【向日市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

【向日市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

京都

京都府向日市 専門 エリアガイド

向日市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

3,500万円の物件なら 122万1,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている向日市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

向日市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
向日市の人口
55,668人25,920世帯/令和8年9月1日現在(向日市公式ホームページ「人口・世帯数」住民基本台帳)
住宅地 公示価格
20.40万円/㎡前年比 +2.3%/8地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
111件国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/戸建73件・マンション38件
買主様の仲介手数料
0円3,500万円なら122万1,000円の削減

寺戸町/物集女町/森本町/鶏冠井町/上植野町/向日町(西向日・向日台を含む)/JR東海道本線 向日町/阪急京都線 東向日・西向日(市公式は洛西口駅も最寄り駅として案内)

向日市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている向日市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です(売主が仲介手数料を支払わない取引など、対象外になる場合があります)。国土交通省の成約価格情報で、向日市の直近4四半期の成約は111件。新築戸建てが21件で、成約の中心は3,500万〜4,500万円(下位25%〜上位25%)、上位10%は4,600万円以上。中古戸建ては52件で2,000万〜3,600万円、中古マンションは38件で2,900万〜5,100万円です(国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。この帯にかかる仲介手数料の上限額は、2,000万円で72万6,000円、3,500万円で122万1,000円、5,100万円で174万9,000円。70万円台から170万円台の金額が、物件価格とは別にかかるのが向日市の価格帯です。家タダならどの価格帯でも買主様は0円です。

  • 向日市で実際に成約している価格帯は、種別ではっきり分かれます。新築戸建て(建築年2025年以降)は21件・中央値3,900万円(3,500万〜4,500万円)、中古戸建ては52件・中央値2,800万円(2,000万〜3,600万円)、中古マンションは38件・中央値3,500万円(2,900万〜5,100万円)。かっこ内は下位25%〜上位25%の幅です(国土交通省 成約価格情報・直近4四半期。家タダ自身の成約実績ではありません)。中古マンションの中央値が、中古戸建てより700万円高い市です。
  • 仲介手数料の上限額は、新築戸建ての中央値3,900万円で135万3,000円、中古戸建ての2,800万円で99万円、中古マンションの3,500万円で122万1,000円。上位10%の水準(新築4,600万円・中古戸建て4,500万円・マンション6,900万円)なら158万4,000円・155万1,000円・234万3,000円です。家タダを通して買えばこの金額が0円になります(対象外の取引もあります)。
  • 向日市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均204,000円(8地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+2.3%で、8地点のうち7地点が上昇、1地点が横ばい、下落はゼロでした。京都府内29市区町村で10位、京都市の11区と町を除いた14市のなかでは2位です。最高は寺戸町山縄手の270,000円/㎡(+6.3%)、最安は物集女町北ノ口の130,000円/㎡(+3.2%)で、2.1倍の開きがあります。
  • 面積7.72km²の小さな市に、55,668人が住んでいます(令和8年9月1日現在)。東西2.0km・南北4.3km。人口密度は約7,211人/km²(当方算出)。市公式の「地勢」は、東西約1.2kmの間に東海道本線・東海道新幹線・阪急電車・名神高速自動車道路・国道171号・JRの操車場が集中していると説明しています。交通の便と、線路・幹線道路の音が、同じ狭い範囲に同居している市です。
  • 人も取引も、寺戸町に集まっています。町別の人口は寺戸が25,248人で市の45.3%(令和8年4月1日現在・構成比は当方算出)。成約も111件のうち49件が寺戸町で、中央値は4,200万円。住宅地の最高地点も、商業地の最高地点(寺戸町八ノ坪 487,000円/㎡・+9.4%)も寺戸町です。キリンビール京都工場跡地と阪急洛西口駅東地区の土地区画整理が平成20年代に終わり、国勢調査の人口は平成27年の53,380人から令和2年の56,859人へ、5年間で6.5%増えました。
  • 市域772haのうち、市街化区域が551ha(71.4%)、市街化調整区域が221ha(28.6%)(向日市統計書・令和7年2月3日決定)。税率は固定資産税1.4%・都市計画税0.25%で、都市計画税がかかるのは市街化区域の土地・家屋だけです。市街化区域の物件は合計1.65%。令和8年度の納期限は6月1日・7月31日・12月28日・令和9年3月1日の4期です。
  • 小学校・中学校は「通学区域の弾力化制度」で、入学時に指定校以外を希望できます(希望校制度。受け入れは各校の入学予定者数の1割程度で、希望者が多ければ抽選)。ただし第4向陽小学校は令和5年度の新1年生から受け入れを一時停止しています。市立小学校は6校、市立中学校は3校。令和8年度の小学校給食費は全額公費負担、子育て支援医療費は中学卒業まで通院が1医療機関あたり月200円・入院は無料です。
  • 水害の想定を、市が住宅の誘導に反映させています。市の立地適正化計画(令和8年3月改定)は、市街化区域のうち「桂川ハザードマップ」「小畑川ハザードマップ」で浸水深が1.0〜3.0m未満以上となる区域などを、居住誘導区域から除いています。防災マップの洪水の対象河川は桂川、新川、西羽束師川・西羽束師川支川、小畑川。内水氾濫の図もあります。物件の住所が居住誘導区域の内か外かは、契約前に確認しておく価値があります。

01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します

向日市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。

疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?

結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。

不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。

売買価格法律が定める報酬の上限(税抜)法律が定める下限
400万円超の部分代金額 × 3%定めなし
200万円超400万円以下の部分代金額 × 4%
200万円以下の部分代金額 × 5%

※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。

つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。

疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?

不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。

一般的な不動産会社買主様売主様他社仲介手数料仲介手数料買主様・売主様の両方から仲介手数料をいただきます家タダ買主様売主様家タダ仲介手数料仲介手数料0円売主様からのみ仲介手数料をいただきます

※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。

家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。

だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。

疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?

ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。

国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。

下表は、向日市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。

費用支払先目安家タダの取り分
仲介手数料不動産会社通常は(価格×3%+6万円)×1.10円
印紙税国(契約書に貼付)1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時)0円
登録免許税国(法務局)所有権移転・抵当権設定にかかる0円
司法書士報酬司法書士5万〜10万円程度0円
固定資産税・都市計画税の精算金売主様引渡日で日割り0円
住宅ローン事務手数料・保証料金融機関借入額により変動0円
火災保険・地震保険料保険会社建物・期間により変動0円
不動産取得税京都府(都道府県税)取得後に納税通知。軽減措置あり0円

仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。

※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。

疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?

業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。

  • 現地内覧への同行(向日市内の物件)
  • 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
  • 法務局調査(登記・権利関係・越境)
  • 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
  • 宅地建物取引士による重要事項説明
  • 契約書・重要事項説明書の作成
  • 引渡し・決済の立会い

むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。

02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか

「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。

段階内容この時点で支払うもの
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLを送っていただくなし
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答なし
3. 内覧担当者が現地まで同行(向日市内)なし
4. 調査役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認なし
5. 価格交渉成約事例を根拠に売主様と交渉なし
6. 購入申込買付証明書の提出なし(申込金は原則不要)
7. 売買契約重要事項説明・契約書への署名押印手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税
8. 住宅ローン本申込金融機関の審査なし(事務手数料は実行時)
9. 決済・引渡し残代金の支払いと所有権移転登記残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金
―家タダへの仲介手数料0円(全段階を通じて)

1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。

※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。

03向日市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

向日市の価格帯で、いくら得になるか

向日市の住宅地は1㎡あたり平均204,000円(8地点の単純平均)。市内の標準地は最高270,000円/㎡(寺戸町山縄手11番30)から最低130,000円/㎡(物集女町北ノ口100番91)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が2.1倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
2,000万円72万6,000円0円▲72万6,000円
2,800万円99万円0円▲99万円
3,500万円122万1,000円0円▲122万1,000円
3,900万円135万3,000円0円▲135万3,000円
4,500万円155万1,000円0円▲155万1,000円
5,100万円174万9,000円0円▲174万9,000円
6,900万円234万3,000円0円▲234万3,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。

向日市の成約価格帯だと、いくら変わるか

向日市の直近4四半期の成約は111件(戸建73件・中古マンション38件)。種別ごとの成約価格と、その価格にかかる仲介手数料の上限額は次のとおりです。

新築戸建て(建築年2025年以降・21件):下位25%が3,500万円(上限額122万1,000円)、中央値が3,900万円(135万3,000円)、上位25%が4,500万円(155万1,000円)、上位10%が4,600万円(158万4,000円)。
中古戸建て(建築年2024年以前・52件):下位25%が2,000万円(72万6,000円)、中央値が2,800万円(99万円)、上位25%が3,600万円(125万4,000円)、上位10%が4,500万円(155万1,000円)。
中古マンション(38件):下位25%が2,900万円(102万3,000円)、中央値が3,500万円(122万1,000円)、上位25%が5,100万円(174万9,000円)、上位10%が6,900万円(234万3,000円)。

最寄駅別では東向日が37件・中央値3,900万円(135万3,000円)で最多。西向日36件・2,800万円(99万円)、洛西口24件・3,300万円(115万5,000円)、向日町9件・3,200万円(112万2,000円)、長岡京3件・3,000万円(105万6,000円)。町別では寺戸町49件・4,200万円(145万2,000円)、上植野町25件・2,800万円(99万円)、物集女町15件・2,800万円(99万円)、鶏冠井町12件・3,200万円(112万2,000円)、森本町9件・3,000万円(105万6,000円)です。

向日市の特徴は、中古マンションの価格帯が高いことです。38件の中央値3,500万円は、中古戸建て52件の中央値2,800万円を700万円上回ります。建築年の中央値はマンションが2008年、中古戸建てが1999年。比較的新しいマンションが取引の中心で、上位25%は5,100万円、最大は7,400万円でした。一方で最小は980万円(上限額38万9,400円)と、下にも幅があります。

速算式は(価格×3%+6万円)×1.1で、上限額に頭打ちはありません。価格が上がれば上限額も上がります。400万円以下の物件は別区分で、200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円(いずれも×1.1)。成約の最小値160万円(中古戸建て)なら上限額は8万8,000円、最大値9,000万円(中古戸建て)なら303万6,000円です。

※成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。価格・面積は個人を特定できないよう丸められた値です。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。最寄駅別・町別の中央値は、戸建とマンションが混ざった値です。

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

NEW向日市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う

新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、向日市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は21件。成約価格の中央値は3,900万円、真ん中の半数は3,500万円〜4,500万円に収まっています。延床面積の中央値は95㎡。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
寺戸町7件3,700万円
上植野町6件4,200万円
鶏冠井町5件3,600万円

最寄駅で多いのは西向日駅(10件)、東向日駅(8件)、向日町駅(1件)。

中央値の3,900万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は135万3,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。

向日市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。

USED向日市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う

中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、向日市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は52件。成約価格の中央値は2,800万円、真ん中の半数は2,000万円〜3,600万円に収まっています。延床面積の中央値は90㎡。建築年の中央値は1999年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
寺戸町18件3,550万円
物集女町12件2,600万円
上植野町10件2,300万円
鶏冠井町7件3,000万円
森本町4件2,150万円

最寄駅で多いのは西向日駅(18件)、洛西口駅(16件)、東向日駅(14件)。

中央値の2,800万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は99万円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

建築年が分かる52件のうち、1981年以前に建てられたものは12件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。

向日市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。

MANSION向日市の中古マンションを仲介手数料無料で買う

中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、向日市の中古マンションは38件。成約価格の中央値は3,500万円、真ん中の半数は2,900万円〜5,100万円に収まっています。専有面積の中央値は72㎡。建築年の中央値は2008年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
寺戸町24件4,650万円
上植野町9件1,600万円
森本町4件3,300万円

最寄駅で多いのは東向日駅(15件)、西向日駅(8件)、洛西口駅(7件)。

中央値の3,500万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は122万1,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 向日市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。

04数字で見る向日市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて向日市・京都府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 7.72km²に5万5千人。昭和35年からの15年で3.6倍になった市

向日市の人口は55,668人(男26,691人/女28,977人)、世帯数は25,920世帯です(令和8年9月1日現在・向日市公式ホームページの「人口・世帯数」)。面積は7.72km²で、東西2.0km・南北4.3km(向日市統計書)。人口密度は約7,211人/km²(当方算出)です。東の端から西の端まで2kmの市域に5万5千人、というのが向日市の大きさです。

まず正直に書いておきます。令和7年国勢調査の向日市の人口は確認できていません(未取得)。市公式の「国勢調査人口(確定値)」のページに掲載されているのは令和2年調査で、このページの国勢調査の数値はすべて令和2年国勢調査のものです。

その令和2年国勢調査では、人口56,859人(男27,119人/女29,740人)・世帯数23,525世帯。平成27年国勢調査が人口53,380人・世帯数21,356世帯でしたから、人口は5年間で3,479人増(+6.5%)、世帯数は2,169世帯増(+10.1%)です(市公表)。市の「人口推移及び世帯数の推移」の表に載っている明治19年からの数字のなかで、令和2年の56,859人が最大です。

なぜ平成27年から令和2年に増えたのか。市公式は理由を書いていませんが、同じ時期に市内で2つの土地区画整理事業が終わっています。キリンビール京都工場跡地の向日寺戸地区(約10.5ha・平成22年3月に終了認可)と、阪急洛西口駅東地区(約8.4ha・平成25年11月に換地処分公告)です。どちらも寺戸町にあり、町別の人口は寺戸が25,248人で市の45.3%を占めます(令和8年4月1日現在・構成比は当方算出。区画整理と人口増の因果関係を市が説明しているわけではありません)。

その後はゆるやかに減っています。市の表にある各年10月1日現在の推計人口は、令和3年56,593人、令和4年56,377人、令和5年56,049人、令和6年55,828人、令和7年55,403人。5年間で1,456人(2.6%)の減少です(当方算出)。世帯数は同じ期間に23,525世帯から23,942世帯へ増えていて、人口は減り、世帯は増えている=1世帯あたりの人数が小さくなっています(令和7年は2.31人・市公表)。

向日市の人口を理解するうえで、もうひとつ効くのは昭和40年代の数字です。国勢調査の人口は、昭和35年に12,734人、昭和40年に20,730人、昭和45年に36,988人、昭和50年に45,886人。15年間で3.6倍(当方算出)になりました。市の歴史年表は、昭和38年6月の項に「京阪神急行電鉄の河原町乗り入れ開始、向日町のベッドタウン化が進む」と記しています。昭和47年10月に市制を施行して向日市になり、昭和55年の国勢調査では50,604人でした。このときに建った住宅と、平成20年代以降に建った住宅の両方が、いま流通しているのが向日市です。成約データでも、中古戸建て52件のうち12件が1981年以前の建築、中古マンション38件は建築年の中央値が2008年と、種別によって年代が大きく違います。

市の位置について、市公式は京都府の西南部(山城)にあり、北部と西部は京都市西京区、東部は京都市南区と伏見区、南部は長岡京市に接すると説明しています。三方を京都市に囲まれた市です。西部には「標高35メートルから80メートルの丘陵が南北に細長く横たわり」、東部は平坦で耕地が多い、とされています。統計書による最高標高は100.5m、最低標高は13.7mです。

項目値備考
住民基本台帳人口55,668人(男26,691/女28,977)令和8年9月1日現在・向日市公式ホームページ
世帯数25,920世帯同上
1世帯当たり人員約2.15人55,668÷25,920で当方が算出
令和2年国勢調査56,859人・23,525世帯令和2年10月1日現在
平成27年国勢調査53,380人・21,356世帯平成27年10月1日現在
2015→2020の増減人口+3,479人(+6.5%)/世帯+2,169世帯(+10.1%)市公表
令和7年の推計人口55,403人・23,942世帯令和7年10月1日現在・市「人口推移及び世帯数の推移」(国勢調査の確定値ではない)
令和7年国勢調査未取得市公式の国勢調査ページの掲載は令和2年調査
昭和35年の国勢調査人口12,734人・2,944世帯市「人口推移及び世帯数の推移」
昭和45年36,988人同上。昭和47年10月に市制施行
昭和50年45,886人(昭和35年の3.6倍)同上。倍率は当方算出
昭和55年50,604人同上
寺戸地区25,248人(11,893世帯)令和8年4月1日現在・人口統計資料集。市全体の45.3%(当方算出)
上植野地区10,494人(4,800世帯)同。18.8%
物集女地区8,212人(3,590世帯)同。14.7%
鶏冠井地区4,885人(2,297世帯)同。8.8%
森本地区4,217人(1,951世帯)同。7.6%
向日台地区1,248人(585世帯)同。2.2%
西向日地区886人(433世帯)同。1.6%
向日地区535人(344世帯)同。1.0%
市域面積7.72km²(東西2.0km・南北4.3km)向日市統計書(令和7年版)「土地」
人口密度(住基ベース)約7,211人/km²55,668人÷7.72km²で当方が算出
標高最高100.5m/最低13.7m向日市統計書(令和7年版)「土地」
隣接する市・区北・西:京都市西京区/東:京都市南区・伏見区/南:長岡京市向日市「地勢」
市制施行昭和47年10月向日市の歴史年表
市民の花/市民の木ヒマワリ・ツツジ/孟宗竹・桜向日市の歴史年表(昭和52年11月制定)

土地の使われ方

向日市の土地を理解するうえで、いちばん効く数字は「772ha」です。市域の全部を足しても772ha(7.72km²)。そのうち市街化区域が551ha、市街化調整区域が221haです(向日市統計書・令和7年2月3日決定)。

市街化区域551haのうち、住居系の用途地域(6種類の合計)は416.4ha、商業系(近隣商業・商業)は38.5ha、工業系(準工業・工業)は96.0haです(合計は当方算出)。住居系の用途地域は市域の53.9%。市域の半分強が、住宅を建てることを主に想定した区域です。

課税対象の土地の地目別面積(令和7年1月1日現在)は、宅地3,003,820㎡、雑種地849,848㎡、田820,105㎡、畑525,368㎡、山林192,098㎡です(統計書。公用地・道路敷・鉄道敷等は含みません)。この5つの地目の合計のうち宅地が約56%、田と畑が約25%(当方算出)。市公式の「地勢」は、西部の丘陵について「乙訓のたけのことして全国にその名を知られ」ている竹の産地、東部について平坦で耕地が多い、と説明しています。7.72km²の市ですが、丘陵の竹林と平地の田畑が、いまも市域のなかに残っています(市街化調整区域の正確な範囲は、都市計画図でご確認ください)。

