物件があります。京阪6駅のうち4駅(三条・祇園四条・清水五条・七条)の所在地は「◯◯大橋東詰」。鴨川にかかる橋のたもとです。区役所のある清水五丁目でも、京阪の清水五条駅から徒歩10分と案内されています。徒歩の分数だけでなく、坂の有無と道の幅を現地で歩いて確かめてください。国土交通省の成約価格情報では、同名の駅と区別するために「東山(京都)」と表記されています。
道路
資料で名前を確認できる東山区の主な通りは、三条通・四条通・五条通・七条通(東西)と、大和大路通・東大路通・本町通(南北)です。区役所は区の範囲を「北は概ね三条通、南は十条通から稲荷山北麓付近」と説明しており、地価公示の標準地や避難所の住所にも「三条通大橋東入」「四条通大和大路東入」「松原通大和大路東入」「正面通大和大路東入」「東大路渋谷下る」「本町通三ノ橋上る」といった形で通りの名前が出てきます。東山区の住所は、通りの名前で場所を示すものが多いと覚えておくと、物件情報が読みやすくなります。
バスが生活の足になる区です。区役所の最寄りの停留所は市バス「清水道」で、区役所は58・80・86・106・202・206・207系統が使えると案内しています。区役所のある清水五丁目でも京阪の駅から徒歩10分ですから、駅から離れた物件は、バスの系統・本数と、混み具合を現地で確かめることが大切です。区のまちづくり運営方針(令和8年6月)は、目指すまちのひとつに「観光事業者、観光客、区民等がお互いを尊重しながら、地域における共存や調和を図るための取組を推進」することを掲げています。清水・祇園のまわりは、季節や時間帯によって人の出が大きく変わります。平日と休日、朝と夕方の両方で、バス停と通りの様子を見ておくことをおすすめします(バスの乗客数・混雑を示す区別の数字は、本ページでは確認できていません)。
幹線道路から1本入ると、道の幅が大きく変わります。区の基本計画は、東山区の住宅について「住宅に接する道路は,幅員4m未満の細街路が約半数を占め,特に2m未満の細街路は,市内で最も高い比率となっています」と書いています。京都市が平成23年に行った調査では、幅員4m未満の「細街路」が市内(都市計画区域内で建物の立ち並びがあるもの)に約941km・約12,960本、そのうち袋路が約4,330本、幅員1.8m未満の道が約3,410本あります(区ごとの本数は未取得)。市は「幅員1.8メートル未満の路地は沿道建物の再建築や大規模改修が困難」と説明しています。前面道路の幅と建築基準法上の種別は、東山区では交通の便より先に確認すべき事項です(「買う前に確認したい点」の章で扱います)。
車を持つ方は、駐車場と車の通れる道を個別に確認してください。区役所も「駐車場のスペースに限りがあります。なるべく公共交通機関をご利用ください」と案内しています。細い道に面した物件では、敷地に車が入るか、近くに月極の駐車場があるかが、暮らしやすさを左右します。バスの系統ごとの本数、国道・高速道路の路線名は、本ページでは公式資料で確認できていません(未取得)。バスを主な足にする物件は、現在の時刻表を京都市交通局の「地下鉄・バスなび」などでご確認ください。
※駅別の乗降人員、JR東福寺駅の事業者公式の駅情報、京阪の各駅に停まる列車の種別、蹴上駅など区の境に近い駅の所在、市バスの系統ごとの本数、国道・高速道路の名称は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:京阪電気鉄道 駅情報(三条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/170/info.html /同(祇園四条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/162/info.html /同(清水五条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/161/info.html /同(七条駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/160/info.html /同(東福寺駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/153/info.html /同(鳥羽街道駅) https://www.keihan.co.jp/traffic/station/152/info.html /京都市交通局「地下鉄駅施設等のご案内」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009295.html /国土地理院 住所検索(駅名による検索。市区町村コードで所在の区を確認) https://msearch.gsi.go.jp/address-search/AddressSearch?q=東山駅 /東山区役所「区役所へのアクセス」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000218882.html /東山区役所「区の概要・歴史」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000010808.html /東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000284601.html /東山区役所「東山区まちづくり運営方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000355266.html /京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000185042.html
08京都市東山区で家を買う前に必ず確認する「市街化区域と市街化調整区域」
京都府で家を探すとき、最初につまずきやすいのがこの区分です。
同じ市・同じ区の中に市街化区域と市街化調整区域の両方があるところでは、どちらに入るかで建て替えや住宅ローンの条件が変わります。
京都市は、市街化区域と市街化調整区域を分けている市です(線引きあり)。京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)によると、市域82,783haのうち都市計画区域は48,051ha、そのうち市街化区域が14,980ha(31.2%)、市街化調整区域が33,071ha(68.8%)。都市計画区域の外は左京区と右京区の一部だけで、東山区は都市計画区域の中にあります。
ただし、東山区の中の内訳(区ごとの市街化区域・市街化調整区域の面積)は、公表資料で確認できませんでした。京都市統計書の都市計画区域面積の表は市全体の値だけで、行政区別の内訳が載っておらず、都市計画の冊子にも行政区別の表がありません。このページでは「東山区は全域が市街化区域」とも「どこが市街化調整区域」とも書いていません。推測で書かない方針のためです。
東山区は、東の端が東山連峰の山です。山の側には古都保存法の歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区がかかっており(区域の説明に東山区の町名が出てきます)、特別保存地区では建物の新築や宅地の造成が原則として認められません。山ぎわ・山の中腹の物件を検討するときは、区域区分(市街化区域か市街化調整区域か)と、こうした保存の区域にかかっていないかを、必ず住所ごとに確認してください。検討中の物件がどの区域にあるかは、京都市地図情報提供サービスと景観情報共有システム(下の「調べ方」)で確認できます。
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
都市計画税について、京都市の税率は0.3%です(固定資産税は1.4%)。市公式の説明では、都市計画税がかかるのは「都市計画法による市街化区域内に土地や家屋をお持ちの方」で、償却資産は対象外です。市街化区域の物件なら合計1.7%。物件が市街化区域にあるかどうかは、売主の固定資産税の課税明細書に都市計画税の課税標準額が入っているかで確かめられます。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
東山区で先に見ておくべきは「山の保存・景観・高さ・地区のルール」です
ここまでは市街化調整区域の一般的な注意点ですが、東山区の区ごとの区域区分の内訳は、公表資料で確認できていません(統計書に行政区別の内訳が無い)。一方、東山区の町名や地区名が出てくる制限は、京都市の資料ではっきり確認できます。東山区で物件を検討するときに、実際に建て替えや外観の変更に効いてくるのはこちらです。
| 制限の種類 | 東山区について資料で確認できたこと | 買う立場からの意味 |
|---|---|---|
| 歴史的風土特別保存地区(古都保存法) | 清水 約130ha/阿弥陀ヶ峰 約28ha/泉涌寺 約56haの3地区の区域が東山区の町。大文字山 約250haの区域にも「東山区粟田口」の一部 | 建物の新築・宅地の造成は原則として認められない。可能な行為にも市長の許可が必要 |
| 歴史的風土保存区域(古都保存法) | 「東山」約2,309haの区域に「東山区粟田口,清閑寺,今熊野及び泉涌寺」の各一部 | 現状を変える行為は、あらかじめ市長への届出が必要 |
| 伝統的建造物群保存地区 | 産寧坂・祇園新橋(区役所「東山区の特徴」)。京都市の伝建地区は4地区・14.9ha | 町並みを守る地区。建物の外観を変えるときの基準・手続きは市の窓口で確認 |
| 地区計画 | 4地区・計13.8ha(祇園町南側 6.1ha/祇園四条 5.3ha/新門前通西之町 1.3ha/古門前通元町 1.1ha) | 地区ごとに用途・高さ・意匠などを上乗せで制限。届出が必要 |
| 建築協定 | 2地区(古門前通元町地区=元町/常盤町5・6・7組地区=常盤町の一部。後者は令和8年6月1日に締結) | 住民どうしの取り決め。買主にも引き継がれます |
| 風致地区 | 京都市全体で17地区・約17,943ha。「東山」(約2,577ha)「鴨川」(約217ha)という名前の風致地区がある(計画書に区名の記載なし) | 建ぺい率2/10〜4/10、高さ8〜15m。新築・増改築・色の変更などに市長の許可 |
| 高度地区(建物の高さの上限) | 京都市全体で14,274ha(市街化区域の95.3%)。東山区の内訳は未取得 | 高度地区で定める上限は10・12・15・20・25・31mの6段階 |
| 景観地区(美観地区・美観形成地区) | 京都市全体で3,431ha・8地区。東山区の内訳は未取得 | 屋根・外壁・色などのデザイン基準 |
※歴史的風土保存区域・特別保存地区の区域と面積は京都市「歴史的風土(古都)の保存」、地区計画は京都市「地区計画一覧」(令和8年8月10日現在・全72地区。行政区の欄が東山区の4地区。名称・面積は2回読み取って一致)、建築協定は京都市「京都市内の建築協定(東山区)」(2026年6月1日更新)、そのほかの面積・地区数は京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在)による京都市全体の数字です。歴史的風土特別保存地区の3地区の面積は、区域の全部が東山区の町名で書かれている地区のもので、各地区の正確な範囲と、どの番地がかかるかは本ページでは確認できていません(未取得)。
歴史的風土特別保存地区 ― 新築が原則として認められない区域が、区の東側にあります
古都保存法にもとづく歴史的風土保存区域は、京都市で14地区・約8,513ha。そのなかでも特に重要な区域が歴史的風土特別保存地区(24地区・約2,861ha)です。京都市の一覧で、区域の説明に東山区が出てくるのは次のとおりです。
| 種類 | 名称 | 市のページに書かれた区域 | 面積 |
|---|---|---|---|
| 特別保存地区 | 清水 | 京都市東山区祇園町,林下町,鷲尾町,桝屋町,下河原町,清水町,粟田口及び清閑寺の各一部 | 約130ha |
| 特別保存地区 | 阿弥陀ヶ峰 | 京都市東山区今熊野の一部 | 約28ha |
| 特別保存地区 | 泉涌寺 | 京都市東山区今熊野及び泉涌寺の各一部 | 約56ha |
| 特別保存地区 | 大文字山 | 京都市左京区浄土寺,北白川,鹿ケ谷及び南禅寺並びに東山区粟田口の各一部 | 約250ha |
| 保存区域 | 東山 | 京都市左京区(上高野ほか)、東山区粟田口,清閑寺,今熊野及び泉涌寺、山科区(厨子奥ほか)並びに伏見区深草の各一部 | 約2,309ha |
「当該区域内で現状変更行為を行う場合は,あらかじめ市長への届出が必要であり,その趣旨に反する行為は制限されています。特に歴史的風土特別保存地区では,歴史的風土の保存を厳格にするため,通常の維持管理行為以外の現状変更行為を原則として禁止しており,可能とされる行為であっても市長から許可を受ける必要があります。」(京都市「歴史的風土(古都)の保存」)
清水・阿弥陀ヶ峰・泉涌寺の3地区を足すと約214ha(当方合計)。区の面積7.48km²(748ha)の約29%にあたる広さです(当方算出。3地区とも区域の説明は東山区の町だけですが、区の面積に占める割合として市が公表している数字ではありません)。市は、平成8年5月の拡大指定で「五山の送り火を含む京都盆地周辺の山裾部のほぼ全て」が特別保存地区になったと説明しています。東山の緑が守られているのは、この制度があるからです。裏を返せば、区域のなかにある古家は、建て替えや増築に強い制約があるということです。
住宅地の最高地点(高台寺南門通下河原東入桝屋町・597,000円/㎡)の「桝屋町」「下河原町」は、特別保存地区「清水」の区域の説明に出てくる町名です。区域は「各一部」ですから、この標準地そのものが特別保存地区に入っているかどうかは分かりません(本ページでは確認していません)。祇園町・林下町・鷲尾町・桝屋町・下河原町・清水町・粟田口・清閑寺・今熊野・泉涌寺の名前がつく物件は、景観情報共有システムで、特別保存地区・保存区域・風致地区にかかっていないかを必ず確認してください。
風致地区 ― 高さ8〜15m、建ぺい率2/10〜4/10
京都市の風致地区は17地区・約17,943ha。17地区の名称には「東山」(約2,577ha)と「鴨川」(約217ha)があります。風致地区では、建物の新築・増改築、宅地の造成、木竹の伐採、建物の色や意匠の変更などに京都市長の許可が必要で、種別ごとに次の基準があります(京都市「風致景観の保全」)。
| 種別 | 高さ | 建ぺい率 | 後退距離(道路) | 後退距離(その他) | 緑地の規模 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1種 | 8m | 2/10 | 3m | 2m | 4/10 |
| 第2種 | 10m | 3/10 | 2m | 1.5m | 3/10 |
| 第3種 | 10m | 4/10 | 2m | 1.5m | 2/10 |
| 第4種 | 12m | 4/10 | 2m | 1.5m | 2/10 |
| 第5種 | 15m | 4/10 | 2m | 1.5m | 2/10 |
建ぺい率2/10〜4/10は、ふつうの住宅地よりかなり低い数字です。同じ広さの土地でも、建てられる建物は小さくなります。中古戸建てを買って建て替える場合、いま建っている家と同じ大きさを建てられるとは限りません。市内には世界遺産の周辺などに62箇所の「特別修景地域」があり、形や意匠の基準がさらに細かくなります。風致地区の計画書には区の名前が書かれておらず、「東山」「鴨川」の風致地区が東山区のどの町にかかるかは、本ページでは町名の一覧として確認できていません(未取得)。山に近い町・鴨川に近い町の物件は、京都市の「景観情報共有システム」で住所から確認してください。
