【長浜市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

【長浜市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

滋賀

滋賀県長浜市 専門 エリアガイド

長浜市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

2,200万円の物件なら 79万2,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている長浜市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

長浜市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
長浜市の人口
110,332人48,225世帯/令和8年9月1日現在(長浜市「人口と世帯数」・市民課)
住宅地 公示価格
2.75万円/㎡前年比 −1.1%/19地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
40件国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/戸建32件・マンション8件
買主様の仲介手数料
0円2,200万円なら79万2,000円の削減

朝日町・元浜町・南呉服町・高田町・大宮町・神前町・平方町・三ツ矢元町/宮司町・新庄寺町・神照町・祇園町・相撲町・八幡中山町・下坂浜町・田村町/内保町・八島町(浅井)/曽根町・下八木町(びわ)/五村・酢・三川町・大井町(虎姫)/湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町/JR北陸本線 田村・長浜・虎姫・河毛・高月・木ノ本・余呉・近江塩津/JR湖西線 永原

長浜市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている長浜市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です(売主が仲介手数料を支払わない取引など、対象外になる場合があります)。国土交通省の成約価格情報で、長浜市の直近4四半期の成約は40件。戸建が32件、マンションが8件で、成約中央値はどちらも2,200万円です(国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません)。2,200万円にかかる仲介手数料の上限額は79万2,000円。町丁目別の中央値は680万円〜3,300万円に散らばっていて、この帯の上限額は29万400円〜115万5,000円です。40件という件数は多くありません。しかも40件すべてが、最寄駅「長浜」の成約です。相場の数字は長浜駅のまわりの目安としてお読みいただき、個別の物件ごとに判断してください。家タダならどの価格帯でも買主様は0円です。

  • 長浜市で公的データに出ている成約は、直近4四半期で40件です。戸建が32件(成約中央値2,200万円・中央の土地面積205㎡・中央の築年2008年)、マンションが8件(2,200万円・70㎡・2006年)(国土交通省 成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。40件すべての最寄駅が「長浜」で、虎姫・高月・木ノ本などほかの駅を最寄りとする成約は、この期間のデータにはありません。
  • 2,200万円の物件にかかる仲介手数料の上限額は79万2,000円。町丁目別で中央値が最も高い宮司町(7件・3,300万円)なら115万5,000円、平方町(6件・2,900万円)なら102万3,000円、最も低い三ツ矢元町(3件・680万円)でも29万400円です。家タダを通して買えばこの金額が0円になります。
  • 長浜市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均27,463円(19地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比−1.1%。最高は朝日町の66,000円/㎡(0.0%)、最安は大井町と高月町馬上の9,800円/㎡(−2.0%)で、6.7倍の開きがあります。19地点は「3万円以上の6地点」と「3万円未満の13地点」に分かれ、前者は上昇1・横ばい4・下落1、後者は横ばい2・下落11です。
  • 長浜市には、土地利用のルールが3種類あります。市の都市計画マスタープランによると、線引きをしている彦根長浜都市計画区域(長浜地域)が4,550ha、線引きをしていない長浜北部都市計画区域が15,304.6ha、都市計画区域の外が34,108.4ha。市街化区域は1,324.9haで、琵琶湖を除いた市域の2.5%(当方算出)しかありません。
  • びわ地域と虎姫地域は、平成28年12月28日に「線引きあり」から「線引きなし」に変わりました。市公式は「びわ地域・虎姫地域では市街化区域と市街化調整区域の区分けがなくなる」と説明しています。古い資料や古い重要事項説明書の「市街化調整区域」という記載が、いまは当てはまらない場合がある地域です。
  • 市街化調整区域でも、一戸建住宅を建てられる指定区域があります。市は都市計画法第34条第11号の指定区域を44地区、第12号の指定区域を11地区公開しており、適合する用途は「一戸建住宅(自己居住用・分譲用)」です。調整区域の物件は、指定区域の内か外かで話がまったく変わります。
  • 固定資産税は1.4%、都市計画税は0.3%。都市計画税の対象は、市公式の表現で「原則として市街化区域内に所在する土地および家屋」。納期限は5月末・7月末・10月末・12月末の年4回です。小学校の給食費は令和8年度から無償(中学校は月額4,900円)、こどもの医療費は18歳到達後の最初の3月末まで所得制限なしです。
  • 雪と水は、住所ごとの確認が必要な市です。建築基準法上の垂直積雪量は大字ごとに決められており(令和8年4月1日見直し)、長浜駅周辺の町が0.9m、余呉町の一部は2.1m。水害では姉川・高時川・余呉川などがあり、令和4年8月には高時川が氾濫しました。滋賀県の浸水警戒区域は県内20地区のうち8地区が長浜市(木之本町・余呉町・西浅井町の各一部)です。

01「仲介手数料無料」は怪しくないのか ― 法律の条文で説明します

長浜市で家を探していて「仲介手数料無料」という広告を見たとき、 多くの方がまず思うのは「なぜタダなのか」「どこかで取られるのではないか」ということだと思います。 この章では、その疑問に法律の条文と当社の免許情報で正面からお答えします。 納得いただけなければ、ご相談いただく必要はありません。

疑問1:そもそも仲介手数料を0円にしていいのか?

結論から言うと、合法です。むしろ、法律は「上限」しか定めていません。

不動産会社が受け取れる仲介手数料は、宅地建物取引業法第46条と、それに基づく国土交通省の告示 (「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」昭和45年建設省告示第1552号(最終改正 令和6年6月21日 国土交通省告示第949号))で決められています。 この告示が定めているのは受け取ってよい金額の上限であって、 「いくら以上もらわなければならない」という下限は、条文のどこにも存在しません。

売買価格法律が定める報酬の上限(税抜)法律が定める下限
400万円超の部分代金額 × 3%定めなし
200万円超400万円以下の部分代金額 × 4%
200万円以下の部分代金額 × 5%

※実務では速算式(代金額×3%+6万円)×1.1で計算します。これに消費税が加わります。 ※令和6年の改正で、800万円以下の物件(低廉な空家等)は特例として33万円(30万円の1.1倍)まで受け取れるようになりました。

つまり「仲介手数料をもらわない」という選択は、法律上まったく問題がありません。 0円は違法でも例外でもなく、上限を定めた法律の内側にある、ごく普通の選択です。

疑問2:では、家タダはどこから利益を得ているのか?

不動産の売買には、必ず売主様と買主様の2者がいます。 そして仲介会社は、その両方から手数料を受け取ることができます。 家タダと一般的な不動産会社の違いを、図で比べてみます。

一般的な不動産会社買主様売主様他社仲介手数料仲介手数料買主様・売主様の両方から仲介手数料をいただきます家タダ買主様売主様家タダ仲介手数料仲介手数料0円売主様からのみ仲介手数料をいただきます

※一般的な仲介でも、売主様側と買主様側を別々の会社が担当する「片手」の場合は 自社の取り分は1件分になります。上の図は、1社が売主様・買主様の両方を担当する「両手」仲介との比較です。

家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てます。 買主様からいただかないぶん、会社の受け取りは、両方から受け取る場合の半分(1件分)になります。 無理な仕組みでも、どこかにしわ寄せをする仕組みでもなく、 単に「2件分もらうところを1件分にしている」だけです。

だからこそ、売主様側の不動産会社が「買主からも手数料を取ること」を前提にしている物件では、 0円にできません。そういう物件は正直にそうお伝えします。 「どんな物件でも必ず0円」とは申し上げません。

疑問3:手数料が0円でも、別の名目で請求されないか?

ここが一番気になるところだと思います。結論は請求しません。 そして、そもそも法律で禁止されています。

国土交通省の告示は、報酬の上限を定めたうえで、 依頼者の依頼によって行う特別の広告費用などを除き、報酬以外の名目で金銭を受け取ってはならないと定めています。 「コンサルティング料」「書類作成料」「事務手数料」といった名目で別途請求することは、 そもそも宅建業者に認められていません。

下表は、長浜市で中古住宅を購入するときに実際にかかるお金の全項目です。 家タダに支払っていただくものが1つもないことを確認してください。

費用支払先目安家タダの取り分
仲介手数料不動産会社通常は(価格×3%+6万円)×1.10円
印紙税国(契約書に貼付)1,000万円超5,000万円以下で1万円(軽減措置適用時)0円
登録免許税国(法務局)所有権移転・抵当権設定にかかる0円
司法書士報酬司法書士5万〜10万円程度0円
固定資産税・都市計画税の精算金売主様引渡日で日割り0円
住宅ローン事務手数料・保証料金融機関借入額により変動0円
火災保険・地震保険料保険会社建物・期間により変動0円
不動産取得税滋賀県(都道府県税)取得後に納税通知。軽減措置あり0円

仲介手数料以外の費用は、すべて国・自治体・司法書士・金融機関・保険会社に支払うもので、 不動産会社を通さずに発生します。家タダがこれらに上乗せすることはありません。

※諸費用の合計は物件価格の6〜10%が一般的な目安です。 このうち最大の項目が仲介手数料であり、そこが0円になります。 物件ごとの概算は、無料でお出しします。

疑問4:安いぶん、サービスが削られていないか?

業務内容は通常の仲介と変わりません。宅建業法上、 仲介会社が行うべき業務(調査・重要事項説明・契約書作成)は手数料の額にかかわらず同じです。

  • 現地内覧への同行(長浜市内の物件)
  • 役所調査(都市計画・道路・上下水道・建築確認)
  • 法務局調査(登記・権利関係・越境)
  • 成約事例にもとづく価格の妥当性チェックと価格交渉
  • 宅地建物取引士による重要事項説明
  • 契約書・重要事項説明書の作成
  • 引渡し・決済の立会い

むしろ当社は買主様側だけに立つため、 売主様と買主様の両方から手数料を受け取る会社と違って、 「値下げ交渉をすると自社の売上が減る」という利益相反が起きません。 成約価格が下がれば当社の報酬も下がりますが、それでも交渉します。

02ご相談から引渡しまで ― いつ、何を、いくら払うか

「相談したら最後まで断れないのではないか」という不安もよく聞きます。 どの段階で何の費用が発生するかを、先に全部お伝えします。

段階内容この時点で支払うもの
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLを送っていただくなし
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か/相場と比べて妥当かを回答なし
3. 内覧担当者が現地まで同行(長浜市内)なし
4. 調査役所・法務局調査、区域区分の確認、成約データの確認なし
5. 価格交渉成約事例を根拠に売主様と交渉なし
6. 購入申込買付証明書の提出なし(申込金は原則不要)
7. 売買契約重要事項説明・契約書への署名押印手付金(売主様へ・売買代金の一部)/印紙税
8. 住宅ローン本申込金融機関の審査なし(事務手数料は実行時)
9. 決済・引渡し残代金の支払いと所有権移転登記残代金/登録免許税/司法書士報酬/ローン事務手数料/保険料/税の精算金
―家タダへの仲介手数料0円(全段階を通じて)

1〜6の段階では、一切お金がかかりません。 途中でやめていただいても費用は発生しませんし、違約金もありません。 「この物件はやめたほうがいい」と当社から申し上げることもあります。

※手付金は当社が受け取るものではなく、売主様へ支払う売買代金の一部です。 契約後に買主様の都合で解約する場合、手付金は放棄することになります(手付解除)。 この点は契約前に必ずご説明します。

03長浜市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

長浜市の価格帯で、いくら得になるか

長浜市の住宅地は1㎡あたり平均27,463円(19地点の単純平均)。市内の標準地は最高66,000円/㎡(朝日町字五反田1206番)から最低9,800円/㎡(大井町字安本243番)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が6.7倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
680万円29万400円0円▲29万400円
1,850万円67万6,500円0円▲67万6,500円
2,200万円79万2,000円0円▲79万2,000円
2,900万円102万3,000円0円▲102万3,000円
3,300万円115万5,000円0円▲115万5,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。なお、800万円以下の物件は、令和6年7月からの特例で、あらかじめ説明と合意があれば仲介会社が33万円(税込)まで受け取れることになっています。このページの上限額は、特例ではなく原則の式で計算しています。

長浜市の成約価格帯だと、いくら変わるか

長浜市の直近4四半期の成約は40件。戸建32件の成約中央値は2,200万円(中央の土地面積205㎡・中央の築年2008年)、マンション8件も2,200万円(70㎡・2006年)です。2,200万円なら仲介手数料の上限額は79万2,000円で、これがまるごと0円になります。

最寄駅別では長浜が40件・中央値2,200万円・平均徒歩15分。40件すべてが長浜駅です。町丁目別では宮司町7件・3,300万円(115万5,000円)、平方町6件・2,900万円(102万3,000円)、新庄寺町4件・1,850万円(67万6,500円)、元浜町3件・2,500万円(89万1,000円)、三ツ矢元町3件・680万円(29万400円)です。

長浜市の数字は、件数といっしょに読んでください。町丁目別は3件以上あった5町(計23件)だけの集計です。3件・4件の中央値は、1件の取引で大きく動きます。「三ツ矢元町の相場は680万円」と受け取るのではなく、「2025年春から2026年春までの1年間に、三ツ矢元町で3件の成約があり、真ん中が680万円だった」と読むのが正確です。実際、成約個票には三ツ矢元町の戸建(2,000万円・1995年築)もあり、同じ町のなかで価格に幅があります。

もうひとつ、長浜市の成約データは「長浜駅のまわり」の話です。長浜市は681km²ある市ですが、この期間の成約40件はすべて最寄駅が長浜でした。虎姫・河毛・高月・木ノ本・余呉・近江塩津・永原・田村の各駅を最寄りとする成約は、データにありません。旧浅井町・びわ町・虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町の物件を検討している方は、このページの成約の数字をそのまま当てはめないでください。地価公示の標準地はこれらの地域にもありますので、土地の値段は「長浜市の特徴」の章の表を参考にしてください。

仲介手数料は、物件価格が安いほど「割合」が大きくなります。速算式は(価格×3%+6万円)×1.1ですから、「+6万円」の部分は価格が下がっても変わりません。3,300万円なら上限額115万5,000円で価格の3.5%、680万円なら29万400円で約4.3%です(割合は当方算出)。さらに400万円以下の物件は別区分で、200万円以下の部分は5%、200万円超〜400万円以下は4%+2万円(いずれも×1.1)。400万円ちょうどなら上限額は19万8,000円です。

※「中央の面積」は国土交通省の成約価格情報の「面積」欄の中央値で、戸建は土地面積、マンションは専有面積です。(成約価格情報は国土交通省が公表しているデータで、家タダ自身の成約実績ではありません。また成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。マンションは8件しかありませんので、2,200万円という中央値は参考値としてお読みください。)

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

NEW長浜市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う

新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、長浜市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は4件。件数が少ないため参考値ですが、成約価格の中央値は3,450万円です。延床面積の中央値は102㎡。

中央値の3,450万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は120万4,500円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。

長浜市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。

USED長浜市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う

中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、長浜市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は26件。成約価格の中央値は2,100万円、真ん中の半数は1,500万円〜2,700万円に収まっています。延床面積の中央値は122㎡。建築年の中央値は2007年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
宮司町4件2,650万円
新庄寺町4件1,850万円
三ツ矢元町2件1,340万円
十里町2件910万円
平方町2件3,950万円

最寄駅で多いのは長浜駅(26件)。

中央値の2,100万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は75万9,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

建築年が分かる26件のうち、1981年以前に建てられたものは1件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。

長浜市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。

MANSION長浜市の中古マンションを仲介手数料無料で買う

中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、長浜市の中古マンションは8件。成約価格の中央値は2,200万円、真ん中の半数は2,000万円〜3,200万円に収まっています。専有面積の中央値は72㎡。建築年の中央値は2007年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
元浜町3件2,500万円
平方町3件2,000万円
南呉服町1件4,000万円
神前町1件830万円

最寄駅で多いのは長浜駅(8件)。

中央値の2,200万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は79万2,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 長浜市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。

04数字で見る長浜市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて長浜市・滋賀県・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 11万人が681km²に住む。琵琶湖を除いても540km²

長浜市の人口は110,332人(男53,952人/女56,380人)、世帯数は48,225世帯です(令和8年9月1日現在・長浜市「人口と世帯数」)。面積は681.02km²(琵琶湖を含む)。市の都市計画マスタープランは、行政区域68,102haのうち14,139haが琵琶湖だとしており、陸地は539.63km²です。市公式は可住地面積を165.76km²としています。人口密度は、琵琶湖を含めた面積で約162人/km²、陸地だけで約204人/km²(どちらも当方算出)です。

