
【八幡市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て
京都府八幡市 専門 エリアガイド
八幡市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。
2,300万円の物件なら 82万5,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差
ネットに掲載されている八幡市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。
八幡市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?
できます。ネットに掲載されている八幡市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です(売主が仲介手数料を支払わない取引など、対象外になる場合があります)。国土交通省の成約価格情報で、八幡市の直近4四半期の成約は146件。戸建が87件で成約中央値2,300万円、中古マンションが59件で700万円です(国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。実際に成約している価格帯は、中古マンションが500万円〜3,900万円、中古戸建てが880万円〜3,800万円、新築戸建てが3,100万円〜3,600万円(いずれも下位25%〜上位10%)。この帯にかかる仲介手数料の上限額は、500万円で23万1,000円、2,300万円で82万5,000円、3,900万円で135万3,000円です。八幡市は「700万円前後の団地のマンション」と「3,000万円台の新しい戸建て」が同じ市のなかで取引されている市で、どちらの帯でも、家タダなら買主様は0円です。
- 八幡市の成約は、2つの価格帯に分かれています。直近4四半期の146件のうち、中古マンションが59件・成約中央値700万円(専有面積の中央値70㎡・建築年の中央値1977年)、新築戸建てが14件・3,300万円(延床面積の中央値100㎡)、中古戸建てが72件・1,850万円(延床面積の中央値100㎡・建築年の中央値1991年)です(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。
- 実際に成約している価格帯と、そこにかかる仲介手数料の上限額は、中古マンションの下位25%にあたる500万円で23万1,000円、中古戸建ての中央値1,850万円で67万6,500円、新築戸建ての中央値3,300万円で115万5,000円、中古マンションの上位10%にあたる3,900万円で135万3,000円。家タダを通して買えばこの金額が0円になります(対象外になる取引もあります)。
- 中古マンション59件のうち37件が、1981年(昭和56年)以前の建築です。町丁目別でも男山が40件・成約中央値690万円。八幡市公式は、昭和40年代後半の男山団地の開発で人口が急増したと説明しており、その時代の集合住宅が、いま700万円前後で取引されているということです。価格が低いぶん、管理費・修繕積立金、建物の耐震性、住宅ローンの条件を先に確認する必要があります。
- 成約の最寄駅で最も多いのは、市外の樟葉駅(枚方市)です。樟葉が63件・中央値960万円・駅からの平均26分、石清水八幡宮が42件・980万円・15分、橋本(京都)が19件・1,800万円・14分、松井山手(京田辺市)が19件・3,400万円・12分。市内の鉄道駅は京阪本線の石清水八幡宮駅と橋本駅の2つで、駅まではバス・自転車・車という物件が多い市です。
- 八幡市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均79,586円(15地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+1.6%。京都府内29市区町村で19位、京都市の11区と町を除いた14市のなかでは6位です。最高は西山和気の118,000円/㎡(+4.4%)、最安は内里東ノ口の29,000円/㎡(0.0%)で、4.1倍の開きがあります。15地点のうち上昇が10地点、下落が4地点、横ばいが1地点です。
- 市域2,435.0haの全域が都市計画区域で、市街化区域1,038.3ha(42.6%)・市街化調整区域1,396.7ha(57.4%)(八幡市都市計画マスタープラン)。市域の半分以上が市街化調整区域です。固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%。八幡市の都市計画税は、市街化区域に加えて市街化調整区域のうち下水道計画区域内などの土地・家屋にも課税されます。
- 八幡市は、木津川・宇治川・桂川が合流して淀川になる地点にあります。市の防災ハザードマップは、平成25年台風18号で市内856戸が浸水したことを浸水区域図つきで載せており、都市計画マスタープランは同じ台風で約205haが浸水したと記しています。西部の男山から南部の美濃山にかけては丘陵、そのほかは平地という地形で、物件が丘陵にあるか平地にあるかで、確認すべきことが変わります。
- 子育て支援医療費は0歳から18歳の年度末まで、所得制限なし・入院も通院も1か月1医療機関200円(高校生年代は令和6年9月に拡充)。市立小学校は8校、中学校は4校。八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原地区の児童生徒は、京都市教育委員会の指定する学校に入学します。バス路線は、市が令和9年3月下旬(予定)の再編案を公表して意見を募集している最中です。
01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します
八幡市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。
疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?
結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。
不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。
| 売買価格 | 法律が定める報酬の上限(税抜) | 法律が定める下限 |
|---|---|---|
| 400万円超の部分 | 代金額 × 3% | 定めなし |
| 200万円超400万円以下の部分 | 代金額 × 4% | |
| 200万円以下の部分 | 代金額 × 5% |
※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。
つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。
疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?
不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。
※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。
家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。
だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。
疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?
ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。
国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。
下表は、八幡市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。
| 費用 | 支払先 | 目安 | 家タダの取り分 |
|---|---|---|---|
| 仲介手数料 | 不動産会社 | 通常は(価格×3%+6万円)×1.1 | 0円 |
| 印紙税 | 国(契約書に貼付) | 1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時) | 0円 |
| 登録免許税 | 国(法務局) | 所有権移転・抵当権設定にかかる | 0円 |
| 司法書士報酬 | 司法書士 | 5万〜10万円程度 | 0円 |
| 固定資産税・都市計画税の精算金 | 売主様 | 引渡日で日割り | 0円 |
| 住宅ローン事務手数料・保証料 | 金融機関 | 借入額により変動 | 0円 |
| 火災保険・地震保険料 | 保険会社 | 建物・期間により変動 | 0円 |
| 不動産取得税 | 京都府(都道府県税) | 取得後に納税通知。軽減措置あり | 0円 |
仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。
※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。
疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?
業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。
- 現地内覧への同行(八幡市内の物件)
- 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
- 法務局調査(登記・権利関係・越境)
- 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
- 宅地建物取引士による重要事項説明
- 契約書・重要事項説明書の作成
- 引渡し・決済の立会い
むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。
02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか
「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。
| 段階 | 内容 | この時点で支払うもの |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLを送っていただく | なし |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答 | なし |
| 3. 内覧 | 担当者が現地まで同行(八幡市内) | なし |
| 4. 調査 | 役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認 | なし |
| 5. 価格交渉 | 成約事例を根拠に売主様と交渉 | なし |
| 6. 購入申込 | 買付証明書の提出 | なし(申込金は原則不要) |
| 7. 売買契約 | 重要事項説明・契約書への署名押印 | 手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税 |
| 8. 住宅ローン本申込 | 金融機関の審査 | なし(事務手数料は実行時) |
| 9. 決済・引渡し | 残代金の支払いと所有権移転登記 | 残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金 |
| ― | 家タダへの仲介手数料 | 0円(全段階を通じて) |
1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。
※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。
03八幡市で仲介手数料が0円になる仕組み
売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」
不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。
八幡市の価格帯で、いくら得になるか
八幡市の住宅地は1㎡あたり平均79,586円(15地点の単純平均)。市内の標準地は最高118,000円/㎡(西山和気10番14)から最低29,000円/㎡(内里東ノ口29番)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が4.1倍変わります。
| 物件価格(税抜) | 仲介手数料の上限額(税込) | 家タダの場合 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| 700万円 | 29万7,000円 | 0円 | ▲29万7,000円 |
| 1,850万円 | 67万6,500円 | 0円 | ▲67万6,500円 |
| 2,300万円 | 82万5,000円 | 0円 | ▲82万5,000円 |
| 3,300万円 | 115万5,000円 | 0円 | ▲115万5,000円 |
| 3,900万円 | 135万3,000円 | 0円 | ▲135万3,000円 |
※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。
八幡市の成約価格帯だと、いくら変わるか
八幡市の直近4四半期の成約は146件。戸建87件の成約中央値は2,300万円、中古マンション59件は700万円です。2,300万円なら仲介手数料の上限額は82万5,000円、700万円なら29万7,000円で、これがまるごと0円になります。
戸建を新築と中古に分けると、数字が大きく変わります。新築戸建て(建築年2025年以降)は14件・中央値3,300万円(3,100万円〜3,900万円の範囲)で、上限額は115万5,000円。中古戸建ては72件・中央値1,850万円で67万6,500円。中古戸建ては下位25%が880万円(35万6,400円)、上位25%が2,900万円(102万3,000円)、上位10%が3,800万円(132万円)と、幅があります。中古マンションも下位25%が500万円(23万1,000円)、上位25%が2,500万円(89万1,000円)、上位10%が3,900万円(135万3,000円)です。
最寄駅別では樟葉(枚方市)が63件・中央値960万円(38万2,800円)で最多。石清水八幡宮42件・980万円(38万9,400円)、松井山手(京田辺市)19件・3,400万円(118万8,000円)、橋本(京都)19件・1,800万円(66万円)。町丁目別では八幡60件・1,200万円(46万2,000円)、男山40件・690万円(29万3,700円)、橋本17件・1,800万円(66万円)、欽明台東15件・3,500万円(122万1,000円)、西山5件・3,100万円(108万9,000円)、美濃山5件・2,400万円(85万8,000円)、川口3件・2,000万円(72万6,000円)です。
ここで知っておいていただきたいのは、物件価格が安いほど、仲介手数料の「割合」は大きくなるということです。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1ですから、「+6万円」の部分は価格が下がっても変わりません。3,300万円の物件なら上限額115万5,000円で価格の3.5%ですが、700万円なら29万7,000円で約4.2%、500万円なら23万1,000円で約4.6%になります(割合は当方算出)。さらに400万円以下の物件は別区分で、200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円(いずれも×1.1)。400万円ちょうどなら上限額は19万8,000円です。八幡市の成約には、中古マンションの最小170万円、中古戸建ての最小160万円という取引も含まれています。男山の団地のマンションのように700万円前後が中心の価格帯では、仲介手数料が0円になることの効き方が相対的に大きいということになります。
※戸建の面積には「土地面積」と「延床面積」の2種類があります。本ページでは必ずどちらかを明記しています(戸建87件の土地面積の中央値は115㎡、新築・中古戸建ての延床面積の中央値はどちらも100㎡)。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。西山・美濃山は各5件、川口は3件しかありませんので、これらの中央値は参考値としてお読みください。)
仲介手数料以外に0円にできる費用
- ローン事務手数料
- 引越し代金
- 購入時の申込金
※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。
NEW八幡市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う
新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、八幡市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は14件。成約価格の中央値は3,300万円、真ん中の半数は3,100万円〜3,400万円に収まっています。延床面積の中央値は100㎡。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 八幡 | 6件 | 3,150万円 |
| 男山 | 4件 | 3,300万円 |
最寄駅で多いのは樟葉駅(7件)、石清水八幡宮駅(5件)、橋本(京都)駅(2件)。
中央値の3,300万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は115万5,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。
八幡市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。
USED八幡市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う
中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、八幡市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は72件。成約価格の中央値は1,850万円、真ん中の半数は880万円〜2,900万円に収まっています。延床面積の中央値は100㎡。建築年の中央値は1991年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 八幡 | 36件 | 1,090万円 |
| 橋本 | 14件 | 1,800万円 |
| 男山 | 10件 | 3,150万円 |
| 西山 | 5件 | 3,100万円 |
| 美濃山 | 4件 | 2,200万円 |
最寄駅で多いのは樟葉駅(29件)、石清水八幡宮駅(20件)、橋本(京都)駅(16件)。
中央値の1,850万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は67万6,500円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
建築年が分かる72件のうち、1981年以前に建てられたものは15件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。
八幡市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。
MANSION八幡市の中古マンションを仲介手数料無料で買う
中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。
国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、八幡市の中古マンションは59件。成約価格の中央値は700万円、真ん中の半数は500万円〜2,500万円に収まっています。専有面積の中央値は70㎡。建築年の中央値は1977年です。
| 町名(地区) | 成約件数 | 成約価格の中央値 |
|---|---|---|
| 男山 | 26件 | 525万円 |
| 八幡 | 17件 | 670万円 |
| 欽明台東 | 15件 | 3,500万円 |
最寄駅で多いのは樟葉駅(27件)、石清水八幡宮駅(16件)、松井山手駅(15件)。
中央値の700万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は29万7,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。
※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。
中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 八幡市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。
04数字で見る八幡市 ― 公的統計でわかる街の実力
掲載している数値はすべて八幡市・京都府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。
人口 ― 6万7千人が24km²に住む。ピークは平成5年の7万6千人
八幡市の人口は67,696人(男32,996人/女34,700人)、世帯数は34,507世帯です(令和8年8月末日現在・八幡市「人口集計表」)。面積は24.35km²で、最大幅は東西約6.7km・南北約8.5km。人口密度は約2,780人/km²(当方算出)、1世帯あたりは約1.96人(当方算出)です。
