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【河内長野市】で仲介手数料無料で家を買う方法|相場・エリア・交通を公的データで解説

大阪

大阪府河内長野市 専門 エリアガイド

河内長野市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

1,100万円の物件なら 42万9,000円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている河内長野市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

河内長野市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
河内長野市の人口
97,35947,568世帯/令和7年3月末現在(河内長野市 住民基本台帳人口・市民窓口課)
住宅地 公示価格
6.22万円/㎡前年比 +0.2%/27地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
170国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/戸建123件・マンション47件
買主様の仲介手数料
01,100万円なら42万9,000円の削減

河内長野・千代田・三日市町・美加の台・汐ノ宮・天見・千早口/南花台・清見台・あかしあ台・北青葉台・大矢船中町・向野町・木戸・木戸西町/千代田南町・千代田台町・本多町・松ケ丘東町・松ケ丘西町・中片添町・長野町・本町・錦町・西之山町・喜多町・楠町東・汐の宮町・市町・小山田町・大師町・小塩町・楠ケ丘・上原西町・高向・加賀田・石仏・天野町・寺元・滝畑・日野 ほか

河内長野市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている河内長野市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。河内長野市の戸建の成約中央値は1,100万円、マンションは880万円(直近4四半期・国土交通省 成約価格情報)。この価格帯なら、仲介手数料の上限額との差は1件あたり35万〜43万円になります。ただし河内長野市は市域の85.7%が市街化調整区域で、土砂災害警戒区域が1,671箇所と大阪府内で最も多い市でもあります。価格だけでなく、区域と災害リスクの確認が他市よりも重い市だということを先にお伝えしておきます。

  • 河内長野市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均62,174円(27地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比+0.2%
  • 市内で最も高い標準地(千代田南町・110,000円/㎡)と最も安い標準地(日野・18,600円/㎡)の差は5.9倍。「河内長野市の相場」という一つの数字では、実際の物件価格とのズレが大きくなります。
  • 市街化区域は市域のわずか14.3%(1,565ha)。市街化調整区域が85.7%(9,398ha)を占めます。森林は7,309ha=市域の約66.7%です。
  • 土砂災害警戒区域1,671箇所・特別警戒区域1,642箇所は大阪府内で最多。大阪府全体(警戒8,383箇所・特別7,773箇所)の約2割を、この1市が占めています。

01河内長野市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

河内長野市の価格帯で、いくら得になるか

河内長野市の住宅地は1㎡あたり平均62,174円(27地点の単純平均)。市内の標準地は最高110,000円/㎡(千代田南町228番41)から最低18,600円/㎡(日野513番1外)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が5.9倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
800万円33万円0円▲33万円
1,100万円42万9,000円0円▲42万9,000円
1,500万円56万1,000円0円▲56万1,000円
2,000万円72万6,000円0円▲72万6,000円
2,500万円89万1,000円0円▲89万1,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。

河内長野市の成約価格帯だと、いくら変わるか

直近4四半期の成約中央値は、戸建が1,100万円(123件・平均186㎡・平均築1990年)、マンションが880万円(47件・平均79㎡・平均築1994年)。戸建1,100万円なら仲介手数料の上限額は42万9,000円、マンション880万円なら35万6,400円。これがまるごと0円になります。駅別に見ると美加の台駅の中央値が1,500万円で市内最高、この価格帯だと56万1,000円の差になります。千代田駅は1,400万円で52万8,000円、三日市町駅は1,000万円で39万6,000円です。

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

02数字で見る河内長野市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて河内長野市・大阪府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 令和7年国勢調査で見る

令和7年国勢調査(速報)で河内長野市の人口は94,871人(男44,008人・女50,863人)。前回(令和2年)から−6,821人・−6.71%と、大阪府内でも減少率の大きい市のひとつです。世帯数は41,517世帯で−850世帯(−2.01%)。市は速報値について「今後国から発表される数値が異なる場合があります」と注記しています。いっぽう住民基本台帳では令和7年3月末現在で97,359人・47,568世帯(1世帯あたり2.05人)で、前年から−1,427人(−1.4%)です。市の立地適正化計画は「平成12年にピークを迎えた後は減少に転じています」と記しており、減少は四半世紀続いているトレンドです。さらに国立社会保障・人口問題研究所の推計では2045年に約65,000人(2015年の約107,000人から約4割減)、高齢化率は2015年の約31%から2045年に約52%(うち75歳以上34%)になると市の計画に記載されています。この人口見通しは、住宅を買う側にとっては「安く買える理由」であると同時に「将来の売りにくさ」でもあります。両面を承知したうえで判断する必要があります。

項目備考
令和7年国勢調査(速報)94,871人令和7年10月1日現在。男44,008人/女50,863人
前回(令和2年)比−6,821人(−6.71%)世帯数は41,517世帯で−850世帯(−2.01%)
住民基本台帳人口97,359人令和7年3月末現在。前年比 −1,427人(−1.4%)
世帯数(住民基本台帳)47,568世帯1世帯あたり2.05人
人口のピーク平成12年(2000年)市の立地適正化計画の記述。平成27年は106,987人/42,144世帯
将来推計(社人研)2045年に約65,000人2015年の約107,000人から約4割減
高齢化率の見通し約31%(2015年)→ 約52%(2045年)うち75歳以上が34%
要支援・要介護認定者10年で約1.6倍2007〜2017年の10年間
市域面積109.63km²令和7年10月1日・国土地理院。東西16.3km・南北15.8km
標高最高924.2m/最低76m同上。市役所は東経135度34分・北緯34度27分

土地の使われ方

河内長野市の土地利用を考えるときに最初に押さえるべき数字は、森林7,309haです。市域10,963ha(=109.63km²)に対して約66.7%。うち人工林が5,243ha(人工林率71.7%)、天然林が1,900ha、その他の森林が166haです。市域のおよそ3分の2が森林で、残りの3分の1に市街地・農地・道路などが収まっている——これが河内長野市の土地のつくりです。ただし「大阪府内で最も森林率が高い市かどうか」は、府内全市の比較データを確認できていないため断定していません(未取得)

区分面積構成比
人工林5,243 ha47.8%
天然林1,900 ha17.3%
その他の森林166 ha1.5%
森林以外(市域から差し引き・当方算出)3,654 ha33.3%

※河内長野市統計書(令和8年版)「森林面積の状況」令和7年4月1日現在。森林の3区分は市の公表値、構成比と「森林以外」は市域10,963haを分母に当方が算出した値で、市が公表しているものではありません。

市街化区域と市街化調整区域

河内長野市は市域10,963haのうち市街化区域が1,565ha(14.3%)しかなく、市街化調整区域が9,398ha(85.7%)を占めます。市域面積109.63km²=10,963haと都市計画区域の面積が一致しているので、市域の全部が都市計画区域です。大阪府下には市域の97.5%が市街化区域という市(門真市)もありますが、河内長野市はその正反対にあたります。昭和45年6月20日の当初決定では市街化区域1,087ha・調整区域9,873haでしたから、半世紀かけて市街化区域が478ha増えた計算になります。森林が7,309ha=市域の約66.7%を占めることと合わせて、「宅地にできる土地が、そもそも市域の1割台しかない」というのがこの市の不動産を考えるときの出発点です。

区分面積構成比
市街化区域1,565 ha14.3%
市街化調整区域9,398 ha85.7%
合計(都市計画区域)10,963 ha100.0%

河内長野市の用途地域は中高層住居専用地域が中心です。第一種中高層住居専用地域343haと第二種中高層住居専用地域230haで573ha、これに第二種住居地域204ha、第一種低層住居専用地域138haが続きます。上位5種のほかは、第一種住居地域81ha・工業地域34ha・準住居地域21ha・商業地域11ha・近隣商業地域3.3ha。商業地域は市街化区域1,565haのうち11ha(約0.7%)しかありません。大規模な商業集積をつくる制度的な器が、そもそも小さい市だということです。そのうえで押さえておきたいのが、令和8年2月6日 市告示第8号で定められた特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316haの存在です。これは市街化区域1,565haの約84%にあたる広さで、事実上「市街化区域のほとんどが特別用途地区の中にある」状態です。建築制限の具体的な内容は本ページ作成時点で確認できていません(未取得)ので、購入前に必ず市の都市創生部にご確認ください。

用途地域面積市街化区域に占める割合
第一種中高層住居専用地域343.0 ha20.4%
第二種中高層住居専用地域230.0 ha13.7%
第二種住居地域204.0 ha12.2%
第一種低層住居専用地域138.0 ha8.2%
準工業地域95.0 ha5.7%

※河内長野市「都市計画の概要」(用途地域は令和7年3月26日現在)。表の構成比は同資料に記載された数値をそのまま掲載しています。各面積を市街化区域1,565haで割った値(第一種中高層住居専用地域なら21.9%)とは一致せず、資料上の母数が異なるとみられます。正確な割合は市の公表資料でご確認ください

地価公示 ― 27地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、河内長野市の住宅地の標準地は27地点。 単純平均は1㎡あたり62,174円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+0.2%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
河内長野-10千代田南町228番41110,000+0.0%
河内長野-8本多町826番494,000+2.0%
河内長野-5木戸2丁目1048番2287,500+0.2%
河内長野-4松ケ丘東町1815番1282,700+0.2%
河内長野-9中片添町1729番82,200+0.2%
(中略・全27地点)
河内長野-3日野513番1外18,600−1.1%
河内長野-16天野町941番120,400−1.0%
河内長野-20石仏368番327,700+0.0%
河内長野-27加賀田771番829,400−0.3%
河内長野-2北青葉台56番13738,000+0.0%

※変動率は前年(令和7年)の同一標準地の価格と比較して当方が算出した自算値です。 前年に同一番号が無い地点(新規選定等)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ河内長野市内で、住宅地の地価は5.9倍ちがいます

最も高いのは千代田南町228番41の1㎡あたり110,000円(+0.0%)。最も安いのは日野513番1外の18,600円(−1.1%)。その差は5.9倍です。「河内長野市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