高さの上限 ― 高度地区は6段階。45mの区分は廃止されています
京都市は平成19年(2007年)9月1日に「新景観政策」を実施し、建物の高さの上限を見直しました。市の資料は「新景観政策実施以前の高度地区で定めていた高さの最高限度は、10m、15m、20m、31m、45mの5段階でしたが、見直しにより、45mの最高限度を廃止し、新たに12m、25mを加えて6段階」としたと説明しています。基本方針は、都心部から三方の山すそに向かって次第に建物が低くなる構成です。東山区は、その「山すそ」にあたる区です。
| 高度地区 | 京都市全体の面積 | 高さの最高限度 |
|---|---|---|
| 10m | 3,554 ha | 10m |
| 12m(第1種〜第4種) | 767 ha | 12m |
| 15m(第1種〜第4種) | 4,694 ha | 15m |
| 20m(第1種〜第4種) | 3,755 ha | 20m |
| 25m | 61 ha | 25m |
| 31m(第1種〜第11種・空間創出型) | 1,443.2 ha | 31m(種別によっては条件を満たさない場合20mまたは25m) |
※京都市「高度地区計画書」の種類別面積を、高さごとに当方が合計したものです(12m=396+234+63+74、15m=1,954+1,360+923+457、20m=816+1,362+998+579、31m=549+856.2+38)。合計は14,274.2haで、都市計画総括表の高度地区14,274haと一致します。これは高度地区についての数字です。高度地区は市街化区域の95.3%にかかっていますが、高度地区が指定されていない場所や、地区計画などで高さを別に定めている場所もあります。東山区のどこが何mかは、この表からは分かりません。住所ごとに京都市地図情報提供サービスで確認してください。出典:https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000023106.html
買う側にとって大事なのは、「いま建っている高さ」と「建て替えるときに建てられる高さ」が同じとは限らない、という点です。高さの上限は平成19年に引き下げられた地域があり(市は「市街地の約3割」で最高限度を引き下げたとしています)、それより前に建った建物のなかには、いまの上限を超えているものがありえます。東山区の成約データでは、中古マンション47件の建築年の中央値は1994年。半分以上が平成19年より前に建った建物です。中古マンションを検討するときは、その建物が現在の高さの上限に収まっているかを確認しておくと、将来の建て替えの話が出たときに慌てずに済みます(個別の建物が上限を超えているかどうかは、公表資料からは分かりません。管理組合の資料や重要事項説明で確認します)。
地区計画は4地区。すべて祇園・新門前・古門前の名前がついています
京都市の地区計画一覧(令和8年8月10日現在・全72地区)で、行政区の欄が東山区になっているのは次の4地区です。
| 地区計画の名称 | 面積 | 当初決定 | 最終変更 |
|---|---|---|---|
| 祇園町南側地区地区計画 | 6.1 ha | 平成14年11月21日 | 平成29年4月7日 |
| 新門前通西之町地区地区計画 | 1.3 ha | 平成16年11月12日 | 平成29年4月7日 |
| 祇園四条地区地区計画 | 5.3 ha | 平成24年8月7日 | 令和5年11月10日 |
| 古門前通元町地区地区計画 | 1.1 ha | 平成27年8月14日 | 平成29年4月7日 |
4地区の合計は13.8ha(当方合計)。(決定・変更の年月日は、一覧を1回読み取ったものです。)地区計画の区域内で建築などを行う場合は、届出が必要です。各地区の制限の中身(用途・高さ・意匠など)は、地区ごとの計画書に書かれており、本ページでは確認できていません(未取得)。祇園町・新門前通・古門前通で、店舗つきの建物や古い町家を買って使い方を変える計画がある方は、計画書と区域図を市の窓口で確認してください。古門前通元町は、地区計画と建築協定の両方がある地区です(建築協定の区域は「元町」)。建築協定は、もうひとつ常盤町5・6・7組地区(常盤町の一部)があり、令和8年6月1日に新しく結ばれました。建築協定は住民どうしの取り決めですが、土地や建物を買った人にも引き継がれます。協定の中身は、契約の前に協定書で確認してください(本ページでは確認できていません)。
令和8年地価公示の商業地の標準地には、「新門前通大和大路東入西之町」(138万円/㎡・+17.9%)と「四条通大和大路東入祇園町南側」(107万円/㎡・+14.7%)、「四条通大和大路東入祇園町北側」(530万円/㎡・+16.5%)があります。地区計画のある地区と同じ町名の地点が、区内で最も上がっているということです(標準地が地区計画の区域の中にあるかどうかは、本ページでは確認していません)。
居住誘導区域と届出(京都市持続可能な都市構築プラン)
京都市で立地適正化計画に当たるのは「京都市持続可能な都市構築プラン」(2019年3月28日策定)です。居住誘導区域は、市の区域図の説明によると「市街化区域の全域から、工業地域・工業専用地域・土砂災害特別警戒区域・急傾斜地崩壊危険区域を除いた区域」。居住誘導区域の外で3戸以上の住宅を建てる場合などには、着手の30日前までの届出制度があります。戸建を1軒買う・建てるだけなら、この届出の対象にはなりません。ただ、東山区は土砂災害警戒区域等が8地区・65箇所ある区です。山ぎわの物件が居住誘導区域の外にあたる場合、市がその場所に今後も人に住んでもらいたいと考えているかどうかの目安になります。東山区のどの範囲が居住誘導区域かは、区別の資料を確認できていません(未取得)。
出典:京都市「都市計画総括表」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000019433.html /京都市「歴史的風土(古都)の保存」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281785.html /京都市「風致景観の保全」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281780.html /京都市「風致地区」(計画書) https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000023109.html /京都市「地区計画一覧」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000154220.html /京都市「京都市内の建築協定」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000021235.html /京都市「京都市内の建築協定(東山区)」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000247434.html /東山区役所「区の概要・歴史」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000010808.html /京都市「新景観政策 10年とこれから」第1章 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000281/281299/report_1.pdf /京都市「京都市持続可能な都市構築プラン」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000249400.html /京都市「立地適正化計画の区域図」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000256463.html /京都市「京都市地図情報提供サービス」の案内 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000278444.html /京都市「景観情報共有システム」の案内 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281540.html
09京都市東山区の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市街化区域・市街化調整区域を問わず課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋のみ |
| 合計(市街化区域) | 1.7% | 課税標準額に対して |
京都市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.3%です。東山区も同じです。都市計画税がかかるのは、市公式の説明では「都市計画法による市街化区域内に土地や家屋をお持ちの方」。市街化区域の物件なら合計1.7%になります(償却資産は都市計画税の対象外)。
納期が4月から始まる点に注意してください。令和8年度の納期は第1期 4月30日、第2期 7月31日、第3期 12月28日、第4期 令和9年3月1日。固定資産税・都市計画税は毎年1月1日(賦課期日)の所有者に1年分がかかる税で、年の途中で売買した場合の日割りの精算は、売主・買主の合意で行う商慣習です。市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。
免税点は、同一人が市内に所有する資産の課税標準額の合計が土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円に満たない場合です。
東山区の物件で税額を考えるときに効くのは、土地の値段の高さと、その上がり方です。令和8年地価公示で住宅地の平均は341,428円/㎡(+7.1%)、商業地の平均は1,600,750円/㎡(+14.4%)。固定資産税の評価額は公示価格そのものではありませんが、土地の評価が高く、上がっている区であることは変わりません。地価が上がっている区では、買ったあとの税額が、売主がいま払っている額より増えていく可能性も見ておいてください(土地の税額には負担調整の仕組みがあり、評価額の上昇がそのまま税額に出るわけではありません)。売主の納税通知書(課税明細書)の実額を見せてもらうのが確実です。
★京都市には、これとは別の新しい税が予定されています。「非居住住宅利活用促進税」です。市の説明では「令和12年度(令和12年1月1日の利用状況によるもの)から課税開始予定」で、システム開発の影響で当初の予定から1年延期されています。本ページ作成時点で、まだ課税は始まっていません。対象は「京都市の市街化区域内に所在する非居住住宅(その所在地に住所を有する者がいない住宅)の所有者」。住民票の有無ではなく居住実態で判定され、分譲マンションは戸(専有部分)単位です。税額は、家屋価値割(家屋の固定資産評価額×0.7%)と、立地床面積割(敷地の1㎡あたり固定資産評価額×延べ床面積×税率。家屋価値割の課税標準が700万円未満0.15%、700万円以上900万円未満0.3%、900万円以上0.6%)の合計。家屋の評価額が30万円未満(導入当初5年間は100万円未満)のもの、事業の用に供しているもの、賃貸・販売の募集中で一定の条件を満たすもの、景観重要建造物その他歴史的な価値を有する建築物として定めるものなどは課税が免除され、転勤・入院・介護などによる一時的な非居住には減免があります。自分が住む家は対象外です。東山区は空き家率が19.6%と高く、清水・祇園に近い区です。セカンドハウスとして買う方、相続などで将来住まなくなる可能性のある方は、この税の対象になりえます。立地床面積割は土地の評価額に連動しますから、土地の評価が高い場所ほど負担が大きくなります。該当しそうな方は、制度を確認しておいてください。
住宅用地の特例は、京都市も地方税法どおりです。小規模住宅用地(1戸あたり200㎡までの部分)は、固定資産税が価格×1/6、都市計画税が価格×1/3。一般住宅用地(200㎡を超える部分)は、固定資産税が価格×1/3、都市計画税が価格×2/3です。
東山区の成約データでは、戸建47件の土地面積の中央値は65㎡です。東山区で流通している戸建のほとんどは、土地の全部が小規模住宅用地の特例に収まる広さだと言えます。
新築住宅には固定資産税の減額措置があります。市のページによると、減額の対象になる居住部分の床面積は、令和8年3月31日までの新築は50㎡以上280㎡以下、それ以降の新築は40㎡以上240㎡以下。床面積120㎡相当分までの固定資産税額が2分の1になり、期間は一般の住宅が3年度分、3階建以上の中高層耐火住宅が5年度分です(令和13年3月31日までの新築が対象)。ただし東山区では、新築戸建ての成約が直近4四半期で2件しかありません。成約の中心は中古で、中古の住宅には、この新築の減額はありません。なお、市のページではこの減額は固定資産税について説明されており、都市計画税に適用するという記載は確認できませんでした。
東山区の買主に関係が深いのは、改修の減額措置のほうです。耐震改修(昭和57年1月1日以前から所在する住宅・工事費50万円超・税額の2分の1・1年度分)、バリアフリー改修、省エネ改修の減額措置があります。このほか認定長期優良住宅(5年度分、3階建以上の中高層耐火住宅は7年度分)の減額もあります。成約データでは、中古戸建て31件のうち9件が1981年以前の建築です。古い戸建や京町家を買って改修する方は、工事の前に対象になるかを確認し、工事完了後3か月以内などの申告期限を逃さないようにしてください。
免税点
同一人が京都市東山区内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。
| 区分 | 免税点 |
|---|---|
| 土地 | 300,000円 |
| 家屋 | 200,000円 |
| 償却資産 | 1,500,000円 |
※納期:第1期 令和8年4月30日/第2期 令和8年7月31日/第3期 令和8年12月28日/第4期 令和9年3月1日(令和8年度)/賦課期日は毎年1月1日。納期限が土日祝・年末年始に当たる場合は翌開庁日
※税率・免税点は京都市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
10京都市東山区の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
京都市東山区は学校選択制を実施していません(指定校制)。住所地によって通う小学校・中学校が決まります。京都市東山区では住所そのものが学校を決めるため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。京都市教育委員会は、通学区域のページで「いわゆる『学校選択制』は実施していません」と明記しています。通学する学校は「居住地の住所地(町及び地番)による通学区域に基づいて指定」されます。東山区では、「学区」という言葉の意味に注意が必要です。区役所の避難所一覧に出てくる学区は11ですが、通学区町名一覧(東山区)に出てくる学校区は「開睛小中」と「東山泉小中」の2つだけ。物件広告や成約データの「清水学区」「修道学区」は地域の単位の名前で、通う学校の名前ではありません。
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
| 許可される事由 | 内容 |
|---|---|
| 先行就学(転居が確実な場合) | 家を買う方に最も直接関係する事由です。転居が確実で、転居先の学校に先に通いたい場合に、学年末まで認められます。市のページは、賃貸借契約書・建築確認通知書などを必要書類の例に挙げています。引渡しが新学期に間に合わない場合でも、学年の途中で転校させずに済む可能性があるということです。 |