まず正直に書いておきます。令和2年・令和7年の国勢調査について、八幡市全体の人口は確認できていません(未取得)。市の統計書(令和7年版)はPDFが画像で公開されており、本文として読み取ることができませんでした。このページで使っている国勢調査の数値は、市の都市計画マスタープランに載っている平成27年国勢調査の72,664人・29,259世帯と、市の報告書に載っている令和2年国勢調査の男山地域の人口20,463人(全市の29.1%)だけです。
八幡市の人口の動きは、市公式の「八幡市のあらまし」がはっきり書いています。昭和29年に3つの町村が合併して新しい八幡町ができたときの人口は1万6千人。昭和40年代後半に男山団地の開発が主因となって「全国屈指の人口急増」となり、昭和50年には国勢調査で5万人を超え、昭和52年11月1日に市制を施行しました。市の年表によると昭和58年7月に7万人を突破。平成5年1月末日現在の76,467人がピークで、以降は漸減しています。令和8年8月末の67,696人は、ピークから8,771人(11.5%)少ない水準です(当方算出。どちらも市の公表する人口)。
人口が減っている市で家を買うことの意味は、正直に考えておく必要があります。買う側にとっては、選択肢が多く、価格の低い物件が見つかりやすいという利点があります。一方で、将来手放すときに買い手がつきやすい立地かどうかは、いまより慎重に見る必要があります。八幡市の場合、地価は場所によって動きが逆になっています。令和8年地価公示の住宅地15地点は平均+1.6%ですが、上昇が10地点、下落が4地点、横ばいが1地点。「八幡市だから上がる/下がる」ではなく、「八幡市のどこか」で決まる市です。
市の人口集計表は、14の地区で集計されています。多いのは八幡地区21,355人(31.5%)と男山地区19,694人(29.1%)で、この2地区だけで市の6割。次いで橋本地区9,793人(14.5%)、欽明台地区5,054人(7.5%)、美濃山地区4,284人(6.3%)、川口地区2,505人(3.7%)、西山地区1,721人(2.5%)。下奈良・内里・戸津・岩田・上津屋・上奈良・野尻の7地区は合わせて3,290人(4.9%)です(構成比と7地区の合計は当方算出)。
都市計画マスタープランは市を4つの地域に分けています(面積と人口は同プランの記載。人口は平成27年国勢調査)。北部地域(橋本・西山、八幡北、八幡南、川口・八幡東)が1,011.5ha・34,595人、西部地域(男山地区)が252.4ha・24,439人、東部地域(岩田、上津屋、上奈良、下奈良、内里、戸津、野尻)が840.0ha・3,588人、南部地域(美濃山、欽明台)が331.1ha・10,042人。市域の1割(10.4%)の西部地域に、市の人口の3分の1(33.6%)が住んでいたことになります(割合は当方算出)。男山団地のある地域です。逆に東部地域は、市域の3分の1(34.5%)を占めながら人口は4.9%でした。
市の位置について、市公式は「京都府南西部に位置し、木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川となる地点にあり、大阪府境に接しています」と説明しています。北部から東部は島本町・大山崎町・京都市・久御山町・城陽市と、南東部は京田辺市と、西部は枚方市と接し、京都市・久御山町・京田辺市の区域内に飛地があります。
| 項目 | 値 | 備考 |
|---|---|---|
| 住民基本台帳人口 | 67,696人(男32,996/女34,700) | 令和8年8月末日現在・八幡市「人口集計表」 |
| 世帯数 | 34,507世帯 | 同上 |
| 1世帯当たり人員 | 約1.96人 | 67,696÷34,507で当方が算出 |
| 人口のピーク | 76,467人 | 平成5年1月末日現在(八幡市「八幡市のあらまし」) |
| ピークからの増減 | −8,771人(−11.5%) | 76,467人と67,696人の差。当方が算出 |
| 平成27年国勢調査 | 72,664人・29,259世帯 | 八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定)の記載 |
| 令和2年国勢調査(男山地域のみ) | 20,463人(全市の29.1%) | 男山地域の持続可能なまちづくりに向けた再調査概要報告書の記載 |
| 令和2年・令和7年国勢調査(市全体) | 未取得 | 市の統計書はPDFが画像のため読み取れず |
| 市域面積 | 24.35km²(最大幅 東西約6.7km・南北約8.5km) | 八幡市「位置・地勢・気候」 |
| 人口密度(住基ベース) | 約2,780人/km² | 67,696人÷24.35km²で当方が算出 |
| 八幡地区 | 21,355人(11,258世帯) | 令和8年8月末日現在。市全体の31.5%(当方算出) |
| 男山地区 | 19,694人(11,334世帯) | 同。29.1% |
| 橋本地区 | 9,793人(4,625世帯) | 同。14.5% |
| 欽明台地区 | 5,054人(1,879世帯) | 同。7.5% |
| 美濃山地区 | 4,284人(1,785世帯) | 同。6.3% |
| 川口地区 | 2,505人(1,198世帯) | 同。3.7% |
| 西山地区 | 1,721人(799世帯) | 同。2.5% |
| 内里地区 | 821人(402世帯) | 同。1.2% |
| 下奈良地区 | 756人(416世帯) | 同。1.1% |
| 戸津地区 | 562人(270世帯) | 同。0.8% |
| 岩田地区 | 492人(234世帯) | 同。0.7% |
| 上津屋地区 | 422人(200世帯) | 同。0.6% |
| 上奈良地区 | 144人(67世帯) | 同。0.2% |
| 野尻地区 | 93人(40世帯) | 同。0.1% |
| 町村合併 | 昭和29年(八幡町・都々城村・有智郷村が合併して新しい八幡町に) | 八幡市「八幡市のあらまし」 |
| 市制施行 | 昭和52年11月1日(京都府内で11番目の市) | 同上 |
| 隣接する市町 | 島本町・大山崎町・京都市・久御山町・城陽市・京田辺市・枚方市 | 八幡市「位置・地勢・気候」 |
| 市の花/市の木/市の鳥/市の花木 | さつき/くすのき/しじゅうから/つばき | 八幡市「市の花・木・鳥・花木」 |
土地の使われ方
八幡市の土地を理解するうえで、いちばん効く数字は「市街化調整区域57.4%」です。市域2,435.0ha(24.35km²)は全域が都市計画区域で、市街化区域が1,038.3ha、市街化調整区域が1,396.7ha(八幡市都市計画マスタープラン)。市公式は地形について、「西部の男山から南部の美濃山地域にかけては、なだらかに起伏した丘陵地で、その他は平地」、「平地部には一級河川の大谷川、防賀川が流れ、中央部から東部にかけて田園が広がっています」と説明しています。
下の表は、都市計画マスタープランが定める4つの地域の面積です。東部地域(840.0ha)は市域の3分の1を占め、同プランは「大半が市街化調整区域」で農地が多く集落が点在する地域としています。西部地域(男山地区・252.4ha)は昭和40年代後半の大規模な土地区画整理事業で形成された地域、南部地域(美濃山・欽明台・331.1ha)は新しい住宅地と工業地の形成が進められてきた地域です。
用途地域ごとの面積(住居系・商業系・工業系の内訳)は、本ページでは確認できていません(未取得)。市の統計書がPDFの画像で公開されており、数値として読み取れなかったためです。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 北部地域(橋本・西山、八幡北、八幡南、川口・八幡東) | 1,011.5 ha | 41.5% |
| 西部地域(男山地区) | 252.4 ha | 10.4% |
| 東部地域(岩田・上津屋・上奈良・下奈良・内里・戸津・野尻) | 840.0 ha | 34.5% |
| 南部地域(美濃山・欽明台) | 331.1 ha | 13.6% |
| 合計(市域=都市計画区域) | 2,435.0 ha | 100.0% |
※八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定)「第4章 地域別構想」の地域別面積。構成比は当方の算出。
市街化区域と市街化調整区域
八幡市は市域の全部が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定)によると、都市計画区域(行政区域全域)は2,435.0ha、市街化区域は1,038.3ha、市街化調整区域は1,396.7ha。市域の42.6%が市街化区域、57.4%が市街化調整区域(構成比は当方算出)です。半分以上が市街化調整区域ですから、八幡市で物件を探すと、調整区域の物件に出会う可能性があります。
八幡市には、もうひとつ特徴があります。都市計画が2つに分かれていることです。市が公開している「高度地区の概要」は、「綴喜都市計画」と「京都都市計画」の2つに分けて書かれており、京都都市計画のほうには長町の一部・樋ノ口・川口高原という地名が出てきます。市の大部分は綴喜都市計画、これらの地区は京都都市計画という扱いです。同じ八幡市内でも、適用される高度地区の種類がちがいます。
面積の基準年月、区域区分の当初決定日・最終変更日、2つの都市計画区域それぞれの面積は、市公式のテキストから確認できませんでした(未取得)。上の面積はマスタープラン(平成31年3月改定)に載っている数値で、その後に変更があった場合は反映されていません。市は都市計画情報を「京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS)」で公開しており、「現在、システムに未反映の都市計画決定・変更はありません」としています(令和8年3月25日更新のページ)。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 1,038.3 ha | 42.6% |
| 市街化調整区域 | 1,396.7 ha | 57.4% |
| 合計(都市計画区域) | 2,435.0 ha | 100.0% |
地価公示 ― 15地点の実データ
令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、八幡市の住宅地の標準地は15地点。 単純平均は1㎡あたり79,586円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+1.6%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 八幡-8 | 西山和気10番14 | 118,000 | +4.4% |
| 八幡-5 | 男山金振10番16 | 103,000 | +4.3% |
| 八幡-1 | 八幡三本橋18番72 | 95,900 | −0.3% |
| 八幡-12 | 橋本新石25番12 | 92,800 | +2.8% |
| 八幡-6 | 八幡柿ケ谷14番43 | 92,000 | +3.1% |
| … | (中略・全15地点) | ||
| 八幡-13 | 内里東ノ口29番 | 29,000 | +0.0% |
| 八幡-3 | 橋本栗ケ谷44番8 | 45,800 | −0.2% |
| 八幡-10 | 八幡小松6番12外 | 62,700 | −0.3% |
| 八幡-2 | 八幡科手11番5 | 66,300 | +0.5% |
| 八幡-14 | 八幡長田23番25 | 67,500 | −1.0% |
※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。
同じ八幡市内で、住宅地の地価は4.1倍ちがいます
最も高いのは西山和気10番14の1㎡あたり118,000円(+4.4%)。最も安いのは内里東ノ口29番の29,000円(+0.0%)。その差は4.1倍です。「八幡市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
八幡市は京都府内で何番目に地価が高いか
令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある京都府内の29市区町村のうち、 八幡市の住宅地の平均価格は19位。 京都市の11区と町を除いた「市」だけで見ると、14市のなかで第6位です。
| 区分 | 八幡市の位置 | 母数 |
|---|---|---|
| 住宅地の平均価格(府内・区を含む) | 19位 | 29市区町村 |
| 住宅地の平均価格(市のみ) | 6位 | 14市 |
| 前年比の変動率(府内・区を含む) | 19位 | 29市区町村 |
| 前年比の変動率(市のみ) | 6位 | 14市 |
※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。
八幡市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地15地点)
標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で4.1倍の開きがあります。
※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。
公園・緑地
八幡市の都市公園の箇所数・面積・1人当たり面積は、本ページでは確認できていません(未取得)。市の統計書(令和7年版)はPDFが画像で、数値を読み取れませんでした。市公式で名称を確認できたものとして、市の年表に大谷川公園(平成8年11月完成)と、平成3年8月に「ふるさとの森」に指定された男山があります。市の公園のページには、子ども動物園、スケートボードパーク、市内のスポーツ施設の案内があり、都市公園事業は令和7年度から令和11年度までの第3期計画として進められています。都市計画マスタープランは、北部地域の文化・観光資源として石清水八幡宮と背割堤を、東部地域のレクリエーション施設として流れ橋と市民体育館を挙げています。
※八幡市「公園事業」「八幡市のあゆみ」、八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定)。
05八幡市の特徴 ― 700万円の団地と3,000万円台の新しい戸建てが、同じ市にある
八幡市を一言で表すと、「2つの時代の住宅地が並んでいる市」です。 昭和40年代後半に開発された男山団地と、平成に入ってからできた欽明台・美濃山。 公的データに出てくる成約146件は、この2つの時代をそのまま映して、700万円前後の帯と3,000万円台の帯に分かれています。 そして、成約の最寄駅で最も多いのは市外の樟葉駅(枚方市)。 この章では、成約・地価・地形・交通の順に、八幡市を読んでいきます。
実際の成約146件 ― マンション59件は700万円、新築戸建て14件は3,300万円
国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、 八幡市の成約は146件です。 これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
| 種別 | 件数 | 成約中央値 | 下位25%〜上位25% | 面積の中央値 | 建築年の中央値 | 中央値にかかる仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 新築戸建て(建築年2025年以降) | 14件 | 3,300万円 | 3,100万〜3,400万円 | 延床100㎡ | 2025年 | 115万5,000円 |
| 中古戸建て(建築年2024年以前) | 72件 | 1,850万円 | 880万〜2,900万円 | 延床100㎡ | 1991年 | 67万6,500円 |
| 中古マンション | 59件 | 700万円 | 500万〜2,500万円 | 専有70㎡ | 1977年 | 29万7,000円 |
| (参考)戸建て全体 | 87件 | 2,300万円 | 930万〜3,300万円 | 土地115㎡ | 1999年 | 82万5,000円 |
※新築14件+中古72件=86件で、戸建て全体の87件より1件少ないのは、建築年が分からない取引が1件あるためです。 面積は、新築・中古戸建ての行が延床面積、戸建て全体の行が土地面積、マンションの行が専有面積です。
146件のうち、マンションが59件(40%)、戸建が87件(60%)(割合は当方算出)。 マンションの建築年の中央値は1977年で、古い集合住宅が中心です。 中古マンションの成約中央値700万円と、新築戸建ての3,300万円では4.7倍(当方算出)の開きがあります。 「八幡市の相場はいくらですか」という問いに、ひとつの数字で答えることはできません。
中古マンション59件 ― 37件が1981年以前の建築
八幡市の中古マンションは、建築年の中央値が1977年です。 59件のうち37件(63%・当方算出)が1981年(昭和56年)以前に建てられた建物でした。 町丁目別では男山が40件・中央値690万円。 市の年表では、男山団地の完成は昭和52年(1977年)4月。 成約しているマンションの「真ん中」が、ちょうど男山団地が完成した年の建物だということになります。
一方で、価格の幅は広く、最低170万円から最高4,200万円まで。 下位25%が500万円、上位25%が2,500万円、上位10%が3,900万円です。 成約個票を見ると、欽明台東のマンションは2002年築・専有80㎡・2,500万円。 「古い団地の700万円前後」と「2000年代の2,500万円以上」という、別の種類のマンションが同じ統計に入っていると読むのが自然です。
700万円前後の古いマンションを買う場合に、確認していただきたいこと。
- 月々の負担を総額で見る。物件価格が低くても、管理費・修繕積立金は毎月かかります。 修繕積立金の残高、今後の値上げの予定、大規模修繕の履歴を、管理組合の資料で確認してください。
- 耐震性。1981年(昭和56年)6月に建築基準法の耐震基準が改正されています。それ以前に建築確認を受けた建物は、 耐震診断を受けているか、耐震改修をしているかを確認してください。
- 住宅ローン。築年数の古い物件や価格の低い物件は、金融機関によって借入期間や融資額の扱いが分かれることがあります。 住宅ローン控除などの税制も、建築年で要件が変わります。
- 階段とエレベーター。何階の住戸か、エレベーターがあるか、長く住めるかを現地で確認してください。
- 諸費用の割合。500万円の物件でも仲介手数料の上限額は23万1,000円で、価格の約4.6%。 登記費用や火災保険料を足すと、諸費用の割合は高額物件より大きくなります。家タダなら仲介手数料は0円です(対象外になる取引もあります)。
戸建87件 ― 新築は3,100万〜3,900万円、中古は160万〜5,300万円
新築戸建て(14件)は、価格がよくそろっています。 最低3,100万円、中央値3,300万円、最高3,900万円。延床面積の中央値は100㎡。 八幡市で新築の建売を買うなら、3,000万円台前半が中心と見てよいでしょう。 3,300万円にかかる仲介手数料の上限額は115万5,000円です。 新築戸建て(建売)は、家タダで仲介手数料0円の対象になりやすい種別です(対象外の物件もあります)。
中古戸建て(72件)は、幅がとても広い。 最低160万円、下位25%が880万円、中央値1,850万円、上位25%が2,900万円、上位10%が3,800万円、最高5,300万円。 延床面積の中央値は100㎡で新築と同じ、建築年の中央値は1991年。 72件のうち15件が1981年以前の建築です。 同じ延床100㎡前後の戸建が、築年と場所によって1,000万円以下から3,000万円台後半まで散らばっている、ということです。 中古戸建ては、家タダで対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み物件は対象になりやすい種別です。
戸建87件の土地面積の中央値は115㎡。 住宅地の平均価格79,586円/㎡を掛けると約915万円(当方算出)です。 新築3,300万円のうち、土地の値段は平均的な場所でおよそ3分の1弱、残りが建物と諸経費という見当になります (場所によって地価は29,000円〜118,000円/㎡と4.1倍ちがいますので、あくまで目安です)。
最寄駅別の成約(146件中143件)
| 最寄駅 | 所在 | 路線 | 件数 | 成約中央値 | 駅からの平均 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 樟葉 | 枚方市(市外) | 京阪本線 | 63件 | 960万円 | 26分 | 38万2,800円 |
| 石清水八幡宮 | 八幡市 | 京阪本線 | 42件 | 980万円 | 15分 | 38万9,400円 |
| 松井山手 | 京田辺市(市外) | JR学研都市線 | 19件 | 3,400万円 | 12分 | 118万8,000円 |
| 橋本(京都) | 八幡市 | 京阪本線 | 19件 | 1,800万円 | 14分 | 66万円 |
市外の2駅で82件、市内の2駅で61件。 八幡市の成約の半分以上は、八幡市の外にある駅を最寄りとしています。 そして樟葉(960万円)と石清水八幡宮(980万円)はほぼ同じ水準、松井山手(3,400万円)だけが3倍を超える。 京阪本線の側に古い団地と旧市街、JR学研都市線の側に新しい住宅地、という市の構造が、駅別の中央値にはっきり出ています。
町丁目別の成約(3件以上あった7つの町・計145件)
| 町丁目 | 件数 | 成約中央値 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|