河内長野市は大阪府内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある大阪府内の69市区町村のうち、 河内長野市の住宅地の平均価格は59位大阪市24区と堺市7区を除いた「市」だけで見ると、38市のなかで第30位です。

区分河内長野市の位置母数
住宅地の平均価格(府内・区を含む)59位69市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)30位38市
前年比の変動率(府内・区を含む)57位69市区町村
前年比の変動率(市のみ)28位38市

※国土交通省の鑑定評価書情報(令和8年・令和7年)から当方が全地点の価格を集計して算出した自算値です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

河内長野市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地27地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で5.9倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

公園・緑地

河内長野市の都市計画公園は23箇所・決定面積95.80haで、うち開設済みは49.69haです。決定面積に対する開設の割合は約52%で、計画上の公園の半分ほどが未開設ということになります。あわせて生産緑地地区が228地区・約61.99ha(最新変更 令和6年12月10日)指定されており、市街化区域内の緑の一部はこの生産緑地が担っています。なお生産緑地71.6haは、立地適正化計画で居住誘導区域から除外された区域にも含まれています。

※河内長野市「都市計画の概要」。都市計画道路は19路線・総延長37,180m。

03河内長野市で、実際はいくらで成約しているか

ここまでの地価公示は、国土交通省が毎年1月1日時点で評価した「土地の価格」です。 実際に人が家を買ったときの値段ではありません。
この章では、公益社団法人 近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)が公表している「実際に成約報告された取引」の集計を掲載します。 不動産会社が売買を成立させたときにレインズへ報告した実績で、「このエリアで、実際にいくらで売れたか」を示す数字です。

中古マンションの成約(大阪府南部・2026年8月度)

項目大阪府南部前年同月比近畿圏
成約件数64件+48.8%1,374件
成約価格1,402万円+24.8%3,087万円
成約㎡単価18.99万円/㎡+15.6%45.33万円/㎡
専有面積73.82㎡+8.0%68.10㎡
築年数32年4か月29年10か月

大阪府南部の範囲:高石市・河内長野市・松原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・大阪狭山市・南河内郡・岸和田市・泉大津市・貝塚市・泉佐野市・和泉市・泉南市・阪南市・泉北郡・泉南郡

出典:公益社団法人近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)/マンスリーレポート No.165 2026年9月号。2026年8月度の集計

河内長野市で、実際に成約した物件(町丁目まで公表されています)

国土交通省「不動産情報ライブラリ」が公表する成約価格情報。宅地建物取引業者が指定流通機構(レインズ)へ成約報告した実際の取引価格を、個人が特定されないよう町丁目までの表示・価格と面積を丸めた形で公表しているものです。
下の数字は2025年第2四半期〜2026年第1四半期(直近4四半期)に河内長野市内で成約した170件を集計したものです。 レインズの地域別平均と違い、町丁目まで分かるのがこのデータの強みです。

種別件数成約価格の中央値平均面積平均築年
戸建(土地と建物)123件1,100万円186㎡1990年
中古マンション等47件880万円79㎡1994年

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格(取引価格・成約価格)情報取得API(2026年9月21日時点)。中央値は当社で算出。

成約事例と、そのとき本来かかっていた仲介手数料

下表は河内長野市で実際に成約した物件のうち、価格が中央値に近い=そのエリアの典型例を抜き出したものです。 いちばん右の2列が要点で、同じ物件を家タダで買っていれば、仲介手数料の欄の金額がまるごと手元に残ります。

種別所在(町丁目)最寄駅成約価格面積間取り築年成約時期仲介手数料の上限家タダなら
中古マンション長野町河内長野 徒歩3分880万円80㎡2LDK1981年2026年1〜3月35万6,400円0円
中古マンション小塩町三日市町 徒歩11分950万円75㎡3LDK1991年2025年10〜12月37万9,500円0円
中古マンション向野町河内長野 徒歩17分980万円100㎡4LDK+S1991年2026年1〜3月38万9,400円0円
中古マンション上田町河内長野 徒歩14分1,000万円75㎡3LDK1998年2025年4〜6月39万6,000円0円
戸建高向河内長野 徒歩0分1,100万円土地110/建物105㎡4LDK1991年2025年7〜9月42万9,000円0円
戸建市町千代田 徒歩15分1,100万円土地95/建物95㎡4LDK2000年2025年10〜12月42万9,000円0円
戸建北青葉台美加の台 徒歩25分1,100万円土地265/建物130㎡6DK1971年2025年10〜12月42万9,000円0円
戸建錦町河内長野 徒歩15分1,100万円土地145/建物115㎡4LDK1999年2025年4〜6月42万9,000円0円

※仲介手数料は宅地建物取引業法の報酬額上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。※価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。※戸建の面積は「土地面積/建物面積」です。

河内長野市の町丁目別 成約価格(中央値)

同じ河内長野市内でも、町丁目が変わると成約価格は大きく変わります。件数が3件以上あった町丁目を、件数の多い順に並べました。

町丁目件数成約価格の中央値平均面積
美加の台13件1,300万円168㎡
南花台10件1,300万円216㎡
清見台9件1,200万円270㎡
あかしあ台9件1,000万円136㎡
大矢船中町8件680万円242㎡
向野町8件565万円80㎡
北青葉台6件1,300万円198㎡
木戸6件750万円105㎡

同じ河内長野市内で、町丁目が変わると成約価格は2.3倍ちがいます

上表で最も高いのは美加の台(13件・中央値1,300万円)、最も低いのは向野町(8件・中央値565万円)その差は2.3倍です。
「河内長野市の相場」というひとつの数字で物件を判断すると、この差が見えません。検討中の物件がどの町丁目にあるのか、その町丁目の成約水準はいくらなのか——ここまで見て初めて「この価格は妥当か」が判断できます。家タダでは、物件URLをお送りいただければその物件の町丁目の成約事例と照らして妥当性を無料で診断します。

河内長野市は「どの駅か」で価格が変わる

同じ河内長野市内でも、最寄駅が変わると成約価格の中央値は大きく動きます。成約が3件以上あった駅を、件数の多い順に並べました。

最寄駅成約件数成約価格の中央値平均徒歩
三日市町駅60件1,000万円徒歩15分
千代田駅42件1,400万円徒歩14分
河内長野駅37件980万円徒歩12分
美加の台駅17件1,500万円徒歩14分
滝谷(大阪)駅7件950万円徒歩15分
汐ノ宮駅6件725万円徒歩10分

※国土交通省の成約価格情報に記録された最寄駅名・徒歩分にもとづく集計です。徒歩分は各駅の平均値。件数が3件未満の駅は除いています。

最も高い駅と最も安い駅で2.1倍の差

美加の台駅が中央値1,500万円で最も高く、汐ノ宮駅が725万円で最も低い。その差は2.1倍です。「河内長野市の相場」とひとくくりにせず、どの駅を使う物件かで見る必要があります。

河内長野市の買主が、この1年で払った仲介手数料の試算

河内長野市では直近4四半期に170件が成約しています。種別ごとの成約価格の中央値に宅建業法の報酬額上限をあてはめると、買主側が支払った仲介手数料の合計は、およそ0.70億円という計算になります。
この全部が、家タダで買えば0円だった金額です。

※あくまで試算です。中央値=全件の代表値とみなし、全件が報酬額の上限で取引されたと仮定しています。実際には上限より低い手数料の取引や、売主が宅建業者で買主側に手数料が発生しない取引も含まれます。金額の大きさより「1件あたり100万円前後が動いている」という規模感の目安としてご覧ください。

※件数の少ない町丁目は、中央値が1〜2件の特殊な取引に引っ張られます。必ず件数の列と併せてご覧ください。

この成約価格なら、仲介手数料はいくらかかるか

大阪府南部の中古マンションの平均成約価格は1,402万円。 この価格で買うと、仲介手数料は上限で52万8,660円かかります。家タダならこれが0円です。
下表は、実際の成約価格帯に宅建業法の報酬額上限(税込)をあてはめたものです。

成約価格仲介手数料の上限(税込)家タダの場合差額
800万円33万円0円33万円 の削減
1,100万円42万9,000円0円42万9,000円 の削減
1,400万円52万8,000円0円52万8,000円 の削減
1,700万円62万7,000円0円62万7,000円 の削減
2,100万円75万9,000円0円75万9,000円 の削減

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。実際の手数料額は物件・媒介形態により異なります。

いまの市況(2026年8月度・近畿圏)

  • 中古マンション:成約件数は7ヶ月連続で減少。成約㎡単価は7ヶ月ぶりに下落
  • 中古戸建住宅:成約件数は2ヶ月連続で増加。在庫件数は50ヶ月連続で増加

買う側から見ると、いまは交渉余地が出てきている局面です

近畿圏の中古マンションは成約件数が7か月連続で減少し、成約㎡単価も7か月ぶりに下落しました。 件数が落ちて単価も下がるのは、売り手が強気の価格を維持できなくなってきているサインです。
一方で中古戸建は成約件数が2か月連続で増加しており、マンションと戸建で需給の向きが逆になっています。
買う人にとっての意味:売り出し価格がそのまま通る局面ではないということです。 成約データを根拠に指値を入れる余地があります。家タダでは、レインズの成約事例をお見せしたうえで、 価格交渉まで無料で代行します。仲介手数料0円と価格交渉は別の話で、両方やって初めて手取りの差が出ます。

この数字の読み方(必ずお読みください)

・これは近畿レインズが公表している地域全体の集計値であり、家タダ(株式会社MILLIONS)自身の成約実績ではありません。

・レインズの定義では「成約物件 = 当月に成約報告されたもの」です。成約報告があったものの集計であり、市場のすべての取引を網羅したものではありません。

・平均値なので、同じ地域でも駅距離・築年数・面積・階数によって実際の成約価格は大きく上下します。 ご検討中の物件が相場に対して妥当かどうかは、物件URLをお送りいただければ個別にお調べします(無料)。