区分面積構成比
市街化区域のうち住居系の用途地域(6種)416.4 ha53.9%
市街化区域のうち商業系(近隣商業・商業)38.5 ha5.0%
市街化区域のうち工業系(準工業・工業)96.0 ha12.4%
市街化調整区域221 ha28.6%
合計(市域=都市計画区域)772 ha100.0%

※向日市統計書(令和7年版)「建設・住宅」4 用途別指定地域(令和7年2月3日決定)。系統別の合計・構成比は当方の算出で、端数処理のため内訳の合計(771.9ha)は772haと一致しない。

市街化区域と市街化調整区域

向日市は市域の全部が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。京都府の資料によると、向日市は京都都市計画区域(京都市、向日市、長岡京市、大山崎町、八幡市の一部、久御山町の一部)に含まれる線引き都市計画区域です。向日市統計書(令和7年版)の「用途別指定地域」(令和7年2月3日決定)によると、市内総面積は772ha、市街化区域は551ha、市街化調整区域は221ha。市域の71.4%が市街化区域、28.6%が市街化調整区域です。

「京都市に三方を囲まれた、駅の多い小さな市」という印象から、市域の全部が住宅地だと思われがちですが、4分の1強は市街化調整区域です。市公式の「地勢」が書いているとおり、西部には竹林の丘陵があり、東部の平地には耕地があります。住宅地のすぐ隣が調整区域、という場所がある市だということを、最初に知っておいてください。

下の表は市街化区域551haの用途地域の内訳です。最も広いのは第1種住居地域の247.3ha(44.9%)、次が第1種低層住居専用地域の114.7ha(20.8%)、3番目が工業地域の61.0ha(11.1%)。統計書の表に載っている用途地域は10種類で、第2種中高層住居専用地域・工業専用地域・田園住居地域の行はありません。

区域区分の当初決定日・最終変更日は、本ページでは確認できていません(未取得)。用途地域と高度地区は令和7年2月3日に変更の告示があり(寺戸町永田の全部と、三ノ坪・笹屋・新田・正田・二ノ坪・八反田・東御泥・向畑の各一部)、市は「生活利便性の向上等」を理由に挙げています。用途地域の境界や建ぺい率・容積率は、市の都市計画課(075-874-2857)の窓口または都市計画図でご確認ください。

区分面積構成比
市街化区域551 ha71.4%
市街化調整区域221 ha28.6%
合計(都市計画区域)772 ha100.0%

市街化区域551haの用途地域の内訳は次のとおりです。10種類の用途地域が載っており、面積が最大なのは第1種住居地域(247.3ha・44.9%)です。住居系6種類の合計は416.4ha(75.6%)、商業系2種類は38.5ha(7.0%)、工業系2種類は96.0ha(17.4%)になります(合計と割合は当方算出)。商業地域は5.5haしかありません。駅前に大きな商業地域が広がる市ではなく、住宅地のなかに駅がある市です。

用途地域面積市街化区域に占める割合
第1種低層住居専用地域114.7 ha20.8%
第2種低層住居専用地域1.4 ha0.3%
第1種中高層住居専用地域26.0 ha4.7%
第1種住居地域247.3 ha44.9%
第2種住居地域11.0 ha2.0%
準住居地域16.0 ha2.9%
近隣商業地域33.0 ha6.0%
商業地域5.5 ha1.0%
準工業地域35.0 ha6.4%
工業地域61.0 ha11.1%

※向日市統計書(令和7年版)「建設・住宅」の「4 用途別指定地域」(令和7年2月3日決定)の面積です。統計書の構成比は市内総面積772haに対する割合で、上の表の「市街化区域に占める割合」は当方が551haで割り直したものです。端数処理のため合計は100%になりません。統計書のこの表は左右2列に組まれており、当方は右の列の6種類(第2種住居・準住居・近隣商業・商業・準工業・工業)を、見出しと数値の並び順で対応させています。10種類の合計(550.9ha)が市街化区域551haと合うこと、各行の構成比が面積÷772haと合うことは確認しましたが、個々の用途地域の面積は、契約などの判断に使う前に市の都市計画課(075-874-2857)でご確認ください。区域区分の決定・変更の年月日は未取得です。

地価公示 ― 8地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、向日市の住宅地の標準地は8地点。 単純平均は1㎡あたり204,000円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+2.3%です。 全8地点を、価格の高い順に所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
向日-3寺戸町山縄手11番30270,000+6.3%
向日-8上植野町南開8番15258,000+0.0%
向日-2鶏冠井町荒内95番11236,000+2.6%
向日-1上植野町地後10番5196,000+1.6%
向日-5寺戸町大牧1番43181,000+1.7%
向日-7森本町石田15番42181,000+1.1%
向日-6物集女町出口16番140180,000+1.7%
向日-4物集女町北ノ口100番91130,000+3.2%

※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ向日市内で、住宅地の地価は2.1倍ちがいます

最も高いのは寺戸町山縄手11番30の1㎡あたり270,000円(+6.3%)。最も安いのは物集女町北ノ口100番91の130,000円(+3.2%)。その差は2.1倍です。「向日市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

向日市は京都府内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある京都府内の29市区町村のうち、 向日市の住宅地の平均価格は10位。 京都市の11区と町を除いた「市」だけで見ると、14市のなかで第2位です。

区分向日市の位置母数
住宅地の平均価格(府内・区を含む)10位29市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)2位14市
前年比の変動率(府内・区を含む)15位29市区町村
前年比の変動率(市のみ)4位14市

※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

向日市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地8地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で2.1倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

公園・緑地

向日市の公園は119園・77,162㎡(令和7年4月1日現在)。内訳は街区公園が47園・66,490㎡、その他公園が72園・10,672㎡で、人口1人当たりの公園面積は1.39㎡です(向日市統計書・資料は都市計画課)。正直に書くと、これは小さい数字です。統計書の表に載っている都市公園はすべて街区公園の種別で、近隣公園・総合公園・運動公園の行に数字はありません。最も広いのは市民ふれあい広場(鶏冠井町十相・7,506㎡)、次いで勝山公園(向日町北山・6,823㎡)、大極殿公園(鶏冠井町大極殿・5,038㎡)、寺田東公園(寺戸町寺田・5,036㎡)。街区公園47園のうち、1,000㎡に満たない公園が半数を超えます(当方が一覧から数えて25園)。7.72km²に5万5千人が住む市ですから、大きな公園をつくる土地の余裕がそもそも少ない、ということです。子どもを遊ばせる場所を重視する方は、検討中の物件から歩いて行ける公園の名前と広さを、統計書の一覧で確認してみてください。5年間の推移を見ると、令和3年の116園・71,572㎡から令和7年の119園・77,162㎡へ、少しずつ増えています(物集女城公園、森本東部ふれあい公園・どんぐり公園が令和4〜5年に開設)。西部の丘陵には竹林と「竹の径」があり、市は「向日市緑の基本計画」を公開しています。

※向日市統計書(令和7年版)「建設・住宅」公園の状況(各年4月1日現在)・都市公園の状況(令和7年4月1日現在)。

05向日市の特徴 ― 7.72km²に駅と線路が集まる市。取引の半分近くは寺戸町

向日市を一言で表すと、「歩いて回れる広さに、5万5千人と、JR・阪急・新幹線・名神が入っている市」です。 面積は7.72km²。東西2.0km、南北4.3km。 三方を京都市(西京区・南区・伏見区)に囲まれ、南は長岡京市に接しています。 そして公的データに出てくる成約は111件、そのうち49件が寺戸町です。 この章では、「狭さ」と「寺戸町への集中」という2つの事実から向日市を読んでいきます。

幅1.2kmのあいだに、線路が3本と高速道路と国道

市公式の「地勢」は、向日市の地形を次のように説明しています。

場所市公式の説明
西部「標高35メートルから80メートルの丘陵が南北に細長く横たわり」。 竹の産地で、「乙訓のたけのことして全国にその名を知られ」ている
東部平坦で耕地が多い。東西約1.2キロメートルの間に、東海道本線、東海道新幹線、阪急電車、 名神高速自動車道路、国道171号線、JRの操車場・向日町運転所が集中している
気候「おおむね温和で京都市内の盆地気候よりもしのぎやすい」

東西2.0kmの市の、東側1.2kmに、これだけの交通施設が並んでいます。 買う側にとっての意味は3つあります。

  • 駅が近い物件が多い。成約データの駅からの平均分数は、東向日8分、向日町8分、西向日12分、洛西口12分。 市公式は京都駅から快速で6分、大阪駅から快速で32分と案内しています。
  • 線路・高速道路・国道の近くの物件が多い。音と振動は、平日の朝夕と夜間の両方で確かめてください。 工業地域は61.0ha、準工業地域は35.0haあり、市の立地適正化計画は 「東海道新幹線及び国道171号を含む工業地域」と車両基地の敷地を居住誘導区域から除いています。
  • 線路が生活圏を区切る。小・中学校の通学区域には「阪急電車以西」「JR以西」という区切りが何か所もあり、 線路をくぐるアンダーパスには浸水深3.0mが想定されている箇所もあります。 地図の直線距離より、線路をどこで渡るかが日々の動線を決めます。

出典:向日市「地勢」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1887.html / 向日市統計書(令和7年版) https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/17697.html / 向日市「向日市への交通手段」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1324.html

地価公示12地点 ― 住宅地は8地点中7地点が上昇、商業地は全地点が上昇

令和8年地価公示で、向日市の標準地は住宅地8地点・商業地4地点の計12地点です(工業地の標準地はありません)。

用途地点数平均価格(円/㎡) 平均変動率上昇・横ばい・下落
住宅地8204,000 +2.3%上昇7/横ばい1/下落0
商業地4348,750 +6.5%上昇4/横ばい0/下落0

住宅地8地点をすべて、価格の高い順に並べます。

標準地所在地番価格(円/㎡) 前年比地積
向日-3寺戸町山縄手11番30270,000 +6.3%100㎡
向日-8上植野町南開8番15258,000 0.0%203㎡
向日-2鶏冠井町荒内95番11236,000 +2.6%123㎡
― ここに4万円の段差があります ―
向日-1上植野町地後10番5196,000 +1.6%137㎡
向日-5寺戸町大牧1番43181,000 +1.7%89㎡
向日-7森本町石田15番42181,000 +1.1%73㎡
向日-6物集女町出口16番140180,000 +1.7%77㎡
向日-4物集女町北ノ口100番91130,000 +3.2%449㎡

読み取れることが4つあります。

  • 上位3地点(236,000〜270,000円)と、その下の4地点(180,000〜196,000円)のあいだに段差がある。 3位の鶏冠井町荒内と4位の上植野町地後の差は40,000円。4位から7位までの4地点は16,000円の幅に収まっています。 向日市の住宅地の「ふつうの値段」は1㎡あたり18万〜19万円台、条件のよい場所は23万〜27万円、という2段構えです。 坪に直すと、およそ60万〜65万円と、78万〜89万円(当方算出)。
  • いちばん高い地点が、いちばん上がっている。寺戸町山縄手は270,000円で+6.3%。 2番目に上がったのは最安の物集女町北ノ口(+3.2%)で、残る5地点の上昇は+1.1〜+2.6%です。
  • 2番目に高い上植野町南開だけが、動いていない。258,000円で0.0%。地積203㎡の広い区画の標準地です。 西向日公園と同じ小字にあります(西向日は、昭和の初めに住宅地の開発が始まった地区です)。 高いが上がっていないという点で、山縄手とは動きが逆です。
  • 地積が小さい。8地点のうち4地点(寺戸町大牧89㎡・森本町石田73㎡・物集女町出口77㎡・寺戸町山縄手100㎡)が100㎡以下です。 向日市の住宅地は、標準地からして区画が小さい。成約の戸建73件も、土地面積の中央値は85㎡でした。

商業地4地点は次のとおりです。

標準地所在地番価格(円/㎡) 前年比地積
向日5-4寺戸町八ノ坪126番487,000 +9.4%634㎡
向日5-2寺戸町初田26番5392,000 +6.5%239㎡
向日5-1寺戸町久々相18番16310,000 +6.2%87㎡
向日5-3上植野町桑原11番1外206,000 +4.0%632㎡

商業地は4地点すべてが+4%以上で、平均+6.5%。住宅地の平均+2.3%の3倍近い上昇です。 最高の寺戸町八ノ坪(487,000円・+9.4%)は、阪急洛西口駅東地区の区画整理でできた「洛西口さくら公園」と同じ小字。 寺戸町久々相(310,000円・+6.2%)はJR向日町駅と同じ小字で、駅の東口開設と再開発が進んでいる場所です。 新しく街ができた場所と、これから変わる駅前の地価が強く上がっているというのが、令和8年の向日市です。 住宅を買う側から見れば、こうした場所に近い住宅地は、買う値段も、将来の固定資産税の評価も上がっていく可能性があるということになります。

出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。 平均・変動率・順位は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。 小字と公園・駅の対応は、向日市統計書(令和7年版)の「都市公園の状況」とJR西日本の駅情報によります。

実際の成約111件 ― 新築戸建て21件、中古戸建て52件、中古マンション38件

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、 向日市の成約は111件です。 これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

種別件数成約中央値 下位25%〜上位25%上位10% 面積の中央値建築年の中央値 中央値の仲介手数料の上限額
新築戸建て(建築年2025年以降)21件 3,900万円3,500万〜4,500万円4,600万円 延床95㎡2025年135万3,000円
中古戸建て(建築年2024年以前)52件 2,800万円2,000万〜3,600万円4,500万円 延床90㎡1999年99万円
中古マンション38件 3,500万円2,900万〜5,100万円6,900万円 専有72㎡2008年122万1,000円

向日市の成約で目を引くのは、中古マンションの水準です。 中央値3,500万円は中古戸建ての2,800万円より700万円高く、上位25%は5,100万円、上位10%は6,900万円、最大は7,400万円。 新築戸建ての上位10%(4,600万円)より高いマンションが、38件のうち4分の1ほどあることになります。 建築年の中央値は2008年で、1981年以前の建築は38件のうち5件。 向日市で取引されているマンションは、平成の後半以降に建ったものが中心です。

中古戸建ては、幅が広い。 最小160万円から最大9,000万円まであり、下位25%は2,000万円、上位10%は4,500万円。 建築年の中央値は1999年で、52件のうち12件が1981年以前の建築です。 昭和40年代に人口が3倍以上になった市ですから、その時代の戸建がいまも流通しています。 築40年を超える戸建と、築浅の戸建が、同じ「中古戸建て」として並んでいるということです。

新築戸建ては21件。戸建73件のうち3割弱(当方算出で29%)です。 中央値3,900万円、延床面積の中央値は95㎡。 戸建73件全体の土地面積の中央値は85㎡で、成約個票の新築は土地60㎡に延床90㎡でした。 向日市の新築戸建ては「小さな土地に、床面積を積む」形が多いと読めます (21件すべての土地面積の分布を確認したものではありません)。 住宅地の標準地の単価で粗く当てはめると、土地60㎡は180,000円/㎡で1,080万円、270,000円/㎡で1,620万円(当方算出)。 土地が小さいぶん、総額に占める建物の割合が大きいのが、この価格帯の新築戸建てです。

買う側の確認事項は、種別ごとに違います。

  • 新築戸建て:土地の面積と形、駐車場の有無と前面道路の幅、隣家との距離。 敷地が小さい戸建は、将来の建て替えのときに同じ大きさが建つか(高度地区・建ぺい率・容積率)も確認してください。 新築戸建て(建売)は仲介手数料0円の対象になりやすい種別ですが、対象外の物件もあります。
  • 中古戸建て:建築年。1981年以前の建築なら耐震診断と市の補助(木造住宅の耐震改修は上限115万円など)を、 契約の前に確認してください。中古戸建ては、仲介手数料0円の対象になる物件とならない物件があります。
  • 中古マンション:管理費・修繕積立金の額と、長期修繕計画。価格が高いぶん、仲介手数料の上限額も大きくなります (5,100万円で174万9,000円、6,900万円で234万3,000円)。 中古マンションも、0円の対象になる物件とならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすい傾向です。

最寄駅別の成約(111件中109件)

最寄駅路線件数成約中央値 駅からの平均仲介手数料の上限額
東向日阪急京都線37件3,900万円 8分135万3,000円
西向日阪急京都線36件2,800万円 12分99万円
洛西口阪急京都線24件3,300万円 12分115万5,000円
向日町JR東海道本線9件3,200万円 8分112万2,000円
長岡京JR東海道本線3件3,000万円 21分105万6,000円

阪急の3駅で97件、JRの2駅で12件。 件数は東向日と西向日がほぼ同じ(37件と36件)ですが、中央値は3,900万円と2,800万円で、1,100万円の差があります。 駅からの平均分数も8分と12分。 隣どうしの駅で、取引されている物件の価格帯が違うということです。 駅別の中央値は戸建とマンションが混ざった値ですので、どちらの種別が多いかで数字は動きます。 「東向日は高い、西向日は安い」と単純には言えませんが、 物件を見比べるときは、同じ駅の、同じ種別の成約と比べることをおすすめします。

洛西口が24件あることにも注目してください。 洛西口駅は平成15年3月に開業した駅で、市の統計書の駅別の表には入っていませんが、 向日市の成約の2割強で最寄駅になっています。 洛西口駅に近い側の物件は、この駅を最寄りとして取引されている、ということです。

町別の成約(3件以上あった5町・計110件)

町件数成約中央値 仲介手数料の上限額人口(令和8年4月1日)
寺戸町49件4,200万円 145万2,000円25,248人
上植野町25件2,800万円 99万円10,494人
物集女町15件2,800万円 99万円8,212人
鶏冠井町12件3,200万円 112万2,000円4,885人
森本町9件3,000万円 105万6,000円4,217人

寺戸町が49件・4,200万円。ほかの4町は2,800万〜3,200万円。 寺戸町だけが1,000万円以上高い、という構図です。 人口の順(寺戸・上植野・物集女・鶏冠井・森本)と成約件数の順は、そのまま一致しています。 向日市の「相場」をひとつの数字で言おうとすると、寺戸町の数字に引っ張られます。 寺戸町以外で探す方は、市全体の中央値ではなく、その町の数字を見てください。 (町別の人口は、市の人口統計の「寺戸」「上植野」などの地区の数字で、西向日・向日台・向日の3地区は含みません。)