| 八幡 | 60件 | 1,200万円 | 46万2,000円 |
| 男山 | 40件 | 690万円 | 29万3,700円 |
| 橋本 | 17件 | 1,800万円 | 66万円 |
| 欽明台東 | 15件 | 3,500万円 | 122万1,000円 |
| 西山 | 5件 | 3,100万円 | 108万9,000円 |
| 美濃山 | 5件 | 2,400万円 | 85万8,000円 |
| 川口 | 3件 | 2,000万円 | 72万6,000円 |
最高の欽明台東3,500万円と最安の男山690万円で約5.1倍(当方算出)。 八幡と男山の2つの町だけで100件、全体の7割近くを占めます。 西山・美濃山は各5件、川口は3件ですので、これらの中央値は参考値です。 成約価格情報の町名は「八幡」「男山」「橋本」といった大きな単位で集計されており、 「八幡◯◯」「男山◯◯」の細かい町ごとの相場は、このデータからは分かりません。 町丁目別の集計に付いている平均面積は、マンションの専有面積と戸建の土地面積が混ざった数字のため、広さの比較には使えませんので、 この表には載せていません。
実際の成約は、こんな中身です
| 種別 | 所在 | 成約価格 | 面積 | 間取 | 築年 | 構造 | 最寄駅 | 時期 | 仲介手数料の上限額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マンション | 男山 | 700万円 | 専有80㎡ | 3LDK | 1975年 | RC | 樟葉 | 2025Q2 | 29万7,000円 |
| マンション | 八幡 | 690万円 | 専有70㎡ | 3LDK | 1979年 | RC | 石清水八幡宮 22分 | 2025Q3 | 29万3,700円 |
| マンション | 橋本 | 900万円 | 専有80㎡ | 3LDK | 1982年 | RC | 橋本(京都) 5分 | 2025Q4 | 36万3,000円 |
| マンション | 欽明台東 | 2,500万円 | 専有80㎡ | 3LDK+S | 2002年 | SRC | 松井山手 15分 | 2025Q2 | 89万1,000円 |
| 戸建 | 八幡 | 2,300万円 | 土地105㎡/延床105㎡ | — | 2007年 | 木造 | 樟葉 | 2025Q2 | 82万5,000円 |
| 戸建 | 橋本 | 2,200万円 | 土地105㎡/延床100㎡ | — | 2003年 | 木造 | 橋本(京都) 5分 | 2025Q3 | 79万2,000円 |
| 戸建 | 美濃山 | 2,400万円 | 土地155㎡/延床100㎡ | — | 2008年 | 木造 | 松井山手 | 2025Q4 | 85万8,000円 |
| 戸建 | 男山 | 2,200万円 | 土地125㎡/延床105㎡ | — | 1990年 | 木造 | 樟葉 | 2025Q4 | 79万2,000円 |
マンション4件のうち3件が700万〜900万円・1975〜1982年築、欽明台東の1件だけが2,500万円・2002年築。 専有面積は70〜80㎡でほとんど変わりませんから、価格の差は広さではなく、建物の年代と場所の差です。 戸建4件は2,200万〜2,400万円にそろっていますが、築年は1990年から2008年まで、土地は105㎡から155㎡まで幅があります。 同じ2,200万円で、橋本の2003年築(土地105㎡・駅から5分)と、男山の1990年築(土地125㎡)のどちらも成約している、 というのが八幡市の中古戸建ての姿です。
出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・八幡市146件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。 最寄駅の欄に分数が無い行は、データ上の距離が0分と記録されており、駅前という意味かどうかを確認できないため表示していません。 仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。 成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。
地価公示16地点 ― 10地点が上昇、4地点が下落。同じ市のなかで動きが逆
令和8年地価公示で、八幡市の標準地は住宅地15地点・商業地1地点の計16地点です(工業地の標準地はありません)。 住宅地15地点をすべて、価格の高い順に並べます。
| 標準地 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 八幡-8 | 西山和気10番14 | 118,000 | +4.4% | 191㎡ |
| 八幡-5 | 男山金振10番16 | 103,000 | +4.3% | 273㎡ |
| 八幡-1 | 八幡三本橋18番72 | 95,900 | −0.3% | 156㎡ |
| 八幡-12 | 橋本新石25番12 | 92,800 | +2.8% | 178㎡ |
| 八幡-6 | 八幡柿ケ谷14番43 | 92,000 | +3.1% | 194㎡ |
| 八幡-4 | 男山指月2番7 | 90,500 | +2.5% | 297㎡ |
| 八幡-11 | 八幡山田10番15 | 85,900 | +3.7% | 112㎡ |
| 八幡-7 | 美濃山幸水9番15外 | 83,300 | +3.5% | 130㎡ |
| 八幡-15 | 橋本平野山5番17 | 81,300 | +0.7% | 111㎡ |
| 八幡-9 | 川口西扇12番13 | 79,800 | +0.3% | 131㎡ |
| 八幡-14 | 八幡長田23番25 | 67,500 | −1.0% | 115㎡ |
| 八幡-2 | 八幡科手11番5 | 66,300 | +0.5% | 71㎡ |
| 八幡-10 | 八幡小松6番12外 | 62,700 | −0.3% | 60㎡ |
| 八幡-3 | 橋本栗ケ谷44番8 | 45,800 | −0.2% | 288㎡ |
| 八幡-13 | 内里東ノ口29番 | 29,000 | 0.0% | 386㎡ |
読み取れることが4つあります。
- 15地点のうち10地点が上昇、4地点が下落、1地点が横ばい。平均は+1.6%ですが、全部が上がっているわけではありません。
- 上昇率が3%を超えるのは5地点。西山和気(+4.4%)、男山金振(+4.3%)、八幡山田(+3.7%)、美濃山幸水(+3.5%)、八幡柿ケ谷(+3.1%)。 市公式は「西部の男山から南部の美濃山地域にかけては、なだらかに起伏した丘陵地」と説明しており、男山・美濃山はその丘陵地の地名です。
- 下落した4地点は、八幡三本橋(−0.3%)、八幡長田(−1.0%)、八幡小松(−0.3%)、橋本栗ケ谷(−0.2%)。 4地点のうち3地点が「八幡」を冠する町で、最も下がったのは八幡長田です。
- 最安の内里東ノ口(29,000円)だけが飛び抜けて安い。 最高の西山和気(118,000円)との差が4.1倍。この1地点を除くと、最高と最低(橋本栗ケ谷45,800円)の差は2.6倍(当方算出)です。 内里は、マスタープランが「大半が市街化調整区域」とする東部地域にあります。
地積にも注目してください。 男山指月297㎡・橋本栗ケ谷288㎡・男山金振273㎡と、八幡小松60㎡・八幡科手71㎡では、区画の大きさが4倍以上ちがいます。 区画の大きい住宅地と、小さな区画の住宅地という、八幡市の2つの顔が標準地の地積にも出ています。 小さい区画の土地は、建て替えのときに建ぺい率・容積率・斜線制限・駐車スペースの制約を受けやすいので、 「同じ大きさの家がもう一度建つか」を確認してください。
商業地の標準地は1地点だけです。
| 用途 | 所在地番 | 価格(円/㎡) | 前年比 | 地積 |
|---|---|---|---|---|
| 商業地 | 欽明台西40番6外 | 196,000 | +2.1% | 740㎡ |
市内で唯一の商業地の標準地が、石清水八幡宮駅や市役所の周辺ではなく、南部の欽明台にある。 これは象徴的です。 市は石清水八幡宮駅周辺について「乗降客数の減少、店舗閉店などにより地域の活力が低下」と書き、グランドデザインをつくって再生に取り組んでいる段階。 一方、欽明台地区地区計画には「近隣センター系複合都市機能拠点地区」(10.2ha)が定められています。 八幡市の商業の重心は、公的データの上では南部にあります。
出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。 平均・変動率・順位は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。
三川合流の市 ― 丘陵と平地で、災害の話が変わる
八幡市は、木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川となる地点にあります(市公式「位置・地勢・気候」)。 地形は、西部の男山から南部の美濃山にかけてが丘陵地、そのほかが平地。平地部には一級河川の大谷川と防賀川が流れています。
| 公的資料 | 書かれていること |
|---|---|
| 八幡市防災ハザードマップ(令和4年10月更新) | 平成25年台風18号の接近に伴う大雨で、八幡市では856戸が浸水(京都府下で5,400戸の住宅に被害)。浸水区域図を14ページに掲載 |
| 八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定) | 平成25年9月の台風18号で市内の約205haが浸水被害。北部地域は「低位地帯が浸水被害を受けやすい」 |
| 八幡市立地適正化計画(令和3年) | 「木津川などの氾濫により隣接する八幡地区や川口地区などで5m〜10mの浸水が発生すると想定されている」。 土砂災害警戒区域等は「男山周辺で多く指定されている」 |
| 八幡市防災ハザードマップ 冒頭 | 1573年から水害の記録が残る。木津川の付け替え工事のあと堤防の決壊は減ったが、支流や内水の氾濫は「近年も八幡市を襲い続けている」 |
平地の物件は洪水と内水、丘陵の物件は土砂災害。 どちらが安全という話ではなく、場所によって確認すべき図がちがうということです。 5m〜10mの浸水は、2階建ての住宅の屋根に届く深さです。 市のハザードマップは、8つの小学校区と長町・樋ノ口地区の9枚に分かれた「小学校区防災マップ」になっていますので、 検討中の物件の校区のページを開けば、その場所の浸水想定と土砂災害警戒区域が分かります。
この地形は、地価にも成約にも出ています。 上昇率が3%を超えた5地点のうち3地点は西山・男山・美濃山。成約の中央値が高いのは欽明台東・西山・美濃山。 下落した4地点のうち3地点は「八幡」を冠する町です。 ただし、標準地の1つ1つが浸水想定区域の内か外かを確認したわけではありませんので、 「高台だから上がり、低地だから下がっている」と断定はできません。 駅からの距離、建物の世代、区画の大きさなど、ほかの要因も重なっています。
市内に駅は2つ。バス路線は再編の途中
八幡市内の鉄道駅は、京阪本線の石清水八幡宮駅と橋本駅の2つ。どちらも市域の北の端です。 男山は枚方市の樟葉駅、欽明台・美濃山は京田辺市の松井山手駅を使う地域で、 成約データでも最寄駅の半分以上が市外の駅でした。
駅までの足は、多くの場合バスです。そのバスが、いま変わろうとしています。
| 時期 | 市公式に載っているできごと |
|---|---|
| 令和7年3月23日 | 路線バスの一部区間が廃止。翌24日から石清水八幡宮駅〜西戸津で乗合タクシー(平日のみ・大人300円)が運行 |
| 令和8年10月1日 | 市域を運行する路線バスの大人運賃が270円に改定 |
| 令和8年10月1日〜30日 | 八幡市地域公共交通網再編案への意見募集 |
| 令和9年3月下旬(予定) | 再編の実施。コミュニティバス4路線(石清水さくらUライン/美濃山あおばループ/男山こはくループ/有都あくあループ)を イズミヤショッピングセンター八幡館で接続 |
買う側にとっての意味は、「いまの時刻表だけで判断しない」ということです。 再編案はまだ案の段階で、意見募集のあとに変わる可能性があります。 バス停まで徒歩何分か、再編後にそのバス停が残るか、どの駅に出る路線になるかを、 市の管理・交通課(075-983-5144)が公開している路線図で確認してください。 車を使う前提の方は、駐車場の台数と前面道路の幅が基本条件になります。
まとめ:八幡市は「どの時代の住宅地か・丘陵か平地か・どの駅か・区域区分」で選ぶ市
八幡市の住宅地の平均価格は、京都府内で住宅地の標準地が3地点以上ある 29市区町村のうち19位、京都市の11区と町を除いた14市のなかでは6位。 変動率(+1.6%)で見ても29市区町村中19位、14市のなかで6位です。 市どうしで比べれば、価格も値動きも真ん中より少し上、という位置になります。
確認すべきことは、次の5点です。
- どの時代の住宅か。中古マンションの建築年の中央値は1977年、59件中37件が1981年以前。 新築戸建ては3,100万〜3,900万円。予算と、建物にかけられる手間で、探す帯が決まります。
- 丘陵か、平地か。平地は洪水・内水(計画書は八幡地区や川口地区などで5m〜10mの浸水想定に言及)、 丘陵は土砂災害警戒区域(男山周辺で多く指定)。
- どの駅に、どうやって出るか。樟葉(枚方市)・松井山手(京田辺市)は市外の駅。バス路線は令和9年3月下旬(予定)に再編されます。
- 市街化区域か市街化調整区域か。市域の57.4%は調整区域。 八幡市では、調整区域でも下水道計画区域内などなら都市計画税がかかります。
- 校区。中学校は4校。欽明台・美濃山は男山東中学校。八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原は京都市の学校です。
この5点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます (物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。
空から見た、この50年の八幡市
八幡市が市になったのは昭和52年(1977年)11月1日。京都府内で11番目の市です。市の年表によると、その7か月前の昭和52年4月に男山団地が完成しています。
左が1974〜78年、右が現在の、市役所(八幡園内75)を含む同じ範囲です。左の写真は、ちょうど八幡町が八幡市になろうとしていた時期にあたります。市公式は、昭和40年代後半の男山団地の開発が主因となって「全国屈指の人口急増」となり、昭和50年の国勢調査で人口が5万人を超えたと説明しています。その後、昭和58年7月に7万人を突破し、平成5年1月末の76,467人をピークに、いまは67,696人(令和8年8月末)です。
2枚を見比べるときは、田畑だった場所がどれだけ住宅地に変わったか、川と堤防の位置、幹線道路の有無に注目してください。第二京阪道路の開通は平成15年(巨椋池IC〜枚方東IC)で、左の写真の時点ではまだありません。市役所の現在の本庁舎は令和5年1月に業務を始めた建物です。(写真の範囲は、国土地理院の住所検索で得た「八幡市八幡園内」の座標から算出したタイルによるものです。写真に男山団地や欽明台が写っているかどうかは確認していません。)












出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28735〜28737・y12991〜12992)で切り出しています。
06八幡市を6に分けて考える(エリアガイド)
八幡市は、地形と成り立ちのちがう地域が、はっきり分かれている市です。石清水八幡宮の門前町として発展した北部の八幡、昭和40年代後半に男山団地が開発された西部の男山、京阪橋本駅のある橋本、平成に入って新しい住宅地ができた南部の欽明台・美濃山、そして田園と集落が広がる東部。市の人口集計表は14の地区、都市計画マスタープランは4つの地域(北部・西部・東部・南部)に分けています。
ここでは、令和8年地価公示の全16地点(住宅地15・商業地1)と、国土交通省の成約価格情報146件の駅別・町丁目別を、住所の町名を手がかりに6つのまとまりに整理します。
先にお断りしておきます。この6つのまとまりは、住所の町名と最寄駅をもとにした当方の整理であり、市の14地区・4地域の区分と完全に一致するものではありません。とくに「八幡」を冠する町名(八幡◯◯)は数が多く、範囲が広いため、同じ「八幡」でも場所によって条件が大きくちがいます。成約の町丁目別は3件以上あった7つの町(計145件)の集計で、西山・美濃山は各5件、川口は3件です。件数を必ずあわせてご覧ください。町丁目別の集計に付いている平均面積は、マンションの専有面積と戸建の土地面積が混ざった数字のため、本ページでは使っていません。成約価格情報は国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
八幡(石清水八幡宮駅・市役所のあるまとまり・成約が最も多い)(最寄駅:石清水八幡宮)
八幡市で成約が最も多い町名です。町丁目別で八幡が60件・成約中央値1,200万円(仲介手数料の上限額46万2,000円)。最寄駅別では石清水八幡宮が42件・中央値980万円・駅からの平均15分です。人口も八幡地区が21,355人で市内最多(令和8年8月末)。市役所の所在地は八幡園内75で、令和5年1月に新しい本庁舎での業務が始まっています。
住宅地の標準地は15地点のうち6地点がここにあり、値動きが二つに分かれています。「八幡柿ケ谷14番43」92,000円/㎡(+3.1%)と「八幡山田10番15」85,900円/㎡(+3.7%)は3%台の上昇。「八幡科手11番5」66,300円/㎡は+0.5%。一方、「八幡三本橋18番72」95,900円/㎡(−0.3%)、「八幡小松6番12外」62,700円/㎡(−0.3%)、「八幡長田23番25」67,500円/㎡(−1.0%・住宅地15地点で最大の下落)は下がっています。市内で下落した4地点のうち3地点が「八幡」を冠する町です。同じ「八幡」のなかで、最高95,900円と最低62,700円の差は1.5倍(当方算出)。地積は八幡小松が60㎡、八幡科手が71㎡と、標準地のなかでも小さい区画が含まれています。
成約個票では、八幡のマンション(690万円・専有70㎡・3LDK・1979年築・RC)が石清水八幡宮駅から22分、八幡の戸建(2,300万円・土地105㎡/延床105㎡・2007年築・木造)の最寄駅は樟葉。「八幡」の物件でも、最寄駅が石清水八幡宮とは限りません。
このまとまりで必ず確認していただきたいのは浸水です。都市計画マスタープランは北部地域について、木津川・宇治川・桂川が流れ、「低位地帯が浸水被害を受けやすい」と記し、浸水想定区域に含まれる低位地帯での防災拠点の必要性を課題に挙げています。平成25年台風18号の浸水区域図が市の防災ハザードマップ(14ページ)に載っていますので、検討中の物件の住所がその範囲に入るかどうかを、契約前に確認してください。門前町として発展した古い市街地を含むため、前面道路の幅と接道(再建築ができるか)も物件ごとの確認事項です。小学校は八幡小学校・中央小学校・南山小学校などがこのまとまりの町名に所在します。
男山(男山団地・樟葉駅へ出るまとまり・中古マンションの中心)(最寄駅:樟葉(枚方市))
八幡市の中古マンションの成約は、ここに集まっています。町丁目別で男山が40件・成約中央値690万円。690万円にかかる仲介手数料の上限額は29万3,700円です。市全体の中古マンション59件は、成約中央値700万円・専有面積の中央値70㎡・建築年の中央値1977年で、59件のうち37件が1981年以前の建築。成約個票の男山のマンションは700万円・専有80㎡・3LDK・1975年築・RC(最寄駅は樟葉)でした。
男山団地は、八幡市を「市」にした団地です。市公式は、昭和40年代後半の男山団地の開発が主因となって「全国屈指の人口急増」となったと説明しており、市の年表では昭和52年4月に男山団地が完成、同年11月1日に市制施行。都市計画マスタープランは、西部地域(男山地区・252.4ha)を「昭和40年代後半の大規模な土地区画整理事業」で形成された地域としています。人口は男山地区が19,694人(令和8年8月末)で、八幡地区に次ぐ2番目です。
一方で、土地の値段は市内で上位です。住宅地の標準地「男山金振10番16」は103,000円/㎡(+4.3%)で市内2位、「男山指月2番7」は90,500円/㎡(+2.5%)。地積は273㎡と297㎡で、区画の大きい戸建の住宅地です。成約個票にも男山の戸建(2,200万円・土地125㎡/延床105㎡・1990年築・木造)があります。「男山=700万円のマンション」だけではなく、同じ男山に、土地が10万円/㎡前後で上昇している戸建の住宅地があるということです。
買う側が確認すべきことは、マンションと戸建でちがいます。マンションは、管理費・修繕積立金の額と滞納の有無、大規模修繕の履歴と予定、耐震診断の有無、エレベーターの有無、住宅ローンの借入期間。1981年以前の建物は、金融機関によって扱いが分かれることがあります。戸建は、丘陵地の住宅地ですので擁壁・がけ・土砂災害警戒区域の確認が加わります(立地適正化計画は、土砂災害警戒区域等が男山周辺で多く指定されているとしています)。駅は枚方市の樟葉駅で、市の報告書は「バス・自転車で最短約10分」としています。成約データでは樟葉が最寄りの物件の駅からの平均は26分ですから、バス停までの距離と本数は必ず確認してください。再編案には「男山こはくループ」が含まれています。
男山地域では、平成25年10月25日に関西大学・UR都市機構・八幡市が(京都府を立会人として)「男山地域まちづくり連携協定」を結び、子育て世代向けの住戸リノベーションや、だんだんテラスの開設などに取り組んでいます。令和2年国勢調査の男山地域の人口は20,463人で全市の29.1%。市の報告書は、この20年間で年少人口の割合が約2分の1に、高齢化率が約4倍になったと記しています。