04河内長野市の特徴 ― 土砂災害警戒区域1,671箇所・大阪府内最多という前提から土地を読む

河内長野市の不動産を考えるとき、最初に置くべき数字は地価でも人口でもありません。 土砂災害警戒区域1,671箇所・特別警戒区域1,642箇所という数字です。 これは大阪府内で最も多く、府全体(警戒8,383箇所・特別7,773箇所)の 約2割を、この1市だけで占めています。 大阪府内には31の市町村に土砂災害警戒区域がありますが、そのなかで河内長野市が突出しています。

理由1:市域の85.7%が市街化調整区域。宅地にできる土地が14.3%しかない

河内長野市の市街化区域は1,565ha(14.3%)。 市街化調整区域は9,398ha(85.7%)です。 市域面積109.63km²=10,963haと都市計画区域の面積が一致しているので、市域の全部が都市計画区域。 そして森林が7,309ha=市域の約66.7%(人工林5,243ha・天然林1,900ha・その他166ha)。

指標河内長野市意味
市街化区域1,565ha(14.3%)宅地として供給できる範囲
市街化調整区域9,398ha(85.7%)原則、建築目的の開発ができない
森林7,309ha(約66.7%)令和7年4月1日現在。人工林率71.7%
商業地域11ha(市街化区域の0.7%)商業集積の器そのものが小さい
市街化区域内の山林等5.9%市街化区域のなかにも山林が残る

「土地が余っている市」ではなく「土地はあるが使える土地が少ない市」です。 昭和45年6月20日の当初線引きでは市街化区域1,087haでしたから、半世紀で478ha増えた計算。 それでも市域の14.3%にとどまっています。

理由2:土砂災害のリスク区域が、市街化区域のなかにまで入り込んでいる

ここからが購入判断に直結する話です。 市街化区域1,565haのうち、土砂災害警戒区域が118.1haあります。 市の立地適正化計画は、この118.1ha(と生産緑地71.6haなど)を 居住誘導区域から除外したと明記しています。

これは何を意味するか

立地適正化計画の「まちなか居住集積区域(居住誘導区域)」は、 鉄道駅800m圏・行政拠点/丘の生活拠点500m圏・基幹公共交通軸のバス停300m圏という 利便性の条件を満たした市街化区域から選ばれます。 そのうえで市は「災害等の危険がある区域や、自然環境を保全すべき区域など」を除いた。 つまり「駅にも近く、市街化区域でもあるのに、市が住宅を誘導しないと決めた土地」が 118.1ha存在するということです。

物件広告には「市街化区域・駅徒歩◯分」としか書かれません。 市街化区域であることと、市が居住を誘導している区域であることは、河内長野市では別物です。

区分河内長野市大阪府全体 市の占める割合
土砂災害警戒区域(イエロー)1,671箇所 8,383箇所約20%
土砂災害特別警戒区域(レッド)1,642箇所 7,773箇所約21%
うち市街化区域内の警戒区域118.1ha 居住誘導区域から除外

出典:大阪府「土砂災害警戒区域等の指定状況」 //www.pref.osaka.lg.jp/o130110/damusabo/dosyahou/d_sitei.html (最新指定告示日 令和5年8月27日/府データ基準日 令和8年9月14日)/ 河内長野市 立地適正化計画 第3章 //www.city.kawachinagano.lg.jp/uploaded/attachment/33726.pdf

警戒区域1,671に対して特別警戒区域が1,642。その比率は98%です。 イエローに指定された場所のほとんどが、レッドにも指定されているということになります。 特別警戒区域(レッド)は、建築物の構造規制や開発行為の許可が関わる区域です。 河内長野市で「土砂災害警戒区域にかかっていますか」と聞くときは、 同時に「特別警戒区域ではないですか」まで確認してください。

理由3:市街化区域の84%を覆う、極めて新しい規制がある

河内長野市は令和8年2月6日、市告示第8号で 特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316haを定めています。 市街化区域は1,565haですから、その約84%が居住環境保全地区に入っている計算です。

特別用途地区は、用途地域による制限を市町村が独自に上乗せ・緩和するための制度です。 ただし河内長野市の居住環境保全地区について、建築制限の具体的な内容は 本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。 市の専用ページは公開されていますが、規制内容が大容量のPDFにまとめられており、 本文としての記載を取得できませんでした。

買う側が取るべき行動

本ページでは「存在」と「規模」だけをお伝えします。 制限の中身を推測で書くことはしません。 河内長野市の市街化区域内の物件を検討する場合は、 ①居住環境保全地区にかかるかどうか、②かかる場合にどの建築制限が適用されるかの2点を、 市の都市計画担当課に直接ご確認ください。 決定が令和8年2月6日と極めて新しいため、仲介会社の手元資料が追いついていない可能性もあります

理由4:都市計画税の課税範囲が、他市と違う

多くの市では「都市計画税は市街化区域だけ」です。 ところが河内長野市の公式表現は 「市街化区域または市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋」。 市街化調整区域であっても、大規模開発区域にあたれば課税されます。

実例があります。都市計画法第34条第1項第10号にもとづき令和5年1月4日に定めた 高向・上原土地区画整理事業の施行区域が、令和6年度から都市計画税の課税対象になりました。 この区域には「高向・上原」地区計画(22.4ha・令和4年12月22日決定)もかかっています。 地価公示でも、この周辺の工業地「上原西町1254番6」は72,500円/㎡で 前年比+3.7%と市内の全用途を通じて最も高い上昇率です。

「市域の85.7%が調整区域だから、調整区域なら都市計画税はかからない」—— この読み方が河内長野市では通用しません。 毎年のランニングコストを見積もるときは、必ず区域と課税の有無をセットで確認してください。

理由5:駅勢の格差が117倍。「駅徒歩」の意味が駅ごとに違う

1日平均乗降客数(令和6年度)を並べると、この市の構造がはっきりします。

1日平均乗降客数成約件数 成約中央値公式の位置づけ
河内長野23,260人37件 980万円都市拠点
三日市町12,309人60件 1,000万円地域拠点
千代田42件 1,400万円地域拠点
美加の台3,002人17件 1,500万円拠点指定なし
汐ノ宮6件 725万円
天見299人
千早口198人

河内長野駅と千早口駅の差は117倍。 美加の台駅(3,002人)と比べても、天見・千早口は10分の1以下です。 そしてこの格差は、成約価格の格差とは一致しません。 乗降人員が最も多い河内長野駅の成約中央値は980万円で、 乗降3,002人の美加の台駅の1,500万円より低い。 河内長野駅周辺は築年の古いマンションが流通の中心で(長野町の2LDK80㎡・1981年築・RCが880万円)、 美加の台は1区画が広い戸建が中心、という構成の違いです。

理由6:開発団地の高齢化率。買う前に必ず見ておきたい数字

河内長野市の住宅ストックの中心は、開発から30〜40年が経った開発団地です。 市の立地適正化計画には、団地別の高齢化率が載っています。

団地名高齢化率関連する成約・地価
三井サニータウン45.9%
青葉台43.2% 北青葉台の標準地38,000円/㎡・成約中央値1,300万円(6件・平均198㎡)
千代田台・小山田34.3% 千代田台町の標準地81,800円/㎡・小山田町55,500円/㎡(−0.4%)
貴望ヶ丘・あかしあ台29.2% あかしあ台1丁目67,200円/㎡・成約中央値1,000万円(9件・平均136㎡)
楠ヶ丘25.5%楠ケ丘の標準地41,700円/㎡

市の計画は、2015年時点では40人/ha未満の低密度地域が工業系など限定的だったのに対し、 2045年には駅周辺・開発団地を含む市街地の大部分が40人/ha未満に低下すると予測しています。

これは「買うな」という話ではありません。 高齢化率が高い団地ほど、広い区画が相対的に安く手に入るのは事実です。 北青葉台の6DK・265㎡・1971年築・ブロック造が1,100万円という個票は、 大阪市内では絶対に出てこない条件です。 買う側がすべきなのは、その安さが何と引き換えなのかを数字で把握しておくこと—— 将来の売却のしやすさ、バス便の維持、学校の統合、団地内の空き区画の増加。 これらは10年後に効いてくる論点です。

その結果、市内の地価が5.9倍ひらく

令和8年地価公示の住宅地27地点は、最高が千代田南町228番41の110,000円/㎡、 最安が日野513番1外の18,600円/㎡(−1.1%)。その差は5.9倍です。 住宅地27地点の単純平均は62,174円/㎡(前年比+0.2%)で、 大阪府内69市区町村中59位、市だけで見ると38市中30位

いっぽう商業地は5地点平均131,480円/㎡で前年比+2.0%、 工業地は1地点72,500円/㎡で+3.7%。 住宅地が+0.2%で横ばいなのに対し、商業地・工業地が上がっているという対照があります。 商業地の上昇は本町308番16の+2.8%、西之山町1150番外の+3.2%が牽引し、 いずれも河内長野駅周辺です。 工業地の+3.7%は上原西町——高向・上原土地区画整理事業のエリアです。

つまり河内長野市で価格が動いているのは、 面としての住宅地ではなく、拠点と事業区域という「点」です。 エリアの平均値ではなく、拠点からの距離・区域の指定・災害リスクという 個別条件で価格が決まる市だと考えてください。

空から見た、この50年の河内長野市

河内長野市が市制を施行したのは昭和29年(1954年)4月1日。長野町・三日市村・高向村・天見村・加賀田村・川上村の1町5村が合併して生まれました。市街化区域と市街化調整区域の線引きが行われたのは昭和45年6月20日で、このときの市街化区域は1,087ha。現在は1,565haですから、半世紀で478ha増えています。同じ昭和45年4月には野作地区で土地区画整理事業が始まり、平成2年3月には向野住宅街区整備事業の第1期住宅工事が完了しました。左が1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。谷筋に沿って市街地が伸び、丘の上に開発団地が載っていく——この市の市街化のかたちが、空から見るとよく分かります。