| 住宅融資関係 | 融資の手続きのために住民票を先に移し、実際の転居が後になる場合。転居日まで、いまの学校に通えます。住宅ローンの手続きで住民票の異動を先に求められる方に関係します。 |
| 一時転居(新築・増改築・災害) | 新築・増改築や災害による1年以内の一時転居の場合。古い家を買って大がかりな改修をするあいだ仮住まいをする方は、もとの学校に通い続けられます。 |
| 学年途中の転居 | 学年の途中にほかの通学区域へ転居したが、いまの学校に通い続けたい場合。学年末まで。 |
| 小学5年・中学2年での転居 | 小学5年生または中学2年生で転居し、いまの学校に通い続けたい場合は卒業まで認められます。引越しの時期を決めるときの材料になります。 |
| 昼間留守家庭(小学生のみ) | 保護者の勤務で放課後に自宅が不在になり、親類宅などで預かる場合。事由がなくなるまで。就労証明書などが必要です。 |
| 兄弟姉妹 | 同じ住所の兄弟姉妹が通学区域外就学をしている場合、その兄弟姉妹の許可の終期まで。 |
| 難聴学級 | 難聴学級へ入級する場合。卒業まで。 |
| 事由が解消したあとの継続 | 年度の途中で事由が解消した場合、学年末まで(小学5年・中学2年は卒業まで)。 |
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は京都市教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ京都府内でも、市町村が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 中学校3年生まで(15歳に達した日以後の最初の3月31日まで) |
| 所得制限 | 所得制限なし(市公式「所得制限はありません」) |
| 一部自己負担 | 0歳〜小学生:入院・通院とも1医療機関につき月200円/中学生:入院は1医療機関につき月200円、通院は月1,500円(複数の医療機関の合計で1,500円を超えた分を支給) |
東山区の住所から通う学校区は2つ。「◯◯学区」は11あります
京都市教育委員会の「京都市通学区町名一覧(東山区)」は、町名ごとに小学校区と中学校区を並べた表です。この表に出てくる学校区は、「開睛小中」と「東山泉小中」の2つだけです。小学校区の欄と中学校区の欄に同じ名前が入っています。
| 通学区町名一覧の表記 | 区役所の避難所一覧に出てくる学舎 | 開校(京都市の学校統合の一覧) |
|---|---|---|
| 開睛小中 | 東山開睛小・中学校 六原学舎(松原通大和大路東入二丁目轆轤町82・六原学区の指定避難所) | 平成23年4月 |
| 東山泉小中 | 東山泉小・中学校 西学舎(大和大路通七条下る5丁目下池田町527・一橋学区の指定避難所) | 平成26年4月 |
※通学区町名一覧(東山区)の版は、市のページの掲載では令和6年7月1日です(PDFの中に基準日の記載は確認できませんでした)。町名ごとの対応、どの学区がどちらの学校区にあたるかは、本ページには載せていません(表の行の読み違いのおそれがあるため。正確な指定校は教育委員会にご確認ください)。開校の年月は京都市「京都市の学校統合の一覧(令和8年度)」によります。統合前の学校名の対応は、一覧から確実に読み取れなかったため載せていません(未取得)。出典:https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000246/246308/05higasiyama060701.pdf
読み取れることが3つあります。
- 11の学区に対して、学校区は2つ。区役所の避難所一覧には11の学区(有済・粟田・弥栄・新道・六原・清水・貞教・修道・一橋・月輪・今熊野)が並びますが、通学区町名一覧に出てくる学校区は2つです。「◯◯学区」という呼び名と、通う学校の名前は一致しません。避難所一覧に「元有済小学校」「元月輪小学校」「元今熊野小学校」と「元」のつく施設が並ぶのは、学校の統合が進んだためです。
- 小学校と中学校がひとつになった学校です。小学校区と中学校区が同じ名前ですから、同じ住所なら、小学校から中学校まで同じ学校区ということになります。避難所一覧には「六原学舎」「西学舎」という名前が出てきます。学舎が複数ある学校だと読めますが、学年ごとにどの学舎に通うか、学舎の数と場所の全体は、本ページでは確認できていません(未取得)。お子さんが毎日通う場所に関わりますので、学校または教育委員会にご確認ください。
- 番地によって学校が変わる町、ほかの区と同じ名前の町があります。一覧には「番地等によって学校が異なりますので、教育委員会調査課へお問合せください。(075-334-9222)」「※予め番地・地図等をご確認のうえお問合せください。」という注記があり、備考欄には「下京区にも同名の町あり」「中京区にも同名の町あり」「上京区にも同名の町あり」といった記載が並びます。東山区の住所は「◯◯通◯◯東入◯◯町」のように通りの名前で場所を示すものが多く、町名だけでは場所が決まりません。契約の前に、物件の正確な所在(通り名つきの住所と地番)で指定校を確認してください。
京都市全体では、令和8年4月時点で小・中学校94校が26校になる統合が実現しています。区の基本計画も「小・中学校の統合と,それによる新しい教育環境整備が進みました」と書いています。学校が2つにまとまったぶん、住む場所によっては通学の距離が長くなります。物件を見に行くときに、学校までの道を実際に歩いて確かめておくことをおすすめします(東山区に関するこの先の統合・通学区域の見直しの予定は、本ページでは確認できていません)。
家を買う人に効く3つの事由 ― 先行就学・住宅融資関係・一時転居
京都市の「通学区域外就学」の事由は9つあります。そのうち、住宅の購入に直接関係するのは次の3つです。
| 事由 | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 先行就学 | 転居が確実で、転居先の学校に先に通いたい | 学年末まで |
| 住宅融資関係 | 融資手続のため住民票を先に移し、実際の転居が後になる | 転居日まで |
| 一時転居 | 新築・増改築や災害による1年以内の一時転居 | 1年以内 |
| 小5・中2での転居 | 小学5年または中学2年で転居し、現在校に通い続けたい | 卒業まで |
契約してから引渡しまで時間が空く場合でも、先行就学で転居先の学校に先に通わせられる可能性があります。東山区は古い戸建を買って改修する方が多くなる区ですから、改修のあいだの仮住まい(一時転居)の事由も知っておくと役に立ちます。申請先は各小・中学校です。注意点として、市は「小学校で許可を受けても中学校進学時は指定学校が原則」としています。
中学校給食 ― いまは選択制、全員制は令和10年8月末から
京都市立中学校の給食は、現在は家庭からの弁当か給食かを選ぶ選択制です。市は全員制の中学校給食を令和10年8月末(夏休み明け)から開始する予定と公表しており、給食センター方式を中心に一部で民間の調理場も活用する、給食費は「食材費相当額とし、詳細は今後検討」としています。市の古いページ(2020年掲載)には、施設一体型の小中一貫校は全員給食とする記載がありますが、東山区の2校がいまどう扱われているかは、本ページでは確認できていません(未取得)。小学校の給食費の額、中学校の選択制給食の現在の単価も、市のページで確認できませんでした(未取得)。
子ども医療費と保育料
| 年齢 | 入院 | 通院 |
|---|---|---|
| 0歳〜小学生 | 1医療機関につき月200円 | 1医療機関につき月200円 |
| 中学生 | 1医療機関につき月200円 | 月1,500円(複数の医療機関の合計で1,500円を超えた分を支給) |
対象は中学校3年生まで、所得制限はありません。高校生世代は対象外です。京都府外で受診した場合は、あとから申請して払い戻しを受ける形になります。保育料は、令和7年度から第2子以降が無料です(認可保育施設を利用する世帯。市は「同時入所要件・所得要件はありません。無償化のための手続きも不要」としています)。こうした制度は市町村ごとに違います。京都市の外から東山区に移る方は、いまお住まいの市町村の条件と見比べてください。高校生世代まで医療費を助成している市町村から移る場合は、対象が狭くなります。
東山区は、子どもの数が減っている区です。区の基本計画によると、平成2年から令和2年の30年間に0歳〜14歳の人口は約2,600人減りました。区のまちづくり運営方針(令和8年6月)は「急速に少子化が進む中で、妊娠・出産や育児の不安や悩みを共有できる同世代の関係が生まれにくく、子育て家庭が地域で孤立するリスクが増大している」と書き、赤ちゃんが誕生した家庭へ主任児童委員がお祝い品を届ける「東山はぐくみハッピーギフト」事業や、子育て家庭の交流会を進めています。同じ年ごろの子どもが近所に多い環境を望む方は、この点を知ったうえで検討してください。一方で、地域ぐるみで子育て家庭を迎えようとしている区でもあります。
子育て世帯の住宅取得支援は「中古+リフォーム」が条件。東山区の物件と相性のよい制度です
京都市には「京都安心すまい応援金」(京都市子育て世帯既存住宅取得応援金)があります。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 対象者 | 未就学の子ども(妊娠中を含む)がいる世帯 |
| 対象住宅 | 既存住宅(中古の戸建て・マンション)。築5年以上(令和8年度は令和4年3月31日までに建築)。購入価格500万円(税抜)以上。新築は対象外 |
| 必須条件 | 市内事業者が施工するリフォーム工事を実施 |
| 交付額 | 基本100万円。加算は各50万円で最大100万円まで(子ども2人以上/子ども3人以上/世帯が市外から転入/京町家または管理計画認定マンションを購入)。最大200万円 |
| 受付(令和8年度) | 事前申出(エントリー)令和8年4月1日〜令和9年3月31日/交付申請 令和8年4月1日〜令和9年12月31日 |
| 窓口 | 京(みやこ)安心すまいセンター 075-744-1670 |
新築戸建て・新築マンションを買う方は、この制度を使えません。ただ、東山区は成約94件のうち新築戸建てが2件だけで、成約の中心が中古の戸建て・マンションの区です。未就学のお子さんがいて、中古の住宅を買って市内の業者でリフォームする計画なら、対象になる可能性があります。加算の条件に「京町家の購入」が入っている点も、古い木造住宅が多い東山区の物件と相性がよい部分です。事前申出(エントリー)が必要ですので、契約の前に窓口で手順を確認してください。購入価格500万円(税抜)以上という条件があるため、価格の低い物件は対象外になる点にも注意してください(東山区の成約には、戸建で260万円、マンションで320万円という例もあります)。
出典:京都市「京都市立小・中・小中学校の通学区域」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000246308.html /京都市「京都市通学区町名一覧(東山区)」https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000246/246308/05higasiyama060701.pdf /京都市「『通学区域外就学』について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000189089.html /京都市「京都市の学校統合」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000260701.html /京都市「全員制中学校給食の実施状況の進ちょくについて」 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000347372.html /京都市の中学校給食のページ(2020年8月31日掲載) https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000106581.html /京都市「子ども医療費支給制度」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000067393.html /京都市「利用者負担額(保育料)の軽減・免除について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000179571.html /京都市「京都安心すまい応援金」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000330039.html /東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000132690.html /東山区役所「東山区まちづくり運営方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000355266.html /東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000284601.html
11京都市東山区で家を買う前に必ず確認したい点
1|前面道路の幅と種別 ― 東山区は、細い道の比率が市内で最も高い区です
東山区で古い戸建や古家つきの土地を検討するとき、最初に確認していただきたいのが前面道路です。区の基本計画は、東山区の住宅について次のように書いています。
「東山区の住宅は木造住宅が多く,そのうち築後50年を経た住宅も市平均と比較して高い割合にあります。また,住宅に接する道路は,幅員4m未満の細街路が約半数を占め,特に2m未満の細街路は,市内で最も高い比率となっています」(東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」)
京都市は、幅員4m未満の道を「細街路」と呼び、平成23年の調査結果を公表しています。
| 区分(京都市全体) | 延長 | 本数 |
|---|---|---|
| 幅員1.8m以上4m未満・通り抜け | 約674km | 約6,900本 |
| 幅員1.8m以上4m未満・袋路 | 約100km | 約2,650本 |
| 幅員1.8m未満・通り抜け | 約105km | 約1,730本 |
| 幅員1.8m未満・袋路 | 約62km | 約1,680本 |
| 合計 | 約941km | 約12,960本 |
※京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」(平成24年7月策定・令和3年3月改定)。都市計画区域内で建物の立ち並びのあるものの数です。東山区の本数の内訳は公表資料で確認できていません(未取得)。
道の幅によって、家の扱いが変わります。
| 前面道路 | 建て替えるとき |
|---|---|
| 幅員4m以上の建築基準法上の道路 | 接道の条件を満たせば建て替えできます |
| 幅員1.8m以上4m未満(2項道路) | 建て替えのときに道路の中心線から2m後退(セットバック)します。敷地が小さくなるぶん、建てられる床面積も減ります。京都市では、建築確認申請の前に狭あい道路整備の申出書または協議書を提出し、後退杭を設置する手順が決められています |
| 幅員1.8m未満の路地・袋路 | 市は「幅員1.8メートル未満の路地は沿道建物の再建築や大規模改修が困難」と説明しています。建築基準法上の道路に接していない敷地は、原則として建築できません |
東山区の戸建は、敷地が小さいぶん、セットバックの影響が大きくなります。成約した戸建47件の土地面積の中央値は65㎡。成約個票には土地60㎡の戸建もあります。65㎡の敷地で道路側を数十cm下げると、建てられる建物の大きさがはっきり変わります。いま建っている家と同じ床面積を建て替えで確保できるかを、契約の前に確かめてください。