橋本・西山(京阪橋本駅のまとまり・住宅地の最高地点)(最寄駅:橋本)
住宅地の最高地点がここにあります。「西山和気10番14」が118,000円/㎡(+4.4%)で、住宅地15地点のなかで価格も上昇率も最大です(地積191㎡)。成約でも西山は5件・中央値3,100万円(上限額108万9,000円。5件のため参考値)。橋本は17件・中央値1,800万円、最寄駅別の橋本(京都)は19件・1,800万円・駅からの平均14分です。
橋本の標準地3地点は、価格が2倍ちがいます。「橋本新石25番12」92,800円/㎡(+2.8%)、「橋本平野山5番17」81,300円/㎡(+0.7%)、「橋本栗ケ谷44番8」45,800円/㎡(−0.2%・市内で2番目に安い)。橋本新石と橋本栗ケ谷の差は2.0倍(当方算出)。同じ「橋本」でも、上昇している地点と、下落している地点があります。町名だけで土地の値段を判断することはできません。
成約個票では、橋本のマンション(900万円・専有80㎡・3LDK・1982年築・RC)と橋本の戸建(2,200万円・土地105㎡/延床100㎡・2003年築・木造)がどちらも橋本(京都)駅から5分。市は橋本駅前広場を整備し、令和6年1月に最終形のロータリーの使用を始めています。
都市計画マスタープランは「橋本・西山地区」を北部地域のひとつの地区としています。人口は橋本地区9,793人、西山地区1,721人(令和8年8月末)。小学校は橋本小学校(橋本中ノ池尻)で、進学先は男山第三中学校(男山笹谷)です。マスタープランは北部地域に木津川・宇治川・桂川が流れると記しています。洪水の浸水想定と土砂災害警戒区域の両方を、防災ハザードマップの橋本小学校区のページ(26〜27ページ)で確認してください。再編案の基幹路線「石清水さくらUライン」は、橋本東山本と石清水八幡宮駅を結ぶ路線です。
欽明台・美濃山(南部・JR松井山手駅へ出るまとまり・成約中央値が最も高い)(最寄駅:松井山手(京田辺市))
八幡市のなかで、最も高い価格帯の成約が集まっているのがここです。町丁目別で欽明台東が15件・成約中央値3,500万円(上限額122万1,000円)、美濃山が5件・2,400万円(85万8,000円。5件のため参考値)。最寄駅別の松井山手(京田辺市)は19件・3,400万円・駅からの平均12分で、樟葉(960万円)・石清水八幡宮(980万円)の3倍を超えます。
市内で唯一の商業地の標準地もここです。「欽明台西40番6外」が196,000円/㎡(+2.1%・地積740㎡)。住宅地の最高地点(西山和気・118,000円/㎡)の1.7倍(当方算出)です。住宅地の標準地は「美濃山幸水9番15外」83,300円/㎡(+3.5%)。
都市計画マスタープランは南部地域(美濃山・欽明台・331.1ha)を、「近年、住宅地や工業地などの新市街地形成が進められて」きた「本市唯一の人口増加地域」としています(平成31年3月の改定時点)。美濃山小学校の開校は平成14年4月。成約個票の欽明台東のマンションは2002年築(2,500万円・専有80㎡・3LDK+S・SRC・松井山手駅から15分)、美濃山の戸建は2008年築(2,400万円・土地155㎡/延床100㎡・木造)で、男山の1975年築とは建物の世代がちがいます。人口は欽明台地区5,054人・美濃山地区4,284人(令和8年8月末)。
欽明台には地区計画があります。欽明台地区地区計画(59.0ha)のA地区「低層専用住宅地区」(14.9ha)は、敷地面積の最低限度150㎡・高さの最高限度10m。土地を分割して売ることができない、という制約でもあります。購入前に、物件が地区計画のどの地区にあたるかを確認してください。
注意点も書いておきます。(1)駅は京田辺市のJR松井山手駅で、八幡市の駅ではありません。京阪本線を使う通勤には向きません。(2)中学校は男山東中学校(内里砂畠)です。(3)新名神高速道路の八幡京田辺JCT・IC〜高槻JCT・ICは令和9年度の完成予定で、マスタープランはJCT・IC周辺での2地区の土地区画整理事業の検討を記しています。インターチェンジ周辺の開発は、利便性と交通量の両方に影響します。(4)マスタープランは南部地域の課題として、医療・福祉・子育て施設の充足不足を挙げていました。
川口と、東部の集落(下奈良・上奈良・内里・戸津・岩田・上津屋・野尻)(最寄駅:石清水八幡宮(バス・乗合タクシー))
市域の3分の1を占める東部地域と、その手前の川口をまとめて整理します(都市計画マスタープランでは、川口は北部地域の「川口・八幡東地区」、岩田〜野尻の7地区が東部地域です)。
住宅地の最安地点がここにあります。「内里東ノ口29番」が29,000円/㎡(0.0%・地積386㎡)。2番目に安い橋本栗ケ谷(45,800円/㎡)の6割ほどで、市内で飛び抜けて安い1地点です。八幡市の「地価4.1倍の差」は、この地点と西山和気(118,000円/㎡)の差で、この地点を除いた14地点の最高と最低の差は2.6倍(当方算出)になります。川口の標準地は「川口西扇12番13」79,800円/㎡(+0.3%)。
成約は川口が3件・中央値2,000万円(上限額72万6,000円)。3件しかありませんので参考値です。東部の7地区は、町丁目別の集計(3件以上)に出てきません。公的データに出てくる成約がほとんど無い地域で、相場を数字で示すことができません。人口は川口地区2,505人、東部の7地区は合わせて3,290人(令和8年8月末)。
東部地域は「大半が市街化調整区域」です(都市計画マスタープラン)。農地が多く、集落が点在し、第二京阪道路と国道1号が縦断しています。この地域で物件を検討するときは、まず市街化区域か市街化調整区域かを確認してください。調整区域なら、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いが論点になります。そして八幡市では、調整区域でも下水道計画区域内などなら都市計画税(0.3%)がかかります。
マスタープランは東部地域の課題として、商業・医療・福祉施設の徒歩圏の人口カバー率が市の平均より低いこと、公共交通の充足率が約65%と低いことを挙げています。令和7年3月23日に路線バスが廃止された石清水八幡宮駅〜西戸津の区間では、乗合タクシー(平日のみ)が代わりに走っています。車が無いと暮らしにくい地域があることは、正直にお伝えしておきます。一方、流れ橋や市民体育館などのレクリエーション施設があり、川口・下奈良・岩田には工業系の用途地域があります(高度地区の資料に「工業専用地域の一部(川口・下奈良・岩田地区)」とあります)。小学校は有都小学校(内里北ノ山)、中学校は男山東中学校(内里砂畠)がこの地域にあります。平地の地域ですので、洪水の浸水想定は必ず確認してください。
八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原(京都都市計画・京都市の学校に通う地区)(最寄駅:市公式で確認できず)
八幡市のなかで、扱いがほかとちがう地区です。市公式で確認できた事実は3つあります。
(1)学校。市の「八幡市立小・中学校一覧と校区」は、「八幡長町、八幡樋ノ口および川口高原地区の児童、生徒にあっては、京都市教育委員会の指定する学校に入学する」と書いています。
(2)都市計画。市の「高度地区の概要」は、長町の一部・樋ノ口・川口高原を「京都都市計画」の高度地区として、市の大部分(綴喜都市計画)とは別に掲げています。用途地域は第一種中高層住居専用地域(長町の一部)と準工業地域(長町の一部・樋ノ口・川口高原)です。
(3)防災。市の防災ハザードマップの小学校区防災マップは、8つの小学校区とは別に「長町・樋ノ口地区」(36〜37ページ)を1枚設けています。
この地区の物件を検討するときは、学校・都市計画・防災マップのすべてが「八幡市のふつう」とちがうことを前提にしてください。通学する学校は京都市教育委員会に、都市計画の内容は八幡市の都市整備課に確認することになります。この地区の位置関係(どの川のどちら側か、どの市町に接しているか)、最寄駅、成約の件数は、公的資料で確認できていないため、本ページでは書いていません。市公式は、八幡市が京都市・久御山町・京田辺市の区域内に飛地を持つと説明していますが、この3地区が飛地にあたるかどうかは確認していません。地価公示の標準地も、町丁目別の成約の集計(3件以上)も、この地区にはありません。
※エリア区分と各エリアの記述は、八幡市・京都府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。
07八幡市の交通
鉄道
八幡市内の鉄道駅は、京阪本線の石清水八幡宮駅と橋本駅の2つです。市公式は、明治の末期に「市域の北端を通る鉄道が開通」したと説明しています。鉄道は市域の北の端を通っており、市の中央部・東部・南部には駅がありません。
そのため、八幡市では「市外の駅を使う地域」が大きな割合を占めます。西部の男山地域は枚方市の樟葉駅へ、南部の欽明台・美濃山は京田辺市のJR松井山手駅へ出るのが一般的で、成約データでも樟葉63件+松井山手19件=82件が市外の駅、市内の石清水八幡宮42件+橋本19件=61件を上回っています。
買う側にとっての意味は3つあります。第一に、物件広告の「最寄駅」が八幡市の駅とは限らないこと。第二に、駅までの手段(バス・自転車・車)と所要時間を、物件ごとに確かめる必要があること。第三に、京阪本線とJR学研都市線では行き先がちがうこと。所要時間や本数は各社の時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。
| 駅 | 路線 | 1日平均乗降人員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 石清水八幡宮 | 京阪本線 | — | 市内にある2つの鉄道駅のひとつ(八幡市立地適正化計画。同計画は「旧:八幡市駅」と注記しています)。成約データの最寄駅としては42件・中央値980万円・駅からの平均15分。市役所(八幡園内75)へは、駅前の京阪バス1のりばから樟葉八幡線32系統で約5分、「八幡市役所前」下車と市公式が案内しています。市役所でも駅からバスという距離感で、この駅を最寄りとする物件の多くは駅から離れています。成約個票では、八幡のマンション(690万円・専有70㎡・3LDK・1979年築・RC)が駅から22分。市は令和8年4月に「石清水八幡宮駅周辺グランドデザイン」を公開しており、駅周辺の現状を「人口減少や少子高齢化、乗降客数の減少、店舗閉店などにより地域の活力が低下」と書いています。コンセプトは「感じる千年の歴史、未来照らす八幡。」。基本構想づくりはこれからの段階です |
| 橋本 | 京阪本線 | — | 市内にあるもうひとつの鉄道駅。成約は19件・中央値1,800万円・駅からの平均14分(成約データでは「橋本(京都)」と表記)。市は駅利用者の利便性向上を目的に橋本駅前広場を整備しており、令和6年1月に最終形のロータリーの使用を開始。令和6年度からはバリアフリー対応の公衆トイレや屋根付きスロープなどの整備を進める予定としています。地区計画の一覧にも「橋本駅前地区」があります。成約個票では、橋本のマンション(900万円・専有80㎡・3LDK・1982年築・RC)と、橋本の戸建(2,200万円・土地105㎡/延床100㎡・2003年築・木造)がどちらも駅から5分。住宅地の標準地は橋本新石92,800円/㎡(+2.8%)、橋本平野山81,300円/㎡(+0.7%)、橋本栗ケ谷45,800円/㎡(−0.2%) |
| 樟葉(枚方市) | 京阪本線 | — | 八幡市内の駅ではありません。大阪府枚方市の駅です(八幡市立地適正化計画は「京阪樟葉駅(枚方市)」と表記)。それでも成約データの最寄駅としては最多の63件(146件の4割強)・中央値960万円・駅からの平均26分。市の報告書は男山地域について「京阪電車樟葉駅からバス・自転車で最短約10分」と説明しています。平均26分という数字が示すとおり、歩いて使う駅というより、バスや自転車で出る駅です。成約個票では、男山のマンション(700万円・専有80㎡・3LDK・1975年築・RC)、男山の戸建(2,200万円・土地125㎡/延床105㎡・1990年築・木造)、八幡の戸建(2,300万円・土地105㎡/延床105㎡・2007年築・木造)の最寄駅が樟葉です。都市計画マスタープランは、西部地域(男山地区)の課題として「樟葉駅への消費活動の分散」を挙げています |
| 松井山手(京田辺市) | JR学研都市線 | — | これも八幡市内の駅ではありません。京田辺市の駅です(都市計画マスタープラン・立地適正化計画は「JR松井山手駅(京田辺市)」と表記)。成約は19件・中央値3,400万円・駅からの平均12分で、4駅のなかで中央値が飛び抜けて高い駅です。町丁目別で最も高い欽明台東(15件・3,500万円)、美濃山(5件・2,400万円)がこの駅の圏内にあたります。成約個票では、欽明台東のマンション(2,500万円・専有80㎡・3LDK+S・2002年築・SRC)が駅から15分、美濃山の戸建(2,400万円・土地155㎡/延床100㎡・2008年築・木造)の最寄駅もこの駅。市内唯一の商業地の標準地「欽明台西40番6外」(196,000円/㎡・+2.1%)も欽明台にあります |
※市内の駅と市外の駅の区別は、八幡市立地適正化計画と都市計画マスタープランの表記にもとづいています。両計画は、市内の駅として京阪本線の石清水八幡宮駅(旧:八幡市駅)と橋本駅を、市外だが市民が利用する駅として京阪樟葉駅(枚方市)とJR松井山手駅(京田辺市)を挙げています。表の4行のうち、下の2行は八幡市の駅ではありません。
表の「1日平均乗降人員」欄が「—」なのは、駅ごとの乗降人員を確認できていないためです(未取得)。市の統計書(令和7年版)の「運輸・通信」はPDFが画像で、数値を読み取れませんでした。立地適正化計画には駅別の乗車人員の図がありますが、図からの読み取りで数値に確信が持てないため、本ページには載せていません。
成約データの「駅からの平均◯分」の読み方。樟葉26分、石清水八幡宮15分、橋本(京都)14分、松井山手12分。国土交通省の成約価格情報の「最寄駅からの距離(分)」の平均で、当方の集計です。4駅とも平均で10分を超えており、樟葉は26分。八幡市で成約している物件の多くは、駅から歩いてすぐの物件ではありません。成約個票には「0分」と記録されているものがありますが、駅前という意味かどうかを確認できないため、本ページでは距離として扱っていません。
駅別の集計は成約が3件以上あった駅のもので、4駅の合計は143件(146件中)です。立地適正化計画は、公共交通の徒歩圏にある人口の割合を示していますが、バス路線は令和7年3月に一部が廃止され、令和9年3月下旬(予定)に再編される計画です(次の「道路」の項を参照)。バスを前提にした物件は、現在の時刻表だけでなく、再編後の路線も確認してください。
道路
道路は、八幡市の強みです。市公式「広域的な幹線道路」によると、第二京阪道路は久御山町(巨椋池IC)から門真市(門真JCT)までの27.4kmが供用されており、市の年表では平成15年3月に巨椋池IC〜枚方東ICが開通、平成22年3月に全線が開通しています。都市計画マスタープランは、東部地域を第二京阪道路と国道1号が縦断していると記しています。市役所へのアクセス案内に出てくるインターチェンジは、第二京阪道路「八幡東IC」、名神「大山崎IC」(国道478号経由)、名神「京都南IC」(国道1号経由)、京奈和自動車道「田辺北IC」です。
★新名神高速道路は、八幡市の区間がまだ全部はつながっていません。市公式によると、平成29年4月30日に城陽JCT・IC〜八幡京田辺JCT・ICが開通。残る八幡京田辺JCT・IC〜高槻JCT・IC(10.7km)は「令和9年度」の完成予定とされています(市のページは令和4年12月5日公開)。正直に書いておくと、この予定は一度ずれています。平成31年3月改定の都市計画マスタープランは、南部地域について「2023年度に開通が予定されている新名神高速道路」と書いていました。道路の開通を前提に物件の将来価値を見込むときは、予定が変わりうることを織り込んでください。最新の開通見通しは、事業者の発表でご確認ください(本ページでは市のページの記載までを確認しています)。
南部地域について、マスタープランは八幡京田辺JCT・IC周辺で2地区の土地区画整理事業が検討中と記し、同プランの図には「八幡市美濃山古寺土地区画整理事業」「八幡インター南土地区画整理事業」の位置が示されています。市の地区計画の一覧にも「美濃山古寺地区」「八幡インター南地区」があります。インターチェンジの近くは、利便性と引き換えに、交通量・大型車・音の確認が必要です。時間帯を変えて現地で確かめることをおすすめします。
★バス路線は、いま再編の途中です。市は令和8年9月30日に「八幡市地域公共交通網再編案」を公表し、令和8年10月1日(木曜日)から10月30日(金曜日)まで意見を募集しています。再編案は、コミュニティバスとして「石清水さくらUライン」(橋本東山本と石清水八幡宮駅を結ぶ基幹路線)、「美濃山あおばループ」「男山こはくループ」「有都あくあループ」の4路線を設け、すべての路線をイズミヤショッピングセンター八幡館で接続させるというもので、実施は令和9年3月下旬(予定)です。同じページは、市域を運行する路線バスの大人運賃が令和8年10月1日から270円に改定されたこと、その理由が運転士の人材確保に向けた労働環境改善に伴う人件費の上昇や燃料費の高騰であることも記しています。
すでに廃止された路線もあります。市公式によると、令和7年3月23日に路線バスの一部区間が廃止され、翌24日から代替交通として乗合タクシーが運行されています。区間は石清水八幡宮駅から西戸津までで、停留所は石清水八幡宮駅・八幡小学校前・市役所前・おさ田・小松・西戸津。運賃は大人300円・小児150円(現金のみ)、平日のみの運行で、予約は不要です。現行の「コミュニティバスやわた」は橋本東山本から市民スポーツセンターまでを結び、大人200円・小児100円です。バスの便数や路線が将来も維持される前提で物件を選ぶのは避けたほうが安全です。バス便の物件は、現在の時刻表、再編後の路線案、自家用車での代替手段をあわせて確認してください。
※駅別の1日平均乗降人員、路線バスの系統ごとの経路・便数、再編後の各路線の停留所と時刻、新名神高速道路の最新の開通見通し、国道・府道の路線名の一覧は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:八幡市「広域的な幹線道路」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000013.html /八幡市「八幡市のあゆみ」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003903.html /八幡市「市役所へのアクセス」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000754.html /八幡市「八幡市地域公共交通網再編案について意見を募集します」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000010713.html /八幡市「バス路線廃止区間代替交通(乗合タクシー)の運行について」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000010125.html /八幡市「コミュニティバスやわた利用案内」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000082.html /八幡市「橋本駅前広場の整備について」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000005802.html /八幡市「石清水八幡宮駅周辺グランドデザイン」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000010900.html /八幡市立地適正化計画 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000006/6933/rittitekiseikakeikaku.pdf /八幡市都市計画マスタープラン 第1章 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000000/703/toshimasu03.pdf
08八幡市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」
京都府で家を探すとき、最初につまずきやすいのがこの区分です。
同じ市・同じ区の中に市街化区域と市街化調整区域の両方があるところでは、どちらに入るかで建て替えや住宅ローンの条件が変わります。
八幡市は市域の全部が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定)によると、都市計画区域(行政区域全域)は2,435.0ha、市街化区域は1,038.3ha、市街化調整区域は1,396.7ha。市域の42.6%が市街化区域、57.4%が市街化調整区域(構成比は当方算出)です。半分以上が市街化調整区域ですから、八幡市で物件を探すと、調整区域の物件に出会う可能性があります。
八幡市には、もうひとつ特徴があります。都市計画が2つに分かれていることです。市が公開している「高度地区の概要」は、「綴喜都市計画」と「京都都市計画」の2つに分けて書かれており、京都都市計画のほうには長町の一部・樋ノ口・川口高原という地名が出てきます。市の大部分は綴喜都市計画、これらの地区は京都都市計画という扱いです。同じ八幡市内でも、適用される高度地区の種類がちがいます。