実際の成約は、こんな中身です

種別所在成約価格面積 間取建築年構造最寄駅・分時期 仲介手数料の上限額
マンション寺戸町3,500万円 専有80㎡3LDK2004年 RC東向日 9分2025Q3122万1,000円
マンション森本町3,500万円 専有80㎡3LDK2003年 RC向日町 8分2025Q4122万1,000円
マンション上植野町3,300万円 専有85㎡3LDK2008年 RC西向日 15分2025Q3115万5,000円
マンション物集女町3,100万円 専有70㎡2LDK2008年 RC東向日 8分2026Q1108万9,000円
戸建寺戸町3,100万円 土地85㎡/延床100㎡—2002年 木造東向日 10分2025Q3108万9,000円
戸建(新築)物集女町3,100万円 土地60㎡/延床90㎡—2025年 木造洛西口 10分2026Q1108万9,000円
戸建上植野町3,000万円 土地85㎡/延床85㎡—1998年 木造西向日 5分2025Q2105万6,000円
戸建鶏冠井町3,000万円 土地60㎡/延床105㎡—2024年 木造西向日 15分2025Q3105万6,000円

8件とも3,000万〜3,500万円です。 同じ価格帯で、築20年前後の3LDK・80㎡のマンションも、築20〜27年の土地85㎡の戸建も、 土地60㎡の新しい戸建も買えている、ということが分かります。 向日市の3,000万円台前半は、「駅に近い広めのマンション」「築年の経った戸建」「小さな土地の新しい戸建」の3つが競合する価格帯です。 どれが合うかは、家族の人数、車の有無、階段の上り下りをどう考えるか、で変わります。

戸建4件の土地面積は、60㎡・60㎡・85㎡・85㎡。 4件とも100㎡に届きません。延床面積は85〜105㎡で、新しい2件は延床が土地の1.5倍と1.75倍です。 敷地いっぱいに複数階で建てている戸建ですから、 駐車場が何台分あるか、隣家との間隔、日当たり、将来の建て替えで同じ床面積が取れるかを、内覧のときに確かめてください。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・向日市111件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。 新築戸建て・中古戸建ての「面積の中央値」は延床面積、中古マンションは専有面積です。 仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。 成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。

寺戸町に人口の45% ― 工場跡地と駅前の区画整理でできた街

向日市の人口は、国勢調査で平成27年の53,380人から令和2年の56,859人へ、5年間で3,479人(6.5%)増えました。 市の表に載っている明治19年以降の数字のなかで、令和2年が最大です。 同じ時期に、寺戸町で2つの土地区画整理事業が終わっています。

事業施行者面積期間市公式の説明
向日寺戸地区(キリンビール京都工場跡地開発)キリンホールディングス株式会社(個人施行) 約10.5ha平成18年2月認可〜平成22年3月終了認可 寺戸町九ノ坪、志賀見、寺田の各一部。阪急洛西口駅・JR桂川駅に近く、 「商業・業務・居住・文化機能等の複合的都市機能」の導入を進める
阪急洛西口駅東地区土地区画整理組合 約8.4ha平成21年3月認可〜平成25年11月換地処分公告 都市計画道路 桂馬場線(幅員14m)、補助幹線道路(幅員16m)、公園2か所(約2,700㎡)を整備
阪急洛西口駅西地区土地区画整理組合 約8.2ha令和4年6月10日認可〜令和9年3月(予定) 「産業施設の立地誘導、営農環境の整備」。公園1か所(約2,500㎡)
森本東部地区土地区画整理組合 約11.9ha令和元年11月認可〜令和8年8月21日 解散認可公告 「産業施設の立地誘導、営農・居住環境の整備」。公園2か所(約3,200㎡)

4つの事業を合わせると約39ha。市域772haの5%にあたります(当方算出)。 7.72km²の市にとっては、小さくない面積です。 先に終わった2つ(寺戸町)は住宅・商業を含む街になり、あとの2つは産業施設の誘導が中心です。

買う側にとっての意味は、次のとおりです。

  • 寺戸町には、平成20年代以降にできた街がある。 寺田東公園(5,036㎡)・寺田西公園(1,956㎡)は平成22年、洛西口さくら公園・洛西口つつじ公園は平成26年の開設です。 道路・公園が計画的に整備された区域で、地区計画(久世高田・向日寺戸地区/阪急洛西口駅東地区)がかかっています。
  • その場所の地価は、市内で最も強く上がっている。 商業地の寺戸町八ノ坪は+9.4%、住宅地の最高地点も寺戸町(山縄手・+6.3%)です。 寺戸町の成約中央値4,200万円は、ほかの4町より1,000万円以上高い水準です。
  • 人が増えた結果、学校の受け入れに影響が出ている。 第4向陽小学校(寺戸町三ノ坪)は「施設の受け入れ可能な学級数を超える見込み」のため、 令和5年度入学分から希望校制度の受け入れを一時停止しています。
  • これから先の区画整理は、住宅地を増やす事業ではない。 洛西口駅西地区・森本東部地区の地区計画は産業施設の立地誘導を掲げています。 「近くで区画整理をしているから、住宅がもっと増えて便利になる」という前提では見ないほうが安全です。

そして、人口はすでに減り始めています。 各年10月1日の推計人口は、令和2年の56,859人から令和7年の55,403人へ。 5年間で1,456人(2.6%)の減少です(当方算出)。 「人が増えている市」という印象は、令和2年までの話だということを、正直にお伝えしておきます。 一方で地価は上がり続けています。人口と地価が逆の向きに動いているのが、いまの向日市です。

出典:向日市「人口推移及び世帯数の推移」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1660.html / 向日市「統計情報:国勢調査人口(確定値)」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/3091.html / 向日市「向日寺戸地区土地区画整理事業(キリンビール京都工場跡地開発)【施行済】」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1238.html / 向日市「向日市阪急洛西口駅東地区土地区画整理事業【施行済】」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1239.html / 向日市「向日市阪急洛西口駅西地区土地区画整理事業」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/3192.html / 向日市「向日市森本東部地区土地区画整理事業」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/2669.html / 向日市統計書(令和7年版)「建設・住宅」 https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/21431.pdf ※区画整理と人口増の関係は当方の見立てで、市がそう説明しているわけではありません。

JR向日町駅 ― 明治9年の駅に、東口と38階建の計画

JR向日町駅は、市の歴史年表によると明治9年7月に開業した、京都府で最初の駅です。 その駅で、いま東口の開設と再開発が進んでいます。

項目市公式の内容
事業JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業(施行区域 約0.8ha)
経過令和2年10月14日 都市計画決定/令和4年2月18日 再開発組合の設立認可/ 令和6年8月 事業計画の変更認可/令和6年10月 権利変換計画の認可
建物駅ビル棟5階建、住宅棟38階建、約340戸。 延床面積約47,750㎡、高さ約130m。用途は住宅、店舗、業務施設など
駅東口の開設、東西自由通路(延長約60m・幅員5m。階段・エレベーター・エスカレーター)、橋上駅舎。 橋上駅舎は令和7年10月18日に一部の使用を開始する、と市のページは記しています
駅前広場面積約2,400㎡
スケジュール「令和8年度:東口開設、橋上駅舎完成」「令和10年度:まち開き、駅前広場完成」

38階建・約340戸のマンションが、成約38件(年間)の市にできる計画です。 向日市の中古マンションの成約は直近4四半期で38件ですから、 1棟で、いま1年間に取引されている中古マンションの9倍近い戸数が供給されることになります(当方算出)。 完成すれば、駅の東側の景色と人の流れは大きく変わります。

  • 駅の東側の物件は、東口ができると駅までの動線が変わる可能性があります。 いまの「駅から◯分」の表示が、東口の開設後にどうなるかを確認してください。
  • 駅の近くの物件は、工事の期間中の音・車両の出入りと、完成後の日当たり・眺望の変化を見込んでおく必要があります。 高さ約130mの建物です。
  • 予定は変わることがあります。スケジュールは市のページ(2026年7月21日更新)の記載です。 最新の状況は市のまちづくり推進課のページでご確認ください。

出典:向日市「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/3120.html / 向日市「JR向日町駅周辺のまちづくり」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/28/2333.html / 向日市「向日市の歴史年表」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/rekishi/2815.html

水害の想定 ― 市が「住宅を誘導しない」と決めた区域がある

向日市のハザードを考えるうえで、いちばん具体的な材料は立地適正化計画です。 市は令和8年3月に立地適正化計画(都市計画マスタープラン第6章)を改定し、 市街化区域のうち次の区域を居住誘導区域から除きました。

  • 土砂災害特別警戒区域
  • 「小畑川ハザードマップ」で浸水深が1.0〜3.0m未満以上となる区域と、家屋倒壊等氾濫想定区域
  • 「桂川ハザードマップ」で浸水深が1.0〜3.0m未満以上となる区域

浸水深1.0m以上というのは、一般に床上まで水が来る深さです。 市は、そうした想定のある区域には、市街化区域であっても住宅を誘導しない、と決めたことになります。 防災指針は、「市の中心拠点は浸水深0.5m以上」であること、 「浸水深3.0mとなる府道志水西向日停車場線のアンダーパス」があることも課題に挙げています。

市の防災マップ(令和4年6月)に載っている水害の図は次のとおりです。

ページ内容
15〜18想定される水害/とるべき行動(水害)
23〜24備え、内水全域図
25〜26河川別全域図
27〜28桂川浸水到達時間
33〜36北部(内水氾濫)/北部(桂川等)
37〜42中部(内水氾濫)/中部(桂川等)/中部(小畑川)
43〜48南部(内水氾濫)/南部(桂川等)/南部(小畑川)

洪水の対象河川は、桂川、新川、西羽束師川・西羽束師川支川、小畑川。 小畑川の図があるのは中部と南部で、北部にはありません。 内水氾濫の図は北部・中部・南部の3つともあります。 市は内水の図について、向日市内は水防法の雨水出水浸水想定区域が未指定のため「水防法に基づくものではありません」と断っています。 法律上の指定が無くても、市が独自に内水の想定を図にしているということです。 高潮については「向日市では、高潮浸水想定区域の指定はありません」とされています。

水害への対策として、市の資料に出てくるのが「いろは呑龍トンネル」です。 市の歴史年表は平成8年11月の項に「桂川右岸流域下水道計画の一つ『いろは呑龍トンネル』建設に着手する」と記し、 「向日市のあゆみ」には平成13年の供用開始が載っています。 対策の施設があることと、浸水の想定が無くなることは別です。 防災マップと誘導区域図は、対策を踏まえたうえでなお想定される浸水を示したものとして読んでください。

※浸水深の分布、浸水継続時間、想定の前提となる降雨量、土砂災害警戒区域の箇所数、地震の想定は、 防災マップがPDF図面(画像)のため本ページでは数値として取得できていません(未取得)。 出典:向日市「向日市防災マップについて」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/11/3199.html / 向日市 都市計画マスタープラン 第6章(令和8年3月改定) https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/20622.pdf / 向日市「向日市のあゆみ」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1325.html

長岡京の都のあと ― 史跡の公園と、埋蔵文化財の届出

市公式の説明では、延暦3年(784年)、桓武天皇が平城京から乙訓郡に都を遷しました。長岡京です。 延暦13年(794年)に平安京へ遷るまでの10年間の都で、規模は東西4.3km・南北5.3km。 範囲は「向日市、長岡京市、大山崎町、京都市の一部」とされています。 向日市の市域は東西2.0km・南北4.3kmですから、都の範囲のほうが市より大きいということになります。

都の中心だった長岡宮の跡は、鶏冠井町にあります。 大極殿・小安殿跡が昭和39年4月に国の史跡に指定され、 その後も内裏内郭築地回廊跡(昭和48年)、築地跡(昭和56年)、朝堂院西第四堂跡(平成4年)、 大極殿宝幢跡(平成11年)、大極殿閤門跡・朝堂院南門跡(平成14年)と続き、市の年表では平成28年まで追加指定が記録されています。 発見のはじまりは昭和30年1月、「中山修一らが西向日町駅北方で発掘し長岡宮会昌門(南門)跡を発見」したことです。 駅の近くの住宅地の下から、都の門が出てきたわけです。

家を買う人にとって、これは観光の話ではなく、工事の手続きの話です。

市公式「埋蔵文化財の届出」: 「工事に着手する60日前までに向日市教育委員会文教課文化財係へ届け出てください」

  • 届出は60日前。建て替え・増築・擁壁や基礎の工事を予定している方は、 引渡しから着工までの日程に、この60日を入れておく必要があります。
  • 本発掘調査が必要になった場合の経費について、市は「開発事業者方にご負担を求めています」とし、 物価高騰や人件費の上昇を理由に令和8年度から経費を改定しています(向日市と長岡京市で同一の金額)。 個人が自分の住む家を建てる場合の扱いは、市のページの本文からは確認できませんでした(未取得)。
  • 史跡に指定された土地は、現状を変える行為に別の許可が要ります。史跡の隣接地の物件は、境界を確認してください。

検討中の土地が周知の埋蔵文化財包蔵地にあたるかどうかは、文化財係(075-874-3860)で確認できます。 古い家を買って建て替えるつもりの方、土地を買って新築するつもりの方は、 契約の前に確認しておくことをおすすめします。家タダでも、役所調査の一環として契約前に確認します。

※市域のうちどの範囲が周知の埋蔵文化財包蔵地にあたるか、届出後の調査の流れ(立会・試掘など)は、 市のページの本文からは確認できていません(未取得)。 出典:向日市 歴史・文化サイト「長岡京」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/rekishi/1071.html / 向日市「向日市の歴史年表」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/rekishi/2815.html / 向日市「埋蔵文化財の届出」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/33/2002.html / 向日市「埋蔵文化財本発掘調査の経費が変わります」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/33/3469.html

まとめ:向日市は「町・線路・築年・浸水の想定」の4つで選ぶ市

向日市の住宅地の平均価格は、京都府内で住宅地の標準地が3地点以上ある 29市区町村のうち10位、京都市の11区と町を除いた14市のなかでは2位。 変動率(+2.3%)で見ると29市区町村中15位、14市のなかでは4位です。 価格は府内の市で2番目、値動きは市のなかで上位、という位置になります。

確認すべきことは、次の5点です。

  • どの町の物件か。寺戸町の成約中央値は4,200万円、ほかの4町は2,800万〜3,200万円。 住宅地の地価も130,000〜270,000円/㎡と2.1倍の幅があります。
  • 線路・高速道路・国道からの距離と、線路のどちら側か。 東西約1.2kmの間にJR・新幹線・阪急・名神・国道171号が集中しています。校区も線路で分かれます。
  • 建築年と、土地の広さ。中古戸建て52件のうち12件は1981年以前の建築。 新しい戸建は土地60㎡前後のものが個票に出ています。
  • 居住誘導区域の内か外か、防災マップのどの図に該当するか。 桂川・小畑川の浸水深1.0m以上の区域は、居住誘導区域から除かれています。
  • 市街化区域か市街化調整区域か、埋蔵文化財の届出が要る土地か。 市域の28.6%は調整区域。工事の60日前までに届出が必要な土地があります。

この5点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます (物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。

空から見た、この50年の向日市

向日市が市になったのは昭和47年(1972年)10月。その2年前の昭和45年5月に、向日町役場の新庁舎が「大字寺戸小字中野」に完成して移転しています。いまの市役所(寺戸町中野20番地)です。
左が1974〜78年、右が現在の、市役所を含む同じ範囲です。国勢調査の人口は、昭和35年の12,734人から昭和50年の45,886人へ、15年で3.6倍になりました。左の写真は、その急増がひと段落した時期にあたります。名神高速道路(昭和38年7月に尼崎―栗東間が完成)と東海道新幹線(昭和39年10月開通)は、左の写真の時点ですでに通っていました。一方、阪急洛西口駅の開業(平成15年3月)、キリンビール京都工場跡地の区画整理(平成22年終了認可)、阪急洛西口駅東地区の区画整理(平成25年換地処分公告)は、すべて左の写真より後のできごとです。2枚を見比べるときは、線路と高速道路の位置が変わらないことと、そのあいだに残っていた田畑や大きな敷地がどう変わったかに注目してください。東西2.0kmの市ですから、この写真の横幅は市域の東西の幅を上回ります。(写真の範囲と市役所の位置は、国土地理院の住所検索で得た座標から算出したタイルによるものです。区画整理の区域がこの範囲に入っているかどうかは確認していません。)

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28734〜28736・y12984〜12985)で切り出しています。

06向日市を6に分けて考える(エリアガイド)

向日市の住所は、6つの町でできています。物集女町(もずめちょう)、寺戸町(てらどちょう)、森本町(もりもとちょう)、鶏冠井町(かいでちょう)、向日町(むこうちょう)、上植野町(かみうえのちょう)。市の歴史年表によると、明治22年4月の市制町村制の施行で「旧6ヵ町村が合併して向日町」となり、昭和47年10月に市制を施行して向日市になりました。町の数は、合併した旧町村の数と同じ6つです。

市の人口統計は、この6町を物集女・寺戸・森本・鶏冠井・上植野・向日・西向日・向日台の8地区で集計しています(西向日は昭和14年に、向日台団地は昭和43年に、独立した行政区になった地区です)。

ここでは、令和8年地価公示の全12地点(住宅地8・商業地4)と、国土交通省の成約価格情報111件の町別・駅別を、町ごとに整理します。

先にお断りしておきます。町別の成約は、件数が3件以上あった5つの町(計110件)の集計で、戸建とマンションが混ざった中央値です。森本町は9件、鶏冠井町は12件という件数ですので、件数を必ずあわせてご覧ください。最寄駅は、成約個票に出てくる駅をもとに書いています。成約価格情報は国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

寺戸町(人口の45%・成約の44%が集まる町)(最寄駅:東向日/洛西口/向日町)