まず正直に書いておきます。令和7年国勢調査の長浜市の人口は確認できていません(未取得)。このページの国勢調査の数値は、長浜市統計書(令和6年度)に載っている令和2年国勢調査までのものです。

その令和2年国勢調査では、人口113,636人・世帯数42,570世帯。平成27年が118,193人・41,788世帯でしたから、人口は5年間で4,557人減(−3.9%)、世帯数は782世帯増(+1.9%)です(増減と率は当方算出)。平成22年は124,131人でしたので、10年間で約1万人(10,495人・−8.5%)減ったことになります。平成17年の124,498人がこの表のなかでは最も多く、そこから減少が続いています。市の都市計画マスタープランは、令和27年には8.8万人まで減るという見通しを示しています。

人口は減り、世帯は増えている。1世帯あたりの人数が小さくなっているということで、令和8年9月1日の人口と世帯数で計算すると1世帯あたり約2.29人(当方算出)です。

長浜市を理解するいちばんの近道は、「どこに人が集まっているか」を見ることです。統計書によると、令和2年国勢調査の人口集中地区(DID)は面積7.9km²・人口34,968人・人口密度4,415.2人/km²。市の人口の約3割(30.8%・当方算出)が、市域の1%ほどの7.9km²に住んでいる計算です。町別の人口(令和8年7月1日)でも、最も多いのは神照町の4,105人、次が祇園町の2,299人で、いずれも長浜駅の東側から北側に広がる町です。長浜市は「長浜駅を中心とした市街地」と「広い農地・集落・山林」が、ひとつの市にまとまった自治体です。

人口が減っている市で家を買うことの意味は、正直に考えておく必要があります。買う側にとっては、価格が急に上がりにくく、落ち着いて選べるという利点があります。令和8年地価公示の住宅地19地点の変動率は平均−1.1%で、上昇は1地点、横ばいが6地点、下落が12地点でした。一方で、横ばいを保っている地点と下がり続けている地点が、場所によってはっきり分かれています(くわしくは「長浜市の特徴」の章で扱います)。「長浜市だから」ではなく「長浜市のどこか」で考えることが、この市では特に大切です。

市の位置について、市公式は次のように説明しています。滋賀県の東北部にあり、北は福井県、東は岐阜県に接する。周囲は伊吹山系の山々と琵琶湖で、中央には琵琶湖に注ぐ姉川・高時川・余呉川がつくった湖北平野が広がる。京都市・名古屋市からおおよそ60km圏、大阪市からおおよそ100km圏。都市計画マスタープランは気候を「日本海型気候に属して」いるとし、冬は降雪量が多く、市域の一部は豪雪地帯や特別豪雪地帯に指定されていると書いています。

項目値備考
人口110,332人(男53,952/女56,380)令和8年9月1日現在・長浜市「人口と世帯数」(市民課)
世帯数48,225世帯同上
1世帯当たり人員約2.29人110,332÷48,225で当方が算出
令和2年国勢調査113,636人・42,570世帯令和2年10月1日現在・長浜市統計書(令和6年度)
平成27年国勢調査118,193人・41,788世帯同上
平成22年国勢調査124,131人・43,015世帯同上
平成17年国勢調査124,498人・40,713世帯同上
2015→2020の増減人口−4,557人(−3.9%)/世帯+782世帯(+1.9%)当方が算出
令和7年国勢調査未取得統計書(令和6年度)の掲載は令和2年まで
人口集中地区(令和2年)面積7.9km²・人口34,968人・4,415.2人/km²長浜市統計書。市の人口の30.8%(当方算出)
外国人住民(令和6年)4,052人(2,381世帯)長浜市統計書
市域面積681.02km²(琵琶湖を含む)長浜市「長浜市の概況」
うち琵琶湖14,139ha(141.39km²)長浜市都市計画マスタープラン。陸地は539.63km²
可住地面積165.76km²長浜市「長浜市の概況」。陸地539.63km²の約30.7%(当方算出)
人口密度約162人/km²(陸地だけなら約204人/km²)当方が算出
将来の見通し令和27年に8.8万人まで減少長浜市都市計画マスタープラン(令和7年10月改定)
町別で人口が多い町神照町 4,105人/祇園町 2,299人令和8年7月1日現在・長浜市「人口と世帯数」
合併平成18年(長浜市・浅井町・びわ町)/平成22年1月1日(長浜市・虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町)長浜市「長浜市の概況」
市制施行昭和18年(1町6村が合併)同上
隣接北は福井県、東は岐阜県同上
市の木/市の花けやき/梅長浜市「市の木、市の花」

土地の使われ方

長浜市の土地を理解するうえで、いちばん効く数字は「市街化区域2.5%」です。市の都市計画マスタープラン(令和7年10月改定)は、行政区域68,102haを次のように分けています。琵琶湖が14,139ha。残る陸地53,963haのうち、市街化区域1,324.9ha、市街化調整区域3,225.1ha、長浜北部都市計画区域(非線引き)15,304.6ha、都市計画区域外34,108.4haです(構成比は当方算出)。

陸地の6割以上(63.2%)は、そもそも都市計画区域の外です。市公式によると、都市計画区域外にあたるのは余呉地域・西浅井地域のほか、木之本地域の杉野地域・高時地域、浅井地域の高山町の一部、びわ地域の早崎町の一部、湖北町延勝寺の一部、高月町片山の一部などです。ひとつの市のなかに、家を建てるときのルールが3種類あるということです。

都市計画マスタープランは「市域の過半を森林と農地が占めており、これに琵琶湖を含めると市域の3分の2となる」と書いています。市公式の可住地面積は165.76km²で、陸地の3割ほどです。山と田んぼと湖の市で、住宅地はそのなかの限られた場所にあります。

区分面積構成比
市街化区域(彦根長浜都市計画区域・長浜地域)1,324.9 ha2.5%
市街化調整区域(同上)3,225.1 ha6.0%
長浜北部都市計画区域(非線引き)15,304.6 ha28.4%
都市計画区域外34,108.4 ha63.2%
合計(陸地。このほか琵琶湖14,139ha)53,963 ha100.0%

※長浜市都市計画マスタープラン(令和7年10月改定)第1部の「長浜市の行政区域等面積」。面積は計画書の値、陸地の合計と構成比は当方の算出(端数処理のため構成比の合計は100%になりません)。

市街化区域と市街化調整区域

長浜市は、市域の一部だけが「線引き」をしている市です。市公式は「本市には、次のように2つの都市計画区域があります」として、彦根長浜都市計画区域(長浜地域が属する)と長浜北部都市計画区域(浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本の各地域が属する。一部の町を除く)を挙げ、「彦根長浜都市計画区域は、『市街化区域』と『市街化調整区域』の区分けがされている線引き都市計画区域であり、長浜北部都市計画区域は、この区分けがない非線引き都市計画区域」と説明しています。

下の表は、このうち線引きをしている彦根長浜都市計画区域(長浜市の分・4,550ha)の内訳です。市街化区域は1,324.9ha、市街化調整区域は3,225.1ha。線引きをしている長浜地域のなかでも、市街化区域は29.1%です(割合は当方算出)。長浜駅のある長浜地域でさえ、7割は市街化調整区域だということになります。

表に入っていない土地が、陸地の9割以上あります。長浜北部都市計画区域(非線引き)が15,304.6ha、都市計画区域外が34,108.4ha。これらの区域には市街化区域がありませんから、「市街化調整区域」もありません。

しかも、この区分は平成28年に変わっています。市公式によると、平成22年の合併後、長浜市には3つの都市計画区域がありました。長浜・びわ・虎姫の各地域が属する「彦根長浜都市計画区域(線引き)」、浅井地域の一部と湖北地域が属する「浅井湖北都市計画区域(非線引き)」、高月地域と木之本地域の一部が属する「木之本高月都市計画区域(非線引き)」です。平成28年12月28日に滋賀県の告示で区域が変更され、びわ地域・虎姫地域と、浅井湖北・木之本高月の2区域が合わさって「長浜北部都市計画区域(非線引き)」になりました。市は「この都市計画区域の変更により、びわ地域・虎姫地域では市街化区域と市街化調整区域の区分けがなくなるなどの変更が生じています。(従来から指定されている用途地域については、変更ありません。)」と書いています。

区分面積構成比
市街化区域1,324.9 ha29.1%
市街化調整区域3,225.1 ha70.9%
合計(都市計画区域)4,550 ha100.0%

彦根長浜都市計画区域(長浜地域)の市街化区域1,324.9haの用途地域の内訳は次のとおりです。住居系6種類の合計は707.1ha(53.4%)、商業系2種類は210.3ha(15.9%)、工業系3種類は407.5ha(30.8%)(合計と割合は当方算出)。最大は第一種住居地域の488.9ha(36.9%)、次が準工業地域の229.3ha(17.3%)です。第一種低層住居専用地域は22.6ha(1.7%)しかなく、低層の住宅だけが並ぶ用途地域は、長浜市ではごく限られています。準住居地域と田園住居地域は、市公式が「指定なし」としています。このほか、非線引きの長浜北部都市計画区域にも用途地域が368.0ha指定されています(内訳は後の章に掲載)。

用途地域面積市街化区域に占める割合
第一種低層住居専用地域22.6 ha1.7%
第二種低層住居専用地域2.8 ha0.2%
第一種中高層住居専用地域129.0 ha9.7%
第二種中高層住居専用地域57.9 ha4.4%
第一種住居地域488.9 ha36.9%
第二種住居地域5.9 ha0.4%
近隣商業地域120.2 ha9.1%
商業地域90.1 ha6.8%
準工業地域229.3 ha17.3%
工業地域110.5 ha8.3%
工業専用地域67.7 ha5.1%

※長浜市都市計画マスタープラン(令和7年10月改定)第1部「用途地域の指定状況」(単位ha)。表の時点は計画書に明記がありません。各用途地域の割合と系統別の合計は当方の算出です(端数処理のため割合の合計は100%になりません)。表の「合計(都市計画区域)」は、線引きをしている彦根長浜都市計画区域のうち長浜市の分(4,550ha)を指します。区域区分の当初決定日は未取得です。

地価公示 ― 19地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、長浜市の住宅地の標準地は19地点。 単純平均は1㎡あたり27,463円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は−1.1%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
長浜-5朝日町字五反田1206番66,000±0.0%
長浜-4宮司町字東谷寺965番3159,500±0.0%
長浜-1神照町字上神子487番1354,300±0.0%
長浜-7祇園町字十ノ坪140番7外52,000+0.2%
長浜-6相撲町字堂前877番1546,000±0.0%
…(中略・全19地点)
長浜-14高月町馬上字西良1572番9,800−2.0%
長浜-19大井町字安本243番9,800−2.0%
長浜-17下八木町字村中574番110,000±0.0%
長浜-11木之本町黒田字田町982番10,900−1.8%
長浜-9酢字正法196番2外11,000−1.8%

※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ長浜市内で、住宅地の地価は6.7倍ちがいます

最も高いのは朝日町字五反田1206番の1㎡あたり66,000円(±0.0%)。最も安いのは大井町字安本243番の9,800円(−2.0%)。その差は6.7倍です。「長浜市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

長浜市は滋賀県内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある滋賀県内の17市町のうち、 長浜市の住宅地の平均価格は12位。 町を除いた「市」だけで見ると、13市のなかで第11位です。

区分長浜市の位置母数
住宅地の平均価格(県内・町を含む)12位17市町
住宅地の平均価格(市のみ)11位13市
前年比の変動率(県内・町を含む)15位17市町
前年比の変動率(市のみ)12位13市

※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

長浜市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地19地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で6.7倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

公園・緑地

長浜市の都市公園は36園、人口1人あたりの都市公園面積は14.6㎡です(長浜市統計書・令和6年4月1日現在。資料は都市計画課)。統計書の一覧には、総合公園の豊公園と奥びわスポーツの森、地区公園の神照運動公園、近隣公園の長浜中央公園・加納白山公園、広域公園の湖岸緑地、風致公園の八条山公園・神田山公園・虎御前山公園・石田山公園などが載っています。街区公園は、相撲公園・弥高町公園・勝公園・千草公園・田村辻町公園など、長浜地域の町名のつくものが並びます。都市計画マスタープランは、神照運動公園の第3期整備を方針に挙げています。公園ごとの面積と種別ごとの合計面積は、統計書の表の読み取りが安定しなかったため掲載していません(未取得)。

※長浜市統計書(令和6年度)第2章「都市公園の状況」令和6年4月1日現在。

05長浜市の特徴 ― 長浜駅のまわりと、それ以外。土地の値段も、雪も、ルールも違う

長浜市を一言で表すと、「ひとつの市のなかに、条件のちがう土地が同居している市」です。 琵琶湖を含めて681km²。滋賀県の東北部で、北は福井県、東は岐阜県に接しています。 市街化区域は陸地の2.5%、陸地の6割以上は都市計画区域の外。 そして公的データに出てくる成約40件は、すべて最寄駅が「長浜」です。 この章では、地価公示と成約のデータ、そして雪の数字から、長浜市を読んでいきます。

地価公示29地点 ― 3万円を境に、動きが分かれる

令和8年地価公示で、長浜市の標準地は住宅地19地点・商業地9地点・工業地1地点の計29地点です。

用途地点数平均価格(円/㎡) 平均変動率上昇・横ばい・下落
住宅地1927,463 −1.1%上昇1/横ばい6/下落12
商業地956,888 −0.6%上昇0/横ばい5/下落4
工業地116,400 +3.1%上昇1

住宅地19地点をすべて、価格の高い順に並べます。「地域」は旧市町の単位です。

標準地所在地番地域価格(円/㎡) 前年比地積
長浜-5朝日町字五反田1206番長浜66,0000.0%281㎡
長浜-4宮司町字東谷寺965番31長浜59,5000.0%207㎡
長浜-1神照町字上神子487番13長浜54,3000.0%141㎡
長浜-7祇園町字十ノ坪140番7外長浜52,000+0.2%363㎡
長浜-6相撲町字堂前877番15長浜46,0000.0%215㎡
長浜-3下坂浜町字西畑102番長浜37,600−0.3%317㎡
― ここから下は3万円未満。13地点のうち11地点が下落 ―
長浜-8八島町字野上99番19浅井29,8000.0%189㎡
長浜-13高月町高月字前田1653番2高月24,300−1.2%145㎡
長浜-18曽根町字御館1490番13びわ24,300−1.2%199㎡
長浜-2木之本町木之本字十禅神1243番外木之本18,700−2.1%187㎡
長浜-16七条町字郷堀967番1長浜18,500−2.6%457㎡
長浜-15小沢町字村ノ西472番外長浜13,300−2.2%389㎡
長浜-10三川町字東川809番外虎姫13,100−2.2%329㎡
長浜-12湖北町河毛字東堀1265番湖北12,900−1.5%419㎡
長浜-9酢字正法196番2外虎姫11,000−1.8%548㎡
長浜-11木之本町黒田字田町982番木之本10,900−1.8%552㎡
長浜-17下八木町字村中574番1びわ10,0000.0%296㎡
長浜-14高月町馬上字西良1572番高月9,800−2.0%688㎡
長浜-19大井町字安本243番虎姫9,800−2.0%376㎡

読み取れることが4つあります。

  • 3万円以上の6地点は、すべて長浜地域。動きは上昇1・横ばい4・下落1。 下落した下坂浜町も−0.3%で、「ほとんど動いていない」と言ってよい水準です。
  • 3万円未満の13地点は、横ばい2・下落11。 下落幅は−1.2%から−2.6%。毎年1〜2%ずつ下がっている土地です。 横ばいを保っているのは浅井地域の八島町(29,800円)と、びわ地域の下八木町(10,000円)の2地点。
  • 長浜地域のなかにも、下がっている町がある。 七条町(18,500円・−2.6%)と小沢町(13,300円・−2.2%)は長浜地域ですが、下落率は市内でも大きいほうです。 「旧長浜市だから値段が保たれる」とは言えません。
  • 安い地点ほど、地積が広い。 3万円以上の6地点の地積は141〜363㎡、1万3千円以下の6地点は296〜688㎡。 単価は6.7倍ちがっても、1区画あたりの土地の値段の差はそこまで開きません。 最高の朝日町は66,000円×281㎡で約1,855万円、最安の高月町馬上は9,800円×688㎡で約674万円(当方算出)です。