面積の基準年月、区域区分の当初決定日・最終変更日、2つの都市計画区域それぞれの面積は、市公式のテキストから確認できませんでした(未取得)。上の面積はマスタープラン(平成31年3月改定)に載っている数値で、その後に変更があった場合は反映されていません。市は都市計画情報を「京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS)」で公開しており、「現在、システムに未反映の都市計画決定・変更はありません」としています(令和8年3月25日更新のページ)。
| 区分 | 面積 | 構成比 |
|---|---|---|
| 市街化区域 | 1,038.3 ha | 42.6% |
| 市街化調整区域 | 1,396.7 ha | 57.4% |
| 合計(都市計画区域) | 2,435.0 ha | 100.0% |
市街化調整区域だと何が起きるか
- 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
- 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
- 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
- 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い
都市計画税について、八幡市の税率は0.3%です。ここが八幡市の独特な点です。市公式「都市計画税のあらまし」は、課税される区域を「市街化区域内に所在する土地・家屋および、市街化調整区域内のうち、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋」としています。市街化調整区域であっても、下水道計画区域内などの土地・家屋には都市計画税がかかるということです。多くの市では「調整区域なら都市計画税はかからない」と説明されますが、八幡市ではそうとは限りません。都市計画税がかかる物件は固定資産税1.4%と合わせて1.7%、かからない物件は1.4%のみ。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。
調べ方(ご自身でも確認できます)
- 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
- 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
- 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する
※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。
八幡市では「調整区域=都市計画税なし」とは限りません
上の共通の説明には「市街化調整区域は都市計画税がかからない」「納税通知書で都市計画税が課されていれば市街化区域」という一般的な見分け方が書かれていますが、八幡市ではこの見分け方をそのまま使えません。
| 物件の場所 | 固定資産税 | 都市計画税 |
|---|---|---|
| 市街化区域(1,038.3ha) | 1.4% | 0.3%かかる |
| 市街化調整区域のうち、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋 | 1.4% | 0.3%かかる |
| 市街化調整区域のうち、上記にあたらない土地・家屋 | 1.4% | かからない |
納税通知書に都市計画税が載っているからといって、市街化区域とは限らないということです。建て替えができるか、住宅ローンが使えるかは、税金ではなく区域区分そのもので決まります。八幡市で物件を検討するときは、都市計画図(京都府・市町村共同 統合型地理情報システム)か、市の都市整備課で、区域区分を直接確認してください。調整区域のうち、どの範囲が下水道計画区域にあたるかは、本ページでは確認できていません(未取得)。
出典:八幡市「都市計画税のあらまし」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000110.html /八幡市「都市計画情報について」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000008441.html
調整区域が多いのはどこか ― 東部地域は「大半が市街化調整区域」
都市計画マスタープランは、東部地域(岩田、上津屋、上奈良、下奈良、内里、戸津、野尻地区・840.0ha)について、「大半が市街化調整区域」で農地が多く、集落が点在すると記しています。第二京阪道路と国道1号が縦断する地域でもあります。令和8年地価公示の住宅地で最も安い内里東ノ口(29,000円/㎡・地積386㎡)は、この東部地域の内里にあります(この標準地が市街化調整区域内かどうかは、鑑定評価書の本文を確認しておらず未確認です)。
調整区域の物件は、土地が広くて価格が低いことがあります。ただし、その安さには理由があります。
- 建て替えができるか、誰が建てられるか。「いま家が建っているから建て替えもできる」とは限りません。
- 住宅ローンが使えるか。金融機関によって取扱いが分かれます。
- 将来、買い手がつくか。買える人が限られる土地は、手放すときにも時間がかかります。
市は「市街化調整区域での土地利用をお考えの皆様へ」というページで、市街化調整区域を「市街化を抑制すべき区域」と説明し、土地利用には都市計画や農業振興計画の変更などが必要になる場合があるとしています(主に産業振興ゾーンでの土地利用を想定したページです)。相談窓口はまちづくり推進課(075-983-3360)、建築・開発の許可に関する案内は京都府のページへのリンクになっています。調整区域で住宅を建てられる区域を個別に指定する制度が八幡市にあるかどうかは、市公式のページから確認できませんでした(未取得)。
高度地区 ― 綴喜都市計画は5種類、京都都市計画は2種類
八幡市の市街化区域には高度地区(建物の高さの上限と、北側の斜線制限を定める区域)が指定されています。市が公開している「高度地区の概要(綴喜都市計画区域・京都都市計画区域)」(令和7年5月時点)によると、次のとおりです。
| 都市計画 | 高度地区の種類 | 確認できた内容 |
|---|---|---|
| 綴喜都市計画(市の大部分) | 第1種〜第5種の5種類 | 第1種高度地区は第一種低層住居専用地域の一部に指定され、高さの最高限度は10m(北側斜線は立ち上がり5m・勾配0.6)。第5種には川口・下奈良・岩田地区の工業系の区域などが含まれる |
| 京都都市計画(長町の一部・樋ノ口・川口高原) | 第2種・第4種の2種類 | 第2種は第一種中高層住居専用地域(長町の一部)、第4種は準工業地域(長町の一部・樋ノ口・川口高原)に指定 |
戸建を買う方に関係が深いのは第1種高度地区です。第一種低層住居専用地域の一部で、建物の高さは10mまで。3階建てへの建て替えや増築を考えている方は、高さと北側斜線の制限で希望の建物が入るかを、先に確認してください。市の資料は、地上2階以下・軒の高さ6.5m以下などの建築物について、屋根の形と北側隣地境界線までの距離による緩和がある場合を説明しています。
※第2種〜第5種の高さの最高限度と斜線制限の数値は、資料の表を2回読み取った結果が一致しなかったため、本ページには載せていません(未確認)。高度地区の面積・決定年月日も未取得です。出典:八幡市「高度地区」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000804.html /高度地区の概要 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000000/804/koudo202405.pdf
地区計画は11地区。戸建に効くのは「欽明台地区」
市の「地区計画」のページには、次の11地区の計画書・計画図が掲載されています。
| 地区計画の名称(市のページの掲載順) |
|---|
| 欽明台地区/一ノ坪・河原地区/下奈良・小宮地区/上奈良地区/ヒル塚・武蔵芝地区/美濃山古寺地区/八幡インター南地区/八幡市役所周辺地区/内里・上奈良地区/戸津地区/橋本駅前地区 |
欽明台地区地区計画は、欽明台北・欽明台西の各一部と、欽明台東・欽明台中央の全部を区域とする59.0haの計画です。当初決定は平成3年9月20日、最終の変更は平成28年5月10日。区域は11の地区に分けられており、もっとも広いのがA地区「低層専用住宅地区」(14.9ha)です。
| 地区 | 名称 | 面積 | 敷地面積の最低限度 |
|---|---|---|---|
| A地区 | 低層専用住宅地区 | 14.9 ha | 150㎡ |
| B地区 | 沿道型低層住宅地区 | 3.1 ha | 150㎡ |
| C地区 | 中層一般住宅地区 | 2.1 ha | 150㎡ |
| D1地区 | 沿道型住宅地区 | 1.8 ha | 150㎡ |
| D2地区 | 低層一般住宅地区 | 9.1 ha | 150㎡ |
| D3地区 | 公共公益施設地区 | 3.7 ha | — |
| E地区 | 高層集合住宅地区 | 6.7 ha | 250㎡ |
| F地区 | 幹線道路沿道のサービス系商業地区① | 2.0 ha | 250㎡ |
| G地区 | 幹線道路沿道のサービス系商業地区② | 1.8 ha | 250㎡ |
| H地区 | 近隣センター系複合都市機能拠点地区 | 10.2 ha | — |
| I地区 | 沿道系複合都市機能拠点地区 | 3.6 ha | — |
| 合計 | — | 59.0 ha | — |
A地区(低層専用住宅地区)は、敷地面積の最低限度が150㎡、建物の高さの最高限度が10mです。壁面の位置の制限、垣・さくの高さの制限も定められています。敷地面積の最低限度が150㎡ということは、150㎡台の土地を2つに割って2棟建てることができない、ということです。街並みが保たれる利点と、将来の分割ができない制約の両方があります。成約データで欽明台東は15件・中央値3,500万円と、市内で最も高い価格帯の町です。この価格は、こうしたルールで守られた街並みへの評価も含んでいると考えられます。
※A地区以外の高さ・壁面後退の数値、欽明台以外の10地区の制限内容は、本ページでは確認しておらず未取得です。地区計画の区域内で建築などを行う場合は、市への届出が必要です(届出書の様式が市のページにあります)。出典:八幡市「地区計画」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000799.html /欽明台地区地区計画(計画書・計画図) https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000000/799/kinmeidai.pdf
立地適正化計画 ― 居住誘導区域の外で3戸以上建てるなら届出
八幡市は令和3年3月に「八幡市立地適正化計画」を策定し、令和3年6月1日に公表しています。「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」のまちづくりを掲げる計画で、令和9(2027)年度を中間目標年次、令和20(2038)年度を最終目標年次としています。
- 居住誘導区域の外で、3戸以上の住宅の開発・建築、または1〜2戸でも1,000㎡以上の規模の住宅開発を行う場合は届出が必要
- 都市機能誘導区域の外で、誘導施設を有する建築物の開発・建築を行う場合は届出が必要
- 都市機能誘導区域の内で誘導施設を休止・廃止する場合も届出が必要
戸建を1軒買う・建てるだけなら、この届出の対象にはなりません。ただし、検討中の物件が居住誘導区域の内か外かは、市がその場所に今後も人に住んでもらいたいと考えているかどうかの目安になります。計画書は、平成27年に72,664人だった人口が令和27(2045)年には約50,800人程度まで減少するという見通しを示しています。人口が減っていく前提で、市がどこに居住を誘導しようとしているかは、長く住む方ほど確認しておく価値があります。居住誘導区域・都市機能誘導区域の具体的な範囲と面積は、計画書の該当部分を読み取れず、本ページでは確認できていません(未取得)。区域は都市整備課(計画担当 075-983-5049)でご確認ください。
出典:八幡市「八幡市立地適正化計画」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000006933.html /計画書 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000006/6933/rittitekiseikakeikaku.pdf /八幡市「市街化調整区域での土地利用をお考えの皆様へ」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000005673.html /八幡市都市計画マスタープラン 第4章 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000000/703/toshimasu06.pdf
09八幡市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)
購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。
| 税目 | 税率 | 課税対象 |
|---|---|---|
| 固定資産税 | 1.4% | 市内の土地・家屋に課税 |
| 都市計画税 | 0.3% | 市街化区域内の土地・家屋と、市街化調整区域のうち下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋 |
| 合計(都市計画税がかかる土地・家屋) | 1.7% | 課税標準額に対して |
八幡市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.3%です。都市計画税がかかる物件は合計1.7%、かからない物件は固定資産税の1.4%のみになります。
八幡市で必ず知っておいていただきたいのは、都市計画税がかかる区域です。市公式「都市計画税のあらまし」は、課税区域を次のように書いています。
「市街化区域内に所在する土地・家屋および、市街化調整区域内のうち、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋」
市街化調整区域でも、下水道計画区域内などにあれば都市計画税がかかります。八幡市は市域の57.4%が市街化調整区域ですから、これは小さな話ではありません。「調整区域だから都市計画税はかからないはず」と考えて資金計画を立てると、年額で課税標準額の0.3%ぶんの誤差が出ます。課税標準額1,000万円なら年3万円です(当方算出)。市は都市計画税を「都市計画事業または土地区画整理事業に要する費用にあてるために、目的税として固定資産税と併せて課税されるもの」と説明しています。
納税義務者は「課税の対象となる土地または家屋の1月1日(賦課期日)現在の所有者」です。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。
納期は年4回で、5月(第1期)・7月(第2期)・9月(第3期)・11月(第4期)です。市公式「市税の納付について」によると、納期限は納期月の末日で、その日が土曜日・日曜日・市役所閉庁日のときは翌開庁日になります。市民税・府民税(普通徴収)の納期は6月・8月・10月・12月ですから、八幡市では5月から12月まで、ほぼ毎月どちらかの納期が来ることになります。
免税点は、市内に同一人が所有する土地・家屋・償却資産それぞれの課税標準額が土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円に満たない場合です。都市計画税は、固定資産税が免税点未満のものには課税されません。
令和8年度は3年に1度の評価替えの第3年度にあたります(基準年度は令和6年度)。市の「令和8年度固定資産税等についてのお知らせ」によると、土地・家屋の価格は原則として基準年度の価格が据え置かれ、地価が下落している場合は土地の価格が修正されることがあります。
住宅用地の特例・新築住宅の減額は、地方税法で定められた全国共通の制度です。住宅用地の特例は、小規模住宅用地(200㎡以下の部分)で固定資産税の課税標準が価格の6分の1、都市計画税が3分の1。一般住宅用地(200㎡を超える部分)で固定資産税が3分の1、都市計画税が3分の2です。八幡市のページでこの数値を個別に確認したわけではありませんので、実際の適用は市の税務課資産税係(075-983-2480)か納税通知書の課税明細でご確認ください。
八幡市の成約データでは、戸建87件の土地面積の中央値は115㎡です。八幡市で流通している戸建の多くは、200㎡以下=土地の全部が小規模住宅用地の範囲に収まる広さだということになります。
市の「令和8年度固定資産税等についてのお知らせ」は、新築住宅には一定期間の固定資産税の減額があることを案内しています。減額の期間が終わると税額が上がります。新築戸建てを買う方は、減額が切れたあとの税額を含めて資金計画を立ててください(減額の面積要件・期間・割合は、市のページの本文から数値として確認できておらず未取得です)。
このほか市のページには、認定長期優良住宅、住宅耐震改修、バリアフリー改修、熱損失防止改修等に伴う減額措置の案内があります。中古住宅を買ってリフォームする方は、改修の減額措置の対象になるかを工事前に確認しておくと、申告の漏れを防げます。
免税点
同一人が八幡市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。
| 区分 | 免税点 |
|---|---|
| 土地 | 300,000円 |
| 家屋 | 200,000円 |
| 償却資産 | 1,500,000円 |
※納期:第1期 5月/第2期 7月/第3期 9月/第4期 11月(納期月の末日。土曜日・日曜日・市役所閉庁日のときは翌開庁日)/賦課期日は毎年1月1日
※税率・免税点は八幡市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。
10八幡市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)
八幡市が学校選択制を実施しているかどうかは、本ページ作成時点で公表資料から確認できていません。このページでは推測で書かない方針のため、断定していません。市が公表している範囲では、住所地によって通う小学校・中学校が定められています。物件選びの段階で通学区域を確認し、最終的な判断は市の教育委員会にご確認ください。市公式の「八幡市立小・中学校一覧と校区」は、中学校ごとに、対応する小学校の区域を示しています。指定された学校以外に通う場合の手続きは「指定校の変更と通学区域外就学について」のページにまとめられており、許可基準の表が載っています。「学校選択制」という名前の制度についての記載は、これらのページにありません。運用としては指定校制ですが、「実施していない」と市が明記しているわけではないため、本ページでは断定を避けています。
指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)
指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。
| 許可される事由 | 内容 |
|---|---|
| 学年途中の市内転居(元の学校に通い続ける) | 就学中の児童・生徒が市内のほかの通学区域に転居するが、元の学校に引き続き通いたい場合。期間は「必要と判断する期間」とされています。学年ごとに一律の期間が決まっている書き方ではないため、引越しの時期が決まったら早めに学校教育課へ相談してください。 |
| 転居予定(転居先の学校に先に通う) | 家を買う方に最も直接関係する事由です。「学年途中に他の通学区域に転居することが確実であるため、学年当初から転居予定先の学校に就学したい場合」。期間は「必要と判断する期間」。引渡しが4月を過ぎる場合でも、学年の始めから新居の校区の学校に通わせられる可能性があるということです。必要書類の具体例は市のページに記載がないため、学校教育課にご確認ください。 |
| 一時転居(建て替えなど) | 住宅の建て替えなどで一時的に転居し、1年以内に戻ることが確実である場合。仮住居の期間について認められます。建て替えを伴う購入を考えている方に関係します。 |
| 住民票のみ先に異動 | 住民票を先に異動した場合に、1年以内の期間で元の学校に通い続けることが認められます。 |
| 昼間留守家庭(小学校のみ) | 保護者の就労などで昼間に留守になる家庭の場合。小学校のみが対象で、期間は学年末まで(毎年度申請)。 |
| 兄弟姉妹 | 兄弟姉妹が許可を受けて指定校を変更しているため、同じ学校を希望する場合。期間は事由が解消するときまで。 |
| 特別支援学級への入級、通院・治療、帰国・外国籍の児童生徒 | それぞれ許可基準の表に事由として挙げられています。 |
| 教育的配慮 | 教育的な配慮が必要と認められる場合。期間は事由が解消するときまで。 |
| 共通の条件 | 通学上の安全については、保護者が全責任を負うことが条件です。虚偽の申告があれば許可が取り消されることがあり、小学校で受けた許可は中学校には引き継がれません。 |
※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は八幡市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。
子育て支援は「市町村ごとに」違う
こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ京都府内でも、市町村が変われば条件が変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| こども医療費助成の対象 | 0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日まで(「子育て支援医療費支給制度【0歳から高校生年代】」) |
| 所得制限 | 所得制限なし |
| 一部自己負担 | 入院・通院とも、1か月1医療機関あたり200円。入院時の食事代など保険診療外の費用は対象外 |
市立小学校8校・中学校4校。小学校と中学校の対応を先に見ておく
八幡市公式「八幡市立小・中学校一覧と校区」に載っている市立学校は、小学校8校・中学校4校です。中学校ごとの小学校の区域は次のとおりです。
| 中学校 | 所在地 | 小学校の区域 |
|---|---|---|
| 男山中学校 | 八幡柿木垣内18番地 | 八幡小学校(八幡菖蒲池12番地)/中央小学校(八幡小松77番地) |
| 男山第二中学校 | 男山石城3番地 | くすのき小学校(男山金振9番地)/南山小学校(八幡南山7番地) |
| 男山第三中学校 | 男山笹谷3番地 | さくら小学校(男山美桜17番地)/橋本小学校(橋本中ノ池尻15番地の1) |
| 男山東中学校 | 内里砂畠1番地1 | 有都小学校(内里北ノ山31番地)/美濃山小学校(欽明台西70番地) |
1つの小学校から進む中学校は1つという対応になっています。注意していただきたい点が3つあります。
- 学校名と所在地がずれています。中学校は4校とも「男山」の名がつきますが、男山中学校は八幡柿木垣内、男山東中学校は内里砂畠にあります。美濃山小学校の所在地は欽明台西です。学校の名前から場所や校区を推測しないでください。
- 欽明台・美濃山の中学校は男山東中学校(内里砂畠)です。美濃山小学校の区域は男山東中学校に進みます。小学校は近くても、中学校までの通学経路は別に確認が必要です。
- 八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原地区は、京都市の学校に通います。市のページは備考として「八幡長町、八幡樋ノ口および川口高原地区の児童、生徒にあっては、京都市教育委員会の指定する学校に入学する」と書いています。住所は八幡市でも、学校は京都市立ということです。
本ページでは、町名と小学校の対応表は掲載していません。市のページは中学校と小学校の対応を示すもので、町名ごとの校区の一覧は確認できなかったためです。検討中の物件の指定校は、契約前に学校教育課(075-983-1127)で確認してください。なお、市の防災ハザードマップは「小学校区防災マップ」として8つの小学校区と長町・樋ノ口地区の9枚に分かれています。校区を確認すると、見るべき防災マップも同時に決まります。
小学校は平成20年・22年に統合されています
八幡市の小学校は、人口が急増した昭和50年代に次々と開校し、平成20年代に統合されました。市の年表と「八幡市の教育」の沿革によると、次のとおりです。
| 年月 | できごと |
|---|---|
| 昭和52年4月 | 八幡第四小学校 開校(同じ月に男山団地が完成) |
| 昭和55年4月 | 八幡第五小学校 開校 |
| 昭和56年4月 | 八幡東小学校 開校 |
| 昭和62年4月 | 南山小学校 開校 |
| 平成14年4月 | 美濃山小学校 開校 |
| 平成18年 | 学校再編整備計画を策定 |
| 平成20年4月 | 八幡小学校と八幡東小学校を統合/八幡第三小学校と八幡第五小学校を統合しさくら小学校が開校 |
| 平成22年4月 | 八幡第二小学校と八幡第四小学校を統合しくすのき小学校が開校 |
昭和52年から62年の10年間に4校が開校し、平成20年・22年に6校が3校にまとまりました。一方、平成14年には美濃山小学校が新しく開校しています。男山団地の時代に増えた学校がまとまり、南部の新しい住宅地に学校ができたという流れで、八幡市の人口の重心の動きがそのまま学校の歴史に出ています。都市計画マスタープランは、西部地域(男山地区)の課題として、統合で空いた旧八幡第四小学校・旧八幡第五小学校の施設の利活用を挙げています。
家を買う人に効く許可基準 ― 学年当初から転居先の学校に通える
八幡市の「指定校の変更と通学区域外就学について」には、市内の転居に関する指定校変更の基準と、市外への転出に関する通学区域外就学の基準の2つの表があります。住宅の購入に直接関係するのは次の4つです。
| 事由 | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 転居予定先への先行就学 | 学年途中に他の通学区域に転居することが確実であるため、学年当初から転居予定先の学校に就学したい場合 | 必要と判断する期間 |
| 転居後の継続就学 | 市内の他の通学区域に転居するが、元の学校に引き続き就学したい場合 | 必要と判断する期間 |
| 一時転居 | 建て替えなどで一時的に転居し、1年以内に戻ることが確実である場合 | 仮住居の期間 |
| 住民票の先行異動 | 住民票を先に異動した場合に、元の学校に通い続ける | 1年以内 |
購入のタイミングとお子さんの学年が重なる方は、この基準を知っているだけで選択肢が広がります。ただし期間は「必要と判断する期間」という書き方で、一律ではありません。通学上の安全は保護者が全責任を負うことが条件とされ、小学校で受けた許可は中学校には引き継がれません。申請の前に学校教育課へご相談ください。
子育て支援医療費 ― 18歳の年度末まで、所得制限なし・月200円
| 項目 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 対象 | 0歳から18歳まで(18歳に達する日以後最初の3月31日まで) |
| 所得制限 | なし |
| 自己負担 | 入院・通院とも、1か月1医療機関あたり200円 |
| 高校生年代 | 令和6年9月から高校生年代(15〜18歳)の助成が拡充 |
| 対象外 | 入院時の食事代など保険診療外の費用 |
| 京都府外で受診したとき | 受給者証は使えない。いったん自己負担分を支払い、市に申請して200円を超えた分の支給を受ける |
八幡市は大阪府枚方市と接しており、枚方市側の医療機関を使う方もいる立地です。京都府外の医療機関では受給者証が使えず、あとから市に申請する形になります。樟葉駅の周辺で受診することが多くなりそうな方は、この手続きを知っておいてください。こうした制度は市町村ごとに違います。隣の市から八幡市に移る方、八幡市から出る方は、転居前後の条件を見比べてください。
なお学校給食費の金額と無償化・補助の有無、待機児童数は、市公式で確認できませんでした(未取得)。「八幡市の教育」(令和7年)によると、市立の就学前施設は幼稚園2園・こども園2園・保育園3園です。保育の入りやすさを重視される方は、市の担当課に直接お問い合わせください。
出典:八幡市「八幡市立小・中学校一覧と校区」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003669.html /八幡市「指定校の変更と通学区域外就学について」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000010.html /八幡市「八幡市の教育」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003606.html /八幡市「八幡市のあゆみ」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003903.html /八幡市「子育て支援医療費支給制度【0歳から高校生年代】」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000291.html /八幡市「八幡市防災ハザードマップについて」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000570.html
11八幡市で家を買う前に必ず確認したい点
1|洪水 ― 三川合流の市で、最初に確認すること
八幡市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのが浸水想定です。 八幡市は木津川・宇治川・桂川が合流して淀川になる地点にあり、平地部には大谷川と防賀川が流れています。
| 確認するもの | 市の防災ハザードマップ(令和4年10月更新)での掲載 | とくに確認が必要な物件 |
|---|---|---|
| 洪水の浸水想定区域 | 小学校区防災マップ(18〜37ページ)に、校区ごとの浸水想定区域と避難場所 | 平地の物件すべて |
| 大谷川(防賀川)の浸水想定 | 12〜13ページ「大谷川浸水想定区域図」 | 大谷川・防賀川に近い物件 |
| 浸水の実績 | 14ページ「平成25年台風18号接近に伴う大雨による浸水区域図」 | 実績の範囲に入る物件すべて |
| 土砂災害 | 土砂災害警戒区域(イエローゾーン)・特別警戒区域(レッドゾーン)を小学校区防災マップに掲載 | 丘陵のふもと・斜面に近い物件 |
| 地震 | 14ページ「南海トラフ地震想定震度分布図」、15ページ「有馬・高槻断層の地震による想定震度分布図」 | 市内全域 |
| 液状化 | 15ページ「南海トラフ地震による液状化の予測」 | 平地・川に近い物件 |
平成25年台風18号では、八幡市で856戸が浸水しました(防災ハザードマップ)。 都市計画マスタープランは浸水した面積を約205haとしています。 これは想定ではなく、実際に起きたことです。 浸水した範囲は図で公開されていますので、検討中の物件の住所がその範囲に入るかどうかは、契約前に必ず確認してください。
想定のほうは、さらに大きい数字です。 立地適正化計画は「木津川などの氾濫により隣接する八幡地区や川口地区などで5m〜10mの浸水が発生すると想定されている」と書いています。 5mを超える浸水は、2階にいても安全とは言えない深さです。 こうした場所では、家の中での垂直避難ではなく、早めに浸水想定区域の外へ出る避難が前提になります。 浸水が想定される場所の物件を買うなら、避難先までの経路と所要時間、火災保険の水災補償の保険料を、購入前に確かめておいてください。 水災補償の保険料は所在地のリスクによって変わり、毎年の負担になります。
※物件ごとの浸水深、浸水継続時間、家屋倒壊等氾濫想定区域の範囲、想定の前提となる雨量は、 ハザードマップが図面のため本ページでは数値として取得できていません(未取得)。 出典:八幡市「八幡市防災ハザードマップについて」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000570.html / 八幡市立地適正化計画 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000006/6933/rittitekiseikakeikaku.pdf / 八幡市都市計画マスタープラン 第1章 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000000/703/toshimasu03.pdf
2|土砂災害 ― 警戒区域は「男山周辺で多く指定」
八幡市の西部から南部は丘陵地です。 立地適正化計画は、土砂災害特別警戒区域・土砂災害警戒区域・急傾斜地崩壊危険区域について、 「男山周辺で多く指定されている」と記しています。
「高台だから水害の心配がない」で終わらせないでください。 丘陵の住宅地は、洪水の心配が小さいかわりに、がけ・擁壁・斜面の確認が必要です。
- 土砂災害警戒区域(イエローゾーン)か、特別警戒区域(レッドゾーン)か。 レッドゾーンに指定されると、居室を有する建築物には構造規制がかかり、住宅分譲などの開発行為には許可が必要になります。 担保評価が下がり、住宅ローンの条件が厳しくなることもあります。
- 擁壁の状態。造成から年数の経った住宅地では、擁壁にひび割れ・はらみ・排水不良が無いか、検査済証があるかを確認してください。 擁壁のやり直しは数百万円単位の費用になることがあります。
- がけに近い敷地の建て替え。がけからの距離によって、建物を建てられる位置や構造に制限がかかることがあります。
※八幡市の土砂災害警戒区域・特別警戒区域の箇所数と、町ごとの内訳は未取得です。 区域は市の防災ハザードマップ(小学校区防災マップ)と八幡市防災アプリで確認できます。
3|市街化区域か調整区域か。そして都市計画税がかかるか
八幡市は市域の42.6%(1,038.3ha)が市街化区域、57.4%(1,396.7ha)が市街化調整区域です。
| 物件の場所 | 確認すべきこと |
|---|---|
| 市街化区域 | 用途地域、高度地区(第一種低層住居専用地域の一部は高さ10mまで)、地区計画の有無。固定資産税1.4%+都市計画税0.3% |
| 市街化調整区域 | 建て替えができるか、誰が建てられるか、住宅ローンが使えるか。 都市計画税は、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋なら0.3%かかります |
| 長町の一部・樋ノ口・川口高原 | 京都都市計画の高度地区が適用されます。学校は京都市教育委員会の指定する学校です |
調整区域の物件は、安く見えることがあります。 しかし、建て替えの可否、住宅ローンの取扱い、将来の買い手の見つけやすさを考えると、価格だけで判断できる物件ではありません。 八幡市に、調整区域で住宅を建てられる区域を個別に指定する制度があるかどうかは、市公式のページから確認できませんでした(未取得)。 「いま家が建っているから建て替えもできる」とは限りません。 家タダでは、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いを契約前に無料で調査します。
都市計画の内容は、市が「京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS)」で公開しています (「地域コミュニティ(八幡市)」→「八幡市都市計画図」)。 窓口は都市整備課(計画担当 075-983-5049/建築・開発指導担当 075-983-5843)です。
4|1981年以前の建物を買うなら ― 耐震と、木造住宅の助成
八幡市の成約には、古い建物が多く含まれています。 中古マンション59件のうち37件、中古戸建て72件のうち15件が、1981年以前の建築です。
木造の戸建を買う方は、市の助成制度を知っておいてください。
| 事業 | 対象 | 助成率 | 上限額 | 令和8年度の募集 |
|---|---|---|---|---|
| 木造住宅耐震改修費助成事業(本格改修) | 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅で、耐震診断の評点が1.0未満のものを1.0以上に向上させる改修 | 5分の4 | 115万円 | 20戸程度 |
| 木造住宅耐震改修費助成事業(簡易改修) | 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅などの簡易な耐震改修 | 5分の4 | 40万円 | 10戸程度(先着順) |
令和8年度の受付は、どちらも令和8年4月13日(月曜日)から12月28日(月曜日)まで。 このほか市のページには、木造住宅耐震診断士派遣事業、木造住宅耐震シェルター設置費助成事業の案内があります。
いちばん大事なのは順番です。市は次のように明記しています。
「『内定通知書』の発行前に耐震設計や補強工事の契約締結および工事着工をしていますと、助成は受けられません」
古い戸建を買ってすぐリフォームの契約をしてしまうと、助成が受けられなくなります。 購入 → 耐震診断 → 助成の申請 → 内定通知 → 設計・工事の契約、という順番を守ってください。 募集戸数には限りがあり、簡易改修は先着順です。
注意点を2つ。 第一に、これは木造住宅の助成で、鉄筋コンクリート造のマンションの住戸を買う方が使える制度ではありません。 1981年以前のマンションは、建物全体として耐震診断・耐震改修が行われているかを、管理組合の資料で確認することになります。 第二に、成約個票の戸建は1990年・2003年・2007年・2008年築で、いずれもこの助成の対象年代ではありません。 対象になるのは、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅だけです。
出典:八幡市「木造住宅耐震改修費助成事業(本格改修)」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003922.html / 八幡市「木造住宅耐震改修費助成事業(簡易改修)」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000004990.html / 八幡市「住宅」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/category/6-2-8-0-0-0-0-0-0-0.html
5|「最寄駅」は八幡市の駅か。そこまでの足は何か
物件広告の駅名は、所在の市とあわせて確認してください。
| 駅 | 所在 | 路線 | 成約 |
|---|---|---|---|
| 樟葉 | 枚方市 | 京阪本線 | 63件・960万円・駅からの平均26分 |
| 石清水八幡宮 | 八幡市 | 京阪本線 | 42件・980万円・平均15分 |
| 橋本 | 八幡市 | 京阪本線 | 19件・1,800万円・平均14分 |
| 松井山手 | 京田辺市 | JR学研都市線 | 19件・3,400万円・平均12分 |
4駅とも、成約物件の駅からの平均は10分を超えています。樟葉は26分。 八幡市で成約している物件の多くは、駅から歩いてすぐの物件ではありません。次の点を確認してください。
- バス便の場合、バス停までの距離・本数・最終便。 市域の路線バスの大人運賃は令和8年10月1日から270円です。通勤・通学で毎日使うなら、定期代を家計に入れてください。
- そのバス路線は、令和9年3月下旬(予定)の再編後も残るか。 令和7年3月には路線バスの一部区間が廃止され、乗合タクシー(平日のみ)に置き換わっています。
- 駐車場は何台分あるか。前面道路の幅と、車の出し入れのしやすさ。
- 通勤先は京阪沿線か、JR学研都市線沿線か。樟葉・石清水八幡宮・橋本は京阪本線、松井山手はJR学研都市線で、行き先がちがいます。
6|新名神高速道路とインターチェンジ周辺の開発
八幡市には第二京阪道路が通り、新名神高速道路の八幡京田辺JCT・ICがあります。
| 道路 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 第二京阪道路 | 久御山町(巨椋池IC)〜門真市(門真JCT)27.4kmが供用。平成15年3月に巨椋池IC〜枚方東ICが開通、平成22年3月に全線開通 |
| 新名神高速道路 | 平成29年4月30日に城陽JCT・IC〜八幡京田辺JCT・ICが開通。 八幡京田辺JCT・IC〜高槻JCT・IC(10.7km)は令和9年度の完成予定(市のページは令和4年12月5日公開) |
買う側にとって、これは2つの意味を持ちます。
- 車での移動は便利な市です。ただし、幹線道路とインターチェンジの近くは、交通量・大型車・音・振動の確認が必要です。
- インターチェンジ周辺では、土地利用が変わっていく可能性があります。 都市計画マスタープランは、八幡京田辺JCT・IC周辺で2地区の土地区画整理事業が検討中であることを記し、 地区計画の一覧には「美濃山古寺地区」「八幡インター南地区」があります。 近くに物流施設や工場ができれば、便利になる面と、交通量が増える面の両方があります。
開通の予定は変わることがあります。 平成31年3月改定のマスタープランは新名神の開通を「2023年度」の予定としていましたが、 令和4年12月の市のページでは「令和9年度」になっています。 「道路ができるから値上がりする」という前提で価格を受け入れないでください。
出典:八幡市「広域的な幹線道路」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000013.html / 八幡市都市計画マスタープラン 第4章 https://www.city.yawata.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000000/703/toshimasu06.pdf
7|高度地区・地区計画 ― 建て替えで同じ家が建つか
八幡市の市街化区域には高度地区があり、 第一種低層住居専用地域の一部(第1種高度地区)は、建物の高さが10mまでです(北側斜線は立ち上がり5m・勾配0.6)。 地区計画は11地区。欽明台地区のA地区(低層専用住宅地区)は敷地面積の最低限度150㎡・高さの最高限度10mです。
- 3階建てへの建て替え・増築を考えている方は、高度地区と地区計画の高さの制限を先に確認してください。
- 土地を分けて使いたい方(二世帯で2棟、将来の一部処分など)は、敷地面積の最低限度に注意してください。
- 小さな区画の土地(標準地には60㎡・71㎡の区画があります)は、建ぺい率・容積率・斜線制限で、 建て替え後の建物がいまより小さくなることがあります。
- 古い市街地の物件は、前面道路の幅が4mに満たない場合、建て替えのときに道路後退(セットバック)が必要になります。 接道の条件によっては再建築ができない敷地もありますので、必ず確認してください。
※第2種〜第5種高度地区の数値、欽明台地区以外の地区計画の内容、景観計画・風致地区の指定の有無、 盛土規制法の規制区域は、本ページでは確認できていません(未取得)。
8|人口が減っている市で買う、ということ
