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【松原市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建ての画像

【松原市】で仲介手数料無料で家を買う方法|新築戸建て・中古マンション・中古戸建て

大阪

大阪府松原市 専門 エリアガイド

松原市で 仲介手数料無料 で家を買う方法。

1,650万円の物件なら 61万500円 おトク/仲介手数料の上限額との差

ネットに掲載されている松原市の物件は、原則どこの会社の物件でも
買主様の仲介手数料0円でご購入いただけます。

松原市の相場データを確認する新居奉行 家タダ
  • 大阪府知事(1)第66296号
  • 個人情報の入力は不要
  • しつこい営業は一切なし
  • 相談・物件案内・内覧はすべて無料
松原市の人口
114,509人53,165世帯/令和8年8月1日現在(大阪府 推計人口。住民基本台帳人口そのものではありません)
住宅地 公示価格
11.52万円/㎡前年比 +0.1%/17地点の単純平均(自算)
直近4四半期の成約
302件国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報/戸建250件・マンション52件
買主様の仲介手数料
0円1,650万円なら61万500円の削減

河内松原・河内天美・高見ノ里・布忍/天美東・天美北・天美南・天美西・天美我堂・阿保・上田・岡/高見の里・東新町・南新町・小川・河合・柴垣・松ケ丘・丹南・別所・立部/三宅中・三宅西・三宅東・新堂・田井城・寺池・大堀・西大塚 ほか

松原市で、仲介手数料無料(0円)で家を買うことはできますか?

できます。ネットに掲載されている松原市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。松原市の戸建の成約中央値は1,650万円、マンションは1,500万円(直近4四半期・国土交通省 成約価格情報)。この価格帯なら、仲介手数料の上限額との差は1件あたり56万〜61万円になります。

  • 松原市の住宅地の公示価格は1㎡あたり平均115,159円(17地点の単純平均・令和8年地価公示)。前年比は+0.1%で、ほぼ横ばいです。
  • 市内で最も高い標準地(天美東六丁目・202,000円/㎡)と最も安い標準地(丹南四丁目・78,100円/㎡)の差は2.6倍。上昇6地点・横ばい4地点・下落7地点と、市内で方向が割れています。
  • 市街化区域のうち商業系用途地域はわずか0.4%(商業地域4.7ha+近隣商業地域1.8ha)。さらに開発指導要綱が「建築戸数2戸以上」から適用され、戸建の敷地面積は150㎡〜66㎡を確保する基準です。制度として戸建の街になっている市です。
  • 大阪府は「松原市については、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域の指定はありません」と明記しています(令和8年9月14日現在)。
  • 保育所等の待機児童は0人(令和8年4月1日・大阪府公表)。ただし令和7年4月1日には、申込2,473人に対し利用2,361人で、特定の園を希望している・育休中などで利用に至っていない子どもが112人いました。希望の園に入れるかは、物件より先に確認してください。

01松原市で仲介手数料が0円になる仕組み

売主様側からのみ報酬をいただく「片手仲介」

不動産の売買では、売主側と買主側それぞれに仲介会社が入ります。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に 取引を組み立てるため、買主様からは仲介手数料をいただきません。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示 (昭和45年建設省告示第1552号)は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。

松原市の価格帯で、いくら得になるか

松原市の住宅地は1㎡あたり平均115,159円(17地点の単純平均)。市内の標準地は最高202,000円/㎡(天美東6丁目183番7)から最低78,100円/㎡(丹南4丁目184番48)まであり、どのエリアを選ぶかで土地の値段が2.6倍変わります。

物件価格(税抜)仲介手数料の上限額(税込)家タダの場合削減額
1,000万円39万6,000円0円▲39万6,000円
1,500万円56万1,000円0円▲56万1,000円
2,000万円72万6,000円0円▲72万6,000円
2,500万円89万1,000円0円▲89万1,000円
3,000万円105万6,000円0円▲105万6,000円

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。

松原市の成約価格帯だと、いくら変わるか

直近4四半期の成約中央値は、戸建が1,650万円(250件)、マンションが1,500万円(52件)。戸建1,650万円なら仲介手数料の上限額は61万500円、マンション1,500万円なら56万1,000円。これがまるごと0円になります。駅別に見ると河内松原駅の成約中央値は2,300万円で、この価格帯だと82万5,000円の差になります。

仲介手数料以外に0円にできる費用

  • ローン事務手数料
  • 引越し代金
  • 購入時の申込金

※適用条件は物件・時期により異なります。対象になるかは物件URLをお送りいただければその場で無料診断します。

NEW松原市の新築戸建てを仲介手数料無料で買う

新築戸建て(建売住宅)は、家タダで仲介手数料が0円の対象になりやすい種別です。 売主が不動産会社(分譲会社)であることが多く、売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てやすいためです。 ただし、すべての新築戸建てが対象になるわけではありません。売主が仲介会社に報酬を支払わない物件などは対象外になります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、松原市の新築戸建て(建築年が2025年以降の土地付き建物)は38件。成約価格の中央値は3,400万円、真ん中の半数は2,900万円〜3,900万円に収まっています。延床面積の中央値は100㎡。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
天美北12件3,650万円
南新町5件2,900万円
高見の里5件3,400万円
丹南4件2,350万円
天美西4件3,700万円

最寄駅で多いのは河内天美駅(19件)、河内松原駅(8件)、高見ノ里駅(5件)。

中央値の3,400万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は118万8,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。「新築戸建て」は建築年が2025年以降のものを当方で区分しています。

松原市で気になる新築戸建てがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかを無料で診断します。

USED松原市の中古戸建てを仲介手数料無料で買う

中古戸建ては、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が個人の方で、別の不動産会社が売主側の窓口になっている物件が多いためです。 売主様側からの報酬で成立する形に組み立てられるかどうかは、物件ごとに違います。 売主が不動産会社のリフォーム済み物件は、対象になりやすい傾向があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、松原市の中古戸建て(建築年が2024年以前の土地付き建物)は207件。成約価格の中央値は1,100万円、真ん中の半数は500万円〜2,500万円に収まっています。延床面積の中央値は85㎡。建築年の中央値は1987年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
阿保17件2,500万円
天美南15件700万円
天美東15件1,000万円
小川14件1,500万円
高見の里14件800万円

最寄駅で多いのは河内天美駅(60件)、河内松原駅(57件)、高見ノ里駅(32件)。

中央値の1,100万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は42万9,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

建築年が分かる207件のうち、1981年以前に建てられたものは87件です。1981年6月より前に建築確認を受けた建物は旧耐震基準の可能性があるため、中古戸建てでは建築確認の時期と耐震診断の有無を必ず確認します。

松原市の中古戸建ては、物件のURLを送っていただければ、0円の対象かどうかを契約の前にお伝えします。対象外の場合も、その理由を正直にお伝えします。

MANSION松原市の中古マンションを仲介手数料無料で買う

中古マンションも、仲介手数料が0円になる物件と、ならない物件があります。 売主が不動産会社のリノベーション済み物件は対象になりやすく、 売主が個人の方で別の不動産会社が窓口になっている物件は、取引の組み立てによって対象外になる場合があります。

国土交通省の成約価格情報(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)で、松原市の中古マンションは52件。成約価格の中央値は1,500万円、真ん中の半数は1,200万円〜2,300万円に収まっています。専有面積の中央値は70㎡。建築年の中央値は1989年です。

町名(地区)成約件数成約価格の中央値
天美東10件1,550万円
天美我堂8件1,300万円
田井城5件1,400万円
一津屋4件465万円
上田4件2,650万円

最寄駅で多いのは河内天美駅(14件)、河内松原駅(13件)、高見ノ里駅(8件)。

中央値の1,500万円の物件を買う場合、仲介手数料の上限は56万1,000円(税込)です。家タダで0円の対象になれば、この金額がかかりません。

※出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ「成約価格情報」(2025年第2四半期〜2026年第1四半期)。市場全体の成約データであり、家タダの成約実績ではありません。

中古マンションでは、仲介手数料が0円でも、管理費・修繕積立金の精算金、登記費用、ローン関連費用などの実費はかかります。 松原市で気になる中古マンションがあれば、物件のURLをLINEで送ってください。0円の対象かどうかと、諸費用の概算を無料でお出しします。

02数字で見る松原市 ― 公的統計でわかる街の実力

掲載している数値はすべて松原市・大阪府・国土交通省の公表資料にもとづく実データです。

人口 ― 令和7年国勢調査で見る

令和7年国勢調査で松原市の人口は114,815人。前回(令和2年)から−2,826人・−2.4%です。ただし松原市の人口のピークは昭和60年(1985年)の136,455人で、平成27年(2015年)には120,750人。減少はここ数年の話ではなく、40年続いているトレンドだと都市計画マスタープランが記しています。いっぽう大阪府の推計人口では令和8年8月1日現在で114,509人・53,165世帯。人口密度は6,873人/km²で、市域16.66km²に11万人強が暮らす高密度な市です。なお市が公表している人口は「大阪府 推計人口」であり、住民基本台帳人口そのものではありません。住民基本台帳ベースの人数は、市が町丁目別に公開しているExcelで確認できます。

項目値備考
令和7年国勢調査114,815人令和7年10月1日現在
前回(令和2年)比−2,826人(−2.4%)
大阪府 推計人口114,509人(男54,669/女59,840)令和8年8月1日現在
世帯数53,165世帯同上
人口密度6,873人/km²同上。市域16.66km²
市域面積16.66km²東西約5.8km・南北約5.1km。ほとんどが平坦地(都市計画マスタープラン第1章)
人口のピーク136,455人昭和60年(1985年)。現在はピーク比 約−16%
平成27年(2015年)120,750人都市計画マスタープラン第1章
市制施行昭和30年2月1日2町3村が合併し、大阪府内21番目の市として誕生
隣接する市大阪市・堺市・羽曳野市・藤井寺市・八尾市大阪府のほぼ中央に位置する

土地の使われ方

松原市の土地利用は宅地が72.2%。これに田18.8%が続きます。畑1.0%、雑種地6.9%、鉄軌道0.9%、池沼0.2%。市街地がほぼ埋まっているのに、いまも約2割が田として残っているのが松原市の特徴です。この市街化区域内の農地には生産緑地地区・特定生産緑地の制度が適用されており、これが順次宅地に変わるとき、500㎡前後の小規模区画=戸建分譲になりやすいという構造があります(後述の開発指導要綱の基準もこれを後押しします)。

区分面積構成比
宅地731 ha72.2%
田190 ha18.8%
畑10 ha1.0%
雑種地70 ha6.9%
鉄軌道用地9 ha0.9%
池沼2 ha0.2%

※松原市都市計画マスタープラン第1章(平成25年時点・総面積1,013.1ha)。公表されているのは構成比と総面積で、区分ごとの面積は当方が総面積×構成比で算出した参考値です(市の公表値ではありません)。また総面積1,013.1haは市域1,666haとは一致しません。母数の定義は市の資料をご確認ください。

市街化区域と市街化調整区域

松原市は市域全体(1,666ha=16.66km²)が都市計画区域で、そのうち市街化区域が1,324ha、市街化調整区域が342ha(平成30年3月28日時点)。都市計画マスタープランも「市街化区域が約8割」と記しています。なお最新の告示(令和4年3月28日 市告第85号)では市街化区域は約1,345haで、平成30年時点より約21ha増えています。区域区分の最新の告示(令和4年3月28日 府告第471号)では市街化区域1,346ha・市街化調整区域320haです(市「その他の都市計画に関すること」)。下の表は都市計画マスタープランの平成30年3月28日時点の組み合わせで掲載しています。大阪府下の市には市域の半分以上が市街化調整区域というところもありますが、松原市は大半が市街化区域で、調整区域は市域の2割という構成です。