ただし、京都市には「建て替えできない」で終わらせないための制度があります。
- 路地のある町並みを再生するための道路指定制度(平成26年度創設):袋路や幅員1.8m未満の道に面する建物について、地域の合意のもとで一定の条件を満たす場合に、道路後退距離の緩和や建て替えを可能にする制度。
- 建築基準法43条2項の許可・認定:接道の長さが2m未満の路地状の敷地や、トンネル路地の奥での建て替えの許可(平成25年度に基準見直し、その後も改正)。
- 連担建築物設計制度:路地全体をひとつの敷地とみなして接道の規定などを適用する制度(平成29年度に要件を柔軟化)。
これらは「申請すれば必ず通る」制度ではありません。地域の合意や個別の審査が前提です。相場より大きく安い戸建・古家つきの土地は、前面道路が理由であることが少なくありません。道路の種別は、京都市地図情報提供サービスの「指定道路図」で確認できます。京都市の基準時(2項道路かどうかの判断の基準になる日)は、原則として昭和25年11月23日です。東山区の成約データでは、戸建の最小は260万円で、中央値2,800万円の10分の1以下でした(この物件の接道の状況は公表データにありません)。こうした価格の物件を見つけたら、まず接道を確認してください。建て替えができない、または条件つきの物件は、住宅ローンの審査にも影響します。
「優先的に防災まちづくりを進める地区」6学区のひとつが、東山区の六原学区です
京都市は、密集市街地のなかで地域と市が重点的に防災まちづくりに取り組む地区の町名を公表しています(令和8年4月21日更新)。市内で6学区。北区の柏野学区、上京区の翔鸞学区・仁和学区・正親学区・出水学区、そして東山区の六原学区です。市のページには、学区ごとに対象の公称町(町名)が載っています。
これは、その学区で地域と市が防災の取組を先に進めている、という意味です。避難の経路になる路地の整備、古い建物の耐震・防火の改修、感震ブレーカーの設置などが、地域ぐるみで進められています。買う側にとっては、(1)前面道路と再建築の条件を必ず確認する、(2)耐震・防火の改修の補助(下の5)が使えるかを確かめる、(3)地域の防災訓練・まちづくりの活動に参加することになる、という3点を知っておけば十分です。検討中の物件の町が該当するかどうかは、市のページの町名一覧で確認できます。
出典:東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000284601.html /京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000185042.html /京都市「建築基準法上の道路種別と手続」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000328986.html /京都市「狭あい道路等整備事業」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000180433.html /京都市「前の道が狭すぎて建替えも売却もできない・・密集市街地でお困りのみなさんへ」https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000337478.html /京都市「優先的に防災まちづくりを進める地区の区域」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000201107.html
2|山の側の区域 ― 特別保存地区・保存区域・風致地区は、建て替えの前に確認
東山区の東側は、古都保存法で山の景色が守られている区域です。京都市の一覧で、区域の説明に東山区の町名が出てくるのは次のとおりです。
| 区域 | 区域の説明に出てくる東山区の町名 | 区域内の行為 |
|---|---|---|
| 歴史的風土特別保存地区「清水」(約130ha) | 祇園町,林下町,鷲尾町,桝屋町,下河原町,清水町,粟田口及び清閑寺の各一部 | 通常の維持管理以外の現状変更は原則として禁止。可能な行為にも市長の許可 |
| 同「阿弥陀ヶ峰」(約28ha) | 今熊野の一部 | |
| 同「泉涌寺」(約56ha) | 今熊野及び泉涌寺の各一部 | |
| 同「大文字山」(約250ha) | 粟田口の一部(ほかは左京区) | |
| 歴史的風土保存区域「東山」(約2,309ha) | 粟田口,清閑寺,今熊野及び泉涌寺の各一部(ほかに左京区・山科区・伏見区) | あらかじめ市長への届出 |
買う側にとっての意味は、はっきりしています。
- 特別保存地区のなかの土地には、原則として家を新しく建てられません。区域のなかに古家がある場合も、建て替えや増築に強い制約があります。「いま家が建っているから建て直せる」とは限りません。
- 保存区域・風致地区では、建て替えはできても、大きさ・高さ・色・緑地に基準があります。風致地区の建ぺい率は2/10〜4/10、高さは8〜15m(種別による)。同じ広さの土地でも、建てられる家は小さくなります。
- 眺めのよさと制限は、同じ場所にあります。住宅地の最高地点(桝屋町・597,000円/㎡・+13.7%)も最安地点(清閑寺池田町・169,000円/㎡・+2.4%)も、特別保存地区「清水」の区域の説明に出てくる町名の地点です(標準地そのものが区域に入るかは確認していません)。
このほか、区役所は産寧坂と祇園新橋を伝統的建造物群保存地区として紹介しています(京都市の伝統的建造物群保存地区は4地区・14.9ha)。町並みを守るための地区で、建物の外観に関わる工事には基準と手続きがあります。伝統的建造物群保存地区の区域・基準・手続きの中身は、本ページでは市の資料で確認できていません(未取得)。産寧坂・祇園新橋のまわりの物件は、市の窓口で確認してください。物件ごとに、京都市地図情報提供サービスと景観情報共有システムで、どの区域にかかるかを確認できます。
出典:京都市「歴史的風土(古都)の保存」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281785.html /京都市「風致景観の保全」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281780.html /東山区役所「区の概要・歴史」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000010808.html /京都市「都市計画総括表」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000019433.html /京都市「景観情報共有システム」の案内 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281540.html
3|土砂災害 ― 8地区・65箇所。11学区のうち8学区に避難場所の指定
京都府の「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」で、東山区の指定箇所は8地区・65箇所です。
| 地区 | 箇所数 | 地区 | 箇所数 |
|---|---|---|---|
| 今熊野地区 | 18 | 粟田地区 | 5 |
| 清水地区 | 13 | 一橋地区 | 5 |
| 月輪地区 | 10 | 弥栄地区 | 4 |
| 修道地区 | 8 | 六原地区 | 2 |
| 合計(8地区) | 65 | ||
今熊野・清水・月輪の3地区で41箇所。区全体の6割強です(当方算出)。区役所の避難所一覧でも、この8学区には土砂災害時の指定緊急避難場所が指定されています。
| 学区 | 土砂災害時の避難場所 | 水害時の避難場所 |
|---|---|---|
| 有済 | 対象地区なし | 東山いきいき市民活動センター |
| 粟田 | 地域交流施設あわた | 地域交流施設あわた |
| 弥栄 | 弥栄ふれあいサロン | 弥栄自治会館 |
| 新道 | 対象地区なし | 新道自治会館 |
| 六原 | やすらぎふれあい館 | 東山開睛小・中学校六原学舎 |
| 清水 | 東山地域体育館(東山区役所内) | 対象地区なし |
| 貞教 | 対象地区なし | 京都国立博物館 平成知新館 |
| 修道 | 東山総合支援学校 | 東山総合支援学校 |
| 一橋 | 東山泉小・中学校 西学舎 | 東山泉小・中学校 西学舎 |
| 月輪 | 元月輪小学校 | 元月輪小学校 |
| 今熊野 | 元今熊野小学校 | 対象地区なし |
「※『対象地区なし』と記載のある所は、ハザードマップ上該当する災害の危険性がないことを指します。そのため、該当する災害が発生した際は、避難場所に避難していただく必要はありません。」(東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」・2025年4月4日更新)
読み取れることが3つあります。
- 土砂災害の「対象地区なし」は、有済・新道・貞教の3学区。京都府の一覧に地区名が出てこない3学区と一致します。
- 水害の「対象地区なし」は、清水・今熊野の2学区。この2学区は、土砂災害の箇所数では区内の1位(今熊野18)と2位(清水13)です。水害の想定が無い学区が、土砂災害の指定は多い、という組み合わせになっています。
- 粟田・弥栄・六原・修道・一橋・月輪の6学区は、土砂災害と水害の両方に避難場所が指定されています。区の基本計画も「多くの学区が土砂災害(特別)警戒区域を抱えるとともに,浸水想定区域を有する学区もあり」と書いています。
学区の単位で安心せず、物件の住所で確認してください。「対象地区なし」は学区全体についての区役所の説明で、指定箇所のある学区でも、区域に入るのは山ぎわ・がけの近くの一部です。警戒区域(イエローゾーン)か、特別警戒区域(レッドゾーン)かも大事な違いで、特別警戒区域では居室のある建物の構造に規制がかかり、住宅ローンや将来の建て替えにも影響します。京都市の居住誘導区域も、土砂災害特別警戒区域と急傾斜地崩壊危険区域を除いて設定されています。京都府のページには警戒区域と特別警戒区域の内訳が無く、東山区の内訳は本ページでは確認できていません(未取得)。地区ごとの位置図・区域図は、京都府のページの地区名から開けます。
出典:京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報(京都市東山区)」 https://www.pref.kyoto.jp/dosyashitei/higashiyamaku.html /京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」 https://www.pref.kyoto.jp/dosyashitei/shiteitop.html /東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000132690.html /京都市「立地適正化計画の区域図」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000256463.html
4|京町家 ― 解体は1年前までに届出。買う前に「指定」の有無を確認
京都市には「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」(平成29年11月制定)があります。東山区にある京町家の軒数は本ページでは確認できていませんが(未取得)、区の基本計画が「木造住宅が多く」と書いている区です。成約個票にも、1949年築の木造の戸建があります。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 京町家の定義 | 建築基準法の施行(昭和25年)以前に建築された木造建築物で、「伝統的な構造及び都市生活の中から生み出された形態又は意匠を有するもの」 |
| 解体の届出 | 解体に着手する1年前までに届出 |
| 義務か努力義務か | 個別指定京町家・指定地区内の京町家は義務(違反は5万円以下の過料)。それ以外のすべての京町家は努力義務 |
| 不動産事業者の役割 | 「保全・継承に関する情報の提供・助言を行うように努める」 |
| 京都市全体の軒数 | 平成20・21年度 47,735軒 → 平成28年度 40,146軒 → 令和6年度 34,580軒 |
| いまの動き | 令和8年4月に第2次「京町家保全・継承推進計画」を策定。条例改正案(解体届出制度の実効性を高める仕組み等)の市民意見募集を令和8年7月24日〜8月24日に実施 |
買う側にとっての意味は、買う目的で変わります。
- 古家を壊して新築するつもりで買う方:建物が京町家にあたる場合、解体の1年前までの届出が求められます。個別指定・指定地区内なら義務です。「買ってすぐ解体して着工」という工程が組めない可能性がありますので、契約の前に、指定の有無を確認してください。条例の改正が検討されていますので、制度が変わる可能性もあります(改正の中身と施行時期は、本ページでは確認できていません)。
- 京町家を直して住むつもりで買う方:耐震改修の補助(下の5)や、京町家改修補助金(個別指定京町家・指定地区内の京町家が対象。外観工事は補助率3分の1・上限200万円)があります。未就学のお子さんがいる世帯なら、京都安心すまい応援金の加算(京町家の購入で50万円)の対象にもなりえます。
出典:京都市「京町家を未来へ」 https://kyomachiya.city.kyoto.lg.jp/about/ /同「解体の届出」 https://kyomachiya.city.kyoto.lg.jp/kaitai/ /同「京町家改修補助金」 https://kyomachiya.city.kyoto.lg.jp/repair/ /京都市 条例改正案の市民意見募集 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000355412.html ※京町家改修補助金の内部工事・設備工事の上限額は読み取りを照合できず、本ページには載せていません(未取得)。
5|地震 ― 1981年以前の建物が多い区。耐震の補助は着工前に申請
東山区の成約データには、古い建物が多く含まれています。
| 種別 | 件数 | 建築年の中央値 | うち1981年以前の建築 |
|---|---|---|---|
| 中古マンション | 47件 | 1994年 | 8件 |
| 中古戸建て | 31件 | 1994年 | 9件 |
| 新築戸建て | 2件 | 2025年 | 0件 |
中古戸建ては31件のうち9件(約3割)、中古マンションは47件のうち8件が、1981年以前の建築です(割合は当方算出)。このほか、戸建には建築年が公表データに入っていない成約が14件あります。京都市の耐震の補助制度は、昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された木造住宅を対象にしています。
| 制度 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 耐震診断士派遣 | 木造住宅:昭和56年5月31日以前着工・3階建以下/京町家:昭和25年11月22日以前着工・2階建以下・伝統構法 | 木造住宅は無料。京町家は診断無料・基本計画作成2万円 |
| 「まちの匠・ぷらす」耐震・防火改修支援 | 同上。所有者または居住者(予定を含む) | 本格耐震改修:京町家 最大300万円/木造住宅 最大200万円。簡易耐震改修:京町家 最大60万円/木造住宅 最大40万円。感震ブレーカー:密集市街地 最大7万円/その他 最大5万円 |