これは正直に書いておくべき点です。 八幡市の人口は、平成5年1月末の76,467人をピークに減っており、令和8年8月末は67,696人です。 立地適正化計画は、平成27年に72,664人だった人口が令和27(2045)年には約50,800人程度まで減少するという予測を載せています。
- 買うときの利点:選択肢が多く、価格の低い物件が見つかりやすい。中古マンションの下位25%は500万円です。
- 持っているあいだの注意点:場所によって値動きが逆になります。住宅地15地点のうち10地点は上昇、4地点は下落でした。
- 手放すときの注意点:買い手がつきやすい立地かどうかの差が、いまより大きくなる可能性があります。 駅やバス停からの距離、災害リスク、区域区分、立地適正化計画の居住誘導区域の内外は、将来の買い手の見つけやすさに関わります。
男山地域について、市の報告書は、この20年間で年少人口の割合が約2分の1に、高齢化率が約4倍になったと記しています。 一方で、関西大学・UR都市機構・八幡市の連携協定(平成25年10月25日締結)にもとづいて、 子育て世代向けの住戸リノベーションなどの取り組みが続けられています。 「長く住むための家」として、価格の低さを生かして買うなら、八幡市は現実的な選択肢です。 「数年で買い替える前提」の方は、立地の条件を厳しめに見ておくことをおすすめします。
9|八幡市で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)
| # | 確認すること | なぜ効くか |
|---|---|---|
| 1 | 洪水の浸水想定と、平成25年台風18号の浸水区域 | 三川合流の市。平成25年には856戸・約205haが浸水。計画書は八幡地区や川口地区などで5m〜10mの浸水想定に言及しています |
| 2 | 土砂災害警戒区域・特別警戒区域、擁壁 | 警戒区域は男山周辺で多く指定。レッドゾーンは構造規制・ローンに影響します |
| 3 | 市街化区域か、市街化調整区域か | 市域の57.4%は調整区域。建て替えの可否と住宅ローンが変わります |
| 4 | 都市計画税がかかるか | 調整区域でも、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋には0.3%かかります |
| 5 | 建築年と耐震 | 中古マンション59件中37件、中古戸建て72件中15件が1981年以前。木造住宅の耐震改修は上限115万円の助成(内定通知の前に契約しないこと) |
| 6 | マンションの管理費・修繕積立金・修繕履歴 | 中央値700万円の古いマンションは、物件価格より月々の負担と将来の修繕が論点になります |
| 7 | 最寄駅はどの市のどの駅か。そこまでの足 | 樟葉は枚方市、松井山手は京田辺市。成約物件の駅からの平均は樟葉で26分です |
| 8 | バス路線の再編後の姿 | 令和9年3月下旬(予定)に再編。令和7年3月には一部区間が廃止されています |
| 9 | 指定校 | 中学校は4校。欽明台・美濃山は男山東中学校(内里砂畠)。八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原は京都市の学校です |
| 10 | 高度地区・地区計画・接道 | 第一種低層住居専用地域の一部は高さ10mまで。欽明台A地区は敷地面積の最低限度150㎡。古い市街地は道路後退の要否を確認 |
家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、区域区分・ハザードの確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。
12八幡市の成り立ち ― 門前町、近郊農村、そして団地の市へ
八幡市は、昭和52年(1977年)11月1日に市制を施行しました。京都府内で11番目の市です。 市公式「八幡市のあらまし」は、昭和29年に八幡町・都々城村・有智郷村の3町村が合併して人口1万6千人の新しい八幡町となり、 その23年後に市になったと説明しています。 1万6千人の町が、23年で5万人を超える市になった。その間に起きたのが、男山団地の開発です。
石清水八幡宮の門前町として
市公式のあらましは、八幡の歴史を次のように書いています。
| 時期 | 市公式の内容 |
|---|---|
| 旧石器時代 | 市域の南西部の丘陵地から約2万年前の石器が出土。弥生時代・古墳時代の遺跡が市域全域に分布 |
| 古代〜近世 | 木津川や淀川の水路に加え、陸路として古山陰道、東高野街道、京街道が整備され、山陰や奈良、京都へ通じる交通の要衝に |
| 貞観元年(859年) | 平安京を鎮護するため九州から八幡神が勧請され、男山に石清水八幡宮が建立。その門前町として発展 |
| 江戸時代初期 | 寛永の三筆の一人と称される松花堂昭乗が石清水八幡宮の坊舎に住み、文人たちと集った |
| 江戸時代〜明治期 | 京都・大阪という大消費地を抱える近郊農村として発展 |
| 明治の末期 | 市域の北端を通る鉄道が開通。淀川水運の要衝としての役割は次第に低下 |
市の名前にある「八幡」は、石清水八幡宮の「八幡」と同じ字です。 市公式は、八幡神が勧請されて石清水八幡宮が建立され、その門前町として発展したと説明しています。 ただし、「八幡」という地名そのものの由来を説明した記述は、市公式のあらましには見当たりませんでしたので、 このページでは地名の語源を断定していません。 京阪本線の駅名も「石清水八幡宮」で、立地適正化計画は旧駅名を「八幡市駅」と注記しています。
門前町として発展した古い市街地で家を買うときの注意点は、道路と敷地です。 古い町割りの区域では、前面道路の幅が狭い、敷地が細長い、といった条件の物件があります。 再建築のときに道路後退(セットバック)が必要になるかどうか、接道の条件を必ず確認してください。 令和8年地価公示の標準地にも、八幡小松60㎡・八幡科手71㎡という小さな区画があります。
3つの町村が合併し、団地の開発で市になった
| 年月日 | できごと |
|---|---|
| 明治22年 | 町村制施行。現在の市域に八幡町、都々城村、有智郷村が設けられる |
| 昭和29年 | 3町村が合併して、人口1万6千人の新しい八幡町に |
| 昭和40年代後半 | 公団による男山団地の開発が主因となって「全国屈指の人口急増」 |
| 昭和50年 | 国勢調査で人口が5万人を超える |
| 昭和52年4月 | 男山団地が完成/八幡第四小学校が開校 |
| 昭和52年11月1日 | 市制施行。京都府内で11番目の市 |
| 昭和58年7月 | 人口7万人を突破 |
| 平成5年1月末日 | 76,467人(ピーク)。以降は漸減 |
市公式は、昭和30年代に京都・大阪の都市圏が広がり、 八幡が「2大都市圏の中間に位置するという立地条件もあって住宅適地として脚光を浴び」たと書いています。 いまの八幡市の住宅ストックの大きな部分は、この昭和40年代後半〜50年代に供給されたものです。 成約データで、中古マンションの建築年の中央値が1977年、59件のうち37件が1981年以前という数字は、この歴史をそのまま映しています。
平成以降 ― 南部の新しい住宅地と、高速道路
人口がピークを過ぎた平成5年以降、八幡市では南部の開発と道路の整備が進みました。
| 年月 | できごと |
|---|---|
| 平成3年9月20日 | 欽明台地区地区計画の当初決定(59.0ha) |
| 平成14年4月 | 美濃山小学校が開校 |
| 平成15年3月 | 第二京阪道路(巨椋池IC〜枚方東IC)が開通 |
| 平成20年・22年 | 小学校を統合(さくら小学校・くすのき小学校が開校) |
| 平成22年3月 | 第二京阪道路が全線開通 |
| 平成25年9月 | 台風18号の大雨で市内856戸・約205haが浸水 |
| 平成25年10月25日 | 男山地域まちづくり連携協定(関西大学・UR都市機構・八幡市、立会人 京都府) |
| 平成29年4月30日 | 新名神高速道路(城陽JCT・IC〜八幡京田辺JCT・IC)が開通 |
男山団地の時代から40〜50年がたち、市の南部に新しい住宅地と商業地ができた。 都市計画マスタープランが南部地域を「本市唯一の人口増加地域」と書いたのは平成31年3月のことです。 令和8年8月末の人口集計表では、欽明台地区が5,054人、美濃山地区が4,284人。 八幡市で物件を探すときは、「八幡市のどこか」ではなく「いつの時代にできた住宅地か」で考えると、整理がつきやすくなります。 建物の年代も、区画の大きさも、最寄駅も、価格帯も、この単位でまとまっているからです。
市のシンボルと、市域の地理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 市制施行 | 昭和52年(1977年)11月1日(京都府内で11番目の市) |
| 市の花 | さつき(昭和42年10月1日に制定。昭和52年11月1日、市制施行に伴い市の花に) |
| 市の木 | くすのき(同上) |
| 市の鳥 | しじゅうから(平成4年12月10日・市制施行15周年を記念) |
| 市の花木 | つばき(平成14年11月1日・市制施行25周年を記念。毎春「松花堂つばき展」が開かれている) |
| 位置 | 京都府南西部。木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川となる地点。大阪府境に接する |
| 広がり | 面積24.35km²/最大幅 東西約6.7km・南北約8.5km |
| 隣接 | 北部から東部は島本町・大山崎町・京都市・久御山町・城陽市、南東部は京田辺市、西部は枚方市。 京都市・久御山町・京田辺市の区域内に飛地を有する |
| 地形 | 西部の男山から南部の美濃山地域にかけてはなだらかに起伏した丘陵地、その他は平地。平地部に一級河川の大谷川、防賀川 |
| 気候 | 年平均気温は16度から17度、降水量は年間平均約1,500ミリメートル |
| 市役所所在地 | 京都府八幡市八幡園内75(新本庁舎は令和4年11月に落成記念式典、令和5年1月に業務開始) |
市の年表には、平成3年8月に男山を「ふるさとの森」に指定したこと、平成8年11月に大谷川公園が完成したことも載っています。
年表
| 年 | できごと |
|---|---|
| 貞観元年(859年) | 男山に石清水八幡宮が建立 |
| 明治22年(1889年) | 町村制施行。八幡町・都々城村・有智郷村 |
| 昭和29年(1954年) | 3町村が合併し、新しい八幡町に(人口1万6千人) |
| 昭和50年(1975年) | 国勢調査で人口5万人を超える |
| 昭和52年(1977年) | 4月 男山団地完成/11月1日 市制施行 |
| 昭和53年(1978年)6月 | 市役所新庁舎 開庁 |
| 昭和58年(1983年)7月 | 人口7万人突破 |
| 平成3年(1991年) | 8月 男山を「ふるさとの森」に指定/9月20日 欽明台地区地区計画 当初決定 |
| 平成5年(1993年)1月末 | 人口76,467人(ピーク) |
| 平成8年(1996年)11月 | 大谷川公園 完成 |
| 平成10年(1998年)3月 | 都市計画マスタープランを策定(平成20年3月・平成31年3月に改定) |
| 平成14年(2002年) | 4月 美濃山小学校 開校/11月1日 市の花木「つばき」を制定 |
| 平成15年(2003年)3月 | 第二京阪道路(巨椋池IC〜枚方東IC)開通 |
| 平成20年(2008年)4月 | 八幡小学校と八幡東小学校を統合/さくら小学校 開校 |
| 平成22年(2010年) | 3月 第二京阪道路 全線開通/4月 くすのき小学校 開校 |
| 平成25年(2013年) | 9月 台風18号で856戸・約205haが浸水/10月25日 男山地域まちづくり連携協定 |
| 平成27年(2015年) | 国勢調査 72,664人・29,259世帯 |
| 平成28年(2016年)5月10日 | 欽明台地区地区計画 最終の変更 |
| 平成29年(2017年) | 4月30日 新名神高速道路(城陽JCT・IC〜八幡京田辺JCT・IC)開通/5月 中学校給食開始 |
| 平成31年(2019年)3月 | 都市計画マスタープランを改定(2回目) |
| 令和3年(2021年) | 3月 立地適正化計画を策定(6月1日公表) |
| 令和4年(2022年) | 10月 防災ハザードマップを更新/11月 新本庁舎 落成記念式典 |
| 令和5年(2023年)1月 | 新本庁舎で業務開始 |
| 令和6年(2024年) | 1月 橋本駅前広場の最終形ロータリーの使用開始/9月 子育て支援医療費の高校生年代を拡充 |
| 令和7年(2025年)3月 | 23日 路線バスの一部区間が廃止/24日 乗合タクシー(石清水八幡宮駅〜西戸津)運行開始 |
| 令和8年(2026年) | 4月 石清水八幡宮駅周辺グランドデザインを公開/住民基本台帳人口67,696人(8月末)/ 10月1日 路線バスの大人運賃270円に改定/10月1日〜30日 地域公共交通網再編案の意見募集 |
| 令和9年(2027年)3月下旬(予定) | 地域公共交通網の再編 |
| 令和9年度(予定) | 新名神高速道路 八幡京田辺JCT・IC〜高槻JCT・IC(10.7km)完成予定(市のページ・令和4年12月時点) |
※地名「八幡」の語源・由来、令和2年・令和7年国勢調査の市全体の人口・世帯数、男山団地の戸数・面積・入居開始年は確認できていません(未取得)。 出典:八幡市「八幡市のあらまし」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000751.html / 八幡市「位置・地勢・気候」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000738.html / 八幡市「八幡市のあゆみ」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003903.html / 八幡市「市の花・木・鳥・花木」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000001197.html / 八幡市「八幡市都市計画マスタープラン」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000000703.html / 八幡市「男山地域まちづくり連携協定」 https://www.city.yawata.kyoto.jp/0000003776.html
13八幡市の物件を探す・相談する
ネットで見つけた八幡市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。
ご相談から引渡しまでの流れ
| ステップ | 内容 | 費用 |
|---|---|---|
| 1. ご相談 | LINE・電話・メールで物件URLをお送りください | 無料 |
| 2. 無料診断 | 仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答 | 無料 |
| 3. 内覧 | 八幡市内の物件は担当者が現地までご同行します | 無料 |
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※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。
お問い合わせ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MILLIONS(家タダ) |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702 |
| 免許番号 | 大阪府知事(1)第66296号 |
| 電話 | 06-4256-4106 |
| LINE | LINEで相談する |
※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。
14八幡市の不動産購入に関する記事
- 【京都府】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て 八幡市の価格が京都府全体のどのあたりに位置するのかを、府内の市区町村の地価と成約データで比較できます。
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区ごとの地価・人口・制度を横並びで比較したい方は【大阪市24区】エリア比較ハブ/【神戸市】9区の比較ページをご覧ください。
15八幡市の不動産購入 よくある質問
八幡市で本当に仲介手数料は0円になりますか?
はい。ネットに掲載されている八幡市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。八幡市の戸建の成約中央値2,300万円で計算すると、仲介手数料の上限額は82万5,000円。新築戸建ての中央値3,300万円なら115万5,000円、中古マンションの中央値700万円でも29万7,000円です。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい種別です。売主が仲介手数料を支払わない取引など、物件や取引条件によっては0円の対象外になります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。
八幡市の住宅の相場はいくらくらいですか?
ひとつの数字では答えられない市です。国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、八幡市の成約は146件。新築戸建てが14件で成約中央値3,300万円(3,100万〜3,900万円・延床面積の中央値100㎡)、中古戸建てが72件で1,850万円(下位25% 880万円〜上位25% 2,900万円・延床面積の中央値100㎡・建築年の中央値1991年)、中古マンションが59件で700万円(下位25% 500万円〜上位25% 2,500万円・専有面積の中央値70㎡・建築年の中央値1977年)です。最寄駅別では樟葉(枚方市)63件・960万円、石清水八幡宮42件・980万円、松井山手(京田辺市)19件・3,400万円、橋本(京都)19件・1,800万円。町丁目別では八幡60件・1,200万円、男山40件・690万円、橋本17件・1,800万円、欽明台東15件・3,500万円、西山5件・3,100万円、美濃山5件・2,400万円、川口3件・2,000万円です(西山・美濃山・川口は件数が少なく参考値)。男山の団地のマンションを中心とする700万円前後の帯と、欽明台・新築戸建てを中心とする3,000万円台の帯の2つがあると見ていただくと分かりやすいと思います。土地の値段は、令和8年地価公示の住宅地15地点の平均が1㎡あたり79,586円、前年比+1.6%。商業地は1地点(欽明台西)で196,000円/㎡(+2.1%)です。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。
八幡市の中古マンションは700万円前後と安いですが、買って大丈夫ですか?
安い理由を理解したうえで買うなら、選択肢になります。八幡市の中古マンションの成約59件は、建築年の中央値が1977年で、59件のうち37件が1981年以前の建築です。町丁目別では男山が40件・中央値690万円。市公式は、昭和40年代後半の男山団地の開発で人口が急増したと説明しており、市の年表では男山団地の完成は昭和52年4月です。確認していただきたいのは次の点です。(1)管理費・修繕積立金の月額、積立金の残高、今後の値上げ予定、大規模修繕の履歴。(2)建物として耐震診断・耐震改修が行われているか。市の耐震改修の助成は木造住宅が対象で、鉄筋コンクリート造のマンションの住戸を買う方が使える制度ではありません。(3)住宅ローンの借入期間・融資額。築年数の古い物件は金融機関によって扱いが分かれます。(4)何階の住戸か、エレベーターがあるか。(5)最寄駅までの足。男山地域について市の報告書は「京阪電車樟葉駅からバス・自転車で最短約10分」としていますが、樟葉駅は枚方市の駅で、成約データでは樟葉を最寄りとする物件の駅からの平均は26分です。バス路線は令和9年3月下旬(予定)に再編されます。500万円の物件でも仲介手数料の上限額は23万1,000円で、価格の約4.6%にあたります。家タダなら0円になる可能性がありますが、中古マンションは対象になる物件とならない物件がありますので、物件ごとにご確認ください。
八幡市に市街化調整区域はありますか?
あります。市域の57.4%が市街化調整区域です。八幡市都市計画マスタープラン(平成31年3月改定)によると、都市計画区域(行政区域全域)が2,435.0ha、市街化区域が1,038.3ha、市街化調整区域が1,396.7ha(割合は当方算出)。同プランは、東部地域(岩田、上津屋、上奈良、下奈良、内里、戸津、野尻地区・840.0ha)を「大半が市街化調整区域」としています。市街化調整区域は、原則として建築を目的とした開発ができない区域で、建て替えに許可が必要だったり、住宅ローンの取扱いが金融機関によって分かれたりします。八幡市で注意していただきたいのは都市計画税です。市公式によると、都市計画税(0.3%)は市街化区域の土地・家屋のほか、「市街化調整区域内のうち、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋」にも課税されます。「調整区域だから都市計画税はかからない」とは限らず、納税通知書に都市計画税が載っていても市街化区域とは限りません。市街化調整区域のなかで住宅を建てられる区域を個別に指定する制度が八幡市にあるかどうかは、市公式から確認できませんでした(未取得)。検討中の物件がどの区域かは、都市整備課(計画担当 075-983-5049)または重要事項説明書でご確認ください。
樟葉駅や松井山手駅は八幡市の駅ですか?