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28722〜28724・y13039〜13040)で切り出しています。

05河内長野市を6に分けて考える(エリアガイド)

河内長野市の公式のエリア区分は、都市計画マスタープラン(平成28年3月策定・令和5年3月改定)の4つの地域圏と、立地適正化計画(平成30年3月策定・令和5年3月改定)の5つの拠点です。4地域圏は主要3駅発のバス路線でまとまる鉄道駅勢圏で、河内長野駅西地域圏/河内長野駅東地域圏/千代田駅地域圏/三日市町駅地域圏。5拠点は都市拠点=河内長野駅周辺、地域拠点=千代田駅周辺・三日市町駅周辺、行政拠点=市役所周辺、丘の生活拠点=南花台中心地です。将来都市構造は「集約連携都市(ネットワーク型コンパクトシティ)」で、「5つの谷」など多様な地域を公共交通でつなぐ、とされています。注意したいのは、成約中央値が市内最高(1,500万円)の美加の台が、公式には拠点に指定されていないことです。拠点に入っているのは南花台のほう。ここでは公式の拠点区分に、成約データと地価公示、そして団地ごとの高齢化率を重ねて整理します。

河内長野駅周辺・市役所周辺(都市拠点/行政拠点)(最寄駅:河内長野)

市内唯一の「都市拠点」。南海高野線と近鉄長野線が交わり、1日平均乗降23,260人(南海)+5,769人(近鉄)と市内で圧倒的な交通結節点です。立地適正化計画は誘導施設として病院・社会福祉施設・図書館・文化会館・総合スーパーを位置づけています。商業地の標準地は本町308番16が146,000円/㎡(+2.8%)、本町116番12が99,500円/㎡(+2.1%)。住宅地では長野町35番2が81,600円/㎡(+2.0%)、西之山町1106番28が68,300円/㎡、喜多町508番13が67,100円/㎡(+0.4%)。成約中央値は980万円(37件・平均徒歩12分)で、件数は市内3番目です。マンションの個票では長野町の2LDK80㎡(1981年築・RC・駅徒歩3分)が880万円、上田町の3LDK75㎡(1998年築・SRC・徒歩14分)が1,000万円といった水準。「市内で最も交通が便利な駅の徒歩圏が、必ずしも最も高いわけではない」のがこの市の面白いところです。

あわせて押さえたいのが、立地適正化計画が「行政拠点」と位置づけた市役所周辺・木戸のエリアです。誘導施設は行政・商業機能で、職住近接が方針に掲げられています。商業地の標準地木戸西町2丁目1603番1は196,000円/㎡(+2.1%)で市内の商業地最高。住宅地でも木戸2丁目1048番22が87,500円/㎡と市内3番目の高さです。町丁目別の成約では木戸が6件・中央値750万円(平均105㎡)。商業地の地価は市内最高なのに、住宅の成約中央値は中位という組み合わせで、土地値と建物の築年数のバランスを見極めるエリアだと言えます。

千代田駅周辺(地域拠点)(最寄駅:千代田)

市北部の「地域拠点」。誘導施設は地域医療支援病院・休日急病診療所・保健センターで、市の健康医療機能が集まる位置づけです。市内で最も高い標準地「千代田南町228番41」(110,000円/㎡)がここにあり、千代田台町1027番200が81,800円/㎡、本多町826番4が94,000円/㎡(+2.0%)、中片添町1729番が82,200円/㎡と、市内の高値上位がこの駅勢圏に集中しています。成約中央値は1,400万円(42件・平均徒歩14分)で市内2位。一方で市の資料では千代田台・小山田の高齢化率が34.3%とされています。市内でいちばん地価が高いエリアでも、団地の世代交代は進行中だという前提で見てください。

三日市町駅周辺(地域拠点)(最寄駅:三日市町)

市南部の「地域拠点」。1日平均乗降12,309人で市内2番目の駅です。誘導施設は病院・子育て支援センター・食品スーパー・健康増進施設。駅東側には「三日市町駅東」地区計画(1.5ha・令和5年8月10日決定)があります。成約件数は市内最多の60件、中央値1,000万円(平均徒歩15分)。標準地「三日市町1061番」は67,900円/㎡(+0.1%)です。「件数がいちばん多い=流通量が厚い=比較対象が多い」という意味で、相場観をつかみやすいエリアでもあります。

南花台(丘の生活拠点/UR団地再生連携)(最寄駅:三日市町)

三日市町駅地域圏のなかで、以南に広がる開発団地の拠点として「丘の生活拠点」に位置づけられたエリア。立地適正化計画はUR団地再生との連携を明記し、誘導施設に病院・小中一貫校・食品スーパー・交流施設を挙げています。令和6年4月には南花台小学校が南花台中学校の敷地へ移転し、施設一体型小中一貫教育推進校になりました(統合ではなく移転で、学校数は変わっていません)。地区計画も南花台四丁目南(2.4ha・平成26年2月4日)と南花台三丁目南(4.9ha・令和6年2月5日)の2地区。標準地は南花台6丁目2108番74が67,200円/㎡、商業地の南花台3丁目2158番9外が86,900円/㎡。成約中央値は1,300万円(10件・平均216㎡)です。市内の開発団地のなかで、公式の計画に「再生」が位置づけられているのはここだけです。

美加の台・青葉台・あかしあ台ほか開発団地(最寄駅:美加の台)

成約中央値が市内最高の1,500万円(17件・平均徒歩14分)というエリアでありながら、立地適正化計画では拠点に指定されていません。町丁目別では美加の台13件・中央値1,300万円(平均168㎡)、北青葉台6件・1,300万円(平均198㎡)、あかしあ台9件・1,000万円(平均136㎡)、清見台9件・1,200万円(平均270㎡)。一方で標準地の価格は北青葉台56番137が38,000円/㎡、あかしあ台1丁目3428番19が67,200円/㎡、楠ケ丘641番9が41,700円/㎡と、市内の下位に沈む地点が混じります。土地の㎡単価が安くても成約価格が高いのは、1区画が広いからです(北青葉台の個票には6DK・265㎡・1971年築・ブロック造で1,100万円という事例があります)。ただし市の資料では青葉台の高齢化率43.2%、三井サニータウン45.9%広い区画を安く買える一方で、団地としての世代交代が最も進んでいるエリアでもあります。

天見・千早口・加賀田・天野町・滝畑ほか(市街化調整区域)(最寄駅:天見・千早口)

市域の85.7%を占める市街化調整区域。標準地は加賀田771番8が29,400円/㎡、石仏368番3が27,700円/㎡、天野町941番1が20,400円/㎡(−1.0%)、日野513番1外が18,600円/㎡(−1.1%/市内最安)。最高地点の千代田南町(110,000円/㎡)とは5.9倍の差です。天見駅の乗降は1日299人、千早口駅は198人。土砂災害警戒区域1,671箇所・特別警戒区域1,642箇所(大阪府内最多)の多くは、この山間部に分布していると考えられます。天野町には金剛寺、寺元には観心寺、加賀田には岩湧寺の重要文化財建造物があり、観心寺境内・金剛寺境内・烏帽子形城跡は国の史跡です。調整区域・災害リスク区域・国史跡という3つの制約が重なりうるエリアなので、購入前の調査量が他エリアとは段違いに増えます。

※エリア区分と各エリアの記述は、河内長野市・大阪府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

06河内長野市の交通

鉄道

河内長野市の鉄道は南海高野線近鉄長野線の2路線です。南海高野線は北から千代田・河内長野・三日市町・美加の台・千早口・天見、近鉄長野線は汐ノ宮・河内長野。2路線が河内長野駅で交わる一極構造になっています。そして駅ごとの乗降人員の差が、他市とは比べものにならないほど大きい。河内長野23,260人 > 三日市町12,309人 > 美加の台3,002人 > 天見299人 > 千早口198人。最大と最小で117倍の開きがあります。河内長野市で「駅徒歩◯分」という数字を見るときは、どの駅なのかをセットで確認しないと生活の実像が読めません。

路線1日平均乗降人員特徴
河内長野南海高野線/近鉄長野線23,260人市内で圧倒的に乗降人員が多い駅。南海高野線と近鉄長野線の乗換駅で、立地適正化計画では市内唯一の「都市拠点」。誘導施設として病院・社会福祉施設・図書館・文化会館・総合スーパーが位置づけられています。近鉄長野線の河内長野駅は別集計で1日平均5,769人(うち乗車4,154人)。成約中央値は980万円(37件・平均徒歩12分)
三日市町南海高野線12,309人市南部の「地域拠点」。誘導施設は病院・子育て支援センター・食品スーパー・健康増進施設。駅東側には「三日市町駅東」地区計画(1.5ha・令和5年8月10日決定)があります。成約件数は市内最多の60件で、中央値1,000万円(平均徒歩15分)。標準地「三日市町1061番」は67,900円/㎡(+0.1%)
千代田南海高野線市北部の「地域拠点」。誘導施設は地域医療支援病院・休日急病診療所・保健センターで、健康医療の拠点として位置づけられています。成約中央値は1,400万円(42件・平均徒歩14分)で市内2番目の高さ。市内で最も高い標準地「千代田南町228番41」(110,000円/㎡)はこの駅勢圏です。乗降人員は市統計書の表から確度のある数値を抽出できなかったため記載していません
美加の台南海高野線3,002人南海が開発した丘の上の住宅地の玄関口。成約中央値は1,500万円(17件・平均徒歩14分)で市内最高。ただし立地適正化計画では拠点に指定されていません。拠点になっているのは河内長野駅・千代田駅・三日市町駅・市役所周辺・南花台中心地の5か所です
天見南海高野線299人市南部、和歌山県境に近い谷筋の駅。1日平均乗降299人。天見小学校の校区にあたるエリアで、周辺の大半は市街化調整区域です
千早口南海高野線198人市内で最も乗降人員が少ない駅(198人)。河内長野駅(23,260人)とは117倍の差があります。駅があることと、生活利便が成立していることは別だという典型例です
汐ノ宮近鉄長野線近鉄長野線の駅。市統計書からは乗車926人のみ取得でき、乗降計は未取得です。成約中央値は725万円(6件・平均徒歩10分)で駅別では市内最安。標準地「汐の宮町145番18」は62,100円/㎡