向日市で家を探すと、まずこの町の物件に出会います。人口は寺戸地区が25,248人(11,893世帯)で、市の45.3%。成約は49件・中央値4,200万円で、111件の44%、中央値は5つの町のなかで最高です。4,200万円にかかる仲介手数料の上限額は145万2,000円。
地価公示の最高地点が、住宅地・商業地ともこの町にあります。住宅地は「寺戸町山縄手11番30」が270,000円/㎡(+6.3%)で、価格も上昇率も8地点のなかで最大(地積100㎡)。商業地は「寺戸町八ノ坪126番」が487,000円/㎡(+9.4%)で、4地点のなかで最大の上昇(地積634㎡)。八ノ坪は、阪急洛西口駅東地区の区画整理でできた「洛西口さくら公園」(平成26年開設)と同じ小字です。商業地はほかに「寺戸町初田26番5」392,000円/㎡(+6.5%)、JR向日町駅と同じ小字の「寺戸町久々相18番16」310,000円/㎡(+6.2%)。市内の商業地4地点のうち3地点が寺戸町で、3地点とも6%以上の上昇です。
一方、同じ寺戸町でも、住宅地のもう1地点は様子が違います。「寺戸町大牧1番43」は181,000円/㎡(+1.7%・地積89㎡)。山縄手の3分の2の価格で、上昇率も4分の1ほどです。「寺戸町」という町名だけでは、土地の値段も、通う学校も決まりません。寺戸町は6つの小学校のうち5校、3つの中学校すべての通学区域に出てくる町で、阪急電車の線路と府道上久世石見上里線が校区の境になっています。
この町には、新しい街と、昭和40年代からの街の両方があります。町内にはキリンビール京都工場跡地(寺戸町九ノ坪、志賀見、寺田の各一部・約10.5ha)と阪急洛西口駅東地区(約8.4ha)の区画整理でできた街区があり、地区計画がかかっています。都市公園の一覧を見ると、寺戸町には昭和42年〜45年に開設された小さな公園(寺戸大牧公園・蔵ノ町公園・稲荷公園・野辺公園・里垣内公園・北野公園・芝山公園・永田公園)が並んでおり、その時期に住宅地ができていったことがうかがえます。成約個票では、寺戸町のマンション(3,500万円・専有80㎡・3LDK・2004年築・RC)が東向日駅から9分、寺戸町の中古戸建(3,100万円・土地85㎡/延床100㎡・2002年築・木造)が東向日駅から10分。市役所の所在地も寺戸町中野20番地です。JR向日町駅の東口開設と再開発(住宅棟38階建・約340戸)、阪急洛西口駅西地区の区画整理(約8.2ha・産業施設の誘導)と、いま動いている事業もこの町に集まっています。

物集女町(もずめちょう。丘陵と古墳のある町)(最寄駅:洛西口/東向日)

住宅地の最安地点と、新築戸建ての個票が、この町にあります。住宅地の標準地は2地点で、「物集女町出口16番140」が180,000円/㎡(+1.7%・地積77㎡)、「物集女町北ノ口100番91」が130,000円/㎡(+3.2%・地積449㎡)。北ノ口は8地点の最安ですが、上昇率は山縄手に次いで2番目です。地積449㎡は8地点のなかで飛び抜けて大きく(ほかは73〜203㎡)、広い区画の住宅地の標準地であることが、単価の低さに関係していると考えられます(鑑定評価書の本文は確認しておらず、地積からの見立てです)。
成約は15件・中央値2,800万円(上限額99万円)。成約個票では、物集女町のマンション(3,100万円・専有70㎡・2LDK・2008年築・RC)が東向日駅から8分、物集女町の新築戸建(3,100万円・土地60㎡/延床90㎡・2025年築・木造)が洛西口駅から10分。土地60㎡に延床90㎡ですから、延床面積が土地面積の1.5倍。複数階で床面積を確保した戸建です。新築戸建て21件全体の中央値は3,900万円ですので、この個票は新築のなかでは低いほうの価格帯にあたります。
人口は物集女地区が8,212人(3,590世帯)。1世帯あたり約2.29人で、8地区のなかで最も多い地区です(当方算出)。第2向陽小学校(物集女町南条)と西ノ岡中学校(物集女町吉田)があり、第2向陽小学校区は全域が西ノ岡中学校の通学区域です。町のなかで小・中学校が完結しやすいのは、この町の特徴です。
市の歴史年表には、物集女車塚古墳(平成7年に整備完了)、明治40年に京都府が模範竹林の植付地を物集女としたこと、物集女の山本新次郎が発見した水稲の品種「旭」のことが載っています。令和4年には物集女城公園(物集女町中条)が開設され、物集女城跡は国の史跡に指定されています。市が令和6年5月に消防署と合同で行った土砂災害危険箇所のパトロールは、2箇所とも物集女町でした。丘陵に近い物件は、土砂災害警戒区域・特別警戒区域にかかっていないかを必ず確認してください。

上植野町(かみうえのちょう。成約が2番目に多い町)(最寄駅:西向日)

成約が2番目に多い町です。25件・中央値2,800万円(上限額99万円)。寺戸町の4,200万円より1,400万円低い水準です。人口は上植野地区が10,494人(4,800世帯)で、寺戸に次いで市内2番目。
住宅地の標準地は2地点で、性格がはっきり違います。「上植野町南開8番15」は258,000円/㎡(0.0%・地積203㎡)。8地点のなかで2番目に高い価格ですが、前年から動かなかった唯一の地点です。南開は「西向日公園」(上植野町南開及び鶏冠井町山畑・昭和52年開設)と同じ小字で、地積203㎡は住宅地の標準地としては市内で2番目の広さ。西向日は、昭和3年の駅の開設とともに住宅地の開発が始まった地区です。価格は高いが上がっていない理由は、鑑定評価書の本文を確認しておらず、本ページでは分かりません。もう1地点の「上植野町地後10番5」は196,000円/㎡(+1.6%・地積137㎡)。商業地は「上植野町桑原11番1外」206,000円/㎡(+4.0%・地積632㎡)で、4地点のなかでは最も低い価格です。
成約個票では、上植野町のマンション(3,300万円・専有85㎡・3LDK・2008年築・RC)が西向日駅から15分、上植野町の中古戸建(3,000万円・土地85㎡/延床85㎡・1998年築・木造)が西向日駅から5分。駅から5分の築27年の戸建と、駅から15分の築17年のマンションが、ほぼ同じ3,000万円台前半です。
第5向陽小学校(上植野町五ノ坪・昭和50年開校)があり、第5向陽小学校区は全域が勝山中学校の通学区域。府立向陽高等学校(上植野町西大田・昭和50年開校)もこの町です。平成4年3月には上植野町下川原の西国街道が「歴史の道」として整備されました。立地適正化計画が居住誘導区域から除いている「小畑川ハザードマップで浸水深1.0〜3.0m未満以上の区域」がどこにあたるかは、市の誘導区域図と防災マップ(小畑川)で確認してください。

鶏冠井町(かいでちょう。長岡宮跡のある町)(最寄駅:西向日)

1200年前の都の中心が、この町にありました。市の都市公園の一覧には、大極殿公園(鶏冠井町大極殿・5,038㎡・昭和40年開設)、北大極殿公園(同・昭和43年)、内裏公園(鶏冠井町荒内・昭和50年)、東院公園(鶏冠井町上古・平成7年)と、長岡宮にちなむ名前の公園が並びます。長岡宮跡の大極殿・小安殿跡は昭和39年4月に国の史跡に指定され、その後も追加指定が続いています。
住宅地の標準地は「鶏冠井町荒内95番11」で、236,000円/㎡(+2.6%・地積123㎡)。8地点のなかで3番目に高い価格です。内裏公園と同じ小字にあります。成約は12件・中央値3,200万円(上限額112万2,000円)。成約個票では、鶏冠井町の戸建(3,000万円・土地60㎡/延床105㎡・2024年築・木造)が西向日駅から15分でした。土地60㎡に延床105㎡。物集女町の新築の個票と同じく、小さな敷地に床面積を積んだ戸建です。
人口は鶏冠井地区が4,885人(2,297世帯)。勝山中学校(鶏冠井町楓畑)があり、市内で最も広い都市公園「市民ふれあい広場」(鶏冠井町十相・7,506㎡)もこの町です。中学校は調整区域にあたる地域があります。「第3向陽小学校区のうち鶏冠井町地域」は、指定校が勝山中学校で、寺戸中学校も選べます。
この町で物件を検討するときに知っておきたいのが、埋蔵文化財の届出です。周知の埋蔵文化財包蔵地で工事をするときは、着手の60日前までに市教育委員会の文教課文化財係へ届け出ることになっています。国の史跡に指定された区域は、さらに別の扱いです。建て替え・増築・擁壁の工事を前提に買う場合は、契約前に文化財係(075-874-3860)で確認してください(包蔵地の範囲は本ページでは確認できていません)。

森本町(もりもとちょう。成約個票の最寄駅がJR向日町駅の町)(最寄駅:向日町)

件数は少ないですが、JR向日町駅が最寄りの物件が出てくる町です。成約は9件・中央値3,000万円(上限額105万6,000円)。成約個票では、森本町のマンション(3,500万円・専有80㎡・3LDK・2003年築・RC)が向日町駅から8分でした。9件という件数ですので、3,000万円という中央値は参考値としてお読みください。
住宅地の標準地は「森本町石田15番42」で、181,000円/㎡(+1.1%・地積73㎡)。地積73㎡は8地点のなかで最も小さく、上昇率+1.1%は上昇した7地点のなかで最も小さい数字です。人口は森本地区が4,217人(1,951世帯)。第3向陽小学校(森本町下森本・昭和46年開校)があり、森本町は「天神森の阪急電車以西」を除いて全域が寺戸中学校の通学区域です。市の歴史年表によると、森本村は明治7年に白井村と西土川村が合併してできた村です。
町の東部では、土地区画整理事業が終わったところです。森本東部地区(約11.9ha)は令和元年11月に組合の設立が認可され、令和8年8月21日に解散認可が公告されました。都市計画道路の伏見向日町線(幅員9m)・牛ケ瀬馬場線(幅員14〜17m)、公園2か所(森本東部ふれあい公園・森本東部どんぐり公園、令和5年開設)が整備されています。ただし、この地区の地区計画が掲げているのは「産業施設の立地誘導、営農・居住環境の整備」です。新しい住宅地が大きく増える事業ではありません。
JR向日町駅では東口の開設が進んでいます。市のスケジュールは令和8年度に東口開設、令和10年度にまち開き。最寄りがJR向日町駅の物件は、東口ができたあとの駅までの動線を確認してください。一方で、市の防災マップには桂川などの洪水の図があります。立地適正化計画は「桂川ハザードマップで浸水深1.0〜3.0m未満以上の区域」を居住誘導区域から除いていますので、森本町の物件は、防災マップ(桂川等)と誘導区域図の両方で位置を確認してください。

向日町・西向日・向日台(人口統計で独立している3つの小さな地区)(最寄駅:西向日ほか)

市の名前のもとになった「向日町」は、いまは人口535人の小さな地区です。人口統計では、向日地区が535人(344世帯)、西向日地区が886人(433世帯)、向日台地区が1,248人(585世帯)。3地区を合わせても2,669人で、市の4.8%です(当方算出)。この3地区の名前は、地価公示の標準地にも、成約の町別集計(3件以上)にも出てきません。相場を示す公的な数字が無い、ということを先にお伝えしておきます。
向日町には、向陽小学校(向日町南山)と、市内初の都市公園である勝山公園(向日町北山・6,823㎡・昭和48年開園)があります。市の歴史年表によると、明治22年に置かれた向日町役場は「大字向日小字南山3番地」。乙訓郡役所、警察署、裁判所の出張所、銀行、病院が、明治時代に向日町の南山・北山に置かれました。年表は、向日町がつくられたのを天正20年(1592年)、向日神社の創建を養老2年(718年)としています。向日神社の本殿は国の重要文化財です。
西向日は、昭和3年11月の新京阪鉄道の開通で駅ができ、鉄道会社が住宅地として開発した地区です。昭和4年に専用水道、昭和6年に住宅地組合、昭和14年に独立した行政区。平成30年3月には「西向日・桜の径と住宅地景観」が京都府景観資産に登録されました。約100年前に計画された住宅地が、いまも地区として続いているということです。西向日公園(昭和52年開設)は上植野町南開と鶏冠井町山畑にまたがっており、住宅地の標準地「上植野町南開8番15」(258,000円/㎡・0.0%・地積203㎡)が同じ小字にあります。
向日台は、昭和42年11月に府営向日台団地の入居が始まり、昭和43年に独立した行政区になった地区です。令和4年2月15日に「向日台地区地区計画」が決定されています。地区計画の内容は計画書を確認しておらず未取得ですが、この地区やその周辺で物件を検討する方は、地区計画の区域と制限を市の都市計画課(075-874-2857)で確認してください。

※エリア区分と各エリアの記述は、向日市・京都府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

07向日市の交通

鉄道

向日市にはJR東海道本線(JR京都線)の向日町駅と、阪急京都線の東向日駅・西向日駅があります。市公式はこのほか阪急洛西口駅を最寄り駅として案内しており、市の資料にはJR桂川駅(平成20年10月開業)の名前も出てきます。東西2.0km・南北4.3kmの市域の内と境に、JRと阪急の駅が並んでいるというのが向日市の鉄道です。

市公式が案内している所要時間は、JR京都駅から快速で6分、JR大阪駅から快速で32分(いずれもJR向日町駅まで)。阪急は「阪急河原町駅から」14〜18分とされています。京都にも大阪にも1本で出られることが、昭和30年代後半からの人口増の背景にあります。市の歴史年表は昭和38年6月の項に「京阪神急行電鉄の河原町乗り入れ開始、向日町のベッドタウン化が進む」と書いています。

JRと阪急のどちらを使う物件かで、通勤の経路が変わります。成約データでは、阪急の東向日・西向日・洛西口の3駅で97件、JR向日町は9件。取引の大半は阪急の駅が最寄りです。停車する列車の種別・本数・所要時間は、各社の時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。

駅路線1日平均乗降人員特徴
東向日阪急京都線—成約データの最寄駅として市内で最も件数が多い駅(37件・中央値3,900万円・駅から平均8分)。中央値は5つの駅のなかで最も高く、駅からの平均分数も向日町と並んで最も短い駅です。市の歴史年表によると、昭和3年11月、新京阪鉄道の京都西院―天神橋間の開通にあわせて「東向日町」駅として開業しました。向日市統計書(令和7年版)の1日平均は乗客数6,930人・降客数6,969人(令和6年度)。成約個票では、寺戸町のマンション(3,500万円・専有80㎡・3LDK・2004年築)が駅から9分、物集女町のマンション(3,100万円・専有70㎡・2LDK・2008年築)が8分、寺戸町の中古戸建(3,100万円・土地85㎡/延床100㎡・2002年築)が10分。築20年前後のマンションと戸建が、駅から10分以内で3,000万円台前半という姿が個票から見えます
西向日阪急京都線—成約は36件・中央値2,800万円・駅から平均12分。件数は東向日とほぼ同じですが、中央値は1,100万円低い駅です。昭和3年11月に「西向日町」駅として開業し、年表は「西向日町駅周辺で住宅地の開発が始まる」と記しています。新京阪鉄道が経営した西向日住宅地で、昭和4年には専用水道が建設されました。「西向日・桜の径と住宅地景観」は、平成30年3月に京都府景観資産に登録されています。統計書の1日平均は乗客数5,962人・降客数6,061人(令和6年度)。成約個票では、上植野町のマンション(3,300万円・専有85㎡・3LDK・2008年築)が駅から15分、上植野町の中古戸建(3,000万円・土地85㎡/延床85㎡・1998年築)が5分、鶏冠井町の戸建(3,000万円・土地60㎡/延床105㎡・2024年築)が15分。なお、隣の長岡京市の成約でもこの駅が最寄駅になっている物件があります
向日町JR東海道本線(JR京都線)—明治9年7月に開業した、京都府で最初の駅です(市の歴史年表「向日町―大阪間に鉄道が開通、府下初の駅として向日町駅が開業する」)。JR西日本の駅情報による所在地は向日市寺戸町久々相。成約は9件・中央値3,200万円・駅から平均8分と、件数は阪急の駅より少なめです。統計書の1日平均の乗客数は7,880人(令和6年度)。市公式は京都駅から快速で6分、大阪駅から快速で32分と案内しています。この駅は、いま大きく変わっているところです。東口の開設、東西自由通路(延長約60m・幅員5m)、橋上駅舎の整備が進められ、駅の周辺では第一種市街地再開発事業(約0.8ha)で駅ビル棟5階建・住宅棟38階建・約340戸・高さ約130mの建物が計画されています。市のスケジュールは「令和8年度:東口開設、橋上駅舎完成」「令和10年度:まち開き、駅前広場完成」。商業地の標準地「寺戸町久々相18番16」(310,000円/㎡・+6.2%)は、駅と同じ小字にあります。成約個票では、森本町のマンション(3,500万円・専有80㎡・3LDK・2003年築)が駅から8分

※表の3駅は、向日市統計書の「鉄道の乗降客数」に載っている駅です(JR西日本 向日町、阪急 東向日・西向日)。向日町駅の所在地はJR西日本の駅情報で確認しました。阪急の2駅は、阪急電鉄の駅情報のページに住所の記載がなく、市の統計書と歴史年表に市内の駅として出てくることを根拠にしています。

表の「1日平均乗降人員」欄が「—」なのは、統計書の数字が「乗客数」「降客数」に分かれていて、乗降人員としての公表値ではないためです。各駅の説明に書いた数字は、向日市統計書(令和7年版)の1日当たり平均です(資料元はJR西日本・阪急電鉄。JR向日町駅は乗客数のみ)。年度と行の対応について、正直に書いておきます。統計書のPDFは行の並びを機械的に読み取りにくく、当方は、市の立地適正化計画に書かれている「JR向日町駅乗降客数 12,844人/日(令和2年)」が乗客数6,422人の2倍と一致することを手がかりに、年度を対応させました。その並びでは、JR向日町駅の乗客数は令和2年度6,422人、令和3年度6,672人、令和4年度7,284人、令和5年度7,719人、令和6年度7,880人です。正確な年度別の数字は統計書でご確認ください。

成約データには、もうひとつ大きな駅が出てきます。「洛西口」です。向日市の成約のうち24件(中央値3,300万円・駅から平均12分)は最寄駅が洛西口でした。東向日・西向日に次ぐ3番目の件数です。市公式の「向日市への交通手段」も、阪急の駅として「洛西口駅、東向日駅、西向日駅」の3つを挙げています。ただし洛西口駅は、市の統計書の駅別の表には入っていません。駅の所在地を鉄道事業者の公式情報で確認できなかったため、本ページでは表に載せていません。市の資料によると開業は平成15年3月で、市内の土地区画整理事業(阪急洛西口駅東地区・西地区)と地区計画の名前に使われています。成約個票では、物集女町の新築戸建(3,100万円・土地60㎡/延床90㎡・2025年築)が洛西口駅から10分でした。同じく市の資料に出てくるJR桂川駅(平成20年10月開業)も、所在地を確認していないため表に載せていません。