区分面積構成比
市街化区域1,324 ha79.5%
市街化調整区域342 ha20.5%
合計(都市計画区域)1,666 ha100.0%

松原市の用途地域でいちばん効いているのは、「何が多いか」ではなく「何が無いか」です。商業地域は約4.7ha(0.3%)、近隣商業地域は約1.8ha(0.1%)。合わせて約6.5ha・0.4%しかありません。市街化区域1,345haに対して、商業系の指定は6.5ha。1,000分の4という規模です。いっぽう住居系(第一種・第二種低層/第一種・第二種中高層/第一種・第二種住居/準住居)は合計約955ha・71.0%。そのうち容積率300%の第一種住居・第二種住居・準住居が約799ha・59.4%と市街化区域の過半を占めます。高容積のマンションが素直に成立する商業地域が0.3%しかないため、分譲マンションの供給余地が構造的に小さいのが松原市です。直近4四半期の成約302件のうち戸建が250件(83%)を占めているのは、この用途地域の構成と無関係ではありません。なお上位5種に入らない用途地域として第一種中高層住居専用地域 約13ha(1.0%)があります。このほか準工業地域が約304ha(22.6%)あります(容積率200%・建ぺい率60%の区域が約300ha、容積率300%・建ぺい率80%の区域が約3.7ha。市「その他の都市計画に関すること」・令和4年3月28日市告第83号)。準工業地域は住宅も建てられますが、工場・倉庫も建てられる地域です。物件の周辺がこの地域かどうかは用途地域図で確認してください。

用途地域面積市街化区域に占める割合
第二種住居地域352.0 ha26.2%
第一種住居地域318.0 ha23.6%
準住居地域129.0 ha9.6%
第二種中高層住居専用地域125.0 ha9.3%
第一種低層住居専用地域18.0 ha1.3%

※用途地域の面積・比率は松原市「用途地域図」(令和4年3月28日 市告第85号)。比率は市街化区域約1,345haに占める割合です。区域区分の面積(市街化区域1,324ha/市街化調整区域342ha)は松原市都市計画マスタープラン(平成30年3月28日時点)によるもので、基準日が異なります

地価公示 ― 17地点の実データ

令和8年地価公示(価格時点:令和8年1月1日)で、松原市の住宅地の標準地は17地点。 単純平均は1㎡あたり115,159円、前年の同一地点と比べた変動率の平均は+0.1%です。 上位・下位それぞれ5地点を所在地つきで掲載します。

標準地所在地番価格(円/㎡)前年比
松原-3天美東6丁目183番7202,000+1.0%
松原-8阿保3丁目175番10161,000+0.6%
松原-14松ケ丘2丁目1179番156,000+0.6%
松原-1天美我堂2丁目427番3150,000+4.9%
松原-7高見の里1丁目818番74133,000+0.8%
…(中略・全17地点)
松原-12丹南4丁目184番4878,100−1.3%
松原-18別所5丁目270番2978,500−1.0%
松原-11南新町5丁目117番7080,000−0.9%
松原-13三宅中3丁目1783番589,700+0.0%
松原-15河合2丁目451番2589,900−0.7%

※各標準地の価格は、国土交通省が公表した令和8年地価公示の公示価格です。 変動率は、前年(令和7年)の同じ標準地の公示価格と比べて当方が算出しました。 前年と比べられない地点(新規選定・選定替え)は「—」とし、平均の母数から除いています。 所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」(市名は省略表記)です。

同じ松原市内で、住宅地の地価は2.6倍ちがいます

最も高いのは天美東6丁目183番7の1㎡あたり202,000円(+1.0%)。最も安いのは丹南4丁目184番48の78,100円(−1.3%)。その差は2.6倍です。「松原市の相場」という一つの数字で考えると、実際の物件価格とのズレが大きくなります。

松原市は大阪府内で何番目に地価が高いか

令和8年地価公示で住宅地の標準地が3地点以上ある大阪府内の69市区町村のうち、 松原市の住宅地の平均価格は45位。 大阪市24区と堺市7区を除いた「市」だけで見ると、31市のなかで第17位です。

区分松原市の位置母数
住宅地の平均価格(府内・区を含む)45位69市区町村
住宅地の平均価格(市のみ)17位31市
前年比の変動率(府内・区を含む)58位69市区町村
前年比の変動率(市のみ)26位31市

※国土交通省の令和8年地価公示の公示価格をもとに、当方が全地点を集計して算出した平均と順位です。 国土交通省が順位として公表しているものではありません。

松原市の地価マップ(令和8年地価公示・住宅地17地点)

標準地の所在地を丁目単位でまとめ、1㎡あたりの価格が高い順に並べました。 同じ市内で2.6倍の開きがあります。

※所在地は国土交通省の鑑定評価書情報にある「所在地番」を丁目までで表記したものです。 同一の丁目に複数の標準地がある場合は、価格の高いほうを採用しています。

03松原市で、実際はいくらで成約しているか

ここまでの地価公示は、国土交通省が毎年1月1日時点で評価した「土地の価格」です。 実際に人が家を買ったときの値段ではありません。
この章では、公益社団法人 近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)が公表している「実際に成約報告された取引」の集計を掲載します。 不動産会社が売買を成立させたときにレインズへ報告した実績で、「このエリアで、実際にいくらで売れたか」を示す数字です。

中古マンションの成約(大阪府南部・2026年8月度)

項目大阪府南部前年同月比近畿圏
成約件数64件+48.8%1,374件
成約価格1,402万円+24.8%3,087万円
成約㎡単価18.99万円/㎡+15.6%45.33万円/㎡
専有面積73.82㎡+8.0%68.10㎡
築年数32年4か月—29年10か月

※大阪府南部の範囲:高石市・河内長野市・松原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・大阪狭山市・南河内郡・岸和田市・泉大津市・貝塚市・泉佐野市・和泉市・泉南市・阪南市・泉北郡・泉南郡

出典:公益社団法人近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)/マンスリーレポート No.165 2026年9月号。2026年8月度の集計

松原市で、実際に成約した物件(町丁目まで公表されています)

国土交通省「不動産情報ライブラリ」が公表する成約価格情報。宅地建物取引業者が指定流通機構(レインズ)へ成約報告した実際の取引価格を、個人が特定されないよう町丁目までの表示・価格と面積を丸めた形で公表しているものです。
下の数字は2025年第2四半期〜2026年第1四半期(直近4四半期)に松原市内で成約した302件を集計したものです。 レインズの地域別平均と違い、町丁目まで分かるのがこのデータの強みです。

種別件数成約価格の中央値平均面積平均築年
戸建(土地と建物)250件1,650万円土地87㎡1996年
中古マンション等52件1,500万円70㎡1992年

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ」不動産価格(取引価格・成約価格)情報取得API(2026年9月21日時点)。中央値は当社で算出。

成約事例と、そのとき本来かかっていた仲介手数料

下表は松原市で実際に成約した物件のうち、価格が中央値に近い=そのエリアの典型例を抜き出したものです。 いちばん右の2列が要点で、同じ物件を家タダで買っていれば、仲介手数料の欄の金額がまるごと手元に残ります。

種別所在(町丁目)最寄駅成約価格面積間取り築年成約時期仲介手数料の上限家タダなら
中古マンション南新町布忍 徒歩6分1,500万円65㎡3LDK1988年2025年7〜9月56万1,000円0円
中古マンション天美我堂北花田 徒歩18分1,500万円80㎡3LDK1986年2025年4〜6月56万1,000円0円
中古マンション天美東河内天美 徒歩3分1,500万円55㎡2LDK1995年2025年7〜9月56万1,000円0円
中古マンション高見の里高見ノ里 徒歩7分1,600万円80㎡4LDK1989年2025年10〜12月59万4,000円0円
戸建別所河内松原 徒歩0分1,600万円土地100/建物95㎡4LDK2006年2025年10〜12月59万4,000円0円
戸建南新町布忍 徒歩5分1,600万円土地75/建物80㎡3LDK2006年2025年7〜9月59万4,000円0円
戸建小川恵我ノ荘 徒歩20分1,700万円土地75/建物90㎡3LDK+S2005年2025年10〜12月62万7,000円0円
戸建立部恵我ノ荘 徒歩25分1,600万円土地55/建物85㎡3LDK1996年2026年1〜3月59万4,000円0円

※仲介手数料は宅地建物取引業法の報酬額上限(税込)を成約価格にあてはめた試算です。※価格・面積は国土交通省が個人を特定できないよう丸めて公表している値です。※戸建の面積は「土地面積/建物面積」です。

松原市の町丁目別 成約価格(中央値)

同じ松原市内でも、町丁目が変わると成約価格は大きく変わります。件数が3件以上あった町丁目を、件数の多い順に並べました。

町丁目件数成約価格の中央値平均面積
天美北26件3,000万円91㎡
天美東26件1,500万円71㎡
高見の里22件975万円79㎡
阿保21件2,400万円98㎡
天美南21件1,700万円69㎡
天美我堂17件1,300万円71㎡
小川14件1,500万円89㎡
東新町14件810万円69㎡

同じ松原市内で、町丁目が変わると成約価格は3.7倍ちがいます

上表で最も高いのは天美北(26件・中央値3,000万円)、最も低いのは東新町(14件・中央値810万円)。その差は3.7倍です。
「松原市の相場」というひとつの数字で物件を判断すると、この差が見えません。検討中の物件がどの町丁目にあるのか、その町丁目の成約水準はいくらなのか——ここまで見て初めて「この価格は妥当か」が判断できます。家タダでは、物件URLをお送りいただければその物件の町丁目の成約事例と照らして妥当性を無料で診断します。

松原市は「どの駅か」で価格が変わる

同じ松原市内でも、最寄駅が変わると成約価格の中央値は大きく動きます。成約が3件以上あった駅を、件数の多い順に並べました。

最寄駅成約件数成約価格の中央値平均徒歩
河内天美駅93件2,000万円徒歩12分
河内松原駅83件2,300万円徒歩16分
高見ノ里駅45件760万円徒歩11分
布忍駅34件1,800万円徒歩10分
恵我ノ荘駅24件1,115万円徒歩19分
北花田駅13件990万円徒歩17分

※国土交通省の成約価格情報に記録された最寄駅名・徒歩分にもとづく集計です。徒歩分は各駅の平均値。件数が3件未満の駅は除いています。

最も高い駅と最も安い駅で3.0倍の差

河内松原駅が中央値2,300万円で最も高く、高見ノ里駅が760万円で最も低い。その差は3.0倍です。「松原市の相場」とひとくくりにせず、どの駅を使う物件かで見る必要があります。

松原市の買主が、この1年で払った仲介手数料の試算

松原市では直近4四半期に302件が成約しています。種別ごとの成約価格の中央値に宅建業法の報酬額上限をあてはめると、買主側が支払った仲介手数料の合計は、およそ1.8億円という計算になります。
この全部が、家タダで買えば0円だった金額です。

※あくまで試算です。中央値=全件の代表値とみなし、全件が報酬額の上限で取引されたと仮定しています。実際には上限より低い手数料の取引や、売主が宅建業者で買主側に手数料が発生しない取引も含まれます。金額の大きさより「1件あたり100万円前後が動いている」という規模感の目安としてご覧ください。

※件数の少ない町丁目は、中央値が1〜2件の特殊な取引に引っ張られます。必ず件数の列と併せてご覧ください。

この成約価格なら、仲介手数料はいくらかかるか

大阪府南部の中古マンションの平均成約価格は1,402万円。 この価格で買うと、仲介手数料は上限で52万8,660円かかります。家タダならこれが0円です。
下表は、実際の成約価格帯に宅建業法の報酬額上限(税込)をあてはめたものです。