※1日平均乗降客数は河内長野市統計書(令和8年版)第13章「交通・通信」の令和6年度の数値で、年間人員を365日で割ったものです。資料は南海電気鉄道株式会社 鉄道事業本部統括部、近畿日本鉄道株式会社 経理部。近鉄長野線は表の体裁上、河内長野駅の乗降計5,769人(うち乗車4,154人)と汐ノ宮駅の乗車926人のみが取得でき、汐ノ宮駅の乗降計は取得できていません。千代田駅の数値も同表から確度のある値を抽出できなかったため記載していません。なお成約データには「滝谷(大阪)」を最寄駅とする物件が7件(中央値950万円)ありますが、滝谷駅は河内長野市の公式資料の駅一覧に記載がなく、市内の駅かどうか確認できていません。広告の「最寄駅」と「住所」は別物としてご確認ください。

道路

市内の主要道路は大阪外環状線(国道170号)大阪河内長野線です。市の年表によれば、昭和56年3月に大阪外環状線の富田林〜河内長野区間(5.3km)が開通しました。都市計画道路は19路線・総延長37,180mが決定されています(河内長野市「都市計画の概要」)。

市域は東西16.3km・南北15.8km、標高は最高924.2m・最低76m。高低差が850mを超える市です。門真市のように「市全域が平坦」という市とは前提がまったく違い、同じ市内でも坂の有無・冬の路面・バス便の有無で生活が大きく変わります。現地は必ず、平日の朝と雨の日に一度ずつ見ておくことをおすすめします。

※よく誤解されますが、南阪奈道路は河内長野市内を通りません(羽曳野〜葛城のルートで、河内長野市の公式資料にも記載がありません)。本ページでは河内長野市の交通として記載していません。
※国道371号および大阪橋本道路については、市の「都市計画の概要」に路線名としての記載を確認できなかったため、記載していません(未取得)。
※バス路線については、都市計画マスタープランが「主要3駅発のバス路線でまとまる鉄道駅勢圏」を4つの地域圏として整理している旨のみ確認でき、個別の系統・本数は未取得です。

07河内長野市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

大阪市内の物件を探していた方が、府下の市に範囲を広げたときに最初につまずくのがこれです。 大阪市はほぼ全域が市街化区域ですが、府下の市には市街化調整区域が広く残っています。 河内長野市は市域10,963haのうち市街化区域が1,565ha(14.3%)しかなく、市街化調整区域が9,398ha(85.7%)を占めます。市域面積109.63km²=10,963haと都市計画区域の面積が一致しているので、市域の全部が都市計画区域です。大阪府下には市域の97.5%が市街化区域という市(門真市)もありますが、河内長野市はその正反対にあたります。昭和45年6月20日の当初決定では市街化区域1,087ha・調整区域9,873haでしたから、半世紀かけて市街化区域が478ha増えた計算になります。森林が7,309ha=市域の約66.7%を占めることと合わせて、「宅地にできる土地が、そもそも市域の1割台しかない」というのがこの市の不動産を考えるときの出発点です。

区分面積構成比
市街化区域1,565 ha14.3%
市街化調整区域9,398 ha85.7%
合計(都市計画区域)10,963 ha100.0%

※区域区分の決定・変更:当初決定は昭和45年6月20日(市街化区域1,087ha/市街化調整区域9,873ha)。最終変更は令和7年3月26日(第8回見直し)。所属する都市計画区域は南部大阪都市計画区域(87,501ha・令和7年8月変更時点)

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

ここが河内長野市の最大の注意点です。多くの市では都市計画税(税率0.3%)の課税対象は「市街化区域内の土地・家屋」ですが、河内長野市の公式表現は「市街化区域または市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋」です。つまり市街化調整区域であっても、大規模開発区域にあたれば都市計画税が課税されます。実際、都市計画法第34条第1項第10号にもとづいて令和5年1月4日に定めた高向・上原土地区画整理事業の施行区域は、令和6年度から都市計画税の課税対象になりました。「調整区域だから都市計画税はゼロ」という他市の常識が通用しない市なので、購入前に必ず市の税務課または納税通知書でご確認ください。固定資産税1.4%と合わせると、課税される区域では1.7%です。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

河内長野市の市街化調整区域(9,398ha)はどこにあるか

市街化区域1,565haは、南海高野線・近鉄長野線の沿線と、そこから南へ広がる開発団地に集中しています。立地適正化計画が「まちなか居住集積区域」(居住誘導区域)の対象に挙げているのは河内長野駅周辺・千代田駅周辺・三日市町駅周辺・市役所周辺・南花台周辺の5か所で、これらが市街化区域の骨格にあたります。残り9,398haは市街化調整区域で、その大半が森林です。天見・千早口の谷筋、天野町、滝畑、加賀田、石仏といった地名の物件は、調整区域に含まれる可能性が高いと考えて調査に入ってください。

市街化区域のなかにも「規制の層」が何枚も重なっている

河内長野市は、市街化区域が狭いぶん、そのなかに複数の都市計画が重ねて指定されています。「都市計画の概要」に記載されている主なものは次のとおりです。

地域地区等規模決定・変更
特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316ha令和8年2月6日 市告示第8号
高度地区(第1種)約138ha平成15年3月7日決定
高度地区(第2種)約585ha
高度地区(第3種)約303ha
防火地域約3.3ha最終変更 令和6年2月5日
準防火地域約37.0ha
生産緑地地区228地区・約61.99ha最新変更 令和6年12月10日
地区計画10地区・約84.7ha下表のとおり
都市計画道路19路線・37,180m
都市計画公園23箇所・決定95.80ha(開設49.69ha)

市街化区域1,565haに対して居住環境保全地区が約1,316haという比率は、大阪府下でもかなり特異です。しかも決定は令和8年2月6日と極めて新しい。本ページ作成時点で建築制限の内容までは確認できていませんので、市街化区域内の物件を検討する場合は、居住環境保全地区にかかるかどうかと、かかる場合の制限内容を市に直接ご確認ください。

地区計画10地区・約84.7ha

地区計画の区域内では、建築物の用途・敷地・形態などに地区計画独自の制限がかかります。市が公表している地区は次のとおりです。

地区計画面積決定
清教学園6.5ha平成23年3月29日
高向宮の下2.7ha平成24年11月21日
南花台四丁目南2.4ha平成26年2月4日
高向・上原22.4ha令和4年12月22日
三日市町駅東1.5ha令和5年8月10日
南花台三丁目南4.9ha令和6年2月5日
小山田東6.1ha令和6年8月13日
小山田西22.9ha令和7年3月26日

※このほかに2地区があり、市の公表は10地区・約84.7haです。各地区計画の建築制限の具体的内容は本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。

区域の確認は市のGIS「かわちーず」で

河内長野市は地図情報システム「かわちーず」を公開しており、用途地域などの都市計画情報のほか、「文化財包蔵地」の項目も住所から確認できます(旧システムは令和5年9月末で終了しています)。個別の物件がどちらの区域かは、かわちーず、または重要事項説明書でご確認ください。

出典:河内長野市「都市計画の概要」//www.city.kawachinagano.lg.jp/uploaded/attachment/45499.pdf /河内長野市「地区計画」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/32/4100.html /河内長野市「特別用途地区(居住環境保全地区)」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/32/120322.html /かわちーず //webgis.alandis.jp/kawachinagano27/portal/main/index.html

08河内長野市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.3%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.7%課税標準額に対して

河内長野市の都市計画税は、課税範囲が他市と違います。市の公式本文は、課税対象を「市街化区域または市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋」と定めています。納税義務者も「賦課期日現在、市街化区域および市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋を所有している人」です。多くの市は「市街化区域内のみ」ですから、調整区域でも大規模開発区域なら課税されるという点が河内長野市固有の扱いになります。実例として、都市計画法第34条第1項第10号にもとづき令和5年1月4日に定めた高向・上原土地区画整理事業の施行区域が、令和6年度から都市計画税の課税対象になりました。市域の85.7%が市街化調整区域という市なので、「調整区域=都市計画税ゼロ」と早合点せず、必ず区域と課税の有無を確認してください。なお納期(年何期・各期の期間)は市の公表資料で確認できていません(未取得)

課税標準は固定資産課税台帳に登録された価格(評価額)です。住宅用地には課税標準の特例があります。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円で、市は「(課税標準額が)これらの金額に満たない場合、固定資産税及び都市計画税は課税されません」と明記しています。河内長野市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均62,174円(27地点)、最も安い標準地(日野)は18,600円/㎡ですから、市の南部・山間部では土地の免税点30万円が現実に効いてくる価格帯です。

免税点

同一人が河内長野市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※税率・免税点は河内長野市の公表資料にもとづく最新値です。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の資産税課または納税通知書でご確認ください。