令和8年度の受付は2026年4月13日〜12月25日(予算がなくなり次第終了)。いちばん大事なのは順番で、工事の着工前に申請が必要です。買ってすぐに改修工事を始めてしまうと、補助が受けられません。購入 → 耐震診断 → 補助の申請 → 工事の順番を守ってください。対象者に「居住者(予定を含む)」が入っていますので、買主の立場でも相談できます。1981年以前に建った中古マンション(成約8件)は、この木造住宅向けの制度の対象ではありません。耐震診断・耐震改修を行っているかどうかを、管理組合の資料で確認してください。成約個票の清水学区の中古マンション(3,000万円・専有90㎡)は1971年築でした。
京都市は区ごとに地震ハザードマップを公開しており、「被害が一番大きくなると想定される地震(断層)の震度階を表しています」と説明しています。東山区のマップがどの地震(断層)を想定しているか、想定震度・被害想定の数字は、本ページでは確認できていません(未取得)。東山区の地図面・情報面は、下の出典のページから開けます。京都市は令和5年3月に第4次地震被害想定の最終報告をまとめています。
出典:京都市「地震ハザードマップ」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000196.html /京都市「京都市第4次地震被害想定」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000668.html /京都市「木造住宅・京町家の耐震診断士派遣」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000119039.html /京都市「まちの匠・ぷらす」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000235294.html
6|水害 ― 9学区に水害時の避難場所。浸水の深さは住所ごとに確認
区役所の避難所一覧では、11学区のうち9学区(清水・今熊野を除く)に、水害時の指定緊急避難場所が指定されています。水害の想定がある学区が多い、ということです。正直に書くと、東山区のどの住所にどの川の浸水想定がかかるか、浸水の深さが何mかは、本ページでは確認できていません(未取得)。京都市の水害の情報は、地図の形で公開されています。
- 京都市防災情報マップ:洪水・内水・土砂災害・地震の4種類。洪水・内水は河川ごとに「浸水深」「家屋倒壊(氾濫流)」「家屋倒壊(河岸浸食)」「浸水継続時間」を表示。
- 京都府は、鴨川・高野川・桂川などを洪水予報河川にしています(府内全体の一覧)。東山区は、区役所の説明では東山連峰と鴨川に挟まれた区です(鴨川の浸水想定が東山区のどの範囲にかかるかは、本ページでは確認していません)。
- 京都市は、「平成25年台風第18号および平成26年8月豪雨」による市域の被害を受けて浸水対策を強化したと説明しており、「雨に強いまちづくり」推進計画を進めています。
マンションの場合は、地下・半地下に電気室や機械式駐車場がないか、1階の住戸や店舗の床の高さを、戸建の場合は道路より敷地が低くないかを確認してください。住所を入れれば、防災情報マップで浸水の想定を調べられます。契約時の重要事項説明でも、水害ハザードマップ上の所在地が説明されます。防災重点農業用ため池(市内17箇所)の一覧には、東山区のため池は載っていません。物件を見に行くときに、その学区の避難所の場所と、そこまでの道を歩いてみることをおすすめします。細い道の多い区ですから、避難の道筋を実際に確かめておく意味があります。
出典:東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000132690.html /京都市「京都市Web版ハザードマップ」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000146.html /京都市防災情報マップ https://www.bousaimap.city.kyoto.lg.jp/ /京都府「洪水浸水想定区域図」 https://www.pref.kyoto.jp/sabo/1170048959713.html /京都市「雨に強いまちづくり」 https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/0000000458.html /京都市「防災重点農業用ため池」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000284639.html
7|住まない住戸には新しい税 ― 非居住住宅利活用促進税(令和12年度から課税開始予定)
京都市独自の、これから始まる税です。東山区の物件を「ときどき使う家」として検討している方には、特に関係があります。
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 開始時期 | 「令和12年度(令和12年1月1日の利用状況によるもの)から課税開始予定」。システム開発の影響で1年延期 |
| 対象 | 「京都市の市街化区域内に所在する非居住住宅(その所在地に住所を有する者がいない住宅)の所有者」 |
| 判定 | 住民票の有無ではなく居住実態。分譲マンションは戸(専有部分)単位 |
| 税額 | ①家屋価値割:家屋の固定資産評価額×0.7% + ②立地床面積割:敷地の土地の1㎡当たり固定資産評価額×延べ床面積×税率(家屋価値割の課税標準が700万円未満0.15%/700万円以上900万円未満0.3%/900万円以上0.6%) |
| 課税されない場合 | 家屋の評価額が30万円未満(導入当初5年間は100万円未満)/事業の用に供しているもの/賃貸・販売の募集中で一定の条件を満たすもの/景観重要建造物その他歴史的な価値を有する建築物として定めるもの など |
| 減免・猶予 | 転勤・入院・介護・工事などによる一時的な非居住は減免。所有者・居住者の死亡で非居住になった場合は3年間の徴収猶予 |
自分が住む家には関係のない税です。関係があるのは、(1)セカンドハウスとして東山区の住宅を買う方、(2)将来、転勤や住み替えで住まなくなる可能性のある方、(3)親御さんのために買う・相続で受け継ぐ予定のある方です。東山区は、空き家率が19.6%(京都市12.9%)と高く、清水・祇園に近い区です。「京都に来たときだけ使う」という目的で検討されやすい区だと考えられますが、そうした使い方は、この税の対象になりえます。②の立地床面積割は、土地の評価額が高いほど大きくなります。まだ始まっていない税ですから、開始時期や内容が変わる可能性もあります。該当しそうな方は、市の税制課(075-222-3155)の最新の案内をご確認ください。
出典:京都市「非居住住宅利活用促進税について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/page/0000296672.html /同「課税対象」 https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/page/0000305758.html
8|高さ・景観・地区のルール ― 「いまと同じ建物」を建てられるとは限りません
京都市の高度地区で定める建物の高さの上限は10・12・15・20・25・31mの6段階です(高度地区は市街化区域の95.3%。指定のない場所や、地区計画などで高さを別に定めている場所もあります)。平成19年9月1日の新景観政策で45mの区分が廃止され、市街地の約3割で上限が引き下げられました。あわせて、次の規制があります。
| 規制 | 内容 |
|---|---|
| 景観地区(美観地区・美観形成地区) | 京都市全体で3,431ha・8地区。屋根・外壁・色などのデザイン基準。市の資料は、北大路通・東大路通・九条通・西大路通に囲まれた地域などを重点に指定を拡大したと説明しています |
| 眺望景観 | 京都市眺望景観創生条例。眺望空間保全区域(建物の最高部が超えてはならない標高を定める)、近景デザイン保全区域(形態・意匠の基準)、遠景デザイン保全区域(外壁・屋根等の色彩の基準)の3種類 |
| 屋外広告物 | 屋上の屋外広告物と、点滅式・可動式の屋外広告物を市内全域で規制 |
| 地区計画 | 東山区に4地区(祇園町南側 6.1ha・祇園四条 5.3ha・新門前通西之町 1.3ha・古門前通元町 1.1ha) |
| 建築協定 | 東山区に2地区(古門前通元町地区・常盤町5・6・7組地区) |
| 伝統的建造物群保存地区 | 産寧坂・祇園新橋(区役所「東山区の特徴」) |
- 中古マンション:その建物が、現在の高さの上限に収まっているか。収まっていない場合、将来の建て替えで同じ階数・同じ戸数を確保できない可能性があります。東山区の成約では、中古マンション47件の建築年の中央値が1994年。半分以上が新景観政策より前の建物です。
- 戸建・土地:屋根の形、外壁の色、軒の出などに基準がある区域かどうか。建て替え・外観の改修の計画がある方は、設計の自由度と費用に関わります。
- 店舗つき住宅・事務所として使う予定:用途の制限と、看板(屋外広告物)の基準。祇園・新門前・古門前には地区計画があります(制限の中身は計画書で確認が必要です)。
出典:京都市「新景観政策」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281600.html /京都市「新景観政策 10年とこれから」第1章https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000281/281299/report_1.pdf /京都市「京都市景観計画」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281258.html /京都市「高度地区」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000023106.html /京都市「地区計画一覧」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000154220.html /京都市「京都市内の建築協定(東山区)」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000247434.html
9|人が集まる場所に住む、人口が減っている区で買う、ということ
これは正直に書いておくべき点です。東山区は、清水寺などの世界遺産や祇園があり、区の外から多くの人が訪れる区です。同時に、住んでいる人は減り続けています。
- 暮らしと観光の両立は、区が課題として取り組んでいるテーマです。区のまちづくり運営方針(令和8年6月)は、「観光事業者、観光客、区民等がお互いを尊重しながら、地域における共存や調和を図るための取組を推進することで、持続可能な観光を共に創り上げ、誰もが住みよいと実感できるまちを目指します」と書いています。物件のまわりの人通り・音・バスの混み具合を、平日と休日、昼と夜の両方で確かめてください。
- 同じ建物・隣の建物の使われ方を確認してください。マンションの場合は、管理規約で民泊(住宅宿泊事業)がどう扱われているか。戸建の場合は、隣や向かいに宿泊施設・店舗がないか(区内の宿泊施設の数は、本ページでは確認できていません)。
- 買うときの利点:空き家率が高く、古い戸建が出てくる可能性がある。区が定住・移住を後押ししている。
- 持っているあいだの注意点:土地の値段は上がっていますが(住宅地+7.1%・商業地+14.4%)、これは住まい以外の需要も含んだ動きだと考えられます。固定資産税の負担が増えていく可能性も見ておいてください。
- 売るときの注意点:成約が年に94件という区です。買い手がつきやすい物件(駅から歩ける、道が広い、建て替えができる)と、そうでない物件の差が大きくなります。再建築に条件がつく物件は、売るときにも同じ条件がついて回ります。
10|京都市東山区で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)
| # | 確認すること | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 1 | 前面道路の幅と、建築基準法上の種別 | 住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満の区。4m未満ならセットバック、1.8m未満の路地は再建築が困難。指定道路図で確認できます |
| 2 | 歴史的風土特別保存地区・保存区域・風致地区 | 特別保存地区(清水・阿弥陀ヶ峰・泉涌寺)では新築が原則として認められません。景観情報共有システムで確認できます |
| 3 | 土砂災害警戒区域・特別警戒区域 | 8地区・65箇所(今熊野18・清水13・月輪10ほか)。レッドゾーンは構造規制・ローンに影響します |
| 4 | 浸水の想定 | 11学区のうち9学区に水害時の避難場所。京都市防災情報マップで住所ごとに確認 |
| 5 | 建物が京町家にあたるか、指定の有無 | 解体は1年前までに届出(指定されたものは義務)。直すなら補助の対象になりえます |
| 6 | 建築年と耐震 | 中古戸建て31件のうち9件、中古マンション47件のうち8件が1981年以前。木造住宅の耐震改修は最大200万円(京町家は最大300万円)の補助。着工前に申請 |
| 7 | 高さの上限・景観の基準・地区計画・建築協定・伝統的建造物群保存地区 | 祇園・新門前・古門前に地区計画4地区、建築協定2地区。産寧坂・祇園新橋は伝統的建造物群保存地区 |
| 8 | 指定校と、通う学舎 | 学校選択制なし。学校区は開睛小中・東山泉小中の2つ。番地によって学校が変わる町があります |
| 9 | 固定資産税・都市計画税の実額 | 1.4%+0.3%。土地の評価が高く、上がっている区です。売主の課税明細書で確認します |
| 10 | 住まなくなる可能性 | 非居住住宅利活用促進税(令和12年度から課税開始予定)。自分が住む家は対象外 |
| 11 | 駅までの道と、まわりの使われ方 | 区役所のある清水五丁目でも京阪の駅から徒歩10分。坂・バス・人通り・宿泊施設や店舗の有無を現地で確認 |
家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。物件URLをLINEでお送りいただければ、「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、道路・保存の区域・ハザードの確認結果をお伝えします。調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。
12京都市東山区の成り立ち ― 昭和4年に生まれ、昭和51年に山科区を分けていまの形に
東山区は、昭和4年(1929年)4月1日に生まれました。京都市統計書の「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」は、この日に「上京区と下京区の区域の一部を分合して左京区・中京区・東山区を新設」したと記しています。東山区基本計画の年表には「昭和4(1929)年 東山区を下京区から分区,『東山区』誕生」とあります。明治22年の市制施行のとき、京都市の区は上京区と下京区の2つだけでした。東山区は、そこから最初に分かれた3つの区のひとつです。
山科を加えて広がり、山科を分けていまの区域に
| 年月日 | できごと | 出典 |
|---|---|---|
| 明治22年4月1日 | 市制施行(上京区・下京区の2区) | 京都市統計書 |