商業地9地点と工業地1地点は次のとおりです。

用途所在地番地域価格(円/㎡) 前年比地積
商業地南呉服町字中鞴306番3外長浜120,0000.0%87㎡
商業地高田町字西毛124番2長浜87,2000.0%117㎡
商業地大宮町142番長浜78,9000.0%115㎡
商業地八幡中山町字西蓮庵1176番2外長浜60,5000.0%1,800㎡
商業地神前町字九文目161番6外長浜52,4000.0%207㎡
商業地高月町高月字馬所目1172番1高月30,700−1.3%414㎡
商業地木之本町木之本字横田1559番木之本29,800−1.7%318㎡
商業地内保町字堂ノ東2433番1外浅井29,700−0.7%1,211㎡
商業地大寺町字細田1045番2外虎姫22,800−2.1%373㎡
工業地高月町高月字神田1696番高月16,400+3.1%5,297㎡

商業地も同じ形です。長浜地域の5地点はすべて0.0%、それ以外の4地点はすべて下落。 住宅地と商業地をあわせた28地点のうち、上昇は祇園町の1地点だけ。 長浜市の土地は「値上がりを期待して買う」対象ではなく、「自分が長く住むために買う」対象だということが、数字に出ています。 一方、工業地の高月町高月は+3.1%。働く場所としての土地は評価されているという読み方ができます。

出典:国土交通省 地価公示 鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)。価格時点は令和8年1月1日。 平均・変動率・順位は当方の集計であり、国土交通省が公表している順位ではありません。 「地域」は、旧町名のつく住所はその町名、それ以外は長浜市の垂直積雪量の表の地区欄と住所表示一覧による当方の整理です。

実際の成約40件 ― 戸建もマンションも中央値2,200万円。すべて長浜駅

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、 長浜市の成約は40件です。 これは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

種別件数成約中央値 中央の面積中央の築年 仲介手数料の上限額
戸建(土地と建物)32件 2,200万円土地205㎡ 2008年79万2,000円
中古マンション等8件2,200万円 専有70㎡2006年79万2,000円

まず、40件という件数は少ないです。人口11万人の市で、1年間に40件。 1四半期あたり10件です。中央値は「だいたいの目安」としてお読みください。 マンションは8件しかありませんので、「長浜市のマンション相場は2,200万円」と言い切ることはできません。

次に、戸建の中央の築年は2008年です。築20年に満たない家が、成約の真ん中にあります。 土地は205㎡。住宅地の平均価格27,463円/㎡に205㎡を掛けると約563万円(当方算出)ですが、 成約のあった長浜地域の標準地(宮司町59,500円/㎡)で計算すると約1,220万円になります。 2,200万円という中央値は、土地の値段に1,000万円前後かそれ以上の建物の価値が乗った水準だと考えられます。 長浜市で実際に動いている戸建は、「古家つきの土地」ではなく「まだ新しい家」が中心です。

そして、40件すべての最寄駅が「長浜」です。平均徒歩は15分。 長浜市には9つの駅がありますが、ほかの8駅を最寄りとする成約は、この期間のデータには1件もありません。 公的な成約データで相場を確かめられるのは、長浜駅のまわりだけだということになります。 それ以外の地域で買う方は、地価公示の標準地と、個別の物件の条件で判断することになります。

町丁目別の成約(3件以上あった5町・計23件)

町丁目件数成約中央値 中央の面積仲介手数料の上限額
宮司町7件3,300万円 223㎡115万5,000円
平方町6件2,900万円 127㎡102万3,000円
新庄寺町4件1,850万円 175㎡67万6,500円
元浜町3件2,500万円 70㎡89万1,000円
三ツ矢元町3件680万円 198㎡29万400円

最高の宮司町3,300万円と最安の三ツ矢元町680万円で約4.9倍(当方算出)。 5つの町はすべて長浜地域で、互いに遠く離れているわけではありません。 それでもこれだけ差が出るのは、建物の新しさの違いだと考えるのが自然です (町丁目ごとの築年は公表データにないため、断定はできません。また3件・4件という件数ですので、参考値です)。 「中央の面積」は、戸建では土地面積、マンションでは専有面積ですから、 元浜町の70㎡と宮司町の223㎡をそのまま比べることはできません。

実際の成約は、こんな中身です

種別所在成約価格面積 間取築年構造最寄駅・徒歩時期 仲介手数料の上限額
マンション南呉服町4,000万円 専有80㎡3LDK2021年 RC長浜 1分2026Q1138万6,000円
マンション元浜町2,200万円 専有55㎡1LDK2020年 RC長浜 9分2025Q379万2,000円
マンション平方町2,200万円 専有70㎡3LDK1995年 SRC長浜 16分2025Q379万2,000円
マンション神前町830万円 専有60㎡1LDK1986年 RC長浜 18分2026Q133万9,900円
戸建弥高町2,400万円 土地190㎡/建物115㎡—2004年 軽量鉄骨造長浜 —2025Q485万8,000円
戸建宮司町2,200万円 土地170㎡/建物115㎡—2019年 木造長浜 —2026Q179万2,000円
戸建新庄寺町2,200万円 土地180㎡/建物140㎡—2006年 木造長浜 —2025Q279万2,000円
戸建三ツ矢元町2,000万円 土地185㎡/建物90㎡—1995年 木造長浜 20分2025Q372万6,000円

マンション4件は830万〜4,000万円、戸建4件は2,000万〜2,400万円。 マンションのほうが幅が大きく、2020年・2021年築の新しいマンションが2,200万〜4,000万円、 1986年築は830万円です。 戸建は4件とも土地170〜190㎡で、価格もそろっています。 戸建3件の「最寄駅・徒歩」が「—」なのは、公表データで徒歩分数が「0」と記録されているためで、 駅前という意味ではなく、徒歩分数の記録がない成約と考えられます(当方の読み取りです)。 戸建の間取りは公表データに記載がありませんでした。

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期・長浜市40件)。 これらは公的に公表された取引データであり、家タダの成約実績ではありません。 価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。 仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法の報酬額告示の上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。 成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は載せていません。

雪 ― 建築基準法上の積雪量が、大字ごとに決まっている

長浜市で家を買う・建てるとき、ほかの多くの市には無い確認事項が「垂直積雪量」です。 建物を設計するときに、屋根にどれだけの雪が積もる前提で構造を計算するかを決める数字で、 長浜市は建築基準法施行細則の別表で大字ごとに定めています。 市は令和8年4月1日から、この数字の見直しを実施しました。

垂直積雪量大字の例(市の表で確認できたもの)
0.9m長浜地域の朝日町・元浜町・平方町・神照町・田村町など
1.1m浅井地域の内保町など
1.3m高月町高月、木之本町木之本など
1.5m西浅井町塩津中など
1.7m余呉町中之郷など
2.1m余呉町摺墨・菅並・柳ヶ瀬

垂直積雪量が1m以上の区域は「多雪区域」です。 市のページによると、積雪の荷重は、多雪区域で積雪1cmあたり1㎡につき30ニュートン以上、 それ以外の区域で20ニュートン以上として計算します。 同じ長浜市のなかで、0.9mの町と2.1mの町がある。 長浜駅のまわりは多雪区域の手前、北へ行くほど数字が大きくなります。

  • 新築する場合:垂直積雪量が大きい大字ほど、屋根と柱・梁の構造を強くする必要があり、建築費に関わります。 令和8年4月1日に数字が見直されていますので、それより前の見積りや古いプランは、いまの数字で確認し直してください。
  • 中古住宅を買う場合:建てられた当時の基準で設計されています。 屋根の状態、雪止め、雨どい、カーポートの耐雪の強さ、過去の雪による補修の履歴を確認してください。
  • 暮らしの面:駐車場の雪をどこに寄せるか、前面道路に消雪設備があるか、除雪車が入る道か。 冬に一度、現地を見ておくことをおすすめします。

都市計画マスタープランは、長浜市の気候を「日本海型気候に属して」いるとし、 市域の一部が豪雪地帯・特別豪雪地帯に指定されていること、余呉地域が特別豪雪地帯であることを書いています。 市の木造住宅の耐震改修の補助も、上限額が一般の区域115万円・多雪区域140万円と分かれています (くわしくは「買う前に確認したい点」の章)。

※垂直積雪量は、市の表を2回読み取って一致した大字だけを載せています。全大字の一覧は市のPDFでご確認ください。 出典:長浜市「垂直積雪量」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001672.html / 同(令和8年4月以降の表) https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1672/sekisetsuryor8.pdf / 長浜市都市計画マスタープラン 第1部 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/1r1.pdf

まとめ:長浜市は「区域・雪・水・駅からの距離」の4つで選ぶ市

長浜市の住宅地の平均価格は、滋賀県内で住宅地の標準地が3地点以上ある17市町のうち12位、 町を除いた13市のなかでは11位。 変動率(−1.1%)で見ると17市町中15位、13市のなかでは12位です。 価格も値動きも、県内では下のほうという位置になります。 ただしこれは19地点の単純平均で、長浜地域の6地点(37,600〜66,000円/㎡)は横ばいを保っています。

確認すべきことは、次の5点です。

  • 4つの区分のどれか。市街化区域(陸地の2.5%)/市街化調整区域/非線引きの長浜北部都市計画区域/都市計画区域外。 びわ地域・虎姫地域は平成28年に線引きがなくなっています。
  • 調整区域なら、第11号・第12号の指定区域(55地区)の内か外か。
  • 垂直積雪量。0.9mから2.1mまで、大字ごとに違います。
  • 水害と土砂災害。姉川・高時川・余呉川・米川、県の浸水警戒区域(市内8地区)、地先の安全度マップ。
  • 駅からの距離と移動手段。成約の平均徒歩は15分で、徒歩分数の記録がない戸建もあります。

この5点は、すべて契約前に調べられます。 家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行ったうえで、 買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます (物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります)。

空から見た、この50年の長浜市

長浜市がいまの形になったのは平成22年(2010年)1月1日。平成18年に長浜市・浅井町・びわ町が合併し、平成22年に虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町が加わって、681.02km²の市になりました。
左が1974〜78年、右が現在の、市役所本庁舎(八幡東町632番地)を含む同じ範囲です。当時は、昭和18年に市制を施行した合併前の長浜市でした。現在、長浜地域の市街化区域は1,324.9ha、そのまわりの3,225.1haは市街化調整区域です。立地適正化計画は、長浜駅を中心とする595.9haを居住集積区域(中心市街地地区)としています。2枚を見比べるときは、田畑だった場所がどこまで宅地に変わったか、逆にいまも農地のまま残っているのはどこか、に注目してください。市街化区域と市街化調整区域の境目は、地図の上の線ですが、写真では「家が途切れて田んぼが始まる場所」として見えます。(写真の範囲と市役所の位置は、国土地理院の住所検索で得た座標から算出したタイルによるものです。)

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28787〜28789・y12936〜12937)で切り出しています。

06長浜市を7に分けて考える(エリアガイド)

長浜市は、平成18年と22年の2度の合併で、1市8町が合わさってできた市です。平成18年に長浜市・浅井町・びわ町が、平成22年1月1日にその長浜市と虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町が合併しました。市の都市計画の説明も「長浜地域」「浅井地域」「びわ地域」「虎姫地域」「湖北地域」「高月地域」「木之本地域」「余呉地域」「西浅井地域」という9つの地域で書かれています。

ここでは、令和8年地価公示の全29地点(住宅地19・商業地9・工業地1)と、国土交通省の成約価格情報40件を、この9つの地域を手がかりに7つのまとまりに整理します。

先にお断りしておきます。「高月町◯◯」「木之本町◯◯」「湖北町◯◯」のように旧町名のつく住所は、そのまま地域が分かります。それ以外の町(曽根町・下八木町・八島町・大井町・酢・三川町など)がどの地域にあたるかは、市が大字ごとに定めている垂直積雪量の表の「地区」欄と、市の住所表示一覧(旧6町の区域)で確かめたものです。長浜地域のなかの3つの分け方(駅寄りの町/戸建の成約が多い町/そのほかの町)は、成約個票の最寄駅までの徒歩分数と、成約の種別をもとにした当方の整理であり、市の区分ではありません。また、成約の町丁目別は3件以上あった5つの町(計23件)だけの集計で、40件すべてが長浜地域・最寄駅「長浜」です。長浜地域以外の6つの地域については、成約のデータがありません。地価公示の標準地だけで書いています。成約価格情報は国土交通省の公表データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

長浜地域(1)元浜町・南呉服町・平方町・神前町(マンションの成約がある、長浜駅寄りの町)(最寄駅:長浜)

長浜市でマンションの成約が記録されているのが、このまとまりです。成約個票のマンション4件は、南呉服町(4,000万円・80㎡・3LDK・2021年築・RC・長浜駅徒歩1分)、元浜町(2,200万円・55㎡・1LDK・2020年築・RC・徒歩9分)、平方町(2,200万円・70㎡・3LDK・1995年築・SRC・徒歩16分)、神前町(830万円・60㎡・1LDK・1986年築・RC・徒歩18分)。830万円から4,000万円まで、約4.8倍の幅(当方算出)があります。築年は1986年から2021年、駅からの距離は徒歩1分から18分。「長浜市のマンションは2,200万円」という中央値は、こうした幅の真ん中にすぎません。マンション全体でも8件しかありませんので、個別の物件ごとに判断してください。
町丁目別では平方町が6件・中央値2,900万円・中央の面積127㎡、元浜町が3件・2,500万円・70㎡。元浜町の「中央の面積70㎡」はマンションの専有面積とみられる数字です。商業地の標準地は、最高地点の「南呉服町字中鞴306番3外」120,000円/㎡のほか、「高田町字西毛124番2」87,200円/㎡、「大宮町142番」78,900円/㎡、「神前町字九文目161番6外」52,400円/㎡。4地点とも前年比0.0%です。商業地の標準地のある高田町には、長浜小学校と西中学校があります。地区計画は長浜駅周辺地区(約3.0ha)と元浜町13番街区地区(約1.1ha)。市は景観形成重点区域として、ながはま御坊表参道、博物館通り、北国街道、ゆう壱番街・大手門通り、やわた夢生小路などを定めており、該当する通りの物件では、外観の変更や建て替えに届出が必要になる場合があります。都市計画マスタープランは、中心市街地の課題として、歴史的なまちなみの道が狭いことと、米川が氾濫した場合に沿川の住居に被害が及ぶおそれを挙げ、遊水地の整備による治水対策を方針にしています。

長浜地域(2)宮司町・新庄寺町・三ツ矢元町・弥高町(戸建の成約が多い町)(最寄駅:長浜)

戸建の成約の中心がここです。町丁目別で宮司町が7件・中央値3,300万円・中央の面積223㎡(5つの町で最多・最高)、新庄寺町が4件・1,850万円・175㎡、三ツ矢元町が3件・680万円・198㎡。宮司町3,300万円と三ツ矢元町680万円では約4.9倍(当方算出)。中央の面積は223㎡と198㎡で大きくは違いませんから、価格の差は土地の広さよりも、建物の新しさによるものと考えられます(町丁目ごとの築年は公表データにないため、断定はできません)。
成約個票の戸建4件は、宮司町(2,200万円・土地170㎡/建物115㎡・2019年築・木造)、新庄寺町(2,200万円・土地180㎡/建物140㎡・2006年築・木造)、弥高町(2,400万円・土地190㎡/建物115㎡・2004年築・軽量鉄骨造)、三ツ矢元町(2,000万円・土地185㎡/建物90㎡・1995年築・木造・長浜駅徒歩20分)。4件とも土地は170〜190㎡、価格は2,000万〜2,400万円に収まっています。宮司町・新庄寺町・弥高町の3件は、最寄駅までの時間が「0」と記録されており、徒歩分数の記録がない成約とみられます。駅まで歩く前提ではなく、車を使う前提の住宅地だと読めます。
住宅地の標準地「宮司町字東谷寺965番31」は59,500円/㎡(0.0%・地積207㎡)で、市内19地点の2番目。59,500円に207㎡を掛けると約1,232万円(当方算出)で、宮司町の成約中央値3,300万円は、土地の値段に2,000万円ほどの建物の価値が乗った水準だと考えられます。注意点がひとつあります。市街化調整区域の第11号指定区域の地区名に「宮司地区」「新庄寺地区」があります。これらの町には、市街化区域の部分と市街化調整区域の部分の両方がありうるということです。検討中の物件がどちらにあるのか、調整区域なら指定区域の内か外かを、必ず確認してください。

長浜地域(3)朝日町・神照町・祇園町・相撲町・下坂浜町・田村町ほか(標準地で見る町)(最寄駅:長浜/田村)