成約価格仲介手数料の上限(税込)家タダの場合差額
800万円33万円0円33万円 の削減
1,100万円42万9,000円0円42万9,000円 の削減
1,400万円52万8,000円0円52万8,000円 の削減
1,700万円62万7,000円0円62万7,000円 の削減
2,100万円75万9,000円0円75万9,000円 の削減

※速算式(物件価格×3%+6万円)×1.1 で算出。400万円以下は別区分。実際の手数料額は物件・取引の形態により異なります。

いまの市況(2026年8月度・近畿圏)

  • 中古マンション:成約件数は7ヶ月連続で減少。成約㎡単価は7ヶ月ぶりに下落
  • 中古戸建住宅:成約件数は2ヶ月連続で増加。在庫件数は50ヶ月連続で増加

買う側から見ると、いまは交渉余地が出てきている局面です

近畿圏の中古マンションは成約件数が7か月連続で減少し、成約㎡単価も7か月ぶりに下落しました。 件数が落ちて単価も下がるのは、売り手が強気の価格を維持できなくなってきているサインです。
一方で中古戸建は成約件数が2か月連続で増加しており、マンションと戸建で需給の向きが逆になっています。
買う人にとっての意味:売り出し価格がそのまま通る局面ではないということです。 成約データを根拠に指値を入れる余地があります。家タダでは、レインズの成約事例をお見せしたうえで、 価格交渉まで無料で代行します。仲介手数料0円と価格交渉は別の話で、両方やって初めて手取りの差が出ます。

この数字の読み方(必ずお読みください)

・これは近畿レインズが公表している地域全体の集計値であり、家タダ(株式会社MILLIONS)自身の成約実績ではありません。

・レインズの定義では「成約物件 = 当月に成約報告されたもの」です。成約報告があったものの集計であり、市場のすべての取引を網羅したものではありません。

・平均値なので、同じ地域でも駅距離・築年数・面積・階数によって実際の成約価格は大きく上下します。 ご検討中の物件が相場に対して妥当かどうかは、物件URLをお送りいただければ個別にお調べします(無料)。

04松原市の特徴 ― 「マンションが建たない市」を、制度から説明する

松原市の直近4四半期の成約302件のうち、戸建が250件。83%です。 マンションは52件しかありません。 「戸建が多い市」という言い方はどこの郊外市でもできますが、 松原市の場合はその理由を、市の公表している制度そのもので説明できます。 偶然そうなっているのではなく、そうなるように都市計画と要綱が組まれている、という話です。

理由1:商業系用途地域が、市街化区域の0.4%しかない

松原市の用途地域(令和4年3月28日 市告第85号)を面積の大きい順に見ると、 第二種住居地域352ha、第一種住居地域318ha、準住居地域129ha、第二種中高層住居専用地域125ha、 第一種低層住居専用地域18ha、第一種中高層住居専用地域13ha。 住居系の合計は約955ha・市街化区域の71.0%です。

問題は、商業系のほうです。

用途地域建ぺい率容積率 面積市街化区域に占める割合
商業地域80%400% 約4.7ha0.3%
近隣商業地域80%400% 約1.8ha0.1%
商業系 合計—— 約6.5ha0.4%
第二種住居地域80%300% 約352ha26.2%
第一種住居地域80%300% 約318ha23.6%
準住居地域80%300% 約129ha9.6%
第二種中高層住居専用地域60%200% 約125ha9.3%
第一種低層住居専用地域60%100% 約18ha1.3%
第一種中高層住居専用地域60%200% 約13ha1.0%

容積率400%の商業地域が、市街化区域1,345haのうち4.7ha。0.3%です。 近隣商業地域を足しても6.5ha・0.4%にしかなりません。 分譲マンションが事業として成立しやすいのは、容積率が高く、駅に近く、まとまった敷地が取れる商業系の土地です。 松原市には、その土地が制度としてほとんど存在しません。

いっぽう容積率300%の第一種住居・第二種住居・準住居は 合計約799ha・市街化区域の59.4%と過半を占めます。 容積率300%は低くはありませんが、これらの地域には後述の高度地区による高さの段階規制が掛かっており、 北側の隣地境界線からの斜線で建てられる高さが抑えられます。

※このほか準工業地域が約304ha(22.6%)あります(容積率200%・建ぺい率60%が約300ha、 容積率300%・建ぺい率80%が約3.7ha)。準工業地域は住宅も工場・倉庫も建てられる地域です。 出典:松原市「用途地域図」(令和4年3月28日 市告第85号) https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/8/0/1/3/7/_/2022032803.pdf / 松原市「その他の都市計画に関すること」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13397.html

理由2:開発指導要綱が「2戸以上」から掛かる ← 松原市でいちばん効いている規制

これが松原市を語るうえで最も重要な制度です。 松原市開発指導要綱(令和3年4月1日施行)は、適用の入り口に面積の基準(500㎡以上)だけでなく、 「建築戸数が2戸以上」という戸数の基準を並べています。

松原市開発指導要綱 第3条(適用対象)

次のいずれかに該当する開発行為等が対象です。

  • 土地区域面積が500㎡以上
  • 建築戸数が2戸以上
  • 同一開発者による2年以内の連続した開発で、合算面積または合算戸数が上記に該当するもの
  • 建築基準法第42条第1項第5号の道路位置指定が必要なもの

「2戸以上」は、事実上ほぼすべての分譲が対象になるという意味です。 1区画を2区画に割って2棟建てる——大阪府下のどこにでもある小規模な建売事業が、 松原市では市との事前協議の対象になります。 さらに「同一開発者による2年以内の連続開発の合算」という条項があるため、 隣接地を時間差で仕入れて小刻みに開発する、という回避も想定されています。

そのうえで、要綱の施行基準は次の水準を定めています。

項目基準
戸建住宅の敷地面積地域により150㎡〜66㎡(施行基準第1)
共同住宅の専用床面積一般向け55㎡以上、単身向け37㎡以上
駐車場(第8条)一般向け住宅は計画総戸数の75%以上、単身向けは50%以上。 駐輪場は計画戸数相当以上
公共空地(施行基準第6)開発区域0.3ha以上5ha未満で開発面積の3%以上、公園面積は最低100㎡
集会所(施行基準第10)50戸以上100戸未満=50㎡以上/100戸以上200戸未満=100㎡以上
ごみ置場(施行基準第8)戸数×0.25㎡

戸建の敷地面積150㎡〜66㎡という基準は、買う側にとってはっきりしたメリットです。 極端な狭小分譲が抑えられ、駐車場の確保率も定められています。 いっぽう共同住宅は専用床面積(一般55㎡/単身37㎡)と駐車場(一般75%/単身50%)の基準があるため、 小規模なワンルーム型の供給には相応のコストがかかる構造になっています。 商業地域が0.3%しかないことと合わせて、松原市では戸建が供給されやすく、 マンションが供給されにくいという結論になります。

出典:松原市開発指導要綱(令和3年4月1日施行) https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/7/9/9/3/5/_/2021_04_01.pdf / 松原市「開発事前協議」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page8281.html

理由3:高度地区が住居系の全域に掛かっている

松原市は第1種・第2種・第3種の高度地区を指定しています。 第一種低層住居専用地域、第一種・第二種中高層住居専用地域、 第一種・第二種住居地域・準住居地域のそれぞれに対応する形で、 北側の隣地境界線からの斜線によって高さが段階的に規制されます。 容積率300%の土地であっても、高さで頭打ちになるということです。

市は昭和48年10月1日に建築物の高さの最高限度地区を指定し、その後の用途地域の変更に合わせて変更しています (現行は令和3年3月3日 市告第72号)。面積は第一種高度地区 約31ha・第二種 約440ha・第三種 約506haです。 北側斜線の立ち上がり高さ・勾配は、物件の地域の区分を確認したうえで市の「高度地区の高さ制限図」でご確認ください。

出典:松原市「その他の都市計画に関すること」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13397.html / 松原市「高さ制限図」 https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/8/0/1/3/8/_/takasaseigennzu.pdf

その結果、市内の土地値は2.6倍ひらいている

令和8年地価公示で、松原市の住宅地の標準地は17地点。 最高は天美東六丁目の202,000円/㎡、最安は丹南四丁目の78,100円/㎡で、 その差は2.6倍です。単純平均は115,159円/㎡、前年比は+0.1%。

この「+0.1%」を「市内が一様に横ばい」と読むと間違えます。 17地点の内訳は上昇6地点・横ばい4地点・下落7地点。 上がる地点と下がる地点が拮抗した結果としての+0.1%です。

方向地点数おもな標準地(所在・前年比)
上昇6 天美我堂二丁目+4.9%/天美東六丁目+1.0%/柴垣一丁目+0.8%/ 高見の里一丁目+0.8%/阿保三丁目+0.6%/松ケ丘二丁目+0.6%
横ばい4 天美南一丁目/天美西一丁目/岡五丁目/三宅中三丁目(いずれも0.0%)
下落7 丹南四丁目−1.3%/東新町四丁目−1.0%/小川一丁目−1.0%/別所五丁目−1.0%/ 南新町五丁目−0.9%/河合二丁目−0.7%/天美北三丁目−0.5%

上昇している地点は、天美と、河内松原駅に近い阿保・松ケ丘に寄っています。 下落している地点は、丹南・東新町・南新町・小川・別所・河合といった、 市内4駅からやや距離のある町に寄っています。 松原市の「平均は横ばい」は、中心と周縁で逆向きに動いている結果だと読むのが正確です。

住宅地は+0.1%。でも商業地は+2.7%、工業地は+5.7%

同じ令和8年地価公示で、松原市の商業地・工業地はまったく違う動きをしています。

用途地点数平均価格 前年比内訳
住宅地17115,159円/㎡ +0.1%最高:天美東六丁目202,000円/最安:丹南四丁目78,100円
商業地3168,333円/㎡ +2.7% 上田一丁目218,000円(+1.9%)/天美東七丁目168,000円(前年比なし)/岡四丁目119,000円(+3.5%)
工業地2111,000円/㎡ +5.7% 大堀一丁目130,000円(+7.4%)/三宅中七丁目92,000円(+4.0%)

住宅地だけが動いていません。 商業地は+2.7%(前年比のある2地点の平均)で、岡四丁目が+3.5%。 工業地は+5.7%で、大堀一丁目が+7.4%です。

この3つの数字は、市の都市計画とぴったり対応しています。

  • 天美(商業地の標準地は天美東七丁目168,000円/㎡・前年比なし)=マスタープランが北西地域について 「大規模集客施設誘導地区としての計画的誘導」を掲げ、天美A・天美B・天美CDの3地区計画が定められているエリア。
  • 大堀・三宅中(工業地+7.4%・+4.0%)=マスタープランが北東地域について 「広域交通網への高いアクセス性を活かした大型物流施設や工場等を計画的に誘導」と記し、 三宅西地区(令和6年12月3日)・三宅東地区(令和8年8月3日)の地区計画が続けて決定されたエリア。
  • 住宅地(+0.1%)=人口が昭和60年のピークから40年減り続け、 国の駅別乗降客数データで河内天美駅の乗降客数が1年で13.0%減った(2023年→2024年)エリア。

松原市でいま伸びているのは、住む場所としての需要ではなく、 松原JCTを中心とした「通過する・集める」ための需要です。 市の都市計画マスタープランが「阪神高速松原線・大和川線、西名阪自動車道、近畿自動車道、 阪和自動車道の高速道路が松原JCTでつながっています」と書いているとおり、 4方向の高速が1点で交わるという立地が、商業と物流の地価を押し上げています。