「長岡京」が最寄駅の成約も3件あります(中央値3,000万円・駅から平均21分)。市の南部では、隣の長岡京市の駅が最寄りになる物件があるということです。駅別の集計は成約が3件以上あった駅のもので、5駅の合計は109件(111件中)になります。

駅からの平均分数の読み方。東向日8分、向日町8分、西向日12分、洛西口12分、長岡京21分。東西2.0kmの市ですから、どの駅も徒歩圏に収まる物件が多い一方、西の丘陵側は坂があり、同じ分数でも歩きやすさは変わります。現地で確かめてください。

道路

市公式の「地勢」は、向日市の東部について、東西約1.2kmの間に、東海道本線、東海道新幹線、阪急電車、名神高速自動車道路、国道171号線、JRの操車場・向日町運転所が集中していると説明しています。線路が3本、高速道路と国道が1本ずつ、それに車両基地。これが幅1.2kmに並んでいるのですから、市の東半分では、どの物件も何かしらの線路か幹線道路の近くにあると考えておいたほうが実態に合います。

名神高速道路は市内を通っていますが、市公式が案内している最寄りのインターチェンジは京都南です。車でのアクセスは「名神高速道路京都南インターチェンジから約20分」「国道1号線赤池交差点から西へ約15分」。高速道路が見える・聞こえる場所でも、乗り口が近いとは限りません。市の歴史年表によると、名神高速道路の尼崎―栗東間が完成したのは昭和38年7月、東海道新幹線の開通は昭和39年10月。昭和33年3月には「乙訓郡町村長が府議会に名神高速道路建設反対を請願する」という記述もあります。新幹線・高速道路・国道の近くの物件は、交通の便と引き換えに音と振動の確認が必要です。時間帯を変えて現地で確かめることをおすすめします。

市内の道路で、公的資料に名前が出てくるものを挙げておきます。通学区域の境になっている府道上久世石見上里線。立地適正化計画の防災指針が「浸水深3.0mとなる」アンダーパスがあるとしている府道志水西向日停車場線。土地区画整理事業で整備された都市計画道路 桂馬場線(阪急洛西口駅東地区・幅員14m)、伏見向日町線(森本東部地区・幅員9m)、牛ケ瀬馬場線(同・幅員14〜17m)。平成4年3月には、上植野町下川原の西国街道が「歴史の道」として整備されています。線路をくぐるアンダーパスは、大雨のときに冠水して通れなくなることがあります。通勤・通学・買い物の経路に線路の横断が入る物件は、雨の日の迂回路まで確認しておくと安心です。

市のコミュニティバスは「ぐるっとむこうバス」です。北ルートと南ルートがあり、運行は月曜日〜金曜日(祝日、振替休日、年末年始を除く)。運賃は大人200円・小児100円・乳幼児無料(障がい者手帳の提示で半額)。車両は北コースが9人乗り、南コースが35人乗りで、運行事業者は北が都タクシー株式会社、南が阪急バス株式会社です。令和6年4月1日にバス停の追加・名称変更とダイヤ改正がありました。土曜・日曜・祝日は走っていません。休日の移動や、車を持たない暮らしを前提にする方は、駅までの徒歩と路線バスの時刻表を先に確認してください。

※ぐるっとむこうバスのルート・便数、路線バス(阪急バスなど)の系統、国道・府道の路線名の一覧、阪急の駅の住所、洛西口駅・JR桂川駅の所在地は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:向日市「地勢」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1887.html /向日市「向日市への交通手段」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1324.html /向日市統計書(令和7年版)「運輸・通信」 https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/21432.pdf /JR西日本 駅情報(向日町駅) https://eki.jr-odekake.net/top?id=0610119 /阪急電鉄 駅情報(東向日駅) https://www.hankyu.co.jp/station/higashimuko.html /向日市「JR向日町駅周辺のまちづくり」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/28/2333.html /向日市「「ぐるっとむこうバス」のルートと時刻表のお知らせ」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/28/2634.html /向日市「向日市の歴史年表」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/rekishi/2815.html

08向日市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

京都府で家を探すとき、最初につまずきやすいのがこの区分です。 同じ市・同じ区の中に市街化区域と市街化調整区域の両方があるところでは、どちらに入るかで建て替えや住宅ローンの条件が変わります。 向日市は市域の全部が都市計画区域で、市街化区域と市街化調整区域に分かれています(線引きあり)。京都府の資料によると、向日市は京都都市計画区域(京都市、向日市、長岡京市、大山崎町、八幡市の一部、久御山町の一部)に含まれる線引き都市計画区域です。向日市統計書(令和7年版)の「用途別指定地域」(令和7年2月3日決定)によると、市内総面積は772ha、市街化区域は551ha、市街化調整区域は221ha。市域の71.4%が市街化区域、28.6%が市街化調整区域です。

「京都市に三方を囲まれた、駅の多い小さな市」という印象から、市域の全部が住宅地だと思われがちですが、4分の1強は市街化調整区域です。市公式の「地勢」が書いているとおり、西部には竹林の丘陵があり、東部の平地には耕地があります。住宅地のすぐ隣が調整区域、という場所がある市だということを、最初に知っておいてください。

下の表は市街化区域551haの用途地域の内訳です。最も広いのは第1種住居地域の247.3ha(44.9%)、次が第1種低層住居専用地域の114.7ha(20.8%)、3番目が工業地域の61.0ha(11.1%)。統計書の表に載っている用途地域は10種類で、第2種中高層住居専用地域・工業専用地域・田園住居地域の行はありません。

区域区分の当初決定日・最終変更日は、本ページでは確認できていません(未取得)。用途地域と高度地区は令和7年2月3日に変更の告示があり(寺戸町永田の全部と、三ノ坪・笹屋・新田・正田・二ノ坪・八反田・東御泥・向畑の各一部)、市は「生活利便性の向上等」を理由に挙げています。用途地域の境界や建ぺい率・容積率は、市の都市計画課(075-874-2857)の窓口または都市計画図でご確認ください。

区分面積構成比
市街化区域551 ha71.4%
市街化調整区域221 ha28.6%
合計(都市計画区域)772 ha100.0%

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

都市計画税について、向日市の税率は0.25%です。市公式の計算式は「課税標準額×0.25%」。課税の対象は市街化区域内の土地・家屋で、市街化調整区域の土地・家屋にはかかりません。市街化区域なら固定資産税1.4%と合わせて1.65%、市街化調整区域なら1.4%のみです。市域の28.6%は市街化調整区域ですから、検討中の物件がどちらにあるかで、毎年の税額が変わります。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

向日市の市街化区域は「どの用途地域か」で街並みが変わります

市街化区域と市街化調整区域の割合は71.4%対28.6%です。市街化区域の中身を、住宅を建てる立場から分けると次のようになります。

区分面積市域に占める割合住宅を建てる立場から
低層住居専用地域(第1種・第2種)116.1 ha15.0%低層の戸建が中心になる区域
そのほかの住居系(第1種中高層・第1種住居・第2種住居・準住居)300.3 ha38.9%戸建とマンションが混ざる区域。向日市の住宅地の中心
商業系(近隣商業・商業)38.5 ha5.0%住宅も建てられる。隣に高い建物や店舗が建つ可能性がある
準工業地域・工業地域96.0 ha12.4%住宅は建てられるが、工場・倉庫・車両基地と隣り合う可能性がある
市街化調整区域221 ha28.6%原則として建築を目的とした開発ができない
合計(市域)772 ha100.0%—

※向日市統計書(令和7年版)の「用途別指定地域」(令和7年2月3日決定)を当方が系統別に合計したものです。構成比は当方算出。出典:https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/17697.html

工業系の用途地域が96.0ha、市域の8分の1あります。市の立地適正化計画は、居住誘導区域に含めない区域として「東海道新幹線及び国道171号を含む工業地域」と「JR西日本吹田総合車両所京都支所(旧向日町操車場)敷地」を挙げています。線路と幹線道路に沿った工業地域があり、そこには車両基地がある、ということです。工業地域・準工業地域でも住宅を建てること自体はできますが、価格が周辺より安い物件は、用途地域が理由のことがあります。音・振動・大型車の通行は、平日の日中と夜間の両方で、現地で確認してください。

立地適正化計画 ― 居住誘導区域から「浸水深1.0m以上」の区域を除いている

向日市は第3次向日市都市計画マスタープラン(令和2年3月策定・計画期間は令和12年3月まで)のなかに立地適正化計画を含めており、届出制度は令和2年3月31日に始まりました。令和8年3月には、立地適正化計画にあたる第6章だけが改定されています。改定後の第6章は、居住誘導区域を「市街化区域のうち、次に定める区域を除く区域」と定めています。

#居住誘導区域に含めない区域(第6章の記載)
1土砂災害特別警戒区域
2小畑川ハザードマップにおいて浸水深「1.0〜3.0m未満」以上の区域及び家屋倒壊等氾濫想定区域
3桂川ハザードマップにおいて浸水深「1.0〜3.0m未満」以上の区域
4東海道新幹線及び国道171号を含む工業地域
5JR西日本吹田総合車両所京都支所(旧向日町操車場)敷地

買う側にとっての意味は、はっきりしています。市街化区域のなかにも、市が「ここに住宅を誘導する」とは位置づけていない区域があるということです。その理由の中心が水害の想定です。居住誘導区域の外でも家を買うこと・建てることはできますが、検討中の物件が区域の内か外かは、その場所の浸水の想定と、市の将来の考え方の両方を知る手がかりになります。

  • 居住誘導区域の外で、3戸以上の住宅の開発・建築、または1,000㎡以上の規模の住宅開発を行う場合は、着手の30日前までに届出が必要です。戸建を1軒買う・建てるだけなら、この届出の対象にはなりません。
  • 都市機能誘導区域として第6章に書かれているのはJR向日町駅周辺地区です。誘導施設は、子育て(保育所・認定こども園など)、健康福祉(保健センター)、医療(診療所)、商業(店舗面積1,000㎡以上の施設)とされています。
  • 防災指針は、「市の中心拠点は浸水深0.5m以上」であること、「浸水深3.0mとなる府道志水西向日停車場線のアンダーパス」があることを課題に挙げています。
  • 目標値として、居住誘導区域の人口密度116.7人/haの維持、JR向日町駅の乗降客数を12,844人/日(令和2年)から14,500人/日(令和9年)にすることが掲げられています。

※居住誘導区域・都市機能誘導区域の面積は、第6章の本文から確認できませんでした(未取得)。区域の範囲は、市が公開している「誘導区域図郭図」(全体図と分割図)でご確認ください。出典:向日市「第3次向日市都市計画マスタープラン(立地適正化計画含む)」https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1216.html /同 第6章(令和8年3月改定) https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/20622.pdf /向日市「立地適正化計画制度の運用開始について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/2702.html

地区計画は7地区。区画整理で生まれた街には、建て方のルールがあります

地区計画の名称当初決定最終変更
向日町競輪場地区平成8年5月24日令和7年12月3日
久世高田・向日寺戸地区平成15年2月28日平成22年5月28日
阪急洛西口駅東地区平成19年11月23日平成24年12月25日
森本東部地区令和元年9月10日令和5年2月15日
JR向日町駅周辺地区令和2年10月14日—
阪急洛西口駅西地区令和3年11月26日—
向日台地区令和4年2月15日—

地区計画の区域内で、土地の区画形質の変更、建築物の建築、工作物の建設、用途の変更、形態・意匠の変更、木竹の伐採を行う場合は、行為に着手する30日前までに届出が必要です。買ったあとに建て替える・増築する・外観を変えるときに効いてくるルールですので、地区計画のある地区の物件を検討する方は、計画書で用途・高さ・形態の制限を確認してください。

7地区のうち、住宅を買う人に関係が深いのは「久世高田・向日寺戸地区」と「阪急洛西口駅東地区」です。前者はキリンビール京都工場跡地(向日寺戸地区土地区画整理事業・約10.5ha・寺戸町九ノ坪、志賀見、寺田の各一部)、後者は阪急洛西口駅東地区土地区画整理事業(約8.4ha)の区域にかかる地区計画です。市は前者について、阪急洛西口駅(平成15年3月開業)とJR桂川駅(平成20年10月開業)に近い立地を生かし、「商業・業務・居住・文化機能等の複合的都市機能」の導入を進めると説明しています。一方、「森本東部地区」と「阪急洛西口駅西地区」は、産業施設の立地誘導を掲げた地区です。森本東部地区(約11.9ha)は令和8年8月21日に組合の解散認可が公告され、阪急洛西口駅西地区(約8.2ha・令和4年6月10日認可)は事業期間が令和9年3月までとされています。「駅の近くで区画整理をしている=住宅地が増える」とは限りません。

※各地区計画の制限の内容(敷地面積の最低限度、高さ、用途など)は、計画書PDFを確認しておらず未取得です。出典:向日市「地区計画について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1211.html /向日市「向日寺戸地区土地区画整理事業(キリンビール京都工場跡地開発)【施行済】」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1238.html /向日市「向日市阪急洛西口駅東地区土地区画整理事業【施行済】」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1239.html /向日市「向日市森本東部地区土地区画整理事業」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/2669.html /向日市「向日市阪急洛西口駅西地区土地区画整理事業」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/3192.html

特別用途地区が3つ、高度地区、準防火地域、生産緑地

用途地域に重ねて、向日市には次の地域地区が定められています。

地域地区市公式で確認できた内容
特別用途地区(3地区)娯楽・レクリエーション地区(平成8年5月24日・告示第27号)/特定大規模小売店舗制限地区(平成20年6月30日・告示第75号)/工業保全地区(令和4年12月28日・告示第124号)
高度地区計画書は令和7年2月3日・向日市告示第6号。種別と高さの限度は、ページの図と計画書が画像のため本ページでは未取得
準防火地域計画書は令和4年12月28日・向日市告示第127号。指定の範囲は未取得
生産緑地地区市街化区域内の農地で、一団で300㎡以上などの要件を満たすもの。指定されると農地としての管理が義務づけられ、建築は原則できない

生産緑地は、住宅地のなかにある農地です。隣が生産緑地の物件は、いまは日当たりや眺めが開けていても、指定が解除されれば住宅や建物が建つ可能性があります。市は「京都都市計画生産緑地地区の変更案の縦覧」のページも公開しています。隣地が農地の物件は、それが生産緑地かどうか、市街化区域か調整区域かを確認しておくと、将来の変化を見込みやすくなります。

出典:向日市「特別用途地区について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1212.html /向日市「高度地区について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/2277.html /向日市「準防火地域について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/3306.html /向日市「生産緑地について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1206.html /向日市「京都都市計画用途地域及び高度地区の変更について(告示)」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/9918.html

市街化調整区域で家を建てられる制度があるかは、確認できていません

ここは正直に書きます。市街化調整区域でも、制度や許可の基準によっては、一定の条件で住宅を建てられる場合があります。向日市の調整区域にそうした区域や基準があるかどうかは、市公式の都市計画のページからは確認できませんでした(未取得)。市が公開しているのは、向日市まちづくり条例にもとづく開発事業の手続き(開発区域300㎡以上、2戸以上の建築などが対象)や、建築確認申請の前に出す事前協議届出書の案内です。市街化調整区域の物件を検討される場合は、その土地で建て替えができるか、誰が建てられるのかを、契約前に必ず個別に確認してください。家タダでは、この確認を契約前に無料で行います。

09向日市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.25%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.65%課税標準額に対して

向日市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.25%です。市公式の計算式は、固定資産税が「課税標準額×1.4%」、都市計画税が「課税標準額×0.25%」。市街化区域の物件なら合計1.65%、市街化調整区域の物件なら固定資産税の1.4%のみになります。

都市計画税の0.25%は、地方税法が定める上限(0.3%)より低い税率です。課税標準額1,000万円あたりで見ると、0.3%の市なら年3万円、向日市は年2万5,000円(当方算出)。差は年5,000円で大きくはありませんが、所有している限り毎年続きます。

都市計画税の対象は市街化区域内の土地・家屋です(償却資産は対象外)。向日市は市域の28.6%が市街化調整区域ですから、同じ向日市内でも、都市計画税がかかる物件とかからない物件があります。

納税義務者は、毎年1月1日(賦課期日)現在の資産の所有者です。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。

令和8年度の納税通知書は令和8年5月8日に発送され、納期限は第1期(全期)6月1日、第2期 7月31日、第3期 12月28日、第4期 令和9年3月1日です。納税通知書の2枚目以降には、土地・家屋ごとの内訳が分かる課税明細書がついています。

免税点は、課税標準額が土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円に満たない場合です。

住宅用地の特例は、向日市も地方税法どおりです。市のページは「住宅一戸につき、200平方メートルまでの部分を小規模住宅用地」とし、小規模住宅用地は、固定資産税の課税標準額が評価額の6分の1、都市計画税が3分の1。一般住宅用地は、固定資産税が3分の1、都市計画税が3分の2と説明しています。

向日市の成約データの個票では、戸建の土地面積は60㎡・60㎡・85㎡・85㎡でした。戸建73件の土地面積の中央値も85㎡です。向日市で流通している戸建の多くは、200㎡以下=土地の全部が小規模住宅用地の特例に収まる広さだと考えられます。

地価が上がっている市では、固定資産税も上がっていく可能性があります。令和8年地価公示で向日市の住宅地は8地点のうち7地点が前年を上回り、平均は+2.3%。商業地は4地点すべてが上昇で、平均+6.5%でした。市には「固定資産の評価替え」のページがあります。「買ったときの税額がずっと続く」とは考えないほうが安全です。

新築住宅には固定資産税の減額措置があります。市の「家屋の軽減措置」のページによると、要件を満たす新築住宅は、居住部分の床面積120㎡までの固定資産税が2分の1に減額されます(120㎡を超える建物は120㎡分が対象)。期間は新築後3年間、3階建て以上の中高層耐火住宅等は5年間。床面積の要件は、新築の時期で変わります。市のページは、令和8年3月31日以前の新築は50㎡以上(一戸建以外の賃貸住宅は40㎡以上)280㎡以下、令和8年4月1日以降の新築は40㎡以上240㎡以下、と案内しています。そして「都市計画税は減額されません」と明記しています。