住宅地の最高地点がここにあります。「朝日町字五反田1206番」が66,000円/㎡(0.0%・地積281㎡)。続いて「神照町字上神子487番13」54,300円/㎡(0.0%・地積141㎡)、「祇園町字十ノ坪140番7外」52,000円/㎡(+0.2%)、「相撲町字堂前877番15」46,000円/㎡(0.0%)、「下坂浜町字西畑102番」37,600円/㎡(−0.3%)。祇園町の+0.2%は、長浜市の住宅地19地点のなかで唯一の上昇です。商業地の標準地「八幡中山町字西蓮庵1176番2外」は60,500円/㎡(0.0%・地積1,800㎡)。
町別の人口は神照町が4,105人で市内最多、祇園町が2,299人で2番目(令和8年7月1日)。祇園町には平成29年から令和2年にかけて4つの地区計画(天王・八ノ坪・中久保・十四ハタチ)が決められており、都市計画マスタープランも南郷里・北郷里・神照の地域圏について「市街化区域内で住宅開発による人口増加が著しい」と書いています。長浜インターチェンジと国道8号が通り、大型の商業施設や物流施設、工業団地が立地する地域です。神照小学校・北中学校は神照町、長浜北小学校は八幡中山町にあります。
同じ長浜地域でも、土地の値段が大きく下がる町があります。「七条町字郷堀967番1」は18,500円/㎡で−2.6%(19地点で最大の下落)、「小沢町字村ノ西472番外」は13,300円/㎡(−2.2%)。地積は457㎡と389㎡です。朝日町66,000円と小沢町13,300円で、長浜地域のなかだけでも約5倍(当方算出)。七条・小沢・相撲・祇園・神照・下坂浜は、いずれも市街化調整区域の第11号指定区域の地区名にある名前です。
南のJR田村駅周辺は「文教・産業創造拠点」で、居住集積区域(48.1ha)と3つの地区計画があります。長浜南小学校は加田町、南中学校は永久寺町。市内には6つの風致地区(横山西、彦根長浜湖岸、神田山、田村山、虎御前山、長浜北部湖岸)があり、マスタープランは長浜地域について森林の大部分が風致地区に指定されていると書いています。山ぎわや湖岸の物件は、風致地区にかかるかどうかを確認してください。

浅井地域(内保町・八島町ほか)(最寄駅:長浜(鉄道の駅からは離れた地域))

非線引きの長浜北部都市計画区域に属する地域です(高山町の一部は都市計画区域外)。住宅地の標準地は「八島町字野上99番19」29,800円/㎡(0.0%・地積189㎡)。長浜地域以外の11地点のなかでは最も高く、しかも横ばいを保っています。商業地の標準地「内保町字堂ノ東2433番1外」は29,700円/㎡(−0.7%・地積1,211㎡)。
都市計画マスタープランは浅井地域について、浅井分庁舎の周辺に公共施設・商業施設が集まり、湯田地域に新しい住宅地ができていること、「居住人口が増加している地区もあります」と書いています。一方で、北部の森林のほうは人口が減っており、課題として用途地域の外での無秩序な開発の抑制、急傾斜地などの土砂災害対策、公共下水道への接続を挙げています。下水道が公共下水道か農業集落排水か、あるいは浄化槽かは、物件ごとに確認してください。
学校は湯田小学校・浅井中学校(内保町)、田根小学校(野田町)、浅井小学校(当目町)。垂直積雪量は内保町で1.1m(多雪区域)。浅井地域のなかでも、大字によって数字が変わりますので、市の表で確認してください。草野川・姉川沿いに集落が点在する地域です。この地域の成約は、今回のデータにはありません。

びわ地域・虎姫地域(平成28年に線引きがなくなった2つの地域)(最寄駅:虎姫)

長浜市の住宅地の最安地点がここにあります。虎姫地域の「大井町字安本243番」が9,800円/㎡(−2.0%・地積376㎡)で、高月町馬上と並ぶ市内最安。同じ虎姫地域の「酢字正法196番2外」は11,000円/㎡(−1.8%・地積548㎡)、「三川町字東川809番外」は13,100円/㎡(−2.2%・地積329㎡)。びわ地域は「曽根町字御館1490番13」24,300円/㎡(−1.2%・地積199㎡)と「下八木町字村中574番1」10,000円/㎡(0.0%・地積296㎡)。商業地は虎姫地域の「大寺町字細田1045番2外」22,800円/㎡で、−2.1%は商業地9地点のなかで最大の下落です。
9,800円/㎡に376㎡を掛けると約368万円(当方算出)。この地域では、土地だけなら数百万円という水準です。価格が400万円以下の物件は、仲介手数料の計算が別区分になります(400万円ちょうどで上限額19万8,000円)。価格が低い物件ほど、家タダの0円の対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。
この2地域は、平成28年12月28日に線引きがなくなりました。いまは非線引きの長浜北部都市計画区域で、市街化調整区域という区分はありません(従来の用途地域は残っています)。都市計画マスタープランは、びわ・虎姫地域について「大規模な浸水が想定されている」と書いており、虎姫地域は過疎地域の指定がある地域としています。琵琶湖の湖岸にはヨシ帯があり、水鳥の飛来地になっています。学校は、びわ南小学校(川道町)・びわ北小学校(益田町)・びわ中学校(弓削町)、虎姫地域は義務教育学校の虎姫学園(五村)。水害のハザードマップと、県の地先の安全度マップを必ず確認してください。この地域の成約は、今回のデータにはありません。

湖北地域・高月地域(河毛駅・高月駅のまとまり)(最寄駅:河毛/高月)

工業地が上がり、住宅地が下がっている地域です。高月地域の工業地「高月町高月字神田1696番」は16,400円/㎡で+3.1%(地積5,297㎡)。長浜市の全29地点のなかで、上昇率が最も大きい地点です。一方、住宅地は「高月町高月字前田1653番2」24,300円/㎡(−1.2%・地積145㎡)、「高月町馬上字西良1572番」9,800円/㎡(−2.0%・地積688㎡。大井町と並ぶ市内最安)、湖北地域の「湖北町河毛字東堀1265番」12,900円/㎡(−1.5%・地積419㎡)。商業地「高月町高月字馬所目1172番1」は30,700円/㎡(−1.3%)です。同じ高月町でも、高月と馬上で土地の単価が2.5倍ちがいます(当方算出)。
高月地域には立地適正化計画の北部都市機能集積区域(120.9ha)があり、小学校が4校(富永・高月・古保利・七郷)、中学校は高月中学校。都市計画マスタープランは、JR高月駅の南部に工業が立地していること、駅周辺に旧高月中学校跡地の未利用地があることを書いています。湖北地域には史跡小谷城跡と小谷城スマートインターチェンジがあり、学校は小谷小・速水小・朝日小と湖北中学校。
この地域で確認していただきたいのは3つです。(1)原子力災害の区域。マスタープランは、UPZ(原子力災害対策を重点的に実施すべき区域)に「湖北地域の一部、高月地域、木之本地域、余呉地域、西浅井地域の全域」が指定されていると書いています。(2)高時川。令和4年8月に氾濫し、市北部の人家や田畑に被害が出ました。(3)雪。垂直積雪量は高月町高月で1.3mで、多雪区域にあたります。この地域の成約は、今回のデータにはありません。

木之本地域・余呉地域・西浅井地域(市の北部)(最寄駅:木ノ本/余呉/近江塩津・永原)

長浜市のなかで、雪と水の条件がいちばん厳しい地域です。住宅地の標準地は木之本地域に2地点あり、「木之本町木之本字十禅神1243番外」18,700円/㎡(−2.1%・地積187㎡)、「木之本町黒田字田町982番」10,900円/㎡(−1.8%・地積552㎡)。商業地「木之本町木之本字横田1559番」は29,800円/㎡(−1.7%)。余呉地域と西浅井地域には、地価公示の標準地がありません。
都市計画の区分が、ここで変わります。木之本地域は長浜北部都市計画区域(非線引き)ですが、杉野地域・高時地域は除かれています。余呉地域と西浅井地域は都市計画区域外です。都市計画区域外では、開発許可が必要になるのは10,000㎡以上。都市計画法の規制は緩やかですが、そのぶん土砂災害・浸水・積雪・接道・上下水道といった現地の条件を、自分で確かめる必要があります。
滋賀県の浸水警戒区域が、この地域に8地区あります。木之本町石道・大見・川合・古橋、余呉町菅並・上丹生・下丹生の各一部地域と、西浅井町余。区域内で住宅を建てる(建て替える)には、知事の許可が必要です。垂直積雪量は、木之本町木之本で1.3m、西浅井町塩津中で1.5m、余呉町中之郷で1.7m、余呉町の摺墨・菅並・柳ヶ瀬で2.1m。都市計画マスタープランは、この地域圏の課題として、空き家や空き地が目立つこと、冬期の交通規制(国道303号・365号)、令和4年8月の高時川の氾濫を挙げています。
JR木ノ本駅から続く北国街道のまわりは商店街で、景観形成重点区域(北国街道木之本宿)。木之本地区には北部都市機能集積区域(65.1ha)があります。学校は木之本小・高時小と木之本中学校、余呉地域は義務教育学校の余呉小中学校、西浅井地域は西浅井小学校・西浅井中学校。余呉湖、賤ヶ岳古戦場、菅浦集落(重要文化的景観)など、自然と歴史の資源が多い地域です。この地域の成約は、今回のデータにはありません。物件を検討される方は、相場の数字ではなく、個別の条件で判断してください。

※エリア区分と各エリアの記述は、長浜市・滋賀県・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

07長浜市の交通

鉄道

長浜市にはJRの駅が9つあります。JR北陸本線の田村・長浜・虎姫・河毛・高月・木ノ本・余呉・近江塩津と、JR湖西線の永原。近江塩津駅は北陸本線と湖西線の乗り換え駅です。都市計画マスタープランは、北陸本線が市を南北に走り、南はJR米原駅で東海道本線・東海道新幹線に、北はJR近江塩津駅で湖西線(京都方面)につながると説明しています。

乗客数で見ると、長浜駅が飛び抜けています。令和6年の年間乗客数は長浜1,421千人、田村389千人、虎姫260千人、高月238千人、木ノ本192千人、河毛180千人、近江塩津56千人、余呉46千人、永原34千人(長浜市統計書)。9駅の合計の半分が長浜駅です。

「駅が9つある」と「どこからでも駅に歩ける」は、まったく別の話です。陸地だけで540km²ある市に9駅ですから、駅から離れた集落のほうが多くなります。所要時間や本数は時刻表でご確認ください(本ページには掲載していません)。

駅路線1日平均乗降人員特徴
長浜JR北陸本線—成約データの最寄駅は、40件すべてがこの駅です(中央値2,200万円・平均徒歩15分)。長浜市統計書の令和6年の乗客数は年間1,421千人(定期912千人・定期外509千人)で、市内9駅の合計2,816千人の半分を占めます。定期外が509千人と多く、通勤・通学だけでなく買い物や観光でも使われている駅です。市の都市計画マスタープランは長浜駅周辺を「中心市街地核」と位置づけ、立地適正化計画の居住集積区域(中心市街地地区595.9ha)もこの駅のまわりです。商業地の最高地点「南呉服町字中鞴306番3外」(120,000円/㎡・0.0%)のある南呉服町は、成約個票でマンション(4,000万円・80㎡・3LDK・2021年築)が長浜駅徒歩1分と記録されている町です。元浜町のマンション(2,200万円・55㎡・1LDK・2020年築)は徒歩9分。市役所の所在地は八幡東町632番地です
田村JR北陸本線—令和6年の乗客数は年間389千人(定期295千人・定期外94千人)で、市内で長浜駅に次ぐ2番目。都市計画マスタープランは田村駅周辺を「文教・産業創造拠点」と位置づけ、長浜バイオ大学、長浜サイエンスパーク、県立長浜ドームが立地していると書いています。立地適正化計画の居住集積区域(田村駅周辺地区48.1ha)があり、地区計画も田村駅東地区(約8.3ha)・田村地区(約14.4ha)・田村東畑地区(約1.2ha・市街化調整区域)の3つ。計画書は「計画的に市街化を進める」「老朽化の進んだ駅舎の整備・充実を進める」としています。これから形が変わっていく可能性のある駅です。この駅を最寄りとする成約は、今回のデータにはありません
虎姫JR北陸本線—令和6年の乗客数は年間260千人(定期202千人・定期外58千人)。虎姫地域は平成28年12月28日に線引きがなくなった地域で、義務教育学校の虎姫学園(五村)があります。住宅地の標準地は三川町13,100円/㎡(−2.2%)、酢11,000円/㎡(−1.8%)、大井町9,800円/㎡(−2.0%)。都市計画マスタープランは、びわ・虎姫地域について「大規模な浸水が想定されている」と書いています。市のページには、虎姫地区でのデマンドタクシーの運行開始のお知らせが出ています
河毛JR北陸本線—令和6年の乗客数は年間180千人(定期133千人・定期外47千人)。住宅地の標準地「湖北町河毛字東堀1265番」は12,900円/㎡(−1.5%・地積419㎡)。湖北地域には史跡小谷城跡があり、平成29年に小谷城スマートインターチェンジが整備されています(都市計画マスタープラン)
高月JR北陸本線—令和6年の乗客数は年間238千人(定期171千人・定期外67千人)。立地適正化計画の北部都市機能集積区域(高月地区120.9ha)があります。住宅地の標準地「高月町高月字前田1653番2」は24,300円/㎡(−1.2%)、商業地「高月町高月字馬所目1172番1」は30,700円/㎡(−1.3%)。工業地の標準地「高月町高月字神田1696番」は16,400円/㎡で+3.1%。都市計画マスタープランは、JR高月駅の南部に工業が立地していると書いています。建築基準法上の垂直積雪量は、高月町高月で1.3mです
木ノ本JR北陸本線—令和6年の乗客数は年間192千人(定期133千人・定期外59千人)。立地適正化計画の北部都市機能集積区域(木之本地区65.1ha)があり、駅から続く北国街道のまわりは景観形成重点区域(北国街道木之本宿)です。住宅地の標準地は「木之本町木之本字十禅神1243番外」18,700円/㎡(−2.1%)と「木之本町黒田字田町982番」10,900円/㎡(−1.8%)、商業地は「木之本町木之本字横田1559番」29,800円/㎡(−1.7%)。垂直積雪量は木之本町木之本で1.3m。木之本地域のうち杉野地域・高時地域は都市計画区域外です。駅名は「木ノ本」、町名は「木之本」と表記が違います
余呉JR北陸本線—令和6年の乗客数は年間46千人(定期25千人・定期外21千人)。余呉地域は都市計画区域外で、都市計画マスタープランは特別豪雪地帯の指定がある地域としています。垂直積雪量は余呉町中之郷で1.7m、余呉町の一部(摺墨・菅並・柳ヶ瀬)は2.1m。学校は義務教育学校の余呉小中学校(余呉町中之郷)です。地価公示の標準地はありません
近江塩津JR北陸本線・湖西線—令和6年の乗客数は年間56千人(定期36千人・定期外20千人)。市のページは「北陸本線と湖西線の乗り換え駅として多くの方に利用されている」と紹介しています。都市計画マスタープランも、北陸本線は北のJR近江塩津駅で湖西線(京都方面)につながると説明しています。駅の所在する町名は、本ページでは確認していません。この駅を最寄りとする成約は、今回のデータにはありません
永原JR湖西線—令和6年の乗客数は年間34千人(定期24千人・定期外10千人)で、9駅のなかで最少。市のページは湖西線の駅として紹介しています。駅の所在する町名は、本ページでは確認していません。この駅を最寄りとする成約は、今回のデータにはありません

※市内の駅は、長浜市公式「長浜市内の駅の利用」と長浜市統計書に載っている9駅です。路線名は市の表記(北陸本線・湖西線)によります。各駅の所在地番、列車の種別ごとの停車駅、所要時間、本数は、本ページでは鉄道事業者の公式情報で確認していません(未取得)。時刻と所要時間はJR西日本の時刻表でご確認ください。

表の「1日平均乗降人員」欄が「—」なのは、1日平均の公表値を確認できていないためです。長浜市統計書に載っているのは年間の乗客数(単位:千人)で、各駅の説明に書いた数字はその令和6年の値です(表「JR各駅の乗客数の推移」。資料元は西日本旅客鉄道株式会社京滋支社および都市計画課)。9駅の合計は2,816千人(定期1,931千人・定期外885千人)。長浜駅だけで1,421千人、残る8駅の合計が1,395千人(当方算出)です。