これは住宅を買う側にとって、両面の意味があります。 プラス面は、住宅地の値段が過熱していないこと。 松原市の住宅地の平均価格は大阪府内69市区町村中45位、 大阪市24区と堺市7区を除いた31市のなかでは17位です。 マイナス面は、住宅地のすぐ近くに物流施設や工場が誘導される可能性があること。 北東地域を検討する場合はとくに、隣地・向かいの用途地域と地区計画を面で確認してください。

成約データで見る、松原市の「買われ方」

国土交通省の成約価格情報(直近4四半期・302件)を駅別・町丁目別に並べると、 市内の取引がどこに集まっているかがはっきりします。

駅件数成約中央値 平均徒歩
河内天美93件2,000万円 12分
河内松原83件2,300万円 16分
高見ノ里45件760万円 11分
布忍34件1,800万円 10分
恵我ノ荘(羽曳野市の駅)24件1,115万円 19分
北花田13件990万円 17分

河内天美と河内松原の2駅で176件。302件の58%がこの2駅に集中しています。 いっぽう高見ノ里駅の中央値は760万円で、河内松原駅の2,300万円とは3倍の開きがあります。 ただし高見の里一丁目の標準地は133,000円/㎡で市内の住宅地で5番目に高い水準です。 土地の単価と成約価格がこれだけ乖離しているのは、 流通している物件が築古・小規模に偏っていると読むのが自然です(当方の見方です)。

町丁目件数成約中央値 平均面積
天美北26件3,000万円 91㎡
天美東26件1,500万円71㎡
高見の里22件975万円79㎡
阿保21件2,400万円98㎡
天美南21件1,700万円69㎡
天美我堂17件1,300万円71㎡
小川14件1,500万円89㎡
東新町14件810万円69㎡

天美北3,000万円と東新町810万円。同じ松原市内で3.7倍の開きがあります。 天美北は平均面積91㎡、阿保は98㎡と広めで、この2つが価格の上位。 注意したいのは天美北三丁目の標準地は92,200円/㎡で、前年比は−0.5%だという点です。 土地の単価としては市内で安いほうなのに、成約中央値は市内最高。 土地が高いのではなく、広めで新しめの建物が売れていると読めます。 「町名で高い・安いを決めつけない」ことが、松原市ではとくに大事です。

種別件数成約中央値 平均面積平均築年
戸建250件1,650万円 87㎡1996年
マンション52件1,500万円 70㎡1992年

302件中250件、83%が戸建。 この比率は、商業系用途地域0.4%という用途地域の構成と、 「2戸以上」から掛かる開発指導要綱という2つの制度の帰結として説明できます。 松原市でマンションを探すと選択肢が急に狭くなるということでもあり、 戸建で探せば、敷地面積の基準に守られた物件が相対的に多いということでもあります。

※成約データは国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・松原市302件)に もとづく集計です。家タダ自身の成約実績ではありません。 地価は国土交通省 地価公示(価格時点:令和8年1月1日)の鑑定評価書情報から当方が集計しました。

空から見た、この50年の松原市

松原市は、宝永元年(1704年)の大和川の付け替えで大きく変わった土地です。市の資料によれば、大和川が松原方面に付け替えられたのち、18世紀以後、「河内木綿」の名が広まりました。宝永2年(1705年)の『更池村明細帳』には耕地の41%で綿を栽培していたと記されています。その綿畑と水田の平地が、戦後の高度経済成長期に一気に市街地へ変わりました。人口は昭和60年(1985年)の136,455人でピークを迎えます。左が1974〜78年、右が現在の同じ範囲です。市域の約2割がいまも田として残っていること、そして高速道路と幹線道路が街を貫いていることが、両方の写真から読み取れます。

1974〜1978年(国土地理院 国土画像情報 第1期)
現在(国土地理院 全国最新写真)

出典:国土地理院 地理院タイル(国土画像情報 第1期/全国最新写真)。同一のタイル座標(ズーム15・x28720〜28722・y13025〜13026)で切り出しています。

05松原市を4に分けて考える(エリアガイド)

松原市都市計画マスタープラン(令和2年3月策定・目標年次 令和8年)の「地域別構想」は、「地形条件や買い物生活圏の他、公共交通及び市街地に関する取組意向等を勘案し、適切なまとまりをもつ」として、市を中央地域・北西地域・北東地域の3地域に区分しています。「南部」という地域区分は、松原市の都市計画マスタープランには存在しません。ここでは公式の3地域に、布忍駅・高見ノ里駅の駅勢圏を当ページ独自の区分として1つ加えた4エリアで整理します。以下の「範囲」は、マスタープラン本文中の地区名の言及にもとづくものです。地域の境目は、マスタープラン第3章の地域区分図でご確認ください。

中央地域(河内松原駅周辺/市の顔となる地域)(最寄駅:河内松原)

都市計画マスタープランが「市の顔となる地域」と位置づけた市の中心。本文が挙げる範囲は松原地区・恵我地区・三宅地区の一部です。方針は「河内松原駅を中心とした商業・行政機能の強化」「商業・業務・文化・福祉の都市機能確保」「駅前商業地の活性化と高度利用」「幹線道路沿道への産業施設誘導」「防災対策の充実」、そして「生活環境向上による人口減少抑制」。河内松原駅前南地区には高度利用地区が指定されています。河内松原駅の成約中央値は2,300万円(83件・平均徒歩16分)で市内最高。町丁目別では阿保が2,400万円(21件・平均98㎡)と市内上位で、阿保三丁目の標準地は161,000円/㎡(+0.6%)と住宅地で市内2番目の高さです。商業地の標準地では上田一丁目が218,000円/㎡(+1.9%)で市内の商業地の最高価格。上田七丁目には、市名の由来とされる丹比柴籬宮の伝承地・柴籬神社があります。

北西地域(天美エリア)(最寄駅:河内天美)

天美地区全域と新町地区。大阪市に接する市の北部です。マスタープランの方針は「河内天美駅周辺の生活拠点機能の確保」、「大規模集客施設誘導地区としての計画的誘導」、「大和川・西除川沿岸の防災強化」、「多様な世代の居住促進」。天美A地区(平成27年3月30日)・天美B地区(同)・天美CD地区(令和3年3月31日)と3つの地区計画が集中しているのがこのエリアの特徴です。数字にもはっきり出ています。住宅地の標準地の最高は天美東六丁目の202,000円/㎡(+1.0%)で市内1位。商業地では天美東七丁目が168,000円/㎡で、上田一丁目に次ぐ市内の商業地2番目の価格です(前年比なし)。成約でも河内天美駅が市内最多の93件(中央値2,000万円)、町丁目別では天美北が3,000万円(26件・平均91㎡)で市内最高、天美東1,500万円(26件)、天美南1,700万円(21件)、天美我堂1,300万円(17件)と、市内の取引のかなりの部分が天美に集まっています。

北東地域(三宅・新堂/物流と田園が同居する)(最寄駅:河内松原ほか)

新堂地区と三宅地区の一部。マスタープランの方針がはっきり他と違うエリアです。堺松原線沿道で「広域交通網への高いアクセス性を活かした大型物流施設や工場等を計画的に誘導」、高速道路・幹線道路を活用した産業施設の誘導、水害対策、そして「農地と共存する田園居住環境の維持」。つまり、物流・工場を誘導する地域であると同時に、農地を残す地域でもあるという位置づけです。地区計画も三宅西地区(令和6年12月3日)・三宅東地区(令和8年8月3日)と近年立て続けに決定されており、新堂3・4丁目地区(令和3年3月3日)もこのエリアです。工業地の標準地は大堀一丁目130,000円/㎡(+7.4%)・三宅中七丁目92,000円/㎡(+4.0%)で平均+5.7%。住宅地の三宅中三丁目は89,700円/㎡(0.0%)です。住宅地として検討する場合は、隣地・向かいに物流施設や工場が建つ可能性を、用途地域と地区計画の両方で確認してください。

布忍・高見ノ里駅周辺(当ページ独自の区分)(最寄駅:布忍・高見ノ里)

このエリア区分は松原市都市計画マスタープランには存在しません。各地域に含まれる正式な町名の一覧が公表されていないため、ここでは駅勢圏と成約データにもとづく当ページ独自の区分としてまとめています。数字で見ると、高見ノ里駅の成約中央値は760万円(45件・平均徒歩11分)で市内最安、布忍駅は1,800万円(34件・平均徒歩10分)。町丁目別では高見の里975万円(22件・平均79㎡)、東新町810万円(14件・平均69㎡)、南新町も個票で1,500〜1,600万円台の取引が確認できます。ところが土地の単価は安くありません。高見の里一丁目の標準地は133,000円/㎡で市内の住宅地で5番目、柴垣一丁目129,000円/㎡、松ケ丘二丁目156,000円/㎡(市内3位)。土地は高いのに成約価格が低い=流通しているのが築古・小規模な物件に偏っている、と読めます。いっぽう標準地の前年比では東新町四丁目−1.0%、南新町五丁目−0.9%、丹南四丁目−1.3%(市内最大の下落)と下落地点が集まっているエリアでもあります。布忍駅の駅名の由来である布忍神社は、本殿が大阪府指定有形文化財です。

※エリア区分と各エリアの記述は、松原市・大阪府・関係機関の公表資料にもとづいて作成しています。

06松原市の交通

鉄道

松原市内の鉄道駅は近鉄南大阪線の4駅——河内松原・河内天美・高見ノ里・布忍——だけです。市域16.66km²に対して1路線4駅という構成で、JRも地下鉄も市内には乗り入れていません。大阪府のほぼ中央に位置し、大阪市・堺市・羽曳野市・藤井寺市・八尾市に接する市としては、鉄道より道路のほうが圧倒的に強いのが松原市の交通の姿です。恵我ノ荘駅は羽曳野市にあり、松原市内の駅ではありません。

駅路線1日平均乗降人員特徴
河内松原近鉄南大阪線26,454人市内で最も乗降人員が多い、松原市の中心駅。都市計画マスタープランはこの駅を含む一帯を「中央地域」=市の顔となる地域と位置づけ、商業・業務・文化・福祉の都市機能の確保と、駅前商業地の活性化・高度利用を掲げています。駅前南地区には高度利用地区が指定されています。成約中央値は2,300万円(83件・平均徒歩16分)で市内最高
河内天美近鉄南大阪線12,958人市北西部の駅。MPは「北西地域」の生活拠点と位置づけ、大規模集客施設誘導地区としての計画的誘導を掲げています。周辺には天美A・天美B・天美CDの3つの地区計画が指定されています。成約件数は市内最多の93件、中央値2,000万円(平均徒歩12分)。国の駅別乗降客数データでは2023年の14,890人から2024年の12,958人へ13.0%減り、市内4駅で唯一、前年より減った駅でもあります(当方算出)
高見ノ里近鉄南大阪線5,815人河内松原駅の西隣。成約中央値は760万円(45件・平均徒歩11分)で市内最安です。いっぽう高見の里一丁目の標準地は133,000円/㎡と市内の住宅地で5番目に高く、土地の単価と、実際に流通している物件の価格が、いちばん乖離している駅でもあります
布忍近鉄南大阪線4,758人市内4駅で最も乗降人員が少ない駅。駅名の由来である布忍神社は本殿が大阪府指定有形文化財で、宝永2年(1705年)に綿作を詠った絵馬が奉納されています。成約中央値1,800万円(34件・平均徒歩10分)で、平均徒歩分数は市内でいちばん短い

※乗降客数は国土数値情報(駅別乗降客数データ)(国土交通省)https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-S12-2024.html の2024年の値をもとに株式会社MILLIONSが作成。鉄道事業者の提供資料にもとづく値で、事業者ごとに算出方法が異なります。