| 昭和4年4月1日 | 上京区と下京区の区域の一部を分合して、左京区・中京区・東山区を新設 | 京都市統計書・東山区基本計画 |
| 昭和6年4月1日 | 宇治郡山科町を東山区に編入 | 京都市統計書・東山区基本計画 |
| 昭和51年10月1日 | 東山区を分区して山科区を新設 | 京都市統計書・東山区基本計画 |
昭和6年から昭和51年までの45年間、東山区は、いまの山科区にあたる地域を含む区でした。昭和51年10月に山科区が分かれて、いまの7.48km²になっています。京都市の11区のなかでは、下京区(6.78km²)・上京区(7.03km²)・中京区(7.41km²)に次いで4番目に小さい区です。
その小さな区について、区役所は次のように書いています。
「東山区は、東西を東山連峰と鴨川に挟まれ、北は概ね三条通、南は十条通から稲荷山北麓付近を区域としており」(東山区役所「区の概要・歴史」)
同じページは、区の特徴として、清水寺などの世界遺産、産寧坂や祇園新橋といった伝統的建造物群保存地区に指定された町並み、京焼・清水焼などの伝統工芸、祇園・宮川町での伝統芸能の継承、東山山麓を中心に点在する京都国立博物館や京都女子大学などの文化・教育機関を挙げています。区の名前は、区役所の説明に出てくる「東山連峰」と同じ「東山」です(区名の由来そのものを説明した公的な資料は、本ページでは確認できていません。推測による由来は載せていません)。
11の学区 ― 避難所も、成約データも、この単位
東山区役所の避難所一覧に出てくる学区は11。大規模地震などのときの指定避難所は、次のとおりです。
| 学区 | 指定避難所(区役所の一覧による) | 所在地 |
|---|---|---|
| 有済 | 元有済小学校 | 大和大路通三条下る東入若松町393 |
| 粟田 | 地域交流施設あわた | 三条通白川橋東入三丁目夷町175-2 |
| 弥栄 | 弥栄ふれあいサロン | 祇園町南側551 |
| 新道 | 新道自治会館 | 宮川筋四丁目306 |
| 六原 | 東山開睛小・中学校六原学舎 | 松原通大和大路東入二丁目轆轤町82 |
| 清水 | 東山地域体育館(東山区役所内) | 清水五丁目130-6 |
| 貞教 | 京都美術工芸大学京都東山キャンパス | 鞘町通正面下る上堀詰町272-1 |
| 修道 | 東山総合支援学校 | 東大路渋谷下る妙法院前側町441 |
| 一橋 | 東山泉小・中学校 西学舎 | 大和大路通七条下る5丁目下池田町527 |
| 月輪 | 元月輪小学校 | 本町通三ノ橋上る本町17丁目358 |
| 今熊野 | 元今熊野小学校 | 今熊野南日吉町27-3 |
京都市のあゆみには、明治2年(1869年)に日本最初の小学校が開校したことが記されています。東山区の避難所を見ると、「元有済小学校」「元月輪小学校」「元今熊野小学校」のように「元」のつく施設や、自治会館・ふれあいサロンといった地域の施設が並んでいます。学校が統合されて数が減ったあとも、学区という地域の単位は残り、避難所や自治会の単位として使われているということです。(個々の施設がどの小学校の跡地なのか、どの学校が統合されてどの学校になったのかは、施設名からの推測を避け、本ページでは断定していません。)
家を買う方にとっては、3つの場面でこの単位に出会います。
- 物件広告と成約データ:「清水学区」「修道学区」といった表記。国土交通省の成約価格情報も、通り名の住所の側はこの単位で公表されています。
- 避難所:学区ごとに指定されています。土砂災害・水害の避難場所は、学区によって「対象地区なし」のところがあります。
- 地域のつながり:区のまちづくり運営方針は、防災・見守り・子育て支援を、地域が主体になって進めることを掲げています。古い町並みの区ですから、町内会・自治会との関わり(加入、会費、行事)を、買う前に確かめておくと安心です。
ただし、通う学校はこの単位では決まりません。11の学区に対して、通学区町名一覧に出てくる学校区は、開睛小中と東山泉小中の2つです。
通りの名前で場所を言う ― 東山区の住所の読み方
東山区の住所には、「◯◯通◯◯東入(西入・上る・下る)◯◯町」という形のものが多くあります。地価公示の標準地も「四条通大和大路東入祇園町北側」「正面通大和大路東入茶屋町」「高台寺南門通下河原東入桝屋町」のように書かれています。
- 「大和大路」が何度も出てきます。住宅地7地点のうち2地点、商業地12地点のうち5地点の所在に「大和大路東入」「大和大路西入」が入っています。南北の大和大路通を基準に、東へ入る・西へ入る、と場所を示しているわけです。
- 同じ町名がほかの区にもあります。通学区町名一覧の備考には、下京区・中京区・上京区に同じ名前の町があることを示す記載が並びます。町名だけでは場所が決まらないので、物件の所在は必ず通り名つきで確認してください。
- 通りが1本ちがうと、土地の値段が変わります。「四条通大和大路東入」の祇園町北側は530万円/㎡、祇園町南側は107万円/㎡。
- 登記上の所在(地番)と、ふだん使う住所の書き方が違います。契約書・重要事項説明書では地番で表示されますので、広告の住所と同じ物件かどうかを、地図で確かめてください。
一方、「今熊野南日吉町」「泉涌寺門前町」「本町16丁目」「福稲高原町」のように、町名だけで書く住所もあります。成約データも、こうした町は町名別に公表されています。「清水」「祇園」「粟田口」「今熊野」「泉涌寺」「清閑寺」といった地名は、古都保存法の区域の説明にも出てくる名前です。こうした地名そのものの由来は、公的な資料で確認していませんので、本ページには載せていません。
年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 1869年(明治2年) | 日本最初の小学校が開校(京都市のあゆみ) |
| 1889年(明治22年) | 市制施行(上京区・下京区の2区) |
| 1929年(昭和4年)4月1日 | 東山区が誕生(上京区・下京区の区域の一部を分合して左京区・中京区・東山区を新設) |
| 1931年(昭和6年)4月1日 | 宇治郡山科町を東山区に編入 |
| 1956年(昭和31年)9月1日 | 京都市が政令指定都市に移行 |
| 1971年(昭和46年)12月 | 京都市の都市計画区域を決定 |
| 1976年(昭和51年)10月1日 | 東山区を分区して山科区を新設 |
| 1990年(平成2年) | 東山区の人口 約51,000人(区の基本計画) |
| 1994年(平成6年) | 京都市内の文化財が世界文化遺産に登録(京都市のあゆみ) |
| 1996年(平成8年)5月 | 歴史的風土特別保存地区を拡大指定 |
| 1997年(平成9年) | 地下鉄東西線が開通(京都市のあゆみ) |
| 2002年(平成14年)11月21日 | 祇園町南側地区地区計画を決定 |
| 2004年(平成16年)11月12日 | 新門前通西之町地区地区計画を決定 |
| 2007年(平成19年)9月1日 | 新景観政策を実施。高度地区の高さの上限を6段階に見直し、45mの区分を廃止 |
| 2011年(平成23年)4月 | 開睛小中学校が開校(京都市の学校統合の一覧) |
| 2012年(平成24年)8月7日 | 祇園四条地区地区計画を決定 |
| 2014年(平成26年)4月 | 東山泉小中学校が開校(京都市の学校統合の一覧) |
| 2015年(平成27年)8月14日 | 古門前通元町地区地区計画を決定 |
| 2017年(平成29年)11月 | 京都市京町家の保全及び継承に関する条例を制定 |
| 2020年(令和2年) | 国勢調査 36,602人・20,562世帯。高齢化率32.1%(区の基本計画) |
| 2021年(令和3年)8月 | 東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」を策定(計画期間 令和3年度〜令和7年) |
| 2025年(令和7年)10月1日 | 国勢調査(速報)35,193人・20,473世帯。令和2年から−3.8% |
| 2026年(令和8年) | 地価公示:住宅地7地点・商業地12地点のすべてが上昇。住宅地の変動率は府内1位(1月1日)/常盤町5・6・7組地区の建築協定を締結(6月1日)/東山区まちづくり運営方針を策定(6月30日)/人口34,749人(9月1日) |
| 2030年(令和12年度) | 非居住住宅利活用促進税の課税開始予定 |
※区名「東山」の由来、11学区それぞれの成り立ちと境界、「清水」「祇園」「粟田口」「今熊野」などの地名の由来、昭和4年に上京区・下京区のどの区域が東山区になったか、令和7年国勢調査の確報は確認できていません(未取得)。地区計画の決定年月日は京都市「地区計画一覧」の当初決定の日付、学校の開校年月は京都市「京都市の学校統合の一覧(令和8年度)」によります。出典:京都市統計書 第2章「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」 https://www2.city.kyoto.lg.jp/sogo/toukei/Publish/YearBook/ /東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000284601.html /東山区役所「区の概要・歴史」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000010808.html /東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000132690.html /京都市「京都市の地理」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000015581.html /京都市「京都市のあゆみ」 https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000015599.html /総務省「指定都市一覧」 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/bunken/shitei_toshi-ichiran.html /京都市「歴史的風土(古都)の保存」 https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000281785.html /東山区役所「東山区まちづくり運営方針」 https://www.city.kyoto.lg.jp/higasiyama/page/0000355266.html
13京都市東山区の物件を探す・相談する
ネットで見つけた京都市東山区の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。
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お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MILLIONS(家タダ) |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702 |
| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
| 電話 | 06-4256-4106 |
| LINE | LINEで相談する |
※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。
14京都市東山区の不動産購入に関する記事
- 【京都府】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 京都市東山区の価格が京都府全体のどのあたりに位置するのかを、府内の市区町村の地価と成約データで比較できます。
- 【大阪市24区】仲介手数料無料で家を買う|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 大阪市内と比べたい場合はこちら。24区を公的データで横並びにしています。
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区ごとの地価・人口・制度を横並びで比較したい方は【大阪市24区】エリア比較ハブ/【神戸市】9区の比較ページをご覧ください。
15京都市東山区の不動産購入 よくある質問
京都市東山区で本当に仲介手数料は0円になりますか?
対象になる物件なら、0円になります。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい物件です。東山区の中古マンションの成約中央値3,000万円で計算すると、仲介手数料の上限額は105万6,000円。最寄駅別で件数が最も多い清水五条の4,150万円なら143万5,500円、東福寺の1,400万円でも52万8,000円です。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。
京都市東山区の住宅の相場はいくらくらいですか?
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、東山区の成約は94件です。京都市の11区で最も少ない件数ですので、数字は目安としてお読みください。中古マンションが47件で成約中央値3,000万円(専有面積の中央値70㎡・建築年の中央値1994年)。実際に動いている帯は2,000万円〜1億2,000万円(下位25%〜上位10%)で、最小320万円・最大4億円と幅があります。中古戸建ては31件で2,900万円(下位25%〜上位10%は1,300万円〜6,000万円・延床面積の中央値80㎡・建築年の中央値1994年)。新築戸建ては2件だけで、2,800万円と3,600万円(延床面積の中央値92㎡)でした。最寄駅別では、清水五条30件(4,150万円)、東福寺25件(1,400万円)、祇園四条14件(3,400万円)。学区・町別で10件以上あるのは、清水学区18件(2,400万円)、修道学区11件(4,800万円)、今熊野南日吉町10件(1,700万円)です。土地の値段は、令和8年地価公示の住宅地7地点の平均が1㎡あたり341,428円(+7.1%)、商業地12地点の平均が1,600,750円(+14.4%)。住宅地は169,000円から597,000円まで3.5倍の幅があります。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
東山区で新築戸建ては買えますか?
成約データでは、直近4四半期に2件しかありません。建築年が2025年以降の戸建を新築戸建てとして数えたもので、2,800万円と3,600万円、延床面積の中央値は92㎡です。2,800万円にかかる仲介手数料の上限額は99万円、3,600万円なら125万4,000円。新築戸建て(建売)は、家タダで仲介手数料0円の対象になりやすい種別です(対象外の物件もあります)。ただ、東山区では物件そのものがなかなか出てきません。区の東側には建物の新築が原則として認められない歴史的風土特別保存地区があり、区の基本計画によると住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満です。新しい家を建てて売り出せる土地が限られている区だと考えられます。東山区で戸建を探す方は、中古戸建て(成約31件・中央値2,900万円)を買って直すという選び方も、あわせて検討する価値があります。未就学のお子さんがいる世帯なら、中古住宅を買って市内業者でリフォームする場合に京都安心すまい応援金(基本100万円・最大200万円)の対象になりえます(新築は対象外です)。新築にこだわる方は、隣の区もあわせて探すと選択肢が広がります。
清水寺や祇園の近くに住みたいのですが、何に気をつければよいですか?