このほか、認定長期優良住宅(一般の住宅は5年間、3階建て以上の耐火住宅は7年間)、耐震改修、バリアフリー改修、省エネ改修、マンションの大規模修繕に対する減額措置が載っています。改修の減額は工事完了後3か月以内の申告が要件です。中古住宅を買ってリフォームする方、中古マンションを検討する方は、対象になるかを事前に確認しておくと、申告の漏れを防げます。

免税点

同一人が向日市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※納期:第1期 令和8年6月1日/第2期 令和8年7月31日/第3期 令和8年12月28日/第4期 令和9年3月1日(令和8年度)/賦課期日は毎年1月1日。令和8年度の納税通知書は令和8年5月8日に発送

※税率・免税点は向日市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

10向日市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

向日市には学校選択制があります。ただし、市の制度の名前は「学校選択制」ではなく「通学区域の弾力化制度」です。市公式は、保護者や児童生徒の希望により「入学したい学校を選ぶことができる制度」と説明しています。対象は小学校・中学校の新1年生(年度途中の転入者は条件つき)。中身は3つあります。
(1) 希望校制度(小学校・中学校):市内の全校が対象。受け入れは「各学校の入学予定者数の1割程度」で、希望者が多い場合は抽選。第4向陽小学校は、施設で受け入れられる学級数を超える見込みのため、令和5年度入学の新1年生から当分の間、受け入れを一時停止しています(兄姉が在学している場合を除く)。
(2) 調整区域制度(中学校のみ):決められた3つの地域に住む生徒は、指定校のほかにもう1校を選べます。
(3) 部活動制度(中学校のみ):市内3中学校のうち1校にしかない部活動への入部を前提に、その学校を選べます。
申請できる期間は短く決まっています。令和8年度入学分は令和7年11月25日〜12月5日で、市は期間外の受付を「いかなる理由でも」認めないとしています。入学の前の年の秋までに住所が決まっていないと使いにくい制度ですので、学校を重視して物件を選ぶ方は、購入の時期とあわせて教育委員会 学校教育課(075-874-2998)にご確認ください。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
転居予定先の学校に先に通う家を買う方に最も直接関係する事由です。市の基準は「転居または市内への転入が決まっており、学年または学期の当初から転居予定先の学校に就学を希望する場合」。期間は入居予定日まで(1学期以内)。必要書類は「入居が確認できるもの(賃貸借契約書、売買契約書などの写し)」です。契約が済んでいれば、引っ越す前の学期の初めから新居の校区の学校に通わせられるということになります。
最終学年での転居・転出小学校6年生・中学校3年生で、ほかの通学区域に転居または他市町村に転出するが、引き続き元の学校に通いたい場合。年度末まで。
最終学年の1年前の学年での転居・転出小学校5年生・中学校2年生で転居・転出する場合。年度末まで。
それ以外の学年での転居・転出小学校1年生から4年生、中学校1年生で転居・転出する場合。学期末まで。学年によって期間が違う点は、引越しの時期を決めるときの材料になります。
学年途中の市内転居「学年途中で市内の他の通学区域に転居するが、引き続き従前の学校への就学を希望する場合」という項目もあり、こちらは卒業までとされています。上の3つの項目とどちらに当たるかは、教育委員会にご確認ください。
一時的な転居(新築・増改築)「住宅の新築、増改築などにより、一時的な他の通学区域への転居または市外への転出であり、従前の居住地に戻ることが確実な場合」。再入居日まで(1年以内)。工事請負契約書などの写しが必要です。建て替えを伴う購入を考えている方に関係します。
留守家庭(小学校のみ)保護者の就労などで留守家庭となる場合。事由が解消するまで。就労証明書と、預かり先の承諾書が必要です。
身体的理由事由が解消するまで。医師の診断書等が必要です。
教育的配慮事由が解消するまで。学校長の意見書等が必要です。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は向日市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ京都府内でも、市町村が変われば条件が変わります。

項目内容
こども医療費助成の対象0歳から高校卒業まで(京都子育て支援医療費助成制度。高校1〜3年生は入院のみ対象で、通院の記載はありません)
所得制限市の「京都子育て支援医療費助成制度」のページに所得制限についての記載はありません(有無は市にご確認ください)
一部自己負担0歳〜中学卒業:入院は自己負担なし、通院は1か月1医療機関200円。高校1〜3年生:入院は自己負担なし(受給者証の交付はなく、払戻しによる給付)。健診代・予防接種代・文書代・入院時の食費・差額ベッド代などは対象外

市立小学校6校・中学校3校。寺戸町は線路と府道で校区が分かれる

向日市の「向日市立小学校・中学校通学区域」のページに載っている市立学校は、小学校6校・中学校3校です。

学校(所在地)通学区域に含まれる町
向陽小学校(向日町南山)向日町・森本町・鶏冠井町・寺戸町・上植野町の各一部
第2向陽小学校(物集女町南条)物集女町・寺戸町の一部
第3向陽小学校(森本町下森本)森本町・寺戸町・鶏冠井町の各一部
第4向陽小学校(寺戸町三ノ坪)寺戸町の一部
第5向陽小学校(上植野町五ノ坪)上植野町・鶏冠井町の各一部
第6向陽小学校(寺戸町大牧)寺戸町の一部

寺戸町は、6つの小学校のうち5校の通学区域に出てきます。人口の45%が住む町ですから当然ではありますが、「寺戸町の物件」というだけでは、通う小学校は決まりません。通学区域は小字の単位で定められていて、「阪急電車以西」「JR以西」といった線路による区切りが複数あります。

中学校(所在地)通学区域(市のページの記載の要約)
勝山中学校(鶏冠井町楓畑)向陽小学校区の全域/第5向陽小学校区の全域/第3向陽小学校区のうち鶏冠井町/寺戸町のうち「大牧・芝山・西野の府道上久世石見上里線以南」「渋川・二枚田・岸ノ下の阪急電車以西」「古城、中野」
西ノ岡中学校(物集女町吉田)第2向陽小学校区の全域/寺戸町のうち「二ノ坪・三ノ坪・笹屋・飛龍・小佃の阪急電車以西」「大牧・西野・芝山の府道上久世石見上里線以北」ほか
寺戸中学校(寺戸町蔵ノ町)森本町の全域(天神森の阪急電車以西を除く)/寺戸町のうち「渋川・二枚田・岸ノ下の阪急電車以東」「二ノ坪・三ノ坪・笹屋・飛龍・小佃の阪急電車以東」ほか

同じ小字でも、阪急電車の線路の東か西かで中学校が変わります。寺戸町の渋川・二枚田・岸ノ下は、線路の西が勝山中学校、東が寺戸中学校。二ノ坪・三ノ坪・笹屋・飛龍・小佃は、線路の西が西ノ岡中学校、東が寺戸中学校。大牧・芝山・西野は、府道上久世石見上里線の南が勝山中学校、北が西ノ岡中学校です。本ページの表は市のページの記載を要約したもので、小字の一覧をすべて載せたものではありません。正確な指定校は、契約前に必ず学校教育課(075-874-2998)または市の通学区域の表でご確認ください。

通学区域の弾力化制度 ― 入学時に使える3つの選び方

制度対象内容
希望校制度小学校・中学校の新1年生市内の全校から希望できる。受け入れは各学校の入学予定者数の1割程度。希望者が多い場合は抽選。第4向陽小学校は令和5年度入学分から当分の間、受け入れを一時停止(兄姉が在学している弟妹を除く)
調整区域制度中学校の新1年生と年度途中の転入者調整区域に住む生徒は、指定校のほかに選択校へ入学できる(下の表)
部活動制度中学校の新1年生と年度途中の転入者市内3校のうち1校にしかない部への入部を前提に、その学校へ入学できる。体操部=勝山中学校/水泳部=西ノ岡中学校/バドミントン部、吹奏楽・マーチングバンド部=寺戸中学校
調整区域指定校選択校
第3向陽小学校区のうち鶏冠井町地域勝山中学校寺戸中学校
第6向陽小学校区のうち府道上久世・石見上里線以南の地域勝山中学校西ノ岡中学校
第4向陽小学校区のうち阪急線以西の地域西ノ岡中学校寺戸中学校

調整区域は、小学校の友だちと別の中学校に分かれる地域にあたります。たとえば第4向陽小学校区のうち阪急線の西側は、指定校は西ノ岡中学校ですが、寺戸中学校も選べます。こうした地域の物件を検討する方は、どちらの中学校になるかを家族で決めておくと、入学前にあわてずに済みます。

希望校制度には注意点が3つあります。

  • 受け入れ枠は1割程度で、抽選がある。希望すれば必ず通える制度ではありません。年度途中の転入者は、抽選のあった学校の該当学年への転入ができないとされています。
  • 第4向陽小学校は受け入れを一時停止している。第4向陽小学校の所在地は寺戸町三ノ坪。令和7年2月3日に用途地域と高度地区が変更された区域にも「三ノ坪(一部)」が含まれています。この小学校に通わせたい場合は、校区内の住所であることが前提になります。
  • 申請の期間が決まっている。令和8年度入学分は令和7年11月25日〜12月5日、窓口は市役所別館1階の学校教育課で、郵送は特別な事情がない限り認められていません。

家を買う人に効く「指定学校変更」 ― 契約書があれば学期の初めから新しい学校に通える

弾力化制度とは別に、向日市には「区域外就学および指定学校変更」の制度があります。住宅の購入に直接関係するのは次の3つです。

事由期間必要書類
転居または市内への転入が決まっており、学年または学期の当初から転居予定先の学校に就学を希望する場合入居予定日まで(1学期以内)入居が確認できるもの(賃貸借契約書、売買契約書などの写し)
住宅の新築、増改築などによる一時的な転居・転出で、元の居住地に戻ることが確実な場合再入居日まで(1年以内)再入居が確認できるもの(工事請負契約書などの写し)
学年の途中で転居・転出するが、引き続き元の学校に通いたい場合小6・中3と小5・中2は年度末まで/小1〜小4・中1は学期末まで—

「1学期以内」「1年以内」という上限がついている点が、向日市の基準の特徴です。引渡しが学期の初めに間に合わない場合でも、売買契約書があれば先に新しい学校に通わせられますが、入居がその学期のうちに済むことが前提です。承認の条件として、市は「児童生徒の通学負担が大きくないこと」「保護者の送迎または公共交通機関の利用(自転車は不可)」「通学の安全は保護者が責任を持つこと」を挙げています。標準処理期間は受付から2週間とされています。

給食 ― 小学校は自校調理、令和8年度は全額公費

区分方式令和8年度の給食費保護者の負担
小学校自校調理(各学校の給食室)月額5,580円(1食平均予定額330円)全額公費で負担(国の補助 月額5,200円の予定+超過分を重点支援地方交付金で)
中学校センター方式(西ノ岡中学校の敷地内の学校給食センターから3校に配送)改定後 月額6,030円(1食402円)月額4,950円(1食330円)で据え置き。価格改定分を公費で負担

この内容は令和8年度のものです。市のページに令和9年度以降の扱いは書かれていません。長期の家計を考えるときは「令和8年度時点では」という前提でお読みください。市の歴史年表によると、中学校の給食は平成31年1月に始まっています。小学校の給食について市は「なるべく加工食品を使わず手づくりを基本」とし、ごはんも各学校の給食室で炊いていると説明しています。

子どもの医療費 ― 中学卒業まで通院は月200円、高校生は入院のみ

年齢入院通院
0歳〜中学卒業自己負担なし1か月1医療機関200円
高校1〜3年生自己負担なし(受給者証の交付はなく、払戻しによる給付)ページに記載なし

制度の名前は「京都子育て支援医療費助成制度」で、対象は国民健康保険や社会保険に加入している0歳から高校卒業までの方です。健診代、予防接種代、文書代、薬の容器代、入院時の食費・差額ベッド代などは対象外。高校生の通院については、市のページに助成の記載がありません。高校生世代の通院まで助成している市町村もありますので、転居前後の条件を見比べてください。こうした制度は市町村ごとに違います。

なお待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。保育の入りやすさを重視される方は、市の子育て支援課に直接お問い合わせください。

出典:向日市「向日市立小学校・中学校通学区域」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/35/1112.html /向日市「通学区域の弾力化制度」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/shinsei/3544.html /向日市「令和8年度通学区域の弾力化制度の受付について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/shinsei/3818.html /向日市「区域外就学および指定学校変更(通学区域外就学)」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/shinsei/1113.html /向日市「小学校給食」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/35/1115.html /向日市「中学校給食」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/35/7463.html /向日市「京都子育て支援医療費助成制度」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/shinsei/1136.html

11向日市で家を買う前に必ず確認したい点

1|洪水と内水 ― 防災マップと「居住誘導区域」を住所で確認する

向日市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのが水害の想定です。 市の防災マップ(令和4年6月)は、次の水害の図を載せています。

災害の種類市の防災マップの内容確認のしかた
洪水(桂川など)対象河川は桂川、新川、西羽束師川・西羽束師川支川。 北部・中部・南部の3枚と、桂川の浸水到達時間の図物件の住所が北部・中部・南部のどの図にあたるかを確かめ、浸水深の色を見る
洪水(小畑川)中部・南部の2枚市の中部・南部の物件は、桂川等の図とは別にこちらも見る
内水氾濫全域図と、北部・中部・南部の3枚。 市は「水防法に基づくものではありません」と断っている川から離れた場所でも、周囲より低い土地は確認する
高潮「向日市では、高潮浸水想定区域の指定はありません」—
土砂災害とるべき行動(土砂災害)のページがある西の丘陵に近い物件は、警戒区域・特別警戒区域を確認する
地震地震の種類・備え・地震時の行動のページがある—

向日市では、もうひとつ見るべき図があります。立地適正化計画の「誘導区域図」です。 市は令和8年3月の改定で、市街化区域のうち 「桂川ハザードマップにおいて浸水深『1.0〜3.0m未満』以上の区域」と 「小畑川ハザードマップにおいて浸水深『1.0〜3.0m未満』以上の区域及び家屋倒壊等氾濫想定区域」を、 居住誘導区域から除きました。土砂災害特別警戒区域も除かれています。

  • 居住誘導区域の外でも、家を買うこと・建てることはできます。 ただし、市がその場所を「住宅を誘導する区域」から外した理由が浸水の想定であるなら、 火災保険の水災補償、1階の使い方、避難の方法まで含めて考える必要があります。
  • 重要事項説明では、水防法にもとづく水害ハザードマップ上の位置が説明されます。 内水氾濫の図は水防法にもとづくものではないため、説明の対象に含まれないことがあります。 内水の図は、ご自身でも確認してください。
  • アンダーパスに注意。立地適正化計画は「浸水深3.0mとなる府道志水西向日停車場線のアンダーパス」を課題に挙げています。 線路をくぐる道が通勤・通学の経路に入る物件は、大雨のときの迂回路を確認しておくと安心です。

※浸水深の分布・浸水継続時間・想定降雨の条件は、防災マップがPDF図面(画像)のため、 本ページでは数値として取得できていません(未取得)。 出典:向日市「向日市防災マップについて」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/11/3199.html / 向日市 都市計画マスタープラン 第6章(令和8年3月改定) https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/20622.pdf / 向日市「立地適正化計画制度の運用開始について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/2702.html

2|西の丘陵 ― 土砂災害と、坂と、竹林

市公式の「地勢」によると、向日市の西部には 「標高35メートルから80メートルの丘陵が南北に細長く横たわり」、竹林が広がっています。 統計書の最高標高は100.5m、最低標高は13.7m。東西2.0kmの市のなかに、およそ87mの高低差があります(当方算出)。

  • 土砂災害警戒区域・特別警戒区域が市内にあります。 立地適正化計画は「土砂災害警戒区域内への建築物の立地あり」「一部、土砂災害特別警戒区域内に建築物の立地あり」と書いています。 市が令和6年5月15日に乙訓消防組合向日署と合同で行った災害危険箇所等のパトロールは、物集女町の2箇所でした。 市内の警戒区域の箇所数は、本ページでは確認できていません(未取得)。
  • 特別警戒区域(レッドゾーン)は、実務上たいへん重い意味を持ちます。 居室のある建築物には構造の規制がかかり、担保評価や住宅ローンの条件に影響することがあります。 丘陵のふもと・がけ下の物件は、イエローかレッドかまで必ず確認してください。
  • 丘陵側の物件は、坂と道幅も確認する。 駅からの分数が同じでも、上り坂かどうかで毎日の負担は変わります。車の出し入れ、自転車、ベビーカーで実際に動いてみてください。
  • 竹林・緑地の隣の物件は、その土地が市街化調整区域か、京都府選定文化的景観「向日市西ノ岡の竹の径・竹林景観」に関係する場所かを確認しておくと、 将来そこに建物が建つ可能性を見込みやすくなります(文化的景観の区域は本ページでは確認していません)。

出典:向日市「地勢」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1887.html / 向日市統計書(令和7年版)「土地」 https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/21425.pdf / 向日市「土砂災害危険箇所パトロールについて」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/11/3183.html

3|市街化区域か調整区域か。市街化区域なら用途地域まで

向日市は市域の71.4%(551ha)が市街化区域、28.6%(221ha)が市街化調整区域です。

物件の場所確認すべきこと
市街化区域・低層住居専用地域(116.1ha) 建ぺい率・容積率・高さの制限が厳しめの区域。建て替えのときに同じ大きさが建つか
市街化区域・そのほかの住居系(300.3ha) 高度地区の種別、準防火地域の指定、地区計画の有無。隣に中高層の建物が建つ可能性
市街化区域・商業系(38.5ha) 駅前・幹線道路沿い。日当たりと音。特別用途地区(特定大規模小売店舗制限地区など)の指定
市街化区域・準工業地域/工業地域(96.0ha) 住宅は建てられますが、工場・倉庫・車両基地と隣り合う可能性があります。 新幹線と国道171号を含む工業地域は居住誘導区域から除かれています。工業保全地区の指定にも注意
市街化調整区域(221ha) 建て替えができるか、誰が建てられるか、住宅ローンが使えるか。都市計画税はかかりません

市は都市計画図の閲覧について案内するページを設けており、 「区域・地域地区証明申請書」「用途界明示願」という手続きもあります。 用途地域の境界に近い物件は、口頭の説明ではなく、市の窓口で確認してください(都市計画課 075-874-2857)。 用途地域と高度地区は令和7年2月3日に変更の告示があったばかりです。 古い資料の用途地域が、いまの指定と違う可能性があります。