表の「1日平均乗降人員」欄は、国土数値情報(駅別乗降客数データ)の2024年の1日あたり乗降客数です(乗った人と降りた人の合計)。河内松原駅(近鉄)約26,454人/日、河内天美駅(近鉄)約12,958人/日、高見ノ里駅(近鉄)約5,815人/日、布忍駅(近鉄)約4,758人/日で、このデータに含まれる市内4駅のなかでは河内松原駅が最も多く、布忍駅が最も少なくなっています。同じデータで2023年と比べると、河内天美駅は14,890人から12,958人へ13.0%減り、河内松原駅(26,250人から+0.8%)・高見ノ里駅(5,752人から+1.1%)・布忍駅(4,721人から+0.8%)は1%前後の増加でした(当方算出)。
参考:近鉄の調査値(令和7年11月11日(火)の1日分)は、河内松原26,628人、河内天美12,682人、高見ノ里5,843人、布忍4,716人です。また都市計画マスタープラン第1章は、2018年の数値として河内松原29,976人、河内天美16,958人、高見ノ里6,619人、布忍5,057人を載せています。これらは国の駅別乗降客数データとは別の統計のため、本ページでは国のデータの値と並べて増減率を計算していません。

なお松原市内の鉄道駅は、近鉄南大阪線のこの4駅だけです。国の駅別乗降客数データや近鉄の乗降人員表には恵我ノ荘駅(2024年 約8,911人/日)も載っていますが、恵我ノ荘駅は羽曳野市にあり、松原市内の駅ではありません。成約データには恵我ノ荘駅・北花田駅を最寄りとする松原市内の物件も含まれますが、いずれも市公式が市内の駅として挙げている4駅には入っていません。物件広告の「最寄駅」と「住所」は別物としてご確認ください。

道路

松原市の交通の主役は高速道路です。市の都市計画マスタープランは「阪神高速松原線・大和川線、西名阪自動車道、近畿自動車道、阪和自動車道の高速道路が松原JCTでつながっています。」と明記しています。大阪都心方向(阪神高速松原線)、名古屋・奈良方向(西名阪自動車道)、吹田・京都方向(近畿自動車道)、和歌山・関空方向(阪和自動車道)が1つのジャンクションで交わるという立地は、大阪府下でもここだけの条件です。阪神高速大和川線(三宅西IC以西)は、令和2(2020)年3月に整備が完了しています。市は自らを「交通のへそ」と表現しています。

松原ICからの距離は、市のアクセス案内によると近畿自動車道 吹田IC〜松原IC 27.5km、西名阪自動車道 天理IC〜松原IC 27.2km、阪和自動車道 和歌山IC〜松原IC 60.8km、阪神高速環状線から三宅出口経由 10.1km。一般道では国道309号と大阪中央環状線が市内を通り、この2本の沿道にはそれぞれ地区計画が定められています(国道309号沿道地区=平成23年10月14日、大阪中央環状線沿道地区=平成31年3月29日)。幹線道路沿いに何が建つかを、市が都市計画で方向づけているということです。

路線バスは4社が乗り入れています。大阪シティバス/近鉄バス(松原営業所)/南海バス(堺営業所)/北港観光バス(天美営業所)。このほか市内公共施設循環バス「ぐるりん号」が運行しており、運賃は無料、4ルート、平日のみの運行です(土日祝および12月29日〜1月3日は運休)。2026年1月28日から新車両になりました。ルートと時刻は市の「ぐるりん号」のページでご確認ください。

※乗降客数は国土数値情報(駅別乗降客数データ)(国土交通省)の2024年・2023年の値。参考の近鉄の値は近畿日本鉄道「駅別乗降人員」(調査日:令和7年11月11日)、2018年の数値は松原市都市計画マスタープラン第1章によります。松原IC・松原JCTの記述は、松原市都市計画マスタープランと市「交通アクセス」によります。

07松原市で家を買う前に必ず確認する「市街化調整区域」

大阪市内の物件を探していた方が、府下の市に範囲を広げたときに最初につまずくのがこれです。 大阪市はほぼ全域が市街化区域ですが、府下の市には市街化調整区域が広く残っています。 松原市は市域全体(1,666ha=16.66km²)が都市計画区域で、そのうち市街化区域が1,324ha、市街化調整区域が342ha(平成30年3月28日時点)。都市計画マスタープランも「市街化区域が約8割」と記しています。なお最新の告示(令和4年3月28日 市告第85号)では市街化区域は約1,345haで、平成30年時点より約21ha増えています。区域区分の最新の告示(令和4年3月28日 府告第471号)では市街化区域1,346ha・市街化調整区域320haです(市「その他の都市計画に関すること」)。下の表は都市計画マスタープランの平成30年3月28日時点の組み合わせで掲載しています。大阪府下の市には市域の半分以上が市街化調整区域というところもありますが、松原市は大半が市街化区域で、調整区域は市域の2割という構成です。

区分面積構成比
市街化区域1,324 ha79.5%
市街化調整区域342 ha20.5%
合計(都市計画区域)1,666 ha100.0%

※区域区分の決定・変更:当初決定は昭和45年6月20日(府告第854号・市街化区域1,135ha/市街化調整区域523ha)。最新の変更は令和4年3月28日(府告第471号・市街化区域1,346ha(80.8%)/市街化調整区域320ha(19.2%))。大阪府の南部大阪都市計画区域マスタープランには「昭和45年の当初計画決定以降、7回の一斉見直し」とあります(出典:松原市「その他の都市計画に関すること」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13397.html )

市街化調整区域だと何が起きるか

  • 原則として建築を目的とした開発ができない=将来の建て替えに許可が要る、あるいはできない場合がある
  • 住宅ローンの審査が通りにくい金融機関がある。取扱不可・融資比率を下げるなどの扱いになることがある
  • 再建築不可・接道条件・既存宅地の扱いなど、物件ごとに個別確認が必須
  • 一方で都市計画税がかからない=毎年のランニングコストは市街化区域より低い

都市計画税(税率0.3%)が課されるのは市街化区域内の土地・家屋のみです。松原市は市域の約8割が市街化区域なので、多くの物件に都市計画税がかかります。固定資産税1.4%と合わせて1.7%です(松原市「固定資産税・都市計画税」)。ただし342haの市街化調整区域内の物件であれば都市計画税は課されません。毎年のランニングコストが変わるので、購入前に必ず区域を確認してください。

調べ方(ご自身でも確認できます)

  • 市の都市計画情報(Web GIS)で住所を入力して区域を確認する
  • 固定資産税の納税通知書を見る。都市計画税が課されていれば市街化区域、課されていなければ市街化調整区域の可能性が高い
  • 重要事項説明書の「都市計画法にもとづく制限」欄を確認する

※家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。物件URLをお送りください。

松原市の市街化調整区域(342ha)はどこにあるか

松原市の市街化調整区域は342ha(平成30年3月28日時点)で、市域の約2割です。最新の告示(令和4年3月28日 府告第471号)では320ha(19.2%)に減っています。個別の物件がどちらの区域かは、市のまちづくり推進課(072-334-1550 代表)、または重要事項説明書でご確認ください。

松原市の土地利用では田が18.8%を占めており(平成25年時点)、市街化調整区域と、市街化区域内の生産緑地の両方に農地が残っています。調整区域の土地を検討する場合は、建築の可否を必ず事前に確認してください。

開発許可は「市街化区域内500㎡以上」から。許可権者は松原市

松原市では市街化区域内で500㎡以上の開発行為を行う場合、開発許可が必要です。平成25年1月1日から、許可権者は大阪府ではなく松原市になりました。ただし市街化調整区域内の開発行為、および2市以上にまたがる区域の開発行為は、引き続き大阪府が許可権者です。窓口が分かれるので、調整区域の土地を検討する場合はこの点にご注意ください。

地区計画は13地区。天美と三宅に集中している

松原市には13の地区計画が定められています。決定の告示は次のとおりです。

地区計画決定の告示
小治ヶ池地区平成23年3月29日 市告第72号
国道309号沿道地区平成23年10月14日 市告第236号
天美A地区平成27年3月30日 市告第104号
天美B地区平成27年3月30日 市告第105号
天美CD地区令和3年3月31日 市告第116号
新堂3・4丁目地区令和3年3月3日 市告第70号
大阪中央環状線沿道地区平成31年3月29日 市告第109号
寺池地区平成31年3月29日 市告第112号
別所1丁目地区令和2年2月3日 市告第33号
岡1丁目地区令和4年6月10日 市告第214号
田井城6丁目地区令和5年12月4日 市告第449号
三宅西地区令和6年12月3日 市告第440号
三宅東地区令和8年8月3日 市告第247号

天美に3地区(天美A・天美B・天美CD)、三宅に2地区(三宅西・三宅東)、さらに国道309号沿道と大阪中央環状線沿道という2本の幹線道路沿いに地区計画が掛かっています。市が「どこに何を誘導したいか」がそのまま地図に出ている、と読める構成です。地区計画の区域内では、用途の制限・敷地面積の最低限度・壁面の位置・高さの最高限度などが地区ごとに定められることがあります。検討中の物件が地区計画の区域内かどうかと、その制限内容は、購入前に市の「地区計画」ページの各地区の資料、またはまちづくり推進課で確認してください。

出典:松原市「地区計画」https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13395.html (更新日2026年8月26日)/松原市「開発許可制度」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page8620.html /松原市都市計画マスタープラン https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/8/0/0/9/7/_/2020060200.pdf

08松原市の固定資産税・都市計画税(毎年かかるコスト)

購入時の諸費用だけでなく、買ったあと毎年かかる税金も判断材料です。 仲介手数料は1回きりですが、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年発生します。

税目税率課税対象
固定資産税1.4%市街化区域・市街化調整区域を問わず課税
都市計画税0.3%市街化区域内の土地・家屋のみ
合計(市街化区域)1.7%課税標準額に対して

都市計画税は、市の公式表現で「市街化区域内に土地・家屋を所有している人」に課税されます。松原市は市域の約8割が市街化区域なので、大半の物件が課税対象になります。都市計画税の税率0.3%は地方税法が定める制限税率いっぱいの水準です。市街化調整区域(342ha)の物件であれば都市計画税は課されませんが、調整区域は建て替えの許可や住宅ローンの面でハードルが上がるため、「税金が安いから調整区域」という選び方は原則おすすめしません。

課税標準は原則として固定資産課税台帳に登録された価格(評価額)です。住宅用地には課税標準の特例(小規模住宅用地は固定資産税で評価額の1/6、都市計画税で1/3)が適用されます。1,650万円の戸建(松原市の直近4四半期の成約中央値)でも、固定資産税・都市計画税は所有している限り毎年かかります。仲介手数料が1回きりのコストであるのに対して、税金は保有し続けるかぎり発生する点にご注意ください。

免税点

同一人が松原市内に所有する資産の課税標準額の合計が次の額に満たない場合は課税されません。

区分免税点
土地300,000円
家屋200,000円
償却資産1,500,000円

※納期:年4期。第1期 5月1日〜31日/第2期 7月1日〜31日/第3期 9月1日〜30日/第4期 11月1日〜30日(納期限は各納期月の末日。土日祝にあたるときは翌営業日)/賦課期日(毎年1月1日)現在の所有者に課税

※税率は松原市の公表資料、免税点は地方税法第351条にもとづきます。税額は物件ごとの課税標準額により異なります。正確な税額は市の税担当課または納税通知書でご確認ください。

09松原市の学区・子育て支援(住所で決まるもの)