成約データと駅の関係。国土交通省の成約価格情報では、長浜市の40件すべての最寄駅が「長浜」でした。平均徒歩は15分。ただし成約個票の戸建4件のうち3件は、最寄駅までの時間が「0」と記録されています。これは駅前という意味ではなく、徒歩分数の記録がない成約(車やバスを使う距離の物件)と考えられます(当方の読み取りです)。「平均徒歩15分」は、徒歩分数の記録がある成約の傾向としてお読みください。

長浜市は、車での移動を前提に物件を選ぶ人が多い市です。駐車場の台数と、冬の雪のときの出入りのしやすさは、物件選びの基本条件になります。

道路

市の都市計画マスタープランが広域幹線道路として挙げているのは、北陸自動車道と国道8号・国道365号・国道303号です。インターチェンジは長浜インターチェンジ、小谷城スマートインターチェンジ(平成29年整備)、木之本インターチェンジの3つ。北陸自動車道は名神高速道路の米原ジャンクションにつながります。南北に国道8号と北陸自動車道が貫いているというのが、長浜市の道路の骨格です。

計画中のものとして、マスタープランは(仮称)神田スマートインターチェンジと、そこから国道8号へのアクセス道路の整備、(仮称)長浜・米原工業団地の整備を挙げています。場所は六荘・西黒田・神田の地域圏(長浜地域の南部)で、JR田村駅周辺の計画的な市街化とあわせて書かれています。事業の時期・ルート・区域は、本ページでは確認できていません(未取得)。長浜地域の南部で物件を検討される方は、計画道路の区域にかからないかを都市計画課(0749-65-6541)でご確認ください。

雪の季節の道路事情は、長浜市では物件選びの条件になります。マスタープランは、主要幹線道路で「大雪による予防的通行規制」が行われる場合があること、北部の国道303号・365号に冬期の交通規制があること、必要に応じて消融雪装置を設置することを書いています。冬に通勤で使う道が規制の対象になりやすい区間かどうかは、北部の物件ほど確認が必要です。物件の前の道路に消雪設備があるか、除雪はどこまで入るか、駐車場の雪はどこに寄せるのかを、現地で確かめてください。

バスについて、市は12路線のコミュニティバスの運行に補助(一部委託)をしており、運行事業者は湖国バスと余呉バスです。一部の地区ではデマンドタクシー(デマンド型乗合タクシー)が運行されており、令和8年4月1日からの各種変更や、利用料金の改定のお知らせが市のページに出ています。浅井線・びわ虎姫線の再編、虎姫地区でのデマンドタクシーの運行開始も案内されています。都市計画マスタープランは、鉄道の減便とコミュニティバスの利用者の減少を課題に挙げています。バスやデマンドタクシーの便が将来も維持される前提で物件を選ぶのは避けたほうが安全です。現在の時刻表と、自家用車での代替手段をあわせて確認してください。

※駅別の1日平均乗降人員、各駅の所在地番、列車の種別と所要時間、コミュニティバス12路線の路線名・運賃、デマンドタクシーの運行区域、(仮称)神田スマートインターチェンジの位置と時期、道路の総延長は、本ページでは確認できていません(未取得)。出典:長浜市統計書(令和6年度)第9章 交通・通信 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000016/16611/09.pdf /長浜市「長浜市内の駅の利用」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001880.html /長浜市都市計画マスタープラン 第1部 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/1r1.pdf /同 第2部 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/2.pdf /同 第3部 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/3.pdf /長浜市「長浜市のコミュニティバス」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002296.html /長浜市「バス・乗り合いタクシー」 https://www.city.nagahama.lg.jp/category/10-10-2-0-0-0-0-0-0-0.html

08長浜市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

滋賀県で家を探すとき、駅の近くの市街地しか見ていなかった方が最初につまずくのがこれです。 同じ市の中でも、駅周辺の市街地と、郊外の農地や山あいとで市街化区域と市街化調整区域が分かれています。 長浜市は、市域の一部だけが「線引き」をしている市です。市公式は「本市には、次のように2つの都市計画区域があります」として、彦根長浜都市計画区域(長浜地域が属する)と長浜北部都市計画区域(浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本の各地域が属する。一部の町を除く)を挙げ、「彦根長浜都市計画区域は、『市街化区域』と『市街化調整区域』の区分けがされている線引き都市計画区域であり、長浜北部都市計画区域は、この区分けがない非線引き都市計画区域」と説明しています。

下の表は、このうち線引きをしている彦根長浜都市計画区域(長浜市の分・4,550ha)の内訳です。市街化区域は1,324.9ha、市街化調整区域は3,225.1ha。線引きをしている長浜地域のなかでも、市街化区域は29.1%です(割合は当方算出)。長浜駅のある長浜地域でさえ、7割は市街化調整区域だということになります。

表に入っていない土地が、陸地の9割以上あります。長浜北部都市計画区域(非線引き)が15,304.6ha、都市計画区域外が34,108.4ha。これらの区域には市街化区域がありませんから、「市街化調整区域」もありません。

しかも、この区分は平成28年に変わっています。市公式によると、平成22年の合併後、長浜市には3つの都市計画区域がありました。長浜・びわ・虎姫の各地域が属する「彦根長浜都市計画区域(線引き)」、浅井地域の一部と湖北地域が属する「浅井湖北都市計画区域(非線引き)」、高月地域と木之本地域の一部が属する「木之本高月都市計画区域(非線引き)」です。平成28年12月28日に滋賀県の告示で区域が変更され、びわ地域・虎姫地域と、浅井湖北・木之本高月の2区域が合わさって「長浜北部都市計画区域(非線引き)」になりました。市は「この都市計画区域の変更により、びわ地域・虎姫地域では市街化区域と市街化調整区域の区分けがなくなるなどの変更が生じています。(従来から指定されている用途地域については、変更ありません。)」と書いています。

区分面積構成比
市街化区域1,324.9 ha29.1%
市街化調整区域3,225.1 ha70.9%
合計(都市計画区域)4,550.0 ha100.0%

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

都市計画税について、長浜市の税率は0.3%です(市公式「課税標準額×税率(0.3%)=税額」)。課税の対象について、市公式は「都市計画法による都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地および家屋」と書いています。市街化区域の物件なら固定資産税とあわせて合計1.7%、それ以外なら固定資産税の1.4%のみ、というのが基本です。ただし「原則として」という言葉がついています。平成28年に線引きがなくなったびわ地域・虎姫地域(用途地域は残っています)や、長浜北部都市計画区域で用途地域が指定されている区域に都市計画税がかかるのかどうかは、市の税のページからは確認できませんでした(未取得)。検討中の物件に都市計画税がかかっているかどうかは、売主の納税通知書で確認するのが確実です。詳しくは「固定資産税・都市計画税」の章で扱います。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

長浜市の土地は「4つの区分」で考える

市街化区域か市街化調整区域か、という2択では長浜市の土地は整理できません。市の都市計画マスタープランと、市の「都市計画法に基づく開発許可制度」のページをもとに、4つに分けて整理します。

区分面積陸地に占める割合開発許可が必要な規模(市公式)住宅を買う立場から
市街化区域
(長浜地域)
1,324.9 ha2.5%1,000㎡以上用途地域が決まっている区域。都市計画税0.3%の対象
市街化調整区域
(長浜地域)
3,225.1 ha6.0%すべての規模第11号・第12号の指定区域の内か外か、地区計画の区域かどうかで、建てられるかが変わる
長浜北部都市計画区域
(非線引き)
15,304.6 ha28.4%1,000㎡以上市街化区域・市街化調整区域の区分が無い。用途地域(368.0ha)か、それ以外(特定用途制限地域など)かを確認する
都市計画区域外34,108.4 ha63.2%10,000㎡以上余呉・西浅井など。土砂災害・浸水警戒区域・積雪・接道など、ほかの法令と現地条件の確認が中心になる
合計(陸地)53,963 ha——このほか琵琶湖14,139ha

※面積は長浜市都市計画マスタープラン(令和7年10月改定)。割合と陸地の合計は当方算出。開発許可の規模は長浜市「都市計画法に基づく開発許可制度」(市街化区域と非線引き区域は、道路を築造する場合の基準が別にあります)。出典:https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/1r1.pdf /https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002316.html

市公式が説明している「どの地域がどの区域か」は次のとおりです。

都市計画上の区分属する地域(市公式)
彦根長浜都市計画区域(線引きあり)長浜地域
長浜北部都市計画区域(非線引き)浅井地域(高山町の一部を除く)/びわ地域(早崎町の一部を除く)/虎姫地域/湖北地域(湖北町延勝寺の一部を除く)/高月地域(高月町片山の一部を除く)/木之本地域(杉野地域・高時地域を除く)
都市計画区域外上の「除く」とされた区域と、余呉地域・西浅井地域など(34,108.4ha)

浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本の各地域には、市街化区域がありません。したがって「市街化調整区域」もありません。この地域の物件は、「調整区域かどうか」ではなく「用途地域があるか」「特定用途制限地域のどの地区か」が確認事項になります。区域は市の地図情報サービス「ながはまっぷ」で確認でき、窓口は都市計画課(0749-65-6541)です。

びわ地域・虎姫地域 ― 平成28年に「線引き」がなくなった地域

長浜市で土地を探すとき、いちばん誤解が起きやすいのがここです。びわ地域と虎姫地域は、平成28年12月の変更までは彦根長浜都市計画区域(線引きあり)に属していました。つまり、市街化区域と市街化調整区域の区分があった地域です。平成28年12月28日の県告示で長浜北部都市計画区域(非線引き)に移り、区分がなくなりました。

  • 古い資料の「市街化調整区域」は、いまは当てはまらない場合があります。前の所有者が買ったときの重要事項説明書、古い販売図面、古い評価書などに「市街化調整区域」と書かれていても、現在の区分を市で確認し直してください。
  • 用途地域はそのまま残っています。市は「従来から指定されている用途地域については、変更ありません」としています。
  • 代わりに「特定用途制限地域」が設定されています。市は区域の再編にあわせて、長浜北部都市計画区域に「住環境に悪影響を及ぼす一定の建築物の立地を制限する地域」を設けました。
  • 都市計画税がどうなったかは、市の税のページからは確認できていません(未取得)。納税通知書で確認してください。

令和8年地価公示では、住宅地の標準地がびわ地域に2地点(曽根町24,300円/㎡・下八木町10,000円/㎡)、虎姫地域に3地点(三川町13,100円/㎡・酢11,000円/㎡・大井町9,800円/㎡)あります(どの町がどの地域かは、市の垂直積雪量の表の地区欄と、市の住所表示一覧による整理です)。大井町の9,800円/㎡は、長浜市の住宅地の最安地点(高月町馬上と同額)です。

出典:長浜市「都市計画区域の変更【平成28年12月28日】」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002430.html /長浜市「都市計画区域と市街化区域・市街化調整区域」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002304.html

長浜北部都市計画区域 ― 用途地域368.0haと、特定用途制限地域

非線引きの長浜北部都市計画区域(15,304.6ha)にも、用途地域が指定されている場所があります。都市計画マスタープランの表では、合計368.0haです。

用途地域彦根長浜(長浜地域)長浜北部
第一種低層住居専用地域22.6 ha0.0 ha
第二種低層住居専用地域2.8 ha0.0 ha
第一種中高層住居専用地域129.0 ha24.3 ha
第二種中高層住居専用地域57.9 ha51.0 ha
第一種住居地域488.9 ha142.5 ha
第二種住居地域5.9 ha12.2 ha
近隣商業地域120.2 ha12.0 ha
商業地域90.1 ha9.8 ha
準工業地域229.3 ha6.3 ha
工業地域110.5 ha68.6 ha
工業専用地域67.7 ha41.3 ha
用途地域 合計1,324.9 ha368.0 ha

長浜北部の用途地域368.0haは、区域全体15,304.6haの2.4%(当方算出)。住居系が230.0ha、商業系が21.8ha、工業系が116.2haです(系統別の合計は当方算出)。残りの約1万4,900ha(15,304.6ha−368.0ha=14,936.6ha・当方算出)は、用途地域の指定がない土地です。

用途地域の指定がない土地にも、ルールはあります。

ルール市公式の内容
特定用途制限地域(4種類)田園居住地区:既存集落の維持を基本とし、大規模な商業施設・工場、遊戯施設・風俗施設などの立地を制限/幹線道路沿道指定地区A型:農用地の保全を前提に商業施設などの立地を可能とする/幹線道路沿道指定地区B型:規模の大きな店舗やホテルなどの立地を制限/地域産業誘導地区:地域産業拠点としての土地利用を可能とする
建ぺい率・容積率用途地域の指定のない区域は容積率200%・建ぺい率70%(木之本町の一部=木之本・廣瀬・田部・黒田・大音は容積率300%・建ぺい率70%)

戸建を1軒買う・建てる方にとって、特定用途制限地域は「家が建てられなくなる規制」ではありません。制限されるのは、住環境に影響する大きな店舗・工場・風俗施設などです。むしろ「隣に何が建つ可能性があるか」を知るための情報として役に立ちます。なお令和6年6月28日の改正で、工場の作業場の床面積の上限が、田園居住地区は1,500㎡以下から10,000㎡以下に、幹線道路沿道指定地区A型・B型は「制限なし」に変わりました。田園居住地区でも、以前より大きな工場が建てられるようになっています。周囲に広い空き地や農地がある物件は、その土地がどの地区にあたるかを確認しておく価値があります。

※特定用途制限地域の地区ごとの面積・範囲は、本ページでは確認していません(未取得)。出典:長浜市「特定用途制限地域」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002407.html /長浜市「用途地域の指定のない区域における建築物に係る制限」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001703.html /長浜市「用途地域と特別用途地区」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002292.html

市街化調整区域でも一戸建住宅を建てられる区域 ― 第11号44地区・第12号11地区

長浜地域の市街化調整区域(3,225.1ha)を考えるとき、いちばん大事な制度がこれです。市は、都市計画法第34条第11号・第12号の指定区域を、次のように説明しています。

「市が条例で定める区域内において、同じく市が条例で定める用途に適合していれば許可が可能とするもの」。適合する用途は「一戸建住宅(自己居住用・分譲用)」

区分地区数市のページに載っている地区名(一部)
第11号指定区域44地区相撲、森、新庄馬場、小沢、国友、泉、保田、今、榎木、千草東、西上坂、東上坂、垣籠、保多、春近、堀部、石田、七条、加田、高橋、田村、新栄東、新庄寺、千草西、神照、口分田、祇園、加納、山階、南田附西、小堀、宮司、下坂中、下坂浜 ほか
第12号指定区域11地区大東、下之郷、下之郷西、石田東、八条東、八条、本庄・常喜、鳥羽上北、名越、布勢、小一条

合計55地区。市は総括図と、地区ごとの区域図をPDFで公開しています。

買う側にとっての意味は3つあります。

  • 「市街化調整区域の物件だから建て替えできない」とは限らない。指定区域の中であれば、一戸建住宅は許可の対象になります。分譲用も含まれますので、調整区域のなかに新しい分譲地がある場合があります。
  • 指定区域の外の調整区域の物件は、事情がまったく違う。同じ町のなかでも、区域の内と外で扱いが分かれます。区域図で1件ずつ確認する必要があります。
  • 地区名に、成約や地価公示で出てくる町の名前がある。宮司(成約7件・中央値3,300万円)、新庄寺(成約4件・1,850万円)、相撲・小沢・七条・祇園・神照・下坂浜(いずれも住宅地の標準地のある町)。これらの町には、市街化区域の部分と、市街化調整区域の指定区域の部分の両方がありうるということです(個々の成約や標準地がどちらにあるかは、公表データからは分かりません)。町名だけで「市街化区域の物件」と決めつけないでください。

※指定区域での敷地面積・高さなどの許可基準、区域の指定・変更の年月日は、本ページでは確認していません(未取得)。第11号の地区名は、市のページに載っているもののうち読み取れた34地区です。出典:長浜市「都市計画法第34条第11号・第12号指定区域図」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000006036.html /長浜市「都市計画法に基づく開発許可制度」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002316.html