4|小さな敷地の家 ― 建て替えのときに同じ大きさが建つか

向日市の成約データでは、戸建73件の土地面積の中央値が85㎡。 成約個票の新しい戸建は土地60㎡に延床90㎡・105㎡でした。 住宅地の標準地も、8地点のうち4地点が100㎡以下です。 向日市では、小さな敷地に建つ戸建が普通に流通しています。 そういう家を買うときに確認しておきたいことがあります。

  • 建ぺい率・容積率・高度地区。いま建っている家が、いまの制限のもとで同じ大きさに建て替えられるとは限りません。 向日市の高度地区は令和7年2月3日に計画書が告示されていますが、 種別と高さの限度は、市のページの図と計画書が画像のため、本ページでは確認できていません(未取得)。 物件ごとに市の窓口でご確認ください。
  • 前面道路の幅と接道。道路が4m未満の場合、建て替えのときに敷地を後退(セットバック)させる必要があり、 ただでさえ小さな敷地がさらに小さくなります。
  • 駐車場。敷地60㎡前後の戸建では、車を置くと1階の居室が狭くなる間取りが多くなります。 車の大きさと、前面道路からの出し入れを現地で確かめてください。
  • 建築前の手続き。向日市まちづくり条例第59条により、建築確認申請書を出す前に、 市の都市計画課へ「建築確認事前協議届出書」を提出することになっています(新築・改築・増築)。 開発区域300㎡以上、2戸以上の建築などは、条例にもとづく開発事業の手続きの対象です。
  • 地区計画・生産緑地。地区計画は7地区。隣地が農地の場合は、生産緑地かどうかを確認してください。

出典:向日市「建物を建築するとき」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1869.html / 向日市「開発事業を行うとき」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1218.html / 向日市「高度地区について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/2277.html / 向日市「地区計画について」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/25/1211.html

5|埋蔵文化財 ― 工事の60日前までに届出

向日市は、長岡京の都があった場所です。 市公式は、周知の埋蔵文化財包蔵地で土木工事などを行う場合について、次のように案内しています。

「工事に着手する60日前までに向日市教育委員会文教課文化財係へ届け出てください」

  • 買ってすぐ建て替える・土地を買って新築する方は、引渡しから着工までの日程に60日を見込んでください。
  • 届出の結果、発掘調査が必要になることがあります。 本発掘調査の経費について、市は「開発事業者方にご負担を求めています」とし、令和8年度から経費を改定しています。 個人が自分の住む家を建てる場合の扱いは、市のページの本文からは確認できませんでした(未取得)ので、文化財係にご確認ください。
  • 国の史跡(長岡宮跡・乙訓古墳群・物集女城跡など)の区域は、届出とは別の扱いになります。

その土地が包蔵地にあたるかどうかは、文化財係(075-874-3860)で確認できます。 建売の新築戸建てを買う場合は、手続きは売主側で済んでいるのが通常ですが、 将来の建て替えのときに同じ手続きが要ることは知っておいてください。

出典:向日市「埋蔵文化財の届出」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/33/2002.html / 向日市「埋蔵文化財本発掘調査の経費が変わります」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/33/3469.html

6|築年の古い戸建を買うなら、耐震の補助制度を先に確認する

向日市の中古戸建ての成約52件のうち、12件が1981年以前の建築です。 昭和56年(1981年)5月31日以前に着工した木造住宅を買う場合は、市の制度を知っておいてください。

制度内容(市のページの記載)上限額・自己負担
木造住宅耐震診断士派遣市が耐震診断士を派遣。令和8年度の受付は6月1日〜12月25日 自己負担 1戸もしくは1住戸あたり3,000円
耐震改修A改修後の評点1.0以上補助上限額115万円
耐震改修B改修後の評点0.7以上1.0未満補助上限額100万円
簡易改修屋根の軽量化など補助上限額40万円
耐震シェルター設置設置費用の4分の3補助上限額30万円

対象は「昭和56年5月31日以前に着工したもの かつ延べ面積の2分の1以上を住宅として使用しているもの」。 改修等の補助の令和8年度の受付は8月12日〜12月25日で、 市は「申込が予定件数に達した場合は、申請受付を締め切らせていただく場合があります」としています。 長屋・共同住宅も対象ですが、全住戸別の申込書が必要です。

大事なのは順番と時期です。 受付期間が年度の途中に区切られていますから、購入の時期によっては、その年度の補助に間に合いません。 古い戸建を買ってすぐリフォームの契約をしてしまう前に、 耐震診断 → 補助の申請 → 工事の契約、という順番で進められるかを、市の公共建物整備課の担当に確認してください。 制度の名前のとおり、対象は木造住宅です。 鉄筋コンクリート造のマンションについては、市に「マンション管理計画認定制度」「マンション管理適正化推進計画」のページがあります。 古いマンションを買う場合は、管理組合の耐震診断・修繕の状況をご自身で確かめる必要があります (向日市の中古マンション38件のうち、1981年以前の建築は5件でした)。

出典:向日市「木造住宅耐震診断士派遣制度・木造住宅耐震改修等補助制度」(2026年8月18日更新) https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/26/1202.html / 向日市「住宅」 https://www.city.muko.kyoto.jp/life/1/4/22/ ※補助の金額・受付期間は年度によって変わります。最新の内容は市のページでご確認ください。

7|線路・高速道路・国道 ― 音と、校区の境目

向日市の東側1.2kmには、東海道本線・東海道新幹線・阪急電車・名神高速道路・国道171号、そしてJRの車両基地が並んでいます。

  • 音と振動は、時間帯を変えて現地で確かめる。新幹線は高速で通過し、在来線と阪急は本数が多く、名神と国道171号は夜間も大型車が走ります。 窓を閉めた状態と開けた状態の両方で確認してください。
  • 線路のどちら側かで、中学校が変わる地域があります。 寺戸町の渋川・二枚田・岸ノ下は、阪急電車の西が勝山中学校、東が寺戸中学校。 二ノ坪・三ノ坪・笹屋・飛龍・小佃は、西が西ノ岡中学校、東が寺戸中学校です。
  • 踏切とアンダーパス。線路を渡る場所が限られるため、朝の踏切待ちや、雨の日のアンダーパスの冠水が生活に影響します。
  • 休日のバス。市のコミュニティバス「ぐるっとむこうバス」は月曜日〜金曜日の運行で、土曜・日曜・祝日は走っていません。

8|いま動いている事業 ― 駅の東口、38階建、区画整理

事業内容時期(市公式)
JR向日町駅の東口開設・橋上駅舎東西自由通路(延長約60m・幅員5m)令和8年度:東口開設、橋上駅舎完成
JR向日町駅周辺地区 第一種市街地再開発事業 駅ビル棟5階建・住宅棟38階建・約340戸・高さ約130m。駅前広場 約2,400㎡令和10年度:まち開き、駅前広場完成
阪急洛西口駅西地区 土地区画整理事業約8.2ha。産業施設の立地誘導、営農環境の整備事業期間は令和9年3月まで
森本東部地区 土地区画整理事業約11.9ha。産業施設の立地誘導、営農・居住環境の整備令和8年8月21日 組合の解散認可公告
向日町競輪場地区 地区計画地区計画の変更令和7年12月3日 最終変更

事業の近くの物件は、「完成したらどうなるか」と「完成するまでどうか」の両方を見てください。 完成後は利便性が上がる一方、日当たり・眺望・交通量が変わります。工事の期間中は音と車両の出入りがあります。 都市計画道路の区域にかかる敷地は、建築に都市計画法第53条の許可が必要です(市に申請書の様式があります)。 予定は変わることがあります。「◯年に駅前が完成するから値上がりする」という前提の説明は、そのまま受け取らないでください。

9|人口は減り始め、地価は上がっている

これは正直に書いておくべき点です。 向日市の人口は、国勢調査で平成27年の53,380人から令和2年の56,859人へ6.5%増えましたが、 その後の推計人口は令和7年10月1日で55,403人。5年間で2.6%減っています(当方算出)。 一方、令和8年地価公示の住宅地は平均+2.3%、商業地は+6.5%です。

  • 買うときの注意点:地価が上がっている局面です。相場より高い値付けの物件を、勢いで買わないこと。 国土交通省の成約データで、同じ駅・同じ種別の成約と比べてください。
  • 持っているあいだの注意点:土地の評価が上がれば、固定資産税・都市計画税も上がっていく可能性があります。
  • 売るときの注意点:JR向日町駅の再開発で約340戸のマンションが供給される計画です。 将来売る可能性がある方は、新しい物件が増えたあとでも選ばれる条件(駅からの距離、浸水の想定、敷地の広さ)を備えているかを見ておいてください。

10|向日市で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)

#確認することなぜ効くか
1防災マップ(桂川等・小畑川・内水氾濫)での位置 対象河川は桂川、新川、西羽束師川・同支川、小畑川。内水の図は水防法にもとづくものではなく、自分で見る必要があります
2居住誘導区域の内か外か 浸水深1.0〜3.0m未満以上の区域、土砂災害特別警戒区域、新幹線・国道171号を含む工業地域などは区域外です
3市街化区域か、市街化調整区域か 市域の28.6%は調整区域。建て替えの可否、住宅ローン、都市計画税(0.25%)の有無が変わります
4用途地域・高度地区・地区計画・特別用途地区 工業地域61.0ha・準工業地域35.0ha。地区計画は7地区、特別用途地区は3地区。令和7年2月3日に用途地域・高度地区の変更あり
5土砂災害警戒区域・特別警戒区域 西の丘陵に近い物件。レッドゾーンは構造の規制・ローンに影響します
6埋蔵文化財包蔵地かどうか 工事に着手する60日前までに届出。発掘調査が必要になる場合があります
7建築年と耐震 中古戸建て52件のうち12件が1981年以前の建築。昭和56年5月31日以前着工の木造住宅は耐震改修の補助(上限115万円など)の対象になりえます
8土地の面積・前面道路・駐車場 戸建の土地面積の中央値は85㎡。建て替えで同じ床面積が取れるか、セットバックが要るか
9指定校と、弾力化制度の申請時期 寺戸町は線路と府道で校区が分かれます。第4向陽小学校は希望校制度の受け入れを一時停止中。令和8年度入学分の申請は令和7年11月25日〜12月5日でした
10線路・高速道路・国道からの距離、近くで進んでいる事業 音と振動。JR向日町駅の東口開設と再開発(38階建・約340戸)、洛西口駅西地区の区画整理

家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、区域区分・用途地域・ハザードの確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。

12向日市の成り立ち ― 長岡京、向日町、府下初の駅、そして昭和47年の市制

向日市は、昭和47年(1972年)10月に市制を施行しました。 その前は乙訓郡向日町。市の歴史年表によると、向日町は明治22年4月の市制町村制の施行で、旧6ヵ町村が合併してできた町です。 合併の相手を変えずに、明治22年の町の範囲のまま、町が市になったということになります。 面積は7.72km²。昭和46年10月に行われた市制施行に関するアンケートでは、「単独市制に賛成が7割を超える」結果だったと年表は記しています。

6つの町の名前 ― 読み方から

市公式の「向日市の地名」のページは、町と小字の名前を読みがなつきで載せています。

町名読みこのページに出てくる主な小字・施設
物集女町もずめちょう南条(第2向陽小学校・車塚緑地)、吉田(西ノ岡中学校)、北ノ口・出口(住宅地の標準地)、中条(物集女城公園)
寺戸町てらどちょう中野(市役所)、久々相(JR向日町駅)、八ノ坪・七ノ坪(洛西口さくら公園・つつじ公園)、 寺田(寺田東公園・寺田西公園)、三ノ坪(第4向陽小学校)、大牧(第6向陽小学校)、蔵ノ町(寺戸中学校)、山縄手(住宅地の最高地点)
森本町もりもとちょう下森本(第3向陽小学校)、石田(住宅地の標準地)、上町田・下町田(森本東部の公園)
鶏冠井町かいでちょう大極殿(大極殿公園・北大極殿公園)、荒内(内裏公園・住宅地の標準地)、楓畑(勝山中学校)、十相(市民ふれあい広場)
向日町むこうちょう南山(向陽小学校)、北山(勝山公園)
上植野町かみうえのちょう五ノ坪(第5向陽小学校)、南開(西向日公園・住宅地の標準地)、地後(住宅地の標準地)、下川原(西国街道)

物集女(もずめ)と鶏冠井(かいで)は、初めて見ると読めない地名です。 物件広告や登記の書類で出会ったときに戸惑わないよう、読み方を覚えておくと便利です。 「向日」という市名そのものの由来を説明した記述は、市公式のページでは確認できませんでした(未取得)。 このページでは、推測による地名の由来は載せていません。 市の歴史年表には、養老2年(718年)に向日神社が創建されたこと、天正20年(1592年)8月に「向日町がつくられる」ことが載っています。

1200年前の都 ― 長岡京

市公式の歴史・文化サイトは、長岡京について次のように説明しています。

項目市公式の内容
遷都延暦3年(784年)、桓武天皇が平城京から乙訓郡に都を遷す
廃都延暦13年(794年)、平安京へ。都だった期間は10年間
規模東西4.3km、南北5.3km
範囲向日市、長岡京市、大山崎町、京都市の一部

年表によると、明治28年10月に鶏冠井の小字大極殿に「長岡宮城大極殿遺址」碑が建てられ、 昭和30年1月に中山修一らが長岡宮会昌門(南門)跡を発見、 昭和39年4月に大極殿・小安殿跡が国の史跡に指定されました。 小字の名前が「大極殿」だったわけで、地名が都の記憶を1000年以上伝えていたことになります。 平成22年3月には天皇皇后両陛下が国史跡長岡宮大極殿跡と向日市文化資料館に行幸啓され、 平成31年3月には長岡宮跡大極殿回廊地区の保全整備事業が竣工しています。 古墳も多く、平成28年3月には寺戸大塚古墳・五塚原古墳・元稲荷古墳・南条古墳・物集女車塚古墳が 「乙訓古墳群」として国の史跡に指定されました。

乙訓郡の中心だった向日町

明治時代、向日町は乙訓郡の役所が集まる町でした。年表から拾います。

年月できごと
明治元年11月京都府が山城8郡に会所代をおき、乙訓郡は向日町におく
明治5年11月向日町に勝山校が創立(のちの向陽小学校)
明治9年7月向日町―大阪間に鉄道が開通、府下初の駅として向日町駅が開業
明治14年1月乙訓郡が分離独立、郡役所を向日町におく
明治18年向日町南山に乙訓郡役所が建設される
明治22年4月市制町村制の施行により、旧6ヵ町村が合併して向日町となる。役場は大字向日小字南山3番地
明治26年京都区裁判所・登記所の向日町出張所が開庁(1月)/向日町警察署が独立(12月)
明治34年乙訓銀行が開業(1月)/府下初の町村組合立の乙訓病院が開院(2月)
大正12年郡制廃止

京都府で最初の駅が、京都の市街ではなく向日町にできたというのは、向日市の歴史のなかでも目を引く事実です。 この駅が、いまのJR向日町駅です。市名は「向日市」、駅名は「向日町」。 町だった時代の名前が、駅と、町名(向日町)と、競輪場の名前に残っています。

鉄道と住宅地 ― 昭和3年の西向日、昭和38年のベッドタウン化

年月できごと
昭和3年11月新京阪鉄道の京都西院―天神橋間が開通。東向日町と西向日町の2駅ができ、西向日町駅周辺で住宅地の開発が始まる
昭和4年3月新京阪鉄道が経営する西向日住宅地に専用水道を建設
昭和6年新京阪鉄道の終点が四条大宮まで延伸(3月)/西向日町住宅地組合が設立(11月)
昭和14年4月西向日町住宅地域が独立行政区となる
昭和25年11月府営競輪場の工事が完了、第1回競輪を開催
昭和38年京阪神急行電鉄の河原町乗り入れ開始、向日町のベッドタウン化が進む(6月)/名神高速道路の尼崎―栗東間が完成(7月)
昭和39年第2向陽小学校が開校(4月)/東海道新幹線が開通(10月)
昭和42年11月府営向日台団地が一部完成、入居が始まる
昭和45年5月向日町役場の新庁舎が大字寺戸小字中野に完成、移転
昭和46〜55年第3向陽小(昭和46年)、第4向陽小(昭和48年)、第5向陽小(昭和50年)、第6向陽小(昭和55年)が開校
昭和47年10月市制施行により向日市となる

昭和39年から昭和55年までの16年間に、小学校が5校増えています。 国勢調査の人口は、昭和35年の12,734人が昭和55年には50,604人。20年で約4倍です(当方算出)。 向日市の住宅地の多くは、この時期にできました。 都市公園の一覧でも、昭和42年から昭和55年に開設された公園が24か所あります(当方が一覧から数えた数)。 成約データで中古戸建て52件のうち12件が1981年以前の建築なのは、この歴史の反映です。

一方、西向日は昭和の初めに鉄道会社が開発した住宅地で、もうすぐ100年になります。 平成30年3月に「西向日・桜の径と住宅地景観」として京都府景観資産に登録されました。 西向日公園と同じ小字にある住宅地の標準地「上植野町南開8番15」は地積203㎡で、ほかの標準地(73〜137㎡、物集女町北ノ口を除く)より明らかに広い区画です。 同じ向日市の住宅地でも、場所によって区画の大きさが違うことが、標準地の地積からも読み取れます。

竹と、水と、平成の街

市公式の「地勢」は、西部の丘陵について、古くからの竹の産地で 「乙訓のたけのことして全国にその名を知られ」ていると書いています。 年表にも、明治37年の乙訓郡筍荷主組合の結成、明治40年の京都府の模範竹林、 平成13年に「竹の径」が国土交通省の「手作り郷土賞」を受賞したこと、 平成22年3月に「向日市西ノ岡の竹の径・竹林景観」が京都府選定文化的景観になったことが載っています。 市民の木は孟宗竹と桜、市民の花はヒマワリとツツジです(昭和52年11月制定)。

水害の記録も年表に残っています。 昭和9年9月の室戸台風で「向日神社・向陽尋常小学校はじめ建物が被害を受け、農作物・竹林も潰滅状態」、 昭和10年6月の豪雨で「家屋・田畑の浸水、山林流出、道路橋梁の決壊破損などの被害」、 昭和23年6月には「桂川水害と河川敷低下による取水困難に対処するため」洛西農業水利改良事業の計画が作られ、 昭和45年には洛西湛水防除事業と石田川都市下水路改修工事が完了しています。 平成8年11月には「いろは呑龍トンネル」の建設に着手しました。 水とのつきあいは、この土地の歴史の一部です。 防災マップと誘導区域図を確認していただきたい理由は、ここにもあります。