松原市は学校選択制を実施していません(指定校制)。住所地によって通う小学校・中学校が決まります。大阪市24区は学校選択制があるため「同じ区の中で学校を選ぶ」ことができますが、松原市では住所そのものが学校を決めるため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。松原市の「就学指定校変更及び区域外就学について」のページには、「原則として教育委員会が指定した学校に通っていただくことになりますが」と記されており、特定の条件に当てはまる場合にかぎって指定校の変更を認める、という構成になっています。松原市は指定校制であり、住所によって通う小学校・中学校が決まります。通学区域は市の「通学区域(令和8年4月1日から)」のページに、中学校ごとの区域と小学校の一覧として掲載されています(2026年4月21日更新)。前年度から変わった町があるかどうかは、市教育委員会 教職員課(072-334-1550 代表)で確認してください。

指定された学校以外に通えるケース(指定校変更)

指定校制でも、次の事由に当てはまれば指定校以外への就学が認められる場合があります。 「入学前に転居予定」「建て替え中の仮住まい」は多くの市で認められるため、 購入と入学のタイミングが重なる方は事前に教育委員会へ確認してください。

許可される事由内容
最終学年での転居小学6年生・中学3年生が、直前の春季休業日以降に転居した場合、卒業まで従前の学校に就学することが認められます。受験や進路が絡む学年で転校を避けたい場合に使える事由です。
学期途中での転居学期の途中で転居した場合、各学期末まで従前の学校に就学することが認められます。引渡し日が学期の中ほどになる場合でも、区切りのよいところまで通い続けられます。
転居予定学年始めからおおむね6か月以内に転居する予定がある場合にかぎり、転居予定先の校区の学校に就学することが認められます。購入と入学のタイミングが重なる方にとって、松原市でいちばん重要な事由です。「おおむね6か月以内」という期間の条件があるため、引渡し時期が決まった段階で早めにご相談ください。
留守家庭(小学校のみ)小学校にかぎり、預け先または保護者の勤務地の校区の学校に就学することが認められます。共働きで、放課後に祖父母宅などで過ごすご家庭が対象になります。
その他保護者の入院、公共事業・災害による転居、教育的配慮が必要な場合などが挙げられています。手続きは必ず保護者が行う必要があり、市役所5階の教職員課が窓口です。事前に在籍校または教職員課への相談が必要とされています。

※許可基準・受付時期は毎年変わります。最終判断は松原市の教育委員会です。必ず一次情報でご確認ください。

子育て支援は「市町村ごとに」違う

こども医療費助成や待機児童数は市町村が独自に決めているため、 隣の市に移るだけで条件が変わります。大阪市内での区選びには無かった比較軸です。

項目内容
こども医療費助成の対象18歳に到達した日以後最初の3月31日まで(入院・通院とも)※4月1日生まれの方は18歳の誕生日の前日まで
所得制限市のページに所得制限に関する記載はありません(所得制限の有無は、申請前に市の担当課でご確認ください)
一部自己負担1医療機関あたり1日500円まで。月2日まで負担し、3日目からは無料。保険適用外のもの(診断書料、薬の容器代、差額ベッド代など)は対象外
保育所等の待機児童数0人(令和8年4月1日現在・大阪府「市町村別待機児童数」。令和7年4月1日も0人)

松原市で家を買う前に、いちばん先に確認してほしいこと

松原市の保育所等の待機児童は0人です(令和8年4月1日現在・大阪府公表。令和7年4月1日も0人)。ただし「待機児童0人」は「希望の園に必ず入れる」という意味ではありません。大阪府の令和7年4月1日現在の表では、松原市は申込児童数2,473人に対し利用児童数2,361人で、112人が利用に至っていません。この112人は、国の定義で待機児童に含めない「特定の保育所等を希望」「育児休業中」「求職活動休止中」の子どもです。

項目人数備考
申込児童数2,473人令和7年4月1日現在
利用児童数2,361人同上
利用に至っていない児童112人申込児童数−利用児童数(待機児童数は0人)
うち 求職活動休止中14人内訳(大阪府公表)
うち 特定の保育所等を希望58人同上
うち 育児休業中40人同上

内訳を見ると、112人のうち58人は「特定の保育所等を希望」、40人は「育児休業中」です。つまり「どこでもいいから入りたいのに1人も入れない」という状態ではなく、希望する園を選ぶと入りにくい、という性格の数字です。共働きで保育所の利用を前提に住み替えを考えている方は、通わせたい園に空きがあるかを物件選びと並行して確認してください。入園の可否は年齢・きょうだいの在園・就労状況・希望園によって大きく変わります。購入の申込みを入れる前に、市のこども未来部に「その住所から通える園の空き状況」を直接確認することを強くおすすめします。

いっぽうで、就学後の負担は軽い市です。市立小中学校の給食費は令和6年度・令和7年度と無償。こども医療費助成は18歳に到達した日以後最初の3月31日まで、1医療機関あたり1日500円・月2日までの負担で、3日目からは無料です。「未就学期はきびしいが、小学校に上がってからの負担は軽い」という形になっています。ご家庭のお子様の年齢によって、松原市の評価はかなり変わります。

※給食費の無償化は令和7年度分まで市が公表しています。令和8年度以降の取扱いは市教育委員会にご確認ください。出典:大阪府「市町村別待機児童数(令和8年4月1日・令和7年4月1日)」https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/5992/03_r8-r7taikijidousuu.pdf /大阪府「保育所等利用待機児童数の状況(令和7年4月1日現在)」https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/114314/r7houdoutaiki2.pdf /松原市「学校給食費の無償化」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13438.html /松原市「こども医療費助成」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page4169.html

松原市の市立小・中学校

市立小学校は14校(松原・松原北・松原南・松原東・天美・天美南・天美西・天美北・布忍・恵我・三宅・中央・恵我南・高見の里)、市立中学校は7校(松原・松原第二・松原第三・松原第四・松原第五・松原第六・松原第七)です。中学校名が市名+番号で統一されているのに対し、小学校名には「天美」「恵我」「布忍」「三宅」という旧村・旧地区の名前が残っています。昭和30年2月1日に2町3村が合併して誕生した市であることが、学校名にそのまま残っているわけです。

松原市には学校選択制がありません。市のページは「原則として教育委員会が指定した学校に通っていただくことになりますが」と記しており、住所によって就学校が決まります。大阪市24区のように「同じ区の中で学校を選ぶ」ことはできないため、物件選びの段階で通学区域を確認しておく重要度が上がります。通学区域は「通学区域(令和8年4月1日から)」のページに中学校ごとの区域と小学校の一覧として掲載されています。前年度から変わった町があるかは、市教育委員会 教職員課でご確認ください。

出典:松原市「小学校・中学校一覧」https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page3786.html /松原市「通学区域(令和8年4月1日から)」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page2864.html /松原市「就学指定校変更及び区域外就学について」https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page4208.html

10松原市で家を買う前に必ず確認したい点

1|土砂災害警戒区域はゼロ。これは大阪府が明記している

大阪府の土砂災害防止法に関するページには、次の一文があります。

「大阪市、泉大津市、守口市、松原市、門真市、摂津市、高石市、藤井寺市、忠岡町に ついては、更新日現在、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、砂防指定地、地すべり防止区域、 急傾斜地崩壊危険区域の指定はありません。」(令和8年9月14日現在)

市名が名指しで列挙されている、きわめて確度の高い一次情報です。 松原市には土砂災害のレッドゾーン(特別警戒区域)もイエローゾーン(警戒区域)も無く、 砂防指定地・地すべり防止区域・急傾斜地崩壊危険区域の指定もありません。

斜面地のある市では、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に掛かると 建築物の構造規制がかかり、住宅ローンや売却時の評価にも影響します。 イエローゾーン(警戒区域)でも、重要事項説明での告知対象になります。 松原市は市域のほとんどが平坦地(東西約5.8km・南北約5.1km、都市計画マスタープラン)で、 この論点がそもそも発生しません。買い手にとっては、はっきりした安心材料です。

出典:大阪府「土砂災害警戒区域等の指定状況」 https://www.pref.osaka.lg.jp/o130110/damusabo/dosyahou/d_sitei.html (令和8年9月14日現在)

2|高潮は大阪府の高潮浸水想定区域図で確認する

松原市の総合防災ガイドマップ(2026年6月29日更新)に収録されているのは、 大和川と西除川・東除川・落堀川の洪水ハザードマップ、浸水継続時間・家屋倒壊等氾濫想定地区のマップで、 高潮のマップは入っていません。 大阪府は高潮浸水想定区域図を令和2年8月5日に公表していますので、 高潮が気になる方は、大阪府の高潮浸水想定区域図で物件の住所を確認してください。

3|水害は「大和川(国)」と「西除川ブロック(府)」の二層構造

松原市の洪水リスクは、管理者の違う2系統に分かれます。

河川管理者・公表主体内容
大和川国(国土交通省近畿地方整備局 大和川河川事務所) 水防法第14条第1項にもとづく洪水浸水想定区域図を公表。 松原市は対象で、市町村別詳細図(松原市1・松原市2)が用意されています
西除川・東除川・落堀川ほか大阪府 「大和川水系西除川ブロック(西除川・西除川放水路・三津屋川・東除川・平尾小川・落堀川・大水川) 洪水浸水想定区域図」として公表

「大和川のハザードマップを見たから大丈夫」ではありません。 松原市の場合、国が公表する大和川の図と、大阪府が公表する西除川ブロックの図は別物です。 物件の住所で、両方を確認してください。

さらに松原市は、次の2つも別に公表しています。

  • 松原市内水ハザードマップ。下水道の排水能力を超える雨で発生する浸水を示したもので、 洪水ハザードマップとは別の図です。想定最大規模降雨(時間147mm)が市域全域に降った場合の浸水の範囲と深さを示しています (市は「水防法に基づく内水ハザードマップ」ではないと注記)。
  • ため池ハザードマップ。市内6池——別所今池・深淵池・増池・三ツ池・尻池・菅池——の 浸水想定区域図が公表されています。 「大阪府ため池防災・減災アクションプラン」にもとづき、 一定規模以上で下流への影響が特に大きいため池が選定されたものです。

松原市の総合防災ガイドマップには、このほか 「浸水継続時間および家屋倒壊等氾濫想定地区マップ」も掲載されています。 家屋倒壊等氾濫想定区域は、水が引くのを待てばよい浸水とは意味が違い、 建物そのものが流失・倒壊するおそれがある区域です。必ず確認してください。

出典:国土交通省近畿地方整備局 大和川河川事務所「市町村別 洪水浸水想定区域図」 https://www.kkr.mlit.go.jp/yamato/bousai/shinsui_soutei/kuikizu/index.html / 大阪府「洪水浸水想定区域図」 https://www.pref.osaka.lg.jp/o130100/kasenseibi/keikaku/kozuishinso.html / 松原市「総合防災ガイドマップ」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page2464.html / 松原市「内水ハザードマップ」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page17932.html / 松原市「ため池ハザードマップ」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page17894.html

4|開発指導要綱は「2戸以上」から。分けて建てるなら必ず協議

松原市開発指導要綱(令和3年4月1日施行)の適用対象は、次のいずれかに該当する開発行為等です。

  • 土地区域面積が500㎡以上
  • 建築戸数が2戸以上
  • 同一開発者による2年以内の連続開発で、合算面積または合算戸数が上記に該当するもの
  • 建築基準法第42条第1項第5号の道路位置指定が必要なもの

「2戸以上」という入り口は、きわめて低い水準です。 土地を買って2棟に分けて建てる、という計画も、松原市では市との事前協議の対象になります。 購入を検討している土地が「分割して2棟」を前提とした価格になっている場合、 協議に要する期間と、要綱の基準を満たすための設計上の制約を織り込む必要があります。