地区計画は13地区。祇園町に4地区が集まっている

市の「現在決定されている地区計画」には、次の13地区が載っています。

区分地区計画(面積/決定・変更の年月日)
市街化区域(10地区)下坂中地区(約10.2ha/平成24年3月28日・平成28年3月25日変更)/寺田地区(約7.7ha)/田村駅東地区(約8.3ha)/長浜駅周辺地区(約3.0ha)/田村地区(約14.4ha/平成27年5月29日)/元浜町13番街区地区(約1.1ha/平成28年7月1日)/祇園天王地区(約0.9ha/平成29年12月22日)/祇園八ノ坪地区(約2.26ha)/祇園中久保地区(約1.7ha/令和2年10月2日)/祇園十四ハタチ地区(約1.86ha/令和2年12月25日)
市街化調整区域(2地区)七条東地区(約0.9ha/平成20年6月10日)/田村東畑地区(約1.2ha/令和7年10月3日)
非線引き(1地区)細江須田地区(約4.7ha/平成11年11月5日・平成28年12月28日変更)

祇園の名のつく地区計画が4つあり、いずれも平成29年から令和2年の決定です。祇園町は、町別の人口が市内で2番目に多い町(2,299人)で、住宅地の標準地「祇園町字十ノ坪140番7外」は52,000円/㎡、令和8年地価公示で長浜市の住宅地19地点のうち唯一上昇した地点(+0.2%)です。新しい住宅地がつくられてきた町であることが、地区計画の一覧からも読み取れます。

地区計画の区域内で建築などを行う場合は、工事着手の30日前までに市へ届出が必要です。市街化調整区域の地区計画については、市が運用基準を定めており、類型は「既存集落型」「宅地活用継続型」「郊外住宅型」「沿道型・駅近接型」「沿道型(非住居系)」「大規模開発型(住居系)」「大規模開発型(非住居系)」「産業振興型」の8つ(「産業振興型」は令和5年10月の改正で追加)。調整区域のなかに、地区計画によってつくられた住宅地があるということです。

※各地区計画の制限内容(敷地面積の最低限度など)は、本ページでは確認していません(未取得)。出典:長浜市「現在決定されている地区計画」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000013433.html /長浜市「長浜市の地区計画制度」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000013435.html

立地適正化計画 ― 居住集積区域は長浜駅のまわりと田村駅のまわり

長浜市の立地適正化計画は、都市計画マスタープランの第4部として定められています(令和7年10月改定)。計画書は、法律上の居住誘導区域にあたるものを「居住集積区域」、都市機能誘導区域にあたるものを「都市機能集積区域」と呼んでいます。

区域地区面積
居住集積区域
(居住誘導区域)
中心市街地地区595.9 ha
田村駅周辺地区48.1 ha
都市機能集積区域
(都市機能誘導区域)
中心地区78.2 ha
長浜沿道地区145.6 ha
田村駅周辺地区30.7 ha
北部都市機能集積区域
(市独自の区域)
木之本地区65.1 ha
高月地区120.9 ha

居住集積区域は合計644.0ha(当方算出)。市街化区域1,324.9haの半分ほどです。計画書は居住集積区域を「40人/haの人口を維持すべき区域」と位置づけています。木之本地区と高月地区には、都市機能を維持する区域(北部都市機能集積区域)はありますが、居住集積区域は設定されていません。

  • 居住集積区域の外で、3戸以上の住宅の建築、または1〜2戸でも1,000㎡以上の住宅の開発を行う場合は、着手の30日前までに届出が必要
  • 都市機能集積区域の外で、誘導施設の開発・建築を行う場合も届出が必要

戸建を1軒買う・建てるだけなら、この届出の対象にはなりません。ただし、検討中の物件が居住集積区域の内か外かは、市がその場所に今後も人に住んでもらいたいと考えているかどうかの目安になります。長く住むつもりの方にとって、確認しておく価値のある情報です。

出典:長浜市都市計画マスタープラン 第4部 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/4.pdf /長浜市「長浜市都市計画マスタープラン」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001239.html

09長浜市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.3%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.7%課税標準額に対して

長浜市の税率は、固定資産税1.4%・都市計画税0.3%です。市公式の逐語は「長浜市の税率は、1.4%となっています。」、都市計画税は「課税標準額×税率(0.3%)=税額」。都市計画税は「都市計画事業または土地区画整理事業に要する費用にあてるために、目的税として課税されるもの」です。

都市計画税の対象になる資産について、市公式は次のように書いています。
「都市計画法による都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地および家屋です。」

長浜市の市街化区域は、長浜地域の1,324.9haだけです。琵琶湖を除いた市域の2.5%(当方算出)にあたります。つまり長浜市では、都市計画税がかかる土地のほうが少数派です。長浜地域の市街化調整区域(3,225.1ha)、非線引きの長浜北部都市計画区域(15,304.6ha)、都市計画区域外(34,108.4ha)は、「市街化区域内」という原則からは外れます。課税標準額1,000万円なら、都市計画税の有無で年3万円の差です(当方算出)。

ただし、ここは正直に書いておきます。市公式には「原則として」という言葉がついており、例外の有無は書かれていません。平成28年12月28日に線引きがなくなったびわ地域・虎姫地域(用途地域は残っています)や、長浜北部都市計画区域で用途地域が指定されている区域(368.0ha)の扱いは、市の税のページからは確認できませんでした(未取得)。検討中の物件に都市計画税がかかっているかどうかは、売主の納税通知書(課税明細書)で確認してください。家タダでも契約前に確認します。

納税義務者は「毎年1月1日(「賦課期日」といいます。)に、土地、家屋、償却資産を所有している人」です。年の途中で売買した場合、日割りの精算は売主・買主の合意で行う商慣習であって、市が按分して課税してくれるわけではありません。決済時の固定資産税・都市計画税の精算金は、仲介手数料とは別にかかる実費です。

納税通知書は毎年5月に送られ、市は「期別の納期限を5月末、7月末、10月末、12月末と定めています」としています。第3期が10月末、第4期が12月末で、年内に納め終える日程です。

免税点は、土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円です。

過疎地域の課税免除について。市の税のページには「固定資産税の課税免除(過疎地域)」という項目があります。都市計画マスタープランは虎姫地域・木之本地域などを過疎地域の指定がある地域として挙げていますが、この課税免除は産業の振興を目的とした制度の項目で、住宅を買う方に当てはまるかどうかは本ページでは確認していません(未取得)。

住宅用地の特例は、長浜市も地方税法どおりです。市公式によると、小規模住宅用地(200㎡以下の住宅用地)は、固定資産税が価格の6分の1、都市計画税が3分の1。一般住宅用地(小規模住宅用地以外の住宅用地)は、固定資産税が3分の1、都市計画税が3分の2です。住宅用地として扱われる範囲は、専用住宅なら「その土地の全部(ただし家屋の床面積の10倍まで)」。

長浜市の成約データでは、戸建32件の中央の土地面積は205㎡です。200㎡をわずかに超えています。町丁目別でも宮司町の中央の面積は223㎡。地価公示の住宅地19地点の地積は141〜688㎡で、200㎡以下は5地点だけです。長浜市では、敷地が200㎡を超える戸建が珍しくありません。200㎡を超えた部分は特例の率が変わる(固定資産税は6分の1ではなく3分の1になる)、という点を覚えておいてください。土地の単価が低い地域では税額への影響は小さくなりますが、評価額の高い市街地の広い敷地では差が出ます。

家屋の減額制度について。市の税のページには「固定資産税の減額(家屋)」の項目があり、新築住宅、認定長期優良住宅、耐震改修、バリアフリー改修、省エネ改修の減額が案内されています。床面積の要件・減額の期間・新築の期限は、本ページでは数値を確認できていません(読み取りが安定しなかったため未掲載)。新築を買う方、中古住宅を買ってリフォームする方は、対象になるかを税務課にご確認ください。改修の減額は工事後の申告が必要な制度ですので、工事の前に要件を確認しておくと、申告の漏れを防げます。

免税点

同一人が長浜市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※納期:第1期 5月末/第2期 7月末/第3期 10月末/第4期 12月末(長浜市「固定資産税・都市計画税の概要」)/賦課期日は毎年1月1日。納税通知書は毎年5月に送付

※税率・免税点は長浜市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

10長浜市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

長浜市が学校選択制を実施しているかどうかは、本ページ作成時点で公表資料から確認できていません。このページでは推測で書かない方針のため、断定していません。市が公表している範囲では、住所地によって通う小学校・中学校が定められています。物件選びの段階で通学区域を確認し、最終的な判断は市の教育委員会にご確認ください。市公式の「入学・転入・転出について」のページは、新入学のお子さんの保護者に1月中に「入学通知書」が郵送され、そこに学校名と入学期日が書かれていると説明しています。「学校選択制」という名前の制度についての記載は、市公式で確認できませんでした。通学区域(校区)の一覧と、指定された学校を変更できる基準のページも、本ページ作成時点で見つけられていません(未取得)。校区と変更の可否は、教育委員会の教育指導課(0749-65-8605)に、物件の住所を伝えて確認してください。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
許可される事由の一覧長浜市が公表している基準は、本ページでは確認できていません(未取得)。市公式の「入学・転入・転出について」のページには、指定校変更・区域外就学の事由の一覧は載っていませんでした。「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」などが長浜市で認められるかどうかを、本ページでは断定しません。
確認の方法売買契約の前に、教育指導課(0749-65-8605)へ電話で確認してください。伝えるのは、(1)購入を検討している物件の住所、(2)引渡しの予定時期、(3)お子さんの学年、の3点です。市公式は、住所が変わる場合などは教育指導課に連絡するよう案内しています。
転入・転出の手続き(市公式)転出するときは、通っている学校で「在学証明書」と「教科用図書給与証明書」を受け取ります。転入するときは、転入先の学校または教育指導課に事前に連絡し、市民課で住民票の異動をしたうえで、学校に書類を提出します。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は長浜市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。同じ滋賀県内でも、市が変われば条件が変わります。

項目内容
こども医療費助成の対象0歳から、満18歳に達する日以降の最初の3月末まで(就学前は「乳幼児」、小学1年生から高校生世代は「子ども医療費助成」)
所得制限所得制限なし(長浜市「福祉医療の概要」)
一部自己負担小学1年生〜高校生世代:健康保険が適用される通院(歯科を含む)と入院の窓口負担が無料(入院時の食事代は自己負担)。乳幼児:市は「保険適用総医療費の一部負担金」を助成すると説明。健康診断・予防接種・室料差額・文書料など保険適用外は対象外

市立の小学校21校・中学校10校・義務教育学校2校

市公式の「学校一覧」(2026年6月16日更新)に載っている市立学校を、所在地の町名とあわせて整理します。

区分学校(所在地の町名)
小学校(21校)長浜小(高田町)/長浜北小(八幡中山町)/神照小(神照町)/南郷里小(南田附町)/北郷里小(春近町)/長浜南小(加田町)/湯田小(内保町)/田根小(野田町)/浅井小(当目町)/びわ南小(川道町)/びわ北小(益田町)/小谷小(小谷丁野町)/速水小(湖北町速水)/朝日小(湖北町山本)/富永小(高月町井口)/高月小(高月町高月)/古保利小(高月町西柳野)/七郷小(高月町唐川)/高時小(木之本町石道)/木之本小(木之本町木之本)/西浅井小(西浅井町塩津中)
中学校(10校)西中(高田町)/北中(神照町)/東中(堀部町)/南中(永久寺町)/浅井中(内保町)/びわ中(弓削町)/湖北中(湖北町速水)/高月中(高月町高月)/木之本中(木之本町木之本)/西浅井中(西浅井町塩津中)
義務教育学校(2校)余呉小中学校(余呉町中之郷)/虎姫学園(五村)

余呉地域と虎姫地域は、小学校と中学校が1つの「義務教育学校」になっています。義務教育学校は、小学校にあたる前期課程と中学校にあたる後期課程を、ひとつの学校で9年間通して行う学校です。高月地域には小学校が4校(富永・高月・古保利・七郷)あり、中学校は高月中学校の1校。西浅井地域は、西浅井小学校と西浅井中学校が同じ所在地(西浅井町塩津中312)です。

市域が681km²ある市ですから、通学の距離と手段は物件ごとに確認が必要です。学校までの距離、通学路、スクールバスの有無、冬の積雪時の通学は、学校か教育委員会に確かめてください(スクールバスの運行の有無は、本ページでは確認していません)。町名ごとの通学区域と、小学校と中学校の対応は、本ページでは確認できていません(未取得)。成約の多い宮司町・平方町・新庄寺町などがどの小学校・中学校の校区にあたるかも、推測では書いていません。教育指導課(0749-65-8605)に住所を伝えて確認してください。

給食費 ― 小学校は令和8年度から無償、中学校は月額4,900円

区分給食費(月額)令和8年度の保護者負担
小学校・義務教育学校の前期課程4,500円無償(国の小学校給食費負担軽減制度による)
中学校・義務教育学校の後期課程4,900円月額4,900円

中学校の給食費は口座振替で、喫食した月の翌月28日に振り替えられます。この内容は令和8年度のものです。国の制度を使った無償化ですので、翌年度以降も同じとは限りません。長期の家計を考えるときは「令和8年度時点では」という前提でお読みください。

こどもの医療費 ― 18歳の年度末まで、所得制限なし

制度対象所得制限自己負担
乳幼児0歳から就学前(満6歳に達する日以降最初の3月末までの受診分)なし「保険適用総医療費の一部負担金」を助成
子ども医療費助成小学1年生から高校生世代(満18歳に達する日以降最初の3月末までの受診分)なし通院(歯科を含む)・入院とも無料。入院時の食事代は自己負担

高校生世代は、令和6年4月1日診療分から対象になりました。滋賀県内の医療機関では「子ども医療費受給券」を窓口で見せれば無料。県外で受診したときは、いったん窓口で支払い、あとで払い戻しの申請をします。長浜市は福井県・岐阜県に接している市ですから、県外の医療機関にかかる可能性のある方は、この手順を覚えておいてください。健康診断・予防接種・室料差額・文書料など保険適用外の費用は対象外です。こうした制度は市町村ごとに違います。隣の市から長浜市に移る方は、転居前後の条件を見比べてください。

家を買う子育て世帯・若者夫婦世帯への補助 ―「なかなか、いい暮らし応援補助金」

項目市公式の内容
対象の世帯子育て世帯(年度の4月1日に18歳未満の子ども〈胎児を含む〉を扶養する世帯)/若者夫婦世帯(年度の4月1日に夫婦のいずれかが39歳以下。パートナーシップ宣誓者を含む)
対象新築住宅の取得(市内事業者が施工)と、中古住宅や実家等のリフォーム
補助額最大150万円
受付令和8年4月1日〜令和9年3月15日・先着順。予算の上限に達し次第、新規の受付を終了
申請の時期新築:「工事請負契約書・売買契約書のいずれかの契約を締結後」に申請/リフォーム:工事請負契約の締結後、着工までに申請

中古住宅を買ってリフォームする方は、着工の前に申請が必要です。市のページは2026年9月2日時点で43件の申請があったとしています。先着順ですので、「補助が出るから」を前提にした資金計画は避け、対象になるか・受付が続いているかを市に確認してください。補助額の内訳(新築とリフォームそれぞれの金額や加算)と、新築で対象になる住宅の細かい要件は、本ページでは確認していません(未取得)。家タダの仲介手数料0円は、こうした補助とは別のもので、併用できるかどうかを気にする必要はありません。

出典:長浜市「学校一覧」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000013986.html /長浜市「入学・転入・転出について」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002035.html /長浜市「小学校給食費の負担軽減制度」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000016515.html /長浜市「学校給食費の納入と各種届出」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000008675.html /長浜市「子ども医療費助成」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000011251.html /長浜市「福祉医療の概要」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002271.html /長浜市「長浜市なかなか、いい暮らし応援補助金」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000016564.html

11長浜市で家を買う前に必ず確認したい点

1|その土地は「4つの区分」のどれか ― 最初にここを確かめる

長浜市で家を買う前に、最初に確認していただきたいのが土地利用の区分です。 同じ長浜市の住所でも、次の4つのどれにあたるかで、建てられる建物・手続き・税が変わります。

物件の場所確認すべきこと
市街化区域(長浜地域・1,324.9ha) 用途地域(準工業地域が229.3haあります)、地区計画の有無、居住集積区域の内か外か。都市計画税0.3%の対象です
市街化調整区域(長浜地域・3,225.1ha) 第11号・第12号の指定区域(55地区)の内か外か。地区計画の区域かどうか。 指定区域の外なら、建て替えができるか・誰が建てられるか・住宅ローンが使えるかを個別に確認
長浜北部都市計画区域(非線引き・15,304.6ha) 浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本の各地域。用途地域(368.0ha)があるか、特定用途制限地域のどの地区か。 びわ・虎姫は平成28年に線引きがなくなった地域です
都市計画区域外(34,108.4ha) 余呉・西浅井など。浸水警戒区域、土砂災害警戒区域、垂直積雪量、接道と上下水道の状況、冬の交通規制