09河内長野市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

河内長野市は学校選択制を実施していません(指定校制)。住所地によって通う小学校・中学校が決まります。大阪市24区は学校選択制があるため「同じ区の中で学校を選ぶ」ことができますが、河内長野市では住所そのものが学校を決めるため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。ただし河内長野市には「調整校(調整学区)」という仕組みがあり、一部の町丁目では複数の学校から選べます。市の校区ページは「調整校に通学するときは、担当課に届け出が必要です。」と明記しています。また就学のページは「特別な事情があり、指定された学校への就学が困難な方につきましては、指定校の変更の申立てができるとともに、教育委員会の許可により指定校以外の小・中学校への通学が認められる場合があります。」としています。市のサイトに「学校選択制」という語は、就学のページにも指定校変更の取扱い基準にも一度も登場しません。制度としては指定校制+調整学区+指定校変更、と理解するのが正確です。なお市が公開している小中学校区一覧表PDFは平成27年4月1日改正版で、現存しない中学校区の記載が残っています。学区は必ず市教育委員会に最新の状況をご確認ください。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
最終学年・学年途中の転居転居日の属する年度末まで。卒業を目前にした転居で、在学校をそのまま卒業したい場合が該当します。
新築・改築に伴う仮住まい6ヵ月。建て替え中の仮住まいで校区外へ一時的に移る場合です。購入と建て替えのタイミングが重なる方は、事前に教育委員会へご確認ください。
学期途中の転居2ヵ月。学期の途中で転居した場合、学期の区切りまでの調整として認められます。
新小1・新中1の転居1学期間。入学と転居が重なる場合の扱いです。
保護者の入院等による預け先必要とする期間。診断書等の提出が必要です。
調整学区に居住している場合卒業まで。河内長野市には複数校から選べる「調整学区」があり、調整校に通学する場合は担当課への届出が必要です。物件の所在地が調整学区かどうかで、選べる学校の数が変わります。
短期間で複数回の転居最終の転居の時期まで。
住民票のみ異動必要とする期間。民生委員の確認書が必要です。
その他特別な事情教育委員会が認定する期間。個別の事情に応じて判断されます。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は河内長野市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。大阪市内での区選びには無かった比較軸です。

項目内容
こども医療費助成の対象0歳から18歳になった最初の3月31日まで
所得制限市の公式ページに所得制限の記載はありません。ただし「所得制限なし」と明記した本文までは確認できていないため、断定はしていません(未就学児の転入時に課税証明書が必要との記載はありますが、これは確認書類であって所得制限ではありません)。市へご確認ください
一部自己負担1医療機関あたり 通院・入院 各500円/1日(月2日程度=最大1,000円の負担)。助成対象は保険適用の医療費で、健診・予防接種・薬の容器代は対象外

河内長野市の学区には「調整学区」がある

河内長野市は学校選択制を実施していませんが、一部の町丁目に「調整学区」があり、複数の学校から選ぶことができます。市の校区ページは「調整校に通学するときは、担当課に届け出が必要です。」と明記しており、指定校変更の取扱い基準でも「調整学区居住」が許可事由のひとつ(許可期間は卒業まで)として挙げられています。

つまり河内長野市では「住所によって選べる学校の数が1校か2校以上かが変わる」ということです。学区を理由にエリアを絞る場合は、候補の町丁目が調整学区に含まれるかどうかを市教育委員会にご確認ください。

学校数は横ばい。ただし南花台は「移転して小中一貫校」になった

河内長野市の市立学校は小学校13校・中学校7校です。統計書の「小学校の状況」でも令和3年度から令和7年度まで一貫して13校で、学校数そのものは減っていません。一方で児童数は4,354人(令和3年)→3,934人(令和7年)、学級数は211→198に減っています。

令和6年4月1日には南花台小学校が南花台中学校の敷地へ移転し、施設一体型小中一貫教育推進校になりました。これは「統合」ではなく「移転」です。学校数は小13校・中7校のまま変わっていません。立地適正化計画は南花台中心地を「丘の生活拠点」と位置づけ、誘導施設に「小中一貫校」を明記しているので、この移転は団地再生の計画と一体の動きだと読めます。

区分内容
市立小学校(13校)千代田/長野/小山田/天野/高向/三日市/加賀田/天見/楠/石仏/川上/美加の台/南花台
市立中学校(7校)長野/西/東/千代田/加賀田/南花台/美加の台
小中一貫南花台小学校・南花台中学校(施設一体型小中一貫教育推進校/令和6年4月)
児童数の推移4,354人(令和3年)→3,934人(令和7年)。学級数211→198

学区の資料が古い点に注意

市が公開している小中学校区一覧表PDFは平成27年4月1日改正版で、現存しない中学校区の記載が残っています。市の「学校のあり方の方針」も平成期の策定で「平成37年度までは現状を維持する」といった記述が残っており、内容が古くなっています。いずれもリンク先としては有効ですが、そのまま学区の判断材料にはできません。南花台・美加の台の両中学校区については、方針上「施設一体型・義務教育学校の設置を検討」とされている点も含め、必ず市教育委員会で最新の状況をご確認ください。

なお、一部の小学校について校区外からの通学が可能という読み取りもありますが、制度名を明記した市の公式本文までは確認できていないため、本ページでは断定していません(未取得)。

出典:河内長野市「小中学校の通学区域」//www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/46/2238.html /河内長野市「就学について」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/46/2239.html /河内長野市「市立小中学校一覧」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/46/2245.html /河内長野市「南花台小学校の移転・施設一体型小中一貫教育推進校」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/45/97625.html

10河内長野市で家を買う前に必ず確認したい点

1|土砂災害警戒区域1,671箇所・特別警戒区域1,642箇所(大阪府内最多)

河内長野市で家を買うとき、いちばん最初に確認すべきはここです。 大阪府の「土砂災害警戒区域等の指定状況」によれば、河内長野市の 土砂災害警戒区域(イエロー)は1,671箇所、土砂災害特別警戒区域(レッド)は1,642箇所。 大阪府全体が警戒8,383箇所・特別7,773箇所ですから、 府全体の約20%・約21%をこの1市が占めています。 大阪府内で土砂災害警戒区域がある31市町村のなかで最多です。

警戒区域と特別警戒区域の違い

土砂災害警戒区域(イエローゾーン)は、土砂災害のおそれがある区域。 不動産取引では重要事項説明の対象になります。

土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)は、建築物に損壊が生じ住民の生命・身体に 著しい危害が生ずるおそれがある区域。 こちらは建築物の構造規制や、特定の開発行為の許可が関わってきます。

河内長野市の場合、警戒1,671に対して特別1,642とその比率が約98%です。 つまりイエローにかかっている場所のほとんどが、レッドにもかかっていることになります。 「イエローだから大丈夫」という読み方は、この市では危険です。

指定の最新告示日は令和5年8月27日、大阪府のデータ基準日は令和8年9月14日です。 市は「土砂災害警戒区域は洪水ハザードマップ内に重ねて記載しています」としており、 総合ハザードマップ(令和6年版・50ページ+地域版20種/最新版は令和7年3月発行)で確認できます。

出典:大阪府「土砂災害警戒区域等の指定状況」 //www.pref.osaka.lg.jp/o130110/damusabo/dosyahou/d_sitei.html / 河内長野市「ハザードマップ」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/1/2499.html

2|市街化区域のなかの118.1haは、市が居住を誘導していない

見落とされやすいのがこの点です。 市の立地適正化計画は、居住誘導区域(まちなか居住集積区域)を設定するにあたって 「災害等の危険がある区域や、自然環境を保全すべき区域など」を除外しました。 除外された内訳には土砂災害警戒区域118.1ha、生産緑地71.6haなどが挙げられています。

居住誘導区域の設定条件は、市街化区域内の既存住宅地のうち、 鉄道駅から800m、行政拠点・丘の生活拠点から500mの徒歩圏、 基幹公共交通軸のバス停から300m圏で、土地利用の高密度化が可能な区域。 対象は河内長野駅周辺・千代田駅周辺・三日市町駅周辺・市役所周辺・南花台周辺です。

「市街化区域だから安心」ではありません。 市街化区域のなかにも118.1haの土砂災害警戒区域があり、そこは市が居住を誘導しない区域です。 物件広告からは読み取れないので、必ず住所単位でハザードマップと突き合わせてください。

3|居住誘導区域の「外」で建てるときは、30日前までに市長へ届出

立地適正化計画には届出制度があります。 居住誘導区域外で3戸以上の住宅を建てる場合、または2戸で1,000㎡以上の開発を行う場合は、 着手の30日前までに市長へ届出が必要です。

1戸の注文住宅を建てるだけなら該当しませんが、 分譲を前提とした土地を買う場合や、複数区画の開発地を検討している場合は スケジュールに影響します。売主が事業者の場合は、届出済みかどうかを確認してください。

出典:河内長野市「立地適正化計画」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/32/23759.html / 河内長野市「立地適正化計画に基づく届出制度」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/20/23753.html

4|洪水は石川と4つの支川。高潮は「該当なし」

河内長野市の洪水浸水想定区域は大阪府が管理者で、対象河川は 石川・天見川・石見川・加賀田川・西除川の5河川。 想定最大規模降雨(概ね1,000年に1度以上の確率規模)にもとづく想定です。

  • 高潮:該当なし。市は宅地建物取引時の水害リスク説明のページで、 高潮ハザードマップを「該当なし」としています。
  • 内水:水防法に基づくマップには該当しない。 同ページで「内水は地域防災計画に位置づけがなく、水防法に基づくマップには該当しない」旨が記されています。
  • ため池ハザードマップは別に公開されています。 市域の広い範囲に農業用ため池があるため、物件の周辺にため池がある場合は必ず確認してください。

市は「不動産取引時に、水防法に基づき作成された水害(洪水、雨水出水、高潮) ハザードマップにおける取引対象の物件地について説明することが義務化されました。」と明記しています。 河内長野市では、これに土砂災害警戒区域・特別警戒区域の確認が加わります。 重要事項説明で土砂災害の区域について触れられなかった場合は、その場で必ず確認してください。

出典:河内長野市「宅地建物取引時における水害リスク情報の説明について」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/1/62564.html / 河内長野市「ため池ハザードマップ」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/17/69897.html / 大阪府「洪水浸水想定区域」 http://www.pref.osaka.lg.jp/kasenseibi/keikaku/kozuishinso.html