要綱の主な基準は、戸建住宅の敷地面積が地域により150㎡〜66㎡、 共同住宅の専用床面積が一般向け55㎡以上・単身向け37㎡以上、 駐車場が一般向け住宅で計画総戸数の75%以上・単身向けで50%以上、 公共空地が開発区域0.3ha以上5ha未満で開発面積の3%以上(公園は最低100㎡)、 ごみ置場が戸数×0.25㎡です。

さらに、市街化区域内で500㎡以上の開発行為には開発許可が必要です。 平成25年1月1日から許可権者は松原市になりましたが、 市街化調整区域内、および2市以上にまたがる区域の開発行為は引き続き大阪府が許可権者です。 このほか福祉のまちづくり条例にもとづく事前協議(まちづくり推進課所管)もあります。

出典:松原市開発指導要綱(令和3年4月1日施行) https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/7/9/9/3/5/_/2021_04_01.pdf / 松原市「開発事前協議」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page8281.html / 松原市「開発許可制度」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page8620.html / 松原市「福祉のまちづくり条例」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13407.html

5|埋蔵文化財は「着工の60日前まで」に届出。電話だけでは済まない

松原市を語るうえで、買い手に直結するもう一つの論点がこれです。 市の公式ページには次の一文があります。

「周知の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)の範囲内で土木工事等を行う際には、 文化財保護法によって事前の届出が義務付けられています。」

届出の期限は、工事着手の60日前まで(文化財保護法第93条第1項・第2項)。 2か月前です。「土地を買って、すぐ解体して、すぐ着工」というスケジュールは組めません。 さらに、工事中に遺跡を発見した場合の届出義務(同法第96条第1項)、 調査費用の負担に関する規定(同法第99条第3項)も関係します。

範囲の確認方法にも、松原市ならではの注意点があります。

確認方法内容
窓口市役所5階の文化財課で詳細地図を閲覧する
FAX照会FAX(072-332-7720)での照会。 電話のみでの確認はできません
大阪府大阪府の地図情報システムで閲覧する

「電話で聞けば分かる」ではない、というのが松原市の運用です。 そのうえで、包蔵地の範囲内だと分かった場合、 大阪府教育委員会の指示は「発掘調査」「工事立会」「慎重工事」の3種類に分かれます。 どれになるかで、工期も費用負担もまったく変わります。

市は試掘・確認調査について、事業者の依頼により実施するとしたうえで、 開発指導要綱の協議書を提出する前の早期実施を推奨しています。 開発指導要綱が「2戸以上」から掛かる松原市では、この2つの手続が連動します。 土地から購入して建てる計画の場合、 ①埋蔵文化財の照会 → ②必要なら試掘・確認調査 → ③開発指導要綱の事前協議 → ④着工60日前の届出 という順番と期間を、資金計画の段階で織り込んでおく必要があります。

周知の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)の範囲は、上の窓口かFAX、または大阪府の地図情報システムで確認してください。 松原市は全長335mの河内大塚山古墳をはじめ古墳時代の遺跡が集中する土地であり、 「うちの物件は関係ないだろう」と決めつけないほうが安全です。 問合せ先は松原市教育委員会事務局 文化財課(072-334-1550)です。

出典:松原市「埋蔵文化財の取り扱いについて」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page2638.html (更新日2023年10月30日)/ 大阪府「埋蔵文化財発掘の届出・通知」 https://www.pref.osaka.lg.jp/annai/menkyo/detail.php?recid=5176

6|準防火地域・高度地区・景観・盛土規制法

  • 準防火地域:平成25年2月1日から、建ぺい率60%以上の市街化区域に指定が拡大されています。 準防火地域では建物の構造・開口部に制限がかかり、建築コストに影響します。
  • 高度地区:第1種・第2種・第3種の高度地区が、 第一種低層住居専用地域/第一種・第二種中高層住居専用地域/第一種・第二種住居地域・準住居地域の 各区域に対応して指定されています。 昭和48年10月1日に最初の指定、現行は令和3年3月3日 市告第72号(第一種 約31ha・第二種 約440ha・第三種 約506ha)。 高さの基準は市の「高度地区の高さ制限図」で確認してください。
  • 高度利用地区:河内松原駅前南地区に指定されています。
  • 生産緑地地区:市街化区域内農地を保全するために指定されています。 特定生産緑地制度(平成30年4月1日施行)も運用されています。 生産緑地の指定が掛かっている土地は、原則として建築ができません。 市街化区域内でも農地に見える土地を検討する場合は必ず確認してください。
  • 景観:松原市は景観行政団体ではなく、大阪府景観計画の区域に含まれます。 届出の窓口は大阪府です。重点区域(大阪湾岸区域・歴史的街道区域)以外では、 高さ20m超または建築面積2,000㎡超の建築物が届出対象になります。 府の「届出のてびき」で重点区域とされているのは歴史的街道区域の山中宿地区のみで、 松原市は府が届出窓口となる市として挙げられています。
  • 盛土規制法:大阪府は令和6年4月1日に規制区域を指定し、府内(政令市・中核市を除く)は 「全域が規制区域です」としています(特定盛土等規制区域は岬町の一部のみ)。 松原市は市内全域が「宅地造成等工事規制区域」です。 市のページは「宅地造成等工事規制区域内で行う盛土等は目的に関わらず(宅地造成に限らず) 規制の対象となります」と記載しています。

出典:松原市「地域地区」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13397.html / 松原市「高さ制限図」 https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/8/0/1/3/8/_/takasaseigennzu.pdf / 松原市「盛土規制法」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/1356338.html / 大阪府「宅地造成等工事規制区域及び特定盛土等規制区域図」 https://www.pref.osaka.lg.jp/o130180/kenshi_shinsa2/morido/morido-kuiki.html / 松原市「その他の都市計画に関すること」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13397.html / 大阪府景観計画 届出のてびき(令和4年4月) https://www.pref.osaka.lg.jp/documents/2455/tebiki.pdf

7|地区計画13地区。住宅地と物流・工場が近づくエリアがある

松原市には13の地区計画が定められています。 とくに三宅西地区(令和6年12月3日)・三宅東地区(令和8年8月3日)は近年立て続けに決定されたもので、 都市計画マスタープランが北東地域について 「広域交通網への高いアクセス性を活かした大型物流施設や工場等を計画的に誘導」と 記している方針と対応しています。

松原JCTで4方向の高速道路がつながるという立地は、 住む側にとっての利便性であると同時に、物流事業者にとっての価値でもあります。 実際、令和8年地価公示で松原市の工業地は平均+5.7%(大堀一丁目+7.4%)と、 住宅地の+0.1%を大きく上回りました。

つまり松原市では、「用途地域が住居系だから、周りも住宅だろう」という読み方が危険です。 幹線道路沿道には国道309号沿道地区・大阪中央環状線沿道地区の地区計画が掛かり、 北東部では物流・工場が計画的に誘導されています。 各地区計画の建築制限(用途の制限・最低敷地面積・壁面の位置・高さの最高限度など)は地区ごとに違うため、 購入前に市の「地区計画」ページの各地区の資料、またはまちづくり推進課で確認してください。

家タダでは、ご検討中の物件について 用途地域・地区計画の有無・接道・再建築の可否・埋蔵文化財包蔵地に該当するかどうかを、 契約前に無料で調査します。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

出典:松原市「地区計画」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page13395.html / 松原市都市計画マスタープラン 第3章 https://www.city.matsubara.lg.jp/fs/1/8/0/1/0/6/_/2020060205.pdf

11松原市の成り立ち ― 「松生いし丹比の松原」から、交通のへそへ

松原という地名は、市内の伝承地に由来します。 市の公式資料は「松原の地名は丹比柴籬宮(たじひのしばがきのみや)に由来します。 『松生いし丹比の松原』といわれるようになり、松原の地名の由来はここから名付けられた」と記しています。

大和王権の宮が、はじめて河内に置かれた場所

古墳時代中ごろの5世紀前半、反正天皇が丹比柴籬宮で即位したと伝えられます。 市の資料はこれを「大和王権の宮が、河内におかれた初めての出来事」と記しています。 宮があったのは「上田七丁目の柴籬神社のあたり」と伝承されており、 柴籬神社は反正天皇などを祭神とし、南門と西鳥居の前に宮号を示す石碑が建てられています。

弥生時代から、この一帯は丹比野(たじひの)と呼ばれる平坦地で農耕が営まれていました。 古墳時代には狭山池・依羅池などの灌漑施設が整備されています。 松原市が「ほとんどが平坦地」(都市計画マスタープラン)であることは、 古代からこの土地が農地として使われてきた理由でもあり、 いま土砂災害警戒区域の指定がゼロである理由でもあります。

河内大塚山古墳 ― 全長335m、日本で5番目の巨大古墳

松原市西大塚一丁目には、河内大塚山古墳があります。

項目内容
規模全長335m、前方部幅230m、後円部直径185m
全国順位わが国で5番目の巨大古墳 (大仙陵・誉田山・上石津ミサンザイ・備中造山に次ぐ)
所在西大塚一丁目。南北の中軸線で松原市西大塚と羽曳野市南恵我之荘に分かれる
管理大正14年に陵墓参考地となり、現在は宮内庁が管理。学術的な発掘調査は未実施
築造時期6世紀中葉かそれ以降。古市古墳群の巨大前方後円墳としては最後の時期

全長335mというのは、大阪府下でも指折りの規模です。 市域16.66km²の市の北西部に、長さ335mの前方後円墳が丸ごと残っている。 しかもその中軸線が、そのまま松原市と羽曳野市の市境になっています。 学術的な発掘調査が行われていないため、被葬者は分かっていません。

こうした古墳時代の遺跡が集中していることは、 家を建てるときの埋蔵文化財の手続(着工60日前までの届出)に直結します。 松原市で土地から購入される方は、前章の「埋蔵文化財」の項を必ずお読みください。

大和川の付け替えと、河内木綿

木綿は室町時代の15世紀ごろ、朝鮮半島から輸入されました。 松原市域での初見は寛永10年(1633年)11月の『更池村免定』です。

転機は宝永元年(1704年)の大和川の付け替えでした。 大和川が松原方面に付け替えられ、18世紀以後、「河内木綿」の名が広まります。 翌宝永2年(1705年)には布忍神社に綿作を詠った絵馬が奉納され、 同じ年の『更池村明細帳』には耕地の41%で綿を栽培していたと記されています。 明和9年(1772年)には「八寸」「黄花」「赤花」の3品種が栽培されていました。 綿作は、農家の女性にとって重要な副業でした。

いまの布忍駅の名前は、この布忍神社に由来します。 布忍神社の本殿は大阪府指定有形文化財です。

市制施行から現在まで

年できごと
5世紀前半反正天皇が丹比柴籬宮で即位(伝承地は上田七丁目の柴籬神社のあたり)
6世紀中葉かそれ以降河内大塚山古墳(全長335m)が築造される
寛永10年(1633年)『更池村免定』に木綿の記述(市域での初見)
宝永元年(1704年)新大和川が完成。大和川が松原方面に付け替えられる
宝永2年(1705年)布忍神社に綿作を詠った絵馬が奉納。『更池村明細帳』で耕地の41%が綿
明和9年(1772年)河内木綿に「八寸」「黄花」「赤花」の3品種
大正14年(1925年)河内大塚山古墳が陵墓参考地となる
昭和30年(1955年)2月1日 市制施行。2町3村が町村合併促進法により合併し、大阪府内21番目の市として誕生
昭和60年(1985年)人口が136,455人でピーク
平成25年(2013年)1月1日開発許可の権限が大阪府から松原市へ(市街化区域内500㎡以上)
平成25年(2013年)2月1日準防火地域を建ぺい率60%以上の市街化区域に拡大指定
平成27年(2015年)人口120,750人。天美A地区・天美B地区の地区計画を決定
平成30年(2018年)4月1日特定生産緑地制度が施行
令和2年(2020年)3月阪神高速大和川線(三宅西IC以西)の整備が完了
令和2年(2020年)3月都市計画マスタープランを策定(目標年次 令和8年)
令和3年(2021年)4月1日松原市開発指導要綱が施行(2戸以上・500㎡以上が対象)
令和4年(2022年)3月28日用途地域を変更(市告第85号)。市街化区域は約1,345ha
令和6年(2024年)4月1日大阪府が規制区域を指定。市内全域が宅地造成等工事規制区域に
令和6年(2024年)12月3日三宅西地区の地区計画を決定
令和8年(2026年)8月3日三宅東地区の地区計画を決定