区域は市の地図情報サービス「ながはまっぷ」で確認でき、窓口は都市計画課(0749-65-6541)です。 市街化調整区域の物件については、「いま家が建っているから建て替えもできる」とは限りません。 家タダでは、区分・指定区域・建て替えの可否・住宅ローンの取扱いを契約前に無料で調査します。

2|水害 ― 姉川・高時川・余呉川・米川と、琵琶湖

市公式は長浜市の地勢を、琵琶湖に注ぐ姉川・高時川・余呉川がつくった湖北平野、と説明しています。 山から湖まで、川が平野を横切って流れている市です。 市の都市計画マスタープラン(令和7年10月改定)に書かれている水害の情報を整理します。

項目マスタープランの内容
水害の傾向姉川の上流に姉川ダムがあるが、「梅雨前線や台風に伴う集中豪雨による水害の発生が多く」
令和4年8月「豪雨により高時川が氾濫し、市北部の人家や田畑に被害が及びました」
治水対策を進める河川姉川、高時川、米川、長浜新川、田川、余呉川など。長浜新川の本川と、大井川・鬼川の浸水被害の軽減
中心市街地米川が「万一氾濫した場合には沿川に多くの住居等が隣接することから甚大な被害に」。遊水地の整備による治水対策
びわ・虎姫地域「大規模な浸水が想定されている」
居住集積区域土砂災害警戒区域・浸水警戒区域などの災害のおそれがある区域や、10年確率の降雨で0.5m以上浸水する区域を、設定の条件で考慮

想定ではなく、実際に氾濫した川があります。令和4年8月の高時川です。 高時川・姉川・余呉川・米川に近い物件、周囲より低い土地の物件は、ハザードマップの確認が必須です。 市は「長浜市総合防災マップ」(地震・風水害・土砂災害・原子力災害。索引図と25枚のマップ)とWeb版ハザードマップを公開しており、 市内の河川の浸水想定は、国土地理院の「浸水ナビ」で地点ごとに確認するよう案内しています。 滋賀県は、最大浸水深図・最大流体力図・床上浸水発生確率図などからなる「地先の安全度マップ」も公開しています。 物件を見に行く前の段階で、ご自身でも住所を入れて確認しておくことをおすすめします。

ため池についても、市はため池ハザードマップを公開しています。 ページに載っているため池は32(当方で数えたもの)。 ため池の下流側にある物件は、こちらも確認してください。

※町ごとの浸水深・浸水継続時間、洪水浸水想定の対象河川の一覧と想定降雨、令和4年8月の水害の被害戸数は、 防災マップが画像のPDFのため、本ページでは取得できていません(未取得)。 出典:長浜市都市計画マスタープラン 第1部〜第4部 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001239.html / 長浜市「長浜市総合防災マップ(ハザードマップ)」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002403.html / 長浜市「市内河川の浸水想定」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000009549.html / 長浜市「ため池ハザードマップ」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000011195.html / 滋賀県「地先の安全度マップ」 https://www.pref.shiga.lg.jp/menu/25843.html

3|浸水警戒区域 ― 県内20地区のうち8地区が長浜市

長浜市には、滋賀県の条例にもとづく「浸水警戒区域」が8地区あります。 これは滋賀県独自の制度で、県内の指定は20地区。そのうち8地区が長浜市です。

地区(滋賀県の表記)指定年月日
長浜市木之本町石道の一部地域令和3年3月30日
長浜市余呉町菅並の一部地域令和3年3月30日
長浜市木之本町大見の一部地域令和4年3月29日
長浜市余呉町上丹生の一部地域令和5年3月22日
長浜市余呉町下丹生の一部地域令和5年3月22日
長浜市西浅井町余令和5年3月22日
長浜市木之本町川合の一部地域令和6年3月26日
長浜市木之本町古橋の一部地域令和6年3月26日

滋賀県のページによると、浸水警戒区域は 「200年確率の降雨が生じた場合に、想定浸水深がおおむね3mを超える土地の区域」です。 平屋建ての住宅なら天井の高さを超える浸水です。

  • 区域内では、住居の用に供する建築物や、社会福祉施設・学校・医療施設を建築しようとする場合、あらかじめ知事の許可が必要です。
  • 買ったあとに建て替える場合も、許可が必要になります。建築の計画と費用に関わりますので、区域内の物件は建て替えの条件を先に確認してください。
  • 8地区はすべて、木之本・余呉・西浅井の各地域です。高時小学校の所在地も木之本町石道です。

多くは「一部地域」の指定ですので、同じ町のなかでも区域に入る土地と入らない土地があります。 区域図は滋賀県のページで公開されています。該当する町の物件は、その敷地が区域の内か外かを、契約前に必ず確認してください。

出典:滋賀県「浸水警戒区域」 https://www.pref.shiga.lg.jp/menu/25841.html / 滋賀県「滋賀県流域治水の推進に関する条例に基づく浸水警戒区域の指定について」 https://www.pref.shiga.lg.jp/ha04/947.html (許可の基準の詳細は本ページでは確認していません)

4|土砂災害 ― 箇所数は未取得。レッドゾーンには市の補助制度がある

ここは正直に書きます。長浜市の土砂災害警戒区域・特別警戒区域の箇所数は、本ページでは確認できていません(未取得)。 滋賀県が市町別の指定状況の表を公表していますが、長浜市の行の読み取りが安定せず、誤った数字を載せるおそれがあるため掲載していません。 長浜市は北と東を山に囲まれた市で、都市計画マスタープランも土砂災害警戒区域が山沿いに分布していること、 浅井地域で急傾斜地の崩壊対策・砂防事業を進めることを書いています。箇所数が分からなくても、確認の必要性は変わりません。

  • 警戒区域(イエローゾーン):市の説明は「土砂災害のおそれがある区域」。
  • 特別警戒区域(レッドゾーン):「建築物に損壊が生じ、住民に著しい危険が生じるおそれがある区域」。 住宅宅地分譲などの開発行為が許可制になり、居室のある建築物には構造規制がかかります。 担保評価が下がり、住宅ローンの条件が厳しくなることもあります。
  • 市には「土砂災害特別警戒区域内建築物安全対策補助金」のページがあります(内容は本ページでは確認していません)。

山ぎわ・がけ下・谷の出口の物件は、イエローかレッドかまで必ず確認してください。 区域は、市のページからリンクされている滋賀県の地図で確認できます。

出典:長浜市「土砂災害防止法」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001091.html / 長浜市「災害等に備える建築物対策」 https://www.city.nagahama.lg.jp/category/10-9-7-0-0-0-0-0-0-0.html

5|雪と耐震 ― 多雪区域は補助の上限が140万円。順番と受付の枠に注意

長浜市の戸建の成約は中央の築年が2008年で、比較的新しい家が中心です。 それでも、集落の住宅地には古い木造住宅が流通します。 昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された木造住宅を買う場合は、市の木造住宅耐震改修等事業を知っておいてください。

項目市公式の内容
対象となる住宅「昭和56年5月31日以前に着手し、完成しているもの」/階数2階以下・延べ床面積300㎡以下/木造軸組工法/延べ床面積の半分以上が住宅
補助額補助対象経費の80%。上限は一般の区域115万円・多雪区域140万円
加算県産材の利用、子育て世帯、高齢者世帯、バリアフリー化などの加算あり
手続きの順番工事の着工前に建築課へ相談
令和8年度の受付「令和8年度の申込み期間は終了しました」
無料の耐震診断同じ要件の木造住宅が対象。こちらも令和8年度の申込み期間は終了

大事なことが3つあります。 ひとつは多雪区域。垂直積雪量が1m以上の大字(内保町、高月町高月、木之本町木之本、余呉町中之郷など)は多雪区域で、 雪の重さを見込んだ補強が必要になるぶん、補助の上限が高く設定されています。 古い家を北部で買う場合、耐震改修は「地震」と「雪」の両方を相手にする工事になります。 ふたつめは順番。買ってすぐリフォームの工事を始めてしまうと、補助が受けられなくなります。 みっつめは枠。令和8年度はすでに受付が終わっています。 「補助が出るから」を前提にした資金計画は危険で、翌年度の受付時期を建築課建築指導室(0749-65-6543)に確認したうえで、 補助が無くても成り立つ計画にしておくことをおすすめします。

出典:長浜市「長浜市木造住宅耐震改修等事業」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000006414.html / 長浜市「木造住宅たいしん診断(無料)」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002258.html / 長浜市「垂直積雪量」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001672.html

6|景観・風致地区・原子力防災 ― 場所によってかかるもの

制度対象
景観まちづくり計画 市の全域が対象。景観形成重点区域は、琵琶湖沿岸(市街地地区・市街地周辺地区)/国道365号沿道/姉川河川/ながはま御坊表参道/博物館通り/ 北国街道/ゆう壱番街・大手門通り/やわた夢生小路/北国街道木之本宿
風致地区(6地区) 横山西・彦根長浜湖岸(県条例)/神田山・田村山・虎御前山・長浜北部湖岸(市条例)
特別用途地区特別工業地区/特別業務地区(第1種)/大規模集客施設制限地区
原子力災害のUPZ 「湖北地域の一部、高月地域、木之本地域、余呉地域、西浅井地域の全域」(都市計画マスタープラン)。市の総合防災マップに原子力災害のページがあります

戸建を1軒買う方にとって効いてくるのは、風致地区と景観形成重点区域です。 風致地区では、建築物の新築・改築・増築、宅地の造成、木竹の伐採、建築物の色彩の変更などに許可が必要です。 景観法の届出は、一定規模以上の建築や開発行為などが対象で、届出のあと30日間は着手できません。 「湖の近くや古い町並みが気に入って買ったが、思うように建て替え・塗り替えができない」ということが起こりえます。 マスタープランは風致地区について「現状に照らし合わせた指定地区の見直しを図ります」としており、今後、区域が変わる可能性もあります。 UPZは、原子力災害に備えた対策を重点的に行う区域のことで、家を建てることへの規制ではありません。 該当する地域で買う方は、避難の計画を市の防災マップで確認しておいてください。

※風致地区の範囲・面積・許可の基準、景観の届出の対象規模は未取得です。 出典:長浜市「景観法に基づく届出制度」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000000732.html / 長浜市「風致地区」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002364.html / 長浜市「用途地域と特別用途地区」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002292.html / 長浜市都市計画マスタープラン 第1部 https://www.city.nagahama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000001/1239/1r1.pdf

7|人口が減っている市で買う、ということ

これは正直に書いておくべき点です。 長浜市の人口は、国勢調査で平成22年の124,131人から平成27年の118,193人、令和2年の113,636人へと減っています。 10年間で約1万人(8.5%)の減少です。市の計画は、令和27年に8.8万人まで減るという見通しを示しています。

  • 買うときの利点:価格が急に上がる心配が小さく、落ち着いて選べる。広い敷地の家を、手の届く価格で探せます。
  • 持っているあいだの注意点:場所によって値動きが分かれる。 3万円以上の6地点は横ばい圏、3万円未満の13地点は11地点が下落。
  • 手放すときの注意点:買い手がつきやすい立地かどうかの差が、いまより大きくなる可能性があります。 居住集積区域の内か外か、駅からの距離、災害リスク、雪の条件は、将来の手放しやすさに関わります。 マスタープランは、北部の地域圏で空き家や空き地が目立つことを課題に挙げています。

「長く住むための家」として買うなら、長浜市は広さと価格の面で現実的な選択肢です。 一方、「数年で買い替える前提」の方は、立地の条件を厳しめに見ておくことをおすすめします。

8|長浜市で契約前に確認すべきこと(チェックリスト)

#確認することなぜ効くか
14つの区分のどれか 市街化区域は陸地の2.5%。区分で、建てられる建物・手続き・税が変わります
2調整区域なら、第11号・第12号の指定区域の内か外か 指定区域(55地区)は一戸建住宅(自己居住用・分譲用)が許可の対象です
3びわ・虎姫地域の物件は、現在の区分 平成28年12月28日に線引きがなくなりました。古い資料の「市街化調整区域」は確認し直してください
4都市計画税がかかっているか 税率0.3%。対象は「原則として市街化区域内」。納税通知書で確認するのが確実です
5ハザードマップ・浸水ナビ・地先の安全度マップ 令和4年8月に高時川が氾濫しています。姉川・余呉川・米川、ため池も確認
6浸水警戒区域(市内8地区) 木之本町石道・大見・川合・古橋、余呉町菅並・上丹生・下丹生、西浅井町余。住宅の建築に知事の許可が必要です
7土砂災害警戒区域・特別警戒区域 レッドゾーンは構造規制・住宅ローンに影響します
8垂直積雪量と、冬の道路 0.9m〜2.1m。令和8年4月1日に見直し。消雪設備、除雪、冬期の交通規制
9築年と耐震 昭和56年5月31日以前着手の木造住宅は耐震改修の補助(上限115万円・多雪区域140万円)の対象。着工前に相談。令和8年度は受付終了
10校区と、景観・風致地区 通学区域は教育指導課で確認。風致地区は色彩の変更にも許可が必要です

家タダでは、これらの調査を契約前に無料で行います。 物件URLをLINEでお送りいただければ、 「仲介手数料0円の対象か」とあわせて、土地利用の区分・指定区域・ハザードの確認結果をお伝えします。 調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。

12長浜市の成り立ち ― 秀吉の城下町と、2度の合併でできた681km²

いまの長浜市は、平成22年(2010年)1月1日に誕生しました。 市公式は「旧長浜市、虎姫町、湖北町、高月町、木之本町、余呉町、西浅井町の1市6町が合併して誕生」と書いています。 その「旧長浜市」も、平成18年に長浜市・浅井町・びわ町の1市2町が合併してできた市でした。 4年のあいだに2度の合併があり、1市8町がひとつになったことになります。

「長浜」という名前 ― 秀吉が「今浜」を改めた

市公式の「長浜市の概況」は、長浜の歴史を次のように説明しています。

天正年間に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が「今浜」を長浜に改名し、楽市である城下町を建設した。

もとは「今浜」という地名だったということです (なぜ「長浜」としたのかという理由は、市公式のこのページには書かれていませんので、本ページでも載せていません)。 城下町としてつくられた町は、いまの中心市街地にあたります。 市が景観形成重点区域に定めている「北国街道」「ながはま御坊表参道」「博物館通り」「ゆう壱番街・大手門通り」といった通りの名前に、その歴史が残っています。 都市計画マスタープランも、北国街道の黒壁ガラス館などに代表される歴史的まちなみを活用した商業観光でにぎわっている、と書いています。 城下町の区域で物件を探すと、道が狭い、敷地が細長い、といった条件に出会うことがあります。 再建築のときに道路後退(セットバック)が必要になるかどうか、接道の条件を必ず確認してください。

9つの旧市町が、いまも住所と学校に残っている

旧市町市公式の沿革
長浜市昭和18年に1町6村が合併して市制施行
浅井町・びわ町平成18年に長浜市と合併(1市2町)
虎姫町昭和15年に虎姫村が町制施行
湖北町昭和30年に小谷村と速水村が合併、翌31年に朝日村が合併
高月町昭和29年に3か村が合併して町制施行
木之本町大正7年に木之本村が町制に移行、昭和29年に1町3村が合併
余呉町昭和29年に3村が合併して余呉村となり、昭和46年に町制施行
西浅井町昭和30年に2村が合併、昭和46年に町制に移行

この旧市町は、いまも生活の単位として残っています。

  • 住所:「湖北町◯◯」「高月町◯◯」「木之本町◯◯」「余呉町◯◯」「西浅井町◯◯」と、旧町名を冠した住所が使われています。 一方、旧虎姫町は「大字酢」が「酢」、「大字三川」が「三川町」になるなど、町名から旧町が分からない表示です(市の住所表示一覧)。
  • 学校:小谷小・速水小・朝日小は、湖北町のもとになった小谷村・速水村・朝日村の名前です。 浅井中・びわ中・湖北中・高月中・木之本中・西浅井中と、旧町名の中学校があります。
  • 都市計画:区域の説明は「長浜地域」「浅井地域」「びわ地域」など9つの地域で書かれています。
  • 雪:垂直積雪量の表も、9つの地区ごとに大字が並んでいます。