いいえ、どちらも八幡市の駅ではありません。八幡市立地適正化計画と都市計画マスタープランは、市内の駅を京阪本線の石清水八幡宮駅(旧:八幡市駅)と橋本駅とし、樟葉駅を「京阪樟葉駅(枚方市)」、松井山手駅を「JR松井山手駅(京田辺市)」と表記しています。それでも、国土交通省の成約価格情報で八幡市の成約の最寄駅を集計すると、樟葉が63件(中央値960万円・駅からの平均26分)で最多、石清水八幡宮が42件(980万円・15分)、松井山手が19件(3,400万円・12分)、橋本(京都)が19件(1,800万円・14分)。市外の2駅で82件、市内の2駅で61件です。西部の男山地域は樟葉駅、南部の欽明台・美濃山は松井山手駅を使う地域だからです。物件広告の「最寄駅」は、所在の市と路線、そして駅までの手段(徒歩・バス・自転車)を必ず確認してください。京阪本線とJR学研都市線では行き先がちがいます。また、市は令和8年9月30日に地域公共交通網の再編案を公表しており、令和9年3月下旬(予定)にバス路線が変わります。
八幡市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?
固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。都市計画税がかかる物件は合計1.7%、かからない物件は1.4%のみになります。八幡市の都市計画税は、課税される区域に特徴があります。市公式「都市計画税のあらまし」によると、課税区域は「市街化区域内に所在する土地・家屋および、市街化調整区域内のうち、下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋」。市街化調整区域の物件でも、都市計画税がかかる場合があります。納税義務者は毎年1月1日(賦課期日)現在の所有者。納期は5月(第1期)・7月(第2期)・9月(第3期)・11月(第4期)で、納期限は納期月の末日(土曜日・日曜日・市役所閉庁日のときは翌開庁日)です。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円。住宅用地の特例(200㎡以下の部分は固定資産税の課税標準が6分の1、都市計画税が3分の1)は地方税法による全国共通の制度で、八幡市の戸建の成約は土地面積の中央値が115㎡ですから、多くの物件は土地の全部が小規模住宅用地の範囲に収まります。新築住宅には一定期間の固定資産税の減額があり、市は令和8年度のお知らせでこれを案内しています(減額の要件・期間の数値は市のページから確認できておらず未取得です)。正確な税額は物件ごとの課税標準額によりますので、市の税務課資産税係(075-983-2480)または納税通知書でご確認ください。
八幡市のこどもの医療費や学校はどうなっていますか?
子育て支援医療費は、0歳から18歳に達する日以後最初の3月31日まで、所得制限なしです。自己負担は、入院・通院とも1か月1医療機関あたり200円。高校生年代(15〜18歳)は令和6年9月に拡充されました。入院時の食事代など保険診療外の費用は対象外です。京都府外の医療機関では受給者証が使えません。いったん自己負担分を支払い、市に申請して200円を超えた分の支給を受ける形になります。枚方市の樟葉駅周辺で受診することが多い方は、知っておいてください。市立小学校は8校、中学校は4校です。中学校と小学校の対応は、男山中学校←八幡小・中央小、男山第二中学校←くすのき小・南山小、男山第三中学校←さくら小・橋本小、男山東中学校←有都小・美濃山小。八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原地区の児童生徒は、京都市教育委員会の指定する学校に入学します。小学校は平成20年・22年に統合が行われ、さくら小学校・くすのき小学校が開校しました。なお学校給食費の金額と無償化・補助の有無、待機児童数は、市公式で確認できませんでした(未取得)。
引っ越す前から、新居の校区の学校に通わせることはできますか?
できる場合があります。八幡市の「指定校の変更と通学区域外就学について」の許可基準に、「学年途中に他の通学区域に転居することが確実であるため、学年当初から転居予定先の学校に就学したい場合」という事由があります。期間は「必要と判断する期間」とされています。逆に、市内で転居したあとも元の学校に通い続けたい場合も、「必要と判断する期間」で認められることがあります。このほか、建て替えなどで一時的に転居し1年以内に戻ることが確実な場合、住民票を先に異動した場合(1年以内)、昼間留守家庭(小学校のみ・学年末まで・毎年度申請)、兄弟姉妹が許可を受けている場合、教育的配慮が必要な場合などが挙げられています。条件として、通学上の安全は保護者が全責任を負うこととされ、小学校で受けた許可は中学校には引き継がれません。虚偽の申告があれば許可が取り消されることがあります。必要書類や期間の具体的な扱いは市のページに細かい記載がありませんので、学校教育課(075-983-1127)に事前にご相談ください。「学校選択制」という名前の制度についての記載は、市公式のこれらのページにはありません。
八幡市で家を買うとき、災害リスクは何を確認すればよいですか?
平地の物件は洪水、丘陵の物件は土砂災害。場所によって確認すべき図がちがいます。八幡市は木津川・宇治川・桂川が合流して淀川になる地点にあり、平地部には大谷川と防賀川が流れています。市の防災ハザードマップ(令和4年10月更新)は、平成25年台風18号の大雨で八幡市の856戸が浸水したことを浸水区域図つきで載せており、都市計画マスタープランは同じ台風で市内の約205haが浸水したと記しています。立地適正化計画は「木津川などの氾濫により隣接する八幡地区や川口地区などで5m〜10mの浸水が発生すると想定されている」とし、土砂災害警戒区域等については「男山周辺で多く指定されている」と書いています。ハザードマップには、大谷川浸水想定区域図(12〜13ページ)、平成25年台風18号の浸水区域図と南海トラフ地震の想定震度分布図(14ページ)、液状化の予測と有馬・高槻断層の地震による想定震度分布図(15ページ)が載っており、18〜37ページは8つの小学校区と長町・樋ノ口地区に分かれた小学校区防災マップです。検討中の物件の校区のページを開けば、その場所の浸水想定と土砂災害警戒区域が分かります。物件ごとの浸水深や、土砂災害警戒区域の箇所数は、本ページでは数値として取得できていません(未取得)ので、市のハザードマップまたは八幡市防災アプリで必ずご確認ください。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。
八幡市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?
正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。八幡市は中古マンションの成約中央値が700万円で、下位25%は500万円、最小は170万円です。価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。物件価格が低いほど、こうした金額の決まった実費の割合は相対的に大きくなります。第三に、八幡市固有の事情を正直に書いておきます。八幡市の中古マンションは、建築年の中央値が1977年で、59件のうち37件が1981年以前の建築です。仲介手数料が0円になっても、古いマンションには毎月の管理費・修繕積立金がかかり、将来の大規模修繕の負担もあります。木造の戸建には市の耐震改修の助成(本格改修は上限115万円)がありますが、内定通知書の発行前に契約・着工すると受けられませんし、マンションの住戸には使えません。また八幡市は、三川合流の地点にあり、平成25年には856戸が浸水した市です。浸水が想定される場所の物件は、火災保険の水災補償の保険料が毎年かかります。市域の57.4%は市街化調整区域で、建て替えの可否と住宅ローンの取扱いが論点になり、調整区域でも下水道計画区域内などなら都市計画税(0.3%)がかかります。駅は市域の北の端に2つだけで、バスの定期代(路線バスの大人運賃は令和8年10月から270円)や車の維持費が暮らしのコストに加わる地域があります。バス路線は令和9年3月下旬(予定)に再編されるため、いまの路線がそのまま続くとは限りません。人口は平成5年のピークから11.5%減っており、場所を選ばずに値上がりを期待できる市ではありません。家タダは区域区分・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。
八幡市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?
八幡市は、2つの時代の住宅地が並んでいる市です。昭和40年代後半に開発された男山団地と、平成に入ってからできた欽明台・美濃山。公的データに出ている成約146件は、中古マンション59件が中央値700万円(建築年の中央値1977年)、新築戸建て14件が3,300万円、中古戸建て72件が1,850万円(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。だからまず、どの帯の物件を探すのかを決める必要があります。次に、丘陵か平地か。八幡市は木津川・宇治川・桂川が合流する地点にあり、平成25年台風18号では856戸・約205haが浸水しました。丘陵の男山周辺には土砂災害警戒区域が多く指定されています。そしてどの駅に、どうやって出るか。市内の駅は京阪本線の石清水八幡宮と橋本の2つで、成約の最寄駅の最多は枚方市の樟葉駅。バス路線は令和9年3月下旬(予定)に再編されます。市域の57.4%は市街化調整区域で、調整区域でも下水道計画区域内などなら都市計画税がかかります。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。700万円の物件なら29万7,000円、3,300万円なら115万5,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。
16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)
当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。
- 八幡市「八幡市のあらまし」(沿革(石清水八幡宮の建立、町村合併、男山団地、昭和52年11月1日市制施行、平成5年1月末76,467人がピーク))
- 八幡市「位置・地勢・気候」(面積24.35km²/最大幅 東西約6.7km・南北約8.5km/隣接市町・飛地/丘陵地と平地、大谷川・防賀川/気候)
- 八幡市「八幡市のあゆみ」(年表(男山団地完成、学校の開校・統合、第二京阪道路・新名神の開通、新本庁舎、人口7万人突破ほか))
- 八幡市「市の花・木・鳥・花木」(さつき/くすのき/しじゅうから/つばき と制定年月日)
- 八幡市「人口集計表のダウンロード(平成13年1月から令和8年8月分)」(人口集計表の掲載ページ)
- 八幡市「人口集計表 令和8年8月分」(令和8年8月末日現在 67,696人(男32,996・女34,700)・34,507世帯/14地区別の人口・世帯数)
- 八幡市統計書(令和7年版)(各章の一覧。PDFが画像のため数値は読み取れず(用途地域別面積・駅別乗客数・国勢調査・公園は未取得))
- 八幡市「八幡市都市計画マスタープラン」(平成10年3月策定/平成20年3月・平成31年3月に改定)
- 八幡市都市計画マスタープラン「第1章 本市の現況と課題」(都市計画区域(行政区域全域)2,435.0ha・市街化区域1,038.3ha・市街化調整区域1,396.7ha/平成27年国勢調査72,664人・29,259世帯/平成25年台風18号で約205haが浸水/鉄道駅)
- 八幡市都市計画マスタープラン「第4章 地域別構想」(4地域の面積・人口(北部1,011.5ha・34,595人/西部252.4ha・24,439人/東部840.0ha・3,588人/南部331.1ha・10,042人)/各地域の現況と課題)
- 八幡市「都市計画情報について」(京都府・市町村共同 統合型地理情報システム(GIS)で都市計画図を公開/関連リンク(高度地区・地区計画・立地適正化計画・宅地造成工事規制区域(京都府)))
- 八幡市「都市計画」(一覧)(都市計画に関するページの一覧)
- 八幡市「都市基盤」(一覧)(土地/屋外広告物/建築・開発/都市計画/住宅/拠点整備 の分類)
- 八幡市「高度地区」(高度地区の概要の掲載ページ)
- 八幡市「高度地区の概要(綴喜都市計画区域・京都都市計画区域)」(綴喜都市計画 第1種〜第5種/京都都市計画 第2種・第4種(長町の一部・樋ノ口・川口高原)/第1種は高さ10m。第2種以降の数値は未確認)
- 八幡市「地区計画」(11地区の計画書・計画図/届出書の様式)
- 欽明台地区地区計画(計画書・計画図)(59.0ha/当初 平成3年9月20日・最終変更 平成28年5月10日/A地区14.9ha・敷地面積の最低限度150㎡・高さ10m ほか)
- 八幡市「八幡市立地適正化計画」(令和3年3月策定・令和3年6月1日公表/届出制度(居住誘導区域外で3戸以上または1,000㎡以上))
- 八幡市立地適正化計画(計画書)(目標年次(令和9年度・令和20年度)/令和27年に約50,800人の予測/市内の駅と市外の駅/木津川などの氾濫で5m〜10mの浸水想定/土砂災害警戒区域等は男山周辺で多く指定。誘導区域の範囲・面積は未取得)
- 八幡市「市街化調整区域での土地利用をお考えの皆様へ」(市街化調整区域の説明/相談窓口 まちづくり推進課 075-983-3360)
- 八幡市「開発行為、建築行為に関すること(八幡市開発指導要綱)」(要綱・施行基準・標準図集(令和7年5月版)。対象規模は未取得)
- 八幡市「固定資産税のあらまし」(税率1.4%/賦課期日1月1日/免税点(土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円))
- 八幡市「都市計画税のあらまし」(税率0.3%/課税区域(市街化区域+市街化調整区域のうち下水道計画区域内および区域外流入の指定を受けた土地・家屋))
- 八幡市「令和8年度固定資産税等についてのお知らせ」(評価替えの第3年度/新築住宅の減額の案内/税務課資産税係 075-983-2480)
- 八幡市「市税の納付について」(固定資産税・都市計画税の納期 5月・7月・9月・11月/市民税・府民税 6月・8月・10月・12月/納期限の扱い)
- 八幡市「固定資産税・都市計画税」(一覧)(認定長期優良住宅・耐震改修・バリアフリー改修・熱損失防止改修等の減額措置のページの一覧)
- 八幡市「八幡市立小・中学校一覧と校区」(小学校8校・中学校4校と所在地/中学校ごとの小学校の区域/八幡長町・八幡樋ノ口・川口高原地区は京都市教育委員会の指定する学校)
- 八幡市「指定校の変更と通学区域外就学について」(指定校変更・通学区域外就学の許可基準/学校教育課 075-983-1127)
- 八幡市「八幡市の教育」(教育要覧の掲載ページ)
- 八幡市「八幡市の教育」(令和7年)(小学校8校・中学校4校・幼稚園2園・こども園2園・保育園3園/学校再編整備計画(平成18年)と統合の沿革)
- 八幡市「子育て支援医療費支給制度【0歳から高校生年代】」(0歳〜18歳年度末/所得制限なし/1か月1医療機関200円/高校生年代は令和6年9月から拡充/府外受診時の扱い)
- 八幡市「学校給食予定献立表および食材の主な産地」(給食費の金額の記載はなし(未取得))
- 八幡市「子育て」(一覧)(待機児童数は未取得)
- 八幡市「子育て・教育」(一覧)
- 八幡市「八幡市防災ハザードマップについて」(令和4年10月更新/浸水想定区域・土砂災害警戒区域・校区ごとの避難場所/小学校区防災マップ(8校区+長町・樋ノ口地区))
- 八幡市防災ハザードマップ(表紙〜11ページ)(目次/水害の記録(1573年から)/土砂災害警戒区域・特別警戒区域の説明)
- 八幡市防災ハザードマップ(14〜17ページ)(平成25年台風18号の浸水区域図(八幡市で856戸が浸水)/南海トラフ地震想定震度分布図/液状化の予測/有馬・高槻断層の想定震度分布図)
- 八幡市「災害危険度が色ですぐわかる!八幡市防災アプリをご利用ください!」
- 八幡市「木造住宅耐震改修費助成事業(本格改修)」(昭和56年5月31日以前着工/5分の4・上限115万円/20戸程度/令和8年4月13日〜12月28日/内定通知書の前の契約・着工は不可)
- 八幡市「木造住宅耐震改修費助成事業(簡易改修)」(5分の4・上限40万円/10戸程度(先着順))
- 八幡市「住宅」(一覧)(木造住宅耐震診断士派遣事業/耐震シェルター設置費助成事業/空き家対策ほか)
- 八幡市「市役所へのアクセス」(八幡園内75/石清水八幡宮駅からバス約5分(樟葉八幡線32系統)/八幡東IC・大山崎IC・京都南IC・田辺北IC)
- 八幡市「広域的な幹線道路」(新名神高速道路(平成29年4月30日 城陽〜八幡京田辺 開通/八幡京田辺〜高槻10.7kmは令和9年度完成予定)/第二京阪道路27.4km)
- 八幡市「八幡市地域公共交通網再編案について意見を募集します」(令和8年10月1日〜30日 意見募集/令和9年3月下旬(予定)実施/4路線/路線バスの大人運賃270円(令和8年10月1日〜))
- 八幡市「バス路線廃止区間代替交通(乗合タクシー)の運行について」(令和7年3月23日廃止・24日から乗合タクシー/石清水八幡宮駅〜西戸津/大人300円・平日のみ)
- 八幡市「コミュニティバスやわた利用案内」(橋本東山本〜市民スポーツセンター/大人200円・小児100円)
- 八幡市「石清水八幡宮駅周辺グランドデザイン」(令和8年4月22日公開/駅周辺の課題/コンセプト)
- 八幡市「橋本駅前広場の整備について」(令和6年1月に最終形ロータリーの使用開始/令和6年度からの施設整備)
- 八幡市「男山地域まちづくり連携協定」(平成25年10月25日締結(関西大学・UR都市機構・八幡市、立会人 京都府)/取り組みの内容)
- 八幡市「男山地域の持続可能なまちづくりに向けた再調査概要報告書について」(報告書の掲載ページ)
- 男山地域の持続可能なまちづくりに向けた再調査概要報告書(令和2年国勢調査の男山地域の人口20,463人(全市の29.1%)/樟葉駅からバス・自転車で最短約10分/年少人口率・高齢化率の変化)
- 八幡市「公園事業」(都市公園事業(第3期 令和7〜11年度)。公園の箇所数・面積は未取得)
- 八幡市「公園」(一覧)(子ども動物園/スケートボードパークほか)
- 国土交通省 不動産情報ライブラリ(成約価格情報・不動産取引価格情報)(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・八幡市146件(戸建87件・マンション59件))
- 国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)(価格時点 令和8年1月1日/住宅地15地点・商業地1地点)
- 国土交通省「令和8年地価公示 標準地の単位面積当たりの価格等」(京都府)(各標準地の公示価格・価格時点 令和8年1月1日)
- 国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)
- 国土地理院 住所検索(アドレスサーチ)(京都府八幡市八幡園内 経度135.708527・緯度34.877026(航空写真の範囲の算出に使用))