市内の指定・登録文化財

松原市の指定・登録文化財は計18件と公表されています。 内訳として挙げられているのは、国登録有形文化財4件 (田中家住宅〈南新町〉、中山家住宅、田中家住宅〈高見の里〉、嶋田家住宅)、 大阪府指定有形文化財1件(布忍神社本殿)、 大阪府指定天然記念物1件(来迎寺のいぶき)、市指定有形文化財9件です。

※公表されている合計18件と上記の内訳の合計は一致しないため、当ページでは補正せず、 市の記載のまま掲載しています。 出典:松原市「松原市の歴史」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page4377.html / 松原市「柴籬神社と丹比柴籬宮」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page4655.html / 松原市「河内大塚山古墳」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page4663.html / 松原市「河内木綿」 https://www.city.matsubara.lg.jp/docs/page4673.html / 松原市「指定・登録文化財」 https://www.city.matsubara.lg.jp/sports_bunka_kanko/bunka/bunkazai/shitei_toroku_bunkazai/

12松原市の物件を探す・相談する

ネットで見つけた松原市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダでご購入いただけます。 SUUMO・アットホーム・ホームズ・各社ホームページ、どこで見つけた物件でも構いません。 物件URLをLINEで送っていただければ、その場で「仲介手数料0円の対象か」を無料でお答えします。

ご相談から引渡しまでの流れ

ステップ内容費用
1. ご相談LINE・電話・メールで物件URLをお送りください無料
2. 無料診断仲介手数料0円の対象か、相場と比べて妥当か回答無料
3. 内覧松原市内の物件は担当者が現地までご同行します無料
4. 調査役所・法務局調査、区域区分(市街化調整区域か)の確認、レインズ成約データの確認無料
5. 価格交渉成約事例を根拠に交渉を代行します無料
6. 契約・決済重要事項説明、住宅ローン手続きのサポート仲介手数料0円

※物件価格・印紙税・登記費用・住宅ローン保証料など、仲介手数料以外の実費は別途必要です。

お問い合わせ

項目内容
会社名株式会社MILLIONS(家タダ)
所在地大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702
免許番号大阪府知事(1)第66296号
電話06-4256-4106
LINELINEで相談する

※掲載の数値は令和8年地価公示、令和7年国勢調査、国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報ほか公的資料にもとづきます。基準日は出典欄をご確認ください。

13松原市の不動産購入に関する記事

14松原市の不動産購入 よくある質問

松原市で本当に仲介手数料は0円になりますか?

はい。ネットに掲載されている松原市の物件は、原則どこの会社が広告しているものでも、家タダを通してご購入いただければ買主様の仲介手数料は0円です。宅地建物取引業法第46条にもとづく報酬額告示は報酬の上限を定めたもので、下限の定めはありません。家タダは売主様側からの報酬だけで成立する形に取引を組み立てています。物件URLをLINEでお送りいただければ、その場で対象かどうかを無料でお答えします。

松原市の住宅の相場はいくらくらいですか?

国土交通省 不動産情報ライブラリの成約価格情報(直近4四半期・302件)では、戸建の成約中央値が1,650万円(250件・平均87㎡・平均築1996年)、マンションが1,500万円(52件・平均70㎡・平均築1992年)です。駅別では河内松原駅2,300万円(83件)、河内天美駅2,000万円(93件)、布忍駅1,800万円(34件)、高見ノ里駅760万円(45件)。土地の値段は令和8年地価公示で1㎡あたり平均115,159円(住宅地17地点)、前年比+0.1%です。

松原市で地価がいちばん高いエリアと安いエリアはどこですか?

令和8年地価公示の住宅地17地点で見ると、最も高い標準地は天美東六丁目の202,000円/㎡(前年比+1.0%)、最も安い標準地は丹南四丁目の78,100円/㎡(−1.3%)で、差は2.6倍です。ただし17地点の内訳は上昇6地点・横ばい4地点・下落7地点で、市内で方向が割れている点にご注意ください。成約ベースの町丁目別では天美北3,000万円(26件・平均91㎡)が最も高く、東新町810万円(14件・平均69㎡)が最も安くなっています。

松原市はなぜマンションが少なく、戸建が多いのですか?

制度で説明できます。1つめは用途地域。市街化区域のうち商業地域は約4.7ha(0.3%)、近隣商業地域は約1.8ha(0.1%)で、商業系は合わせて約6.5ha・0.4%しかありません。高容積のマンションが成立する土地が制度としてほとんど無い、ということです。2つめは松原市開発指導要綱で、建築戸数2戸以上から事前協議の対象になり、戸建住宅の敷地面積は地域により150㎡〜66㎡を確保する基準、共同住宅は専用床面積(一般55㎡/単身37㎡)と駐車場(一般75%/単身50%)の基準があります。3つめは高度地区が住居系の各区域に指定され、高さが段階的に規制されていることです。結果として、直近4四半期の成約302件のうち250件(83%)が戸建になっています。

松原市に市街化調整区域の物件はありますか?

あります。松原市は市域1,666haすべてが都市計画区域で、市街化区域1,324ha・市街化調整区域342ha(平成30年3月28日時点)。市街化調整区域は市域の約2割で、最新の告示(令和4年3月28日)では320haです。個別の物件がどちらの区域かは、市のまちづくり推進課または重要事項説明書で確認できます。調整区域は原則として建築を目的とした開発ができず、住宅ローンの取扱いが限られる金融機関もあります。一方で都市計画税(0.3%)はかかりません。家タダでは、ご検討中の物件が調整区域かどうか、再建築の可否、ローンが通る金融機関があるかを契約前に無料で調査します。

松原市の土砂災害・洪水のリスクはどうですか?

大阪府は「松原市については、更新日現在、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域の指定はありません」と明記しています(令和8年9月14日現在)。土砂災害のリスクは、この点についてはっきりしています。水害は2系統あり、大和川(国土交通省 大和川河川事務所)と、西除川・東除川・落堀川など(大阪府「大和川水系西除川ブロック」)で公表主体が分かれます。さらに市は内水ハザードマップと、ため池6池(別所今池・深淵池・増池・三ツ池・尻池・菅池)の浸水想定区域図を別に公表しています。内水ハザードマップは想定最大規模降雨(時間147mm)が市域全域に降った場合を示しています。高潮については市の総合防災ガイドマップにマップがないため、大阪府の高潮浸水想定区域図で物件の住所をご確認ください。

松原市に学校選択制はありますか?

ありません。松原市の「就学指定校変更及び区域外就学について」のページは「原則として教育委員会が指定した学校に通っていただくことになりますが」と記しており、住所によって就学校が決まる指定校制です。指定校変更が認められる事由として、最終学年での転居、学期途中での転居、学年始めからおおむね6か月以内の転居予定、留守家庭(小学校のみ)、その他(保護者の入院、公共事業・災害による転居、教育的配慮が必要な場合)が挙げられています。通学区域は「通学区域(令和8年4月1日から)」のページで、中学校ごとの区域と小学校の一覧として確認できます。前年度から変わった町があるかは、市教育委員会 教職員課にご確認ください。

松原市は保育所に入りやすいですか?

大阪府の公表によると、松原市の保育所等の待機児童は0人です(令和8年4月1日現在。令和7年4月1日も0人)。ただし令和7年4月1日現在、申込児童数2,473人に対し利用児童数は2,361人で、112人が利用に至っていません。内訳は特定の保育所等を希望58人・育児休業中40人・求職活動休止中14人で、国の定義で待機児童に含めない子どもです。つまり「希望の園を選ぶと入りにくい」ことがあるということです。購入の申込みを入れる前に、市のこども未来部にその住所から通える園の空き状況を直接ご確認ください。いっぽう就学後は、市立小中学校の給食費が令和6年度・令和7年度と無償、こども医療費助成は18歳に到達した日以後最初の3月31日まで対象で、1医療機関あたり1日500円・月2日までの負担、3日目からは無料です。

松原市で土地を買って家を建てるとき、気をつけることは?

3つあります。1つめは埋蔵文化財。周知の埋蔵文化財包蔵地の範囲内で土木工事等を行う場合、工事着手の60日前までに文化財保護法にもとづく届出が必要です。範囲の確認は市役所5階の文化財課の窓口かFAX(072-332-7720)で、電話のみでの確認はできません。府教育委員会の指示は「発掘調査」「工事立会」「慎重工事」の3種類に分かれます。2つめは開発指導要綱。建築戸数2戸以上または土地区域面積500㎡以上で市との事前協議が必要で、戸建住宅の敷地面積は地域により150㎡〜66㎡を確保する基準があります。市は試掘・確認調査を開発指導要綱の協議書提出前に実施するよう勧めています。3つめは準防火地域。平成25年2月1日から建ぺい率60%以上の市街化区域に拡大指定されており、構造・開口部の制限が建築コストに影響します。

松原市で買うとき、家タダに頼むデメリットはありますか?

正直にお伝えすると、あります。売主様側からの報酬だけで成立する形に組み立てるため、物件や取引条件によっては対象外になる場合があります(売主が仲介手数料を支払わない取引など)。また、仲介手数料が0円でも、登記費用・ローン関連費用・固定資産税の精算金・火災保険料などの実費はかかります。松原市固有のコストとしては、毎年の固定資産税・都市計画税が合計1.7%(都市計画税0.3%は制限税率いっぱい)で、市域の約8割が市街化区域のため多くの物件が都市計画税の対象です。さらに土地から購入して建てる場合、埋蔵文化財の届出(着工60日前まで)と開発指導要綱の事前協議(2戸以上から)で、他市より着工までの期間が長くなる可能性があります。調査に時間がかかる分、こちらから正直にスケジュールをお伝えします。対象になるかどうかは物件URLをお送りいただければその場で無料で診断しますので、まずはご相談ください。

松原市の物件、その価格で買って大丈夫ですか?

松原市は、商業系用途地域が市街化区域の0.4%しかなく、開発指導要綱が「2戸以上」から掛かる——制度として戸建の街になっている市です。土砂災害警戒区域の指定はゼロ。保育所等の待機児童も0人(令和8年4月1日)ですが、保育所の利用に至っていない子どもが112人(令和7年4月1日)いました。良いところも、そうでないところも、はっきりしている市だと言えます。用途地域はどうか、地区計画が掛かっていないか、埋蔵文化財包蔵地に該当しないか、市街化調整区域ではないか。家タダでは、こうした調査をすべて契約前に無料で行ったうえで、買主様の仲介手数料0円でお引き渡しまで進めます。気になる物件のURLをLINEでお送りください。

15本ページで使用した出典(すべて公的一次情報)

当ページに掲載した数値は、すべて以下の公的機関の公表資料にもとづいています。基準日も併せてご確認ください。

運営:株式会社MILLIONS(大阪府知事(1)第66296号)

所在地:大阪市中央区西心斎橋 おおきに心斎橋Landmarkビル702

加盟:国土交通大臣指定 不動産流通機構/全国宅地建物取引業協会/不動産公正取引協議会

最終更新:2026年9月18日