「建て替え・改装の自由度」と「暮らしの環境」の2つを、契約の前に確かめてください。まず制限です。区の東側には古都保存法の歴史的風土特別保存地区があり、「清水」(約130ha)の区域の説明には祇園町・林下町・鷲尾町・桝屋町・下河原町・清水町・粟田口・清閑寺の各一部が挙がっています。特別保存地区では、通常の維持管理以外の現状変更が原則として禁止されています。産寧坂と祇園新橋は伝統的建造物群保存地区(区役所の紹介による)、祇園・新門前・古門前には地区計画が4地区(計13.8ha)、建築協定が2地区あります。買った家を建て替えられるか、外観を変えられるか、店舗として使えるかが、場所によって変わります。次に価格です。商業地の標準地は、祇園町北側が530万円/㎡(+16.5%)、清水5丁目が125万円/㎡(+15.7%)。住宅地の最高地点も高台寺の桝屋町(597,000円/㎡・+13.7%)です。区内で最も高く、最も上がっている場所だということです。そして環境です。区のまちづくり運営方針は、観光事業者・観光客・区民の「共存や調和」を課題として掲げています。平日と休日、昼と夜の両方で、人通り・音・バスの混み具合を現地で確かめてください。家タダでは、どの区域にかかるかを契約前に無料で調査します。
東山区に市街化調整区域はありますか?
区ごとの内訳は、公表資料で確認できませんでした。京都市全体では、都市計画区域48,051haのうち市街化区域が14,980ha(31.2%)、市街化調整区域が33,071ha(68.8%)です(都市計画総括表・令和8年4月23日現在)。京都市統計書の表は市全体の値だけで、行政区別の内訳が載っていません。このページでは、推測で「東山区は全域が市街化区域」とも「ここが市街化調整区域」とも書いていません。ただ、東山区は東の端が東山連峰の山で、歴史的風土特別保存地区(清水・阿弥陀ヶ峰・泉涌寺)がかかっている区です。山ぎわ・山の中腹の物件は、区域区分と保存の区域を必ず住所ごとに確認してください。個別の物件は、京都市地図情報提供サービスで住所を入れて確認できます。売主の固定資産税の課税明細書に都市計画税の課税標準額が入っていれば、市街化区域内の物件です。家タダでは、これらを契約前に無料で調査します。
京都は建物の高さに制限があると聞きました。東山区でマンションを買うときに関係ありますか?
関係があります。京都市の高度地区は市街化区域の95.3%(14,274ha)にかかり、高度地区で定める高さの上限は10・12・15・20・25・31mの6段階です(高度地区の指定がない場所や、地区計画などで高さを別に定めている場所もあります)。平成19年(2007年)9月1日の新景観政策で、それまでの45mの区分が廃止され、市街地の約3割で上限が引き下げられました。市の基本方針は、都心部から三方の山すそに向かって次第に建物が低くなる構成です。買う側にとっての意味は2つあります。(1)周りに高い建物が建ちにくい。上限があるぶん、眺望や日当たりが将来大きく変わるおそれは、上限のない都市より小さくなります。(2)いま建っている建物が、現在の上限を超えている場合がありうる。上限が引き下げられる前に建った建物を建て替えるときは、原則として現在の上限に合わせることになります。東山区で成約した中古マンション47件の建築年の中央値は1994年で、半分以上は新景観政策より前の建物です。個別のマンションが上限に収まっているかどうかは公表資料からは分かりませんので、管理組合の資料や重要事項説明で確認してください。東山区のどの住所が何mの区域かは、京都市地図情報提供サービスで調べられます。
路地の奥の古い家が安く出ています。買っても大丈夫ですか?
前面道路の幅と種別を、必ず先に確認してください。東山区では特に大事な点です。区の基本計画は「住宅に接する道路は,幅員4m未満の細街路が約半数を占め,特に2m未満の細街路は,市内で最も高い比率」と書いています。京都市全体では、幅員4m未満の「細街路」が約941km・約12,960本あり、そのうち幅員1.8m未満の道が約3,410本、袋路が約4,330本(平成23年調査)。市は「幅員1.8メートル未満の路地は沿道建物の再建築や大規模改修が困難」と説明しています。幅員1.8m以上4m未満の2項道路に面している場合は、建て替えのときに道路の中心線から2m後退する必要があり、京都市では建築確認申請の前に狭あい道路整備の申出・協議が必要です。一方で、京都市には救済の制度があります。路地のある町並みを再生するための道路指定制度、建築基準法43条2項の許可・認定、連担建築物設計制度です。ただし、いずれも地域の合意や個別の審査が前提で、必ず認められるものではありません。建て替えができない、または条件つきの物件は、住宅ローンの審査にも、将来売るときにも影響します。また、建物が京町家にあたる場合は、解体の1年前までの届出が求められます。東山区の成約データでは、戸建の最小は260万円でした(接道の状況は公表データにありません)。家タダでは、道路の種別・再建築の可否・ローンの取扱いを契約前に無料で調査します。調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。
東山区の小学校・中学校は選べますか?
選べません。京都市教育委員会は「いわゆる『学校選択制』は実施していません」と明記しており、通学する学校は住所(町と地番)で決まります。京都市通学区町名一覧(東山区)に出てくる学校区は、「開睛小中」と「東山泉小中」の2つだけです。小学校区と中学校区に同じ名前が入っており、小学校と中学校がひとつになった学校です(京都市の学校統合の一覧によると、開睛小中学校は平成23年4月、東山泉小中学校は平成26年4月の開校)。注意点が3つあります。(1)「◯◯学区」は通う学校の名前ではありません。東山区には11の学区(元学区)がありますが、学校区は2つです。物件広告の「清水学区」「修道学区」などは地域の単位の名前です。(2)番地によって学校が変わる町があります。一覧には「番地等によって学校が異なりますので、教育委員会調査課へお問合せください」という注記があり、ほかの区と同じ名前の町もあります。指定校は、通り名つきの住所と地番で教育委員会(調査課 075-334-9222)にご確認ください。(3)学舎が複数ある学校です。区役所の避難所一覧には「六原学舎」「西学舎」という名前が出てきます。学年ごとにどの学舎に通うかは、本ページでは確認できていません。なお、購入にともなう「先行就学」(転居が確実で、転居先の学校に先に通う。学年末まで)、「住宅融資関係」「一時転居」は、通学区域外就学の事由として認められています。
京都市東山区の固定資産税・都市計画税はいくらですか?
固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。京都市内は同じ税率です。都市計画税は市街化区域内の土地・家屋にかかり、市街化区域の物件は合計1.7%になります。令和8年度の納期は第1期4月30日、第2期7月31日、第3期12月28日、第4期が令和9年3月1日。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円です。住宅用地の特例は、1戸あたり200㎡までの小規模住宅用地で固定資産税が価格×1/6・都市計画税が価格×1/3、200㎡を超える部分で固定資産税1/3・都市計画税2/3。東山区の戸建の成約は土地面積の中央値が65㎡ですから、ほとんどの戸建は土地の全部が小規模住宅用地に収まります。新築住宅の減額は、床面積120㎡相当分までの固定資産税額が2分の1になるもので、一般の住宅は3年度分、3階建以上の中高層耐火住宅は5年度分。中古の住宅にはありません。古い住宅を買って耐震改修をする場合は、工事費50万円超などの条件で、固定資産税額が2分の1(1年度分)になる減額があります。東山区は土地の値段が上がっている区(住宅地+7.1%・商業地+14.4%)ですので、買ったあとの税額が増えていく可能性も見ておいてください。正確な税額は物件ごとの評価額によりますので、売主の課税明細書でご確認ください。
東山区の家をセカンドハウスとして買うことを考えています。税金で注意することはありますか?
あります。京都市は「非居住住宅利活用促進税」という新しい税を、令和12年度から課税開始する予定です。市の説明では「令和12年度(令和12年1月1日の利用状況によるもの)から課税開始予定」で、システム開発の影響で当初の予定から1年延期されています。本ページ作成時点では、まだ始まっていません。対象は「京都市の市街化区域内に所在する非居住住宅(その所在地に住所を有する者がいない住宅)の所有者」。住民票の有無ではなく居住実態で判定され、分譲マンションは戸(専有部分)単位です。税額は、家屋価値割(家屋の固定資産評価額×0.7%)と、立地床面積割(敷地の土地の1㎡あたり固定資産評価額×延べ床面積×0.15%〜0.6%)の合計で、固定資産税・都市計画税とは別にかかります。家屋の評価額が30万円未満(導入当初5年間は100万円未満)のもの、事業の用に供しているもの、賃貸・販売の募集中で一定の条件を満たすもの、歴史的な価値を有する建築物として定めるものなどは課税が免除され、転勤・入院・介護などによる一時的な非居住には減免があります。「京都に来たときだけ使う家」は、この税の対象になりえます。立地床面積割は土地の評価額に連動しますので、土地の評価が高い場所ほど負担が大きくなります。まだ始まっていない税で、内容が変わる可能性もあります。市の税制課(075-222-3155)の最新の案内をご確認ください。自分が住む家は対象外です。
東山区で家を買うとき、災害リスクは何を確認すればよいですか?
土砂災害・浸水・地震の3つを、住所ごとに確認してください。東山区は、学区によって確認する災害が変わる区です。土砂災害:京都府の指定箇所情報で、東山区は8地区・65箇所(今熊野18・清水13・月輪10・修道8・粟田5・一橋5・弥栄4・六原2)。区役所の避難所一覧では、有済・新道・貞教の3学区が土砂災害の「対象地区なし」です。警戒区域と特別警戒区域の内訳は京都府のページに無く、本ページでは確認できていません。水害:区役所の避難所一覧では、11学区のうち9学区に水害時の避難場所が指定され、清水・今熊野の2学区が「対象地区なし」。どの住所にどの川の想定がかかるか、浸水深が何mかは、本ページでは確認できていません(未取得)ので、京都市防災情報マップで必ずご確認ください。地震:京都市が区ごとに地震ハザードマップを公開しています(東山区のマップが想定している地震の名前と震度は、本ページでは確認できていません)。成約データでは、中古戸建て31件のうち9件、中古マンション47件のうち8件が1981年以前の建築です。昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅は耐震診断士の派遣が無料、本格的な耐震改修には木造住宅で最大200万円・京町家で最大300万円の補助があります(工事の着工前に申請が必要)。区の基本計画は、東山区について「木造住宅が多く」「幅員4m未満の細街路が約半数」と書いており、六原学区は京都市が優先的に防災まちづくりを進める地区のひとつです。避難所までの道を、実際に歩いて確かめておくことをおすすめします。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。
京都市東山区で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります。新築戸建て(建売)は対象になりやすい一方、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。東山区は、新築戸建ての成約が直近4四半期で2件しかなく、成約のほとんどが中古の戸建て・マンションです。中古には売主が個人の方の物件も多く、売主側から仲介会社に報酬が支払われない形の取引などは、対象外になります。つまり東山区は、ほかの地域に比べて「調べてみたら対象外だった」という結果になる可能性が小さくない区です。また、成約の最小は戸建で260万円、マンションで320万円。価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。すべての物件で0円になるとお約束はできません。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料・マンションの管理費や修繕積立金の精算などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。第三に、東山区固有の事情を正直に書いておきます。東山区は、成約が11区で最も少なく、相場を比べる事例が少ない区です。そのうえ、住宅地の変動率は府内1位(+7.1%)、商業地は+14.4%。仲介手数料が0円になっても、物件価格の高さと上がり方は変わりません。買ったあとの自由度に制限がある区でもあります。歴史的風土特別保存地区・保存区域、風致地区、伝統的建造物群保存地区、地区計画、建築協定、高さの上限。住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満で、セットバックや再建築の条件がつく物件が多く、京町家にあたる建物は解体の1年前までの届出が求められます。中古戸建ての約3割は1981年以前の建築で、改修費用がかかります(耐震の補助は着工前に申請しないと受けられません)。土砂災害警戒区域等は8地区・65箇所。住まない住戸には、令和12年度から非居住住宅利活用促進税がかかる予定です。家タダは道路・保存の区域・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
京都市東山区の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