長浜市で物件を探すときは、「長浜市のどこか」ではなく「旧どの市町か」で考えると、整理がつきやすくなります。 土地利用のルールも、地価も、雪も、この単位でまとまっているからです。

都市計画の区域も、合併のあとに組み替えられた

合併したからといって、土地利用のルールがすぐにひとつになったわけではありません。 市公式によると、平成22年の合併後、長浜市には3つの都市計画区域がありました。

時期都市計画区域
平成22年1月の合併後 彦根長浜都市計画区域(線引き)=長浜・びわ・虎姫/浅井湖北都市計画区域(非線引き)=浅井の一部・湖北/ 木之本高月都市計画区域(非線引き)=高月・木之本の一部
平成28年12月28日〜 彦根長浜都市計画区域(線引き)=長浜地域のみ/ 長浜北部都市計画区域(非線引き)=浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本(葛籠尾崎の一部と竹生島は都市計画区域外に)

びわ地域と虎姫地域は、このとき線引きの区域から非線引きの区域に移りました。 市はその理由を「長浜市が一体的なまちづくりを進める上で適した都市計画区域として」と説明し、 あわせて長浜北部都市計画区域に特定用途制限地域を設定しています。 買う側にとっては、「同じ住所でも、平成28年の前と後でルールが違う」という点が実務上の意味を持ちます。

地震と水害の記録

都市計画マスタープランは、長浜市の災害の記録として次の2つを挙げています。

  • 明治42年の姉川地震(M6.8)。市域で大きな被害が出た地震で、計画書は「市域には活断層が確認されており」とも書いています。
  • 令和4年8月の高時川の氾濫。「豪雨により高時川が氾濫し、市北部の人家や田畑に被害が及びました」。

100年以上前の地震と、数年前の水害。どちらも、いまの物件選びに関わる記録です。 古い木造住宅の耐震診断と、川の近くの物件のハザードマップの確認は、長浜市では省略しないでください。

市のシンボルと、市域の地理

項目内容
現在の市の誕生平成22年(2010年)1月1日(1市6町の合併)
市の木/市の花けやき/梅(市は長浜盆梅展を「早春の長浜の風物詩」と紹介)
位置滋賀県東北部。北は福井県、東は岐阜県に接する
地勢伊吹山系の山々と琵琶湖に囲まれ、中央に姉川・高時川・余呉川がつくった湖北平野
面積681.02km²(うち琵琶湖14,139ha)。可住地面積165.76km²
大都市への距離京都市・名古屋市からおおよそ60km圏、大阪市からおおよそ100km圏
広域の交通JR北陸本線・湖西線、北陸自動車道
気候日本海型気候。市域の一部は豪雪地帯・特別豪雪地帯
市役所所在地滋賀県長浜市八幡東町632番地

年表

年できごと
天正年間羽柴秀吉が「今浜」を長浜に改名し、城下町を建設
明治42年(1909年)姉川地震(M6.8)
昭和18年(1943年)1町6村が合併して長浜市が市制施行
昭和29〜31年高月町・木之本町・余呉村・湖北町・西浅井(2村の合併)などが成立
平成18年(2006年)長浜市・浅井町・びわ町が合併
平成21年(2009年)3月都市計画マスタープランを策定
平成22年(2010年)1月1日長浜市・虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町が合併。同年10月の国勢調査は124,131人
平成28年(2016年)12月28日都市計画区域を再編。びわ・虎姫地域が非線引きに。長浜北部都市計画区域が発足
平成29年(2017年)小谷城スマートインターチェンジを整備
令和2年(2020年)国勢調査 113,636人・42,570世帯
令和3〜6年滋賀県が木之本町・余呉町・西浅井町の計8地区を浸水警戒区域に指定
令和4年(2022年)8月豪雨により高時川が氾濫
令和6年(2024年)高校生世代の医療費助成を開始(4月1日診療分から)/特定用途制限地域の条例を改正(6月28日)
令和7年(2025年)盛土規制法の規制開始(4月1日)/都市計画マスタープランを改定(10月1日)
令和8年(2026年)小学校給食費の無償化/垂直積雪量の見直し(4月1日)/人口110,332人(9月1日)

※「長浜」と改名された理由、合併前の各市町のくわしい沿革、市章の説明、令和7年国勢調査の人口は確認できていません(未取得)。 出典:長浜市「長浜市の概況」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001835.html / 長浜市「市の木、市の花」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001817.html / 長浜市「都市計画区域の変更【平成28年12月28日】」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000002430.html / 長浜市「住所表示一覧(平成22年1月1日合併前の6町区域)」 https://www.city.nagahama.lg.jp/0000008537.html / 長浜市都市計画マスタープラン https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001239.html

13長浜市の物件を探す・相談する

ネットで見つけた長浜市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。

ご相談から引渡しまでの流れ

ステップ内容費用
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLをお送りください無料
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答無料
3. 内覧長浜市内の物件は担当者が現地までご同行します無料
4. 調査役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認無料
5. 価格交渉成約事例を根拠に交渉を代行します無料
6. 契約・決済重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート仲介手数料0円

※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。

お問い合わせ

項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

14長浜市の不動産購入に関する記事

15長浜市の不動産購入 よくある質問

長浜市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている長浜市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てているため、買主様からいただかなくても事業として成り立ちます。長浜市の成約中央値2,200万円で計算すると、仲介手数料の上限額は79万2,000円。町丁目別で最も高い宮司町の3,300万円なら115万5,000円、最も低い三ツ矢元町の680万円でも29万400円です。ただし、すべての物件が対象になるわけではありません。売主が仲介手数料を支払わない取引など、物件や取引条件によっては0円の対象外になる場合があります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

長浜市の住宅の相場はいくらくらいですか?

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、長浜市の成約は40件です。戸建が32件で成約中央値2,200万円(中央の土地面積205㎡・中央の築年2008年)、マンションは8件で2,200万円(70㎡・2006年)。40件は多くありませんので、目安としてお読みください。しかも40件すべての最寄駅が「長浜」です。町丁目別では宮司町7件(3,300万円)、平方町6件(2,900万円)、新庄寺町4件(1,850万円)、元浜町3件(2,500万円)、三ツ矢元町3件(680万円)。土地の値段は、令和8年地価公示の住宅地19地点の平均が1㎡あたり27,463円、前年比−1.1%。最高は朝日町の66,000円、最安は大井町と高月町馬上の9,800円で、6.7倍の差があります。浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本・余呉・西浅井の各地域については、成約のデータがありません。地価公示の標準地(余呉・西浅井にはありません)と、個別の物件の条件で判断することになります。成約価格情報には「土地のみ」という区分が存在しないため、土地単独の成約中央値は本ページには載せていません。これらは国土交通省が公表している公的データであり、家タダ自身の成約実績ではありません。

長浜市に市街化調整区域はありますか?

あります。ただし、長浜地域(合併前からの長浜市の区域)だけです。市の都市計画マスタープランによると、線引きをしている彦根長浜都市計画区域(長浜市の分)は4,550haで、市街化区域が1,324.9ha、市街化調整区域が3,225.1ha。浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本の各地域は、線引きをしていない長浜北部都市計画区域(15,304.6ha)で、市街化区域も市街化調整区域もありません。余呉・西浅井などは都市計画区域外(34,108.4ha)です。びわ地域と虎姫地域は、平成28年12月28日に線引きがなくなりました。古い資料に「市街化調整区域」とあっても、現在の区分を確認し直してください。長浜地域の市街化調整区域には、都市計画法第34条第11号の指定区域が44地区、第12号の指定区域が11地区あり、適合する用途は「一戸建住宅(自己居住用・分譲用)」です。指定区域の内か外かで、建てられるかどうかが変わります。検討中の物件がどの区域かは、市の地図情報サービス「ながはまっぷ」、都市計画課(0749-65-6541)、または重要事項説明書でご確認ください。

長浜市の固定資産税・都市計画税はいくらですか?

固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%です。都市計画税の対象について、市公式は「都市計画法による都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地および家屋」と書いています。長浜市の市街化区域は長浜地域の1,324.9haだけですので、都市計画税がかかる土地は市内では少数派です。市街化区域の物件は合計1.7%、それ以外は1.4%が基本になります。ただし「原則として」とあり、びわ・虎姫地域(平成28年に線引きがなくなった地域)などの扱いは、市の税のページからは確認できませんでした(未取得)。売主の納税通知書で、都市計画税が課税されているかをご確認ください。納税義務者は毎年1月1日(賦課期日)の所有者で、納税通知書は毎年5月。納期限は5月末・7月末・10月末・12月末の年4回です。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円。住宅用地の特例は、200㎡以下の小規模住宅用地で固定資産税が価格の6分の1・都市計画税が3分の1、それ以外の住宅用地で固定資産税3分の1・都市計画税3分の2。長浜市の戸建の成約は中央の土地面積が205㎡ですから、200㎡を超える敷地が珍しくありません。正確な税額は物件ごとの課税標準額によりますので、市の税務課または納税通知書でご確認ください。

長浜市は雪が多いと聞きます。家を買うときに何を確認すればよいですか?

まず、物件の大字の「垂直積雪量」を確認してください。建物の構造を計算するときに使う積雪の深さで、長浜市は大字ごとに定めており、令和8年4月1日に見直しを行いました。市の表では、長浜地域の朝日町・元浜町・平方町などが0.9m、内保町が1.1m、高月町高月・木之本町木之本が1.3m、西浅井町塩津中が1.5m、余呉町中之郷が1.7m、余呉町の摺墨・菅並・柳ヶ瀬が2.1mです。1m以上の区域は「多雪区域」で、建物にかかる雪の重さを大きく見込んで設計します。新築なら建築費に、中古なら屋根・雨どい・カーポートの状態の確認に関わります。都市計画マスタープランは、市域の一部が豪雪地帯・特別豪雪地帯に指定されていること、主要幹線道路で大雪による予防的通行規制が行われる場合があることを書いています。駐車場の雪の寄せ場、前面道路の消雪設備、除雪が入る道かどうかは、冬に現地で確かめるのがいちばん確実です。昭和56年5月31日以前に着手された木造住宅の耐震改修の補助は、上限が一般の区域115万円・多雪区域140万円です(令和8年度の申込み期間は終了しています)。

長浜市で家を買うとき、水害のリスクは何を確認すればよいですか?

川と、県の浸水警戒区域の2つを確認してください。長浜市は、琵琶湖に注ぐ姉川・高時川・余呉川がつくった平野の市です。都市計画マスタープランは「梅雨前線や台風に伴う集中豪雨による水害の発生が多く」と書いており、令和4年8月には豪雨で高時川が氾濫し、市北部の人家や田畑に被害が出ました。中心市街地については、米川が氾濫した場合に沿川の住居に甚大な被害が及ぶおそれがあるとしています。びわ・虎姫地域は「大規模な浸水が想定されている」とされています。滋賀県の浸水警戒区域は、県内20地区のうち8地区が長浜市です(木之本町石道・大見・川合・古橋、余呉町菅並・上丹生・下丹生の各一部地域と、西浅井町余)。200年確率の降雨で想定浸水深がおおむね3mを超える区域で、住宅を建てるにはあらかじめ知事の許可が必要です。確認には、市の総合防災マップ・Web版ハザードマップ、国土地理院の浸水ナビ、滋賀県の地先の安全度マップ、市のため池ハザードマップを使います。町ごとの浸水深などの具体値は、防災マップが画像のPDFのため本ページでは取得できていません(未取得)。土砂災害警戒区域の箇所数も未取得です。家タダでは、検討中の物件について契約前に無料で確認します。

長浜市の給食費やこどもの医療費はどうなっていますか?

小学校(義務教育学校の前期課程を含む)の給食費は、令和8年度から無償です。市は国の「小学校給食費負担軽減制度」を活用して実施すると説明しています。中学校(義務教育学校の後期課程を含む)は月額4,900円の保護者負担で、無償化については「国の動きを注視していく」としています。これは令和8年度の内容です。翌年度以降も同じとは限りません。こどもの医療費は、0歳から満18歳に達する日以降の最初の3月末まで、所得制限なしで助成されます。小学1年生から高校生世代は、健康保険が適用される通院(歯科を含む)・入院の窓口負担が無料(入院時の食事代は自己負担)。高校生世代は令和6年4月1日診療分から対象になりました。滋賀県外で受診したときは、いったん支払って払い戻しを申請します。市立学校は小学校21校・中学校10校・義務教育学校2校(余呉小中学校・虎姫学園)。子育て世帯・若者夫婦世帯の住宅取得やリフォームには「なかなか、いい暮らし応援補助金」(最大150万円・先着順)があります。なお通学区域、指定校を変更できる基準、待機児童数は市公式で確認できませんでした(未取得)。校区は教育指導課(0749-65-8605)にご確認ください。

長浜駅以外の駅の近くで家を買うのはどうですか?

公的な成約データだけでは、相場を確かめられません。長浜市にはJRの駅が9つあります(北陸本線の田村・長浜・虎姫・河毛・高月・木ノ本・余呉・近江塩津、湖西線の永原)。ところが、国土交通省の成約価格情報で直近4四半期の40件は、すべて最寄駅が「長浜」でした。令和6年の年間乗客数も、長浜駅が1,421千人で、9駅の合計2,816千人の半分を占めます(田村389千人、虎姫260千人、高月238千人、木ノ本192千人、河毛180千人、近江塩津56千人、余呉46千人、永原34千人)。長浜駅以外の駅の近くで買う場合は、次の3点を物件ごとに確認してください。(1)土地利用の区分。虎姫・湖北・高月・木之本の各地域は非線引きの長浜北部都市計画区域、余呉・西浅井の各地域は都市計画区域外です。(2)土地の値段の動き。長浜地域以外の住宅地11地点は、横ばい2・下落9でした。(3)雪と水。垂直積雪量は北へ行くほど大きくなり、浸水警戒区域は木之本・余呉・西浅井にあります。田村駅の周辺は、市が「文教・産業創造拠点」として計画的に市街化を進めるとしている区域で、居住集積区域(48.1ha)があります。価格は長浜駅のまわりより低くなりますが、将来手放すときの条件まで考えて選ぶことをおすすめします。

長浜市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。第一に、売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。すべての物件で0円になるとお約束はできません。長浜市には、土地の単価が1㎡あたり1万円前後の地域があり、成約でも中央値680万円(三ツ矢元町)という町があります。価格の低い物件は売主側の報酬も小さくなるため、対象になるかどうかは物件ごとの確認が必要です。第二に、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税および都市計画税の精算金・火災保険料・不動産取得税(滋賀県の県税)などの実費はかかります。固定資産税・都市計画税は賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に1年分が課税される税で、年の途中の売買では日割り精算が商慣習となっており、これは決済時に必要な実費です。第三に、長浜市固有の事情を正直に書いておきます。雪。垂直積雪量が1m以上の多雪区域では、新築の構造、中古の屋根やカーポート、冬の除雪に費用がかかります。水。令和4年8月に高時川が氾濫しており、県の浸水警戒区域が市内に8地区あります。土地利用の区分。市街化区域は陸地の2.5%で、調整区域・非線引き・都市計画区域外の物件は、建て替えの可否や住宅ローンの取扱いの確認に時間がかかることがあります。人口は国勢調査で10年間に8.5%減っており、値上がりを期待して買う市ではありません。家タダは土地利用の区分・指定区域・ハザードの調査を契約前に無料で行いますが、調査の結果、購入をおすすめしないという結論になることもあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

長浜市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

長浜市は、ひとつの市のなかに、条件のちがう土地が同居している市です。市街化区域は陸地の2.5%。長浜地域には市街化調整区域と第11号・第12号の指定区域(55地区)があり、浅井・びわ・虎姫・湖北・高月・木之本は非線引き、余呉・西浅井は都市計画区域外。だからまず、その物件が4つの区分のどれにあるかを確かめる必要があります。次に、雪。垂直積雪量は0.9mから2.1mまで、大字ごとに決まっています。そして水。姉川・高時川・余呉川・米川、令和4年8月の高時川の氾濫、県の浸水警戒区域8地区。公的データに出ている長浜市の成約は40件、戸建もマンションも中央値は2,200万円、すべて最寄駅は長浜(国土交通省の成約価格情報。家タダ自身の成約実績ではありません)。件数が少なく、長浜駅のまわりに限られたデータですから、個別の物件ごとの確認が欠かせません。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます(対象外になる取引もあります)。2,200万円の物件なら79万2,000円、3,300万円なら115万5,000円の差です。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

16本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年10月8日

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