平成に入ってからは、洛西口駅の近くで新しい街ができました。 阪急洛西口駅の開業(平成15年3月)、JR桂川駅の開業(平成20年10月)、 キリンビール京都工場跡地の区画整理(平成22年3月終了認可)、阪急洛西口駅東地区の区画整理(平成25年11月換地処分公告)。 そしていま、JR向日町駅の東口と再開発です。 1200年前の都、明治の駅、昭和の住宅地、平成の街。向日市の7.72km²には、それが全部入っています。

年表

年できごと
養老2年(718年)向日神社が創建される
延暦3年(784年)長岡京に遷都
延暦13年(794年)平安京に遷都、長岡京は廃都
天正20年(1592年)8月向日町がつくられる
明治9年(1876年)7月向日町―大阪間に鉄道が開通。府下初の駅として向日町駅が開業
明治22年(1889年)4月旧6ヵ町村が合併して向日町となる
昭和3年(1928年)11月新京阪鉄道が開通。東向日町・西向日町の2駅ができる
昭和25年(1950年)11月府営競輪場で第1回競輪を開催
昭和30年(1955年)1月長岡宮会昌門(南門)跡を発見
昭和38年(1963年)阪急の河原町乗り入れ開始(6月)/名神高速道路の尼崎―栗東間が完成(7月)
昭和39年(1964年)長岡宮跡の大極殿・小安殿跡が国の史跡に(4月)/東海道新幹線が開通(10月)
昭和42年(1967年)11月府営向日台団地の入居が始まる
昭和45年(1970年)5月役場の新庁舎が寺戸の中野に完成
昭和47年(1972年)10月市制施行、向日市となる
昭和48年(1973年)12月市内初の都市公園として勝山公園が開園
昭和52年(1977年)11月向日市民憲章、市民の花・木を制定
昭和57年(1982年)4月寺戸中学校が開校。乙訓中学校が勝山中学校、第四乙訓中学校が西ノ岡中学校に改称
昭和59年(1984年)11月文化資料館・図書館が開館/長岡京遷都1200年記念行列
平成8年(1996年)向日町競輪場地区 地区計画(5月24日)/いろは呑龍トンネルの建設に着手(11月)
平成15年(2003年)3月阪急洛西口駅が開業
平成20年(2008年)特定大規模小売店舗制限地区を決定(6月30日)/JR桂川駅が開業(10月)
平成22年(2010年)3月向日寺戸地区土地区画整理事業(キリンビール京都工場跡地)終了認可
平成25年(2013年)11月阪急洛西口駅東地区土地区画整理事業 換地処分公告
平成27年(2015年)歴史的風致維持向上計画が国の認定(2月)/国勢調査 53,380人(10月)
平成31年(2019年)1月市立中学校の給食を開始
令和2年(2020年)第3次都市計画マスタープラン策定(3月)・立地適正化計画の届出制度開始(3月31日)/ 国勢調査 56,859人・23,525世帯(10月)/JR向日町駅周辺地区の都市計画決定(10月14日)
令和4年(2022年)向日台地区 地区計画(2月15日)/防災マップ(6月)/阪急洛西口駅西地区 区画整理の認可(6月10日)/工業保全地区を決定(12月28日)
令和7年(2025年)2月3日用途地域・高度地区の変更を告示(寺戸町永田ほか)
令和8年(2026年)立地適正化計画(第6章)を改定(3月)/小学校の給食費を全額公費負担(令和8年度)/ 森本東部地区 区画整理の組合解散認可公告(8月21日)/住民基本台帳人口55,668人(9月1日)

※市制施行の日(年表の記載は「昭和47年10月」)、明治22年に合併した6ヵ町村の名前、 地名「向日」の語源・由来、令和7年国勢調査の人口・世帯数は確認できていません(未取得)。 出典:向日市「向日市の歴史年表」(『向日市の歴史』平成30年3月31日初版の末尾の年表) https://www.city.muko.kyoto.jp/site/rekishi/2815.html / 年表PDF https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/13354.pdf / 向日市「向日市の地名」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1276.html / 向日市 歴史・文化サイト「長岡京」 https://www.city.muko.kyoto.jp/site/rekishi/1071.html / 向日市「地勢」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1887.html / 向日市「向日市のあゆみ」 https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/1/1325.html / 向日市統計書(令和7年版)「建設・住宅」 https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/21431.pdf

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※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

14向日市の不動産購入に関する記事

15向日市の不動産購入 よくある質問

向日市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている向日市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。向日市の成約中央値で計算すると、仲介手数料の上限額は、新築戸建ての3,900万円で135万3,000円、中古マンションの3,500万円で122万1,000円、中古戸建ての2,800万円で99万円。寺戸町の中央値4,200万円なら145万2,000円です。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。新築戸建て(建売)は対象になりやすく(対象外の物件もあります)、中古戸建て・中古マンションは対象になる物件とならない物件があります。売主が不動産会社のリフォーム済み・リノベーション済み物件は対象になりやすい傾向です。売主が仲介手数料を支払わない取引などは対象外になります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

向日市の住宅の相場はいくらくらいですか?

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、向日市の成約は111件です。新築戸建て(建築年2025年以降)が21件で中央値3,900万円(下位25%〜上位25%は3,500万〜4,500万円・延床面積の中央値95㎡)、中古戸建てが52件で2,800万円(2,000万〜3,600万円・延床90㎡・建築年の中央値1999年)、中古マンションが38件で3,500万円(2,900万〜5,100万円・専有72㎡・建築年の中央値2008年)。中古マンションの中央値が中古戸建てより高いのが向日市の特徴です。最寄駅別では東向日37件(3,900万円)、西向日36件(2,800万円)、洛西口24件(3,300万円)、向日町9件(3,200万円)、長岡京3件(3,000万円)。町別では寺戸町49件(4,200万円)、上植野町25件(2,800万円)、物集女町15件(2,800万円)、鶏冠井町12件(3,200万円)、森本町9件(3,000万円)です。寺戸町だけが1,000万円以上高いと見ていただくと分かりやすいと思います。土地の値段は、令和8年地価公示の住宅地8地点の平均が1㎡あたり204,000円、前年比+2.3%。商業地は4地点平均348,750円(+6.5%)です。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

向日市に市街化調整区域はありますか?

あります。市域の28.6%が市街化調整区域です。向日市統計書(令和7年版)の「用途別指定地域」(令和7年2月3日決定)によると、市内総面積772haのうち、市街化区域が551ha(71.4%)、市街化調整区域が221ha(28.6%)です。市街化調整区域は、原則として建築を目的とした開発ができない区域で、建て替えに許可が必要だったり、住宅ローンの取扱いが金融機関によって分かれたりします。一方で、都市計画税(0.25%)はかかりません。市公式の「地勢」は、西部に竹林の丘陵、東部に耕地の多い平坦地があると説明しており、7.72km²の小さな市のなかに、住宅地と調整区域が隣り合っています。市街化区域のなかでは、第1種住居地域が247.3haで最大、工業地域が61.0ha、準工業地域が35.0ha。市街化調整区域のなかで住宅を建てられる区域や基準が向日市にあるかどうかは、市公式から確認できませんでした(未取得)。検討中の物件がどの区域かは、都市計画課(075-874-2857)または重要事項説明書でご確認ください。

向日市の駅はどこですか?洛西口駅は使えますか?

市の統計書に載っている市内の駅は、JR東海道本線(JR京都線)の向日町駅と、阪急京都線の東向日駅・西向日駅の3つです。JR向日町駅の所在地は、JR西日本の駅情報によると向日市寺戸町久々相。明治9年7月に開業した、京都府で最初の駅です。東向日駅・西向日駅は、昭和3年11月の新京阪鉄道の開通でできた駅です(開業時は東向日町・西向日町)。洛西口駅については、市公式の「向日市への交通手段」が、阪急の最寄り駅として「洛西口駅、東向日駅、西向日駅」を挙げています。国土交通省の成約価格情報でも、向日市の成約111件のうち24件(中央値3,300万円・駅から平均12分)は最寄駅が洛西口でした。洛西口駅に近い側の物件では、ふつうに使われている駅です。ただし、市の統計書の駅別の表には洛西口駅が入っておらず、駅の所在地を鉄道事業者の公式情報で確認できなかったため、本ページでは市内の駅の表には載せていません。成約の最寄駅は、東向日37件(3,900万円・平均8分)、西向日36件(2,800万円・12分)、洛西口24件、向日町9件(3,200万円・8分)、長岡京3件(3,000万円・21分)。市公式は、JR京都駅から快速で6分、JR大阪駅から快速で32分と案内しています。JR向日町駅では東口の開設と橋上駅舎の整備が進んでおり、市のスケジュールは令和8年度に東口開設、令和10年度にまち開きです。

向日市で家を買うとき、水害のリスクは何を確認すればよいですか?

市の防災マップと、立地適正化計画の誘導区域図の2つを確認してください。向日市防災マップ(令和4年6月)は、洪水の対象河川を桂川、新川、西羽束師川・西羽束師川支川、小畑川としています。桂川などの図は北部・中部・南部の3枚、小畑川の図は中部・南部の2枚、内水氾濫の図は全域図と北部・中部・南部の3枚です。内水の図について、市は「水防法に基づくものではありません」と断っています。高潮浸水想定区域の指定はありません。向日市の特徴は、この水害の想定を、市が住宅の誘導に反映させていることです。令和8年3月に改定された立地適正化計画は、市街化区域のうち、桂川ハザードマップ・小畑川ハザードマップで浸水深が「1.0〜3.0m未満」以上となる区域、小畑川の家屋倒壊等氾濫想定区域、土砂災害特別警戒区域などを、居住誘導区域から除いています。防災指針には「浸水深3.0mとなる府道志水西向日停車場線のアンダーパス」も挙がっています。居住誘導区域の外でも購入・建築はできますが、区域の内か外かは、その場所の浸水の想定を知る手がかりになります。西の丘陵に近い物件は、土砂災害警戒区域・特別警戒区域も確認してください。浸水深の具体的な分布は、防災マップが図面のため本ページでは取得できていません(未取得)ので、市の防災マップで必ずご確認ください。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。

向日市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?

固定資産税が1.4%、都市計画税が0.25%です。市公式の計算式は、固定資産税が「課税標準額×1.4%」、都市計画税が「課税標準額×0.25%」。都市計画税は市街化区域内の土地・家屋にかかる税金ですので、市街化区域の物件は合計1.65%、市街化調整区域の物件は1.4%のみになります。納税義務者は毎年1月1日(賦課期日)現在の所有者。令和8年度は5月8日に納税通知書が発送され、納期限は第1期6月1日、第2期7月31日、第3期12月28日、第4期が令和9年3月1日です。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円。住宅用地の特例は、住宅一戸につき200㎡までの小規模住宅用地で固定資産税が評価額の6分の1・都市計画税が3分の1、一般住宅用地で固定資産税3分の1・都市計画税3分の2。向日市の戸建の成約は土地面積の中央値が85㎡ですから、多くの物件は土地の全部が小規模住宅用地に収まります。新築住宅の減額措置は、居住部分の床面積120㎡までの固定資産税が2分の1になるもので、新築後3年間、3階建て以上の中高層耐火住宅等は5年間。床面積の要件は、令和8年3月31日以前の新築が50㎡以上280㎡以下、令和8年4月1日以降の新築が40㎡以上240㎡以下と案内されています。市は「都市計画税は減額されません」と明記しています。正確な税額は物件ごとの課税標準額によりますので、市の税務課 固定資産税係(075-874-2309)または納税通知書でご確認ください。

向日市では、通う小学校・中学校を選べますか?

入学のときに、指定校以外の学校を希望できる制度があります。名前は「通学区域の弾力化制度」です。市公式は、保護者や児童生徒の希望により「入学したい学校を選ぶことができる制度」と説明しています。(1)希望校制度(小学校・中学校の新1年生):市内の全校が対象で、受け入れは各学校の入学予定者数の1割程度。希望者が多い場合は抽選です。第4向陽小学校は、施設で受け入れられる学級数を超える見込みのため、令和5年度入学の新1年生から当分の間、受け入れを一時停止しています(兄姉が在学している場合を除く)。(2)調整区域制度(中学校のみ):第3向陽小学校区のうち鶏冠井町地域は勝山中学校のほか寺戸中学校、第6向陽小学校区のうち府道上久世・石見上里線以南の地域は勝山中学校のほか西ノ岡中学校、第4向陽小学校区のうち阪急線以西の地域は西ノ岡中学校のほか寺戸中学校を選べます。(3)部活動制度(中学校のみ):体操部は勝山中学校、水泳部は西ノ岡中学校、バドミントン部と吹奏楽・マーチングバンド部は寺戸中学校。申請の期間は決まっています。令和8年度入学分は令和7年11月25日〜12月5日で、期間外は受け付けられません。市立小学校は6校、中学校は3校。寺戸町は、阪急電車の線路や府道を境に校区が分かれますので、指定校は契約前に学校教育課(075-874-2998)でご確認ください。このほか、売買契約書などの写しがあれば、入居の前の学期の初めから転居予定先の学校に通える指定学校変更の制度もあります(入居予定日まで・1学期以内)。

向日市の給食費やこどもの医療費はどうなっていますか?

令和8年度、向日市の小学校の給食費は全額公費で負担されます。市のページによると、改定後の給食費は月額5,580円(1食平均予定額330円)で、国から児童1人当たり月額5,200円が補助される予定。市は重点支援地方交付金を活用し、「超過分も含めて全額公費で負担する」としています。中学校は月額4,950円(1食330円)で据え置き。改定後の額(月額6,030円・1食402円)との差を公費で負担しています。小学校は各学校の給食室でつくる自校調理、中学校は西ノ岡中学校の敷地内の学校給食センターから3校に配送する方式で、中学校給食は平成31年1月に始まりました。これは令和8年度の内容です。翌年度以降も同じとは限りません。こどもの医療費は「京都子育て支援医療費助成制度」で、0歳から中学卒業までは、入院が自己負担なし、通院が1か月1医療機関200円。高校1〜3年生は入院が自己負担なしで、受給者証の交付はなく、払戻しによる給付です。高校生の通院についての記載は、市のページにありません。健診代、予防接種代、文書代、入院時の食費・差額ベッド代などは対象外です。所得制限についての記載は市のページにありませんので、有無は市の医療保険課にご確認ください。なお待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。

向日市で古い家を買って建て替えるとき、気をつけることはありますか?

3つあります。埋蔵文化財の届出、敷地の広さ、耐震の補助の時期です。第一に、埋蔵文化財。向日市は長岡京の都があった場所で、市は周知の埋蔵文化財包蔵地での工事について「工事に着手する60日前までに向日市教育委員会文教課文化財係へ届け出てください」と案内しています。発掘調査が必要になる場合があり、本発掘調査の経費は開発事業者の負担とされ、令和8年度に改定されました(個人が自分の住む家を建てる場合の扱いは未取得です)。その土地が包蔵地かどうかは文化財係(075-874-3860)で確認できます。第二に、敷地の広さ。向日市の戸建の成約は土地面積の中央値が85㎡、成約個票には土地60㎡の戸建もあります。前面道路が狭い場合は建て替えのときに敷地の後退(セットバック)が必要になり、建ぺい率・容積率・高度地区の制限によっては、いまと同じ大きさの家が建たないことがあります。建築確認申請の前には、向日市まちづくり条例第59条の事前協議届出書を市に出す手続きもあります。第三に、耐震の補助。建て替えずに住む場合、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅なら、耐震診断士の派遣(自己負担3,000円)と耐震改修の補助(評点1.0以上にする改修で上限115万円、0.7以上1.0未満で上限100万円、簡易改修で上限40万円、耐震シェルターで上限30万円)があります。令和8年度の補助の受付は8月12日〜12月25日で、予定件数に達すると締め切られる場合があります。購入の時期と受付の時期が合うかを、先に確認してください。向日市の中古戸建ての成約52件のうち、12件が1981年以前の建築でした。

向日市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。新築戸建て(建売)は対象になりやすい一方、向日市で件数の多い中古戸建て(52件)・中古マンション(38件)は、対象になる物件とならない物件があります。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。第三に、向日市固有の事情を正直に書いておきます。向日市は地価が上がっている市です(住宅地+2.3%・商業地+6.5%)。仲介手数料が0円になっても、物件価格そのものが割高であれば意味がありません。成約の中心は3,000万〜4,000万円台で、寺戸町は中央値4,200万円。水害の想定があり、市は桂川・小畑川の浸水深1.0〜3.0m未満以上の区域を居住誘導区域から除いています。火災保険の水災補償をつけると、保険料は上がります。敷地の小さい戸建が多く(土地面積の中央値85㎡)、建て替えのときに同じ大きさが建つとは限りません。埋蔵文化財の届出(工事の60日前)が必要な土地があり、発掘調査の費用と日数がかかる場合があります。東西約1.2kmの間にJR・新幹線・阪急・名神・国道171号が集中しており、音と振動のある物件があります。中古戸建ての成約52件のうち12件は1981年以前の建築で、耐震改修やリフォームの費用がかかることがあります。人口は令和2年をピークに減り始めています。家タダは区域区分・用途地域・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

向日市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

向日市は、7.72km²に5万5千人が住み、JR・阪急・新幹線・名神が幅1.2kmに並ぶ市です。取引の44%は寺戸町で、中央値は4,200万円。ほかの4町は2,800万〜3,200万円。だからまず、どの町の、どの駅の物件かを確かめる必要があります。東向日(37件・3,900万円)と西向日(36件・2,800万円)は隣の駅ですが、1,100万円の差があります。次に、水害の想定。市は桂川・小畑川の浸水深1.0〜3.0m未満以上の区域を、居住誘導区域から除きました。防災マップ(桂川等・小畑川・内水氾濫)と誘導区域図で、住所の位置を確認してください。そして土地。市域の28.6%は市街化調整区域。戸建の土地面積の中央値は85㎡。埋蔵文化財の届出が工事の60日前までに必要な土地があります。公的データに出ている向日市の成約は111件。新築戸建て21件・3,900万円、中古戸建て52件・2,800万円、中古マンション38件・3,500万円(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。3,500万円の物件なら122万1,000円、4,200万円なら145万2,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年10月7日

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