京都市東山区は、成約が11区で最も少なく、土地の値上がりは府内でいちばん大きい区です。直近4四半期の成約94件のうち、中古マンションが47件・中央値3,000万円、中古戸建てが31件・2,900万円、新築戸建ては2件だけ(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。まず、前面道路。住宅に接する道路の約半数が幅員4m未満の区です。次に、山の側の区域。歴史的風土特別保存地区(清水・阿弥陀ヶ峰・泉涌寺)、土砂災害警戒区域等(8地区・65箇所)。そしてどの駅の物件か。清水五条は4,150万円、祇園四条は3,400万円、東福寺は1,400万円。建築年も大事です。中古戸建て31件のうち9件が1981年以前の建築でした。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、対象になる物件については買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。3,000万円の物件なら105万6,000円、5,300万円なら181万5,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。
16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 京都市東山区役所(トップページ「人口・世帯数」)(人口34,749人(男15,263・女19,486)・20,441世帯(2026年9月1日現在)/所在地 東山区清水五丁目130番地の6)
- 京都市東山区役所「区の概要・歴史」(東山区の特徴:東西を東山連峰と鴨川に挟まれ、北は概ね三条通、南は十条通から稲荷山北麓付近/清水寺などの世界遺産/産寧坂・祇園新橋の伝統的建造物群保存地区/京焼・清水焼/祇園・宮川町/京都国立博物館・京都女子大学)
- 京都市東山区役所「区役所へのアクセス」(京阪「清水五条」駅から徒歩10分/地下鉄東西線「東山」駅から市バス202・206系統/市バス「清水道」(58・80・86・106・202・206・207系統)/駐車場のスペースに限り)
- 京都市東山区役所「東山区内にある災害時の指定避難所等について」(2025年4月4日更新。11学区(有済・粟田・弥栄・新道・六原・清水・貞教・修道・一橋・月輪・今熊野)の指定避難所・指定緊急避難場所と所在地/土砂災害の「対象地区なし」=有済・新道・貞教/水害の「対象地区なし」=清水・今熊野)
- 東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」(令和3年8月20日。計画期間 令和3年度〜令和7年/人口 平成2年 約51,000人→令和2年 約36,000人/0〜14歳 約2,600人減・65歳以上 約2,000人増)
- 東山区基本計画「東山・まち・みらい計画 2025」(本文PDF)(空き家率 東山区19.6%・京都市12.9%(平成30年住宅・土地統計調査)/高齢化率 東山区32.1%・京都市28.9%(令和2年)/木造住宅が多い・幅員4m未満の細街路が約半数・2m未満は市内で最も高い比率/年表(昭和4年 分区・昭和6年 山科町編入・昭和51年 山科区分区)/面積7.48km²)
- 京都市東山区役所「『東山区まちづくり運営方針』を策定しました」(2026年6月30日掲載。古い木造住宅や空き家、細街路が多い地域特性/観光事業者・観光客・区民の共存や調和/定住・移住/東山はぐくみハッピーギフト)
- 京都市東山区役所「住んでこそ!東山プロジェクト」(人口流出の抑制・流入人口の増加を目的に、定住・移住の意欲を喚起)
- 京都市東山区役所「ワンルームマンションの利活用」(東山区ワンルーム活用促進プロジェクト(空き室の利用による居住促進))
- 京都市統計ポータル「令和7年国勢調査」(速報・報道発表資料)(令和7年10月1日現在の速報値。東山区35,193人・20,473世帯/令和2年36,602人・20,562世帯/京都市計1,431,713人(−2.2%))
- 京都市統計書 第2章「京都市・行政区の区域及び面積の変遷一覧」「都市計画区域面積」(明治22年 市制施行(上京区・下京区)/昭和4年4月1日 左京区・中京区・東山区を新設/昭和6年4月1日 宇治郡山科町を東山区に編入/昭和51年10月1日 東山区を分区して山科区/都市計画区域面積は市全体の値のみ)
- 京都市情報館「京都市の地理」(区別面積(東山区7.48km²/下京区6.78km²・上京区7.03km²・中京区7.41km²)/京都市827.83km²)
- 京都市「京都市のあゆみ」(1869年 日本最初の小学校/1889年 市制施行/1994年 世界文化遺産登録/1997年 地下鉄東西線)
- 総務省「指定都市一覧」(京都市の政令指定都市移行 昭和31年9月1日)
- 京都市「都市計画総括表」(令和8年4月23日現在。市街化区域14,980ha・市街化調整区域33,071ha/高度地区14,274ha/景観地区3,431ha/風致地区17,943ha/歴史的風土特別保存地区2,861ha・24地区/伝統的建造物群保存地区14.9ha・4地区/地区計画72地区・842.1ha)
- 京都市「都市計画のあらまし」(都市計画区域は左京区及び右京区の一部を除いた区域(昭和46年12月決定))
- 京都市「歴史的風土(古都)の保存」(2021年7月6日更新。保存区域14地区・約8,513ha(東山 約2,309ha=東山区粟田口,清閑寺,今熊野及び泉涌寺の各一部ほか)/特別保存地区24地区・約2,861ha(清水 約130ha・阿弥陀ヶ峰 約28ha・泉涌寺 約56ha・大文字山 約250ha)/行為の規制/平成8年5月の拡大指定)
- 京都市「風致景観の保全」(風致地区の種別ごとの基準(高さ8〜15m・建ぺい率2/10〜4/10ほか)/許可が必要な行為/特別修景地域62箇所)
- 京都市「風致地区」(風致地区計画書)(17地区・約17,943ha。東山 約2,577ha・鴨川 約217ha(区名の記載なし))
- 京都市「高度地区」(高度地区計画書)(種類別面積(10m 3,554ha ほか・合計14,274.2ha)/高さの最高限度)
- 京都市「地区計画一覧」(令和8年8月10日現在・72地区。行政区が東山区のもの4地区(祇園町南側6.1ha/新門前通西之町1.3ha/祇園四条5.3ha/古門前通元町1.1ha)と決定年月日)
- 京都市「京都市内の建築協定」(東山区常盤町5・6・7組地区(令和8年6月1日に締結))
- 京都市「京都市内の建築協定(東山区)」(2026年6月1日更新。古門前通元町地区(元町)/常盤町5・6・7組地区(常盤町の一部)の2地区)
- 京都市「新景観政策」(平成19年9月1日実施/平成23年4月1日「景観政策の進化」)
- 京都市「新景観政策 10年とこれから」第1章(高さの最高限度を5段階から6段階に(45m廃止)/市街地の約3割で引き下げ/景観地区の指定拡大/屋外広告物の規制)
- 京都市「京都市景観計画」(平成17年12月策定・最終変更 令和3年4月7日/産寧坂・祇園新橋ほか4つの伝統的建造物群保存地区(別図の一覧)/眺望景観保全地域の3種類の区域)
- 京都市「京都市持続可能な都市構築プラン」(2019年3月28日策定)
- 京都市「立地適正化計画の区域図」(居住誘導区域=市街化区域の全域から工業地域・工業専用地域・土砂災害特別警戒区域・急傾斜地崩壊危険区域を除いた区域)
- 京都市「京都市地図情報提供サービス」の案内(用途地域等の都市計画情報、景観情報、指定道路図)
- 京都市「景観情報共有システム」の案内
- 京都市「大規模盛土造成地マップ」(中身は未取得)
- 京都市「歴史都市京都における密集市街地対策等の取組方針」(細街路 約941km・約12,960本(平成23年調査)/路地の道路指定制度・43条2項許可・連担建築物設計制度)
- 京都市「優先的に防災まちづくりを進める地区の区域」(令和8年4月21日更新。北区 柏野学区/上京区 翔鸞学区・仁和学区・正親学区・出水学区/東山区 六原学区の公称町)
- 京都市「建築基準法上の道路種別と手続」(2項道路/基準時 昭和25年11月23日/接道していない敷地は原則建築不可)
- 京都市「狭あい道路等整備事業」(建築確認申請の前に申出書または協議書/道路中心線から2m後退)
- 京都市「前の道が狭すぎて建替えも売却もできない・・密集市街地でお困りのみなさんへ」(幅員1.8メートル未満の路地は沿道建物の再建築や大規模改修が困難)
- 京都市「京町家を未来へ」(京町家条例)(京都市京町家の保全及び継承に関する条例(平成29年11月制定)/定義/市全体の軒数(47,735→40,146→34,580))
- 京都市「京町家を未来へ」解体の届出(解体に着手する1年前までに届出/指定されたものは義務(5万円以下の過料))
- 京都市「京町家を未来へ」京町家改修補助金(外観工事 補助率1/3・上限200万円)
- 京都市 京町家条例改正案の市民意見募集(令和8年4月 第2次京町家保全・継承推進計画/意見募集 令和8年7月24日〜8月24日)
- 京都市「固定資産税・都市計画税」(固定資産税1.4%/都市計画税0.3%(市街化区域内)/免税点)
- 京都市「市税の納期」(令和8年度の固定資産税・都市計画税の納期(4月30日・7月31日・12月28日・令和9年3月1日))
- 京都市「固定資産税・都市計画税の軽減措置等について」(住宅用地の特例/新築住宅の減額(床面積要件)/長期優良住宅/耐震・バリアフリー・省エネ改修)
- 京都市「非居住住宅利活用促進税について」(令和12年度から課税開始予定(1年延期))
- 京都市「非居住住宅利活用促進税 課税対象」(市街化区域内の非居住住宅/家屋価値割0.7%+立地床面積割/課税免除・減免)
- 京都市「京都市立小・中・小中学校の通学区域」(学校選択制は実施していない/住所地(町及び地番)で指定)
- 京都市「京都市通学区町名一覧(東山区)」(学校区は「開睛小中」「東山泉小中」の2つ/「番地等によって学校が異なります」の注記/ほかの区に同名の町ありの備考)
- 京都市「『通学区域外就学』について」(9つの事由(先行就学・一時転居・住宅融資関係ほか))
- 京都市「京都市の学校統合」(令和8年4月現在で小・中学校94校が26校に)
- 京都市「京都市の学校統合の一覧(令和8年度)」(開睛小中学校 平成23年4月開校/東山泉小中学校 平成26年4月開校(統合前の学校名の対応は読み取れず))
- 京都市「全員制中学校給食の実施状況の進ちょくについて」(令和10年8月末から開始予定)
- 京都市の中学校給食のページ(2020年8月31日掲載)(選択制/施設一体型の小中一貫校は全員給食(古いページ。現在の扱いは未確認))
- 京都市「子ども医療費支給制度」(中学校3年生まで/所得制限なし/自己負担額)
- 京都市「利用者負担額(保育料)の軽減・免除について」(令和7年度から第2子以降の保育料無償化)
- 京都市「保育利用の状況」(受入枠の公表。待機児童数は未取得)
- 京都市「京都安心すまい応援金」(未就学児のいる世帯・既存住宅・市内事業者のリフォーム/基本100万円・最大200万円/購入価格500万円(税抜)以上/新築は対象外)
- 京都市「木造住宅・京町家の耐震診断士派遣」(昭和56年5月31日以前着工の木造住宅は無料)
- 京都市「まちの匠・ぷらす 京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業」(本格耐震改修 京町家最大300万円・木造住宅最大200万円/令和8年度受付 4月13日〜12月25日/着工前申請)
- 京都市「地震ハザードマップ」(区ごとに被害が一番大きくなると想定される地震の震度階(東山区の想定地震の名前は未取得))
- 京都市「京都市第4次地震被害想定」(令和5年3月 最終報告。数値は未取得)
- 京都市「京都市Web版ハザードマップ」(京都市防災情報マップ(洪水・内水・土砂災害・地震))
- 京都市防災情報マップ
- 京都市「雨に強いまちづくり」(平成25年台風第18号・平成26年8月豪雨を受けた浸水対策)
- 京都市「防災重点農業用ため池」(市内17箇所(東山区の記載なし))
- 京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」(東山区 8地区65箇所/京都市7区計2,545箇所)
- 京都府「土砂災害警戒区域等指定箇所情報(京都市東山区)」(今熊野地区18・清水地区13・月輪地区10・修道地区8・粟田地区5・一橋地区5・弥栄地区4・六原地区2(合計65))
- 京都府「洪水浸水想定区域図」(洪水予報河川(鴨川・高野川・桂川ほか。府内全体の一覧))
- 京阪電気鉄道 駅情報(三条駅)(京都市東山区三条大橋東詰)
- 京阪電気鉄道 駅情報(祇園四条駅)(京都市東山区四条大橋東詰/乗換 阪急京都線)
- 京阪電気鉄道 駅情報(清水五条駅)(京都市東山区五条大橋東詰)
- 京阪電気鉄道 駅情報(七条駅)(京都市東山区七条大橋東詰)
- 京阪電気鉄道 駅情報(東福寺駅)(京都市東山区本町12丁目224番地/乗換 JR奈良線)
- 京阪電気鉄道 駅情報(鳥羽街道駅)(京都市東山区福稲下高松町4番地)
- 京都市交通局「地下鉄駅施設等のご案内」(東西線17駅の駅名(東山・三条京阪ほか。所在地の記載なし))
- 国土地理院 住所検索(駅名による検索)(市区町村コードによる駅の所在:東山駅・三条京阪駅・東福寺駅=26105(東山区)。駅名ごとに検索)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ(成約価格情報・不動産取引価格情報)(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・京都市東山区94件(中古マンション47件・戸建47件))
- 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)(価格時点 令和8年1月1日/住宅地7地点・商業地12地点)
- 国土交通省「令和8年地価公示 標準地の単位面積当たりの価格等」(京都府)(各標準地の公示価格・価格時点 令和8年1月1日)
- 国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)
- 国土地理院 住所検索(アドレスサーチ)(京都府京都市東山区清水五丁目 経度135.776474・緯度34.997131(航空写真の範囲の算出に使用))