5|敷地面積の最低限度 ― 第一種低層は150㎡以上、その他は80㎡以上

河内長野市は「開発事業の手続等に関する条例」の施行基準で、 一戸建て住宅・長屋住宅の一住戸当たりの敷地面積の最低限度を定めています。

区分基準
第一種低層住居専用地域150㎡以上
その他の用途地域80㎡以上
共同住宅の一住戸「一住戸当たりの専用面積(ベランダ、バルコニー、パイプスペース等を除く。)は、 18m2(壁芯)以上とする」
公園等開発面積3,000㎡以上で開発面積の3%以上。 公園150㎡以上は60%以上の平坦地を確保
道路一般区画街路 4.0〜6.0m/幹線街路 12.0m以上
手続区分大規模(開発構想→特定開発事業事前協議)/中規模(事前協議)/小規模(届出)

第一種低層住居専用地域で150㎡以上という基準は、狭小分譲を実質的に封じる水準です。 河内長野市の第一種低層住居専用地域は138ha。 「土地を分けて2棟建てる」「敷地の一部を売る」といった将来の選択肢が、 この基準で制約される可能性があります。 逆に言えば、第一種低層住居専用地域の街並みは、この基準で守られているということでもあります。

出典:河内長野市「開発事業の手続等に関する条例」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/20/4088.html / 施行基準PDF //www.city.kawachinagano.lg.jp/uploaded/attachment/37190.pdf

6|特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316ha(市街化区域の約84%)

令和8年2月6日、市告示第8号で 特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316haが定められました。 市街化区域1,565haの約84%にあたります。

建築制限の具体的な内容は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。 市の専用ページは公開されていますが、規制内容が大容量PDFにまとめられており、 本文として取得できませんでした。 推測で制限内容を書くことはしませんので、市街化区域内の物件を検討される場合は、 必ず市の都市計画担当課に「居住環境保全地区にかかるか」「かかる場合の制限内容」を ご確認ください。決定が令和8年2月6日と極めて新しいため、 仲介会社の手元資料が更新されていない可能性もあります。

出典:河内長野市「特別用途地区(居住環境保全地区)」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/32/120322.html / 河内長野市「都市計画の概要」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/uploaded/attachment/45499.pdf

7|金剛生駒紀泉国定公園 ― 自然公園法の届出が必要な区域がある

河内長野市内には金剛生駒紀泉国定公園の区域があります。 市の公式ページは次のように記しています。

「『金剛生駒紀泉国定公園』について、河内長野市内にあたる地域にて 自然公園法第20条第3項及び第21条第3項にかかる行為を行う場合は、 大阪府南河内農と緑の総合事務所と調整を行ったうえで、 河内長野市役所環境政策課への届出が必要

自然公園法第20条第3項は特別地域内の行為(許可)、 第21条第3項は特別保護地区内の行為に係る規定です。 市内の具体的な区域範囲・面積・特別地域/普通地域の区分は確認できていません(未取得)ので、 山側の物件で工作物の新築・増改築や木竹の伐採、土地の形状変更を予定している場合は、 市の環境政策課に区域の該当を確認してください。

出典:河内長野市「自然公園法の届出に関すること」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/14/1900.html

8|国史跡3件。現状変更の許可に最大2ヶ月かかる

河内長野市の指定文化財は総計293件(国指定208件・国登録29件・府指定64件・ 市指定/市選定52件/令和6年4月9日現在)。府内でも有数の文化財の集積地です。

購入判断に直結するのは史跡・名勝の区域内での工事です。

区分対象
国史跡観心寺境内・金剛寺境内・烏帽子形城跡
府史跡伝 大江時親邸跡
府名勝岩湧山・地蔵寺
市史跡名勝浄行墓(延命寺)・高滝寺境内

市の公式本文は「現状を変更する場合(各種土木工事、イベントでの仮設工作物設置、 記念碑の建立など)は、着工前に国・府・市へ現状変更許可申請をおこない、許可を受ける必要があります」 としており、許可には最大2ヶ月かかります。 引渡し後すぐに外構工事や増築を予定している場合、スケジュールが2ヶ月ずれる可能性があります。

あわせて周知の埋蔵文化財包蔵地の確認も必要です。 市は「河内長野市役所7階 社会教育第2課 文化財保護グループの窓口で確認するか、 河内長野市地図情報システム『かわちーず』(「文化財包蔵地」の項目)、 大阪府のホームページで閲覧可能」としています。

出典:河内長野市「史跡・名勝内での工事等について」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/57/83902.html / 河内長野市「埋蔵文化財」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/57/17245.html / かわちーず //webgis.alandis.jp/kawachinagano27/portal/main/index.html

9|都市計画税は「調整区域でも課税される場合がある」

繰り返しになりますが重要な点なので、ここにも書いておきます。 河内長野市の都市計画税の課税対象は 「市街化区域または市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋」です。 調整区域でも大規模開発区域なら課税されます。 高向・上原土地区画整理事業の施行区域は令和6年度から課税対象になりました。 毎年のコストを見積もるとき、他市の常識をそのまま当てはめないでください。

出典:河内長野市「都市計画税」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/29/2861.html / 河内長野市「都市計画税の課税対象区域の拡大について」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/29/90039.html

10|本ページで「確認できなかった」と正直に書いていること

河内長野市の調査では、次の項目について公的な一次情報を取得できませんでした。 推測で書くことはしないので、該当する物件では市に直接ご確認ください。

  • 盛土規制法(宅地造成等工事規制区域)の指定状況。 市サイトに該当ページがなく、大阪府の指定ページも特定できませんでした。 標高差850mを超える市なので、造成を伴う購入では必ず確認が必要です。
  • 景観計画の有無。市サイト内に景観計画の独立ページを発見できませんでした。
  • 風致地区・景観地区・緑地保全地区。 市の「都市計画の概要」に記載がありません。指定なしの可能性が高いものの、 「指定なし」と明記した公式文書は取得できていないため断定していません。
  • 居住環境保全地区の建築制限の具体的内容。
  • 金剛生駒紀泉国定公園の市内区域範囲・面積・特別地域/普通地域の区分。
  • 固定資産税・都市計画税の納期。
  • 待機児童数(人数と基準日)。

家タダでは、ご検討中の物件について 区域区分・用途地域・地区計画・居住環境保全地区・土砂災害警戒区域/特別警戒区域・ 埋蔵文化財包蔵地・再建築の可否を、契約前に無料で調査します。 河内長野市は「調べることが多い市」です。そこは私たちが引き受けます。

11河内長野市の成り立ち ― 1町5村の合併と、5つの谷

河内長野市が誕生したのは昭和29年(1954年)4月1日長野町・三日市村・高向村・天見村・加賀田村・川上村の1町5村が合併して市制を施行しました。 いまの市域が東西16.3km・南北15.8km、面積109.63km²と広いのは、この合併のかたちに由来します。

市名「河内長野」の由来については、市の沿革ページに明示的な記載を 確認できませんでした(未取得)。本ページでは推測による説明を載せていません。

「5つの谷」という地形

河内長野市の都市計画マスタープランは、将来都市構造を 「集約連携都市(ネットワーク型コンパクトシティ)」とし、 「拠点」と「ネットワーク」で構成して「5つの谷」など多様な地域を公共交通でつなぐ、と記しています。

標高は最高924.2m・最低76m。高低差は850mを超えます。 合併した1町5村がそれぞれ谷筋に沿って集落を持っていたこと、 その谷筋に鉄道と道路が通って市街地が伸びたこと、 そして丘の上に昭和後期の開発団地が載ったこと—— この3層が、いまの河内長野市の市街地のかたちです。

市域の3分の2が森林

市の統計書(令和7年4月1日現在)によれば、河内長野市の総森林面積は7,309ha。 人工林5,243ha(人工林率71.7%)、天然林1,900ha、その他166haです。 市域10,963haに対して約66.7%が森林という計算になります。

※「大阪府内で最も森林率が高い市かどうか」は、府内全市の比較データを 確認できていないため断定していません(未取得)。

日本遺産3件と、国宝・重要文化財

河内長野市は日本遺産に3件が認定されています。

認定年日本遺産
平成31年「中世に出逢えるまち」(千年にわたり守られた中世文化遺産の宝庫)
令和2年「女人高野」
令和2年「葛城修験」

市の指定文化財は総計293件(国指定208件・国登録29件・府指定64件・ 市指定/市選定52件/令和6年4月9日現在)。 国宝の建造物は「観心寺金堂」(南北朝/寺元)の1件です。

重要文化財の建造物は16件。 天野町の金剛寺金堂・金剛寺多宝塔・金剛寺御影堂・金剛寺鐘楼・金剛寺楼門・金剛寺食堂・ 摩尼院書院表門築地塀、長野町の長野神社本殿、喜多町の烏帽子形八幡神社本殿、 寺元の観心寺訶梨帝母天堂・観心寺書院・観心寺建掛塔・観心寺恩賜講堂、 小深の山本家住宅、滝畑の左近家住宅、加賀田の岩湧寺多宝塔です。

※金剛寺金堂・多宝塔の指定区分は、河内長野市公式の分類(重要文化財-建造物)に 従って記載しています。文化庁「国指定文化財等データベース」での裏取りができていないため、 本ページでは市公式の分類をそのまま掲載しています。

高野街道と、市の年表

市は西高野街道沿いに休憩所をオープンさせるなど、街道を活かした施策を進めています。 以下は市の公表資料から確認できた出来事です。

できごと
昭和29年(1954年)4月1日 市制施行。長野町・三日市村・高向村・天見村・加賀田村・川上村の1町5村が合併
昭和45年(1970年)4月野作地区で土地区画整理事業が開始
昭和45年(1970年)6月20日 区域区分(線引き)の当初決定。市街化区域1,087ha/市街化調整区域9,873ha
昭和56年(1981年)3月大阪外環状線の富田林〜河内長野区間(5.3km)が開通
平成2年(1990年)3月向野住宅街区整備事業 第1期住宅工事が完了
平成15年(2003年)3月7日高度地区を決定(第1種138ha/第2種585ha/第3種303ha)
平成28年(2016年)3月都市計画マスタープランを策定(令和5年3月改定)
平成30年(2018年)3月立地適正化計画を策定(令和5年3月改定)
平成31年(2019年)日本遺産「中世に出逢えるまち」認定
令和2年(2020年)日本遺産「女人高野」「葛城修験」認定
令和4年(2022年)12月22日「高向・上原」地区計画を決定(22.4ha)
令和5年(2023年)1月4日 都市計画法34条1項10号にもとづき高向・上原土地区画整理事業の施行区域を決定
令和5年(2023年)8月27日土砂災害警戒区域等の最新指定告示
令和6年(2024年)4月1日 南花台小学校が南花台中学校の敷地へ移転。施設一体型小中一貫教育推進校に(統合ではない)
令和6年(2024年)度高向・上原土地区画整理事業の施行区域が都市計画税の課税対象に
令和7年(2025年)3月26日 区域区分の第8回見直し(市街化区域1,565ha/市街化調整区域9,398ha)。小山田西地区計画(22.9ha)決定
令和8年(2026年)2月6日 特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316haを告示(市告示第8号)
令和8年(2026年)2月1日 まちづくりEXPOを開催(市民34名参加)。都市計画マスタープランの改定作業が進行中

※都市計画マスタープランの改定作業は進行中で、 改定後の新マスタープランは本ページ作成時点で未公表です。 出典:河内長野市「沿革(市制施行60周年記念誌より抜粋)」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/soshiki/33/35436.html / 河内長野市「都市計画の概要」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/uploaded/attachment/45499.pdf / 河内長野市「日本遺産」 //www.city.kawachinagano.lg.jp/site/nihonisan-kawachinagano/

12河内長野市の物件を探す・相談する

ネットで見つけた河内長野市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。

ご相談から引渡しまでの流れ

ステップ内容費用
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLをお送りください無料
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答無料
3. 内覧河内長野市内の物件は担当者が現地までご同行します無料
4. 調査役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認無料
5. 価格交渉成約事例を根拠に交渉を代行します無料
6. 契約・決済重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート仲介手数料0円

※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。

お問い合わせ

項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、令和7年国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

13河内長野市の不動産購入に関する記事

14河内長野市の不動産購入 よくある質問

河内長野市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている河内長野市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てています。河内長野市の戸建の成約中央値1,100万円なら仲介手数料の上限額は42万9,000円、美加の台駅の中央値1,500万円なら56万1,000円。これがまるごと0円になります。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

河内長野市の住宅の相場はいくらくらいですか?

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・170件)では、戸建の成約中央値が1,100万円(123件・平均186㎡・平均築1990年)、マンションが880万円(47件・平均79㎡・平均築1994年)です。駅別では美加の台駅1,500万円(17件)、千代田駅1,400万円(42件)、三日市町駅1,000万円(60件)、河内長野駅980万円(37件)、汐ノ宮駅725万円(6件)。土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均62,174円(住宅地27地点)、前年比+0.2%です。戸建の平均面積が186㎡(約56坪)と広いのが河内長野市の特徴で、同じ1,100万円でも大阪市内とは買えるものがまったく違います。

河内長野市で地価がいちばん高いエリアと安いエリアはどこですか?

令和8年地価公示の住宅地27地点で見ると、最も高い標準地は千代田南町228番41の110,000円/㎡(前年比±0.0%)、最も安い標準地は日野513番1外の18,600円/㎡(−1.1%)です。差は5.9倍。高値側は千代田南町・本多町(94,000円/㎡)・木戸2丁目(87,500円/㎡)と千代田駅周辺と市役所周辺に集中し、安値側は天野町(20,400円/㎡)・石仏(27,700円/㎡)・加賀田(29,400円/㎡)と市街化調整区域の山間部です。商業地は木戸西町2丁目の196,000円/㎡(+2.1%)が最高。住宅地27地点の平均は大阪府内69市区町村中59位、市だけでは38市中30位です。

河内長野市は土砂災害のリスクが高いと聞きました。本当ですか?

数字の上では、大阪府内で最もリスク区域が多い市です。大阪府の公表では河内長野市の土砂災害警戒区域は1,671箇所、土砂災害特別警戒区域は1,642箇所。大阪府全体が警戒8,383箇所・特別7,773箇所ですから、府全体の約2割をこの1市が占めます。最新の指定告示は令和5年8月27日です。しかも市街化区域内だけでも土砂災害警戒区域が118.1haあり、市はこれを立地適正化計画の居住誘導区域から除外しています。警戒1,671に対して特別1,642と比率が約98%なので、「イエローだからレッドではない」という読み方は危険です。物件の住所で、市の総合ハザードマップ(洪水ハザードマップに重ねて記載)を必ずご確認ください。洪水については石川・天見川・石見川・加賀田川・西除川の5河川が対象(管理者は大阪府)、高潮は「該当なし」とされています。

河内長野市に市街化調整区域の物件はありますか?

非常に多くあります。河内長野市は市域10,963haのうち市街化調整区域が9,398ha(85.7%)を占め、市街化区域は1,565ha(14.3%)しかありません。森林が7,309ha=市域の約66.7%です。市街化調整区域では原則として建築を目的とした開発ができず、将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合があります。住宅ローンの審査が通りにくい金融機関もあります。一方で広い土地を安く買えるのも事実で、天野町の標準地は20,400円/㎡、日野は18,600円/㎡。調整区域かどうかの確認は、河内長野市では必須です。家タダでは契約前に無料で調査します。

市街化調整区域なら都市計画税はかからないのですか?

河内長野市では、かかる場合があります。ここが他市と違う重要な点です。市の公式本文は都市計画税の課税対象を「市街化区域または市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋」と定めています。納税義務者も「賦課期日現在、市街化区域および市街化調整区域内の大規模開発区域に所在する土地及び家屋を所有している人」です。実例として、都市計画法第34条第1項第10号にもとづき令和5年1月4日に定めた高向・上原土地区画整理事業の施行区域が、令和6年度から都市計画税の課税対象になりました。税率は固定資産税1.4%・都市計画税0.3%で、課税される場合は合計1.7%です。免税点は土地30万円・家屋20万円・償却資産150万円。納期は市の公表資料で確認できていません(未取得)ので、納税通知書でご確認ください。

「居住環境保全地区」とは何ですか?河内長野市の物件に関係ありますか?

関係する可能性が非常に高いです。河内長野市は令和8年2月6日 市告示第8号で、特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316haを定めました。市街化区域は1,565haですから、その約84%が居住環境保全地区に入っている計算になります。特別用途地区は、用途地域による制限を市町村が独自に上乗せ・緩和するための制度です。ただし建築制限の具体的な内容は、本ページ作成時点で確認できていません(未取得)。推測で書くことはしませんので、市街化区域内の物件を検討される場合は、①居住環境保全地区にかかるか、②かかる場合にどんな制限があるかを、市の都市計画担当課に直接ご確認ください。決定が極めて新しいため、仲介会社の手元資料が追いついていない可能性もあります。

河内長野市に学校選択制はありますか?

学校選択制はありません(指定校制です)。市のサイトの就学ページにも指定校変更の取扱い基準にも「学校選択制」という語は登場しません。ただし「調整学区」があります。一部の町丁目では複数の学校から選ぶことができ、市の校区ページは「調整校に通学するときは、担当課に届け出が必要です。」と明記しています。指定校変更の取扱い基準でも「調整学区居住」が許可事由のひとつ(許可期間は卒業まで)です。そのほかの許可事由は、最終学年・学年途中の転居、新築・改築に伴う仮住まい(6ヵ月)、学期途中の転居(2ヵ月)、新小1・新中1の転居(1学期間)など全9事由。なお市が公開している小中学校区一覧表PDFは平成27年4月1日改正版で、現存しない中学校区の記載が残っています。学区は必ず市教育委員会にご確認ください。

河内長野市で土地を買って家を建てるとき、敷地面積の制限はありますか?

あります。河内長野市の「開発事業の手続等に関する条例」の施行基準は、一戸建て住宅・長屋住宅の一住戸当たりの敷地面積の最低限度を第一種低層住居専用地域で150㎡以上、その他の用途地域で80㎡以上と定めています。共同住宅は一住戸当たりの専用面積(ベランダ等を除く)を18㎡以上(壁芯)。開発面積3,000㎡以上では開発面積の3%以上の公園等が必要で、道路は一般区画街路4.0〜6.0m・幹線街路12.0m以上です。第一種低層住居専用地域の150㎡以上は、敷地を分割して2棟建てるといった将来の選択肢を制約する水準なので、土地の購入前に必ずご確認ください。なお盛土規制法の指定状況は確認できていません(未取得)。標高差が850mを超える市ですので、造成を伴う購入では市・府への確認が必要です。

河内長野市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。また、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。河内長野市固有のコストとしては、まず都市計画税。市街化区域だけでなく市街化調整区域内の大規模開発区域でも課税されるため、「調整区域だから0.3%はかからない」という前提で資金計画を立てると狂います。さらに市街化調整区域の物件は住宅ローンの審査が通りにくい金融機関があり、土砂災害特別警戒区域では建築物の構造規制が関わります。国史跡(観心寺境内・金剛寺境内・烏帽子形城跡)の区域内では現状変更の許可に最大2ヶ月かかり、引渡し後の工事予定がずれる可能性もあります。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

河内長野市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

河内長野市は、市域の85.7%が市街化調整区域で、森林が約66.7%。土砂災害警戒区域1,671箇所・特別警戒区域1,642箇所は大阪府内で最多です。市街化区域のなかにも118.1haの土砂災害警戒区域があり、市は居住誘導区域から除外しています。さらに令和8年2月6日に市街化区域の約84%を覆う特別用途地区「居住環境保全地区」約1,316haが告示されました。調べることが、他市より圧倒的に多い市です。区域区分はどうか、土砂災害の区域にかかっていないか、居住環境保全地区の制限は何か、調整区域でも都市計画税が課税されないか、国史跡や埋蔵文化財包蔵地に触れていないか。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

15本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年9月18日

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